JPH09309818A - 乳化型日焼け止め化粧料 - Google Patents
乳化型日焼け止め化粧料Info
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- JPH09309818A JPH09309818A JP15156296A JP15156296A JPH09309818A JP H09309818 A JPH09309818 A JP H09309818A JP 15156296 A JP15156296 A JP 15156296A JP 15156296 A JP15156296 A JP 15156296A JP H09309818 A JPH09309818 A JP H09309818A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撥水性に優れ、水に接触した際の再乳化性が
少なくて化粧持ちが良く、使用性,乳化安定性及び安全
性に優れる乳化型の日焼け止め化粧料を得る。 【構成】 従来の界面活性剤を用いず、アクリル酸・メ
タクリル酸アルキル共重合体により油性物質を乳化し、
さらに耐水性の皮膜形成剤として、ビニルピロリドン・
アルケン共重合体及びポリプロピレングリコール・4,4'
-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート共重合体よ
り選択した1種又は2種以上を併用して、耐水性に優れ
る乳化型の日焼け止め化粧料を得る。油性物質として、
揮発性のシリコーン油を用いることが好ましい。この日
焼け止め化粧料は、撥水性に優れ、水に接触した際の再
乳化性が小さく、従って耐水性が高くて化粧持ちが良
い。また、伸びが軽く、べたつきがなくてさっぱりした
使用感を有し、皮膚刺激等もなく、乳化安定性にも優れ
る。
少なくて化粧持ちが良く、使用性,乳化安定性及び安全
性に優れる乳化型の日焼け止め化粧料を得る。 【構成】 従来の界面活性剤を用いず、アクリル酸・メ
タクリル酸アルキル共重合体により油性物質を乳化し、
さらに耐水性の皮膜形成剤として、ビニルピロリドン・
アルケン共重合体及びポリプロピレングリコール・4,4'
-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート共重合体よ
り選択した1種又は2種以上を併用して、耐水性に優れ
る乳化型の日焼け止め化粧料を得る。油性物質として、
揮発性のシリコーン油を用いることが好ましい。この日
焼け止め化粧料は、撥水性に優れ、水に接触した際の再
乳化性が小さく、従って耐水性が高くて化粧持ちが良
い。また、伸びが軽く、べたつきがなくてさっぱりした
使用感を有し、皮膚刺激等もなく、乳化安定性にも優れ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水に接触した際の
再乳化性が改良され、耐水性,乳化安定性及び安全性に
優れた乳化型の日焼け止め化粧料に関する。さらに詳し
くは、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の1
種又は2種以上、油性物質、紫外線吸収剤,酸化チタ
ン,酸化亜鉛の1種又は2種以上、水、及びビニルピロ
リドン・アルケン共重合体及びポリプロピレングリコー
ル・4,4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート共
重合体の1種又は2種以上を含有して成る乳化型の日焼
け止め化粧料に関する。
再乳化性が改良され、耐水性,乳化安定性及び安全性に
優れた乳化型の日焼け止め化粧料に関する。さらに詳し
くは、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の1
種又は2種以上、油性物質、紫外線吸収剤,酸化チタ
ン,酸化亜鉛の1種又は2種以上、水、及びビニルピロ
リドン・アルケン共重合体及びポリプロピレングリコー
ル・4,4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート共
重合体の1種又は2種以上を含有して成る乳化型の日焼
け止め化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】特に夏期において戸外で使用される日焼
け止め化粧料においては、汗や水に対する抵抗性が要求
される。従来の耐水性を付与した日焼け止め化粧料にお
いては、水に接触した際の再乳化を防ぐため、親油性の
非イオン性界面活性剤等を用いてW/O型のエマルショ
ンとしたり、あるいは脂肪酸セッケンや親水性の非イオ
ン性界面活性剤等を用いて成るO/W型のエマルション
にシリコーン樹脂等の耐水性皮膜形成剤を多量に配合し
たりしていた。
け止め化粧料においては、汗や水に対する抵抗性が要求
される。従来の耐水性を付与した日焼け止め化粧料にお
いては、水に接触した際の再乳化を防ぐため、親油性の
非イオン性界面活性剤等を用いてW/O型のエマルショ
ンとしたり、あるいは脂肪酸セッケンや親水性の非イオ
ン性界面活性剤等を用いて成るO/W型のエマルション
にシリコーン樹脂等の耐水性皮膜形成剤を多量に配合し
たりしていた。
【0003】しかしながら、W/O型エマルションにお
いてはべたつきがあり、さっぱりした使用感が得られに
くく、クリーミングや分離等が起こりやすいなど、安定
性上問題があった。一方、O/W型エマルションに耐水
性皮膜形成剤を多量に配合すると、伸びが悪くまた重い
等、使用感上好ましくない影響が生じていた。また、こ
れらエマルションにおいては、乳化に際し界面活性剤を
使用するため、界面活性剤による皮膚あるいは眼に対す
る刺激性があり、安全性上も問題があった。
いてはべたつきがあり、さっぱりした使用感が得られに
くく、クリーミングや分離等が起こりやすいなど、安定
性上問題があった。一方、O/W型エマルションに耐水
性皮膜形成剤を多量に配合すると、伸びが悪くまた重い
等、使用感上好ましくない影響が生じていた。また、こ
れらエマルションにおいては、乳化に際し界面活性剤を
使用するため、界面活性剤による皮膚あるいは眼に対す
る刺激性があり、安全性上も問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の耐水性日焼け止め化粧料の有する問題点を解決
するものである。すなわち本発明は、再乳化性を低減し
て高い耐水性を有し、且つ安定性が良好で、従来の界面
活性剤を用いず高い安全性を有し、さらにべたつかず軽
い伸び及び使用感を有する乳化型の日焼け止め化粧料を
提供するものである。
な従来の耐水性日焼け止め化粧料の有する問題点を解決
するものである。すなわち本発明は、再乳化性を低減し
て高い耐水性を有し、且つ安定性が良好で、従来の界面
活性剤を用いず高い安全性を有し、さらにべたつかず軽
い伸び及び使用感を有する乳化型の日焼け止め化粧料を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、従来
の界面活性剤の替わりに一般式1で示されるアクリル酸
・メタクリル酸アルキル共重合体の1種又は2種以上を
用いて油性物質を乳化し、さらに特定の耐水性皮膜形成
剤の1種又は2種以上を併用することにより、上記の課
題を解決することができた。すなわち、本発明に係る日
焼け止め化粧料は、(A)一般式1で示されるアクリル酸
・メタクリル酸アルキル共重合体の1種又は2種以上、
(B)油性物質、(C)紫外線吸収剤,酸化チタン,酸化亜鉛
の1種又は2種以上、(D)水、及び(E)一般式2で示され
るビニルピロリドン・アルケン共重合体及び一般式3で
示されるポリプロピレングリコール・4,4'-ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート共重合体より選択した1
種又は2種以上を含有して成る。
の界面活性剤の替わりに一般式1で示されるアクリル酸
・メタクリル酸アルキル共重合体の1種又は2種以上を
用いて油性物質を乳化し、さらに特定の耐水性皮膜形成
剤の1種又は2種以上を併用することにより、上記の課
題を解決することができた。すなわち、本発明に係る日
焼け止め化粧料は、(A)一般式1で示されるアクリル酸
・メタクリル酸アルキル共重合体の1種又は2種以上、
(B)油性物質、(C)紫外線吸収剤,酸化チタン,酸化亜鉛
の1種又は2種以上、(D)水、及び(E)一般式2で示され
るビニルピロリドン・アルケン共重合体及び一般式3で
示されるポリプロピレングリコール・4,4'-ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート共重合体より選択した1
種又は2種以上を含有して成る。
【化1】
【化2】
【化3】
【0006】(A)のアクリル酸・メタクリル酸アルキル
共重合体は、一般式1で示されるように、アクリル酸と
メタクリル酸アルキルの共重合体であり、カルボキシル
基に起因する親水性部分と、アルキル基に起因する親油
性部分とを併せ持ち、良好な乳化性を有し、ビー・エフ
・グッドリッチ(BF Goodrich)社からペミュレン(PEM
ULEN)の商品名で市販されている。またカルボキシビニ
ルポリマー等を併用することもできる。
共重合体は、一般式1で示されるように、アクリル酸と
メタクリル酸アルキルの共重合体であり、カルボキシル
基に起因する親水性部分と、アルキル基に起因する親油
性部分とを併せ持ち、良好な乳化性を有し、ビー・エフ
・グッドリッチ(BF Goodrich)社からペミュレン(PEM
ULEN)の商品名で市販されている。またカルボキシビニ
ルポリマー等を併用することもできる。
【化1】
【0007】(B)の油性物質としては、アボカド油,ア
ルモンド油,オリーブ油,ゴマ油,サザンカ油,サフラ
ワー油,大豆油,ツバキ油,トウモロコシ油,ナタネ
油,パーシック油,ヒマシ油,綿実油,落花生油,カカ
オ脂,パーム油,パーム核油,モクロウ,ヤシ油,硬化
ヒマシ油等の植物性油脂類、タートル油,ミンク油,卵
黄油,牛脂,豚脂等の動物性油脂類、カルナウバロウ,
キャンデリラロウ,ホホバ油等の植物性ロウ類、ミツロ
ウ,鯨ロウ,ラノリン等の動物性ロウ類、流動パラフィ
ン,ワセリン,パラフィン,オゾケライト,セレシン,
マイクロクリスタリンワックス,スクワラン,プリスタ
ン等の炭化水素油類、ラウリン酸,ミリスチン酸,パル
ミチン酸,ステアリン酸,ベヘン酸,オレイン酸,12-
ヒドロキシステアリン酸,ウンデシレン酸,ラノリン脂
肪酸,イソステアリン酸等の脂肪酸類、ラウリルアルコ
ール,セタノール,ステアリルアルコール,ベヘニルア
ルコール,オレイルアルコール,2-ヘキシルデカノー
ル,イソステアリルアルコール,2-オクチルドデカノー
ル,ラノリンアルコール,コレステロール等のアルコー
ル類、ミリスチン酸イソプロピル,ミリスチン酸オクチ
ルドデシル,パルミチン酸イソプロピル,2-エチルヘキ
サン酸グリセリル等のエステル油類、ジメチルポリシロ
キサン,メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン
油類といった、通常化粧料に使用される油性物質が使用
でき、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。
これらのうち、低分子量のジメチルポリシロキサン,メ
チルフェニルポリシロキサン,オクタメチルシクロテト
ラシロキサン,デカメチルシクロペンタシロキサン等の
揮発性シリコーン油が、化粧料に使用した場合、皮膚上
に残らないため油性感のないさっぱりした使用感を与え
ることができるので、特に好ましい。配合量としては、
0.5〜80.0重量%が適当である。
ルモンド油,オリーブ油,ゴマ油,サザンカ油,サフラ
ワー油,大豆油,ツバキ油,トウモロコシ油,ナタネ
油,パーシック油,ヒマシ油,綿実油,落花生油,カカ
オ脂,パーム油,パーム核油,モクロウ,ヤシ油,硬化
ヒマシ油等の植物性油脂類、タートル油,ミンク油,卵
黄油,牛脂,豚脂等の動物性油脂類、カルナウバロウ,
キャンデリラロウ,ホホバ油等の植物性ロウ類、ミツロ
ウ,鯨ロウ,ラノリン等の動物性ロウ類、流動パラフィ
ン,ワセリン,パラフィン,オゾケライト,セレシン,
マイクロクリスタリンワックス,スクワラン,プリスタ
ン等の炭化水素油類、ラウリン酸,ミリスチン酸,パル
ミチン酸,ステアリン酸,ベヘン酸,オレイン酸,12-
ヒドロキシステアリン酸,ウンデシレン酸,ラノリン脂
肪酸,イソステアリン酸等の脂肪酸類、ラウリルアルコ
ール,セタノール,ステアリルアルコール,ベヘニルア
ルコール,オレイルアルコール,2-ヘキシルデカノー
ル,イソステアリルアルコール,2-オクチルドデカノー
ル,ラノリンアルコール,コレステロール等のアルコー
ル類、ミリスチン酸イソプロピル,ミリスチン酸オクチ
ルドデシル,パルミチン酸イソプロピル,2-エチルヘキ
サン酸グリセリル等のエステル油類、ジメチルポリシロ
キサン,メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン
油類といった、通常化粧料に使用される油性物質が使用
でき、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。
これらのうち、低分子量のジメチルポリシロキサン,メ
チルフェニルポリシロキサン,オクタメチルシクロテト
ラシロキサン,デカメチルシクロペンタシロキサン等の
揮発性シリコーン油が、化粧料に使用した場合、皮膚上
に残らないため油性感のないさっぱりした使用感を与え
ることができるので、特に好ましい。配合量としては、
0.5〜80.0重量%が適当である。
【0008】(C)の紫外線吸収剤としては、パラアミノ
安息香酸,パラアミノ安息香酸エチル等のパラアミノ安
息香酸誘導体、パラメトキシ桂皮酸オクチル等のメトキ
シ桂皮酸誘導体、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェ
ノン,2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン等
のベンゾフェノン誘導体、サリチル酸オクチル,サリチ
ル酸フェニル等のサリチル酸誘導体、4-tert-ブチル-4'
-メトキシジベンゾイルメタンなど、化粧料用として通
常使用されるものを用いることができる。また、紫外線
散乱効果を有する酸化チタンや酸化亜鉛を用いることも
できる。これらより1種又は2種以上を選択して使用す
る。
安息香酸,パラアミノ安息香酸エチル等のパラアミノ安
息香酸誘導体、パラメトキシ桂皮酸オクチル等のメトキ
シ桂皮酸誘導体、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェ
ノン,2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン等
のベンゾフェノン誘導体、サリチル酸オクチル,サリチ
ル酸フェニル等のサリチル酸誘導体、4-tert-ブチル-4'
-メトキシジベンゾイルメタンなど、化粧料用として通
常使用されるものを用いることができる。また、紫外線
散乱効果を有する酸化チタンや酸化亜鉛を用いることも
できる。これらより1種又は2種以上を選択して使用す
る。
【0009】(E)のビニルピロリドン・アルケン共重合
体は、一般式2で示されるように、ビニルピロリドンと
デセン〜ドトリアコンテンまでの炭素数10〜32のア
ルケンより成る共重合体である。また、ポリプロピレン
グリコール・4,4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート共重合体は、一般式3で示されるように、ポリプ
ロピレングリコールと4,4'-ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネートより成る平均分子量4,000〜18,
000のオリゴマーである。これらはいずれも皮膚親和
性及び皮膚付着性の高い耐水性の強い皮膜を形成する。
本発明においては、これらより1種又は2種以上を選択
して用いる。これら共重合体の配合量は、(A)のアクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体との重量比(A)/
(E)が8/2〜1/9となる範囲が適当である。また、
他の皮膜形成剤を併用することもできる。かかる皮膜形
成剤としては、トリメチルシロキシケイ酸等のシリコー
ン樹脂や、シリル化プルラン等が好適な例として挙げら
れる。
体は、一般式2で示されるように、ビニルピロリドンと
デセン〜ドトリアコンテンまでの炭素数10〜32のア
ルケンより成る共重合体である。また、ポリプロピレン
グリコール・4,4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート共重合体は、一般式3で示されるように、ポリプ
ロピレングリコールと4,4'-ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネートより成る平均分子量4,000〜18,
000のオリゴマーである。これらはいずれも皮膚親和
性及び皮膚付着性の高い耐水性の強い皮膜を形成する。
本発明においては、これらより1種又は2種以上を選択
して用いる。これら共重合体の配合量は、(A)のアクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体との重量比(A)/
(E)が8/2〜1/9となる範囲が適当である。また、
他の皮膜形成剤を併用することもできる。かかる皮膜形
成剤としては、トリメチルシロキシケイ酸等のシリコー
ン樹脂や、シリル化プルラン等が好適な例として挙げら
れる。
【化2】
【化3】
【0010】
【作用】本発明に係る乳化型の日焼け止め化粧料は、乳
化安定性が良好で、長期間保存してもクリーミングや分
離が見られない。皮膚に塗布した場合、水と接触した際
の再乳化性が低く、優れた耐水性,撥水性を示し、化粧
持ちが良い。また、皮膚や眼に対する刺激性が低く、安
全性にも優れる。さらに、べたつきがなく、伸びも軽
く、使用感的にも良好である。
化安定性が良好で、長期間保存してもクリーミングや分
離が見られない。皮膚に塗布した場合、水と接触した際
の再乳化性が低く、優れた耐水性,撥水性を示し、化粧
持ちが良い。また、皮膚や眼に対する刺激性が低く、安
全性にも優れる。さらに、べたつきがなく、伸びも軽
く、使用感的にも良好である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る乳化型の日焼け止め
化粧料は、乳液,クリーム,メイクアップベースローシ
ョン,メイクアップベースクリーム,乳液状ファンデー
ション,クリーム状ファンデーション等の製品形態で提
供できる。
化粧料は、乳液,クリーム,メイクアップベースローシ
ョン,メイクアップベースクリーム,乳液状ファンデー
ション,クリーム状ファンデーション等の製品形態で提
供できる。
【0012】
【実施例】さらに本発明の特徴について、実施例により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0013】本発明に係る日焼け止め乳液である実施例
1及び実施例2の処方を、比較例とともに表1に示す。
実施例1及び実施例2は、表1中の(4)〜(6)又は(7)を
混合,均一化し、これに(11)の一部に分散,溶解させた
(1),(8),(10)を加え、ホモジナイザー等によりせん断
力を加えて乳化し、(11)の残部に溶解した(9)を加えて
中和して混合,均一化し、次いで(12)を添加して調製す
る。
1及び実施例2の処方を、比較例とともに表1に示す。
実施例1及び実施例2は、表1中の(4)〜(6)又は(7)を
混合,均一化し、これに(11)の一部に分散,溶解させた
(1),(8),(10)を加え、ホモジナイザー等によりせん断
力を加えて乳化し、(11)の残部に溶解した(9)を加えて
中和して混合,均一化し、次いで(12)を添加して調製す
る。
【0014】比較例1は、親油性の非イオン性界面活性
剤であるソルビタンセスキオレイン酸エステルを用いて
シリコーン油を乳化し、W/O型エマルションとしたも
のであり、表1中の(2),(4),(5)を混合,加熱し均一
化したものに、均一に加熱溶解した(10),(11)に(8)を
分散したものを徐々に加えて乳化し、冷却後(12)を添加
して得る。比較例2及び比較例3は、親水性の非イオン
性界面活性剤であるポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビ
タンモノオレイン酸エステルを用いてシリコーン油を乳
化して得たO/W型エマルションに、耐水性皮膜形成剤
を配合したものであり、(3)〜(6)又は(7)を混合,加熱
均一化し、これを、加熱,溶解した(10),(11)に(8)を
分散したものに徐々に加えて乳化し、冷却後(12)を添加
して得る。そして比較例4は、アクリル酸・メタクリル
酸アルキル共重合体を用いてシリコーン油を乳化したエ
マルションであるが、耐水性皮膜形成剤である(6),(7)
を含有しないものであり、(4),(5)を混合,均一化した
ものに、(11)の一部に分散,溶解させた(1),(8),(10)
を加え、ホモジナイザー等でせん断力を加えて乳化させ
た後、(11)の残部に溶解した(9)を加えて中和した後、
(12)を添加,混合して得る。なお、実施例及び比較例の
各乳液は、いずれもpHを7.5に調整した。
剤であるソルビタンセスキオレイン酸エステルを用いて
シリコーン油を乳化し、W/O型エマルションとしたも
のであり、表1中の(2),(4),(5)を混合,加熱し均一
化したものに、均一に加熱溶解した(10),(11)に(8)を
分散したものを徐々に加えて乳化し、冷却後(12)を添加
して得る。比較例2及び比較例3は、親水性の非イオン
性界面活性剤であるポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビ
タンモノオレイン酸エステルを用いてシリコーン油を乳
化して得たO/W型エマルションに、耐水性皮膜形成剤
を配合したものであり、(3)〜(6)又は(7)を混合,加熱
均一化し、これを、加熱,溶解した(10),(11)に(8)を
分散したものに徐々に加えて乳化し、冷却後(12)を添加
して得る。そして比較例4は、アクリル酸・メタクリル
酸アルキル共重合体を用いてシリコーン油を乳化したエ
マルションであるが、耐水性皮膜形成剤である(6),(7)
を含有しないものであり、(4),(5)を混合,均一化した
ものに、(11)の一部に分散,溶解させた(1),(8),(10)
を加え、ホモジナイザー等でせん断力を加えて乳化させ
た後、(11)の残部に溶解した(9)を加えて中和した後、
(12)を添加,混合して得る。なお、実施例及び比較例の
各乳液は、いずれもpHを7.5に調整した。
【表1】
【0015】本発明の実施例1,実施例2及び比較例1
〜比較例3について、撥水性,再乳化性,使用性,安全
性及び安定性の評価を行った。
〜比較例3について、撥水性,再乳化性,使用性,安全
性及び安定性の評価を行った。
【0016】(1)撥水性 スライドガラス上に各試料
0.1gを採り、均一に塗布し乾燥後接触角を測定して
評価した。結果を表2に示す。
0.1gを採り、均一に塗布し乾燥後接触角を測定して
評価した。結果を表2に示す。
【表2】
【0017】(2)再乳化性 スライドガラス上に各試料
0.1gを採り、均一に塗布し乾燥したものをリーナツ
型試験機に入れ、水道水700ml中に5分間浸した後
乾燥し、接触角を測定して評価した。結果は表2に併せ
て示した。
0.1gを採り、均一に塗布し乾燥したものをリーナツ
型試験機に入れ、水道水700ml中に5分間浸した後
乾燥し、接触角を測定して評価した。結果は表2に併せ
て示した。
【0018】(3)使用性及び安全性 20才〜50才の
女性パネラー計20名を1群とし、各群に実施例及び比
較例をそれぞれブラインドにて使用させ、塗布時の伸
び,塗布後のべたつきの有無,刺激感の有無について官
能評価させた。伸びについては、「重い」,「やや重
い」,「普通」,「やや軽い」,「軽い」、べたつきの
有無については、「ある」,「ややある」,「どちらと
もいえない」,「ややない」,「ない」、刺激感につい
ては、「非常に強く感じる」,「やや強く感じる」,
「感じる」,「微妙に感じる」,「感じない」の5段階
で評価させた。結果は、各評価を行ったパネラー数にて
表3に示した。
女性パネラー計20名を1群とし、各群に実施例及び比
較例をそれぞれブラインドにて使用させ、塗布時の伸
び,塗布後のべたつきの有無,刺激感の有無について官
能評価させた。伸びについては、「重い」,「やや重
い」,「普通」,「やや軽い」,「軽い」、べたつきの
有無については、「ある」,「ややある」,「どちらと
もいえない」,「ややない」,「ない」、刺激感につい
ては、「非常に強く感じる」,「やや強く感じる」,
「感じる」,「微妙に感じる」,「感じない」の5段階
で評価させた。結果は、各評価を行ったパネラー数にて
表3に示した。
【表3】
【0019】また、安全性については、パッチテストに
よっても評価した。各試料について30名の男性パネラ
ーを用い、背部にて48時間のクローズドパッチテスト
を行った。結果は表4に示す判定基準に従って判定し、
30名の皮膚刺激指数の平均値にて表5に示した。
よっても評価した。各試料について30名の男性パネラ
ーを用い、背部にて48時間のクローズドパッチテスト
を行った。結果は表4に示す判定基準に従って判定し、
30名の皮膚刺激指数の平均値にて表5に示した。
【表4】
【表5】
【0020】(4)安定性 各試料について、(イ)−20℃
で凍結しついで解凍する操作を5回繰り返した場合、
(ロ)保存温度を−10℃〜40℃の範囲で変化させなが
ら3カ月間静置した場合、(ハ)40℃で3カ月間静置し
た場合、(ニ)50℃で3カ月間静置した場合、(ホ)5℃で
3カ月間静置した場合の各場合における乳化状態の変化
を観察して評価した。結果は表6に示した。
で凍結しついで解凍する操作を5回繰り返した場合、
(ロ)保存温度を−10℃〜40℃の範囲で変化させなが
ら3カ月間静置した場合、(ハ)40℃で3カ月間静置し
た場合、(ニ)50℃で3カ月間静置した場合、(ホ)5℃で
3カ月間静置した場合の各場合における乳化状態の変化
を観察して評価した。結果は表6に示した。
【表6】
【0021】表2より明らかなように、本発明の実施例
1及び実施例2と比較例1は、比較例2,比較例3及び
比較例4に比べて接触角が大きく、非常に優れた撥水性
を有することが示された。また、本発明の実施例1,実
施例2及び比較例1については、水に浸した後の接触角
の減少はわずかであるが、比較例2〜比較例4では顕著
な減少が認められた。このことから、本発明の実施例1
及び実施例2においては耐水性が良好で、再乳化性も小
さいことが示される。一方、比較例2,比較例3及び比
較例4は耐水性が小さく、最乳化性も大きいものであっ
た。
1及び実施例2と比較例1は、比較例2,比較例3及び
比較例4に比べて接触角が大きく、非常に優れた撥水性
を有することが示された。また、本発明の実施例1,実
施例2及び比較例1については、水に浸した後の接触角
の減少はわずかであるが、比較例2〜比較例4では顕著
な減少が認められた。このことから、本発明の実施例1
及び実施例2においては耐水性が良好で、再乳化性も小
さいことが示される。一方、比較例2,比較例3及び比
較例4は耐水性が小さく、最乳化性も大きいものであっ
た。
【0022】表3より、本発明の実施例1及び実施例2
においては塗布時の伸びが軽く、使用時のべたつきもな
く、また刺激感もほとんどないことが示される。比較例
1,比較例2及び比較例3においては、ほとんどのパネ
ラーが伸びが重く、べたつくと評価していた。また、若
干の刺激感も認められた。比較例4においては、各項目
について概ね良い評価を得ていた。また、表5において
示されるパッチテストの結果においても、本発明の実施
例1及び実施例2では皮膚刺激指数が非常に低く、安全
性にも優れることが認められた。これに対し、従来使用
されている界面活性剤により乳化した比較例1〜比較例
2については、若干の皮膚刺激性が認められていた。
においては塗布時の伸びが軽く、使用時のべたつきもな
く、また刺激感もほとんどないことが示される。比較例
1,比較例2及び比較例3においては、ほとんどのパネ
ラーが伸びが重く、べたつくと評価していた。また、若
干の刺激感も認められた。比較例4においては、各項目
について概ね良い評価を得ていた。また、表5において
示されるパッチテストの結果においても、本発明の実施
例1及び実施例2では皮膚刺激指数が非常に低く、安全
性にも優れることが認められた。これに対し、従来使用
されている界面活性剤により乳化した比較例1〜比較例
2については、若干の皮膚刺激性が認められていた。
【0023】表6より、本発明の実施例1,実施例2及
び比較例4については、各保存条件において乳化状態の
変化が認められず、安定性に優れることが示された。一
方、比較例1〜比較例3については、顕著な乳化状態の
悪化が認められた。
び比較例4については、各保存条件において乳化状態の
変化が認められず、安定性に優れることが示された。一
方、比較例1〜比較例3については、顕著な乳化状態の
悪化が認められた。
【0024】以上のように、本発明の実施例1及び実施
例2は撥水性,再乳化性,使用性,安全性及び安定性の
各項目において優れていた。これに対して、比較例1は
再乳化性は小さいものの使用性,安定性が悪く、安全性
においてもあまり良い評価は得られなかった。比較例2
及び比較例3は、撥水性,再乳化性,使用感,安全性及
び安定性のいずれにおいても良い評価が得られておら
ず、比較例4は安定性,安全性は良いが、撥水性が低く
て再乳化性が大きく、耐水性が低いため化粧持ちが悪い
と予測された。
例2は撥水性,再乳化性,使用性,安全性及び安定性の
各項目において優れていた。これに対して、比較例1は
再乳化性は小さいものの使用性,安定性が悪く、安全性
においてもあまり良い評価は得られなかった。比較例2
及び比較例3は、撥水性,再乳化性,使用感,安全性及
び安定性のいずれにおいても良い評価が得られておら
ず、比較例4は安定性,安全性は良いが、撥水性が低く
て再乳化性が大きく、耐水性が低いため化粧持ちが悪い
と予測された。
【0025】続いて、本発明の他の実施例の処方を示
す。
す。
【0026】 [実施例2] 日焼け止めクリーム (1)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 4.0(重量%) (2)スクワラン 10.0 (3)ワセリン 5.0 (4)ステアリルアルコール 3.0 (5)ステアリン酸 3.0 (6)2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン 2.0 (7)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5.0 (8)ビニルピロリドン・ペンタデセン共重合体 1.0 (9)1,3-ブチレングリコール 7.0 (10)酸化チタン 5.0 (11)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (12)水酸化カリウム 1.6 (13)精製水 53.2 (14)香料 0.1 製法:(2)〜(8)を混合,溶解して均一とし、これに(13)
の一部に(1),(9)〜(11)を分散,溶解して加え、ホモミ
キサーにより乳化する。次いで(13)の残部に溶解した(1
2)を加えて中和し、さらに(14)を添加,混合する。
の一部に(1),(9)〜(11)を分散,溶解して加え、ホモミ
キサーにより乳化する。次いで(13)の残部に溶解した(1
2)を加えて中和し、さらに(14)を添加,混合する。
【0027】 [実施例3] 日焼け止め用メイクアップベースローション (1)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 1.5(重量%) (2)メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 1.5 (4)パラメトキシ桂皮酸オクチル 2.0 (5)4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン 3.0 (6)ビニルピロリドン・ドデセン共重合体 0.5 (7)ビニルピロリドン・エイコセン共重合体 0.5 (8)トリメチルシロキシケイ酸 1.0 (9)ジプロピレングリコール 6.0 (10)酸化チタン 1.0 (11)ベンガラ 0.1 (12)黄酸化鉄 0.4 (13)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (14)水酸化カリウム 0.6 (15)精製水 76.7 (16)香料 0.1 製法:(2)〜(8)を混合,溶解して均一とし、これに(15)
の一部に(1),(9)〜(13)を分散,溶解して加え、ホモミ
キサーにより乳化する。次いで(15)の残部に溶解した(1
4)を加えて中和し、さらに(16)を添加,混合する。
の一部に(1),(9)〜(13)を分散,溶解して加え、ホモミ
キサーにより乳化する。次いで(15)の残部に溶解した(1
4)を加えて中和し、さらに(16)を添加,混合する。
【0028】 [実施例4] 日焼け止め用ファンデーション(乳液タイプ) (1)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 1.0(重量%) (2)ジメチルポリシロキサン 4.0 (3)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0 (4)パラメトキシ桂皮酸オクチル 8.0 (5)ポリプロピレングリコール・4,4'-ジシクロ 3.0 ヘキシルメタンジイソシアネート共重合体 (6)トリメチルシリル化プルラン 3.0 (7)グリセリン 3.0 (8)酸化チタン 5.0 (9)酸化亜鉛 3.0 (10)タルク 4.0 (11)ベンガラ 3.0 (12)黄酸化鉄 2.5 (13)黒酸化鉄 0.5 (14)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (15)水酸化ナトリウム 0.4 (16)精製水 57.4 (17)香料 0.1 製法:(2)〜(6)を混合,溶解して均一とし、これに(16)
の一部に(1),(7)〜(14)を分散,溶解して加え、ホモミ
キサーにより乳化する。次いで(16)の残部に溶解した(1
5)を加えて中和し、さらに(17)を添加,混合する。
の一部に(1),(7)〜(14)を分散,溶解して加え、ホモミ
キサーにより乳化する。次いで(16)の残部に溶解した(1
5)を加えて中和し、さらに(17)を添加,混合する。
【0029】 [実施例5] 日焼け止め用ファンデーション(クリームタイプ) (1)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 5.0(重量%) (2)ワセリン 5.0 (3)セトステアリルアルコール 1.0 (4)グリセリルトリ2-エチルヘキサン酸エステル 5.0 (5)ジメチルポリシロキサン 2.0 (6)メチルフェニルポリシロキサン 1.0 (7)パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 5.0 (8)2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン 2.5 (9)ビニルピロリドン・エイコセン・ 3.5 ドコセン共重合体 (10)ポリプロピレングリコール・4,4'-ジシクロ 1.0 ヘキシルメタンジイソシアネート共重合体 (11)トリメチルシロキシケイ酸 1.0 (12)1,3-ブチレングリコール 5.0 (13)酸化チタン 8.0 (14)酸化亜鉛 4.0 (15)タルク 2.0 (16)ベントナイト 1.0 (17)ベンガラ 2.6 (18)黄酸化鉄 2.1 (19)黒酸化鉄 0.3 (20)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (21)水酸化ナトリウム 2.0 (22)精製水 40.8 (23)香料 0.1 製法:(2)〜(11)を混合,溶解して均一とし、これに(2
2)の一部に(1),(12)〜(20)を分散,溶解して加え、ホ
モミキサーにより乳化する。次いで(22)の残部に溶解し
た(21)を加えて中和し、さらに(23)を添加,混合する。
2)の一部に(1),(12)〜(20)を分散,溶解して加え、ホ
モミキサーにより乳化する。次いで(22)の残部に溶解し
た(21)を加えて中和し、さらに(23)を添加,混合する。
【0030】上記の実施例2〜実施例5のいずれにおい
ても良好な耐水性が認められ、これらを上述したように
浸水処理しても耐水性の低下は認められなかった。ま
た、−20℃での凍結と解凍を5回繰り返した場合、−
10℃〜40℃の範囲で温度を変化させて3カ月間保存
した場合、40℃で3カ月間保存した場合、50℃で3
カ月間保存した場合、5℃で3カ月間保存した場合のい
ずれにおいても、水相又は油相の分離、或いは顔料の凝
集,沈降といった状態の変化は認められなかった。さら
に伸び等の使用感も良好で、使用時の刺激感や、使用に
よる皮膚刺激性及び感作性は全く認められなかった。
ても良好な耐水性が認められ、これらを上述したように
浸水処理しても耐水性の低下は認められなかった。ま
た、−20℃での凍結と解凍を5回繰り返した場合、−
10℃〜40℃の範囲で温度を変化させて3カ月間保存
した場合、40℃で3カ月間保存した場合、50℃で3
カ月間保存した場合、5℃で3カ月間保存した場合のい
ずれにおいても、水相又は油相の分離、或いは顔料の凝
集,沈降といった状態の変化は認められなかった。さら
に伸び等の使用感も良好で、使用時の刺激感や、使用に
よる皮膚刺激性及び感作性は全く認められなかった。
【0031】
【発明の効果】上記において詳述した通り、本発明によ
り、優れた撥水性を有し、良好な耐水性を持ち再乳化性
がなく、伸びも軽くさっぱりした良好な使用感を有し、
さらに安全性も高くて刺激感もなく、しかもきわめて安
定な乳化型の日焼け止め化粧料を提供することができ
た。
り、優れた撥水性を有し、良好な耐水性を持ち再乳化性
がなく、伸びも軽くさっぱりした良好な使用感を有し、
さらに安全性も高くて刺激感もなく、しかもきわめて安
定な乳化型の日焼け止め化粧料を提供することができ
た。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)一般式1で示されるアクリル酸・メ
タクリル酸アルキル共重合体の1種又は2種以上、(B)
油性物質、(C)紫外線吸収剤,酸化チタン及び酸化亜鉛
より選択される1種又は2種以上、(D)水、及び(E)一般
式2で示されるビニルピロリドン・アルケン共重合体、
及び一般式3で示されるポリプロピレングリコール・4,
4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート共重合体
より選択される1種又は2種以上を含有して成る、乳化
型日焼け止め化粧料。 【化1】 【化2】 【化3】 - 【請求項2】 (A)と(E)の配合量の比(A)/(E)が、重量
比で8/2〜1/9であることを特徴とする、請求項1
に記載の乳化型日焼け止め化粧料。 - 【請求項3】 (B)の油性物質の配合量が、0.5〜8
0.0重量%であることを特徴とする、請求項1又は請
求項2に記載の乳化型日焼け止め化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15156296A JPH09309818A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 乳化型日焼け止め化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15156296A JPH09309818A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 乳化型日焼け止め化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09309818A true JPH09309818A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15521251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15156296A Pending JPH09309818A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 乳化型日焼け止め化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09309818A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001278772A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
KR100338515B1 (ko) * | 1999-12-23 | 2002-05-30 | 김영대 | 산화아연-폴리커터늄 복합물을 함유하는 자외선 차단용조성물 |
JP2002226350A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Kao Corp | 紫外線防御剤 |
JP2007182402A (ja) * | 2006-01-07 | 2007-07-19 | Nippon Menaade Keshohin Kk | サンスクリーン化粧料 |
JP2014503545A (ja) * | 2010-12-22 | 2014-02-13 | エイボン プロダクツ インコーポレーテッド | 持ちが良い化粧用粉末組成物 |
JP2016503039A (ja) * | 2012-12-24 | 2016-02-01 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 化粧品組成物 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP15156296A patent/JPH09309818A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100338515B1 (ko) * | 1999-12-23 | 2002-05-30 | 김영대 | 산화아연-폴리커터늄 복합물을 함유하는 자외선 차단용조성물 |
JP2001278772A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
JP2002226350A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Kao Corp | 紫外線防御剤 |
JP2007182402A (ja) * | 2006-01-07 | 2007-07-19 | Nippon Menaade Keshohin Kk | サンスクリーン化粧料 |
JP4684895B2 (ja) * | 2006-01-07 | 2011-05-18 | 日本メナード化粧品株式会社 | サンスクリーン化粧料 |
JP2014503545A (ja) * | 2010-12-22 | 2014-02-13 | エイボン プロダクツ インコーポレーテッド | 持ちが良い化粧用粉末組成物 |
JP2016503039A (ja) * | 2012-12-24 | 2016-02-01 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 化粧品組成物 |
US10449138B2 (en) | 2012-12-24 | 2019-10-22 | Conopco, Inc. | Cosmetic composition |
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