JPH09320358A - 難燃性絶縁電線 - Google Patents
難燃性絶縁電線Info
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- JPH09320358A JPH09320358A JP8131947A JP13194796A JPH09320358A JP H09320358 A JPH09320358 A JP H09320358A JP 8131947 A JP8131947 A JP 8131947A JP 13194796 A JP13194796 A JP 13194796A JP H09320358 A JPH09320358 A JP H09320358A
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- Japan
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- weight
- parts
- flame
- magnesium hydroxide
- insulated wire
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- Pending
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- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電線・ケーブルに用いる絶縁材料に要求され
る機械特性を満足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃
性絶縁電線を提供するものである。 【解決手段】 導体上に、ポリオレフィン100重量部
に対してマグネシウム水酸化物を50〜300重量部、
および300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700
℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部混和し
てなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶縁層を
架橋してなるものである。
る機械特性を満足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃
性絶縁電線を提供するものである。 【解決手段】 導体上に、ポリオレフィン100重量部
に対してマグネシウム水酸化物を50〜300重量部、
および300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700
℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部混和し
てなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶縁層を
架橋してなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性絶縁電線に
係り、特に、成形性および機械特性に優れた非ハロゲン
系の難燃性絶縁電線に関するものである。
係り、特に、成形性および機械特性に優れた非ハロゲン
系の難燃性絶縁電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンなどのポリオレフィンは、
絶縁抵抗、絶縁耐力、誘電率、耐水性、耐湿性、耐溶剤
性、耐薬品性など多くの点で絶縁体として優れているた
め、電線・ケーブルの絶縁被膜として広く用いられてい
る。
絶縁抵抗、絶縁耐力、誘電率、耐水性、耐湿性、耐溶剤
性、耐薬品性など多くの点で絶縁体として優れているた
め、電線・ケーブルの絶縁被膜として広く用いられてい
る。
【0003】しかし、ポリオレフィンは燃焼し易く、し
ばしば、火源から電線・ケーブルを伝わって火災が拡が
ることがあるため、ポリオレフィンを難燃性にすること
が要求されている。特に、民生用電気機器、車両、船
舶、航空機、工場、高層ビル、トンネルなどに用いられ
る電線・ケーブルにおいては、ポリオレフィンの難燃性
が強く要求される。このため、難燃剤をポリオレフィン
に添加することにより、ポリオレフィンを難燃性にする
ことが行われている。
ばしば、火源から電線・ケーブルを伝わって火災が拡が
ることがあるため、ポリオレフィンを難燃性にすること
が要求されている。特に、民生用電気機器、車両、船
舶、航空機、工場、高層ビル、トンネルなどに用いられ
る電線・ケーブルにおいては、ポリオレフィンの難燃性
が強く要求される。このため、難燃剤をポリオレフィン
に添加することにより、ポリオレフィンを難燃性にする
ことが行われている。
【0004】ポリオレフィンを難燃性とするために、難
燃剤としてハロゲン含有有機化合物をポリオレフィンに
添加したものが広く用いられているが、火災時に有毒ガ
スや大量の煙を発生するという問題がある。このため、
最近では、そういった問題のない水酸化アルミニウムや
水酸化マグネシウムなどといった金属水酸化物(無機系
難燃剤)をポリオレフィンに添加したものが用いられる
ようになっている。
燃剤としてハロゲン含有有機化合物をポリオレフィンに
添加したものが広く用いられているが、火災時に有毒ガ
スや大量の煙を発生するという問題がある。このため、
最近では、そういった問題のない水酸化アルミニウムや
水酸化マグネシウムなどといった金属水酸化物(無機系
難燃剤)をポリオレフィンに添加したものが用いられる
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近に
おいては、電線・ケーブルにおいてUL規格44の垂直
燃焼試験やIEEE規格383の垂直トレイ燃焼試験な
どの高度の難燃性が要求されるようになっている。これ
らの要求を満足するためには、ポリオレフィンに金属水
酸化物を多量混和する必要がある。
おいては、電線・ケーブルにおいてUL規格44の垂直
燃焼試験やIEEE規格383の垂直トレイ燃焼試験な
どの高度の難燃性が要求されるようになっている。これ
らの要求を満足するためには、ポリオレフィンに金属水
酸化物を多量混和する必要がある。
【0006】しかし、ポリオレフィンに金属水酸化物を
多量混和すると、絶縁材料の成形加工に困難を生じ、絶
縁体やシースの引張特性などといった機械特性をも著し
く悪化させるという問題があった。
多量混和すると、絶縁材料の成形加工に困難を生じ、絶
縁体やシースの引張特性などといった機械特性をも著し
く悪化させるという問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記課題を解決し、電線
・ケーブルに用いる絶縁材料に要求される機械特性を満
足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃性絶縁電線を提
供することにある。
・ケーブルに用いる絶縁材料に要求される機械特性を満
足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃性絶縁電線を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、導体上に、ポリオレフィン100
重量部に対してマグネシウム水酸化物を50〜300重
量部、および300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、
700℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部
混和してなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶
縁層を架橋してなるものである。
に請求項1の発明は、導体上に、ポリオレフィン100
重量部に対してマグネシウム水酸化物を50〜300重
量部、および300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、
700℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部
混和してなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶
縁層を架橋してなるものである。
【0009】請求項2の発明は、上記フリットを、耐水
性の低下を抑制する樹脂で表面処理している請求項1記
載の難燃性絶縁電線である。
性の低下を抑制する樹脂で表面処理している請求項1記
載の難燃性絶縁電線である。
【0010】請求項3の発明は、上記ポリオレフィン
が、エチレンブテンコポリマ、エチレンオクテンコポリ
マ、超低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリ
マである請求項1および請求項2記載の難燃性絶縁電線
である。
が、エチレンブテンコポリマ、エチレンオクテンコポリ
マ、超低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリ
マである請求項1および請求項2記載の難燃性絶縁電線
である。
【0011】請求項4の発明は、上記マグネシウム水酸
化物が、シランカップリング剤で表面処理された請求項
1乃至請求項3記載の難燃性絶縁電線である。
化物が、シランカップリング剤で表面処理された請求項
1乃至請求項3記載の難燃性絶縁電線である。
【0012】上記数値範囲の限定理由を以下に述べる。
【0013】ポリオレフィン100重量部に対して、3
00〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700℃以上で
結晶化するフリットを5〜100重量部混和するという
ことを限定した理由は、フリットの混和量が5重量部よ
り少ないと目的とする燃焼物の固化性が不十分であるた
めであり、フリットの混和量が100重量部より多いと
絶縁層の強靱性が著しく低下するためである。
00〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700℃以上で
結晶化するフリットを5〜100重量部混和するという
ことを限定した理由は、フリットの混和量が5重量部よ
り少ないと目的とする燃焼物の固化性が不十分であるた
めであり、フリットの混和量が100重量部より多いと
絶縁層の強靱性が著しく低下するためである。
【0014】ポリオレフィン100重量部に対して、マ
グネシウム水酸化物を50〜300重量部混和するとい
うことを限定した理由は、マグネシウム水酸化物の混和
量が50重量部より少ないと目的とする難燃性を付与す
ることができないためであり、マグネシウム水酸化物の
混和量が300重量部より多いと絶縁層の強靱性が著し
く低下するためである。
グネシウム水酸化物を50〜300重量部混和するとい
うことを限定した理由は、マグネシウム水酸化物の混和
量が50重量部より少ないと目的とする難燃性を付与す
ることができないためであり、マグネシウム水酸化物の
混和量が300重量部より多いと絶縁層の強靱性が著し
く低下するためである。
【0015】以上の構成によれば、ポリオレフィン10
0重量部に対してマグネシウム水酸化物を50〜300
重量部、300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、70
0℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部混和
してなる組成物を導体上に被覆して絶縁層を形成したた
め、電線・ケーブルに用いる絶縁材料に要求される機械
特性を満足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃性絶縁
電線を得ることができる。
0重量部に対してマグネシウム水酸化物を50〜300
重量部、300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、70
0℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部混和
してなる組成物を導体上に被覆して絶縁層を形成したた
め、電線・ケーブルに用いる絶縁材料に要求される機械
特性を満足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃性絶縁
電線を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0017】難燃性絶縁電線として、導体上に、ポリオ
レフィンとマグネシウム水酸化物とフリットとを混和し
てなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶縁層を
架橋してなるものがあった。
レフィンとマグネシウム水酸化物とフリットとを混和し
てなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶縁層を
架橋してなるものがあった。
【0018】ポリオレフィンに表面無処理のマグネシウ
ム水酸化物を混和しただけの組成物からなる絶縁層で
は、ワイヤストリッパなどで絶縁層を剥ぎ取る際、絶縁
層が伸びてしまい、端子を正確に取り付けることは困難
であるが、ポリオレフィンにシランカップリング剤で表
面処理されたマグネシウム水酸化物を混和した組成物か
らなる絶縁層では、ワイヤストリッパなどで電線端末の
絶縁層を剥ぎ取って端子を接続する端末加工の際におけ
る端末加工性が大幅に向上することがわかっている。
ム水酸化物を混和しただけの組成物からなる絶縁層で
は、ワイヤストリッパなどで絶縁層を剥ぎ取る際、絶縁
層が伸びてしまい、端子を正確に取り付けることは困難
であるが、ポリオレフィンにシランカップリング剤で表
面処理されたマグネシウム水酸化物を混和した組成物か
らなる絶縁層では、ワイヤストリッパなどで電線端末の
絶縁層を剥ぎ取って端子を接続する端末加工の際におけ
る端末加工性が大幅に向上することがわかっている。
【0019】また、ポリオレフィンにフリットを添加す
ることにより、燃焼物の固化性が著しく向上し、垂直ト
レイ燃焼試験に代表される燃焼性が大幅に改善されるこ
とがわかっている。
ることにより、燃焼物の固化性が著しく向上し、垂直ト
レイ燃焼試験に代表される燃焼性が大幅に改善されるこ
とがわかっている。
【0020】本発明者らは、このフリットについて鋭意
研究した結果、軟化点が300〜700℃で、かつ、7
00℃以上で結晶化するフリットを、ポリオレフィンお
よびマグネシウム水酸化物と共に混和すれば難燃性に優
れた絶縁電線を得ることができるということを見出だし
た。
研究した結果、軟化点が300〜700℃で、かつ、7
00℃以上で結晶化するフリットを、ポリオレフィンお
よびマグネシウム水酸化物と共に混和すれば難燃性に優
れた絶縁電線を得ることができるということを見出だし
た。
【0021】本発明の難燃性絶縁電線は、導体(例え
ば、すずメッキ銅線)上に、ポリオレフィン100重量
部に対して、マグネシウム水酸化物を50〜300重量
部と300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700℃
以上で結晶化するフリット(例えば、シープリマイクロ
ファイン;BRUNNER MOND社製)を5〜10
0重量部混和してなる組成物を被覆して絶縁層を形成
し、その絶縁層を架橋してなるものである。
ば、すずメッキ銅線)上に、ポリオレフィン100重量
部に対して、マグネシウム水酸化物を50〜300重量
部と300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700℃
以上で結晶化するフリット(例えば、シープリマイクロ
ファイン;BRUNNER MOND社製)を5〜10
0重量部混和してなる組成物を被覆して絶縁層を形成
し、その絶縁層を架橋してなるものである。
【0022】本発明の難燃性絶縁電線に用いられるポリ
オレフィンとしては、ポリエチレン、エチレンプロピレ
ンゴム、エチレンブテンコポリマ、エチレンオクテンコ
ポリマ、超低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコ
ポリマ、エチレンメチルアクリレートコポリマ、エチレ
ンエチルアクリレートコポリマなどが挙げられるが、マ
グネシウム水酸化物を高充填する際の機械特性の低下が
少なく、かつ、可撓性に優れるエチレンブテンコポリ
マ、エチレンオクテンコポリマ、超低密度ポリエチレ
ン、エチレン酢酸ビニルコポリマなどが特に好ましい。
オレフィンとしては、ポリエチレン、エチレンプロピレ
ンゴム、エチレンブテンコポリマ、エチレンオクテンコ
ポリマ、超低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコ
ポリマ、エチレンメチルアクリレートコポリマ、エチレ
ンエチルアクリレートコポリマなどが挙げられるが、マ
グネシウム水酸化物を高充填する際の機械特性の低下が
少なく、かつ、可撓性に優れるエチレンブテンコポリ
マ、エチレンオクテンコポリマ、超低密度ポリエチレ
ン、エチレン酢酸ビニルコポリマなどが特に好ましい。
【0023】本発明の難燃性絶縁電線に用いられるマグ
ネシウム水酸化物としては、マグネシウムと水酸基を含
む化合物であればよいが、例えば、水酸化マグネシウ
ム、ニッケルまたは亜鉛と水酸化マグネシウムとの固溶
体、ハイドロタルサイトなどが挙げられる。特に、シラ
ンカップリング剤でこれらのマグネシウム水酸化物の表
面を処理したものが好ましい。
ネシウム水酸化物としては、マグネシウムと水酸基を含
む化合物であればよいが、例えば、水酸化マグネシウ
ム、ニッケルまたは亜鉛と水酸化マグネシウムとの固溶
体、ハイドロタルサイトなどが挙げられる。特に、シラ
ンカップリング剤でこれらのマグネシウム水酸化物の表
面を処理したものが好ましい。
【0024】本発明の難燃性絶縁電線に用いられるフリ
ットとして、シープリマイクロファインを挙げている
が、特にこれに限定するものではなく、300〜700
℃の範囲で軟化し、かつ、700℃以上で結晶化する形
状保持性に優れたものであればよく、特に、耐水性の低
下を抑制するフェノール樹脂などで表面処理されたもの
が好ましい。
ットとして、シープリマイクロファインを挙げている
が、特にこれに限定するものではなく、300〜700
℃の範囲で軟化し、かつ、700℃以上で結晶化する形
状保持性に優れたものであればよく、特に、耐水性の低
下を抑制するフェノール樹脂などで表面処理されたもの
が好ましい。
【0025】また、本発明の難燃性絶縁電線において
は、ポリオレフィン、マグネシウム水酸化物、およびフ
リットの他に、適宜、難燃助剤、酸化防止剤、滑剤、着
色剤などを添加(混和)してもよい。
は、ポリオレフィン、マグネシウム水酸化物、およびフ
リットの他に、適宜、難燃助剤、酸化防止剤、滑剤、着
色剤などを添加(混和)してもよい。
【0026】難燃助剤としては、シリコーン生ゴム、カ
ーボンブラックなどが挙げられ、シリコーン生ゴムとし
ては、例えば、ジメチルシリコーン生ゴム、メチルフェ
ニルシリコーン生ゴム、メチルビニルシリコーン生ゴ
ム、メチルフェニルビニルシリコーン生ゴムなどが好ま
しい。また、酸化防止剤としては、ヒンダードフェノー
ルなどが挙げられる。
ーボンブラックなどが挙げられ、シリコーン生ゴムとし
ては、例えば、ジメチルシリコーン生ゴム、メチルフェ
ニルシリコーン生ゴム、メチルビニルシリコーン生ゴ
ム、メチルフェニルビニルシリコーン生ゴムなどが好ま
しい。また、酸化防止剤としては、ヒンダードフェノー
ルなどが挙げられる。
【0027】次に、本発明の作用を説明する。
【0028】ポリオレフィン(例えば、エチレンブテン
コポリマ)100重量部に対して、マグネシウム水酸化
物(例えば、水酸化マグネシウム)を50〜300重量
部、300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700℃
以上で結晶化するフリット(例えば、シープリマイクロ
ファイン)を5〜100重量部添加し、適宜、架橋剤、
酸化防止剤、滑剤、充填剤、着色剤を添加する。
コポリマ)100重量部に対して、マグネシウム水酸化
物(例えば、水酸化マグネシウム)を50〜300重量
部、300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700℃
以上で結晶化するフリット(例えば、シープリマイクロ
ファイン)を5〜100重量部添加し、適宜、架橋剤、
酸化防止剤、滑剤、充填剤、着色剤を添加する。
【0029】この組成物を高温(例えば、120℃)に
保持したロール混練機に投入してロール混練を行う。そ
の後、高温(例えば、120℃)に保持した押出機を用
いて、導体上に混練後の組成物を所定の厚さで押出被覆
する。その後、有機過酸化物や電子線照射などによって
架橋し、難燃性絶縁電線を得る。
保持したロール混練機に投入してロール混練を行う。そ
の後、高温(例えば、120℃)に保持した押出機を用
いて、導体上に混練後の組成物を所定の厚さで押出被覆
する。その後、有機過酸化物や電子線照射などによって
架橋し、難燃性絶縁電線を得る。
【0030】本発明の難燃性絶縁電線は、難燃剤として
無機系難燃剤であるマグネシウム水酸化物を用いている
ため、絶縁層の燃焼時にハロゲンガスなどの有毒ガスを
発生しない。また、300〜700℃の範囲で軟化し、
かつ、700℃以上で結晶化するフリットを絶縁層を構
成する組成物中に添加しているため、絶縁層の燃焼時に
フリットがガラス化し、絶縁層の延焼を防ぐことができ
る。
無機系難燃剤であるマグネシウム水酸化物を用いている
ため、絶縁層の燃焼時にハロゲンガスなどの有毒ガスを
発生しない。また、300〜700℃の範囲で軟化し、
かつ、700℃以上で結晶化するフリットを絶縁層を構
成する組成物中に添加しているため、絶縁層の燃焼時に
フリットがガラス化し、絶縁層の延焼を防ぐことができ
る。
【0031】
(実施例1)ポリオレフィンとしてメルトフローレイト
(MFR;190℃)が0.6で、かつ、ブタン含量が
17wt%のエチレンブテンコポリマ100重量部に対
して、マグネシウム水酸化物として粒径が0.8μm
で、かつ、エトキシビニルシランで0.5wt%表面処
理された水酸化マグネシウムAを140重量部、フリッ
トとしてリゾール型フェノールで5%表面処理されたシ
ープリマイクロファイン(BRUNNER MOND社
製)からなるフリットAを20重量部、架橋剤としてジ
クミルパーオキサイドを3重量部、酸化防止剤としてイ
ルガノックス1010(チバガイギー社製)を0.5重
量部、滑剤としてステアリン酸を0.5重量部、充填剤
としてFEFカーボンを10重量部添加する。
(MFR;190℃)が0.6で、かつ、ブタン含量が
17wt%のエチレンブテンコポリマ100重量部に対
して、マグネシウム水酸化物として粒径が0.8μm
で、かつ、エトキシビニルシランで0.5wt%表面処
理された水酸化マグネシウムAを140重量部、フリッ
トとしてリゾール型フェノールで5%表面処理されたシ
ープリマイクロファイン(BRUNNER MOND社
製)からなるフリットAを20重量部、架橋剤としてジ
クミルパーオキサイドを3重量部、酸化防止剤としてイ
ルガノックス1010(チバガイギー社製)を0.5重
量部、滑剤としてステアリン酸を0.5重量部、充填剤
としてFEFカーボンを10重量部添加する。
【0032】この組成物を120℃に保持した8インチ
ロールに投入してロール混練を行う。その後、120℃
に保持した40mm押出機(L/D=20)を用いて、
断面積が5.5mm2 のすずメッキ銅線(導体)上に、
混練後の組成物を厚さ1.1mmで押出被覆する。その
後、1.8MPaの水蒸気で90秒間架橋し、難燃性絶
縁電線を作製した。
ロールに投入してロール混練を行う。その後、120℃
に保持した40mm押出機(L/D=20)を用いて、
断面積が5.5mm2 のすずメッキ銅線(導体)上に、
混練後の組成物を厚さ1.1mmで押出被覆する。その
後、1.8MPaの水蒸気で90秒間架橋し、難燃性絶
縁電線を作製した。
【0033】(実施例2)エチレンブテンコポリマ10
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを200重量
部、フリットAを20重量部、ジクミルパーオキサイド
を3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、
ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重
量部添加する。
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを200重量
部、フリットAを20重量部、ジクミルパーオキサイド
を3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、
ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重
量部添加する。
【0034】その後、実施例1と同様にして難燃性絶縁
電線を作製した。
電線を作製した。
【0035】(実施例3)メルトフローレイトが0.5
で、かつ、オクテン含量が25wt%のエチレンオクテ
ンコポリマ100重量部に対して、水酸化マグネシウム
を160重量部(水酸化マグネシウムAを100重量部
と粒径が0.8μmで、かつ、ステアリン酸で2.5%
表面処理された水酸化マグネシウムBを60重量部を混
合したもの)、フリットAを30重量部、ジクミルパー
オキサイドを3重量部、イルガノックス1010を0.
5重量部、ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボ
ンを10重量部添加する。
で、かつ、オクテン含量が25wt%のエチレンオクテ
ンコポリマ100重量部に対して、水酸化マグネシウム
を160重量部(水酸化マグネシウムAを100重量部
と粒径が0.8μmで、かつ、ステアリン酸で2.5%
表面処理された水酸化マグネシウムBを60重量部を混
合したもの)、フリットAを30重量部、ジクミルパー
オキサイドを3重量部、イルガノックス1010を0.
5重量部、ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボ
ンを10重量部添加する。
【0036】その後、実施例1と同様にして難燃性絶縁
電線を作製した。
電線を作製した。
【0037】(実施例4)ポリオレフィン100重量部
(エチレンブテンコポリマ50重量部とメルトフローレ
イトが0.4で、かつ、密度が0.90g/cm3 の超
低密度ポリエチレン50重量部を混合したもの)に対し
て、水酸化マグネシウムを190重量部(水酸化マグネ
シウムAを120重量部と水酸化マグネシウムBを70
重量部混合したもの)、表面無処理のシープリマイクロ
ファインからなるフリットBを10重量部、ジクミルパ
ーオキサイドを3重量部、イルガノックス1010を
0.5重量部、ステアリン酸を0.5重量部、FEFカ
ーボンを10重量部添加する。
(エチレンブテンコポリマ50重量部とメルトフローレ
イトが0.4で、かつ、密度が0.90g/cm3 の超
低密度ポリエチレン50重量部を混合したもの)に対し
て、水酸化マグネシウムを190重量部(水酸化マグネ
シウムAを120重量部と水酸化マグネシウムBを70
重量部混合したもの)、表面無処理のシープリマイクロ
ファインからなるフリットBを10重量部、ジクミルパ
ーオキサイドを3重量部、イルガノックス1010を
0.5重量部、ステアリン酸を0.5重量部、FEFカ
ーボンを10重量部添加する。
【0038】その後、実施例1と同様にして難燃性絶縁
電線を作製した。
電線を作製した。
【0039】(比較例1)エチレンブテンコポリマ10
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを30重量
部、フリットAを10重量部、ジクミルパーオキサイド
を3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、
ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重
量部添加する。
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを30重量
部、フリットAを10重量部、ジクミルパーオキサイド
を3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、
ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重
量部添加する。
【0040】その後、実施例1と同様にして絶縁電線を
作製した。
作製した。
【0041】(比較例2)エチレンブテンコポリマ10
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを350重量
部、フリットAを20重量部、ジクミルパーオキサイド
を3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、
ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重
量部添加する。
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを350重量
部、フリットAを20重量部、ジクミルパーオキサイド
を3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、
ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重
量部添加する。
【0042】その後、実施例1と同様にして絶縁電線を
作製した。
作製した。
【0043】(比較例3)エチレンブテンコポリマ10
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを120重量
部、フリットAを2重量部、ジクミルパーオキサイドを
3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、ス
テアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重量
部添加する。
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを120重量
部、フリットAを2重量部、ジクミルパーオキサイドを
3重量部、イルガノックス1010を0.5重量部、ス
テアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを10重量
部添加する。
【0044】その後、実施例1と同様にして絶縁電線を
作製した。
作製した。
【0045】(比較例4)エチレンブテンコポリマ10
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを150重量
部、フリットAを150重量部、ジクミルパーオキサイ
ドを3重量部、イルガノックス1010を0.5重量
部、ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを1
0重量部添加する。
0重量部に対して、水酸化マグネシウムAを150重量
部、フリットAを150重量部、ジクミルパーオキサイ
ドを3重量部、イルガノックス1010を0.5重量
部、ステアリン酸を0.5重量部、FEFカーボンを1
0重量部添加する。
【0046】その後、実施例1と同様にして絶縁電線を
作製した。
作製した。
【0047】実施例1〜4および比較例1〜4の難燃性
絶縁電線または絶縁電線における絶縁層の組成、試験の
評価を表1に示す。
絶縁電線または絶縁電線における絶縁層の組成、試験の
評価を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1における各評価項目の試験方法を以下
に示す。
に示す。
【0050】 引張特性(引張強さ、伸び) 難燃性絶縁電線または絶縁電線より導体を引き抜いた各
チューブについて、ショッパー型引張試験機を用いて、
500mm/minの速度で引張試験を行った。
チューブについて、ショッパー型引張試験機を用いて、
500mm/minの速度で引張試験を行った。
【0051】 難燃性 各難燃性絶縁電線または絶縁電線を撚線にしてケーブル
を構成し、そのケーブルの難燃性を評価した。難燃性の
評価はIEEE規格に準拠し、2.4m長のケーブルを
16本垂直に並べ、下方から70,000BTU/hr
の炎を20min当てた後に、炎を当てるのを止める。
その後、ケーブルが1.8m未満の延焼で自己消火した
ものを合格、1.8m以上に延焼したものを不合格とし
た。
を構成し、そのケーブルの難燃性を評価した。難燃性の
評価はIEEE規格に準拠し、2.4m長のケーブルを
16本垂直に並べ、下方から70,000BTU/hr
の炎を20min当てた後に、炎を当てるのを止める。
その後、ケーブルが1.8m未満の延焼で自己消火した
ものを合格、1.8m以上に延焼したものを不合格とし
た。
【0052】表1に示すように、実施例1〜4の難燃性
絶縁電線においては、電気用品取締法の架橋ポリエチレ
ン規格(引張強さ(TS)9.8MPa以上、伸び(T
E)300%以上)を満足し、引張特性(引張強さ、伸
び)に優れている。また、難燃性は、VTFTに合格す
る。
絶縁電線においては、電気用品取締法の架橋ポリエチレ
ン規格(引張強さ(TS)9.8MPa以上、伸び(T
E)300%以上)を満足し、引張特性(引張強さ、伸
び)に優れている。また、難燃性は、VTFTに合格す
る。
【0053】これに対して、比較例1の絶縁電線は、引
張特性は非常に優れているものの、水酸化マグネシウム
の配合量が30重量部しかなく、マグネシウム水酸化物
の配合量が規定範囲(50〜300重量部)外であるた
め、難燃性が良好でない。
張特性は非常に優れているものの、水酸化マグネシウム
の配合量が30重量部しかなく、マグネシウム水酸化物
の配合量が規定範囲(50〜300重量部)外であるた
め、難燃性が良好でない。
【0054】比較例2の絶縁電線は、難燃性は良好であ
るものの、水酸化マグネシウムを350重量部も配合し
ており、水酸化マグネシウム配合量が規定範囲(50〜
300重量部)外であるため、引張特性が著しく悪い。
るものの、水酸化マグネシウムを350重量部も配合し
ており、水酸化マグネシウム配合量が規定範囲(50〜
300重量部)外であるため、引張特性が著しく悪い。
【0055】比較例3の絶縁電線は、引張特性は非常に
優れているものの、フリットの配合量が2重量部しかな
く、フリット配合量が規定範囲(5〜100重量部)外
であるため、難燃性が良好でない。
優れているものの、フリットの配合量が2重量部しかな
く、フリット配合量が規定範囲(5〜100重量部)外
であるため、難燃性が良好でない。
【0056】比較例4の絶縁電線は、難燃性は良好であ
るものの、フリットを150重量部も配合しており、フ
リット配合量が規定範囲(5〜100重量部)外である
ため、引張特性が著しく悪い。
るものの、フリットを150重量部も配合しており、フ
リット配合量が規定範囲(5〜100重量部)外である
ため、引張特性が著しく悪い。
【0057】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0058】(1) 絶縁材料に要求される機械特性を
満足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃性絶縁電線を
得ることができる。
満足し、かつ、優れた難燃性を有する難燃性絶縁電線を
得ることができる。
【0059】(2) 難燃剤として無機系難燃剤を用い
ているため、燃焼時にハロゲンガスなどの有害なガスが
発生しない。
ているため、燃焼時にハロゲンガスなどの有害なガスが
発生しない。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 3/44 H01B 3/44 P
Claims (4)
- 【請求項1】 導体上に、ポリオレフィン100重量部
に対してマグネシウム水酸化物を50〜300重量部、
および300〜700℃の範囲で軟化し、かつ、700
℃以上で結晶化するフリットを5〜100重量部混和し
てなる組成物を被覆して絶縁層を形成し、その絶縁層を
架橋してなることを特徴とする難燃性絶縁電線。 - 【請求項2】 上記フリットを、耐水性の低下を抑制す
る樹脂で表面処理している請求項1記載の難燃性絶縁電
線。 - 【請求項3】 上記ポリオレフィンが、エチレンブテン
コポリマ、エチレンオクテンコポリマ、超低密度ポリエ
チレン、エチレン酢酸ビニルコポリマである請求項1お
よび請求項2記載の難燃性絶縁電線。 - 【請求項4】 上記マグネシウム水酸化物が、シランカ
ップリング剤で表面処理された請求項1乃至請求項3記
載の難燃性絶縁電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131947A JPH09320358A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 難燃性絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131947A JPH09320358A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 難燃性絶縁電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09320358A true JPH09320358A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15069937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8131947A Pending JPH09320358A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 難燃性絶縁電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09320358A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003069A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Fujikura Ltd | シリコーン樹脂組成物およびそれを用いた低圧耐火ケーブル |
JP2003012926A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Fujikura Ltd | シリコーン樹脂組成物およびそれを用いた低圧耐火ケーブル |
JP2008226850A (ja) * | 2008-04-14 | 2008-09-25 | Riken Technos Corp | 難燃性熱可塑性エラストマー樹脂組成物およびその製造方法 |
CN101914237A (zh) * | 2010-09-03 | 2010-12-15 | 东华大学 | 无卤无磷改性氢氧化镁阻燃乙烯-醋酸乙烯酯共聚物及其制备方法 |
JP2012014910A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 絶縁電線 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8131947A patent/JPH09320358A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003069A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Fujikura Ltd | シリコーン樹脂組成物およびそれを用いた低圧耐火ケーブル |
JP2003012926A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Fujikura Ltd | シリコーン樹脂組成物およびそれを用いた低圧耐火ケーブル |
JP2008226850A (ja) * | 2008-04-14 | 2008-09-25 | Riken Technos Corp | 難燃性熱可塑性エラストマー樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2012014910A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 絶縁電線 |
CN101914237A (zh) * | 2010-09-03 | 2010-12-15 | 东华大学 | 无卤无磷改性氢氧化镁阻燃乙烯-醋酸乙烯酯共聚物及其制备方法 |
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