JPH09238858A - 浴室用すのこ - Google Patents
浴室用すのこInfo
- Publication number
- JPH09238858A JPH09238858A JP5293296A JP5293296A JPH09238858A JP H09238858 A JPH09238858 A JP H09238858A JP 5293296 A JP5293296 A JP 5293296A JP 5293296 A JP5293296 A JP 5293296A JP H09238858 A JPH09238858 A JP H09238858A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- drainage
- bathroom
- drain
- shaped body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtub Accessories (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】すのこの表面に湯水が滞留するのを防止する。
【解決手段】すのこ１０を、板状体１１および該板状体
１１の長辺側両端縁に垂設された一対の脚部１２から構
成し、板状体１１には、長辺側方向に間隔をおいて複数
本の排水溝１１ａを形成するとともに、板状体１１の表
面には、排水溝１１ａに向かって排水用傾斜面１１１を
形成する。
１１の長辺側両端縁に垂設された一対の脚部１２から構
成し、板状体１１には、長辺側方向に間隔をおいて複数
本の排水溝１１ａを形成するとともに、板状体１１の表
面には、排水溝１１ａに向かって排水用傾斜面１１１を
形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室用すのこに関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、住宅などにおける浴室１は、図
４に示すように、洗い場２１を有する防水パン２および
浴槽３を備えるとともに、これらの洗い場２１と浴槽３
を包囲する壁パネル４およびその上方を覆う天井パネル
５を備えて構成されている。そして、洗い場２１と脱衣
室６の床面とは、高齢者あるいは身体に障害を有する人
が安全に入浴できるように、それらの接続部に配設され
た、開閉扉７１を有する枠体７を介して段差を有するこ
となくほぼ面一に形成されている。この場合、洗い場２
１の湯水が枠体７を越えて脱衣室６に流れ込むことがな
いように、枠体７に沿う洗い場２１には排水渠（図示せ
ず）が形成されている。そして、この排水渠には、洗い
場２１の床面と面一となるようにすのこ８が嵌合載置さ
れている（例えば、特開平７−２６６０８号公報参
照）。
４に示すように、洗い場２１を有する防水パン２および
浴槽３を備えるとともに、これらの洗い場２１と浴槽３
を包囲する壁パネル４およびその上方を覆う天井パネル
５を備えて構成されている。そして、洗い場２１と脱衣
室６の床面とは、高齢者あるいは身体に障害を有する人
が安全に入浴できるように、それらの接続部に配設され
た、開閉扉７１を有する枠体７を介して段差を有するこ
となくほぼ面一に形成されている。この場合、洗い場２
１の湯水が枠体７を越えて脱衣室６に流れ込むことがな
いように、枠体７に沿う洗い場２１には排水渠（図示せ
ず）が形成されている。そして、この排水渠には、洗い
場２１の床面と面一となるようにすのこ８が嵌合載置さ
れている（例えば、特開平７−２６６０８号公報参
照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したす
のこは、強度を確保するため、断面コ字状に形成された
複数本の長尺のレール体を間隔をおいて配設して構成さ
れ、レール体とレール体との間を排水溝に形成している
ことから、レール体の表面に湯水が滞留し、滑り易いと
いう問題があった。
のこは、強度を確保するため、断面コ字状に形成された
複数本の長尺のレール体を間隔をおいて配設して構成さ
れ、レール体とレール体との間を排水溝に形成している
ことから、レール体の表面に湯水が滞留し、滑り易いと
いう問題があった。
【０００４】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、すのこの表面に湯水が滞留しにくくして滑
りを防止した浴室用すのこを提供するものである。
れたもので、すのこの表面に湯水が滞留しにくくして滑
りを防止した浴室用すのこを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、防水パンの洗い場に形成された排水渠
に１個もしくは複数個配設された浴室用すのこであっ
て、板状体および該板状体の長辺側両端縁に垂設された
一対の脚部からなり、前記板状体には長辺側方向に間隔
をおいて複数本の排水溝が形成されるとともに、板状体
の表面には排水溝に向かって排水用傾斜面が形成されて
いることを特徴とするものである。
ため、本発明は、防水パンの洗い場に形成された排水渠
に１個もしくは複数個配設された浴室用すのこであっ
て、板状体および該板状体の長辺側両端縁に垂設された
一対の脚部からなり、前記板状体には長辺側方向に間隔
をおいて複数本の排水溝が形成されるとともに、板状体
の表面には排水溝に向かって排水用傾斜面が形成されて
いることを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【０００７】図１には、本発明の浴室用すのこ１０が記
載されており、この浴室用すのこ１０は、長尺な板状体
１１と、この板状体１１の長辺側両端縁に垂設された一
対の脚部１２からなり、断面略コ字状に形成されてい
る。そして、板状体１１には、長辺側方向に間隔をおい
て複数本の排水溝１１ａが短辺側両端縁間にわたって形
成されている。また、板状体１１には、隣接する排水溝
１１ａと排水溝１１ａの中間に位置して洗い場２１の床
面とほぼ面一の稜線１１ｘが形成され、この稜線１１ｘ
からそれぞれ配水溝１１ａに向かって排水用傾斜面１１
１が形成されている。さらに、板状体１１の各排水用傾
斜面１１１には、横断面が直角三角形状であって、表面
が洗い場２１の床面と面一となる突出部１１２が短辺側
に間隔をおいて設けられており、その表面には滑り止め
用エンボッシングＥが形成されている。したがって、板
状体１１は、突出部１１２と突出部１１２との間に排水
溝１１ａに向かう排水用傾斜面１１１を有している。
載されており、この浴室用すのこ１０は、長尺な板状体
１１と、この板状体１１の長辺側両端縁に垂設された一
対の脚部１２からなり、断面略コ字状に形成されてい
る。そして、板状体１１には、長辺側方向に間隔をおい
て複数本の排水溝１１ａが短辺側両端縁間にわたって形
成されている。また、板状体１１には、隣接する排水溝
１１ａと排水溝１１ａの中間に位置して洗い場２１の床
面とほぼ面一の稜線１１ｘが形成され、この稜線１１ｘ
からそれぞれ配水溝１１ａに向かって排水用傾斜面１１
１が形成されている。さらに、板状体１１の各排水用傾
斜面１１１には、横断面が直角三角形状であって、表面
が洗い場２１の床面と面一となる突出部１１２が短辺側
に間隔をおいて設けられており、その表面には滑り止め
用エンボッシングＥが形成されている。したがって、板
状体１１は、突出部１１２と突出部１１２との間に排水
溝１１ａに向かう排水用傾斜面１１１を有している。
【０００８】一方、図２に示すように、板状体１１の裏
面には、隣接する排水溝１１ａと排水溝１１ａとの間に
おいて、隣接する排水溝１１ａと排水溝１１ａとの中間
に位置して一対の脚部１２の内面間にわたる補強リブ１
１３が脚部１２の底面と面一となるように垂設されてい
る。
面には、隣接する排水溝１１ａと排水溝１１ａとの間に
おいて、隣接する排水溝１１ａと排水溝１１ａとの中間
に位置して一対の脚部１２の内面間にわたる補強リブ１
１３が脚部１２の底面と面一となるように垂設されてい
る。
【０００９】この場合、排水溝１１ａの幅は、入浴者が
歩行時につまづかないように、指が入らないような間隔
に設定され、また、隣接する補強リブ１１３と補強リブ
１１３との間隔は、清掃時を考慮して少なくとも指を挿
入できるだけの幅に設定されている。
歩行時につまづかないように、指が入らないような間隔
に設定され、また、隣接する補強リブ１１３と補強リブ
１１３との間隔は、清掃時を考慮して少なくとも指を挿
入できるだけの幅に設定されている。
【００１０】この結果、すのこ１０に湯水が掛かって
も、その大部分は板状体１１の表面に形成された排水用
傾斜面１１１に沿って速やかに排水溝１１ａに向かって
流下することから、湯水は板状体１１の表面にほとんど
滞留することがない。また、板状体１１に形成された突
出部１１２の表面に一部滞留した湯水は、突出部１１２
の表面に滑り止め用エンボッシングＥが形成されている
とともに、間隔をおいて形成された突出部１１２が抵抗
となり、すのこ１０に足を掛けても入浴者が滑るという
事態を防止することができる。さらに、板状体１１の厚
みを薄く形成しても補強リブ１１３によってすのこ１０
の強度を確保することができ、入浴者の体重がすのこ１
０に作用しても板状体１１が撓むことはなく、板状体１
１の撓みによる不快感を覚えることを防止することがで
きる。また、板状体１１の厚みが薄くなることによって
スポンジなどの清掃具を排水溝１１ａに差し込むことが
でき、清掃具を利用して簡単に排水溝１１ａの清掃を行
うことができる。
も、その大部分は板状体１１の表面に形成された排水用
傾斜面１１１に沿って速やかに排水溝１１ａに向かって
流下することから、湯水は板状体１１の表面にほとんど
滞留することがない。また、板状体１１に形成された突
出部１１２の表面に一部滞留した湯水は、突出部１１２
の表面に滑り止め用エンボッシングＥが形成されている
とともに、間隔をおいて形成された突出部１１２が抵抗
となり、すのこ１０に足を掛けても入浴者が滑るという
事態を防止することができる。さらに、板状体１１の厚
みを薄く形成しても補強リブ１１３によってすのこ１０
の強度を確保することができ、入浴者の体重がすのこ１
０に作用しても板状体１１が撓むことはなく、板状体１
１の撓みによる不快感を覚えることを防止することがで
きる。また、板状体１１の厚みが薄くなることによって
スポンジなどの清掃具を排水溝１１ａに差し込むことが
でき、清掃具を利用して簡単に排水溝１１ａの清掃を行
うことができる。
【００１１】一方、脚部１２の上端縁には、排水溝１１
ａに連通する排水用上切欠部１２ａが形成されている
他、その下端縁には、複数個の排水用下切欠部１２ｂが
間隔をおいて形成されている。また、脚部１２の外面に
は、複数個の嵌合用突起１２１が間隔をおいて設けられ
ている。この嵌合用突起１２１の突出高さは、排水渠２
１ａにおける段部２１ｘ（図３参照）の間隔に合わせて
設定されている。さらに、脚部１２の両端縁は、排水溝
１１ａの幅の半分の長さだけ突出しており、複数個のす
のこ１０を連結した場合、隣接するすのこ１０と合わせ
て同一幅の排水溝１１ａを形成することができる。
ａに連通する排水用上切欠部１２ａが形成されている
他、その下端縁には、複数個の排水用下切欠部１２ｂが
間隔をおいて形成されている。また、脚部１２の外面に
は、複数個の嵌合用突起１２１が間隔をおいて設けられ
ている。この嵌合用突起１２１の突出高さは、排水渠２
１ａにおける段部２１ｘ（図３参照）の間隔に合わせて
設定されている。さらに、脚部１２の両端縁は、排水溝
１１ａの幅の半分の長さだけ突出しており、複数個のす
のこ１０を連結した場合、隣接するすのこ１０と合わせ
て同一幅の排水溝１１ａを形成することができる。
【００１２】この結果、排水渠２１ａの段部２１ｘにす
のこ１０を嵌め込んだ場合、確実に嵌合されてすのこ１
０のガタつきを防止し、不安定感をなくすことができる
とともに、すのこ１０の脚部１２の外面と排水渠２１ａ
の段部２１ｘ間の隙間および排水用下切欠部１２ｂを通
して湯水を排水渠２１ａに流出させることができ、その
段部２１ｘ、ひいては、板状体１１の表面に湯水が滞留
するのを防止することができる。
のこ１０を嵌め込んだ場合、確実に嵌合されてすのこ１
０のガタつきを防止し、不安定感をなくすことができる
とともに、すのこ１０の脚部１２の外面と排水渠２１ａ
の段部２１ｘ間の隙間および排水用下切欠部１２ｂを通
して湯水を排水渠２１ａに流出させることができ、その
段部２１ｘ、ひいては、板状体１１の表面に湯水が滞留
するのを防止することができる。
【００１３】なお、前述した実施形態においては、複数
本のすのこ１０を接続する場合について説明したが、排
水渠２１ａの長さが短く、単一のすのこ１０のみを使用
する場合においても採用することができる。この場合
は、その長さに合わせて１個もしくは複数個の嵌合用突
起１２１を設けるとともに、１個もしくは複数個の排水
用下切欠部１２ｂを形成すればよく、また、その際に
は、板状体１１の長手方向両端に排水溝１１ａの幅の半
分の隙間を形成することができ、この隙間を通して湯水
を排水することができる。
本のすのこ１０を接続する場合について説明したが、排
水渠２１ａの長さが短く、単一のすのこ１０のみを使用
する場合においても採用することができる。この場合
は、その長さに合わせて１個もしくは複数個の嵌合用突
起１２１を設けるとともに、１個もしくは複数個の排水
用下切欠部１２ｂを形成すればよく、また、その際に
は、板状体１１の長手方向両端に排水溝１１ａの幅の半
分の隙間を形成することができ、この隙間を通して湯水
を排水することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、防水パン
の洗い場に形成された排水渠に１個もしくは複数個配設
された浴室用すのこであって、板状体および該板状体の
長辺側両端縁に垂設された一対の脚部からなり、前記板
状体には長辺側方向に間隔をおいて複数本の排水溝が形
成されるとともに、板状体の表面には排水溝に向かって
排水用傾斜面が形成されていることにより、すのこの表
面に湯水が滞留するのを防止することができ、すのこの
表面に滞留した湯水によって滑るという事態を防止する
ことができる。
の洗い場に形成された排水渠に１個もしくは複数個配設
された浴室用すのこであって、板状体および該板状体の
長辺側両端縁に垂設された一対の脚部からなり、前記板
状体には長辺側方向に間隔をおいて複数本の排水溝が形
成されるとともに、板状体の表面には排水溝に向かって
排水用傾斜面が形成されていることにより、すのこの表
面に湯水が滞留するのを防止することができ、すのこの
表面に滞留した湯水によって滑るという事態を防止する
ことができる。
【図１】本発明の浴室用すのこを示す斜視図である。
【図２】図１の浴室用すのこを一部省略して示す横断面
図である。
図である。
【図３】図１の浴室用すのこを排水渠に嵌合した状態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図４】浴室を一部省略して示す斜視図である。
１ 浴室 ２ 防水パン ２１ 洗い場 ２１ａ 排水渠 １０ すのこ １１ 板状体 １１ａ 排水溝 １１１ 排水用傾斜面 １１２ 突出部 １１３ 補強リブ １２ 脚部 １２ａ 排水用上切欠部 １２ｂ 排水用下切欠部 １２１ 嵌合用突起 Ｅ 滑り止め用エンボッシング
Claims (3)
- 【請求項１】 防水パンの洗い場に形成された排水渠に
１個もしくは複数個配設された浴室用すのこであって、
板状体および該板状体の長辺側両端縁に垂設された一対
の脚部からなり、前記板状体には長辺側方向に間隔をお
いて複数本の排水溝が形成されるとともに、板状体の表
面には排水溝に向かって排水用傾斜面が形成されている
ことを特徴とする浴室用すのこ。 - 【請求項２】 前記板状体の表面には、表面が洗い場の
床面と面一となる突出部が短辺側方向に間隔をおいて設
けられ、この突出部の表面には滑り止め用エンボッシン
グが形成されている請求項１記載の浴室用すのこ。 - 【請求項３】 前記脚部の上端縁には各排水溝に連通す
る排水用上切欠部が形成されるとともに、その下端縁に
は１個もしくは複数個の排水用下切欠部が形成され、さ
らに、その外面には１個もしくは複数個の嵌合用突起が
設けられている請求項１もしくは請求項２記載の浴室用
すのこ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5293296A JPH09238858A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 浴室用すのこ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5293296A JPH09238858A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 浴室用すのこ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09238858A true JPH09238858A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12928631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5293296A Pending JPH09238858A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 浴室用すのこ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09238858A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012158914A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Toli Corp | 浴室用床シート |
| KR20160096013A (ko) * | 2013-12-10 | 2016-08-12 | 벨라퀘즈 에드가르도 라미레즈 | 소변기 매트 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP5293296A patent/JPH09238858A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012158914A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Toli Corp | 浴室用床シート |
| KR20160096013A (ko) * | 2013-12-10 | 2016-08-12 | 벨라퀘즈 에드가르도 라미레즈 | 소변기 매트 |
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