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JPH09261469A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

Info

Publication number
JPH09261469A
JPH09261469A JP8309265A JP30926596A JPH09261469A JP H09261469 A JPH09261469 A JP H09261469A JP 8309265 A JP8309265 A JP 8309265A JP 30926596 A JP30926596 A JP 30926596A JP H09261469 A JPH09261469 A JP H09261469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
density
processing apparatus
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8309265A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ikeda
雄一 池田
Nobuatsu Sasanuma
信篤 笹沼
Tetsuya Nakamura
哲哉 中村
Tsunao Honpo
本保  綱男
Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8309265A priority Critical patent/JPH09261469A/ja
Priority to US08/781,060 priority patent/US6057946A/en
Publication of JPH09261469A publication Critical patent/JPH09261469A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4056Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern the pattern varying in one dimension only, e.g. dash length, pulse width modulation [PWM]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 m段階の階調を表現できる多値画像データを
入力してこれを画像処理し、その画像処理された多値画
像データをn段階(m<n)の階調を表現できる多値画
像データに変換する画像処理装置及び画像処理方法を提
供する。 【解決手段】 画像データを入力しその画像データに基
づいて記録媒体上に画像を形成する際、記録媒体上に形
成される階調レベル(x)の画像の濃度をD(x)、次
の階調レベル(x+1)の画像の濃度をD(x+1)と
すれば、その記録媒体上に形成される階調レベル(x)
の画像と階調レベル(x+1)の画像の濃度差が、D
(x+1)−D(x)≦A×D(x)の関係を満たすよ
うに画像を形成する(ここで、A≦0.08)。また、
所定周期の正弦波を整流したパターン信号を発生し、そ
の信号に基づいて入力画像データをパルス幅変調してビ
ーム光を発生させるためのパルス幅変調信号を発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び画
像処理方法に関し、特に、例えば、電子写真方式に従っ
て記録媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置のた
めの画像処理装置及び画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、1画素が8ビット
(256階調)の画像データで表現される画像を形成す
る電子写真方式の画像形成装置において、LUT(ルッ
ク・アップ・テーブル)を用いてプリンタ特性をリニア
にして画像を形成する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、電子写真特有のγ特性などもあり、LUTで強
制的にプリンタ特性をリニアにすると、形成画像のハイ
ライト部(低濃度域)では人間の眼の分解能に対して階
調表現が十分ではなく、その形成画像に擬似輪郭が発生
してしまうことがあった。一方、画像入力信号などの全
ての画像信号の1画素当たりのビット数を増やして階調
表現能力を高めると、処理時間が長くなったり、大容量
のデータを扱わざるを得ないため大容量のメモリが必要
となり装置のコストが高くなるという問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、形成画像のハイライト部の階調表現性を高め、しか
も、装置のコストを抑え、高速に画像形成を行うことが
できる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は、次のような構成からなる。
【0006】即ち、m段階の階調を表現できる多値画像
データを入力する入力手段と、前記入力手段によって入
力された多値画像データを画像処理する処理手段と、前
記処理手段によって画像処理された多値画像データを前
記m段階よりも多いn段階の階調を表現できる多値画像
データに変換する変換手段とを有することを特徴とする
画像処理装置を備える。
【0007】また他の発明によれば、 m段階の階調を
表現できる多値画像データを入力する入力工程と、前記
入力工程において入力された多値画像データを画像処理
する処理工程と、前記処理工程において画像処理された
多値画像データを前記m段階よりも多いn段階の階調を
表現できる多値画像データに変換する変換工程とを有す
ることを特徴とする画像処理方法を備える。
【0008】以上の構成による本発明は、入力された多
値画像データの階調表現数(m)を増やし、n(n>
m)とし、n段階の階調を表現できる多値画像データに
変換するよう動作する。
【0009】ここで、以上の構成に変換手段から出力さ
れた多値画像データを所定周期のパターン信号と比較す
ることによりパルス幅変調信号を発生するパルス幅変調
手段をさらに含むようにしても良いし、或は、画像形成
のため、その変換手段によって変換されたn段階の階調
を表現できる多値画像データに基づいて画像形成を行う
画像形成手段をさらに含むようにしても良い。
【0010】また、変換手段では、階調レベル(x)に
おける記録媒体上に形成される画像の濃度をD(x)、
階調レベル(x)の次の階調レベル(x+1)における
記録媒体上に形成される画像の濃度をD(x+1)とす
れば、画像形成手段により記録媒体上に形成される階調
レベル(x)の画像と階調レベル(x+1)の画像の濃
度差が、D(x+1)−D(x)≦A×D(x) (A
≦0.08)の関係を満たすように多値画像データを変
換するようにしても良い。
【0011】ここで、D(x)>0.08であることが
好ましい。
【0012】さらに、入力される多値画像データは輝度
データであれば、変換手段がm段階の階調をもつ輝度デ
ータをm段階の階調をもつ濃度データに変換しても良
い。このような変換手段を用いて、さらに、ガンマ補正
処理や、エッジ強調処理や、スムージング処理が行われ
る。
【0013】或は、変換手段において、m段階の階調を
もつ濃度データをn段階の階調をもつ濃度データに変換
しても良い。このとき、その変換特性は、相対的に低濃
度値をもつ濃度データに対しては階調表現能力が高く、
相対的に高濃度値をもつ濃度データに対しては階調表現
能力が低いようにでき、その変換手段をルックアップテ
ーブルの形式で構成できる。
【0014】さらに、その変換特性は、入力濃度データ
と出力濃度データとの関係が二次曲線によって表現され
ても良い。
【0015】さて、上記の画像形成手段により形成され
る画像形成特性は、入力濃度データと出力濃度データと
の関係が二次曲線によって表現されるようにし、その二
次曲線によって表現される特性は、相対的に低濃度値を
もつ濃度データの階調表現性に関し、人間の眼の濃度差
識別能力を考慮して決定されることが好ましい。
【0016】またさらに、入力される多値画像データは
カラー画像データであり、これは、R、G、B成分の多
値データから構成される。
【0017】またさらに、上記の入力手段は、画像原稿
を読み取り、多値画像データを発生する読み取り手段を
含むように構成しても良い。
【0018】またさらに、画像形成は、電子写真方式に
従って行うことが好適である。
【0019】また他の発明によれば、画像データを入力
する入力手段と、前記画像データに基づいて記録媒体上
に画像を形成する画像形成手段とを有し、前記画像形成
手段は、階調レベル(x)における前記記録媒体上に形
成される画像の濃度をD(x)、前記階調レベル(x)
の次の階調レベル(x+1)における前記記録媒体上に
形成される画像の濃度をD(x+1)とすれば、前記画
像形成手段により記録媒体上に形成される前記階調レベ
ル(x)の画像と前記階調レベル(x+1)の画像の濃
度差が、D(x+1)−D(x)≦A×D(x) (A
≦0.08)の関係を満たすように画像を形成すること
を特徴とする画像処理装置を備える。
【0020】さらに他の発明によれば、画像データを入
力する入力工程と、前記画像データに基づいて記録媒体
上に画像を形成する画像形成工程とを有し、前記画像形
成工程は、階調レベル(x)における前記記録媒体上に
形成される画像の濃度をD(x)、前記階調レベル
(x)の次の階調レベル(x+1)における前記記録媒
体上に形成される画像の濃度をD(x+1)とすれば、
前記画像形成工程において記録媒体上に形成される前記
階調レベル(x)の画像と前記階調レベル(x+1)の
画像の濃度差が、D(x+1)−D(x)≦A×D
(x) (A≦0.08)の関係を満たすように画像を
形成することを特徴とする画像処理方法を備える。
【0021】ここで、D(x)>0.08であることが
好ましい。
【0022】また、上記の画像形成特性は、入力濃度デ
ータと出力濃度データとの関係が二次曲線によって表現
される。さらに、入力手段には、画像原稿を読み取り、
前記画像データを発生する読み取り手段を含むことが好
ましい。
【0023】さらにまた、その画像形成は、電子写真方
式に従って行うことが好適である。
【0024】そして、その画像形成には、所定の周期の
正弦波を整流したパターン信号に基づいて、入力された
画像信号をパルス幅変調する変調手段を用いることが好
適である。
【0025】ここで言及した画像データはカラー画像デ
ータである。
【0026】さらにまた他の発明によれば、画像データ
を入力する入力手段と、所定周期の正弦波を整流したパ
ターン信号を発生する発生手段と、前記発生手段により
発生されたパターン信号に基づいてビーム光を発生し、
前記画像データをパルス幅変調してパルス幅変調信号を
発生する変調手段とを有することを特徴とする画像処理
装置を備える。
【0027】さらにまた他の発明によれば、画像データ
を入力する入力工程と、所定周期の正弦波を整流したパ
ターン信号を発生する発生工程と、前記発生工程におい
て発生したパターン信号に基づいてビーム光を発生し、
前記画像データをパルス幅変調してパルス幅変調信号を
発生する変調工程とを有することを特徴とする画像処理
方法を備える。
【0028】ここで、パルス幅変調信号に基づいて画像
を形成する画像形成手段をさらに有し、その画像形成特
性に関し、入力濃度データと出力濃度データとの関係が
二次曲線によって表現されるようにしても良い。
【0029】なお、その画像データはカラー画像データ
である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の代表的な実施形態である電
子写真方式に従って画像形成を行うレーザビームプリン
タを内蔵したカラー複写機の構成を示す側断面図であ
る。
【0032】図1において、原稿1101はランプ11
03によって照射され、原稿1101からの反射光は、
レンズなどで構成される光学系レンズ1104により、
CCDなどで構成されるラインイメージセンサ(CCD
センサ)1105に結像する。ここで、CCDの受光素
子の配列方向(図1の用紙に垂直な方向)を主走査方向
という。なお、ランプ1103、光学系レンズ110
4、ラインイメージセンサ1105などで構成される画
像読取ユニットは、駆動系(不図示)により副走査方向
(図中矢印a)に走査されて、原稿1101全体の画像
を読取る。
【0033】詳細は後述するが、CCDセンサ1105
から出力された画像信号は、レーザドライバ1106お
よびレーザ光源1107により、レーザ光に変換され
る。そして、レーザ光源である半導体レーザ1107か
ら出力されたレーザ光は、ポリゴンミラー1001およ
びミラー1002により反射され導かれて、感光体ドラ
ム1004を走査する。感光体ドラム1004は、図に
示す矢印の方向に回転していて、レーザ光の走査によ
り、その表面に潜像が形成される。感光体ドラム100
4上に形成された潜像は、回転現像器1003により、
各色成分ごとに現像される。なお、図1は、イエロ
(Y)トナーによる現像が行なわれている状態を示して
いる。
【0034】一方、給紙カム1009と給紙ローラ10
10により記録紙カセット1008から供給された記録
紙は、レジストローラ1111により所定のタイミング
で転写ドラム1005へ送られ、転写ドラム1005に
巻付けられる。その巻き付けられた記録紙は、転写ドラ
ム1005が一回転するごとに、Y(イエロ)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の順に、各色
のトナー像が転写され、転写ドラム1005が合計四回
転するとトナー像の転写が終了する。
【0035】トナー像が転写された記録紙は、転写ドラ
ム1005から剥離され、定着ローラ対1007により
トナー像が定着されて、カラー画像プリントが完成した
後、装置外へ排出される。なお、この装置が使用するト
ナーは、スチレン系重合樹脂をバインダとし、各色の色
剤を分散して生成したものである。
【0036】図2は図1が示した装置で階調画像を得る
ための画像信号処理回路の構成を示すブロック図であ
る。尚、図2において、図1と同一の部分には同じ参照
番号を付してある。
【0037】図2において、CPU214はROM21
6に予め格納された制御プログラムに従って、装置全体
の制御を行う。RAM215はCPU214によりワー
クエリアとして利用され、ROM216には制御プログ
ラムのほかに画像処理パラメータなども格納されてい
る。操作部217は、キーボードやタッチパネルおよび
LCDなどの表示器218を有し、オペレータからの指
示をCPU214へ伝えたり、CPU214によって装
置の動作条件や状態を表示したりする。
【0038】また、アドレスカウンタ212は、クロッ
ク発生部211で発生した一画素単位の画像クロック
(CLK)を計数して、1ラインの画素アドレスを表す
主走査アドレス信号を出力する。デコーダ213は、ア
ドレスカウンタ212から出力された主走査アドレス信
号をデコードして、シフトパルスやリセットパルスなど
ライン単位にCCDセンサ1105を駆動する信号21
9や、CCDセンサ1105から出力された1ライン分
の信号中の有効領域を表す信号VE、ライン同期信号H
SYNCなどを生成する。なお、アドレスカウンタ21
2は、信号HSYNCでクリアされて、次ラインの主走
査アドレスの計数を開始する。
【0039】さて、CCDセンサ1105から出力され
たRGB画像信号は、アナログ信号処理部201に入力
されてゲインやオフセットが調整された後、A/D変換
部202で各色成分毎に例えば8ビットのRGBディジ
タル画像信号に変換され、シェーディング補正部203
において、各色成分毎に、基準白色板106を読取った
信号を用いる公知のシェーディング補正が施される。
【0040】ラインディレイ部204は、シェーディン
グ補正部203から出力された画像信号に含まれている
空間的ずれを補正する。この空間的ずれは、CCDセン
サ1105を構成する各色成分に対応するラインセンサ
が、副走査方向に、互いに所定の距離を隔てて配置され
ていることにより生じたものである。具体的には、B色
成分信号を基準として、RおよびGの各色成分信号を副
走査方向にライン遅延し、三つの色成分信号の位相を同
期させる。
【0041】補正部1108は、詳細は後述するが、ラ
インディレイ部204から出力された画像信号に輝度補
正を施すものである。
【0042】入力マスキング部205は、補正部110
8から出力された補正された画像信号を、式(1)に示
すマトリクス演算により、NTSCの標準色空間に変換
する。つまり、CCDセンサ1105から出力される各
色成分のフィルタの分光特性で定められる各色成分信号
の色空間をNTSCの標準色空間に変換するのである。
【0043】 Ro 、Go、Bo :出力画像信号 Ri 、Gi 、Bi :入力画像信号 LOG変換部206は、例えば、ROMなどからなるル
ックアップテーブルで構成され、入力マスキング部20
5から出力されたRGB輝度信号をCMY濃度信号に変
換する。ライン遅延メモリ207は、黒文字判定部(不
図示)が入力マスキング部205の出力から制御信号U
CR、FILTER、SENなどを生成する期間(ライ
ン遅延)分、LOG変換部206から出力された画像信
号を遅延する。
【0044】マスキング・UCR部208は、ライン遅
延メモリ207から出力されたCMY画像信号から黒成
分信号Kを抽出し、さらに、記録色材(トナー)の色濁
りを補正するマトリクス演算を、YMCK画像信号に施
して、画像読取ユニットの各読取動作ごとにM、C、
Y、K順に、例えば、8ビットの色成分画像信号を出力
する。なお、マトリクス演算に使用するマトリクス係数
は、CPU214によって設定されるものである。
【0045】ガンマ補正部209は、画像信号をレーザ
ビームプリンタの理想的な階調特性に合わせるために、
マスキング・UCR部208から出力された画像信号に
濃度補正を施す。出力フィルタ(空間フィルタ処理部)
210は、CPU214からの制御信号に従って、ガン
マ補正部209から出力された画像信号にエッジ強調ま
たはスムージング処理を施す。
【0046】ルックアップテーブル(LUT)25は、
詳細は後述するが、原画像の濃度と出力画像の濃度とを
一致させるために用いられ、例えば、RAMなどで構成
され、その変換テーブルは、CPU214によって設定
される。パターンジェネレータ29は、後述するテスト
プリントを発生するものである。パルス幅変調器(PW
M)26は、入力された画像信号のレベルに対応するパ
ルス幅のパルス信号を出力し、そのパルス信号はレーザ
光源である半導体レーザ1107を駆動するレーザドラ
イバ1106へ入力される。従って、この装置はパルス
幅変換処理による階調再現をしていると言える。
【0047】図3は階調が再現される様子を示す四限チ
ャートである。
【0048】図3において、第一象限は画像読取ユニッ
トの読取特性が反映される原稿濃度を濃度信号に変換す
る変換特性を、第二象限は濃度信号をレーザ出力信号に
変換するためのLUT25の変換特性を、第三象限はレ
ーザ出力信号から出力濃度に変換するレーザビームプリ
ンタの記録特性を、第四象限は原稿濃度と出力濃度の関
係つまり装置のトータルな階調再現特性を、それぞれ示
している。なお、本実施形態では、階調数は、8ビット
のディジタル処理をしているものとしているので、“2
56”である。
【0049】次に、パルス幅変換処理について説明す
る。
【0050】図4はパルス幅変調器(PWM)26とレ
ーザドライバ1106の詳細な構成を示すブロック図で
ある。図4に示すように、例えば、解像度200dpi
と400dpiとに対応したパルス幅変調信号を生成す
るために、各々の解像度に対応した三角波発生部26
2、263を備え、発生した200dpiの解像度と4
00dpiの解像度に対応した三角波(Tri200、
Tri400)各々を、入力したデジタル画像信号(I
DATA)をD/A変換器261によって変換されたア
ナログビデオ信号(VD)とコンパレータ264、26
5を用いて比較し、パルス幅変調信号(PWM200、
PWM400)を生成する。そして、それらの変調信号
を入力画像信号の画素周期単位でスクリーンデータの値
に対応してスイッチ266で選択し、選択された信号を
アンプ267で増幅して、これをパルス幅変調信号とし
てレーザドライバ1106に出力している。
【0051】図5は、パルス幅変調器(PWM)26で
扱う信号のタイムチャートである。図5には各信号を区
別するために、図4で参照した信号を表わす記号を記し
ている。
【0052】通常、1画素(各色成分毎に)を8ビット
で表現し、256段階の階調表現能力を有するプリンタ
で、濃度1.7を255に正規化して、最大濃度(Dm
ax)を合わせた場合、図6に実線で示すような濃度値
とレーザ出力との関係を示すプリンタ特性によれば、濃
度値の小さいハイライト部では濃度値が変化してもそれ
程レーザ出力は変化せず、一方、濃度値の大きいシャド
ウ部では濃度値のわずかな変化に対してレーザ出力が大
きく変化する。従って、このようなプリンタ特性を、L
UT25(図2参照)でリニアにしようとすると、図6
に点線で示すような特性のLUTをそのプリンタ特性に
乗ずることになる。このLUT曲線は、画像のハイライ
ト部では、わずかな濃度変化に対してレーザ出力を大き
く増し、画像の高濃度(シャドウ)部では濃度の大きな
変化に対してもあまりレーザ出力が変動しないような特
性となっている。
【0053】図7は、図6に示した点線で囲まれたハイ
ライト部を拡大したプリンタ特性を示す図である。ま
た、図8は、図6に示した点線で囲まれたハイライト部
を拡大したLUT特性を示す図である。ここで実際に扱
う画像信号は1画素8ビットのデジタル信号なので、そ
の画像信号を考慮して生成されるLUTは、図8に示す
ように、異なるレーザ出力に対して同じ濃度値がいくつ
かならんだ階段状になる特性をもつ。
【0054】従って、このような特性のLUTによって
変換された画像信号(プリンタ入力濃度)とプリンタ出
力濃度との関係を示すハイライト部における最終的なプ
リンタ特性は、図9に示すように、いくつかの入力濃度
値に対して出力濃度値が同じレベルになり、ある値から
その次の値への変化で、急に出力濃度レベルが増加して
しまうようなプリンタ特性になってしまう。このような
プリンタ特性では、実質的にハイライト部を表現する階
調の数が低下し、画像上もっとも重要であるハイライト
の表現能力が貧弱になり、さらには擬似輪郭が発生して
しまう。
【0055】さて、図10は人間の眼の感度特性を示す
図である。
【0056】図10において、横軸には濃度を縦軸には
その濃度からどの位濃度が異なると人間が濃度差を認識
できるかを示す濃度差をとっている。ここでの濃度差
は、2つの濃度の異なるパッチを互いに接するようにし
たものを人間が眺め、その2つのパッチの間に境界線
(擬似輪郭)が認められたときの濃度差をいう。つま
り、この濃度差とは人間が濃度の違いを感知できる最小
濃度差であると言える。
【0057】図10が示すように、人間の眼は画像濃度
の濃いところより淡いところ(ハイライト部)のほうが
感度が高い。例えば、濃度が“0.1”程度のハイライ
ト部では濃度差が約0.005になると、人間の眼はか
すかではあるがその濃度差を感知し、グラデーションの
ある画像などには擬似輪郭が存在するように感じる。
【0058】前述したように、1画素を8ビットで表現
し、256段階の階調表現能力を有するプリンタで、濃
度1.7を255に正規化して最大濃度(Dmax)を
合わせ、プリンタの出力特性をリニアにした場合、図1
1に示すように、階調1レベル毎の濃度差は約1.7/255
≒0.0067(>0.005)となる。従って、濃度が“0.
1”程度のハイライト部では人間の眼は擬似輪郭を知覚
する。このような擬似輪郭の発生を防ぐためには、ハイ
ライト部でのグラデーション表現を止めるしかなく、こ
れは、例えば、肌色のような微妙な色の再現ができなく
なるという問題を招く。
【0059】一方、通常の電子写真方式に従うプリンタ
特性は、既に説明した図6の実線で示すようなものであ
り、ハイライト部での階調表現性が悪く、高濃度部での
階調表現性が高いといった、人間の眼の視覚特性とは逆
の傾向となっている。このような特性をもつプリンタ
で、LUTを用いて階調変換を施しプリンタの出力特性
をリニアとしても、グラデーションをもった画像には、
図12に示すように、そのハイライト部では擬似輪郭が
発生する。
【0060】この実施形態では、このような擬似輪郭の
発生を防ぐために、図13に示すような2次曲線で表わ
されるような出力特性となるようにする。図13の縦軸
(y)と横軸(x)とは、図6のそれと同じ意味であ
る。図13の場合、濃度1.7が255に正規化される
ので、示されている2次曲線はy=1.7・(x/25
5)2という関数で表現される。これによって、特に、
ハイライト部において表現可能な階調数が増える。
【0061】このことを実現するために、図2に示すL
UT25、PWM26、及び、レーザドライバ1106
における信号処理を1画素当たり10ビットで行うよう
にする。このため、LUT25に入力される1画素各色
成分8ビットを画像信号を図14に示すような構成のL
UTを用いて10ビットの画像信号に変換する。このよ
うな階調変換により、10ビットの画像信号はハイライ
ト部での階調表現性が高く、一方、高濃度部でのそれは
低くなり、以下のようなプリンタ出力特性をもつことが
できるようになる。
【0062】D(x+1)−D(x)≦A×D(x) ここで、A≦0.08(望ましくは、A≦0.05)、
D(x)>0.08、xはレーザ出力値、D(x)は出
力濃度である。
【0063】このように階調表現数を256(8ビッ
ト)より1024(10ビット)に増やすことにより、
図7に示した場合(階調数が256)と比較して、図1
5に示すように、4倍の階調数が得られる。さらに、両
者の階調表現能力を、ハイライト部の濃度が10〜20
の領域で比較して検討してみると、図7に示した場合に
は、レーザ出力として5段階の階調表現しかできない
が、図15に示す場合には約10段階の階調表現が得ら
れるようになる。これに対応したLUTの特性も、階段
状の特性ではなくなり滑らかな曲線(直線)となる。
従って、このような特性のLUTによって変換された画
像信号(プリンタ入力濃度)とプリンタ出力濃度との関
係を示すハイライト部における最終的なプリンタ特性
は、図16に示すように、階調レベルに飛びがない理想
的な直線になる。
【0064】このようなプリンタ出力特性で、図12に
示したグラデーション画像を出力するために用いた画像
信号を用いて画像を出力すると、図17に示すような擬
似輪郭のないグラデーション画像が得られる。また、図
12と図17とを比較すれば、ハイライト部における階
調表現性が高まっていることが分かる。
【0065】従って、以上説明した実施形態に従えば、
画像信号を装置に入力する時点では1画素8ビットのま
まとし、内部の画像信号処理回路におけるPWM幅変調
器26への最終的に画像信号を出力する直前の処理で、
階調表現数を1024(10ビット)に増やすよう処理
し、レーザ出力の階調表現性を高めることで、特に、ハ
イライト部における階調表現能力を高めることができ
る。これによって、形成画像における擬似輪郭の発生が
防止され、階調再現性が飛躍的に改善される。
【0066】なお、以上の実施形態では、レーザ出力に
よる階調表現数を増やすことによって形成画像のハイラ
イト部の再現性向上を図ったが、本発明はこれによって
限定されるものではない。人間の目は、一般に、ハイラ
イト部ではその感度が高く、シャドウ部では鈍く、例え
ば、濃度値“200”での感度は濃度値“10”での感
度の1/5以下である。従って、画像形成において、ハ
イライト部の階調表現能力が重要であり、シャドウ部の
それは比較的その重要度が低い点に着目し、パルス幅変
調の三角波の形を変更することによって、シャドウ部の
階調表現数を削り、一方、ハイライト部の階調表現数を
増やすようにしても良い。
【0067】図18は、PWM幅変調器26において三
角波信号の代わりに、正弦波を整流した波形をもつ信号
301を用いてパルス幅変調を行ってパルス幅変調信号
302を生成する場合の各種信号のタイムチャートであ
る。
【0068】このようにしてパルス幅変調した場合、P
WM幅変調器26への出力濃度とレーザ出力レベルとの
関係を示すプリンタ特性は、図19に示すような、下に
凸の曲線になる。このようなプリンタ特性を、LUTで
リニアにしようとすると、LUTは図20に示すように
ハイライト部で階調表現能力が高く、シャドウ部(高濃
度部)で階調表現能力が低いような特性を示すようにな
る。これによって、画像の最も重要なハイライト部の階
調数が増え、擬似輪郭の発生を防ぎ、ハイライト部の階
調再現性が向上する。
【0069】また、以上の実施形態では、カラー複写機
を代表的な実施形態として説明したが、本発明はこれに
よって限定されるものではなく、例えば、図21に示す
ような構成のモノクロ複写機にも適用し、ハイライトの
階調表現性が優れたモノクロ画像を形成することができ
る。
【0070】図21に示す装置構成は、基本的には、図
1のそれと共通であるので、共通の要素には同じ参照番
号を付している。しかし、モノクロ画像の形成には、ト
ナー像の多重転写の必要性がないので、図21に示す構
成には転写ドラムがない。なお、1102はプラテン、
1022はカラー画像形成以外は図2に示したのとほぼ
同じ構成をもつ画像信号処理回路である。
【0071】さらに、以上の実施形態では、カラー複写
機或はモノクロ複写機を代表的な実施形態として説明し
たが、本発明はこれによって限定されるものではない。
例えば、画像データを画像原稿を読み取って得るのでは
なく、ホストコンピュータで生成した画像データを受信
するインタフェースを備え、その受信データに基づいて
画像形成するようなプリンタ装置にも本発明は適用でき
る。
【0072】また、本発明は、『ホストコンピュータ、
インタフェース、プリンタ等の』複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、『複写機等の』1つの機器
からなる装置に適用しても良い。また、本発明はシステ
ム或は装置にプログラムを供給することによって達成さ
れる場合にも適用できることはいうまでもない。この場
合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表さ
れるプログラムを格納した記憶媒体から、該プログラム
を該システム或は装置に読み出すことによって、そのシ
ステム或は装置が、本発明の効果を享受することが可能
となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力された多値画像データの階調表現数(m)を増やし、
n(n>m)とし、n段階の階調を表現できる多値画像
データに変換するので、例えば、その変換された画像デ
ータを用いて画像形成を行えば、形成画像のハイライト
部(低濃度部)も十分な階調で表現され、擬似輪郭の発
生などが防止されるようになり、より高品位な画像形成
が可能となるという効果がある。
【0074】さらに、入力画像データの階調表現数を増
やすのではなく、画像形成の前に内部的にその階調表現
数を増やすだけなので、装置全体としては大量のデータ
を扱うことがなく、従って、処理速度の低下やメモリ容
量の増大を招く事はないという利点もある。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である電子写真方式
に従って画像形成を行うレーザビームプリンタを内蔵し
たカラー複写機の構成を示す側断面図である。
【図2】階調画像を得るための画像信号処理回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】階調が再現される様子を示す四限チャートであ
る。
【図4】パルス幅変調器(PWM)26とレーザドライ
バ1106の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】パルス幅変調器(PWM)26で扱う信号のタ
イムチャートである。
【図6】1画素8ビットで表現した濃度値とレーザ出力
との関係を示すプリンタ特性とLUT特性を示す図であ
る。
【図7】図6に示すプリンタ特性の拡大図である。
【図8】図6に示すLUT特性の拡大図である。
【図9】1画素8ビットで表現した場合の最終的なプリ
ンタ特性を示す図である。
【図10】人間の眼の感度特性について示す図である。
【図11】プリンタの出力特性をリニアにした場合の階
調1レベル毎の濃度差を示す図である。
【図12】図11に示すような出力特性のプリンタに出
力したグラデーション画像の例を示す図である。
【図13】2次曲線で表現されるプリンタの出力特性を
示す図である。
【図14】8ビット表現から10ビット表現への階調変
換を行うためのLUTを示す図である。
【図15】1画素10ビットで表現した濃度値とレーザ
出力との関係を示すハイライト部におけるプリンタ特性
を示す図である。
【図16】1画素10ビットで表現した場合の最終的な
プリンタ特性を示す図である。
【図17】図13に示すような出力特性のプリンタに出
力したグラデーション画像の例を示す図である。
【図18】正弦波を整流した波形をもつ信号を用いてパ
ルス幅変調を行いパルス幅変調信号を生成する場合の各
種信号のタイムチャートである
【図19】図18に示すパルス幅変調を行なった場合の
出力濃度とレーザ出力レベルとの関係を示すプリンタ特
性を示す図である。
【図20】ハイライト部で階調表現能力が高く、シャド
ウ部(高濃度部)で階調表現能力が低いような特性をも
つLUTを示す図である。
【図21】モノクロ複写機の概略構成を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
1001 ポリゴンミラー 1002 ミラー 1003 現像器 1004 感光ドラム 1005 転写ドラム 1007 定着ローラ 1103 ランプ 1104 光学系レンズ 1105 CCDセンサ 1106 レーザドライバ 1107 半導体レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本保 綱男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渥美 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m段階の階調を表現できる多値画像デー
    タを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された多値画像データを画像
    処理する処理手段と、 前記処理手段によって画像処理された多値画像データを
    前記m段階よりも多いn段階の階調を表現できる多値画
    像データに変換する変換手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段から出力された多値画像デ
    ータを所定周期のパターン信号と比較することによりパ
    ルス幅変調信号を発生するパルス幅変調手段をさらに有
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段によって変換されたn段階
    の階調を表現できる多値画像データに基づいて画像形成
    を行う画像形成手段をさらに有することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変換手段は、 階調レベル(x)における記録媒体上に形成される画像
    の濃度をD(x)、前記階調レベル(x)の次の階調レ
    ベル(x+1)における前記記録媒体上に形成される画
    像の濃度をD(x+1)とすれば、前記画像形成手段に
    より記録媒体上に形成される前記階調レベル(x)の画
    像と前記階調レベル(x+1)の画像の濃度差が、 D(x+1)−D(x)≦A×D(x) (A≦0.0
    8) の関係を満たすように前記多値画像データを変換するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 D(x)>0.08であることを特徴と
    する請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段によって入力される多値画
    像データは輝度データであり、 前記処理手段は、前記m段階の階調をもつ輝度データを
    m段階の階調をもつ濃度データに変換することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、ガンマ補正処理を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段は、エッジ強調処理を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は、スムージング処理を行
    うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記変換手段は、前記m段階の階調を
    もつ濃度データを前記n段階の階調をもつ濃度データに
    変換することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記変換手段による変換特性は、相対
    的に低濃度値をもつ濃度データに対しては階調表現能力
    が高く、相対的に高濃度値をもつ濃度データに対しては
    階調表現能力が低いことを特徴とする請求項10に記載
    の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記変換手段は、ルックアップテーブ
    ルの形式をしていることを特徴とする請求項11に記載
    の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記変換手段の変換特性は、入力濃度
    データと出力濃度データとの関係が二次曲線によって表
    現されることを特徴とする請求項12に記載の画像処理
    装置。
  14. 【請求項14】 前記画像形成手段により形成される画
    像形成特性は、入力濃度データと出力濃度データとの関
    係が二次曲線によって表現されることを特徴とする請求
    項3に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記二次曲線によって表現される特性
    は、相対的に低濃度値をもつ濃度データの階調表現性に
    関し、人間の眼の濃度差識別能力を考慮して決定される
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記入力手段によって入力される多値
    画像データはカラー画像データであることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記カラー画像データは、R、G、B
    成分の多値データから構成されていることを特徴とする
    請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記入力手段は、画像原稿を読み取
    り、前記多値画像データを発生する読み取り手段を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記画像形成手段は、電子写真方式に
    従って画像形成を行うことを特徴とする請求項3に記載
    の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 画像データを入力する入力手段と、 前記画像データに基づいて記録媒体上に画像を形成する
    画像形成手段とを有し、 前記画像形成手段は、階調レベル(x)における前記記
    録媒体上に形成される画像の濃度をD(x)、前記階調
    レベル(x)の次の階調レベル(x+1)における前記
    記録媒体上に形成される画像の濃度をD(x+1)とす
    れば、前記画像形成手段により記録媒体上に形成される
    前記階調レベル(x)の画像と前記階調レベル(x+
    1)の画像の濃度差が、 D(x+1)−D(x)≦A×D(x) (A≦0.0
    8) の関係を満たすように画像を形成することを特徴とする
    画像処理装置。
  21. 【請求項21】 D(x)>0.08であることを特徴
    とする請求項20に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記画像形成手段により形成される画
    像形成特性は、入力濃度データと出力濃度データとの関
    係が二次曲線によって表現されることを特徴とする請求
    項20に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記入力手段は、画像原稿を読み取
    り、前記画像データを発生する読み取り手段を含むこと
    を特徴とする請求項20に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記画像形成手段は、電子写真方式に
    従って画像形成を行うことを特徴とする請求項20に記
    載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記画像形成手段は、所定の周期の正
    弦波を整流したパターン信号に基づいて、前記入力手段
    によって入力された画像信号をパルス幅変調する変調手
    段を有することを特徴とする請求項22に記載の画像形
    成装置。
  26. 【請求項26】 前記画像データはカラー画像データで
    あることを特徴とする請求項20に記載の画像処理装
    置。
  27. 【請求項27】 画像データを入力する入力手段と、 所定周期の正弦波を整流したパターン信号を発生する発
    生手段と、 前記発生手段により発生されたパターン信号に基づいて
    ビーム光を発生し、前記画像データをパルス幅変調して
    パルス幅変調信号を発生する変調手段とを有することを
    特徴とする画像処理装置。
  28. 【請求項28】 前記パルス幅変調信号に基づいて画像
    を形成する画像形成手段をさらに有し、 前記画像形成手段による画像形成特性に関し、入力濃度
    データと出力濃度データとの関係が二次曲線によって表
    現されることを特徴とする請求項27に記載の画像処理
    装置。
  29. 【請求項29】 前記画像データはカラー画像データで
    あることを特徴とする請求項27に記載の画像処理装
    置。
  30. 【請求項30】 m段階の階調を表現できる多値画像デ
    ータを入力する入力工程と、 前記入力工程において入力された多値画像データを画像
    処理する処理工程と、 前記処理工程において画像処理された多値画像データを
    前記m段階よりも多いn段階の階調を表現できる多値画
    像データに変換する変換工程とを有することを特徴とす
    る画像処理方法。
  31. 【請求項31】 画像データを入力する入力工程と、 前記画像データに基づいて記録媒体上に画像を形成する
    画像形成工程とを有し、 前記画像形成工程は、階調レベル(x)における前記記
    録媒体上に形成される画像の濃度をD(x)、前記階調
    レベル(x)の次の階調レベル(x+1)における前記
    記録媒体上に形成される画像の濃度をD(x+1)とす
    れば、前記画像形成工程において記録媒体上に形成され
    る前記階調レベル(x)の画像と前記階調レベル(x+
    1)の画像の濃度差が、 D(x+1)−D(x)≦A×D(x) (A≦0.0
    8) の関係を満たすように画像を形成することを特徴とする
    画像処理方法。
  32. 【請求項32】 画像データを入力する入力工程と、 所定周期の正弦波を整流したパターン信号を発生する発
    生工程と、 前記発生工程において発生したパターン信号に基づいて
    ビーム光を発生し、前記画像データをパルス幅変調して
    パルス幅変調信号を発生する変調工程とを有することを
    特徴とする画像処理方法。
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