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JPH09282154A - 装置操作制御システム - Google Patents

装置操作制御システム

Info

Publication number
JPH09282154A
JPH09282154A JP8098012A JP9801296A JPH09282154A JP H09282154 A JPH09282154 A JP H09282154A JP 8098012 A JP8098012 A JP 8098012A JP 9801296 A JP9801296 A JP 9801296A JP H09282154 A JPH09282154 A JP H09282154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
unit
operation information
information
facsimile
Prior art date
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Pending
Application number
JP8098012A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ozeki
俊明 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8098012A priority Critical patent/JPH09282154A/ja
Publication of JPH09282154A publication Critical patent/JPH09282154A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内部の構造やAPIに無関係に、コンピ
ュータ装置上で遠隔操作のプログラムを作成することに
よりプログラム作成の工数を減らすこと。 【解決手段】 第1の装置(コンピュータ装置)1によ
って遠隔操作される第2の装置2(ファクシミリ装置)
とを備えている。第1の装置1は、第2の装置2に対す
る操作情報を入力する操作情報入力手段3と、この操作
情報入力手段3によって入力された操作情報を第2の装
置2での操作機能を実現するプログラムに変換するプロ
グラム変換手段4と、このプログラム変換手段4によっ
て生成されたプログラムを第2の装置2に転送する送信
手段5とを備えるとともに、第2の装置2が、送信手段
5から転送されたプログラムを受信する受信手段6と、
該受信したプログラムを自装置に対する操作情報に変換
する操作情報変換手段7と、該操作情報によって自装置
に対する操作機能を実行する操作機能実行手段8とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ある装置の操作
を、他の装置から行うことができるようにするためのシ
ステムに関し、特に、その装置の操作をシュミレートし
た情報を他の装置から伝送することによって、その装置
の操作を遠隔で行わせるようにする、装置操作制御シス
テムに関するものである。
【0002】ある装置を遠隔地から操作したり、自動化
運転をしたりすることが必要になる場合がある。このよ
うな場合、その装置の操作部における操作の動作を、他
の装置においてシュミレーションによって行ったとき
の、操作部の動作情報をプログラムとして送ることによ
って、当該装置において、伝送されたプログラムに基づ
いて、他の装置でシュミレートされたのと同じ操作を行
えるようにすることが、要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来、遠隔地にある装置を操作するため
には、例えば、特開平1−227566号公報に示され
るように、その装置の動作用のプログラムをその装置に
送信して、プログラムを入れ替えて、これを実行するこ
とによって、遠隔操作を実現していた。
【0004】図4は、従来技術の一例を示したものであ
って、上述の公知例の場合の、従来の遠隔地にある装置
を操作するための構成を示す。図4においては、コンピ
ュータ装置1から、ファクシミリ装置2を操作する場合
を示している。
【0005】図4において、ファクシミリ装置2は、送
信データを変調したり、受信データを復調したりするた
めの変復調部21と、外部との通信の制御を行う通信制
御部22と、通信データを蓄積しておくためのデータ記
憶部23と、ファクシミリ装置2を制御するためのプロ
グラムを記憶しておくプログラム記憶部24と、記憶さ
れているプログラムによってファクシミリ装置2の全体
の制御を行う主制御部25と、ファクシミリ装置2に対
する操作を入力する操作パネル26と、操作パネル26
を制御し主制御部25に操作情報を伝達する操作パネル
制御部27とを有している。
【0006】またファクシミリ装置2には、画像を読み
取って装置内に取り込むためのスキャナと、画像の印刷
を行うためのプリンタと、スキャナ部からの画像データ
を通信のために圧縮したり、受信した圧縮された画像デ
ータを印刷のために伸長したりする画像データ変換部等
が設けられている。
【0007】一方、コンピュータ装置1は、プログラム
を記憶しておく記憶部10と、プログラムの入力を行う
入出力部11と、プログラムをファクシミリ装置2に送
信するための通信制御部13と、これら全体を制御する
制御部12とを備えている。
【0008】次に図4のシステムの動作を説明する。コ
ンピュータ装置1において、ファクシミリ装置2を遠隔
操作するためのプログラムを、入出力部11から入力す
る。入力されたこのプログラムは、記憶部10に一時的
に蓄積される。次に記憶部10に蓄積されたこのプログ
ラムを、通信制御部13を介してファクシミリ装置へ送
信する。これらの処理は、制御部12によって制御され
る。
【0009】ファクシミリ装置2では、通信制御部22
を介して、コンピュータ装置1から送信されたプログラ
ムのデータ通信を受信すると、受信データを変復調部2
1に入力して復調する。そして、復調された受信データ
を、一旦、データ記憶部23に蓄積する。そして受信し
たデータが、コンピュータ装置1から送信されたプログ
ラムのデータと、同一のデータであることを確認したの
ち、データ記憶部23からのデータによって、プログラ
ム記憶部24におけるプログラムの書き替え処理を行っ
て、処理を終了する。
【0010】その後、各部の制御を行う主制御部25
が、プログラム記憶部24に記憶されているこのプログ
ラムを呼び出して実行することによって、再始動を行
う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4に示された従来技
術における第1の問題点は、遠隔操作のためのプログラ
ムの作成に工数がかかるということである。
【0012】その理由としては、一般に、装置のプログ
ラムは複雑であって、その規模が大きくなりがちである
とともに、装置内部の構造についての知識がないと、プ
ログラムを作成することができないためである。特にソ
フトウェアに関していえば、その装置のアプリケーショ
ンインタフェース(以下APIと略す)について知識を
得ておく必要があり,またそれを理解するために工数が
かかってしまうからである。
【0013】このように、プログラムの作成に工数がか
かることから、プログラムの新たな作成や、修正などが
困難であって、遠隔にある装置に対して、遠隔操作で行
える操作の範囲も制限されることになる。
【0014】第2の問題点は、遠隔操作のプログラムを
更新する場合に、更新するプログラムのエラーや装置の
例外的な状態によって、意図したとおりにプログラムが
動作しなかった場合には、装置にとって致命的な状態と
なり、最悪の場合、システムダウンを起こす可能性があ
るということである。
【0015】この理由としては、装置を直接操作する制
御装置を動かしているプログラムを変更するなど、エラ
ーがあった場合に致命的な状態になり、最悪の場合、シ
ステムダウンを起こす可能性の高い部分に対しても、遠
隔操作によってプログラムを更新するためである。
【0016】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術の課題を
解決しようとするものであって、その目的は、装置内部
の構造やAPIに無関係に、コンピュータ装置上で、ユ
ーザーのオペレーション操作をシュミレートして、この
オペレーションをプログラムに変換することによって、
遠隔操作のプログラムを作成するようにして、プログラ
ム作成の工数を減らすことができるようにすることにあ
る。
【0017】本発明の他の目的は、操作プログラムにエ
ラーがあったとしても、オペレーションのエラーの範囲
内に収まるので、システムダウンにつながるような、装
置への影響が少なくなるようにして、遠隔操作のプログ
ラムを動作させる際の、信頼性を向上させることにあ
る。
【0018】本発明のさらに他の目的は、直接オペレー
ションを制御するプログラムに、特別な遠隔操作のプロ
グラムを制御するモジュールを必要とせず、従って、遠
隔操作のプログラムの規模を小さくすることができ、プ
ログラムメモリーを小さく抑えることができるようにす
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータ装
置は、遠隔地にある装置上で行いたいオペレーションの
操作を、コンピュータ上で、この装置の操作パネルの表
示部と、その操作パネルを制御する装置シュミレーショ
ン部とを用いて、オペレーションの操作をシュミレーシ
ョンによって実現し、これらから操作の情報を取り出
し、これを操作プログラム生成部によって、実行可能な
プログラムに変換する。
【0020】また、遠隔地にある装置では、操作プログ
ラム変換部で、このプログラムを操作情報に変換し、操
作パネル制御部、この操作情報によって、操作パネルの
操作と同様に実行する。
【0021】本発明によれば、遠隔地にある装置上で行
われる操作を、コンピュータ装置上でシュミレーション
によって実現し、これをプログラムに変換している。そ
のため、この装置上で動かすためのプログラムを、プロ
グラミングする必要がなく、プログラムの作成,編集が
簡単になる。
【0022】また、この装置上で、この操作プログラム
を操作情報に変換して、操作を実行している。このた
め、外部から受け取るのは、装置の各部を実際に動作さ
せるプログラムではなく、操作パネルを制御するための
操作パネル制御部を動作させるプログラムなので、多少
の不具合があっても、装置の動作自体が不可能になるよ
うな事態の発生を避けられ、信頼性が向上する。
【0023】また、操作パネルの制御のみを行わせるの
で、特別な遠隔操作のプログラムを制御するモジュール
を必要とせず、従来よりプログラムメモリーの規模を小
さく抑えることができる。
【0024】図1は、本発明の原理的構成を示したもの
である。以下、図1に基づいて、本発明の課題を解決す
るための具体的手段を記載する。
【0025】(1) 遠隔操作を行う第1の装置1と、この
第1の装置1によって遠隔操作される第2の装置2とを
備えている。しかも、第1の装置1は、第2の装置2に
対する操作情報を入力する操作情報入力手段3と、この
操作情報入力手段3によって入力された操作情報を第2
の装置2での操作機能を実現するプログラムに変換する
プログラム変換手段4と、このプログラム変換手段4に
よって生成されたプログラムを第2の装置2に転送する
送信手段5とを備えるとともに、第2の装置2が、送信
手段5から転送されたプログラムを受信する受信手段6
と、この受信したプログラムを自装置に対する操作情報
に変換する操作情報変換手段7と、該操作情報によって
自装置に対する操作機能を実行する操作機能実行手段8
とを備えた、という構成を採っている。
【0026】(2) (1) の場合に、第1の装置1が、第2
の装置2での操作パネル26に応じた画像を表示する表
示部14と、この表示部14上における操作部位を指示
することによって第2の装置2における操作をシュミレ
ートして操作情報を抽出する装置シュミレーション部1
5と、該操作情報を操作プログラムに変換する操作プロ
グラム生成部16と、該操作プログラムを第2の装置2
に転送する通信制御部13とを備えたコンピュータ装置
であって、第2の装置2が、コンピュータ装置1から転
送された操作プログラムを受信する通信制御部22と、
該受信した操作プログラムを操作情報に変換する操作プ
ログラム変換部28と、該操作情報によって自装置に対
する操作機能を実行する操作パネル制御部27とを備え
たファクシミリ装置とした、という構成を採っている。
【0027】(3) (1) の場合に、第1の装置がファクシ
ミリ装置3からなり、第2の装置の操作パネルと同等の
操作パネル36と、操作パネル36上における操作から
抽出された操作情報を操作プログラムに変換する操作プ
ログラム変換部38と、この操作プログラムを第2の装
置に転送する通信制御部32とを備えるとともに、第2
の装置がファクシミリ装置2からなり、転送された操作
プログラムを受信する通信制御部22と、受信した操作
プログラムを操作情報に変換する操作プログラム変換部
28と、この操作情報によって自装置に対する操作機能
を実行する操作パネル制御部27とを備える。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。ここでは遠隔地に
ある被操作装置として、ファクシミリ装置を例として説
明を行う。
【0029】図2は、本発明の一実施形態を示したもの
であって、コンピュータ装置1から、ファクシミリ装置
2を操作する場合を例示している。
【0030】図2に示すように、ファクシミリ装置の操
作をシュミレーションできるコンピュータ装置1に対し
て、プログラム等のデータの送受信が可能であり、この
プログラムを実行可能であるファクシミリ装置2があ
る。コンピュータ装置1とファクシミリ装置2とは電話
回線、ローカルエリアネットワークなどの通信回線によ
って、プログラムの送受が可能であるとする。
【0031】コンピュータ装置1は、図5の場合と同様
な、制御部12と、通信制御部13とを有するととも
に、ファクシミリ装置2のオペレーションをシュミレー
トした操作パネルを表示する表示部14と、この表示部
14の操作パネルの制御を行い、実際にファクシミリ装
置2の操作のシュミレーションを行う装置シュミレーシ
ョン部15と、装置シュミレーション部15から取り込
まれた操作情報を操作プログラムに変換する操作プログ
ラム生成部16と、この操作プログラムを記憶しておく
記憶部17とを有している。
【0032】ファクシミリ装置2は、図5の場合と同様
な、変復調部21と、通信制御部22と、データ記憶部
23と、プログラム記憶部24と、主制御部25と、操
作パネル26と、操作パネル制御部27とを有するとと
もに、コンピュータ装置1から送信されてきた遠隔操作
のプログラムを解析して、ファクシミリ装置2の操作情
報に変換する操作プログラム変換部28と、操作プログ
ラムを記憶したり、変換した操作情報を一時的に記憶し
たりする操作プログラム記憶部29とを有している。
【0033】次に、図2に示された実施形態の動作につ
いて、図を参照して説明する。
【0034】最初に、コンピュータ装置1で、ファクシ
ミリ装置2におけるオペレーションを、シュミレーショ
ンで実現するために、ファクシミリ装置2の操作パネル
26と同様な操作環境を疑似的に作り出す。例えば、フ
ァクシミリ装置2の操作パネルがタッチパネルであった
場合、この操作パネルと同様なタッチパネルを画面上に
表示させる。そして、ファクシミリ装置2上で行わせた
いと思っている操作と同様な操作を、コンピュータ装置
1上の表示部14上で同じように行う。この場合、ファ
クシミリ装置2上にあるような、実際のボタンを押すの
ではなく、コンピュータ装置1上では、画面表示が行わ
れているので、マウス等を用いて、表示されたボタン上
でクリックするというような、疑似的な方法で操作を行
う。
【0035】この操作の制御を、装置シュミレーション
部15で行うことによって、ボタンが押されたならば、
押されたことの表示を行い、数字などのボタンが押され
たならば、数字の表示を行うというような動作を行う。
つまり現在の操作パネルの状態が、どのような状態にな
っているかの管理を行う。操作プログラム生成部16で
は、装置シュミレーション部15と表示部14とのイン
ターフェースから、パネル操作に関する情報を取り出
し、ファクシミリ装置2で実行できるようなプログラム
に変換する。
【0036】図3は、本発明における操作情報の変換の
仕組みを説明するものである。図3においては、メッセ
ージ形式を利用して、表示部14と装置シュミレーショ
ン部15とのインターフェースをとる場合を例示してい
る。
【0037】図3では、Aというボタンを押したとき
の、情報のインターフェースについて説明している。図
2に示された表示部14の実際の表示として、ボタン
‘A’のb1、ボタン‘B’のb2、ボタン‘C’のb
3、キャラクターを表示するb4がある。
【0038】状態a1で、b1が押されたことを示すメ
ッセージが、状態a2で、b1が離されたことを示すメ
ッセージが、それぞれ表示部14から、装置シュミレー
ション部15へ送られる。これを受けて、状態a3で、
‘A’を表示することを示すメッセージが、装置シュミ
レーション部15から表示部14へ送信され、b4で
‘A’が表示される。
【0039】この3つのメッセージのやりとりの中で、
操作プログラム生成部16では、操作情報である、状態
a1のメッセージと状態a2のメッセージを取り出し、
‘Aボタンを押す’という操作プログラムに変換する。
【0040】装置シュミレーション部15で変換され作
成された、操作プログラムは、記憶部17に蓄積され
る。そして、通信制御部13でファクシミリ装置2と回
線の接続を行った後、このプログラムをファクシミリ装
置2に転送する。
【0041】ファクシミリ装置2では、通信制御部22
を介して、受信した操作プログラムを、操作プログラム
記憶部29に転送する。そして、この転送を行うのと同
時に、操作パネル26からの操作入力を禁止する。これ
は操作プログラム変換部28からの操作情報と、操作パ
ネル26からの操作情報とが、混合してしまうことを防
ぐためである。
【0042】操作プログラム変換部28では、操作プロ
グラム記憶部29に蓄積されているプログラムを、順
次、操作情報に変換し、操作パネル制御部27へ、操作
パネル26からの操作情報の代わりに出力する。これに
は、図3について説明したものと、ほぼ逆の操作を行
う。この操作情報は、操作パネル制御部27にとって
は、操作パネル26からの情報と区別が付かないもので
あり、操作パネル制御部27では、操作情報を、操作パ
ネル26からの情報として処理を行って、操作を実行す
る。
【0043】図4は、本発明の他の実施形態を示したも
のであって、図2に示されたコンピュータ装置1の代わ
りに、プログラム作成機能を持ったファクシミリ装置3
を利用する場合を示している。
【0044】図4において、ファクシミリ装置3は、フ
ァクシミリ装置2と同じ構成を有し、変復調部21,3
1、通信制御部22,32、データ記憶部23,33、
プログラム記憶部24,34、主制御部25,35、操
作パネル26,36、操作パネル制御部27,37、操
作プログラム変換部28,38、操作プログラム記憶部
29,39は、それぞれ同じ機能を有しているものとす
る。
【0045】図4に示されるように、ファクシミリ装置
3は、図2の場合のコンピュータ装置1と同様に、操作
プログラム変換部38において、操作パネル36からの
操作の情報を取り込んで、操作プログラムに変換し、操
作プログラム記憶部39においてこの操作プログラムを
記憶しておく。記憶された操作プログラムは、通信制御
部32を介して、ファクシミリ装置2へ転送される。フ
ァクシミリ装置2の動作は、図2の場合と同様である。
【0046】これにより、図2のコンピュータ装置1で
行われていたような、ファクシミリ装置のシュミレーシ
ョンの制御を、ファクシミリ装置3上で、実際の操作に
よって行うことができる。これによる効果としては、実
際の装置上で行うため、コンピュータ装置1でファクシ
ミリ装置の操作のシュミレーションを行う必要がなくな
るとともに、また、実際の装置上でプログラム作成を行
うため、より信頼性の高いプログラム作成を行うことが
できるようになる。
【0047】
【発明の効果】本発明の第1の効果として、遠隔操作の
対象となる装置内部の構造について、詳しい知識を必要
とせず、コンピュータ装置上でユーザーのオペレーショ
ン操作をシュミレーションし、かつ、そのオペレーショ
ンを操作プログラムに変換するため、プログラム作成の
工数を減少させることができる。さらに、従来のように
装置内部のプログラムによって実行する場合と比べて、
動作が簡単になるため、プログラムの編集、作成などが
容易になる。
【0048】本発明の第2の効果として、遠隔操作を行
うプログラムに、多少の不具合が生じた場合でも、操作
を行えなくなるのに止まり、この装置が停止してしまう
ことの危険性が減少する。これは、このプログラムは、
遠隔操作の対象となる装置内部の装置各部を動作させる
プログラムと異なり、この装置の操作パネルに対する操
作のみを、行わせるものだからである。
【0049】本発明の第3の効果として、この装置のオ
ペレーション操作を利用することから、特別な遠隔操作
のプログラムを制御するモジュールを必要とせず、プロ
グラムの規模が小さいので、従来よりプログラムメモリ
ーを小さく抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す図である。
【図3】本発明における操作情報の変換の仕組みを説明
する図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図5】従来技術の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の装置 2 第2の装置 3 操作情報入力手段 4 プログラム変換手段 5 送信手段 6 受信手段 7 操作情報変換手段 8 操作機能実行手段 12 制御部 13 22、32通信制御部 14 表示部 15 装置シュミレーション部 16 操作プログラム生成部 17 記憶部 21、31 変復調部 22,32 通信制御部 23、33 データ記憶部 24、34 プログラム記憶部 25、35 主記憶部 26、36 操作パネル 27、37 操作パネル制御部 28、38 操作プログラム変換部 29、39 操作プログラム記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作を行う第1の装置と、この第1
    の装置によって遠隔操作される第2の装置とからなる装
    置操作制御システムにおいて、 前記第1の装置が、前記第2の装置に対する操作情報を
    入力する操作情報入力手段と、この操作情報入力手段に
    よって入力された操作情報を前記第2の装置での操作機
    能を実現するプログラムに変換するプログラム変換手段
    と、このプログラム変換手段によって生成されたプログ
    ラムを前記第2の装置に転送する送信手段とを備えると
    ともに、 前記第2の装置が、前記送信手段から転送されたプログ
    ラムを受信する受信手段と、該受信したプログラムを自
    装置に対する操作情報に変換する操作情報変換手段と、
    該操作情報によって自装置に対する操作機能を実行する
    操作機能実行手段とを備えたことを特徴とする装置操作
    制御システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の装置が、前記第2の装置での
    操作パネルに応じた画像を表示する表示部と、この表示
    部上における操作部位を指示することによって第2の装
    置における操作をシュミレートして操作情報を抽出する
    装置シュミレーション部と、該操作情報を操作プログラ
    ムに変換する操作プログラム生成部と、該操作プログラ
    ムを第2の装置に転送する通信制御部とを備えたコンピ
    ュータ装置であって、 前記第2の装置が、前記コンピュータ装置から転送され
    た操作プログラムを受信する通信制御部と、該受信した
    操作プログラムを操作情報に変換する操作プログラム変
    換部と、該操作情報によって自装置に対する操作機能を
    実行する操作パネル制御部とを備えたファクシミリ装置
    であることを特徴とする請求項1記載の装置操作制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の装置が第1のファクシミリ装
    置からなり、第2の装置の操作パネルと同等の操作パネ
    ルと、該操作パネル上における操作から抽出された操作
    情報を操作プログラムに変換する操作プログラム変換部
    と、該操作プログラムを第2の装置に転送する通信制御
    部とを備えるとともに、 前記第2の装置が第2のファクシミリ装置からなり、転
    送された操作プログラムを受信する通信制御部と、該受
    信した操作プログラムを操作情報に変換する操作プログ
    ラム変換部と、該操作情報によって自装置に対する操作
    機能を実行する操作パネル制御部とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の装置操作制御システム。
JP8098012A 1996-04-19 1996-04-19 装置操作制御システム Pending JPH09282154A (ja)

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