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JPH092531A - プラスチック製簡易流体収容袋体 - Google Patents

プラスチック製簡易流体収容袋体

Info

Publication number
JPH092531A
JPH092531A JP7157451A JP15745195A JPH092531A JP H092531 A JPH092531 A JP H092531A JP 7157451 A JP7157451 A JP 7157451A JP 15745195 A JP15745195 A JP 15745195A JP H092531 A JPH092531 A JP H092531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated film
fluid
inner laminated
film
film body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7157451A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Matsubara
護 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
G F GIJUTSU KAIHATSU KK
Original Assignee
G F GIJUTSU KAIHATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by G F GIJUTSU KAIHATSU KK filed Critical G F GIJUTSU KAIHATSU KK
Priority to JP7157451A priority Critical patent/JPH092531A/ja
Publication of JPH092531A publication Critical patent/JPH092531A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製造簡単で低コストであり、一度の空気等の
流体注入操作によって連続した多数個の袋体を一度に膨
らまして長大な緩衝材等を作成するに適したプラスチッ
ク製簡易流体収容袋体を提供する。 【構成】 上部フィルム3と下部フィルム4とからなる
2枚の帯状可撓性フィルムをその長手方向両側縁部にお
いて一体的に接着して内部積層フィルム体2を形成する
とともに上部フィルム及び/または下部フィルムに所定
の間隔を置いて小開口部6を設ける。更に内部積層フィ
ルム体を内包する外部袋体1を設け、外部袋体は内部積
層フィルム体の長手方向に所定の間隔を置いた位置にお
いて内部積層フィルム体と気密に接着されて複数個形成
され、内部積層フィルム体の一端縁部7は外部袋体から
外部に開口させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内部に空気を詰めて緩衝
材や浮子にしたりまたは水を詰めて蓄冷材や非常用の吸
水袋として使用できるプラスチック製簡易流体収容袋体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のタイプのプラスチック製簡易流体
収容袋体としては内部に空気を吹き込んで緩衝材とする
ものが例えば特開平4−44971号公報または米国特
許第4,674,532号明細書に示されているように
公知となっている。
【0003】これら公知の緩衝材は、従来一般的に採用
されていたスチレン樹脂等の発泡樹脂からなるものに比
べて作成が容易で廃棄時に嵩張らないものとすることが
できるので最近注目を集めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
緩衝材は従来一般的な包装機を用いて製造するもの、即
ち、包装体を密閉する前に内部に空気を送り込んで空気
袋を連続的に作成するもので、この空気袋の作成に当た
っては包装機が必要とされて簡便さに欠けるだけでな
く、使用後にはこの空気袋を切り裂く等して内部の空気
を除去する必要があり廃棄に手間がかかるだけでなく再
使用ができないと言った問題がある。
【0005】また後者の緩衝材では特殊構造の逆止弁が
必要とされている。この逆止弁は上下2枚のプラスチッ
クフィルムの下流側間にく字状に2つ折りにしたプラス
チック弁シートを配設し、夫々の両側部をシールすると
ともに弁シートのほぼ中央から下流側に向けた部分を上
下2枚のプラスチックフィルムと一体的に熱シールする
構造となっており、この逆止弁を袋体内に挿入配置する
とともにその挿入部を密閉し、使用に当たっては逆止弁
の外端部から空気を吹き込んで袋体を膨らますのであ
る。
【0006】しかしながら、連続したプラスチックフィ
ルムを供給しながらこの緩衝材を自動的に製造すること
はできず、製造コストの高いものとなっていた。また、
この緩衝材は独立した一個の袋体からなっているので、
緩衝材として使用するには多数個の袋体にいちいち空気
を吹き込みながら作成する必要があり、使用上不便であ
った。
【0007】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は製造簡単で低コストであり、一
度の空気等の流体注入操作によって連続した多数個の袋
体を一度に膨らまして長大な緩衝材等を作成するに適し
たプラスチック製簡易流体収容袋体を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプラスチック製簡易流体収容袋体では、上
部フィルムと下部フィルムとからなる2枚の帯状可撓性
フィルムをその長手方向縁部において一体的に接着して
内部積層フィルム体を形成するとともに該上部フィルム
及び/または下部フィルムに所定の間隔を置いて小開口
部を設け、更に該内部積層フィルム体を内包する外部袋
体を設け、該外部袋体は該内部積層フィルム体の長手方
向に所定の間隔を置いた位置において該内部積層フィル
ム体と気密に接着されて複数個形成され、該内部積層フ
ィルム体の一端縁部は該外部袋体から外部に開口してお
り、該一端部から流体を圧入することにより該内部積層
フィルムから該小開口部を通って該流体が該外部袋体内
に注入され、この注入後には該流体の圧力によって該積
層フィルム体の該上部フィルムと該下部フィルムとが密
着して該小開口部を閉じて該流体の外部への流失を阻止
するようになるのである。
【0009】また、好ましくは、前記内部積層フィルム
体を構成する前記上部及び下部フィルムの長手方向縁部
を接着するに際し該縁部の一部を非接着部とし他の部分
を接着し、該非接着部を前記小開口部とすることであ
る。
【0010】また、更に好ましくは、前記内部積層フィ
ルム体を一体的に連続形成し、前記外部袋体を所定の間
隔を置いて該内部積層フィルム体を内包するように多数
個分離形成し、各外部袋体間の該内部積層フィルム体を
切断して該外部袋体を複数組みに分離可能とすることで
ある。
【0011】
【作用】上記のように、本発明では外部に開口した内部
積層フィルム体の一端部から空気等の流体を送り込む
と、上部フィルムと下部フィルムとからなる内部積層フ
ィルム体は膨らみ、これに形成された小開口部から上記
流体は外部袋体内に入り、複数の外部袋体内に順次流体
が供給されてこれらを充満していく。
【0012】上記流体の供給が停止すると、外部袋体内
の圧力により上部フィルムと下部フィルムとは、あたか
も一枚のシートのように密着して上記小開口部を閉じる
こととなるので、流体は外部袋体内に閉じこめられて外
部に流出することはない。
【0013】一方、外部袋体内の流体を排出するときに
は、内部積層フィルム体の上記一端部から筒状のパイプ
などを内部積層フィルム体の長手方向に沿って差し込む
と、上部フィルムと下部フィルが離れて上記小孔が開く
ので、この小孔を通って内部の流体は内部積層フィルム
体の上記一端部から外部に排出され扁平なものとなる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例について添付図
面を参照にして説明すると、図は本発明を緩衝材に適用
した例を示している。図1は外袋1が3個に分割された
緩衝材の平面図で、図2はその側断面図であるが、その
構造をわかりやすく示すためにフィルムの厚みを拡大し
て示している。
【0015】図1において、3個に分割された外袋1の
内部には内部積層フィルム体2が3個の外袋の中心部を
貫通して細長く延設されている(実際の緩衝材において
は外袋が多数個形成されるが、説明の便宜上図1では3
個の外袋のみを示している)。内部積層フィルム体2は
上部フィルム3と下部フィルム4とがその長手方向両側
縁部を接着層5で接着することによって形成され、図2
に示すように、接着層5の一部、即ち外袋1の中央部分
の一部6は非接着部とされ、ここが小開口部6とされて
いる。この小開口6の長手方向の寸法は内部積層フィル
ム体2の横幅の1/2〜1/5程度が後述する逆止弁効
果を確実にするために好ましい。また、この小開口部6
は外袋1個に対し少なくとも1個は必要となる。そし
て、内部積層フィルム体の一端7は外部に開口され、他
端8は気密にシールされている。
【0016】外袋1は上下2枚のフィルム9、10がそ
の長手方向中央部に上記の内部積層フィルム体2を間に
挟んだ状態で配設され、図1の斜線で示すように、内部
積層フィルム体2と重ならない周縁部は相互に熱接着さ
れ、内部積層フィルム体2と重なる部分においては、外
袋の上方フィルム9が内部積層フィルム体2の上部フィ
ルム3とまた外袋の下方フィルム10が内部積層フィル
ム体2の下部フィルム4と接着されている。
【0017】内部積層フィルム体2は、図示の例では3
個の外袋の中心部を貫通し、隣接する外袋1−1間は僅
かに分離している。そして、内部積層フィルム体2の一
端7は開口部として外部に開口し、他端8は外袋1とと
もに密閉されている。実用的な緩衝材としては、数10
個の外袋が図示の例のように連続して配設され、必要に
応じて外袋と外袋の間で内部積層フィルム体2を幅方向
に切断し、所望の長さの緩衝材を得るようにする。この
場合、切断された内部積層フィルム体2の端部(開口端
7を有する他端部)は、開口端から空気等の流体を注入
している間は接着テープなどを用いて密閉されることと
なる。
【0018】上部、下部フィルム3、4並びに外袋1
は、好ましくは、熱接着性を有するプラスチックフィル
ム、例えばポリエチレン(LDPE,HDPE,LLD
PE)、ポリプロピレン(OPP、CPP)、エチレン
・酢酸ビニール共重合体、ポリアミド、ポリエステルな
どの単体フィルムまたは複合化フィルムが使用され、上
記接着層5は熱接着層とすることである。また、好まし
くは、上部ならびに下部フィルム3、4の厚さは20〜
60μmと薄く且つ可撓性に富んだフィルムを用い、外
袋のフィルムの厚さは強度が要求されるため50〜15
0μm程度とすることである。また、上部ならびに下部
フィルム3、4の横手方向の幅は外袋1の横手方向の幅
の1/2以下とすることが、後述する逆止弁としての効
果を奏させるために好ましい。
【0019】尚、上記のプラスチックフィルムとして近
年開発が盛んな生分解性ポリマー、例えば、脂肪酸ポリ
エステル、乳酸系ポリマーまたはPVA/澱粉・ブレン
ド系、澱粉/PE・ブレンド系、ポリカプロラクトン/
ポリオレフィン・ブレンド系などのフィルムを熱接着に
より或いは接着剤とともに使用することもできるので、
環境問題解決に役立てることもできる。
【0020】上記の緩衝材の使用に当たっては、内部積
層フィルム体2の開口端7から使用者が小型のコンプレ
ッサーや足踏み式空気ポンプなどを用い、或いは直接息
を吹き込むと、空気は内部積層フィルム体を膨らませな
がら、小開口部6を通って順次外袋1内に入りそれを膨
らませる。全ての外袋が所定の大きさに膨らんでから空
気の吹込を止めると、外袋内の内圧によって内部積層フ
ィルム体2の上下部のフィルムは相互に密着するように
なり、上記小開口部は閉じられ(逆止弁効果)、内部の
空気は密閉された状態となって外袋内に閉じこめられ、
膨らんだ状態を維持する。ここで、隣接する外袋1−1
間は内部積層フィルム体2を除いた部分において分離し
ているので、その部分で折り曲げて外装箱体と内部収納
物品との間の隅角部などに緊密に詰め込むことができ
る。また、好ましくは、本発明の緩衝材を膨らませる前
の状態で外箱と内容物との間に挿入し、この状態で上記
のポンプ等を用いて緩衝材の内部に空気を送り込みこれ
を膨らませるようにすることである。
【0021】特に本発明では、外袋を膨らませた状態で
は、図3に示すように、外袋の長さ方向の寸法は膨らん
だ分だけ図1の状態から縮むことになるため、外袋内に
おいて内部積層フィルム体は緩んだ状態となり、その上
下部フィルム3、4の密着性は促進され、気密性が増す
こととなる。
【0022】上記緩衝材の使用後において内部の空気を
抜くには、内部積層フィルム体の開口端から筒体などを
挿入して上下部フィルム3、4を上下に分離して小開口
部6を通って外袋1内の空気が外部に抜けるようにして
やれば、使用前の薄いシート状になるので、廃棄物とし
ても嵩張らないしまた再使用も可能である。
【0023】次に、本発明の緩衝材の製造方法について
図4を参照にして説明する。
【0024】先ず、内部積層フィルム体2を構成する熱
接着性を有する下部フィルム4をロール20から連続的
に引き出し、図1に示した小開口部6となる部分及び外
袋の外周縁部が重なる部分に耐熱インキ21をグラビヤ
印刷機22で印刷する。続いて、内部積層フィルム体2
を構成する熱接着性を有する上部フィルム3をロール2
3から連続的に引き出し下部フィルム4の上に重ね合わ
せ、長手方向両側部をヒートシーラー24を用いて所定
の幅で熱接着する。この際、上記耐熱インキ21を印刷
した部分だけが熱接着されず小開口部6となる。このよ
うにして、内部積層フィルム体2が形成される。
【0025】次いで、外袋用の熱接着性を有する広幅の
フィルム25をロール26から引き出し、三角板27で
半折りするとともにその間中央部に上記のようにして形
成され連続的に送られてくる内部積層フィルム体2を挾
んで搬送し、半折りしたフィルムの長手方向縁部をヒー
トシーラー28で連続的に熱接着する。その後、フィル
ム25を所定の間隔毎に幅方向にヒートシーラー29で
熱接着する。このとき、外袋を構成するフィルム25と
その内部の内部積層フィルムの上下部のフィルム3、4
とは相互に熱接着されるが、内部積層フィルム体2を構
成する下部フィルム4の当該部分の内面には耐熱インキ
が印刷されているため上下部フィルム3、4は相互に熱
接着されることはない。
【0026】上記の、フィルム25を幅方向に熱接着す
るシール幅は他の長手方向の側縁部のシール幅のほぼ2
倍程度とされ、次の工程においてこのシール幅の中央部
がその両側から内部積層フィルム体2と交差する部分ま
でロータリーカッター30によって切断される、図1に
示すような本発明の緩衝材が連続的に形成される。これ
らを必要な場合には所定の長さに切って、その端部8を
接着するなり或いは接着テープで密閉して製品となす。
【0027】尚、上記緩衝材の製造方法では、外袋用の
フィルムとして一枚のフィルムを用いこれを半折りして
使用したが、上下二枚のフィルムを用いて図1及び2の
ように構成することができることは言うまでもないこと
である。
【0028】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は上記実施例以外に種々の変更が可能で
あり、例えば、内部積層フィルム体に形成する小開口6
は上部および/または下部フィルム3、4の長手方向両
側部以外の部分に形成したスリットなどでもよい。ま
た、内部積層フィルム体2の空気流入側端部7は単なる
開口部としているが、必要に応じて外袋を膨らました後
に、この部分を接着剤または接着テープで塞ぐようにし
てもよいし、或いはまたこの部分に上下に凹凸嵌合する
プラスチックファスナーを取り付けて開閉自在としても
よい。
【0029】また、本発明の上記実施例は内部に空気を
詰めて緩衝材として使用する例について述べたが、本発
明はこれに限られるものでなく、例えば、内部に水を注
入して冷凍し、蓄冷材として使用できるし、非常用の吸
水袋、貯水袋として使用でき、空気を詰めた場合には緩
衝材以外に浮子、防油フェンスなどとしても使用でき、
その使用範囲は広いものである。
【0030】
【効果】上記のように、本発明では以下の種々の効果を
奏することができる。
【0031】使用前はほぼシート状のフィルム体であ
るから保管場所をとらず、持ち運びが簡単で、所用の現
場において流体を注入することによって極めて簡単に使
用に共することができ、また使用後において不要となっ
たときには内部積層フィルム体内に細長い棒や筒体など
を挿入することによって内部の流体を排出して元の扁平
な状態に戻せるので、再使用することができ、また廃棄
の際には嵩張ることがない。
【0032】構成部材は内部積層フィルム体と外部の
袋体のみからなっているから、極めて構造簡単で連続的
に製造でき、従来のものに比べて大幅にコストダウンを
計ることができる。
【0033】内部積層フィルム体を帯状の細長いもの
とし、その外側に外袋を隣接して多数個接続することに
よって、種々の寸法の緩衝材などを簡単に得ることがで
き、必要に応じて隣接する外袋の間で切断して寸法調節
もでき、取り扱いが極めて便利である。
【0034】内部に流体を注入したときには、外袋の
長さ寸法が内部の積層フィルム体に対して縮小されるの
で、内部積層フィルム体の上部ならびに下部フィルムの
密着性が促進され、気密性が良好なものとなる。
【0035】特に、内部積層フィルム体を構成する上
部及び下部フィルムの長手方向側縁部を接着するに際し
該側縁部の一部を非接着部とし他の部分を接着し、該非
接着部を小開口部としてなる場合には、この側縁部の横
手方向の接着幅並びに非接着幅を大きくとることによっ
て、内部に流体を注入した後には内部の流体の圧力によ
ってこの非接着部の上部と下部のフィルムが良好に密着
して気密性を高めることができ好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る緩衝材を示す平面
図。
【図2】図1の緩衝材のII−II線に沿った一部拡大断面
図。
【図3】図1の緩衝材の使用時における模式図。
【図4】図1の緩衝材の製造方法を示す説明図。
【符号の説明】
1 外袋体 2 内部積層フ
ィルム体 3 上部フィルム 4 下部フィル
ム 6 小開口部 9 外袋の上方
フィルム 10 外袋の下方フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部フィルムと下部フィルムとからなる
    2枚の帯状可撓性フィルムをその長手方向縁部において
    一体的に接着して内部積層フィルム体を形成するととも
    に該上部フィルム及び/または下部フィルムに所定の間
    隔を置いて小開口部を設け、更に該内部積層フィルム体
    を内包する外部袋体を設け、該外部袋体は該内部積層フ
    ィルム体の長手方向に所定の間隔を置いた位置において
    該内部積層フィルム体と気密に接着されて複数個形成さ
    れ、該内部積層フィルム体の一端縁部は該外部袋体から
    外部に開口しており、該一端部から流体を圧入すること
    により該内部積層フィルムから該小開口部を通って該流
    体が該外部袋体内に注入され、この注入後には該流体の
    圧力によって該積層フィルム体の該上部フィルムと該下
    部フィルムとが密着して該小開口部を閉じて該流体の外
    部への流失を阻止してなることを特徴とするプラスチッ
    ク製簡易流体収容袋体。
  2. 【請求項2】 前記内部積層フィルム体を構成する前記
    上部及び下部フィルムの長手方向縁部を接着するに際し
    該縁部の一部を非接着部とし他の部分を接着し、該非接
    着部を前記小開口部としてなることを特徴とする請求項
    1記載のプラスチック製簡易流体収容袋体。
  3. 【請求項3】 前記内部積層フィルム体を一体的に連続
    形成し、前記外部袋体を所定の間隔を置いて該内部積層
    フィルム体を内包するように多数個分離形成し、各外部
    袋体間の該内部積層フィルム体を切断して該外部袋体を
    複数組みに分離可能としてなることを特徴とする請求項
    1または2記載のプラスチック製簡易流体収容袋体。
JP7157451A 1995-06-23 1995-06-23 プラスチック製簡易流体収容袋体 Pending JPH092531A (ja)

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JP7157451A JPH092531A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 プラスチック製簡易流体収容袋体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518805A (ja) * 2004-11-02 2008-06-05 建 下脇 エアーパッキング装置の製造方法及びシステム
JP2019085148A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 東洋紡株式会社 気体入り袋状緩衝材
WO2019182167A1 (ko) * 2018-03-19 2019-09-26 (주)에스엠허스 의료용 튜브 홀더

Cited By (4)

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