JPH0944592A - 情報再生システム - Google Patents
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- JPH0944592A JPH0944592A JP12047496A JP12047496A JPH0944592A JP H0944592 A JPH0944592 A JP H0944592A JP 12047496 A JP12047496 A JP 12047496A JP 12047496 A JP12047496 A JP 12047496A JP H0944592 A JPH0944592 A JP H0944592A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/407—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
- H04N1/4076—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/14—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】操作者が特別な操作を行うことなくパラメータ
を設定できるようにすること。 【解決手段】検出部12は、マルチメディア情報が光学
的に読み取り可能なドットコードとして記録された記録
媒体からドットコードを光学的に走査して読み取り、こ
れを、走査変換部14,データ列調整部16,エラー訂
正部18,再生処理部20,コントローラ22によって
処理してマルチメディア情報に復元し、出力装置26か
ら各情報を再生出力する。この場合、走査変換部14及
びコントローラ22は、上記読み取ったドットコードに
基づき、当該情報再生システムに必要なドットサイズ等
のパラメータを検出し、これをパラメータメモリ24に
設定記憶する。そして、このパラメータメモリ24に記
憶したパラメータに従って、ドットコードの再生処理を
行う。
を設定できるようにすること。 【解決手段】検出部12は、マルチメディア情報が光学
的に読み取り可能なドットコードとして記録された記録
媒体からドットコードを光学的に走査して読み取り、こ
れを、走査変換部14,データ列調整部16,エラー訂
正部18,再生処理部20,コントローラ22によって
処理してマルチメディア情報に復元し、出力装置26か
ら各情報を再生出力する。この場合、走査変換部14及
びコントローラ22は、上記読み取ったドットコードに
基づき、当該情報再生システムに必要なドットサイズ等
のパラメータを検出し、これをパラメータメモリ24に
設定記憶する。そして、このパラメータメモリ24に記
憶したパラメータに従って、ドットコードの再生処理を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声,音楽等の音
声情報、カメラ,ビデオ機器等から得られる画像情報、
及びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等から
得られるテキストデータ、等を含めた所謂マルチメディ
ア情報を光学的に読み取り可能なコードパターンとして
記録した紙等の情報記録媒体から上記コードパターンを
光学的に読み取って元のマルチメディア情報を再生する
情報再生システムに関する。
声情報、カメラ,ビデオ機器等から得られる画像情報、
及びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等から
得られるテキストデータ、等を含めた所謂マルチメディ
ア情報を光学的に読み取り可能なコードパターンとして
記録した紙等の情報記録媒体から上記コードパターンを
光学的に読み取って元のマルチメディア情報を再生する
情報再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽等の音声情報を記
録する媒体として、磁気テープや光ディスク等、種々の
ものが知られている。しかしこれらの媒体は、大量に複
製を作ったとしても単価はある程度高価なものとなり、
またその保管にも多大な場所を必要としていた。さらに
は、音声を記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す
必要ができた場合には、郵送するにしても、また直に持
っていくにしても、手間と時間がかかるという問題もあ
った。また、音声情報以外の、カメラ,ビデオ機器等か
ら得られる画像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワ
ードプロセッサ等から得られるテキストデータ、等をも
含めた所謂マルチメディア情報全体に関しても同様であ
った。
録する媒体として、磁気テープや光ディスク等、種々の
ものが知られている。しかしこれらの媒体は、大量に複
製を作ったとしても単価はある程度高価なものとなり、
またその保管にも多大な場所を必要としていた。さらに
は、音声を記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す
必要ができた場合には、郵送するにしても、また直に持
っていくにしても、手間と時間がかかるという問題もあ
った。また、音声情報以外の、カメラ,ビデオ機器等か
ら得られる画像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワ
ードプロセッサ等から得られるテキストデータ、等をも
含めた所謂マルチメディア情報全体に関しても同様であ
った。
【0003】このような問題に対処するべきものとし
て、本発明の出願人による特開平6−231466号公
報には、マルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号
化情報としての複数のドットを2次元に配置してなるド
ットコードの形で紙等の情報記録媒体に記録するシステ
ム及びそれを再生するためのシステムが開示されてい
る。
て、本発明の出願人による特開平6−231466号公
報には、マルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号
化情報としての複数のドットを2次元に配置してなるド
ットコードの形で紙等の情報記録媒体に記録するシステ
ム及びそれを再生するためのシステムが開示されてい
る。
【0004】また、本発明の出願人は、このようなドッ
トコードの再生をより確実に行うことができるように、
上記公報に開示されるような情報再生システムにおい
て、システムコントロールファイルという処理パラメー
タを表す情報を、上記マルチメディア情報と同様にドッ
トコードの形で媒体上に記録しておき、これを最初に読
み取ることで、情報記録媒体上のドットコードを光学的
に読み取って再生する情報再生装置の各部のパラメータ
を設定するようにした技術を、特願平6−173966
号として出願している。特に、この出願では、ドットコ
ードを紙等の情報記録媒体に記録再生するためのシステ
ムに於ける情報転送プロトコルの階層区分例が説明され
ており、各レイヤに必要とされるパラメータを上記シス
テムコントロールファイルを予め読み取ることで設定す
るようにしているものである。
トコードの再生をより確実に行うことができるように、
上記公報に開示されるような情報再生システムにおい
て、システムコントロールファイルという処理パラメー
タを表す情報を、上記マルチメディア情報と同様にドッ
トコードの形で媒体上に記録しておき、これを最初に読
み取ることで、情報記録媒体上のドットコードを光学的
に読み取って再生する情報再生装置の各部のパラメータ
を設定するようにした技術を、特願平6−173966
号として出願している。特に、この出願では、ドットコ
ードを紙等の情報記録媒体に記録再生するためのシステ
ムに於ける情報転送プロトコルの階層区分例が説明され
ており、各レイヤに必要とされるパラメータを上記シス
テムコントロールファイルを予め読み取ることで設定す
るようにしているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記出
願では、システムコントロールファイルを読み取るに際
して、操作者は、通常のドットコードを読み取るのでは
ないことを自ら意識し、所定のスイッチを操作して情報
再生装置のモードを切り替えた後にシステムコントロー
ルファイルを走査して読み取ることによりパラメータを
設定する必要があった。
願では、システムコントロールファイルを読み取るに際
して、操作者は、通常のドットコードを読み取るのでは
ないことを自ら意識し、所定のスイッチを操作して情報
再生装置のモードを切り替えた後にシステムコントロー
ルファイルを走査して読み取ることによりパラメータを
設定する必要があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、操作者が特別な操作を行うことなくパラメータを自
動的に設定できる情報再生システムを提供することを目
的とする。
で、操作者が特別な操作を行うことなくパラメータを自
動的に設定できる情報再生システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による情報再生システムは、音声情報、画
像情報、テキストデータの少なくとも一つを含むマルチ
メディア情報が光学的に読み取り可能なコードとして記
録された記録媒体から前記コードを光学的に走査して読
み取る読取手段と、この読取手段により読み取られたコ
ードを処理してマルチメディア情報に復元する処理手段
と、この処理手段からの出力信号に基づき各情報を再生
して出力する出力手段とからなる情報再生システムであ
って、特に、前記処理手段が、前記読取手段により読み
取ったコードの物理的情報に基づき、当該情報再生シス
テムに必要なパラメータを設定するパラメータ設定手段
を備えたことを特徴とする。
めに、本発明による情報再生システムは、音声情報、画
像情報、テキストデータの少なくとも一つを含むマルチ
メディア情報が光学的に読み取り可能なコードとして記
録された記録媒体から前記コードを光学的に走査して読
み取る読取手段と、この読取手段により読み取られたコ
ードを処理してマルチメディア情報に復元する処理手段
と、この処理手段からの出力信号に基づき各情報を再生
して出力する出力手段とからなる情報再生システムであ
って、特に、前記処理手段が、前記読取手段により読み
取ったコードの物理的情報に基づき、当該情報再生シス
テムに必要なパラメータを設定するパラメータ設定手段
を備えたことを特徴とする。
【0008】即ち、本発明の情報再生システムによれ
ば、処理手段のパラメータ設定手段は、前記読取手段に
より読み取ったコードの物理的情報に基づき、当該情報
再生システムに必要なパラメータを設定する。従って、
操作者がパラメータをいちいち設定する必要がなくな
り、操作性の向上したユーザフレンドリィな再生システ
ムを提供することができる。
ば、処理手段のパラメータ設定手段は、前記読取手段に
より読み取ったコードの物理的情報に基づき、当該情報
再生システムに必要なパラメータを設定する。従って、
操作者がパラメータをいちいち設定する必要がなくな
り、操作性の向上したユーザフレンドリィな再生システ
ムを提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1は実施の形態の情報再生シ
ステム10の構成を示す図で、ドットコードが印刷され
ている不図示のシートからドットコードを読み取るため
の検出部12、この検出部12から供給される画像デー
タをドットコードとして認識しノーマライズを行う走査
変換部14、データ列を調整する調整部16、再生時の
読取りエラー,データエラーを訂正するエラー訂正部1
8、データをそれぞれの属性に合わせて分離し、それぞ
れの属性に応じたデータ圧縮処理に対する伸長処理を行
う再生処理部20、これら各部を制御するコントローラ
22、各部の処理のためのパラメータを記憶するパラメ
ータメモリ24、モニタやスピーカ等の出力装置26か
らなる。
実施の形態を説明する。図1は実施の形態の情報再生シ
ステム10の構成を示す図で、ドットコードが印刷され
ている不図示のシートからドットコードを読み取るため
の検出部12、この検出部12から供給される画像デー
タをドットコードとして認識しノーマライズを行う走査
変換部14、データ列を調整する調整部16、再生時の
読取りエラー,データエラーを訂正するエラー訂正部1
8、データをそれぞれの属性に合わせて分離し、それぞ
れの属性に応じたデータ圧縮処理に対する伸長処理を行
う再生処理部20、これら各部を制御するコントローラ
22、各部の処理のためのパラメータを記憶するパラメ
ータメモリ24、モニタやスピーカ等の出力装置26か
らなる。
【0010】上記走査変換部14は、検出部12から供
給される画像データをドットコードとして認識し、ノー
マライズを行う部分である。その手法として、まず検出
部12からの画像データを画像メモリ28に格納し、そ
こから一度読出してマーカ検出部30に送る。このマー
カ検出部30では、各ブロック毎のマーカを検出する。
そして、データ配列方向検出部32は、そのマーカを使
って、回転あるいは傾き、データの配列方向を検出す
る。アドレス制御部34は、その結果をもとに上記画像
メモリ28からそれを補正するように画像データを読出
して、つまりドットコードの各ドットの位置に対応する
画像データを読出して、補間回路36に供給する。なお
この時に、検出部12の結像光学系に於けるレンズの収
差の歪みを補正用のメモリ38からレンズ収差情報を読
出して、レンズの歪み補正も併せ行う。そして、補間回
路36は、画像データに補間処理を施して、本来のドッ
トコードのパターンという形に変換していく。
給される画像データをドットコードとして認識し、ノー
マライズを行う部分である。その手法として、まず検出
部12からの画像データを画像メモリ28に格納し、そ
こから一度読出してマーカ検出部30に送る。このマー
カ検出部30では、各ブロック毎のマーカを検出する。
そして、データ配列方向検出部32は、そのマーカを使
って、回転あるいは傾き、データの配列方向を検出す
る。アドレス制御部34は、その結果をもとに上記画像
メモリ28からそれを補正するように画像データを読出
して、つまりドットコードの各ドットの位置に対応する
画像データを読出して、補間回路36に供給する。なお
この時に、検出部12の結像光学系に於けるレンズの収
差の歪みを補正用のメモリ38からレンズ収差情報を読
出して、レンズの歪み補正も併せ行う。そして、補間回
路36は、画像データに補間処理を施して、本来のドッ
トコードのパターンという形に変換していく。
【0011】なお、上記検出部12,走査変換部14,
データ列調整部16,データ列調整部16,エラー訂正
部18,再生処理部20,及び出力装置26の細部につ
いては、本発明の出願人による特開平6−231466
号公報に詳細に開示されているので、それらの説明は省
略する。
データ列調整部16,データ列調整部16,エラー訂正
部18,再生処理部20,及び出力装置26の細部につ
いては、本発明の出願人による特開平6−231466
号公報に詳細に開示されているので、それらの説明は省
略する。
【0012】また、ドットコードは、例えば、図2の
(A)に示すように、所定単位のデータドットを有する
複数のブロック40を二次元マトリクス状に配置したブ
ロック群からなり、各ブロック40が、情報の内容に対
応して配列された複数のデータドット42が入るデータ
エリア44と、このデータエリア44に関して所定の位
置関係で配置される当該ブロックのアドレスを示すブロ
ックアドレスドット46とを有するものである。また、
各ブロック40は、所定の位置例えばその4隅に配置さ
れたマーカ48と、このマーカ48に対して所定の位
置、例えば第1の方向に隣接するマーカ間に配置された
所定のマッチングパターンドット50を有している。な
お、上記アドレスドット46は、上記マーカ48に対し
て所定の位置、例えば第2の方向に隣接するマーカ間、
に配置されることになる。これらパターンドット50、
アドレスドット46、及びデータエリア44内に配され
るデータドット42は同じ大きさのドットで構成され
る。また、マーカ48は、これらのドットに比較して大
きな面積のドットとして構成され、例えばデータドット
の7倍の直径を有する円形ドットとして記録媒体上に記
録される。
(A)に示すように、所定単位のデータドットを有する
複数のブロック40を二次元マトリクス状に配置したブ
ロック群からなり、各ブロック40が、情報の内容に対
応して配列された複数のデータドット42が入るデータ
エリア44と、このデータエリア44に関して所定の位
置関係で配置される当該ブロックのアドレスを示すブロ
ックアドレスドット46とを有するものである。また、
各ブロック40は、所定の位置例えばその4隅に配置さ
れたマーカ48と、このマーカ48に対して所定の位
置、例えば第1の方向に隣接するマーカ間に配置された
所定のマッチングパターンドット50を有している。な
お、上記アドレスドット46は、上記マーカ48に対し
て所定の位置、例えば第2の方向に隣接するマーカ間、
に配置されることになる。これらパターンドット50、
アドレスドット46、及びデータエリア44内に配され
るデータドット42は同じ大きさのドットで構成され
る。また、マーカ48は、これらのドットに比較して大
きな面積のドットとして構成され、例えばデータドット
の7倍の直径を有する円形ドットとして記録媒体上に記
録される。
【0013】而して、ドットコード読み取り処理は、複
数フレームにまたがって取り込まれたコードを各フレー
ム毎に、撮像された画像からコードの位置を正確に求め
た後、データドット42を読み取っている。コードの位
置情報は、マーカ48の座標を正確に算出する処理を行
って、それを基準座標として、データドット42の読み
取りを行っている。
数フレームにまたがって取り込まれたコードを各フレー
ム毎に、撮像された画像からコードの位置を正確に求め
た後、データドット42を読み取っている。コードの位
置情報は、マーカ48の座標を正確に算出する処理を行
って、それを基準座標として、データドット42の読み
取りを行っている。
【0014】マーカの座標を正確に算出する方法は、マ
ーカ検出部30により検出された座標から、マーカ間に
配置されたパターンドット50を探索し、検出されたパ
ターンドット50のそれぞれについて重心を求め、各パ
ターンドット50の重心座標から、マーカ座標の補正即
ちマーカ48の正確な位置座標算出を行い、その座標に
基づいて読み取りを行っている。
ーカ検出部30により検出された座標から、マーカ間に
配置されたパターンドット50を探索し、検出されたパ
ターンドット50のそれぞれについて重心を求め、各パ
ターンドット50の重心座標から、マーカ座標の補正即
ちマーカ48の正確な位置座標算出を行い、その座標に
基づいて読み取りを行っている。
【0015】即ち、図3に示すように、コードを取り込
んだ複数フレームの最後のものまで処理が終了していな
いならば(ステップS1)、マーカ検出部30によりマ
ーカ48を検出する(ステップS2)。このマーカ検出
部30は、特に図示していないが、フレーム画像中から
マーカ48のおおよその中心座標を求める手段と、フレ
ーム内で検出された複数のマーカ48から隣り合うマー
カ同士の組を見つける手段とからなっている。
んだ複数フレームの最後のものまで処理が終了していな
いならば(ステップS1)、マーカ検出部30によりマ
ーカ48を検出する(ステップS2)。このマーカ検出
部30は、特に図示していないが、フレーム画像中から
マーカ48のおおよその中心座標を求める手段と、フレ
ーム内で検出された複数のマーカ48から隣り合うマー
カ同士の組を見つける手段とからなっている。
【0016】次に、データ配列方向検出部32は、この
検出された座標から、マーカ間に配置されたパターンド
ット50を探索する(ステップS3)。即ち、このパタ
ーンドット探索処理は、上記マーカ組の間に所定の位置
関係で配置された複数のドットからなるパターンドット
50を探索するものである。このパターンドット50
は、例えば、マーカ間を43等分した座標のうち所定の
10個の座標上に配置されている。従って、マーカ48
の位置座標が大きくずれていない限り、上記10個のパ
ターンドット50のいくつかまたは全てが検出されるは
ずである。
検出された座標から、マーカ間に配置されたパターンド
ット50を探索する(ステップS3)。即ち、このパタ
ーンドット探索処理は、上記マーカ組の間に所定の位置
関係で配置された複数のドットからなるパターンドット
50を探索するものである。このパターンドット50
は、例えば、マーカ間を43等分した座標のうち所定の
10個の座標上に配置されている。従って、マーカ48
の位置座標が大きくずれていない限り、上記10個のパ
ターンドット50のいくつかまたは全てが検出されるは
ずである。
【0017】そして、この検出されたパターンドット5
0のそれぞれについて、ドットの重心を求め(ステップ
S4)、この算出した各パターンドット50の重心座標
から、マーカ座標の補正即ちマーカ48の正確な位置座
標算出を行う(ステップS5)。つまり、このマーカ座
標補正は、上記複数のパターンドット50の重心が、マ
ーカ間を結ぶ直線上にあることを利用して、1次回帰に
よりマーカ48の中心座標を補正するものである。
0のそれぞれについて、ドットの重心を求め(ステップ
S4)、この算出した各パターンドット50の重心座標
から、マーカ座標の補正即ちマーカ48の正確な位置座
標算出を行う(ステップS5)。つまり、このマーカ座
標補正は、上記複数のパターンドット50の重心が、マ
ーカ間を結ぶ直線上にあることを利用して、1次回帰に
よりマーカ48の中心座標を補正するものである。
【0018】最後に、アドレス制御部34は、その座標
に基づいて画像メモリ28の読み出しアドレスを発生す
ることで、画像メモリ28からデータドットの値が読み
出される。つまり、上記マーカ48の中心座標を基準と
してデータを読み出して(ステップS6)、当該フレー
ムの処理を終了する。
に基づいて画像メモリ28の読み出しアドレスを発生す
ることで、画像メモリ28からデータドットの値が読み
出される。つまり、上記マーカ48の中心座標を基準と
してデータを読み出して(ステップS6)、当該フレー
ムの処理を終了する。
【0019】その後、次のフレームの処理を行うために
処理対象フレームを次のフレームに更新し(ステップS
7)、上記ステップS1に戻る。上述したような処理を
行うドットコード読取装置において、本発明は次のよう
にして読み取りを最適に行うために、読み取りパラメー
タを設定している。
処理対象フレームを次のフレームに更新し(ステップS
7)、上記ステップS1に戻る。上述したような処理を
行うドットコード読取装置において、本発明は次のよう
にして読み取りを最適に行うために、読み取りパラメー
タを設定している。
【0020】まず、第1の実施の形態として、コードの
物理的情報の一つであるマーカ48のサイズよりドット
サイズを求める場合を説明する。即ち、最初の段階でパ
ラメータとして必要になるのは、実際のデータドット4
2のサイズである。このようなデータドットサイズの検
出は、マーカ48のサイズとデータドットサイズが一意
の対応(例えば、マーカ48のドットサイズは直径が7
データドット分)になっているので、まずマーカ48の
サイズを求め、これからドットサイズを推測することに
より行うことができる。このような処理手順とすること
により、マーカ48のサイズは比較的処理の早い段階で
検出することができるので、パラメータの設定が早期に
できるという効果がある。
物理的情報の一つであるマーカ48のサイズよりドット
サイズを求める場合を説明する。即ち、最初の段階でパ
ラメータとして必要になるのは、実際のデータドット4
2のサイズである。このようなデータドットサイズの検
出は、マーカ48のサイズとデータドットサイズが一意
の対応(例えば、マーカ48のドットサイズは直径が7
データドット分)になっているので、まずマーカ48の
サイズを求め、これからドットサイズを推測することに
より行うことができる。このような処理手順とすること
により、マーカ48のサイズは比較的処理の早い段階で
検出することができるので、パラメータの設定が早期に
できるという効果がある。
【0021】このようなドットサイズ検出は、実際に
は、図4に示すようなコントローラ22の処理フローチ
ャートに従って行われる。即ち、まず検出部12によっ
てドットコードを撮像しているかどうか判断し(ステッ
プS10)、ドットコードが撮像されるまで、以降の処
理を開始しないようにしている。
は、図4に示すようなコントローラ22の処理フローチ
ャートに従って行われる。即ち、まず検出部12によっ
てドットコードを撮像しているかどうか判断し(ステッ
プS10)、ドットコードが撮像されるまで、以降の処
理を開始しないようにしている。
【0022】そして、ドットコードが撮像されると、マ
ーカ検出部30によってマーカ検出が行なわれ、その結
果を受ける(ステップS11)。ここで、マーカ検出
は、通常、一次元方向に、ある一定の数以上の黒が連続
して存在する場合に、それをマーカ48と判別するとい
うような処理である。
ーカ検出部30によってマーカ検出が行なわれ、その結
果を受ける(ステップS11)。ここで、マーカ検出
は、通常、一次元方向に、ある一定の数以上の黒が連続
して存在する場合に、それをマーカ48と判別するとい
うような処理である。
【0023】コントローラ22は、マーカ検出部30か
らのマーカ検出結果に対して、マーカ48の数が適切で
あるかどうか判別する(ステップS12)。例えば、当
該情報再生システム10が、100μmオーダのドット
サイズ、1mmオーダのドットサイズ、1cmオーダの
ドットサイズ、の3段階の対応が可能であるとすると、
100μmオーダのドットサイズを取り扱うように設定
されている場合に1cmオーダのドットサイズのドット
コードを読み取ろうとした時には、データドット42も
マーカ48として検出してしまうことになり、マーカ4
8の数が予め決められている範囲を越えてしまい不適切
になる。逆に、1cmオーダのドットサイズを取り扱う
ように設定されている場合に100μmオーダのドット
サイズのドットコードを読み取ろうとした時には、マー
カ48でさえも小さすぎてマーカとして検出されず、予
め決められている範囲に達しないので不適切になる。
らのマーカ検出結果に対して、マーカ48の数が適切で
あるかどうか判別する(ステップS12)。例えば、当
該情報再生システム10が、100μmオーダのドット
サイズ、1mmオーダのドットサイズ、1cmオーダの
ドットサイズ、の3段階の対応が可能であるとすると、
100μmオーダのドットサイズを取り扱うように設定
されている場合に1cmオーダのドットサイズのドット
コードを読み取ろうとした時には、データドット42も
マーカ48として検出してしまうことになり、マーカ4
8の数が予め決められている範囲を越えてしまい不適切
になる。逆に、1cmオーダのドットサイズを取り扱う
ように設定されている場合に100μmオーダのドット
サイズのドットコードを読み取ろうとした時には、マー
カ48でさえも小さすぎてマーカとして検出されず、予
め決められている範囲に達しないので不適切になる。
【0024】また、図5に示すように、走査の開始時等
に、実際には9個のマーカ48が撮像されるであろう撮
像エリアに、走査方向である下方にだけ3個のマーカ4
8しか撮像されない場合がある。即ち、当該情報再生シ
ステム10の設定は合っているにもかかわらず、マーカ
の数が適切でないと判別されてしまうこともあり得る。
そこで、このような場合に対処するために、このステッ
プS12におけるマーカの数の判別は、ある一方向に対
して、適切な数であれば、マーカの数は適切であると判
別するようにしている。
に、実際には9個のマーカ48が撮像されるであろう撮
像エリアに、走査方向である下方にだけ3個のマーカ4
8しか撮像されない場合がある。即ち、当該情報再生シ
ステム10の設定は合っているにもかかわらず、マーカ
の数が適切でないと判別されてしまうこともあり得る。
そこで、このような場合に対処するために、このステッ
プS12におけるマーカの数の判別は、ある一方向に対
して、適切な数であれば、マーカの数は適切であると判
別するようにしている。
【0025】なお、この図5の例では、1方向に対して
マーカ48が3個撮像されているが、この方向について
もどちら側かに寄ってしまったときには2個しか撮像さ
れないという場合がある。この場合に、各マーカ48の
画面内の位置を相対的にみて走査がどちら側に片寄って
しまったかを判別することも、このステップS12の処
理にいれても良い。
マーカ48が3個撮像されているが、この方向について
もどちら側かに寄ってしまったときには2個しか撮像さ
れないという場合がある。この場合に、各マーカ48の
画面内の位置を相対的にみて走査がどちら側に片寄って
しまったかを判別することも、このステップS12の処
理にいれても良い。
【0026】このようにして一方向に対して検出された
マーカ48の数が適切であると判別された場合には、次
に、マーカサイズ(MS)の検出を行う(ステップS1
3)。このマーカサイズ検出は、図6に示すようにして
行われる。
マーカ48の数が適切であると判別された場合には、次
に、マーカサイズ(MS)の検出を行う(ステップS1
3)。このマーカサイズ検出は、図6に示すようにして
行われる。
【0027】即ち、まずマーカ48の確認を行う(ステ
ップS13A)。これは、マーカとして誤検出されたも
の、つまり偽のマーカを除去する処理である。例えば、
隣接するマーカ間の位置関係は決まっているので、その
位置関係に合致しないものは偽マーカであると判別でき
る。
ップS13A)。これは、マーカとして誤検出されたも
の、つまり偽のマーカを除去する処理である。例えば、
隣接するマーカ間の位置関係は決まっているので、その
位置関係に合致しないものは偽マーカであると判別でき
る。
【0028】このマーカ確認後、次に、画面中に検出さ
れた各マーカ48の直径画素数をカウントすることで算
出し(ステップS13B)、画面中のマーカ48の直径
の平均を算出する(ステップS13C)。そして、この
平均直径画素数をマーカサイズとして決定する(ステッ
プS13D)。
れた各マーカ48の直径画素数をカウントすることで算
出し(ステップS13B)、画面中のマーカ48の直径
の平均を算出する(ステップS13C)。そして、この
平均直径画素数をマーカサイズとして決定する(ステッ
プS13D)。
【0029】ここで、マーカの直径とは、図2の(B)
に示すようにマーカ48が検出部12の不図示撮像素子
によって撮像された場合には、X方向に関して検出する
のであれば、図中の各升を画素52とすれば、黒画素は
10個連続しているので、10画素となる。Y方向に関
して検出しても、この場合は同じである。また、同図の
(C)に示すように撮像された場合には、X方向に関し
てはマーカ直径は3画素となり、Y方向に関しては4画
素となる。
に示すようにマーカ48が検出部12の不図示撮像素子
によって撮像された場合には、X方向に関して検出する
のであれば、図中の各升を画素52とすれば、黒画素は
10個連続しているので、10画素となる。Y方向に関
して検出しても、この場合は同じである。また、同図の
(C)に示すように撮像された場合には、X方向に関し
てはマーカ直径は3画素となり、Y方向に関しては4画
素となる。
【0030】勿論、これは二値化処理した場合であり、
多値で処理すれば境界等もある程度予測できるようにな
る。こうしてマーカサイズが求まったならば、次に、そ
のマーカサイズが規定されている最大値(Mmax )を越
えているかどうか判別する(ステップS14)。この最
大値を越えていなければ、正常なマーカ48であるとな
るので、予めフォーマットにより決められたマーカ48
とデータドット42とのサイズ関係より一意に推測し
て、ドッドサイズを決定し、これをパラメータメモリ2
4に記憶する(ステップS15)。
多値で処理すれば境界等もある程度予測できるようにな
る。こうしてマーカサイズが求まったならば、次に、そ
のマーカサイズが規定されている最大値(Mmax )を越
えているかどうか判別する(ステップS14)。この最
大値を越えていなければ、正常なマーカ48であるとな
るので、予めフォーマットにより決められたマーカ48
とデータドット42とのサイズ関係より一意に推測し
て、ドッドサイズを決定し、これをパラメータメモリ2
4に記憶する(ステップS15)。
【0031】なお、上記ステップS14で最大値のみを
比較しているのは、最小値については上記ステップS1
1のマーカ検出で行っているからであるが、この判断を
もう一度ここで行っても良いことは勿論である。
比較しているのは、最小値については上記ステップS1
1のマーカ検出で行っているからであるが、この判断を
もう一度ここで行っても良いことは勿論である。
【0032】また、実際には、検出部12の不図示撮像
光学系におけるレンズ倍率をL、不図示撮像素子のピク
セルサイズを(Px ,Py )としたとき、マーカ48の
平均直径画素数がNmであれば、マーカサイズMSは、 MS=(Px /L)Nm として算出されるものであるが、上記L及び(Px ,P
y )は、当該再生システムに固有の値であるので、マー
カサイズを、マーカ48としてカウントされた画素数N
mで代表するものとしている。
光学系におけるレンズ倍率をL、不図示撮像素子のピク
セルサイズを(Px ,Py )としたとき、マーカ48の
平均直径画素数がNmであれば、マーカサイズMSは、 MS=(Px /L)Nm として算出されるものであるが、上記L及び(Px ,P
y )は、当該再生システムに固有の値であるので、マー
カサイズを、マーカ48としてカウントされた画素数N
mで代表するものとしている。
【0033】一方、上記ステップS12において、マー
カ48の数が適切でないと判別された場合には、マーカ
の検出幅が変更可能かどうか、即ち、上記3段階の対応
の可否判断がすべて行われたかどうか判断する(ステッ
プS16)。そして、まだ変更可能であれば、マーカの
検出幅を変更して(ステップS17)、上記ステップS
11に戻って、もう一度マーカ検出を行う。
カ48の数が適切でないと判別された場合には、マーカ
の検出幅が変更可能かどうか、即ち、上記3段階の対応
の可否判断がすべて行われたかどうか判断する(ステッ
プS16)。そして、まだ変更可能であれば、マーカの
検出幅を変更して(ステップS17)、上記ステップS
11に戻って、もう一度マーカ検出を行う。
【0034】また、変更可能でないならば、ドットサイ
ズが不適当であるとして(ステップS18)、処理を終
える。同様に、上記ステップS14において、検出した
マーカサイズが規定される最大値よりも大きいと判断し
た場合にも、ドットサイズが不適当であるとして、処理
を終える。
ズが不適当であるとして(ステップS18)、処理を終
える。同様に、上記ステップS14において、検出した
マーカサイズが規定される最大値よりも大きいと判断し
た場合にも、ドットサイズが不適当であるとして、処理
を終える。
【0035】次に、第2の実施の形態として、マッチン
グパターンドット50の物理的情報によりデータドット
42のドットサイズを求める方法を説明する。即ち、図
7の(A)及び(B)に示すように、マーカ48のサイ
ズは同じであっても、実際には、データドット42のサ
イズが異なる場合が考えられる。そこで、マーカ48に
対する位置が予め決まっているため容易に検出可能であ
り、しかもデータドット42と同じサイズで記録される
パターンドット50によってデータドット42のサイズ
を決定する。
グパターンドット50の物理的情報によりデータドット
42のドットサイズを求める方法を説明する。即ち、図
7の(A)及び(B)に示すように、マーカ48のサイ
ズは同じであっても、実際には、データドット42のサ
イズが異なる場合が考えられる。そこで、マーカ48に
対する位置が予め決まっているため容易に検出可能であ
り、しかもデータドット42と同じサイズで記録される
パターンドット50によってデータドット42のサイズ
を決定する。
【0036】この場合のドットサイズ検出は、図8のフ
ローチャートに示すようにして行われる。ここで、第1
の実施の形態と同様の処理には、同じ参照番号を付すこ
とでその説明は省略する。
ローチャートに示すようにして行われる。ここで、第1
の実施の形態と同様の処理には、同じ参照番号を付すこ
とでその説明は省略する。
【0037】即ち、前述したようにしてマーカサイズを
検出し、それが規定された最大値よりも大きくなけれ
ば、次に、各マーカ48の中心検出を行い(ステップS
20)、それら検出した中心間を結ぶ走査線上のパター
ンドット50を抽出する(ステップS21)。そして、
抽出したパターンドット50のサイズDSを、図9の
(A)に示すようにして、検出する(ステップS2
2)。
検出し、それが規定された最大値よりも大きくなけれ
ば、次に、各マーカ48の中心検出を行い(ステップS
20)、それら検出した中心間を結ぶ走査線上のパター
ンドット50を抽出する(ステップS21)。そして、
抽出したパターンドット50のサイズDSを、図9の
(A)に示すようにして、検出する(ステップS2
2)。
【0038】即ち、上記マーカの場合と同様に、まずド
ットの確認を行った後(ステップS22A)、ドットの
画素数を算出して(ステップS22B)、処理の軽減の
ために、例えば任意の範囲中のドットの直径を平均する
(ステップS22C)。もちろん、任意の範囲に限ら
ず、全画面であっても良い。そして、算出された平均値
をドットサイズとして決定する(ステップS22D)。
ットの確認を行った後(ステップS22A)、ドットの
画素数を算出して(ステップS22B)、処理の軽減の
ために、例えば任意の範囲中のドットの直径を平均する
(ステップS22C)。もちろん、任意の範囲に限ら
ず、全画面であっても良い。そして、算出された平均値
をドットサイズとして決定する(ステップS22D)。
【0039】こうしてドットサイズが検出されたなら
ば、もう一度、それがある規定された範囲(Dmin 〜D
max )内に入っているかどうか判別して(ステップS2
3)、その範囲内にあれば、そのドットサイズがデータ
ドット42のサイズであると最終的に確定し、パラメー
タメモリ24に記憶して(ステップS15)、終了す
る。
ば、もう一度、それがある規定された範囲(Dmin 〜D
max )内に入っているかどうか判別して(ステップS2
3)、その範囲内にあれば、そのドットサイズがデータ
ドット42のサイズであると最終的に確定し、パラメー
タメモリ24に記憶して(ステップS15)、終了す
る。
【0040】なお、以上の説明においては、パターンド
ット50のサイズがデータドット42のサイズと同じで
あるとして説明したが、実際には、両者のサイズが異な
る場合も考えられる。
ット50のサイズがデータドット42のサイズと同じで
あるとして説明したが、実際には、両者のサイズが異な
る場合も考えられる。
【0041】そのような場合には、データドット42と
同じサイズの検出用ドット54を、マーカ48に関して
予め決められた所定位置、例えば、図7の(C)に示す
ようにマーカ48とパターンドット50の間に、あるい
は、同図の(D)及び(E)に示すようにマーカ48の
中に白ドットとして記録しておき、これを検出すること
でドットサイズを認識するようにしても良い。
同じサイズの検出用ドット54を、マーカ48に関して
予め決められた所定位置、例えば、図7の(C)に示す
ようにマーカ48とパターンドット50の間に、あるい
は、同図の(D)及び(E)に示すようにマーカ48の
中に白ドットとして記録しておき、これを検出すること
でドットサイズを認識するようにしても良い。
【0042】あるいは、マーカ48を黒丸とするのでは
なく、同図の(F)に示すように、ドットのサイズDS
に関してn倍、n+2倍、n+4倍の長さを持つ黒ライ
ンを積み重ねた形状とし、各長さを検出することで、ド
ットサイズを認識するようにしても良い。この場合、各
ラインの幅を高くすることで、回転に対する許容度を上
げることができる。
なく、同図の(F)に示すように、ドットのサイズDS
に関してn倍、n+2倍、n+4倍の長さを持つ黒ライ
ンを積み重ねた形状とし、各長さを検出することで、ド
ットサイズを認識するようにしても良い。この場合、各
ラインの幅を高くすることで、回転に対する許容度を上
げることができる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態として、
コードの物理的情報であるマッチングパターンドット5
0の重心間の距離を用いてドットサイズを求める方法を
説明する。
コードの物理的情報であるマッチングパターンドット5
0の重心間の距離を用いてドットサイズを求める方法を
説明する。
【0044】即ち、パターンドット50では、印刷時の
インクの物性や量によってドットサイズが変化すること
がある。そのため、以下の例では、パターンドット50
の重心間距離を求めてその値からドットサイズを算出す
るようにして、ドットサイズの変化分を吸収する。
インクの物性や量によってドットサイズが変化すること
がある。そのため、以下の例では、パターンドット50
の重心間距離を求めてその値からドットサイズを算出す
るようにして、ドットサイズの変化分を吸収する。
【0045】フローチャートについては、図8と同じた
めに、ステップS22におけるドットサイズ検出の処理
についてのみ、図9の(B)を用いて説明する。まず、
パターンドット50を抽出した後にパターンドットを確
認し(ステップS22E)、ドットの重心位置を求める
(ステップS22F)。そして、重心間の距離(BZ)
を求めた後(ステップS22G)、ドットサイズ(D
S)を算出する(ステップS22H)。ここで、パター
ンドット間の距離は予め規定されているので、パターン
ドット間距離をK倍のドットサイズとすると、DSはB
Z/Kで算出できる。こうして算出したDSを任意の範
囲内で平均を取り(ステップS22I)、ドットサイズ
を決定する(ステップS22J)。その後は、図8のス
テップS23に進む。
めに、ステップS22におけるドットサイズ検出の処理
についてのみ、図9の(B)を用いて説明する。まず、
パターンドット50を抽出した後にパターンドットを確
認し(ステップS22E)、ドットの重心位置を求める
(ステップS22F)。そして、重心間の距離(BZ)
を求めた後(ステップS22G)、ドットサイズ(D
S)を算出する(ステップS22H)。ここで、パター
ンドット間の距離は予め規定されているので、パターン
ドット間距離をK倍のドットサイズとすると、DSはB
Z/Kで算出できる。こうして算出したDSを任意の範
囲内で平均を取り(ステップS22I)、ドットサイズ
を決定する(ステップS22J)。その後は、図8のス
テップS23に進む。
【0046】本第3の実施の形態では、印刷によりドッ
トサイズが変形した場合でも、ドットの重心間の距離を
利用しているため、適切なドットサイズを算出すること
が可能になる。
トサイズが変形した場合でも、ドットの重心間の距離を
利用しているため、適切なドットサイズを算出すること
が可能になる。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。本実施の形態は、検出部12における不図示光学系
に、ズーム機構を持つ場合の例である。この場合のドッ
トサイズ検出は、図10のフローチャートに示すように
して行われる。ここで、第1の実施の形態と同様の処理
には、同じ参照番号を付すことでその説明は省略する。
る。本実施の形態は、検出部12における不図示光学系
に、ズーム機構を持つ場合の例である。この場合のドッ
トサイズ検出は、図10のフローチャートに示すように
して行われる。ここで、第1の実施の形態と同様の処理
には、同じ参照番号を付すことでその説明は省略する。
【0048】即ち、ステップS12において、マーカの
数が適切でないと判断された場合、例えばレンズの倍率
が高すぎてマーカ48の数が少なかった場合には、ズー
ムが変更可能かどうか判別する(ステップS30)。そ
して、変更可能であれば、ズームを変更し(ステップS
31)、上記ステップS11に戻って、もう一度マーカ
検出を行う。つまり、1画面に入るマーカ48の数も適
正な数があるので、その範囲に入るまで倍率を変えてい
く。
数が適切でないと判断された場合、例えばレンズの倍率
が高すぎてマーカ48の数が少なかった場合には、ズー
ムが変更可能かどうか判別する(ステップS30)。そ
して、変更可能であれば、ズームを変更し(ステップS
31)、上記ステップS11に戻って、もう一度マーカ
検出を行う。つまり、1画面に入るマーカ48の数も適
正な数があるので、その範囲に入るまで倍率を変えてい
く。
【0049】次に、第5の実施の形態として、図11を
参照して、コードの物理的情報であるブロック40のサ
イズをパラメータとして設定する方法を説明する。即
ち、まずマーカ48の概中心位置を検出し(ステップS
40)、真のマーカ中心位置を検出する(ステップS4
1)。これら概中心及び真の中心の検出法については、
特開平6−231466号公報或いは本発明の出願人に
よる特願平6−313698号に詳述されているので、
ここでは説明を省略する。
参照して、コードの物理的情報であるブロック40のサ
イズをパラメータとして設定する方法を説明する。即
ち、まずマーカ48の概中心位置を検出し(ステップS
40)、真のマーカ中心位置を検出する(ステップS4
1)。これら概中心及び真の中心の検出法については、
特開平6−231466号公報或いは本発明の出願人に
よる特願平6−313698号に詳述されているので、
ここでは説明を省略する。
【0050】次に、マーカ48のX方向のマーカ間距離
(BX)を算出する(ステップS42)。この場合、X
方向は、マッチングパターンドット50に該当する方向
でもブロックアドレスドット46に該当する方向のどち
らでも良いが、例えばパターンドット50に該当する方
向とする。そして、このマーカ間距離を単純に、ドット
サイズDSで割ることにより、X方向のドット数(BD
X)が、つまりX方向のブロックサイズが算出できる
(ステップS43)。
(BX)を算出する(ステップS42)。この場合、X
方向は、マッチングパターンドット50に該当する方向
でもブロックアドレスドット46に該当する方向のどち
らでも良いが、例えばパターンドット50に該当する方
向とする。そして、このマーカ間距離を単純に、ドット
サイズDSで割ることにより、X方向のドット数(BD
X)が、つまりX方向のブロックサイズが算出できる
(ステップS43)。
【0051】次に、Y方向、例えばブロックアドレスド
ット46に該当する方向についても同様に、マーカ間距
離(BY)を算出し(ステップS44)、それをドット
サイズで割ってY方向のドット数(BDY)つまりブロ
ックサイズを算出する(ステップS45)。
ット46に該当する方向についても同様に、マーカ間距
離(BY)を算出し(ステップS44)、それをドット
サイズで割ってY方向のドット数(BDY)つまりブロ
ックサイズを算出する(ステップS45)。
【0052】こうして算出されたX方向及びY方向のド
ット数よりブロックサイズを決定し、パラメータメモリ
24に記憶する(ステップS46)。つまり、何ドット
×何ドットという形で記憶する。
ット数よりブロックサイズを決定し、パラメータメモリ
24に記憶する(ステップS46)。つまり、何ドット
×何ドットという形で記憶する。
【0053】図12の(A)は、以上のようなドットサ
イズやブロックサイズ等のパラメータの検出をどのよう
なタイミングで行うかを示すタイミングチャートであ
る。即ち、走査信号に応じて実際に画像が入力されてく
ると、ドット検出動作が開始され、まず、ドットコード
を撮像していることを確認して、撮像していれば、実際
のマーカ48の直径等の検出から始まる前述の動作が行
われ、パラメータが確定する。そして、次にこの確定し
たパラメータを設定して、以降のコード走査中、ずっと
この設定に従って各部が動作される。
イズやブロックサイズ等のパラメータの検出をどのよう
なタイミングで行うかを示すタイミングチャートであ
る。即ち、走査信号に応じて実際に画像が入力されてく
ると、ドット検出動作が開始され、まず、ドットコード
を撮像していることを確認して、撮像していれば、実際
のマーカ48の直径等の検出から始まる前述の動作が行
われ、パラメータが確定する。そして、次にこの確定し
たパラメータを設定して、以降のコード走査中、ずっと
この設定に従って各部が動作される。
【0054】このように最初の段階でパラメータを確定
することで、処理の複雑化を避けることができる。ま
た、実際にコード走査を行う場合を考えると、通常、最
初はコードの先頭に撮像部を設定し、そこから走査を開
始することになる。従って、走査の最初の段階で撮像さ
れるドットコードは静止状態で撮像されたか、あるいは
それに近いものとなり、ドットの動き量が少ない。よっ
て、ドットの歪みが少なく、ドットサイズを正確に判定
することができる。
することで、処理の複雑化を避けることができる。ま
た、実際にコード走査を行う場合を考えると、通常、最
初はコードの先頭に撮像部を設定し、そこから走査を開
始することになる。従って、走査の最初の段階で撮像さ
れるドットコードは静止状態で撮像されたか、あるいは
それに近いものとなり、ドットの動き量が少ない。よっ
て、ドットの歪みが少なく、ドットサイズを正確に判定
することができる。
【0055】次に、異なるサイズのコードの読み取りの
必要性について以下に説明する。コードの読み取りに際
して、ドットコードを複数フレームにわたって取り込む
ことになるが、読み取り開始時点では、ドットコードの
大きさが分かっていない。
必要性について以下に説明する。コードの読み取りに際
して、ドットコードを複数フレームにわたって取り込む
ことになるが、読み取り開始時点では、ドットコードの
大きさが分かっていない。
【0056】つまり、ドットコードを作成する側では、
ドットの読取装置を意識せずにコードを作成してしまう
ことがあり、コードの出力装置即ち印刷機の能力や、プ
リンタの解像度の違いによってまちまちなドットサイズ
のコードが作成されてしまう。
ドットの読取装置を意識せずにコードを作成してしまう
ことがあり、コードの出力装置即ち印刷機の能力や、プ
リンタの解像度の違いによってまちまちなドットサイズ
のコードが作成されてしまう。
【0057】このとき、読取装置は、ドットサイズの異
なる(間隔はドットサイズとほぼ等しいので、ドットピ
ッチも同様に異なる)コードを読み取らなければならな
くなるので、異なるスケールのコードを読み取ることの
できる所謂スケーラビリティを有している必要がでてく
る。
なる(間隔はドットサイズとほぼ等しいので、ドットピ
ッチも同様に異なる)コードを読み取らなければならな
くなるので、異なるスケールのコードを読み取ることの
できる所謂スケーラビリティを有している必要がでてく
る。
【0058】つまり、スケーラビリティとは、通常読み
取るコードに対して、何倍かの倍率で相似形を保ったま
ま拡大または縮小されたコードを読み取る能力のことで
あり、スケーラビリティ2倍という場合は、通常のコー
ドを1〜2の間の任意の倍率で作成したコードが読みと
れることである。
取るコードに対して、何倍かの倍率で相似形を保ったま
ま拡大または縮小されたコードを読み取る能力のことで
あり、スケーラビリティ2倍という場合は、通常のコー
ドを1〜2の間の任意の倍率で作成したコードが読みと
れることである。
【0059】マーカ検出パラメータの設定方法について
以下に説明する。マーカ検出の方法として、ある程度の
大きさ以上の黒画素の塊を求める方法を用いている。そ
の処理を図13を用いて説明する。
以下に説明する。マーカ検出の方法として、ある程度の
大きさ以上の黒画素の塊を求める方法を用いている。そ
の処理を図13を用いて説明する。
【0060】円形で且つデータドット42よりも大きい
マーカ48は、そのラン長を閾値と比較し、大きい場合
にそれをマーカ候補とする。図13においてハッチング
の施された部分が閾値よりも大きいラン長で、この部分
がマーカ候補として抽出される。
マーカ48は、そのラン長を閾値と比較し、大きい場合
にそれをマーカ候補とする。図13においてハッチング
の施された部分が閾値よりも大きいラン長で、この部分
がマーカ候補として抽出される。
【0061】具体的には、マーカ検出部30は、各ライ
ンで黒ランをカウントし、第1の閾値(以下、閾値1と
記す)以上の場合、そのランの先頭座標とラン長を不図
示の内部メモリに記録する。
ンで黒ランをカウントし、第1の閾値(以下、閾値1と
記す)以上の場合、そのランの先頭座標とラン長を不図
示の内部メモリに記録する。
【0062】このメモリには、黒ランの塊の左右の端
と、縦方向の幅を記録できるようになっていて、その情
報から互いに接触しあうもの同士も検出できるようにな
っている。最終的には、マーカ候補として塊が横幅で何
画素分、および何ライン分の大きさであるのかも分かる
ようになっている。この横幅を第2の閾値(以下、閾値
2と記す)および、ライン数を第3の閾値(以下、閾値
3と記す)と比較して、マーカよりも大きいものはゴミ
やノイズであったと判断してマーカ候補から除外するよ
うにしている。
と、縦方向の幅を記録できるようになっていて、その情
報から互いに接触しあうもの同士も検出できるようにな
っている。最終的には、マーカ候補として塊が横幅で何
画素分、および何ライン分の大きさであるのかも分かる
ようになっている。この横幅を第2の閾値(以下、閾値
2と記す)および、ライン数を第3の閾値(以下、閾値
3と記す)と比較して、マーカよりも大きいものはゴミ
やノイズであったと判断してマーカ候補から除外するよ
うにしている。
【0063】このときに用いる閾値1〜閾値3は、マー
カ48の大きさに応じて、つまりコードの大きさによっ
て、最適なものに選ばれるべきものである。コードが印
刷で作成されることを考慮すると、印刷上の欠陥によっ
て、マーカ48が欠けて、通常の大きさの時の7割程度
のラン長しか得られなくなってしまうこともあり得る。
従って、閾値1は、マーカ48の直径の5割程度の大き
さに設定しておくのが一般的である。
カ48の大きさに応じて、つまりコードの大きさによっ
て、最適なものに選ばれるべきものである。コードが印
刷で作成されることを考慮すると、印刷上の欠陥によっ
て、マーカ48が欠けて、通常の大きさの時の7割程度
のラン長しか得られなくなってしまうこともあり得る。
従って、閾値1は、マーカ48の直径の5割程度の大き
さに設定しておくのが一般的である。
【0064】通常、マーカ48の大きさは、データドッ
ト42の3倍以上10倍以下の直径であるので、最もマ
ーカサイズがデータドット42に比べて小さい場合(マ
ーカ直径がデータドット42の3倍)、閾値1はデータ
ドット42の1.5倍程度となる。
ト42の3倍以上10倍以下の直径であるので、最もマ
ーカサイズがデータドット42に比べて小さい場合(マ
ーカ直径がデータドット42の3倍)、閾値1はデータ
ドット42の1.5倍程度となる。
【0065】従って、スケーラビリティが1.5倍以上
ある場合、閾値1よりもデータドット42の方が大きく
なることもある。ドットコードの読み取りでは、前述の
ようにデータドット42をマーカ48と誤る確率を減ら
すために、閾値1だけでなく、その他の判定基準をも併
用している場合があるので、データドット42の全てが
マーカ48と誤られることはないが、本来マーカ48の
みを抽出すべき処理で、マーカ48のみでなく、データ
ドット42も抽出される可能性がでてくることになる。
ある場合、閾値1よりもデータドット42の方が大きく
なることもある。ドットコードの読み取りでは、前述の
ようにデータドット42をマーカ48と誤る確率を減ら
すために、閾値1だけでなく、その他の判定基準をも併
用している場合があるので、データドット42の全てが
マーカ48と誤られることはないが、本来マーカ48の
みを抽出すべき処理で、マーカ48のみでなく、データ
ドット42も抽出される可能性がでてくることになる。
【0066】こうして検出されたデータドット42は、
誤マーカとして、その後の処理を複雑にしてしまうの
で、誤マーカは極力少なくすることが望ましい。つま
り、スケーラビリティを大きくすると、倍率の大きいコ
ードを読み取った場合に誤マーカが多く検出され、読み
取り処理の負荷が大きくなり、場合によっては1フレー
ム処理期間中にそのフレームでブロックを読み取ること
ができなくなることがある。
誤マーカとして、その後の処理を複雑にしてしまうの
で、誤マーカは極力少なくすることが望ましい。つま
り、スケーラビリティを大きくすると、倍率の大きいコ
ードを読み取った場合に誤マーカが多く検出され、読み
取り処理の負荷が大きくなり、場合によっては1フレー
ム処理期間中にそのフレームでブロックを読み取ること
ができなくなることがある。
【0067】例えば、1フレームで処理可能なマーカ候
補の数がメモリ容量の関係で32個が上限である場合、
32個以上のマーカ48が検出された時点で、その後の
フレーム処理を中断させるようにしているシステムで
は、全く読みとれなくなってしまう。
補の数がメモリ容量の関係で32個が上限である場合、
32個以上のマーカ48が検出された時点で、その後の
フレーム処理を中断させるようにしているシステムで
は、全く読みとれなくなってしまう。
【0068】逆の見方をすると、32個以上のマーカ4
8が検出されている場合は、閾値1の値が小さすぎたと
いうことが分かることになるので、そのようなときに
は、この閾値1を大きくしてやれば良い。
8が検出されている場合は、閾値1の値が小さすぎたと
いうことが分かることになるので、そのようなときに
は、この閾値1を大きくしてやれば良い。
【0069】前述の例で説明すると、閾値1は通常コー
ドの大きさの1.5倍にセットされているが、スケーラ
ビリティが1.5倍の時には、閾値1とほぼ同じ大きさ
のデータドット42が入力されてくることになる。この
時、データドット42もマーカ48と誤って検出される
可能性がかなり高くなり、検出マーカ候補の数も32を
越え、マーカ検出処理でエラーが発生する。
ドの大きさの1.5倍にセットされているが、スケーラ
ビリティが1.5倍の時には、閾値1とほぼ同じ大きさ
のデータドット42が入力されてくることになる。この
時、データドット42もマーカ48と誤って検出される
可能性がかなり高くなり、検出マーカ候補の数も32を
越え、マーカ検出処理でエラーが発生する。
【0070】その場合に、閾値1を1.5倍すれば、デ
ータドット42をマーカ48と誤ることはあり得ないの
で、その次のフレームの処理からは、正常に、マーカ4
8を検出できるようになる。
ータドット42をマーカ48と誤ることはあり得ないの
で、その次のフレームの処理からは、正常に、マーカ4
8を検出できるようになる。
【0071】また、逆の場合も同様で、マーカ48が全
く検出されない場合は、閾値1の値が大きすぎていたと
判断して、閾値1の値を小さくするようにすることも効
果があることはいうまでもない。
く検出されない場合は、閾値1の値が大きすぎていたと
判断して、閾値1の値を小さくするようにすることも効
果があることはいうまでもない。
【0072】次に、マーカ探索領域パラメータの設定方
法について以下に説明する。最初のフレームの処理に於
いてコードのサイズは未知であるので、様々なサイズの
コードが読み取れるようなパラメータになっている。し
かし、1度コードを読み取ってしまうと、そのコードの
サイズは既知となり、しかもそのサイズは、同一のコー
ドをスキャンしている間は変化しない。つまり、サイズ
が判明した以降のフレームでは、そのサイズに応じた最
適のパラメータを用いて読み取ることが可能となる。
法について以下に説明する。最初のフレームの処理に於
いてコードのサイズは未知であるので、様々なサイズの
コードが読み取れるようなパラメータになっている。し
かし、1度コードを読み取ってしまうと、そのコードの
サイズは既知となり、しかもそのサイズは、同一のコー
ドをスキャンしている間は変化しない。つまり、サイズ
が判明した以降のフレームでは、そのサイズに応じた最
適のパラメータを用いて読み取ることが可能となる。
【0073】マーカ検出部30でのマーカ検出処理にお
いて、フレーム内で検出された複数のマーカ48から隣
り合うマーカ同士の組を見つける場合の例を、図14を
用いて説明する。
いて、フレーム内で検出された複数のマーカ48から隣
り合うマーカ同士の組を見つける場合の例を、図14を
用いて説明する。
【0074】この図は、コードが斜めに傾いた状態で読
み取られた場合を示している。実線の4角形が検出部1
2としてのCCDの視野であり、破線がコードのブロッ
ク境界であり、破線の交点にマーカ候補が存在してい
る。マーカ候補は、マーカ検出処理で検出されたマーカ
48のサイズに近い大きさのドットの塊のことであり、
実際には、マーカ48だけでなく、ノイズや汚れによっ
て生じたマーカ以外のデータも含まれていることがあ
る。この図の例では、画面中にマーカ候補が13個検出
されている(図中0番〜12番の番号を付して示す)。
み取られた場合を示している。実線の4角形が検出部1
2としてのCCDの視野であり、破線がコードのブロッ
ク境界であり、破線の交点にマーカ候補が存在してい
る。マーカ候補は、マーカ検出処理で検出されたマーカ
48のサイズに近い大きさのドットの塊のことであり、
実際には、マーカ48だけでなく、ノイズや汚れによっ
て生じたマーカ以外のデータも含まれていることがあ
る。この図の例では、画面中にマーカ候補が13個検出
されている(図中0番〜12番の番号を付して示す)。
【0075】今、図中の9番のマーカ候補に注目したと
すると、その両脇のマーカ候補は8番及び10番であ
り、当該注目マーカ候補とそれぞれとの間にパターンド
ット50が配置されている。
すると、その両脇のマーカ候補は8番及び10番であ
り、当該注目マーカ候補とそれぞれとの間にパターンド
ット50が配置されている。
【0076】このとき、8番、9番、10番が真のマー
カ48であれば、そのマーカ候補は直線上に等間隔にな
らぶので、逆に、直線上の等間隔にないマーカ候補は真
のマーカ48の組でないことが分かる。
カ48であれば、そのマーカ候補は直線上に等間隔にな
らぶので、逆に、直線上の等間隔にないマーカ候補は真
のマーカ48の組でないことが分かる。
【0077】マーカ候補同士が直線上にあるかどうかを
調べるためには、注目マーカ候補から所定の距離内に存
在するマーカ候補を検出する必要がある。今、マーカ間
距離がデータドット42の35個分の距離のコードを読
み取る場合を想定すると、通常のドットサイズの時に、
データドット42が3画素相当の大きさで撮像されると
すると、マーカ間距離は、105画素相当の間隔で画面
に取り込まれているはずである。
調べるためには、注目マーカ候補から所定の距離内に存
在するマーカ候補を検出する必要がある。今、マーカ間
距離がデータドット42の35個分の距離のコードを読
み取る場合を想定すると、通常のドットサイズの時に、
データドット42が3画素相当の大きさで撮像されると
すると、マーカ間距離は、105画素相当の間隔で画面
に取り込まれているはずである。
【0078】このとき、撮像系が、コードに対して光軸
を中心として回転することも考えられる。この回転角度
を20度以下に制限したとすると、注目マーカと、その
隣接して対をなすマーカとは注目マーカから横方向で1
05×cos20゜〜105画素の範囲、縦方向で0〜
105×sin20゜画素の範囲に存在するはずであ
る。このように、ドットのサイズに応じて、図15のよ
うに注目マーカ候補Cからの対マーカの存在領域をd1
=105×cos20゜,d2=105,d3=105
×sin20゜として知ることができる。
を中心として回転することも考えられる。この回転角度
を20度以下に制限したとすると、注目マーカと、その
隣接して対をなすマーカとは注目マーカから横方向で1
05×cos20゜〜105画素の範囲、縦方向で0〜
105×sin20゜画素の範囲に存在するはずであ
る。このように、ドットのサイズに応じて、図15のよ
うに注目マーカ候補Cからの対マーカの存在領域をd1
=105×cos20゜,d2=105,d3=105
×sin20゜として知ることができる。
【0079】しかし、コード読み取り開始時は、どのよ
うな大きさのコードであるのか分からないので、そのよ
うに1データドットの直径が未確認の状態では、前述し
たd1,d2,d3は読み取られる可能性のあるコード
全てに対応できるようにしておく必要がある。
うな大きさのコードであるのか分からないので、そのよ
うに1データドットの直径が未確認の状態では、前述し
たd1,d2,d3は読み取られる可能性のあるコード
全てに対応できるようにしておく必要がある。
【0080】例えば、コードが通常のコードの2倍の大
きさ即ち前述の例でドットサイズが6画素相当のコード
にまで対応するときには、d1=105×cos20゜
で、d2=210で、d3=210×sin20゜画素
相当になる。
きさ即ち前述の例でドットサイズが6画素相当のコード
にまで対応するときには、d1=105×cos20゜
で、d2=210で、d3=210×sin20゜画素
相当になる。
【0081】一方、コードを読み取り始めると、コード
サイズが分かるので、そのサイズに合わせた範囲でマー
カ候補を探索すれば良い。例えば、コードが2倍の大き
さであることが確認されたなら、d1=210×cos
20゜,d2=210,d3=210×sin20゜画
素相当ということになる。
サイズが分かるので、そのサイズに合わせた範囲でマー
カ候補を探索すれば良い。例えば、コードが2倍の大き
さであることが確認されたなら、d1=210×cos
20゜,d2=210,d3=210×sin20゜画
素相当ということになる。
【0082】このように、探索範囲を絞り込むことがで
きれば、探索する時間も短縮でき、且つゴミやノイズに
よってその中で検出されるマーカ以外のデータが検出さ
れるいわゆる誤マーカも減らすことができるので、その
後の処理を軽減することもできる。
きれば、探索する時間も短縮でき、且つゴミやノイズに
よってその中で検出されるマーカ以外のデータが検出さ
れるいわゆる誤マーカも減らすことができるので、その
後の処理を軽減することもできる。
【0083】コードのサイズを知るために、マーカ間の
距離を用いたパラメータ設定に関する例としては、例え
ば、前述した第1の実施の形態において、ステップS1
3のマーカサイズ検出処理の最初の処理であるステップ
S13Aのマーカの確認処理に適用することができる。
そして、隣接マーカ候補がこのマーカ間距離の位置にな
い場合、つまり直線上の所定の範囲内に存在しない又は
等間隔に並ばない場合には、上記ステップS16に進む
ものとし、これにより、3段階、即ち100μm,1m
m,1cmのそれぞれの大きさのコードに対応するパラ
メータを全て試してみるようにすることができる。
距離を用いたパラメータ設定に関する例としては、例え
ば、前述した第1の実施の形態において、ステップS1
3のマーカサイズ検出処理の最初の処理であるステップ
S13Aのマーカの確認処理に適用することができる。
そして、隣接マーカ候補がこのマーカ間距離の位置にな
い場合、つまり直線上の所定の範囲内に存在しない又は
等間隔に並ばない場合には、上記ステップS16に進む
ものとし、これにより、3段階、即ち100μm,1m
m,1cmのそれぞれの大きさのコードに対応するパラ
メータを全て試してみるようにすることができる。
【0084】次に、マーカ検出時のエラーによりパラメ
ータを設定する例を以下に示す。例えば、マーカ検出処
理中に、図13で説明した閾値1よりも長い黒ランが検
出されたときに、マーカ検出処理はエラーを返すように
しておく。エラーが発生した場合、そのような長いラン
がコード中に存在するのはドットの大きさに較べて閾値
1の大きさが適切な値になっていないことが分かる。そ
こで、閾値1を大きい値に変化させるようにする。
ータを設定する例を以下に示す。例えば、マーカ検出処
理中に、図13で説明した閾値1よりも長い黒ランが検
出されたときに、マーカ検出処理はエラーを返すように
しておく。エラーが発生した場合、そのような長いラン
がコード中に存在するのはドットの大きさに較べて閾値
1の大きさが適切な値になっていないことが分かる。そ
こで、閾値1を大きい値に変化させるようにする。
【0085】マーカ検出処理は、コードの読み取り処理
の最初に行われる処理であって、しかも、ラン長でエラ
ーが発生したときにパラメータを設定し直すようにする
ことによって、読み取り処理のかなり早い段階で最適な
パラメータにすることができるので、読み落としてしま
うデータドットを少なくすることができる。
の最初に行われる処理であって、しかも、ラン長でエラ
ーが発生したときにパラメータを設定し直すようにする
ことによって、読み取り処理のかなり早い段階で最適な
パラメータにすることができるので、読み落としてしま
うデータドットを少なくすることができる。
【0086】次に、図16を参照して、通常50μmピ
ッチのコードを読み取るシステムで、スケーラビリティ
1.6倍としたときの例を以下に説明する。まず、フレ
ーム処理に先だって50μm対応のパラメータで読み取
るようにし、パラメータ確定認識用のフラグMFLGを
「0」にリセットしている(ステップS50)。
ッチのコードを読み取るシステムで、スケーラビリティ
1.6倍としたときの例を以下に説明する。まず、フレ
ーム処理に先だって50μm対応のパラメータで読み取
るようにし、パラメータ確定認識用のフラグMFLGを
「0」にリセットしている(ステップS50)。
【0087】この設定の時、50〜60μmのドットピ
ッチのコードは良好に読み取ることができ、70μmで
もほぼ問題なく読み取ることができる。但し、80μm
のコードでは読み取れない場合が発生してしまう。
ッチのコードは良好に読み取ることができ、70μmで
もほぼ問題なく読み取ることができる。但し、80μm
のコードでは読み取れない場合が発生してしまう。
【0088】そして、最終フレームが終了でなければ
(ステップS51)、マーカ検出処理を行い(ステップ
S52)、パラメータ確定フラグMFLGが「0」でな
ければ(ステップS53)、パラメータ確定と判断して
データドット42を読み込む(ステップS54)。
(ステップS51)、マーカ検出処理を行い(ステップ
S52)、パラメータ確定フラグMFLGが「0」でな
ければ(ステップS53)、パラメータ確定と判断して
データドット42を読み込む(ステップS54)。
【0089】このステップS54におけるデータドット
42の読み込みは、図3に示したように、マーカ検出、
パターンドット探索、パターンドット重心算出、マーカ
座標補正、データドット読み取りからなる。
42の読み込みは、図3に示したように、マーカ検出、
パターンドット探索、パターンドット重心算出、マーカ
座標補正、データドット読み取りからなる。
【0090】一方、上記ステップS53において、上記
パラメータ確定フラグMFLGがリセットされたままで
あると判断された場合は、対マーカが検出されているか
どうかを判定し(ステップS55)、検出されていれ
ば、その対マーカ間距離からコードの大きさを推定し、
最適なパラメータを設定して、上記パラメータ確定フラ
グMFLGに「1」をセットした後(ステップS5
6)、上記ステップS54に進んでデータドット読み込
み処理を行う。
パラメータ確定フラグMFLGがリセットされたままで
あると判断された場合は、対マーカが検出されているか
どうかを判定し(ステップS55)、検出されていれ
ば、その対マーカ間距離からコードの大きさを推定し、
最適なパラメータを設定して、上記パラメータ確定フラ
グMFLGに「1」をセットした後(ステップS5
6)、上記ステップS54に進んでデータドット読み込
み処理を行う。
【0091】また、上記ステップS55において、対マ
ーカが検出されなかった場合は、上記ステップS52の
マーカ検出処理で検出されたマーカの数が32個よりも
多かったかどうか判定し(ステップS57)、多かった
場合には、80μm対応のパラメータを設定して(ステ
ップS58)、上記ステップS52に戻り、マーカ検出
処理をやり直す。
ーカが検出されなかった場合は、上記ステップS52の
マーカ検出処理で検出されたマーカの数が32個よりも
多かったかどうか判定し(ステップS57)、多かった
場合には、80μm対応のパラメータを設定して(ステ
ップS58)、上記ステップS52に戻り、マーカ検出
処理をやり直す。
【0092】この設定の時、70〜80μmのドットピ
ッチのコードは良好に読み取ることができ、60μmで
もほぼ問題なく読み取ることができる。但し、60μm
以下のコードでは読みとれない場合が発生してしまう。
ッチのコードは良好に読み取ることができ、60μmで
もほぼ問題なく読み取ることができる。但し、60μm
以下のコードでは読みとれない場合が発生してしまう。
【0093】そして、上記ステップS57において、対
マーカが検出されず且つ検出マーカ数が32個以下であ
ると判断された場合には、画面内に対をなすような正し
いコードが撮影されていなかったと判断して、パラメー
タを変更せずに次のフレームの処理へ移るため、上記ス
テップS51に戻る。
マーカが検出されず且つ検出マーカ数が32個以下であ
ると判断された場合には、画面内に対をなすような正し
いコードが撮影されていなかったと判断して、パラメー
タを変更せずに次のフレームの処理へ移るため、上記ス
テップS51に戻る。
【0094】このような処理とすることで、マーカ検出
が確実になされるようになり、スケーラビリティ1.6
倍に対応できるようになる。また、パラメータ確定フラ
グMFLGを用いることで、パラメータは1度確定した
後はパラメータを決定するための処理を行わないで済む
ようにしている。
が確実になされるようになり、スケーラビリティ1.6
倍に対応できるようになる。また、パラメータ確定フラ
グMFLGを用いることで、パラメータは1度確定した
後はパラメータを決定するための処理を行わないで済む
ようにしている。
【0095】次に、図17を参照して、この変形例を説
明する。まず、フレーム処理に先だって50μm対応の
パラメータで読み取るようにし、パラメータ確定認識用
のフラグMFLGを「0」にリセットする(ステップS
50)。そして、最終フレームが終了でなければ(ステ
ップS51)、マーカ検出処理を行う(ステップS5
2)。
明する。まず、フレーム処理に先だって50μm対応の
パラメータで読み取るようにし、パラメータ確定認識用
のフラグMFLGを「0」にリセットする(ステップS
50)。そして、最終フレームが終了でなければ(ステ
ップS51)、マーカ検出処理を行う(ステップS5
2)。
【0096】ここまでの処理、即ち、フレーム処理前の
パラメータセットとフラグを用いる点は、前述の図16
の例と同じであるが、この例においては、次に、このマ
ーカ検出処理でエラーを検出したかどうか判断する(ス
テップS60)。そして、エラーを検出しなかった場合
にのみ、そのフレームのデータドット42の読み込みを
行い(ステップS61)、読み込みが終了した時点で、
パラメータ確定フラグMFLGがリセットされているか
どうか判断する(ステップS62)。パラメータ確定フ
ラグMFLGがリセットされている即ち「0」である場
合には、マーカ間距離を検出し(ステップS63)、そ
の値に基づいて次フレーム以降に使用するパラメータを
設定する(ステップS64)と共に、パラメータ確定フ
ラグMFLGに「1」をセットして(ステップS6
5)、上記ステップS51に戻る。
パラメータセットとフラグを用いる点は、前述の図16
の例と同じであるが、この例においては、次に、このマ
ーカ検出処理でエラーを検出したかどうか判断する(ス
テップS60)。そして、エラーを検出しなかった場合
にのみ、そのフレームのデータドット42の読み込みを
行い(ステップS61)、読み込みが終了した時点で、
パラメータ確定フラグMFLGがリセットされているか
どうか判断する(ステップS62)。パラメータ確定フ
ラグMFLGがリセットされている即ち「0」である場
合には、マーカ間距離を検出し(ステップS63)、そ
の値に基づいて次フレーム以降に使用するパラメータを
設定する(ステップS64)と共に、パラメータ確定フ
ラグMFLGに「1」をセットして(ステップS6
5)、上記ステップS51に戻る。
【0097】ここで、上記ステップS63のマーカ間距
離検出は、図3のデータドット読み込み処理中のステッ
プS5のマーカ座標補正処理で補正されたマーカ座標を
用いている。この処理は、データドット読み込みが正常
に行われた時に、パラメータ確定フラグMFLGをセッ
トして、パラメータを確定するものである。こうするこ
とで、パラメータの信頼性を上げることができる。
離検出は、図3のデータドット読み込み処理中のステッ
プS5のマーカ座標補正処理で補正されたマーカ座標を
用いている。この処理は、データドット読み込みが正常
に行われた時に、パラメータ確定フラグMFLGをセッ
トして、パラメータを確定するものである。こうするこ
とで、パラメータの信頼性を上げることができる。
【0098】一方、上記ステップS60において、マー
カ検出でエラーが検出されたと判断された場合には、検
出マーカ数が32より多いかどうか判断する(ステップ
S66)。そして、検出マーカ数が32より多かった場
合には、大きいコード(この例では、80μmのコー
ド)に対応したパラメータに変更し(ステップS6
7)、パラメータ確定フラグMFLGをリセットして
(ステップS68)、上記ステップS51に戻る。
カ検出でエラーが検出されたと判断された場合には、検
出マーカ数が32より多いかどうか判断する(ステップ
S66)。そして、検出マーカ数が32より多かった場
合には、大きいコード(この例では、80μmのコー
ド)に対応したパラメータに変更し(ステップS6
7)、パラメータ確定フラグMFLGをリセットして
(ステップS68)、上記ステップS51に戻る。
【0099】また、上記ステップS66において、検出
マーカ数が32以下であると判断された場合には、さら
に、検出マーカ数が非常に少ない(この例では、4未
満)かどうか判断し(ステップS69)、そうでなけれ
ば上記ステップS51に戻るが、そうである場合には、
小さいコード(この例では、50μmのコード)に対応
したパラメータに変更した後(ステップS70)、上記
ステップS68でパラメータ確定フラグMFLGをリセ
ットして、上記ステップS51に戻る。
マーカ数が32以下であると判断された場合には、さら
に、検出マーカ数が非常に少ない(この例では、4未
満)かどうか判断し(ステップS69)、そうでなけれ
ば上記ステップS51に戻るが、そうである場合には、
小さいコード(この例では、50μmのコード)に対応
したパラメータに変更した後(ステップS70)、上記
ステップS68でパラメータ確定フラグMFLGをリセ
ットして、上記ステップS51に戻る。
【0100】このステップS68におけるフラグリセッ
トによって、仮に1度確定したパラメータであっても、
再設定し直すようにしている。こうすることで、例え
ば、コードの読み取り中にフレームが進むに従ってコー
ドの大きさが変化するような撮影がなされた場合であっ
ても、変化した倍率に応じて次のフレームからは正しく
読み取りが行われるようにできる。なお、フレーム間で
倍率が変わる場合とは、非接触でコードを読み取ってい
る場合に、被写体のコードと読み取りカメラとの距離が
変化して、倍率が変化するような場合が考えられる。
トによって、仮に1度確定したパラメータであっても、
再設定し直すようにしている。こうすることで、例え
ば、コードの読み取り中にフレームが進むに従ってコー
ドの大きさが変化するような撮影がなされた場合であっ
ても、変化した倍率に応じて次のフレームからは正しく
読み取りが行われるようにできる。なお、フレーム間で
倍率が変わる場合とは、非接触でコードを読み取ってい
る場合に、被写体のコードと読み取りカメラとの距離が
変化して、倍率が変化するような場合が考えられる。
【0101】即ち、この例では、パラメータ変更可否判
断としてパラメータ確定フラグMFLGを用いている。
これは、当該フラグがセットされている場合にパラメー
タが確定していると判断し、これ以上最適なパラメータ
を求める処理を行わないようにするためのものである。
このフラグを利用することで不要なパラメータ決定処理
を行わないで済ませているが、このフラグをある条件で
リセットさせることで、パラメータを再設定させるよう
にすることができる。
断としてパラメータ確定フラグMFLGを用いている。
これは、当該フラグがセットされている場合にパラメー
タが確定していると判断し、これ以上最適なパラメータ
を求める処理を行わないようにするためのものである。
このフラグを利用することで不要なパラメータ決定処理
を行わないで済ませているが、このフラグをある条件で
リセットさせることで、パラメータを再設定させるよう
にすることができる。
【0102】つまりこの例では、仮にパラメータが確定
した後であっても、マーカ検出でエラーが発生し、それ
によってパラメータを変動させた場合には、パラメータ
確定フラグMFLGをリセットするようにしている。こ
うすることで、マーカ検出でエラーが発生した後で決定
されたパラメータを仮決定状態として読み取りを行い、
エラーが発生しなかったときにパラメータを再設定させ
て、その時のパラメータを確定させるようにパラメータ
確定フラグMFLGをセットさせている。
した後であっても、マーカ検出でエラーが発生し、それ
によってパラメータを変動させた場合には、パラメータ
確定フラグMFLGをリセットするようにしている。こ
うすることで、マーカ検出でエラーが発生した後で決定
されたパラメータを仮決定状態として読み取りを行い、
エラーが発生しなかったときにパラメータを再設定させ
て、その時のパラメータを確定させるようにパラメータ
確定フラグMFLGをセットさせている。
【0103】なお、この例では、マーカ検出部30は、
マーカ候補の数を計数する計数手段を含んでおり、計数
結果によってエラーを出力する機能を備えていて、エラ
ー時に計数結果をも出力するようにしている。これは、
検出されたマーカ候補の情報を記憶しておく領域に余裕
が有る場合等は、計数手段とマーカ検出部30とを分離
して、マーカ検出終了後に計数を行うような構成にする
ことも可能である。こうすることで、マーカ検出処理中
に計数処理を行わなくても済むので、マーカ検出処理を
高速に行うことができるようになる。
マーカ候補の数を計数する計数手段を含んでおり、計数
結果によってエラーを出力する機能を備えていて、エラ
ー時に計数結果をも出力するようにしている。これは、
検出されたマーカ候補の情報を記憶しておく領域に余裕
が有る場合等は、計数手段とマーカ検出部30とを分離
して、マーカ検出終了後に計数を行うような構成にする
ことも可能である。こうすることで、マーカ検出処理中
に計数処理を行わなくても済むので、マーカ検出処理を
高速に行うことができるようになる。
【0104】なお、上述したように特願平6−1739
66号におけるシステムコントロールファイルは、そこ
に示された情報転送プロトコルの階層区分における各レ
イヤに必要とされるパラメータを表しているものであ
り、上記ドットサイズ及びブロックサイズは、そのよう
なパラメータの一部である。即ち、ドットサイズはその
階層区分におけるレイヤ1で、またブロックサイズはレ
イヤ2で必要となるパラメータであり、初期段階では、
この程度のパラメータがわかっていれば十分である。そ
れ以降の階層で必要とされるパラメータ、例えば変調方
式やエラー訂正方式、伸長方式等については、図12の
(B)に示すように、ドットコードの中にシステムコン
トロールファイルを埋め込んでおき、これから得るよう
にする。
66号におけるシステムコントロールファイルは、そこ
に示された情報転送プロトコルの階層区分における各レ
イヤに必要とされるパラメータを表しているものであ
り、上記ドットサイズ及びブロックサイズは、そのよう
なパラメータの一部である。即ち、ドットサイズはその
階層区分におけるレイヤ1で、またブロックサイズはレ
イヤ2で必要となるパラメータであり、初期段階では、
この程度のパラメータがわかっていれば十分である。そ
れ以降の階層で必要とされるパラメータ、例えば変調方
式やエラー訂正方式、伸長方式等については、図12の
(B)に示すように、ドットコードの中にシステムコン
トロールファイルを埋め込んでおき、これから得るよう
にする。
【0105】この場合、システムコントロールファイル
は、同じ内容のものが複数記録される。また、その変調
方式やエラー訂正方式等は、全てのアプリケーションに
対して同じ形で記録されるものとする。そうすることに
よって、上記検出したドットサイズと、それら予め決め
られた方式とにより、システムコントロールファイルの
内容が読み込まれ、パラメータが設定されるので、この
システムコントロールファイル以外の部分のデータドッ
ト42で示される情報は、それらの設定されたパラメー
タに基づいて復元されることができる。
は、同じ内容のものが複数記録される。また、その変調
方式やエラー訂正方式等は、全てのアプリケーションに
対して同じ形で記録されるものとする。そうすることに
よって、上記検出したドットサイズと、それら予め決め
られた方式とにより、システムコントロールファイルの
内容が読み込まれ、パラメータが設定されるので、この
システムコントロールファイル以外の部分のデータドッ
ト42で示される情報は、それらの設定されたパラメー
タに基づいて復元されることができる。
【0106】なお、上記各実施の形態では、パラメータ
としてドットサイズやブロックサイズを例にして説明し
たが、本発明におけるパラメータとしては、認識された
ドットサイズ等からルックアップテーブル等を利用して
一意的に導かれる他の種類のパラメータも含まれるもの
であって、例えば、処理の中でドット周期の信号を強調
する回路において、周期のパラメータを設定するものが
挙げられる。
としてドットサイズやブロックサイズを例にして説明し
たが、本発明におけるパラメータとしては、認識された
ドットサイズ等からルックアップテーブル等を利用して
一意的に導かれる他の種類のパラメータも含まれるもの
であって、例えば、処理の中でドット周期の信号を強調
する回路において、周期のパラメータを設定するものが
挙げられる。
【0107】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0108】(1) 音声情報、画像情報、テキストデ
ータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学
的に読み取り可能なコードとして記録された記録媒体か
ら前記コードを光学的に走査して読み取る読取手段と、
この読取手段により読み取られたコードを処理してマル
チメディア情報に復元する処理手段と、この処理手段か
らの出力信号に基づき各情報を再生して出力する出力手
段とからなる情報再生システムにおいて、前記処理手段
が、前記読取手段により読み取ったコードの物理的情報
に基づき、当該情報再生システムに必要なパラメータを
設定するパラメータ設定手段を備えたことを特徴とする
情報再生システム。
ータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学
的に読み取り可能なコードとして記録された記録媒体か
ら前記コードを光学的に走査して読み取る読取手段と、
この読取手段により読み取られたコードを処理してマル
チメディア情報に復元する処理手段と、この処理手段か
らの出力信号に基づき各情報を再生して出力する出力手
段とからなる情報再生システムにおいて、前記処理手段
が、前記読取手段により読み取ったコードの物理的情報
に基づき、当該情報再生システムに必要なパラメータを
設定するパラメータ設定手段を備えたことを特徴とする
情報再生システム。
【0109】即ち、コードを読み取って情報を再生する
際に必要なパラメータが、再生と同時に自動的に設定さ
れるので、操作者がパラメータをいちいち設定する必要
がなくなり、操作性の向上したユーザフレンドリィな再
生システムを提供することができる。
際に必要なパラメータが、再生と同時に自動的に設定さ
れるので、操作者がパラメータをいちいち設定する必要
がなくなり、操作性の向上したユーザフレンドリィな再
生システムを提供することができる。
【0110】(2) 前記コードは、前記マルチメディ
ア情報に対応して配置されたデータドットを所定単位毎
に有するブロックが複数配列されたものであり、前記処
理手段が、前記ドットの大きさを測定する測定手段を有
し、前記パラメータ設定手段は、前記測定手段により測
定されたドットの大きさに基づいてパラメータの値(ド
ットサイズ等)を設定することを特徴とする前記(1)
に記載の情報再生システム。
ア情報に対応して配置されたデータドットを所定単位毎
に有するブロックが複数配列されたものであり、前記処
理手段が、前記ドットの大きさを測定する測定手段を有
し、前記パラメータ設定手段は、前記測定手段により測
定されたドットの大きさに基づいてパラメータの値(ド
ットサイズ等)を設定することを特徴とする前記(1)
に記載の情報再生システム。
【0111】即ち、大きさを測定する手段はシステムの
中で使用されており、その出力データだけ参照してパラ
メータを設定すれば良い。 (3) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカと
を有するブロックが複数配列されたものであり、前記処
理手段が、前記コード内のマーカの大きさを検出するマ
ーカ検出手段を有し、前記パラメータ設定手段は、前記
マーカの大きさに基づいてパラメータの値(ドットサイ
ズ等)を設定することを特徴とする前記(1)に記載の
情報再生システム。
中で使用されており、その出力データだけ参照してパラ
メータを設定すれば良い。 (3) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカと
を有するブロックが複数配列されたものであり、前記処
理手段が、前記コード内のマーカの大きさを検出するマ
ーカ検出手段を有し、前記パラメータ設定手段は、前記
マーカの大きさに基づいてパラメータの値(ドットサイ
ズ等)を設定することを特徴とする前記(1)に記載の
情報再生システム。
【0112】即ち、マーカ48の大きさは処理の前段で
認識できるために早期にパラメータ設定が可能となる。 (4) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカ
と、前記データドット及びマーカとに対して所定の位置
関係に配置され、該マーカと共に前記データドット読取
基準点を決定するマッチングパターンドットとを有する
ブロックが複数配列されたものであり、前記処理手段
が、前記コード内のマッチングパターンドットの大きさ
を検出するパターンドット検出手段を有し、前記パラメ
ータ設定手段は、前記マッチングパターンドットの大き
さに基づいてパラメータの値(ドットサイズ等)を設定
することを特徴とする前記(1)に記載の情報再生シス
テム。
認識できるために早期にパラメータ設定が可能となる。 (4) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカ
と、前記データドット及びマーカとに対して所定の位置
関係に配置され、該マーカと共に前記データドット読取
基準点を決定するマッチングパターンドットとを有する
ブロックが複数配列されたものであり、前記処理手段
が、前記コード内のマッチングパターンドットの大きさ
を検出するパターンドット検出手段を有し、前記パラメ
ータ設定手段は、前記マッチングパターンドットの大き
さに基づいてパラメータの値(ドットサイズ等)を設定
することを特徴とする前記(1)に記載の情報再生シス
テム。
【0113】即ち、マッチングパターンドットが、デー
タドットと同じサイズで形成されている場合、確度の高
いドットサイズの検出が可能となる。 (5) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカ
と、前記データドット及びマーカとに対して所定の位置
関係に配置され、該マーカと共に前記データドット読取
基準点を決定するマッチングパターンドットとを有する
ブロックが複数配列されたものであり、前記処理手段
が、前記マッチングパターンドット内の複数のドット間
の距離を検出するドット間距離検出手段を有し、前記パ
ラメータ設定手段は、前記ドット間の距離に基づいてパ
ラメータの値を設定することを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
タドットと同じサイズで形成されている場合、確度の高
いドットサイズの検出が可能となる。 (5) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカ
と、前記データドット及びマーカとに対して所定の位置
関係に配置され、該マーカと共に前記データドット読取
基準点を決定するマッチングパターンドットとを有する
ブロックが複数配列されたものであり、前記処理手段
が、前記マッチングパターンドット内の複数のドット間
の距離を検出するドット間距離検出手段を有し、前記パ
ラメータ設定手段は、前記ドット間の距離に基づいてパ
ラメータの値を設定することを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
【0114】即ち、ドットの印刷時にドットサイズが変
化した場合でも、ドットの間の距離を利用しているた
め、常に適切なドットサイズを算出することが可能にな
る。 (6) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカと
を有するブロックが複数配列されたものであり、前記読
取手段が、所定の撮像範囲を有する撮像素子と、この撮
像素子により撮像される画角(倍率)を可変にするズー
ム手段を有し、前記パラメータ設定手段が、前記撮像素
子の撮像範囲内に存在する前記マーカの数と大きさが所
定の値となるように、前記ズーム手段を制御するズーム
制御手段を備えたことを特徴とする前記(1)に記載の
情報再生システム。
化した場合でも、ドットの間の距離を利用しているた
め、常に適切なドットサイズを算出することが可能にな
る。 (6) 前記コードは、前記マルチメディア情報に対応
して配置されたデータドットと、このデータドットより
も大きく、データドットに対して所定の位置関係で配置
された、データドット読取基準点決定のためのマーカと
を有するブロックが複数配列されたものであり、前記読
取手段が、所定の撮像範囲を有する撮像素子と、この撮
像素子により撮像される画角(倍率)を可変にするズー
ム手段を有し、前記パラメータ設定手段が、前記撮像素
子の撮像範囲内に存在する前記マーカの数と大きさが所
定の値となるように、前記ズーム手段を制御するズーム
制御手段を備えたことを特徴とする前記(1)に記載の
情報再生システム。
【0115】即ち、コードを読み取って情報を再生する
際に画角(倍率)が、再生と同時に自動的に設定される
ので、操作者がコードの大きさに応じていちいち画角
(倍率)を変更設定する必要がなくなり、操作性の向上
したユーザフレンドリィな再生システムを提供すること
ができる。
際に画角(倍率)が、再生と同時に自動的に設定される
ので、操作者がコードの大きさに応じていちいち画角
(倍率)を変更設定する必要がなくなり、操作性の向上
したユーザフレンドリィな再生システムを提供すること
ができる。
【0116】(7) 前記コードは、前記マルチメディ
ア情報に対応して配置されたデータドットと、このデー
タドットよりも大きく、データドットに対して所定の位
置関係で配置された、データドット読取基準点決定のた
めのマーカとを有するブロックが複数配列されたもので
あり、前記処理手段が、前記コード内の複数のマーカの
間の距離を検出するマーカ間距離検出手段を有し、前記
パラメータ設定手段は、前記マーカ間の距離に基づいて
パラメータの値(ブロックサイズ等)を設定することを
特徴とする前記(1)に記載の情報再生システム。
ア情報に対応して配置されたデータドットと、このデー
タドットよりも大きく、データドットに対して所定の位
置関係で配置された、データドット読取基準点決定のた
めのマーカとを有するブロックが複数配列されたもので
あり、前記処理手段が、前記コード内の複数のマーカの
間の距離を検出するマーカ間距離検出手段を有し、前記
パラメータ設定手段は、前記マーカ間の距離に基づいて
パラメータの値(ブロックサイズ等)を設定することを
特徴とする前記(1)に記載の情報再生システム。
【0117】即ち、マーカ48間距離によりブロックサ
イズがわかるので、データドットの読み取りが可能とな
る。データドットに各レイヤのシステムコントロールフ
ァイルを記述できる利点がある。
イズがわかるので、データドットの読み取りが可能とな
る。データドットに各レイヤのシステムコントロールフ
ァイルを記述できる利点がある。
【0118】(8) 前記読取手段が、所定の撮像時間
を有するフィールドごとに前記コードを撮像する撮像素
子を走査することにより、複数フィールドの画像を得る
ものであり、前記パラメータ設定手段が、前記撮像素子
により撮像されたドットの存在する第1フィールド画像
に基づきパラメータ(ドットサイズ等)を設定すると共
に、この設定されたパラメータの値を同一コード走査期
間中記憶するものであることを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
を有するフィールドごとに前記コードを撮像する撮像素
子を走査することにより、複数フィールドの画像を得る
ものであり、前記パラメータ設定手段が、前記撮像素子
により撮像されたドットの存在する第1フィールド画像
に基づきパラメータ(ドットサイズ等)を設定すると共
に、この設定されたパラメータの値を同一コード走査期
間中記憶するものであることを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
【0119】即ち、第1フィールドで各パラメータを設
定するので、その後のパラメータの設定が不要となり、
操作性が向上し、処理時間が短縮する。特に、第1フィ
ールドは動きの少ない画像を得易いので、確度の高いド
ットサイズの検出が可能となる。
定するので、その後のパラメータの設定が不要となり、
操作性が向上し、処理時間が短縮する。特に、第1フィ
ールドは動きの少ない画像を得易いので、確度の高いド
ットサイズの検出が可能となる。
【0120】なお、同一コード走査期間とは、一般的に
は1本のコードを走査(スキャン)し始めてから、走査
が終わるまでの期間のことであるが、本発明では、1つ
のデータとして認識されるべきデータ群を含むコード群
を走査し終わるまでの期間を指す場合もある。例えば、
1つのマルチメディアデータを2本のコードに記録した
場合、本発明での同一コード走査は、その2本のコード
を走査している期間のことである。
は1本のコードを走査(スキャン)し始めてから、走査
が終わるまでの期間のことであるが、本発明では、1つ
のデータとして認識されるべきデータ群を含むコード群
を走査し終わるまでの期間を指す場合もある。例えば、
1つのマルチメディアデータを2本のコードに記録した
場合、本発明での同一コード走査は、その2本のコード
を走査している期間のことである。
【0121】(9) 前記コードは、前記マルチメディ
ア情報に対応して配置されたデータドットと、このデー
タドットよりも大きく、データドットに対して所定の位
置関係で配置されたデータドット読取基準点決定のため
のマーカとを有するブロックが複数配列されたものであ
り、前記処理手段が、前記読取手段で読み取られた1画
面内のマーカ候補を検出するマーカ検出手段を有し、前
記パラメータ設定手段は、前記マーカ検出手段によるマ
ーカ候補検出中のエラー検出結果に応じて、パラメータ
の値を設定することを特徴とする前記(1)に記載の情
報再生システム。
ア情報に対応して配置されたデータドットと、このデー
タドットよりも大きく、データドットに対して所定の位
置関係で配置されたデータドット読取基準点決定のため
のマーカとを有するブロックが複数配列されたものであ
り、前記処理手段が、前記読取手段で読み取られた1画
面内のマーカ候補を検出するマーカ検出手段を有し、前
記パラメータ設定手段は、前記マーカ検出手段によるマ
ーカ候補検出中のエラー検出結果に応じて、パラメータ
の値を設定することを特徴とする前記(1)に記載の情
報再生システム。
【0122】即ち、マーカ検出処理はコードの読み取り
処理の最初に行われる処理であり、そこでの結果に基づ
いてパラメータを設定し直すかどうか判定させることに
よって、読み取り処理のかなり早い段階で最適なパラメ
ータにすることが出来るので、不適切なパラメータで読
み取ることによりエラーとなるデータドットを少なくす
ることができる。
処理の最初に行われる処理であり、そこでの結果に基づ
いてパラメータを設定し直すかどうか判定させることに
よって、読み取り処理のかなり早い段階で最適なパラメ
ータにすることが出来るので、不適切なパラメータで読
み取ることによりエラーとなるデータドットを少なくす
ることができる。
【0123】(10) 前記コードは、前記マルチメデ
ィア情報に対応して配置されたデータドットと、このデ
ータドットよりも大きく、データドットに対して所定の
位置関係で配置されたデータドット読取基準点決定のた
めのマーカとを有するブロックが複数配列されたもので
あり、前記処理手段が、前記読取手段で読み取られた1
画面内のマーカ候補を検出するマーカ検出手段と、該マ
ーカ検出手段により検出されたマーカ候補の数を計数す
る計数手段とを有し、前記パラメータ設定手段は、前記
計数手段により計数されたマーカ候補の数に基づいてパ
ラメータの値を設定することを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
ィア情報に対応して配置されたデータドットと、このデ
ータドットよりも大きく、データドットに対して所定の
位置関係で配置されたデータドット読取基準点決定のた
めのマーカとを有するブロックが複数配列されたもので
あり、前記処理手段が、前記読取手段で読み取られた1
画面内のマーカ候補を検出するマーカ検出手段と、該マ
ーカ検出手段により検出されたマーカ候補の数を計数す
る計数手段とを有し、前記パラメータ設定手段は、前記
計数手段により計数されたマーカ候補の数に基づいてパ
ラメータの値を設定することを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
【0124】即ち、検出されたマーカ候補の数に基づい
てパラメータの値を設定するので、メモリの容量をオー
バーしてマーカが検出されるような不具合を減らすこと
ができる。
てパラメータの値を設定するので、メモリの容量をオー
バーしてマーカが検出されるような不具合を減らすこと
ができる。
【0125】(11) 前記パラメータ設定手段は、マ
ーカ検出のためのマーカ検出パラメータを設定すること
を特徴とする前記(3)、(4)、(5)、(7)、
(9)、及び(10)の何れかに記載の情報再生システ
ム。
ーカ検出のためのマーカ検出パラメータを設定すること
を特徴とする前記(3)、(4)、(5)、(7)、
(9)、及び(10)の何れかに記載の情報再生システ
ム。
【0126】即ち、データドットを誤ってマーカ候補と
して検出したり、ゴミ等がマーカ候補として検出される
のを減らすことができる。 (12) 前記パラメータ設定手段は、マーカ探索のた
めのマーカ探索領域パラメータを設定することを特徴と
する前記(3)、(4)、(5)、(7)、(9)、及
び(10)の何れかに記載の情報再生システム。
して検出したり、ゴミ等がマーカ候補として検出される
のを減らすことができる。 (12) 前記パラメータ設定手段は、マーカ探索のた
めのマーカ探索領域パラメータを設定することを特徴と
する前記(3)、(4)、(5)、(7)、(9)、及
び(10)の何れかに記載の情報再生システム。
【0127】即ち、探索範囲を絞り込むことができれ
ば、探索する時間も短縮でき、かつゴミやノイズによっ
てその中で検出されるマーカ以外のマーカ候補のデータ
が検出されるいわゆる誤マーカも減らすことができるの
で、その後の処理を軽減することもできる。
ば、探索する時間も短縮でき、かつゴミやノイズによっ
てその中で検出されるマーカ以外のマーカ候補のデータ
が検出されるいわゆる誤マーカも減らすことができるの
で、その後の処理を軽減することもできる。
【0128】(13) 前記パラメータ設定手段は、前
記コードを読み取るのに更に適したパラメータを設定す
ることが可能であることが判定されたときに、パラメー
タを再設定する手段を有することを特徴とする前記(1
1)及び(12)の何れかに記載の情報再生システム。
記コードを読み取るのに更に適したパラメータを設定す
ることが可能であることが判定されたときに、パラメー
タを再設定する手段を有することを特徴とする前記(1
1)及び(12)の何れかに記載の情報再生システム。
【0129】即ち、こうすることで、例えば、非接触で
コードを読み取っている場合に、被写体のコードと読み
取りカメラとの距離が変化して、倍率が変化するよう
な、読み取り中にフレームが進むに従ってコードの大き
さが変化するような撮影がなされた場合であっても、変
化した倍率に応じて次のフレームからは正しく読み取り
が行われるようにパラメータを再設定することができる
ので、パラメータの信頼性を上げることができる。
コードを読み取っている場合に、被写体のコードと読み
取りカメラとの距離が変化して、倍率が変化するよう
な、読み取り中にフレームが進むに従ってコードの大き
さが変化するような撮影がなされた場合であっても、変
化した倍率に応じて次のフレームからは正しく読み取り
が行われるようにパラメータを再設定することができる
ので、パラメータの信頼性を上げることができる。
【0130】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
操作者が特別な操作を行うことなく自動的にパラメータ
を設定できる情報再生システムを提供することができ
る。
操作者が特別な操作を行うことなく自動的にパラメータ
を設定できる情報再生システムを提供することができ
る。
【図1】実施の形態の情報再生システムのブロック構成
図である。
図である。
【図2】(A)はドットコードのフォーマットを示す図
であり、(B)及び(C)はそれぞれマーカの直径を説
明するための図である。
であり、(B)及び(C)はそれぞれマーカの直径を説
明するための図である。
【図3】ドットコード読み取り処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図4】第1の実施の形態におけるドットサイズ検出処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図5】マーカの数の適切性判別を説明するための、撮
像例を示す図である。
像例を示す図である。
【図6】マーカサイズ検出サブルーチンのフローチャー
トである。
トである。
【図7】(A)乃至(F)はそれぞれドットサイズ検出
に利用されるマーカを説明するための図である。
に利用されるマーカを説明するための図である。
【図8】第2の実施の形態におけるドットサイズ検出処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図9】(A)及び(B)は第2の実施の形態及び第3
の実施の形態におけるドットサイズ検出サブルーチンの
フローチャートである。
の実施の形態におけるドットサイズ検出サブルーチンの
フローチャートである。
【図10】第4の実施の形態におけるドットサイズ検出
処理のフローチャートである。
処理のフローチャートである。
【図11】第5の実施の形態におけるブロックサイズ検
出処理のフローチャートである。
出処理のフローチャートである。
【図12】(A)はパラメータ検出を行うタイミングを
説明するためのタイミングチャートであり、(B)は他
のパラメータ設定のためのシステムコントロールファイ
ルの記録位置を説明するための図である。
説明するためのタイミングチャートであり、(B)は他
のパラメータ設定のためのシステムコントロールファイ
ルの記録位置を説明するための図である。
【図13】マーカ検出のために、ある程度の大きさ以上
の黒画素の塊を求める方法を説明するための図である。
の黒画素の塊を求める方法を説明するための図である。
【図14】コードが斜めに傾いた上体で読み取られた場
合のマーカの位置関係を示す図である。
合のマーカの位置関係を示す図である。
【図15】マーカ探索範囲を説明するための図である。
【図16】通常50μmピッチのコードを読み取るシス
テムで、スケーラビリティ1. 6倍としたときの処理の
例を説明するためのフローチャートである。
テムで、スケーラビリティ1. 6倍としたときの処理の
例を説明するためのフローチャートである。
【図17】図16の例の変形例を説明するための動作フ
ローチャートである。
ローチャートである。
10 情報再生システム 12 検出部 14 走査変換部 16 調整部 18 エラー訂正部 20 再生処理部 22 コントローラ 24 パラメータメモリ 26 出力装置 28 画像メモリ 30 マーカ検出部 32 データ配列方向検出部 34 アドレス制御部 36 補間回路 38 歪み補正用メモリ 40 ブロック 42 データドット 44 データエリア 46 ブロックアドレスドット 48 マーカ 50 マッチングパターンドット 52 画素 54 検出用ドット
Claims (13)
- 【請求項1】 音声情報、画像情報、テキストデータの
少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読
み取り可能なコードとして記録された記録媒体から前記
コードを光学的に走査して読み取る読取手段と、この読
取手段により読み取られたコードを処理してマルチメデ
ィア情報に復元する処理手段と、この処理手段からの出
力信号に基づき各情報を再生して出力する出力手段とか
らなる情報再生システムにおいて、 前記処理手段が、前記読取手段により読み取ったコード
の物理的情報に基づき、当該情報再生システムに必要な
パラメータを設定するパラメータ設定手段を備えたこと
を特徴とする情報再生システム。 - 【請求項2】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットを所定単位毎に有す
るブロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記ドットの大きさを測定する測定手
段を有し、 前記パラメータ設定手段は、前記測定手段により測定さ
れたドットの大きさに基づいてパラメータの値を設定す
ることを特徴とする請求項1に記載の情報再生システ
ム。 - 【請求項3】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットと、このデータドッ
トよりも大きく、データドットに対して所定の位置関係
で配置された、データドット読取基準点決定のためのマ
ーカとを有するブロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記コード内のマーカの大きさを検出
するマーカ検出手段を有し、 前記パラメータ設定手段は、前記マーカの大きさに基づ
いてパラメータの値を設定することを特徴とする請求項
1に記載の情報再生システム。 - 【請求項4】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットと、このデータドッ
トよりも大きく、データドットに対して所定の位置関係
で配置された、データドット読取基準点決定のためのマ
ーカと、前記データドット及びマーカとに対して所定の
位置関係に配置され、該マーカと共に前記データ読取基
準点を決定するマッチングパターンドットとを有するブ
ロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記コード内のマッチングパターンド
ットの大きさを検出するパターンドット検出手段を有
し、 前記パラメータ設定手段は、前記マッチングパターンド
ットの大きさに基づいてパラメータの値を設定すること
を特徴とする請求項1に記載の情報再生システム。 - 【請求項5】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットと、このデータドッ
トよりも大きく、データドットに対して所定の位置関係
で配置された、データドット読取基準点決定のためのマ
ーカと、前記データドット及びマーカとに対して所定の
位置関係に配置され、該マーカと共に前記データドット
読取基準点を決定するマッチングパターンドットとを有
するブロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記マッチングパターンドット内の複
数のドット間の距離を検出するドット間距離検出手段を
有し、 前記パラメータ設定手段は、前記ドット間の距離に基づ
いてパラメータの値を設定することを特徴とする請求項
1に記載の情報再生システム。 - 【請求項6】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットと、このデータドッ
トよりも大きく、データドットに対して所定の位置関係
で配置された、データドット読取基準点決定のためのマ
ーカとを有するブロックが複数配列されたものであり、 前記読取手段が、所定の撮像範囲を有する撮像素子と、
この撮像素子により撮像される撮像範囲を可変にするズ
ーム手段を有し、 前記パラメータ設定手段が、前記撮像素子の撮像範囲内
に存在する前記マーカの数と大きさが所定の値となるよ
うに、前記ズーム手段を制御するズーム制御手段を備え
たことを特徴とする請求項1に記載の情報再生システ
ム。 - 【請求項7】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットと、このデータドッ
トよりも大きく、データドットに対して所定の位置関係
で配置された、データドット読取基準点決定のためのマ
ーカとを有するブロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記コード内の複数のマーカの間の距
離を検出するマーカ間距離検出手段を有し、 前記パラメータ設定手段は、前記マーカ間の距離に基づ
いてパラメータの値を設定することを特徴とする請求項
1に記載の情報再生システム。 - 【請求項8】 前記読取手段が、所定の撮像時間を有す
るフィールドごとに前記コードを撮像する撮像素子を走
査することにより、複数フィールドの画像を得るもので
あり、 前記パラメータ設定手段が、前記撮像素子により撮像さ
れたドットの存在する第1フィールド画像に基づきパラ
メータを設定すると共に、この設定されたパラメータの
値を同一コード走査期間中記憶するものであることを特
徴とする請求項1に記載の情報再生システム。 - 【請求項9】 前記コードは、前記マルチメディア情報
に対応して配置されたデータドットと、このデータドッ
トよりも大きく、データドットに対して所定の位置関係
で配置されたデータドット読取基準点決定のためのマー
カとを有するブロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記読取手段で読み取られた1画面内
のマーカ候補を検出するマーカ検出手段を有し、 前記パラメータ設定手段は、前記マーカ検出手段による
マーカ候補検出中のエラー検出結果に応じて、パラメー
タの値を設定することを特徴とする請求項1に記載の情
報再生システム。 - 【請求項10】 前記コードは、前記マルチメディア情
報に対応して配置されたデータドットと、このデータド
ットよりも大きく、データドットに対して所定の位置関
係で配置されたデータドット読取基準点決定のためのマ
ーカとを有するブロックが複数配列されたものであり、 前記処理手段が、前記読取手段で読み取られた1画面内
のマーカ候補を検出するマーカ検出手段と、該マーカ検
出手段により検出されたマーカ候補の数を計数する計数
手段とを有し、 前記パラメータ設定手段は、前記計数手段により計数さ
れたマーカ候補の数に基づいてパラメータの値を設定す
ることを特徴とする請求項1に記載の情報再生システ
ム。 - 【請求項11】 前記パラメータ設定手段は、マーカ検
出のためのマーカ検出パラメータを設定することを特徴
とする請求項3、4、5、7、9、及び10の何れかに
記載の情報再生システム。 - 【請求項12】 前記パラメータ設定手段は、マーカ探
索のためのマーカ探索領域パラメータを設定することを
特徴とする請求項3、4、5、7、9、及び10の何れ
かに記載の情報再生システム。 - 【請求項13】 前記パラメータ設定手段は、前記コー
ドを読み取るのに更に適したパラメータを設定すること
が可能であることが判定されたときに、パラメータを再
設定する手段を有することを特徴とする請求項11及び
12の何れかに記載の情報再生システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12047496A JPH0944592A (ja) | 1995-05-23 | 1996-05-15 | 情報再生システム |
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Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12379095 | 1995-05-23 | ||
JP7-123790 | 1995-05-23 | ||
JP12047496A JPH0944592A (ja) | 1995-05-23 | 1996-05-15 | 情報再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0944592A true JPH0944592A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=26458050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12047496A Pending JPH0944592A (ja) | 1995-05-23 | 1996-05-15 | 情報再生システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5898166A (ja) |
JP (1) | JPH0944592A (ja) |
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