JPH0946339A - 電子会議端末装置 - Google Patents
電子会議端末装置Info
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- JPH0946339A JPH0946339A JP7195139A JP19513995A JPH0946339A JP H0946339 A JPH0946339 A JP H0946339A JP 7195139 A JP7195139 A JP 7195139A JP 19513995 A JP19513995 A JP 19513995A JP H0946339 A JPH0946339 A JP H0946339A
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- JP
- Japan
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- control unit
- data
- conference
- communication
- transfer control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信線の利用効率を向上させ、ユーザの操作
に対する応答性をよくする。 【構成】 会議データの転送を制御する資料転送制御部
101と、資料転送制御部101から転送された会議デ
ータを通信線105を介して相手端末に送信し、通信線
105を介して相手端末から受信した会議データを資料
転送制御部101へ出力する通信制御部102と、通信
制御部102から出力される通信状態情報を評価して通
信状態値を出力する状態判断部103と、その通信状態
値に基づいて資料転送制御部101における会議データ
の転送量を制御する会議情報制御部104と、資料転送
制御部101から出力されるデータを記憶し、記憶した
データを資料転送制御部101へ出力するデータ記憶部
102を備える。
に対する応答性をよくする。 【構成】 会議データの転送を制御する資料転送制御部
101と、資料転送制御部101から転送された会議デ
ータを通信線105を介して相手端末に送信し、通信線
105を介して相手端末から受信した会議データを資料
転送制御部101へ出力する通信制御部102と、通信
制御部102から出力される通信状態情報を評価して通
信状態値を出力する状態判断部103と、その通信状態
値に基づいて資料転送制御部101における会議データ
の転送量を制御する会議情報制御部104と、資料転送
制御部101から出力されるデータを記憶し、記憶した
データを資料転送制御部101へ出力するデータ記憶部
102を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離れた地点に存在し
て、通信線により接続された複数の端末を使用して会議
を行なうための電子会議端末装置に関するものである。
て、通信線により接続された複数の端末を使用して会議
を行なうための電子会議端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを端末として用い
て、遠隔地間で静止画を用いた会議資料や共有画面を利
用した編集機能を持つ電子会議システムが普及し始めて
いる。このような電子会議システムは、データの通信媒
体として、遠隔地間の場合には、電話回線やINS64
などのISDN回線を主に利用している場合が多く、大
容量のISDN回線やWANは、コストやインフラ未整
備のために、広く利用されるまでには至っていない。
て、遠隔地間で静止画を用いた会議資料や共有画面を利
用した編集機能を持つ電子会議システムが普及し始めて
いる。このような電子会議システムは、データの通信媒
体として、遠隔地間の場合には、電話回線やINS64
などのISDN回線を主に利用している場合が多く、大
容量のISDN回線やWANは、コストやインフラ未整
備のために、広く利用されるまでには至っていない。
【0003】静止画を用いた会議資料や共有画面を利用
した編集機能を持つ電子会議システムでは、そのことに
よりシステムの利便性を増大させることができる利点が
あるため広く実現されているが、そこで使用する画像や
編集情報等の比較的大きな会議資料データを会議相手に
転送する必要が生じる。
した編集機能を持つ電子会議システムでは、そのことに
よりシステムの利便性を増大させることができる利点が
あるため広く実現されているが、そこで使用する画像や
編集情報等の比較的大きな会議資料データを会議相手に
転送する必要が生じる。
【0004】会議データの転送方法としては、第1の方
法として、会議端末を互いに接続して会議を開始するに
先立って、会議資料データをすべて相手端末に転送して
しまう方法がある。この方法には、接続処理を行う前
に、電子メール等の手段で資料を転送するものや、接続
処理の一部として、資料の転送をするものがあり、会議
途中で資料を変更したり、削除、追加などの大幅な編集
行為を行わない会議に適している。
法として、会議端末を互いに接続して会議を開始するに
先立って、会議資料データをすべて相手端末に転送して
しまう方法がある。この方法には、接続処理を行う前
に、電子メール等の手段で資料を転送するものや、接続
処理の一部として、資料の転送をするものがあり、会議
途中で資料を変更したり、削除、追加などの大幅な編集
行為を行わない会議に適している。
【0005】第2の方法として、資料を表示する場合等
の会議資料データが必要になった時点で、データの転送
を行う方法がある。図5はこの方法を実施するための電
子会議端末装置の構成を示すものである。図5におい
て、501は資料転送制御部、502は通信制御部、5
03は資料編集部、504は資料記憶部、505は画面
表示部、506は通信線である。通信線506には同一
構成の相手会議端末が接続されている。
の会議資料データが必要になった時点で、データの転送
を行う方法がある。図5はこの方法を実施するための電
子会議端末装置の構成を示すものである。図5におい
て、501は資料転送制御部、502は通信制御部、5
03は資料編集部、504は資料記憶部、505は画面
表示部、506は通信線である。通信線506には同一
構成の相手会議端末が接続されている。
【0006】以上のように構成された電子会議端末装置
について、以下その動作を説明する。資料転送制御部5
01は、会議資料データを資料記憶部504から得て、
通信制御部502に転送し、相手会議端末から受信した
データを資料記憶部504に転送する。通信制御部50
2は、資料転送制御部501から会議資料データを貰
い、通信線506を介して相手会議端末に転送し、相手
会議端末から受信した会議資料データを資料転送制御部
501に転送する。資料編集部503は、ユーザの入力
によって表示画面の切り替え等の編集要求を発する。資
料記憶部504は、資料転送制御部501から転送され
た会議資料データを記憶し、資料転送制御部501から
の要求により、会議資料データを資料転送制御部501
または画面表示部505に転送する。画面表示部505
は、資料記憶部504から会議資料データを貰い、表示
を行う。
について、以下その動作を説明する。資料転送制御部5
01は、会議資料データを資料記憶部504から得て、
通信制御部502に転送し、相手会議端末から受信した
データを資料記憶部504に転送する。通信制御部50
2は、資料転送制御部501から会議資料データを貰
い、通信線506を介して相手会議端末に転送し、相手
会議端末から受信した会議資料データを資料転送制御部
501に転送する。資料編集部503は、ユーザの入力
によって表示画面の切り替え等の編集要求を発する。資
料記憶部504は、資料転送制御部501から転送され
た会議資料データを記憶し、資料転送制御部501から
の要求により、会議資料データを資料転送制御部501
または画面表示部505に転送する。画面表示部505
は、資料記憶部504から会議資料データを貰い、表示
を行う。
【0007】いま、ユーザが資料編集部503から表示
の切り替え操作を行うと、資料編集部503から表示の
切り替え要求が資料転送制御部501に送られる。資料
転送制御部501は、資料記憶部504から当該表示に
必要な会議資料データを通信制御部502を介して相手
会議端末に送信した後、資料記憶部504に対して当該
表示の表示を要求する。資料記憶部504は、その要求
を受けて、当該表示に必要な会議資料データを画面表示
部505に出力し、画面表示部505が画面を表示す
る。
の切り替え操作を行うと、資料編集部503から表示の
切り替え要求が資料転送制御部501に送られる。資料
転送制御部501は、資料記憶部504から当該表示に
必要な会議資料データを通信制御部502を介して相手
会議端末に送信した後、資料記憶部504に対して当該
表示の表示を要求する。資料記憶部504は、その要求
を受けて、当該表示に必要な会議資料データを画面表示
部505に出力し、画面表示部505が画面を表示す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
2の方法を実施する従来の電子会議端末装置では、ユー
ザが資料表示切り替え操作を行って会議資料データを相
手端末に送信した後に画面表示を行うため、自端末と相
手端末双方あるいは片方で、送信終了まで画面表示を見
ることができず、特に通信線の通信容量が大きくなく、
会議資料データが大きい場合にその待ち時間が長くなる
という問題がある。また、上記の第1の方法では、会議
の途中で資料を交換することができないので、このよう
な処理を必要とする電子会議には使用できないという問
題がある。
2の方法を実施する従来の電子会議端末装置では、ユー
ザが資料表示切り替え操作を行って会議資料データを相
手端末に送信した後に画面表示を行うため、自端末と相
手端末双方あるいは片方で、送信終了まで画面表示を見
ることができず、特に通信線の通信容量が大きくなく、
会議資料データが大きい場合にその待ち時間が長くなる
という問題がある。また、上記の第1の方法では、会議
の途中で資料を交換することができないので、このよう
な処理を必要とする電子会議には使用できないという問
題がある。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
もので、静止画等からなる会議資料や共有画面を利用し
た資料編集機能を持つ電子会議端末装置において、通信
線の使用状態を評価して、その評価値に基づいて相手端
末に送信するデータ量を調整することにより通信線の利
用効率を向上し、ユーザの操作に対して、より応答性の
良い電子会議端末装置を提供することを目的とする。
もので、静止画等からなる会議資料や共有画面を利用し
た資料編集機能を持つ電子会議端末装置において、通信
線の使用状態を評価して、その評価値に基づいて相手端
末に送信するデータ量を調整することにより通信線の利
用効率を向上し、ユーザの操作に対して、より応答性の
良い電子会議端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、会議データの転送を制御する資料転送制
御部と、資料転送制御部から転送された会議データを通
信線を介して相手端末に送信し、通信線を介して相手端
末から受信した会議データを資料転送制御部へ出力する
通信制御部と、通信制御部から出力される通信状態情報
を評価して通信状態値を出力する状態判断部と、この通
信状態値に基づいて資料転送制御部における会議データ
の転送量を制御する会議情報制御とを備えたものであ
る。
に、本発明は、会議データの転送を制御する資料転送制
御部と、資料転送制御部から転送された会議データを通
信線を介して相手端末に送信し、通信線を介して相手端
末から受信した会議データを資料転送制御部へ出力する
通信制御部と、通信制御部から出力される通信状態情報
を評価して通信状態値を出力する状態判断部と、この通
信状態値に基づいて資料転送制御部における会議データ
の転送量を制御する会議情報制御とを備えたものであ
る。
【0011】
【作用】したがって本発明によれば、データ通信量が多
いときは、状態判断部の閾値を超過するので、会議情報
制御部は、会議データの送信量を減らす制御を行い、デ
ータ通信量が少なく状態判断部の閾値以下である場合
は、会議データの送信量を増す制御を行うことにより、
結果として状態判断部の閾値を超過しない範囲で最大の
データ量の転送を行うことができ、通信データ量が通信
容量を超過してしまう場合に生じるデータ送信待ちの状
態を回避することができ、ユーザの操作に対する応答性
を向上させることができる。
いときは、状態判断部の閾値を超過するので、会議情報
制御部は、会議データの送信量を減らす制御を行い、デ
ータ通信量が少なく状態判断部の閾値以下である場合
は、会議データの送信量を増す制御を行うことにより、
結果として状態判断部の閾値を超過しない範囲で最大の
データ量の転送を行うことができ、通信データ量が通信
容量を超過してしまう場合に生じるデータ送信待ちの状
態を回避することができ、ユーザの操作に対する応答性
を向上させることができる。
【0012】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本実施例のおける電
子会議端末装置の構成を示すものである。この装置は、
通信線に接続された会議システム端末の一つであり、通
信線には同一構成の相手端末が一個以上接続されてい
る。
面を参照しながら説明する。図1は本実施例のおける電
子会議端末装置の構成を示すものである。この装置は、
通信線に接続された会議システム端末の一つであり、通
信線には同一構成の相手端末が一個以上接続されてい
る。
【0013】図1において、101は資料転送制御部、
102は通信制御部、103は状態判断部、104は会
議情報制御部、105は通信線である。
102は通信制御部、103は状態判断部、104は会
議情報制御部、105は通信線である。
【0014】資料転送制御部101は、会議データの転
送を制御する。通信制御部102は、資料転送制御部1
01から相手会議端末に送る会議データを、通信線10
5を媒体として相手端末に送信し、相手端末から来る会
議データを受信して資料転送制御部101に転送する。
資料転送制御部101が送る会議データは、例えば、会
議制御データ、会議資料データ、動画映像データであ
る。状態判断部103は、通信制御部102が出力する
通信量データ量を入力として、通信状態値をあらかじめ
設定された通信状態演算によって評価して、会議情報制
御部104に出力する。会議情報制御部104は、通信
状態値により、資料転送制御部101が相手端末に送る
会議データのデータ量を通信アルゴリズムを用いて調整
する。
送を制御する。通信制御部102は、資料転送制御部1
01から相手会議端末に送る会議データを、通信線10
5を媒体として相手端末に送信し、相手端末から来る会
議データを受信して資料転送制御部101に転送する。
資料転送制御部101が送る会議データは、例えば、会
議制御データ、会議資料データ、動画映像データであ
る。状態判断部103は、通信制御部102が出力する
通信量データ量を入力として、通信状態値をあらかじめ
設定された通信状態演算によって評価して、会議情報制
御部104に出力する。会議情報制御部104は、通信
状態値により、資料転送制御部101が相手端末に送る
会議データのデータ量を通信アルゴリズムを用いて調整
する。
【0015】以下、上記実施例の動作について、主に状
態判断部103および会議情報制御部104の動作につ
いて以下に説明する。状態判断部103では、通信状態
演算として、あらかじめ設定した時間内の全データ通信
量が、あらかじめ設定した閾値以下である場合に転送線
が空き状態( 通信状態値0) とし、通信量があらかじめ
設定した閾値を超過したときに使用状態( 通信状態値
1) とする第1の演算を行なう。これに対して会議情報
制御部104は、通信アルゴリズムとして、空き状態0
の入力に対し、送信会議データのデータ量をあらかじめ
設定した量だけ増加させ、使用状態1の入力に対し、デ
ータのデータ量をあらかじめ設定した量だけ減少させる
信号を、資料転送制御部101に送る。
態判断部103および会議情報制御部104の動作につ
いて以下に説明する。状態判断部103では、通信状態
演算として、あらかじめ設定した時間内の全データ通信
量が、あらかじめ設定した閾値以下である場合に転送線
が空き状態( 通信状態値0) とし、通信量があらかじめ
設定した閾値を超過したときに使用状態( 通信状態値
1) とする第1の演算を行なう。これに対して会議情報
制御部104は、通信アルゴリズムとして、空き状態0
の入力に対し、送信会議データのデータ量をあらかじめ
設定した量だけ増加させ、使用状態1の入力に対し、デ
ータのデータ量をあらかじめ設定した量だけ減少させる
信号を、資料転送制御部101に送る。
【0016】別の方法として、状態判断部103は、あ
らかじめ設定した時間の間に転送されたデータ量を積算
して通信状態値とする第2の演算を用い、会議情報制御
部104は、通信アルゴリズムとして、通信状態値があ
らかじめ設定した閾値を越える場合には、比例演算等の
適当な演算を用いて通信データ量を減少させ、閾値以下
の場合には、比例演算等の適当な演算を用いて通信デー
タ量を増加させるアルゴリズムを用いる。
らかじめ設定した時間の間に転送されたデータ量を積算
して通信状態値とする第2の演算を用い、会議情報制御
部104は、通信アルゴリズムとして、通信状態値があ
らかじめ設定した閾値を越える場合には、比例演算等の
適当な演算を用いて通信データ量を減少させ、閾値以下
の場合には、比例演算等の適当な演算を用いて通信デー
タ量を増加させるアルゴリズムを用いる。
【0017】ここで、通信状態演算、通信アルゴリズ
ム、通信データ量の増減の演算は、上記に限定されるも
のではなく、さらに別の方法を用いることもできる。ま
た、状態判断部103で設定しておく上記閾値は、通信
線105の伝送容量と転送プロトコルに応じて適切に決
めれば良いが、例として、通信線105がイーサネット
の場合は、伝送容量の20〜30%、専用線の場合に
は、伝送容量の80〜90%程度に設定することができ
る。
ム、通信データ量の増減の演算は、上記に限定されるも
のではなく、さらに別の方法を用いることもできる。ま
た、状態判断部103で設定しておく上記閾値は、通信
線105の伝送容量と転送プロトコルに応じて適切に決
めれば良いが、例として、通信線105がイーサネット
の場合は、伝送容量の20〜30%、専用線の場合に
は、伝送容量の80〜90%程度に設定することができ
る。
【0018】以上の動作により、データ通信量が多いと
きは、状態判断部103の閾値を超過するので、会議情
報制御部101は、会議データの送信量を減す制御を行
い、データ通信量が少なく状態判断部103の閾値以下
である場合は、会議データの送信量を増す制御を行うこ
とにより、結果として状態判断部103の閾値を超過し
ない範囲で最大のデータ量の転送を行なうことができ、
通信データ量が通信容量を超過してしまう場合に生じる
データ送信待ちの状態を回避することができ、ユーザの
操作に対する応答性を向上させることができる。
きは、状態判断部103の閾値を超過するので、会議情
報制御部101は、会議データの送信量を減す制御を行
い、データ通信量が少なく状態判断部103の閾値以下
である場合は、会議データの送信量を増す制御を行うこ
とにより、結果として状態判断部103の閾値を超過し
ない範囲で最大のデータ量の転送を行なうことができ、
通信データ量が通信容量を超過してしまう場合に生じる
データ送信待ちの状態を回避することができ、ユーザの
操作に対する応答性を向上させることができる。
【0019】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図2は本実施
例における電子会議端末装置の構成を示すものであり、
第1の実施例の構成にデータ記憶部201を追加したも
のである。データ記憶部201は、資料転送制御部10
1からの会議データ入力を時刻的順番を保持して記憶
し、資料転送制御部101からのデータ読み出し要求に
より、時刻的に古いデータから順番に出力し、当該デー
タの記憶を消去する。
について、図面を参照しながら説明する。図2は本実施
例における電子会議端末装置の構成を示すものであり、
第1の実施例の構成にデータ記憶部201を追加したも
のである。データ記憶部201は、資料転送制御部10
1からの会議データ入力を時刻的順番を保持して記憶
し、資料転送制御部101からのデータ読み出し要求に
より、時刻的に古いデータから順番に出力し、当該デー
タの記憶を消去する。
【0020】会議情報制御部104は、相手端末に送信
すべき会議データをその緊急性に基づいて2段階に評価
する。評価の方法は、全てのデータに対して緊急性の段
階を定義した表をあらかじめ設定しておく方法、あるい
は各データに属性として緊急性の属性を付加しておく方
法を取ることができるが、他の適当な方法を用いること
もできる。
すべき会議データをその緊急性に基づいて2段階に評価
する。評価の方法は、全てのデータに対して緊急性の段
階を定義した表をあらかじめ設定しておく方法、あるい
は各データに属性として緊急性の属性を付加しておく方
法を取ることができるが、他の適当な方法を用いること
もできる。
【0021】第1段階の高い緊急性を持つデータに関し
ては、資料転送制御部101に即座に通信制御部102
に出力するように指示し、第2段階の低い緊急性を持つ
データに関しては、実施例1で説明した制御を適用す
る。この際に、データ通信量が多い場合には、第2段階
の緊急性を持つデータの転送は抑制されるので、送信さ
れなかったデータをデータ記憶部201に記憶し、デー
タ通信量が少ない場合には、第2段階の緊急性を持つ会
議データの転送が促進されるため、データ記憶部201
から先に記憶した未転送のデータから順に読み出して通
信制御部102を介して、相手端末に送信する。
ては、資料転送制御部101に即座に通信制御部102
に出力するように指示し、第2段階の低い緊急性を持つ
データに関しては、実施例1で説明した制御を適用す
る。この際に、データ通信量が多い場合には、第2段階
の緊急性を持つデータの転送は抑制されるので、送信さ
れなかったデータをデータ記憶部201に記憶し、デー
タ通信量が少ない場合には、第2段階の緊急性を持つ会
議データの転送が促進されるため、データ記憶部201
から先に記憶した未転送のデータから順に読み出して通
信制御部102を介して、相手端末に送信する。
【0022】以上の動作により、第1段階の緊急性を持
つデータの送信を妨げることなく、第2段階の緊急性を
持つデータを通信線の利用効率良く送信することができ
るため、応答性の良い電子会議を行うことができる。な
お、緊急性の段階は2段階としたが、それ以上の段階に
分割することもできる。
つデータの送信を妨げることなく、第2段階の緊急性を
持つデータを通信線の利用効率良く送信することができ
るため、応答性の良い電子会議を行うことができる。な
お、緊急性の段階は2段階としたが、それ以上の段階に
分割することもできる。
【0023】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図3は本実施
例における電子会議端末装置の構成を示すものである。
図3において、301は資料転送制御部、302は通信
制御部、303は資料編集部、304は資料記憶部、3
05は画面表示部、306は転送記憶部、307は状態
判断部、308は会議情報制御部、309は通信線であ
る。
について、図面を参照しながら説明する。図3は本実施
例における電子会議端末装置の構成を示すものである。
図3において、301は資料転送制御部、302は通信
制御部、303は資料編集部、304は資料記憶部、3
05は画面表示部、306は転送記憶部、307は状態
判断部、308は会議情報制御部、309は通信線であ
る。
【0024】資料転送制御部301は、会議データの転
送を制御する。情報通信制御部302は、資料転送制御
部301から転送された会議データを通信線を介して相
手端末に送信し、通信線を介して相手端末から受信した
会議データを資料転送制御部へ転送し、データの通信量
である通信状態情報を状態判断部307に出力する。資
料編集部303は、ユーザからの編集入力を受け付け
て、会議資料の交換、手書き入力、画面表示切り替えの
命令を資料転送制御部301に発する。資料記憶部30
4は、資料転送制御部301から入力される会議データ
をページ単位に記憶し、記憶された会議データを資料転
送制御部301からの要求により画面表示部305およ
び資料転送制御部301へページ単位で転送する。画面
表示部305は、資料記憶部304から転送される会議
データをディスプレイ等の表示装置に表示をする。この
際、表示画面一画面分の資料データの管理単位をページ
と呼ぶ。
送を制御する。情報通信制御部302は、資料転送制御
部301から転送された会議データを通信線を介して相
手端末に送信し、通信線を介して相手端末から受信した
会議データを資料転送制御部へ転送し、データの通信量
である通信状態情報を状態判断部307に出力する。資
料編集部303は、ユーザからの編集入力を受け付け
て、会議資料の交換、手書き入力、画面表示切り替えの
命令を資料転送制御部301に発する。資料記憶部30
4は、資料転送制御部301から入力される会議データ
をページ単位に記憶し、記憶された会議データを資料転
送制御部301からの要求により画面表示部305およ
び資料転送制御部301へページ単位で転送する。画面
表示部305は、資料記憶部304から転送される会議
データをディスプレイ等の表示装置に表示をする。この
際、表示画面一画面分の資料データの管理単位をページ
と呼ぶ。
【0025】転送記憶部306は、資料転送制御部30
1から入力されるページ番号を複数個記憶し、資料転送
制御部301からは、この記憶されたページ番号を参照
することができる。状態評価部307は、通信制御部3
02が出力する通信量データ量を入力として、通信状態
値をあらかじめ設定された通信状態演算によって評価し
て、会議情報制御部308に出力する。会議情報制御部
308は、上記通信状態値により、会議情報制御部30
1が相手端末に送る会議データのデータ量を通信アルゴ
リズムを用いて調整する。
1から入力されるページ番号を複数個記憶し、資料転送
制御部301からは、この記憶されたページ番号を参照
することができる。状態評価部307は、通信制御部3
02が出力する通信量データ量を入力として、通信状態
値をあらかじめ設定された通信状態演算によって評価し
て、会議情報制御部308に出力する。会議情報制御部
308は、上記通信状態値により、会議情報制御部30
1が相手端末に送る会議データのデータ量を通信アルゴ
リズムを用いて調整する。
【0026】次に、上記実施例における動作について、
主に状態判断部307および会議情報制御部308の動
作について説明する。状態判断部307は、通信状態演
算として、あらかじめ設定した時間内の全データ通信量
が、あらかじめ設定した閾値以下である場合に転送線が
空き状態( 通信状態値0) とし、通信量があらかじめ設
定した閾値を超過したときに使用状態( 通信状態値1)
とする第1の演算を行なう。これに対して会議情報制御
部308は、通信アルゴリズムとして、空き状態0の入
力に対し、送信会議データのデータ量をあらかじめ設定
した量だけ増加させ、使用状態1の入力に対し、データ
のデータ量をあらかじめ設定した量だけ減少させる信号
を、資料転送制御部301に送る。
主に状態判断部307および会議情報制御部308の動
作について説明する。状態判断部307は、通信状態演
算として、あらかじめ設定した時間内の全データ通信量
が、あらかじめ設定した閾値以下である場合に転送線が
空き状態( 通信状態値0) とし、通信量があらかじめ設
定した閾値を超過したときに使用状態( 通信状態値1)
とする第1の演算を行なう。これに対して会議情報制御
部308は、通信アルゴリズムとして、空き状態0の入
力に対し、送信会議データのデータ量をあらかじめ設定
した量だけ増加させ、使用状態1の入力に対し、データ
のデータ量をあらかじめ設定した量だけ減少させる信号
を、資料転送制御部301に送る。
【0027】別の方法として、状態判断部307は、あ
らかじめ設定した時間の間に転送されたデータ量を積算
して通信状態値とする第2の演算を用い、会議情報制御
部308は、通信アルゴリズムとして、通信状態値があ
らかじめ設定した閾値を越える場合には、比例演算等の
適当な演算を用いて通信データ量を減少させ、閾値以下
の場合には、比例演算等の適当な演算を用いて通信デー
タ量を増加させるアルゴリズムを用いる。
らかじめ設定した時間の間に転送されたデータ量を積算
して通信状態値とする第2の演算を用い、会議情報制御
部308は、通信アルゴリズムとして、通信状態値があ
らかじめ設定した閾値を越える場合には、比例演算等の
適当な演算を用いて通信データ量を減少させ、閾値以下
の場合には、比例演算等の適当な演算を用いて通信デー
タ量を増加させるアルゴリズムを用いる。
【0028】ここで、通信状態演算、通信アルゴリズ
ム、通信データ量の増減の演算は、上記に限定されるも
のではなく、さらに別の方法を用いることもできる。ま
た、状態判断部307で設定しておく上記閾値は、通信
線309の伝送容量と転送プロトコルに応じて適当に決
めれば良いが、例として、通信線309がイーサネット
の場合は、伝送容量の20〜30%、専用線の場合に
は、伝送容量の80〜90%程度に設定することができ
る。
ム、通信データ量の増減の演算は、上記に限定されるも
のではなく、さらに別の方法を用いることもできる。ま
た、状態判断部307で設定しておく上記閾値は、通信
線309の伝送容量と転送プロトコルに応じて適当に決
めれば良いが、例として、通信線309がイーサネット
の場合は、伝送容量の20〜30%、専用線の場合に
は、伝送容量の80〜90%程度に設定することができ
る。
【0029】次に、状態判断部307における第1の演
算について説明するが、第2の演算の場合も同様であ
る。まず、ユーザがページをめくる資料編集を行った場
合の動作を説明する。資料編集部303から資料転送制
御部301に、次に表示すべきページ番号を含む表示切
り替えの命令が発せられると、資料転送制御部301
は、当該ページ番号のページのデータが既に相手端末に
転送されているか否かを転送記憶部306の記憶データ
を参照して判断し、既に当該ページが送られていれば、
資料記憶部304に当該ページの表示要求を出す。ま
た、未転送であれば、資料記憶部304から当該ページ
のデータを要求して転送を受け、相手端末に通信制御部
302を介して送信し、当該ページ番号を転送記憶部3
06に記憶した後、資料記憶部304に当該ページの表
示要求を出す。表示要求を受けた資料記憶部304は、
当該ページを画面表示部305に転送して画面に表示す
る。
算について説明するが、第2の演算の場合も同様であ
る。まず、ユーザがページをめくる資料編集を行った場
合の動作を説明する。資料編集部303から資料転送制
御部301に、次に表示すべきページ番号を含む表示切
り替えの命令が発せられると、資料転送制御部301
は、当該ページ番号のページのデータが既に相手端末に
転送されているか否かを転送記憶部306の記憶データ
を参照して判断し、既に当該ページが送られていれば、
資料記憶部304に当該ページの表示要求を出す。ま
た、未転送であれば、資料記憶部304から当該ページ
のデータを要求して転送を受け、相手端末に通信制御部
302を介して送信し、当該ページ番号を転送記憶部3
06に記憶した後、資料記憶部304に当該ページの表
示要求を出す。表示要求を受けた資料記憶部304は、
当該ページを画面表示部305に転送して画面に表示す
る。
【0030】次に資料編集動作を行っていない場合の動
作を説明する。このとき通信制御部302を通過するデ
ータはないので、状態判断部307は空き状態の状態判
断値0を出力する。資料転送制御部301は、状態判断
値0を受けると、転送記憶部306を参照して、データ
が未転送であるページがある場合には、資料記憶部30
4に当該ページのデータの転送を要求し、相手端末に通
信制御部302を介して送信する。この場合のデータ送
信をバックグランド転送と呼び、上記したような制御す
なわちバックグランド制御を適用する。したがって、バ
ックグランド転送は、状態判断部307の閾値を超過し
ない状態を保って行われる。
作を説明する。このとき通信制御部302を通過するデ
ータはないので、状態判断部307は空き状態の状態判
断値0を出力する。資料転送制御部301は、状態判断
値0を受けると、転送記憶部306を参照して、データ
が未転送であるページがある場合には、資料記憶部30
4に当該ページのデータの転送を要求し、相手端末に通
信制御部302を介して送信する。この場合のデータ送
信をバックグランド転送と呼び、上記したような制御す
なわちバックグランド制御を適用する。したがって、バ
ックグランド転送は、状態判断部307の閾値を超過し
ない状態を保って行われる。
【0031】次に、この状況でページ切り替えを行った
場合について説明する。新しく表示されるべきページが
相手に未転送な場合には、上記動作により、通信制御部
302に当該ページのデータが転送される。この場合、
状態判断部307の状態判断の閾値を適当に設定してお
くことにより、当該ページデータの転送が行なわれた場
合に通信状態値を使用状態1にすることができ、上記バ
ックグランド制御で説明した動作により、バックグラン
ド転送を止めるか、バックグランド転送のデータ量を減
少させることができる。そして、当該ページのデータ送
信が終了すると、上記バックグランド制御により、バッ
クグランド転送は、状態判断部307に設定された閾値
を超過しない範囲で再開されるか、またはデータ量が増
加される。
場合について説明する。新しく表示されるべきページが
相手に未転送な場合には、上記動作により、通信制御部
302に当該ページのデータが転送される。この場合、
状態判断部307の状態判断の閾値を適当に設定してお
くことにより、当該ページデータの転送が行なわれた場
合に通信状態値を使用状態1にすることができ、上記バ
ックグランド制御で説明した動作により、バックグラン
ド転送を止めるか、バックグランド転送のデータ量を減
少させることができる。そして、当該ページのデータ送
信が終了すると、上記バックグランド制御により、バッ
クグランド転送は、状態判断部307に設定された閾値
を超過しない範囲で再開されるか、またはデータ量が増
加される。
【0032】以上の動作により、ユーザの動作によって
ページ切り替えを行った場合は、新しく表示するページ
のデータ転送がバックグランド転送に阻害されることな
く転送され、一方、表示ページ以外のページのデータは
伝送線の容量を有効に使用して、相手端末に自動的にバ
ックグランド転送することができる。また、ページ切り
替えを行った際に、既に当該ページのデータを転送され
ていれば、自端末および相手端末では、データ転送を行
うことなく画面の表示ができるので、当転送にかかる時
間を待つ必要がないため、高速な画面表示ができる。
ページ切り替えを行った場合は、新しく表示するページ
のデータ転送がバックグランド転送に阻害されることな
く転送され、一方、表示ページ以外のページのデータは
伝送線の容量を有効に使用して、相手端末に自動的にバ
ックグランド転送することができる。また、ページ切り
替えを行った際に、既に当該ページのデータを転送され
ていれば、自端末および相手端末では、データ転送を行
うことなく画面の表示ができるので、当転送にかかる時
間を待つ必要がないため、高速な画面表示ができる。
【0033】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図4は本実施
例における電子会議端末装置の構成を示すものであり、
第3の実施例の構成にページ判断部401を追加したも
のである。ページ判断部401は、あらかじめユーザか
ら演算方法を指定される入力を持ち、資料転送制御部3
01からページ番号を入力されて、上記演算方法を用い
てページ番号のリストを資料転送制御部301に出力す
る。
について、図面を参照しながら説明する。図4は本実施
例における電子会議端末装置の構成を示すものであり、
第3の実施例の構成にページ判断部401を追加したも
のである。ページ判断部401は、あらかじめユーザか
ら演算方法を指定される入力を持ち、資料転送制御部3
01からページ番号を入力されて、上記演算方法を用い
てページ番号のリストを資料転送制御部301に出力す
る。
【0034】以下、本実施例と上記第3における動作の
相違を説明する。第3の実施例では、バックグランド転
送時に転送するページのページ番号の決定の仕方は特に
定められていなかったのに対し、本実施例では、バック
グランド転送を行う際に、資料転送制御部301は、現
在表示されているページ番号をページ判断部401に送
る。ページ判断部401は、ユーザによってあらかじめ
指定されているページ番号からページ番号リストを作成
する演算を用いてページ番号リストを資料転送制御部3
01に出力する。この演算には、その資料の表示順序に
依存した適当な演算を用いれば良いが、始めのページか
ら順にめくって行く場合には、昇順にページ番号をリス
トする演算、表示ページの前後をめくる動作が多い場合
には、表示ページ番号との差の絶対値が小さい順にリス
トする演算、ランダムに表示する場合には、ランダムに
リストする演算等を用いることができる。資料転送制御
部301は、転送記憶部306を参照し、そのページ番
号リストの先頭から順番に、当該ページのデータが転送
されていなければ、資料記憶部304からデータを得
て、通信制御部302を介して相手端末に転送する。
相違を説明する。第3の実施例では、バックグランド転
送時に転送するページのページ番号の決定の仕方は特に
定められていなかったのに対し、本実施例では、バック
グランド転送を行う際に、資料転送制御部301は、現
在表示されているページ番号をページ判断部401に送
る。ページ判断部401は、ユーザによってあらかじめ
指定されているページ番号からページ番号リストを作成
する演算を用いてページ番号リストを資料転送制御部3
01に出力する。この演算には、その資料の表示順序に
依存した適当な演算を用いれば良いが、始めのページか
ら順にめくって行く場合には、昇順にページ番号をリス
トする演算、表示ページの前後をめくる動作が多い場合
には、表示ページ番号との差の絶対値が小さい順にリス
トする演算、ランダムに表示する場合には、ランダムに
リストする演算等を用いることができる。資料転送制御
部301は、転送記憶部306を参照し、そのページ番
号リストの先頭から順番に、当該ページのデータが転送
されていなければ、資料記憶部304からデータを得
て、通信制御部302を介して相手端末に転送する。
【0035】以上の動作により、実施されている会議に
的した演算をユーザが撰択、設定してページのバックグ
ランド転送を行うことにより、ページ切り替えを行った
際に、当該ページのページのデータが既転送である確率
を高めることにより、応答性の良いページ切り替えを行
うことができる。
的した演算をユーザが撰択、設定してページのバックグ
ランド転送を行うことにより、ページ切り替えを行った
際に、当該ページのページのデータが既転送である確率
を高めることにより、応答性の良いページ切り替えを行
うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明は、通信制御部か
ら出力される通信状態情報を評価して通信状態値を出力
する状態判断部と、その通信状態値に基づいて資料転送
制御部における会議データの転送量を制御する会議情報
制御とを備えているので、データ通信量が多く状態判断
部の閾値を超過するときは、会議データの送信量を減ら
す制御を行い、データ通信量が少なく状態判断部の閾値
以下である場合は、会議データの送信量を増す制御を行
うことにより、結果として状態判断部の閾値を超過しな
い範囲で最大のデータ量の転送を行なうことができ、通
信データ量が通信容量を超過してしまう場合に生じるデ
ータ送信待ちの状態を回避することができ、ユーザの操
作に対する応答性を向上させる効果がある。
ら出力される通信状態情報を評価して通信状態値を出力
する状態判断部と、その通信状態値に基づいて資料転送
制御部における会議データの転送量を制御する会議情報
制御とを備えているので、データ通信量が多く状態判断
部の閾値を超過するときは、会議データの送信量を減ら
す制御を行い、データ通信量が少なく状態判断部の閾値
以下である場合は、会議データの送信量を増す制御を行
うことにより、結果として状態判断部の閾値を超過しな
い範囲で最大のデータ量の転送を行なうことができ、通
信データ量が通信容量を超過してしまう場合に生じるデ
ータ送信待ちの状態を回避することができ、ユーザの操
作に対する応答性を向上させる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例における電子会議端末装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における電子会議端末装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における電子会議端末装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における電子会議端末装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図5】従来例における電子会議端末装置の構成を示す
ブロック図
ブロック図
101 資料転送制御部 102 通信制御部 103 状態判断部 104 会議情報制御部 105 通信線 201 データ記憶部 301 資料転送制御部 302 通信制御部 303 資料編集部 304 資料記憶部 305 画面表示部 306 転送記憶部 307 状態判断部 308 会議情報制御部 309 通信線 401 ページ判断部
Claims (4)
- 【請求項1】 会議データの転送を制御する資料転送制
御部と、資料転送制御部から転送された会議データを通
信線を介して相手端末に送信し、通信線を介して相手端
末から受信した会議データを資料転送制御部へ出力する
通信制御部と、通信制御部から出力される通信状態情報
を評価して通信状態値を出力する状態判断部と、前記通
信状態値に基づいて資料転送制御部における会議データ
の転送量を制御する会議情報制御部とを備えた電子会議
端末装置。 - 【請求項2】 資料転送制御部から出力されるデータを
記憶し、記憶したデータを資料転送制御部へ出力するデ
ータ記憶部を備えた請求項1記載の電子会議端末装置。 - 【請求項3】 会議データの転送を制御する資料転送制
御部と、資料転送制御部から転送された会議データを通
信線を介して相手端末に送信し、通信線を介して相手端
末から受信した会議データを資料転送制御部へ出力する
通信制御部と、ユーザによる編集命令を資料転送制御部
へ出力する資料編集部と、資料転送制御部から入力され
る会議データをページ単位で記憶し、記憶された会議デ
ータを資料転送制御部からの要求により画面表示部およ
び資料転送制御部へページ単位で出力する資料記憶部
と、資料記憶部から転送される会議データを表示装置に
表示する画面表示部と、資料転送制御部から入力される
ページ番号を記憶し、記憶したデータを資料転送制御部
からの要求により資料転送制御部へ転送する転送記憶部
と、通信制御部から出力される通信状態情報を評価して
通信状態値を出力する状態判断部と、前記通信状態値に
基づいて資料転送制御部における会議データの転送量を
制御する会議情報制御とを備えた電子会議端末装置。 - 【請求項4】 資料転送制御部から入力されるページ番
号を入力とし、ユーザによって指定された演算を行なっ
て、資料転送制御部にページ番号のリストを出力するペ
ージ判断部を備えた請求項3記載の電子会議端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7195139A JPH0946339A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 電子会議端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7195139A JPH0946339A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 電子会議端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946339A true JPH0946339A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16336106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7195139A Pending JPH0946339A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 電子会議端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036940A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | 株式会社リコー | 情報共有装置及び情報共有システム |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7195139A patent/JPH0946339A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036940A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | 株式会社リコー | 情報共有装置及び情報共有システム |
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