JPH09328158A - 金属製キャップ - Google Patents
金属製キャップInfo
- Publication number
- JPH09328158A JPH09328158A JP8144643A JP14464396A JPH09328158A JP H09328158 A JPH09328158 A JP H09328158A JP 8144643 A JP8144643 A JP 8144643A JP 14464396 A JP14464396 A JP 14464396A JP H09328158 A JPH09328158 A JP H09328158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- top plate
- cap
- container
- cap body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/348—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt the tamper element being rolled or pressed to conform to the shape of the container, e.g. metallic closures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な密封性と、容器内圧が異常に上昇した
場合にガスを放出する機能の両方を兼ね備えるキャップ
の提供。 【解決手段】 天板部11とその周縁から垂下した筒部12
とからなる金属製のキャップ本体13と、該キャップ本体
の天板部内面に設けられた板状の合成樹脂製のライナー
14とを備え、かつ上記ライナーの周縁部に、該キャップ
本体を装着するべき容器口部上端面の外径と略等しい位
置まで達する少なくとも1個の切欠部15または溝が設け
られてなる金属製キャップにおいて、上記ライナーの中
央部16のみがキャップ本体の天板部内面に接着され、他
部17は該天板部内面に非接着とされてなることを特徴と
する金属製キャップ10である。
場合にガスを放出する機能の両方を兼ね備えるキャップ
の提供。 【解決手段】 天板部11とその周縁から垂下した筒部12
とからなる金属製のキャップ本体13と、該キャップ本体
の天板部内面に設けられた板状の合成樹脂製のライナー
14とを備え、かつ上記ライナーの周縁部に、該キャップ
本体を装着するべき容器口部上端面の外径と略等しい位
置まで達する少なくとも1個の切欠部15または溝が設け
られてなる金属製キャップにおいて、上記ライナーの中
央部16のみがキャップ本体の天板部内面に接着され、他
部17は該天板部内面に非接着とされてなることを特徴と
する金属製キャップ10である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の口部に装着
されて容器口部を閉止する金属製キャップに関し、特に
容器の内圧が高まった時に容器内の気体を外部に放出す
る機能を有する金属製キャップに関する。
されて容器口部を閉止する金属製キャップに関し、特に
容器の内圧が高まった時に容器内の気体を外部に放出す
る機能を有する金属製キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の金属製キャップとして、実開昭
64−51053号公報に記載のキャップが提案されて
いる。図5は同公報に記載されたキャップを示すもので
あり、このキャップは、円形の天板部1とその周縁から
垂下した筒部2とからなる金属製のキャップ本体3と、
該キャップ本体3の天板部1内面に設けられた板状の合
成樹脂製のライナー4とを備えて構成されている。さら
に、このキャップでは、ライナー4の周縁部に、該キャ
ップ本体3を装着するべき容器口部5の上端面6の外径
と略等しい位置まで達する少なくとも1個の切欠部7が
設けられている。このキャップは、容器口部5に被せて
筒部2を容器口部5の雄ネジに合わせて塑性変形させる
ことによって容器口部5に装着される。このキャップ
は、容器の内圧が異常に上昇した場合に、容器内部のガ
スをライナー4の切欠部7から外部に放出できるように
構成されている。
64−51053号公報に記載のキャップが提案されて
いる。図5は同公報に記載されたキャップを示すもので
あり、このキャップは、円形の天板部1とその周縁から
垂下した筒部2とからなる金属製のキャップ本体3と、
該キャップ本体3の天板部1内面に設けられた板状の合
成樹脂製のライナー4とを備えて構成されている。さら
に、このキャップでは、ライナー4の周縁部に、該キャ
ップ本体3を装着するべき容器口部5の上端面6の外径
と略等しい位置まで達する少なくとも1個の切欠部7が
設けられている。このキャップは、容器口部5に被せて
筒部2を容器口部5の雄ネジに合わせて塑性変形させる
ことによって容器口部5に装着される。このキャップ
は、容器の内圧が異常に上昇した場合に、容器内部のガ
スをライナー4の切欠部7から外部に放出できるように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来品にあっては、容器の内圧が異常に上昇した場合に容
器内部のガスを確実に放出することが難しかった。すな
わち、切欠部7の先端(径方向内方端)を径方向内方側
に延して切欠部7を深くすると、ガスの抜けは良くなる
ものの、密封性が悪化し易くなり、容器内が減圧状態と
なった場合に切欠部7から空気が吸い込まれて減圧状態
を維持できなかったり、液漏れを生じ易い問題が生じ
る。一方、切欠部7が浅いと、密封性は良くなるもの
の、容器内圧が異常に上昇しても切欠部7から容器内の
ガスを確実に放出できないという不具合があった。した
がって、従来品においては、容器内部の減圧状態を維持
することができる十分な密封性と、容器内圧が異常に上
昇した場合にガスを放出する機能の両方を兼ね備えたキ
ャップを提供することが困難であった。
来品にあっては、容器の内圧が異常に上昇した場合に容
器内部のガスを確実に放出することが難しかった。すな
わち、切欠部7の先端(径方向内方端)を径方向内方側
に延して切欠部7を深くすると、ガスの抜けは良くなる
ものの、密封性が悪化し易くなり、容器内が減圧状態と
なった場合に切欠部7から空気が吸い込まれて減圧状態
を維持できなかったり、液漏れを生じ易い問題が生じ
る。一方、切欠部7が浅いと、密封性は良くなるもの
の、容器内圧が異常に上昇しても切欠部7から容器内の
ガスを確実に放出できないという不具合があった。した
がって、従来品においては、容器内部の減圧状態を維持
することができる十分な密封性と、容器内圧が異常に上
昇した場合にガスを放出する機能の両方を兼ね備えたキ
ャップを提供することが困難であった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、容器内部の減圧状態を維持することができる十分な
密封性と、容器内圧が異常に上昇した場合にガスを放出
する機能の両方を兼ね備えるキャップの提供を課題とし
ている。
で、容器内部の減圧状態を維持することができる十分な
密封性と、容器内圧が異常に上昇した場合にガスを放出
する機能の両方を兼ね備えるキャップの提供を課題とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために鋭意研究を重ねた結果、従来品はライナー
の天板部側の面を全て天板部内面に接着固定していたた
めに、その接着部分の機械強度が高められ、このキャッ
プを装着した容器内圧が異常に高くなった場合でもキャ
ップの天板部が上方に膨出し難いために、切欠部による
ガス放出機能が十分発揮されず、上述した不具合を生じ
ていたことを見出した。さらに、ライナーの中央部のみ
を天板部内面に接着すること、その接着部の面積と非接
着部の面積の比を特定範囲内とすることによって、容器
内部の減圧状態を維持することができる十分な密封性
と、容器内圧が異常に上昇した場合にガスを放出する機
能の両方を兼ね備えたキャップが得られることを見出
し、本発明を完成させた。
決するために鋭意研究を重ねた結果、従来品はライナー
の天板部側の面を全て天板部内面に接着固定していたた
めに、その接着部分の機械強度が高められ、このキャッ
プを装着した容器内圧が異常に高くなった場合でもキャ
ップの天板部が上方に膨出し難いために、切欠部による
ガス放出機能が十分発揮されず、上述した不具合を生じ
ていたことを見出した。さらに、ライナーの中央部のみ
を天板部内面に接着すること、その接着部の面積と非接
着部の面積の比を特定範囲内とすることによって、容器
内部の減圧状態を維持することができる十分な密封性
と、容器内圧が異常に上昇した場合にガスを放出する機
能の両方を兼ね備えたキャップが得られることを見出
し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち、本発明の請求項1に係る発明
は、天板部とその周縁から垂下した筒部とからなる金属
製のキャップ本体と、該キャップ本体の天板部内面に設
けられた板状の合成樹脂製のライナーとを備え、かつ上
記ライナーの周縁部に、該キャップ本体を装着するべき
容器口部上端面の外径と略等しい位置まで達する少なく
とも1個の切欠部または溝が設けられてなる金属製キャ
ップにおいて、上記ライナーの中央部のみがキャップ本
体の天板部内面に接着され、他部は該天板部内面に非接
着とされてなることを特徴とする金属製キャップであ
る。請求項2に係る発明は、上記切欠部が、上記容器口
部上端面の外径と内径との間に達するように形成された
ことを特徴とする請求項1記載の金属製キャップであ
る。請求項3に係る発明は、上記ライナーの接着部分の
面積と非接着部分の面積の比を1:1.5〜3としたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の金属製キャップ
である。請求項4に係る発明は、上記切欠部の幅を1.
0〜10.0mmとしたことを特徴とする請求項1から
3のいずれか1項記載の金属製キャップである。請求項
5に係る発明は、上記キャップ本体の筒部上端部に、ガ
ス放出孔を穿設したことを特徴とする請求項1から4の
いずれか1項記載の金属製キャップである。
は、天板部とその周縁から垂下した筒部とからなる金属
製のキャップ本体と、該キャップ本体の天板部内面に設
けられた板状の合成樹脂製のライナーとを備え、かつ上
記ライナーの周縁部に、該キャップ本体を装着するべき
容器口部上端面の外径と略等しい位置まで達する少なく
とも1個の切欠部または溝が設けられてなる金属製キャ
ップにおいて、上記ライナーの中央部のみがキャップ本
体の天板部内面に接着され、他部は該天板部内面に非接
着とされてなることを特徴とする金属製キャップであ
る。請求項2に係る発明は、上記切欠部が、上記容器口
部上端面の外径と内径との間に達するように形成された
ことを特徴とする請求項1記載の金属製キャップであ
る。請求項3に係る発明は、上記ライナーの接着部分の
面積と非接着部分の面積の比を1:1.5〜3としたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の金属製キャップ
である。請求項4に係る発明は、上記切欠部の幅を1.
0〜10.0mmとしたことを特徴とする請求項1から
3のいずれか1項記載の金属製キャップである。請求項
5に係る発明は、上記キャップ本体の筒部上端部に、ガ
ス放出孔を穿設したことを特徴とする請求項1から4の
いずれか1項記載の金属製キャップである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の金属製キャップの
一例を示すものである。このキャップ10は、円形の天
板部11とその周縁から垂下した筒部12とからなる金
属製のキャップ本体13と、該キャップ本体13の天板
部11内面側に、板状の合成樹脂製のライナー14とを
備えて構成されている。このライナー14の周縁には、
該キャップ本体13を装着するべき容器口部5の上端面
6の外径と略等しい位置まで達する少なくとも1個(本
例では図2においては3個)の切欠部15が形成されて
いる。このライナー14は、中央部(接着部分16)の
みが天板部11内面と接着し、他部は天板部11内面と
接着されていない非接着部分17になっている。
一例を示すものである。このキャップ10は、円形の天
板部11とその周縁から垂下した筒部12とからなる金
属製のキャップ本体13と、該キャップ本体13の天板
部11内面側に、板状の合成樹脂製のライナー14とを
備えて構成されている。このライナー14の周縁には、
該キャップ本体13を装着するべき容器口部5の上端面
6の外径と略等しい位置まで達する少なくとも1個(本
例では図2においては3個)の切欠部15が形成されて
いる。このライナー14は、中央部(接着部分16)の
みが天板部11内面と接着し、他部は天板部11内面と
接着されていない非接着部分17になっている。
【0008】キャップ本体13の筒部12には、複数の
細いブリッジ18を残して穿孔されたスコア19が周方
向に沿って複数形成され、該スコア19より上方の主部
20と該スコア19より下方のタンパーエビデンスリン
グ部(以下、TEリング部と略記する)21に区画され
ている。キャップ本体13はアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金から形成され、その板厚は概ね0.15〜
0.27mm程度とされている。
細いブリッジ18を残して穿孔されたスコア19が周方
向に沿って複数形成され、該スコア19より上方の主部
20と該スコア19より下方のタンパーエビデンスリン
グ部(以下、TEリング部と略記する)21に区画され
ている。キャップ本体13はアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金から形成され、その板厚は概ね0.15〜
0.27mm程度とされている。
【0009】図2はライナー14を示すものであり、こ
のライナー14は、ポリエチレンなどのオレフィン系樹
脂を主成分とし、厚さ0.5〜2.0mm程度の板材ま
たはシートを容器口部5の上端面6の外径R1よりも大
きい外径を有する円形に打ち抜いて作製されている。ラ
イナーの周縁に形成された切欠部15は、略U字または
角形に形成され、これらの切欠部15の先端(径方向内
方端)は、容器口部5の上端面6の外径R1と内径R2の
間にある直径rの円(R2<r<R1)に接するように形
成されている。またライナー周縁から円rに達する切欠
部15の先端までの長さ、すなわち切欠部15の切欠深
さYは、通常0.5〜5.0mmとされ、好ましくは
1.0〜4.0mmとされる。
のライナー14は、ポリエチレンなどのオレフィン系樹
脂を主成分とし、厚さ0.5〜2.0mm程度の板材ま
たはシートを容器口部5の上端面6の外径R1よりも大
きい外径を有する円形に打ち抜いて作製されている。ラ
イナーの周縁に形成された切欠部15は、略U字または
角形に形成され、これらの切欠部15の先端(径方向内
方端)は、容器口部5の上端面6の外径R1と内径R2の
間にある直径rの円(R2<r<R1)に接するように形
成されている。またライナー周縁から円rに達する切欠
部15の先端までの長さ、すなわち切欠部15の切欠深
さYは、通常0.5〜5.0mmとされ、好ましくは
1.0〜4.0mmとされる。
【0010】これら切欠部15の形状は、この例示に限
定されることなく、半円形、長半円形、楕円形、V字形
などとして良く、また径方向外方に向けて広がったまた
は窄まった形状としても良い。切欠部15の幅Xは1.
0〜10.0mm程度とされる。この幅が10.0mm
より大きいと、切欠部15以外の周縁部が少なくなって
密封性や角部の耐衝撃性が劣化することになる。また、
この幅が1.0mmより小さいと、切欠部15からのガ
ス放出が困難となる。
定されることなく、半円形、長半円形、楕円形、V字形
などとして良く、また径方向外方に向けて広がったまた
は窄まった形状としても良い。切欠部15の幅Xは1.
0〜10.0mm程度とされる。この幅が10.0mm
より大きいと、切欠部15以外の周縁部が少なくなって
密封性や角部の耐衝撃性が劣化することになる。また、
この幅が1.0mmより小さいと、切欠部15からのガ
ス放出が困難となる。
【0011】このライナー14は、アルミキャップ内面
の塗料に含まれた酸化ポリエチレンとライナー材のポリ
エチレンを、アルミキャップ外面からの熱板の熱で溶融
させ、所定の外径を有したポンチ(プランジャーヘッ
ド)で必要部分にのみ圧力を加えることで圧着固定され
ている。このポンチの外径を変更することで圧着の面積
は適宜設定することができる。
の塗料に含まれた酸化ポリエチレンとライナー材のポリ
エチレンを、アルミキャップ外面からの熱板の熱で溶融
させ、所定の外径を有したポンチ(プランジャーヘッ
ド)で必要部分にのみ圧力を加えることで圧着固定され
ている。このポンチの外径を変更することで圧着の面積
は適宜設定することができる。
【0012】ライナー14と天板部11とが接着された
接着部分16の面積と非接着部分17との面積の割合
は、接着部分:非接着部分=1:1.5〜3程度、すな
わち接着部分16の面積がライナー14の天板部側面積
の25〜40%となるように設定される。接着部分16
の面積が40%より大きいと、天板部11にライナー1
4が接着した接着部分16が中央部から周縁部まで達す
ることにより天板部11の機械強度が高くなり、容器内
圧が異常に高まったときに天板部11の上方への膨出が
抑制され、容器内のガスを切欠部15からスムーズに放
出することが困難となる。また、接着部分16の面積が
25%より小さいと、ライナー14と天板部11との接
着が弱まって、キャップ搬送時などの振動や衝撃によっ
てキャップ本体13からライナー14が外れ易くなり、
好ましくない。
接着部分16の面積と非接着部分17との面積の割合
は、接着部分:非接着部分=1:1.5〜3程度、すな
わち接着部分16の面積がライナー14の天板部側面積
の25〜40%となるように設定される。接着部分16
の面積が40%より大きいと、天板部11にライナー1
4が接着した接着部分16が中央部から周縁部まで達す
ることにより天板部11の機械強度が高くなり、容器内
圧が異常に高まったときに天板部11の上方への膨出が
抑制され、容器内のガスを切欠部15からスムーズに放
出することが困難となる。また、接着部分16の面積が
25%より小さいと、ライナー14と天板部11との接
着が弱まって、キャップ搬送時などの振動や衝撃によっ
てキャップ本体13からライナー14が外れ易くなり、
好ましくない。
【0013】図3は容器口部6にキャップ10を装着し
た状態を示すものである。このキャップ装着状態にあっ
ては、キャップ本体13の筒部が容器口部5の雄ネジ2
2に沿うように成形されるとともに、キャップ本体13
のTEリング部21の下端部は、容器口部5の雄ネジ2
2直下の膨出段部23の下端面を覆うように成形加工さ
れている。また、このキャップ装着状態にあっては、ラ
イナー14の切欠部15の先端が容器口部5の上端面6
に位置している。切欠部15以外のライナー14の周縁
は、容器口部上端面6を越えて容器口部の外側面に接し
ている。
た状態を示すものである。このキャップ装着状態にあっ
ては、キャップ本体13の筒部が容器口部5の雄ネジ2
2に沿うように成形されるとともに、キャップ本体13
のTEリング部21の下端部は、容器口部5の雄ネジ2
2直下の膨出段部23の下端面を覆うように成形加工さ
れている。また、このキャップ装着状態にあっては、ラ
イナー14の切欠部15の先端が容器口部5の上端面6
に位置している。切欠部15以外のライナー14の周縁
は、容器口部上端面6を越えて容器口部の外側面に接し
ている。
【0014】容器口部上端面は、ライナー14に当接し
て気密に閉止されており、60〜80℃程度に加温した
液体を容器に充填してキャップ10を装着する充填方法
(以下、ホット充填という)を行い、液体の冷却に伴っ
て容器内部が減圧状態となった場合にも、切欠部15か
ら空気が侵入したり、或いは容器内の液体が漏れ出すこ
とがない。
て気密に閉止されており、60〜80℃程度に加温した
液体を容器に充填してキャップ10を装着する充填方法
(以下、ホット充填という)を行い、液体の冷却に伴っ
て容器内部が減圧状態となった場合にも、切欠部15か
ら空気が侵入したり、或いは容器内の液体が漏れ出すこ
とがない。
【0015】容器口部5に装着されたキャップ10を開
栓方向に回すと、キャップ本体13の主部20は雄ネジ
22に沿って回転しつつ上昇し、TEリング部21は下
端部が容器の膨出段部23に係止して上昇が阻止される
ことから、主部20とTEリング部21とを連結した複
数のブリッジ18に引張力が作用して、ブリッジ18が
切断されTEリング部21が主部20から切り離され
る。さらに主部20を開栓方向に回して容器口部5から
取り外す。容器内の液体を飲用した後、容器口部5にキ
ャップ10の主部20を被せて閉栓方向に回して閉止す
れば容器口部5が再閉止される。
栓方向に回すと、キャップ本体13の主部20は雄ネジ
22に沿って回転しつつ上昇し、TEリング部21は下
端部が容器の膨出段部23に係止して上昇が阻止される
ことから、主部20とTEリング部21とを連結した複
数のブリッジ18に引張力が作用して、ブリッジ18が
切断されTEリング部21が主部20から切り離され
る。さらに主部20を開栓方向に回して容器口部5から
取り外す。容器内の液体を飲用した後、容器口部5にキ
ャップ10の主部20を被せて閉栓方向に回して閉止す
れば容器口部5が再閉止される。
【0016】中身の液体が減り、再閉止した容器を真夏
の車内や直射日光下などの高温の場所で保管すると、内
部が膨張して容器内圧が異常に高まる場合がある。この
キャップ10は、容器内圧が所定圧力、例えば4.0k
g/cm2よりも高くなると、図4に示すように天板部
11が上方に膨出するドーミングを起こす。ここで、こ
のキャップ10では、ライナー14の中央部のみがキャ
ップ本体13の天板部11内面に接着された接着部分1
6とされ、他部は該天板部11内面に接着されていない
非接着部分になっていることから、天板部11の強度が
ライナー14の接着によって補強されることがないの
で、天板部11は容易にドーミングすることになる。
の車内や直射日光下などの高温の場所で保管すると、内
部が膨張して容器内圧が異常に高まる場合がある。この
キャップ10は、容器内圧が所定圧力、例えば4.0k
g/cm2よりも高くなると、図4に示すように天板部
11が上方に膨出するドーミングを起こす。ここで、こ
のキャップ10では、ライナー14の中央部のみがキャ
ップ本体13の天板部11内面に接着された接着部分1
6とされ、他部は該天板部11内面に接着されていない
非接着部分になっていることから、天板部11の強度が
ライナー14の接着によって補強されることがないの
で、天板部11は容易にドーミングすることになる。
【0017】天板部11がドーミングを生じると、ライ
ナー14と容器口部上端面6、特にライナー14の切欠
部15と容器口部上端面6との押圧密着状態が弱めら
れ、その結果、切欠部15と容器口部上端面6との密着
状態が容器内部のガス圧によって破られ、容器内のガス
が切欠部15を通って外部に放出される。放出されたガ
スはキャップ本体13の筒部12と容器口部5の外面と
の間を通って大気に放出される。なお、放出されたガス
をスムーズにキャップ本体13外に逃がすために、図1
中の符号24で示すように、筒部12に小さいガス放出
孔を複数穿設しても良い。
ナー14と容器口部上端面6、特にライナー14の切欠
部15と容器口部上端面6との押圧密着状態が弱めら
れ、その結果、切欠部15と容器口部上端面6との密着
状態が容器内部のガス圧によって破られ、容器内のガス
が切欠部15を通って外部に放出される。放出されたガ
スはキャップ本体13の筒部12と容器口部5の外面と
の間を通って大気に放出される。なお、放出されたガス
をスムーズにキャップ本体13外に逃がすために、図1
中の符号24で示すように、筒部12に小さいガス放出
孔を複数穿設しても良い。
【0018】このキャップ10によれば、ライナー14
の中央部のみをキャップ本体13の天板部11内面に接
着された接着部分16とし、他部は該天板部11内面に
接着されていない非接着部分としたことによって、天板
部11の強度がライナー14の接着によって補強される
ことがなくなり、容器内圧が異常に高まった場合に天板
部11は容易にドーミングし、容器内のガスが切欠部1
5から確実に外部に放出される。また、容器内圧が異常
に高まった場合に容器内のガスを切欠部15から確実に
外部に放出できることから、切欠部15の切欠深さXを
浅くして、切欠部15の先端を容器口部上端面6の外径
に近づけることができるので、切欠部15を設けても密
封性を良好に保つことができ、ホット充填による容器内
の減圧状態を維持することができ、液漏れを確実に防止
することができる。以下、実施例によって本発明を更に
詳細に説明する。
の中央部のみをキャップ本体13の天板部11内面に接
着された接着部分16とし、他部は該天板部11内面に
接着されていない非接着部分としたことによって、天板
部11の強度がライナー14の接着によって補強される
ことがなくなり、容器内圧が異常に高まった場合に天板
部11は容易にドーミングし、容器内のガスが切欠部1
5から確実に外部に放出される。また、容器内圧が異常
に高まった場合に容器内のガスを切欠部15から確実に
外部に放出できることから、切欠部15の切欠深さXを
浅くして、切欠部15の先端を容器口部上端面6の外径
に近づけることができるので、切欠部15を設けても密
封性を良好に保つことができ、ホット充填による容器内
の減圧状態を維持することができ、液漏れを確実に防止
することができる。以下、実施例によって本発明を更に
詳細に説明する。
【0019】
【実施例】厚さ0.23mmのアルミニウム合金薄板
(JIS3105)を用いて図1に示す形状のキャップ
本体(外径28mm)を作製した。厚さ0.75mmの
ポリエチレン系樹脂からなるシートを打ち抜いてライナ
ーを作製した。なお、打ち抜いたライナーの最大直径は
27.5mmとし、図2と同じくライナー周縁に4箇所
の切欠部を形成した。容器は350mlのガラスボトル
を使用し、90℃の温水を充填後、実施例と比較例のキ
ャップを巻き締め、リーク性能と密封性能の試験を行っ
た。このボトルの口部上端面の外径R1は24.1m
m、内径R2は19.3±0.7mmである。
(JIS3105)を用いて図1に示す形状のキャップ
本体(外径28mm)を作製した。厚さ0.75mmの
ポリエチレン系樹脂からなるシートを打ち抜いてライナ
ーを作製した。なお、打ち抜いたライナーの最大直径は
27.5mmとし、図2と同じくライナー周縁に4箇所
の切欠部を形成した。容器は350mlのガラスボトル
を使用し、90℃の温水を充填後、実施例と比較例のキ
ャップを巻き締め、リーク性能と密封性能の試験を行っ
た。このボトルの口部上端面の外径R1は24.1m
m、内径R2は19.3±0.7mmである。
【0020】ライナー圧着面積については、圧着ポンチ
の先端径をライナーの径に対して20%〜90%の範囲
で変更し、以下の表1に示す圧着割合のサンプルを作製
し以下の試験を行った。
の先端径をライナーの径に対して20%〜90%の範囲
で変更し、以下の表1に示す圧着割合のサンプルを作製
し以下の試験を行った。
【0021】(試験方法) ・リーク性能:熱充填後、冷却されたサンプルを開栓
し、10kg-cmのトルクで再栓する。再栓後、アル
コア社製のP.A.T(プロパーアプリケーションテス
ター)にてキャップ天面に針を刺し、その針からガスを
送り込み、サンプル内に圧力をかけ、徐々に上昇させ、
液の漏れた時の値をリーク圧とする。判断基準は、4k
g/cm2以下でリークしたもの; △ 4〜10kg/cm2でリークしたもの; ○ 10kg/cm2でリークしなかったもの;× とする。 ・密封性試験:各サンプルを10°テーパの鉄板上へ高
さ20cmから落下させ真空度を測定し、密封性の有無
を確認する。 判断基準は、適正真空度があったもの;○ 真空度がなかったもの; × とする。 ・ライナー剥離試験:ライナー材の非接着部分にプッシ
ュプルゲージを取付けて引っ張り上げ、ライナーが剥離
する時の強度(接着強度)を測定する。 判断基準は、接着強度3kg未満;× 接着強度3kg以上;○ とする。これらの試験結果をまとめて表1に示す。
し、10kg-cmのトルクで再栓する。再栓後、アル
コア社製のP.A.T(プロパーアプリケーションテス
ター)にてキャップ天面に針を刺し、その針からガスを
送り込み、サンプル内に圧力をかけ、徐々に上昇させ、
液の漏れた時の値をリーク圧とする。判断基準は、4k
g/cm2以下でリークしたもの; △ 4〜10kg/cm2でリークしたもの; ○ 10kg/cm2でリークしなかったもの;× とする。 ・密封性試験:各サンプルを10°テーパの鉄板上へ高
さ20cmから落下させ真空度を測定し、密封性の有無
を確認する。 判断基準は、適正真空度があったもの;○ 真空度がなかったもの; × とする。 ・ライナー剥離試験:ライナー材の非接着部分にプッシ
ュプルゲージを取付けて引っ張り上げ、ライナーが剥離
する時の強度(接着強度)を測定する。 判断基準は、接着強度3kg未満;× 接着強度3kg以上;○ とする。これらの試験結果をまとめて表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果から、ライナー材に切欠を設
け、ライナーの圧着割合(ライナーの径に対する圧着部
分の径の割合)を適宜に設定することで、リーク性能、
密封性のバランスのとれたキャップが得られることが確
認された。
け、ライナーの圧着割合(ライナーの径に対する圧着部
分の径の割合)を適宜に設定することで、リーク性能、
密封性のバランスのとれたキャップが得られることが確
認された。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属製キ
ャップは、ライナーの中央部のみをキャップ本体の天板
部内面に接着し、他部は該天板部内面に接着されていな
い構造としたことによって、天板部の強度がライナーの
接着によって補強されることがなくなり、容器内圧が異
常に高まった場合に天板部が容易にドーミングし、容器
内のガスが切欠部から確実に外部に放出される。また、
容器内圧が異常に高まった場合に容器内のガスを切欠部
から確実に外部に放出できることから、切欠部の切欠深
さを浅くして、切欠部の先端を容器口部上端面の外径に
近づけることができるので、切欠部を設けても密封性を
良好に保つことができ、ホット充填による容器内の減圧
状態を維持することができ、液漏れを確実に防止するこ
とができる。したがって、本発明によれば、容器内部の
減圧状態を維持することができる十分な密封性と、容器
内圧が異常に上昇した場合にガスを放出する機能の両方
を兼ね備えたキャップを提供することができる。
ャップは、ライナーの中央部のみをキャップ本体の天板
部内面に接着し、他部は該天板部内面に接着されていな
い構造としたことによって、天板部の強度がライナーの
接着によって補強されることがなくなり、容器内圧が異
常に高まった場合に天板部が容易にドーミングし、容器
内のガスが切欠部から確実に外部に放出される。また、
容器内圧が異常に高まった場合に容器内のガスを切欠部
から確実に外部に放出できることから、切欠部の切欠深
さを浅くして、切欠部の先端を容器口部上端面の外径に
近づけることができるので、切欠部を設けても密封性を
良好に保つことができ、ホット充填による容器内の減圧
状態を維持することができ、液漏れを確実に防止するこ
とができる。したがって、本発明によれば、容器内部の
減圧状態を維持することができる十分な密封性と、容器
内圧が異常に上昇した場合にガスを放出する機能の両方
を兼ね備えたキャップを提供することができる。
【図1】図1は本発明の金属製キャップの一例を示す一
部断面視した正面図である。
部断面視した正面図である。
【図2】図2は図1のキャップのライナーの底面図であ
る。
る。
【図3】図3は同じキャップを容器口部に装着した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】図4は同じキャップを容器口部に装着した後、
容器内圧が高まった状態を示す断面図である。
容器内圧が高まった状態を示す断面図である。
【図5】図5は従来の金属製キャップの一部断面視した
正面図である。
正面図である。
5……容器口部、6……上端面、10……金属製キャッ
プ、11……天板部、12……筒部、13……キャップ
本体、14……ライナー、15……切欠部、16……接
着部分、17……未接着部分。
プ、11……天板部、12……筒部、13……キャップ
本体、14……ライナー、15……切欠部、16……接
着部分、17……未接着部分。
Claims (5)
- 【請求項1】 天板部とその周縁から垂下した筒部とか
らなる金属製のキャップ本体と、該キャップ本体の天板
部内面に設けられた板状の合成樹脂製のライナーとを備
え、かつ上記ライナーの周縁部に、該キャップ本体を装
着するべき容器口部上端面の外径と略等しい位置まで達
する少なくとも1個の切欠部または溝が設けられてなる
金属製キャップにおいて、 上記ライナーの中央部のみがキャップ本体の天板部内面
に接着され、他部は該天板部内面に非接着とされてなる
ことを特徴とする金属製キャップ。 - 【請求項2】 上記切欠部が、上記容器口部上端面の外
径と内径との間に達するように形成されたことを特徴と
する請求項1記載の金属製キャップ。 - 【請求項3】 上記ライナーの接着部分の面積と非接着
部分の面積の比を1:1.5〜3としたことを特徴とす
る請求項1または2記載の金属製キャップ。 - 【請求項4】 上記切欠部の幅を1.0〜10.0mm
としたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
記載の金属製キャップ。 - 【請求項5】 上記キャップ本体の筒部上端部に、ガス
放出孔を穿設したことを特徴とする請求項1から4のい
ずれか1項記載の金属製キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8144643A JPH09328158A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 金属製キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8144643A JPH09328158A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 金属製キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09328158A true JPH09328158A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15366845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8144643A Pending JPH09328158A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 金属製キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09328158A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7147123B2 (en) * | 2003-09-10 | 2006-12-12 | Takeuchi Press Industries Co., Ltd. | Metal cap |
JP2007045452A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Japan Crown Cork Co Ltd | 内圧開放特性を有する金属製容器蓋 |
JP2009241944A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nippon Light Metal Co Ltd | 焙煎済みコーヒー豆用充填容器 |
JP2010510632A (ja) * | 2006-11-16 | 2010-04-02 | ソシエテ ビック | 燃料電池用燃料カートリッジ |
US8584876B2 (en) | 2007-07-05 | 2013-11-19 | Kraft Foods Group Brands Llc | Food containers adapted for accommodating pressure changes using skip seals and methods of manufacture |
JP2014114055A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Csi Japan:Kk | 金属製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8144643A patent/JPH09328158A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7147123B2 (en) * | 2003-09-10 | 2006-12-12 | Takeuchi Press Industries Co., Ltd. | Metal cap |
JP2007045452A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Japan Crown Cork Co Ltd | 内圧開放特性を有する金属製容器蓋 |
JP2010510632A (ja) * | 2006-11-16 | 2010-04-02 | ソシエテ ビック | 燃料電池用燃料カートリッジ |
US8822888B2 (en) | 2006-11-16 | 2014-09-02 | Societe Bic | Fuel cartridge for fuel cells |
US8584876B2 (en) | 2007-07-05 | 2013-11-19 | Kraft Foods Group Brands Llc | Food containers adapted for accommodating pressure changes using skip seals and methods of manufacture |
JP2009241944A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nippon Light Metal Co Ltd | 焙煎済みコーヒー豆用充填容器 |
JP2014114055A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Csi Japan:Kk | 金属製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1785371B1 (en) | Can container | |
EP1942063B1 (en) | Metallic container closure having internal pressure release function | |
US20090032535A1 (en) | Container | |
US20150217907A1 (en) | Metal cans with peelable lids | |
US4213538A (en) | Can end closure | |
EP0185516B1 (en) | Hermetic sealed container | |
US20120043324A1 (en) | Container with Reduced, Peel-Off-Force Tear Configuration | |
US4418831A (en) | Container closure and a frangible inner closure | |
KR101269354B1 (ko) | 내압 개방 특성을 갖는 금속제 용기 덮개 | |
JPH09328158A (ja) | 金属製キャップ | |
WO1997042088A1 (en) | Full panel pull out can end with vent means | |
US3685679A (en) | Vented closure | |
JPH09328157A (ja) | 金属製キャップ | |
JP2010524781A (ja) | 容器、リングと箔と蓋とを備えた複合体、そのための予備複合体、および容器のための複合体の製造方法 | |
JP4727456B2 (ja) | 内圧開放特性を有する金属製容器蓋 | |
US3964415A (en) | Can closure | |
JP4503308B2 (ja) | 金属薄板製容器のための容器蓋 | |
US4274351A (en) | Can end closure | |
JPH11100093A (ja) | 合成樹脂製キャップ及び閉止装置 | |
JP2004115096A (ja) | ボトル缶およびキャップ付ボトル缶 | |
JPH09156655A (ja) | 合成樹脂製キャップ | |
CN216444153U (zh) | 一种适用于高原低压环境的饮品储存瓶及其瓶盖 | |
JP4932411B2 (ja) | レトルト用キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 | |
JP4575678B2 (ja) | 容器蓋 | |
EP0029729B1 (en) | Container closure having an improved liner |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |