JPH0926762A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH0926762A JPH0926762A JP17609995A JP17609995A JPH0926762A JP H0926762 A JPH0926762 A JP H0926762A JP 17609995 A JP17609995 A JP 17609995A JP 17609995 A JP17609995 A JP 17609995A JP H0926762 A JPH0926762 A JP H0926762A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1系統の制御回路で異なる表示モードに対応
することが可能な技術を提供すること。 【構成】 一対の基板間に挟持された液晶層と、該液晶
層に駆動電圧を印加する複数のデータ線および走査線と
を有する液晶表示パネルと、前記データ線を駆動するデ
ータ線駆動手段と、前記走査線を駆動する走査線駆動手
段と、コンピュータ部から入力される信号に基づき、表
示制御信号および表示データを出力する表示制御手段と
を少なくとも具備する液晶表示装置であって、前記コン
ピュータ部から入力される信号から表示モードを判定す
る判定手段と、該判定手段が前記液晶表示パネルの画素
数より少ないと判断した場合には、前記データ線駆動手
段の予め定められた出力を第1の電圧値に設定する第1
の設定手段と、前記走査線駆動手段の予め定められた出
力を第2の電圧値に設定する第2の設定手段とを具備す
る。
することが可能な技術を提供すること。 【構成】 一対の基板間に挟持された液晶層と、該液晶
層に駆動電圧を印加する複数のデータ線および走査線と
を有する液晶表示パネルと、前記データ線を駆動するデ
ータ線駆動手段と、前記走査線を駆動する走査線駆動手
段と、コンピュータ部から入力される信号に基づき、表
示制御信号および表示データを出力する表示制御手段と
を少なくとも具備する液晶表示装置であって、前記コン
ピュータ部から入力される信号から表示モードを判定す
る判定手段と、該判定手段が前記液晶表示パネルの画素
数より少ないと判断した場合には、前記データ線駆動手
段の予め定められた出力を第1の電圧値に設定する第1
の設定手段と、前記走査線駆動手段の予め定められた出
力を第2の電圧値に設定する第2の設定手段とを具備す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関し、
特に、同一の制御回路で異なる表示モードの液晶表示装
置を駆動する技術に関するものである。
特に、同一の制御回路で異なる表示モードの液晶表示装
置を駆動する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置は、VGA表示方式
と呼ばれる640×480ドットの表示モードに対応す
る640×480画素が主流であった。
と呼ばれる640×480ドットの表示モードに対応す
る640×480画素が主流であった。
【0003】そのため、外部VGA表示方式の表示装置
との表示モードの違いによる問題は現われなかった。
との表示モードの違いによる問題は現われなかった。
【0004】しかしながら、今後、液晶表示装置を含め
た表示装置の表示モードの主流は、SVGA表示方式と
呼ばれる800×600ドットの高解像度の表示モード
へ移行し、1995年末には液晶表示装置の新規生産の
約30%がSVGA表示方式になると予想されている。
た表示装置の表示モードの主流は、SVGA表示方式と
呼ばれる800×600ドットの高解像度の表示モード
へ移行し、1995年末には液晶表示装置の新規生産の
約30%がSVGA表示方式になると予想されている。
【0005】その背景には、パソコンのオペレーティン
グシステム(以下、「OS」と記す。)の次期バージョ
ンの推奨解像度がSVGA表示方式になっているからで
ある。
グシステム(以下、「OS」と記す。)の次期バージョ
ンの推奨解像度がSVGA表示方式になっているからで
ある。
【0006】一方、パソコンの用途のひとつとして、図
12に示すように、パソコンに付属する液晶表示装置で
画像を表示しながら、同時にブラウン管モニタあるいは
プロジェクタで同一の画像を表示する場合がある。
12に示すように、パソコンに付属する液晶表示装置で
画像を表示しながら、同時にブラウン管モニタあるいは
プロジェクタで同一の画像を表示する場合がある。
【0007】たとえば、証券会社あるいは銀行では、そ
れぞれ二つの異なる表示装置に同一の画像を表示させる
ことにより、窓口業務部員と顧客とが向かい合わせのま
まで検討を行うという場合や、プレゼンテーションでパ
ソコンから制御するプロジェクタに表やグラフ等を表示
させ、自分はパソコンの液晶表示装置で表示内容を確認
しながらプロジェクタの表示を操作する場合等である。
れぞれ二つの異なる表示装置に同一の画像を表示させる
ことにより、窓口業務部員と顧客とが向かい合わせのま
まで検討を行うという場合や、プレゼンテーションでパ
ソコンから制御するプロジェクタに表やグラフ等を表示
させ、自分はパソコンの液晶表示装置で表示内容を確認
しながらプロジェクタの表示を操作する場合等である。
【0008】最近、前述するように複数の表示装置に同
時表示させる利用が増加しており、このため、現時点で
標準的な表示モードであるVGA表示方式(640×4
80)のモニタあるいはプロジェクタが普及しつつあ
る。
時表示させる利用が増加しており、このため、現時点で
標準的な表示モードであるVGA表示方式(640×4
80)のモニタあるいはプロジェクタが普及しつつあ
る。
【0009】前述する表示を行うために、従来の液晶表
示装置の制御回路には一般的にサイマルモードと呼ぶ、
同時に二つの異なる表示装置を駆動する機能があった。
示装置の制御回路には一般的にサイマルモードと呼ぶ、
同時に二つの異なる表示装置を駆動する機能があった。
【0010】しかしながら、前述するサイマルモードに
よる表示制御は、パソコンに付属する液晶表示装置と外
部表示装置の表示解像度が同じであれば問題ないが、例
えば、液晶表示装置がSVGA表示方式(800×60
0)のパソコンにVGA表示方式(640×480)の
外部表示装置を接続し、パソコンから外部表示装置の表
示モードであるVGA表示方式で表示させた場合、パソ
コンのSVGA表示方式の液晶表示装置は図13に示す
ような表示となり、正常な表示を行うことができなかっ
た。
よる表示制御は、パソコンに付属する液晶表示装置と外
部表示装置の表示解像度が同じであれば問題ないが、例
えば、液晶表示装置がSVGA表示方式(800×60
0)のパソコンにVGA表示方式(640×480)の
外部表示装置を接続し、パソコンから外部表示装置の表
示モードであるVGA表示方式で表示させた場合、パソ
コンのSVGA表示方式の液晶表示装置は図13に示す
ような表示となり、正常な表示を行うことができなかっ
た。
【0011】VGA表示方式の液晶表示装置を搭載した
パソコンにVGA表示方式の外部表示装置を接続し、V
GA表示方式で表示をさせようとした場合、VGA表示
方式では走査クロック数は240(走査線数は480本
であるが2画面分割駆動のため、半分の240本とな
る。)、1走査期間の表示データ数は640画素分であ
り、対するSVGA表示方式の走査クロック数は30
0、1走査期間の表示データ数は800画素分となる。
パソコンにVGA表示方式の外部表示装置を接続し、V
GA表示方式で表示をさせようとした場合、VGA表示
方式では走査クロック数は240(走査線数は480本
であるが2画面分割駆動のため、半分の240本とな
る。)、1走査期間の表示データ数は640画素分であ
り、対するSVGA表示方式の走査クロック数は30
0、1走査期間の表示データ数は800画素分となる。
【0012】このため、SVGA表示方式の液晶表示装
置にVGA表示方式の液晶表示装置を駆動するための信
号を入力した場合、SVGA表示方式の横方向の画素数
800に対して、VGA表示方式の画素数である640
画素分のデータしか入力されないので、SVGA表示方
式の液晶表示装置には不足する160画素分の幅で画面
右側に縦の表示不定領域が現れることになる。
置にVGA表示方式の液晶表示装置を駆動するための信
号を入力した場合、SVGA表示方式の横方向の画素数
800に対して、VGA表示方式の画素数である640
画素分のデータしか入力されないので、SVGA表示方
式の液晶表示装置には不足する160画素分の幅で画面
右側に縦の表示不定領域が現れることになる。
【0013】さらには、SVGA表示方式の縦方向の画
素数(走査線数)300に対して、VGA表示方式の2
40画素分のデータしか入力されないので、不足する画
素数(走査線数)分の幅で繰り返しのデータが表示さ
れ、この場合、2画面分割駆動による下側の画面も同様
な画像となる。
素数(走査線数)300に対して、VGA表示方式の2
40画素分のデータしか入力されないので、不足する画
素数(走査線数)分の幅で繰り返しのデータが表示さ
れ、この場合、2画面分割駆動による下側の画面も同様
な画像となる。
【0014】しかしながら、液晶表示装置の場合、表示
画素数と表示データが1対1に対応していないと正常な
表示を行うことができないので、ブラウン管モニタで一
般的に行われている駆動周波数を表示モードによって変
化させる、いわゆる、マルチスキャン機能をそのままで
は実現することができない。
画素数と表示データが1対1に対応していないと正常な
表示を行うことができないので、ブラウン管モニタで一
般的に行われている駆動周波数を表示モードによって変
化させる、いわゆる、マルチスキャン機能をそのままで
は実現することができない。
【0015】このため、VGA表示方式とSVGA表示
方式とに対応した独立の制御回路を2系統持ち、入力信
号によって制御回路を切り替え、駆動回路に表示モード
に対応した信号を印加していた。
方式とに対応した独立の制御回路を2系統持ち、入力信
号によって制御回路を切り替え、駆動回路に表示モード
に対応した信号を印加していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0017】従来の液晶表示装置では、VGA表示方式
による表示モードとSVGA表示方式による表示モード
とに対応した独立の制御回路を2系統持つことになるの
で、制御回路規模の増大に伴い消費電力が増大してしま
うと共に、制御回路の占める面積が増大し液晶表示装置
の額縁部分の面積を増大させると言う問題があった。
による表示モードとSVGA表示方式による表示モード
とに対応した独立の制御回路を2系統持つことになるの
で、制御回路規模の増大に伴い消費電力が増大してしま
うと共に、制御回路の占める面積が増大し液晶表示装置
の額縁部分の面積を増大させると言う問題があった。
【0018】また、前述するようなVGA表示方式の外
部表示装置を使用しない場合には、VGA表示方式によ
る表示モードのための制御回路が使用されることはな
く、無駄なものとなってしまうと言う問題があった。
部表示装置を使用しない場合には、VGA表示方式によ
る表示モードのための制御回路が使用されることはな
く、無駄なものとなってしまうと言う問題があった。
【0019】本発明の目的は、1系統の制御回路で異な
る表示モードに対応することが可能な技術を提供するこ
とにある。
る表示モードに対応することが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0020】本発明の他の目的は、液晶表示パネルに劣
化やいわゆる焼き付き等を発生させることなく、1系統
の制御回路で異なる表示モードに対応することが可能な
技術を提供することにある。
化やいわゆる焼き付き等を発生させることなく、1系統
の制御回路で異なる表示モードに対応することが可能な
技術を提供することにある。
【0021】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0022】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0023】(1)少なくとも一方が透明基板からなる
一対の基板間に挟持された液晶層と、該液晶層に駆動電
圧を印加する複数のデータ線および走査線とを有する液
晶表示パネルと、前記データ線にデータ線駆動信号電圧
を出力するデータ線駆動手段と、前記走査線に走査線駆
動信号電圧を出力する走査線駆動手段と、コンピュータ
部から入力される信号に基づき、前記各回路を制御する
表示制御信号および表示データを出力する表示制御手段
とを少なくとも具備する液晶表示装置であって、前記コ
ンピュータ部から入力される信号から表示モードを判定
する判定手段と、該判定手段が前記液晶表示パネルの画
素数より少ないと判断した場合に、前記データ線駆動手
段の予め定められた出力を第1の電圧値に設定する第1
の設定手段と、前記走査線駆動手段の予め定められた出
力を第2の電圧値に設定する第2の設定手段とを具備す
ることを特徴とする。
一対の基板間に挟持された液晶層と、該液晶層に駆動電
圧を印加する複数のデータ線および走査線とを有する液
晶表示パネルと、前記データ線にデータ線駆動信号電圧
を出力するデータ線駆動手段と、前記走査線に走査線駆
動信号電圧を出力する走査線駆動手段と、コンピュータ
部から入力される信号に基づき、前記各回路を制御する
表示制御信号および表示データを出力する表示制御手段
とを少なくとも具備する液晶表示装置であって、前記コ
ンピュータ部から入力される信号から表示モードを判定
する判定手段と、該判定手段が前記液晶表示パネルの画
素数より少ないと判断した場合に、前記データ線駆動手
段の予め定められた出力を第1の電圧値に設定する第1
の設定手段と、前記走査線駆動手段の予め定められた出
力を第2の電圧値に設定する第2の設定手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0024】(2)前記(1)の手段において、前記液
晶表示パネルは単純マトリックス型液晶表示パネルから
なり、前記第1の電圧値は前記データ線駆動信号電圧の
中間電位であり、前記第2の電圧値は前記走査線の非選
択信号電圧であることを特徴とする。
晶表示パネルは単純マトリックス型液晶表示パネルから
なり、前記第1の電圧値は前記データ線駆動信号電圧の
中間電位であり、前記第2の電圧値は前記走査線の非選
択信号電圧であることを特徴とする。
【0025】(3)前記(2)の手段において、前記非
選択信号電圧として、常時一定の駆動電位を印加し、前
記常時一定の駆動電位を、データ線駆動信号電圧の中間
電位と同じ電位にすることを特徴とする。
選択信号電圧として、常時一定の駆動電位を印加し、前
記常時一定の駆動電位を、データ線駆動信号電圧の中間
電位と同じ電位にすることを特徴とする。
【0026】
【作用】前述した(1)の手段によれば、たとえば、表
示モードがSVGA表示方式に対応する800×600
画素の単純マトリックス液晶表示装置に640×480
ドットのVGA表示方式の表示データの信号が入力され
ると、まず、判定手段が表示制御信号から入力された信
号の表示モードを判断する。
示モードがSVGA表示方式に対応する800×600
画素の単純マトリックス液晶表示装置に640×480
ドットのVGA表示方式の表示データの信号が入力され
ると、まず、判定手段が表示制御信号から入力された信
号の表示モードを判断する。
【0027】表示モードがVGA表示方式の表示データ
であることが判明すると、判定手段は予め定められたS
VGA表示方式とVGA表示方式とで使用する画素数の
差である表示に寄与しないデータ線駆動手段のデータ線
駆動出力数480本(800−640=160画素=4
80副画素)分を所定の電圧値に固定する第1の設定手
段と、走査線駆動手段の走査線駆動出力数120本(6
00−480=120ライン)を所定の電圧値に固定す
る第2の設定手段とに指示し、出力を所定の値に固定さ
せる。
であることが判明すると、判定手段は予め定められたS
VGA表示方式とVGA表示方式とで使用する画素数の
差である表示に寄与しないデータ線駆動手段のデータ線
駆動出力数480本(800−640=160画素=4
80副画素)分を所定の電圧値に固定する第1の設定手
段と、走査線駆動手段の走査線駆動出力数120本(6
00−480=120ライン)を所定の電圧値に固定す
る第2の設定手段とに指示し、出力を所定の値に固定さ
せる。
【0028】ここで、データ線駆動手段が表示制御手段
から転送された表示データに基づくデータ線駆動信号電
圧を残りの出力である1920本(640×3=192
0副画素)から出力し、一方、走査線駆動手段も残りの
出力である480ラインから走査線駆動信号電圧を出力
することにより、表示データのドット数と液晶表示装置
の画素数とを一致させることができるので、SVGA表
示方式に対応する液晶表示装置に表示モードが異なるV
GA表示方式の表示データを表示できる。
から転送された表示データに基づくデータ線駆動信号電
圧を残りの出力である1920本(640×3=192
0副画素)から出力し、一方、走査線駆動手段も残りの
出力である480ラインから走査線駆動信号電圧を出力
することにより、表示データのドット数と液晶表示装置
の画素数とを一致させることができるので、SVGA表
示方式に対応する液晶表示装置に表示モードが異なるV
GA表示方式の表示データを表示できる。
【0029】さらには、判定手段はわずか1000ゲー
ト以下の回路で構成できるので、表示制御手段の面積が
大きくなることによる額縁部分の面積の大幅な増大を防
ぐことができる。
ト以下の回路で構成できるので、表示制御手段の面積が
大きくなることによる額縁部分の面積の大幅な増大を防
ぐことができる。
【0030】前述した(2)(3)の手段によれば、第
1の電圧値を単純マトリックス型液晶表示パネルのデー
タ線駆動信号電圧の中間電位に、第2の電圧値を走査線
の非選択信号電圧にそれぞれ設定し、あるいは、第1の
電圧値を単純マトリックス型液晶表示パネルのデータ線
駆動信号電圧の中間電位に、第2の電圧値をデータ線駆
動信号電圧の中間電位と同じ電位であり、かつ、常時一
定の駆動電位からなる走査線の前記非選択信号電圧にそ
れぞれ設定したので、前記第1の電圧値あるいは前記第
2の電圧値が印加される非表示領域となる部分の画素に
印加される電圧の平均値を0Vにでき、液晶に直流電圧
を印加することによる液晶の劣化あるいは焼き付きと呼
ばれる液晶の残像現象が発生するのを防止できる。
1の電圧値を単純マトリックス型液晶表示パネルのデー
タ線駆動信号電圧の中間電位に、第2の電圧値を走査線
の非選択信号電圧にそれぞれ設定し、あるいは、第1の
電圧値を単純マトリックス型液晶表示パネルのデータ線
駆動信号電圧の中間電位に、第2の電圧値をデータ線駆
動信号電圧の中間電位と同じ電位であり、かつ、常時一
定の駆動電位からなる走査線の前記非選択信号電圧にそ
れぞれ設定したので、前記第1の電圧値あるいは前記第
2の電圧値が印加される非表示領域となる部分の画素に
印加される電圧の平均値を0Vにでき、液晶に直流電圧
を印加することによる液晶の劣化あるいは焼き付きと呼
ばれる液晶の残像現象が発生するのを防止できる。
【0031】このとき、前記第一の設定手段が設定した
電圧値を前記液晶表示装置のオフ電圧以下の実効電圧に
設定することにより、たとえば、前記単純マトリックス
型液晶表示パネルにノーマリブラックの液晶表示パネル
を用いた場合には非表示領域を「黒色」に、ノーマリオ
ープンの液晶表示パネルを用いた場合には非表示領域を
「白色」にすることができる。
電圧値を前記液晶表示装置のオフ電圧以下の実効電圧に
設定することにより、たとえば、前記単純マトリックス
型液晶表示パネルにノーマリブラックの液晶表示パネル
を用いた場合には非表示領域を「黒色」に、ノーマリオ
ープンの液晶表示パネルを用いた場合には非表示領域を
「白色」にすることができる。
【0032】
【実施例】以下、カラー単純マトリックス型液晶表示装
置に本発明を適用した、実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
置に本発明を適用した、実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0033】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0034】図1は、本発明の一実施例である液晶表示
装置の全体の概略構成を示すブロック図であり、図2は
液晶表示装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の全体の概略構成を示すブロック図であり、図2は
液晶表示装置の概略構成を示すブロック図である。
【0035】図1および図2において、CPUはコンピ
ュータ部(情報処理装置)、101は制御回路(表示制
御手段)、102は切り換え回路(判定手段)、LCD
は液晶表示パネル、IC−U1〜10およびIC−L1
〜10はデータ線駆動回路(データ線駆動手段)、IC
−C1〜5は走査線駆動回路(走査線駆動手段)であ
り、中央処理装置CPUは本実施例の液晶表示装置にブ
ラウン管モニタを駆動するための信号形式である制御信
号および表示データを送出する。
ュータ部(情報処理装置)、101は制御回路(表示制
御手段)、102は切り換え回路(判定手段)、LCD
は液晶表示パネル、IC−U1〜10およびIC−L1
〜10はデータ線駆動回路(データ線駆動手段)、IC
−C1〜5は走査線駆動回路(走査線駆動手段)であ
り、中央処理装置CPUは本実施例の液晶表示装置にブ
ラウン管モニタを駆動するための信号形式である制御信
号および表示データを送出する。
【0036】制御回路101は、ブラウン管モニタを駆
動するための信号形式の表示信号から液晶パネルLCD
を駆動するための信号を生成する。
動するための信号形式の表示信号から液晶パネルLCD
を駆動するための信号を生成する。
【0037】液晶表示パネルLCDは液晶層を介して互
いに対向配置されたガラス基板を備え、一方のガラス基
板の液晶側の面にY方向に延在しかつX方向に並設され
る800本のデータ線と、他方のガラス基板の液晶側の
面にX方向に延在しかつY方向に並設される600本の
走査線とからなる800×600画素の単純マトリック
ス型液晶表示パネルである。
いに対向配置されたガラス基板を備え、一方のガラス基
板の液晶側の面にY方向に延在しかつX方向に並設され
る800本のデータ線と、他方のガラス基板の液晶側の
面にX方向に延在しかつY方向に並設される600本の
走査線とからなる800×600画素の単純マトリック
ス型液晶表示パネルである。
【0038】この液晶表示パネルLCDの駆動方法は、
液晶表示パネルLCDの上側半分の800×300画素
を液晶表示パネル101の上側に設けたデータ線駆動回
路IC−U1〜10で駆動し、下側半分の800×30
0画素を液晶表示パネルLCDの下側に設けたデータ線
駆動回路IC−L1〜10で駆動する2画面分割方式で
ある。
液晶表示パネルLCDの上側半分の800×300画素
を液晶表示パネル101の上側に設けたデータ線駆動回
路IC−U1〜10で駆動し、下側半分の800×30
0画素を液晶表示パネルLCDの下側に設けたデータ線
駆動回路IC−L1〜10で駆動する2画面分割方式で
ある。
【0039】切り換え回路102は、フレーム同期信号
FLM、走査クロック信号CL1、データラッチ信号C
L2、および、電源投入・遮断時の制御信号DISPo
ffを入力信号とし、表示モードが800×600画素
のいわゆるSVGA表示方式であるか640×480画
素のいわゆるVGA表示方式であるかを判断する。
FLM、走査クロック信号CL1、データラッチ信号C
L2、および、電源投入・遮断時の制御信号DISPo
ffを入力信号とし、表示モードが800×600画素
のいわゆるSVGA表示方式であるか640×480画
素のいわゆるVGA表示方式であるかを判断する。
【0040】表示モードがSVGA表示方式であった場
合は、SVGA表示方式の設定として、DIO端子およ
びDI端子からフレーム同期信号FLMを出力すると共
に、60CH端子からLow、DISPoff−V端子
からHighを出力する。さらには、EIO端子からデ
ータ線駆動回路IC−U1,IC−L1に入力されるデ
ータのラッチが完了後HighからLowとなり、次の
走査クロックCL1の立ち下がりでLowからHigh
となる信号を出力する。
合は、SVGA表示方式の設定として、DIO端子およ
びDI端子からフレーム同期信号FLMを出力すると共
に、60CH端子からLow、DISPoff−V端子
からHighを出力する。さらには、EIO端子からデ
ータ線駆動回路IC−U1,IC−L1に入力されるデ
ータのラッチが完了後HighからLowとなり、次の
走査クロックCL1の立ち下がりでLowからHigh
となる信号を出力する。
【0041】一方、表示モードがVGA表示方式であっ
た場合は、VGA表示方式の設定として、DI端子から
フレーム同期信号FLMを出力すると共に、DIO端
子、DISPoff−V端子、および、EIO端子から
Low、60CH端子からHighを出力する。
た場合は、VGA表示方式の設定として、DI端子から
フレーム同期信号FLMを出力すると共に、DIO端
子、DISPoff−V端子、および、EIO端子から
Low、60CH端子からHighを出力する。
【0042】ただし、切り換え回路102の出力である
DISPoff−V端子はデータ線駆動回路IC−U
1,10,IC−L1,10のDISPoff信号の入
力端子、EIO端子はデータ線駆動回路IC−U2,I
C−L2のEIO入力端子、DIO端子は走査線駆動回
路IC−C1のDIO入力端子、DI端子は走査線駆動
回路IC−C1,3のDI入力端子、60CH端子は走
査線駆動回路IC−C1,5の60CH入力端子にそれ
ぞれ接続される。
DISPoff−V端子はデータ線駆動回路IC−U
1,10,IC−L1,10のDISPoff信号の入
力端子、EIO端子はデータ線駆動回路IC−U2,I
C−L2のEIO入力端子、DIO端子は走査線駆動回
路IC−C1のDIO入力端子、DI端子は走査線駆動
回路IC−C1,3のDI入力端子、60CH端子は走
査線駆動回路IC−C1,5の60CH入力端子にそれ
ぞれ接続される。
【0043】データ線駆動回路IC−U1〜10,IC
−L1〜10は、電源投入・遮断時、図示しない液晶電
極に不定電圧が印加されないようにするために、DIS
PoffあるいはDISPoff−V入力をLowにし
ている間は、出力電圧が“1”の電圧V1と“0”の電
圧V0の中間の電圧VM(中間電位)に固定されるディ
スプレイオフ機能(第1の設定手段)を持っている。
−L1〜10は、電源投入・遮断時、図示しない液晶電
極に不定電圧が印加されないようにするために、DIS
PoffあるいはDISPoff−V入力をLowにし
ている間は、出力電圧が“1”の電圧V1と“0”の電
圧V0の中間の電圧VM(中間電位)に固定されるディ
スプレイオフ機能(第1の設定手段)を持っている。
【0044】データ線駆動回路IC−U1〜10,IC
−L1〜10のそれぞれの出力端子は240出力、すな
わち、赤、緑、青(RGB)の3個の副画素からなるカ
ラーの水平画素80画素分であるので、表示モードがV
GA表示方式の場合、表示に寄与しないデータ線駆動回
路IC−U1,IC−U10,IC−L1,IC−L1
0のDISPoff入力をLowにすることによって、
VGA表示方式の表示画素数である640画素を表示用
とすることができる。
−L1〜10のそれぞれの出力端子は240出力、すな
わち、赤、緑、青(RGB)の3個の副画素からなるカ
ラーの水平画素80画素分であるので、表示モードがV
GA表示方式の場合、表示に寄与しないデータ線駆動回
路IC−U1,IC−U10,IC−L1,IC−L1
0のDISPoff入力をLowにすることによって、
VGA表示方式の表示画素数である640画素を表示用
とすることができる。
【0045】データ線駆動回路IC−U2〜10とデー
タ線駆動回路IC−L2〜10とはそれぞれカスケード
接続されているので、たとえば、データ線駆動回路IC
−U2の全てのデータラッチに表示データが格納される
と、キャリー出力が次段に接続されるデータ線駆動回路
IC−U3のEIO入力に送られ、この結果、データ線
駆動回路IC−U3に表示データが格納される。
タ線駆動回路IC−L2〜10とはそれぞれカスケード
接続されているので、たとえば、データ線駆動回路IC
−U2の全てのデータラッチに表示データが格納される
と、キャリー出力が次段に接続されるデータ線駆動回路
IC−U3のEIO入力に送られ、この結果、データ線
駆動回路IC−U3に表示データが格納される。
【0046】走査線駆動回路IC−C1〜5は、120
本の出力端子を2画面分割駆動に対応するように、独立
する二つのブロック(出力端子60本づつからなるブロ
ック)に分割する機能(分割機能)を有しており、60
CH入力を制御することにより1〜60番出力までの6
0出力と61〜120番出力までの60出力が、あたか
も別の回路のように独立して動作させることができる。
本の出力端子を2画面分割駆動に対応するように、独立
する二つのブロック(出力端子60本づつからなるブロ
ック)に分割する機能(分割機能)を有しており、60
CH入力を制御することにより1〜60番出力までの6
0出力と61〜120番出力までの60出力が、あたか
も別の回路のように独立して動作させることができる。
【0047】例えば、60CH入力をLowにすると1
〜120番出力までの全ての出力が連続して1つの回路
として動作し、Highとすると前述する2つのブロッ
クに分割され、この二つのブロックがそれぞれ別の独立
した回路として動作する。
〜120番出力までの全ての出力が連続して1つの回路
として動作し、Highとすると前述する2つのブロッ
クに分割され、この二つのブロックがそれぞれ別の独立
した回路として動作する。
【0048】ただし、この場合、1〜60番出力のフレ
ーム同期信号FLMの入力端子はDIO端子のままであ
るが、61〜120番出力のフレーム同期信号FLMの
入力端子はDI端子となる。
ーム同期信号FLMの入力端子はDIO端子のままであ
るが、61〜120番出力のフレーム同期信号FLMの
入力端子はDI端子となる。
【0049】このため、液晶表示パネルLCDの上側画
面の走査線307を駆動する走査線駆動回路IC−C1
の場合、60CH入力をHighとし、DIO入力(第
2の設定手段)をLow固定、DI入力からフレーム同
期信号FLMを入力することにより、走査線駆動回路I
C−C1の上部ブロック(斜線部分)の出力(1〜60
番までの出力端子)を中間電位VMに固定させたまま
で、走査線駆動回路IC−C5の下部ブロックの出力
(61〜120番までの出力端子)から走査線選択電圧
を出力させることができる。
面の走査線307を駆動する走査線駆動回路IC−C1
の場合、60CH入力をHighとし、DIO入力(第
2の設定手段)をLow固定、DI入力からフレーム同
期信号FLMを入力することにより、走査線駆動回路I
C−C1の上部ブロック(斜線部分)の出力(1〜60
番までの出力端子)を中間電位VMに固定させたまま
で、走査線駆動回路IC−C5の下部ブロックの出力
(61〜120番までの出力端子)から走査線選択電圧
を出力させることができる。
【0050】図3は図2に示す点線で囲まれる部分を説
明するための図であり、301はデータラッチ、302
はデータ電圧選択回路、303はMOSトランジスタ、
304はシフトレジスタ、305は走査電圧選択回路、
306はデータ線、307は走査線である。
明するための図であり、301はデータラッチ、302
はデータ電圧選択回路、303はMOSトランジスタ、
304はシフトレジスタ、305は走査電圧選択回路、
306はデータ線、307は走査線である。
【0051】図3において、データラッチ301は表示
データ信号DU0〜7から入力される8ビットの表示デ
ータをラッチする8ビットラッチ回路である。
データ信号DU0〜7から入力される8ビットの表示デ
ータをラッチする8ビットラッチ回路である。
【0052】データ電圧選択回路302は、データラッ
チ301にラッチされる8ビットの表示データと交流化
信号Mとに基づき、図示しない電源回路から供給される
3つの電圧値V0,V1,VMに接続するMOSトラン
ジスタ303を「ON」「OFF」させることにより、
データ線306にデータ線駆動電圧を供給する。
チ301にラッチされる8ビットの表示データと交流化
信号Mとに基づき、図示しない電源回路から供給される
3つの電圧値V0,V1,VMに接続するMOSトラン
ジスタ303を「ON」「OFF」させることにより、
データ線306にデータ線駆動電圧を供給する。
【0053】このとき、データ線駆動回路IC−U1
は、DISPoff信号およびDISPoff−V信号
により、電圧値VMに接続されるMOSトランジスタ3
03が「ON」し、データ線306に電圧値VMを出力
する。
は、DISPoff信号およびDISPoff−V信号
により、電圧値VMに接続されるMOSトランジスタ3
03が「ON」し、データ線306に電圧値VMを出力
する。
【0054】走査電圧選択305は、シフトレジスタ3
04に格納される表示データに基づき、図示しない電源
回路から供給される3つの電圧値VH,VL,VMに接
続するMOSトランジスタ303を制御することによ
り、走査線307に非選択信号電圧VM、選択信号電圧
VHあるいは交流化信号Mで反転した選択信号電圧VL
を出力する。
04に格納される表示データに基づき、図示しない電源
回路から供給される3つの電圧値VH,VL,VMに接
続するMOSトランジスタ303を制御することによ
り、走査線307に非選択信号電圧VM、選択信号電圧
VHあるいは交流化信号Mで反転した選択信号電圧VL
を出力する。
【0055】また、図3に示すように、本実施例では表
示モードがSVGA表示方式の時は走査線307の1番
目とデータ線306のR1(1),G1(2),B1
(3)とからなる画素が表示領域の左上(原点)とな
り、表示モードがVGA表示方式の時は走査線307の
60番目とデータ線306のR81(241),G81
(242),B81(243)とからなる画素が表示領
域の左上(原点)となる。
示モードがSVGA表示方式の時は走査線307の1番
目とデータ線306のR1(1),G1(2),B1
(3)とからなる画素が表示領域の左上(原点)とな
り、表示モードがVGA表示方式の時は走査線307の
60番目とデータ線306のR81(241),G81
(242),B81(243)とからなる画素が表示領
域の左上(原点)となる。
【0056】次に、図4に切り換え回路102の動作を
示すフローチャートを示し、以下、この図に基づいて切
り換え回路102の動作を説明する。
示すフローチャートを示し、以下、この図に基づいて切
り換え回路102の動作を説明する。
【0057】まず、フレーム同期信号FLMで走査クロ
ック信号をカウントするカウンタをリセットし(ステッ
プ701)、次に、切り換え回路102に入力される走
査クロック信号CL1の数を計数する(ステップ70
2)。
ック信号をカウントするカウンタをリセットし(ステッ
プ701)、次に、切り換え回路102に入力される走
査クロック信号CL1の数を計数する(ステップ70
2)。
【0058】フレーム同期信号FLMが入力されたなら
ば、計数をストップし(ステップ703)、次に、カウ
ンタで計数された値が300以上か、否かを判定する
(ステップ704)。
ば、計数をストップし(ステップ703)、次に、カウ
ンタで計数された値が300以上か、否かを判定する
(ステップ704)。
【0059】ここで、計数値が300以上の場合には、
出力を前述するSVGA表示方式設定とし(ステップ7
05)、計数値が300未満の場合は、前述するVGA
表示方式設定とし、再び、フレーム同期信号FLMの入
力待ちとなる(ステップ701)。
出力を前述するSVGA表示方式設定とし(ステップ7
05)、計数値が300未満の場合は、前述するVGA
表示方式設定とし、再び、フレーム同期信号FLMの入
力待ちとなる(ステップ701)。
【0060】表1に表示モードがSVGA表示方式の場
合と、VGA表示方式の場合との切り換え回路102に
入力される信号と出力される信号との関係を示し、表2
に以下に示す表示領域および非表示領域の説明に使用さ
れる信号とその意味とを示す。
合と、VGA表示方式の場合との切り換え回路102に
入力される信号と出力される信号との関係を示し、表2
に以下に示す表示領域および非表示領域の説明に使用さ
れる信号とその意味とを示す。
【0061】なお、表1および表2の示す信号は図2お
よび図3の信号と同じものである。
よび図3の信号と同じものである。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】図5はVGA表示方式の表示モードの場合
の表示領域と非表示領域領域との関係を示す図であり、
図6〜9に図5に示す表示領域および非表示領域A〜C
の画素に印加される電圧波形の図を示し、以下、図5お
よび図6〜9に基づき表示領域と非表示領域について説
明する。
の表示領域と非表示領域領域との関係を示す図であり、
図6〜9に図5に示す表示領域および非表示領域A〜C
の画素に印加される電圧波形の図を示し、以下、図5お
よび図6〜9に基づき表示領域と非表示領域について説
明する。
【0065】<表示領域>図6において、VHは正極性
の走査線選択電圧レベル、VLは負極性の走査線選択電
圧レベル、VMは走査線非選択電圧レベルおよびディス
プレイオフ機能が働いたとき(DISPoff=Lo
w)に固定される出力電圧(中間電位)、V0はデータ
“0”に対応した電圧レベル、V1はデータ“1”に対
応した電圧レベルである。
の走査線選択電圧レベル、VLは負極性の走査線選択電
圧レベル、VMは走査線非選択電圧レベルおよびディス
プレイオフ機能が働いたとき(DISPoff=Lo
w)に固定される出力電圧(中間電位)、V0はデータ
“0”に対応した電圧レベル、V1はデータ“1”に対
応した電圧レベルである。
【0066】交流化の切り換えタイミングを境に中間電
位VMを中心として極性が反転する。
位VMを中心として極性が反転する。
【0067】これによって、表示領域の液晶の直流電圧
成分が平均化される。
成分が平均化される。
【0068】<領域A>図7において、走査線駆動回路
からは選択電圧が出力されないため、走査線は一定電圧
レベルVMに固定され、一方、データ線駆動回路からも
ディスプレイオフ機能でデータ線駆動電圧が出力されな
いため、データ線も電圧レベルVMに固定される。
からは選択電圧が出力されないため、走査線は一定電圧
レベルVMに固定され、一方、データ線駆動回路からも
ディスプレイオフ機能でデータ線駆動電圧が出力されな
いため、データ線も電圧レベルVMに固定される。
【0069】このため、この領域の画素に印加される0
Vrmsとなり、この電圧は液晶のオフ電圧=2.1V
rmsより低いので、黒色表示となる。
Vrmsとなり、この電圧は液晶のオフ電圧=2.1V
rmsより低いので、黒色表示となる。
【0070】<領域B>図8において、走査線駆動回路
からは選択電圧が出力されないため、走査線は一定の電
圧レベルVMに固定される。
からは選択電圧が出力されないため、走査線は一定の電
圧レベルVMに固定される。
【0071】一方、データ線にはデータ線駆動回路から
前記表示領域を駆動するための電圧V0(表示データ
“0”に対応)、および、V1(表示データ“1”に対
応)が出力されるので、この領域の画素に印加される電
圧は走査線選択電圧が寄与する実効電圧を差し引いた
1.8Vrmsとなる。
前記表示領域を駆動するための電圧V0(表示データ
“0”に対応)、および、V1(表示データ“1”に対
応)が出力されるので、この領域の画素に印加される電
圧は走査線選択電圧が寄与する実効電圧を差し引いた
1.8Vrmsとなる。
【0072】したがって、液晶のオフ電圧=2.1Vr
msより低いので黒色表示となると共に、データ線駆動
回路の出力電圧V1〜V0は中間電位VMを中間レベル
とし、かつ、交流化信号Mの周期で交互に反転する電圧
であるので、この領域の画素に印加される電圧の平均値
は0Vとなるので、液晶を劣化させることはない。
msより低いので黒色表示となると共に、データ線駆動
回路の出力電圧V1〜V0は中間電位VMを中間レベル
とし、かつ、交流化信号Mの周期で交互に反転する電圧
であるので、この領域の画素に印加される電圧の平均値
は0Vとなるので、液晶を劣化させることはない。
【0073】<領域C>図9において、走査線駆動回路
からは、表示領域を駆動するための選択電圧VHおよび
VLが出力される。
からは、表示領域を駆動するための選択電圧VHおよび
VLが出力される。
【0074】一方、データ線駆動素子からは、ディスプ
レイオフ機能で一定電圧VMが出力されるので、この領
域の画素に印加される電圧は走査線選択電圧が寄与する
実効電圧1.5Vrmsとなる。
レイオフ機能で一定電圧VMが出力されるので、この領
域の画素に印加される電圧は走査線選択電圧が寄与する
実効電圧1.5Vrmsとなる。
【0075】したがって、液晶のオフ電圧=2.1Vr
msより低いので黒色表示となると共に、走査線選択電
圧は交流化信号Mの周期でVM〜VHとVL〜VMが交
互に印加されるので、電圧の平均値は0Vとなり、液晶
を劣化させることはない。
msより低いので黒色表示となると共に、走査線選択電
圧は交流化信号Mの周期でVM〜VHとVL〜VMが交
互に印加されるので、電圧の平均値は0Vとなり、液晶
を劣化させることはない。
【0076】次に、図10に表示モードがVGA表示方
式の場合にデータ線駆動回路IC−U1〜10に入力さ
れる制御信号および表示データのタイミングチャート、
図11に表示モードがSVGA表示方式の場合にデータ
線駆動回路IC−U1〜10に入力される制御信号およ
び表示データのタイミングチャートを示し、データ線駆
動回路IC−U1〜10の動作について説明する。
式の場合にデータ線駆動回路IC−U1〜10に入力さ
れる制御信号および表示データのタイミングチャート、
図11に表示モードがSVGA表示方式の場合にデータ
線駆動回路IC−U1〜10に入力される制御信号およ
び表示データのタイミングチャートを示し、データ線駆
動回路IC−U1〜10の動作について説明する。
【0077】まず、図10に基づいて、表示モードがV
GA表示方式の場合の動作について説明すると、まず、
切り換え回路102のDISPoff−V出力は前述す
るようにLowであり、このためデータ線駆動回路IC
−U1,IC−U10の出力は中間電位VMとなる。
GA表示方式の場合の動作について説明すると、まず、
切り換え回路102のDISPoff−V出力は前述す
るようにLowであり、このためデータ線駆動回路IC
−U1,IC−U10の出力は中間電位VMとなる。
【0078】データ線駆動回路IC−U10の出力は中
間電位VMに固定されているので、説明は省略するもの
とする。
間電位VMに固定されているので、説明は省略するもの
とする。
【0079】本実施例に使用されるデータ線駆動回路I
C−U1〜10は、走査線同期信号CL1の入力でキャ
リー出力(CAR)がHighとなる。
C−U1〜10は、走査線同期信号CL1の入力でキャ
リー出力(CAR)がHighとなる。
【0080】一方、カスケード接続信号入力(EIO)
がHighの時には、データラッチ信号CL2に同期し
て上画面データ線DU0〜7に転送出力される表示デー
タをデータラッチ301に順次格納していき、カスケー
ド接続信号入力(EIO)がLowの場合にはデータラ
ッチ301に格納されるデータを保持する。
がHighの時には、データラッチ信号CL2に同期し
て上画面データ線DU0〜7に転送出力される表示デー
タをデータラッチ301に順次格納していき、カスケー
ド接続信号入力(EIO)がLowの場合にはデータラ
ッチ301に格納されるデータを保持する。
【0081】このため、図2に示すように前段の駆動回
路のキャリー出力CARをカスケード接続信号入力EI
Oに順次接続することにより、順番に表示データを格納
することができる。
路のキャリー出力CARをカスケード接続信号入力EI
Oに順次接続することにより、順番に表示データを格納
することができる。
【0082】このため、走査線同期信号CL1が入力さ
れると、データ線駆動回路IC−U2〜9のキャリー出
力はHighとなる(T1)。
れると、データ線駆動回路IC−U2〜9のキャリー出
力はHighとなる(T1)。
【0083】さらには、VGA表示方式の時のEIO出
力はLowとなるので、データ線駆動回路IC−U2が
データラッチ信号CL2の1〜30で上画面データ線D
U0〜7に転送出力される表示データをラッチする(T
2〜T3)。
力はLowとなるので、データ線駆動回路IC−U2が
データラッチ信号CL2の1〜30で上画面データ線D
U0〜7に転送出力される表示データをラッチする(T
2〜T3)。
【0084】このとき、本実施例の液晶表示装置では8
ビットづつ表示データを転送するので、データラッチ信
号CL2が30パルスで30×8=240副画素分の表
示データを転送することができる。
ビットづつ表示データを転送するので、データラッチ信
号CL2が30パルスで30×8=240副画素分の表
示データを転送することができる。
【0085】データラッチ信号CL2の30パルス目で
データ線駆動回路IC−U2の全てのデータラッチ30
1に表示データがラッチされると、キャリー出力はHi
ghからLowとなるので、次段のデータ線駆動回路I
C−U3がラッチ動作可能となり、連続して転送される
表示データをラッチする(T3〜T4)。
データ線駆動回路IC−U2の全てのデータラッチ30
1に表示データがラッチされると、キャリー出力はHi
ghからLowとなるので、次段のデータ線駆動回路I
C−U3がラッチ動作可能となり、連続して転送される
表示データをラッチする(T3〜T4)。
【0086】以下同様にして、データ線駆動回路IC−
U9がデータラッチ信号CL2の240パルス目で表示
データのラッチを完了すると、キャリーがHighから
Lowとなり、データ線駆動回路IC−U10が表示デ
ータのラッチ可能となる(T4〜T5)。
U9がデータラッチ信号CL2の240パルス目で表示
データのラッチを完了すると、キャリーがHighから
Lowとなり、データ線駆動回路IC−U10が表示デ
ータのラッチ可能となる(T4〜T5)。
【0087】しかしながら、データラッチ信号CL2は
出力されないので、ラッチに格納される値は不定値とな
るが、切り換え回路102のDISPoff−V出力に
より、データ線駆動出力は中間電位VMに固定されてい
るので、ラッチされている値に関係なく、出力が確定す
る(T5〜T6)。
出力されないので、ラッチに格納される値は不定値とな
るが、切り換え回路102のDISPoff−V出力に
より、データ線駆動出力は中間電位VMに固定されてい
るので、ラッチされている値に関係なく、出力が確定す
る(T5〜T6)。
【0088】次に、図11に基づいて表示モードがSV
GA表示方式の時の動作について説明すると、走査線同
期信号CL1が入力されると、データ線駆動回路IC−
U1〜9のキャリー出力はHighとなる(T1)。
GA表示方式の時の動作について説明すると、走査線同
期信号CL1が入力されると、データ線駆動回路IC−
U1〜9のキャリー出力はHighとなる(T1)。
【0089】このとき、データ線駆動回路IC−U1の
EIO入力は図3から明らかなようにGND(Low)
に固定されているので、データラッチ信号CL2の1〜
30でデータ線駆動回路IC−U1に表示データがラッ
チされる(T2〜T4)。
EIO入力は図3から明らかなようにGND(Low)
に固定されているので、データラッチ信号CL2の1〜
30でデータ線駆動回路IC−U1に表示データがラッ
チされる(T2〜T4)。
【0090】次のT4〜T5では、データ線駆動回路I
C−U2のEIO入力には、T1でHighとなり、T
3でLowとなる信号(データ線駆動回路IC−U1の
キャリー出力に相当する信号)が切り換え回路102か
ら供給されるので、データラッチ信号CL2の31〜6
0パルスで表示データがラッチされ、データラッチ信号
CL2の60パルス目でデータ線駆動回路IC−U2の
全てのラッチ301に表示データがラッチされると、キ
ャリー出力はHighからLowとなる。
C−U2のEIO入力には、T1でHighとなり、T
3でLowとなる信号(データ線駆動回路IC−U1の
キャリー出力に相当する信号)が切り換え回路102か
ら供給されるので、データラッチ信号CL2の31〜6
0パルスで表示データがラッチされ、データラッチ信号
CL2の60パルス目でデータ線駆動回路IC−U2の
全てのラッチ301に表示データがラッチされると、キ
ャリー出力はHighからLowとなる。
【0091】以下、順番に表示データがラッチされ、T
6で液晶表示パネルの横方向の1ライン分全ての画素
(800×3=2400副画素)に対応する表示データ
がデータ線駆動回路IC−U1〜10のデータラッチ3
01にラッチされSVGA表示方式が実現される。
6で液晶表示パネルの横方向の1ライン分全ての画素
(800×3=2400副画素)に対応する表示データ
がデータ線駆動回路IC−U1〜10のデータラッチ3
01にラッチされSVGA表示方式が実現される。
【0092】以上説明したように、表示モードがSVG
A表示方式に対応する800×600画素の単純マトリ
ックス液晶表示パネルでVGA表示方式(640×48
0ドット)の表示データを表示させる場合、SVGA表
示方式とVGA表示方式とで使用する画素数の差、すな
わち、横方向ではデータ線駆動回路IC−U1〜10,
IC−L1〜10のデータ線駆動出力数480本(80
0−640=160画素=480副画素)分、縦方向で
は走査線駆動回路IC−C1〜5の走査線駆動出力数1
20本(600−480=120ライン)を中間電位V
Mに固定し、コンピュータ部から入力される表示データ
は出力を中間電位VMに固定していない横方向の出力数
640×3=1920副画素分のデータ線駆動回路と、
縦方向の出力数240×2=480ライン分の走査線駆
動回路とにVGA表示方式の表示データを転送し表示さ
せることにより、異なる表示モードのドット数と液晶表
示パネルの画素数を一致させることができるので、SV
GA表示方式用の表示データを変換するための制御回路
とVGA表示方式用の表示データを変換するための制御
回路との2系統の制御回路を用いることなく、表示モー
ドの切り替えを行うことができる。
A表示方式に対応する800×600画素の単純マトリ
ックス液晶表示パネルでVGA表示方式(640×48
0ドット)の表示データを表示させる場合、SVGA表
示方式とVGA表示方式とで使用する画素数の差、すな
わち、横方向ではデータ線駆動回路IC−U1〜10,
IC−L1〜10のデータ線駆動出力数480本(80
0−640=160画素=480副画素)分、縦方向で
は走査線駆動回路IC−C1〜5の走査線駆動出力数1
20本(600−480=120ライン)を中間電位V
Mに固定し、コンピュータ部から入力される表示データ
は出力を中間電位VMに固定していない横方向の出力数
640×3=1920副画素分のデータ線駆動回路と、
縦方向の出力数240×2=480ライン分の走査線駆
動回路とにVGA表示方式の表示データを転送し表示さ
せることにより、異なる表示モードのドット数と液晶表
示パネルの画素数を一致させることができるので、SV
GA表示方式用の表示データを変換するための制御回路
とVGA表示方式用の表示データを変換するための制御
回路との2系統の制御回路を用いることなく、表示モー
ドの切り替えを行うことができる。
【0093】また、切り換え回路102は、わずか10
00ゲート以下の回路で構成できるので、この回路を搭
載する基板の面積を大きく増大させることによる、液晶
表示装置の額縁部分の面積の大幅な増大を防ぐことがで
きる。
00ゲート以下の回路で構成できるので、この回路を搭
載する基板の面積を大きく増大させることによる、液晶
表示装置の額縁部分の面積の大幅な増大を防ぐことがで
きる。
【0094】このとき、出力電圧を中間電位VMに個定
する駆動回路の数を液晶表示パネルの上下および左右で
同数とすることにより、表示モードをVGA表示方式に
切り替えたときに中央部分を表示領域とすることができ
る。
する駆動回路の数を液晶表示パネルの上下および左右で
同数とすることにより、表示モードをVGA表示方式に
切り替えたときに中央部分を表示領域とすることができ
る。
【0095】さらには、本実施例に示すように、所定の
入力端子により出力電圧を中間電位VMに固定できる従
来使用されているデータ線駆動回路および走査線駆動回
路を使用できるので、液晶表示装置の開発期間を短縮す
ることができる。
入力端子により出力電圧を中間電位VMに固定できる従
来使用されているデータ線駆動回路および走査線駆動回
路を使用できるので、液晶表示装置の開発期間を短縮す
ることができる。
【0096】なお、前記実施例では、本発明をカラー単
純マトリックス型液晶表示装置に適用した場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、アクティブ・
マトリックス方式の液晶表示装置に適用可能であること
はいうまでもない。
純マトリックス型液晶表示装置に適用した場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、アクティブ・
マトリックス方式の液晶表示装置に適用可能であること
はいうまでもない。
【0097】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0098】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0099】(1)コンピュータ部から入力される信号
の表示モード判定手段が判断し、表示に必要のない非表
示領域の画素には所定の電圧を印加しておき、入力され
る信号の表示モードに対応する画素数のみを表示領域と
して使用することにより、異なる表示モードのドット数
と液晶表示パネルの画素数を一致させることができるの
で、1系統の制御回路で異なる表示モードに対応するこ
とができる。
の表示モード判定手段が判断し、表示に必要のない非表
示領域の画素には所定の電圧を印加しておき、入力され
る信号の表示モードに対応する画素数のみを表示領域と
して使用することにより、異なる表示モードのドット数
と液晶表示パネルの画素数を一致させることができるの
で、1系統の制御回路で異なる表示モードに対応するこ
とができる。
【0100】(2)非表示領域となる画素のデータ線駆
動手段の電圧値はデータ線駆動電圧の中間電位、走査線
駆動手段の電圧値は非選択信号電圧とすることにより、
画素に印加される電圧の平均値が0Vとなるので、液晶
表示パネルに劣化やいわゆる焼き付き等を発生させるこ
となく、1系統の制御回路で異なる表示モードに対応す
ることができる。
動手段の電圧値はデータ線駆動電圧の中間電位、走査線
駆動手段の電圧値は非選択信号電圧とすることにより、
画素に印加される電圧の平均値が0Vとなるので、液晶
表示パネルに劣化やいわゆる焼き付き等を発生させるこ
となく、1系統の制御回路で異なる表示モードに対応す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例である液晶表示装置の全体の
概略構成を示すブロック図である。
概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の液晶表示装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図2に示す点線部分を説明するための図であ
る。
る。
【図4】切り換え回路の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】VGA表示方式の表示モードの場合の表示領域
と非表示領域領域との関係を示す図である。
と非表示領域領域との関係を示す図である。
【図6】表示領域の画素に印加される電圧波形を示す図
である。
である。
【図7】非表示領域Aの画素に印加される電圧波形を示
す図である。
す図である。
【図8】非表示領域Bの画素に印加される電圧波形を示
す図である。
す図である。
【図9】非表示領域Cの画素に印加される電圧波形を示
す図である。
す図である。
【図10】表示モードがVGA表示方式の場合にデータ
線駆動回路に入力される制御信号および表示データのタ
イミングチャートを示す図である。
線駆動回路に入力される制御信号および表示データのタ
イミングチャートを示す図である。
【図11】表示モードがSVGA表示方式の場合にデー
タ線駆動回路に入力される制御信号および表示データの
タイミングチャートを示す図である。
タ線駆動回路に入力される制御信号および表示データの
タイミングチャートを示す図である。
【図12】パソコンの用途のひとつである、パソコンに
付属する液晶表示装置で表示しながら、同時にブラウン
管モニタあるいはプロジェクタで同一の表示を行う場合
を示す図である。
付属する液晶表示装置で表示しながら、同時にブラウン
管モニタあるいはプロジェクタで同一の表示を行う場合
を示す図である。
【図13】表示モードがSVGA表示方式(800×6
00)の従来の液晶表示装置に、表示モードがVGA表
示方式(640×480)の外部表示装置を接続し、外
部表示装置の表示モードであるVGA表示方式で表示さ
せた場合、SVGA表示方式の従来の液晶表示装置に表
示される表示画像を示す図である。
00)の従来の液晶表示装置に、表示モードがVGA表
示方式(640×480)の外部表示装置を接続し、外
部表示装置の表示モードであるVGA表示方式で表示さ
せた場合、SVGA表示方式の従来の液晶表示装置に表
示される表示画像を示す図である。
CPU…コンピュータ部(情報処理装置)、LCD…液
晶表示パネル、101…制御回路、102…切り換え回
路、IC−U1〜10,IC−L1〜10…データ線駆
動回路)、IC−C1〜5…走査線駆動回路(走査線駆
動手段)、301…データラッチ、302…データ電圧
選択回路、303…MOSトランジスタ、304…シフ
トレジスタ、305…走査電圧選択回路、306…デー
タ線、307…走査線。
晶表示パネル、101…制御回路、102…切り換え回
路、IC−U1〜10,IC−L1〜10…データ線駆
動回路)、IC−C1〜5…走査線駆動回路(走査線駆
動手段)、301…データラッチ、302…データ電圧
選択回路、303…MOSトランジスタ、304…シフ
トレジスタ、305…走査電圧選択回路、306…デー
タ線、307…走査線。
フロントページの続き (72)発明者 松戸 利充 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一方が透明基板からなる一対
の基板間に挟持された液晶層と、該液晶層に駆動電圧を
印加する複数のデータ線および走査線とを有する液晶表
示パネルと、前記データ線にデータ線駆動信号電圧を出
力するデータ線駆動手段と、前記走査線に走査線駆動信
号電圧を出力する走査線駆動手段と、コンピュータ部か
ら入力される信号に基づき、前記各回路を制御する表示
制御信号および表示データを出力する表示制御手段とを
少なくとも具備する液晶表示装置であって、前記コンピ
ュータ部から入力される信号から表示モードを判定する
判定手段と、該判定手段が前記液晶表示パネルの画素数
より少ないと判断した場合に、前記データ線駆動手段の
予め定められた出力を第1の電圧値に設定する第1の設
定手段と、前記走査線駆動手段の予め定められた出力を
第2の電圧値に設定する第2の設定手段とを具備するこ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記液晶表示パネルは単純マトリックス
型液晶表示パネルからなり、前記第1の電圧値は前記デ
ータ線駆動信号電圧の中間電位であり、前記第2の電圧
値は前記走査線の非選択信号電圧であることを特徴とす
る請求項1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記非選択信号電圧として、常時一定の
駆動電位を印加し、前記常時一定の駆動電位を、データ
線駆動信号電圧の中間電位と同じ電位にすることを特徴
とする請求項2に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17609995A JPH0926762A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17609995A JPH0926762A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926762A true JPH0926762A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16007686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17609995A Pending JPH0926762A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926762A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6900788B2 (en) | 1998-02-09 | 2005-05-31 | Seiko Epson Corporation | Electrooptical apparatus and driving method therefor, liquid crystal display apparatus and driving method therefor, electrooptical apparatus and driving circuit therefor, and electronic equipment |
KR101230306B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2013-02-06 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치의 구동 장치 및 이를 포함하는 표시 장치 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17609995A patent/JPH0926762A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6900788B2 (en) | 1998-02-09 | 2005-05-31 | Seiko Epson Corporation | Electrooptical apparatus and driving method therefor, liquid crystal display apparatus and driving method therefor, electrooptical apparatus and driving circuit therefor, and electronic equipment |
KR101230306B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2013-02-06 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치의 구동 장치 및 이를 포함하는 표시 장치 |
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