JPH09331496A - テレビジョン放送録画予約装置 - Google Patents
テレビジョン放送録画予約装置Info
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- JPH09331496A JPH09331496A JP8147424A JP14742496A JPH09331496A JP H09331496 A JPH09331496 A JP H09331496A JP 8147424 A JP8147424 A JP 8147424A JP 14742496 A JP14742496 A JP 14742496A JP H09331496 A JPH09331496 A JP H09331496A
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- Japan
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- television
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】文字多重放送によって伝送される放送番組表を
用いて録画予約を行う装置において、簡単な構成で予約
を行えるようにする。 【解決手段】テレビジョン受像機に設けられた文字多重
放送信号受信再生手段によって放送番組表をモニターに
表示し、表示された番組表から録画したい特定番組を選
択手段によって選択し、選択した番組情報を伝送手段を
用いてVCRに伝送し、記憶手段に記憶させる。VCR
は、記憶された番組情報に基づきタイマー録画動作を行
い、さらに記憶手段の番組情報をテレビジョン受像機に
送ってそれを確認のためにモニター表示する。これによ
り、VCRは文字多重放送信号受信再生装置を備える必
要がなくなり、装置の構成が簡単になる。
用いて録画予約を行う装置において、簡単な構成で予約
を行えるようにする。 【解決手段】テレビジョン受像機に設けられた文字多重
放送信号受信再生手段によって放送番組表をモニターに
表示し、表示された番組表から録画したい特定番組を選
択手段によって選択し、選択した番組情報を伝送手段を
用いてVCRに伝送し、記憶手段に記憶させる。VCR
は、記憶された番組情報に基づきタイマー録画動作を行
い、さらに記憶手段の番組情報をテレビジョン受像機に
送ってそれを確認のためにモニター表示する。これによ
り、VCRは文字多重放送信号受信再生装置を備える必
要がなくなり、装置の構成が簡単になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン放
送信号に重畳して伝送される文字多重放送サービスに含
まれるテレビジョン放送番組ガイド表を用いて、番組の
録画予約を行い、この予約した番組をビデオカセットテ
ープレコーダで録画するテレビジョン放送録画予約装置
に関する。
送信号に重畳して伝送される文字多重放送サービスに含
まれるテレビジョン放送番組ガイド表を用いて、番組の
録画予約を行い、この予約した番組をビデオカセットテ
ープレコーダで録画するテレビジョン放送録画予約装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカセットテープレコーダ
(以下、単にVCRという)でテレビジョン放送の番組
を録画する場合に、VCR内に設けた記憶機能を用い
て、録画したい放送局周波数と放送曜日及び時間をVC
Rの所有者がテレビジョン放送番組表を見ながらVCR
に設けられた操作機能を操作して入力し、それを記憶し
て予約を行っていた。このような録画予約は操作が煩雑
であり、入力の誤りを起こすこともあり不評であり、ま
たより安易に録画予約できる方法として、各放送番組毎
にバーコードを付してこのバーコードを用いて録画予約
する方法も開発されて実用に供されているが、この方法
も番組表を手元に備える必要があり、番組表が手元にな
い場合には録画予約ができなく、また実際に操作する場
合には、番組表の表示されているバーコードが小さいた
め予約操作の誤用が生じている。
(以下、単にVCRという)でテレビジョン放送の番組
を録画する場合に、VCR内に設けた記憶機能を用い
て、録画したい放送局周波数と放送曜日及び時間をVC
Rの所有者がテレビジョン放送番組表を見ながらVCR
に設けられた操作機能を操作して入力し、それを記憶し
て予約を行っていた。このような録画予約は操作が煩雑
であり、入力の誤りを起こすこともあり不評であり、ま
たより安易に録画予約できる方法として、各放送番組毎
にバーコードを付してこのバーコードを用いて録画予約
する方法も開発されて実用に供されているが、この方法
も番組表を手元に備える必要があり、番組表が手元にな
い場合には録画予約ができなく、また実際に操作する場
合には、番組表の表示されているバーコードが小さいた
め予約操作の誤用が生じている。
【0003】一方、テレビジョン放送電波の有効活用を
目的にテレビジョン信号として活用されていない信号部
分に文字情報を信号として重畳して伝送する文字多重放
送サービスが開発されいる。この文字多重放送は、サー
ビス開始当初は音声の難聴者向けとして、番組の内容を
文字として電送したり、あるいは番組とは別なニュー
ス、天気、株式等の情報を伝送していたが、最近ではサ
ービス内容が充実してきており、それら伝送される情報
の中に放送番組表も含まれるようになっている。情報の
伝送は、具体的にはテレビジョン放送信号の各有効フィ
ールドが始まる前の垂直帰線期間の使用されていない水
平ラインをフィールド毎に特定し、この水平ラインに文
字情報をデータ化して重畳することで実行される。テレ
ビジョン受像機では、伝送されたデータをキャラクタテ
ーブルと組み合わせて文字図形化し、画面表示してい
る。
目的にテレビジョン信号として活用されていない信号部
分に文字情報を信号として重畳して伝送する文字多重放
送サービスが開発されいる。この文字多重放送は、サー
ビス開始当初は音声の難聴者向けとして、番組の内容を
文字として電送したり、あるいは番組とは別なニュー
ス、天気、株式等の情報を伝送していたが、最近ではサ
ービス内容が充実してきており、それら伝送される情報
の中に放送番組表も含まれるようになっている。情報の
伝送は、具体的にはテレビジョン放送信号の各有効フィ
ールドが始まる前の垂直帰線期間の使用されていない水
平ラインをフィールド毎に特定し、この水平ラインに文
字情報をデータ化して重畳することで実行される。テレ
ビジョン受像機では、伝送されたデータをキャラクタテ
ーブルと組み合わせて文字図形化し、画面表示してい
る。
【0004】この文字多重放送サービスを利用して、欧
州では文字多重放送の番組表示ページのデータを用いて
タイマ予約録画プログラムを行うVPT(Video Program
mingby Teletext)システムが開発されて実用化されてい
る。すなわち、VPTではテレビジョン受像機の表示画
面に表示された放送番組ガイド表から、録画したい番組
を番号あるいはカーソルで選択し、選択した番組の情報
を記憶手段に記憶させることで録画予約が完了するた
め、その操作が簡単になる。しかし、このVPTシステ
ムは、放送される番組データの規格が地域により異な
り、かつ目的の番組を探すために多くの時間が掛かるな
どの不具合があり、さらに文字多重放送信号の中の録画
予約用の番組表を受信再生し、テレビジョン受像機の画
面に表示する機能をVCRに設けているため、VCRと
して高価なものとなり、余り普及されていない。
州では文字多重放送の番組表示ページのデータを用いて
タイマ予約録画プログラムを行うVPT(Video Program
mingby Teletext)システムが開発されて実用化されてい
る。すなわち、VPTではテレビジョン受像機の表示画
面に表示された放送番組ガイド表から、録画したい番組
を番号あるいはカーソルで選択し、選択した番組の情報
を記憶手段に記憶させることで録画予約が完了するた
め、その操作が簡単になる。しかし、このVPTシステ
ムは、放送される番組データの規格が地域により異な
り、かつ目的の番組を探すために多くの時間が掛かるな
どの不具合があり、さらに文字多重放送信号の中の録画
予約用の番組表を受信再生し、テレビジョン受像機の画
面に表示する機能をVCRに設けているため、VCRと
して高価なものとなり、余り普及されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
のVCRでの放送番組予約システムは、VCRの所有者
自らが番組表を見ながらVCRの入力機能で予約に必要
なデータを入力しており操作が煩雑であり、バーコード
システムは手元に番組表がない場合入力できず、あるい
は番組表のコードが小さいため誤入力が生じていた。さ
らに、VPTシステムは、特定地域においては録画予約
システムとしては活用できるが、他の地域では活用でき
ないばかりか、目的の番組の検索に多くの時間を要し、
さらにVCRに文字多重放送のサービスの番組表の再生
表示機能を設けているため、コストの高騰の原因となる
などの課題がある。
のVCRでの放送番組予約システムは、VCRの所有者
自らが番組表を見ながらVCRの入力機能で予約に必要
なデータを入力しており操作が煩雑であり、バーコード
システムは手元に番組表がない場合入力できず、あるい
は番組表のコードが小さいため誤入力が生じていた。さ
らに、VPTシステムは、特定地域においては録画予約
システムとしては活用できるが、他の地域では活用でき
ないばかりか、目的の番組の検索に多くの時間を要し、
さらにVCRに文字多重放送のサービスの番組表の再生
表示機能を設けているため、コストの高騰の原因となる
などの課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】テレビ番組ガイド情報を
含む文字情報が重畳されたテレビジョン放送信号を受信
する放送受信手段と、前記テレビ番組ガイド情報を読み
取るテレビ番組ガイド情報読み取り手段と、このテレビ
番組ガイド情報読み取り手段で読み取ったテレビ番組ガ
イド情報を表示する表示手段と、この表示手段に表示さ
れたテレビ番組ガイド情報の中から特定の番組を選択す
る番組選択手段と、この番組選択手段で選択された特定
番組のデータを外部に転送する転送手段とを備えたテレ
ビジョン受像器と、前記転送手段からの特定番組のデー
タを受信するデータ受信手段と、この受信手段で受信し
た特定番組のデータを記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された特定番組のデータに基づき、その番組の
テレビジョン放送を録画する録画手段を備えた録画装置
とからなるテレビジョン放送録画予約装置。
含む文字情報が重畳されたテレビジョン放送信号を受信
する放送受信手段と、前記テレビ番組ガイド情報を読み
取るテレビ番組ガイド情報読み取り手段と、このテレビ
番組ガイド情報読み取り手段で読み取ったテレビ番組ガ
イド情報を表示する表示手段と、この表示手段に表示さ
れたテレビ番組ガイド情報の中から特定の番組を選択す
る番組選択手段と、この番組選択手段で選択された特定
番組のデータを外部に転送する転送手段とを備えたテレ
ビジョン受像器と、前記転送手段からの特定番組のデー
タを受信するデータ受信手段と、この受信手段で受信し
た特定番組のデータを記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された特定番組のデータに基づき、その番組の
テレビジョン放送を録画する録画手段を備えた録画装置
とからなるテレビジョン放送録画予約装置。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の具体的実施例を説明す
る。前記したように欧州において文字多重放送サービス
の中の番組情報を用いた録画予約システムとして、VP
Tシステムが採用されているが、このVPTシステム
は、地域により番組情報のデータ構成の相違があり、一
般視聴者の使用上便利なものではなかった。近来、EB
U(European Brodcasting Union)がヨーロッパ遠距離通
信標準(European Telecommunication Standard)とし
て、EPG(Electronic Programme Guide)システムを検
討し発表した。このEPGシステムは、ケーブル及びサ
テライトテレビジョンの普及により30チャンネル以上
で1、000以上の番組が放送されている現状に対処す
べく、視聴者がこれら番組の検索と選択を容易にするこ
とを目的として番組データの伝送方法及びデータ構成の
規格化を図ったものである。
る。前記したように欧州において文字多重放送サービス
の中の番組情報を用いた録画予約システムとして、VP
Tシステムが採用されているが、このVPTシステム
は、地域により番組情報のデータ構成の相違があり、一
般視聴者の使用上便利なものではなかった。近来、EB
U(European Brodcasting Union)がヨーロッパ遠距離通
信標準(European Telecommunication Standard)とし
て、EPG(Electronic Programme Guide)システムを検
討し発表した。このEPGシステムは、ケーブル及びサ
テライトテレビジョンの普及により30チャンネル以上
で1、000以上の番組が放送されている現状に対処す
べく、視聴者がこれら番組の検索と選択を容易にするこ
とを目的として番組データの伝送方法及びデータ構成の
規格化を図ったものである。
【0008】このEPGシステムでは、各テレビジョン
放送局が単独で自局の番組データを送信したり、あるい
はテレビジョンガイド送信者が複数のテレビジョン放送
局の番組データを収集編集して送信する。この送信され
た番組データをテレビジョン受像機またはVCRで受信
し、このテレビジョン受像機またはVCRに内蔵された
デコーダで再生し、番組データを視聴する。この番組デ
ータは、一般的に、図3に示すように処理される。図3
aは文字多重放送サービスの各放送局の番組データを収
集編集して送信した場合の例を示している。図3aで
は、番組データ収集編集者32は、各放送局31a、3
1b…からの番組データを収集し、これらデータを視聴
者が見やすく、かつ番組検索が容易となるように編集す
る。この編集された番組データは各放送局31a、31
b…に配信して、各放送局31a、31b…がテレビ放
送信号に重畳して送信したり、番組データ収集編集者3
2自らが番組データとして送信する。この送信された番
組データは、視聴者が保有するテレビジョン受像機また
はVCR33で受信し、このテレビジョン受像機または
VCR33に内部されたデコータで信号変換し、かつ信
号を文字などに変換するEPGデータベースを介して表
示手段によりそのデータを表示する。番組データの画面
表示は、図3bに示すように番組情報の大分類が表示さ
れる。この大分類表から例えば「スポーツ」を選択する
とスポーツ番組の中の競技内容別の一覧表が表示され
る。この競技内容別一覧から「サッカー」を選択すると
視聴当日の野球放送を送信する放送局名、時間及び対戦
カード名が表示される。または週間の予定を選択すると
放送局名、放送月日、時間及び対戦カード名が表示され
る。このように表示される番組データの選択方法として
は、既に国内外で実用化されている文字多重放送の受信
選択方法、リモートコントロール装置と連動して動作す
るカーソル表示をテレビジョン受像機の画面上で移動さ
せて選択することが可能である。
放送局が単独で自局の番組データを送信したり、あるい
はテレビジョンガイド送信者が複数のテレビジョン放送
局の番組データを収集編集して送信する。この送信され
た番組データをテレビジョン受像機またはVCRで受信
し、このテレビジョン受像機またはVCRに内蔵された
デコーダで再生し、番組データを視聴する。この番組デ
ータは、一般的に、図3に示すように処理される。図3
aは文字多重放送サービスの各放送局の番組データを収
集編集して送信した場合の例を示している。図3aで
は、番組データ収集編集者32は、各放送局31a、3
1b…からの番組データを収集し、これらデータを視聴
者が見やすく、かつ番組検索が容易となるように編集す
る。この編集された番組データは各放送局31a、31
b…に配信して、各放送局31a、31b…がテレビ放
送信号に重畳して送信したり、番組データ収集編集者3
2自らが番組データとして送信する。この送信された番
組データは、視聴者が保有するテレビジョン受像機また
はVCR33で受信し、このテレビジョン受像機または
VCR33に内部されたデコータで信号変換し、かつ信
号を文字などに変換するEPGデータベースを介して表
示手段によりそのデータを表示する。番組データの画面
表示は、図3bに示すように番組情報の大分類が表示さ
れる。この大分類表から例えば「スポーツ」を選択する
とスポーツ番組の中の競技内容別の一覧表が表示され
る。この競技内容別一覧から「サッカー」を選択すると
視聴当日の野球放送を送信する放送局名、時間及び対戦
カード名が表示される。または週間の予定を選択すると
放送局名、放送月日、時間及び対戦カード名が表示され
る。このように表示される番組データの選択方法として
は、既に国内外で実用化されている文字多重放送の受信
選択方法、リモートコントロール装置と連動して動作す
るカーソル表示をテレビジョン受像機の画面上で移動さ
せて選択することが可能である。
【0009】次に、前記したEPGサービスを用いたこ
の発明の具体的内容を図1を用いて説明する。テレビジ
ョン受像機1は、図示されていないが放送局から送信さ
れた信号を受信選択し、映像、及び音声などを再生する
一般的テレビジョン受像機の機能を有している。受信し
た放送信号に重畳されている文字多重信号を抽出し、か
つその文字多重信号中の番組情報を番組ガイド読み取り
手段2で読み取り、番組ガイド表示制御手段3と表示切
り替え手段6を介してモニター7にその番組情報を表示
する。次に番組選択手段4を操作して、モニター7に表
示されている番組情報から所望の番組案内を選択し、録
画を望む番組を選定する。録画を望む番組が選定される
とその番組の録画予約に必要な情報、例えば放送局の放
送電波周波数、放送月日、放送開始時間、及び放送終了
時間などのデータを前記番組情報と番組選択手段4に内
蔵されたデータテーブル内の情報とから読み取り、それ
らデータを番組データ転送手段5へ転送する。この番組
データ転送手段5に転送されたデータは、テレビジョン
受像機1に接続されたVCR8に転送される。テレビジ
ョン受像機1から転送されたデータは、VCR8に内蔵
された番組データ受信手段9で受信し、記憶手段10に
て記憶されるとともに、予約データ表示制御手段11を
介してテレビジョン受像機1のモニター7へ供給する。
この時、予約データ制御手段11からは、テレビジョン
受像機1のモニター7をVCR8からの予約データ表示
に切り替えるための信号を表示切り替え手段6に供給し
て、予約データをモニター7に表示し、予約内容の確認
を行う。
の発明の具体的内容を図1を用いて説明する。テレビジ
ョン受像機1は、図示されていないが放送局から送信さ
れた信号を受信選択し、映像、及び音声などを再生する
一般的テレビジョン受像機の機能を有している。受信し
た放送信号に重畳されている文字多重信号を抽出し、か
つその文字多重信号中の番組情報を番組ガイド読み取り
手段2で読み取り、番組ガイド表示制御手段3と表示切
り替え手段6を介してモニター7にその番組情報を表示
する。次に番組選択手段4を操作して、モニター7に表
示されている番組情報から所望の番組案内を選択し、録
画を望む番組を選定する。録画を望む番組が選定される
とその番組の録画予約に必要な情報、例えば放送局の放
送電波周波数、放送月日、放送開始時間、及び放送終了
時間などのデータを前記番組情報と番組選択手段4に内
蔵されたデータテーブル内の情報とから読み取り、それ
らデータを番組データ転送手段5へ転送する。この番組
データ転送手段5に転送されたデータは、テレビジョン
受像機1に接続されたVCR8に転送される。テレビジ
ョン受像機1から転送されたデータは、VCR8に内蔵
された番組データ受信手段9で受信し、記憶手段10に
て記憶されるとともに、予約データ表示制御手段11を
介してテレビジョン受像機1のモニター7へ供給する。
この時、予約データ制御手段11からは、テレビジョン
受像機1のモニター7をVCR8からの予約データ表示
に切り替えるための信号を表示切り替え手段6に供給し
て、予約データをモニター7に表示し、予約内容の確認
を行う。
【0010】次に、テレビジョン受像機1とVCR8と
の信号の授受について説明する。欧州においては、テレ
ビジョン受像機1とVCR8との接続は21ピンのスカ
ートケーブルが用いるのが一般であり、図2に示すピン
構成のケーブルが使用される。VCR8の予約データ表
示制御手段11は、21ピンケーブルの19番ピンを介
してテレビジョン受像機1の表示切り替え手段6の一方
の入力端と接続されるとともに、8番ピンを介して表示
切り替え手段6の制御入力端に接続され、表示切り替え
手段6は8番ピンを介して供給される制御信号によって
切り替え制御される。8番ピンの回線には、0V
(L)、5V(M)、12V(H)の直流電圧を有する
制御信号が選択的に供給され、Lの場合は、テレビジョ
ン受像機1が受信した放送信号がモニター7で映出され
るように切り替えられ、Hの場合VCR8からの信号が
モニター7で映出るされるように切り替えられる。Mは
ワイド画面の切り替えも同時に行う制御信号であり、M
が供給されることでVCR8からの信号が選択されると
ともに、モニター7が16:9のワイド画面に対応する
ように切り替えれる。
の信号の授受について説明する。欧州においては、テレ
ビジョン受像機1とVCR8との接続は21ピンのスカ
ートケーブルが用いるのが一般であり、図2に示すピン
構成のケーブルが使用される。VCR8の予約データ表
示制御手段11は、21ピンケーブルの19番ピンを介
してテレビジョン受像機1の表示切り替え手段6の一方
の入力端と接続されるとともに、8番ピンを介して表示
切り替え手段6の制御入力端に接続され、表示切り替え
手段6は8番ピンを介して供給される制御信号によって
切り替え制御される。8番ピンの回線には、0V
(L)、5V(M)、12V(H)の直流電圧を有する
制御信号が選択的に供給され、Lの場合は、テレビジョ
ン受像機1が受信した放送信号がモニター7で映出され
るように切り替えられ、Hの場合VCR8からの信号が
モニター7で映出るされるように切り替えられる。Mは
ワイド画面の切り替えも同時に行う制御信号であり、M
が供給されることでVCR8からの信号が選択されると
ともに、モニター7が16:9のワイド画面に対応する
ように切り替えれる。
【0011】以上のような構成において、テレビジョン
受像機1は、番組ガイド読み取り手段2で読み取った番
組情報を番組ガイド表示制御手段3を介して表示切り替
え手段6に導く。このとき表示切り替え手段6は、番組
ガイド表示制御手段3の出力をモニター7に供給するよ
うに切り替えられており、図3bに示すTVガイド表が
表示される。視聴者は番組選択手段4によって表示され
たTVガイド表から録画を希望する番組を選択する。番
組選択手段4は、例えば、表示されたTVガイド表か
ら、所望の番組をカーソル、あるいは番号で選ぶことが
できる。選択された番組情報は、番組データ転送手段5
によってVCR8に転送される。VCR8に転送された
番組情報は、番組データ受信手段9で受信され、記憶手
段10で記憶される。視聴者が記憶手段10に記憶され
た番組情報の内容を確認したいとき、視聴者は番組情報
を予約データ表示制御手段11によってテレビジョン受
像機1の表示切り替える手段6に導出することができ
る。このとき同時に、表示切り替え手段6はVCR8の
出力を選択するように切り替えられる。すなわち、予約
データ表示制御手段11からHの8番ピン信号が出力さ
れる。タイマー録画の実行は、一般的な図示しないタイ
マー録画手段によって行われる。すなわち、タイマーモ
ードが選択されることで、記憶手段10に記憶されてい
る番組情報の時間情報が実時間を計測する時計手段と比
較され、一致したときにその番組情報に含まれる放送局
の録画が行われる。
受像機1は、番組ガイド読み取り手段2で読み取った番
組情報を番組ガイド表示制御手段3を介して表示切り替
え手段6に導く。このとき表示切り替え手段6は、番組
ガイド表示制御手段3の出力をモニター7に供給するよ
うに切り替えられており、図3bに示すTVガイド表が
表示される。視聴者は番組選択手段4によって表示され
たTVガイド表から録画を希望する番組を選択する。番
組選択手段4は、例えば、表示されたTVガイド表か
ら、所望の番組をカーソル、あるいは番号で選ぶことが
できる。選択された番組情報は、番組データ転送手段5
によってVCR8に転送される。VCR8に転送された
番組情報は、番組データ受信手段9で受信され、記憶手
段10で記憶される。視聴者が記憶手段10に記憶され
た番組情報の内容を確認したいとき、視聴者は番組情報
を予約データ表示制御手段11によってテレビジョン受
像機1の表示切り替える手段6に導出することができ
る。このとき同時に、表示切り替え手段6はVCR8の
出力を選択するように切り替えられる。すなわち、予約
データ表示制御手段11からHの8番ピン信号が出力さ
れる。タイマー録画の実行は、一般的な図示しないタイ
マー録画手段によって行われる。すなわち、タイマーモ
ードが選択されることで、記憶手段10に記憶されてい
る番組情報の時間情報が実時間を計測する時計手段と比
較され、一致したときにその番組情報に含まれる放送局
の録画が行われる。
【0012】以上説明したように、この発明はテレビジ
ョン受像機に内蔵された文字多重放送信号の受信再生回
路にて再生した文字多重情報の中から番組情報を選択
し、かつ録画予約するための番組データを抽出して、そ
の抽出した予約番組データをVCRに設けた記憶手段に
記憶するとともに、その予約番組データをテレビジョン
受像機に表示して予約内容の確認を行うことができるも
のである。このように、従来テレビジョン受像機とVC
Rの両方に文字多重信号を受信再生する手段を設けてい
たが、本発明ではテレビジョン受像機に文字多重信号受
信再生手段を設けるだけで、録画の予約が可能となり、
VCRの文字多重信号受信再生手段を不要とすることが
可能になる。また、全体の構成においても、テレビジョ
ン受像機に番組データ転送手段を追加し、VCRに番組
データ受信手段を設ければよく、VCRの予約データ表
示制御手段はVCRに本来具備されている映像信号出力
手段とTV/VCR切り替え手段をそのまま利用するこ
とができるため、安価で操作性の優れた録画予約システ
ムが提供できる。
ョン受像機に内蔵された文字多重放送信号の受信再生回
路にて再生した文字多重情報の中から番組情報を選択
し、かつ録画予約するための番組データを抽出して、そ
の抽出した予約番組データをVCRに設けた記憶手段に
記憶するとともに、その予約番組データをテレビジョン
受像機に表示して予約内容の確認を行うことができるも
のである。このように、従来テレビジョン受像機とVC
Rの両方に文字多重信号を受信再生する手段を設けてい
たが、本発明ではテレビジョン受像機に文字多重信号受
信再生手段を設けるだけで、録画の予約が可能となり、
VCRの文字多重信号受信再生手段を不要とすることが
可能になる。また、全体の構成においても、テレビジョ
ン受像機に番組データ転送手段を追加し、VCRに番組
データ受信手段を設ければよく、VCRの予約データ表
示制御手段はVCRに本来具備されている映像信号出力
手段とTV/VCR切り替え手段をそのまま利用するこ
とができるため、安価で操作性の優れた録画予約システ
ムが提供できる。
【0013】なお、上記説明では、文字多重放送信号の
受信再生手段については詳述していないが、これらは既
知の文字多重信号の受信再生手段と同じものでよく、ま
た文字情報の選択方法もリモートコントロールを用い、
かつリモートコントロールの上下左右のキー操作により
テレビジョン受像機の画面上のカーソル移動で実現でき
ることは明かである。さらにまた、テレビジョン受像機
とVCR間の録画予約データ及び表示切り替え信号の送
受信を前記説明ではケーブルを使用して説明したが、こ
のケーブルに替えて、テレビジョン受像機あるいはVC
Rで使用されている赤外線を利用したリモートコントロ
ールの一部の信号を録画予約データや表示切り替え信号
の送受信にすることも可能なことは明かである。
受信再生手段については詳述していないが、これらは既
知の文字多重信号の受信再生手段と同じものでよく、ま
た文字情報の選択方法もリモートコントロールを用い、
かつリモートコントロールの上下左右のキー操作により
テレビジョン受像機の画面上のカーソル移動で実現でき
ることは明かである。さらにまた、テレビジョン受像機
とVCR間の録画予約データ及び表示切り替え信号の送
受信を前記説明ではケーブルを使用して説明したが、こ
のケーブルに替えて、テレビジョン受像機あるいはVC
Rで使用されている赤外線を利用したリモートコントロ
ールの一部の信号を録画予約データや表示切り替え信号
の送受信にすることも可能なことは明かである。
【0014】
【発明の効果】この発明は上記したように、テレビジョ
ン受像機に内蔵された文字多重放送信号の受信再生回路
にて再生した文字多重情報の中から番組情報を選択し、
かつ録画予約するための番組データを抽出して、その抽
出した予約番組データをVCRに設けた記憶手段に記憶
するとともに、その予約番組データをテレビジョン受像
機に表示して予約内容の確認を行うことができるもので
ある。これにより、従来テレビジョン受像機とVCRの
両方に文字多重信号を受信再生する手段を設けていた
が、テレビジョン受像機の文字多重信号受信再生手段の
みで録画予約が可能となり、VCRの文字多重信号受信
再生手段は不要となる。また、本発明はテレビジョン受
像機に従来の文字多重信号受信再生手段の他に番組デー
タ転送手段を追加し、VCRに番組データ受信手段を設
けるのみで構成できるため、操作性を向上させ得るとと
もに安価な録画予約システムが提供できる。
ン受像機に内蔵された文字多重放送信号の受信再生回路
にて再生した文字多重情報の中から番組情報を選択し、
かつ録画予約するための番組データを抽出して、その抽
出した予約番組データをVCRに設けた記憶手段に記憶
するとともに、その予約番組データをテレビジョン受像
機に表示して予約内容の確認を行うことができるもので
ある。これにより、従来テレビジョン受像機とVCRの
両方に文字多重信号を受信再生する手段を設けていた
が、テレビジョン受像機の文字多重信号受信再生手段の
みで録画予約が可能となり、VCRの文字多重信号受信
再生手段は不要となる。また、本発明はテレビジョン受
像機に従来の文字多重信号受信再生手段の他に番組デー
タ転送手段を追加し、VCRに番組データ受信手段を設
けるのみで構成できるため、操作性を向上させ得るとと
もに安価な録画予約システムが提供できる。
【図1】この発明の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明のテレビジョン受像機とビデオカセッ
トテープレコーダ間の信号授受ケーブルの各回線の分担
信号を示す一覧表である。
トテープレコーダ間の信号授受ケーブルの各回線の分担
信号を示す一覧表である。
【図3】文字多重放送システムにおける送信側と受信側
の関係及び文字情報の画面表示の画面選択状況を示すブ
ロック図である。
の関係及び文字情報の画面表示の画面選択状況を示すブ
ロック図である。
1…テレビジョン受像機 2…番組ガイド読み取り手段 3…番組ガイド表示制御手段 4…番組選択手段 5…番組データ転送手段 6…表示切り替え手段 7…モニター 8…ビデオカセットテープレコーダ 9…番組データ受信手段 10…記憶手段 11…予約データ表示制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】この発明のテレビジョン受像機とビデオカセッ
トテープレコーダ間の信号授受ケーブルの各回線の分担
信号を示す図表である。
トテープレコーダ間の信号授受ケーブルの各回線の分担
信号を示す図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/445 H04N 5/445 A 5/91 5/91 E 7/025 7/08 A 7/03 7/035
Claims (5)
- 【請求項1】 テレビ番組ガイド情報を含む文字情報が
重畳されたテレビジョン放送信号を受信する放送受信手
段と、 前記テレビ番組ガイド情報を読み取るテレビ番組ガイド
情報読み取り手段と、 このテレビ番組ガイド情報読み取り手段で読み取ったテ
レビ番組ガイド情報を表示する表示手段と、 この表示手段に表示されたテレビ番組ガイド情報の中か
ら特定の番組を選択する番組選択手段と、 この番組選択手段で選択された特定番組のデータを外部
に転送する転送手段とを備えたテレビジョン受像機と、 前記転送手段からの特定番組のデータを受信するデータ
受信手段と、 この受信手段で受信した特定番組のデータを記憶する記
憶手段と、 この記憶手段に記憶された特定番組のデータに基づき、
その番組のテレビジョン放送を録画する録画手段を備え
た録画装置とからなるテレビジョン放送録画予約装置。 - 【請求項2】 テレビ番組ガイド情報を含む文字情報が
重畳されたテレビジョン放送信号を受信する放送受信手
段と、 前記テレビ番組ガイド情報を読み取るテレビ番組ガイド
情報読み取り手段と、 外部からの制御信号及び情報信号を受ける情報入力手段
と、 前記テレビ番組ガイド情報読み取り手段で読み取ったテ
レビ番組ガイド情報と前記情報入力手段からの情報信号
を切り替えて出力する切り替え手段と、 この切り替え手段によって選択出力される情報信号を表
示する表示手段と、 この表示手段に表示されたテレビ番組ガイド情報の中か
ら特定の番組を選択する番組選択手段と、この番組選択
手段で選択された特定番組のデータを外部に転送する転
送手段とを備えたテレビジョン受像機と、 前記転送手段からの特定番組のデータを受信するデータ
受信手段と、 この受信手段で受信した特定番組のデータを記憶する記
憶手段と、 この記憶手段に記憶された特定番組のデータを前記情報
入力手段に出力するとともに前記切り替え手段を前記情
報入力手段の情報信号を選択するように制御する制御信
号を出力する情報出力手段と、 前記記憶手段に記憶された特定番組のデータに基づきそ
の番組のテレビジョン放送を録画する録画手段を備えた
録画装置とからなるテレビジョン放送録画予約装置。 - 【請求項3】 前記テレビジョン受像機と前記録画装置
は、21ピンケーブルで接続され、前記特定番組のデー
タは、映像出力ピンで前記テレビジョン受像機に出力さ
れ、前記切り替え手段の制御信号は前記表示手段の表示
をテレビジョン受信信号から録画装置の出力信号に切り
替える信号の出力ピンから出力されるものである請求項
2記載のテレビジョン放送録画予約装置。 - 【請求項4】 テレビ番組ガイド情報を含む文字情報が
重畳されたテレビジョン放送信号を受信する放送受信手
段と、 前記テレビ番組ガイド情報を読み取るテレビ番組ガイド
情報読み取り手段と、 このテレビ番組ガイド情報読み取り手段で読み取ったテ
レビ番組ガイド情報を表示する表示手段と、 この表示手段に表示されたテレビ番組ガイド情報の中か
ら特定の番組を選択する番組選択手段と、 この番組選択手段で選択された特定番組のデータを外部
に転送する転送手段と、 前記転送手段からの特定番組のデータを受信するデータ
受信手段と、 この受信手段で受信した特定番組のデータを記憶する記
憶手段と、 この記憶手段に記憶された特定番組のデータに基づき、
その番組のテレビジョン放送を録画する録画手段とを備
えたテレビジョン放送録画予約装置。 - 【請求項5】 前記転送手段から前記特定番組のデータ
が赤外線で転送され、前記データ受信がその赤外線を受
信するように構成されていることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載のテレビジョン放送録画予約装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8147424A JPH09331496A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | テレビジョン放送録画予約装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8147424A JPH09331496A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | テレビジョン放送録画予約装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331496A true JPH09331496A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15430011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8147424A Pending JPH09331496A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | テレビジョン放送録画予約装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09331496A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001067754A1 (fr) * | 2000-03-06 | 2001-09-13 | Yozan Inc. | Enregistreur de programmes de radiodiffusion, programme informatique et support enregistre |
KR100370003B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2003-01-30 | 엘지전자 주식회사 | 티브이의 예약 녹화장치 및 방법 |
KR100534566B1 (ko) * | 1998-03-27 | 2005-12-07 | 소니 가부시끼 가이샤 | 프로그램의 타이머-리코딩 장치 및 프로그램의 타이머-리코딩 방법 |
US7010533B1 (en) | 1999-02-15 | 2006-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | E-mail preparation device, terminal device, information forwarding system, and program recording medium |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8147424A patent/JPH09331496A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2001251605A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-14 | Yozan Inc | 番組録画装置及び記録媒体 |
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