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JPH092610A - 自動ラック式低温冷凍倉庫 - Google Patents

自動ラック式低温冷凍倉庫

Info

Publication number
JPH092610A
JPH092610A JP15001895A JP15001895A JPH092610A JP H092610 A JPH092610 A JP H092610A JP 15001895 A JP15001895 A JP 15001895A JP 15001895 A JP15001895 A JP 15001895A JP H092610 A JPH092610 A JP H092610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
building
shelf
steel frame
type low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15001895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2990227B2 (ja
Inventor
Kaneo Nagano
兼男 永野
Yuichi Izaki
祐一 井崎
Tsuguhito Fukushima
嗣仁 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15487694&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH092610(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP7150018A priority Critical patent/JP2990227B2/ja
Publication of JPH092610A publication Critical patent/JPH092610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2990227B2 publication Critical patent/JP2990227B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工工程の合理化を図り、防湿及び断熱工事
を容易に、かつ確実に施工でき、また、地震に強い耐震
構造の自動ラック式低温冷凍倉庫を得る。 【構成】 鉄骨構造のラック棚5を建物の構造体と兼用
に構築し、同ラック棚5の鉄骨の外側に直接断熱材9、
防湿材12及び外装材16を張り付け設置して建物17
を構築した自動ラック式低温冷凍倉庫、及び上記ラック
棚5、建物17をベースコンクリート3上に構築し、同
ベースコンクリート3を基礎コンクリート1上に免震装
置2を介して支持した自動ラック式低温冷凍倉庫。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温冷凍荷物の物流に
際して保管倉庫として使用され、荷物をラック棚に搬
入、搬出するためのクレーン、コンベア等の付帯設備を
含む鉄骨構造のラック棚を備えた自動ラック式低温冷凍
倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動ラック式低温冷凍倉庫は、ラ
ック棚の外側に独立して建物を構築すると共に、建物の
内側にラック棚を構築し、ラック棚と建物構造体との間
に断熱材と防湿材を施工した内防熱タイプのものが一般
的である。これは、図2に示すようにベースとなるコン
クリート21上に、ラック棚に荷物を搬入、搬出するた
めのクレーン22及びコンベア等の付帯設備を含む鉄骨
構造のラック棚23を構築すると共に、同ラック棚23
の外側に所定の隙間を隔てて鉄骨構造体24及び外装材
25によって建物26を構築し、同建物26とラック棚
23との間の隙間空間に内側から順に断熱材27、防湿
材28を施工したものである。
【0003】しかしながら、従来の自動ラック式低温冷
凍倉庫では、コンクリート工事、ラック棚及び付帯設備
工事、防湿及び断熱工事、建物工事の施工順序が複雑
で、かつ工事の種類が多く、その分コストアップとなる
問題があると共に、低温冷凍倉庫の生命である防湿及び
断熱工事を施工工程上のどの期間に施工すればよいのか
が明確に特定されておらず、しかも断熱材、防湿材を建
物とラック棚との間の狭い隙間に施工しなければならな
いことから確実に施工しがたい問題がある。また、地震
による災害時に、クレーンレール上に荷物が落下し、ク
レーンの走行を妨げる形で荷崩れを起こしてクレーンの
動きをストップさせ、落下した荷物が凍結し搬出される
までの間に相当の荷物に被害を及ぼす等、運転不可の状
態に陥ったものが見受けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、自動
ラック式低温冷凍倉庫において、施工に際しての工程を
合理的に行うことができ、特に低温冷凍倉庫の生命であ
る防湿及び断熱工事を容易に、かつ確実に施工できる構
造の自動ラック式低温冷凍倉庫を提供することにある。
また、本発明の別の課題は、併せて地震による災害時に
も荷物の落下を最小限にとどめ、震災後の復旧を容易に
行うことができる構造の自動ラック式低温冷凍倉庫を得
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明の自動ラック式低温冷凍倉庫は、鉄骨構造
のラック棚を建物の構造体と兼用に構築し、同ラック棚
の鉄骨の外側に直接断熱材、防湿材、外装材を張り付け
設置して建物を構築してなることを特徴とするものであ
る。また、本発明の自動ラック式低温冷凍倉庫は、ベー
スコンクリート上に鉄骨構造のラック棚を建物の構造体
と兼用に構築し、同ラック棚の鉄骨の外側に直接断熱
材、防湿材、外装材を張り付け設置して建物を構築する
と共に、前記ベースコンクリートを基礎コンクリート上
に免震装置を介して支持してなることを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】本発明の自動ラック式低温冷凍倉庫によれば、
先ず建物の構造体と兼用の鉄骨構造のラック棚を構築
し、その鉄骨の外側に直接断熱材、防湿材を張り付け、
最後に外装材を張り付けすることにより、ラック棚の外
側から防湿及び断熱工事と外装仕上げ工事を施工して行
くと同時に、ラック棚の内側でクレーン、コンベア等の
付帯設備の工事を同時平行的に施工して行くことができ
るので、施工に際しての工程を合理的に行うことができ
る。特に、低温冷凍倉庫の生命である防湿及び断熱工事
を建物とラック棚との間の狭い隙間空間ではなく、全天
空下で施工でき、しかも施工工程を明確にして行うこと
ができるので、施工を容易に、かつ確実に行うことがで
きる。また、本発明の自動ラック式低温冷凍倉庫によれ
ば、併せてラック棚及び建物を構築したベースコンクリ
ートを基礎コンクリート上に免震装置を介して支持して
いるので、地震発生時に免震装置で震動を吸収して減衰
し、ラック棚及び建物への震動伝達を低減することがで
きるため、ラック棚からの荷物の落下等の災害を最小限
にとどめることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。図1は本発明に係る自動ラック式低温冷凍倉庫の
構造を示す縦断面図である。自動ラック式低温冷凍倉庫
を建てる基礎は、地中に基礎コンクリート1を打設し、
同基礎コンクリート1上に複数の免震装置2を設置し、
その上に倉庫の床となるベースコンクリート3を支持し
た構造で、ベースコンクリート3の下面にはベースコン
クリート3の型枠兼用の断熱パネル4が、コンクリート
打設時にスラブ打込みされている。ベースコンクリート
3は、ラック棚やクレーン、図示されていないコンベア
等の付帯設備及び建物を含む全ての上部荷重を支持する
もので、厚さ700M/M程度の鉄筋コンクリート製で
ある。
【0008】ベースコンクリート3上には鉄骨構造のラ
ック棚5が構築され、このラック棚5は建物の構造体と
兼用に構築される。また、ベースコンクリート3上には
ラック棚5に対して荷物を搬入、搬出するためのクレー
ン6、クレーンレール7及び図示されていないコンベア
等の付帯設備が設置される。ラック棚5の鉄骨の外側に
角波鉄板やALC版等を用いた断熱材落下防止用仕上材
8が取り付けられ、その外側にラック棚5を取り巻くよ
うに断熱材9が充填されている。
【0009】断熱材9の中の複数箇所には断熱パイプ1
0が取り付けられ、その外側に支持鉄骨材11が取り付
けられており、更にその外側にカラー鉄板、耐候性鋼
板、ステンレス板等の金属板を用いた防湿材12が取り
付けられている。また、防湿材12の外側の屋根側には
ALC版13を下地としてアスファルトルーフィング1
4を施し、建物の屋根を形成すると共に、側壁側には下
地銅縁15を下地として角波鉄板やアルミ角波材等を用
いた外装材16を取り付け、建物の側壁を形成し、ラッ
ク棚5を構築する鉄骨を建物構造体に兼用した構造の建
物17を構築している。
【0010】しかして、上記の自動ラック式低温冷凍倉
庫の構造によると、先ずベースコンクリート3上に鉄骨
構造のラック棚5を建物の構造体と兼用に構築し、この
ラック棚5の鉄骨の外側に直接断熱材9、防湿材12を
張り付け設置し、最後に外装材16を取り付けて仕上げ
する外断熱工法を採用することができるので、ラック棚
5の外側から断熱工事、防湿工事、外装仕上工事を施工
して行くと同時に、ラック棚5の内側でクレーン6やク
レーンレール7及びコンベア等の付帯設備の設置工事を
他の工事の影響を受けることなく、同時平行的に行うこ
とができる。
【0011】このため、独立した建物構造体を不要と
し、大幅なコストダウンを図ることができると共に、ラ
ック棚5の外側と内側の施工工程が明確となり、施工工
程の合理化を図り、工期を短縮することができる。特
に、低温冷凍倉庫の生命である断熱工事及び防湿工事
は、従来の内防熱タイプでは建物内の暗がりの中で行わ
なければならなかったが、本実施例による外断熱工法で
は全天空下で、しかも施工工程を明確にして行うことが
できるので、施工状態の監視チェックがし易く、断熱工
事及び防湿工事を確実に行うことができるようになるた
め、低温冷凍倉庫の断熱及び防湿をより確かなものとす
ることができる。
【0012】更に、地震の発生に対しても、基礎コンク
リート1とベースコンクリート3との間に設置されてい
る複数の免震装置2によって、その震動を吸収して減衰
し、ラック棚5及び建物17への震動伝達を低減するこ
とができるため、ラック棚5からの荷物の落下を最小限
にとどめることができる。従って、地震発生時の災害を
防ぎ、荷物の破損等の被害を極力小さくすることができ
ると共に、運転不可の状態に陥る低温冷凍倉庫を極力少
なくすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の自動ラ
ック式低温冷凍倉庫によれば、ラック棚を建物の構造体
と兼用に構築し、独立した建物構造体を不要としている
ので、コストダウンをはかることができる。また、ラッ
ク棚の外側と内側の工事の施工工程を明確にし、施工工
程の合理化を図ることができるので、工期を短縮するこ
とができると同時に、低温冷凍倉庫の生命である断熱工
事及び防湿工事を施工状態の監視チェックがし易い状態
で、かつ確実に行うことができるので、より確かなもの
とすることができる。更に、本発明の自動ラック式低温
冷凍倉庫によれば、ラック棚及び建物を構築するベース
コンクリートを基礎コンクリート上に免震装置を介して
支持しているため、地震発生時に荷物の落下による破損
や低温冷凍倉庫が運転不可の状態に陥る等の災害を最小
限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ラック式低温冷凍倉庫の構造
を示す縦断面図である。
【図2】従来の自動ラック式低温冷凍倉庫の構造を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 基礎コンクリート 2 免震装置 3 ベースコンクリート 5 ラック棚 9 断熱材 12 防湿材 16 外装材 17 建物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨構造のラック棚を建物の構造体と兼
    用に構築し、同ラック棚の鉄骨の外側に直接断熱材、防
    湿材及び外装材を張り付け設置して建物を構築してなる
    ことを特徴とする自動ラック式低温冷凍倉庫。
  2. 【請求項2】 ベースコンクリート上に鉄骨構造のラッ
    ク棚を建物の構造体と兼用に構築し、同ラック棚の鉄骨
    の外側に直接断熱材、防湿材及び外装材を張り付け設置
    して建物を構築すると共に、前記ベースコンクリートを
    基礎コンクリート上に免震装置を介して支持してなるこ
    とを特徴とする自動ラック式低温冷凍倉庫。
JP7150018A 1995-06-16 1995-06-16 自動ラック式低温冷凍倉庫 Expired - Fee Related JP2990227B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151403A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 積水化学工業株式会社 断熱構造及びフェノールフォーム
CN109505432A (zh) * 2018-11-22 2019-03-22 浙江德宝通讯科技股份有限公司 一种智慧岛式通讯机房
WO2020244620A1 (zh) * 2019-06-05 2020-12-10 韶关学院 一种车载多温自动共配冷藏柜

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JP2016151403A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 積水化学工業株式会社 断熱構造及びフェノールフォーム
CN109505432A (zh) * 2018-11-22 2019-03-22 浙江德宝通讯科技股份有限公司 一种智慧岛式通讯机房
WO2020244620A1 (zh) * 2019-06-05 2020-12-10 韶关学院 一种车载多温自动共配冷藏柜

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JP2990227B2 (ja) 1999-12-13

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