JPH0943519A - 内視鏡撮像装置 - Google Patents
内視鏡撮像装置Info
- Publication number
- JPH0943519A JPH0943519A JP19652895A JP19652895A JPH0943519A JP H0943519 A JPH0943519 A JP H0943519A JP 19652895 A JP19652895 A JP 19652895A JP 19652895 A JP19652895 A JP 19652895A JP H0943519 A JPH0943519 A JP H0943519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- image
- optical axis
- lens system
- focusing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度内視鏡のおおよそのピントを合わせれ
ば、装置内に備えられたオートアイリスを作動するだけ
で最適なフォーカシングが行えると共に、コンパクトで
且つ良好な画像が得られる内視鏡撮像装置を提供する。 【解決手段】 本発明の内視鏡撮像装置は、観察光学系
を介して物体像をリレーする内視鏡1と、この内視鏡1
に対して着脱可能なTVカメラとを備えた内視鏡撮像装
置において、前記TVカメラは内視鏡1によりリレーさ
れた最終像を再結像するための結像レンズ系6と、開口
の大きさが可変である絞り手段18と、CCD(撮像素
子)21とを備えており、結像レンズ系6を構成してい
るレンズのうち少なくとも1枚のレンズと絞り手段18
とが光軸方向に対して相対位置が固定された関係にあ
り、前記少なくとも1枚のレンズと撮像素子21との光
軸方向の間隔を変化させることによりフォーカシングを
行うようにしている。
ば、装置内に備えられたオートアイリスを作動するだけ
で最適なフォーカシングが行えると共に、コンパクトで
且つ良好な画像が得られる内視鏡撮像装置を提供する。 【解決手段】 本発明の内視鏡撮像装置は、観察光学系
を介して物体像をリレーする内視鏡1と、この内視鏡1
に対して着脱可能なTVカメラとを備えた内視鏡撮像装
置において、前記TVカメラは内視鏡1によりリレーさ
れた最終像を再結像するための結像レンズ系6と、開口
の大きさが可変である絞り手段18と、CCD(撮像素
子)21とを備えており、結像レンズ系6を構成してい
るレンズのうち少なくとも1枚のレンズと絞り手段18
とが光軸方向に対して相対位置が固定された関係にあ
り、前記少なくとも1枚のレンズと撮像素子21との光
軸方向の間隔を変化させることによりフォーカシングを
行うようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の接眼部にTV
カメラを取付けてそのTVカメラで内視鏡像の観察が行
えるようにした内視鏡撮像装置に関する。
カメラを取付けてそのTVカメラで内視鏡像の観察が行
えるようにした内視鏡撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡により得られる体腔内等
の画像を撮像装置へ導くためには、接眼レンズの後方に
着脱自在の外付けTVカメラが用いられる。この外付け
TVカメラを用いた内視鏡装置の構成を図6に示す。図
中、1は内視鏡(ここでは硬性鏡)、5はTV撮影用ア
ダプタ、7はTVカメラヘッド、8は表示用TVモニ
タ、9はCCU(カメラコントロールユニット)を示し
ている。内視鏡1は、対物レンズ2とリレーレンズ3を
含む挿入部と、接眼レンズ4を含む接眼部とからなって
いる。対物レンズ2は物体像Qを形成し、この像Qがリ
レーレンズ3により、接眼レンズ4の手前まで伝送され
る(像Q’)。像Q’を形成した光は、接眼レンズ4か
らほぼ平行な光束となって射出する。従って、接眼レン
ズ4を介して物体像を観察することができる。尚、リレ
ーレンズ3は、通常は複数(奇数が一般的)のレンズに
より構成されている。
の画像を撮像装置へ導くためには、接眼レンズの後方に
着脱自在の外付けTVカメラが用いられる。この外付け
TVカメラを用いた内視鏡装置の構成を図6に示す。図
中、1は内視鏡(ここでは硬性鏡)、5はTV撮影用ア
ダプタ、7はTVカメラヘッド、8は表示用TVモニ
タ、9はCCU(カメラコントロールユニット)を示し
ている。内視鏡1は、対物レンズ2とリレーレンズ3を
含む挿入部と、接眼レンズ4を含む接眼部とからなって
いる。対物レンズ2は物体像Qを形成し、この像Qがリ
レーレンズ3により、接眼レンズ4の手前まで伝送され
る(像Q’)。像Q’を形成した光は、接眼レンズ4か
らほぼ平行な光束となって射出する。従って、接眼レン
ズ4を介して物体像を観察することができる。尚、リレ
ーレンズ3は、通常は複数(奇数が一般的)のレンズに
より構成されている。
【0003】TV撮影用アダプタ5は、内視鏡の接眼部
に着脱可能であって、内部に開口の大きさが可変の絞り
(オートアイリス)11と結像レンズ系6を含んでい
る。絞り11は、TV撮影用アダプタ5を内視鏡の接眼
部に取付けたときに、絞り11が接眼レンズ4の射出瞳
とほぼ一致する位置に設けられており、その開口の大き
さはTV撮影用アダプタ5内に設けたモータの駆動力で
変更される。結像レンズ系6は、接眼レンズ4から射出
された光を受けて、TVカメラヘッド7をTV撮影用ア
ダプタ5に取付けたときに、物体像がCCDイメージセ
ンサ等の撮像素子上に形成されるように光束を収斂させ
る。TVカメラヘッド7は、フィルタ群10と固体撮像
素子CCDとを備えている。撮像素子からの出力信号
は、CCU9に供給される。CCU9は、この信号を表
示用TVモニタ8に表示可能な信号に変換すると共に、
各種の必要な信号処理を行うものである。又、必要に応
じてカメラ等を制御するための信号出力を行うものであ
る。12は絞り11を制御するための信号が送られる電
気駆動系路である。
に着脱可能であって、内部に開口の大きさが可変の絞り
(オートアイリス)11と結像レンズ系6を含んでい
る。絞り11は、TV撮影用アダプタ5を内視鏡の接眼
部に取付けたときに、絞り11が接眼レンズ4の射出瞳
とほぼ一致する位置に設けられており、その開口の大き
さはTV撮影用アダプタ5内に設けたモータの駆動力で
変更される。結像レンズ系6は、接眼レンズ4から射出
された光を受けて、TVカメラヘッド7をTV撮影用ア
ダプタ5に取付けたときに、物体像がCCDイメージセ
ンサ等の撮像素子上に形成されるように光束を収斂させ
る。TVカメラヘッド7は、フィルタ群10と固体撮像
素子CCDとを備えている。撮像素子からの出力信号
は、CCU9に供給される。CCU9は、この信号を表
示用TVモニタ8に表示可能な信号に変換すると共に、
各種の必要な信号処理を行うものである。又、必要に応
じてカメラ等を制御するための信号出力を行うものであ
る。12は絞り11を制御するための信号が送られる電
気駆動系路である。
【0004】接点13は、絞り制御用の信号線12の接
続部であって、TVカメラヘッド7とTV撮影用アダプ
タ5とを取付けたときに接点13が接続されるように設
けられている。このように、従来の装置は、内視鏡等の
接眼レンズ4の後方に結像レンズ系6を備えたTV撮影
用アダプタ5を取付けて、TVカメラヘッド7内のCC
D等の撮像素子上に結像させて、表示用TVモニタ8に
よって像の観察ができるよう構成されている。尚、TV
カメラヘッド7の外径は2〜3cm程度であり、TV撮
影用アダプタ5とTVカメラヘッド7とを接続した場合
の長さは数cm程度である。
続部であって、TVカメラヘッド7とTV撮影用アダプ
タ5とを取付けたときに接点13が接続されるように設
けられている。このように、従来の装置は、内視鏡等の
接眼レンズ4の後方に結像レンズ系6を備えたTV撮影
用アダプタ5を取付けて、TVカメラヘッド7内のCC
D等の撮像素子上に結像させて、表示用TVモニタ8に
よって像の観察ができるよう構成されている。尚、TV
カメラヘッド7の外径は2〜3cm程度であり、TV撮
影用アダプタ5とTVカメラヘッド7とを接続した場合
の長さは数cm程度である。
【0005】しかしながら、上記のような内視鏡による
像をモニタで観察する場合、被写界深度が浅いという問
題がある。又、近年、TVカメラの撮像素子であるCC
Dは、高画素化の傾向にあり、これによって被写体の高
解像化を可能にした。しかし、このことによって、一画
素の大きさ(画素ピッチ)が小になり、そのため撮像レ
ンズの許容錯乱円径も小にしなければならず、一層被写
界深度が浅くなる。従って、硬性鏡光学系等の内視鏡光
学系は、被写界深度が浅いため、内視鏡を操作して手術
を行う場合には、結像レンズ系6を光軸に対して前後に
移動させて、頻繁にフォーカシングを行う必要が生じ、
好ましくない。このため、最近では、被写界深度を向上
させるために、内視鏡のリレー系で伝送される瞳位置近
辺に可変の絞り11を設けて、遠方観察時には絞り11
を用いて明るく観察し、近い物体を観察する際には、明
るさに余裕があるため、絞り11を絞って被写界深度を
向上させて観察している。
像をモニタで観察する場合、被写界深度が浅いという問
題がある。又、近年、TVカメラの撮像素子であるCC
Dは、高画素化の傾向にあり、これによって被写体の高
解像化を可能にした。しかし、このことによって、一画
素の大きさ(画素ピッチ)が小になり、そのため撮像レ
ンズの許容錯乱円径も小にしなければならず、一層被写
界深度が浅くなる。従って、硬性鏡光学系等の内視鏡光
学系は、被写界深度が浅いため、内視鏡を操作して手術
を行う場合には、結像レンズ系6を光軸に対して前後に
移動させて、頻繁にフォーカシングを行う必要が生じ、
好ましくない。このため、最近では、被写界深度を向上
させるために、内視鏡のリレー系で伝送される瞳位置近
辺に可変の絞り11を設けて、遠方観察時には絞り11
を用いて明るく観察し、近い物体を観察する際には、明
るさに余裕があるため、絞り11を絞って被写界深度を
向上させて観察している。
【0006】図7(a)は、このような工夫が施されて
いる内視鏡撮像装置の構成を示している。この内視鏡撮
像装置は、図6に示されたものとは異なり、TV撮影用
アダプタとTVカメラヘッドとが一体になっている。こ
の装置では、一応フォーカシングを行う頻度は減少した
が、決してフォーカシングを行う手間がなくなったわけ
ではない。図7(a)に示すように、内視鏡撮像装置で
は、通常、オートアイリス(可変絞り)18を備えたア
イリスユニット19は、径方向の小型化を図るために、
光軸方向に伸びる筒状に形成されている。又、アイリス
ユニット19には結像レンズ系6を保持している鏡筒1
5が収容されている。鏡筒15にはフォーカス調整ノブ
20が設けられており、このフォーカス調整ノブ20を
TVカメラヘッド7の外枠7aの外側から操作すること
により、結像レンズ系6を光軸方向に移動させることが
できるようになっている。尚、同図(b)はTVカメラ
ヘッド7の側面から見たフォーカス調整ノブ20の様子
を示した図である。
いる内視鏡撮像装置の構成を示している。この内視鏡撮
像装置は、図6に示されたものとは異なり、TV撮影用
アダプタとTVカメラヘッドとが一体になっている。こ
の装置では、一応フォーカシングを行う頻度は減少した
が、決してフォーカシングを行う手間がなくなったわけ
ではない。図7(a)に示すように、内視鏡撮像装置で
は、通常、オートアイリス(可変絞り)18を備えたア
イリスユニット19は、径方向の小型化を図るために、
光軸方向に伸びる筒状に形成されている。又、アイリス
ユニット19には結像レンズ系6を保持している鏡筒1
5が収容されている。鏡筒15にはフォーカス調整ノブ
20が設けられており、このフォーカス調整ノブ20を
TVカメラヘッド7の外枠7aの外側から操作すること
により、結像レンズ系6を光軸方向に移動させることが
できるようになっている。尚、同図(b)はTVカメラ
ヘッド7の側面から見たフォーカス調整ノブ20の様子
を示した図である。
【0007】内視鏡1により捕らえられた内視鏡像は、
内視鏡1の後方に設けられている耐熱性を有するカバー
ガラス22及びTVカメラヘッド7の前方に設けられて
いるやはり耐熱性を有するカバーガラス14を通過後、
結像レンズ系6によってCCD21上に結像されように
なっている。尚、その光路中のCCD21の直前には、
ローパスフィルタ,赤外光カットフィルタ等のフィルタ
群10が配置されている。このような内視鏡撮像装置に
おける結像レンズ系6のフォーカシングは、鏡筒15に
設けられているフォーカス調整ノブ20を図中の矢印方
向に操作し、結像レンズ系6をCCD21に対して光軸
方向に移動させることによって行われる。
内視鏡1の後方に設けられている耐熱性を有するカバー
ガラス22及びTVカメラヘッド7の前方に設けられて
いるやはり耐熱性を有するカバーガラス14を通過後、
結像レンズ系6によってCCD21上に結像されように
なっている。尚、その光路中のCCD21の直前には、
ローパスフィルタ,赤外光カットフィルタ等のフィルタ
群10が配置されている。このような内視鏡撮像装置に
おける結像レンズ系6のフォーカシングは、鏡筒15に
設けられているフォーカス調整ノブ20を図中の矢印方
向に操作し、結像レンズ系6をCCD21に対して光軸
方向に移動させることによって行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、鏡筒15やフォーカス調整ノブ20
が必要となっているため、部品点数が増加することにな
るうえ、結像レンズ系6を支える枠部材が最低でも三重
構造となり、結像系に偏心を生じる要因となる。又、オ
ートアイリス18を固定したまま結像レンズ系6を光軸
方向に移動させるようになっているため、フォーカシン
グによって結像レンズ系6を通る光線高が大きく変化
し、結像レンズ系6周辺の収差の悪化を招き易くなる。
更に、内視鏡1に外付けされるTVカメラヘッド7のコ
ンパクト化を考慮すると、アイリスユニット19内の鏡
筒15の厚さ分だけ結像レンズ系6の外径を小さくせざ
るを得ない。このため、結像レンズ系6の周辺の有効光
束がケラレ易くなり、又、周辺光量の低下や、鏡筒15
に光線が当たることによるゴースト・フレアが生じ易く
なる。逆に、光束のケラレを考慮して、アイリスユニッ
ト19の外径を大きくすると、装置のコンパクト化をな
し得ないうえ、外径方向の大きさを極限まで小さくしな
ければならない内視鏡の性質に反することになる。
うな従来装置では、鏡筒15やフォーカス調整ノブ20
が必要となっているため、部品点数が増加することにな
るうえ、結像レンズ系6を支える枠部材が最低でも三重
構造となり、結像系に偏心を生じる要因となる。又、オ
ートアイリス18を固定したまま結像レンズ系6を光軸
方向に移動させるようになっているため、フォーカシン
グによって結像レンズ系6を通る光線高が大きく変化
し、結像レンズ系6周辺の収差の悪化を招き易くなる。
更に、内視鏡1に外付けされるTVカメラヘッド7のコ
ンパクト化を考慮すると、アイリスユニット19内の鏡
筒15の厚さ分だけ結像レンズ系6の外径を小さくせざ
るを得ない。このため、結像レンズ系6の周辺の有効光
束がケラレ易くなり、又、周辺光量の低下や、鏡筒15
に光線が当たることによるゴースト・フレアが生じ易く
なる。逆に、光束のケラレを考慮して、アイリスユニッ
ト19の外径を大きくすると、装置のコンパクト化をな
し得ないうえ、外径方向の大きさを極限まで小さくしな
ければならない内視鏡の性質に反することになる。
【0009】そこで、本発明は上記のような従来技術の
有する問題点に鑑み、一度内視鏡のおおよそのピントを
合わせれば、装置内に備えられたオートアイリスを作動
するだけで最適なフォーカシングが行えると共に、コン
パクトで且つ良好な画像が得られる内視鏡撮像装置を提
供することを目的とする。
有する問題点に鑑み、一度内視鏡のおおよそのピントを
合わせれば、装置内に備えられたオートアイリスを作動
するだけで最適なフォーカシングが行えると共に、コン
パクトで且つ良好な画像が得られる内視鏡撮像装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を解決
するため、本発明による内視鏡撮像装置は、観察光学系
を介して物体像をリレーする内視鏡と、この内視鏡に対
して着脱可能なTVカメラとを備えた内視鏡撮像装置に
おいて、前記TVカメラは前記内視鏡によりリレーされ
た最終像を再結像するための結像レンズ系と、開口の大
きさが可変である絞り手段と、撮像素子とを備えてお
り、前記結像レンズ系を構成しているレンズのうち少な
くとも1枚のレンズと前記絞り手段とが光軸方向に対し
て相対位置が固定された関係にあり、前記少なくとも1
枚のレンズと前記撮像素子との光軸方向の間隔を変化さ
せることによりフォーカシングを行うようにしたことを
特徴とする。
するため、本発明による内視鏡撮像装置は、観察光学系
を介して物体像をリレーする内視鏡と、この内視鏡に対
して着脱可能なTVカメラとを備えた内視鏡撮像装置に
おいて、前記TVカメラは前記内視鏡によりリレーされ
た最終像を再結像するための結像レンズ系と、開口の大
きさが可変である絞り手段と、撮像素子とを備えてお
り、前記結像レンズ系を構成しているレンズのうち少な
くとも1枚のレンズと前記絞り手段とが光軸方向に対し
て相対位置が固定された関係にあり、前記少なくとも1
枚のレンズと前記撮像素子との光軸方向の間隔を変化さ
せることによりフォーカシングを行うようにしたことを
特徴とする。
【0011】又、本発明の内視鏡撮像装置は、前記撮像
素子を光軸に沿って移動させることにより前記結像レン
ズ系を構成しているレンズのうち少なくとも1枚のレン
ズと前記撮像素子との光軸方向の間隔を変化させるよう
にしたことを特徴とする。更に、前記絞り手段と前記結
像レンズ系を構成しているレンズのうち少なくとも1枚
のレンズとを光軸に沿って移動させることにより、前記
少なくとも1枚のレンズと前記撮像素子との間隔を変化
させるようにしたことも特徴としている。
素子を光軸に沿って移動させることにより前記結像レン
ズ系を構成しているレンズのうち少なくとも1枚のレン
ズと前記撮像素子との光軸方向の間隔を変化させるよう
にしたことを特徴とする。更に、前記絞り手段と前記結
像レンズ系を構成しているレンズのうち少なくとも1枚
のレンズとを光軸に沿って移動させることにより、前記
少なくとも1枚のレンズと前記撮像素子との間隔を変化
させるようにしたことも特徴としている。
【0012】従って、本発明の内視鏡撮像装置は、一度
内視鏡のおおよそのピント合わせを行えば、装置内に備
えられたオートアイリスを作動させるだけで、最適なフ
ォーカシングを行うことが可能である。又、結像レンズ
系を支持する枠部材が必要最小限の数で済むため、装置
の外径方向のコンパクト化を図ることができ、光束のケ
ラレや、ゴースト・フレアの発生の虞もなく、良好な観
察画像が得られる。更に、装置にオートクレーブ耐性を
備えれば、医療用としても用いることができる。
内視鏡のおおよそのピント合わせを行えば、装置内に備
えられたオートアイリスを作動させるだけで、最適なフ
ォーカシングを行うことが可能である。又、結像レンズ
系を支持する枠部材が必要最小限の数で済むため、装置
の外径方向のコンパクト化を図ることができ、光束のケ
ラレや、ゴースト・フレアの発生の虞もなく、良好な観
察画像が得られる。更に、装置にオートクレーブ耐性を
備えれば、医療用としても用いることができる。
【0013】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。尚、前述した従来装置を構成する部材と同
一の部材には同符号を付している。
に説明する。尚、前述した従来装置を構成する部材と同
一の部材には同符号を付している。
【0014】第1実施例 図1は、本実施例にかかる内視鏡撮像装置の構成を示す
光軸に沿う断面図である。本実施例の内視鏡撮像装置
は、TVカメラヘッド7を内視鏡1の接眼部に接続して
使用する。TVカメラヘッド7以降を構成する撮像装置
は従来例と同様であるため、ここでは省略する。TVカ
メラヘッド7は、結像レンズ系6と、この結像レンズ系
6を保持しオートアイリス18を備えたアイリスユニッ
ト19と、CCD21と、CCD21の直前に配置され
ているフィルタ群10と、フィルタ群10及びCCD2
1を保持している枠部材23と、枠部材23に設けられ
ているフォーカス調整ノブ20と、により構成されてい
る。オートアイリス18は、開口の大きさを変えるため
の絞り羽根部と、この絞り羽根部を駆動するための図示
しない駆動装置とにより構成されている。又、TVカメ
ラヘッド7の前面(内視鏡1との接続面)には熱耐性を
有するカバーガラス14が備えられている。そして、こ
の撮像装置におけるフォーカシングは、フォーカス調整
ノブ20を操作しCCD21を結像レンズ系6に対し光
軸方向に沿って移動させることによって行われる。
光軸に沿う断面図である。本実施例の内視鏡撮像装置
は、TVカメラヘッド7を内視鏡1の接眼部に接続して
使用する。TVカメラヘッド7以降を構成する撮像装置
は従来例と同様であるため、ここでは省略する。TVカ
メラヘッド7は、結像レンズ系6と、この結像レンズ系
6を保持しオートアイリス18を備えたアイリスユニッ
ト19と、CCD21と、CCD21の直前に配置され
ているフィルタ群10と、フィルタ群10及びCCD2
1を保持している枠部材23と、枠部材23に設けられ
ているフォーカス調整ノブ20と、により構成されてい
る。オートアイリス18は、開口の大きさを変えるため
の絞り羽根部と、この絞り羽根部を駆動するための図示
しない駆動装置とにより構成されている。又、TVカメ
ラヘッド7の前面(内視鏡1との接続面)には熱耐性を
有するカバーガラス14が備えられている。そして、こ
の撮像装置におけるフォーカシングは、フォーカス調整
ノブ20を操作しCCD21を結像レンズ系6に対し光
軸方向に沿って移動させることによって行われる。
【0015】本実施例の装置では、結像レンズ系6がオ
ートアイリス18を備えたアイリスユニット19により
保持されているため、オートアイリス18と結像レンズ
系6との相対位置は常に一定に保持されることになり、
結像レンズ系6のフォーカシング時にもその相対位置は
不変である。従って、フォーカシングの前後でも、結像
レンズ系6を通過する光線高は変化せず一定であるた
め、フォーカシング時における結像レンズ系6の収差変
動のバランスを考慮する必要がなく、常に良好な画像が
得られる。更に、結像レンズ系6は、TVカメラヘッド
7の外枠7aとアイリスユニット19との二重枠構造に
よって保持されているため、結像レンズ系6の偏心によ
ってガタを生じる虞が少ない。又、結像レンズ系6を構
成する各レンズの外径をTVカメラの許容する最大外径
とすることが可能なため、レンズの周辺光量の変化や、
ゴースト・フレアの発生原因となるレンズ枠(アイリス
ユニット19)へ当たる光線の量を少なくすることがで
きる。
ートアイリス18を備えたアイリスユニット19により
保持されているため、オートアイリス18と結像レンズ
系6との相対位置は常に一定に保持されることになり、
結像レンズ系6のフォーカシング時にもその相対位置は
不変である。従って、フォーカシングの前後でも、結像
レンズ系6を通過する光線高は変化せず一定であるた
め、フォーカシング時における結像レンズ系6の収差変
動のバランスを考慮する必要がなく、常に良好な画像が
得られる。更に、結像レンズ系6は、TVカメラヘッド
7の外枠7aとアイリスユニット19との二重枠構造に
よって保持されているため、結像レンズ系6の偏心によ
ってガタを生じる虞が少ない。又、結像レンズ系6を構
成する各レンズの外径をTVカメラの許容する最大外径
とすることが可能なため、レンズの周辺光量の変化や、
ゴースト・フレアの発生原因となるレンズ枠(アイリス
ユニット19)へ当たる光線の量を少なくすることがで
きる。
【0016】又、本実施例の装置は、図2に示すよう
に、CCD21及びフィルタ群10を装置のTVカメラ
ヘッド7内に固定し、アイリスユニット19にフォーカ
ス調整ノブ20を設け、このフォーカス調整ノブ20を
操作しアイリスユニット18ごと結像レンズ系6をCC
D21に対して光軸方向に沿って移動させることによっ
て、フォーカシングが行えるように構成してもよい。こ
のように装置を構成した場合でも、図1に示した装置と
同様の効果を得ることができる。
に、CCD21及びフィルタ群10を装置のTVカメラ
ヘッド7内に固定し、アイリスユニット19にフォーカ
ス調整ノブ20を設け、このフォーカス調整ノブ20を
操作しアイリスユニット18ごと結像レンズ系6をCC
D21に対して光軸方向に沿って移動させることによっ
て、フォーカシングが行えるように構成してもよい。こ
のように装置を構成した場合でも、図1に示した装置と
同様の効果を得ることができる。
【0017】又、結像光学系6において、最も周辺光量
の低下が少なく、フォーカシングによる収差変動や偏心
により生じるガタを抑制するためには、オートアイリス
18の配置位置と内視鏡1の射出瞳位置とを一致させる
とよい。従って、オートアイリス18は結像レンズ系6
の前方に配置されることが好ましい。即ち、図1及び2
に示したように、本実施例の装置では、内視鏡1のリレ
ー系の最終像Q’,対物レンズ4,オートアイリス1
8,結像レンズ系6,CCD21の順になるように各々
を配置するのが最善である。
の低下が少なく、フォーカシングによる収差変動や偏心
により生じるガタを抑制するためには、オートアイリス
18の配置位置と内視鏡1の射出瞳位置とを一致させる
とよい。従って、オートアイリス18は結像レンズ系6
の前方に配置されることが好ましい。即ち、図1及び2
に示したように、本実施例の装置では、内視鏡1のリレ
ー系の最終像Q’,対物レンズ4,オートアイリス1
8,結像レンズ系6,CCD21の順になるように各々
を配置するのが最善である。
【0018】さて、内視鏡装置におけるフォーカシング
の目的は、各内視鏡のピントのばらつきを補正すること
である。従って、本実施例の内視鏡撮像装置のように、
オートアイリスの他に、フォーカシング機能も有する装
置の場合には、装置の使用中に、得られる内視鏡像の明
るさによって随時オートアイリスの開口の大きさは調節
されるが、フォーカシングが行われる頻度は非常に少な
くなる。基本的には、1つの内視鏡に対して1度フォー
カス位置を定めたら、この後新たなフォーカシングは不
要となる。従って、図1及び2に示した装置のように、
アナログ的にフォーカス位置を自由に可変できるフォー
カス調整ノブを有することは、半面使い勝手を悪くする
ものとなる。
の目的は、各内視鏡のピントのばらつきを補正すること
である。従って、本実施例の内視鏡撮像装置のように、
オートアイリスの他に、フォーカシング機能も有する装
置の場合には、装置の使用中に、得られる内視鏡像の明
るさによって随時オートアイリスの開口の大きさは調節
されるが、フォーカシングが行われる頻度は非常に少な
くなる。基本的には、1つの内視鏡に対して1度フォー
カス位置を定めたら、この後新たなフォーカシングは不
要となる。従って、図1及び2に示した装置のように、
アナログ的にフォーカス位置を自由に可変できるフォー
カス調整ノブを有することは、半面使い勝手を悪くする
ものとなる。
【0019】内視鏡、特に硬性鏡では、対物レンズから
接眼レンズまで、多数のレンズが配置されているが、各
レンズの製造誤差,組立誤差等により、接眼レンズを覗
いたときにピントが合うはずの物体位置が若干ずれてい
る場合がある。図3はこの様子を説明するための図であ
り、(a)が正確にピントが合っている状態を示し、
(b)がピントが合っていない状態を示している。同図
(a)に示された状態では、点Pからの光が硬性鏡の対
物レンズ,リレーレンズで伝送され、接眼レンズから平
行光束として射出する(視度0m-1(ディオプタ))。
これに対し、同図(b)でに示された状態では、点P’
からの光が硬性鏡の対物レンズ,リレーレンズで伝送さ
れ、接眼レンズから平行光束として射出することにな
る。硬性鏡の接眼部に取付けられるTVカメラヘッド
が、この平行光束をCCDに結像させる場合、図3
(a)に示された硬性鏡1では点P、同図(b)に示さ
れた硬性鏡1’では点P’に位置する物体の像が最も明
瞭に観察されることになる。即ち、最も明瞭に結像され
る物体の位置が硬性鏡毎に異なるのである。これが、製
品毎のピントのばらつきである。これを補正してどの硬
性鏡でも点Pの位置になる物体の像が最も明瞭に結像さ
れるように調整する(CCDの位置を移動させる)の
が、ここに云うピントのばらつきを補正するためのフォ
ーカシングである。
接眼レンズまで、多数のレンズが配置されているが、各
レンズの製造誤差,組立誤差等により、接眼レンズを覗
いたときにピントが合うはずの物体位置が若干ずれてい
る場合がある。図3はこの様子を説明するための図であ
り、(a)が正確にピントが合っている状態を示し、
(b)がピントが合っていない状態を示している。同図
(a)に示された状態では、点Pからの光が硬性鏡の対
物レンズ,リレーレンズで伝送され、接眼レンズから平
行光束として射出する(視度0m-1(ディオプタ))。
これに対し、同図(b)でに示された状態では、点P’
からの光が硬性鏡の対物レンズ,リレーレンズで伝送さ
れ、接眼レンズから平行光束として射出することにな
る。硬性鏡の接眼部に取付けられるTVカメラヘッド
が、この平行光束をCCDに結像させる場合、図3
(a)に示された硬性鏡1では点P、同図(b)に示さ
れた硬性鏡1’では点P’に位置する物体の像が最も明
瞭に観察されることになる。即ち、最も明瞭に結像され
る物体の位置が硬性鏡毎に異なるのである。これが、製
品毎のピントのばらつきである。これを補正してどの硬
性鏡でも点Pの位置になる物体の像が最も明瞭に結像さ
れるように調整する(CCDの位置を移動させる)の
が、ここに云うピントのばらつきを補正するためのフォ
ーカシングである。
【0020】一般のカメラ等のフォーカシングと内視鏡
におけるフォーカシングとの違いは次の通りである。一
般に云うフォーカシングとは、物体位置が変化したとき
それに追随するために行うものである。ところが、内視
鏡では、被写界深度が非常に深くなっており、例えば図
3(a)に示す硬性鏡1の場合、点Pを含む矢印の範囲
を非常にはっきり捕らえることができる。従って、好ま
しい状態に構成されている硬性鏡1に対しては、ピント
合わせ機能は不要である。硬性鏡は、カメラのように、
かなり遠くにあるものからごく近くのものまでを1台で
撮影するものではなく、人の内臓や機械の中等決まった
ものだけを観察するためのものである。このため、観察
すべき対象物は被写界深度の中に全て存在することにな
り、一般のカメラにおいて行われるようなピント合わせ
は不要である。
におけるフォーカシングとの違いは次の通りである。一
般に云うフォーカシングとは、物体位置が変化したとき
それに追随するために行うものである。ところが、内視
鏡では、被写界深度が非常に深くなっており、例えば図
3(a)に示す硬性鏡1の場合、点Pを含む矢印の範囲
を非常にはっきり捕らえることができる。従って、好ま
しい状態に構成されている硬性鏡1に対しては、ピント
合わせ機能は不要である。硬性鏡は、カメラのように、
かなり遠くにあるものからごく近くのものまでを1台で
撮影するものではなく、人の内臓や機械の中等決まった
ものだけを観察するためのものである。このため、観察
すべき対象物は被写界深度の中に全て存在することにな
り、一般のカメラにおいて行われるようなピント合わせ
は不要である。
【0021】被写界深度は、絞りの開口の大きさと共に
変化し、絞りを小さく絞れば被写界深度は拡大する。被
写界深度が非常に広くなれば、前述の点P,P’程度の
位置ずれは問題ない。しかし、現実には絞りを小さくし
すぎると得られる像は暗くなるため、被写界深度の拡大
には自ずから限界がある。図3(a)に示された状態に
おいて最適な被写界深度では、同図(b)に示した状態
となった場合に、明瞭に写らないので問題となる。これ
を補正する場合には、絞りを小さくすることによって被
写界深度を拡げる作用及びCCDを光軸方向に移動させ
て受像位置を変える作用の双方が利用可能なため、CC
Dの移動をある程度アバウトにすることができる。従っ
て、連続しない飛び飛びの距離にピントが合うように調
整する機構を設けるだけで十分であり、むしろこの方が
使い勝手がよいものとなる。
変化し、絞りを小さく絞れば被写界深度は拡大する。被
写界深度が非常に広くなれば、前述の点P,P’程度の
位置ずれは問題ない。しかし、現実には絞りを小さくし
すぎると得られる像は暗くなるため、被写界深度の拡大
には自ずから限界がある。図3(a)に示された状態に
おいて最適な被写界深度では、同図(b)に示した状態
となった場合に、明瞭に写らないので問題となる。これ
を補正する場合には、絞りを小さくすることによって被
写界深度を拡げる作用及びCCDを光軸方向に移動させ
て受像位置を変える作用の双方が利用可能なため、CC
Dの移動をある程度アバウトにすることができる。従っ
て、連続しない飛び飛びの距離にピントが合うように調
整する機構を設けるだけで十分であり、むしろこの方が
使い勝手がよいものとなる。
【0022】更に、硬性鏡のピントのばらつきは、±
0.5m-1の範囲内であればオートアイリスを用いるこ
とによって十分対応可能であり、どのような硬性鏡でも
フォーカシングを不要とすることができる。この範囲を
越えた場合には、フォーカシングが必要になる。即ち、
例えば、図2に示した装置において、結像レンズ系6の
焦点距離をfとすると、1m-1当たりの結像レンズ系6
のフォーカシング移動量は、f2 /1000であり、こ
のf2 /1000毎のステップ式のフォーカス調整機構
を設けることが最良である。又、硬性鏡毎のばらつきは
最大でも±1m-1であるので、TVカメラヘッドに備え
られるフォーカス調整機構は、例えば図4(a)に示す
ようなダイヤル式に構成すると、非常に使い勝手のよい
ものとなる。
0.5m-1の範囲内であればオートアイリスを用いるこ
とによって十分対応可能であり、どのような硬性鏡でも
フォーカシングを不要とすることができる。この範囲を
越えた場合には、フォーカシングが必要になる。即ち、
例えば、図2に示した装置において、結像レンズ系6の
焦点距離をfとすると、1m-1当たりの結像レンズ系6
のフォーカシング移動量は、f2 /1000であり、こ
のf2 /1000毎のステップ式のフォーカス調整機構
を設けることが最良である。又、硬性鏡毎のばらつきは
最大でも±1m-1であるので、TVカメラヘッドに備え
られるフォーカス調整機構は、例えば図4(a)に示す
ようなダイヤル式に構成すると、非常に使い勝手のよい
ものとなる。
【0023】図4(a)に示すダイヤル25の近傍に
は、このダイヤル25に対して1m-1毎に指標26a,
26b,26cが刻まれている。この指標26a〜26
cは、標準状態のフォーカス位置対して最低±1m-1の
位置に刻まれていれば、硬性鏡のピントのバラツキに十
分対応することが可能である。又、この場合、指標は最
低3点以上設けられていることが好ましい。尚、このダ
イヤル式のフォーカス調整機構は、図4(b)に示すよ
うに、TVカメラヘッド7の側面に設けられるものであ
る。このダイヤル25を回転させることによって、図1
に示された装置の場合にはCCD21を、図2に示され
た装置の場合には結像レンズ系6を、夫々光軸に沿って
移動させることができるようになっている。
は、このダイヤル25に対して1m-1毎に指標26a,
26b,26cが刻まれている。この指標26a〜26
cは、標準状態のフォーカス位置対して最低±1m-1の
位置に刻まれていれば、硬性鏡のピントのバラツキに十
分対応することが可能である。又、この場合、指標は最
低3点以上設けられていることが好ましい。尚、このダ
イヤル式のフォーカス調整機構は、図4(b)に示すよ
うに、TVカメラヘッド7の側面に設けられるものであ
る。このダイヤル25を回転させることによって、図1
に示された装置の場合にはCCD21を、図2に示され
た装置の場合には結像レンズ系6を、夫々光軸に沿って
移動させることができるようになっている。
【0024】このようなダイヤル式のフォーカス調整機
構が備えられているTVカメラヘッドでは、内視鏡を取
り付けた場合に1度だけ、ダイヤルをその指標のどれか
の位置に合わせておおよそのピント位置を決定すれば、
この後は、装置に備えられているオートアイリスを作動
させるだけでフォーカシングの調整が行えるため、前述
のようなピント合わせは不要となる。尚、硬性鏡の使用
中にピントがずれる虞もあるため、前記ダイヤルにクリ
ック機構を設けるか、ピント合わせの後に固定ネジによ
りダイヤルを固定するようにすれば、より効果的であ
る。
構が備えられているTVカメラヘッドでは、内視鏡を取
り付けた場合に1度だけ、ダイヤルをその指標のどれか
の位置に合わせておおよそのピント位置を決定すれば、
この後は、装置に備えられているオートアイリスを作動
させるだけでフォーカシングの調整が行えるため、前述
のようなピント合わせは不要となる。尚、硬性鏡の使用
中にピントがずれる虞もあるため、前記ダイヤルにクリ
ック機構を設けるか、ピント合わせの後に固定ネジによ
りダイヤルを固定するようにすれば、より効果的であ
る。
【0025】第2実施例 医療用内視鏡の場合、使用後の内視鏡を確実に滅菌処理
することが感染症等の防止のため必要不可欠である。従
来では、この滅菌処理はEOG(エチレン・オキサイド
・ガス)等のガスや洗浄液によって行われていたが、周
知のように、滅菌ガス類は猛毒であり、滅菌作業中の安
全性確保の要請からその作業は煩雑になる。又、洗浄液
の廃棄処理には多大な費用を要するという問題がある。
そこで、近年では、そのような煩雑な作業を伴わない熱
滅菌(オートクレーブ等)が、内視鏡機器の滅菌作業で
は主流になりつつある。
することが感染症等の防止のため必要不可欠である。従
来では、この滅菌処理はEOG(エチレン・オキサイド
・ガス)等のガスや洗浄液によって行われていたが、周
知のように、滅菌ガス類は猛毒であり、滅菌作業中の安
全性確保の要請からその作業は煩雑になる。又、洗浄液
の廃棄処理には多大な費用を要するという問題がある。
そこで、近年では、そのような煩雑な作業を伴わない熱
滅菌(オートクレーブ等)が、内視鏡機器の滅菌作業で
は主流になりつつある。
【0026】しかしながら、例えば内視鏡の接眼部に着
脱自由に取付けて内視鏡像を撮像する内視鏡外付けTV
カメラでは、通常の使用時における水密性は十分である
が、上記オートクレーブ処理における高温高圧状態下で
は完全に内部を密閉することは困難であるため、その内
部に蒸気等が入り込み、そのため内部のレンズ系にくも
りが生じ、又、TVカメラ内部の電子部品においては部
品劣化及び腐食が生じる虞がある。又、オートクレーブ
処理を行う装置の場合、従来から行われているように、
TVカメラヘッドの外側にノブを設けて、手動により結
像レンズ系を移動させ得るように構成することは不可能
である。
脱自由に取付けて内視鏡像を撮像する内視鏡外付けTV
カメラでは、通常の使用時における水密性は十分である
が、上記オートクレーブ処理における高温高圧状態下で
は完全に内部を密閉することは困難であるため、その内
部に蒸気等が入り込み、そのため内部のレンズ系にくも
りが生じ、又、TVカメラ内部の電子部品においては部
品劣化及び腐食が生じる虞がある。又、オートクレーブ
処理を行う装置の場合、従来から行われているように、
TVカメラヘッドの外側にノブを設けて、手動により結
像レンズ系を移動させ得るように構成することは不可能
である。
【0027】そこで、本実施例の内視鏡撮像装置では、
装置内にオートアイリスを備え最適なフォーカシングが
行えるようにすると共に、滅菌処理も可能にしている。
装置内にオートアイリスを備え最適なフォーカシングが
行えるようにすると共に、滅菌処理も可能にしている。
【0028】即ち、本実施例の装置は、内視鏡の接眼部
に着脱可能であって、内部に前記接眼部から射出する光
束の収斂又は発散の程度を変化させるためのレンズ部材
を含むTV撮影用アダプタと、このアダプタに対して着
脱可能であって、内部に撮像素子を含む水密構造のカメ
ラとを備え、前記カメラを前記アダプタを介して内視鏡
の接眼部に装着した状態で、前記アダプタとカメラとの
間隔を変化させることによりフォーカシングを行うよう
にしたものである。尚、本実施例の装置では、前記アダ
プタに代えて、焦点距離が互いに異なるレンズ部材を内
蔵した複数のアダプタが使用でき、又、前記アダフタに
内蔵されたレンズ部材を単レンズで構成することも可能
である。又、前記アダプタには、開口の大きさが可変で
ある絞り(オートアイリス)が備えられている。
に着脱可能であって、内部に前記接眼部から射出する光
束の収斂又は発散の程度を変化させるためのレンズ部材
を含むTV撮影用アダプタと、このアダプタに対して着
脱可能であって、内部に撮像素子を含む水密構造のカメ
ラとを備え、前記カメラを前記アダプタを介して内視鏡
の接眼部に装着した状態で、前記アダプタとカメラとの
間隔を変化させることによりフォーカシングを行うよう
にしたものである。尚、本実施例の装置では、前記アダ
プタに代えて、焦点距離が互いに異なるレンズ部材を内
蔵した複数のアダプタが使用でき、又、前記アダフタに
内蔵されたレンズ部材を単レンズで構成することも可能
である。又、前記アダプタには、開口の大きさが可変で
ある絞り(オートアイリス)が備えられている。
【0029】以下、本実施例を具体的に説明する。図5
は、本実施例にかかる内視鏡撮像装置の構成を示す光軸
に沿う断面図であり、内視鏡(硬性鏡)1をオートクレ
ーブ耐性を有するTV撮影用アダプタ5及びTVカメラ
ヘッド7に取付けた状態を示している。この内視鏡1は
従来のものと同一のものが使用されている。本実施例の
装置は、内視鏡1の像伝送系で伝送された最終像Q’
が、接眼レンズ4及びカバーガラス22を通過後、オー
トアイリス18を備えたアイリスユニット19に支持さ
れた結像レンズ系6を介して、CCD21上に結像する
ようになっている。TV撮影用アダプタ5と内視鏡1の
接眼部とを取付ける部分は、その両者が光軸を中心とし
て相対的に回転できるように構成されている。又、TV
撮影用アダプタ5とTVカメラヘッド7との接続部分に
は、夫々ネジ部29,30が形成されている。従って、
TV撮影用アダプタ5を光軸を中心にして回転させる
と、それに伴ってTVカメラヘッド7は光軸方向に対し
て前後に移動する。これによって、TV撮影用アダプタ
5とTVカメラヘッド7との間隔が変化し、フォーカシ
ングを行うことができる。
は、本実施例にかかる内視鏡撮像装置の構成を示す光軸
に沿う断面図であり、内視鏡(硬性鏡)1をオートクレ
ーブ耐性を有するTV撮影用アダプタ5及びTVカメラ
ヘッド7に取付けた状態を示している。この内視鏡1は
従来のものと同一のものが使用されている。本実施例の
装置は、内視鏡1の像伝送系で伝送された最終像Q’
が、接眼レンズ4及びカバーガラス22を通過後、オー
トアイリス18を備えたアイリスユニット19に支持さ
れた結像レンズ系6を介して、CCD21上に結像する
ようになっている。TV撮影用アダプタ5と内視鏡1の
接眼部とを取付ける部分は、その両者が光軸を中心とし
て相対的に回転できるように構成されている。又、TV
撮影用アダプタ5とTVカメラヘッド7との接続部分に
は、夫々ネジ部29,30が形成されている。従って、
TV撮影用アダプタ5を光軸を中心にして回転させる
と、それに伴ってTVカメラヘッド7は光軸方向に対し
て前後に移動する。これによって、TV撮影用アダプタ
5とTVカメラヘッド7との間隔が変化し、フォーカシ
ングを行うことができる。
【0030】TV撮影用アダプタ5,TVカメラヘッド
7は共にオートクレーブ耐性をもたせるレベルの水密性
が要求されるので、結像レンズ系6,フィルタ類10及
びCCD21はオートクレーブ耐性を有するカバーガラ
ス14,22で完全に仕切られている。又、オートクレ
ーブに対する耐熱性をもたせるためには、前記カバーガ
ラス14は、通常の光学部材ではなく、サファイヤ,石
英,水晶等の結晶ガラスにより形成することが好まし
い。このようにして、内視鏡1に取付ける外付けTVカ
メラはオートアイリス及びオートクレーブ耐性を備える
ことができる。勿論、TV撮影用アダプタ5及びTVカ
メラヘッド7をディスポ(使い捨て)化してしまう方法
も考えられる。この場合には、前記カバーガラス14は
不要となる。
7は共にオートクレーブ耐性をもたせるレベルの水密性
が要求されるので、結像レンズ系6,フィルタ類10及
びCCD21はオートクレーブ耐性を有するカバーガラ
ス14,22で完全に仕切られている。又、オートクレ
ーブに対する耐熱性をもたせるためには、前記カバーガ
ラス14は、通常の光学部材ではなく、サファイヤ,石
英,水晶等の結晶ガラスにより形成することが好まし
い。このようにして、内視鏡1に取付ける外付けTVカ
メラはオートアイリス及びオートクレーブ耐性を備える
ことができる。勿論、TV撮影用アダプタ5及びTVカ
メラヘッド7をディスポ(使い捨て)化してしまう方法
も考えられる。この場合には、前記カバーガラス14は
不要となる。
【0031】又、TV撮影用アダプタ5においては、カ
バーガラス14に代えて、結像レンズ系6を密閉し得る
ようにアイリスユニット19の前後にオートクレーブ耐
性を有する結晶ガラスを設けてもよい。このような結晶
ガラスを備えることにより、ある程度色収差の発生を抑
制することもできる。
バーガラス14に代えて、結像レンズ系6を密閉し得る
ようにアイリスユニット19の前後にオートクレーブ耐
性を有する結晶ガラスを設けてもよい。このような結晶
ガラスを備えることにより、ある程度色収差の発生を抑
制することもできる。
【0032】以上説明したように、本発明による内視鏡
撮像装置は、上記請求項1乃至3に記載の特徴と合わせ
て、以下に示す特徴も備えている。
撮像装置は、上記請求項1乃至3に記載の特徴と合わせ
て、以下に示す特徴も備えている。
【0033】(1)上記内視鏡の観察光学には、物体像
を形成する対物レンズと、この対物レンズにより形成さ
れた物体像を再結像しつつ所定の位置までリレーするリ
レーレンズ系とが含まれていることを特徴とする請求項
1に記載の内視鏡撮像装置。
を形成する対物レンズと、この対物レンズにより形成さ
れた物体像を再結像しつつ所定の位置までリレーするリ
レーレンズ系とが含まれていることを特徴とする請求項
1に記載の内視鏡撮像装置。
【0034】(2)上記絞り手段は、開口の大きさを変
えるための絞り羽根部と、この絞り羽根部を駆動するた
めのメカニズムを備え、前記絞り羽根部以外の部分が筒
状に構成されており、上記結像レンズ系を構成するレン
ズがこの筒内に支持さていることを特徴とする請求項1
に記載の内視鏡撮像装置。
えるための絞り羽根部と、この絞り羽根部を駆動するた
めのメカニズムを備え、前記絞り羽根部以外の部分が筒
状に構成されており、上記結像レンズ系を構成するレン
ズがこの筒内に支持さていることを特徴とする請求項1
に記載の内視鏡撮像装置。
【0035】(3)上記撮像素子、又は上記絞り手段及
びレンズが、光軸に沿ってf2 /1000ずつステップ
状に移動するようにしたことを特徴とする請求項2又は
3に記載の内視鏡撮像装置。但し、fは前記レンズの焦
点距離である。
びレンズが、光軸に沿ってf2 /1000ずつステップ
状に移動するようにしたことを特徴とする請求項2又は
3に記載の内視鏡撮像装置。但し、fは前記レンズの焦
点距離である。
【0036】(4)上記絞り手段とレンズとを内蔵した
水密構造のTV撮影用アダプタと、上記撮像素子を内蔵
した水密構造のTVカメラヘッドとを備え、前記アダプ
タとTVカメラヘッドとは光軸に沿って相対的に移動可
能に結合され得ることを特徴とする請求項1に記載の内
視鏡撮像装置。
水密構造のTV撮影用アダプタと、上記撮像素子を内蔵
した水密構造のTVカメラヘッドとを備え、前記アダプ
タとTVカメラヘッドとは光軸に沿って相対的に移動可
能に結合され得ることを特徴とする請求項1に記載の内
視鏡撮像装置。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本発明による内視鏡撮像
装置は、一度内視鏡のおおよそのピント合わせを行え
ば、装置内に備えられたオートアイリスを作動させるだ
けで、最適なフォーカシングを行うことが可能である。
又、結像レンズ系を支持する枠部材が必要最小限の数で
済むため、装置の外径方向のコンパクト化を図ることが
できるうえ、光束のケラレや、ゴースト・フレアの発生
の虞もなく、良好な観察画像が得られる。更に、本発明
の装置は、オートクレーブ耐性を備えているので、医療
用として用いるのに最適である。
装置は、一度内視鏡のおおよそのピント合わせを行え
ば、装置内に備えられたオートアイリスを作動させるだ
けで、最適なフォーカシングを行うことが可能である。
又、結像レンズ系を支持する枠部材が必要最小限の数で
済むため、装置の外径方向のコンパクト化を図ることが
できるうえ、光束のケラレや、ゴースト・フレアの発生
の虞もなく、良好な観察画像が得られる。更に、本発明
の装置は、オートクレーブ耐性を備えているので、医療
用として用いるのに最適である。
【図1】第1実施例にかかる内視鏡撮像装置の光軸に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図2】第1実施例の内視鏡撮像装置の変形例を示す図
である。
である。
【図3】内視鏡毎に生じるピント位置のずれを説明する
ための図であり、(a)は正確にピントが合っている状
態を、(b)はピント位置がずれている状態を示した図
である。
ための図であり、(a)は正確にピントが合っている状
態を、(b)はピント位置がずれている状態を示した図
である。
【図4】(a),(b)は 第1実施例の内視鏡撮像装
置に備えられるダイヤル式のフォーカス調整機構を説明
するための図である。
置に備えられるダイヤル式のフォーカス調整機構を説明
するための図である。
【図5】第2実施例の内視鏡撮像装置の構成を示す光軸
に沿う断面図である。
に沿う断面図である。
【図6】従来の外付けTVカメラを用いた内視鏡装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図7】(a)は従来の内視鏡撮像装置の構成を示す光
軸に沿う断面図であり、(b)は(a)に示す装置に設
けられたフォーカス調整ノブを示す図である。
軸に沿う断面図であり、(b)は(a)に示す装置に設
けられたフォーカス調整ノブを示す図である。
1 内視鏡(硬性鏡) 2 対物レンズ 3 リレーレンズ 4 接眼レンズ 5 TV撮影用アダプタ 6 結像レンズ系 7 TVカメラヘッド 8 TVモニタ 9 CCU(カメラコントロールユニット) 10 フィルタ群 11 絞り 12 電気駆動系路 13 接点 14,22 カバーガラス 15 鏡筒 18 オートアイリス(可変絞り) 19 アイリスユニット 20 フォーカス調整ノブ 21 CCD(撮像素子) 25 ダイヤル 26a〜26c 指標 29,30 ネジ部
Claims (3)
- 【請求項1】 観察光学系を介して物体像をリレーする
内視鏡と、該内視鏡に対して着脱可能なTVカメラとを
備えた内視鏡撮像装置において、 前記TVカメラは前記内視鏡によりリレーされた最終像
を再結像するための結像レンズ系と、開口の大きさが可
変である絞り手段と、撮像素子と、を備えており、 前記結像レンズ系を構成しているレンズのうち少なくと
も1枚のレンズと前記絞り手段とが光軸方向に対して相
対位置が固定された関係にあり、 前記少なくとも1枚のレンズと前記撮像素子との光軸方
向の間隔を変化させることによりフォーカシングを行う
ようにしたことを特徴とする内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記撮像素子を光軸に沿って移動させる
ことにより前記結像レンズ系を構成しているレンズのう
ち少なくとも1枚のレンズと前記撮像素子との光軸方向
の間隔を変化させるようにしたことを特徴とする請求項
1に記載の内視鏡撮像装置。 - 【請求項3】 前記絞り手段と前記結像レンズ系を構成
しているレンズのうち少なくとも1枚のレンズとを光軸
に沿って移動させることにより、前記少なくとも1枚の
レンズと前記撮像素子との間隔を変化させるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19652895A JPH0943519A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 内視鏡撮像装置 |
US08/634,982 US6069651A (en) | 1995-04-20 | 1996-04-19 | Imaging apparatus for endoscopes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19652895A JPH0943519A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 内視鏡撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943519A true JPH0943519A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16359246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19652895A Withdrawn JPH0943519A (ja) | 1995-04-20 | 1995-08-01 | 内視鏡撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0943519A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034133A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Chinontec Kk | 小径カメラ |
JP2018532162A (ja) * | 2015-10-26 | 2018-11-01 | ライカ カメラ アクチエンゲゼルシャフト | カメラアダプタ |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19652895A patent/JPH0943519A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034133A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Chinontec Kk | 小径カメラ |
JP2018532162A (ja) * | 2015-10-26 | 2018-11-01 | ライカ カメラ アクチエンゲゼルシャフト | カメラアダプタ |
JP2021167978A (ja) * | 2015-10-26 | 2021-10-21 | ライカ カメラ アクチエンゲゼルシャフト | カメラアダプタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8602979B2 (en) | Electronic endoscope having front-view and side-view image capturing | |
US5743847A (en) | Stereoscopic endoscope having image transmitting optical-system and pupil dividing unit that are axially movable with respect to each other | |
JP3257640B2 (ja) | 立体視内視鏡装置 | |
US7798642B2 (en) | Fundus camera | |
JPH07299029A (ja) | 内視鏡装置 | |
US6511420B1 (en) | Video opto-diagnostic instrument with single-adjustment focus | |
JP3931139B2 (ja) | 眼科撮影装置 | |
KR19990014904A (ko) | 구강내 영상 시스템용 비디오 카메라 | |
US8205990B2 (en) | Fundus camera | |
JP4290923B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
AU2003224417B2 (en) | Optical device for endoscope | |
JP3290824B2 (ja) | 立体視硬性内視鏡 | |
JP2009165613A (ja) | 眼科撮影装置 | |
JPH07234365A (ja) | 内視鏡撮像装置 | |
JP3386187B2 (ja) | 硬性内視鏡装置 | |
JP3540351B2 (ja) | 立体視硬性内視鏡 | |
JP2010011916A (ja) | 内視鏡 | |
JPH0943519A (ja) | 内視鏡撮像装置 | |
JPH09248276A (ja) | 視野方向可変硬性鏡装置 | |
JPH08122666A (ja) | 立体視内視鏡 | |
JPH11183809A (ja) | 内視鏡用撮像装置 | |
JP2005021316A (ja) | 眼底カメラ | |
JP2003225208A (ja) | 眼底カメラ | |
JPH0829703A (ja) | 電子内視鏡装置 | |
JPH04252B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |