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JPH09507091A - 高い生分解性を有するpH改質ポリマー組成物 - Google Patents

高い生分解性を有するpH改質ポリマー組成物

Info

Publication number
JPH09507091A
JPH09507091A JP7517489A JP51748995A JPH09507091A JP H09507091 A JPH09507091 A JP H09507091A JP 7517489 A JP7517489 A JP 7517489A JP 51748995 A JP51748995 A JP 51748995A JP H09507091 A JPH09507091 A JP H09507091A
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JP
Japan
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polymer
polyester
acid
compound
mixtures
Prior art date
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Ceased
Application number
JP7517489A
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English (en)
Inventor
エス. ホンコーネン,ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH09507091A publication Critical patent/JPH09507091A/ja
Ceased legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/62Compostable, hydrosoluble or hydrodegradable materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 高い生分解性を有したポリマー組成物が開示されている。その組成物は、(1)加水分解性結合を有したポリマー、および(2)ポリマー中にある加水分解性結合の加水分解を促進することができる実質的非水溶性pH改質化合物のブレンドからなる。本発明は、このような組成物からできたポリマーフィルムと、このようなポリマー組成物またはフィルムを含む吸収品にも関する。組成物はおむつのような使い捨て吸収品での使用に特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】 高い生分解性を有するpH改質ポリマー組成物 技術分野 本発明は生分解性ポリマー組成物、更に詳しくはポリマー自体と比較して高い 生分解性を有したポリマー組成物に関する。このような組成物から製造されたフ ィルムは、おむつ、トレーニングパンツ、衛生ナプキン、パンティライナーなど のような、様々な体液を吸収するように考えられた使い捨て吸収品でバックシー トとしての使用に特に適している。 発明の背景 尿および月経分泌物のような体液の吸収用に考えられた様々な使い捨て吸収構 造が知られている。このような製品は、通常何らかの種類の流体浸透性トップシ ート物質、吸収コアおよび流体不浸透性バックシート物質からなる。このような 製品の大部分はたいてい吸収コア部材であり、そのため主に木材パルプ繊維から なる吸収コアを有した典型的な使い捨ておむつは約80%生分解性物質からなる 。しかしながら、残りの部材は通常、典型的には無またはかろうじて生分解性で あると考えられる物質からなる。例えば、トップシートおよびバックシート物質 はしばしばポリプロピレンまたはポリエチレンから製造される。 使い捨て吸収製品の生分解性は、最近強調されている。これらの使い捨て製品 は典型的には最終的に生分解すると予想される物質から大部分なり、このような 製品は毎年消費者により出される全固体廃棄物質の非常に小さなパーセンテージ を占めるだけであるにもかかわらず、比較的速く生分解してそれらの嵩を少くす る物質からこのような使い捨て製品を作り出す必要性が現在認識されている。バ ックシートが典型的には吸収品の最大非生分解性部材であるため、ポリエチレン バックシートを液体不浸透性生分解性フィルムに代える必要性が特にある。土壌 中で人工物質の堆積を避けるために、このような物質は完全に生分解性であるこ と、即ち生分解が二酸化炭素、水、バイオマス、ミネラルおよび場合によりメタ ンで完了することが望ましい。生分解は土壌中で人工物質の蓄積を避けるために できるだけ速く起きることが、更に望ましい。これらの生分解性物質はコンポス ト性であることも望まれる。 デンプン、セルロースおよびリグニンのような“天然”ポリマーの微生物分解 では、典型的には細胞外酵素によるポリマーの初期加水分解(酵素加水分解)を 伴う。得られたモノマーまたは低分子量オリゴマーは取り込まれて、その後様々 な細胞内酵素で代謝される。 使い捨て吸収品用の様々な合成ポリマーが生分解性として記載されている。例 えば、国際公開第WO 92/09654号明細書ではジカルボン酸またはその 誘導体および脂肪族ジオールから誘導される脂肪族‐芳香族コポリエステルと、 セルロースエステルと脂肪族‐芳香族コポリエステルとの二元ブレンドについて 記載している。非構造化デンプン成分と、ヒドロキシ酸ポリマーおよびエチレン ‐ビニルアルコールまたはポリビニルアルコールのブレンドからなるポリマー成 分とを含んだポリマー組成物は、国際公開第WO 90/10671号明細書で 開示されている。ポリエチレンテレフタレートおよび非芳香族二酸、例えばアジ ピン酸およびグルタル酸とスルホイソフタル酸誘導体との共重合に基づくポリエ ステルの製造は、米国特許第5,171,308号明細書および関連特許出願で 記載されている。 上記ポリマー物質はコンポスト化(例えば、肉眼的構造一体性の最終的喪失に よる容易な物理的フラグメント化)に関するある要件に合致するけれども、ヤー ド廃棄物のような生分解性およびコンポスト性として通常認識される物質に匹敵 する時間内で二酸化炭素、水、バイオマス、ミネラルおよび場合によりメタンに 完全に生分解しうる能力もなお証明されねばならない。特に、芳香族‐脂肪族コ ポリエステルのような合成ポリマーは容易に生分解できないが、その理由は微生 物が代謝できる低分子量オリゴマーおよび/またはモノマーを生成する上で必須 の細胞外酵素と共に発生しなかったからである。したがって、このようなポリマ ー物質の生分解の度合(即ち、程度)および速度双方を高める必要性が継続して いる。 トイレ水への水溶性酸または塩基の添加によりトイレ水中で分解しうる結合樹 脂を含有したトイレフラッシャブル衛生用品が開示されている。例えば、196 9年11月25日付でCostanzaらに発行された米国特許第3,480,016号 および1972年12月26日付でCostanzaらに発行された米国特許第3,70 7,430号明細書参照。しかしながら、これらの特許明細書ではポリマーフィ ルム中への酸または塩基の配合について記載していない。実際に、このような水 溶性酸および塩基の配合は、おむつのようなヒト接触を要する適用向けに意図さ れた吸収製品で使用のためにポリマーフィルム、更に具体的にはポリマーフィル ムを形成する上で不適であると考えられる。これは、このような水溶性酸および 塩基が強酸および塩基だからである。フィルム製品中へのこのような物質の配合 は、装置腐食、安全性懸念および感湿性のような製造上の問題を提起すると考え られる。しかも、ポリマー中へのこのような物質の配合は、それら固有の酸性度 またはアルカリ性度と結び付いたこのような物質の吸湿性のせいで、ポリマー組 成物の早期加水分解を起こすことが考えられる。このため、このような組成物は その意図された用途にとり十分には安定でない。これは、おむつの一夜着用で起 きるように、組成物が長時間水分にさらされる適用において具体的な問題である 。このような製品は消費者ニーズを満たすほど十分な一体性を留めていない。加 えて、ヒト皮膚と接触する吸収品の部材中における強酸および塩基の存在は毒性 懸念を提起する。 このため、使い捨て吸収品で使用に適する高い生分解性を有したフィルム加工 性ポリマーの必要性が残存している。したがって、生分解速度が増加した生分解 性ポリマーを提供することが本発明の目的である。本発明のもう1つの目的は、 二酸化炭素、水、バイオマスおよびミネラルに完全に生分解性であるこのような ポリマーを提供することである。追加目的は、ヒトに無毒性で使用中十分に安定 であるこのような物質を提供することである。もう1つの目的は、コンポスト性 であるポリマー物質を提供することである。追加目的には、高い生分解性を有し た使い捨て吸収品を提供することを含む。 発明の要旨 本発明は高い生分解性を有したポリマー組成物に関する。ポリマー組成物は、 加水分解性結合を有したポリマーと、実質的非水溶性酸または塩基のような実質 的非水溶性pH改質化合物とを含んでいる。好ましい態様において、ポリマー組 成物は、塩基加水分解性結合を有したポリマーと、実質的非水溶性pH改質塩基 性化合物とを含んでいる。本発明は、これらのポリマー組成物からできたポリマ ーフィルムと、ポリマー組成物またはフィルムを含む吸収品にも関する。そのフ イルムは、おむつ、トレーニングパンツ、衛生ナプキンおよび成人失禁用品のよ うな使い捨て吸収品でバックシートとして使用に特に適している。 加水分解性結合を有した高分子量合成および天然ポリマーから誘導されたポリ マー組成物の生分解速度は、ポリマー中への実質的非水溶性pH改質化合物の配 合で高めることができる。理論に拘束されたりまたは本発明を制限することを意 図するものではないが、本発明によるこのような高分子量ポリマーの生分解には 初期に加水分解ステップを伴うことが考えられる。このステップはポリマー中に ある加水分解性結合の化学的(非酵素的)加水分解を伴い、全体的生分解プロセ スにおいて速度制限ステップであると考えられる。加水分解条件(水分および場 合により熱)への暴露で、pH改質化合物はこの初期化学的加水分解を触媒する ように働き、100倍に近いポリマー分子量減少を起こす。約100〜約10, 000g/モル、好ましくは約100〜約1,000g/モル範囲の分子量を有 したモノマーおよび/またはオリゴマーが、典型的にはこのステップで形成され る。第二の微生物分解ステップにおいて、微生物はこれらの低分子量残留物を同 化および酵素的に代謝する。低分子量残留物は本来のポリマーよりも容易に微生 物で代謝されると考えられる。こうして、このようなポリマーおよびそれを配合 した製品の生分解の全体速度および程度は高められる。 発明の詳細な説明 本発明のポリマー組成物は、少くとも1つの加水分解性結合を有する官能基を 含むポリマーを含んでなる。“ポリマー”とはホモおよびコポリマーとそれらの ブレンドを含んだ意味である(コポリマーまたはブレンドは少くとも1つの他の ポリマーを含んでおり、それは加水分解性結合を有してもまたは有していなくて もよい)。“加水分解性”、“加水分解”などとは、物質と化学反応して2以上 の新たな物質を形成する水の能力を意味する。これには水分子のイオン化と加水 分解される化合物の開裂を伴い、例えばポリエステルのエステル基は対応カルボ ン酸およびアルコールに加水分解される。“酸加水分解性結合”および“塩基加 水分解性結合”とは、結合の加水分解が酸性または塩基性物質により各々開始ま たは触媒されることを意味する。結合は酸および塩基双方に加水分解性であって もよい。加えて、双方のタイプの結合がポリマーに存在していてもよい。加水分 解性結合を有した官能基はポリマー鎖の直線部分(即ち、内部基)に存在しても 、またはポリマー鎖に吊り下がっていてもよい。 酸加水分解性結合を有した例示官能基には、オルトエステルおよびアミド基が ある。塩基加水分解性結合を有した例示官能基には、α‐エステルおよび無水物 基がある。酸および塩基双方の加水分解性結合を有した官能基には、カーボネー ト、エステルおよびイミノカーボネート基がある。このため、本発明のポリマー 組成物で有用な例示ポリマーには、ポリエステル、セルロースエステル、ポリエ ステルポリウレタン、ポリアミド、ポリカーボネートおよびポリアミノ酸がある 。経済的および機能的理由から、ポリマーは好ましくはポリエステルである。 本発明でベースポリマーとして有用なポリエステルには、脂肪族、芳香族また は混合脂肪族および芳香族がある。典型的には、ポリエステルは脂肪族または混 合脂肪族および芳香族である。 例示脂肪族ポリエステルには、ポリカプロラクトン、脂肪族ジカルボン酸およ びジオールの反応から誘導されるポリエステル、ポリヒドロキシアルカノエート と、酸化エチレン/一酸化炭素ポリマーがある。 ポリカプロラクトンは、例えばε‐カプロラクトンの開環重合により製造でき る。このようなポリマーは、様々な分子量(以下MW)グレードで商品名TONEと してUnion Carbide Corporation から入手できる。例えば、TONEポリマーP‐3 00、P‐700、P‐767およびP‐787は、各々約10,000、約4 0,000、約43,000および約80,000g/モルの平均分子量を有し ている。これらのポリマーは、引用することにより本明細書の開示の一部とされ る、“TONEポリマー”と題したUnion Carbide Brochure F-60456に記載されてい る。少くとも約40,000g/モルの分子量を有したポリカプロラクトンポリ マーは強い耐水性フィルムに溶融加工でき、したがって使い捨てフィルム適用向 けに通常好ましい。約80,000g/モルの平均分子量を有したポリカプロラ クトンポリマーが特に好ましい。 ポリカプロラクトンとポリイソプレンおよびポリブタジエンのようなポリジエ ンとのブロックコポリマーも、本発明で使用に適している。このようなポリエス テルは、引用することにより本明細書の開示の一部とされる、Mueller らに発行 された米国特許第3,585,257号明細書で記載されている。ブロックコポ リマーは様々な構造、例えばA‐Bジブロックコポリマー、A‐B‐Aトリブロ ックコポリマーおよび(A‐B)nマルチブロックコポリマー(n=2、3など )を有することができる。 本発明で使用に適したもう1つのタイプの脂肪族ポリエステルは、引用するこ とにより本明細書の開示の一部とされる、例えば″An Overview of Plastics De gradabiliy″,Klemchuk,Modern Plastics,(August,1989)で記載されているよう な、脂肪族ジカルボン酸およびジオールの反応から誘導されるポリエステルであ る。これらのタイプの脂肪族ポリエステルの例には、ポリエチレンアジペート、 ポリ(1,3‐プロパンジオールアジペート)、ポリ(1,4‐ブタンジオール アジペート)、ポリ(1,4‐ブタンジオールセバケート)、ポリ(1,3‐プ ロパンジオールサクシネート)およびポリ(1,4‐ブタンジオールグルタレー ト)がある。このようなコポリマーは、例えばShowa Highpolymer Co.,Ltd.から 商品名BIONOLLEで市販されている。 適切な脂肪族ポリエステルには、ヒドロキシアルカン酸から誘導されるような ポリヒドロキシアルカノエートも含む。ポリヒドロキシアルカノエートには、乳 酸から誘導されるポリラクチドのような合成ポリマーと、ポリヒドロキシブチレ ート(PHB)ポリマーおよびポリヒドロキシブチレート/バレレート(PHB V)コポリマーのような細菌由来ポリマーがある。ポリラクチドの好ましい例は 米国特許第5,142,023号および第4,797,468号明細書と国際公 開第WO 90/01521号明細書で記載されており、それら各々が引用する ことにより本明細書の開示の一部とされる。PHBホモポリマーおよびPHBV コポリマーの好ましい例は、1983年7月12日付でHolmesらに発行された米 国特許第4,393,167号および1989年11月14日付でMartini らに 発行された米国特許第4,880,592号明細書で記載されており、双方の参 考文献が引用することにより本明細書の開示の一部とされる。このようなコポリ マーは、Imperial Chemical Industriesから商品名BIONOLLEで市販されている。 これらのポリマーは細菌Alcaligenes eutrophus により糖の発酵から生産され、 引用することにより本明細書の開示の一部とされるBusiness 2000+,(Winter,199 0)で説明されている。 ここで使用に適した他のタイプの脂肪族ポリエステルは、各々引用することに より本明細書の開示の一部とされる米国特許第4,929,711号および第4 ,957,997号明細書に記載されたような酸化エチレン/一酸化炭素ポリマ ーと、ポリエチレンセバケート、ポリエチレンサクシネートおよびポリヘキサメ チレンセバケートのようなポリマーである。適切な脂肪族ポリエステルの別な例 は、引用することにより本明細書の開示の一部とされる、″Polymer Handbook,T hird Edition″,J.Brandrup and E,H.Immergut,John Wiley & Sons,Section VI, pp.56-67でみられる。 混合脂肪族および芳香族ポリエステルには、例えばポリエチレンテレフタレー ト(即ち、PET)またはポリブチレンテレフタレート(即ち、PBT)と脂肪 族成分とのランダム共重合により製造されるものがある。例えば、1991年1 0月1日付でTietz に発行された米国特許第5,053,482号明細書では、 ジエチレングリコールおよび5‐スルホイソフタル酸と共重合されたポリエチレ ンテレフタレート(PET)に基づくポリエステルについて記載している。19 91年2月21日付で公開された国際特許出願第WO 91/02015号明細 書では、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシブ チレート、ポリヒドロキシブチレート/バレレート、ポリブチレンオキサレート 、ポリエチレンアジペート、ポリエチレンカーボネート、ポリブチレンカーボネ ートとシリルエーテル、アセタールまたはケタールを有する他のポリエステルの ような脂肪族水分解性結合ポリマーでランダムに遮断されたPETまたはPBT のような芳香族ポリエステルから構成される水分解性ランダムコポリマーについ て開示している。これら各々の参考文献は引用することにより本明細書の開示の 一 部とされる。 他の混合脂肪族および芳香族ポリエステルには、オキサレート、マロネート、 サクシネート、グルタレート、アジペート、ピメレート、スベレート、アゼレー ト、セバケート、ノナンジオエート、グリコレートおよびそれらの混合物のよう な芳香族モノマーおよび脂肪族モノマーから誘導されるコポリマーがある。この ようなコポリマーはPETまたはPBTを含んでいてもよい。 セルロースエステルは、本発明で使用に適したもう1つのタイプのポリマーを 表す。このようなエステルは、引用することにより本明細書の開示の一部とされ る、Moder Plastics Encyclopedia,pp.23-24(McGraw Hill,1990)で記載されてい る。本発明で有用なセルロースエステルは当業界で知られる技術を用いて製造で きるか、または例えばEastman Chemical Company,Inc.,Kingsport,TN,U.S.A.か ら市販されている。本発明で特に有用なセルロースエステルは、約1.6〜約3 .0の範囲内で置換度(DS)を有する。好ましいセルロースエステルにはセル ロースアセテート(CA)、セルロースプロピオネート(CP)、セルロースブ チレート(CB)、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)、セルロー スアセテートブチレート(CAB)、セルロースプロピオネートブチレート(C PB)などがある。更に好ましくは、セルロースエステルはCAPまたはCAB 、最も好ましくはCAPである。これらのセルロースエステルは米国特許第1, 698,049号、第1,683,347号、第1,880,808号、第1, 880,560号、第1,984,147号、第2,129,052号および第 3,617,201号明細書で記載されており、各々引用することにより本明細 書の開示の一部とされる。 ここで使用に適したポリエステルポリウレタンには、例えばε‐カプロラクト ンから誘導される低分子量脂肪族ポリエステルから製造される生分解性ポリウレ タンまたはジオール‐ジカルボン酸縮合の反応生成物がある。例えば、ポリエチ レングリコールアジペート、ポリ(1,3‐プロパンジオールアジペート)およ びポリ(1,4‐ブタンジオールアジペート)から誘導される生分解性ポリエス テルウレタンは、引用することにより本明細書の開示の一部とされる、″The Pr ospects for Biodegradable Plastics″,F.Rodriguez(Chem Tech,July-1971)で 開示されている。例示脂肪族ポリエステルウレタンは商品名MORTHANEでMorton I nternational,Inc.から入手できる。 本発明で使用に適したポリアミドには、例えばα‐アミノ酸およびε‐アミノ アルカン酸、例えばグリシンおよびε‐アミノカプロン酸からできたコポリマー がある。他の適切なポリアミドには、アミノアルコールから誘導されるポリアミ ド‐エステルおよびポリアミド‐ウレタンがある。このようなポリマーとその製 造方法は当業界で知られている。 本発明で有用なポリカーボネートには、例えばビスフェノール‐Aまたはヒド ロキノンおよび選択されたカルボン酸からなるポリエステルがある。例示物質は 、引用することにより本明細書の開示の一部とされる、Polyesters,Korshak and Vinogradova,Pergamon Press Oxford(1965),pp.448-517で記載されている。 本発明で有用なポリアミノ酸には、例えば細菌由来ポリ(γ‐グルタミン酸) およびポリアスパラギン酸がある。ポリアスパラギン酸は、吸収剤または分散剤 としてポリアクリル酸の代替物として特に有用である。ポリアスパラギン酸は、 引用することにより本明細書の開示の一部とされる、Industrial Bioprocessing ,L.Koshan,(May 1992):1-2で記載されている。 ポリマー組成物は、実質的非水溶性pH改質化合物も更に含んでいる。“pH 改質”とは、化合物が水性環境におかれるかまたは溶解されたときに、水性環境 のpHを変化させうる化合物の能力を意味する。pH改質化合物は、水分および 場合により熱へのポリマー組成物の暴露で、ポリマー中にある加水分解性結合の 加水分解を促進することができる。“実質的非水溶性”とは、化合物が前記のよ うな溶解度積または室温溶解性を有することを意味する。適切な実質的非水溶性 pH改質化合物には実質的非水溶性酸および塩基がある。無機および有機酸また は塩基が使用できる。 適切な塩基性化合物は、約1×10-6〜1×10-13の水中25℃溶解度積定 数を有する。溶解度積定数は、引用することにより本明細書の開示の一部とされ るCRC Handbook of Chemistry and Physics,73rd Ed.,CRC Press,p.8-43 で、様 々な化合物の定数と一緒に定義されている。 適切な無機塩基には、例えばアルカリ土類金属塩、アルカリ土類金属オキシド 、有機酸のアルカリ金属塩と、塩基性モノ、ジおよびトリホスフェートがある。 適切な有機塩基には、例えばここで記載された有機酸性pH改質化合物のような 有機酸の共役塩基がある。例示塩基には酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸 化マグネシウム、水酸化マグネシウム、塩基性モノ、ジおよびトリホスフェート 、ステアリン酸カリウムおよびナトリウムと、酒石酸カルシウムがある。塩基性 化合物は、好ましくは酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、 水酸化マグネシウムまたはそれらの混合物である。 適切な酸性化合物は10g/l以下の水中室温(即ち、25℃)溶解度を有し ている。適切な酸性化合物には、例えば脂肪族、芳香族および混合脂肪族/芳香 族酸(例えば、脂肪族、芳香族および混合脂肪族/芳香族カルボン酸)のような 有機酸と、酸ホスフェートのような無機酸がある。例示有機酸は吉草酸、イソ吉 草酸、カプロン酸、ヘプタン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、アジピン酸、クエ ン酸(一水和物)、安息香酸、2‐アセトキシ安息香酸およびフタル酸である。 無機酸には、例えばモノ、ジおよびトリ酸ホスフェートがある。酸性化合物は、 好ましくはクエン酸、アジピン酸、フタル酸、酸ホスフェートまたはそれらいず れかの混合物である。 ポリマー組成物に用いられるpH改質化合物の濃度は、当業者が変更して皮膚 感作性をできるだけ少なくしまたはなくし、あるいは加水分解活性を最大にする ことができる。典型的には、pH改質剤は、加水分解可能な結合を含むポリマー の重量に対して約1〜約15%の濃度で用いられる。pH改質化合物の濃度を増 加させると、加水分解活性が増加しやすい。 酸性化合物と酸加水分解可能な結合を有するポリマー、または塩基性化合物と 塩基加水分解可能な結合を有するポリマーとの任意の組み合わせを用いることが できる。しかしながら、この組み合わせは、保存時および目的とする適用におけ るポリマーの十分な安定性と、埋立て地やコンポスター(composter)などの廃棄 条件下における向上した生物学的分解速度とを両方共提供するものでなければな らない。従って、このポリマー組成物が、目的とする用途において、例えば体液 と接触するときに早期に分解しないように、特定のブレンドを選択するのが好ま しい。この特別な選択により、未改質ポリマーと比較して生物学的分解速度も増 加するようにすべきである。一般的には、これらの成分は、組成物の通常の保存 および使用条件下では加水分解が余り起きないように選択すべきである。これら の条件は、例えば高温および乾燥、高温および多湿での尿への長時間(例えば、 16時間を上回る)の暴露といった極端な条件、および低温および乾燥または低 温および多湿といった極端な条件となることがある。一般的には、通常の保存お よび使用条件下でのポリマー組成物の加水分解は、約1日未満、好ましくは約1 週間未満では起こるべきでない。例えば、地方自治体の固形廃棄物のコンポステ ィング工程(典型的には、比較的高湿度および場合によっては高温)でみられる ことがあるような、更に極端な加水分解条件に後で暴露することにより、加水分 解は生成するポリマーフラグメントの微生物分解を行なうのに十分な程度まで起 こるべきである。 典型的には、塩基性のpH改質化合物を用いて、ポリエステル、ポリウレタン 、ポリカーボネート、またはポリアミノ酸の加水分解を促進する。酸性pH改質 化 合物は、ポリ(オルト−エステル)の加水分解を促進するのに好ましく用いられ る。ポリエステル、セルロースエステル、またはポリアミドの加水分解を促進す るには、塩基性または酸性のpH改質化合物のいずれかを用いることができる。 しかしながら、「堆肥製造の技術および科学に対するバイオサイクル・ガイド(T he Biocycle Guide to the Art and Science of Composting)]、JG Press、1 991年、14〜27頁に記載されているように、コンポスト工程の初期の一時 的な酸性相の際に、酸はコンポスターで発育する微生物によって代謝されること があり、前記文献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。これ によって酸の有効濃度が減少するので、加水分解の程度が減少することがある。 従って、コンポスターでの生物学的分解性を高めるためには、一般的には主とし てポリエステル、セルロースエステルおよび/またはポリアミドを基材とする組 成物で塩基性pH改質化合物を用いるのが好ましい。 加水分解段階(従って、総体的な生物学的分解性)の速度および程度は、典型 的にはポリマー加水分解の容易さ、pH改質化合物の強度、ポリマー中の加水分 解可能な結合の数、および加水分解条件(水分および場合によっては熱)によっ て変化する。加水分解の容易さは、ポリマー間で変化することが多い。一般的に は、ポリマーのガラス転移温度(すなわち、Tg)、結晶化度、または疎水性が 低くなれば、ポリマーは一層容易に加水分解される。従って、所定濃度のpH改 質化合物および加水分解条件の組に対して、比較的低いTg、低結晶化度、およ び/または低疎水性を有するポリマーは、典型的には比較的高いTg、結晶化度 、および/または疎水性を有するポリマーより大きな加水分解速度および程度を 有する。一般的には、pH改質化合物の強度が大きくなれば、所定のポリマー、 加水分解条件の組およびpH改質化合物の濃度についての加水分解的分解の速度 および程度が一層大きくなる。同様に、pH改質化合物の加水分解条件および濃 度の所定の組については、ポリマー中の加水分解可能な結合の数が大きくなれば 、 加水分解の速度および程度が一層大きくなる。 加水分解条件としては、水分および場合によっては熱が挙げられる。例えば、 市販のコンポスターはコンポストに少なくとも約35重量%(典型的には約50 重量%)の水分含量および約25℃〜約70℃(典型的には約40℃を超過する )の範囲の温度を有する。理論によって束縛されることを意図するものではない が、所定のポリマーおよびpH改質化合物の濃度については、加水分解の速度お よび程度はポリマー環境中の水分の増加と共に増加するものと思われる。所定の ポリマー組成物および環境中の水分濃度については、加水分解の速度および程度 は温度の増加と共に、恐らく、加水分解可能な結合を含むポリマーの少なくとも ガラス転移温度までの温度の増加と共に増加する傾向があるものと思われる。 典型的には、ポリマーまたはそのフラグメントの分子量が内部酵素的微生物分 解されるほど十分に低い場合にのみ、有意な微生物分解が起こる。従って、微生 物分解段階の速度および程度は、一般的には加水分解可能な結合間のポリマーの 平均分子量および加水分解段階で起こる加水分解の速度および程度によって変化 する。加水分解によって生じるポリマーの分子量フラグメントが低くなれば、こ のフラグメントは微生物の攻撃、従って生物学的分解を一層受けやすくなる。典 型的には、本発明による向上した生物学的分解性を達成するには、加水分解可能 な結合間のポリマーの平均分子量は約1000g/モル未満、好ましくは約50 0g/モル未満である。理論によって束縛されることを意図するものではないが 、これらのポリマーの微生物分解の速度および程度は加水分解の速度および程度 と共に増加するものと思われる。更に、理論によって束縛されることを意図する ものではないが、これらのポリマーの所定の程度の加水分解については、加水分 解可能な結合間の平均分子量が減少するに従って、微生物分解の速度および程度 は増加することが予想される。 粒状材料をポリマー材料に配合する任意の既知の方法によって、pH改質化合 物をポリマーに配合することができる。このような方法は当業者には周知であり 、溶液スラリー、予備配合、および同時押出を包含する。生成する組成物は、典 型的には配合の後短時間で乾燥して、あらゆる早期加水分解を防止または最小限 にする。また、組成物は、有意な水分の混入が起きることがあるあらゆる以後の 段階の後に乾燥するのが好ましい。乾燥条件はポリマーの種類によって変化し、 塩基樹脂製造業者から容易に入手できる。典型的には、乾燥は、ポリマーまたは ポリマー組成物を真空下または低水分空気下(露点が約0°F(18℃)を下回 る)にて高温(例えば、約40℃〜60℃)に約4〜12時間付することによっ て行なう。乾燥温度は、樹脂粒子が軟化し続いて凝集することを回避する目的で 選択するのが好ましい。 ポリマー組成物は、場合によっては顔料および可塑剤などのプラスチックの配 合で通常に用いられる他の成分を含むことができる。ポリマーフィルムでは、通 常のフィルム加工助剤、例えば、粘着防止剤、帯電防止剤、スリップ剤、酸化防 止剤、および予備加熱安定剤などの当該技術分野で知られているものを用いるこ とが特に望ましいことがある。このような加工助剤の使用は、TomsおよびWnukの 1993年1月1日に公表された国際公開WO93/00399号明細書「生物 学的分解性の液体不浸透性フィルム(Biodegradable,Liquid impervious Films) 」に更に詳細に記載されており、前記文献の内容は、その開示の一部として本明 細書に引用される。 これらの組成物は、加水分解可能な結合を含むポリマー以外のポリマー、例え ばポリオレフィンを含むこともできる。しかしながら、このようなポリマーは一 般的にはポリマー組成物の生物学的分解性を減少させるので、それらが使い捨て 製品に使用する目的の組成物に含まれることは好ましくない。理論によって束縛 されることを意図するものではないが、熱安定剤、および第一および/または第 二酸化防止剤は、特に比較的高濃度で添加される場合には、ポリマー組成物の生 物学的分解性を損なうことがあるとも考えられている。理論によって束縛される ことを意図するものではないが、このようなポリマー、安定剤、および/または 酸化防止剤の生物学的分解性に対する負の効果は、pH改質化合物によって少な くとも部分的に相殺することができると考えられている。従って、本発明は、未 改質ポリマーで以前に得ることができたフィルム加工許容範囲(例えば高プロセ ス温度)より広汎にし、かつ生物学的分解性の向上した組成物を提供することが できる。応用 生成するポリマー組成物は、当該技術分野で知られている方法によって、コー ティング、独立フィルムまたはシート、または他の成形製品などの様々な形態に 加工することができる。使い捨て製品に用いるには、ポリマー組成物は独立フィ ルムに成形されることが多い。フィルムは、任意の通常のフィルム製造装置を用 いて任意の通常のポリマーフィルムの製造法によって製造することができる。ポ リマー組成物は、典型的には注型法またはインフレート法のいずれかを用いて溶 融加工してフィルムとするが、前記の方法は共に「プラスチック押出技術−第2 版(Plastics Extrusion Technology)」Allan A.Griff(Van Nostrand Reinhold- 1976)、および前記引用の国際公開WO93/00399号明細書に記載されて おり、この文献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 本発明のポリマー組成物は、生物学的分解性が特に所望な用途で特に有用であ る。例えば、ポリマー組成物のフィルムは、使い捨て吸収剤製品、農業用マルチ ングフィルム、包装フィルム、ごみ袋などの成分として用いられる。好ましい態 様では、これらのフィルムは、例えば裏当て(backsheets)またはファスナー・タ ブの形態の使い捨て吸収剤製品の成分として使用される。 本明細書で使用される「吸収剤製品」という用語は、体液(例えば、尿、生理 出血、糞便)を吸収して含む製品を表し、更に具体的には体内から排出される様 々な流体を吸収して含む目的で使用者の身体に向けてまたは接近させて配置され る製品を表す。「使い捨て」という用語は、本明細書では、洗濯を行なったりあ るいは吸収剤製品として再保存しまたは再使用することを目的としない吸収剤製 品(すなわち、それらは一回使用した後廃棄され、好ましくは環境的に適合する やり方でリサイクル、コンポストあるいは廃棄されるものである)を記載するの に用いられる。「尿」吸収剤製品は、別個の部分同士が互いに結合して形成され てコーディネートされたものを形成して、別個のホルダーおよびライナーなどの 別個な操作部分を必要としないようにしたものを表す。本明細書で用いられる「 おむつ」という用語は、使用者の下半身に着用される通常は幼児および失禁をす るヒトが着用する吸収剤製品を表す。しかしながら、本発明は、失禁用ブリーフ 、失禁用下着、おむつホルダーおよびライナー、女性の生理用着衣、生理帯、パ ンティーライナーなどの他の吸収剤製品にも適用可能である。 使い捨ておむつは、典型的には液体透過性表面シート、表面シート結合した液 体不透過性の裏シート、表面シートと裏シートとの間に配置された吸収剤コア、 および固定装置とを含んでなる。また、これらのおむつは、弾性を与えた側部パ ネル、弾性を与えた脚部カフス、または伸縮性のウェスト・フィーチャー(waist feature)などの様々な伸縮性成分を含んでなることができる。本発明のおむつ は、多種多様な周知の形状のものに組み立てることができる。好ましいおむつの 形状は、一般的には1975年1月14日にBuell に発行された米国特許第3, 860,003号明細書、および1992年9月29日にBuell らに発行された 米国特許第5,152,092号明細書に記載されており、これらの特許明細書 の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。本発明の使い捨ておむ つに好ましい別の形状は、1989年2月28日にAzizらに発行された米国特許 第4,808,178号明細書、1987年9月22日にLawsonに発行された米 国特許第4,695,278号明細書、および1989年3月28日に Foreman に発行された米国特許第4,816,025号明細書にも開示されてお り、これらの特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される 。 米国特許第5,152,092号明細書には、本発明のおむつに含むことがで きる各種の成分が詳細に記載されている。このおむつの生物学的分解性を向上さ せるため、おむつは本発明のポリマー組成物を含む少なくとも一成分を有する。 この組成物は、フィルム、粒状(繊維状を包含する)、または織布または不織布 ウェブの形態などの任意の形態で配合することができる。このおむつ成分は、こ れらの製品に従来用いられてきた材料を含むこともできる。好ましい態様では、 おむつは生物学的分解性材料だけからなっている。 おむつの任意の成分は、本発明のポリマー組成物を含むことができる。好まし くは、裏シートはポリマー組成物のフィルムを含んでなる。ポリマー組成物は、 例えば開口のあるフィルム、またはポリマー組成物を含んでなる繊維の織布また は不織布ウェブの形態で表面シートに配合することもできる。また、固定装置、 例えばテープタブは、ポリマー組成物を含んでなることもできる。吸収材コアは ポリマー組成物を含むこともできる。ベースポリマーとしてポリアスパラギン酸 を含む組成物は、吸収材コアに用いるのに特に好適である。伸縮性成分、例えば 弾性を与えた脚部カフス、弾力性のあるウェストバンド、および側部パネルは、 ポリマー組成物を含むことができる。伸縮用途には、ポリマー組成物は、エラス トマー性の脂肪族ポリエステルを基剤としたポリウレタンを含んでなるのが好ま しい。 本発明のポリ組成物は、未改質(すなわち「ベース」)ポリマーに比較して、 生物学的分解性が向上し、一般的にコンポスタビリティー(compostability)が向 上している。従って、ポリマー組成物を配合する生成物、およびこのような組成 物および/または生成物を含んでなる吸収剤製品も、生物学的分解性が向上して おり、一般的にコンポスタビリティーが向上している。従って、下記の説明はポ リマー組成物に関するものであるが、これはそれらの生成物および吸収剤製品に も同様に適用されることは明らかである。 本明細書で用いられる「生物学的分解性の」、「生物学的分解性」などは、生 活力を有する有機体、主としてカビおよび細菌の代謝工程によってある材料が分 解される自然の工程を行なう能力を意味する。酸素の存在下では(好気性生物学 的分解)、これらの代謝工程では、二酸化炭素、水、バイオマスおよび無機物が 生成する。嫌気性条件下では(嫌気性生物学的分解)、メタンも生成することが ある。 「生物学的分解性の向上した」とは、生物学的分解の速度が、未改質ポリマー と比較して増加することを意味する。向上とは、生物学的分解の範囲の増加を包 含することもあり、これはまたポリマーまたは生成物が生活力を有する有機体に よって分解される程度を表す。生物学的分解の程度は、材料が二酸化炭素、水、 バイオマスおよび無機物(好気性条件下)、および場合によってはメタン(嫌気 性条件下)に転換される程度を表す。「完全に生物学的分解性の」材料は、完全 に二酸化炭素、水、バイオマスおよび無機物(好気性条件下)、および場合によ ってはメタン(嫌気性条件下)に転換される。 生物学的分解およびその任意の向上は、改良Sturm 試験または有機廃棄物系( Organic Waste System(すなわち、OWS))法によって確立することができる 。改良Sturm 試験は、稀薄な水性の曝気した試験である。OWS法は、制御した コンポスティング生物学的分解試験である。いずれの試験も、有機材料の好気性 生物学的分解の際には、二酸化炭素が生成する主要な炭素含有分解生成物である ことに基づいている。累積的CO2の生成は、試験反応装置からの排気流中の生 成したCO2を監視して積分することによって測定することができる。次に生物 学的分解率を、CO2に転換される試験材料(標準的な物理化学的方法によって 測定される)中の炭素の割合として計算することができる。Sturm 試験では、 廃水処理施設からの沈降した活性化スラッジの上清に由来する接種材料を用いる 。OWS試験の接種材料は地方自治体の固形廃棄物の成熟して安定化した部分か らなる。これらの技術の詳細は、「簡易生物学的分解:改良Sturm 試験(Ready B iodegradation: Modified Sturm Test)」OECD法#301B、および「制御 したコンポスティング条件下でのプラスチック材料の好気性生物学的分解を測定 する標準的試験法(Standard Test Method for Determining Aerobic Biodegr-ad ation of Plastic Materials under Controlled Composting Conditions)」AS TM法#D5338−92に記載されており、これらの試験法のそれぞれの内容 は、その開示の一部として本明細書に引用される。 材料は生物学的分解性であるがコンポスト性はないことがある。「コンポスト 性」「コンポスト性の」などは、材料が、地方自治体の固形廃棄物(以後、「M SW」と表す)コンポスティング施設で物理的、化学的、最終的および/または 生物学的分解を行ない、この材料が使用可能な完成したコンポストに分解され、 またはその一部となるようにする能力を意味する。コンポスト可能であると考え られるためには、材料はまた、紙および庭ごみ(yard waste)と同様にして環境中 で完全に生物学的分解をし終るものでなければならない。 地方自治体の固形廃棄物(MSW)コンポスティング工程は、一般的には3つ の連続した相、すなわち廃棄物調製、活性コンポスティングおよび硬化を含んで いる。廃棄物調製相では、生のMSWを最初に分別して、リサイクル可能な物お よび既知のコンポスト可能でない材料を除去する。分別された材料を次に、通常 はコンポスティング技術で知られているようなグラインダーまたは回転ドラムに よって物理的大きさを減少させる。この目的は、ばらつきのない物理的大きさの 、典型的には直径が約2″の粒子を得ることであり、これにより微生物による攻 撃のための表面積が最大になり、次の活性コンポスティング相において空気を効 果的に管理することができるのである。粒度の減少に続いて、材料は通常は1. 5 ″〜2″のスクリーンを通して整粒する。この工程によってコンポスト可能にす るには、材料はこのスクリーンを通過するような粒度に減少させることができな ければならない。スクリーンを通過出来なかった画分(>1.5″〜2″)は典 型的には埋め立てに用いられる。 グラインダーによる粒度の減少は材料の相対的化学的または生物学的な分解性 とはほとんど関係なく、回転ドラム法では、設計された材料特性に対して粒度減 少を容易にする機会が提供される。回転ドラム法は、数日間、典型的には3日間 微生物学的に活性である。この方法において、遊離水分が利用可能であり(少な くとも約35%(重量/重量)、典型的には50%(重量/重量))、酸性環境 が展開し(pH4.5〜5.5)、温度は増加する(典型的には、約40℃〜約 50℃)。加水分解的に不安定な材料はこの環境で分解して、その物理的完全性 が低下し、それらは1.5″〜2″のバリヤーを通過するようになることが多い 。 活性コンポスティング相では、廃棄物調製相からの粒度の減少した材料を、堆 積物(piles)または深溝(trenches)のような自己絶縁(self-insulating)形態に配 列する。このマスを湿ったままにし(少なくとも約35%(重量/重量)の水分 、典型的には約50%(重量/重量)の水分)、定期的に混合して栄養分を分布 させかつ新たな表面を微生物による攻撃に露出させ、強制曝気して酸素を供給し 、温度を調節する。この廃棄物は、物理的支持体並びに自生の微生物の有機およ び無機栄養素の供給源として利用される。主要な形態の代謝は、好気的呼吸であ る。代謝副生成物の一つである熱は、マトリックス内に保持されて、自己加熱を 引き起こしやすい。温度は通常は70℃以上に達する。活性コンポスティングの 開始時には、pHは典型的には酸性であるが、この方法のこの部分の終了までに は8.5程度まで増加することもある。化学的および生物学的な他の分解は、こ の相中に起こり、典型的には更に粒度を減少させる。数週間の活性コンポスティ ングの後(典型的には5〜7週間)、マスを最終粒度バリヤーの3/8″〜 1/2″スクリーンを通して整粒する。この方法によってコンポスト可能にする には、材料はこのスクリーンを通過できるようにしなければならない。この分離 段階から除外されたもの(>3/8″〜1/2″)は、典型的には埋め立てに用 いられる。 最終相の硬化には、介在物が少ないことが必要である。生物学的分解性の合成 ポリマーなどの多くの錯体有機材料は硬化の後にも継続して分解するが、この相 は利用前の管理されたコンポスティング工程の最終段階を示す。この相では、活 性コンポストされた材料の静止堆積物は、数週間〜数か月静置されたままである 。この相中に、中温性微生物ならびに微小動物相がコンポストに住み着く。有機 基剤の利用可能性が減少すると、微生物活性は減少し、自己加熱は沈静する。こ の方法でコンポスト可能にするには、材料は使用可能な完成したコンポストの必 須部分を形成し、紙および庭ごみ(yard waste)のような材料とばらつきのない方 法および速度で環境中で完全に生物学的分解をし終るものでなければならない。 「向上したコンポスト性」とは、以前はコンポスト性でなかった材料を本発明 の方法によってコンポスト性にするか、または既にコンポスト性の材料をコンポ ストするのに要する時間を減少させることを意味する。本発明のポリマー組成物 のコンポスト性の向上は、様々な材料についてコンポスト工程を直接比較するこ とによって測定することができる。 下記の実施例により本発明の実施を例示するが、本発明を制限しようとするも のではない。 実施例 (a) 米国特許第5,171,308号明細書または国際公開WO92/096 54号明細書に記載のようなポリエステルポリマーと、(b) pH改質化合物とし ての水酸化カルシウムとの95重量%/5重量%混合物であるポリマー組成物は 、下記のようにして製造することができる。 ポリエステルポリマーを真空オーブンで乾燥させて、高温の押出装置での加水分 解によるポリエステルの分子量損失を最小限にする。当業者ならば理解されるよ うに、十分な乾燥は用いられる特定のポリエステルによって変化する。典型的に は、十分な乾燥は、140°F(60℃)で4時間後に達成される。200gの バッチでは、乾燥したポリエステル190gとCa(OH)210gとを円錐形 シリンダー、2枚の部分噛合い向流回転スクリューおよび直径が0.125イン チ(0.3175cm)のノズルを有する水平棒押出ダイを備えたRheomix TW-1 00二軸押出機(Haake から発売)で溶融混合する。押出機の温度は、第一の加熱 帯での284°F(140℃)から、第二の加熱帯での302°F(150℃) およびダイ付近の排出末端での320°F(160℃)まで変化する。ダイは2 66°F(130℃)に保持される。スクリュー速度は30rpmの一定に保持 する。生成して押し出された溶融ストランドを、次に水槽中で冷却して固化させ た後、Berlyn PEL-2型ペレット製造装置(Berlyn Co.から入手)に入れ、そこで 約0.125インチ(0.3175cm)の長さのペレットに細断される。連続 的200gのバッチを溶融混合して総量が約1600gのペレットを得る。冷却 したペレットを前記と同様にして乾燥して、ポリマー組成物の早期加水分解を最 小限にする。 ポリマー組成物のフィルムを、下記のようにして製造する。注型フィルムを、 0.04インチ(0.1016cm)ダイギャップを用いる幅が6インチ(15 .24cm)の横型シートダイを備えたRheomix 202 型0.75インチ(1.9 05cm)の直径の一軸押出機(Haake から発売)を用いてペレットから製造す る。長さ対直径の比率が20:1であり圧縮比が3:1の一定テーパースクリュ ーが典型的に用いられる。第一および第二の加熱帯の温度は370°F(188 ℃)に保持し、ダイは340°F(171℃)に保持する。スクリュー速度は3 0rpmの一定に固定する。生成した溶融フィルムをダイからPostexシー ト引取装置に通過させ、これを室温に冷却した後、厚紙コア状に集める。引取速 度を調節して、幅が約4インチ(10.16cm)および厚みが0.002イン チ(50.8μm)のフィルムを提供する。 生成したポリマーフィルムは、向上した生物学的分解性を有する。 本発明の特定の態様を例示して説明したが、本発明の精神および範囲から離反 することなく多種多様な他の変更および改質を行なうことができることは当業者 には明らかであろう。従って、本発明の範囲内にある総ての変更および改質を、 請求の範囲において包含することを意図するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C08K 5/09 KAR 9362−4J C08L 1/10 LAG 5/521 KCB 8933−4J 67/00 KJR C08L 1/10 LAG 8933−4J 69/00 KKH 67/00 KJR 8620−4J 75/06 NFY 69/00 KKH 9286−4J 77/00 KKQ 75/06 NFY 101/00 77/00 KKQ 9164−4C A61F 13/18 320 101/00 7535−3B A41B 13/02 M 7535−3B F (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,G E,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK,LT ,LV,MD,MG,MN,NO,NZ,PL,RO, RU,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (i)好ましくはポリエステル、セルロースエステル、ポリエステルポ リウレタン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアミノ酸およびそれらの混合 物からなる群より選択される、塩基加水分解性結合を有するポリマー、更に好ま しくはポリエステル、および (ii)実質的に水不溶性のpH改質塩基性化合物(ただし、この化合物は上記 塩基加水分解性結合の加水分解を促進することができ、好ましくは約1×10-6 〜1×10-13の水中25℃溶解度積定数を有し、更に好ましくはアルカリ土類 金属塩、アルカリ土類金属酸化物、有機酸のアルカリ金属塩、塩基性モノ、ジお よびトリホスフェート、有機酸の共役塩基およびそれらの混合物からなる群より 選択され、最も好ましくは酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウ ム、水酸化マグネシウム、塩基性モノ、ジおよびトリホスフェート、有機酸の共 役塩基およびそれらの混合物からなる群より選択される) のブレンドからなる、高い生分解性を有するポリマー組成物。 2. 請求項1に記載のポリマー組成物からなるフィルム。 3. 実質的非水溶性pH改質塩基性化合物をポリマーに加えるステップから なる、塩基加水分解性結合を有したポリマーの生分解性を高める方法であって、 前記化合物が上記塩基加水分解性結合の加水分解を促進させることができ、更 に好ましくはアルカリ土類金属塩、アルカリ土類金属酸化物、有機酸のアルカリ 金属塩、塩基性モノ、ジおよびトリホスフェート、有機酸の共役塩基とそれらの 混合物からなる群より選択され、最も好ましくは酸化カルシウム、水酸化カルシ ウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、塩基性モノ、ジおよびトリホス フェート、有機酸の共役塩基およびそれらの混合物からなる群より選択され、ポ リマーが好ましくはポリエステル、セルロースエステル、ポリエステルポリウレ タン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアミノ酸およびそれらの混合物から なる群より選択され、更に好ましくはポリエステルである方法。 4. (i)加水分解性結合を有したポリマー、および (ii)実質的に水不溶性のpH改質化合物(ただし、この化合物は上記加水分 解性結合の加水分解を促進させることができる) のブレンドからなる高い生分解性を有するポリマー組成物からなる吸収品。 5. pH改質化合物が約1×10-6〜1×10-13の水中25℃溶解度積定 数を有し、好ましくはアルカリ土類金属塩、アルカリ土類金属酸化物、有機酸の アルカリ金属塩、塩基性モノ、ジおよびトリホスフェート、有機酸の共役塩基と それらの混合物からなる群より選択され、更に好ましくは酸化カルシウム、水酸 化カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、塩基性モノ、ジおよび トリホスフェート、有機酸の共役塩基とそれらの混合物からなる群より選択され る塩基性化合物である、請求項4に記載の吸収品。 6. ポリマーがポリエステル、セルロースエステル、ポリエステルポリウレ タン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアミノ酸およびそれらの混合物から なる群より選択され、好ましくはポリエステルである、請求項5に記載の吸収品 。 7. pH改質化合物が10g/l以下の水中室温溶解度を有し、好ましくは 脂肪族酸、芳香族酸、酸ホスヘートおよびそれらの混合物からなる群より選択さ れ、更に好ましくはクエン酸、アジピン酸、フタル酸、酸ホスフェートおよびそ れらの混合物からなる群より選択される酸性化合物である、請求項4に記載の吸 収品。 8. ポリマーがポリエステル、セルロースエステル、ポリアミド、ポリ(オ ルトエステル)およびそれらの混合物からなる群より選択され、更に好ましくは ポリエステルである、請求項7に記載の吸収品。 9. 吸収品が(a)液体浸透性トップシート、(b)そのトップシートと接 合された液体不浸透性バックシート(ただし、このバックシートは本ポリマー組 成物からできている)と、(c)上記トップシートおよび上記バックシート間に 位置する吸収コアからできている、請求項4に記載の吸収品。 10. 物品がおむつである、請求項9に記載の吸収品。
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