JPH0934552A - 移動体の制御装置、位置検出装置、そして移動体装置、及びそれらの制御方法 - Google Patents
移動体の制御装置、位置検出装置、そして移動体装置、及びそれらの制御方法Info
- Publication number
- JPH0934552A JPH0934552A JP18133195A JP18133195A JPH0934552A JP H0934552 A JPH0934552 A JP H0934552A JP 18133195 A JP18133195 A JP 18133195A JP 18133195 A JP18133195 A JP 18133195A JP H0934552 A JPH0934552 A JP H0934552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- image data
- imaging
- moving
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
ら、ワークの位置情報を検出し、高精度な位置検出を行
なう。 【解決手段】 大地に固定された2台のCCDカメラで
ワークの形状の特徴を表わす部分(CCDカメラの視野
30)と、他の部分(CCDカメラの視野31)とを撮
像する。2台のCCDカメラ、スケール7、スケール7
上の基準マーク25及び26の位置関係を予め測定して
おく(X0及びY0)。コーナーC1は、基準マーク2
5を基準に(X1,Y1)、コーナーC2は、基準マー
ク26を基準に(X2,Y2)とし、コーナーC1の最
終目標位置は(X10,Y10)とする。そして予め測
定した位置データと、2つの画像データに基づいてワー
クの位置(X1,Y1)、更にX軸に対するチップの傾
き角θの検出を行なう。
Description
であるCCDカメラ等を使用した画像処理により、ワー
クの位置情報を検出し、ワークをベース部材に位置決め
する移動体及びその制御方法に関する。
部材に位置決めする場合、1台のCCDカメラが撮像し
た1つの視野を画像処理し、CCDカメラの視野に対す
るチップの位置情報X,Y,θを求め、その値に従って
X軸、Y軸、θ軸をそれぞれ補正動作させて必要な精度
を得ていた。このような方法として、例えば特開平3−
228591号等の提案がなされている。
従来の方法は、チップをベース部材に対し±1μm程度
の精度で位置決めするためには、X軸に対するチップの
傾き角θの測定精度として少なくとも(1)式程度の値
が必要とされる。(尚、以下A∧Bは、AのB乗を意味
する。) (1μm/10mm)rad=1×10∧−4rad ・・・・・・(1) しかし、一般的なCCDカメラでは、縦横の画素の数が
それぞれ500程度であり、得られる測定精度は、
(2)式程度でしかない。 (1/500)rad≒20×10∧−4rad ・・・・・・・(2) 図5は、従来例1としてチップを1台のCCDカメラで
撮像した場合の視野を表わす図である。
内にチップ全体を納めた場合、(2)式の測定精度では
不十分となる。
CDカメラで撮像した場合の視野を表わす図である。
内にチップの一部を納めた場合、CCDカメラの画素数
に対するθの測定精度は図4の場合より高くなる。しか
し、今度はチップ全体を捉えられないことによる問題が
場合により生じることがある。
精度なピッチでベース部材に貼りつける際、ベース部材
を搭載し、移動させる移動体を使用する場合は、その移
動体の位置情報についても同程度の精度で測定する必要
がある。そのためには、レーザ測長器などの高価な測定
器が必要となりコストアップの要因となる。またレーザ
測長器は、気圧などの影響も受けるので、移動体の位置
情報の算出が複雑となるという欠点もあった。
度移動させた場合、移動方向と直交する方向へのヨーイ
ングにより、数μm程度動いてしまいため、±1μm程
度の高精度を実現し、2次元の動作系で位置決めするの
は困難であった。
撮像装置で撮像した画像から、ワークの位置情報を検出
し、高精度な位置検出を行なうことである。
めの本発明の構成として、請求項1は、ワークを撮像し
た画像データに基づいて、そのワークを目標位置へ移動
させる移動体の制御装置において、前記ワークの形状の
特徴を表わす1つ以上の部分を撮像した第1の画像デー
タを入力する入力手段と、前記ワークの形状の特徴を表
わす1つ以上の他の部分を撮像した第2の画像データを
入力する入力手段と、前記第1及び第2の画像データに
常に含まれるような1つ以上の基準点の位置、そしてそ
の基準点と前記目標位置との関係を示す位置データを予
め入力する入力手段と、その入力された位置データと、
前記第1及び第2の画像データに基づいて前記ワークの
前記目標位置までの移動量を算出する算出手段を備えた
ことを特徴とする移動体の制御装置である。
より、画像データの限られた解像度による測定精度の制
限を受けない高精度の測定を実現する。更に基準点と目
標位置との関係を予め入力するので画像データの領域に
ワークの全体が収まりきらない場合でも正確な位置検出
ができる。
り、その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部
の角の部分を使用することを特徴とする請求項1記載の
移動体の制御装置である。
画像処理の構成を比較的簡単にできる。
その撮像した画像を処理する画像処理手段と、それによ
り得た画像データに基づいて物体の位置を検出する検出
手段を備えた位置検出装置において、前記物体の形状の
特徴を表わす1つ以上の部分を撮像する第1の撮像手段
と、前記物体の形状の特徴を表わす1つ以上の他の部分
を撮像する第2の撮像手段と、前記第1及び第2の撮像
手段により得られる2つの画像データに、常に含まれる
ような1つ以上の基準点の位置、そしてその基準点と前
記目標位置との関係を示す位置データを予め入力する入
力手段と、その入力された位置データと、前記2つの画
像データに基づいて前記物体の位置を検出する検出手段
を備えたことを特徴とする位置検出装置である。
より、画像データの限られた解像度による測定精度の制
限を受けない高精度の測定を実現する。更に基準点と目
標位置との関係を予め入力するので画像データの領域に
ワークの全体が収まりきらない場合でも正確な位置検出
ができる。
その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部の角
の部分を使用することを特徴とする請求項3記載の位置
検出装置である。
画像処理の構成を比較的簡単にできる。
する撮像手段と、その撮像した画像を処理する画像処理
手段と、それにより得た画像データに基づいて前記第1
及び第2のワークの位置を検出する検出手段と、検出し
た前記第1及び第2のワークの位置に基づいて、前記第
2のワーク上の目標位置に前記第1のワークを移動させ
る移動手段を備えた移動体装置において、前記第1のワ
ークの形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮像する第
1の撮像手段と、前記第1のワークの形状の特徴を表わ
す1つ以上の他の部分を撮像する第2の撮像手段と、前
記第1及び第2の撮像手段により得られる2つの画像デ
ータに、常に含まれるような1つ以上の基準点の位置、
そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す位置デ
ータを予め入力する入力手段と、その入力された位置デ
ータと、前記2つの画像データに基づいて前記第1及び
第2のワークの位置を検出する検出手段を備えたことを
特徴とする移動体装置である。
より、画像データの限られた解像度による測定精度の制
限を受けない高精度の測定を実現する。更に基準点と目
標位置との関係を予め入力するので画像データの領域に
ワークの全体が収まりきらない場合でも正確な位置検出
ができる。
であり、その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として
端部の角の部分を使用することを特徴とする請求項5記
載の移動体装置である。
画像処理の構成を比較的簡単にできる。
1のワークを移動させる第1の移動手段と、前記第2の
ワークを移動させる第2の移動手段との2つの移動手段
を備えたことを特徴とする請求項5記載の移動体装置で
ある。
第2のワークに並べて位置決めすることが容易に実現で
きた。
は、大地又は空間で固定され移動しないことを特徴とす
る請求項5記載の移動体装置である。
2のワークの移動による振動や撮像手段の移動に伴うヨ
ーイング等による画像のふらつきを容易に防止できた。
として、請求項9は、ワークを撮像した画像データに基
づいて、そのワークを目標位置へ移動させる移動体の制
御装置の制御方法において、前記ワークの形状の特徴を
表わす1つ以上の部分を撮像した第1の画像データを入
力し、前記ワークの形状の特徴を表わす1つ以上の他の
部分を撮像した第2の画像データを入力し、前記第1及
び第2の画像データに常に含まれるような1つ以上の基
準点の位置、そしてその基準点と前記目標位置との関係
を示す位置データを予め入力し、その入力された位置デ
ータと、前記第1及び第2の画像データに基づいて前記
ワークの前記目標位置までの移動量を算出することを特
徴とする移動体の制御装置の制御方法である。
より、画像データの限られた解像度による測定精度の制
限を受けない高精度の測定を実現する。更に基準点と目
標位置との関係を予め入力するので画像データの領域に
ワークの全体が収まりきらない場合でも正確な位置検出
ができる。
り、その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部
の角の部分を使用することを特徴とする請求項9記載の
移動体の制御装置の制御方法である。
画像処理の構成を比較的簡単にできる。
た画像を処理し、それにより得た画像データに基づいて
物体の位置を検出する位置検出装置の制御方法におい
て、前記物体の形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮
像する第1の撮像工程と、前記物体の形状の特徴を表わ
す1つ以上の他の部分を撮像する第2の撮像工程と、前
記第1及び第2の撮像工程により得られる2つの画像デ
ータに、常に含まれるような1つ以上の基準点の位置、
そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す位置デ
ータを予め入力する入力工程と、その入力された位置デ
ータと、前記2つの画像データに基づいて前記物体の位
置を検出する検出工程を特徴とする位置検出装置の制御
方法である。
より、画像データの限られた解像度による測定精度の制
限を受けない高精度の測定を実現する。更に基準点と目
標位置との関係を予め入力するので画像データの領域に
ワークの全体が収まりきらない場合でも正確な位置検出
ができる。
り、その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部
の角の部分を使用することを特徴とする請求項11記載
の位置検出装置の制御方法である。
画像処理の構成を比較的簡単にできる。
像し、その撮像した画像を処理し、それにより得た画像
データに基づいて前記第1及び第2のワークの位置を検
出し、検出した前記第1及び第2のワークの位置に基づ
いて、前記第2のワーク上の目標位置に前記第1のワー
クを移動させる移動体装置の制御方法において、前記第
1のワークの形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮像
する第1の撮像工程と、前記第1のワークの形状の特徴
を表わす1つ以上の他の部分を撮像する第2の撮像工程
と、前記第1及び第2の撮像工程により得られる2つの
画像データに、常に含まれるような1つ以上の基準点の
位置、そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す
位置データを予め入力する入力工程と、その入力された
位置データと、前記2つの画像データに基づいて前記第
1及び第2のワークの位置を検出する検出工程を備えた
ことを特徴とする移動体装置の制御方法である。
より、画像データの限られた解像度による測定精度の制
限を受けない高精度の測定を実現する。更に基準点と目
標位置との関係を予め入力するので画像データの領域に
ワークの全体が収まりきらない場合でも正確な位置検出
ができる。
体であり、その矩形物体の形状の特徴を表わす部分とし
て端部の角の部分を使用することを特徴とする請求項1
3記載の移動体装置の制御方法である。
画像処理の構成を比較的簡単にできる。
せる第1の移動工程と、前記第2のワークを移動させる
第2の移動工程との2つの移動工程を備えたことを特徴
とする請求項13記載の移動体装置の制御方法である。
第2のワークに並べて位置決めすることが容易に実現で
きた。
は、大地又は空間で固定して移動しないことを特徴とす
る請求項13記載の移動体装置の制御方法である。
2のワークの移動による振動や撮像手段の移動に伴うヨ
ーイング等による画像のふらつきを容易に防止できた。
態を図面を参照して説明する。
り、ワークをベース部材に貼り合わせる装置について図
1〜図3を参照して説明する。
プ貼り付け装置の構成の概略図である。
ィンガ3、θステージ4、Yステージ5、そしてZステ
ージ6を備え、更に基部のXステージ9、CCDカメラ
10及びCCDカメラ11を備えており、ワークである
チップ1をベース部材2に順次張り付けるように制御装
置14によって制御されている。Xステージ9、Yステ
ージ5、及びZステージ6は、それぞれ直交した方向に
配置されている。
ンガ(バキュームフィンガ)3は、図1の前後方向であ
るY軸方向に移動可能なYステージ5、図1の上下方向
であるZ軸方向に移動可能なZステージ6、そしてYス
テージ5上でZ軸と平行な軸廻りに回転可能なθステー
ジ4により移動及び回転可能に取り付けられている。
ス部材2は、図1の左右方向に移動可能なXステージ9
に移動可能に取り付けられている。
れ有するCCDカメラ10及びCCDカメラ11は、そ
れぞれ撮像領域を照明するための不図示の照明装置を有
しており、反射光としてベース部材2やチップ1を撮像
する。尚、チップ1は、一方の端部がベース部材2の妻
面から飛び出す状態でベース部材2に貼り付けられるの
で、ベース部材2の下方にCCDカメラを設置すること
ができる。撮像された画像は、画像処理装置15、画像
処理装置16により2値化され、通信用インターフェー
ス8の通信手段を介して制御装置14に送られる。画像
処理装置15、画像処理装置16には、それぞれモニタ
17、モニタ18が接続されており、制御装置14には
CRT21、キーボード22が接続されており各装置の
プログラム、メンテナンス等に使用する。
び31、チップ1、そしてベース部材2の位置関係につ
いて図2及び図3を参照して説明する。
ス部材周りの位置関係を示す図である。
視野、31はCCDカメラ11が撮像した視野である。
スケール7は、ガラス等の透明な材質であり、Xステー
ジ9上に搭載され、ベース部材2とともに移動可能であ
り、スケール7の下面には基準マーク25及び26がプ
ロットされている。尚、基準マークは、実際にはスケー
ル7上に等間隔にプロットされている。CCDカメラ1
0及び11は、チップ1の角の部分であるコーナーC1
及びC2、チップ1、そしてスケール7がそれぞれ1つ
の視野に入るように固定して配置する。制御装置14
は、基準マーク25及び26に基づいて算出するチップ
1の位置情報から、Yステージ5、θステージ4、Xス
テージ9、そしてZステージ6を制御する。更に実際に
は、図3の位置関係において処理を進める。
のCCDカメラの視野の位置関係を示す図である。
カメラ、スケール7、スケール7上の基準マーク25及
び26の位置によるので予め測定しておく。コーナーC
1は、基準マーク25を基準に(X1,Y1)、そして
コーナーC2は、基準マーク26を基準に(X2,Y
2)とし、更にコーナーC1の最終目標位置は(X1
0,Y10)、X軸に対するチップの傾き角はθとす
る。
説明する。
決め処理のフローチャートである。
たフィンガ3をCCDカメラのピントが合う位置までZ
方向に移動させる。次にステップS2で、制御装置14
から画像処理装置15に指令を送出し(X1,Y1)を算
出させ、結果を制御装置14に送信させる。同様にステ
ップS3で、画像処理装置16より(X2,Y2)を得
る。ステップS4では、θステージのずれ量Δθを算出
する。ここでΔθは、(3)式として算出可能である。 Δθ=arctan(Y0−Y1+Y2/X0−X1+X2) ・・(3) ステップS4では、このΔθの値が所定の角度範囲内か
どうかを比較し、NOであればステップS6でθステー
ジ4を補正動作を行い、再度ステップS2及びステップ
S3に戻る。一方、YESであれば、ステップS7で、
Xステージ9、Yステージ5の移動量ΔX,ΔYを算出
する。ここで、チップのコーナC1の位置を基準マーク
25に対して(X10,Y10)に位置決めする際、Δ
X,ΔYは、 ΔX=X10−X1 ΔY=Y10−Y1 で算出できる。ステップS8で、求めたΔX,ΔYが、
所定の値の範囲内かどうかを比較し、NOであれば、ス
テップS9でXステージ9、Yステージ5を補正動作さ
せ再度確認のため、ステップS2及びS3に戻る。YE
Sであれば、ステップS10でフィンガ3をベース部材
2の位置までZステージ6により下降させ、ステップS
11でベース部材2にチップ1を接着し、ステップS1
2でフィンガ3のみ上昇させ一連の動作を終了させる。
に、前述の一連の動作を再度行うことにより、複数のチ
ップを高精度でベース部材2に貼り付けることが可能と
なる。 <実施形態の変形例> (1)前述の実施形態は2つの基準マークを使用した
が、2台のCCDカメラ、スケール7、スケール7上の
基準マークの位置関係は予め分かるので、片方の基準マ
ークで行ってもよい。それ以外の構成は前述の実施形態
と同様である。 (2)前述の実施形態は位置決めのフローチャートにお
いて、θの補正動作と、X,Yの補正動作を別々に行っ
ているが、θ軸の回転中心位置がわかっていれば、Δ
θ,ΔX,ΔYの値を同時に求め、2軸同時に補正動作
を行う事も可能である。それ以外の構成は前述の実施形
態と同様である。 (3)前述の実施形態は位置情報として、チップ1の2
コーナーを用いたが、チップ上のパターン等の物体上の
画像認識可能な2ヶ所の位置情報でもよい。それ以外の
構成は前述の実施形態と同様である。 (4)前述の実施形態は2台のCCDカメラを基部に固
定し、チップ1やベース部材2を下部から撮像したが、
天井部のフィンガ3、θステージ4、Yステージ5、そ
してZステージ6の動作に干渉しないように固定すれ
ば、チップ1やベース部材2を上部から撮像してもよ
い。この場合、チップ1の貼り付け位置は、ベース部材
2から前述の実施形態のように一部飛び出す状態でなく
ても本発明を適用できるという利点がある。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成すること
になる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシス
テム或いは装置に読み出すことにより、そのシステム或
いは装置が、予め定められたし方で動作することが可能
となる。
れる、矩形状物体の2つのコーナーC1及びC2の位置
情報によりθの回転量を算出すると共に、それぞれの視
野に入る基準マーク25及び26の位置情報によりXY
平面の移動量を算出した。これにより、チップ1の全体
形状も把握しながら、画像処理装置の限られた解像度の
環境下で必要とする測定精度を得ることが可能となり、
高精度な位置決めを容易に実現することができた。 (2)ベース部材2をXステージ9と共に移動可能とす
ることにより、複数のチップ部材を同一のベース部材2
に並べて位置決めすることが容易に実現できた。 (3)CCDカメラ10及び11を基部に固定すること
により、位置決めの基準を確保したことにより、Xステ
ージ9の移動による振動やCCDカメラの移動に伴うヨ
ーイング等による画像のふらつきを容易に防止できた。 (4)前記の実施形態の効果(1)で測定精度を確保
し、Xステージ9上のスケール7に等間隔でプロットし
た基準マークを基準とした。これにより、複数のチップ
を貼り合わせるためのXステージ9の位置決めのため
に、新たにレーザ測長器等の高額な測定器を備えること
なく高精度な位置決めを容易に実現することができた。
解像度が限られた撮像装置で撮像した画像から、ワーク
の位置情報を検出し、高精度な位置検出をすることが可
能となる。
置の構成の概略図である。
位置関係を示す図である。
ラの視野の位置関係を示す図である。
ローチャートである。
撮像した場合の視野を表わす図である。
撮像した場合の視野を表わす図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 ワークを撮像した画像データに基づい
て、そのワークを目標位置へ移動させる移動体の制御装
置において、 前記ワークの形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮像
した第1の画像データを入力する入力手段と、 前記ワークの形状の特徴を表わす1つ以上の他の部分を
撮像した第2の画像データを入力する入力手段と、 前記第1及び第2の画像データに常に含まれるような1
つ以上の基準点の位置、そしてその基準点と前記目標位
置との関係を示す位置データを予め入力する入力手段
と、 その入力された位置データと、前記第1及び第2の画像
データに基づいて前記ワークの前記目標位置までの移動
量を算出する算出手段を備えたことを特徴とする移動体
の制御装置。 - 【請求項2】 前記ワークは、矩形物体であり、その矩
形物体の形状の特徴を表わす部分として端部の角の部分
を使用することを特徴とする請求項1記載の移動体の制
御装置。 - 【請求項3】 物体を撮像する撮像手段と、その撮像し
た画像を処理する画像処理手段と、それにより得た画像
データに基づいて物体の位置を検出する検出手段を備え
た位置検出装置において、 前記物体の形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮像す
る第1の撮像手段と、 前記物体の形状の特徴を表わす1つ以上の他の部分を撮
像する第2の撮像手段と、 前記第1及び第2の撮像手段により得られる2つの画像
データに、常に含まれるような1つ以上の基準点の位
置、そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す位
置データを予め入力する入力手段と、 その入力された位置データと、前記2つの画像データに
基づいて前記物体の位置を検出する検出手段を備えたこ
とを特徴とする位置検出装置。 - 【請求項4】 前記物体は、矩形物体であり、その矩形
物体の形状の特徴を表わす部分として端部の角の部分を
使用することを特徴とする請求項3記載の位置検出装
置。 - 【請求項5】 第1及び第2のワークを撮像する撮像手
段と、その撮像した画像を処理する画像処理手段と、そ
れにより得た画像データに基づいて前記第1及び第2の
ワークの位置を検出する検出手段と、検出した前記第1
及び第2のワークの位置に基づいて、前記第2のワーク
上の目標位置に前記第1のワークを移動させる移動手段
を備えた移動体装置において、 前記第1のワークの形状の特徴を表わす1つ以上の部分
を撮像する第1の撮像手段と、 前記第1のワークの形状の特徴を表わす1つ以上の他の
部分を撮像する第2の撮像手段と、 前記第1及び第2の撮像手段により得られる2つの画像
データに、常に含まれるような1つ以上の基準点の位
置、そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す位
置データを予め入力する入力手段と、 その入力された位置データと、前記2つの画像データに
基づいて前記第1及び第2のワークの位置を検出する検
出手段を備えたことを特徴とする移動体装置。 - 【請求項6】 前記第1のワークは、矩形物体であり、
その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部の角
の部分を使用することを特徴とする請求項5記載の移動
体装置。 - 【請求項7】 前記移動手段として、 前記第1のワークを移動させる第1の移動手段と、 前記第2のワークを移動させる第2の移動手段との2つ
の移動手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の移
動体装置。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の撮像手段は、大地又
は空間で固定され移動しないことを特徴とする請求項5
記載の移動体装置。 - 【請求項9】 ワークを撮像した画像データに基づい
て、そのワークを目標位置へ移動させる移動体の制御装
置の制御方法において、 前記ワークの形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮像
した第1の画像データを入力し、 前記ワークの形状の特徴を表わす1つ以上の他の部分を
撮像した第2の画像データを入力し、 前記第1及び第2の画像データに常に含まれるような1
つ以上の基準点の位置、そしてその基準点と前記目標位
置との関係を示す位置データを予め入力し、 その入力された位置データと、前記第1及び第2の画像
データに基づいて前記ワークの前記目標位置までの移動
量を算出することを特徴とする移動体の制御装置の制御
方法。 - 【請求項10】 前記ワークは、矩形物体であり、その
矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部の角の部
分を使用することを特徴とする請求項9記載の移動体の
制御装置の制御方法。 - 【請求項11】 物体を撮像し、その撮像した画像を処
理し、それにより得た画像データに基づいて物体の位置
を検出する位置検出装置の制御方法において、 前記物体の形状の特徴を表わす1つ以上の部分を撮像す
る第1の撮像工程と、 前記物体の形状の特徴を表わす1つ以上の他の部分を撮
像する第2の撮像工程と、 前記第1及び第2の撮像工程により得られる2つの画像
データに、常に含まれるような1つ以上の基準点の位
置、そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す位
置データを予め入力する入力工程と、 その入力された位置データと、前記2つの画像データに
基づいて前記物体の位置を検出する検出工程を特徴とす
る位置検出装置の制御方法。 - 【請求項12】 前記物体は、矩形物体であり、その矩
形物体の形状の特徴を表わす部分として端部の角の部分
を使用することを特徴とする請求項11記載の位置検出
装置の制御方法。 - 【請求項13】 第1及び第2のワークを撮像し、その
撮像した画像を処理し、それにより得た画像データに基
づいて前記第1及び第2のワークの位置を検出し、検出
した前記第1及び第2のワークの位置に基づいて、前記
第2のワーク上の目標位置に前記第1のワークを移動さ
せる移動体装置の制御方法において、 前記第1のワークの形状の特徴を表わす1つ以上の部分
を撮像する第1の撮像工程と、 前記第1のワークの形状の特徴を表わす1つ以上の他の
部分を撮像する第2の撮像工程と、 前記第1及び第2の撮像工程により得られる2つの画像
データに、常に含まれるような1つ以上の基準点の位
置、そしてその基準点と前記目標位置との関係を示す位
置データを予め入力する入力工程と、 その入力された位置データと、前記2つの画像データに
基づいて前記第1及び第2のワークの位置を検出する検
出工程を備えたことを特徴とする移動体装置の制御方
法。 - 【請求項14】 前記第1のワークは、矩形物体であ
り、その矩形物体の形状の特徴を表わす部分として端部
の角の部分を使用することを特徴とする請求項13記載
の移動体装置の制御方法。 - 【請求項15】 前記第1のワークを移動させる第1の
移動工程と、 前記第2のワークを移動させる第2の移動工程との2つ
の移動工程を備えたことを特徴とする請求項13記載の
移動体装置の制御方法。 - 【請求項16】 前記第1及び第2の撮像工程は、大地
又は空間で固定して移動しないことを特徴とする請求項
13記載の移動体装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18133195A JP3679460B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 移動体装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18133195A JP3679460B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 移動体装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0934552A true JPH0934552A (ja) | 1997-02-07 |
JP3679460B2 JP3679460B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=16098833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18133195A Expired - Fee Related JP3679460B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 移動体装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3679460B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449626A1 (en) * | 2003-02-19 | 2004-08-25 | Fanuc Ltd | Workpiece conveying apparatus with visual sensor for checking the gripping state |
JP2010120141A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Ihi Corp | バラ積みピッキング装置とその制御方法 |
JP2012106318A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | パネルの搬送装置 |
US9541369B2 (en) | 2011-09-08 | 2017-01-10 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Position detection device, drive device, and lens barrel |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18133195A patent/JP3679460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449626A1 (en) * | 2003-02-19 | 2004-08-25 | Fanuc Ltd | Workpiece conveying apparatus with visual sensor for checking the gripping state |
US7386367B2 (en) | 2003-02-19 | 2008-06-10 | Fanuc Ltd | Workpiece conveying apparatus |
JP2010120141A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Ihi Corp | バラ積みピッキング装置とその制御方法 |
JP2012106318A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | パネルの搬送装置 |
US9541369B2 (en) | 2011-09-08 | 2017-01-10 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Position detection device, drive device, and lens barrel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3679460B2 (ja) | 2005-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2690603B2 (ja) | 視覚センサのキャリブレーション方法 | |
JP2686351B2 (ja) | 視覚センサのキャリブレーション方法 | |
US20010055069A1 (en) | One camera system for component to substrate registration | |
JP4446609B2 (ja) | 画像処理方法および装置 | |
JP7189988B2 (ja) | ビジョンシステムの3次元校正のためのシステム及び方法 | |
US11548156B2 (en) | Device and method for calibrating coordinate system of 3D camera and robotic arm | |
US12058468B2 (en) | Image capturing apparatus, image processing apparatus, image processing method, image capturing apparatus calibration method, robot apparatus, method for manufacturing article using robot apparatus, and recording medium | |
KR100724261B1 (ko) | 위치 측정 방법 및 위치 측정 장치 및 위치 측정 시스템 | |
KR100532672B1 (ko) | 본딩 장치에서의 옵셋 측정기구 및 본딩 장치에서의 옵셋측정방법 | |
JPS60189517A (ja) | 位置制御装置 | |
JPH03161223A (ja) | ワークのはめ合い方法 | |
JPH0934552A (ja) | 移動体の制御装置、位置検出装置、そして移動体装置、及びそれらの制御方法 | |
JP2001124700A (ja) | ラインセンサーカメラを備えた検査機のキャリブレーション方法 | |
JPH11231933A (ja) | 移動体の停止位置ズレ量検出装置及び無人搬送車 | |
WO2022124232A1 (ja) | 画像処理システム及び画像処理方法 | |
JPH08285532A (ja) | 移動体の位置計測方法及びその装置 | |
JPH10288517A (ja) | ウェーハ測定方法 | |
JPH06226561A (ja) | 円形状位置認識装置 | |
JPH1080882A (ja) | ロボット用座標変換パラメータ測定方法 | |
KR100422277B1 (ko) | 화상처리방법 및 장치 | |
JPH05329793A (ja) | 視覚センサ | |
JPH09160622A (ja) | 電子部品組立方法および組立装置 | |
JPH0339611A (ja) | 視覚認識装置を備えたロボツトにおける座標系間のキヤリブレーシヨン方法 | |
JPS63254575A (ja) | 視覚センサのキヤリブレ−シヨン装置 | |
JPH01124072A (ja) | ピックアンドプレイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050513 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |