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JPH09252955A - ポットの液漏れ防止装置 - Google Patents

ポットの液漏れ防止装置

Info

Publication number
JPH09252955A
JPH09252955A JP6826496A JP6826496A JPH09252955A JP H09252955 A JPH09252955 A JP H09252955A JP 6826496 A JP6826496 A JP 6826496A JP 6826496 A JP6826496 A JP 6826496A JP H09252955 A JPH09252955 A JP H09252955A
Authority
JP
Japan
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liquid
pot
valve
storage portion
liquid outlet
Prior art date
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Granted
Application number
JP6826496A
Other languages
English (en)
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JP3345254B2 (ja
Inventor
Takashi Gondo
隆 権藤
Hiroshi Yamane
博志 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP06826496A priority Critical patent/JP3345254B2/ja
Publication of JPH09252955A publication Critical patent/JPH09252955A/ja
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Publication of JP3345254B2 publication Critical patent/JP3345254B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポットが吐出口の方向へ一定角度以上傾いた
際に液の漏出を防止すると共に、液吐出時に支障を来た
さないようにすることである。 【解決手段】 液通路14の途中に、内部に球状弁26
を収納した弁ケース22を該球状弁26の収納部27側
が低くなる傾斜をもたせて設け、上記収納部27に対向
した液出口25を有する出口パイプ21’を液入口23
の上部に臨ませることにより、傾斜時は球状弁26によ
り液出口25を閉鎖し、液の吐出時は出口パイプ21’
に当たった流れの一部を収納部27側に曲げて球状弁2
6に収納部27の奥所側への押圧力を加えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポットの液漏れ
防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポットが転倒した際にその吐出口から液
が漏れ出ないようにするため、従来から吐出口近くの液
通路の一部に安全弁装置が設けられている。この安全弁
装置は、ポットが転倒した際に安全弁が作動して液漏れ
を防止するようになっているが、ポットが転倒するに至
らない程度に傾いただけでは安全弁は作動しない。
【0003】このため、内容器に満杯量又はそれに近い
量の液体が入っている場合にポットを吐出口側に少し傾
けただけでも、液が吐出口から漏れ出すことがある。
【0004】このような液漏れを防止するために、図6
に示すように液通路1の上部に設けた安全弁装置2の上
端出口に吐出管3を接続し、その吐出管3の内部に液漏
れ防止装置4を設けることを本出願人は先に提案してい
る(特願平7−275758号)。
【0005】上記の液漏れ防止装置4は、吐出管3の傾
斜部分の途中に液入口5を設けて安全弁装置2と接続
し、その液入口5よりも低い位置の吐出管3の端部に球
状弁6の収納部7を設け、液入口5よりも高い位置の吐
出管3の内部に弁孔8を設けた構成である。
【0006】上記の液漏れ防止装置4の球状弁6は、図
示省略のポンプの作用により液を吐出させる際はその流
れを妨げることがないが、ポットが吐出口9側に一定以
上傾くと二点鎖線で示すように移動し、弁孔8を閉鎖し
て液の漏出を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の液漏れ
防止装置4は、吐出管3の傾きが小さい場合は、通常の
液吐出時に球状弁6が移動して弁孔8を閉鎖する不都合
がある。これは、液入口5から流入して吐出口9側に向
う流れにより球状弁6の前部が負圧となり、該球状弁6
が流れの方向に引き寄せられることが原因であると考え
られる。
【0008】そこで、この発明は上記の球状弁が通常の
液吐出時において液の吐出を妨げないようにすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、内容器の下部と外装体
上部の吐出口との間に設けた液通路の途中に弁ケースを
設け、上記弁ケースの一端に液出口、他端に球状弁の収
納部をそれぞれ設けると共に、上記液出口と収納部との
間に液入口を設け、上記弁ケースの底面に上記収納部側
が低くなる傾斜を付与し、ポットが一定以上吐出口側に
傾いた際に、上記収納部に収納した球状弁が移動して上
記液出口を閉鎖するようにしたポットの液漏れ防止装置
において、上記液入口に流れの規制部を臨ませ、該規制
部により流れの一部を上記収納部側に曲げるようにした
構成としたものである。
【0010】上記の発明によると、液の吐出時におい
て、液入口から弁ケース内に流入した液の流れの一部
は、規制部により規制され、球状弁の収納部方向に曲げ
られる。その曲げられた流れにより球状弁が収納部の奥
所に押されて安定し、液出口側に移動することがない。
【0011】上記の規制部は、液出口を有する出口パイ
プにより構成することができる。また、上記球状弁の収
納部を、弁ケース端面の凹所により形成すると、球状弁
の後ろ側に回り込む流れが少なくなるので球状弁は一層
安定する。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、内容器の
下部と外装体上部の吐出口との間に設けた液通路の途中
に弁ケースを設け、上記弁ケースの一端に液出口、他端
に球状弁の収納部をそれぞれ設けると共に、上記液出口
と収納部との間の弁ケース底面に液入口を設け、上記弁
ケースの底面に上記収納部側が低くなる傾斜を付与し、
ポットが一定以上吐出口側に傾いた際に、上記収納部に
収納した球状弁が移動して上記液出口を閉鎖するように
したポットの液漏れ防止装置において、上記液入口部分
に浮上体を設け、該浮上体を液の流れによって前記収納
部前方に浮上させる構成としたものである。
【0013】上記の発明によると、液の吐出時におい
て、液の流れによって浮上体が球状弁の収納部の前方に
浮上し、球状弁が液出口方向に移動することを阻止す
る。
【0014】上記浮上体を液入口下部の案内部に上下動
自在に収納し、該浮上体又は案内部に液通過間隙を設け
ると共に、該浮上体の上部に突起を設け、該浮上体の浮
上時に該突起が前記収納部の前方に突き出す構成をとる
ことができる。
【0015】また、浮上体を前記収納部入口の底面にヒ
ンジにより回動自在に取付け、該浮上体の回動範囲を液
入口上に倒れた状態の回動始点から収納部入口前方に立
ち上がった状態の回動終点をもつように設定した構成を
とることもできる。
【0016】請求項7に記載の発明は、内容器の下部と
外装体上部の吐出口との間に設けた液通路の途中に弁ケ
ースを設け、上記弁ケースの底に液入口、一端に液出口
をそれぞれ設け、上記液入口と液出口との間のケース底
面上に、液出口側に開放された球状弁の収納部を前記液
出口と対向して設け、上記弁ケースの底面に上記収納部
側が低くなる傾斜をもたせ、ポットが一定以上吐出口側
に傾いた際に、上記収納部に収納した球状弁が移動して
上記液出口を閉鎖するようになし、上記液出口周囲の弁
ケースの端面によって流れの一部を上記収納部側に曲げ
るように構成したものである。
【0017】上記いずれの場合においても、球状弁の収
納部の底に液還流用穴を設けることができる。
【0018】また、上記いずれの場合においても、ポッ
トの非吐出時において、ポットが吐出側に傾いたときは
球状弁が液出口側に移動して、その液出口を閉鎖し液の
漏出を防止する。
【0019】
【実施の形態】以下、添付図面に示した実施形態につい
て説明する。図1(a)(b)に示した第1実施形態
は、ポットの内容器11の下部と外装体12の上部の吐
出口13との間に液通路14が設けられており、外装体
12に設置したエアーポンプ或は電動ポンプにより内容
器11内の液体を、液通路14を経て吐出口13から吐
出させるようにしている。
【0020】上記吐出口13に近い液通路14の部分に
安全弁装置15が設けられている。この安全弁装置15
は弁室16内に収納した安全弁17を該弁室16上面に
設けた弁孔18に対向せしめ、ポットが転倒した際に該
安全弁17がその弁孔18を閉塞して液漏れを防止す
る。
【0021】この発明に係る液漏れ防止装置19は、上
記安全弁装置15と、液通路14の終端部分を構成する
吐出管21との間に設けられる。
【0022】即ち、液漏れ防止装置19を構成する弁ケ
ース22が安全弁装置15の上面を構成し、その弁ケー
ス22の液入口23と前記の弁孔18とが一体に設けら
れている。弁ケース22の外端開放部分に吐出管21が
挿入される。吐出管21の挿入部分にはつば24が設け
られ、そのつば24が弁ケース22の外周面に嵌合し、
つば24から後方に突出した出口パイプ21’が弁ケー
ス22内に所要の間隙をおいて挿入され、その挿入され
た出口パイプ21’の先端が液出口25となっている。
該出口パイプ21’の先端、即ち液出口25は、液入口
23の中心部上方に臨んでいる。
【0023】上記の液出口25に対向した弁ケース22
の端面部分は球状弁26の収納部27となっており、そ
の収納部27は液入口23よりもポット内方へ凹入して
おり、その底面に複数の案内リブ28が設けられる。こ
の案内リブ28は液出口25に達しており、各案内リブ
28の上端を含む面(案内面)は吐出口25の内周面と
合致する。
【0024】また、各案内リブ28は収納部27側が低
くなる傾斜面をなし、通常状態では球状弁26は収納部
27の後端にあり、ポットが案内リブ28の傾斜角より
大きい角度で吐出口13側に傾いた際に案内リブ28上
を転動し、液出口25を閉鎖する(図1(a)の二点鎖
線参照)。
【0025】なお、収納部27の底面に液の還流用孔2
9を設け、収納部27に液が滞溜するのを防止してい
る。
【0026】第1実施形態は以上のごときものであり、
ポットが水平に置かれた通常の使用状態において、ポン
プが作動されると、内容器11内の液体が液通路14を
経て吐出口13から吐出される。このとき、安全弁装置
15を経て弁ケース22の液入口23から流入した液体
は弁ケース22を経て、液出口25から流出するが、液
入口23から流入した液体の一部は出口パイプ21’の
下面で規制され、収納部27側に曲げられる。
【0027】収納部27側に曲げられた流れは球状弁2
6を収納部27の奥所に押し込む方向の力を及ぼす。こ
のため、液出口25から流出する液の流れによって生じ
る球状弁26の前部の負圧が緩和され、球状弁26が液
出口25側に移動することが防止される。
【0028】上記のポットが吐出口13の方向に傾斜し
て案内リブ28が逆方向に傾くと、球状弁26が案内リ
ブ28上を転動して液出口25を閉鎖し(図1(a)の
二点鎖線参照)、液の漏出を防止する。
【0029】なお、ポットが転倒した場合は従来どお
り、安全弁装置15により液の漏出が防止される。
【0030】図2は前記の変形例であり、球状弁26の
収納部27を弁ケース22の後端面に設けた凹所31に
より形成したものである。この場合の球状弁26はその
凹所31にわずかの間隙をおいて収納される。このた
め、通常の液吐出時において、球状弁1の裏側に回り込
む液が前述の場合より少なくなり、一層安定する。その
他の構成は前述の場合と同様である。
【0031】以上述べた実施形態及びその変形例におい
ては、流入した液体を出口パイプ21’で規制して収納
部27側に流れを曲げるようにしているが、出口パイプ
21’に代えて弁ケース22の内部に設けた板状その他
の形状の規制部を液入口23上に臨ませるだけでも、流
れを収納部27側に曲げることができる。その場合の液
出口は、弁ケース22の前端面に設けられる。
【0032】図3に示した第3実施形態の液漏れ防止装
置19も、安全弁装置15と吐出管21の間に設けられ
る。即ち、液漏れ防水装置19を構成する弁ケース22
が安全弁装置15の上面を構成し、その弁ケース22の
液入口23と安全弁装置15の弁孔18とが一体に設け
られる。その液入口23と弁孔18とが円筒状の上下方
向の案内部32を構成している。
【0033】上記弁ケース22の前端面に吐出管21が
一体に設けられ、その吐出管21と弁ケース22の境界
部分が弁ケース22の液出口25となっている。また、
その液出口25と対向して、前記液入口23よりもポッ
ト内方側に球状弁26の収納部27が設けられる。弁ケ
ース22の底面は収納部27側が低くなる傾斜面となっ
ており、通常の状態では球状弁26は収納部27の奥所
に位置している。
【0034】前記の案内部32に浮上体33が上下動自
在に収納される。この浮上体33は図3(b)に示すよ
うに、環体36の内部に放射状のリブ35を一体に設
け、そのリブ35の交差部分に上向きに起立した突起3
4を設けたものであり、リブ35の相互間に液通過間隙
37が形成されたものである。
【0035】上記の浮上体33は通常の状態では図3
(a)に示すように安全弁17の上に載っており、突起
34は弁ケース22の底面と同じかこれより低い高さに
ある。この浮上体33は比較的軽量に形成され、案内部
32を通過する液の流れによって浮上し(図3(a)の
二点鎖線参照)、流れが止まると、自重で下降する。
【0036】また、その他の浮上体33として、図3
(c)に示すように前記の環体36を省略し、突起34
の下端に放射状の翼片38を設けたものでもよく、この
場合は各翼片38相互間に液通過間隙37が形成され
る。また図3(d)に示すように円盤39の上面に突起
34を一体に設けたものでもよい。この場合は、案内部
32の内周面に複数の案内リブ41を上下方向に設ける
ことにより、その案内リブ41の相互間に液通過間隙3
7’を形成する。
【0037】上記いずれの場合も、通常の液吐出時に浮
上体33が浮上すると、その突起34が収納部27の前
方に立ちはだかり(図3(a)の二点鎖線参照)、球状
弁26の移動を阻止する。このとき、液体は浮上体33
又は案内部32に形成された液通過間隙37、37’を
通じて流出する。
【0038】また、非吐出状態において、ポットが吐出
口側に傾斜すると、球状弁26が転動して液出口25を
閉鎖し、液の漏出を防止する。
【0039】図4に示した第4実施形態の液漏れ防止装
置19も安全弁装置15と吐出管21の間に設けられ
る。即ち、液漏れ防止装置19を構成する弁ケース22
が安全弁装置15の上面を構成し、その弁ケース22の
液入口23と安全弁装置15の弁孔18とが一体に設け
られる。
【0040】上記弁ケース22の外端面に吐出管21が
一体に設けられ、その吐出管21と弁ケース22の境界
部分が弁ケース22の液出口25となっている。また、
その液出口25と対向した弁ケース22の内端部に球状
弁26の収納部27が設けられる。弁ケース22の底面
は収納部27側が低くなる傾斜面となっており、通常の
状態では球状弁26は収納部27の奥所に位置してい
る。
【0041】前記の液入口23の内端にヒンジ42によ
り板状の浮上体43が回転自在に取付けられ、そのヒン
ジ42と反対側の液入口23の周縁に上記浮上体43の
第1の受け部44を設け、通常の状態では弁ケース22
底面の傾斜に沿って該浮上体43の先端を上記第1の受
け部44により受け止める。
【0042】また、上記ヒンジ42の上方の収納部27
の入口に第2の受け部44が設けられ、これにより浮上
体43の回転を阻止するようになっている。上記第1の
受け部44に浮上体43が受け止められた状態が回転始
点であり、また第2の受け部44で受け止められた状態
が回転終点である。
【0043】上記構成の液漏れ防止装置19は、通常の
吐出が行われるときは、液入口23に掛け渡された浮上
体43が液の流れによって上向きに回転しつつ浮上し、
その先端が上方の第2の受け部44’に受け止められる
(図4(a)の二点鎖線参照)。これによって球状弁2
6の前に浮上体43が立ちはだかり、その移動を阻止す
る。
【0044】また、非吐出時において、ポットが吐出口
側に傾いた場合、球状弁26が浮上体43の上面を転動
して液出口25を閉鎖する(図4(a)の二点鎖線参
照)。
【0045】なお、ヒンジ42の部分で浮上体43の回
転範囲を、液入口23上に倒れた状態の回転始点から収
納部27入口前方に立ち上がった状態の回転終点をもつ
ように制限すれば、前記のごとき第1及び第2の受け部
44、44’を省略することができる。
【0046】上述の第3及び第4実施形態は、液入口2
3の部分に浮上体33、43を設け、該浮上体33、3
4を液の流れに応じて収納部27の前方に浮上させて、
球状弁26の移動を防止するようにした構成において共
通性がある。
【0047】次に、図5(a)(b)に示した第5実施
形態の液漏れ防止装置19は、前記と同様にケース22
が安全弁装置14の上面を形成し、その弁孔18と液入
口23が一体になっている。
【0048】上記の液入口23は弁ケース22の内端面
に沿った底面に設けられ、その液入口23の前部の弁ケ
ース22の底面上に球状弁26の収納部27が設けられ
る。この収納部27は横断面形状が図5(b)に示すよ
うに、液出口25と対向した部分が開放されたU字形を
なし、そのU字形部分の上面に天板45を設けて球状弁
26を囲むようにしている。
【0049】上記収納部27と液出口25の底面にわた
り、該球状弁26の案内リブ28が設けられ、その案内
リブ28を設けた弁ケース22の部分は収納部27側が
低くなる傾斜をなしている。液出口25は、弁ケース2
2の前端面46のほぼ中央部分に設けられる。
【0050】上記構成の液漏れ防止装置19は、ポット
の液吐出時に液入口23から弁ケース22内に流入した
液が収納部27のまわりに沿って液出口25の方向に流
れ、その流れの一部が液出口25のまわりの前端面46
に当たって収納部27の開口側に回り込み、球状弁26
に対し押し込み力を及ぼす。これによって球状弁26が
液出口25側へ移動することを阻止する。
【0051】ポットの非吐出時において吐出口側へと傾
くと、球状弁26が移動して液出口25を閉鎖し液の流
出を防止する。
【0052】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明は、いずれ
もポットが吐出口側にある程度傾斜すると球状弁が弁ケ
ースの液出口を閉鎖して液漏れを防止すると共に、通常
の液吐出時においては該球状弁の移動を防止し、液の吐
出を妨げない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)第1実施形態の断面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図2】同上の変形例の断面図
【図3】(a)第2実施形態の断面図 (b)同上の浮上体の斜視図 (c)同上の浮上体の変形例の斜視図 (d)同上の他の変形例の一部斜視図
【図4】(a)第3実施形態の断面図 (b)同上のストッパー片の斜視図
【図5】(a)第4実施形態の断面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図6】従来例の断面図
【符号の説明】
11 内容器 12 外装体 13 吐出口 14 液通路 15 安全弁装置 16 弁室 17 安全弁 18 弁孔 19 液漏れ防止装置 21 吐出管 21’ 出口パイプ 22 弁ケース 23 液入口 24 つば 25 液出口 26 球状弁 27 収納部 28 案内リブ 29 還流用穴 31 凹所 32 案内部 33 浮上体 34 突起 35 リブ 36 環体 37、37’ 液通過間隙 38 翼片 39 円盤 41 案内リブ 42 ヒンジ 43 浮上体 44、44’ 受け部 45 天板 46 前端面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器の下部と外装体上部の吐出口との
    間に設けた液通路の途中に弁ケースを設け、上記弁ケー
    スの一端に液出口、他端に球状弁の収納部をそれぞれ設
    けると共に、上記液出口と収納部との間に液入口を設
    け、上記弁ケースの底面に上記収納部側が低くなる傾斜
    を付与し、ポットが一定以上吐出口側に傾いた際に、上
    記収納部に収納した球状弁が移動して上記液出口を閉鎖
    するようにしたポットの液漏れ防止装置において、上記
    液入口に流れの規制部を臨ませ、該規制部により流れの
    一部を上記収納部側に曲げるようにしたことを特徴とす
    るポットの液漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】 上記の規制部を、上記液出口を有する出
    口パイプにより形成したことを特徴とする請求項1に記
    載のポットの液漏れ防止装置。
  3. 【請求項3】 上記球状弁の収納部を、弁ケース端面の
    凹所により形成したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のポットの液漏れ防止装置。
  4. 【請求項4】 内容器の下部と外装体上部の吐出口との
    間に設けた液通路の途中に弁ケースを設け、上記弁ケー
    スの一端に液出口、他端に球状弁の収納部をそれぞれ設
    けると共に、上記液出口と収納部との間の弁ケース底面
    に液入口を設け、上記弁ケースの底面に上記収納部側が
    低くなる傾斜を付与し、ポットが一定以上吐出口側に傾
    いた際に、上記収納部に収納した球状弁が移動して上記
    液出口を閉鎖するようにしたポットの液漏れ防止装置に
    おいて、上記液入口部分に浮上体を設け、該浮上体を液
    の流れによって前記収納部前方に浮上させるようにした
    ことを特徴とするポットの液漏れ防止装置。
  5. 【請求項5】 上記浮上体を液入口下部の案内部に上下
    動自在に収納し、該浮上体又は案内部に液通過間隙を設
    けると共に、該浮上体の上部に突起を設け、該浮上体の
    浮上時に該突起が前記収納部の前方に突き出すようにし
    たことを特徴とする請求項4に記載のポットの液漏れ防
    止装置。
  6. 【請求項6】 上記浮上体を前記収納部入口の底面にヒ
    ンジにより回動自在に取付け、該浮上体の回動範囲を液
    入口上に倒れた状態の回動始点から収納部入口前方に立
    ち上がった状態の回動終点をもつように設定したことを
    特徴とする請求項4に記載のポットの液漏れ防止装置。
  7. 【請求項7】 内容器の下部と外装体上部の吐出口との
    間に設けた液通路の途中に弁ケースを設け、上記弁ケー
    スの底に液入口、一端に液出口をそれぞれ設け、上記液
    入口と液出口との間のケース底面上に、液出口側に開放
    された球状弁の収納部を前記液出口と対向して設け、上
    記弁ケースの底面に上記収納部側が低くなる傾斜をもた
    せ、ポットが一定以上吐出口側に傾いた際に、上記収納
    部に収納した球状弁が移動して上記液出口を閉鎖するよ
    うになし、上記液出口周囲の弁ケースの端面によって流
    れの一部を上記収納部側に曲げるようにしたポットの液
    漏れ防止装置。
  8. 【請求項8】 上記収納部の底に液還流用穴を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のポッ
    トの液漏れ防止装置。
JP06826496A 1996-03-25 1996-03-25 ポットの液漏れ防止装置 Expired - Lifetime JP3345254B2 (ja)

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JP06826496A JP3345254B2 (ja) 1996-03-25 1996-03-25 ポットの液漏れ防止装置

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Publications (2)

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JP2013009968A (ja) * 2012-08-20 2013-01-17 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気ポットの給湯バルブ

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