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JPH09314920A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

Info

Publication number
JPH09314920A
JPH09314920A JP14142696A JP14142696A JPH09314920A JP H09314920 A JPH09314920 A JP H09314920A JP 14142696 A JP14142696 A JP 14142696A JP 14142696 A JP14142696 A JP 14142696A JP H09314920 A JPH09314920 A JP H09314920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
casing
recording medium
printer
scanning direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14142696A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Kinoshita
尚久 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP14142696A priority Critical patent/JPH09314920A/ja
Publication of JPH09314920A publication Critical patent/JPH09314920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/36Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for portability, i.e. hand-held printers or laptop printers

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定方向に整然と印字することができ、且つ
文字、画像等の書き出し位置や印字領域を所望の位置に
調整することが可能な印字装置を提供する。 【解決手段】 印字装置1は、筒状のケーシング2の下
部には、印字用紙等の印字媒体にインクを吐出して印字
を行うインクジェットヘッド4、及び印字装置1の移動
量を検出するためのローラ5を、また、上部には、図示
しない外部装置との通信を行うための赤外線データ送受
信部6をそれぞれ有する。ケーシング2には、印字装置
1の進行方向を指示する指示部材7が収納される収納部
2bを形成する。指示部材7は、下端部を回動可能に軸
支し、使用時には、指示部材7を倒伏して手動走査の方
向を指示する指示位置と、非使用時には、指示部材7を
起立してケーシング2の収納部2bに収納される収納位
置とする。また、印字位置と指示部材7との間隔を調整
するためのダイヤル50を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者が紙等の被
記録媒体の任意の位置に位置決めして、印字装置を走査
することによって印字を行う印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被記録媒体に印字する印字手
段と、その印字手段を収容するケーシングとを備え、そ
のケーシングを把持して、手動走査により前記印字手段
にて記録媒体の任意の位置に印字することができる印字
装置は知られている(例えば特開昭48−17630号
公報参照)。
【0003】また、そのような印字装置において被記録
媒体に対して所定方向に整然と印字するために、例え
ば、特開平3−299号公報に記載されるように、印字
装置とは別体で、文字、画像等の書き出し位置を決定す
るための印字領域確認用のスケールを有し、且つ被記録
媒体を押さえるとともに、印字装置の走査における直進
性を出すためのガイドを用いることが知られている。し
かしながら、印字装置に対して上述したようなガイドを
用いるとしても、ガイドを忘れた場合等においてはうま
く印字することができず、不便である。
【0004】そこで、本出願人は、この問題を解決する
ために、特願平7−317219号において、走査方向
を指示する指示手段を設けることにより、前述した特別
なガイドがなくても所定方向に整然と印字することが可
能である印字装置を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
印字装置では、文字、画像等の書き出し位置や印字領域
を使用者が望む位置に調整することができなかった。す
なわち、印字用紙上の罫線に沿って印字を行う場合にお
いて、罫線と印字位置との距離は罫線間隔や印字する文
字の大きさ等によって異なるのが通常であるが、前述の
印字装置では指示手段が示す指示位置(すなわち、罫線
位置)と印字ヘッドによる印字位置との間隔を変更する
ことはできなかった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ガイドを忘れた場合等において
も所定方向に整然と印字することができ、且つ文字、画
像等の書き出し位置や印字領域を使用者が望む位置に調
整することが可能な印字装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の印字装置は、被記録媒体
に印字する印字手段を備え、前記被記録媒体上を走査す
ることにより前記印字手段にて被記録媒体に印字するも
のを対象として、特に、前記印字手段により被記録媒体
に印字する際に、走査の方向を指示する指示手段と、前
記指示手段が指示する指示位置と前記印字手段による印
字位置とを前記被記録媒体上において走査方向とは交差
する方向に相対的に変更させて、前記指示位置と前記印
字位置との間隔を調整する調整手段とを備えている。従
って、印字手段による被記録媒体への印字の際に、指示
手段によって手動走査の方向が指示され、且つ調整手段
により前記指示位置と前記印字位置との間隔を調整する
ことが可能である。
【0008】また、請求項2に記載の印字装置は、前記
指示手段及び前記調整手段は、前記印字手段を収納する
ケーシングに設けられている。従って、指示手段及び調
整手段がケーシングに設けられていることから、それら
を忘れるということがなく、印字装置の走査により印字
を行う際に、指示手段を常に用いて走査の方向(印字方
向)が指示される。
【0009】また、請求項3に記載の印字装置は、前記
指示手段が、前記ケーシングに起伏可能に支承された棒
状又は板状の指示部材と、前記ケーシングに形成され前
記指示部材を収納する収納部とを備え、前記指示部材
が、走査の方向を指示する指示位置又は前記収納部に収
納される収納位置を択一的にとる。従って、使用状態で
は、指示部材が倒伏されて走査の方向を指示する指示位
置とされ、一方、非使用状態では、指示部材が起立され
てケーシングの収納部に収納される収納位置とされる。
【0010】また、請求項4に記載の印字装置は、前記
指示手段が、前記被記録媒体上の走査の方向に、光の軌
跡による指示ラインを形成する発光手段により構成され
る。従って、発光手段により被記録媒体上の走査の方向
に形成された指示ライン(光の軌跡)によって、走査の
方向が指示される。
【0011】また、請求項5に記載の印字装置は、前記
指示手段が、前記発光手段より発光された光の方向を偏
向して走査させ指示ラインを形成する偏向手段を備えて
いる。従って、発光手段によって発光された光の方向
が、偏向手段によって偏向されて走査され、光の軌跡で
ある指示ラインが形成される。
【0012】また、請求項6に記載の印字装置は、前記
発光手段が、レーザ発光装置である。従って、レーザ発
光装置によって、指示ラインを形成するためのレーザ光
が発光される。
【0013】また、請求項7に記載の印字装置は、前記
指示位置と前記印字位置との間隔を表示する表示手段を
備えている。従って、表示手段により前記指示位置と前
記印字位置との間隔を容易に確認することが可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は本実施の形態の印字装置の使用状態
を示す斜視図である。図1において、印字装置1は、手
動走査により印字を行うものであって、筒状のケーシン
グ2の下部には、印字用紙3にインクを吐出して印字を
行うインクジェットヘッド4と、印字装置1の印字用紙
3に対する相対的な移動速度(移動量)を検出するため
のローラ5とを、また上部には、図示しない外部装置と
の間で印字データ等の送受信を行うための赤外線データ
送受信部6を、さらに側部には、電源のオン・オフを行
い、かつ印字開始モード等の種々の印字モードを選択す
るためのスイッチ40をそれぞれ備えている。尚、前記
ローラ5は、ケーシング2のローラ支持部2aに回動可
能に支承されている。また、印字装置1の下方部には、
後述する指示部材7の位置を調整するためのダイヤル5
0が配置され、そのダイアル50の上方には後述する円
盤52上の目盛り52aを確認するための表示窓51が
設けられている。尚、印字用紙3は本発明の被記録媒体
を、インクジェットヘッド4は印字手段を、表示窓51
及び目盛り52aは表示手段をそれぞれ構成するもので
ある。
【0016】前記印字装置1は、図2及び図3に示すよ
うに、インクジェットヘッド4にインクを供給するイン
クタンク8を備えている。また、ローラ5は、歯付プー
リ部5aを有し、その歯付プーリ部5aがタイミングベ
ルト10を介して、インクタンク8の上方に位置するス
リット盤11の歯付プーリ部11aに連係され、ローラ
5の回転を、半径方向の複数のスリット11bを有する
スリット盤11に伝達するようになっている。スリット
盤11には、各スリット11bの通過を検出するフォト
インタラプタ12が関連づけられて、回動軸5bについ
て回動可能に支承されているローラ5の回転量(印字装
置1の移動量)を検出するエンコーダ13を構成してい
る。そして、制御部14が、前記エンコーダ13よりの
信号を受け、ヘッド移動量及び予め記憶されている印字
データに基づき、ヘッドコントローラ18を介してイン
クジェットヘッド4を駆動制御し、印字用紙3に印字さ
せるようになっている。また、制御部14、インクジェ
ットヘッド4、エンコーダ13及び送受信部6等を駆動
するために供給される電力は、印字装置1内に設けられ
た電池等で構成された電力供給部15より供給されるよ
うに構成されている。
【0017】また、前記印字装置1は、印字用紙3への
インクジェットヘッド4による印字の際、印字装置1の
手動走査方向(印字方向)を指示する棒状(又は板状)
の指示部材7を備え、そして前記ケーシング2には、図
2及び図3に示されるように、非使用状態において前記
指示部材7が収納される収納部2bが形成されている。
指示部材7は、下端部においてケーシング2に回動軸9
によって回動可能に軸支され、使用状態では、ケーシン
グ2より取り出されて指示部材7が倒伏されて手動走査
の方向を指示する指示位置(図1及び図2参照)とさ
れ、非使用状態では、指示部材7が起立されてケーシン
グ2の収納部2a内に収納される収納位置(図3参照)
とされる。尚、指示部材7を収納位置とした場合には、
指示部材7はケーシング2の外周面とほぼ面一となり、
携帯等のための把持、収納等の妨げとならないように構
成されている。尚、指示部材7は本発明の指示手段を構
成するものである。
【0018】次に、指示部材7の位置を調整する部材に
関して図4を用いて説明する。ダイアル50は軸61に
固定され、ケーシング2の側方に配置されている。軸6
1は、ケーシング2に設けられた孔2cと後述する起立
部54に設けられたネジ孔56とにより回転可能に支持
されている。軸61の軸方向の中間部には円盤52が固
定支持されている。円盤52には、窓51より確認可能
な目盛り52aが形成されている。目盛り52aは、図
5に示すように、指示部材7の移動量に対応して、例え
ば1mmの移動ごとに1目盛りを示すように所定間隔ご
とに刻まれている。軸61の前記ダイアル50とは反対
側には螺旋状のネジ部55が形成され、その先端部には
移動部材57が固定されている。一方、ケーシング2内
面には起立部54が形成され、その起立部54には前記
ネジ部55に対応するネジ孔56が形成されている。
尚、軸61の回転は前記ネジ部55において前記ネジ孔
56に作用して軸方向の直線運動に変換される。また、
前記起立部54の下方には軸9の一端が固定され、ケー
シング2にその他端が固定されている。軸9には、前記
指示部材7が回動自在に配置されている。指示部材7
は、バネ59により図4の左方向に弾性付勢されるよう
に構成されている。すなわち、指示部材7はバネ59と
移動部材57とにより挟まれた状態となっている。よっ
て、使用者がダイアル50を左あるいは右方向に回転さ
せると、移動部材57が図中左あるいは右に移動し、前
記指示部材7は前記移動部材57の移動に伴って左ある
いは右に移動する。また、ダイアル50の回転と共に前
記円盤52も回転するので、円盤52に形成された目盛
りを窓51より確認することによって、前記指示部材7
の移動量を確認することが可能である。尚、軸61、ダ
イアル50、移動部材7は本発明の調整手段を構成する
ものである。
【0019】そして、前記印字装置1を用いて、手動走
査により印字を行う使用状態においては、前記指示部材
7をケーシング2より取り出して指示位置とし、例えば
印字用紙3上の罫線8に添わせるように、ダイヤル50
を回転させて窓51に表示される移動量を確認しつつ指
示部材7の位置を調整すれば、指示部材7によって罫線
8に沿った印字が可能な手動走査の方向が指示される。
また、指示部材7による指示が必要ない場合には、指示
部材7を収納位置として印字することもでき、その場合
においては、指示部材7の下端部7a(図3参照)は印
字用紙3と接触して摺動する摺動部となる。
【0020】次に、前記印字装置1を用いて、手動走査
により印字を行う際の操作方法について説明する。
【0021】まず、インクジェットヘッド4を、印字用
紙3上の印字を行いたい位置に位置させる。次に、前記
指示部材7をケーシング2より取り出して前方にほぼ9
0度回動し、印字用紙3上の罫線8の近傍に倒伏させて
指示位置とする。そして、ダイヤル50を回転させて、
前記指示部材7を前記罫線8と直交する方向に移動させ
て前記指示部材7を前記罫線8に合わせるようにする。
このとき、前記窓51より目盛りを確認しながら、前記
指示部材7の移動量を調整することができる。そして、
指示部材7を罫線8に添わせた状態を維持して印字装置
1を手動走査して印字を行えば、罫線8より一定の間隔
を保って整然とした印字を行うことができる。
【0022】また、罫線がない場合であっても、指示部
材7を指示位置としておけば、指示部材7が走査方向
(印字方向)を指示するものとして、整然とした印字を
比較的容易に行うことができる。従って、罫線の有無に
かかわらず、指示部材7を指示位置にしておけば、指示
部材7が走査方向を示す基準となるので、整然とした秩
序だった印字をすることができる。
【0023】また、指示部材7による指示を必要としな
い場合には、指示部材7を回動して起立させ、指示部材
7を収納部2b内に収納した収納位置とし(図3参
照)、その状態で印字すれば、通常の印字装置1と同様
に、印字することができ、その場合には、指示部材7の
下端部7aが、印字用紙3と接触して摺動する摺動部と
なる。
【0024】一方、印字を行わない非使用状態では、図
3に示すように、指示部材7を収納位置とすれば、指示
部材7全体がケーシング2の収納部2b内に収納され、
ケーシング2外に突出した部分がなくなるので、指示部
材7が携帯等の際に邪魔になるということがない。
【0025】尚、前記実施の形態の手動走査型印字装置
1においては、棒状又は板状の指示部材7を用いている
が、それに代えて、レーザ発光装置によるレザー光(ス
ポット光)による軌跡により指示させるようにすること
もできる。以下に、レーザ発光装置を指示手段として利
用した他の実施の形態である手動走査型印字装置100
について説明する。尚、図1〜図3に示す実施の形態と
同一の構成要素については同一の符号を用い、その詳細
な説明を省略する。
【0026】手動走査型印字装置100は、図6及び図
7に示すように、指示部材7に代えて、レーザ発光部2
1、コリメータレンズ22、スキャナー23(偏向装
置)及び偏向装置駆動部24が設けられる。そして、レ
ーザ発光部21から発光されたレーザ光が、偏向装置駆
動部24にて駆動されるスキャナー23によって所定範
囲内で偏向せしめられて走査され、手動走査の方向を指
示するための指示ラインとして光の軌跡Lを形成するよ
うになっている。ここで、レーザ発光部21及びコリメ
ータレンズ22は本発明の発光手段を、スキャナー23
及び偏向装置駆動部24は偏向手段をそれぞれ構成する
ものである。
【0027】具体的には、図8に示すように、N極及び
S極を有する板状の永久磁石31の一面側に鏡部材32
が接着固定されてスキャナー23が形成され、前記永久
磁石31の両側部に、形状記憶合金からなり左右方向に
延びるワイヤ状のバネ部材33,33が設けられてい
る。また、永久磁石31の他面側には、偏向装置駆動部
24としての電磁石34が配設されている。
【0028】これによって、前記電磁石34の磁界を変
化させることで、永久磁石31をバネ部材33,33に
抗して振動させ、鏡部材32をバネ部材33,33に関
して回動変位させることで、レーザ発光部21から発光
されたレーザ光L1を鏡部材32で反射させた反射光l
2を所定範囲内で偏向させ、指示ラインとしての光の軌
跡Lが形成される。
【0029】次に、レーザ光L1の位置を調整する部材
に関して図9を用いて説明する。ダイアル50は軸61
に固定され、ケーシング2の側方に配置されている。軸
61は、ケーシング2に設けられた孔2cと起立部54
に設けられたネジ孔56とにおいて回転可能に支持され
ている。軸61の軸方向の中間部には円盤52が固定支
持されている。円盤52には、窓51より確認可能な目
盛り52aが前記実施の形態と同様に形成されている。
軸61の前記ダイアル50とは反対側には螺旋状のネジ
部55が形成され、その先端部には移動部材57が固定
されている。一方、ケーシング2内面には起立部54が
形成され、その起立部54には前記ネジ部55に対応す
るネジ孔56が形成されている。尚、軸61の回転は前
記ネジ部55において前記ネジ孔56に作用して軸方向
の直線運動に変換される。また、前記起立部54の下方
には軸69及び70の一端がそれぞれ固定され、ケーシ
ング2にそれらの他端がそれぞれ固定されている。軸6
9、70は、移動フレーム71を軸方向に移動可能に軸
支している。前記移動フレーム71は、バネ75、76
により図9の左方向に弾性付勢されるように構成されて
いる。すなわち、移動フレーム71はバネ75、76と
移動部材57とによって挟まれた状態となっている。ま
た、移動フレーム71には前記レーザ発光部21、コリ
メーターレンズ22、スキャナー23及び偏向装置駆動
部24が固定配置されている。また、スキャナー23は
バネ部材33の両端において固定端72に固定されてい
る。尚、軸61、ダイアル50、移動部材57は本発明
の調整手段を構成するものである。
【0030】よって、使用者がダイアル50を回転させ
ると、移動部材57が図中左あるいは右に移動し、前記
移動フレーム71は前記移動部材57の移動に伴って左
あるいは右に移動する。また、ダイアル50の回転と共
に前記円盤52も回転するので、円盤52に形成された
目盛りを窓51より確認することによって、前記移動フ
レーム71の移動量を確認することが可能である。
【0031】尚、印字走査時の発光は、図4に示される
スイッチ40を操作し、印字スタンバイ状態となった時
点より、発光が開始され、光の軌跡Lが形成される。ま
た、印字が終了した時点で前記発光が停止されるように
前記制御部14によって制御される。
【0032】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【0033】例えば、前記各実施の形態においては、表
示手段を窓51及び円盤52により構成したが、前記指
示部材7あるいは前記移動フレーム71の移動量を液晶
表示装置等により表示するように構成してもよい。
【0034】また、前記各実施の形態においては、前記
インクジェットヘッド4を固定とし、前記指示部材7あ
るいは前記移動フレーム71を移動させるように構成し
たが、前記指示部材7あるいは前記移動フレーム71を
固定とし前記インクジェットヘッド4を移動させるよう
に構成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の印字装置は、被記録媒体に印字
する印字手段を備え、前記被記録媒体上を走査すること
により前記印字手段にて被記録媒体に印字するものを対
象として、特に、前記印字手段により被記録媒体に印字
する際に、走査の方向を指示する指示手段と、前記指示
手段が指示する指示位置と前記印字手段による印字位置
とを前記被記録媒体上において走査方向とは交差する方
向に相対的に変更させて、前記指示位置と前記印字位置
との間隔を調整する調整手段とを備えている。従って、
印字手段による被記録媒体への印字の際に、指示手段に
よって走査の方向を指示させることができ、定規がなく
ても、所定方向への整然とした印字を容易に行うことが
でき、且つ前記指示位置と前記印字位置とを所望の間隔
に設定して印字を行うことができる。
【0036】また、請求項2に記載の印字装置は、前記
指示手段及び前記調整手段は、前記印字手段を収納する
ケーシングに設けられている。従って、指示手段を忘れ
るということがなく、被記録媒体に印字する際には、指
示手段を常に使用することができる。
【0037】また、請求項3に記載の印字装置は、前記
指示手段が、前記ケーシングに起伏可能に支承された棒
状又は板状の指示部材と、前記ケーシングに形成され前
記指示部材を収納する収納部とを備え、前記指示部材
が、走査の方向を指示する指示位置又は前記収納部に収
納される収納位置を択一的にとる。使用状態では指示部
材を指示位置として手動操作の方向を指示させることが
でき、非使用状態では、指示部材を収納位置とすれば、
指示部材が携帯等の邪魔になるということがない。
【0038】また、請求項4に記載の印字装置は、前記
指示手段が、前記被記録媒体上の走査の方向に、光の軌
跡による指示ラインを形成する発光手段により構成され
る。従って、指示ラインによって、走査の方向を指示さ
せて、所定方向への整然とした印字を行うことが可能と
なる。
【0039】また、請求項5に記載の印字装置は、前記
指示手段が、前記発光手段より発光された光の方向を偏
向して走査させ指示ラインを形成する偏向手段を備えて
いる。従って、走査の方向を指示する指示ライン(光の
軌跡)を簡単に形成することができる。
【0040】また、請求項6に記載の印字装置は、前記
発光手段が、レーザ発光装置である。従って、明確な指
示ラインを簡単に形成することができる。
【0041】また、請求項7に記載の印字装置は、前記
指示位置と前記印字位置との間隔を表示する表示手段を
備えている。従って、前記間隔を表示手段により確認し
つつ調整することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の印字装置の使用状態を示
す斜視図である。
【図2】指示部材が指示位置とされている状態の印字装
置の断面図である。
【図3】指示部材が収納位置とされている状態の印字装
置の断面図である。
【図4】調整手段の構成を示す印字装置の部分断面図で
ある。
【図5】窓付近の部分拡大図である。
【図6】他の実施の形態の印字装置の使用状態を示す斜
視図である。
【図7】指示部材が指示位置とされている状態の他の実
施の形態の印字装置の断面図である。
【図8】レーザ光の偏向の原理の説明図である。
【図9】調整手段の構成を示す他の実施の形態の印字装
置の部分断面図である。
【符号の説明】
1 印字装置 2 ケーシング 2b収納部 3 印字用紙 4 インクジェットヘッド 7 指示部材 8 罫線 9 軸 21 レーザ発光部 23 スキャナー 50 ダイアル 51 窓 52 円盤 57 移動部材 61 軸 100 印字装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体に印字する印字手段を備え、
    前記被記録媒体上を走査することにより前記印字手段に
    て被記録媒体に印字する印字装置において、 前記印字手段により被記録媒体に印字する際に、走査の
    方向を指示する指示手段と、 前記指示手段が指示する指示位置と前記印字手段による
    印字位置とを前記被記録媒体上において走査方向とは交
    差する方向に相対的に変更させて、前記指示位置と前記
    印字位置との間隔を調整する調整手段とを備えたことを
    特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段及び前記調整手段は、前記
    印字手段を収納するケーシングに設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は、前記ケーシングに起伏
    可能に支承された棒状又は板状の指示部材と、前記ケー
    シングに形成され前記指示部材を収納する収納部とを備
    え、前記指示部材が、走査の方向を指示する指示位置又
    は前記収納部に収納される収納位置を択一的にとること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は、前記被記録媒体上の走
    査の方向に、光の軌跡による指示ラインを形成する発光
    手段により構成されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段は、前記発光手段より発光
    された光の方向を偏向して走査させ指示ラインを形成す
    る偏向手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の
    印字装置。
  6. 【請求項6】 前記発光手段は、レーザ発光装置である
    ことを特徴とする請求項4若しくは5に記載の印字装
    置。
  7. 【請求項7】 前記指示位置と前記印字位置との間隔を
    表示する表示手段を、更に備えたことを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の印字装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109730401A (zh) * 2013-04-23 2019-05-10 耐克创新有限合伙公司 在物品上进行印刷的方法
JP2019126917A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム

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CN109730401A (zh) * 2013-04-23 2019-05-10 耐克创新有限合伙公司 在物品上进行印刷的方法
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