JPH09231139A - データ二重化装置 - Google Patents
データ二重化装置Info
- Publication number
- JPH09231139A JPH09231139A JP8039796A JP3979696A JPH09231139A JP H09231139 A JPH09231139 A JP H09231139A JP 8039796 A JP8039796 A JP 8039796A JP 3979696 A JP3979696 A JP 3979696A JP H09231139 A JPH09231139 A JP H09231139A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- management table
- duplication
- data
- doubling
- Prior art date
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- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ二重化を行う際、テープ装置のような
シーケンシャルアクセス媒体を使用可能にすることによ
り、コスト削減を実現する。 【解決手段】 システム起動時、ファイルシステム管理
部103−1は、ファイル管理テーブル110−1を作
成し、二重化処理部103−2は、二重化管理テーブル
110−2を作成する。アプリケーションプログラム1
01がファイルをクローズするとき、ファイルシステム
管理部103−1は、ファイル管理テーブル110−1
の当該フラグを落し、ファイルの更新があったときは更
新フラグを立てる。また、二重化管理テーブル110−
2上の対応するエントリのフラグも立てる。二重化処理
部103−2は、二重化管理テーブル110−2のフラ
グっが立っている場合、最後尾に新エントリを作成し、
当該エントリに対応するファイルイメージを磁気ディス
ク装置104から磁気テープ装置112に転送する。
シーケンシャルアクセス媒体を使用可能にすることによ
り、コスト削減を実現する。 【解決手段】 システム起動時、ファイルシステム管理
部103−1は、ファイル管理テーブル110−1を作
成し、二重化処理部103−2は、二重化管理テーブル
110−2を作成する。アプリケーションプログラム1
01がファイルをクローズするとき、ファイルシステム
管理部103−1は、ファイル管理テーブル110−1
の当該フラグを落し、ファイルの更新があったときは更
新フラグを立てる。また、二重化管理テーブル110−
2上の対応するエントリのフラグも立てる。二重化処理
部103−2は、二重化管理テーブル110−2のフラ
グっが立っている場合、最後尾に新エントリを作成し、
当該エントリに対応するファイルイメージを磁気ディス
ク装置104から磁気テープ装置112に転送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに格納さ
れたデータを二重化するデータ二重化装置に関する。
れたデータを二重化するデータ二重化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクに保存するデータを二重
化する場合は、特開平04−095121に記載されて
いるように、元のディスクと同一容量のディスクを用意
し、ディスクのブロック単位の物理書き込みを行ってい
る。
化する場合は、特開平04−095121に記載されて
いるように、元のディスクと同一容量のディスクを用意
し、ディスクのブロック単位の物理書き込みを行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
二重化方式では、二重化を実現するために元のディスク
と同一容量のディスクスペースを必要とするため、デー
タ二重化に大きなコストがかかり、また、書き込むデー
タを全て二重化の対象としているため、書き込みに関し
ては、二倍のI/O負荷及びI/Oを起動するためのC
PU負荷が発生するので、スループットの低下を招くと
いう問題点がある。
二重化方式では、二重化を実現するために元のディスク
と同一容量のディスクスペースを必要とするため、デー
タ二重化に大きなコストがかかり、また、書き込むデー
タを全て二重化の対象としているため、書き込みに関し
ては、二倍のI/O負荷及びI/Oを起動するためのC
PU負荷が発生するので、スループットの低下を招くと
いう問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ二重化装
置は、アプリケーションプログラムとしてディスクに保
存するデータを、オペレーティングシステムが二重化す
る際、ファイル単位の論理コピー方式を使用することに
より、テープデバイスのよう安価なシーケンシャルアク
セス媒体を二重化用の媒体として使用可能にすることを
特徴とする。
置は、アプリケーションプログラムとしてディスクに保
存するデータを、オペレーティングシステムが二重化す
る際、ファイル単位の論理コピー方式を使用することに
より、テープデバイスのよう安価なシーケンシャルアク
セス媒体を二重化用の媒体として使用可能にすることを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を使用
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0006】図1は本発明の構成を示す。
【0007】図1において、101はファイル入出力を
要求するアプリケーションプログラムであり、システム
コールインタフェース部102,ファイル管理モジュー
ル103,磁気ディスクドライバ104および磁気テー
プドライバ105を有するオペレーティングシステムを
介してハードウェアに処理を実行させる。
要求するアプリケーションプログラムであり、システム
コールインタフェース部102,ファイル管理モジュー
ル103,磁気ディスクドライバ104および磁気テー
プドライバ105を有するオペレーティングシステムを
介してハードウェアに処理を実行させる。
【0008】システムコールインタフェース部102
は、アプリケーションプログラム101からの入出力要
求を下位モジュールに伝達する。ファイル管理モジュー
ル103は、ファイルシステム管理部103−1と二重
化処理部13−2からなる。
は、アプリケーションプログラム101からの入出力要
求を下位モジュールに伝達する。ファイル管理モジュー
ル103は、ファイルシステム管理部103−1と二重
化処理部13−2からなる。
【0009】磁気ディスクドライバ104は、磁気ディ
スク装置111との入出力を実行し、磁気テープドライ
バ105は、磁気テープ装置112との入出力を実行す
る。
スク装置111との入出力を実行し、磁気テープドライ
バ105は、磁気テープ装置112との入出力を実行す
る。
【0010】一次記憶装置110には、ファイル管理テ
ーブル110−1と二重化管理テーブル110−2を保
持している。ファイル管理テーブル110−1は、ファ
イルシステム管理部103−1によって、一次記憶装置
110上に生成され、二重化管理テーブル110−2
は、二重化処理部103−2によって、一次記憶装置1
10上に生成される。
ーブル110−1と二重化管理テーブル110−2を保
持している。ファイル管理テーブル110−1は、ファ
イルシステム管理部103−1によって、一次記憶装置
110上に生成され、二重化管理テーブル110−2
は、二重化処理部103−2によって、一次記憶装置1
10上に生成される。
【0011】磁気ディスク装置111は、磁気ディスク
ドライバ104からの命令を受けデータを格納し、磁気
テープ装置112は、磁気テープドライバ105からの
命令を受けデータを格納する。
ドライバ104からの命令を受けデータを格納し、磁気
テープ装置112は、磁気テープドライバ105からの
命令を受けデータを格納する。
【0012】図2はファイル管理テーブル110−1の
詳細を示し、ファイル対応にディスクファイル番号20
1,参照カウンタ202,更新フラグ203およびブロ
ック番号204を有する。
詳細を示し、ファイル対応にディスクファイル番号20
1,参照カウンタ202,更新フラグ203およびブロ
ック番号204を有する。
【0013】図3は二重化管理テーブル110−2の詳
細を示し、各エントリ305〜307は、テープ上のフ
ァイル番号であるテープファイル番号301,ディスク
ファイル番号302,フラグ303およびファイル長3
04からなる。
細を示し、各エントリ305〜307は、テープ上のフ
ァイル番号であるテープファイル番号301,ディスク
ファイル番号302,フラグ303およびファイル長3
04からなる。
【0014】また、図4はテープ上のファイル構成を示
し、テープに格納されるファイルの一覧や属性情報を保
持するテープファイル管理テーブル401と、テープ上
に存在する個々のファイル402、403、404から
構成される。図5はディスク上のファイル構成を示して
いる。501はディスクファイル管理テーブル、502
は個々のファイルの実体を格納するためのデータブロッ
クである。
し、テープに格納されるファイルの一覧や属性情報を保
持するテープファイル管理テーブル401と、テープ上
に存在する個々のファイル402、403、404から
構成される。図5はディスク上のファイル構成を示して
いる。501はディスクファイル管理テーブル、502
は個々のファイルの実体を格納するためのデータブロッ
クである。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
【0016】システム起動時、ファイルシステム管理部
103−1は、一次記憶装置110上にファイル管理テ
ーブル110−1を作成する。必要な情報は磁気ディス
ク装置111より読み込む。同じくシステム起動時、二
重化処理部103−2は、磁気テープ装置112からテ
ープファイル管理テーブル401を読み込み、先に展開
されたファイル管理テーブル110−1の情報と合わせ
て、二重化管理テーブル110−2を一次記憶装置11
0上に作成する。
103−1は、一次記憶装置110上にファイル管理テ
ーブル110−1を作成する。必要な情報は磁気ディス
ク装置111より読み込む。同じくシステム起動時、二
重化処理部103−2は、磁気テープ装置112からテ
ープファイル管理テーブル401を読み込み、先に展開
されたファイル管理テーブル110−1の情報と合わせ
て、二重化管理テーブル110−2を一次記憶装置11
0上に作成する。
【0017】アプリケーションプログラム101がファ
イルをクローズし、当該ファイルの参照が消滅した時、
ファイルシステム管理部103−1は当該ファイルのク
ローズを認識し、ファイル管理テーブル110−1の参
照フラグ203を落し、ファイルの更新があった場合は
更新フラグ203を立てる。また、対応する二重化管理
テーブル110−2上のエントリのフラグ303を立て
る。
イルをクローズし、当該ファイルの参照が消滅した時、
ファイルシステム管理部103−1は当該ファイルのク
ローズを認識し、ファイル管理テーブル110−1の参
照フラグ203を落し、ファイルの更新があった場合は
更新フラグ203を立てる。また、対応する二重化管理
テーブル110−2上のエントリのフラグ303を立て
る。
【0018】二重化処理部103−2は、二重化管理テ
ーブル110−2を参照し、フラグ303が立っている
場合(エントリ306)、二重化管理テーブル110−
2の最後尾に、新たにエントリ307を作成する。新し
いエントリ307には、新しいテーブルファイル番号
(xxxx)が割り当てられる。二重化処理部103−
2はエントリ307に対するファイルイメージを、磁気
ディスク装置111から磁気テープ装置112へ転送す
る。磁気テープ上では、図4のエントリ404のように
媒体の最後尾に追加される。
ーブル110−2を参照し、フラグ303が立っている
場合(エントリ306)、二重化管理テーブル110−
2の最後尾に、新たにエントリ307を作成する。新し
いエントリ307には、新しいテーブルファイル番号
(xxxx)が割り当てられる。二重化処理部103−
2はエントリ307に対するファイルイメージを、磁気
ディスク装置111から磁気テープ装置112へ転送す
る。磁気テープ上では、図4のエントリ404のように
媒体の最後尾に追加される。
【0019】なお、本発明では、ファイルの更新があっ
た場合は、テープ装置の最後尾に更新されたファイルを
追記するので、テープ上に無効領域が発生しやすい。こ
れを回避するために、二重化媒体を図6で示すように、
一対の磁気テープ装置601と磁気テープ装置602を
用意して、定期的にガベージコレクションを行うとよ
い。
た場合は、テープ装置の最後尾に更新されたファイルを
追記するので、テープ上に無効領域が発生しやすい。こ
れを回避するために、二重化媒体を図6で示すように、
一対の磁気テープ装置601と磁気テープ装置602を
用意して、定期的にガベージコレクションを行うとよ
い。
【0020】
【発明の効果】本発明の第一の効果は、ファイル単位の
論理コピー方式を採用したため、二重化用にビット単価
の安いテープ装置を使用可能にしたことにある。一般
に、磁気テープは磁気ディスクと比較して、100倍か
ら1000倍ビット単価が安価であり、非常に経済性に
優れている。
論理コピー方式を採用したため、二重化用にビット単価
の安いテープ装置を使用可能にしたことにある。一般
に、磁気テープは磁気ディスクと比較して、100倍か
ら1000倍ビット単価が安価であり、非常に経済性に
優れている。
【0021】また、第二の効果は、二重化データの書き
込みが、ファイルクローズ時にのみ行われるため、不必
要なデータの書き込みを抑制でき、I/O負荷を低減で
きることである。
込みが、ファイルクローズ時にのみ行われるため、不必
要なデータの書き込みを抑制でき、I/O負荷を低減で
きることである。
【0022】さらに、第三の効果は、二重化媒体にデー
タを転送するのに、ディスク装置からテープ装置への直
接転送を使用しているので、CPUが物理ブロック単位
にI/O命令を発行する必要がなくなるため、二重化処
理によるCPU負荷を低減することである。
タを転送するのに、ディスク装置からテープ装置への直
接転送を使用しているので、CPUが物理ブロック単位
にI/O命令を発行する必要がなくなるため、二重化処
理によるCPU負荷を低減することである。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明におけるファイル管理テーブルの一例を
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明においてメインメモリ上に展開される二
重化管理テーブルを示す構造図である。
重化管理テーブルを示す構造図である。
【図4】本発明において磁気テープ上の記録形態を示す
構成図である。
構成図である。
【図5】本発明におけるディスク上のファイル構成を示
す図である。
す図である。
【図6】本発明においてカベージコレクションを行う場
合の二重化媒体を示す図である。
合の二重化媒体を示す図である。
101 アプリケーションプログラム 102 システムコールインタフェース部 103 ファイル管理モジュール 103−1 ファイルシステム管理部 103−2 二重化処理部 104 磁気ディスクドライバ 105 磁気テープドライバ 110 一次記憶装置 110−1 ファイル管理テーブル 110−2 二重化管理テーブル 111 磁気ディスク装置 112,601,602 磁気テープ装置
Claims (3)
- 【請求項1】アプリケーションプログラムがファイルと
してディスクに保存するデータを、オペレーティングシ
ステムが二重化する際、ファイル単位の論理コピー方式
を使用することにより、テープデバイスのよう安価なシ
ーケンシャルアクセス媒体を二重化用の媒体として使用
可能にすることを特徴としたデータ二重化装置。 - 【請求項2】前記二重化する際、ファイルクローズの契
機で、更新ブロックのみを二重化媒体に書き出すことに
より、I/O負荷とCPU負荷を低減し、システムスル
ープットを向上させることを特徴とする請求項1記載の
データ二重化装置。 - 【請求項3】前記シーケンシャルアクセス媒体について
定期的にカベージコレクションを行うことを特徴とする
請求項1記載のデータ二重化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8039796A JPH09231139A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | データ二重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8039796A JPH09231139A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | データ二重化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09231139A true JPH09231139A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12562925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8039796A Pending JPH09231139A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | データ二重化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09231139A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7392451B2 (en) | 2001-11-30 | 2008-06-24 | Fujitsu Limited | Packet data retransmission control method and system |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP8039796A patent/JPH09231139A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7392451B2 (en) | 2001-11-30 | 2008-06-24 | Fujitsu Limited | Packet data retransmission control method and system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990209 |