JPH09322999A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH09322999A JPH09322999A JP8142684A JP14268496A JPH09322999A JP H09322999 A JPH09322999 A JP H09322999A JP 8142684 A JP8142684 A JP 8142684A JP 14268496 A JP14268496 A JP 14268496A JP H09322999 A JPH09322999 A JP H09322999A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 83
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廉価で、かつ、コンパクトな構成であるとと
もに、除湿能力を損なわずに冷却水として使用する水道
水の使用量コストを抑えることを課題とする。 【解決手段】 リレー41は電磁弁39に対して弁の開
閉を指示する。CPU42は、サーミスタ38により冷
却パイプに貯溜されている冷却水の水温が第1の設定温
度以上であると検知された場合には、リレー41に対し
て電磁弁39を開かせる信号を出力し、また、サーミス
タ38により冷却水の水温が第2の設定温度以下である
と検知された場合には、リレー41に対して電磁弁39
を閉じさせる信号を出力する。
もに、除湿能力を損なわずに冷却水として使用する水道
水の使用量コストを抑えることを課題とする。 【解決手段】 リレー41は電磁弁39に対して弁の開
閉を指示する。CPU42は、サーミスタ38により冷
却パイプに貯溜されている冷却水の水温が第1の設定温
度以上であると検知された場合には、リレー41に対し
て電磁弁39を開かせる信号を出力し、また、サーミス
タ38により冷却水の水温が第2の設定温度以下である
と検知された場合には、リレー41に対して電磁弁39
を閉じさせる信号を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気循環式・除
湿タイプの衣類乾燥機に関するもので、特に、水冷式除
湿機構を採用し、コンパクトな構成で乾燥効率を高めた
衣類乾燥機に関する。
湿タイプの衣類乾燥機に関するもので、特に、水冷式除
湿機構を採用し、コンパクトな構成で乾燥効率を高めた
衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、衣類乾燥機としては、空気循環
式・除湿タイプのものと、回転ドラム式のもの、および
浴室衣類乾燥機が知られている。
式・除湿タイプのものと、回転ドラム式のもの、および
浴室衣類乾燥機が知られている。
【0003】このうち、浴室衣類乾燥機は乾燥時間が長
く、かつ、消費電力等も多く必要とするため、乾燥効率
および経済性において、除湿タイプや回転ドラム式のも
のに比べ不利がある。
く、かつ、消費電力等も多く必要とするため、乾燥効率
および経済性において、除湿タイプや回転ドラム式のも
のに比べ不利がある。
【0004】また、空気循環式・除湿タイプのものと回
転ドラム式のものとでは、回転ドラム式のものでは運転
中の騒音が大きく、かつ、室内の温度,湿度が異常に上
昇するという問題点があった。
転ドラム式のものとでは、回転ドラム式のものでは運転
中の騒音が大きく、かつ、室内の温度,湿度が異常に上
昇するという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の種
々の衣類乾燥機において、浴室衣類乾燥機あるいは回転
ドラム式乾燥機に比べ、空気循環式・除湿タイプの乾燥
機では、乾燥効率及び経済性に優れ、また、運転中の騒
音が小さく、室内湿度の上昇を抑えることはできるが、
ヒートポンプ方式を使用しているため、高価で、かつ、
構造もコンパクトにできないという欠点があった。
々の衣類乾燥機において、浴室衣類乾燥機あるいは回転
ドラム式乾燥機に比べ、空気循環式・除湿タイプの乾燥
機では、乾燥効率及び経済性に優れ、また、運転中の騒
音が小さく、室内湿度の上昇を抑えることはできるが、
ヒートポンプ方式を使用しているため、高価で、かつ、
構造もコンパクトにできないという欠点があった。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、空気循環式・除湿タイプの衣類乾燥機にお
いて、廉価で、かつ、コンパクトな構成であるととも
に、除湿能力を損なわずに冷却水として使用する水道水
の使用量コストを抑える衣類乾燥機を提供することを目
的とする。
れたもので、空気循環式・除湿タイプの衣類乾燥機にお
いて、廉価で、かつ、コンパクトな構成であるととも
に、除湿能力を損なわずに冷却水として使用する水道水
の使用量コストを抑える衣類乾燥機を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、乾燥室内に温風・除湿ユニ
ットを設置し、乾燥室内の湿空気をユニット内の湿空気
通路に吸入し、この湿空気を除湿処理した後、上記乾燥
室内に温風を吹き出し、この乾燥室内の衣料を除湿乾燥
させる衣類乾燥機において、前記温風・除湿ユニット
が、ハウジングの正面側に乾燥室内の湿空気を吸い込む
湿空気吸込口と、所定温度に加熱された温風を乾燥室内
に吹き出す温風吹出口が形成されているとともに、ハウ
ジングの湿空気通路内に冷却水を貯溜する貯溜手段と、
前記貯溜手段の所定箇所に設置され、貯溜された冷却水
の水温を検知する水温検知手段と、前記貯溜手段に貯溜
される冷却水を給排水する給排水手段と、前記水温検知
手段で検知された冷却水の水温に基づき、前記給排水手
段に対して上記貯溜手段に貯溜されている冷却水を給排
水させる指示を出力する給排水制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、乾燥室内に温風・除湿ユニ
ットを設置し、乾燥室内の湿空気をユニット内の湿空気
通路に吸入し、この湿空気を除湿処理した後、上記乾燥
室内に温風を吹き出し、この乾燥室内の衣料を除湿乾燥
させる衣類乾燥機において、前記温風・除湿ユニット
が、ハウジングの正面側に乾燥室内の湿空気を吸い込む
湿空気吸込口と、所定温度に加熱された温風を乾燥室内
に吹き出す温風吹出口が形成されているとともに、ハウ
ジングの湿空気通路内に冷却水を貯溜する貯溜手段と、
前記貯溜手段の所定箇所に設置され、貯溜された冷却水
の水温を検知する水温検知手段と、前記貯溜手段に貯溜
される冷却水を給排水する給排水手段と、前記水温検知
手段で検知された冷却水の水温に基づき、前記給排水手
段に対して上記貯溜手段に貯溜されている冷却水を給排
水させる指示を出力する給排水制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記貯溜手段が、上記ユニット内の湿空気
通路内に高密度で所定パターン形状に配設される冷却パ
イプからなることを特徴とする。
明において、前記貯溜手段が、上記ユニット内の湿空気
通路内に高密度で所定パターン形状に配設される冷却パ
イプからなることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記水温検知手段が、前記貯溜手段で貯溜
された冷却水に対する検知温度として、第1の設定温度
と第2の設定温度とを有することを特徴とする。
明において、前記水温検知手段が、前記貯溜手段で貯溜
された冷却水に対する検知温度として、第1の設定温度
と第2の設定温度とを有することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記給排水手段が、水道水を前記貯溜手段
に供給する給水手段と、前記貯溜手段に貯溜されている
冷却水を排水する排水手段と、この給水手段と排水手段
との間に設置され、弁の開閉で冷却パイプに冷却水を供
給・遮断する電磁弁とからなることを特徴とする。
明において、上記給排水手段が、水道水を前記貯溜手段
に供給する給水手段と、前記貯溜手段に貯溜されている
冷却水を排水する排水手段と、この給水手段と排水手段
との間に設置され、弁の開閉で冷却パイプに冷却水を供
給・遮断する電磁弁とからなることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記給排水制御手段が、前記電磁弁
に対して弁の開閉を指示するリレーと、前記水温検知手
段により冷却パイプに貯溜されている冷却水の水温が第
1の設定温度以上であると検知された場合には、リレー
に対して電磁弁を開かせる信号を出力し、また、水温検
知手段により冷却水の水温が第2の設定温度以下である
と検知された場合には、リレーに対して電磁弁を閉じさ
せる信号を出力するリレー制御手段とを有することを特
徴とする。
載の発明において、前記給排水制御手段が、前記電磁弁
に対して弁の開閉を指示するリレーと、前記水温検知手
段により冷却パイプに貯溜されている冷却水の水温が第
1の設定温度以上であると検知された場合には、リレー
に対して電磁弁を開かせる信号を出力し、また、水温検
知手段により冷却水の水温が第2の設定温度以下である
と検知された場合には、リレーに対して電磁弁を閉じさ
せる信号を出力するリレー制御手段とを有することを特
徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1乃至3記
載の発明において、上記給排水手段が、水道水を前記貯
溜手段に供給する給水手段と、前記貯溜手段に貯溜され
ている冷却水を排水する排水手段と、前記給水手段と排
水手段間に互いに並列に回挿して設置され、弁の開閉で
冷却パイプに冷却水を供給・遮断する第1の電磁弁およ
び第2の電磁弁とを有しており、前記給排水制御手段
が、前記第1の電磁弁に対して弁の開閉を指示する信号
を出力する第1のリレーと、前記第2の電磁弁に対して
弁の開閉を指示する信号を出力する第2のリレーと、前
記水温検知手段より貯溜されている冷却水の水温が第1
の設定温度以上であると検知された場合には、第1のリ
レーおよび第2のリレーのいずれかに対して電磁弁を開
かせる信号を出力するとともに、その後、水温検知手段
から冷却水の水温が第2の設定温度以下であると検知さ
れた場合には、電磁弁を開かせたリレーに対して弁を閉
じさせる信号を出力し、以後、弁の開閉に関し、1サイ
クルの弁の開閉信号を第1のリレーと第2のリレーに交
互に出力するリレー制御手段とを有することを特徴とす
る。
載の発明において、上記給排水手段が、水道水を前記貯
溜手段に供給する給水手段と、前記貯溜手段に貯溜され
ている冷却水を排水する排水手段と、前記給水手段と排
水手段間に互いに並列に回挿して設置され、弁の開閉で
冷却パイプに冷却水を供給・遮断する第1の電磁弁およ
び第2の電磁弁とを有しており、前記給排水制御手段
が、前記第1の電磁弁に対して弁の開閉を指示する信号
を出力する第1のリレーと、前記第2の電磁弁に対して
弁の開閉を指示する信号を出力する第2のリレーと、前
記水温検知手段より貯溜されている冷却水の水温が第1
の設定温度以上であると検知された場合には、第1のリ
レーおよび第2のリレーのいずれかに対して電磁弁を開
かせる信号を出力するとともに、その後、水温検知手段
から冷却水の水温が第2の設定温度以下であると検知さ
れた場合には、電磁弁を開かせたリレーに対して弁を閉
じさせる信号を出力し、以後、弁の開閉に関し、1サイ
クルの弁の開閉信号を第1のリレーと第2のリレーに交
互に出力するリレー制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0013】本発明によれば、ハウジングの湿空気通路
内に冷却水が貯溜され、湿空気吸込口から取り入れた乾
燥室内の湿空気を、結露して除湿するという水冷構造を
有しているから、従来の空冷方式の乾燥機と比べ、小型
化が可能になるとともに、結露効率を高め、乾燥時間の
短縮化を可能とする。
内に冷却水が貯溜され、湿空気吸込口から取り入れた乾
燥室内の湿空気を、結露して除湿するという水冷構造を
有しているから、従来の空冷方式の乾燥機と比べ、小型
化が可能になるとともに、結露効率を高め、乾燥時間の
短縮化を可能とする。
【0014】特に、冷却パイプを所望のパターンに沿っ
て曲成だけで済み、高価なヒートポンプや放熱用フィン
等を必要とする複雑構造に比べ、構造が簡素化できる。
て曲成だけで済み、高価なヒートポンプや放熱用フィン
等を必要とする複雑構造に比べ、構造が簡素化できる。
【0015】冷却パイプに貯溜されている冷却水の水温
に基づき、貯溜されている冷却水を給排水させるため、
常時水道水を給水する必要がなくなる。
に基づき、貯溜されている冷却水を給排水させるため、
常時水道水を給水する必要がなくなる。
【0016】特に、2つの電磁弁を冷却パイプと排水ホ
ース間に互いに並列に回挿して設置し、これら2つの電
磁弁の開閉を1サイクルごとに、交互に動作させるよう
にしたことにより、これらの電磁弁の耐用年数が向上す
る。
ース間に互いに並列に回挿して設置し、これら2つの電
磁弁の開閉を1サイクルごとに、交互に動作させるよう
にしたことにより、これらの電磁弁の耐用年数が向上す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る衣類乾燥機の
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0018】図1は本発明に使用する温風・除湿ユニッ
トの一実施形態を示す外観図、図2は同温風・除湿ユニ
ットの構成を示す縦断面図、図3は同温風・除湿ユニッ
トの一部切欠き側面図、図4は本発明に係る制御装置の
概略説明図、図5は同温風・除湿ユニットをキャビネッ
ト内に設置した状態を示す斜視図、図6は本発明に係る
衣類乾燥機の作用を示す説明図である。
トの一実施形態を示す外観図、図2は同温風・除湿ユニ
ットの構成を示す縦断面図、図3は同温風・除湿ユニッ
トの一部切欠き側面図、図4は本発明に係る制御装置の
概略説明図、図5は同温風・除湿ユニットをキャビネッ
ト内に設置した状態を示す斜視図、図6は本発明に係る
衣類乾燥機の作用を示す説明図である。
【0019】図1乃至図3において、本発明に使用する
温風除湿ユニット10は、ヒートポンプ結露板等の空冷
方式に替えて、冷却水による効率の良い除湿を可能にし
たことが特徴である。
温風除湿ユニット10は、ヒートポンプ結露板等の空冷
方式に替えて、冷却水による効率の良い除湿を可能にし
たことが特徴である。
【0020】まず、温風・除湿ユニットの全体構成につ
いて説明すると、ユニットハウジング20の正面側20
a(乾燥室と対向する面側)には、その下側に湿空気吸
込口21、上側に乾燥室に温風を吹き出す温風吹出口2
2が設けられており、ハウジング20の側面側20bに
は操作パネル23が設置されており、その表面には電源
ONスイッチ,運転スイッチ,停止スイッチ等の衣類乾
燥操作に付随する各種スイッチ類が設けられている。
いて説明すると、ユニットハウジング20の正面側20
a(乾燥室と対向する面側)には、その下側に湿空気吸
込口21、上側に乾燥室に温風を吹き出す温風吹出口2
2が設けられており、ハウジング20の側面側20bに
は操作パネル23が設置されており、その表面には電源
ONスイッチ,運転スイッチ,停止スイッチ等の衣類乾
燥操作に付随する各種スイッチ類が設けられている。
【0021】尚、ハウジング20の背面側20cには、
図1では図示しないキャビネットに温風・除湿ユニット
10を備え付けるためのスライダー24がその上下に2
条設置されている。
図1では図示しないキャビネットに温風・除湿ユニット
10を備え付けるためのスライダー24がその上下に2
条設置されている。
【0022】次に、ハウジング20の内部構成につい
て、図2を基に説明すると、湿空気吸込口21からハウ
ジング20内に吸い込まれた湿空気を冷却パイプ35の
近傍に沿わせて温風吹出口22に出力し、乾燥室内に循
環させるように、ハウジング20内の上部側に温風ファ
ン26,温風ヒーター27が設置され、温風吹出口22
には温風の吹出方向を規制するルーバー22aが設置さ
れている。
て、図2を基に説明すると、湿空気吸込口21からハウ
ジング20内に吸い込まれた湿空気を冷却パイプ35の
近傍に沿わせて温風吹出口22に出力し、乾燥室内に循
環させるように、ハウジング20内の上部側に温風ファ
ン26,温風ヒーター27が設置され、温風吹出口22
には温風の吹出方向を規制するルーバー22aが設置さ
れている。
【0023】次に、図2,図3および図4を基に同温風
・除湿ユニット10の具体的な構成について詳細に説明
する。
・除湿ユニット10の具体的な構成について詳細に説明
する。
【0024】ここで、ユニット10は、貯溜手段,給排
水手段および給排水制御手段とから大略構成されてい
る。
水手段および給排水制御手段とから大略構成されてい
る。
【0025】まず、貯溜手段は、ユニット10内の湿空
気通路25で図示するパターンに配設された3列の冷却
パイプ35で構成されており、この冷却パイプ35に水
道水が貯溜されている。なお、冷却パイプ35のほぼ中
央には、水温検知サーミスタ38が設置されており、こ
のサーミスタ38は冷却水の水温を検知するものであ
る。
気通路25で図示するパターンに配設された3列の冷却
パイプ35で構成されており、この冷却パイプ35に水
道水が貯溜されている。なお、冷却パイプ35のほぼ中
央には、水温検知サーミスタ38が設置されており、こ
のサーミスタ38は冷却水の水温を検知するものであ
る。
【0026】この水温検知サーミスタ38は、第1の設
定温度として38℃と、第2の設定温度として33℃を
検知するよいうになっている。
定温度として38℃と、第2の設定温度として33℃を
検知するよいうになっている。
【0027】冷却パイプ35の配設パターンとしては、
左右側に経本状に伸びて順次下方向に移行する形状とし
ても良く、また、上下方向に経本状に伸ばし、それぞれ
左右側に向かって進むような形状に設定しても良い。
左右側に経本状に伸びて順次下方向に移行する形状とし
ても良く、また、上下方向に経本状に伸ばし、それぞれ
左右側に向かって進むような形状に設定しても良い。
【0028】このように、湿空気通路25内に配設され
る冷却パイプ35の形状は、湿空気との接触面積を大き
く確保できるように、湿空気通路25内に高密度、すな
わち、冷却パイプ35の長さを可能な限り長く設定すれ
ば良い。
る冷却パイプ35の形状は、湿空気との接触面積を大き
く確保できるように、湿空気通路25内に高密度、すな
わち、冷却パイプ35の長さを可能な限り長く設定すれ
ば良い。
【0029】次に、給排水手段は、冷却パイプ35に冷
却水として使用する水道水を供給するもので、水道水等
の供給栓31に接続する給水ホース32と、この給水ホ
ース32を介して冷却パイプ35に接続された給水パイ
プ33とで構成されている。
却水として使用する水道水を供給するもので、水道水等
の供給栓31に接続する給水ホース32と、この給水ホ
ース32を介して冷却パイプ35に接続された給水パイ
プ33とで構成されている。
【0030】また、給排水手段は、冷却パイプ35表面
に結露した結露水を貯える結露水受皿36と、冷却パイ
プ35に貯溜されている冷却水を排水する排水ホース3
7bおよび結露水受皿36の結露水を排水する37a
と、この冷却パイプ35と排水ホース37bの間に設置
され、弁の開閉で冷却パイプ35に冷却水を供給・遮断
する電磁弁39とから構成されている。
に結露した結露水を貯える結露水受皿36と、冷却パイ
プ35に貯溜されている冷却水を排水する排水ホース3
7bおよび結露水受皿36の結露水を排水する37a
と、この冷却パイプ35と排水ホース37bの間に設置
され、弁の開閉で冷却パイプ35に冷却水を供給・遮断
する電磁弁39とから構成されている。
【0031】つまり、給排水手段は、排水ホース37b
を通じて排水トラップへと排水するが、冷却パイプ35
表面に設置された水温検知サーミスタ38からの信号に
より電磁弁39が開閉して、熱交換が完了した温水を排
水ホース37bを通じて排水トラップへ排出し、新たな
冷却水を冷却パイプ35内に導入する仕組みになってい
る。
を通じて排水トラップへと排水するが、冷却パイプ35
表面に設置された水温検知サーミスタ38からの信号に
より電磁弁39が開閉して、熱交換が完了した温水を排
水ホース37bを通じて排水トラップへ排出し、新たな
冷却水を冷却パイプ35内に導入する仕組みになってい
る。
【0032】給排水制御手段は、冷却パイプ35に設置
されたサーミスタ38で検知された冷却水の水温に基づ
き、冷却水35に貯溜されている冷却水を給排水させる
ため、電磁弁39に対し弁の開閉を指示するもので、図
4に示すように、電磁弁39に対して弁の開閉を指示す
るリレー41と、サーミスタ38により冷却パイプ35
に貯溜されている冷却水の水温が第1の設定温度である
38℃温度以上であると検知された場合には、リレー4
1に対して電磁弁39を開かせる信号を出力し、また、
サーミスタ38により冷却水の水温が第2の設定温度で
ある33℃温度以下であると検知された場合には、リレ
ー41に対して電磁弁39を閉じさせる信号を出力する
CPU42とから構成されている。
されたサーミスタ38で検知された冷却水の水温に基づ
き、冷却水35に貯溜されている冷却水を給排水させる
ため、電磁弁39に対し弁の開閉を指示するもので、図
4に示すように、電磁弁39に対して弁の開閉を指示す
るリレー41と、サーミスタ38により冷却パイプ35
に貯溜されている冷却水の水温が第1の設定温度である
38℃温度以上であると検知された場合には、リレー4
1に対して電磁弁39を開かせる信号を出力し、また、
サーミスタ38により冷却水の水温が第2の設定温度で
ある33℃温度以下であると検知された場合には、リレ
ー41に対して電磁弁39を閉じさせる信号を出力する
CPU42とから構成されている。
【0033】このように、水温検知サーミスタ38で冷
却パイプ35の温度を検知して冷却パイプ35の表面温
度が第1の設定温度に到達した時、電磁弁39を開放し
て冷却パイプ35内部の水を排水ホース37bを通じて
外部に排出し、給水栓31から新たな冷却水を給水ホー
ス32,給水パイプ33を通じて冷却パイプ35内に導
入し、冷却水の水温を下げさせていき、第2の設定温度
に達したとき、電磁弁39を閉じて水道水の給水を停止
させる。このように結露可能な冷却水温の範囲内で冷却
水を貯溜されるため、それ以上水道水を必要とせず、水
道料金は極めて僅かで済む。
却パイプ35の温度を検知して冷却パイプ35の表面温
度が第1の設定温度に到達した時、電磁弁39を開放し
て冷却パイプ35内部の水を排水ホース37bを通じて
外部に排出し、給水栓31から新たな冷却水を給水ホー
ス32,給水パイプ33を通じて冷却パイプ35内に導
入し、冷却水の水温を下げさせていき、第2の設定温度
に達したとき、電磁弁39を閉じて水道水の給水を停止
させる。このように結露可能な冷却水温の範囲内で冷却
水を貯溜されるため、それ以上水道水を必要とせず、水
道料金は極めて僅かで済む。
【0034】そして、本発明に使用する温風・除湿ユニ
ット10は、このように水冷方式を採用したから、従来
のヒートポンプ方式や放熱フィンを形成した結露板構成
のものに比べ、除湿効率を高めることができ、乾燥時間
の短縮化を可能にすることができる。
ット10は、このように水冷方式を採用したから、従来
のヒートポンプ方式や放熱フィンを形成した結露板構成
のものに比べ、除湿効率を高めることができ、乾燥時間
の短縮化を可能にすることができる。
【0035】更に、ハウジング20内に設置される駆動
用ファンとしては、温風ファン26だけで済み、内部構
造が簡素化されるという利点がある。
用ファンとしては、温風ファン26だけで済み、内部構
造が簡素化されるという利点がある。
【0036】次に、図5,図6に基づいて、乾燥室内に
温風・除湿ユニット10を設置した衣類吊下型の衣類乾
燥機40の構成について説明する。
温風・除湿ユニット10を設置した衣類吊下型の衣類乾
燥機40の構成について説明する。
【0037】図5に示すように、所定内容積を備えたキ
ャビネット50は、仕切板51により上下に2分割され
ており、上部空間を乾燥室A、下部空間を図示しない洗
濯機を収容する洗濯機収容室Bに区画されており、前記
乾燥室A及び洗濯機収容室Bを密閉できるようにそれぞ
れ前面側に前面扉52が観音開き状に開閉可能となるよ
うにヒンジ結合されている。
ャビネット50は、仕切板51により上下に2分割され
ており、上部空間を乾燥室A、下部空間を図示しない洗
濯機を収容する洗濯機収容室Bに区画されており、前記
乾燥室A及び洗濯機収容室Bを密閉できるようにそれぞ
れ前面側に前面扉52が観音開き状に開閉可能となるよ
うにヒンジ結合されている。
【0038】そして、キャビネット50の上部空間であ
る乾燥室A内に上述した温風・除湿ユニット10が収容
設置されるが、ハウジング20の湿空気吸込口21及び
温風吹出口22が乾燥室Aと対向するようにハウジング
20の背面側20cに設けられている2条のスライダー
24をキャビネット50の側壁内面に設けられたガイド
レールに取り付けることにより、温風・除湿ユニット1
0をキャビネット50の乾燥室A内に簡単にスライド装
着できる。
る乾燥室A内に上述した温風・除湿ユニット10が収容
設置されるが、ハウジング20の湿空気吸込口21及び
温風吹出口22が乾燥室Aと対向するようにハウジング
20の背面側20cに設けられている2条のスライダー
24をキャビネット50の側壁内面に設けられたガイド
レールに取り付けることにより、温風・除湿ユニット1
0をキャビネット50の乾燥室A内に簡単にスライド装
着できる。
【0039】更に、このキャビネット50の前面扉52
には、温風・除湿ユニット10の操作パネル23を露出
させるための開口53が設けられているとともに、本発
明は衣類吊下型の衣類乾燥機40であるため、乾燥室A
内には、ハンガー装置54が設けられており、このハン
ガー装置54に濡れた衣類55を掛けた市販のハンガー
56を吊り下げて衣類の乾燥を行なう。
には、温風・除湿ユニット10の操作パネル23を露出
させるための開口53が設けられているとともに、本発
明は衣類吊下型の衣類乾燥機40であるため、乾燥室A
内には、ハンガー装置54が設けられており、このハン
ガー装置54に濡れた衣類55を掛けた市販のハンガー
56を吊り下げて衣類の乾燥を行なう。
【0040】更に、温風・除湿ユニット10をキャビネ
ット50に設置した後、給水栓31に接続した給水ホー
ス32をユニット10の給水パイプ33に取り付け、水
廻りの調整を行なう。
ット50に設置した後、給水栓31に接続した給水ホー
ス32をユニット10の給水パイプ33に取り付け、水
廻りの調整を行なう。
【0041】次に、図6を基に本発明に係る衣類乾燥機
40の作用について説明する。
40の作用について説明する。
【0042】まず、乾燥室A内に設置されているハンガ
ー装置54に市販のハンガー56により濡れた衣類55
を吊り下げた後、前面扉52を閉鎖し、操作パネル23
の電源スイッチ,運転スイッチ等を操作すれば、温風フ
ァン26が作動して、温風ヒーター27による所定温度
の温風が、温風吹出口22を通じて乾燥室A内に吹き込
まれる。
ー装置54に市販のハンガー56により濡れた衣類55
を吊り下げた後、前面扉52を閉鎖し、操作パネル23
の電源スイッチ,運転スイッチ等を操作すれば、温風フ
ァン26が作動して、温風ヒーター27による所定温度
の温風が、温風吹出口22を通じて乾燥室A内に吹き込
まれる。
【0043】そして、乾燥室A内に送られた温風が乾燥
室A内を循環し、衣類の除湿を行ない、その結果として
の湿空気がハウジング20の正面側20a下部に設置さ
れた湿空気吸込口21からハウジング20内部に吸い込
まれる。
室A内を循環し、衣類の除湿を行ない、その結果として
の湿空気がハウジング20の正面側20a下部に設置さ
れた湿空気吸込口21からハウジング20内部に吸い込
まれる。
【0044】次いで、ハウジング20内の湿空気は、湿
空気通路25内に配設された冷却パイプ35と接触し、
冷却パイプ35表面に結露し、結露水は受皿36に溜ま
り、排水ホース37aを通じて排水トラップへ排出され
る。
空気通路25内に配設された冷却パイプ35と接触し、
冷却パイプ35表面に結露し、結露水は受皿36に溜ま
り、排水ホース37aを通じて排水トラップへ排出され
る。
【0045】更に、冷却パイプ35で除湿された乾空気
は温風ファン26により温風ヒーター27を通じて所定
温度に加熱され、温風吹出口22から乾燥室A内に再度
供給され、この空気循環が繰り返され、湿った衣類55
の除湿が行なわれ、特に、冷却パイプ35内に間欠的に
冷却水が送り込まれ、効率の良い除湿が行われる。
は温風ファン26により温風ヒーター27を通じて所定
温度に加熱され、温風吹出口22から乾燥室A内に再度
供給され、この空気循環が繰り返され、湿った衣類55
の除湿が行なわれ、特に、冷却パイプ35内に間欠的に
冷却水が送り込まれ、効率の良い除湿が行われる。
【0046】このように、本発明による衣類乾燥機40
は、ヒートポンプ等の空冷方式に替えて、水冷方式の温
風・除湿ユニット10を採用することにより、廉価でコ
ンパクトな構造を達成でき、コストダウン、並びに設置
の容易性、省スペース化等に大きく貢献できるという効
果がある。
は、ヒートポンプ等の空冷方式に替えて、水冷方式の温
風・除湿ユニット10を採用することにより、廉価でコ
ンパクトな構造を達成でき、コストダウン、並びに設置
の容易性、省スペース化等に大きく貢献できるという効
果がある。
【0047】更に、空冷方式に替えて水冷方式を採用す
ることにより、結露時間を早め、乾燥時間を早めること
ができるという利点もある。
ることにより、結露時間を早め、乾燥時間を早めること
ができるという利点もある。
【0048】また、本発明においては、冷却パイプ35
に取り付けた水温検知サーミスタ38によりコントロー
ルされて除湿,冷却された空気を温風と混ぜること、お
よび、温風吹出口22の内側に乾燥室内、温度過上昇防
止センサ28が設置されているため、乾燥室A内の平均
室内温度を60〜70℃に常に維持するように設定して
おけば、安全運転が保証できるという有利さがある。
に取り付けた水温検知サーミスタ38によりコントロー
ルされて除湿,冷却された空気を温風と混ぜること、お
よび、温風吹出口22の内側に乾燥室内、温度過上昇防
止センサ28が設置されているため、乾燥室A内の平均
室内温度を60〜70℃に常に維持するように設定して
おけば、安全運転が保証できるという有利さがある。
【0049】加えて、本発明に係る衣類乾燥機40は、
湿った衣類を素早く除湿して熱交換した冷却水を排水
し、かつ、結露効率を高めたため、熱,湿度が外部に洩
れることがなく、従来の回転ドラム乾燥機等のように室
内の温度,湿度が過剰に上昇して、室内環境へ悪影響を
もたらすという不具合も有効に解決することができる。
湿った衣類を素早く除湿して熱交換した冷却水を排水
し、かつ、結露効率を高めたため、熱,湿度が外部に洩
れることがなく、従来の回転ドラム乾燥機等のように室
内の温度,湿度が過剰に上昇して、室内環境へ悪影響を
もたらすという不具合も有効に解決することができる。
【0050】他の実施形態として、図7および図8に示
すように、第1の電磁弁39aおよび第2の電磁弁39
bが、冷却パイプと排水ホース間に互いに並列に回挿し
て設置されており、それぞれの第1の電磁弁39aおよ
び第2の電磁弁39bには、弁の開閉させる第1のリレ
ー41aおよび第2のリレー41bと接続されているよ
うな構成になっている。
すように、第1の電磁弁39aおよび第2の電磁弁39
bが、冷却パイプと排水ホース間に互いに並列に回挿し
て設置されており、それぞれの第1の電磁弁39aおよ
び第2の電磁弁39bには、弁の開閉させる第1のリレ
ー41aおよび第2のリレー41bと接続されているよ
うな構成になっている。
【0051】さらに、CPU42は、これら第1のリレ
ー41aおよび第2のリレー41bの動作を指示するよ
いうに構成されている。
ー41aおよび第2のリレー41bの動作を指示するよ
いうに構成されている。
【0052】すなわち、CPU42は、サーミスタ38
より貯溜されている冷却水の水温が第1の設定温度であ
る38℃以上であると検知された場合には、第1のリレ
ー41aおよび第2のリレー41bのいずれかに対して
電磁弁を開かせる信号を出力するとともに、その後、サ
ーミスタ38から冷却水の水温が第2の設定温度である
33℃以下であると検知された場合には、電磁弁を開か
せたリレーに対して弁を閉じさせる信号を出力し、以
後、弁の開閉に関し、1サイクルの弁の開閉信号を第1
のリレー41aと第2のリレー41bに交互に信号を出
力するように構成されている。
より貯溜されている冷却水の水温が第1の設定温度であ
る38℃以上であると検知された場合には、第1のリレ
ー41aおよび第2のリレー41bのいずれかに対して
電磁弁を開かせる信号を出力するとともに、その後、サ
ーミスタ38から冷却水の水温が第2の設定温度である
33℃以下であると検知された場合には、電磁弁を開か
せたリレーに対して弁を閉じさせる信号を出力し、以
後、弁の開閉に関し、1サイクルの弁の開閉信号を第1
のリレー41aと第2のリレー41bに交互に信号を出
力するように構成されている。
【0053】この実施形態では、2つの電磁弁が冷却パ
イプ35と排水ホース37b間に互いに並列に回挿して
設置し、これら2つの電磁弁の開閉を1サイクルごと
に、交互に動作させることになるので、これらの電磁弁
の耐用年数が向上する。
イプ35と排水ホース37b間に互いに並列に回挿して
設置し、これら2つの電磁弁の開閉を1サイクルごと
に、交互に動作させることになるので、これらの電磁弁
の耐用年数が向上する。
【0054】尚、以上説明した実施形態は、キャビネッ
ト50内に温風・除湿ユニット10を設置したが、衣類
乾燥機40の使用形態としては、上述実施形態に限定さ
れることなく、キャビネット50以外の乾燥スペースに
温風・除湿ユニット10を任意に設置しても良く、種々
のバリエーションが考えられる。
ト50内に温風・除湿ユニット10を設置したが、衣類
乾燥機40の使用形態としては、上述実施形態に限定さ
れることなく、キャビネット50以外の乾燥スペースに
温風・除湿ユニット10を任意に設置しても良く、種々
のバリエーションが考えられる。
【0055】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る衣類乾
燥機は、以下に記載する格別の効果を有する。
燥機は、以下に記載する格別の効果を有する。
【0056】(1)ハウジングの湿空気通路内に冷却水
が貯溜され、湿空気吸込口から取り入れた乾燥室内の湿
空気を冷却パイプで結露して除湿するという水冷構造を
有しているから、従来の空冷方式の乾燥機と比べ、小型
化が可能になるとともに、結露効率を高め、乾燥時間の
短縮化を可能とする。
が貯溜され、湿空気吸込口から取り入れた乾燥室内の湿
空気を冷却パイプで結露して除湿するという水冷構造を
有しているから、従来の空冷方式の乾燥機と比べ、小型
化が可能になるとともに、結露効率を高め、乾燥時間の
短縮化を可能とする。
【0057】(2)特に、冷却パイプを所望のパターン
に沿って曲成だけで済み、高価なヒートポンプや放熱用
フィン等を必要としないため、構造が簡素化で、かつ、
低価格で製造することができる。
に沿って曲成だけで済み、高価なヒートポンプや放熱用
フィン等を必要としないため、構造が簡素化で、かつ、
低価格で製造することができる。
【0058】(3)冷却パイプに貯溜されている冷却水
の水温に基づき、貯溜されている冷却水を給排水させる
ため、常時水道水を給水する必要がなくなり、水道使用
料金を低減することができる。
の水温に基づき、貯溜されている冷却水を給排水させる
ため、常時水道水を給水する必要がなくなり、水道使用
料金を低減することができる。
【0059】(4)特に、2つの電磁弁を冷却パイプと
排水ホース間に互いに並列に回挿して設置し、これら2
つの電磁弁の開閉を1サイクルごとに、交互に動作させ
るようにしたことにより、これらの電磁弁の耐用年数が
向上する。
排水ホース間に互いに並列に回挿して設置し、これら2
つの電磁弁の開閉を1サイクルごとに、交互に動作させ
るようにしたことにより、これらの電磁弁の耐用年数が
向上する。
【図1】本発明に係る衣類乾燥機に使用する温風・除湿
ユニットの一実施形態を示す斜視図。
ユニットの一実施形態を示す斜視図。
【図2】図1に示す温風・除湿ユニットの構成を示す縦
断面図。
断面図。
【図3】図1に示す温風・除湿ユニットにおけるの一部
切欠き側面図。
切欠き側面図。
【図4】本発明に係る制御装置の概略説明図。
【図5】図1に示す温風・除湿ユニットをキャビネット
内に組み付けた状態を示す斜視図。
内に組み付けた状態を示す斜視図。
【図6】本発明に係る衣類乾燥機の一実施形態の作用を
示す断面図。
示す断面図。
【図7】他の実施形態に係る電磁弁の配置説明図。
【図8】他の実施形態に係る制御装置の概略説明図。
10 温風・除湿ユニット 20 ハウジング 21 湿空気吸込口 22 温風吹出口 25 湿空気通路 26 温風ファン 27 温風ヒーター 28 温度過上昇防止センサー 35 冷却パイプ 38 サーミスタ 39 電磁弁 39a 電磁弁 39b 電磁弁 40 衣類乾燥機 41 リレー 41a リレー 41b リレー 42 CPU 50 キャビネット 54 ハンガー装置 55 衣類 60 冷却容器 A 乾燥室 B 洗濯機収容室
Claims (6)
- 【請求項1】 乾燥室内に温風・除湿ユニットを設置
し、乾燥室内の湿空気をユニット内の湿空気通路に吸入
し、この湿空気を除湿処理した後、上記乾燥室内に温風
を吹き出し、この乾燥室内の衣料を除湿乾燥させる衣類
乾燥機において、 前記温風・除湿ユニットは、ハウジングの正面側に乾燥
室内の湿空気を吸い込む湿空気吸込口と、所定温度に加
熱された温風を乾燥室内に吹き出す温風吹出口が形成さ
れているとともに、 ハウジングの湿空気通路内に冷却水を貯溜する貯溜手段
と、 前記貯溜手段の所定箇所に設置され、貯溜された冷却水
の水温を検知する水温検知手段と、 前記貯溜手段に貯溜される冷却水を給排水する給排水手
段と、 前記水温検知手段で検知された冷却水の水温に基づき、
前記給排水手段に対して上記貯溜手段に貯溜されている
冷却水を給排水させる指示を出力する給排水制御手段
と、 をと具備することを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項2】 前記貯溜手段は、上記ユニット内の湿空
気通路内に高密度で所定パターン形状に配設される冷却
パイプからなることを特徴とする請求項1記載の衣類乾
燥機。 - 【請求項3】 前記水温検知手段は、前記貯溜手段で貯
溜された冷却水に対する検知温度として、第1の設定温
度と第2の設定温度とを有することを特徴とする請求項
1記載の衣類乾燥機。 - 【請求項4】 上記給排水手段は、 水道水を前記貯溜手段に供給する給水手段と、 前記貯溜手段に貯溜されている冷却水を排水する排水手
段と、 この給水手段と排水手段との間に設置され、弁の開閉で
冷却パイプに冷却水を供給・遮断する電磁弁と、 からなることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。 - 【請求項5】 前記給排水制御手段は、 前記電磁弁に対して弁の開閉を指示するリレーと、 前記水温検知手段により冷却パイプに貯溜されている冷
却水の水温が第1の設定温度以上であると検知された場
合には、リレーに対して電磁弁を開かせる信号を出力
し、また、水温検知手段により冷却水の水温が第2の設
定温度以下であると検知された場合には、リレーに対し
て電磁弁を閉じさせる信号を出力するリレー制御手段
と、 を有することを特徴とする請求項1乃至4記載の衣類乾
燥機。 - 【請求項6】 上記給排水手段は、 水道水を前記貯溜手段に供給する給水手段と、 前記貯溜手段に貯溜されている冷却水を排水する排水手
段と、 前記給水手段と排水手段間に互いに並列に回挿して設置
され、弁の開閉で冷却パイプに冷却水を供給・遮断する
第1の電磁弁および第2の電磁弁とを有しており、 前記給排水制御手段は、 前記第1の電磁弁に対して弁の開閉を指示する信号を出
力する第1のリレーと、 前記第2の電磁弁に対して弁の開閉を指示する信号を出
力する第2のリレーと、 前記水温検知手段より貯溜されている冷却水の水温が第
1の設定温度以上であると検知された場合には、第1の
リレーおよび第2のリレーのいずれかに対して電磁弁を
開かせる信号を出力するとともに、その後、水温検知手
段から冷却水の水温が第2の設定温度以下であると検知
された場合には、電磁弁を開かせたリレーに対して弁を
閉じさせる信号を出力し、以後、弁の開閉に関し、1サ
イクルの弁の開閉信号を第1のリレーと第2のリレーに
交互に出力するリレー制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1乃至3記載の衣類乾
燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8142684A JPH09322999A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8142684A JPH09322999A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322999A true JPH09322999A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15321127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8142684A Withdrawn JPH09322999A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09322999A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106793679A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-31 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 衣物处理装置和衣物处理装置的电路板模块 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP8142684A patent/JPH09322999A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106793679A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-31 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 衣物处理装置和衣物处理装置的电路板模块 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |