JPH09299836A - 噴霧器 - Google Patents
噴霧器Info
- Publication number
- JPH09299836A JPH09299836A JP8140671A JP14067196A JPH09299836A JP H09299836 A JPH09299836 A JP H09299836A JP 8140671 A JP8140671 A JP 8140671A JP 14067196 A JP14067196 A JP 14067196A JP H09299836 A JPH09299836 A JP H09299836A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprayer
- trigger
- lid
- main body
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トリガー式噴霧器において、噴口を閉じる蓋
を設ける場合に、噴霧器全体の外観が、蓋を設けない場
合と同様にコンパクトでシンプルになるように形成す
る。 【解決手段】 噴霧器本体11から垂下したトリガー1
3の引寄せ操作により、噴霧器本体の噴口14から液体
を噴霧させるトリガー式噴霧器であって、噴口14を閉
じる蓋25を有する噴霧器10Aにおいて、噴口14の
蓋25をトリガー13内に収納できるようにする。また
は、蓋25を噴霧器本体11の背側に取り付けられるよ
うにし、噴霧器10Aを支持する手の手当り改善部材と
する。
を設ける場合に、噴霧器全体の外観が、蓋を設けない場
合と同様にコンパクトでシンプルになるように形成す
る。 【解決手段】 噴霧器本体11から垂下したトリガー1
3の引寄せ操作により、噴霧器本体の噴口14から液体
を噴霧させるトリガー式噴霧器であって、噴口14を閉
じる蓋25を有する噴霧器10Aにおいて、噴口14の
蓋25をトリガー13内に収納できるようにする。また
は、蓋25を噴霧器本体11の背側に取り付けられるよ
うにし、噴霧器10Aを支持する手の手当り改善部材と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリガー式噴霧器
に関する。さらに詳しくは本発明は、噴霧器の非使用時
に不用意に液が噴霧されることを防止するために噴口を
閉じる蓋を有するトリガー式噴霧器に関する。
に関する。さらに詳しくは本発明は、噴霧器の非使用時
に不用意に液が噴霧されることを防止するために噴口を
閉じる蓋を有するトリガー式噴霧器に関する。
【0002】
【従来の技術】トリガー式噴霧器は、トリガーの引寄せ
操作により、噴口から液体を噴霧させるガンタイプの噴
霧器であり、従来より洗剤、漂白剤等の噴霧器として、
あるいは園芸用噴霧器として使用されている。
操作により、噴口から液体を噴霧させるガンタイプの噴
霧器であり、従来より洗剤、漂白剤等の噴霧器として、
あるいは園芸用噴霧器として使用されている。
【0003】このトリガー式噴霧器には種々の機構のも
のが知られており、その機構に応じて噴霧器本体内にお
ける液体流路やトリガーの支点の位置等も異なるが、い
ずれもその使用時には、例えば、図3に示すトリガー式
噴霧器10のように、液体を収容した容器1の口頸部2
に、噴霧器本体11がキャップ12を螺合させること等
により取り付けられる。そして、噴霧器本体11の下方
ないし容器1の口頸部2を噴霧器本体11の背側から握
り、トリガー13に人差し指と中指とを掛け、トリガー
13を矢印のように引寄せることにより、噴霧器本体1
1のノズル部15の噴口14から液体を噴霧させる。
のが知られており、その機構に応じて噴霧器本体内にお
ける液体流路やトリガーの支点の位置等も異なるが、い
ずれもその使用時には、例えば、図3に示すトリガー式
噴霧器10のように、液体を収容した容器1の口頸部2
に、噴霧器本体11がキャップ12を螺合させること等
により取り付けられる。そして、噴霧器本体11の下方
ないし容器1の口頸部2を噴霧器本体11の背側から握
り、トリガー13に人差し指と中指とを掛け、トリガー
13を矢印のように引寄せることにより、噴霧器本体1
1のノズル部15の噴口14から液体を噴霧させる。
【0004】ところで、トリガー式噴霧器10において
は、トリガー13の引寄せ操作は容易にできるように作
製されているので、容器の転倒時等に不用意にトリガー
13が作用して液体が噴霧されたり、また乳幼児がトリ
ガー13を操作して液体を噴霧させてしまう危険があ
る。このため、従来より、トリガー式噴霧器には、非使
用時に噴口14を蓋で閉じる機構や、ノズル部15を回
転させることにより液体流路を閉じる機構や、トリガー
操作が不能となるようにトリガー13の動きをロックす
る機構や、トリガー操作によるピストンの上下動を止め
る機構等の安全機構等が提案されている。
は、トリガー13の引寄せ操作は容易にできるように作
製されているので、容器の転倒時等に不用意にトリガー
13が作用して液体が噴霧されたり、また乳幼児がトリ
ガー13を操作して液体を噴霧させてしまう危険があ
る。このため、従来より、トリガー式噴霧器には、非使
用時に噴口14を蓋で閉じる機構や、ノズル部15を回
転させることにより液体流路を閉じる機構や、トリガー
操作が不能となるようにトリガー13の動きをロックす
る機構や、トリガー操作によるピストンの上下動を止め
る機構等の安全機構等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
安全機構のうち、ノズルを回転させることにより液体流
路を閉じる機構や、トリガー操作が不能となるようにト
リガー13の動きをロックする機構や、トリガー操作に
よるピストンの上下動を止める機構等のように噴霧器本
体11内で液体流路を止める機構では、噴霧する液体が
固化しやすいものである場合に、液体流路を止めた部位
から噴口までの間で液体が固化し、噴霧異常をきたすと
いう問題を有する。
安全機構のうち、ノズルを回転させることにより液体流
路を閉じる機構や、トリガー操作が不能となるようにト
リガー13の動きをロックする機構や、トリガー操作に
よるピストンの上下動を止める機構等のように噴霧器本
体11内で液体流路を止める機構では、噴霧する液体が
固化しやすいものである場合に、液体流路を止めた部位
から噴口までの間で液体が固化し、噴霧異常をきたすと
いう問題を有する。
【0006】このような液体の固化による噴霧異常が生
じないようにする点からは、噴口を直接蓋で閉じる機構
が望ましい。
じないようにする点からは、噴口を直接蓋で閉じる機構
が望ましい。
【0007】しかし、従来の噴霧器においては、噴口に
蓋を設ける場合、蓋をノズル部15の先端又は噴霧器本
体11のノズル部近傍にヒンジ等を介して設けるので、
噴口から液体を噴出させる噴霧器の使用時には、蓋を噴
口からずらしてノズル部あるいは噴霧器本体のノズル部
近傍に保持しなくてはならない。そのため、噴霧器全体
のデザインが損なわれるという問題がある。
蓋を設ける場合、蓋をノズル部15の先端又は噴霧器本
体11のノズル部近傍にヒンジ等を介して設けるので、
噴口から液体を噴出させる噴霧器の使用時には、蓋を噴
口からずらしてノズル部あるいは噴霧器本体のノズル部
近傍に保持しなくてはならない。そのため、噴霧器全体
のデザインが損なわれるという問題がある。
【0008】本発明は以上のような従来技術の課題を解
決しようとするものであり、トリガー式噴霧器の安全機
構として、液体固化による噴霧異常を生じさせないよう
に噴口を閉じる蓋を設ける場合に、その蓋を有する噴霧
器を、蓋を持たない噴霧器と同様にコンパクトでシンプ
ルなデザインの外観に形成できるようにすることを目的
とする。
決しようとするものであり、トリガー式噴霧器の安全機
構として、液体固化による噴霧異常を生じさせないよう
に噴口を閉じる蓋を設ける場合に、その蓋を有する噴霧
器を、蓋を持たない噴霧器と同様にコンパクトでシンプ
ルなデザインの外観に形成できるようにすることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、トリガー式
噴霧器に噴口を閉じる蓋を設ける場合に、その蓋がトリ
ガー内部などの噴霧器の外観に支障をきたさない部位に
収納できるようにすることにより、上記の目的が達成で
きることを見出し、本発明を完成させるに至った。
噴霧器に噴口を閉じる蓋を設ける場合に、その蓋がトリ
ガー内部などの噴霧器の外観に支障をきたさない部位に
収納できるようにすることにより、上記の目的が達成で
きることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】即ち、本発明は、噴霧器本体から垂下した
トリガーの引寄せ操作により、噴霧器本体の噴口から液
体を噴霧させるトリガー式噴霧器であって、噴口を閉じ
る蓋を有する噴霧器において、噴口の蓋がトリガー内に
収納できることを特徴とする噴霧器を提供する。
トリガーの引寄せ操作により、噴霧器本体の噴口から液
体を噴霧させるトリガー式噴霧器であって、噴口を閉じ
る蓋を有する噴霧器において、噴口の蓋がトリガー内に
収納できることを特徴とする噴霧器を提供する。
【0011】また、本発明は、蓋を噴霧器の外観に支障
をきたさない部位に収納できると共に、蓋の収納によ
り、噴霧器を使用する際の手当たり感も改善できるもの
として、蓋が噴口部に着脱可能に取り付けられると共に
噴霧器本体の背側にも着脱可能に取り付けられ、蓋が噴
霧器本体の背側に取り付けられることにより噴霧器を支
持する手を平滑面で押圧する手当り改善部材となること
を特徴とするトリガー式噴霧器を提供する。
をきたさない部位に収納できると共に、蓋の収納によ
り、噴霧器を使用する際の手当たり感も改善できるもの
として、蓋が噴口部に着脱可能に取り付けられると共に
噴霧器本体の背側にも着脱可能に取り付けられ、蓋が噴
霧器本体の背側に取り付けられることにより噴霧器を支
持する手を平滑面で押圧する手当り改善部材となること
を特徴とするトリガー式噴霧器を提供する。
【0012】このような本発明によれば、噴口を閉じる
蓋をトリガー内又は噴霧器本体内に収納できるので、何
等外観に支障をきたすことなく、蓋のない噴霧器と同様
に、コンパクトでシンプルな外形に噴霧器を構成するこ
とができる。
蓋をトリガー内又は噴霧器本体内に収納できるので、何
等外観に支障をきたすことなく、蓋のない噴霧器と同様
に、コンパクトでシンプルな外形に噴霧器を構成するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて具
体的に説明する。なお、各図中同一符号は同一又は同等
の構成要素を表している。
体的に説明する。なお、各図中同一符号は同一又は同等
の構成要素を表している。
【0014】図1(a)は、本発明のトリガー式噴霧器
10Aの部分切欠断面図であり、同図(b)はそのノズ
ル部近傍の拡大図である。
10Aの部分切欠断面図であり、同図(b)はそのノズ
ル部近傍の拡大図である。
【0015】この噴霧器10Aは、図3の従来の噴霧器
10と同様に液体を収容している容器1の口頸部2にキ
ャップ12により取り付けられて使用されるものであ
り、そのノズル部15は、大径シリンダー21、大径シ
リンダー21の先端に嵌入され、噴口14を形成するノ
ズルチップ22、大径シリンダー21の内部に挿入され
ているプランジャー23からなっている。また、噴霧器
本体11の上端部を支点としてトリガー13が垂下して
おり、大径シリンダー21は、トリガー13を図中矢印
のように引寄せることにより噴霧方向後方に移動し、ト
リガー13の引寄せを解除することにより、噴霧器本体
11内に設けられているスプリング(図示せず)の付勢
により当初の位置に戻るようになっている。そしてこの
ような大径シリンダー21の往復運動により、容器内か
ら液体を吸引し、噴口14から噴霧する。
10と同様に液体を収容している容器1の口頸部2にキ
ャップ12により取り付けられて使用されるものであ
り、そのノズル部15は、大径シリンダー21、大径シ
リンダー21の先端に嵌入され、噴口14を形成するノ
ズルチップ22、大径シリンダー21の内部に挿入され
ているプランジャー23からなっている。また、噴霧器
本体11の上端部を支点としてトリガー13が垂下して
おり、大径シリンダー21は、トリガー13を図中矢印
のように引寄せることにより噴霧方向後方に移動し、ト
リガー13の引寄せを解除することにより、噴霧器本体
11内に設けられているスプリング(図示せず)の付勢
により当初の位置に戻るようになっている。そしてこの
ような大径シリンダー21の往復運動により、容器内か
ら液体を吸引し、噴口14から噴霧する。
【0016】この噴霧器10Aは、トリガー13の噴口
14近傍に孔部24を有しており、また、ノズル部15
に冠着し、噴口14を閉じることができる蓋25を有し
ている。そしてこの蓋25が、図中破線で示したよう
に、トリガー13の孔部24に嵌入し収納されることを
特徴としている。また、この蓋25はヒンジ26により
トリガー13の前面に取り付けられている。
14近傍に孔部24を有しており、また、ノズル部15
に冠着し、噴口14を閉じることができる蓋25を有し
ている。そしてこの蓋25が、図中破線で示したよう
に、トリガー13の孔部24に嵌入し収納されることを
特徴としている。また、この蓋25はヒンジ26により
トリガー13の前面に取り付けられている。
【0017】したがって、この噴霧器10Aにおいて、
液体を噴霧しない時には図中、実線で示してあるよう
に、蓋25をノズル部15に冠着させることにより噴口
14を閉じることができる。また、液体を噴霧するとき
には蓋25をノズル部15から外し、トリガー13の孔
部24に嵌入させて収納することができる。よって、こ
の噴霧器10Aによれば、液体を噴霧するとき、即ち、
噴口14を閉じるために蓋25を使用しないときでも、
その蓋25を噴霧器10Aの外観に支障をきたすことな
く収納することができ、噴霧器10Aの外観をコンパク
トにシンプルに形成することが可能となる。
液体を噴霧しない時には図中、実線で示してあるよう
に、蓋25をノズル部15に冠着させることにより噴口
14を閉じることができる。また、液体を噴霧するとき
には蓋25をノズル部15から外し、トリガー13の孔
部24に嵌入させて収納することができる。よって、こ
の噴霧器10Aによれば、液体を噴霧するとき、即ち、
噴口14を閉じるために蓋25を使用しないときでも、
その蓋25を噴霧器10Aの外観に支障をきたすことな
く収納することができ、噴霧器10Aの外観をコンパク
トにシンプルに形成することが可能となる。
【0018】なお、図1に示した噴霧器10Aでは、蓋
25をヒンジ26によりトリガー13に取り付けている
が、本発明において、蓋25をトリガー13に取り付け
るヒンジ26は必ずしも必要ではない。
25をヒンジ26によりトリガー13に取り付けている
が、本発明において、蓋25をトリガー13に取り付け
るヒンジ26は必ずしも必要ではない。
【0019】また、図1に示した噴霧器10Aは、トリ
ガー13が噴霧器本体11の上端部を支点として回動す
るタイプのものであるが、この実施例のような蓋25は
トリガー式噴霧器で有る限り、種々のタイプのものに適
用できる。
ガー13が噴霧器本体11の上端部を支点として回動す
るタイプのものであるが、この実施例のような蓋25は
トリガー式噴霧器で有る限り、種々のタイプのものに適
用できる。
【0020】図2(a)は、本発明の他の態様のトリガ
ー式噴霧器10Bの部分切欠断面図であり、同図(b)
はそのノズル部近傍の拡大図である。
ー式噴霧器10Bの部分切欠断面図であり、同図(b)
はそのノズル部近傍の拡大図である。
【0021】このトリガー式噴霧器10Bは、図1に示
した噴霧器10Aと噴霧器本体11は同一であり、蓋2
5もノズル部15に冠着させることにより噴口14が閉
じられるようにした点では図1の噴霧器10Aと同様で
あるが、蓋25はヒンジでトリガー13に接続されてお
らず、ノズル部15に対して、完全に着脱自在である。
また、蓋25は、収納時にトリガー13内に収納される
のではなく、図中破線で示したように、噴霧器本体11
の背側の下部に嵌入し、収納されるようになっている。
したがって、この蓋25の外壁形状は、噴霧器本体11
の背側の下部に嵌入固定される形状となっている。よっ
て、この噴霧器10Bにおいても、その外観に何等支障
をきたすことなく蓋25を収納することが可能となる。
した噴霧器10Aと噴霧器本体11は同一であり、蓋2
5もノズル部15に冠着させることにより噴口14が閉
じられるようにした点では図1の噴霧器10Aと同様で
あるが、蓋25はヒンジでトリガー13に接続されてお
らず、ノズル部15に対して、完全に着脱自在である。
また、蓋25は、収納時にトリガー13内に収納される
のではなく、図中破線で示したように、噴霧器本体11
の背側の下部に嵌入し、収納されるようになっている。
したがって、この蓋25の外壁形状は、噴霧器本体11
の背側の下部に嵌入固定される形状となっている。よっ
て、この噴霧器10Bにおいても、その外観に何等支障
をきたすことなく蓋25を収納することが可能となる。
【0022】特に、同図の噴霧器10Bにおいては、蓋
25の収納により、噴霧器本体11の背側の下部11a
が平滑な曲面で覆われるようになる。したがって、この
ように蓋25を収納することにより、噴霧器10Bから
液体を噴霧させるときに噴霧器10Bを支持する手の手
当たり感も大きく改善される。即ち、一般に、トリガー
式噴霧器の使用時には、噴霧器本体11の下方ないし容
器1の口頸部2を握り、人差し指と中指でトリガー13
を引寄せるが、このとき親指と人差し指の付根付近には
噴霧器本体11の背側の下部11aが当たり、この部分
に噴霧容器全体の重さが集中的にかかることになる。こ
こで、噴霧器本体11の背側の下部11aは、通常、噴
霧器本体11の成形型の関係から外形面で塞がれておら
ず、図4に示したように、幅の細い縁辺のみとなってい
る。そのため、噴霧器の使用に際しては、噴霧容器全体
の重さが幅の細い縁辺を介して親指と人差し指の付根付
近にかかることとなる。よって、この部分に痛みが感じ
られ、噴霧器の使用感の改善が課題となっている。
25の収納により、噴霧器本体11の背側の下部11a
が平滑な曲面で覆われるようになる。したがって、この
ように蓋25を収納することにより、噴霧器10Bから
液体を噴霧させるときに噴霧器10Bを支持する手の手
当たり感も大きく改善される。即ち、一般に、トリガー
式噴霧器の使用時には、噴霧器本体11の下方ないし容
器1の口頸部2を握り、人差し指と中指でトリガー13
を引寄せるが、このとき親指と人差し指の付根付近には
噴霧器本体11の背側の下部11aが当たり、この部分
に噴霧容器全体の重さが集中的にかかることになる。こ
こで、噴霧器本体11の背側の下部11aは、通常、噴
霧器本体11の成形型の関係から外形面で塞がれておら
ず、図4に示したように、幅の細い縁辺のみとなってい
る。そのため、噴霧器の使用に際しては、噴霧容器全体
の重さが幅の細い縁辺を介して親指と人差し指の付根付
近にかかることとなる。よって、この部分に痛みが感じ
られ、噴霧器の使用感の改善が課題となっている。
【0023】これに対して、図2に示したように蓋25
を噴霧器本体11の背側に収納すると、噴霧器本体11
の背側の下部11aが蓋25の平滑面で塞がれるので、
噴霧器の使用時に噴霧器容器全体の重さがかかる部分が
従来の幅狭の縁辺から平滑面となる。これにより蓋25
は手当り改善部材として機能して、噴霧器の使用者が噴
霧器を握る手の親指と人差し指の付根付近に痛みを感じ
ることを防止し、噴霧器の使用感を大きく向上させる。
を噴霧器本体11の背側に収納すると、噴霧器本体11
の背側の下部11aが蓋25の平滑面で塞がれるので、
噴霧器の使用時に噴霧器容器全体の重さがかかる部分が
従来の幅狭の縁辺から平滑面となる。これにより蓋25
は手当り改善部材として機能して、噴霧器の使用者が噴
霧器を握る手の親指と人差し指の付根付近に痛みを感じ
ることを防止し、噴霧器の使用感を大きく向上させる。
【0024】なお、図2に示した噴霧器10Bも図1と
同様に、トリガー13が噴霧器本体11の上端部を支点
として回動するタイプのものであるが、図2のような蓋
25も、種々のタイプのトリガー式噴霧器に適用するこ
とができる。
同様に、トリガー13が噴霧器本体11の上端部を支点
として回動するタイプのものであるが、図2のような蓋
25も、種々のタイプのトリガー式噴霧器に適用するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のトリガー式噴霧器によれば、噴
口を閉じる蓋を有するにもかかわらず、蓋を持たない噴
霧器と同様にコンパクトでシンプルなデザインに形成す
ることが可能となる。
口を閉じる蓋を有するにもかかわらず、蓋を持たない噴
霧器と同様にコンパクトでシンプルなデザインに形成す
ることが可能となる。
【図1】本発明のトリガー式噴霧器の部分切欠断面図
(同図(a))及びそのノズル部付近の拡大図(同図
(b))である。
(同図(a))及びそのノズル部付近の拡大図(同図
(b))である。
【図2】本発明の他の態様のトリガー式噴霧器の部分切
欠断面図(同図(a))及びそのノズル部付近の拡大図
(同図(b))である。
欠断面図(同図(a))及びそのノズル部付近の拡大図
(同図(b))である。
【図3】従来のトリガー式噴霧器付き容器の側面図であ
る。
る。
【図4】従来のトリガー式噴霧器の噴霧器本体部分を底
部側からみた斜視図である。
部側からみた斜視図である。
1 容器 2 キャップ 10A、10B トリガー式噴霧器 11 噴霧器本体 12 キャップ 13 トリガー 14 噴口 15 ノズル部 24 孔部 25 蓋 26 ヒンジ
Claims (3)
- 【請求項1】 噴霧器本体から垂下したトリガーの引寄
せ操作により、噴霧器本体の噴口から液体を噴霧させる
トリガー式噴霧器であって、噴口を閉じる蓋を有する噴
霧器において、噴口の蓋がトリガー内に収納できること
を特徴とする噴霧器。 - 【請求項2】 蓋とトリガーとがヒンジにより接続さ
れ、トリガーの噴口近傍に孔部が設けられ、蓋がトリガ
ーの孔部に嵌入され収納される請求項1記載の噴霧器。 - 【請求項3】 噴霧器本体から垂下したトリガーの引寄
せ操作により、噴霧器本体の噴口から液体を噴霧させる
トリガー式噴霧器であって、噴口を閉じる蓋を有する噴
霧器において、蓋が噴口部に着脱可能に取り付けられる
と共に噴霧器本体の背側にも着脱可能に取り付けられ、
蓋が噴霧器本体の背側に取り付けられることにより噴霧
器を支持する手を平滑面で押圧する手当り改善部材とな
ることを特徴とする噴霧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140671A JPH09299836A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140671A JPH09299836A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 噴霧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299836A true JPH09299836A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15274059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140671A Pending JPH09299836A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 噴霧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299836A (ja) |
-
1996
- 1996-05-11 JP JP8140671A patent/JPH09299836A/ja active Pending
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