JPH09263481A - 単結晶引き上げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法 - Google Patents
単結晶引き上げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法Info
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- JPH09263481A JPH09263481A JP7643996A JP7643996A JPH09263481A JP H09263481 A JPH09263481 A JP H09263481A JP 7643996 A JP7643996 A JP 7643996A JP 7643996 A JP7643996 A JP 7643996A JP H09263481 A JPH09263481 A JP H09263481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の石英坩堝を用いたCZ法による単結晶
の引き上げ方法においては、酸素濃度が高いものしか得
ることができず、不純物による汚染の虞れもあった。酸
素濃度の低い単結晶を得るため、誘導加熱装置を使用す
る方法もあるが、この際には金属製の溶解容器に絶縁物
を被覆したものを用いるため、溶解容器の内壁からの不
純物が溶融液中に拡散し易く、また坩堝の内部に高純度
の被覆層を形成する必要があるため、溶解容器が高価に
なるという課題があった。 【解決手段】 加熱手段として昇降可能なカーボンロッ
ド15、及び誘導コイル14を備え、坩堝11として水
冷可能な金属製坩堝12、及び金属製坩堝12に内装さ
れた多結晶シリコン製坩堝13を備えた単結晶引き上げ
装置を用いて単結晶17を引き上げる。
の引き上げ方法においては、酸素濃度が高いものしか得
ることができず、不純物による汚染の虞れもあった。酸
素濃度の低い単結晶を得るため、誘導加熱装置を使用す
る方法もあるが、この際には金属製の溶解容器に絶縁物
を被覆したものを用いるため、溶解容器の内壁からの不
純物が溶融液中に拡散し易く、また坩堝の内部に高純度
の被覆層を形成する必要があるため、溶解容器が高価に
なるという課題があった。 【解決手段】 加熱手段として昇降可能なカーボンロッ
ド15、及び誘導コイル14を備え、坩堝11として水
冷可能な金属製坩堝12、及び金属製坩堝12に内装さ
れた多結晶シリコン製坩堝13を備えた単結晶引き上げ
装置を用いて単結晶17を引き上げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単結晶引き上げ装置
及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法に関し、より詳
細にはシリコン等からなる単結晶を引き上げる際に用い
られる単結晶引き上げ装置及び該装置を用いたチョクラ
ルスキー法(以下、CZ法と記す)等による単結晶引き
上げ方法に関する。
及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法に関し、より詳
細にはシリコン等からなる単結晶を引き上げる際に用い
られる単結晶引き上げ装置及び該装置を用いたチョクラ
ルスキー法(以下、CZ法と記す)等による単結晶引き
上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、LSI(大規模集積回路)等の回
路素子形成用基板の製造に使用されているシリコン単結
晶の大部分は、CZ法により引き上げられている。図4
は、このCZ法に用いられる単結晶引き上げ装置を、模
式的に示した断面図であり、図中21は坩堝を示してい
る。
路素子形成用基板の製造に使用されているシリコン単結
晶の大部分は、CZ法により引き上げられている。図4
は、このCZ法に用いられる単結晶引き上げ装置を、模
式的に示した断面図であり、図中21は坩堝を示してい
る。
【0003】この坩堝21は、有底円筒形状の石英製坩
堝21aと、この石英製坩堝21aの外側に嵌合された
同じく有底円筒形状の黒鉛製坩堝21bとから構成され
ており、坩堝21は、図中の矢印方向に所定の速度で回
転する支持軸28に支持されている。この坩堝21の外
側には抵抗加熱式のヒータ22、ヒータ22の外側には
保温筒27が同心円状に配置されており、坩堝21内に
はこのヒータ22により溶融させた結晶用原料の溶融液
23が充填されている。また、坩堝21の中心軸上に
は、引き上げ棒あるいはワイヤー等からなる引き上げ軸
24が吊設されており、この引き上げ軸24の先端に保
持具24aを介して種結晶25が取り付けられている。
また、これら部材は、圧力の制御が可能な水冷式のチャ
ンバ29内に納められている。
堝21aと、この石英製坩堝21aの外側に嵌合された
同じく有底円筒形状の黒鉛製坩堝21bとから構成され
ており、坩堝21は、図中の矢印方向に所定の速度で回
転する支持軸28に支持されている。この坩堝21の外
側には抵抗加熱式のヒータ22、ヒータ22の外側には
保温筒27が同心円状に配置されており、坩堝21内に
はこのヒータ22により溶融させた結晶用原料の溶融液
23が充填されている。また、坩堝21の中心軸上に
は、引き上げ棒あるいはワイヤー等からなる引き上げ軸
24が吊設されており、この引き上げ軸24の先端に保
持具24aを介して種結晶25が取り付けられている。
また、これら部材は、圧力の制御が可能な水冷式のチャ
ンバ29内に納められている。
【0004】上記した単結晶引き上げ装置を用いて単結
晶26を引き上げる際には、まずヒータ22により結晶
用原料を溶融させ、チャンバ29内を減圧した後、しば
らく放置して溶融液23中のガスを十分に放出させ、そ
の後、不活性ガスを導入して減圧の不活性ガス雰囲気と
する。
晶26を引き上げる際には、まずヒータ22により結晶
用原料を溶融させ、チャンバ29内を減圧した後、しば
らく放置して溶融液23中のガスを十分に放出させ、そ
の後、不活性ガスを導入して減圧の不活性ガス雰囲気と
する。
【0005】次に、支持軸28と同一軸心で逆方向に所
定の速度で引き上げ軸24を回転させながら、保持具2
4aに取り付けられた種結晶25を降下させて溶融液2
3に浸漬し、その後引き上げ軸24を回転させながら引
き上げ、種結晶25の先端に単結晶26を成長させてゆ
く。
定の速度で引き上げ軸24を回転させながら、保持具2
4aに取り付けられた種結晶25を降下させて溶融液2
3に浸漬し、その後引き上げ軸24を回転させながら引
き上げ、種結晶25の先端に単結晶26を成長させてゆ
く。
【0006】上記方法等により得られる単結晶の特性を
左右する大きな因子として、単結晶中の酸素濃度がある
が、上記CZ法により得られたSiの単結晶26中に
は、引き上げ中に石英製坩堝21aより混入した酸素原
子が約1.3〜1.7×1018atoms/cm3 と多
量に存在し、そのために格子間に存在する酸素原子は通
常過飽和の状態になっている。
左右する大きな因子として、単結晶中の酸素濃度がある
が、上記CZ法により得られたSiの単結晶26中に
は、引き上げ中に石英製坩堝21aより混入した酸素原
子が約1.3〜1.7×1018atoms/cm3 と多
量に存在し、そのために格子間に存在する酸素原子は通
常過飽和の状態になっている。
【0007】この過飽和に含まれる酸素原子は単結晶2
6中に固溶せず、冷却されるに従って酸素析出物を形成
する。この酸素析出物の成長過程において、歪を緩和す
るために、格子間Si原子の放出、空孔の吸収、パンチ
アウトと呼ばれる転位ループの発生等の現象を引き起こ
す。また、格子間に存在するSi原子は、高温熱処理時
に酸素析出物の周囲に凝集し、積層欠陥を伴った転位ル
ープを形成する。
6中に固溶せず、冷却されるに従って酸素析出物を形成
する。この酸素析出物の成長過程において、歪を緩和す
るために、格子間Si原子の放出、空孔の吸収、パンチ
アウトと呼ばれる転位ループの発生等の現象を引き起こ
す。また、格子間に存在するSi原子は、高温熱処理時
に酸素析出物の周囲に凝集し、積層欠陥を伴った転位ル
ープを形成する。
【0008】このような過飽和の酸素により発生する単
結晶26の欠陥は、単結晶26を切削加工することによ
り作製したウエハ表面から深いところ、すなわちデバイ
スの活性領域よりも深いところに存在する場合には、前
記ウエハ中に発生した転位を固着し、前記ウエハの強度
を増大させるとともに、前記ウエハの熱処理過程におい
て酸素析出物を成長させてその周りに歪を発生させ、デ
バイス作製工程で前記ウエハの表面領域に侵入する不純
物を捕獲し、デバイスの活性領域の汚染を防止するとい
う利点を有する。
結晶26の欠陥は、単結晶26を切削加工することによ
り作製したウエハ表面から深いところ、すなわちデバイ
スの活性領域よりも深いところに存在する場合には、前
記ウエハ中に発生した転位を固着し、前記ウエハの強度
を増大させるとともに、前記ウエハの熱処理過程におい
て酸素析出物を成長させてその周りに歪を発生させ、デ
バイス作製工程で前記ウエハの表面領域に侵入する不純
物を捕獲し、デバイスの活性領域の汚染を防止するとい
う利点を有する。
【0009】ところが、酸素析出物や転位ループが前記
ウエハ表面のデバイス活性領域に発生すると、リーク電
流を増大させる等の原因となり、デバイス特性を劣化さ
せるという問題が生じる。特に、前記ウエハを熱酸化処
理する場合、熱酸化処理中に前記ウエハ表面より成長す
る酸化膜から放出される格子間Si原子の凝集によって
成長する積層欠陥を伴った転位ループ(酸素誘起積層欠
陥(OSF))が前記ウエハ表面に発生すると問題とな
る。
ウエハ表面のデバイス活性領域に発生すると、リーク電
流を増大させる等の原因となり、デバイス特性を劣化さ
せるという問題が生じる。特に、前記ウエハを熱酸化処
理する場合、熱酸化処理中に前記ウエハ表面より成長す
る酸化膜から放出される格子間Si原子の凝集によって
成長する積層欠陥を伴った転位ループ(酸素誘起積層欠
陥(OSF))が前記ウエハ表面に発生すると問題とな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のデバイス工程で
は、デバイス作製雰囲気のクリーン度が低いために、過
飽和に存在する酸素を析出させてイントリンシックゲッ
タリングを行うことにより、前記したデバイス活性領域
の重金属汚染を防止していた。しかし、近年デバイス作
製工程の雰囲気のクリーン化が進み、イントリンシック
ゲッタリングを行う必要のないものも出てきており、重
金属による汚染よりも過飽和に存在する酸素の析出が、
デバイス活性領域の劣化原因となる可能性が出てきてい
る。そのため、酸素の析出が起こりにくい低酸素濃度の
ウエハが必要となってきているが、通常のCZ法では
1.0×1018atoms/cm3 より酸素濃度の低い
ものを得るのは容易ではないという課題があった。
は、デバイス作製雰囲気のクリーン度が低いために、過
飽和に存在する酸素を析出させてイントリンシックゲッ
タリングを行うことにより、前記したデバイス活性領域
の重金属汚染を防止していた。しかし、近年デバイス作
製工程の雰囲気のクリーン化が進み、イントリンシック
ゲッタリングを行う必要のないものも出てきており、重
金属による汚染よりも過飽和に存在する酸素の析出が、
デバイス活性領域の劣化原因となる可能性が出てきてい
る。そのため、酸素の析出が起こりにくい低酸素濃度の
ウエハが必要となってきているが、通常のCZ法では
1.0×1018atoms/cm3 より酸素濃度の低い
ものを得るのは容易ではないという課題があった。
【0011】上記課題を解決するために、誘導コイルと
一体となった結晶用原料の溶解容器を備えた単結晶引き
上げ装置が開示されている(特開平4−342491号
公報)。図5は上記公報に開示された単結晶引き上げ装
置を模式的に示した断面図である。
一体となった結晶用原料の溶解容器を備えた単結晶引き
上げ装置が開示されている(特開平4−342491号
公報)。図5は上記公報に開示された単結晶引き上げ装
置を模式的に示した断面図である。
【0012】チャンバ38内に納められた水冷式の溶解
容器31は側面側に形成された環状の誘導コイル32と
底面側に形成された定盤33を含んで構成されている。
また、溶解容器31の内壁は金属層とその上に形成され
たSiO2 等の絶縁被覆層(図示せず)とにより構成さ
れている。一方、チャンバ38の天井壁には電子ビーム
銃37が配設されており、溶解容器31の外側にはコイ
ル42が巻かれた磁極41が配設されている。引き上げ
軸34aを含む引き上げ手段34は、図4に示した単結
晶引き上げ装置と同様に構成されている。
容器31は側面側に形成された環状の誘導コイル32と
底面側に形成された定盤33を含んで構成されている。
また、溶解容器31の内壁は金属層とその上に形成され
たSiO2 等の絶縁被覆層(図示せず)とにより構成さ
れている。一方、チャンバ38の天井壁には電子ビーム
銃37が配設されており、溶解容器31の外側にはコイ
ル42が巻かれた磁極41が配設されている。引き上げ
軸34aを含む引き上げ手段34は、図4に示した単結
晶引き上げ装置と同様に構成されている。
【0013】単結晶引き上げの際には、結晶用原料を溶
解容器31に充填した後、その一部を電子ビーム銃37
により溶融させ、溶融により導体となった溶融液23に
誘導コイル32を用いて誘導電流を流し、結晶用原料全
体を溶融させる。溶解容器31は水冷しているので、溶
融液23の一部が溶解容器31の内壁に析出してシリコ
ンスカル層39が形成され、このシリコンスカル層39
により溶融液23の汚染が防止される。また、溶融液2
3の加熱、撹拌は、誘導コイル32により発生させる交
流磁界と、溶解容器31の両側に配置された磁極41、
41により発生させる直流磁界により行っている。
解容器31に充填した後、その一部を電子ビーム銃37
により溶融させ、溶融により導体となった溶融液23に
誘導コイル32を用いて誘導電流を流し、結晶用原料全
体を溶融させる。溶解容器31は水冷しているので、溶
融液23の一部が溶解容器31の内壁に析出してシリコ
ンスカル層39が形成され、このシリコンスカル層39
により溶融液23の汚染が防止される。また、溶融液2
3の加熱、撹拌は、誘導コイル32により発生させる交
流磁界と、溶解容器31の両側に配置された磁極41、
41により発生させる直流磁界により行っている。
【0014】しかし、上記単結晶引き上げ装置において
は、結晶用原料を溶融させる場合等において、溶解容器
31と溶融液23とが接するため、溶解容器31の内壁
からの不純物が溶融液23中に拡散し易く、また溶解容
器31の内部に高純度の被覆層を形成する必要があるた
め、溶解容器31自体が高価になるという課題があっ
た。
は、結晶用原料を溶融させる場合等において、溶解容器
31と溶融液23とが接するため、溶解容器31の内壁
からの不純物が溶融液23中に拡散し易く、また溶解容
器31の内部に高純度の被覆層を形成する必要があるた
め、溶解容器31自体が高価になるという課題があっ
た。
【0015】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、酸素の含有量が極めて低く、かつ高純度の単結晶
を安価に引き上げることができる単結晶引き上げ装置及
び該装置を使用した単結晶引き上げ方法を提供すること
を目的としている。
あり、酸素の含有量が極めて低く、かつ高純度の単結晶
を安価に引き上げることができる単結晶引き上げ装置及
び該装置を使用した単結晶引き上げ方法を提供すること
を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る単結晶引き上げ装置(1)
は、結晶用原料及び溶融液を加熱するための加熱手段、
及び溶融液を保持するための坩堝を備えた単結晶の引き
上げ装置において、前記加熱手段として、結晶用原料の
一部を溶融させるための補助ヒータ、及び誘導加熱装置
を備え、前記坩堝として水冷式の金属製坩堝、及び該金
属製坩堝に内装された多結晶シリコン製坩堝を備えてい
ることを特徴としている。
達成するために本発明に係る単結晶引き上げ装置(1)
は、結晶用原料及び溶融液を加熱するための加熱手段、
及び溶融液を保持するための坩堝を備えた単結晶の引き
上げ装置において、前記加熱手段として、結晶用原料の
一部を溶融させるための補助ヒータ、及び誘導加熱装置
を備え、前記坩堝として水冷式の金属製坩堝、及び該金
属製坩堝に内装された多結晶シリコン製坩堝を備えてい
ることを特徴としている。
【0017】また本発明に係る単結晶引き上げ装置
(2)は、上記単結晶引き上げ装置(1)において、前
記補助ヒータとして、昇降可能な抵抗加熱式ヒータを備
えていることを特徴としている。
(2)は、上記単結晶引き上げ装置(1)において、前
記補助ヒータとして、昇降可能な抵抗加熱式ヒータを備
えていることを特徴としている。
【0018】上記構成の単結晶引き上げ装置(1)又は
(2)によれば、前記補助ヒータ及び前記誘導加熱装置
により結晶用原料を溶融させることができ、また溶融液
と直接接触するのは高純度の多結晶シリコン製坩堝であ
る。また多結晶シリコン製坩堝は単結晶の原料としても
用いることができ、比較的安価に製造できる。そのた
め、酸素濃度が極めて低く、かつ高純度の単結晶を安価
に引き上げることができる。
(2)によれば、前記補助ヒータ及び前記誘導加熱装置
により結晶用原料を溶融させることができ、また溶融液
と直接接触するのは高純度の多結晶シリコン製坩堝であ
る。また多結晶シリコン製坩堝は単結晶の原料としても
用いることができ、比較的安価に製造できる。そのた
め、酸素濃度が極めて低く、かつ高純度の単結晶を安価
に引き上げることができる。
【0019】また、本発明に係る単結晶引き上げ方法
は、上記単結晶引き上げ装置(1)又は(2)を用いた
単結晶引き上げ方法であって、固体状の結晶用原料を多
結晶シリコン製坩堝に充填し、始めに抵抗加熱式のヒー
タを用いて結晶用原料の一部を溶融させた後、続いて誘
導加熱装置を用いて前記結晶用原料全部を溶融させ、そ
の後種結晶を溶融液に浸漬して引き上げることを特徴と
している。
は、上記単結晶引き上げ装置(1)又は(2)を用いた
単結晶引き上げ方法であって、固体状の結晶用原料を多
結晶シリコン製坩堝に充填し、始めに抵抗加熱式のヒー
タを用いて結晶用原料の一部を溶融させた後、続いて誘
導加熱装置を用いて前記結晶用原料全部を溶融させ、そ
の後種結晶を溶融液に浸漬して引き上げることを特徴と
している。
【0020】上記単結晶引き上げ方法によれば、高純度
の多結晶シリコン坩堝内に結晶用原料を溶融させるの
で、酸素濃度が極めて低く、かつ高純度の単結晶を安価
に引き上げることができる。
の多結晶シリコン坩堝内に結晶用原料を溶融させるの
で、酸素濃度が極めて低く、かつ高純度の単結晶を安価
に引き上げることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る単結晶引き上
げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法の実施の
形態を説明する。
げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法の実施の
形態を説明する。
【0022】図1は実施の形態に係る単結晶引き上げ装
置を構成する金属製坩堝を模式的に示した斜視図であ
り、図2は実施の形態に係る単結晶引き上げ装置の結晶
用原料溶融前の状態を模式的に示した断面図である。
置を構成する金属製坩堝を模式的に示した斜視図であ
り、図2は実施の形態に係る単結晶引き上げ装置の結晶
用原料溶融前の状態を模式的に示した断面図である。
【0023】図2に示したように、坩堝11は金属製坩
堝12と、金属製坩堝12に内装された多結晶シリコン
製坩堝13とにより構成されている。金属製坩堝12は
その内部全体に空洞が形成され、冷却水を流通させるこ
とができるようになっており、内装された多結晶シリコ
ン製坩堝13の温度が上昇し、金属製坩堝12より膨張
した際に、金属製坩堝12が破壊されないように、その
側部に縦方向にスリットが形成され、多数の側部部材1
2aに分割されている(図1)。この分割は、金属製坩
堝12に発生する過電流を遮断し、誘導加熱装置により
金属製坩堝12の温度が上昇するのを防止する目的もあ
る。側部部材12aを支持する円板状の底部部材12b
の中心部分には、冷却水を流通させるとともに、側部部
材12a及び底部部材12bを支持するための支持部材
12cが結合されている。また通常、金属製坩堝12は
熱伝導率に優れた銅により形成されている。
堝12と、金属製坩堝12に内装された多結晶シリコン
製坩堝13とにより構成されている。金属製坩堝12は
その内部全体に空洞が形成され、冷却水を流通させるこ
とができるようになっており、内装された多結晶シリコ
ン製坩堝13の温度が上昇し、金属製坩堝12より膨張
した際に、金属製坩堝12が破壊されないように、その
側部に縦方向にスリットが形成され、多数の側部部材1
2aに分割されている(図1)。この分割は、金属製坩
堝12に発生する過電流を遮断し、誘導加熱装置により
金属製坩堝12の温度が上昇するのを防止する目的もあ
る。側部部材12aを支持する円板状の底部部材12b
の中心部分には、冷却水を流通させるとともに、側部部
材12a及び底部部材12bを支持するための支持部材
12cが結合されている。また通常、金属製坩堝12は
熱伝導率に優れた銅により形成されている。
【0024】金属製坩堝12の周囲外方には、結晶用原
料を加熱するために誘導加熱装置を構成する誘導コイル
14が配設されている。この誘導コイル14は図示しな
いチャンバ19外に設置された高周波印加装置に接続さ
れている。さらに、誘導コイル14の周囲外方には、坩
堝11等を保温するための保温筒27が配設されてい
る。
料を加熱するために誘導加熱装置を構成する誘導コイル
14が配設されている。この誘導コイル14は図示しな
いチャンバ19外に設置された高周波印加装置に接続さ
れている。さらに、誘導コイル14の周囲外方には、坩
堝11等を保温するための保温筒27が配設されてい
る。
【0025】図2に示したように、結晶用原料16溶融
時には、結晶用原料16の一部を溶融させるために、補
助ヒータとして移動式の抵抗加熱式ヒータ(カーボンロ
ッド)15が引き上げ軸24の下端に結合される。さら
に図示はしないが、チャンバ19を構成するメインチャ
ンバ19aとプルチャンバ19bとの境界部にはシャッ
タが配設されており、シャッタを閉めることにより両者
を完全に分離できるようになっている。なお、単結晶1
7の引き上げを行う際には、引き上げ軸24の先端に結
合されたカーボンロッド15をはずし、代わりに種結晶
25を保持した保持具24aを結合する。
時には、結晶用原料16の一部を溶融させるために、補
助ヒータとして移動式の抵抗加熱式ヒータ(カーボンロ
ッド)15が引き上げ軸24の下端に結合される。さら
に図示はしないが、チャンバ19を構成するメインチャ
ンバ19aとプルチャンバ19bとの境界部にはシャッ
タが配設されており、シャッタを閉めることにより両者
を完全に分離できるようになっている。なお、単結晶1
7の引き上げを行う際には、引き上げ軸24の先端に結
合されたカーボンロッド15をはずし、代わりに種結晶
25を保持した保持具24aを結合する。
【0026】なお、本実施の形態においては、補助ヒー
タとして、カーボンロッド15が配設された例を示した
が、他の実施の形態としては、補助ヒータとして、例え
ば赤外線ランプ、レーザ発生装置、電子線発生装置が配
設されていてもよい。
タとして、カーボンロッド15が配設された例を示した
が、他の実施の形態としては、補助ヒータとして、例え
ば赤外線ランプ、レーザ発生装置、電子線発生装置が配
設されていてもよい。
【0027】次に、前記単結晶引き上げ用装置を用いた
単結晶引き上げ方法について説明する。図3は実施の形
態に係る単結晶引き上げ装置の単結晶引き上げ時の状態
を模式的に示した断面図である。
単結晶引き上げ方法について説明する。図3は実施の形
態に係る単結晶引き上げ装置の単結晶引き上げ時の状態
を模式的に示した断面図である。
【0028】まず、図2に示したように、結晶用原料1
6を多結晶シリコン製坩堝13の内部に充填し、チャン
バ19内を真空に引きながらアルゴン(Ar)を流通さ
せ、1.33×103 Pa程度のAr雰囲気とする。次
に、引き上げ軸24の下端に結合させたカーボンロッド
15を降下させて結晶用原料16に近付け、次に、カー
ボンロッド15に通電し、輻射熱により結晶用原料16
の一部を溶融させる。初めにカーボンロッド15を用い
て結晶用原料16を溶融させるのは、高純度シリコンは
固体の状態では不導体であるため、誘導コイル14に高
周波電力を印加しても結晶用原料16に誘導電流が流れ
ず、加熱することができないためである。しかし、溶融
した状態のシリコンは導体となるため、カーボンロッド
15で結晶用原料16の一部を溶融させれば、後は誘導
コイル14を用いて加熱することが可能となる。従っ
て、カーボンロッド15により結晶用原料16の一部を
溶融させた後、誘導コイル14に高周波電力を印加する
ことにより結晶用原料16の全体を溶融させる。
6を多結晶シリコン製坩堝13の内部に充填し、チャン
バ19内を真空に引きながらアルゴン(Ar)を流通さ
せ、1.33×103 Pa程度のAr雰囲気とする。次
に、引き上げ軸24の下端に結合させたカーボンロッド
15を降下させて結晶用原料16に近付け、次に、カー
ボンロッド15に通電し、輻射熱により結晶用原料16
の一部を溶融させる。初めにカーボンロッド15を用い
て結晶用原料16を溶融させるのは、高純度シリコンは
固体の状態では不導体であるため、誘導コイル14に高
周波電力を印加しても結晶用原料16に誘導電流が流れ
ず、加熱することができないためである。しかし、溶融
した状態のシリコンは導体となるため、カーボンロッド
15で結晶用原料16の一部を溶融させれば、後は誘導
コイル14を用いて加熱することが可能となる。従っ
て、カーボンロッド15により結晶用原料16の一部を
溶融させた後、誘導コイル14に高周波電力を印加する
ことにより結晶用原料16の全体を溶融させる。
【0029】このとき、金属製坩堝12の内部には冷却
水を流し、金属製坩堝12及び多結晶シリコン坩堝13
を冷却する。また、結晶用原料16を加熱した後、引き
上げ軸24を引き上げてカーボンロッド15をプルチャ
ンバ19bの内部に移動させ、メインチャンバ19aと
プルチャンバ19bとの境界にあるシャッタを閉めて、
両者を分離し、プルチャンバ19b内を大気雰囲気とす
る。次に、カーボンロッド15をプルチャンバ19bよ
り取り出し、引き上げ軸24の先端に種結晶25を保持
した保持具24aを取り付け、プルチャンバ19b内を
真空引きした後、シャッタを開ける。
水を流し、金属製坩堝12及び多結晶シリコン坩堝13
を冷却する。また、結晶用原料16を加熱した後、引き
上げ軸24を引き上げてカーボンロッド15をプルチャ
ンバ19bの内部に移動させ、メインチャンバ19aと
プルチャンバ19bとの境界にあるシャッタを閉めて、
両者を分離し、プルチャンバ19b内を大気雰囲気とす
る。次に、カーボンロッド15をプルチャンバ19bよ
り取り出し、引き上げ軸24の先端に種結晶25を保持
した保持具24aを取り付け、プルチャンバ19b内を
真空引きした後、シャッタを開ける。
【0030】誘導コイル14に高周波電力を印加するこ
とにより結晶用原料16を溶融液23としておく。従っ
て、後は通常のCZ法による引き上げ方法と同様に、種
結晶25を降下させて溶融液23に浸漬し、引き上げ軸
24を回転させながら引き上げることにより種結晶25
の先に単結晶17を成長させる。
とにより結晶用原料16を溶融液23としておく。従っ
て、後は通常のCZ法による引き上げ方法と同様に、種
結晶25を降下させて溶融液23に浸漬し、引き上げ軸
24を回転させながら引き上げることにより種結晶25
の先に単結晶17を成長させる。
【0031】溶融液23を保持する多結晶シリコン製坩
堝13は、溶融液23と接しているため多少その内側が
溶融するが、金属製坩堝12により周囲から冷却されて
いるため、溶融してしまうことはない。また、従来の場
合には、溶融液23と接する部分に石英製坩堝21a
(図4)が使用されていたため、石英製坩堝21aより
酸素や他の不純物が溶融液23中に拡散し、単結晶26
中に取り込まれていたが、本実施の形態においては、高
純度の多結晶シリコン製坩堝13が使用されているた
め、酸素や不純物が溶融液23中に拡散することはな
い。また、多結晶シリコン製坩堝13は結晶用原料の一
部としても使用することができるため、比較的安価に製
造することができる。そのため、酸素含有量が極めて低
く、かつ高純度の単結晶17を安価に引き上げることが
できる。
堝13は、溶融液23と接しているため多少その内側が
溶融するが、金属製坩堝12により周囲から冷却されて
いるため、溶融してしまうことはない。また、従来の場
合には、溶融液23と接する部分に石英製坩堝21a
(図4)が使用されていたため、石英製坩堝21aより
酸素や他の不純物が溶融液23中に拡散し、単結晶26
中に取り込まれていたが、本実施の形態においては、高
純度の多結晶シリコン製坩堝13が使用されているた
め、酸素や不純物が溶融液23中に拡散することはな
い。また、多結晶シリコン製坩堝13は結晶用原料の一
部としても使用することができるため、比較的安価に製
造することができる。そのため、酸素含有量が極めて低
く、かつ高純度の単結晶17を安価に引き上げることが
できる。
【0032】
【実施例及び比較例】以下、実施例に係る単結晶引き上
げ方法を説明する。また、比較例として、従来の方法で
単結晶の引き上げを行った場合についても説明する。下
記の表1〜表5にその条件を記載する。
げ方法を説明する。また、比較例として、従来の方法で
単結晶の引き上げを行った場合についても説明する。下
記の表1〜表5にその条件を記載する。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】<単結晶17、26中の酸素濃度の測定方
法>FTIR法(ASTMF−121(1979))に
準じて測定した。
法>FTIR法(ASTMF−121(1979))に
準じて測定した。
【0039】<単結晶17、26中の金属不純物濃度の
測定方法>誘導結合プラズマ(ICP)質量分析法 <実施例1及び比較例1の結果>上記実施例1及び比較
例1の場合に引き上げられた単結晶17、26の転位の
有無、単結晶中の不純物濃度を示している。
測定方法>誘導結合プラズマ(ICP)質量分析法 <実施例1及び比較例1の結果>上記実施例1及び比較
例1の場合に引き上げられた単結晶17、26の転位の
有無、単結晶中の不純物濃度を示している。
【0040】
【表6】
【0041】上記表6に示した結果より明らかなよう
に、実施例1の場合に単結晶17に転位は発生しておら
ず、酸素濃度が1×1016atoms/cm3 、金属不
純物濃度が0.18ppbと両者ともに極めて低かっ
た。他方、比較例1の場合には、単結晶26に転位は発
生していないが、酸素濃度が1.5×1018atoms
/cm3 高く、金属不純物濃度も23.0ppbと高い
値であった。
に、実施例1の場合に単結晶17に転位は発生しておら
ず、酸素濃度が1×1016atoms/cm3 、金属不
純物濃度が0.18ppbと両者ともに極めて低かっ
た。他方、比較例1の場合には、単結晶26に転位は発
生していないが、酸素濃度が1.5×1018atoms
/cm3 高く、金属不純物濃度も23.0ppbと高い
値であった。
【図1】本発明の実施の形態に係る単結晶引き上げ装置
を構成する金属製坩堝を模式的に示した斜視図である。
を構成する金属製坩堝を模式的に示した斜視図である。
【図2】実施の形態に係る単結晶引き上げ装置の結晶用
原料溶融時の状態を模式的に示した断面図である。
原料溶融時の状態を模式的に示した断面図である。
【図3】実施の形態に係る単結晶引き上げ装置の単結晶
引き上げ時の状態を模式的に示した断面図である。
引き上げ時の状態を模式的に示した断面図である。
【図4】従来のCZ法に用いられる単結晶引き上げ装置
を模式的に示した断面図である。
を模式的に示した断面図である。
【図5】従来の誘導加熱装置が用いられた単結晶引き上
げ装置を模式的に示した断面図である。
げ装置を模式的に示した断面図である。
11 坩堝 12 金属製坩堝 13 多結晶シリコン製坩堝 14 誘導コイル(誘導加熱装置) 15 カーボンロッド(抵抗加熱式ヒータ) 16 結晶用原料 17 単結晶
Claims (3)
- 【請求項1】 結晶用原料及び溶融液を加熱するための
加熱手段、及び溶融液を保持するための坩堝を備えた単
結晶の引き上げ装置において、前記加熱手段として、結
晶用原料の一部を溶融させるための補助ヒータ、及び誘
導加熱装置を備え、前記坩堝として水冷式の金属製坩
堝、及び該金属製坩堝に内装された多結晶シリコン製坩
堝を備えていることを特徴とする単結晶引き上げ装置。 - 【請求項2】 補助ヒータとして、昇降可能な抵抗加熱
式ヒータを備えていることを特徴とする請求項1記載の
単結晶引き上げ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の単結晶引き
上げ装置を用いた単結晶引き上げ方法であって、固体状
の結晶用原料を多結晶シリコン製坩堝に充填し、初めに
補助ヒータを用いて結晶用原料の一部を溶融させた後、
続いて誘導加熱装置を用いて前記結晶用原料全部を溶融
させ、その後種結晶を溶融液に浸漬して引き上げること
を特徴とする単結晶引き上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7643996A JPH09263481A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 単結晶引き上げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7643996A JPH09263481A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 単結晶引き上げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09263481A true JPH09263481A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13605192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7643996A Pending JPH09263481A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 単結晶引き上げ装置及び該装置を用いた単結晶引き上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09263481A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0921213A1 (de) * | 1997-12-02 | 1999-06-09 | Wacker Siltronic Gesellschaft für Halbleitermaterialien Aktiengesellschaft | Verfahren und Heizvorrichtung zum Aufschmelzen von Halbleitermaterial |
WO1999046433A1 (fr) * | 1998-03-12 | 1999-09-16 | Super Silicon Crystal Research Institute Corp. | Appareil auxiliaire destine a faire fondre une matiere premiere monocristalline et procede de fusion de cette matiere premiere monocristalline |
JP2009292673A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Sumco Corp | シリコン単結晶の育成装置及びシリコン原料の溶解方法 |
KR101443490B1 (ko) * | 2013-01-24 | 2014-09-22 | 주식회사 엘지실트론 | 잉곳 성장 장치 및 방법 |
JP2022030971A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 東邦チタニウム株式会社 | 分析用試料製造装置、分析用試料の製造方法及びチタンの分析方法 |
CN114132932A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-03-04 | 万向新元科技股份有限公司 | 硅材料提纯装置及方法 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7643996A patent/JPH09263481A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0921213A1 (de) * | 1997-12-02 | 1999-06-09 | Wacker Siltronic Gesellschaft für Halbleitermaterialien Aktiengesellschaft | Verfahren und Heizvorrichtung zum Aufschmelzen von Halbleitermaterial |
KR100296440B1 (ko) * | 1997-12-02 | 2001-10-26 | 게르트 켈러 | 반도체소재를융융시키는방법및그융융장치 |
WO1999046433A1 (fr) * | 1998-03-12 | 1999-09-16 | Super Silicon Crystal Research Institute Corp. | Appareil auxiliaire destine a faire fondre une matiere premiere monocristalline et procede de fusion de cette matiere premiere monocristalline |
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