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JPH0955793A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

Info

Publication number
JPH0955793A
JPH0955793A JP7204243A JP20424395A JPH0955793A JP H0955793 A JPH0955793 A JP H0955793A JP 7204243 A JP7204243 A JP 7204243A JP 20424395 A JP20424395 A JP 20424395A JP H0955793 A JPH0955793 A JP H0955793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
memory
call
caller number
automatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7204243A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Shinada
智宏 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7204243A priority Critical patent/JPH0955793A/ja
Publication of JPH0955793A publication Critical patent/JPH0955793A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動着呼キーをオンしたときは、すべての着
呼に対して着信音が鳴らず、特定の発信者からの着信に
対しても応答音声により応答してしまう。 【解決手段】 自動着呼キー10の操作により携帯電話
装置が自動着呼モードとされた場合、受信信号処理部2
3は、着信信号の中に発信者番号がある場合は検出した
発信者番号を制御部5に通知する。制御部5はこの発信
者番号が設定番号メモリ24から読み出した一又は複数
の設定発信者番号の中に一致するかどうか判定し、一致
しないときには、あるいは発信者番号が通知されないと
きには、制御部5は着信音を鳴動させず、応答音声メモ
リ14に予め格納されている応答メッセージを読み出
し、発信者へ送信させる。通知された発信者番号が設定
番号メモリ24内の発信者番号のいずれかに一致した場
合は、制御部5はリングジェネレータ13を動作させ、
リングスピーカ3より着信音を鳴動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話装置に係
り、特に着信音の鳴動有無制御を行うことのできる携帯
電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置はどこへでも持ち運びがで
きて、必要なときに通話ができるという利便性がある反
面、劇場や電車内など着信音を鳴らしたくない場所にお
いても、電源を切らない限り鳴動してしまうという不都
合があり、また、そのような場所で電源を切ってしまう
と、その電源切断中は着信ができない。
【0003】そこで、従来より上記の不都合を解消する
ために、自動着呼モードのオン・オフを設定するための
自動着呼キーと、ユーザが予め用意する応答音声を記録
するメモリ手段と、自動着呼キーのオン設定時には着信
音を鳴動させずに着呼を受けて前記メモリ手段に予め録
音されている応答音声を再生して応答する制御手段とを
備えた携帯電話装置が知られている(特開平4−351
145号公報)。
【0004】上記の従来の携帯電話装置によれば、ユー
ザが必要と判断して自動着呼キーをオンしたときには、
着呼ありと判断しても着信音が鳴らないため、着信者の
鳴動が不適当な場所においても周囲の人に迷惑をかける
ことがなく、また、発信者に対しては応答音声により、
着信者(携帯電話装置使用者)の状況などを通知するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の携帯電話装置では、発信者を識別する手段がなく、か
つ、自動着呼キーによる自動応答モードのオン・オフの
2つの状態しかないため、自動着呼キーをオンしたとき
は、すべての着呼に対して着信音が鳴らず、特定の発信
者からの着信に対しても応答音声により応答してしまう
という問題がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
着信音を鳴動させないモードにおいても、特定の発信者
からの着信については着信音を鳴動させる機能を有する
携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、通話スイッチの操作によりマイクロフォンにより収
音した音声信号を送信手段を介して送信し、被呼先から
の信号は受信手段を介して受信してスピーカより発音さ
せて通話を行う携帯電話装置において、自動着呼モード
のオン・オフを設定するための自動着呼キーと、ユーザ
により設定された任意の特定の発信者番号を格納する第
1のメモリと、応答メッセージを予め格納している第2
のメモリと、受信した着信信号中の発信者番号を検出す
る機能を有する受信信号処理部と、鳴動信号により着信
音を発生する着信音鳴動手段と、自動着呼キーの操作に
より自動着呼モードとされているときに、受信信号処理
部により検出された発信者番号を第1のメモリに格納さ
れている発信者番号と同一であるか否か比較し、同一の
発信者番号がないとき又は発信者番号が通知されないと
きには第2のメモリから応答メッセージを読み出して送
信手段を介して送信させると共に、着信音鳴動手段によ
る着信音の鳴動動作を禁止し、受信信号処理部により検
出された発信者番号が第1のメモリに格納されている発
信者番号のいずれかと同一であるときには着信音鳴動手
段により鳴動信号を発生させて着信音を鳴動させる制御
部とを有する構成としたものである。
【0008】ここで、携帯電話装置の着信音の鳴動の仕
方としては、以下の3通りが考えられる。一つは、すべ
ての着信に対して着信音を鳴らす方法である。これは携
帯電話装置のユーザが滞りなく着信に応答できる環境に
いる場合である。二つ目は、すべての着信に対して無鳴
動で応答する方法である。これは、コンサートホール、
レストラン、電車内など着信音の鳴動が周囲の人の迷惑
になるような場所にユーザがいる場合である。
【0009】三つ目は中間的な方法で、特定の発信者か
らの着信に対してのみ着信音を鳴らす方法である。これ
は、会議や打合せ中などに特定の発信者からの情報だけ
は入手したい場合や、前記した周囲の人の迷惑になる場
所においても、特定の発信者からの緊急の用件だけは入
手したい場合などである。本発明はこの三つ目の方法を
実現できる。
【0010】すなわち、本発明では、自動着呼キーの操
作により自動着呼モードとされているときに、受信信号
処理部により検出された発信者番号と同一の発信者番号
が第1のメモリに格納されていないとき又は発信者番号
が通知されないときには第2のメモリから応答メッセー
ジを読み出して送信手段を介して送信させると共に、着
信音鳴動手段による着信音の鳴動動作を禁止するとい
う、自動着呼モード本来の動作を行うが、受信信号処理
部により検出された発信者番号が第1のメモリに格納さ
れている発信者番号のいずれかと同一であるときには、
自動着呼モードであっても、着信音鳴動手段により鳴動
信号を発生させて着信音を鳴動させるものである。
【0011】また、本発明は、自動着呼キーの操作によ
り自動着呼モードとされているときに、制御部が受信信
号処理部により検出された発信者番号を第1のメモリに
格納されている発信者番号と同一であるか否か比較し、
同一の発信者番号がないとき又は発信者番号が通知され
ないときに第2のメモリから読み出された応答メッセー
ジをマイクロフォンからの音声信号に代えて送信手段へ
切替入力する送信スイッチと、受信される発信者からの
メッセージが格納される第3のメモリと、第3のメモリ
に格納されたメッセージをユーザの任意のタイミングで
読み出させる受信音声再生キーと、受信音声再生キーの
操作により受信手段の出力信号に代えて第3のメモリか
ら読み出されたメッセージをスピーカへ送出する受信ス
イッチとを有することを特徴とする。
【0012】これにより、自動着呼モード中に着信があ
ったときには、発信者からのメッセージを、携帯電話装
置の使用者(ユーザ)の都合がよいときに、第3のメモ
リから再生して確認することができる。
【0013】また、本発明は、自動着呼キーの操作によ
り自動着呼モードとされているときに、制御部が受信信
号処理部により検出された発信者番号が第1のメモリに
格納されている発信者番号のいずれかと同一であり着信
音鳴動手段により鳴動信号を発生させて着信音を鳴動さ
せた後に、通話スイッチの操作を検出したときは、制御
部はマイクロフォンからの音声信号を送信手段へ出力
し、受信手段により受信された信号はスピーカへ供給す
るようにしたものである。
【0014】これにより、自動着呼モードであっても、
第1のメモリに格納されている発信者番号の特定の発信
者からの着信に対しては、自動着呼モードでない通常時
と同様に、通話ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明の携帯電話装置の
一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、
この携帯電話装置は、アンテナ1、マイクロフォン2、
リングスピーカ3、スピーカ4、制御部5、送信無線部
6、受信無線部7、テンキー8、通話スイッチ9、自動
着呼キー10、受信音声再生キー11、表示部12、リ
ングジェネレータ13、応答音声メモリ14、A/D変
換器15、D/A変換器16、送信スイッチ17、受信
音声メモリ18、D/A変換器19、A/D変換器2
0、受信スイッチ21、送信信号処理部22、受信信号
処理部23及び設定番号メモリ24より構成されてい
る。
【0016】上記の構成部分のうち、アンテナ1、マイ
クロフォン2、リングスピーカ3、スピーカ4、制御部
5、送信無線部6、受信無線部7、テンキー8、通話ス
イッチ9、表示部12、リングジェネレータ13及び送
信信号処理部22は、一般の携帯電話装置と共通の構成
部分である。また、送信スイッチ17及び受信スイッチ
21も用いられる。よって、これらの構成により、この
実施の形態の携帯電話装置では一般の携帯電話装置と同
様に、通常の発着信、通話を行うことができる。
【0017】すなわち、この場合の動作につき説明する
に、発呼時にはテンキー8から発信番号を入力し、表示
部12で入力発信番号を確認し、通話スイッチ9により
発呼する。その際、テンキー8、通話スイッチ9からの
信号は制御部5により処理され、表示部12には制御部
5からの信号により表示が行われる。また、送信信号処
理部22及び送信無線部6を介してアンテナ1より発信
信号が送信される。
【0018】被呼先が着信し応答すると、応答信号がア
ンテナ1で受信され、受信無線部7及び受信信号処理部
23で受信処理され、制御部5が応答を識別して送信ス
イッチ17及び受信スイッチ21をそれぞれ端子17a
及び21a側に接続する。これにより、以後、マイクロ
フォン12により収音された発呼者の送信音声信号は、
送信スイッチ17、送信信号処理部22、送信無線部6
及びアンテナ1をそれぞれ介して被呼先へ送信される。
また、被呼先からの通話信号は、アンテナ1により受信
され、更に受信無線部7を通して受信信号処理部23に
より復調処理され、これより受信スイッチ21を介して
スピーカ4に供給されて発音される。
【0019】このようにして、送信音声をマイクロフォ
ン2を用いて入力し、スピーカ4から被呼先の音声を聞
くことにより、一般の携帯電話装置と同様に、通常の通
話ができる。通話スイッチ9を操作すると、通話終了と
なる。
【0020】着呼の場合は、アンテナ1から着信信号が
受信され、受信無線部7及び受信信号処理部23を介し
て制御部5に入力される。制御部5は着信信号が入力さ
れると、リングジェネレータ13を制御して動作させ、
これより発生された信号をリングスピーカ3に供給して
着信音をリングスピーカ3より鳴動させる。この着信音
の鳴動により、ユーザが通話スイッチ9を操作すると、
発呼の場合と同様にして以後通話が行われる。
【0021】次に、前記した従来の携帯電話装置と同様
の自動着呼モードの動作について説明する。この自動着
呼モード時には、上記の通常の発着信、通話時に使用し
た構成部分に加えて、自動着呼キー10、受信音声再生
キー11、応答音声メモリ14、A/D変換器15、D
/A変換器16、受信音声メモリ18、D/A変換器1
9、A/D変換器20が用いられる。
【0022】この自動着呼モードの動作について説明す
るに、ユーザが自動着呼キー10をを操作して携帯電話
装置を自動着呼モードとすると、制御部5は送信スイッ
チ17を端子17b側に切替接続すると共に、受信スイ
ッチ21を端子21b側に切替接続する。また、アンテ
ナ1、受信無線部7及び受信信号処理部23をそれぞれ
介して着呼信号が入力されても、制御部5はリングジェ
ネレータ13を動作させず、リングスピーカ3からは着
信音を鳴動させず、その代わりに応答音声メモリ14を
動作制御してこれより応答音声データを読み出し、これ
をD/A変換器16でアナログ応答音声信号に変換させ
た後、送信スイッチ17、送信信号処理部22、送信無
線部6及びアンテナ1をそれぞれ介して発呼者へ送信す
る。
【0023】この応答音声の受信により発呼者が送信し
たメッセージは、アンテナ1で受信され、受信無線部7
及び受信信号処理部23をそれぞれ介して復調され、更
に受信スイッチ21を介してA/D変換器20に供給さ
れてディジタルデータに変換された後、受信音声メモリ
18に格納される。
【0024】従って、その後ユーザが都合の良いとき
に、受信音声再生キー11を操作することにより、制御
部5が受信音声メモリ18を動作制御して、その記憶メ
ッセージデータを読み出す。このメッセージデータはD
/A変換器19によりアナログメッセージ信号に変換さ
れた後、受信スイッチ21を介してスピーカ4へ供給さ
れ、これにより発音される。ユーザはこのスピーカ4か
らのメッセージ音声によりメッセージを確認できる。
【0025】しかし、前述したように、上記の構成のみ
では自動着呼モードが設定されたときには、特定の発信
者からの着呼に対しても着信音を鳴動することができな
い。そこで、この実施の形態では、発信者番号検出機能
を有する受信信号処理部23及び設定番号メモリ24を
備え、自動着呼モードが設定されている際に着呼がある
と、受信信号処理部23により発信者番号の検出を行
い、制御部5がこの検出された発信者番号と設定番号メ
モリ24の記憶設定番号とを比較することにより、両者
が一致したときは特定の発信者番号の着呼と判断して、
着信音をリングスピーカ3により鳴動するようにしたも
のである。
【0026】次に、この実施の形態の動作について更に
図2のフローチャートと共に説明する。まず、ユーザが
自動着呼キー10を操作せずに、一般の携帯電話装置と
同様の使い方をする場合につき説明する。制御部5は、
まず自動着呼モードが設定されているかどうか判定する
(ステップ31)。ここでは、自動着呼モードが設定さ
れていないので、着呼ありかどうか待機状態となり(ス
テップ32)、着呼信号がアンテナ1で受信され、受信
無線部7及び受信信号処理部23を介して制御部5に入
力されると、制御部5はリングジェネレータ13を動作
させこれより鳴動信号をリングスピーカ3へ供給させ、
着信音をリングスピーカ3より鳴動させる(ステップ3
3)。
【0027】ユーザが通話スイッチ9を操作すると、制
御部5はそれを応答操作として検出し(ステップ3
4)、送信スイッチ17を端子17a側に、また受信ス
イッチ21を端子21a側に切り替えて、マイクロフォ
ン2からの音声信号を送信信号処理部22に、また受信
信号処理部23からの受信音声信号をスピーカ4に供給
させることで発信者との通話を可能とする(ステップ3
5)。
【0028】その後、制御部5は通話スイッチ9が操作
されたかどうか検出し、操作されたときには通話終了操
作と判定し(ステップ36)、送信信号処理部22及び
受信信号処理部23をそれぞれ制御して回線断とする
(ステップ37)。
【0029】次に、自動着呼モードが設定された場合に
つき説明する。ユーザは自動着呼モードを設定する前
に、自動着呼モード時でも着信音を鳴動させたい特定の
発信者の発信者番号を、表示部12で入力する発信者番
号を確認しつつテンキー8を用いて入力して、制御部5
により設定番号メモリ24に予め登録する。設定可能な
発信者番号は、1つか又は複数である。
【0030】その後、制御部5は、自動着呼モードが設
定されているかどうか判定する(ステップ31)。ここ
では、自動着呼キー10が操作されるため、制御部5に
より携帯電話装置は自動着呼モードと認識され、続いて
制御部5は着呼ありかどうか待機状態となる(ステップ
38)。着信信号がアンテナ1で受信され、受信無線部
7及び受信信号処理部23を介して制御部5に入力され
ると、制御部5は着呼有りと判断する。この際、発信者
がディジタル携帯電話やISDN回線等、発信者番号を
通知する機能を有する網から発信してきた場合、着信信
号の中には発信者番号が含まれる。
【0031】受信信号処理部23は、着信信号の中に発
信者番号があるかどうかを検出し、発信者番号がある場
合は検出した発信者番号を制御部5に通知する。制御部
5はこの発信者番号の通知を受けると(ステップ3
9)、通知された発信者番号が設定番号メモリ24から
読み出した一又は複数の設定発信者番号の中に一致する
ものがあるかどうか比較する(ステップ40)。一致し
た場合は、制御部5はリングジェネレータ13を動作さ
せ、これより鳴動信号を発生させてリングスピーカ3よ
り着信音を鳴動させる(ステップ33)。以後、制御部
5は前記通常の着信時と同様の動作を行わせる。
【0032】一方、通知された発信者番号が設定番号メ
モリ24内に格納されている発信者番号のいずれにも一
致しないときには、あるいはステップ39において発信
者番号が通知されないときには、制御部5は送信スイッ
チ17を端子17b側に切替接続させると共に、応答音
声メモリ14を読み出し制御して、応答音声メモリ14
に予め格納されている応答メッセージを読み出し、この
応答メッセージをD/A変換器16によりアナログ信号
に変換させ、更に送信スイッチ17、送信信号処理部2
2、送信無線部6及びアンテナ1をそれぞれ介して発信
者へ送信させる(ステップ41)。
【0033】上記の応答メッセージとしては、例えば”
はい、○○です。ただいま電話に出られません。申し訳
ありませんが、後ほどおかけ直しいただくか、用件の録
音をお願いします。”などが考えられる。発信者が用件
の録音をする場合、制御部5は受信信号処理部23によ
り検出された受信信号の入力により、発信者が用件の録
音のための音声信号(メッセージ)を送信してきたと判
断して、受信スイッチ21を端子21b側に切替接続し
て発信者からのメッセージがスピーカ4から発音されな
いようにすると同時に、受信音声メモリ18を書き込み
動作制御して、受信信号処理部23から取り出され、A
/D変換器20によりディジタル信号に変換された発信
者からのメッセージ信号を受信音声メモリ18に格納さ
せる(ステップ42)。
【0034】その後、制御部5は発信者からのメッセー
ジ信号が存在しなくなり、受信音声メモリ18への格納
が終了したと判断すると(ステップ43)、送信信号処
理部22及び受信信号処理部23をそれぞれ制御して回
線を切断して通信を終了する(ステップ44)。受信音
声メモリ18に格納された発信者からのメッセージ信号
は前記したように、ユーザが任意のときに受信音声再生
キー11を操作すると、この操作を検出した制御部5が
受信音声メモリ18、D/A変換器19及び受信スイッ
チ21を制御することにより、スピーカ4から再生され
る。
【0035】このように、本発明の実施の形態では、自
動着呼モード時でも、着信信号中に含まれている発信者
番号が設定番号メモリ24の特定の発信者番号と一致す
るときには、リングスピーカ3より着信音を鳴動させる
ようにしたため、携帯電話装置のユーザが着信音の鳴動
が周囲の人の迷惑になる場所にいるために自動着呼モー
ドとしている場合でも、緊急の用件や特定の発信者から
の情報を遅滞なく受信することができる。
【0036】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば自動着呼モード時には特定の
発信者からの着信に対しては、自動着呼モードでない通
常時と同様に着信音を鳴動させるようにしたが、発光ダ
イオードや液晶表示素子などの表示素子による表示や、
振動器による振動により着信を報知することもできる。
この場合は、着信音の鳴動が周囲の人の迷惑になる場所
にいるために自動着呼モードとしている場合でも、周囲
の人の迷惑にならずに着信を報知させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号処理部により検出された発信者番号が第1のメ
モリに格納されている、特定の発信者の発信者番号のい
ずれかと同一であるときには、自動着呼モードであって
も、着信報知手段により着信を報知させるようにしたた
め、緊急の用件や特定の発信者からの情報を遅滞なく受
信することができる。
【0038】また、本発明によれば、自動着呼モード中
に着信があったときには、発信者からのメッセージを、
携帯電話装置の使用者(ユーザ)の都合がよいときに、
第3のメモリから再生して確認することができる。更
に、本発明によれば、自動着呼モードであっても、第1
のメモリに格納されている発信者番号の特定の発信者か
らの着信に対しては、自動着呼モードでない通常時と同
様に通話ができる。
【0039】また、着信報知手段として着信音を鳴動さ
せない手段を用いたときには、自動着呼モード時に周囲
に迷惑をかけることなく着信を知らせることができ、着
信報知手段として着信音鳴動手段を用いるようにした場
合は装置の構成部品とコストの増加を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
2 マイクロフォン 3 リングスピーカ 4 スピーカ 5 制御部 6 送信無線部 7 受信無線部 9 通話スイッチ 10 自動着呼キー 11 受信音声再生キー 13 リングジェネレータ 14 応答音声メモリ 17 送信スイッチ 18 受信音声メモリ 21 受信スイッチ 22 送信信号処理部 23 受信信号処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話スイッチの操作によりマイクロフォ
    ンにより収音した音声信号を送信手段を介して送信し、
    被呼先からの信号は受信手段を介して受信してスピーカ
    より発音させて通話を行う携帯電話装置において、 自動着呼モードのオン・オフを設定するための自動着呼
    キーと、 ユーザにより設定された任意の特定の発信者番号を格納
    する第1のメモリと、 応答メッセージを予め格納している第2のメモリと、 受信した着信信号中の発信者番号を検出する機能を有す
    る受信信号処理部と、 着信を報知する着信報知手段と、 着信音を鳴動する着信音鳴動手段と、 前記自動着呼キーの操作により前記自動着呼モードとさ
    れているときに、前記受信信号処理部により検出された
    前記発信者番号を前記第1のメモリに格納されている発
    信者番号と同一であるか否か比較し、同一の発信者番号
    がないとき又は発信者番号が通知されないときには前記
    第2のメモリから前記応答メッセージを読み出して前記
    送信手段を介して送信させると共に前記着信音鳴動手段
    による着信音の鳴動動作を禁止し、前記受信信号処理部
    により検出された前記発信者番号が前記第1のメモリに
    格納されている発信者番号のいずれかと同一であるとき
    には前記着信報知手段により着信を報知させる制御部と
    を有することを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記自動着呼キーの操作により前記自動
    着呼モードとされているときに、前記制御部が前記受信
    信号処理部により検出された前記発信者番号を前記第1
    のメモリに格納されている発信者番号と同一であるか否
    か比較し、同一の発信者番号がないとき又は発信者番号
    が通知されないときに前記第2のメモリから読み出され
    た前記応答メッセージを前記マイクロフォンからの音声
    信号に代えて前記送信手段へ切替入力する送信スイッチ
    と、受信される発信者からのメッセージが格納される第
    3のメモリと、前記第3のメモリに格納された前記メッ
    セージをユーザの任意のタイミングで読み出させる受信
    音声再生キーと、前記受信音声再生キーの操作により前
    記受信手段の出力信号に代えて前記第3のメモリから読
    み出されたメッセージを前記スピーカへ送出する受信ス
    イッチとを有することを特徴とする請求項1記載の携帯
    電話装置。
  3. 【請求項3】 前記自動着呼キーの操作により前記自動
    着呼モードとされているときに、前記制御部が前記受信
    信号処理部により検出された前記発信者番号が前記第1
    のメモリに格納されている発信者番号のいずれかと同一
    であり前記着信報知手段により着信を報知させた後に、
    前記通話スイッチの操作を検出したときは、前記制御部
    は前記マイクロフォンからの音声信号を前記送信手段へ
    出力し、前記受信手段により受信された信号は前記スピ
    ーカへ供給することを特徴とする請求項1記載の携帯電
    話装置。
  4. 【請求項4】 前記着信報知手段として前記着信音鳴動
    手段を用いることを特徴とする請求項1記載の携帯電話
    装置。
JP7204243A 1995-08-10 1995-08-10 携帯電話装置 Pending JPH0955793A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7204243A JPH0955793A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 携帯電話装置

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JP7204243A JPH0955793A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 携帯電話装置

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