JPH0946364A - ネットワーク、ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法 - Google Patents
ネットワーク、ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法Info
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- JPH0946364A JPH0946364A JP7214168A JP21416895A JPH0946364A JP H0946364 A JPH0946364 A JP H0946364A JP 7214168 A JP7214168 A JP 7214168A JP 21416895 A JP21416895 A JP 21416895A JP H0946364 A JPH0946364 A JP H0946364A
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- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構成が簡単なネットワーク接続装置、接続方法
及びそれを含むネットワークである。 【解決手段】複数の伝送路と伝送路数よりも少ない数の
送受信部をもつ複数のノード106〜133からなる第
1と第2のネットワークを接続するネットワーク接続装
置である。第1のネットワーク中の単数または複数の伝
送路を取り出して第2のネットワークに挿入すると共
に、取り出した伝送路が当該接続部をこえて第1のネッ
トワーク上を伝送されることを防ぐ。第2のネットワー
ク中の前記取り出した伝送路と同一である単数または複
数の伝送路を取り出して第1のネットワークに挿入する
と共に、取り出した伝送路が当該接続部をこえて第2の
ネットワーク上を伝送されることを防ぐ。これにより、
ネットワーク間接続方式は、単に特定のチャネルを第1
のネットワークから第2のネットワークヘ、第2のネッ
トワークから第1のネットワークヘ、チャネルの競合が
生ずることなく接続する。
及びそれを含むネットワークである。 【解決手段】複数の伝送路と伝送路数よりも少ない数の
送受信部をもつ複数のノード106〜133からなる第
1と第2のネットワークを接続するネットワーク接続装
置である。第1のネットワーク中の単数または複数の伝
送路を取り出して第2のネットワークに挿入すると共
に、取り出した伝送路が当該接続部をこえて第1のネッ
トワーク上を伝送されることを防ぐ。第2のネットワー
ク中の前記取り出した伝送路と同一である単数または複
数の伝送路を取り出して第1のネットワークに挿入する
と共に、取り出した伝送路が当該接続部をこえて第2の
ネットワーク上を伝送されることを防ぐ。これにより、
ネットワーク間接続方式は、単に特定のチャネルを第1
のネットワークから第2のネットワークヘ、第2のネッ
トワークから第1のネットワークヘ、チャネルの競合が
生ずることなく接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチャネル(波長等)多重
等の複数の伝送路を利用したネットワーク接続装置など
に関するものである。
等の複数の伝送路を利用したネットワーク接続装置など
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、並列する複数の伝送路を使用
して各伝送路間をノードにて乗り換えながら伝送するマ
ルチホップ型ネットワークがあった。例えば、特開昭6
4−24539に記載されているような例がある。この
ような並列する複数の伝送路を持ったネットワークを1
つのネットワークと考えると、これらネットワーク同士
の接続方法には、ネットワーク接続方法において電気的
に全波長の送受信を行い、その中から所望の波長を選択
して他方のネットワークに接続するものがある。図8に
第1のネットワークと第2のネットワークを接続するネ
ットワーク接続装置の構成を、図9にネットワーク上に
接続している各ノードの送受信波長を示す。
して各伝送路間をノードにて乗り換えながら伝送するマ
ルチホップ型ネットワークがあった。例えば、特開昭6
4−24539に記載されているような例がある。この
ような並列する複数の伝送路を持ったネットワークを1
つのネットワークと考えると、これらネットワーク同士
の接続方法には、ネットワーク接続方法において電気的
に全波長の送受信を行い、その中から所望の波長を選択
して他方のネットワークに接続するものがある。図8に
第1のネットワークと第2のネットワークを接続するネ
ットワーク接続装置の構成を、図9にネットワーク上に
接続している各ノードの送受信波長を示す。
【0003】図9において、第1のネットワークと第2
のネットワークはそれぞれループ型に1本の光ファイバ
で接続されている。第1のネットワーク上の光信号は、
λlからλ8まで8波多重されており、矢印の方向に伝
送される。第2のネットワーク上の光信号は、λlから
λ4まで4波多重されており、同じく矢印の方向に伝送
される。
のネットワークはそれぞれループ型に1本の光ファイバ
で接続されている。第1のネットワーク上の光信号は、
λlからλ8まで8波多重されており、矢印の方向に伝
送される。第2のネットワーク上の光信号は、λlから
λ4まで4波多重されており、同じく矢印の方向に伝送
される。
【0004】図9において、502から525と526
から529はそれぞれシャフル網を形成するノードで、
点は送受信波長を表す。送受信波長がλi、λjのノー
ド構成を図7に示す。図7において、601、602は
それそれ波長λi、λjを分波する波長分波フィルタ、
603、604はそれぞれ波長分波フィルタ601、6
02からの波長λi、λjを電気信号に変換するOE
部、607はノードから信号を取り出す受信バッファ、
608は交換部、609はノードから信号を送出する送
信バッファ、610、611はそれぞれ波長λi、λj
の光信号に変換するEO部、612、613はそれぞれ
EO部611、610の信号と波長分波フィルタ602
からの信号を合波する合流器である。
から529はそれぞれシャフル網を形成するノードで、
点は送受信波長を表す。送受信波長がλi、λjのノー
ド構成を図7に示す。図7において、601、602は
それそれ波長λi、λjを分波する波長分波フィルタ、
603、604はそれぞれ波長分波フィルタ601、6
02からの波長λi、λjを電気信号に変換するOE
部、607はノードから信号を取り出す受信バッファ、
608は交換部、609はノードから信号を送出する送
信バッファ、610、611はそれぞれ波長λi、λj
の光信号に変換するEO部、612、613はそれぞれ
EO部611、610の信号と波長分波フィルタ602
からの信号を合波する合流器である。
【0005】これらノードはシャフル網のルーティング
に関する規則に従って2波長送受信を行ない、データは
波長を乗り換えながら、宛先のノードヘ達する。
に関する規則に従って2波長送受信を行ない、データは
波長を乗り換えながら、宛先のノードヘ達する。
【0006】図8において、501は第1のネットワー
クと第2のネットワークを接続するネットワーク接続装
置で、以下の構成よりなる。401、402は光ツリー
カプラで、光信号を均等に分配する。波長パスフィルタ
403から414は、それぞれ図8に記載された波長の
みを選択的に透過し、その他の波長をカットする。OE
変換部415から426は、前記フィルタ403〜41
4の透過光信号を電気信号に変換する。交換部441
は、双方のネットワークの波長毎に電気化されたデータ
のヘッダ部により、出力波長を選択する12入力12出
力の交換器である。EO変換部427から438は、交
換部出力信号を各々波長λlからλ8までの波長に変換
する。光ツリーカプラ439、440は各波長信号を合
波する。
クと第2のネットワークを接続するネットワーク接続装
置で、以下の構成よりなる。401、402は光ツリー
カプラで、光信号を均等に分配する。波長パスフィルタ
403から414は、それぞれ図8に記載された波長の
みを選択的に透過し、その他の波長をカットする。OE
変換部415から426は、前記フィルタ403〜41
4の透過光信号を電気信号に変換する。交換部441
は、双方のネットワークの波長毎に電気化されたデータ
のヘッダ部により、出力波長を選択する12入力12出
力の交換器である。EO変換部427から438は、交
換部出力信号を各々波長λlからλ8までの波長に変換
する。光ツリーカプラ439、440は各波長信号を合
波する。
【0007】次に、ノード517から527へのデータ
転送動作を例に上記従来例を説明する。第1のネットワ
ーク上にあるノード517から送出したデータは波長λ
8を使ってノード521、525、501の順に転送さ
れる。送信ノード517におけるノード構成は図7でi
=7、j=8の場合に相当する。送信バッファ609か
ら送出したデータは、EO部611にて波長λ8の光信
号に変換され、合流器612で合波されてノード521
に入力される。送信ノード517の次のノード518、
519、520では、いずれも、図7のi、jともに8
ではないため、λ8の信号は波長分波フィルタ601、
602で分波されずに同一波長のまま合流器612、6
13を経てノードを通過する。ノード522〜524で
も同様である。
転送動作を例に上記従来例を説明する。第1のネットワ
ーク上にあるノード517から送出したデータは波長λ
8を使ってノード521、525、501の順に転送さ
れる。送信ノード517におけるノード構成は図7でi
=7、j=8の場合に相当する。送信バッファ609か
ら送出したデータは、EO部611にて波長λ8の光信
号に変換され、合流器612で合波されてノード521
に入力される。送信ノード517の次のノード518、
519、520では、いずれも、図7のi、jともに8
ではないため、λ8の信号は波長分波フィルタ601、
602で分波されずに同一波長のまま合流器612、6
13を経てノードを通過する。ノード522〜524で
も同様である。
【0008】ノード521では図7のi=6、j=8に
相当するため、送信ノード517からの信号は波長分波
フィルタ602にて分波され、交換器608にて交換動
作を受けず、EO部611で再び波長λ8で送出され
る。同様にノード525も動作する。
相当するため、送信ノード517からの信号は波長分波
フィルタ602にて分波され、交換器608にて交換動
作を受けず、EO部611で再び波長λ8で送出され
る。同様にノード525も動作する。
【0009】ネットワーク接続装置501での動作は図
8を用いて説明する。ノード525より波長λ8で送ら
れてきた光信号は光ツリーカプラ401で波長パスフィ
ルタ403から410までの8つに分配される。波長パ
スフィルタ403から409まではλ8を通過させない
ため、データはOE部415〜422へは進まない。波
長パスフィルタ410はλ8を通過させるため、OE部
422にデータは送られ、ここで電気信号に変換され
る。次にデータは交換部441に入力され、交換部44
1はデータのパケットヘッダ情報から宛先ノードは第2
のネットワーク上の波長λ3、λ4を受信するノード5
27であることを判別し、データを波長λ3を送出する
EO部437へ接続する。EO部437にてデータは波
長λ3の光信号に変換され、光合流器440で他の波長
信号と合流し、第2のネットワークに送出される。第2
のネットワークのノード526では波長λ3は受信しな
いため、次のノード527でデータは受信される。
8を用いて説明する。ノード525より波長λ8で送ら
れてきた光信号は光ツリーカプラ401で波長パスフィ
ルタ403から410までの8つに分配される。波長パ
スフィルタ403から409まではλ8を通過させない
ため、データはOE部415〜422へは進まない。波
長パスフィルタ410はλ8を通過させるため、OE部
422にデータは送られ、ここで電気信号に変換され
る。次にデータは交換部441に入力され、交換部44
1はデータのパケットヘッダ情報から宛先ノードは第2
のネットワーク上の波長λ3、λ4を受信するノード5
27であることを判別し、データを波長λ3を送出する
EO部437へ接続する。EO部437にてデータは波
長λ3の光信号に変換され、光合流器440で他の波長
信号と合流し、第2のネットワークに送出される。第2
のネットワークのノード526では波長λ3は受信しな
いため、次のノード527でデータは受信される。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、ネットワーク接続装置はEO、OE変換
部、波長パスフィルタ等が各波長毎に必要である。ま
た、12×l2の交換部が必要になるなど、ネットワー
ク接続装置の構成が複雑になるという欠点がある。
記従来例では、ネットワーク接続装置はEO、OE変換
部、波長パスフィルタ等が各波長毎に必要である。ま
た、12×l2の交換部が必要になるなど、ネットワー
ク接続装置の構成が複雑になるという欠点がある。
【0011】よって、本発明の目的は、構成が簡単なネ
ットワーク接続装置、接続方法及びそれを含むネットワ
ークを提供する事にある。
ットワーク接続装置、接続方法及びそれを含むネットワ
ークを提供する事にある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
する本発明のネットワーク接続装置、接続方法或はそれ
を含むネットワークは、複数の伝送路と該伝送路数より
も少ない数の送受信部をもつ複数のノードからなる第1
と第2のネットワークを接続するネットワーク接続装置
が、第1のネットワーク中の単数または複数の伝送路を
取り出して第2のネットワークに挿入すると共に、取り
出した伝送路が当該接続装置をこえて前記第1のネット
ワーク上を伝送されることを防ぐための第1手段と、第
2のネットワーク中の前記第1手段で取り出した伝送路
と同一である単数または複数の伝送路を取り出して第1
のネットワークに挿入すると共に、取り出した伝送路が
当該接続装置をこえて前記第2のネットワーク上を伝送
されることを防ぐための第2手段とを備える事を特徴と
する。
する本発明のネットワーク接続装置、接続方法或はそれ
を含むネットワークは、複数の伝送路と該伝送路数より
も少ない数の送受信部をもつ複数のノードからなる第1
と第2のネットワークを接続するネットワーク接続装置
が、第1のネットワーク中の単数または複数の伝送路を
取り出して第2のネットワークに挿入すると共に、取り
出した伝送路が当該接続装置をこえて前記第1のネット
ワーク上を伝送されることを防ぐための第1手段と、第
2のネットワーク中の前記第1手段で取り出した伝送路
と同一である単数または複数の伝送路を取り出して第1
のネットワークに挿入すると共に、取り出した伝送路が
当該接続装置をこえて前記第2のネットワーク上を伝送
されることを防ぐための第2手段とを備える事を特徴と
する。
【0013】より具体的には、以下の様な態様にしても
よい。前記複数の伝送路がチャネル多重された環状伝送
路から成る。前記複数の伝送路が波長多重された環状伝
送路から成る。前記第1手段が、第1のネットワーク中
の単数または複数の伝送路(波長など)を取り出して第
2のネットワークに挿入する第1の取り出し手段と、前
記第1の取り出し手段によって取り出した伝送路が当該
接続装置をこえて前記第1のネットワーク上を伝送され
ることを防ぐための第1の遮断手段(光遮断手段など)
とから成り、前記第2手段が、第2のネットワーク中の
前記第1の取り出し手段で取り出した伝送路と同一であ
る単数または複数の伝送路を取り出して第1のネットワ
ークに挿入する第2の取り出し手段と、前記第2の取り
出し手段によって取り出した伝送路が当該接続装置をこ
えて前記第2のネットワーク上を伝送されることを防ぐ
ための第2の遮断手段とを備える。
よい。前記複数の伝送路がチャネル多重された環状伝送
路から成る。前記複数の伝送路が波長多重された環状伝
送路から成る。前記第1手段が、第1のネットワーク中
の単数または複数の伝送路(波長など)を取り出して第
2のネットワークに挿入する第1の取り出し手段と、前
記第1の取り出し手段によって取り出した伝送路が当該
接続装置をこえて前記第1のネットワーク上を伝送され
ることを防ぐための第1の遮断手段(光遮断手段など)
とから成り、前記第2手段が、第2のネットワーク中の
前記第1の取り出し手段で取り出した伝送路と同一であ
る単数または複数の伝送路を取り出して第1のネットワ
ークに挿入する第2の取り出し手段と、前記第2の取り
出し手段によって取り出した伝送路が当該接続装置をこ
えて前記第2のネットワーク上を伝送されることを防ぐ
ための第2の遮断手段とを備える。
【0014】本発明によれば、上記構成により、ネット
ワーク間接続装置ないし方法は、単に特定のチャネルを
第1のネットワークから第2のネットワークヘ、第2の
ネットワークから第1のネットワークヘ、チャネルの競
合が生ずることなく接続するものであるので、構成が簡
単になる。
ワーク間接続装置ないし方法は、単に特定のチャネルを
第1のネットワークから第2のネットワークヘ、第2の
ネットワークから第1のネットワークヘ、チャネルの競
合が生ずることなく接続するものであるので、構成が簡
単になる。
【0015】
【実施例1】図1は本発明の第1の実施例におけるネッ
トワーク接続装置の構成を示す。図2は、第1のネット
ワークと第2のネットワークのノードにおける送受信波
長の関係を示す。ネットワーク接続装置105には8波
多重された第1のネットワークと4波多重された第2の
ネットワークが接続される。また、本ネットワーク接続
装置でのネットワーク間接続には波長λlが使用され
る。
トワーク接続装置の構成を示す。図2は、第1のネット
ワークと第2のネットワークのノードにおける送受信波
長の関係を示す。ネットワーク接続装置105には8波
多重された第1のネットワークと4波多重された第2の
ネットワークが接続される。また、本ネットワーク接続
装置でのネットワーク間接続には波長λlが使用され
る。
【0016】図2において、第1のネットワークと第2
のネットワークはそれぞれループ型に1本の光ファイバ
で接続されている。第1のネットワーク上の光信号は、
λlからλ8まで8波多重されており、矢印の方向に伝
送される。第2のネットワーク上の光信号は、λlから
λ4まで4波多重されており、矢印の方向に伝送され
る。
のネットワークはそれぞれループ型に1本の光ファイバ
で接続されている。第1のネットワーク上の光信号は、
λlからλ8まで8波多重されており、矢印の方向に伝
送される。第2のネットワーク上の光信号は、λlから
λ4まで4波多重されており、矢印の方向に伝送され
る。
【0017】図1、2において、106から129と1
30から133はそれぞれシャフル網を形成するノード
で、図1の点は送受信波長を表す。ノード構成は図7の
ものと同様である。これらノードはシャフルネットのル
ーティングに関する規則に従って2波長送受信をおこな
い、データは波長を乗り換えながら、宛先のノードヘ達
する。
30から133はそれぞれシャフル網を形成するノード
で、図1の点は送受信波長を表す。ノード構成は図7の
ものと同様である。これらノードはシャフルネットのル
ーティングに関する規則に従って2波長送受信をおこな
い、データは波長を乗り換えながら、宛先のノードヘ達
する。
【0018】各ノードと伝送路との接続関係は、前述の
従来例(特開昭64−24539号公報)と同様に、前
述の様に、シャフルネットワークのネットワーク構成に
よっている。すなわち、8つの伝送路に、2進表示で0
00から111までの伝送路番号を順に与えたとき、こ
の伝送路番号の各1桁のディジットのみが異なる2本の
伝送路の組を選択して、これに接続するノードを設定す
る。本実施例では、ノード106から109は下1桁
目、ノード110から113は下2桁目、ノード114
から117は下3桁目のディジットのみが異なる伝送路
に接続されている。また、ノード118から129は、
同様の手順を更に2回繰り返して設定されたものであ
る。本実施例ではノード数を24としているが、これと
同様の手順を任意回繰り返してノード数を増やすことも
可能である。なお、本実施例における各伝送路の伝送方
向は、全て同じであるが、例えば次の様に定める事もで
きる。即ち、前述の伝送路番号中の異なるディジットの
数が偶数の伝送路は同方向、奇数の伝送路は逆方向とな
るように定める。詳細には、各伝送路の伝送方法は、前
述の2進法による伝送路番号に着目し、その番号の中の
0もしくは1どちらかの数をかぞえ、それが奇数である
ものと、偶数(0個を含む)であるもので伝送方向を互
いに異ならせている。ここでは、000、011、10
1、110で1の数が0もしくは2つになるので、それ
らを第1の伝送路群として、001と010と100と
111で1の数が1つもしくは3つになり奇数になるの
で、それらを第2の伝送路群とし互いに伝送方向を異な
らせている。
従来例(特開昭64−24539号公報)と同様に、前
述の様に、シャフルネットワークのネットワーク構成に
よっている。すなわち、8つの伝送路に、2進表示で0
00から111までの伝送路番号を順に与えたとき、こ
の伝送路番号の各1桁のディジットのみが異なる2本の
伝送路の組を選択して、これに接続するノードを設定す
る。本実施例では、ノード106から109は下1桁
目、ノード110から113は下2桁目、ノード114
から117は下3桁目のディジットのみが異なる伝送路
に接続されている。また、ノード118から129は、
同様の手順を更に2回繰り返して設定されたものであ
る。本実施例ではノード数を24としているが、これと
同様の手順を任意回繰り返してノード数を増やすことも
可能である。なお、本実施例における各伝送路の伝送方
向は、全て同じであるが、例えば次の様に定める事もで
きる。即ち、前述の伝送路番号中の異なるディジットの
数が偶数の伝送路は同方向、奇数の伝送路は逆方向とな
るように定める。詳細には、各伝送路の伝送方法は、前
述の2進法による伝送路番号に着目し、その番号の中の
0もしくは1どちらかの数をかぞえ、それが奇数である
ものと、偶数(0個を含む)であるもので伝送方向を互
いに異ならせている。ここでは、000、011、10
1、110で1の数が0もしくは2つになるので、それ
らを第1の伝送路群として、001と010と100と
111で1の数が1つもしくは3つになり奇数になるの
で、それらを第2の伝送路群とし互いに伝送方向を異な
らせている。
【0019】図1において、105は第1のネットワー
クと第2のネットワークを接続するネットワーク接続装
置で、以下の構成よりなる。101は第1のネットワー
クから波長λlを分離し、残りの波長λ2〜λ8を通過
させる波長分波フィルタ、102は第2のネットワーク
から波長λlを分離し、残りの波長λ2〜λ4を通過さ
せる波長分波フィルタ、103は波長分波フィルタ10
2からの波長λlと波長分波フィルタ101からの波長
λ2〜λ8を合波する波長合流器、104は波長分波フ
ィルタ101からの波長λlと波長分波フィルタ102
からの波長λ2〜λ4を合波する波長合流器である。こ
こで、波長分波フィルタ101と102において分波す
る波長が等しいため、波長分波フィルタl0lと波長合
流器103間、波長分波フィルタ102と波長合流器1
04間で同一波長であるλ1が存在しなくなる。このこ
とにより、第1のネットワークから波長λlを使用して
伝送されてきたデータと、第2のネットワークから波長
λlを使用して伝送されてきたデータが競合することな
く波長合波を実現する。
クと第2のネットワークを接続するネットワーク接続装
置で、以下の構成よりなる。101は第1のネットワー
クから波長λlを分離し、残りの波長λ2〜λ8を通過
させる波長分波フィルタ、102は第2のネットワーク
から波長λlを分離し、残りの波長λ2〜λ4を通過さ
せる波長分波フィルタ、103は波長分波フィルタ10
2からの波長λlと波長分波フィルタ101からの波長
λ2〜λ8を合波する波長合流器、104は波長分波フ
ィルタ101からの波長λlと波長分波フィルタ102
からの波長λ2〜λ4を合波する波長合流器である。こ
こで、波長分波フィルタ101と102において分波す
る波長が等しいため、波長分波フィルタl0lと波長合
流器103間、波長分波フィルタ102と波長合流器1
04間で同一波長であるλ1が存在しなくなる。このこ
とにより、第1のネットワークから波長λlを使用して
伝送されてきたデータと、第2のネットワークから波長
λlを使用して伝送されてきたデータが競合することな
く波長合波を実現する。
【0020】波長分波フィルタ101の構成を図3に示
す。矢印は光信号の進行方向を示し、701は波長分波
フィルタ105の第1のネットワーク入力と波長合流器
103を接続する光導波路、702は導波路701を通
る光信号から波長λlを分波するグレーティング、70
3はグレーティング702により分波された波長λlの
信号を取り出して、波長合流器104に入力する導波路
である。波長分波フィルタ102の構成も、フィルタ外
部との接続関係を除いて図3に準ずる。
す。矢印は光信号の進行方向を示し、701は波長分波
フィルタ105の第1のネットワーク入力と波長合流器
103を接続する光導波路、702は導波路701を通
る光信号から波長λlを分波するグレーティング、70
3はグレーティング702により分波された波長λlの
信号を取り出して、波長合流器104に入力する導波路
である。波長分波フィルタ102の構成も、フィルタ外
部との接続関係を除いて図3に準ずる。
【0021】次に、ノード121からノード131への
データ転送動作を例に説明する。第1のネットワーク上
にあるノード121の送受信波長はλ7とλ8なので、
第2のネットワーク上に送信するためにネットワーク接
続装置105へ波長λlで送信する必要がある。そこ
で、ノード121はまず波長λ7でデータを送信する。
波長λ7はノード122、123の波長分波フィルタ部
で通過するためそこでは受信されず、ノード124で受
信される。ノード124は、データのヘッダ情報によ
り、次にλ5で送信する。波長λ5の信号は次にノード
126で受信され、同様に波長λlで送信される。波長
λlの信号は次にネットワーク接続装置105で受信さ
れる。ネットワーク接続装置105内の動作は次の様に
なる。
データ転送動作を例に説明する。第1のネットワーク上
にあるノード121の送受信波長はλ7とλ8なので、
第2のネットワーク上に送信するためにネットワーク接
続装置105へ波長λlで送信する必要がある。そこ
で、ノード121はまず波長λ7でデータを送信する。
波長λ7はノード122、123の波長分波フィルタ部
で通過するためそこでは受信されず、ノード124で受
信される。ノード124は、データのヘッダ情報によ
り、次にλ5で送信する。波長λ5の信号は次にノード
126で受信され、同様に波長λlで送信される。波長
λlの信号は次にネットワーク接続装置105で受信さ
れる。ネットワーク接続装置105内の動作は次の様に
なる。
【0022】先ず、ネットワーク接続装置105で受信
した光信号は波長分波フィルタ101内の導波路701
に入力され、グレーティング702にて波長λlは導波
路703に分波され、波長合流器104に入力される。
その他のλ2〜λ8はそのまま導波路701を進行し、
波長合流器103へ入力される。このように、第1のネ
ットワークからの波長λlのデータ信号は波長合流器1
03に伝送されない。波長合流器104に入力したλl
の信号は波長分波フィルタ102からの波長と合波され
て、第2のネットワークに波長λlで送出される。第2
のネットワークに波長λlで送出されたデータは次にノ
ード130で受信され、波長λlにて再送出される。次
にノード132にて波長λlのデータ信号は受信され、
波長λ3に変更されて送出される。最後に波長λ3が受
信されるノード131でデータは受信されることにな
る。
した光信号は波長分波フィルタ101内の導波路701
に入力され、グレーティング702にて波長λlは導波
路703に分波され、波長合流器104に入力される。
その他のλ2〜λ8はそのまま導波路701を進行し、
波長合流器103へ入力される。このように、第1のネ
ットワークからの波長λlのデータ信号は波長合流器1
03に伝送されない。波長合流器104に入力したλl
の信号は波長分波フィルタ102からの波長と合波され
て、第2のネットワークに波長λlで送出される。第2
のネットワークに波長λlで送出されたデータは次にノ
ード130で受信され、波長λlにて再送出される。次
にノード132にて波長λlのデータ信号は受信され、
波長λ3に変更されて送出される。最後に波長λ3が受
信されるノード131でデータは受信されることにな
る。
【0023】上記構成において、第1のネットワーク内
の如何なるノードからも第2のネットワーク内のどのノ
ードへもデータ転送はできる。なぜなら、第1のネット
ワーク内のどのノードから送信された信号もノード10
6の上流で必ずノード106の送受信波長になることが
保証されているので、これをネットワーク接続装置10
5で第2のネットワーク内に引き込めば、後は、これが
ネットワーク接続装置105の下流のノード130の送
受信波長にもなっているので第2のネットワーク内の如
何なるノードへもデータ転送できるからである。従っ
て、図2の例で言えば、同様の理由によって、ネットワ
ーク間接続には波長λ2、λ3、λ4も使用できること
になる。
の如何なるノードからも第2のネットワーク内のどのノ
ードへもデータ転送はできる。なぜなら、第1のネット
ワーク内のどのノードから送信された信号もノード10
6の上流で必ずノード106の送受信波長になることが
保証されているので、これをネットワーク接続装置10
5で第2のネットワーク内に引き込めば、後は、これが
ネットワーク接続装置105の下流のノード130の送
受信波長にもなっているので第2のネットワーク内の如
何なるノードへもデータ転送できるからである。従っ
て、図2の例で言えば、同様の理由によって、ネットワ
ーク間接続には波長λ2、λ3、λ4も使用できること
になる。
【0024】次にノード122からノード106へのデ
ータ転送動作を例に説明する。ノード122の送受信波
長はλlとλ3、ノード106の送受信波長はλlとλ
2なので、双方に共通な波長λlで常にデータを転送す
れば送信は可能のはずである。ところが、ノード122
とノード106間にはネットワーク接続装置105が存
在しているため、波長λlで転送すると、ネットワーク
接続装置105にて第2のネットワークヘ転送されてし
まう。そこで同一ネットワーク内のデータ転送では、ネ
ットワーク接続装置105へは波長λlで送信しない必
要がある。従って、ノード122から波長λlで送出し
たデータはノード126にて受信され、波長λ5にて送
出される。ネットワーク接続装置105において、波長
λ5のデータ信号は、波長分波フィルタ101内の導波
路701に入力される。グレーティング702では波長
λ5は分波されないので、λ5のデータ信号はそのまま
導波路701を進行して、波長合流器103へ進み、波
長分波フィルタ102からの波長λlの信号と合流し
て、λ5で第1のネットワークに送出される。これ以
降、各ノードの送受信波長に従って、ノード108にて
波長λ6に変換される。更に、ノード113、115、
120、125を経て、ノード127にて波長λ2に変
換され、ノード106で受信される。むろん、第1のネ
ットワーク内のデータ転送において、ノード122から
波長λlを用いてデータ転送を行ってもよい。なぜな
ら、ネットワーク接続装置105に対し波長λlでデー
タ送出しても、波長λlはループ型である第2のネット
ワーク内を転送されて第1のネットワークに戻って来る
ので、第1のネットワーク内データ転送は可能であるか
らである。
ータ転送動作を例に説明する。ノード122の送受信波
長はλlとλ3、ノード106の送受信波長はλlとλ
2なので、双方に共通な波長λlで常にデータを転送す
れば送信は可能のはずである。ところが、ノード122
とノード106間にはネットワーク接続装置105が存
在しているため、波長λlで転送すると、ネットワーク
接続装置105にて第2のネットワークヘ転送されてし
まう。そこで同一ネットワーク内のデータ転送では、ネ
ットワーク接続装置105へは波長λlで送信しない必
要がある。従って、ノード122から波長λlで送出し
たデータはノード126にて受信され、波長λ5にて送
出される。ネットワーク接続装置105において、波長
λ5のデータ信号は、波長分波フィルタ101内の導波
路701に入力される。グレーティング702では波長
λ5は分波されないので、λ5のデータ信号はそのまま
導波路701を進行して、波長合流器103へ進み、波
長分波フィルタ102からの波長λlの信号と合流し
て、λ5で第1のネットワークに送出される。これ以
降、各ノードの送受信波長に従って、ノード108にて
波長λ6に変換される。更に、ノード113、115、
120、125を経て、ノード127にて波長λ2に変
換され、ノード106で受信される。むろん、第1のネ
ットワーク内のデータ転送において、ノード122から
波長λlを用いてデータ転送を行ってもよい。なぜな
ら、ネットワーク接続装置105に対し波長λlでデー
タ送出しても、波長λlはループ型である第2のネット
ワーク内を転送されて第1のネットワークに戻って来る
ので、第1のネットワーク内データ転送は可能であるか
らである。
【0025】第2のネットワーク内のノードから第1の
ネットワーク内のノードへのデータ転送、第2のネット
ワーク内のノード間でのデータ転送、ネットワーク接続
装置105を跨がない第1のネットワーク内のノード間
でのデータ転送についても上記のデータ転送動作に準じ
て考えればよい。
ネットワーク内のノードへのデータ転送、第2のネット
ワーク内のノード間でのデータ転送、ネットワーク接続
装置105を跨がない第1のネットワーク内のノード間
でのデータ転送についても上記のデータ転送動作に準じ
て考えればよい。
【0026】
【実施例2】図4は本発明の第2の実施例を示す。同図
は、第1のネットワークと第2のネットワークを接続す
るネットワーク接続装置の構成を示すもので、ネットワ
ーク間のデータ転送には波長λlを用いる。ネットワー
ク接続装置201以外のネットワーク構成は図1、図2
に等しい。
は、第1のネットワークと第2のネットワークを接続す
るネットワーク接続装置の構成を示すもので、ネットワ
ーク間のデータ転送には波長λlを用いる。ネットワー
ク接続装置201以外のネットワーク構成は図1、図2
に等しい。
【0027】図4中、202は第1のネットワークから
の光信号を分岐する光分岐器、205は第2のネットワ
ークからの光信号を分岐する光分岐器、203は光分岐
器202で分岐された光信号のうち、波長λlを透過す
る波長パスフィルタ、204は光分岐器205からの光
信号のうち、波長λlを透過する波長パスフィルタ、2
06は光分岐器202で分岐された光信号のうち、波長
λlのみをカットする波長カットフィルタ、207は光
分岐器205で分岐された光信号のうち、波長λlのみ
をカットする波長カットフィルタ、208は波長カット
フィルタ206を透過した光信号と波長パスフィルタ2
04からの波長λlの信号を合波する光合流器、209
は波長カットフィルタ207を透過した光信号と波長パ
スフィルタ203からの波長λlの信号を合波する光合
流器である。
の光信号を分岐する光分岐器、205は第2のネットワ
ークからの光信号を分岐する光分岐器、203は光分岐
器202で分岐された光信号のうち、波長λlを透過す
る波長パスフィルタ、204は光分岐器205からの光
信号のうち、波長λlを透過する波長パスフィルタ、2
06は光分岐器202で分岐された光信号のうち、波長
λlのみをカットする波長カットフィルタ、207は光
分岐器205で分岐された光信号のうち、波長λlのみ
をカットする波長カットフィルタ、208は波長カット
フィルタ206を透過した光信号と波長パスフィルタ2
04からの波長λlの信号を合波する光合流器、209
は波長カットフィルタ207を透過した光信号と波長パ
スフィルタ203からの波長λlの信号を合波する光合
流器である。
【0028】光分岐器202の構成を図5に示す。80
1は、ネットワーク接続装置201の第1のネットワー
ク入力と波長カットフィルタ206を接続する導波路、
802は導波路801中の光信号の強度を分岐するカッ
プラ、803はカップラ802で分岐した信号を波長パ
スフィルタ203に入力する導波路である。波長カット
フィルタ206の構成を図6に示す。901は光分岐器
202と光合流器208を接続する光導波路、902は
波長λlを分離するグレーティングである。なお、光分
岐器205と波長カットフィルタ207もフィルタ外部
との接続関係を除いてそれぞれ図5、図6に準ずる。
1は、ネットワーク接続装置201の第1のネットワー
ク入力と波長カットフィルタ206を接続する導波路、
802は導波路801中の光信号の強度を分岐するカッ
プラ、803はカップラ802で分岐した信号を波長パ
スフィルタ203に入力する導波路である。波長カット
フィルタ206の構成を図6に示す。901は光分岐器
202と光合流器208を接続する光導波路、902は
波長λlを分離するグレーティングである。なお、光分
岐器205と波長カットフィルタ207もフィルタ外部
との接続関係を除いてそれぞれ図5、図6に準ずる。
【0029】次に、上記構成において、ノード121か
らノード131への転送動作を例に説明する。第1のネ
ットワーク上にあるノード121からノード131まで
の転送動作は第1の実施例に等しいため省略する。そこ
でネットワーク接続装置201の動作について述べる。
ノード126にて波長λlで送出されたデータは、ネッ
トワーク接続装置201の光分岐器202における導波
路801を通り、カップラ802にて信号強度が2等分
される。一方はそのまま導波路801を進行して、波長
カットフィルタ206の導波路901に進み、グレーテ
ィング902で分離されてしまうため、グレーティング
902以降の導波路901には波長λlの信号は伝達さ
れない。他方は波長パスフィルタ203を通過し、波長
合流器209で第2のネットワークの波長λ2、λ3、
λ4と合流し、第2のネットワークに送出される。波長
λlで送出されたデータは、ノード130にて受信され
る。
らノード131への転送動作を例に説明する。第1のネ
ットワーク上にあるノード121からノード131まで
の転送動作は第1の実施例に等しいため省略する。そこ
でネットワーク接続装置201の動作について述べる。
ノード126にて波長λlで送出されたデータは、ネッ
トワーク接続装置201の光分岐器202における導波
路801を通り、カップラ802にて信号強度が2等分
される。一方はそのまま導波路801を進行して、波長
カットフィルタ206の導波路901に進み、グレーテ
ィング902で分離されてしまうため、グレーティング
902以降の導波路901には波長λlの信号は伝達さ
れない。他方は波長パスフィルタ203を通過し、波長
合流器209で第2のネットワークの波長λ2、λ3、
λ4と合流し、第2のネットワークに送出される。波長
λlで送出されたデータは、ノード130にて受信され
る。
【0030】次に、ノード122から106への転送動
作例において、第1の実施例と相違するネットワーク接
続装置201の動作について述べる。ノード126にて
波長λ5で送出されたデータは、ネットワーク接続装置
201の光分岐器202における導波路801を通り、
カップラ802にて信号強度が2等分される。一方は導
波路803に分岐し、信号が波長λl以外のため波長パ
スフィルタ203でカットされる。もう一方はそのまま
導波路801を進行して、波長カットフィルタ206の
導波路901に進む。そして、グレーティング902で
波長λlでないため分離されず、グレーティング902
以降の導波路901に波長λ5の信号は伝達され、光合
流器208に進む。光合流器208で波長パスフィルタ
204からのλlの信号と合流され、データは波長λ5
のままネットワーク接続装置201の出力となる。以
降、第1の実施例と同様である。
作例において、第1の実施例と相違するネットワーク接
続装置201の動作について述べる。ノード126にて
波長λ5で送出されたデータは、ネットワーク接続装置
201の光分岐器202における導波路801を通り、
カップラ802にて信号強度が2等分される。一方は導
波路803に分岐し、信号が波長λl以外のため波長パ
スフィルタ203でカットされる。もう一方はそのまま
導波路801を進行して、波長カットフィルタ206の
導波路901に進む。そして、グレーティング902で
波長λlでないため分離されず、グレーティング902
以降の導波路901に波長λ5の信号は伝達され、光合
流器208に進む。光合流器208で波長パスフィルタ
204からのλlの信号と合流され、データは波長λ5
のままネットワーク接続装置201の出力となる。以
降、第1の実施例と同様である。
【0031】
【他の実施例】以上述べた内容で、ネットワーク接続の
為の波長をλl以外の波長に、さらには複数の波長にす
ることも可能である。ただし、合波時の波長競合を防ぐ
ため、第1と第2のネットワーク双方から同一波長を分
離しなくてはならない。さらには、波長パスフィルタ、
波長分波フィルタ、波長カットフィルタを可変波長型に
すれば、ネットワーク間の波長交換の選択肢を増やすこ
とが可能である。また、データ転送の向きが逆の波長を
接続波長に含む場合は、その波長に関する波長分波器、
波長分岐合流器、フィルタ等を逆向きに付加すればよ
い。光信号の損失が問題となる場合は光増幅器を用いれ
ばよい。
為の波長をλl以外の波長に、さらには複数の波長にす
ることも可能である。ただし、合波時の波長競合を防ぐ
ため、第1と第2のネットワーク双方から同一波長を分
離しなくてはならない。さらには、波長パスフィルタ、
波長分波フィルタ、波長カットフィルタを可変波長型に
すれば、ネットワーク間の波長交換の選択肢を増やすこ
とが可能である。また、データ転送の向きが逆の波長を
接続波長に含む場合は、その波長に関する波長分波器、
波長分岐合流器、フィルタ等を逆向きに付加すればよ
い。光信号の損失が問題となる場合は光増幅器を用いれ
ばよい。
【0032】また、上記各実施例ではノードは2つの伝
送路に接続されるものとしたが、本発明はそれに限るも
のではなく、例えば送受信すべき信号の多いノードは3
以上の伝送路に接続する様にしてもよい。また、本発明
は波長多重により複数の環状伝送路を多重するものとし
たが、多重方法としては複数のケーブルを束ねた空間多
重の構成等も可能であるし、複数の伝送媒体を多重せず
に用いてもよい。また、信号に関しては、光信号に限ら
ず電気信号等も使える。その際、例えば周波数多重によ
り多重化する際は周波数フィルター等を用いてネットワ
ーク接続装置、ノードを構成すればよい。
送路に接続されるものとしたが、本発明はそれに限るも
のではなく、例えば送受信すべき信号の多いノードは3
以上の伝送路に接続する様にしてもよい。また、本発明
は波長多重により複数の環状伝送路を多重するものとし
たが、多重方法としては複数のケーブルを束ねた空間多
重の構成等も可能であるし、複数の伝送媒体を多重せず
に用いてもよい。また、信号に関しては、光信号に限ら
ず電気信号等も使える。その際、例えば周波数多重によ
り多重化する際は周波数フィルター等を用いてネットワ
ーク接続装置、ノードを構成すればよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、2つのネットワー
ク間を接続するネットワーク接続装置に上記の如くフィ
ルタ等を設けることによって、ネットワーク接続装置の
構成が簡単になり、かつ、電源が不要となる効果があ
る。
ク間を接続するネットワーク接続装置に上記の如くフィ
ルタ等を設けることによって、ネットワーク接続装置の
構成が簡単になり、かつ、電源が不要となる効果があ
る。
【図1】本発明による第1の実施例におけるノード接続
装置を示す図。
装置を示す図。
【図2】実施例におけるノード接続を示す図。
【図3】第1の実施例における波長分波フィルタの構成
を示す図。
を示す図。
【図4】本発明による第2の実施例におけるノード接続
装置を示す図。
装置を示す図。
【図5】第2の実施例における光分岐器を示す図。
【図6】第2の実施例における波長カットフィルタを示
す図。
す図。
【図7】ノードの構成を示す図。
【図8】従来例におけるネットワーク接続装置を示す
図。
図。
【図9】従来例におけるノード接続を示す図。
101、102 波長分波フィルタ 103、104、208、209 合流器 105、201 ネットワーク接続装置 106〜133 ノード 202、205 分岐器 203、204 波長パスフィルタ 206、207 波長カットフィルタ 701、703、801、803 導波路 702、902 グレーティング 802 カップラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28
Claims (11)
- 【請求項1】複数の伝送路と該伝送路数よりも少ない数
の送受信部をもつ複数のノードからなる第1と第2のネ
ットワークを接続するネットワーク接続装置において、
第1のネットワーク中の単数または複数の伝送路を取り
出して第2のネットワークに挿入すると共に、取り出し
た伝送路が当該接続装置をこえて前記第1のネットワー
ク上を伝送されることを防ぐための第1手段と、第2の
ネットワーク中の前記第1手段で取り出した伝送路と同
一である単数または複数の伝送路を取り出して第1のネ
ットワークに挿入すると共に、取り出した伝送路が当該
接続装置をこえて前記第2のネットワーク上を伝送され
ることを防ぐための第2手段とを備える事を特徴とする
ネットワーク接続装置。 - 【請求項2】前記複数の伝送路がチャネル多重された環
状伝送路から成る事を特徴とする請求項1記載のネット
ワーク接続装置。 - 【請求項3】前記複数の伝送路が波長多重された環状伝
送路から成る事を特徴とする請求項2記載のネットワー
ク接続装置。 - 【請求項4】前記第1手段が、第1のネットワーク中の
単数または複数の伝送路を取り出して第2のネットワー
クに挿入する第1の取り出し手段と、前記第1の取り出
し手段によって取り出した伝送路が当該接続装置をこえ
て前記第1のネットワーク上を伝送されることを防ぐた
めの第1の遮断手段とから成り、前記第2手段が、第2
のネットワーク中の前記第1の取り出し手段で取り出し
た伝送路と同一である単数または複数の伝送路を取り出
して第1のネットワークに挿入する第2の取り出し手段
と、前記第2の取り出し手段によって取り出した伝送路
が当該接続装置をこえて前記第2のネットワーク上を伝
送されることを防ぐための第2の遮断手段とを備える事
を特徴とする請求項1記載のネットワーク接続装置。 - 【請求項5】前記第1手段が、第1のネットワーク中の
単数または複数の波長を取り出して第2のネットワーク
に挿入する第1の取り出し手段と、前記第1の取り出し
手段によって取り出した波長が当該接続装置をこえて前
記第1のネットワーク上を伝送されることを防ぐための
第1の光遮断手段とから成り、前記第2手段が、第2の
ネットワーク中の前記第1の取り出し手段で取り出した
波長と同一である単数または複数の波長を取り出して第
1のネットワークに挿入する第2の取り出し手段と、前
記第2の取り出し手段によって取り出した波長が当該接
続装置をこえて前記第2のネットワーク上を伝送される
ことを防ぐための第2の光遮断手段とを備える事を特徴
とする請求項3記載のネットワーク接続装置。 - 【請求項6】複数の伝送路と該伝送路数よりも少ない数
の送受信部をもつ複数のノードからなる第1と第2のネ
ットワーク及び該第1と第2のネットワークを接続する
ネットワーク接続装置を有するネットワークにおいて、
該ネットワーク接続装置が、第1のネットワーク中の単
数または複数の伝送路を取り出して第2のネットワーク
に挿入すると共に、取り出した伝送路が当該接続装置を
こえて前記第1のネットワーク上を伝送されることを防
ぐための第1手段と、第2のネットワーク中の前記第1
手段で取り出した伝送路と同一である単数または複数の
伝送路を取り出して第1のネットワークに挿入すると共
に、取り出した伝送路が当該接続装置をこえて前記第2
のネットワーク上を伝送されることを防ぐための第2手
段とを備える事を特徴とするネットワーク。 - 【請求項7】前記複数の伝送路がチャネル多重された環
状伝送路から成る事を特徴とする請求項6記載のネット
ワーク。 - 【請求項8】前記複数の伝送路が波長多重された環状伝
送路から成る事を特徴とする請求項7記載のネットワー
ク。 - 【請求項9】複数の伝送路と該伝送路数よりも少ない数
の送受信部をもつ複数のノードからなる第1と第2のネ
ットワークを有するネットワークにおいて、第1のネッ
トワーク中の単数または複数の伝送路を取り出して第2
のネットワークに挿入すると共に、取り出した伝送路が
当該接続部をこえて前記第1のネットワーク上を伝送さ
れることを防ぎ、第2のネットワーク中の前記取り出し
た伝送路と同一である単数または複数の伝送路を取り出
して第1のネットワークに挿入すると共に、取り出した
伝送路が当該接続部をこえて前記第2のネットワーク上
を伝送されることを防いで該第1と第2のネットワーク
を接続する事を特徴とするネットワーク接続方法。 - 【請求項10】前記複数の伝送路がチャネル多重された
環状伝送路から成る事を特徴とする請求項9記載のネッ
トワーク接続方法。 - 【請求項11】前記複数の伝送路が波長多重された環状
伝送路から成る事を特徴とする請求項10記載のネット
ワーク接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7214168A JPH0946364A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ネットワーク、ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7214168A JPH0946364A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ネットワーク、ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946364A true JPH0946364A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16651368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7214168A Pending JPH0946364A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | ネットワーク、ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0946364A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007083365A1 (ja) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Fujitsu Limited | 光ネットワークシステム |
JP5273679B2 (ja) * | 2007-08-11 | 2013-08-28 | 国立大学法人名古屋大学 | 光通信ネットワーク用ノード装置のルーティング方法および光通信ネットワーク用ノード装置 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7214168A patent/JPH0946364A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007083365A1 (ja) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Fujitsu Limited | 光ネットワークシステム |
JPWO2007083365A1 (ja) * | 2006-01-18 | 2009-06-11 | 富士通株式会社 | 光ネットワークシステム |
JP4657306B2 (ja) * | 2006-01-18 | 2011-03-23 | 富士通株式会社 | 光ネットワークシステム |
JP5273679B2 (ja) * | 2007-08-11 | 2013-08-28 | 国立大学法人名古屋大学 | 光通信ネットワーク用ノード装置のルーティング方法および光通信ネットワーク用ノード装置 |
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