JPH09261120A - 相関復調における同期捕捉方法及び装置 - Google Patents
相関復調における同期捕捉方法及び装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7073—Synchronisation aspects
- H04B1/7075—Synchronisation aspects with code phase acquisition
- H04B1/7077—Multi-step acquisition, e.g. multi-dwell, coarse-fine or validation
- H04B1/70775—Multi-dwell schemes, i.e. multiple accumulation times
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- H04B1/70757—Synchronisation aspects with code phase acquisition with increased resolution, i.e. higher than half a chip
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スペクトラム拡散変調による拡散コードの相関
復調において、短時間で精度よくチップ同期を確立でき
る同期捕捉方法を提供する。 【解決手段】同期捕捉の全サーチ範囲に対し、1/4チ
ップの間隔で逆拡散コードのチップ位相をずらして各チ
ップ位相ごとの相関値を算出する(ステップ102)。
その後、各チップ位相ごとの相関値のうちの相対的に大
きな値にそれぞれ対応する複数のチップ位相を候補とし
て選択し(ステップ103)、各候補ごとに、その候補
に対して±1/4チップで隣接するチップ位相の相関値
をその候補の相関値に加算する(ステップ104)。加
算結果が最大となる候補をもって同期捕捉したチップ位
相とする(ステップ105)。
復調において、短時間で精度よくチップ同期を確立でき
る同期捕捉方法を提供する。 【解決手段】同期捕捉の全サーチ範囲に対し、1/4チ
ップの間隔で逆拡散コードのチップ位相をずらして各チ
ップ位相ごとの相関値を算出する(ステップ102)。
その後、各チップ位相ごとの相関値のうちの相対的に大
きな値にそれぞれ対応する複数のチップ位相を候補とし
て選択し(ステップ103)、各候補ごとに、その候補
に対して±1/4チップで隣接するチップ位相の相関値
をその候補の相関値に加算する(ステップ104)。加
算結果が最大となる候補をもって同期捕捉したチップ位
相とする(ステップ105)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
変調による拡散コードを相関復調する際の同期捕捉方法
とその装置に関する。
変調による拡散コードを相関復調する際の同期捕捉方法
とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイレクト・シーケンス(DS;Direct
Sequence)によるスペクトラム拡散通信では、送信側に
おいて、PNコード系列(擬似乱数ノイズコード系列、
PN;Pseudorandom Noise)を用いて情報符号を拡散変
調し拡散コードとしてこれを送信し、受信側では、送信
側と同じPNコード系列を用いて受信信号を相関復調
(逆拡散)して情報符号を得る。受信側におけるPNコ
ード系列のことを逆拡散コードともいう。スペクトラム
拡散によって通信を行うとき、送信側と受信側でPNコ
ード系列の同期が確立している必要があるが、通信の開
始時には両者のPNコード系列の発生タイミングは一般
には一致していないので、通信の開始時に、受信側にお
いて、受信側のPNコード系列を送信側のPNコード系
列に同期させるための同期捕捉処理を行わなければなら
ない。
Sequence)によるスペクトラム拡散通信では、送信側に
おいて、PNコード系列(擬似乱数ノイズコード系列、
PN;Pseudorandom Noise)を用いて情報符号を拡散変
調し拡散コードとしてこれを送信し、受信側では、送信
側と同じPNコード系列を用いて受信信号を相関復調
(逆拡散)して情報符号を得る。受信側におけるPNコ
ード系列のことを逆拡散コードともいう。スペクトラム
拡散によって通信を行うとき、送信側と受信側でPNコ
ード系列の同期が確立している必要があるが、通信の開
始時には両者のPNコード系列の発生タイミングは一般
には一致していないので、通信の開始時に、受信側にお
いて、受信側のPNコード系列を送信側のPNコード系
列に同期させるための同期捕捉処理を行わなければなら
ない。
【0003】同期捕捉処理の基本的方法は、受信側のP
Nコード系列の発生タイミングを少しずつ変えながら受
信して相関復調を行い、相関値が高くなる発生タイミン
グを見つける方法である。しかしながらこの方法では、
伝送路のS/Nが良くない場合などに同期捕捉にかかる
時間が長くなりがちなので、同期捕捉処理を高速化する
ための手法がいくつか提案されている。例えば、特開平
3−3530号公報には、全サーチ範囲にわたって1次
サーチを行って相関値が相対的に大きな複数のチップ位
相を候補として見つけ、2次サーチととして、これら候
補となった各チップ位相を複数回積分することにより、
送信側と同期したチップ位相を比較的短い時間で見つけ
出すことができる相関復調装置が開示されている。
Nコード系列の発生タイミングを少しずつ変えながら受
信して相関復調を行い、相関値が高くなる発生タイミン
グを見つける方法である。しかしながらこの方法では、
伝送路のS/Nが良くない場合などに同期捕捉にかかる
時間が長くなりがちなので、同期捕捉処理を高速化する
ための手法がいくつか提案されている。例えば、特開平
3−3530号公報には、全サーチ範囲にわたって1次
サーチを行って相関値が相対的に大きな複数のチップ位
相を候補として見つけ、2次サーチととして、これら候
補となった各チップ位相を複数回積分することにより、
送信側と同期したチップ位相を比較的短い時間で見つけ
出すことができる相関復調装置が開示されている。
【0004】図3は、特開平3−3530号に開示され
た相関復調装置の構成を示すブロック図である。この相
関復調装置では、受信信号1が入力する3個の相関検波
器2〜4が設けられている。また、クロックを発生する
クロック発生器13と、クロックに応じてPNコード系
列を発生するPNコード発生器5と、発生したPNコー
ド系列の位相を+1/2チップ及び−1/2チップずら
すシフトレジスタ6が設けられており、相関検波器2に
はシフトレジスタ6による位相のずれのないPNコード
系列が、相関検波器3,4にはそれぞれ+1/2チップ
及び−1/2チップだけずれたPNコード系列が供給さ
れている。なお、相関検波器3,4は、同期追従処理
(トラッキング処理)を行うために設けられている。さ
らに、この相関復調装置は、各相関検波器2〜4の出力
側にそれぞれ設けられたリセット積分器7〜9と、各リ
セット積分器7〜9の出力をそれぞれ保持するレジスタ
10〜12と、全体の制御を行うコントローラ14とを
備えている。
た相関復調装置の構成を示すブロック図である。この相
関復調装置では、受信信号1が入力する3個の相関検波
器2〜4が設けられている。また、クロックを発生する
クロック発生器13と、クロックに応じてPNコード系
列を発生するPNコード発生器5と、発生したPNコー
ド系列の位相を+1/2チップ及び−1/2チップずら
すシフトレジスタ6が設けられており、相関検波器2に
はシフトレジスタ6による位相のずれのないPNコード
系列が、相関検波器3,4にはそれぞれ+1/2チップ
及び−1/2チップだけずれたPNコード系列が供給さ
れている。なお、相関検波器3,4は、同期追従処理
(トラッキング処理)を行うために設けられている。さ
らに、この相関復調装置は、各相関検波器2〜4の出力
側にそれぞれ設けられたリセット積分器7〜9と、各リ
セット積分器7〜9の出力をそれぞれ保持するレジスタ
10〜12と、全体の制御を行うコントローラ14とを
備えている。
【0005】図3に示す従来の相関復調装置では、同期
捕捉処理は以下のように行われる。すなわち、コード
(符号)系列の一周期分の位相遅れが生じるまで1チッ
プずつ遅らせながらPNコード系列を発生し、このPN
コード系列を相関検波器2に入力し、リセット積分器7
によってそのときの相関値(受信レベル)を求めてレジ
スタ10に順次保存する。このようにして、PNコード
系列での各チップ位相にそれぞれ対応するコード系列の
一周期分の各相関値が、レジスタ10に格納される。そ
して、レジスタ10に格納された相関値(受信レベル)
のうち大きい値を持つ相関値(受信レベル)に対応する
チップ位相を候補として選択した後、この候補に該当す
る位相で相関値(受信レベル)を積分してこれが所定の
判定レベルを越えたときに同期を捕捉したと判断し(2
次サーチ)、同期追従処理に動作を移行する。
捕捉処理は以下のように行われる。すなわち、コード
(符号)系列の一周期分の位相遅れが生じるまで1チッ
プずつ遅らせながらPNコード系列を発生し、このPN
コード系列を相関検波器2に入力し、リセット積分器7
によってそのときの相関値(受信レベル)を求めてレジ
スタ10に順次保存する。このようにして、PNコード
系列での各チップ位相にそれぞれ対応するコード系列の
一周期分の各相関値が、レジスタ10に格納される。そ
して、レジスタ10に格納された相関値(受信レベル)
のうち大きい値を持つ相関値(受信レベル)に対応する
チップ位相を候補として選択した後、この候補に該当す
る位相で相関値(受信レベル)を積分してこれが所定の
判定レベルを越えたときに同期を捕捉したと判断し(2
次サーチ)、同期追従処理に動作を移行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1次サ
ーチと2次サーチを行う従来の同期捕捉方法では、同期
捕捉のために全同期捕捉範囲に対して1次サーチを行っ
たのち、1次サーチで選出した候補に対して、S/Nを
上げるために、相関検波、相関積分を再度行い相関値を
算出して最適なチップ位相を見つけているので、チップ
同期確立に時間がかかるという問題点がある。さらに、
全同期捕捉範囲に対して、1チップ間隔で相関値を求め
ているため、例えば1/2チップずれた場所にピークが
ある場合、そのピークを検出できないことになり、全同
期捕捉範囲に対して、相関値のピークを正確には検出で
きないという問題点もある。
ーチと2次サーチを行う従来の同期捕捉方法では、同期
捕捉のために全同期捕捉範囲に対して1次サーチを行っ
たのち、1次サーチで選出した候補に対して、S/Nを
上げるために、相関検波、相関積分を再度行い相関値を
算出して最適なチップ位相を見つけているので、チップ
同期確立に時間がかかるという問題点がある。さらに、
全同期捕捉範囲に対して、1チップ間隔で相関値を求め
ているため、例えば1/2チップずれた場所にピークが
ある場合、そのピークを検出できないことになり、全同
期捕捉範囲に対して、相関値のピークを正確には検出で
きないという問題点もある。
【0007】本発明の目的は、相関復調において精度よ
くチップ同期を確立でき、かつチップ同期確立時間が短
縮され、チップ同期捕捉能力が向上した同期捕捉方法と
同期捕捉装置とを提供することにある。
くチップ同期を確立でき、かつチップ同期確立時間が短
縮され、チップ同期捕捉能力が向上した同期捕捉方法と
同期捕捉装置とを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の相関復調におけ
る同期捕捉方法は、拡散コードとの同期を捕捉する相関
復調における同期捕捉方法であって、Nを2以上の整数
とし、同期捕捉する全サーチ範囲に対し、1/Nチップ
の間隔で逆拡散コードのチップ位相をずらして各チップ
位相ごとの相関値を算出し、各チップ位相ごとの相関値
のうちの相対的に大きな値にそれぞれ対応する複数のチ
ップ位相を候補として選択し、各候補ごとに、当該候補
に隣接するチップ位相の相関値を当該候補の相関値に加
算し、加算結果が最大となる候補をもって同期捕捉した
チップ位相とする。
る同期捕捉方法は、拡散コードとの同期を捕捉する相関
復調における同期捕捉方法であって、Nを2以上の整数
とし、同期捕捉する全サーチ範囲に対し、1/Nチップ
の間隔で逆拡散コードのチップ位相をずらして各チップ
位相ごとの相関値を算出し、各チップ位相ごとの相関値
のうちの相対的に大きな値にそれぞれ対応する複数のチ
ップ位相を候補として選択し、各候補ごとに、当該候補
に隣接するチップ位相の相関値を当該候補の相関値に加
算し、加算結果が最大となる候補をもって同期捕捉した
チップ位相とする。
【0009】本発明の相関復調における同期捕捉装置
は、逆拡散コードを発生する逆拡散コード発生器と、受
信信号と逆拡散コードとの相関値を算出する相関器とを
有し、拡散コードとの同期を捕捉する相関復調における
同期捕捉装置において、Nを2以上の整数とし、同期捕
捉する全サーチ範囲に対し、1/Nチップの間隔で逆拡
散コードのチップ位相をずらして相関器に供給する移相
手段と、各チップ位相での相関値を記憶する記憶手段
と、記憶手段を参照して、各チップ位相ごとの相関値の
うちの相対的に大きな値にそれぞれ対応する複数のチッ
プ位相を候補として選択し、各候補ごとに、当該候補に
隣接するチップ位相の相関値を当該候補の相関値に加算
し、加算結果が最大となる候補をもって同期捕捉したチ
ップ位相とするチップ位相サーチ手段と、を有する。
は、逆拡散コードを発生する逆拡散コード発生器と、受
信信号と逆拡散コードとの相関値を算出する相関器とを
有し、拡散コードとの同期を捕捉する相関復調における
同期捕捉装置において、Nを2以上の整数とし、同期捕
捉する全サーチ範囲に対し、1/Nチップの間隔で逆拡
散コードのチップ位相をずらして相関器に供給する移相
手段と、各チップ位相での相関値を記憶する記憶手段
と、記憶手段を参照して、各チップ位相ごとの相関値の
うちの相対的に大きな値にそれぞれ対応する複数のチッ
プ位相を候補として選択し、各候補ごとに、当該候補に
隣接するチップ位相の相関値を当該候補の相関値に加算
し、加算結果が最大となる候補をもって同期捕捉したチ
ップ位相とするチップ位相サーチ手段と、を有する。
【0010】本発明では、1次サーチでの拡散コードの
同期捕捉を1チップ間隔で行うのではなく、これよりも
間隔の狭い1/Nチップ間隔(Nは2以上の整数)で行
うことにより、より精度のよい同期捕捉を実現するとと
もに、SN比を向上させるための2次サーチにおいて1
次サーチの相関積分値を使用することにより、2次サー
チのために新たに相関検波する必要がなくなって、2次
サーチを高速化できる。
同期捕捉を1チップ間隔で行うのではなく、これよりも
間隔の狭い1/Nチップ間隔(Nは2以上の整数)で行
うことにより、より精度のよい同期捕捉を実現するとと
もに、SN比を向上させるための2次サーチにおいて1
次サーチの相関積分値を使用することにより、2次サー
チのために新たに相関検波する必要がなくなって、2次
サーチを高速化できる。
【0011】Nは典型的には4であり、この場合、候補
に隣接し相関値に加算するため使用されるチップ位相
は、候補に対し+1/4チップずれたチップ位相と−1
/4チップずれたチップ位相とすることが好ましい。
に隣接し相関値に加算するため使用されるチップ位相
は、候補に対し+1/4チップずれたチップ位相と−1
/4チップずれたチップ位相とすることが好ましい。
【0012】図4は、逆拡散コードの遅延量に対する相
関値の変化を示す遅延プロファイルの一例である。図4
において、A点は1チップ間隔で相関値を算出した場合
に相関値が最大となるチップ位相であり、B点は1/4
チップ間隔で相関値を算出したときに相関値が最大とな
るチップ位相である。B点での相関値がA点での相関値
を上回ることはあっても下回ることはないから、1チッ
プ間隔で相関値の最大値を検出するよりも、1/4チッ
プ間隔で相関値の最大値を検出する方が精度良く相関成
分の大きいチップ位相を検出できることが分かる。
関値の変化を示す遅延プロファイルの一例である。図4
において、A点は1チップ間隔で相関値を算出した場合
に相関値が最大となるチップ位相であり、B点は1/4
チップ間隔で相関値を算出したときに相関値が最大とな
るチップ位相である。B点での相関値がA点での相関値
を上回ることはあっても下回ることはないから、1チッ
プ間隔で相関値の最大値を検出するよりも、1/4チッ
プ間隔で相関値の最大値を検出する方が精度良く相関成
分の大きいチップ位相を検出できることが分かる。
【0013】さらに、相関値が最大となるチップ位相に
対し、その相関成分を含む前後の1チップ未満のチップ
位相、たとえば±1/4チップずれた相関値を加算する
ことにより、相関成分のSN比を改善することができ、
同期捕捉の精度がよくなる。図5は、典型的な相関特性
を示したグラフであり、中心位相から±1/4チップず
れたチップ位相の相関成分が、中心位相の相関成分に対
し75%あることを示している。一方、ノイズ等でたま
たま大きな相関値が得られた場合には、その1チップ未
満で隣接するチップ位相での相関値はかなり小さいもの
であると考えられる。したがって、中心位相に対して1
チップ未満で隣接するチップの相関値を加算することに
より、相関成分のSN比が改善され、正確な同期捕捉を
行うことが可能になる。
対し、その相関成分を含む前後の1チップ未満のチップ
位相、たとえば±1/4チップずれた相関値を加算する
ことにより、相関成分のSN比を改善することができ、
同期捕捉の精度がよくなる。図5は、典型的な相関特性
を示したグラフであり、中心位相から±1/4チップず
れたチップ位相の相関成分が、中心位相の相関成分に対
し75%あることを示している。一方、ノイズ等でたま
たま大きな相関値が得られた場合には、その1チップ未
満で隣接するチップ位相での相関値はかなり小さいもの
であると考えられる。したがって、中心位相に対して1
チップ未満で隣接するチップの相関値を加算することに
より、相関成分のSN比が改善され、正確な同期捕捉を
行うことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一
形態の同期捕捉方法が適用される相関復調装置の構成を
示すブロック図である。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一
形態の同期捕捉方法が適用される相関復調装置の構成を
示すブロック図である。
【0015】この相関復調装置は、逆拡散コード22と
してPNコード系列を発生する逆拡散コード発生器60
と、受信信号20と逆拡散コード22を入力として相関
復調により受信信号20を復調(逆拡散)して復調デー
タ21を出力する情報復調部30と、受信信号20と逆
拡散コード22を入力として同期追従処理を行う同期追
従部40と、受信信号20と逆拡散コード22を入力と
して同期捕捉処理を行う同期捕捉部50とによって構成
されている。同期追従部40からは、同期追従部40が
追従しているチップ位相23が、情報復調部30と同期
捕捉部50に供給されている。
してPNコード系列を発生する逆拡散コード発生器60
と、受信信号20と逆拡散コード22を入力として相関
復調により受信信号20を復調(逆拡散)して復調デー
タ21を出力する情報復調部30と、受信信号20と逆
拡散コード22を入力として同期追従処理を行う同期追
従部40と、受信信号20と逆拡散コード22を入力と
して同期捕捉処理を行う同期捕捉部50とによって構成
されている。同期追従部40からは、同期追従部40が
追従しているチップ位相23が、情報復調部30と同期
捕捉部50に供給されている。
【0016】同期捕捉部50には、同期捕捉部50全体
の制御を行う制御部51と、制御部51によって制御さ
れて逆拡散コード22を1/4チップ間隔でずらすため
のシフトレジスタ52と、シフトレジスタ52によって
位相がずらされた逆拡散コードと受信信号20との相関
値を計算する相関器53と、相関器53で計算された相
関値を格納するメモリ54と、メモリ54に格納され1
/4チップ間隔で逆拡散コードをずらして得られた各相
関値のうちの大きい値を検索して大きな相関値に対応す
るチップ位相を候補とし、候補に対してそれぞれ±1/
4チップずれた2つのチップ位相の相関値を候補のチッ
プ位相の相関値に加算し、候補のうち加算結果が最大と
なるものを同期捕捉したチップ位相とするチップ位相サ
ーチ部55と、チップ位相サーチ部55でサーチしたチ
ップ位相25と同期追従部40で追従しているチップ位
相23とを比較して、比較結果に応じて、同期捕捉部5
0で捕捉したチップ位相24を出力するチップ位相比較
部56とが、設けられている。シフトレジスタ52は移
相手段であり、メモリ54は記憶手段であり、チップ位
相サーチ部55はチップ位相サーチ手段である。
の制御を行う制御部51と、制御部51によって制御さ
れて逆拡散コード22を1/4チップ間隔でずらすため
のシフトレジスタ52と、シフトレジスタ52によって
位相がずらされた逆拡散コードと受信信号20との相関
値を計算する相関器53と、相関器53で計算された相
関値を格納するメモリ54と、メモリ54に格納され1
/4チップ間隔で逆拡散コードをずらして得られた各相
関値のうちの大きい値を検索して大きな相関値に対応す
るチップ位相を候補とし、候補に対してそれぞれ±1/
4チップずれた2つのチップ位相の相関値を候補のチッ
プ位相の相関値に加算し、候補のうち加算結果が最大と
なるものを同期捕捉したチップ位相とするチップ位相サ
ーチ部55と、チップ位相サーチ部55でサーチしたチ
ップ位相25と同期追従部40で追従しているチップ位
相23とを比較して、比較結果に応じて、同期捕捉部5
0で捕捉したチップ位相24を出力するチップ位相比較
部56とが、設けられている。シフトレジスタ52は移
相手段であり、メモリ54は記憶手段であり、チップ位
相サーチ部55はチップ位相サーチ手段である。
【0017】次に、この相関復調装置における相関復調
処理について、特に、同期捕捉処理を中心にして、図2
のフローチャートを用いて説明する。
処理について、特に、同期捕捉処理を中心にして、図2
のフローチャートを用いて説明する。
【0018】まず、受信信号を情報復調部30、同期追
従部40及び同期捕捉部50に入力させ、また、逆拡散
コード22を逆拡散コード発生器60から情報復調部3
0、同期追従部40及び同期捕捉部50に入力させる
(ステップ101)。同期捕捉部50には逆拡散コード
22がシフトレジスタ52に入力しており、ここで、逆
拡散コードのチップ位相が全サーチ範囲内で1/4チッ
プ間隔でずれるように、制御部51によってシフトレジ
スタ52を制御する。このようにチップ位相がずれた逆
拡散コードが受信信号20とともに相関器53に入力
し、その結果、相関器53は、全サーチ範囲を1/4チ
ップ間隔でずらしたときの各チップ位相での逆拡散コー
ドと受信信号20との相関値を算出する。算出した各相
関値はメモリ54に格納される(ステップ102)。
従部40及び同期捕捉部50に入力させ、また、逆拡散
コード22を逆拡散コード発生器60から情報復調部3
0、同期追従部40及び同期捕捉部50に入力させる
(ステップ101)。同期捕捉部50には逆拡散コード
22がシフトレジスタ52に入力しており、ここで、逆
拡散コードのチップ位相が全サーチ範囲内で1/4チッ
プ間隔でずれるように、制御部51によってシフトレジ
スタ52を制御する。このようにチップ位相がずれた逆
拡散コードが受信信号20とともに相関器53に入力
し、その結果、相関器53は、全サーチ範囲を1/4チ
ップ間隔でずらしたときの各チップ位相での逆拡散コー
ドと受信信号20との相関値を算出する。算出した各相
関値はメモリ54に格納される(ステップ102)。
【0019】このようにして、1/4チップ間隔の各チ
ップ位相での相関値が求められ、それぞれメモリ54に
格納されたら、チップ位相サーチ部55は、1次サーチ
として、メモリ54に格納された相関値のうち大きい値
をもつチップ位相を候補として選択する(ステップ10
3)。候補の数は一般には複数であり、また、候補は、
例えば相関値が所定のしきい値を越えるものとして選択
することができる。あるいは、相関値の大きい方から所
定の数(複数)のチップ位相を選択するようにしてもよ
い。そしてチップ位相サーチ部55は、候補のチップ位
相に対してチップ位相が±1/4チップずれている2つ
のチップ位相の相関値をそれぞれ候補のチップ位相の相
関値に加算し(ステップ104)、2次サーチとして、
加算した結果が最大となるチップ位相を検出し(ステッ
プ105)、これをチップ位相サーチ部55でサーチし
たチップ位相25とする。
ップ位相での相関値が求められ、それぞれメモリ54に
格納されたら、チップ位相サーチ部55は、1次サーチ
として、メモリ54に格納された相関値のうち大きい値
をもつチップ位相を候補として選択する(ステップ10
3)。候補の数は一般には複数であり、また、候補は、
例えば相関値が所定のしきい値を越えるものとして選択
することができる。あるいは、相関値の大きい方から所
定の数(複数)のチップ位相を選択するようにしてもよ
い。そしてチップ位相サーチ部55は、候補のチップ位
相に対してチップ位相が±1/4チップずれている2つ
のチップ位相の相関値をそれぞれ候補のチップ位相の相
関値に加算し(ステップ104)、2次サーチとして、
加算した結果が最大となるチップ位相を検出し(ステッ
プ105)、これをチップ位相サーチ部55でサーチし
たチップ位相25とする。
【0020】チップ位相サーチ部55でサーチしたチッ
プ位相25はチップ位相比較部56に入力し、チップ位
相比較部56は、同期追従部40で追従しているチップ
位相23とチップ位相サーチ部55でサーチしたチップ
位相25と比較する(ステップ105)。これら両者の
チップ位相23,25が異なっている場合には、チップ
位相サーチ部55でサーチしたチップ位相25を同期捕
捉部50で捕捉したチップ位相24として同期追従部4
0に通知し、その結果、同期追従部40は、同期捕捉部
50で捕捉したチップ位相24に基づいて同期追従を行
う(ステップ107)。そして、相関復調部30は、こ
のようにして同期捕捉され同期追従部40で追従してい
るチップ位相23に基づき、受信信号20を逆拡散して
データ復調を行い、復調データ21を出力する(ステッ
プ108)。
プ位相25はチップ位相比較部56に入力し、チップ位
相比較部56は、同期追従部40で追従しているチップ
位相23とチップ位相サーチ部55でサーチしたチップ
位相25と比較する(ステップ105)。これら両者の
チップ位相23,25が異なっている場合には、チップ
位相サーチ部55でサーチしたチップ位相25を同期捕
捉部50で捕捉したチップ位相24として同期追従部4
0に通知し、その結果、同期追従部40は、同期捕捉部
50で捕捉したチップ位相24に基づいて同期追従を行
う(ステップ107)。そして、相関復調部30は、こ
のようにして同期捕捉され同期追従部40で追従してい
るチップ位相23に基づき、受信信号20を逆拡散して
データ復調を行い、復調データ21を出力する(ステッ
プ108)。
【0021】本実施の形態では、1次サーチでの相関積
分値を用いることによって2次サーチでの相関検波を不
要のものとし、2次サーチを高速化しているが、従来の
同期捕捉方法で本実施の形態と同様の同期捕捉を行うた
めには、候補のチップ位相に対してさらに複数回、例え
ば±1/4チップずれたチップ位相の相関値を加算する
場合は2回、相関検波を行う必要がある。
分値を用いることによって2次サーチでの相関検波を不
要のものとし、2次サーチを高速化しているが、従来の
同期捕捉方法で本実施の形態と同様の同期捕捉を行うた
めには、候補のチップ位相に対してさらに複数回、例え
ば±1/4チップずれたチップ位相の相関値を加算する
場合は2回、相関検波を行う必要がある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、同期捕捉
処理でのSN比を向上させるための2次サーチに、1次
サーチでの相関積分値を使用することにより、2次サー
チのために新たに相関検波する必要がなくなって2次サ
ーチが高速化され、これによって、同期捕捉処理を高速
に精度よく行うことができるようになるという効果があ
る。
処理でのSN比を向上させるための2次サーチに、1次
サーチでの相関積分値を使用することにより、2次サー
チのために新たに相関検波する必要がなくなって2次サ
ーチが高速化され、これによって、同期捕捉処理を高速
に精度よく行うことができるようになるという効果があ
る。
【図1】本発明の実施の一形態の相関復調装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1の相関復調装置における処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】従来の相関復調装置の構成を示すブロック図で
る。
る。
【図4】遅延プロファイルの一例を示す図である。
【図5】相関特性を説明する図である。
1,20 受信信号 2〜4 相関検波器 5 PNコード発生器 6,52 シフトレジスタ 7〜9 リセット積分器 10〜12 レジスタ 13 クロック発生器 14 コントローラ 21 復調データ 22 逆拡散コード 23 同期追従部で追従しているチップ位相 24 同期捕捉部で捕捉したチップ位相 25 チップ位相サーチ部でサーチしたチップ位相 30 相関復調部 40 同期追従部 50 同期捕捉部 51 制御部 53 相関器 54 メモリ 55 チップ位相サーチ部 56 チップ位相比較部 60 逆拡散コード発生器 100〜107 ステップ
Claims (4)
- 【請求項1】 拡散コードとの同期を捕捉する相関復調
における同期捕捉方法であって、 Nを2以上の整数とし、 同期捕捉する全サーチ範囲に対し、1/Nチップの間隔
で逆拡散コードのチップ位相をずらして各チップ位相ご
との相関値を算出し、 前記各チップ位相ごとの相関値のうちの相対的に大きな
値にそれぞれ対応する複数のチップ位相を候補として選
択し、 前記各候補ごとに、当該候補に隣接するチップ位相の相
関値を当該候補の相関値に加算し、 加算結果が最大となる候補をもって同期捕捉したチップ
位相とする、相関復調における同期捕捉方法。 - 【請求項2】 Nが4であり、前記候補に隣接するチッ
プ位相が、当該候補に対し+1/4チップずれたチップ
位相と−1/4チップずれたチップ位相である請求項1
に記載の相関復調における同期捕捉方法。 - 【請求項3】 逆拡散コードを発生する逆拡散コード発
生器と、受信信号と前記逆拡散コードとの相関値を算出
する相関器とを有し、拡散コードとの同期を捕捉する相
関復調における同期捕捉装置において、 Nを2以上の整数とし、 同期捕捉する全サーチ範囲に対し、1/Nチップの間隔
で前記逆拡散コードのチップ位相をずらして前記相関器
に供給する移相手段と、 各チップ位相での前記相関値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段を参照して、前記各チップ位相ごとの相関
値のうちの相対的に大きな値にそれぞれ対応する複数の
チップ位相を候補として選択し、前記各候補ごとに、当
該候補に隣接するチップ位相の相関値を当該候補の相関
値に加算し、加算結果が最大となる候補をもって同期捕
捉したチップ位相とするチップ位相サーチ手段と、を有
することを特徴とする相関復調における同期捕捉装置。 - 【請求項4】 Nが4であり、前記候補に隣接するチッ
プ位相が、当該候補に対し+1/4チップずれたチップ
位相と−1/4チップずれたチップ位相である請求項3
に記載の相関復調における同期捕捉装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6639296A JP2780697B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 相関復調における同期捕捉方法及び装置 |
SE9700909A SE9700909L (sv) | 1996-03-22 | 1997-03-13 | Synkroniseringsackvisitionsmetod och anordning för korrelationsdemodulering |
GB9705962A GB2311450B (en) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | Apparatus for performing synchronisation of a despread code and a spread code and a method of performing the same |
AU16425/97A AU686965B2 (en) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | Synchronism acquisition method and apparatus for correlation demodulation |
US08/821,925 US5995537A (en) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | Synchronism acquisition method and apparatus for correlation demodulation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6639296A JP2780697B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 相関復調における同期捕捉方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261120A true JPH09261120A (ja) | 1997-10-03 |
JP2780697B2 JP2780697B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=13314510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6639296A Expired - Lifetime JP2780697B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 相関復調における同期捕捉方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5995537A (ja) |
JP (1) | JP2780697B2 (ja) |
AU (1) | AU686965B2 (ja) |
GB (1) | GB2311450B (ja) |
SE (1) | SE9700909L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6768769B2 (en) | 1998-09-29 | 2004-07-27 | Nec Corporation | Receiving circuit, mobile terminal with receiving circuit, and method of receiving data |
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US6531982B1 (en) | 1997-09-30 | 2003-03-11 | Sirf Technology, Inc. | Field unit for use in a GPS system |
US6327471B1 (en) | 1998-02-19 | 2001-12-04 | Conexant Systems, Inc. | Method and an apparatus for positioning system assisted cellular radiotelephone handoff and dropoff |
US6348744B1 (en) | 1998-04-14 | 2002-02-19 | Conexant Systems, Inc. | Integrated power management module |
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DE19832850A1 (de) * | 1998-07-21 | 2000-02-10 | Siemens Ag | Akquisitionsverfahren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
US7545854B1 (en) | 1998-09-01 | 2009-06-09 | Sirf Technology, Inc. | Doppler corrected spread spectrum matched filter |
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-
1996
- 1996-03-22 JP JP6639296A patent/JP2780697B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-03-13 SE SE9700909A patent/SE9700909L/xx not_active Application Discontinuation
- 1997-03-21 US US08/821,925 patent/US5995537A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-21 GB GB9705962A patent/GB2311450B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-21 AU AU16425/97A patent/AU686965B2/en not_active Ceased
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---|---|
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JP2780697B2 (ja) | 1998-07-30 |
SE9700909L (sv) | 1997-09-23 |
US5995537A (en) | 1999-11-30 |
AU686965B2 (en) | 1998-02-12 |
GB2311450A (en) | 1997-09-24 |
GB9705962D0 (en) | 1997-05-07 |
AU1642597A (en) | 1997-11-27 |
GB2311450B (en) | 2000-07-26 |
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