JPH09325882A - 一様乱数発生回路 - Google Patents
一様乱数発生回路Info
- Publication number
- JPH09325882A JPH09325882A JP8141238A JP14123896A JPH09325882A JP H09325882 A JPH09325882 A JP H09325882A JP 8141238 A JP8141238 A JP 8141238A JP 14123896 A JP14123896 A JP 14123896A JP H09325882 A JPH09325882 A JP H09325882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator polynomial
- circuit
- register
- uniform random
- random number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一様乱数の発生回路に関し、一様乱数を高速
で発生することのできる回路の実現を課題とする。 【解決手段】 固有番号を付与した複数のレジスタ
と、生成多項式に対応する入力を用いて生成多項式演算
を行ないその結果を出力する前記各レジスタと同一番号
を付与した複数の生成多項式演算回路とが同一のクロッ
クで並列動作する回路であって、前記各生成多項式演算
回路は、各生成多項式演算結果の出力を当該生成多項式
演算回路と同一番号を有する前記レジスタにフィードバ
ックする手段と、各生成多項式演算結果の出力と前記各
レジスタの出力との中から前記生成多項式に対応する出
力を入力とする手段と、各生成多項式演算結果を一様乱
数として並列出力する手段とを備えることにより構成す
る。
で発生することのできる回路の実現を課題とする。 【解決手段】 固有番号を付与した複数のレジスタ
と、生成多項式に対応する入力を用いて生成多項式演算
を行ないその結果を出力する前記各レジスタと同一番号
を付与した複数の生成多項式演算回路とが同一のクロッ
クで並列動作する回路であって、前記各生成多項式演算
回路は、各生成多項式演算結果の出力を当該生成多項式
演算回路と同一番号を有する前記レジスタにフィードバ
ックする手段と、各生成多項式演算結果の出力と前記各
レジスタの出力との中から前記生成多項式に対応する出
力を入力とする手段と、各生成多項式演算結果を一様乱
数として並列出力する手段とを備えることにより構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一様乱数を発生す
る手段に関するもので、特に、無線システム試験におけ
るランダムノイズやフェージングによる誤りを疑似的に
生成するベースバンド誤り付加回路に必須の一様乱数発
生回路などへの利用に適する方式に係る。
る手段に関するもので、特に、無線システム試験におけ
るランダムノイズやフェージングによる誤りを疑似的に
生成するベースバンド誤り付加回路に必須の一様乱数発
生回路などへの利用に適する方式に係る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の一様乱数発生回路の例を示
す図である。同図において、数字符号11は、111〜
11nの各レジスタによって構成されるn段シフトレジ
スタを表わしており、また、12は生成多項式演算回
路、13は1→n直並列変換回路、14はnビット一様
乱数出力を表わしている。
す図である。同図において、数字符号11は、111〜
11nの各レジスタによって構成されるn段シフトレジ
スタを表わしており、また、12は生成多項式演算回
路、13は1→n直並列変換回路、14はnビット一様
乱数出力を表わしている。
【0003】この一様乱数発生回路は、n段シフトレジ
スタを用いて任意の生成多項式演算回路で得られるラン
ダムシーケンスを直並列変換することにより多ビット一
様乱数を発生する構成を採っている。
スタを用いて任意の生成多項式演算回路で得られるラン
ダムシーケンスを直並列変換することにより多ビット一
様乱数を発生する構成を採っている。
【0004】図5において、n段シフトレジスタの内容
がそれぞれ生成多項式演算回路12に入力される。生成
多項式演算回路12の出力は1番目のレジスタにフィー
ドバックされる。n番目のレジスタの出力は1→n直並
列変換回路13に入力される。1→n直並列変換回路1
3は直列nビットを並列に出力し、nビット一様乱数1
4を発生する。同一のクロックでn段シフトレジスタの
内容がシフトされ更新される。
がそれぞれ生成多項式演算回路12に入力される。生成
多項式演算回路12の出力は1番目のレジスタにフィー
ドバックされる。n番目のレジスタの出力は1→n直並
列変換回路13に入力される。1→n直並列変換回路1
3は直列nビットを並列に出力し、nビット一様乱数1
4を発生する。同一のクロックでn段シフトレジスタの
内容がシフトされ更新される。
【0005】図6は、従来の一様乱数発生回路の具体的
な例を示す図であって、生成多項式X5+X2+1で5ビ
ットの一様乱数を発生させる回路を示している。同図に
おいて、数字符号15は、レジスタ151 〜155 から
なる5段シフトレジスタ、16は排他的論理和回路、1
7は1→5直並列変換回路、18は5ビット一様乱数出
力を表わしている。
な例を示す図であって、生成多項式X5+X2+1で5ビ
ットの一様乱数を発生させる回路を示している。同図に
おいて、数字符号15は、レジスタ151 〜155 から
なる5段シフトレジスタ、16は排他的論理和回路、1
7は1→5直並列変換回路、18は5ビット一様乱数出
力を表わしている。
【0006】図6において、2番目と5番目のシフトレ
ジスタの内容が排他的論理和回路16に入力される。排
他的論理和回路16の出力は1番目のレジスタにフィー
ドバックされる。5番目のレジスタの出力は、1→5直
並列変換回路17に入力される。1→5直並列変換回路
17は直列5ビットを並列に出力し、5ビット一様乱数
を発生する。同一のクロックで5段シフトレジスタの内
容がシフトされ更新される。
ジスタの内容が排他的論理和回路16に入力される。排
他的論理和回路16の出力は1番目のレジスタにフィー
ドバックされる。5番目のレジスタの出力は、1→5直
並列変換回路17に入力される。1→5直並列変換回路
17は直列5ビットを並列に出力し、5ビット一様乱数
を発生する。同一のクロックで5段シフトレジスタの内
容がシフトされ更新される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
一様乱数発生回路では、1クロックごとに各レジスタの
内容がシフトされて直並列変換回路に入力され、該直並
列変換回路で、データの直並列変換が行なわれる。従っ
て、直並列変換回路から一様乱数が出力されるのは、シ
フトレジスタのシフト段数分のクロックごとになる。
一様乱数発生回路では、1クロックごとに各レジスタの
内容がシフトされて直並列変換回路に入力され、該直並
列変換回路で、データの直並列変換が行なわれる。従っ
て、直並列変換回路から一様乱数が出力されるのは、シ
フトレジスタのシフト段数分のクロックごとになる。
【0008】すなわち、nビット一様乱数を発生するた
めには、n段シフトレジスタが乱数発生速度のn倍のク
ロック速度で動作しなければならない。また、nが大き
くなる程シフトレジスタが高速で動作することを要求さ
れる。従って、高速で一様乱数を発生させることが困難
であるという問題があった。
めには、n段シフトレジスタが乱数発生速度のn倍のク
ロック速度で動作しなければならない。また、nが大き
くなる程シフトレジスタが高速で動作することを要求さ
れる。従って、高速で一様乱数を発生させることが困難
であるという問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るために成されたもので、シフトレジスタのシフト動作
のためのクロックとは無関係に一様乱数を発生すること
が可能で、そのため、高速度で一様乱数を発生させるこ
とのできる乱数発生回路を実現することを目的としてい
る。
るために成されたもので、シフトレジスタのシフト動作
のためのクロックとは無関係に一様乱数を発生すること
が可能で、そのため、高速度で一様乱数を発生させるこ
とのできる乱数発生回路を実現することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。
【0011】すなわち、請求項1の発明は、固有番号を
付与した複数のレジスタと、生成多項式に対応する入力
を用いて生成多項式演算を行ないその結果を出力する前
記各レジスタと同一番号を付与した複数の生成多項式演
算回路とが同一のクロックで並列動作する回路であっ
て、
付与した複数のレジスタと、生成多項式に対応する入力
を用いて生成多項式演算を行ないその結果を出力する前
記各レジスタと同一番号を付与した複数の生成多項式演
算回路とが同一のクロックで並列動作する回路であっ
て、
【0012】前記各生成多項式演算回路は、各生成多項
式演算結果の出力を当該生成多項式演算回路と同一番号
を有する前記レジスタにフィードバックする手段と、各
生成多項式演算結果の出力と前記各レジスタの出力との
中から前記生成多項式に対応する出力を入力とする手段
と、各生成多項式演算結果を一様乱数として並列出力す
る手段とを備えて成る一様乱数発生回路である。
式演算結果の出力を当該生成多項式演算回路と同一番号
を有する前記レジスタにフィードバックする手段と、各
生成多項式演算結果の出力と前記各レジスタの出力との
中から前記生成多項式に対応する出力を入力とする手段
と、各生成多項式演算結果を一様乱数として並列出力す
る手段とを備えて成る一様乱数発生回路である。
【0013】請求項2の発明は、1番目からn(nは自
然数)番目までのn個のレジスタと、生成多項式に対応
する入力を用いて生成多項式演算結果を出力する1番目
からn番目までのn個の生成多項式演算回路が同一のク
ロックで並列動作する回路であって、
然数)番目までのn個のレジスタと、生成多項式に対応
する入力を用いて生成多項式演算結果を出力する1番目
からn番目までのn個の生成多項式演算回路が同一のク
ロックで並列動作する回路であって、
【0014】1番目の前記生成多項式演算回路は前記1
番目からn番目までのn個のレジスタの内容の中から前
記生成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項式演
算結果を出力し、該出力を1番目のレジスタにフィード
バックする手段と、2番目の生成多項式演算回路は前記
1番目の生成多項式演算回路の1個の演算結果出力と前
記2番目からn番目のn−1個のレジスタの内容の中か
ら前記生成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項
式演算結果を出力し、該出力を2番目のレジスタにフィ
ードバックする手段と、
番目からn番目までのn個のレジスタの内容の中から前
記生成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項式演
算結果を出力し、該出力を1番目のレジスタにフィード
バックする手段と、2番目の生成多項式演算回路は前記
1番目の生成多項式演算回路の1個の演算結果出力と前
記2番目からn番目のn−1個のレジスタの内容の中か
ら前記生成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項
式演算結果を出力し、該出力を2番目のレジスタにフィ
ードバックする手段と、
【0015】k(3≦k≦n−1の自然数)番目の生成
多項式演算回路は前記1番目からk−1番目の生成多項
式演算回路のk−1個の演算結果出力と前記k番目から
n番目のn−k+1個のレジスタの内容の中から前記生
成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項式演算結
果を出力し、該出力をk番目のレジスタにフィードバッ
クする手段と、
多項式演算回路は前記1番目からk−1番目の生成多項
式演算回路のk−1個の演算結果出力と前記k番目から
n番目のn−k+1個のレジスタの内容の中から前記生
成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項式演算結
果を出力し、該出力をk番目のレジスタにフィードバッ
クする手段と、
【0016】n番目の生成多項式演算回路は前記1番目
からn−1番目の生成多項式演算回路のn−1個の演算
結果出力と前記n番目の1個のレジスタの内容の中から
前記生成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項式
演算結果を出力し、該出力をn番目のレジスタにフィー
ドバックする手段と、n個の前記生成多項式演算回路の
演算結果出力を一様乱数として並列出力する手段とを備
えて成る一様乱数発生回路である。
からn−1番目の生成多項式演算回路のn−1個の演算
結果出力と前記n番目の1個のレジスタの内容の中から
前記生成多項式に対応する入力を用いて前記生成多項式
演算結果を出力し、該出力をn番目のレジスタにフィー
ドバックする手段と、n個の前記生成多項式演算回路の
演算結果出力を一様乱数として並列出力する手段とを備
えて成る一様乱数発生回路である。
【0017】本発明のnビット一様乱数発生回路では、
n個のレジスタを並列動作させて、n段シフトレジスタ
を用いて発生させる場合と同一の一様乱数を発生でき
る。また、n個のレジスタを並列動作させているので、
その動作速度は従来のn段シフトレジスタの1/nとな
る。従って、シフト段数nには無関係に一定速度で一様
乱数を発生させることができる。そのため、高速な動作
をさせることが可能となる。
n個のレジスタを並列動作させて、n段シフトレジスタ
を用いて発生させる場合と同一の一様乱数を発生でき
る。また、n個のレジスタを並列動作させているので、
その動作速度は従来のn段シフトレジスタの1/nとな
る。従って、シフト段数nには無関係に一定速度で一様
乱数を発生させることができる。そのため、高速な動作
をさせることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の例を
示す図であって、一様乱数発生回路をブロック図として
表わしている。同図において、数字符号11 ,12 ,1
k-1 ,1k ,1n-1 ,1n はそれぞれレジスタ、21 ,
22 ,2k-1 ,1k ,2n-1 ,2n はそれぞれ生成多項
式演算回路、3はnビット一様乱数出力を表わしてい
る。
示す図であって、一様乱数発生回路をブロック図として
表わしている。同図において、数字符号11 ,12 ,1
k-1 ,1k ,1n-1 ,1n はそれぞれレジスタ、21 ,
22 ,2k-1 ,1k ,2n-1 ,2n はそれぞれ生成多項
式演算回路、3はnビット一様乱数出力を表わしてい
る。
【0019】図では各レジスタを1番目、2番目、…
…、n番目として区別し、生成多項式演算回路は、#
1,#2,……,#nとして区別している。図1におい
て、1番目からn番目のレジスタの内容が、生成多項式
演算回路#1に入力される。生成多項式演算回路#1
は、演算結果をnビット一様乱数の1ビット目として出
力すると同時に、演算結果を1番目のレジスタにフィー
ドバックする。
…、n番目として区別し、生成多項式演算回路は、#
1,#2,……,#nとして区別している。図1におい
て、1番目からn番目のレジスタの内容が、生成多項式
演算回路#1に入力される。生成多項式演算回路#1
は、演算結果をnビット一様乱数の1ビット目として出
力すると同時に、演算結果を1番目のレジスタにフィー
ドバックする。
【0020】次に、生成多項式演算回路#1の演算結果
と、2番目からn番目までのレジスタの内容が生成多項
式演算回路#2に入力される。生成多項式演算回路#2
は演算結果をnビット一様乱数の2ビット目として出力
すると同時に演算結果を2番目のレジスタにフィードバ
ックする。
と、2番目からn番目までのレジスタの内容が生成多項
式演算回路#2に入力される。生成多項式演算回路#2
は演算結果をnビット一様乱数の2ビット目として出力
すると同時に演算結果を2番目のレジスタにフィードバ
ックする。
【0021】生成多項式演算回路#1から生成多項式演
算回路#k−1までの演算結果と、k番目からn番目の
レジスタの内容が生成多項式演算回路#kに入力され
る。生成多項式演算回路#kは演算結果をnビット一様
乱数のkビット目として出力すると同時に演算結果をk
番目のレジスタにフィードバックする。
算回路#k−1までの演算結果と、k番目からn番目の
レジスタの内容が生成多項式演算回路#kに入力され
る。生成多項式演算回路#kは演算結果をnビット一様
乱数のkビット目として出力すると同時に演算結果をk
番目のレジスタにフィードバックする。
【0022】生成多項式演算回路#1から生成多項式演
算回路#n−1の演算結果とn番目のレジスタの内容が
生成多項式演算回路#nに入力される。生成多項式演算
回路#nは演算結果をnビット一様乱数のnビット目と
して出力すると同時に演算結果をn番目のレジスタにフ
ィードバックする。このように同一のクロックでn個レ
ジスタの内容が更新され、その都度、nビット一様乱数
が出力される。
算回路#n−1の演算結果とn番目のレジスタの内容が
生成多項式演算回路#nに入力される。生成多項式演算
回路#nは演算結果をnビット一様乱数のnビット目と
して出力すると同時に演算結果をn番目のレジスタにフ
ィードバックする。このように同一のクロックでn個レ
ジスタの内容が更新され、その都度、nビット一様乱数
が出力される。
【0023】図2は本発明の実施の形態の具体的な回路
の第1の例を示す図であって、生成多項式がX5 +X2
+1の場合に対応する。同図において、数字符号41 〜
45はそれぞれレジスタ、51 〜55 は排他的論理和回
路、6は5ビット一様乱数出力を表わしている。
の第1の例を示す図であって、生成多項式がX5 +X2
+1の場合に対応する。同図において、数字符号41 〜
45はそれぞれレジスタ、51 〜55 は排他的論理和回
路、6は5ビット一様乱数出力を表わしている。
【0024】各レジスタ41 〜45 は、図では1番目〜
5番目と表示し、排他的論理和回路51 〜55 には#1
〜#5の表示を付して、レジスタと排他的論理和回路と
の対応が明確になるようにしている。以下の説明ではこ
れらの表示によってレジスタあるいは排他的論理和回路
を区別している。
5番目と表示し、排他的論理和回路51 〜55 には#1
〜#5の表示を付して、レジスタと排他的論理和回路と
の対応が明確になるようにしている。以下の説明ではこ
れらの表示によってレジスタあるいは排他的論理和回路
を区別している。
【0025】図2において、1番目と4番目のレジスタ
の内容が排他的論理和回路#1に入力される。排他的論
理和回路#1は演算結果を5ビット一様乱数の1ビット
目として出力すると同時に演算結果を1番目のレジスタ
にフィードバックする。次に、2番目と5番目のレジス
タの内容が排他的論理和回路#2に入力される。
の内容が排他的論理和回路#1に入力される。排他的論
理和回路#1は演算結果を5ビット一様乱数の1ビット
目として出力すると同時に演算結果を1番目のレジスタ
にフィードバックする。次に、2番目と5番目のレジス
タの内容が排他的論理和回路#2に入力される。
【0026】排他的論理和回路#2は演算結果を5ビッ
ト一様乱数の2ビット目として出力すると同時に演算結
果を2番目のレジスタにフィードバックする。次に、排
他的論理和回路#1の出力と3番目のレジスタの内容が
排他的論理和回路#3に入力される。排他的論理和回路
#3は演算結果を5ビット一様乱数の3ビット目として
出力すると同時に演算結果を3番目のレジスタにフィー
ドバックする。
ト一様乱数の2ビット目として出力すると同時に演算結
果を2番目のレジスタにフィードバックする。次に、排
他的論理和回路#1の出力と3番目のレジスタの内容が
排他的論理和回路#3に入力される。排他的論理和回路
#3は演算結果を5ビット一様乱数の3ビット目として
出力すると同時に演算結果を3番目のレジスタにフィー
ドバックする。
【0027】次に、排他的論理和回路#2の出力と4番
目のレジスタの内容が排他的論理和回路#4に入力され
る。排他的論理和回路#4は演算結果を5ビット一様乱
数の4ビット目として出力すると同時に演算結果を4番
目のレジスタにフィードバックする。
目のレジスタの内容が排他的論理和回路#4に入力され
る。排他的論理和回路#4は演算結果を5ビット一様乱
数の4ビット目として出力すると同時に演算結果を4番
目のレジスタにフィードバックする。
【0028】次に、排他的論理和回路#3の出力と5番
目のレジスタの内容が排他的論理和回路#5に入力され
る。排他的論理和回路#5は演算結果を5ビット一様乱
数の5ビット目として出力すると同時に演算結果を5番
目のレジスタにフィードバックする。そして、同一のク
ロックで5個のレジスタの内容が更新される。
目のレジスタの内容が排他的論理和回路#5に入力され
る。排他的論理和回路#5は演算結果を5ビット一様乱
数の5ビット目として出力すると同時に演算結果を5番
目のレジスタにフィードバックする。そして、同一のク
ロックで5個のレジスタの内容が更新される。
【0029】図3は本発明の実施の形態の具体的な回路
の第2の例を示す図であって、生成多項式がX5 +X3
+1の場合に対応する。同図において数字符号は図2の
場合と同様である。
の第2の例を示す図であって、生成多項式がX5 +X3
+1の場合に対応する。同図において数字符号は図2の
場合と同様である。
【0030】図3において、1番目と3番目のレジスタ
の内容が排他的論理和回路#1に入力される。排他的論
理和回路#1は演算結果を5ビット一様乱数の1ビット
目として出力すると同時に演算結果を1番目のレジスタ
にフィードバックする。
の内容が排他的論理和回路#1に入力される。排他的論
理和回路#1は演算結果を5ビット一様乱数の1ビット
目として出力すると同時に演算結果を1番目のレジスタ
にフィードバックする。
【0031】次に、2番目と4番目のレジスタの内容
が、排他的論理和回路#2に入力される。排他的論理和
回路#2は演算結果を5ビット一様乱数の2ビット目と
して出力すると同時に演算結果を2番目のレジスタにフ
ィードバックする。次に、3番目のレジスタと5番目の
レジスタの内容が排他的論理和回路#3に入力される。
が、排他的論理和回路#2に入力される。排他的論理和
回路#2は演算結果を5ビット一様乱数の2ビット目と
して出力すると同時に演算結果を2番目のレジスタにフ
ィードバックする。次に、3番目のレジスタと5番目の
レジスタの内容が排他的論理和回路#3に入力される。
【0032】排他的論理和回路#3は演算結果を5ビッ
ト一様乱数の3ビット目として出力すると同時に演算結
果を3番目のレジスタにフィードバックする。次に、排
他的論理和回路#1の出力と4番目のレジスタの内容が
排他的論理和回路#4に入力される。排他的論理和回路
#4は演算結果を5ビット一様乱数の4ビット目として
出力すると同時に演算結果を4番目のレジスタにフィー
ドバックする。
ト一様乱数の3ビット目として出力すると同時に演算結
果を3番目のレジスタにフィードバックする。次に、排
他的論理和回路#1の出力と4番目のレジスタの内容が
排他的論理和回路#4に入力される。排他的論理和回路
#4は演算結果を5ビット一様乱数の4ビット目として
出力すると同時に演算結果を4番目のレジスタにフィー
ドバックする。
【0033】次に、排他的論理和回路#2の出力と5番
目のレジスタの内容が排他的論理和回路#5に入力され
る。排他的論理和回路#5は演算結果を5ビット一様乱
数の5ビット目として出力すると同時に演算結果を5番
目のレジスタにフィードバックする。同一のクロックで
5個のレジスタの内容が更新されることは先の場合と同
様である。
目のレジスタの内容が排他的論理和回路#5に入力され
る。排他的論理和回路#5は演算結果を5ビット一様乱
数の5ビット目として出力すると同時に演算結果を5番
目のレジスタにフィードバックする。同一のクロックで
5個のレジスタの内容が更新されることは先の場合と同
様である。
【0034】なお、以上の具体例では5ビットの一様乱
数を出力する場合の構成を示しているが、これに限るも
のではなく、一般にnビットの一様乱数を得る構成と成
し得るものであることは言うまでもない。
数を出力する場合の構成を示しているが、これに限るも
のではなく、一般にnビットの一様乱数を得る構成と成
し得るものであることは言うまでもない。
【0035】図4は本発明による一様乱数の発生の例を
示す図であって、図2に示す回路を用いて生成多項式X
5 +X2 +1の一様乱数を5ビット単位で10万個発生
した結果を示すものである。同図に示すように1〜31
の符号の発生個数は、3225個あるいは3226個
で、ほぼ同一であり、その一様性が示された。
示す図であって、図2に示す回路を用いて生成多項式X
5 +X2 +1の一様乱数を5ビット単位で10万個発生
した結果を示すものである。同図に示すように1〜31
の符号の発生個数は、3225個あるいは3226個
で、ほぼ同一であり、その一様性が示された。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
nビット一様乱数発生回路では、n個のレジスタを並列
動作させ、n段シフトレジスタを用いて発生させる場合
と同一の一様乱数を発生できる。また、n個のレジスタ
の動作速度は従来のn段シフトレジスタ1/nとなり、
nには無関係に一定速度で一様乱数を発生できるから、
一様乱数を高速に発生させることが可能である。さら
に、シフトレジスタが不要なので、低消電力化が図るこ
とができる。従って、本発明の一様乱数発生回路を無線
システム試験におけるランダムノイズやフェージングに
よる誤りを疑似的に生成するベースバンド誤り付加回路
などに適用すれば、その効果は大である。
nビット一様乱数発生回路では、n個のレジスタを並列
動作させ、n段シフトレジスタを用いて発生させる場合
と同一の一様乱数を発生できる。また、n個のレジスタ
の動作速度は従来のn段シフトレジスタ1/nとなり、
nには無関係に一定速度で一様乱数を発生できるから、
一様乱数を高速に発生させることが可能である。さら
に、シフトレジスタが不要なので、低消電力化が図るこ
とができる。従って、本発明の一様乱数発生回路を無線
システム試験におけるランダムノイズやフェージングに
よる誤りを疑似的に生成するベースバンド誤り付加回路
などに適用すれば、その効果は大である。
【図1】本発明の実施の形態の例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の具体的な回路の第1の例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の具体的な回路の第2の例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明による一様乱数の発生の例を示す図であ
る。
る。
【図5】従来の一様乱数発生回路の例を示す図である。
【図6】従来の一様乱数発生回路の具体的な例を示す図
である。
である。
11 ,12 ,1k-1 ,1k ,1n-1 ,1n ,41 〜45
レジスタ 21 ,22 ,2k-1 ,2k ,2n-1 ,2n 生成多項
式演算回路 3 nビット一様乱数出力 51 〜55 排他的論理和回路 6 5ビット一様乱数出力
レジスタ 21 ,22 ,2k-1 ,2k ,2n-1 ,2n 生成多項
式演算回路 3 nビット一様乱数出力 51 〜55 排他的論理和回路 6 5ビット一様乱数出力
Claims (2)
- 【請求項1】 固有番号を付与した複数のレジスタと、
生成多項式に対応する入力を用いて生成多項式演算を行
ないその結果を出力する前記各レジスタと同一番号を付
与した複数の生成多項式演算回路とが同一のクロックで
並列動作する回路であって、 前記各生成多項式演算回路は、 各生成多項式演算結果の出力を当該生成多項式演算回路
と同一番号を有する前記レジスタにフィードバックする
手段と、 各生成多項式演算結果の出力と前記各レジスタの出力と
の中から前記生成多項式に対応する出力を入力とする手
段と、 各生成多項式演算結果を一様乱数として並列出力する手
段とを備えたことを特徴とする一様乱数発生回路。 - 【請求項2】 1番目からn(nは自然数)番目までの
n個のレジスタと、生成多項式に対応する入力を用いて
生成多項式演算結果を出力する1番目からn番目までの
n個の生成多項式演算回路が同一のクロックで並列動作
する回路であって、 1番目の前記生成多項式演算回路は前記1番目からn番
目までのn個のレジスタの内容の中から前記生成多項式
に対応する入力を用いて前記生成多項式演算結果を出力
し、該出力を1番目のレジスタにフィードバックする手
段と、 2番目の生成多項式演算回路は前記1番目の生成多項式
演算回路の1個の演算結果出力と前記2番目からn番目
のn−1個のレジスタの内容の中から前記生成多項式に
対応する入力を用いて前記生成多項式演算結果を出力
し、該出力を2番目のレジスタにフィードバックする手
段と、 k(3≦k≦n−1の自然数)番目の生成多項式演算回
路は前記1番目からk−1番目の生成多項式演算回路の
k−1個の演算結果出力と前記k番目からn番目のn−
k+1個のレジスタの内容の中から前記生成多項式に対
応する入力を用いて前記生成多項式演算結果を出力し、
該出力をk番目のレジスタにフィードバックする手段
と、 n番目の生成多項式演算回路は前記1番目からn−1番
目の生成多項式演算回路のn−1個の演算結果出力と前
記n番目の1個のレジスタの内容の中から前記生成多項
式に対応する入力を用いて前記生成多項式演算結果を出
力し、該出力をn番目のレジスタにフィードバックする
手段と、 n個の前記生成多項式演算回路の演算結果出力を一様乱
数として並列出力する手段とを備えたことを特徴とする
一様乱数発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8141238A JPH09325882A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 一様乱数発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8141238A JPH09325882A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 一様乱数発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325882A true JPH09325882A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15287321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8141238A Pending JPH09325882A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 一様乱数発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325882A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008210139A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ntt Electornics Corp | 擬似乱数発生回路及び電子装置 |
JP2021128555A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 乱数発生器 |
JP2022097258A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 日本電波工業株式会社 | 符号生成回路 |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP8141238A patent/JPH09325882A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008210139A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ntt Electornics Corp | 擬似乱数発生回路及び電子装置 |
JP2021128555A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 乱数発生器 |
JP2022097258A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 日本電波工業株式会社 | 符号生成回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080292100A1 (en) | Non-linear data converter, encoder and decoder | |
US6467063B1 (en) | Reed Solomon coding apparatus and Reed Solomon coding method | |
JPH0682528A (ja) | 制御可能な重み付き2進シーケンスを発生するための回路 | |
EP0480621B1 (en) | Apparatus and method for parallel generation of cyclic redundancy check (CRC) codes | |
Gabric et al. | A successor rule framework for constructing $ k $-ary de Bruijn sequences and universal cycles | |
JP3274668B2 (ja) | 演算処理装置及び演算処理方法 | |
JP4195195B2 (ja) | シーケンス発生器 | |
US5574673A (en) | Parallel architecture for generating pseudo-random sequences | |
JPH0818550A (ja) | 符号系列発生器 | |
US6725415B2 (en) | Arithmetic unit performing cyclic redundancy check at high speed | |
US6067359A (en) | PN sequence generator with bidirectional shift register and Eulerian-graph feedback circuit | |
JPH09325882A (ja) | 一様乱数発生回路 | |
JPH08107366A (ja) | 有限体元の反転回路 | |
US6275558B1 (en) | Circuit and method for arbitrarily shifting M-sequence | |
US7206994B2 (en) | Checksum calculator with tree structure of reduction stages | |
JP4595055B2 (ja) | ガロア体のα乗算回路および演算回路 | |
JP4230234B2 (ja) | 全加算器用のパリティ予測回路 | |
JP3017203B1 (ja) | 2進10進変換回路及びその方法 | |
US6370557B1 (en) | Processing apparatus and method of the same | |
JP3936476B2 (ja) | 符号生成器 | |
JP3097081B2 (ja) | 段数可変m系列符号発生器 | |
KR100247925B1 (ko) | 곱셈기 및 그의 동작방법 | |
KR0126591B1 (ko) | 고속 트랜스포트 프로토콜 체크 코드 생성을 위한 병렬 순환 잉여검사 코드 생성수단(Electric Means for Parallel XTP CHECK Code by Cyclic Redundancy Check) | |
JP2003060617A (ja) | コード発生器 | |
JPH09246999A (ja) | エラー訂正向け多項式評価装置 |