JPH09268431A - 抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法 - Google Patents
抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法Info
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- JPH09268431A JPH09268431A JP7343896A JP7343896A JPH09268431A JP H09268431 A JPH09268431 A JP H09268431A JP 7343896 A JP7343896 A JP 7343896A JP 7343896 A JP7343896 A JP 7343896A JP H09268431 A JPH09268431 A JP H09268431A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 抄紙用フェルトを製造する工程で与えられ
る熱に対しても安定していて、そのフェルト製造工程に
おける収縮や捲縮の低下が防止でき、フェルト品位、寸
法安定性、耐久性等が良好な抄紙用フェルトを製造する
ことができる。 【解決手段】 ポリアミド系ブロック共重合体からな
る抄紙フェルト用繊維であって、沸騰水収縮率が3.5
%以下であり、かつ伸度が110〜180%である。そ
の抄紙フェルト用繊維は、ポリアミド系ブロック共重合
体を溶融紡糸し延伸した後に、弛緩状態で110℃以上
の湿熱下で熱処理することにより製造される。
る熱に対しても安定していて、そのフェルト製造工程に
おける収縮や捲縮の低下が防止でき、フェルト品位、寸
法安定性、耐久性等が良好な抄紙用フェルトを製造する
ことができる。 【解決手段】 ポリアミド系ブロック共重合体からな
る抄紙フェルト用繊維であって、沸騰水収縮率が3.5
%以下であり、かつ伸度が110〜180%である。そ
の抄紙フェルト用繊維は、ポリアミド系ブロック共重合
体を溶融紡糸し延伸した後に、弛緩状態で110℃以上
の湿熱下で熱処理することにより製造される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抄紙フェルト用ポ
リアミド繊維及びその製造方法に関するものである。詳
しくは、ポリアミド系ブロック共重合体からなる繊維で
あって抄紙フェルトのバット層用として好適な物性を有
するポリアミド繊維及びその製造方法に関するものであ
る。
リアミド繊維及びその製造方法に関するものである。詳
しくは、ポリアミド系ブロック共重合体からなる繊維で
あって抄紙フェルトのバット層用として好適な物性を有
するポリアミド繊維及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、抄紙機のウェットパートにおける
プレス部のプレスフェルトとして使用されている抄紙用
フェルトは、湿紙を搬送し、一対のプレスロールのニッ
プ圧下で湿紙の水分を絞り取る機能を有している。この
抄紙用フェルトは、かっての羊毛製の織フェルトから合
成繊維製のニードルフェルトへと移り変わってきてお
り、ナイロン6繊維やナイロン66繊維が構成素材とし
て用いられることが多い。
プレス部のプレスフェルトとして使用されている抄紙用
フェルトは、湿紙を搬送し、一対のプレスロールのニッ
プ圧下で湿紙の水分を絞り取る機能を有している。この
抄紙用フェルトは、かっての羊毛製の織フェルトから合
成繊維製のニードルフェルトへと移り変わってきてお
り、ナイロン6繊維やナイロン66繊維が構成素材とし
て用いられることが多い。
【0003】しかし、昨今の抄紙技術においては、高い
搾水性及びフェルト表面均一性はもちろん、さらに高い
耐久性をも兼ね備えていることが要求され、ナイロン6
繊維やナイロン66繊維の他に種々の繊維素材が提案さ
れている。
搾水性及びフェルト表面均一性はもちろん、さらに高い
耐久性をも兼ね備えていることが要求され、ナイロン6
繊維やナイロン66繊維の他に種々の繊維素材が提案さ
れている。
【0004】例えば、WO90/06398号公報で
は、ポリアミド系のポリエーテルブロック共重合体から
なる繊維を使用することが提案されている。このポリア
ミド系のポリエーテルブロック共重合体からなる繊維
は、弾性回復性が良いので圧縮弾性回復性に優れ、ニー
ドリング性も良好である。
は、ポリアミド系のポリエーテルブロック共重合体から
なる繊維を使用することが提案されている。このポリア
ミド系のポリエーテルブロック共重合体からなる繊維
は、弾性回復性が良いので圧縮弾性回復性に優れ、ニー
ドリング性も良好である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリア
ミド系のポリエーテルブロック共重合体は、通常の方法
で溶融紡糸し延伸し捲縮加工して短繊維とした原綿で
は、熱に対する収縮率が7%あるいはそれ以上のように
大きく、切断伸度が80〜100%程度であるので、フ
ェルトを製造する工程で基布とニードリングし、洗浄・
化学処理、樹脂加工、さらに乾燥・仕上げ加工する工程
において熱を受けて大幅に収縮してしまい、フェルト品
位を悪化させるという問題があった。
ミド系のポリエーテルブロック共重合体は、通常の方法
で溶融紡糸し延伸し捲縮加工して短繊維とした原綿で
は、熱に対する収縮率が7%あるいはそれ以上のように
大きく、切断伸度が80〜100%程度であるので、フ
ェルトを製造する工程で基布とニードリングし、洗浄・
化学処理、樹脂加工、さらに乾燥・仕上げ加工する工程
において熱を受けて大幅に収縮してしまい、フェルト品
位を悪化させるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記のような従来技術
の欠点を解消し、抄紙用フェルトを製造する工程で与え
られる熱に対しても安定していて、そのフェルト製造工
程における収縮が防止でき、フェルト品位や耐久性が良
好な抄紙用フェルトを製造できる抄紙フェルト用ポリア
ミド繊維、及びその製造方法の提供を、主たる目的とす
る。
の欠点を解消し、抄紙用フェルトを製造する工程で与え
られる熱に対しても安定していて、そのフェルト製造工
程における収縮が防止でき、フェルト品位や耐久性が良
好な抄紙用フェルトを製造できる抄紙フェルト用ポリア
ミド繊維、及びその製造方法の提供を、主たる目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の抄紙フェルト用ポリアミド繊維は、ポリア
ミド系ブロック共重合体からなる繊維であって、沸騰水
収縮率が3.5%以下かつ伸度が110〜180%であ
ることを特徴とする。さらに、その製造方法は、ポリア
ミド系ブロック共重合体を溶融紡糸し延伸した後に、弛
緩状態で110℃以上の湿熱下で熱処理することを特徴
とする。そのポリアミド系ブロック共重合体は、ナイロ
ン12系のポリエーテルブロック共重合体であることが
好ましい。また、延伸の後、かつ、湿熱下での熱処理の
前に、捲縮付与を行うことが好ましい。
め、本発明の抄紙フェルト用ポリアミド繊維は、ポリア
ミド系ブロック共重合体からなる繊維であって、沸騰水
収縮率が3.5%以下かつ伸度が110〜180%であ
ることを特徴とする。さらに、その製造方法は、ポリア
ミド系ブロック共重合体を溶融紡糸し延伸した後に、弛
緩状態で110℃以上の湿熱下で熱処理することを特徴
とする。そのポリアミド系ブロック共重合体は、ナイロ
ン12系のポリエーテルブロック共重合体であることが
好ましい。また、延伸の後、かつ、湿熱下での熱処理の
前に、捲縮付与を行うことが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いるポリアミド系ブロ
ック共重合体としては、ポリエーテルポリアミドブロッ
ク共重合体が好ましい。かかるポリエーテルポリアミド
ブロック共重合体は、ナイロン6,ナイロン66,ナイ
ロン11,ナイロン12などのポリアミド成分からなる
ハードセグメントと、ポリエーテル成分からなるソフト
セグメントとを持つブロック共重合体であって、一般的
な化学構造単位は次のとおりである。
ック共重合体としては、ポリエーテルポリアミドブロッ
ク共重合体が好ましい。かかるポリエーテルポリアミド
ブロック共重合体は、ナイロン6,ナイロン66,ナイ
ロン11,ナイロン12などのポリアミド成分からなる
ハードセグメントと、ポリエーテル成分からなるソフト
セグメントとを持つブロック共重合体であって、一般的
な化学構造単位は次のとおりである。
【0009】
【化1】 ここで、PAはポリアミド成分であるハードセグメント
を、PEはポリエーテル成分であるソフトセグメントを
示す。
を、PEはポリエーテル成分であるソフトセグメントを
示す。
【0010】しかし、このハードセグメントをなすポリ
アミド成分は、上記に限定されるものではなく、例えば
テレフタル酸,イソフタル酸,シュウ酸,アジピン酸,
セパシン酸,1,4−シクエオヘキシルジカルボン酸の
ごときジカルボン酸などとエチレンジアミン,ペンタメ
チレンジアミンのごときジアミンとの重縮合体、ラウロ
ラクタムのごとき環状ラクタムの重合体、アミノエナン
ト酸,アミノノナン酸,アミノデカン酸のごときアミノ
カルボン酸の重縮合体、あるいはこれらの重合体の共重
合体などであってもよいが、特にナイロン12が好まし
い。
アミド成分は、上記に限定されるものではなく、例えば
テレフタル酸,イソフタル酸,シュウ酸,アジピン酸,
セパシン酸,1,4−シクエオヘキシルジカルボン酸の
ごときジカルボン酸などとエチレンジアミン,ペンタメ
チレンジアミンのごときジアミンとの重縮合体、ラウロ
ラクタムのごとき環状ラクタムの重合体、アミノエナン
ト酸,アミノノナン酸,アミノデカン酸のごときアミノ
カルボン酸の重縮合体、あるいはこれらの重合体の共重
合体などであってもよいが、特にナイロン12が好まし
い。
【0011】ソフトセグメントをなすポリエーテル成分
は、その出発原料として、ビス(3−アミノプロピル)
−ポリテトラヒドロフランの混合物,ビス(3−アミノ
プロピル)−ポリプロピレンオキサイドや、ポリオキシ
プロピレングリコール,ポリオキシテトラメチレングリ
コールなどのポリエチレングリコールが挙げられる。
は、その出発原料として、ビス(3−アミノプロピル)
−ポリテトラヒドロフランの混合物,ビス(3−アミノ
プロピル)−ポリプロピレンオキサイドや、ポリオキシ
プロピレングリコール,ポリオキシテトラメチレングリ
コールなどのポリエチレングリコールが挙げられる。
【0012】そのポリエーテルポリアミドブロック共重
合体は、上述のポリアミド成分出発原料とポリエーテル
含有ジアミンおよびジカルボン酸との縮重合反応により
製造されるものであり、そのポリエーテル成分の共重合
量は8〜60重量%とすることが好ましい。その共重合
量が8重量%未満では、繊維の弾性回復性が小さくなる
ので、これを使用したフェルトの圧縮弾性回復性やその
耐久性が不十分となる。逆に60重量%を超えるとフェ
ルトの剛性が失われ、また弾性変形量が大きくなりすぎ
フェルトとしての形態保持が困難となり易く、好ましく
ない。
合体は、上述のポリアミド成分出発原料とポリエーテル
含有ジアミンおよびジカルボン酸との縮重合反応により
製造されるものであり、そのポリエーテル成分の共重合
量は8〜60重量%とすることが好ましい。その共重合
量が8重量%未満では、繊維の弾性回復性が小さくなる
ので、これを使用したフェルトの圧縮弾性回復性やその
耐久性が不十分となる。逆に60重量%を超えるとフェ
ルトの剛性が失われ、また弾性変形量が大きくなりすぎ
フェルトとしての形態保持が困難となり易く、好ましく
ない。
【0013】本発明のポリアミド繊維は沸騰水収縮率が
3.5%以下であることを要する。沸騰水収縮率が3.
5%を超える場合は、熱に対する繊維の収縮が大きいた
め該繊維を用いて製造したフェルトは仕上げ工程などで
加えられる熱によりフェルトの表面品位が悪化するし、
さらにフェルト全体の形態が不安定なものとなる。特に
2.0%以下が好ましい。
3.5%以下であることを要する。沸騰水収縮率が3.
5%を超える場合は、熱に対する繊維の収縮が大きいた
め該繊維を用いて製造したフェルトは仕上げ工程などで
加えられる熱によりフェルトの表面品位が悪化するし、
さらにフェルト全体の形態が不安定なものとなる。特に
2.0%以下が好ましい。
【0014】さらに、本発明のポリアミド繊維は伸度が
110〜180%であることを要する。伸度が110%
未満の場合、フェルトで長期使用した場合にフィブリル
化し易くフェルトとしての寿命が十分でない。180%
を超えるとフェルトを製造する際のカード通過性が悪化
し、またニードルパンチ工程でゴム弾性状に伸び交絡性
悪化をもたらし易いので、フェルト品位が不満足なもの
となる。特に120〜170%が好ましい。
110〜180%であることを要する。伸度が110%
未満の場合、フェルトで長期使用した場合にフィブリル
化し易くフェルトとしての寿命が十分でない。180%
を超えるとフェルトを製造する際のカード通過性が悪化
し、またニードルパンチ工程でゴム弾性状に伸び交絡性
悪化をもたらし易いので、フェルト品位が不満足なもの
となる。特に120〜170%が好ましい。
【0015】本発明のポリアミド繊維の単糸繊度は、特
に限定するものではないが、フェルトの圧力分布の均一
性や弾性回復性,耐久性を良好とし印刷時の紙へのマー
ク障害を回避しするためには、4〜50dの範囲内であ
ることが好ましい。
に限定するものではないが、フェルトの圧力分布の均一
性や弾性回復性,耐久性を良好とし印刷時の紙へのマー
ク障害を回避しするためには、4〜50dの範囲内であ
ることが好ましい。
【0016】本発明のポリアミド繊維の断面形状は、通
常の丸断面,偏平断面,三角断面,十字断面,中空断面
など、特に限定するものではないが、紡糸時のポリマに
与えられる結晶化歪みが少ない点から丸断面が好まし
い。
常の丸断面,偏平断面,三角断面,十字断面,中空断面
など、特に限定するものではないが、紡糸時のポリマに
与えられる結晶化歪みが少ない点から丸断面が好まし
い。
【0017】本発明のポリアミド繊維は、弛緩状態での
110℃以上の湿熱下での熱処理によって沸騰水収縮率
及び伸度を所望の水準にすることができるならば、他の
ポリマと複合紡糸された繊維であってもよい。例えば、
芯鞘型複合形態、並列型複合携帯、海島型複合形態、分
割型複合形態、層状の複合形態などであってもよい。
110℃以上の湿熱下での熱処理によって沸騰水収縮率
及び伸度を所望の水準にすることができるならば、他の
ポリマと複合紡糸された繊維であってもよい。例えば、
芯鞘型複合形態、並列型複合携帯、海島型複合形態、分
割型複合形態、層状の複合形態などであってもよい。
【0018】本発明のポリアミド繊維は、抄紙フェルト
のバッド層用として供される時に短繊維とされるが、そ
の繊維長は特に限定するものではないが、カード工程の
通過性の点から、一般に38〜152mm程度とすること
が好ましい。その短繊維状の場合、その繊維に捲縮が付
与されていることが好ましく、カード工程の通過性の点
から、捲縮数は一般に7〜15山/25mm程度が好まし
く、捲縮率は一般に8〜20%が好ましい。
のバッド層用として供される時に短繊維とされるが、そ
の繊維長は特に限定するものではないが、カード工程の
通過性の点から、一般に38〜152mm程度とすること
が好ましい。その短繊維状の場合、その繊維に捲縮が付
与されていることが好ましく、カード工程の通過性の点
から、捲縮数は一般に7〜15山/25mm程度が好まし
く、捲縮率は一般に8〜20%が好ましい。
【0019】次に、本発明のポリアミド繊維の製造方法
について説明する。前述したポリアミド系ブロック共重
合体のポリマを用いて溶融紡糸し、延伸する方法により
製糸する。
について説明する。前述したポリアミド系ブロック共重
合体のポリマを用いて溶融紡糸し、延伸する方法により
製糸する。
【0020】その溶融紡糸方法は、通常の熱可塑性ポリ
マの紡糸方法と同様の方法で行えばよい。例えば、チッ
プ状のポリマをエクストルーダやプレッシャメルタ方式
の紡糸機で溶融させ、紡糸口金を介して複数本吐出さ
せ、冷却固化させて繊維状物とする。そして、一旦、未
延伸糸としボビンやドラムなどで巻取り、あるいは缶な
どに収納させた後、単独であるいは複数本引き揃えて延
伸する。また、溶融吐出の後に、高速紡糸装置や直接紡
糸延伸装置を用いた1工程法によって配向された繊維と
してもよい。その後に、押込み捲縮等の手段によって捲
縮が付与される。
マの紡糸方法と同様の方法で行えばよい。例えば、チッ
プ状のポリマをエクストルーダやプレッシャメルタ方式
の紡糸機で溶融させ、紡糸口金を介して複数本吐出さ
せ、冷却固化させて繊維状物とする。そして、一旦、未
延伸糸としボビンやドラムなどで巻取り、あるいは缶な
どに収納させた後、単独であるいは複数本引き揃えて延
伸する。また、溶融吐出の後に、高速紡糸装置や直接紡
糸延伸装置を用いた1工程法によって配向された繊維と
してもよい。その後に、押込み捲縮等の手段によって捲
縮が付与される。
【0021】その後に、弛緩状態で110℃以上の湿熱
下で熱処理をする必要がある。ここで、弛緩状態とは、
熱処理時に繊維がほぼ自由な形態あるいは物性が変化し
得る状態にあることであり、例えば、繊維がループ状あ
るいは捲縮がかかったトウの状態でベルト上に無緊張状
態に積載されて熱処理されることや、切断された短繊維
状で長さ方向の束縛を受けない状態で積載されて熱処理
されることが挙げられる。
下で熱処理をする必要がある。ここで、弛緩状態とは、
熱処理時に繊維がほぼ自由な形態あるいは物性が変化し
得る状態にあることであり、例えば、繊維がループ状あ
るいは捲縮がかかったトウの状態でベルト上に無緊張状
態に積載されて熱処理されることや、切断された短繊維
状で長さ方向の束縛を受けない状態で積載されて熱処理
されることが挙げられる。
【0022】その湿熱処理の温度が110℃未満の場合
は、沸騰水収縮率を所望水準まで下げ、伸度を所望水準
まで高めることが難しく、本発明の所期の目的が達成困
難となる。その温度の上限は特に限定されるものではな
いが、本発明で用いるポリアミド系のブロック共重合体
が比較的低い融点を有することから、高くても180℃
以下とすることが好ましい。特に、120〜150℃が
好ましい。また、その熱処理は、比較的低目の温度でも
十分な熱処理効果が得られ易いことから湿熱下で行うこ
とが必要である。即ち、湿熱処理法は繊維への熱処理効
果が高く、DSCによって実質熱履歴温度を測定する
と、同一温度での乾熱処理法に比較して、20℃程度高
い温度で処理したと同等の効果が得られる。
は、沸騰水収縮率を所望水準まで下げ、伸度を所望水準
まで高めることが難しく、本発明の所期の目的が達成困
難となる。その温度の上限は特に限定されるものではな
いが、本発明で用いるポリアミド系のブロック共重合体
が比較的低い融点を有することから、高くても180℃
以下とすることが好ましい。特に、120〜150℃が
好ましい。また、その熱処理は、比較的低目の温度でも
十分な熱処理効果が得られ易いことから湿熱下で行うこ
とが必要である。即ち、湿熱処理法は繊維への熱処理効
果が高く、DSCによって実質熱履歴温度を測定する
と、同一温度での乾熱処理法に比較して、20℃程度高
い温度で処理したと同等の効果が得られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、各特性値については次の方法により測定し
た。
る。なお、各特性値については次の方法により測定し
た。
【0024】(1) 繊度: JIS L1015の7−5
−1Aの方法で測定する。 (2) 繊維の強度、伸度: JIS L1015の7−7
−1の方法で測定する。 (3) 捲縮数、捲縮率: JIS L1015の7−6−
15の方法で測定する。その際の定荷重は150mg/
d、初荷重は2mg/dとする。
−1Aの方法で測定する。 (2) 繊維の強度、伸度: JIS L1015の7−7
−1の方法で測定する。 (3) 捲縮数、捲縮率: JIS L1015の7−6−
15の方法で測定する。その際の定荷重は150mg/
d、初荷重は2mg/dとする。
【0025】(4) 短繊維の繊維長: JIS L101
5の7−4−1の方法で測定する。 (5) 沸騰水収縮率: JIS L1015の7−15
(1) の方法に準じて測定する。処理条件は98±2℃の
沸騰水、20分間とする。
5の7−4−1の方法で測定する。 (5) 沸騰水収縮率: JIS L1015の7−15
(1) の方法に準じて測定する。処理条件は98±2℃の
沸騰水、20分間とする。
【0026】(6) 示差走査熱量分析(DSC)による実
質熱履歴温度: Perkin Elmer社製の示差走査熱量分析
装置DSC−2C型で、昇温温度40℃/min、細かく刻
んだ試料10mgの条件でDSC測定する。DSC昇温過
程での微結晶の融解ピーク(微小吸熱ピーク)を実質熱
処理温度とする。
質熱履歴温度: Perkin Elmer社製の示差走査熱量分析
装置DSC−2C型で、昇温温度40℃/min、細かく刻
んだ試料10mgの条件でDSC測定する。DSC昇温過
程での微結晶の融解ピーク(微小吸熱ピーク)を実質熱
処理温度とする。
【0027】[実施例1]ポリアミド系のブロック共重
合体として、ナイロン12・ポリエーテルブロック共重
合体である東レ(株)製“ペバックス”6333を用
い、270℃に加熱した100孔の紡糸口金から、繊維
状に溶融吐出させ、冷却固化させた後、未延伸トウとし
て600m/min で引き取った。この未延伸トウを複数
本引き揃えて、3.7倍に延伸し、捲縮付与した後、1
30℃の飽和水蒸気(2.7kg/cm2)下で20分間、
湿熱処理した後に、切断して短繊維とした。
合体として、ナイロン12・ポリエーテルブロック共重
合体である東レ(株)製“ペバックス”6333を用
い、270℃に加熱した100孔の紡糸口金から、繊維
状に溶融吐出させ、冷却固化させた後、未延伸トウとし
て600m/min で引き取った。この未延伸トウを複数
本引き揃えて、3.7倍に延伸し、捲縮付与した後、1
30℃の飽和水蒸気(2.7kg/cm2)下で20分間、
湿熱処理した後に、切断して短繊維とした。
【0028】得られた短繊維は単糸繊度が15d、繊維
長が64mmであって、沸騰水収縮率は0.9%,伸度は
160%、捲縮数は12山/25mm、捲縮率は13%であ
った。DSCによる実質熱履歴温度は160℃であっ
た。
長が64mmであって、沸騰水収縮率は0.9%,伸度は
160%、捲縮数は12山/25mm、捲縮率は13%であ
った。DSCによる実質熱履歴温度は160℃であっ
た。
【0029】この短繊維をカード工程において均一なウ
ェブ(バット層)とし、ナイロン66のフィラメントヤ
ーンで作成された基布にニードリングさせて絡合させ
た。この絡合させた状態のフェルトを150℃でヒート
セットさせたところ寸法変化はみられなかった。
ェブ(バット層)とし、ナイロン66のフィラメントヤ
ーンで作成された基布にニードリングさせて絡合させ
た。この絡合させた状態のフェルトを150℃でヒート
セットさせたところ寸法変化はみられなかった。
【0030】そこで、その絡合させて得られたフェルト
を通常の方法で洗浄、化学処理し、樹脂加工し、乾燥、
仕上げ加工して抄紙用フェルトを製造したところ、その
工程途中においてフェルトの収縮や捲縮の低下はみられ
ず、品位が良好で寸法の安定したフェルトが得られた。
を通常の方法で洗浄、化学処理し、樹脂加工し、乾燥、
仕上げ加工して抄紙用フェルトを製造したところ、その
工程途中においてフェルトの収縮や捲縮の低下はみられ
ず、品位が良好で寸法の安定したフェルトが得られた。
【0031】[比較例1]実施例1と同じポリマから同
じ条件で溶融紡糸し延伸、捲縮付与したが、その後の湿
熱処理を行わずに切断して短繊維を製造した。得られた
短繊維の単糸繊度は12.7dであって、沸騰水収縮率
は7.5%と高く、伸度は66%と低かった。DSCに
よる微結晶の融解ピークは現れなかった。
じ条件で溶融紡糸し延伸、捲縮付与したが、その後の湿
熱処理を行わずに切断して短繊維を製造した。得られた
短繊維の単糸繊度は12.7dであって、沸騰水収縮率
は7.5%と高く、伸度は66%と低かった。DSCに
よる微結晶の融解ピークは現れなかった。
【0032】この短繊維を実施例1と同様にしてウェブ
にして基布にニードリングして絡合させ、その絡合させ
た状態のフェルトを150℃でヒートセットさせたとこ
ろ、繊維が大幅に収縮し捲縮数が減少した。
にして基布にニードリングして絡合させ、その絡合させ
た状態のフェルトを150℃でヒートセットさせたとこ
ろ、繊維が大幅に収縮し捲縮数が減少した。
【0033】また、絡合させた状態のフェルトを用いて
実施例1と同様にして抄紙用フェルトを製造したとこ
ろ、表面品位が悪化し弾力性のないフェルトとなり、し
かも、フェルトが反ってしまった。
実施例1と同様にして抄紙用フェルトを製造したとこ
ろ、表面品位が悪化し弾力性のないフェルトとなり、し
かも、フェルトが反ってしまった。
【0034】[比較例2]実施例1と同じポリマから同
じ条件で溶融紡糸し延伸、捲縮付与したが、その後の湿
熱熱処理の代わりに150℃での定長乾熱処理を行な
い、その後、切断して短繊維とした。
じ条件で溶融紡糸し延伸、捲縮付与したが、その後の湿
熱熱処理の代わりに150℃での定長乾熱処理を行な
い、その後、切断して短繊維とした。
【0035】得られた短繊維の単糸繊度は13.0dで
あって、沸騰水収縮率は4.0%と高く、伸度は80%
と低かった。その実質熱履歴温度は160℃であったが
捲縮が伸びきった状態となっていた。その後に再度、捲
縮付与を試みたが、結晶化が進んだ状態であるために良
好な捲縮は得られず、カード通過性が不良であった。
あって、沸騰水収縮率は4.0%と高く、伸度は80%
と低かった。その実質熱履歴温度は160℃であったが
捲縮が伸びきった状態となっていた。その後に再度、捲
縮付与を試みたが、結晶化が進んだ状態であるために良
好な捲縮は得られず、カード通過性が不良であった。
【0036】この短繊維を実施例1と同様にしてウェブ
にして基布にニードリングして絡合させ、その絡合させ
た状態のフェルトを150℃でヒートセットさせたとこ
ろ、繊維が収縮し捲縮数が減少した。
にして基布にニードリングして絡合させ、その絡合させ
た状態のフェルトを150℃でヒートセットさせたとこ
ろ、繊維が収縮し捲縮数が減少した。
【0037】また、絡合させた状態のフェルトを用いて
実施例1と同様にして抄紙用フェルトを製造したとこ
ろ、比較例1と同様に表面品位が悪化し弾力性のないフ
ェルトとなってしまった。
実施例1と同様にして抄紙用フェルトを製造したとこ
ろ、比較例1と同様に表面品位が悪化し弾力性のないフ
ェルトとなってしまった。
【0038】[実施例2]ポリアミド系のブロック共重
合体として、ナイロン12・ポリエーテルブロック共重
合体である東レ(株)製“ペバックス”4033を用
い、250℃に加熱した100孔の紡糸口金から、繊維
状に溶融吐出させ、冷却固化させた後、未延伸トウとし
て600m/分で引き取った。この未延伸トウを複数本
引き揃えて、4.0倍で延伸し捲縮付与した後、130
℃の飽和水蒸気(2.7kg/cm2 )下で20分間、湿熱
処理した後、切断して短繊維とした。
合体として、ナイロン12・ポリエーテルブロック共重
合体である東レ(株)製“ペバックス”4033を用
い、250℃に加熱した100孔の紡糸口金から、繊維
状に溶融吐出させ、冷却固化させた後、未延伸トウとし
て600m/分で引き取った。この未延伸トウを複数本
引き揃えて、4.0倍で延伸し捲縮付与した後、130
℃の飽和水蒸気(2.7kg/cm2 )下で20分間、湿熱
処理した後、切断して短繊維とした。
【0039】得られた短繊維の単糸繊度は15d、繊維
長は64mmであって、沸騰水収縮率は2.0%,伸度は
170%、捲縮数は15山/25mm、捲縮率は12%であ
った。DSCによる実質熱履歴温度は160℃であっ
た。
長は64mmであって、沸騰水収縮率は2.0%,伸度は
170%、捲縮数は15山/25mm、捲縮率は12%であ
った。DSCによる実質熱履歴温度は160℃であっ
た。
【0040】この短繊維を実施例1と同様にして抄紙用
フェルトを製造したところ、実施例1と同様に、その工
程途中においてフェルトの収縮や捲縮の低下はみられ
ず、品位が良好で寸法が安定したフェルトが得られた。
フェルトを製造したところ、実施例1と同様に、その工
程途中においてフェルトの収縮や捲縮の低下はみられ
ず、品位が良好で寸法が安定したフェルトが得られた。
【0041】
【発明の効果】本発明の抄紙フェルト用ポリアミド繊維
は、抄紙用フェルトを製造する工程で与えられる熱に対
しても安定していて、そのフェルト製造工程における収
縮や捲縮の低下が防止でき、フェルト品位、寸法安定
性、耐久性等が良好な抄紙用フェルトを製造することが
できる。
は、抄紙用フェルトを製造する工程で与えられる熱に対
しても安定していて、そのフェルト製造工程における収
縮や捲縮の低下が防止でき、フェルト品位、寸法安定
性、耐久性等が良好な抄紙用フェルトを製造することが
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリアミド系ブロック共重合体からな
る繊維であって、沸騰水収縮率が3.5%以下かつ伸度
が110〜180%であることを特徴とする抄紙フェル
ト用ポリアミド繊維。 - 【請求項2】 ポリアミド系ブロック共重合体がナイ
ロン12系のポリエーテルブロック共重合体であること
を特徴とする請求項1記載の抄紙フェルト用ポリアミド
繊維。 - 【請求項3】 ポリアミド系ブロック共重合体を溶融
紡糸し延伸した後に、弛緩状態で110℃以上の湿熱下
で熱処理することを特徴とする抄紙フェルト用ポリアミ
ド繊維の製造方法。 - 【請求項4】 湿熱下での熱処理を、繊維の沸騰水収
縮率が3.5%以下かつ伸度が110〜180%となる
まで行うことを特徴とする請求項3記載の抄紙フェルト
用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項5】 延伸の後、かつ、湿熱下での熱処理の
前に、捲縮付与を行うことを特徴とする請求項3又は4
記載の抄紙フェルト用ポリアミド繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7343896A JPH09268431A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7343896A JPH09268431A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268431A true JPH09268431A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13518258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7343896A Pending JPH09268431A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09268431A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007077974A1 (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-12 | Ichikawa Co., Ltd. | 抄紙用プレスフェルト |
JP2010116661A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Luxilon Industries Nv | ポリエーテルブロックアミドを紡ぐ方法、および該方法によって得られる繊維、ならびに該繊維を用いて作られる製品 |
CN109183480A (zh) * | 2018-09-06 | 2019-01-11 | 白博 | 一种以非木纤维为原料制备黄腐酸和高强瓦楞纸浆的酸性亚铵法生产工艺 |
WO2022052775A1 (zh) * | 2020-09-10 | 2022-03-17 | 大禾(上海)环保科技有限公司 | 一种秸秆联产黄腐酸的无胶无醛纤维板生产工艺 |
WO2024018148A1 (fr) * | 2022-07-18 | 2024-01-25 | Decathlon | Procédé de fabrication d'un fil élastique par extrusion filage à voie fondue |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP7343896A patent/JPH09268431A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US12037745B2 (en) | 2020-09-10 | 2024-07-16 | Dahe (Shanghai) Ecological Technology Co., Ltd. | Process for producing binderless formaldehyde-free fiberboard and coproducing fulvic acid from straw |
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