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JPH09256976A - ベーン型圧縮機 - Google Patents

ベーン型圧縮機

Info

Publication number
JPH09256976A
JPH09256976A JP9594596A JP9594596A JPH09256976A JP H09256976 A JPH09256976 A JP H09256976A JP 9594596 A JP9594596 A JP 9594596A JP 9594596 A JP9594596 A JP 9594596A JP H09256976 A JPH09256976 A JP H09256976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
groove
lubricating oil
chamber
vane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9594596A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuya Ono
三也 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP9594596A priority Critical patent/JPH09256976A/ja
Publication of JPH09256976A publication Critical patent/JPH09256976A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な構造の開閉弁機構を採用せずに再起動
時におけるオイル圧縮による振動と騒音とを防ぐととも
に、運転時の潤滑油の供給過多を防ぐ。 【解決手段】 駆動軸7のリヤ側端部を回転可能に支持
するプレーン軸受9を、リヤヘッド6の軸受収容室31
に収容した。軸受収容室31から吸入室11へ潤滑油を
案内する案内路33を、リヤヘッド6に設けた。案内路
32と連通する環状溝と、この環状溝と連通し、かつ駆
動軸7が回転したときにだけ背圧溝60へ潤滑油を送る
螺旋溝とを、プレーン軸受9の内周面に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はベーン型圧縮機に
関し、特に起動時にいわゆる液圧縮(オイル圧縮)を起
こさないベーン型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】ベーン型圧縮機は、カムリングと、カム
リング内に回転可能に収容されるロータと、ロータの駆
動軸と、カムリングのフロント側端面に固定されるフロ
ントサイドブロックと、カムリングのリヤ側端面に固定
されるリヤサイドブロックと、フロントサイドブロック
のフロント側端面に固定されるフロントヘッドと、リヤ
サイドブロックのリヤ側端面に固定されるリヤヘッド
と、ロータの外周面に設けられる複数のベーン溝と、ベ
ーン溝に摺動可能に挿入される複数のベーンとを備えて
いる。
【0003】ロータの駆動軸のフロント側端部は、フロ
ントサイドブロックに軸受を介して回転可能に支持され
ている。
【0004】ロータの駆動軸のリヤ側端部は、リヤサイ
ドブロックに軸受を介して回転可能に支持されている。
【0005】フロントサイドブロックとフロントヘッド
とで、圧縮室から吐出された高圧の冷媒ガスが収容され
る吐出室が形成される。
【0006】フロントサイドブロックのリヤ側端面及び
リヤサイドブロックのフロント側端面には、吸入開始か
ら圧縮終了までの間、ベーン溝の奥部(ベーン背圧室)
と連通する背圧溝が、それぞれ設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧縮機の運
転が停止すると、圧縮機内の圧力がバランスする過程
で、ロータのリヤ側端面とフロントサイドブロックのリ
ヤ側端面との隙間に潤滑油が供給され続け、背圧溝を通
じてベーン背圧室が潤滑油で満たされる。
【0008】したがって、圧縮機が再起動したとき、オ
イル圧縮が生じ、ベーン背圧室の圧力が高いのでベーン
がベーン溝内に引っ込みにくくなり、大きな振動と騒音
とを発生させるという問題があった。
【0009】この問題を解消する従来技術として、次の
ような開閉弁機構を備えたベーン型圧縮機がある。
【0010】このベーン型圧縮機の開閉弁機構では、フ
ロント側の背圧溝と吐出室とを連通させる通路が、フロ
ントサイドブロックに設けられている。その通路の途中
には、吐出室の圧力が所定値に達したとき前記通路を閉
じ、吐出室の圧力が所定値に達しないとき前記通路を開
く開閉弁が、設けられている。
【0011】しかし、この開閉弁機構の構造は複雑であ
り、圧縮機のコストを増やす原因の1つになっていたと
いう問題があった。
【0012】また、圧縮機運転中、潤滑油の供給が過多
になることがあるという問題があった。
【0013】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は複雑な構造の開閉弁機構を採用せ
ずに再起動時におけるオイル圧縮による振動と騒音とを
防ぐことができるとともに、圧縮機運転中の潤滑油の供
給過多を防ぐことができるベーン型圧縮機を提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明のベーン型圧縮機は、カムリング
内に回転可能に収容されるロータと、前記ロータの外周
面に設けられるベーン溝と、前記ベーン溝に摺動可能に
挿入されるベーンと、前記カムリングの両端面にそれぞ
れ固定される第1及び第2サイド部材と、前記第1サイ
ド部材に設けられ、前記ロータの駆動軸の一端部を回転
可能に支持する第1軸受が収容される第1軸受収容室
と、前記第2サイド部材に設けられ、前記ロータの駆動
軸の他端部を回転可能に支持する第2軸受が収容される
第2軸受収容室と、高圧室から前記第1軸受収容室へ潤
滑油を案内する第1案内路と、前記第1サイド部材のロ
ータ側端面に設けられ、吸入開始から圧縮終了までの間
に前記ベーン溝の奥部と連通して、前記第1軸受収容室
から前記ベーン溝の奥部に潤滑油を送り込む背圧溝とを
備えているベーン型圧縮機において、前記第1軸受がプ
レーン軸受であり、前記第1軸受収容室から低圧室へ潤
滑油を案内する第2案内路が、前記第1サイド部材に設
けられ、前記第1案内路と連通する環状溝と、この環状
溝と連通し、かつ前記駆動軸が回転したときにだけ前記
背圧溝側へ潤滑油を送る螺旋溝とが、前記プレーン軸受
の内周面又は前記駆動軸の一端部の外周面に設けられて
いることを特徴とする。
【0015】高圧室の潤滑油は第1案内路を通じて第1
軸受収容室に常時送り込まれ、圧縮機の運転中には、第
1軸受のロータ側と反ロータ側とでは圧力差が大きい
が、螺旋溝によって駆動軸の回転に伴う潤滑油の粘性の
影響により、第1軸受収容室の潤滑油は前記プレーン軸
受の環状溝から駆動軸の外周面とプレーン軸受の内周面
との隙間を通じてロータ側へ流れ、背圧溝や、第1サイ
ド部材のフロント側端面とロータのリヤ側端面との隙間
に供給される。このときの潤滑油の供給は、前記圧力差
があるため、過度にならない。
【0016】圧縮機の運転を停止したときには、圧縮機
内の圧力は次第にバランスして行くが、この間高圧の潤
滑油のほとんどは第1軸受の螺旋溝から反ロータ側へ流
れ、第2案内路を通じて低圧室に送り込まれる。その結
果、圧縮機内の圧力がバランスする過程で、潤滑油が背
圧溝を通じてベーン溝の奥部に送り込まれ、ベーン溝の
奥部が潤滑油で満たされることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1はこの発明の一実施形態に係るベーン
型圧縮機の縦断面図、図2はロータの横断面図である。
図1中の太線の矢印は潤滑油の流れを示す。
【0019】このベーン型圧縮機は、カムリング1と、
カムリング1の両端面にそれぞれ配置されるフロントサ
イド部材(第2サイド部材)25及びリヤサイド部材
(第1サイド部材)20と、カムリング1内に回転可能
に収容されるロータ2と、ロータ2の駆動軸7とを備え
ている。駆動軸7は後述するニードル軸受(第2軸受)
8とプレーン軸受(第1軸受)9とによって回転可能に
支持されている。
【0020】前記フロントサイド部材25は、カムリン
グ1のフロント側端面に固定されるフロントサイドブロ
ック3と、フロントサイドブロック3のフロント側端面
に固定されるフロントヘッド5とで構成されている。
【0021】フロントサイドブロック3の中央部には軸
受収容室(第2軸受収容室)30が設けられ、軸受収容
室30にはニードル軸受8が収容され、ニードル軸受8
は駆動軸7のフロント側端部を回転可能に支持する。
【0022】フロントヘッド5には高圧の冷媒ガスの吐
出口5aが形成され、吐出口5aはフロントヘッド5と
フロントサイドブロック3とにより形成される吐出室
(高圧室)10に連通している。吐出室10の底部には
冷媒ガスから分離された潤滑油が溜まっている。フロン
トサイドブロック3には、後述するカムリング1の圧縮
空間12と吐出室10とを連通させる吐出通路3aが設
けられている。また、フロントサイドブロック3のリヤ
側端面には、吸入開始から圧縮終了までの間、後述する
ベーン溝13の奥部(ベーン背圧室)と連通する一対の
背圧溝50が設けられている。背圧溝50と軸受収容室
30とはシール部材51で仕切られている。
【0023】前記リヤサイド部材20は、カムリング1
のリヤ側端面にOリング22を介して固定されるリヤヘ
ッド6だけで構成されている。リヤヘッド6には冷媒ガ
スの吸入口6aが形成され、吸入口6aは吸入室(低圧
室)11と連通している。
【0024】リヤヘッド6の中央部には軸受収容室(第
1軸受収容室)31が設けられ、軸受収容室31にはプ
レーン軸受9が収容され、プレーン軸受9は駆動軸7の
リヤ側端部を回転可能に支持する。
【0025】リヤヘッド6のカムリング側端面には、吸
入開始から圧縮終了までの間、ベーン溝13の奥部と連
通する一対の背圧溝60が設けられている。背圧溝60
は軸受収容室31と連通している。
【0026】吐出室10の底部と軸受収容室31とは案
内路(第1案内路)32を介して連通している。案内路
32は、フロントヘッド5の通路(図示せず)と、この
通路と連通するカムリング1の通路1bと、この通路1
bと連通するリヤヘッド6の通路6bとで構成されてい
る。
【0027】軸受収容室31と吸入室11とは、リヤヘ
ッド6に設けられた案内路(第2案内路)33を介して
連通している。
【0028】図3はプレーン軸受9を示す斜視図であ
る。
【0029】プレーン軸受9は、鋼板の表面に焼結層及
び樹脂層を形成してなる。プレーン軸受9の内周面に
は、環状溝9aと、この環状溝9aに連通する2つの螺
旋溝9bとが、それぞれ設けられている。また、プレー
ン軸受9には、通路6bからの潤滑油を環状溝9aへ導
く孔9cが設けられているとともに、軸受収容室31の
潤滑油を案内路33へ送る孔9dが設けられている。
【0030】図4(a)は図3のプレーン軸受の展開
図、図4(b)は図4(a)のA−A線に沿う断面図、
図5(a)は運転中のプレーン軸受の働きを説明するた
めの図、図5(b)は運転停止時のプレーン軸受の働き
を説明するための図である。
【0031】プレーン軸受9を製作するには、予め矩形
の鋼板の表面に焼結層と樹脂層とを形成しておき、その
焼結層、樹脂層に、プレス又は機械加工で、1つの環状
溝9a、2つの螺旋溝9b等を形成し、最後に鋼板を円
筒状にする。このようにして図3のプレーン軸受9が完
成する。
【0032】前記カムリング1の内周面とロータ2の外
周面との間には、図2に示すように、上下2つの圧縮空
間12が画成されている(図1中には一方の圧縮空間1
2だけが見えている)。ロータ2には複数のベーン溝1
3が設けられ、これらのベーン溝13内にはベーン14
が摺動可能に挿入されている。圧縮空間12はベーン1
4によって仕切られて複数の圧縮室が形成され、各圧縮
室の容積はロ−タ2の回転によって変化する。
【0033】また、カムリング1には、圧縮室の高圧の
冷媒ガスが吐出される吐出空間1aが設けられている。
図1中には一方の吐出空間1aだけが見えている。吐出
空間1aには、後述する吐出ポート16を開閉する吐出
弁(図示省略)が収容されている。
【0034】吐出空間1aと圧縮空間12とを仕切る隔
壁1cには、2つの圧縮空間12に対応する吐出ポート
16が設けられている(図1には片方の吐出ポート16
だけが見えている)。吐出ポート16が開いたとき、圧
縮室内の高圧の冷媒ガスは吐出ポート16、吐出空間1
a、吐出通路3a及び吐出室10を経て吐出口5aから
吐出される。
【0035】カムリング1のリヤ側端面には、吸入工程
で吸入室11から圧縮室へ低圧の冷媒ガスを送り込ませ
る吸入ポート(図示せず)が設けられている。
【0036】次に、このベーン型圧縮機の動作を説明す
る。
【0037】図示しないエンジンの回転動力が駆動軸7
に伝わるとロータ2が回転する。図示しないエバポレー
タの出口から流出した冷媒ガスは吸入口6aから吸入室
11に入り、吸入室11から吸入ポートを通じて圧縮空
間12に吸入される。圧縮空間12内はベーン14によ
って仕切られて5つの圧縮室が形成され、各圧縮室の容
積はロータ2の回転にともなって変化するので、ベーン
14間に閉じ込められた冷媒ガスは圧縮され、圧縮され
た冷媒ガスは吐出ポート16から吐出弁を通り、吐出空
間1aへ流れ、吐出空間1aから吐出通路3aを通じて
吐出室10へ流れる。
【0038】吐出室10へ流入した高圧の冷媒ガスはオ
イル分離され、潤滑油が吐出室10の底部に溜まる。吐
出室10の底部に溜まった潤滑油は案内路32を通じて
軸受収容室31に送り込まれる。
【0039】圧縮機の運転中、ベーン溝13の奥部の圧
力Pkと軸受収容室31の圧力Pbと間には差(Pk>
Pb)があるので、図5(a)の矢印aの方向へ潤滑油
が流れようとするが、螺旋溝9bによって駆動軸7の回
転に伴う潤滑油の粘性の影響により、潤滑油は差圧に抗
して図5(a)の矢印bの方向(高圧側)へ流れ、駆動
軸7の外周面とプレーン軸受9の内周面との隙間を通じ
て、背圧溝60や、サイドブロック6のフロント側端面
とロータ2のリヤ側端面との隙間に供給される。
【0040】これに対し、圧縮機の運転を停止したとき
には、圧縮機内の圧力は次第にバランスして行くが、こ
の間高圧の潤滑油のほとんどは図5(b)の矢印aで示
すようにプレーン軸受9の環状溝9a及び螺旋溝9bか
ら低圧側へ抜け、案内路33を通じて吸入室11に送り
込まれる。
【0041】この実施形態のベーン型圧縮機によれば、
圧縮機内の圧力がバランスする過程で、背圧溝60を通
じてベーン溝13の奥部が潤滑油で満たされることがな
いので、圧縮機が再起動したとき、オイル圧縮は生じ
ず、大きな振動と騒音との発生を防ぐことができる。
【0042】また、オイル圧縮を防ぐために複雑な開閉
弁機構を必要としないので、圧縮機の製作コストを低減
することができる。
【0043】更に、圧縮機運転中に供給される潤滑油の
量が過多にならない。
【0044】なお、前述の第1の実施形態では、環状溝
9a及び螺旋溝9bをプレーン軸受9の内周面に設けた
場合について述べたが、これに代え、環状溝9a及び螺
旋溝9bを駆動軸7のリヤ側端部の外周面に設けるよう
にしてもよい。このようにすれば、第1の実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0045】更に、環状溝9a及び螺旋溝9bを駆動軸
7の外周面に設けるようにしても、第1の実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のベーン型
圧縮機によれば、圧縮機の停止時、高圧の潤滑油のほと
んどは第1軸受の螺旋溝から反ロータ側へ流れ、第2案
内路を通じて低圧室へ流れ、潤滑油が背圧溝を通じてベ
ーン溝の奥部に送り込まれないので、圧縮機を再起動さ
せたとき、オイル圧縮が生じず、大きな振動と騒音とが
発生しない。また、圧縮機の運転中には、ロータ側への
潤滑油の供給が過多にならず、適度な潤滑が行なわれ
る。
【0047】更に、オイル圧縮を防ぐために複雑な開閉
弁機構を必要としないので、圧縮機の製作コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係るベーン型圧
縮機の縦断面図である。
【図2】図2はロータの横断面図である。
【図3】図3はプレーン軸受の斜視面を示す図である。
【図4】図4はプレーン軸受を説明するための図であ
る。
【図5】図5はプレーン軸受の働きを説明するための図
である。
【図6】図6は従来のベーン型圧縮機の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 カムリング 2 ロータ 3 フロントサイドブロック 5 フロンヘッド 6 リヤヘッド 7 駆動軸 8 ニードル軸受 9 プレーン軸受 9a 環状溝 9b 螺旋溝 9c,9d 孔 20 リヤサイド部材 25 フロントサイド部材 30,31 軸受収容室 32,33 案内路 50,60 背圧溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムリング内に回転可能に収容されるロ
    ータと、 前記ロータの外周面に設けられるベーン溝と、 前記ベーン溝に摺動可能に挿入されるベーンと、 前記カムリングの両端面にそれぞれ固定される第1及び
    第2サイド部材と、 前記第1サイド部材に設けられ、前記ロータの駆動軸の
    一端部を回転可能に支持する第1軸受が収容される第1
    軸受収容室と、 前記第2サイド部材に設けられ、前記ロータの駆動軸の
    他端部を回転可能に支持する第2軸受が収容される第2
    軸受収容室と、 高圧室から前記第1軸受収容室へ潤滑油を案内する第1
    案内路と、 前記第1サイド部材のロータ側端面に設けられ、吸入開
    始から圧縮終了までの間に前記ベーン溝の奥部と連通し
    て、前記第1軸受収容室から前記ベーン溝の奥部に潤滑
    油を送り込む背圧溝とを備えているベーン型圧縮機にお
    いて、 前記第1軸受がプレーン軸受であり、 前記第1軸受収容室から低圧室へ潤滑油を案内する第2
    案内路が、前記第1サイド部材に設けられ、 前記第1案内路と連通する環状溝と、この環状溝と連通
    し、かつ前記駆動軸が回転したときにだけ前記背圧溝側
    へ潤滑油を送る螺旋溝とが、前記プレーン軸受の内周面
    又は前記駆動軸の一端部の外周面に設けられていること
    を特徴とするベーン型圧縮機。
JP9594596A 1996-03-25 1996-03-25 ベーン型圧縮機 Withdrawn JPH09256976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9594596A JPH09256976A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 ベーン型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9594596A JPH09256976A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 ベーン型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09256976A true JPH09256976A (ja) 1997-09-30

Family

ID=14151409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9594596A Withdrawn JPH09256976A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 ベーン型圧縮機

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JP (1) JPH09256976A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012163040A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Hitachi Automotive Systems Ltd ベーンポンプ
JP2014088792A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Toyota Industries Corp タンデム式ベーン型圧縮機
KR20150083368A (ko) * 2014-01-09 2015-07-17 한라비스테온공조 주식회사 베인 로터리 압축기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012163040A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Hitachi Automotive Systems Ltd ベーンポンプ
JP2014088792A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Toyota Industries Corp タンデム式ベーン型圧縮機
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603