JPH09309497A - 船外機の冷却装置 - Google Patents
船外機の冷却装置Info
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- JPH09309497A JPH09309497A JP8153188A JP15318896A JPH09309497A JP H09309497 A JPH09309497 A JP H09309497A JP 8153188 A JP8153188 A JP 8153188A JP 15318896 A JP15318896 A JP 15318896A JP H09309497 A JPH09309497 A JP H09309497A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/202—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/14—Controlling of coolant flow the coolant being liquid
- F01P7/16—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
- F01P7/165—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control characterised by systems with two or more loops
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 船外機の内燃機関の始動が円滑にできるよう
にする。 【解決手段】 内燃機関7に形成された冷却水ジャケッ
ト17の入口部に一端が連結され同上冷却水ジャケット
17の出口部に他端が連結される冷却水通路18を設け
る。冷却水19が上記冷却水ジャケット17と冷却水通
路18とを循環するようにし、上記冷却水通路18を通
る冷却水19を海水5で冷却させる熱交換器22を設け
る。
にする。 【解決手段】 内燃機関7に形成された冷却水ジャケッ
ト17の入口部に一端が連結され同上冷却水ジャケット
17の出口部に他端が連結される冷却水通路18を設け
る。冷却水19が上記冷却水ジャケット17と冷却水通
路18とを循環するようにし、上記冷却水通路18を通
る冷却水19を海水5で冷却させる熱交換器22を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機の内燃機関
を、海水により間接的に冷却させるようにした冷却装置
に関するものである。
を、海水により間接的に冷却させるようにした冷却装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船外機の内燃機関の冷却は、従来、この
内燃機関のシリンダに形成された冷却水ジャケットに、
直接、海水を導入させること(いわゆる直接冷却)によ
り、行われていた。
内燃機関のシリンダに形成された冷却水ジャケットに、
直接、海水を導入させること(いわゆる直接冷却)によ
り、行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冬期など、
内燃機関の周りの温度が低く、かつ、海水が極めて低温
である場合には、上記海水により、シリンダが過冷却さ
れるおそれがあり、このため、特に、内燃機関の始動時
には、燃料の気化が阻害されて燃焼が阻害され、つま
り、この始動が円滑にできないおそれがある。
内燃機関の周りの温度が低く、かつ、海水が極めて低温
である場合には、上記海水により、シリンダが過冷却さ
れるおそれがあり、このため、特に、内燃機関の始動時
には、燃料の気化が阻害されて燃焼が阻害され、つま
り、この始動が円滑にできないおそれがある。
【0004】一方、内燃機関の潤滑油は内燃機関の運転
に伴って高温になり易いものであるため、この潤滑油を
適温にすることが望まれている。
に伴って高温になり易いものであるため、この潤滑油を
適温にすることが望まれている。
【0005】また、内燃機関の排気は高温であるため、
この排気を海水で冷却させ、低温にしてから排出させる
ことが従来より行われているが、この排気の冷却が簡単
な構成で達成されるようにすることも望まれている。
この排気を海水で冷却させ、低温にしてから排出させる
ことが従来より行われているが、この排気の冷却が簡単
な構成で達成されるようにすることも望まれている。
【0006】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、船外機の内燃機関の始動が円滑にできる
ようにし、かつ、内燃機関の潤滑を適温にさせると共
に、排気系の冷却が簡単な構成で達成されるようにする
ことを課題とする。
されたもので、船外機の内燃機関の始動が円滑にできる
ようにし、かつ、内燃機関の潤滑を適温にさせると共
に、排気系の冷却が簡単な構成で達成されるようにする
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の船外機の冷却装置は、次の如くである。
の本発明の船外機の冷却装置は、次の如くである。
【0008】なお、この「課題を解決するための手段」
の項において、下記した( )内の用語は、特許請求の
範囲の用語に対応するものである。
の項において、下記した( )内の用語は、特許請求の
範囲の用語に対応するものである。
【0009】請求項1の発明は、内燃機関7に形成され
た冷却水ジャケット17の入口部に一端が連結され同上
冷却水ジャケット17の出口部に他端が連結される冷却
水通路18を設け、冷却水19が上記冷却水ジャケット
17と冷却水通路18とを循環するようにし、上記冷却
水通路18を通る冷却水19を海水5で冷却させる熱交
換器22を設けたものである。
た冷却水ジャケット17の入口部に一端が連結され同上
冷却水ジャケット17の出口部に他端が連結される冷却
水通路18を設け、冷却水19が上記冷却水ジャケット
17と冷却水通路18とを循環するようにし、上記冷却
水通路18を通る冷却水19を海水5で冷却させる熱交
換器22を設けたものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記熱交換器22と並列となるように上記冷却水通
路18のバイパス通路33を設け、上記冷却水19が低
温のときには、上記冷却水19を上記バイパス通路33
を通過させるようにする一方、同上冷却水19が高温の
ときには、上記冷却水19を上記熱交換器22を通過さ
せるようにするサーモスタット34を設けたものであ
る。
て、上記熱交換器22と並列となるように上記冷却水通
路18のバイパス通路33を設け、上記冷却水19が低
温のときには、上記冷却水19を上記バイパス通路33
を通過させるようにする一方、同上冷却水19が高温の
ときには、上記冷却水19を上記熱交換器22を通過さ
せるようにするサーモスタット34を設けたものであ
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記内燃機関7を潤滑させる潤滑油3
0を、上記冷却水19で熱交換させるオイルクーラー2
8を設けたものである。
の発明に加えて、上記内燃機関7を潤滑させる潤滑油3
0を、上記冷却水19で熱交換させるオイルクーラー2
8を設けたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記熱交換器22を通過
した後の海水5で、上記内燃機関7の排気マニホールド
(排気系)13を冷却させるようにしたものである。
いずれか1つの発明に加えて、上記熱交換器22を通過
した後の海水5で、上記内燃機関7の排気マニホールド
(排気系)13を冷却させるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
により説明する。
【0014】(第1の実施の形態)
【0015】図1は、第1の実施の形態を示している。
【0016】図中符号1は船で、矢印Frはその前方を
示している。
示している。
【0017】上記船1の船体2の後部にはブラケット3
により船外機4が支持され、上記船1は海水5上に浮か
べられて、上記船外機4により、推進させられるように
なっている。なお、上記海水5は、湖や池の水を含む概
念とする。
により船外機4が支持され、上記船1は海水5上に浮か
べられて、上記船外機4により、推進させられるように
なっている。なお、上記海水5は、湖や池の水を含む概
念とする。
【0018】上記船外機4は、上記ブラケット3に支持
されたケース6と、このケース6に支持される内燃機関
7と、この内燃機関7により動力を与えられて回転し上
記船体2を推進させるプロペラ8とを備えている。
されたケース6と、このケース6に支持される内燃機関
7と、この内燃機関7により動力を与えられて回転し上
記船体2を推進させるプロペラ8とを備えている。
【0019】上記内燃機関7は軸心がほぼ垂直のクラン
ク軸を支承するクランクケース10と、このクランクケ
ース10から後方に向って突出するシリンダ11と、同
上クランクケース10の下端に支持されるオイルパン1
2と、上記シリンダ11の後側に位置する排気系である
排気マニホールド13とを備えている。また、上記内燃
機関7を覆うカウリング14が設けられている。なお、
上記シリンダ11はシリンダヘッドを含むものである。
ク軸を支承するクランクケース10と、このクランクケ
ース10から後方に向って突出するシリンダ11と、同
上クランクケース10の下端に支持されるオイルパン1
2と、上記シリンダ11の後側に位置する排気系である
排気マニホールド13とを備えている。また、上記内燃
機関7を覆うカウリング14が設けられている。なお、
上記シリンダ11はシリンダヘッドを含むものである。
【0020】上記船外機4の内燃機関7の冷却装置16
が設けられている。以下、この冷却装置16につき説明
する。
が設けられている。以下、この冷却装置16につき説明
する。
【0021】上記シリンダ11の内部には冷却水ジャケ
ット17が形成されている。上記冷却水ジャケット17
の入口部に一端が連結され同上冷却水ジャケット17の
出口部に他端が連結される冷却水通路18が設けられ、
この冷却水通路18はパイプ材で成形されている。これ
ら冷却水ジャケット17と冷却水通路18とは閉回路と
されて、これらを冷却水19が循環可能とされている。
また、この冷却水19を循環させる冷却水ポンプ20が
設けられている。
ット17が形成されている。上記冷却水ジャケット17
の入口部に一端が連結され同上冷却水ジャケット17の
出口部に他端が連結される冷却水通路18が設けられ、
この冷却水通路18はパイプ材で成形されている。これ
ら冷却水ジャケット17と冷却水通路18とは閉回路と
されて、これらを冷却水19が循環可能とされている。
また、この冷却水19を循環させる冷却水ポンプ20が
設けられている。
【0022】上記冷却水通路18の中途部を貫通させる
熱交換器22が設けられ、上記冷却水ポンプ20の駆動
により、上記冷却水通路18を通して冷却水19が熱交
換器22を通過させられるようになっている。また、上
記冷却水通路18とは別の経路として、上記熱交換器2
2を貫通する海水通路23が設けられている。上記海水
通路23に連結される海水ポンプ25が設けられ、この
海水ポンプ25の駆動により、上記海水通路23を通し
て前記海水5が同上熱交換器22を通過させられるよう
になっている。
熱交換器22が設けられ、上記冷却水ポンプ20の駆動
により、上記冷却水通路18を通して冷却水19が熱交
換器22を通過させられるようになっている。また、上
記冷却水通路18とは別の経路として、上記熱交換器2
2を貫通する海水通路23が設けられている。上記海水
通路23に連結される海水ポンプ25が設けられ、この
海水ポンプ25の駆動により、上記海水通路23を通し
て前記海水5が同上熱交換器22を通過させられるよう
になっている。
【0023】そして、上記熱交換器22において、上記
冷却水19が上記海水5により冷却させられる。
冷却水19が上記海水5により冷却させられる。
【0024】上記熱交換器22と直列となるよう上記冷
却水通路18の中途部を貫通させるオイルクーラー28
が介設されている。また、上記冷却水通路18とは別の
経路として、上記オイルクーラー28を貫通する潤滑油
通路29が設けられている。この潤滑油通路29の一端
は上記オイルパン12に連結され、同上潤滑油通路29
の他端は上記内燃機関7のシリンダ11の被潤滑部分に
連結されている。上記オイルパン12内の潤滑油30を
上記オイルクーラー28と潤滑油通路29とを通過させ
て、上記内燃機関7のシリンダ11の被潤滑部分に供給
する潤滑油ポンプ31が設けられている。上記被潤滑部
分を潤滑した後の潤滑油30は、自然流下式に上記オイ
ルパン12内に戻される。
却水通路18の中途部を貫通させるオイルクーラー28
が介設されている。また、上記冷却水通路18とは別の
経路として、上記オイルクーラー28を貫通する潤滑油
通路29が設けられている。この潤滑油通路29の一端
は上記オイルパン12に連結され、同上潤滑油通路29
の他端は上記内燃機関7のシリンダ11の被潤滑部分に
連結されている。上記オイルパン12内の潤滑油30を
上記オイルクーラー28と潤滑油通路29とを通過させ
て、上記内燃機関7のシリンダ11の被潤滑部分に供給
する潤滑油ポンプ31が設けられている。上記被潤滑部
分を潤滑した後の潤滑油30は、自然流下式に上記オイ
ルパン12内に戻される。
【0025】そして、上記オイルクーラー28におい
て、上記潤滑油30は上記冷却水19により熱交換され
る。
て、上記潤滑油30は上記冷却水19により熱交換され
る。
【0026】上記の場合、各ポンプ20,25,31は
それぞれ電動式など、独立に設けられたものであっても
よいが、内燃機関7のクランク軸や、動弁機構のカム軸
に連動して、この内燃機関7の運転と共に駆動するもの
であってもよい。
それぞれ電動式など、独立に設けられたものであっても
よいが、内燃機関7のクランク軸や、動弁機構のカム軸
に連動して、この内燃機関7の運転と共に駆動するもの
であってもよい。
【0027】上記オイルクーラー28とは直列で、熱交
換器22とは並列となるように冷却水通路18のバイパ
ス通路33が設けられている。上記冷却水19が低温の
ときには、上記冷却水19を主に上記バイパス通路33
を通過させるようにする一方(図中矢印A)、同上冷却
水19が高温のときには、上記冷却水19を主に上記熱
交換器22を通過させるようにする(図中矢印B)サー
モスタット34が設けられている。このサーモスタット
34は冷却水通路18からバイパス通路33が分岐した
分岐部に設けられている。
換器22とは並列となるように冷却水通路18のバイパ
ス通路33が設けられている。上記冷却水19が低温の
ときには、上記冷却水19を主に上記バイパス通路33
を通過させるようにする一方(図中矢印A)、同上冷却
水19が高温のときには、上記冷却水19を主に上記熱
交換器22を通過させるようにする(図中矢印B)サー
モスタット34が設けられている。このサーモスタット
34は冷却水通路18からバイパス通路33が分岐した
分岐部に設けられている。
【0028】上記サーモスタット34の働きで、冷却水
19が低温のときには、この冷却水19の全てがバイパ
ス通路33を通過することにより、熱交換器22による
冷却が回避されて、上記冷却水19の過冷却が防止され
る。一方、冷却水19が高温のときには、この冷却水1
9の全てが熱交換器22を通過することにより、上記冷
却水19は上記熱交換器22により海水5で十分に冷却
される。
19が低温のときには、この冷却水19の全てがバイパ
ス通路33を通過することにより、熱交換器22による
冷却が回避されて、上記冷却水19の過冷却が防止され
る。一方、冷却水19が高温のときには、この冷却水1
9の全てが熱交換器22を通過することにより、上記冷
却水19は上記熱交換器22により海水5で十分に冷却
される。
【0029】このようにして、上記冷却水19は適温に
保たれ、よって、この冷却水19により冷却されるシリ
ンダ11と潤滑油30とはより適温に保たれて、内燃機
関は円滑に始動されると共に、円滑な運転が続けられ
る。
保たれ、よって、この冷却水19により冷却されるシリ
ンダ11と潤滑油30とはより適温に保たれて、内燃機
関は円滑に始動されると共に、円滑な運転が続けられ
る。
【0030】上記熱交換器22を通過した後の海水5
で、内燃機関7の排気マニホールド13が冷却されるよ
うになっている。より具体的には、上記海水5は排気マ
ニホールド13に形成された水ジャケットに送り込まれ
た後、ここから排水される。もしくは、上記排気マニホ
ールド13内の排気に直接混入される。このようにし
て、上記熱交換器22を通過させた後の海水5が、内燃
機関7の排気マニホールド13の冷却に利用されてい
る。
で、内燃機関7の排気マニホールド13が冷却されるよ
うになっている。より具体的には、上記海水5は排気マ
ニホールド13に形成された水ジャケットに送り込まれ
た後、ここから排水される。もしくは、上記排気マニホ
ールド13内の排気に直接混入される。このようにし
て、上記熱交換器22を通過させた後の海水5が、内燃
機関7の排気マニホールド13の冷却に利用されてい
る。
【0031】なお、図1で示す海水ポンプ25に代え
て、同上図1中仮想線で示すように、海水ポンプ25′
を設け、海水5の流れを逆にしてもよい。
て、同上図1中仮想線で示すように、海水ポンプ25′
を設け、海水5の流れを逆にしてもよい。
【0032】(第2の実施の形態)
【0033】図2は、第2の実施の形態を示している。
【0034】これによれば、バイパス通路33の上流側
の冷却水通路18がオイルクーラー28を貫通してい
る。
の冷却水通路18がオイルクーラー28を貫通してい
る。
【0035】また、サーモスタット34は、熱交換器2
2からの冷却水通路18と、バイパス通路33の下流側
との合流点に設けられている。
2からの冷却水通路18と、バイパス通路33の下流側
との合流点に設けられている。
【0036】なお、図2で示す海水ポンプ25に代え
て、同上図1中仮想線で示すように、海水ポンプ25′
を設け、海水5の流れを逆にしてもよい。
て、同上図1中仮想線で示すように、海水ポンプ25′
を設け、海水5の流れを逆にしてもよい。
【0037】他の構成や作用は、前記第1の実施の形態
と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説明
を省略する。
と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説明
を省略する。
【0038】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0039】請求項1の発明は、内燃機関に形成された
冷却水ジャケットの入口部に一端が連結され同上冷却水
ジャケットの出口部に他端が連結される冷却水通路を設
け、冷却水が上記冷却水ジャケットと冷却水通路とを循
環するようにし、上記冷却水通路を通る冷却水を海水で
冷却させる熱交換器を設けてある。
冷却水ジャケットの入口部に一端が連結され同上冷却水
ジャケットの出口部に他端が連結される冷却水通路を設
け、冷却水が上記冷却水ジャケットと冷却水通路とを循
環するようにし、上記冷却水通路を通る冷却水を海水で
冷却させる熱交換器を設けてある。
【0040】このため、内燃機関は冷却水ジャケットと
冷却水通路とを循環するある限られた量の冷却水を介し
て、海水により間接的に冷却されることとなる。
冷却水通路とを循環するある限られた量の冷却水を介し
て、海水により間接的に冷却されることとなる。
【0041】よって、冬期などで、海水が極めて低温で
あるとしても、内燃機関が始動すれば、限られた量の冷
却水は上記内燃機関の燃焼熱により比較的短時間で、あ
る温度にまで上昇させられる。この結果、シリンダが過
冷却されることが抑制され、燃料の気化が促進されて燃
焼が促進され、つまり、内燃機関の始動および暖機が円
滑に達成される。
あるとしても、内燃機関が始動すれば、限られた量の冷
却水は上記内燃機関の燃焼熱により比較的短時間で、あ
る温度にまで上昇させられる。この結果、シリンダが過
冷却されることが抑制され、燃料の気化が促進されて燃
焼が促進され、つまり、内燃機関の始動および暖機が円
滑に達成される。
【0042】請求項2の発明は、上記熱交換器と並列と
なるように上記冷却水通路のバイパス通路を設け、上記
冷却水が低温のときには、上記冷却水を上記バイパス通
路を通過させるようにする一方、同上冷却水が高温のと
きには、上記冷却水を上記熱交換器を通過させるように
するサーモスタットを設けてある。
なるように上記冷却水通路のバイパス通路を設け、上記
冷却水が低温のときには、上記冷却水を上記バイパス通
路を通過させるようにする一方、同上冷却水が高温のと
きには、上記冷却水を上記熱交換器を通過させるように
するサーモスタットを設けてある。
【0043】このため、上記サーモスタットの働きで、
冷却水が低温のときには、この冷却水がバイパス通路を
通過することにより、熱交換器による冷却が回避され
て、上記冷却水の過冷却が防止される。一方、冷却水が
高温のときには、この冷却水が熱交換器を通過すること
により、上記冷却水は上記熱交換器により海水で十分に
冷却される。
冷却水が低温のときには、この冷却水がバイパス通路を
通過することにより、熱交換器による冷却が回避され
て、上記冷却水の過冷却が防止される。一方、冷却水が
高温のときには、この冷却水が熱交換器を通過すること
により、上記冷却水は上記熱交換器により海水で十分に
冷却される。
【0044】よって、上記冷却水は適温に保たれること
から、この冷却水により冷却されるシリンダと潤滑油と
はより適温に保たれて、内燃機関は更に円滑に始動され
ると共に、円滑な運転が続けられる。
から、この冷却水により冷却されるシリンダと潤滑油と
はより適温に保たれて、内燃機関は更に円滑に始動され
ると共に、円滑な運転が続けられる。
【0045】請求項3の発明は、上記内燃機関を潤滑さ
せる潤滑油を、上記冷却水通路を通る冷却水で熱交換さ
せるオイルクーラーを設けてある。
せる潤滑油を、上記冷却水通路を通る冷却水で熱交換さ
せるオイルクーラーを設けてある。
【0046】このため、上記内燃機関を潤滑させる潤滑
油が高温であれば、この潤滑油は上記冷却水で冷却され
て、高温になることが抑制され、よって、内燃機関は円
滑に運転される。
油が高温であれば、この潤滑油は上記冷却水で冷却され
て、高温になることが抑制され、よって、内燃機関は円
滑に運転される。
【0047】また、冬期など、内燃機関が極めて低温で
ある状態からこの内燃機関を始動させたときには、内燃
機関を冷却する冷却水は低温であるため、請求項2の発
明で示したように、上記冷却水はバイパス通路を通るこ
とにより、熱交換器による冷却が回避される。
ある状態からこの内燃機関を始動させたときには、内燃
機関を冷却する冷却水は低温であるため、請求項2の発
明で示したように、上記冷却水はバイパス通路を通るこ
とにより、熱交換器による冷却が回避される。
【0048】よって、上記始動により温度が上昇する内
燃機関によって、上記冷却水は比較的短時間で、ある温
度にまで上昇させられるため、この冷却水によって上記
オイルクーラーを介し潤滑油の温度が短時間で上昇させ
られる。この結果、内燃機関の燃焼が安定し、エンジン
ストップ等の不都合の発生が防止されて、内燃機関の円
滑な運転が確保される。
燃機関によって、上記冷却水は比較的短時間で、ある温
度にまで上昇させられるため、この冷却水によって上記
オイルクーラーを介し潤滑油の温度が短時間で上昇させ
られる。この結果、内燃機関の燃焼が安定し、エンジン
ストップ等の不都合の発生が防止されて、内燃機関の円
滑な運転が確保される。
【0049】請求項4の発明は、上記熱交換器を通過し
た後の海水で、上記内燃機関の排気系を冷却させるよう
にしてある。
た後の海水で、上記内燃機関の排気系を冷却させるよう
にしてある。
【0050】このため、熱交換器を通過させた後の海水
が、内燃機関の排気系の冷却に利用されたのであり、よ
って、上記排気系に海水の供給手段を別途に設けないで
済む分、上記排気系の冷却が簡単な構成によって達成さ
れる。
が、内燃機関の排気系の冷却に利用されたのであり、よ
って、上記排気系に海水の供給手段を別途に設けないで
済む分、上記排気系の冷却が簡単な構成によって達成さ
れる。
【図1】第1の実施の形態で、全体線図である。
【図2】第2の実施の形態で、全体線図である。
1 船 4 船外機 5 海水 7 内燃機関 10 クランクケース 11 シリンダ 12 オイルパン 13 排気マニホールド(排気系) 16 冷却装置 17 冷却水ジャケット 18 冷却水通路 19 冷却水 20 冷却水ポンプ 22 熱交換器 23 海水通路 25 海水ポンプ 28 オイルクーラー 29 潤滑油通路 30 潤滑油 31 潤滑油ポンプ 33 バイパス通路 34 サーモスタット
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関に形成された冷却水ジャケット
の入口部に一端が連結され同上冷却水ジャケットの出口
部に他端が連結される冷却水通路を設け、冷却水が上記
冷却水ジャケットと冷却水通路とを循環するようにし、
上記冷却水通路を通る冷却水を海水で冷却させる熱交換
器を設けた船外機の冷却装置。 - 【請求項2】 上記熱交換器と並列となるように上記冷
却水通路のバイパス通路を設け、上記冷却水が低温のと
きには、上記冷却水を上記バイパス通路を通過させるよ
うにする一方、同上冷却水が高温のときには、上記冷却
水を上記熱交換器を通過させるようにするサーモスタッ
トを設けた請求項1に記載の船外機の冷却装置。 - 【請求項3】 上記内燃機関を潤滑させる潤滑油を、上
記冷却水通路を通る冷却水で熱交換させるオイルクーラ
ーを設けた請求項1、もしくは2に記載の船外機の冷却
装置。 - 【請求項4】 上記熱交換器を通過した後の海水で、上
記内燃機関の排気系を冷却させるようにした請求項1か
ら3のうちいずれか1つに記載の船外機の冷却装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8153188A JPH09309497A (ja) | 1996-05-25 | 1996-05-25 | 船外機の冷却装置 |
US08/863,896 US5921829A (en) | 1996-05-25 | 1997-05-27 | Outboard motor cooling system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8153188A JPH09309497A (ja) | 1996-05-25 | 1996-05-25 | 船外機の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09309497A true JPH09309497A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15556977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8153188A Pending JPH09309497A (ja) | 1996-05-25 | 1996-05-25 | 船外機の冷却装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5921829A (ja) |
JP (1) | JPH09309497A (ja) |
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