JPH09223607A - 感圧型電子部品 - Google Patents
感圧型電子部品Info
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- JPH09223607A JPH09223607A JP5106296A JP5106296A JPH09223607A JP H09223607 A JPH09223607 A JP H09223607A JP 5106296 A JP5106296 A JP 5106296A JP 5106296 A JP5106296 A JP 5106296A JP H09223607 A JPH09223607 A JP H09223607A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に製造でき、キートップの押圧ストロー
クを長く取れ、抵抗値の微調整も容易に行なえる感圧型
電子部品を提供すること。 【解決手段】 厚み方向に押圧することで厚み方向の抵
抗値を小さくする感圧抵抗膜23と、感圧抵抗膜23の
下面に形成される2つの電極パターン21と、感圧抵抗
膜23の上面の2つの電極パターン21に対向する位置
に形成される導電パターン25とを、基板10上に積層
することによって構成される感圧膜素子20と、基板1
0の2つの電極パターン21の真上に位置する導電パタ
ーン25上を押圧するように感圧膜素子20上に配置さ
れる板バネ状の弾発部材30と、弾発部材30を押圧す
るキートップ40とを具備する。キートップ40を押圧
することによって感圧膜素子20の感圧抵抗膜23が弾
発部材30の弾発力によって弾圧されてその厚み方向の
抵抗値を小さくし、2つの電極パターン21間の抵抗値
を変化する。
クを長く取れ、抵抗値の微調整も容易に行なえる感圧型
電子部品を提供すること。 【解決手段】 厚み方向に押圧することで厚み方向の抵
抗値を小さくする感圧抵抗膜23と、感圧抵抗膜23の
下面に形成される2つの電極パターン21と、感圧抵抗
膜23の上面の2つの電極パターン21に対向する位置
に形成される導電パターン25とを、基板10上に積層
することによって構成される感圧膜素子20と、基板1
0の2つの電極パターン21の真上に位置する導電パタ
ーン25上を押圧するように感圧膜素子20上に配置さ
れる板バネ状の弾発部材30と、弾発部材30を押圧す
るキートップ40とを具備する。キートップ40を押圧
することによって感圧膜素子20の感圧抵抗膜23が弾
発部材30の弾発力によって弾圧されてその厚み方向の
抵抗値を小さくし、2つの電極パターン21間の抵抗値
を変化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感圧型電子部品に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来図8に示すように、厚み方向に押圧
することで該厚み方向の抵抗値を小さくする感圧抵抗ゴ
ムシート81を導電パターン89を介してキートップ8
7に取り付け、一方前記感圧抵抗ゴムシート81の真下
に2つの電極パターン83,83を設けた基板85を配
置し、前記キートップ87を押し下げることで前記感圧
抵抗ゴムシート81を前記2つの電極パターン83,8
3に同時に押し付け、その押圧力によって変化する感圧
抵抗ゴムシート81の厚み方向の抵抗値によって、前記
2つの電極パターン83,83間の抵抗値を変化させる
構造の感圧型の可変抵抗器がある。
することで該厚み方向の抵抗値を小さくする感圧抵抗ゴ
ムシート81を導電パターン89を介してキートップ8
7に取り付け、一方前記感圧抵抗ゴムシート81の真下
に2つの電極パターン83,83を設けた基板85を配
置し、前記キートップ87を押し下げることで前記感圧
抵抗ゴムシート81を前記2つの電極パターン83,8
3に同時に押し付け、その押圧力によって変化する感圧
抵抗ゴムシート81の厚み方向の抵抗値によって、前記
2つの電極パターン83,83間の抵抗値を変化させる
構造の感圧型の可変抵抗器がある。
【0003】また従来図9に示すように、厚み方向に押
圧することで該厚み方向の抵抗値を小さくする感圧抵抗
膜91をその下面に塗布した弾性導電ゴム93をキート
ップ95の下面に取り付け、一方前記感圧抵抗膜91の
真下に2つの電極パターン97,97を設けた基板99
を配置し、前記キートップ95を押圧して前記感圧抵抗
膜91を前記2つの電極パターン97,97に同時に押
し付け、その押圧力によって変化する感圧抵抗膜91の
厚み方向の抵抗値によって、前記2つの電極パターン9
7,97間の抵抗値を変化させる構造の感圧型の可変抵
抗器がある。
圧することで該厚み方向の抵抗値を小さくする感圧抵抗
膜91をその下面に塗布した弾性導電ゴム93をキート
ップ95の下面に取り付け、一方前記感圧抵抗膜91の
真下に2つの電極パターン97,97を設けた基板99
を配置し、前記キートップ95を押圧して前記感圧抵抗
膜91を前記2つの電極パターン97,97に同時に押
し付け、その押圧力によって変化する感圧抵抗膜91の
厚み方向の抵抗値によって、前記2つの電極パターン9
7,97間の抵抗値を変化させる構造の感圧型の可変抵
抗器がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来の感圧型可変抵抗器においては、基板85(99)上
に電極パターン83,83(97,97)を設ける外
に、キートップ87(95)側にも感圧抵抗ゴムシート
81と導電パターン89(感圧抵抗膜91と弾性導電ゴ
ム93)を設けなければならず、その製造が煩雑であっ
た。
来の感圧型可変抵抗器においては、基板85(99)上
に電極パターン83,83(97,97)を設ける外
に、キートップ87(95)側にも感圧抵抗ゴムシート
81と導電パターン89(感圧抵抗膜91と弾性導電ゴ
ム93)を設けなければならず、その製造が煩雑であっ
た。
【0005】また上記従来の感圧型可変抵抗器は、キー
トップ87(95)を押圧した際のストロークは前記感
圧抵抗ゴムシート81又は弾性導電ゴム93のたわみ量
によって得られるが、これらゴム材によって得られる押
圧ストロークは短くて抵抗値の微調整が困難であり、ま
たゴム材をたわませるためのキートップ87(95)の
押圧力もかなり大きくなるため可変抵抗器としての操作
感覚が悪いという問題点があった。
トップ87(95)を押圧した際のストロークは前記感
圧抵抗ゴムシート81又は弾性導電ゴム93のたわみ量
によって得られるが、これらゴム材によって得られる押
圧ストロークは短くて抵抗値の微調整が困難であり、ま
たゴム材をたわませるためのキートップ87(95)の
押圧力もかなり大きくなるため可変抵抗器としての操作
感覚が悪いという問題点があった。
【0006】また図8に示す従来例の場合は使用してい
る感圧抵抗ゴムシート81が高価であるという問題点が
あった。
る感圧抵抗ゴムシート81が高価であるという問題点が
あった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、容易に製造でき、キートップの押圧ス
トロークを長く取れ、抵抗値の微調整も容易に行なえる
感圧型電子部品を提供することにある。
ありその目的は、容易に製造でき、キートップの押圧ス
トロークを長く取れ、抵抗値の微調整も容易に行なえる
感圧型電子部品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、厚み方向に押圧することで該厚み方向の抵
抗値を小さくする感圧抵抗膜と、該感圧抵抗膜の両面或
いは何れか一方の面に形成される少なくとも2つの電極
パターンとを有することによって、前記感圧抵抗膜を厚
み方向に押圧した際に前記2つの電極パターン間の抵抗
値を変化せしめる感圧膜素子と、前記感圧膜素子を形成
する基材と、前記基材の感圧膜素子を形成した部分の上
に直接又は他の押圧部材を介して間接に配置される弾発
部材とを具備し、前記弾発部材を押圧することによって
前記感圧膜素子が前記弾発部材の弾発力によって弾圧さ
れるように構成した。
め本発明は、厚み方向に押圧することで該厚み方向の抵
抗値を小さくする感圧抵抗膜と、該感圧抵抗膜の両面或
いは何れか一方の面に形成される少なくとも2つの電極
パターンとを有することによって、前記感圧抵抗膜を厚
み方向に押圧した際に前記2つの電極パターン間の抵抗
値を変化せしめる感圧膜素子と、前記感圧膜素子を形成
する基材と、前記基材の感圧膜素子を形成した部分の上
に直接又は他の押圧部材を介して間接に配置される弾発
部材とを具備し、前記弾発部材を押圧することによって
前記感圧膜素子が前記弾発部材の弾発力によって弾圧さ
れるように構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかる感圧型可変抵抗器を示す概略側断面図である。同
図に示すようにこの実施形態の場合、基板10の上に感
圧膜素子20を形成し、その上に弾発部材30とキート
ップ(押圧体)40を配置し、さらに弾発部材30とキ
ートップ40をケース50で囲むことによって構成され
ている。以下各構成部品について説明する。
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかる感圧型可変抵抗器を示す概略側断面図である。同
図に示すようにこの実施形態の場合、基板10の上に感
圧膜素子20を形成し、その上に弾発部材30とキート
ップ(押圧体)40を配置し、さらに弾発部材30とキ
ートップ40をケース50で囲むことによって構成され
ている。以下各構成部品について説明する。
【0010】ここで図2は前記基板10の感圧膜素子2
0を形成した部分を示す図であり、同図(a)は要部拡
大平面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図であ
る。
0を形成した部分を示す図であり、同図(a)は要部拡
大平面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図であ
る。
【0011】同図に示すようにこの感圧膜素子20は、
絶縁性の基板10上に2つの円形の電極パターン21,
21を形成し、該両電極パターン21,21の上を覆う
ように感圧抵抗膜23を形成し、さらに該感圧抵抗膜2
3上の前記両電極パターン21,21に対向する位置に
1つの導電パターン25を形成して構成されている。
絶縁性の基板10上に2つの円形の電極パターン21,
21を形成し、該両電極パターン21,21の上を覆う
ように感圧抵抗膜23を形成し、さらに該感圧抵抗膜2
3上の前記両電極パターン21,21に対向する位置に
1つの導電パターン25を形成して構成されている。
【0012】ここで電極パターン21,21は、銀ペー
ストをスクリーン印刷することによって形成されてお
り、その一端からは回路パターン22,22が引き出さ
れている。なおこの電極パターン21,21の厚みはこ
の実施形態では10μmとしている。
ストをスクリーン印刷することによって形成されてお
り、その一端からは回路パターン22,22が引き出さ
れている。なおこの電極パターン21,21の厚みはこ
の実施形態では10μmとしている。
【0013】次に感圧抵抗膜23は、厚み方向へ押圧す
ることで該厚み方向の抵抗値を小さくする機能を有する
感圧材料を印刷することで形成されている。なおこの感
圧抵抗膜23の厚みはこの実施形態では40〜100μ
mとしている。
ることで該厚み方向の抵抗値を小さくする機能を有する
感圧材料を印刷することで形成されている。なおこの感
圧抵抗膜23の厚みはこの実施形態では40〜100μ
mとしている。
【0014】本実施形態にかかる感圧抵抗膜23では、
押圧方向だけ抵抗値が変化し、それ以外の方向では絶縁
状態のままである異方性感圧抵抗膜を使用した。この感
圧抵抗膜23の材質としては、弾性材中に導電粉を混合
したものを用いている。具体的にこの実施形態において
は、弾性材としてシリコンゴム、導電粉としてカーボン
粉を使用し、シリコンゴム0.2〜2重量部に対してカ
ーボン粉1重量部を混合し、これを例えばテルペン系の
高沸点溶剤などからなる溶剤に溶かしている。またカー
ボン粉としては平均粒径1〜20μmの造粒カーボンブ
ラックを使用している。
押圧方向だけ抵抗値が変化し、それ以外の方向では絶縁
状態のままである異方性感圧抵抗膜を使用した。この感
圧抵抗膜23の材質としては、弾性材中に導電粉を混合
したものを用いている。具体的にこの実施形態において
は、弾性材としてシリコンゴム、導電粉としてカーボン
粉を使用し、シリコンゴム0.2〜2重量部に対してカ
ーボン粉1重量部を混合し、これを例えばテルペン系の
高沸点溶剤などからなる溶剤に溶かしている。またカー
ボン粉としては平均粒径1〜20μmの造粒カーボンブ
ラックを使用している。
【0015】なお弾性材としては、シリコンゴムに限定
されず、他の各種ゴム材(例えばブタジエンゴム,アク
リルニトリル・ブタジエン・スチレンゴム等)、又は熱
可塑性エラストマー(例えばスチレン系熱可塑性エラス
トマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー等)、又は
塩ビ・酢ビ系樹脂材、又はポリエチレンなどの各種弾性
を有する材料が使用できる。
されず、他の各種ゴム材(例えばブタジエンゴム,アク
リルニトリル・ブタジエン・スチレンゴム等)、又は熱
可塑性エラストマー(例えばスチレン系熱可塑性エラス
トマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー等)、又は
塩ビ・酢ビ系樹脂材、又はポリエチレンなどの各種弾性
を有する材料が使用できる。
【0016】また導電粉の材質としては、造粒カーボン
ブラックの他に、球状黒鉛,ビーズ状黒鉛,鱗状黒鉛,
フレーク状黒鉛,土状黒鉛等が使用でき、またこれらの
混合体であってもよい。また他の導電金属粉でも良い。
ブラックの他に、球状黒鉛,ビーズ状黒鉛,鱗状黒鉛,
フレーク状黒鉛,土状黒鉛等が使用でき、またこれらの
混合体であってもよい。また他の導電金属粉でも良い。
【0017】次に前記導電パターン25は、銀ペースト
をスクリーン印刷することによって形成されている。こ
の導電パターン25の厚みはこの実施形態では10μm
としている。
をスクリーン印刷することによって形成されている。こ
の導電パターン25の厚みはこの実施形態では10μm
としている。
【0018】次に図3は前記弾発部材30を示す拡大斜
視図である。同図に示すようにこの弾発部材30は、弾
性を有する導電金属板を折り曲げることによって略く字
状に形成して構成されている。さらに具体的に言えば、
下側の面31に対して上側の面33が覆い被さるよう
に、両面がなす角度を約30〜40°として構成されて
いる。
視図である。同図に示すようにこの弾発部材30は、弾
性を有する導電金属板を折り曲げることによって略く字
状に形成して構成されている。さらに具体的に言えば、
下側の面31に対して上側の面33が覆い被さるよう
に、両面がなす角度を約30〜40°として構成されて
いる。
【0019】また下側の面31の一端部近傍には、下方
向に向かって略半球状に突出する2つの押圧突起部3
5,35(図1参照)が設けられている。これら押圧突
起部35,35は、この弾発部材30が感圧膜素子20
上に配設された際、それぞれ前記図2に示す2つの電極
パターン21,21の真上の位置にくるように設けられ
ている。
向に向かって略半球状に突出する2つの押圧突起部3
5,35(図1参照)が設けられている。これら押圧突
起部35,35は、この弾発部材30が感圧膜素子20
上に配設された際、それぞれ前記図2に示す2つの電極
パターン21,21の真上の位置にくるように設けられ
ている。
【0020】一方上側の面33の一端部は、下方向に向
かってなだらかに湾曲するように加工されることで押圧
摺接部37が設けられている。
かってなだらかに湾曲するように加工されることで押圧
摺接部37が設けられている。
【0021】図1に戻って、キートップ40は合成樹脂
製であってその下端外周につば部41を設けて構成され
ている。
製であってその下端外周につば部41を設けて構成され
ている。
【0022】またケース50は、その上面に前記キート
ップ40を挿通する貫通孔51を設け、またその下面中
央近傍には弾発部材30の押圧突起部35の部分を位置
決めする押圧突起収納部53を設けて構成されている。
ップ40を挿通する貫通孔51を設け、またその下面中
央近傍には弾発部材30の押圧突起部35の部分を位置
決めする押圧突起収納部53を設けて構成されている。
【0023】またケース50内の中央には図1の紙面手
前側から奥側に向けて延びるストッパー部55が設けら
れている。
前側から奥側に向けて延びるストッパー部55が設けら
れている。
【0024】そしてこの感圧型可変抵抗器の組み立て
は、図1に示すように、基板10の上に弾発部材30と
キートップ40を収納したケース50を取り付け、図示
しない固定手段で基板10とケース50間を固定するこ
とによって行なわれる。
は、図1に示すように、基板10の上に弾発部材30と
キートップ40を収納したケース50を取り付け、図示
しない固定手段で基板10とケース50間を固定するこ
とによって行なわれる。
【0025】このとき、弾発部材30の押圧突起部35
は、ケース50の押圧突起収納部53内に位置し、また
弾発部材30の押圧摺接部37は、キートップ40の下
面中央に弾接している。
は、ケース50の押圧突起収納部53内に位置し、また
弾発部材30の押圧摺接部37は、キートップ40の下
面中央に弾接している。
【0026】そしてキートップ40を押し下げれば、弾
発部材30がたわんでその押圧摺接部37が下降し、該
キートップ40の押し下げ量に対応する力で弾発部材3
0の2つの押圧突起部35,35がそれぞれ感圧膜素子
20の2つの電極パターン21,21のそれぞれの真上
の導電パターン25上を同時に弾圧する。
発部材30がたわんでその押圧摺接部37が下降し、該
キートップ40の押し下げ量に対応する力で弾発部材3
0の2つの押圧突起部35,35がそれぞれ感圧膜素子
20の2つの電極パターン21,21のそれぞれの真上
の導電パターン25上を同時に弾圧する。
【0027】これによって前記図2に示す感圧抵抗膜2
3の厚み方向の抵抗値は、前記2つの押圧突起部35,
35によって押圧された部分だけにおいて小さくなる。
つまり2つの電極パターン21,21と導電パターン2
5間の抵抗値が押圧力に応じてそれぞれ小さくなる。導
電パターン25は1枚の導電膜なので、結局導電パター
ン25を介して両電極パターン21,21間の抵抗値が
押圧力に応じて小さくなる。
3の厚み方向の抵抗値は、前記2つの押圧突起部35,
35によって押圧された部分だけにおいて小さくなる。
つまり2つの電極パターン21,21と導電パターン2
5間の抵抗値が押圧力に応じてそれぞれ小さくなる。導
電パターン25は1枚の導電膜なので、結局導電パター
ン25を介して両電極パターン21,21間の抵抗値が
押圧力に応じて小さくなる。
【0028】ところで本実施形態によれば、感圧膜素子
20とキートップ40の間に板バネ状の弾発部材30を
介在させたので、キートップ40の押圧ストロークの変
化に対して感圧膜素子20に加わる弾発力の力が急激に
は変化せず、その分抵抗値の微調整が可能となるばかり
か、押圧ストロークを長くすることができる。
20とキートップ40の間に板バネ状の弾発部材30を
介在させたので、キートップ40の押圧ストロークの変
化に対して感圧膜素子20に加わる弾発力の力が急激に
は変化せず、その分抵抗値の微調整が可能となるばかり
か、押圧ストロークを長くすることができる。
【0029】また本実施形態においては、感圧膜素子2
0を1枚の基板10のみに形成でき、その上には弾発部
材とキートップ40を配置するだけで良いので、その製
造・組み立て作業が容易に行なえる。
0を1枚の基板10のみに形成でき、その上には弾発部
材とキートップ40を配置するだけで良いので、その製
造・組み立て作業が容易に行なえる。
【0030】なお本実施形態の場合、前記弾発部材30
が導電製金属板によって構成されているので、該弾発部
材30自体に前記導電パターン25の機能があり、従っ
て前記導電パターン25は必ずしも必要ない。
が導電製金属板によって構成されているので、該弾発部
材30自体に前記導電パターン25の機能があり、従っ
て前記導電パターン25は必ずしも必要ない。
【0031】つまり前記弾発部材30が導電性部材の場
合は、図4に示すように、基板10−2上に2つの電極
パターン21−2,21−2を形成し、その上に感圧抵
抗膜23−2を形成するだけでも良い。
合は、図4に示すように、基板10−2上に2つの電極
パターン21−2,21−2を形成し、その上に感圧抵
抗膜23−2を形成するだけでも良い。
【0032】ところで図1〜図3に示す実施形態におい
ては、弾発部材30をその上下面31,33間の角度が
約30〜40°となるように折り曲げ、これによってこ
の弾発部材30をケース50内に収納した際に図1に示
すように下側の面31が基板10の面に対してほぼ平行
となるようにしている。
ては、弾発部材30をその上下面31,33間の角度が
約30〜40°となるように折り曲げ、これによってこ
の弾発部材30をケース50内に収納した際に図1に示
すように下側の面31が基板10の面に対してほぼ平行
となるようにしている。
【0033】そしてキートップ40の押圧方向は、該面
31に対してほぼ垂直な方向となるので、キートップ4
0の上下動に対して該面31は基板10上で左右にずれ
たりせず、一定の位置に保持され、逆に弾発部材30の
押圧摺接部37がキートップ40の下面に対して押圧さ
れながら該下面上を摺動することとなる。
31に対してほぼ垂直な方向となるので、キートップ4
0の上下動に対して該面31は基板10上で左右にずれ
たりせず、一定の位置に保持され、逆に弾発部材30の
押圧摺接部37がキートップ40の下面に対して押圧さ
れながら該下面上を摺動することとなる。
【0034】このためこの形状の弾発部材30を用いれ
ば、く字状に折り曲げた板バネであるにもかかわらず、
感圧膜素子20に弾接する押圧突起部35,35の位置
がキートップ40の上下動によってずれることはなく、
従って感圧膜素子20の表面は摩耗しにくくなる。
ば、く字状に折り曲げた板バネであるにもかかわらず、
感圧膜素子20に弾接する押圧突起部35,35の位置
がキートップ40の上下動によってずれることはなく、
従って感圧膜素子20の表面は摩耗しにくくなる。
【0035】なおこの実施形態の場合、ケース50内に
ストッパー部55を設けているので、キートップ40を
押し込んでいくと弾発部材30の押圧摺接部37の下面
がこれに当接し、該キートップ40の下降は停止され
る。
ストッパー部55を設けているので、キートップ40を
押し込んでいくと弾発部材30の押圧摺接部37の下面
がこれに当接し、該キートップ40の下降は停止され
る。
【0036】ところで前記実施形態に用いた感圧膜素子
20(図2参照)とは逆に、図5に示すように、基板1
0−3の上に導電パターン25−3を形成し、その上に
感圧抵抗膜23−3を形成し、その上に2つの電極パタ
ーン21−3,21−3を形成しても、前記図2に示す
感圧膜素子20と同様の機能を発揮する。即ち両電極パ
ターン21−3,21−3上を押圧することで、該両電
極パターン21−3,21−3間の抵抗値が変化する。
なおこの感圧膜素子20−3を押圧する弾発部材30と
しては絶縁性のものを使用する。また該両電極パターン
21−3,21−3上を覆うように絶縁膜をスクリーン
印刷にて形成すれば、弾発部材30として導電性のもの
を使用しても良い。
20(図2参照)とは逆に、図5に示すように、基板1
0−3の上に導電パターン25−3を形成し、その上に
感圧抵抗膜23−3を形成し、その上に2つの電極パタ
ーン21−3,21−3を形成しても、前記図2に示す
感圧膜素子20と同様の機能を発揮する。即ち両電極パ
ターン21−3,21−3上を押圧することで、該両電
極パターン21−3,21−3間の抵抗値が変化する。
なおこの感圧膜素子20−3を押圧する弾発部材30と
しては絶縁性のものを使用する。また該両電極パターン
21−3,21−3上を覆うように絶縁膜をスクリーン
印刷にて形成すれば、弾発部材30として導電性のもの
を使用しても良い。
【0037】図6は本発明の他の実施形態にかかる感圧
型可変抵抗器を示す概略側断面図である。この実施形態
の場合は、基板10−4上に感圧膜素子20−4を形成
し、その上に他の押圧部材60−4を介して弾発部材3
0−4とキートップ40−4とを配置し、さらにこれら
各部材をケース50−4内に収納することによって構成
されている。
型可変抵抗器を示す概略側断面図である。この実施形態
の場合は、基板10−4上に感圧膜素子20−4を形成
し、その上に他の押圧部材60−4を介して弾発部材3
0−4とキートップ40−4とを配置し、さらにこれら
各部材をケース50−4内に収納することによって構成
されている。
【0038】ここで基板10−4と感圧膜素子20−4
の構造は、前記図1に示すものと同一なので、その説明
は省略する。
の構造は、前記図1に示すものと同一なので、その説明
は省略する。
【0039】弾発部材30−4はコイルバネで構成され
ている。一方押圧部材60−4は棒状の合成樹脂材料で
構成されており、その下端は導電パターン25−4上に
当接し、2つの電極パターン21−4,21−4(図に
は手前側の一方のみを示す)の真上を同時に押圧するよ
うに構成されている。
ている。一方押圧部材60−4は棒状の合成樹脂材料で
構成されており、その下端は導電パターン25−4上に
当接し、2つの電極パターン21−4,21−4(図に
は手前側の一方のみを示す)の真上を同時に押圧するよ
うに構成されている。
【0040】そしてキートップ40−4に設けた穴43
−4内に弾発部材30−4を収納し、その下側に押圧部
材60−4の上端を挿入している。
−4内に弾発部材30−4を収納し、その下側に押圧部
材60−4の上端を挿入している。
【0041】そして前記キートップ40−4を押し下げ
れば、弾発部材30−4がたわんで押圧部材60−4が
下方に押圧され、該キートップ40−4の押し下げ量に
対応する力で押圧部材60−4の下端が導電パターン2
5−4を弾圧する。これによって前記実施形態と同様
に、キートップ40−4の押し下げ量に応じて、2つの
電極パターン21−4,21−4間の抵抗値が小さくな
る。なおこの実施形態の感圧素子20−4は図2のもの
で構成したが、図5のもので構成しても良い。
れば、弾発部材30−4がたわんで押圧部材60−4が
下方に押圧され、該キートップ40−4の押し下げ量に
対応する力で押圧部材60−4の下端が導電パターン2
5−4を弾圧する。これによって前記実施形態と同様
に、キートップ40−4の押し下げ量に応じて、2つの
電極パターン21−4,21−4間の抵抗値が小さくな
る。なおこの実施形態の感圧素子20−4は図2のもの
で構成したが、図5のもので構成しても良い。
【0042】次に図7は本発明に用いる他の構造の感圧
膜素子20−5を示す図であり、同図(a)は要部拡大
平面図、同図(b)は同図(a)のD−D断面図であ
る。
膜素子20−5を示す図であり、同図(a)は要部拡大
平面図、同図(b)は同図(a)のD−D断面図であ
る。
【0043】この感圧膜素子20−5は、基板10−5
上に1つの円形の電極パターン21−5を形成し、該電
極パターン21−5の上を覆うように感圧抵抗膜23−
5を形成し、さらに該感圧抵抗膜23−5の上の前記電
極パターン21−5に対向する位置に別の1つの円形の
電極パターン27−5を形成して構成されている。
上に1つの円形の電極パターン21−5を形成し、該電
極パターン21−5の上を覆うように感圧抵抗膜23−
5を形成し、さらに該感圧抵抗膜23−5の上の前記電
極パターン21−5に対向する位置に別の1つの円形の
電極パターン27−5を形成して構成されている。
【0044】ここで両電極パターン21−5,27−5
からは、それぞれ回路パターン22−5,28−5が引
き出されている。
からは、それぞれ回路パターン22−5,28−5が引
き出されている。
【0045】このように構成した感圧膜素子20−5の
上側の電極パターン27−5を前記各実施形態で示した
ような弾発部材や押圧部材で押圧すれば(この実施形態
の場合は一箇所のみ押圧すれば良い)、該押圧力に応じ
て、両電極パターン27−5,21−5間の抵抗値が変
化する。この感圧膜素子20−5も1枚の基板10−5
上のみに形成できる。
上側の電極パターン27−5を前記各実施形態で示した
ような弾発部材や押圧部材で押圧すれば(この実施形態
の場合は一箇所のみ押圧すれば良い)、該押圧力に応じ
て、両電極パターン27−5,21−5間の抵抗値が変
化する。この感圧膜素子20−5も1枚の基板10−5
上のみに形成できる。
【0046】ところで感圧膜素子を形成する基材は、硬
質絶縁基板の外に、フイルム状の基板や、金属板上に絶
縁膜を形成したものや、モールドケース自体等、他の基
材であっても良い。
質絶縁基板の外に、フイルム状の基板や、金属板上に絶
縁膜を形成したものや、モールドケース自体等、他の基
材であっても良い。
【0047】なお上記図2,図5及び図7の実施形態の
感圧膜素子の上に絶縁保護膜をスクリーン印刷にて形成
すれば、感圧膜素子が機械的摩耗から保護される。
感圧膜素子の上に絶縁保護膜をスクリーン印刷にて形成
すれば、感圧膜素子が機械的摩耗から保護される。
【0048】上記実施形態は、いずれも本発明にかかる
感圧型電子部品を可変抵抗器として用いた例を示した
が、本発明は押圧型のスイッチとしても構成できる。即
ち前記感圧抵抗膜は厚み方向の押圧力によってその抵抗
値を変化する作用を具備するものであるから、該感圧抵
抗膜の材質や厚みや弾性力を調整することで押圧時にそ
の抵抗値が急激に小さくなるように構成することによっ
て、スイッチを構成することもできる。
感圧型電子部品を可変抵抗器として用いた例を示した
が、本発明は押圧型のスイッチとしても構成できる。即
ち前記感圧抵抗膜は厚み方向の押圧力によってその抵抗
値を変化する作用を具備するものであるから、該感圧抵
抗膜の材質や厚みや弾性力を調整することで押圧時にそ
の抵抗値が急激に小さくなるように構成することによっ
て、スイッチを構成することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 本発明に用いる感圧膜素子は、1枚の基材上のみに印
刷などによって形成することができるので、その上には
弾発部材を配置するだけで良く、その製造・組み立て作
業が容易に行なえる。
ば以下のような優れた効果を有する。 本発明に用いる感圧膜素子は、1枚の基材上のみに印
刷などによって形成することができるので、その上には
弾発部材を配置するだけで良く、その製造・組み立て作
業が容易に行なえる。
【0050】また本発明は、上記効果に示すように
感圧膜素子を1枚の基材上のみに形成でき、弾発部材側
には従来のように感圧膜素子の構成要素を何ら設ける必
要がないので、該弾発部材等の設計が自由に行なえる。
つまり例えば該弾発部材としてその操作感覚の向上に好
適な板バネやコイルバネをそのまま用いることができ
る。
感圧膜素子を1枚の基材上のみに形成でき、弾発部材側
には従来のように感圧膜素子の構成要素を何ら設ける必
要がないので、該弾発部材等の設計が自由に行なえる。
つまり例えば該弾発部材としてその操作感覚の向上に好
適な板バネやコイルバネをそのまま用いることができ
る。
【0051】また本発明は、抵抗値の微調整が可能に
なるばかりか、押圧ストロークを長くすることができ
る。
なるばかりか、押圧ストロークを長くすることができ
る。
【図1】本発明の一実施形態にかかる感圧型可変抵抗器
を示す概略側断面図である。
を示す概略側断面図である。
【図2】基板10の感圧膜素子20を形成した部分を示
す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図(b)
は同図(a)のA−A断面図である。
す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図(b)
は同図(a)のA−A断面図である。
【図3】弾発部材30を示す拡大斜視図である。
【図4】本発明に用いる他の構造の感圧膜素子20−2
を示す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図
(b)は同図(a)のB−B断面図である。
を示す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図
(b)は同図(a)のB−B断面図である。
【図5】本発明に用いる他の構造の感圧膜素子20−3
を示す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図
(b)は同図(a)のC−C断面図である。
を示す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図
(b)は同図(a)のC−C断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態にかかる感圧型可変抵抗
器を示す概略側断面図である。
器を示す概略側断面図である。
【図7】本発明に用いる他の構造の感圧膜素子20−5
を示す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図
(b)は同図(a)のD−D断面図である。
を示す図であり、同図(a)は要部拡大平面図、同図
(b)は同図(a)のD−D断面図である。
【図8】従来例を示す図である。
【図9】従来例を示す図である。
10 基板(基材) 20 感圧膜素子 21,21 電極パターン 23 感圧抵抗膜 25 導電パターン 30 弾発部材 40 キートップ(押圧体) 60−4 他の押圧部材
Claims (4)
- 【請求項1】 厚み方向に押圧することで該厚み方向の
抵抗値を小さくする感圧抵抗膜と、該感圧抵抗膜の両面
或いは何れか一方の面に形成される少なくとも2つの電
極パターンとを有することによって、前記感圧抵抗膜を
厚み方向に押圧した際に前記2つの電極パターン間の抵
抗値を変化せしめる感圧膜素子と、 前記感圧膜素子を形成する基材と、 前記基材の感圧膜素子を形成した部分の上に直接又は他
の押圧部材を介して間接に配置される弾発部材とを具備
し、 前記弾発部材を押圧することによって前記感圧膜素子が
前記弾発部材の弾発力によって弾圧されることを特徴と
する感圧型電子部品。 - 【請求項2】 前記感圧膜素子は、前記感圧抵抗膜と、
該感圧抵抗膜の一方の面に形成される複数の電極パター
ンと、該感圧抵抗膜の他方の面の前記複数の電極パター
ンに対向する位置に形成される導電パターンとを、前記
基材上に積層することによって構成され、 前記弾発部材は、前記複数の電極パターン又は前記導電
パターンのいずれかを押圧するように配置されているこ
とを特徴とする請求項1記載の感圧型電子部品。 - 【請求項3】 前記感圧膜素子は、前記感圧抵抗膜と、
該感圧抵抗膜の下面に形成される複数の電極パターンと
を、前記基材上に積層することによって構成され、 一方前記弾発部材は導電体であって前記感圧膜素子の上
に直接配置され、さらに該弾発部材は前記複数の電極パ
ターンのそれぞれの上に位置する前記感圧膜素子上を押
圧するように配置されていることを特徴とする請求項1
記載の感圧型電子部品。 - 【請求項4】 前記感圧膜素子は、前記感圧抵抗膜と、
該感圧抵抗膜の両面にそれぞれ対向するように形成され
る少なくとも2つの電極パターンとを、前記基材上に積
層することによって構成され、 前記感圧膜素子を押圧する弾発部材は少なくとも1つの
電極パターン上を押圧するように配置されていることを
特徴とする請求項1記載の感圧型電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8051062A JP3023592B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 感圧型電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8051062A JP3023592B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 感圧型電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223607A true JPH09223607A (ja) | 1997-08-26 |
JP3023592B2 JP3023592B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=12876325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8051062A Expired - Fee Related JP3023592B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 感圧型電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023592B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6344791B1 (en) | 1998-07-24 | 2002-02-05 | Brad A. Armstrong | Variable sensor with tactile feedback |
US6404584B2 (en) | 1997-10-01 | 2002-06-11 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for voice recorders |
US6415707B1 (en) | 1997-10-01 | 2002-07-09 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for coffee makers |
US6470078B1 (en) | 1997-10-01 | 2002-10-22 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for telephones |
US6532000B2 (en) | 1997-10-01 | 2003-03-11 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for global positioning systems |
US6563415B2 (en) | 1996-07-05 | 2003-05-13 | Brad A. Armstrong | Analog sensor(s) with snap-through tactile feedback |
US7745749B2 (en) | 2005-12-21 | 2010-06-29 | Denso Corporation | Dial controller |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP8051062A patent/JP3023592B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6563415B2 (en) | 1996-07-05 | 2003-05-13 | Brad A. Armstrong | Analog sensor(s) with snap-through tactile feedback |
US6532000B2 (en) | 1997-10-01 | 2003-03-11 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for global positioning systems |
US6415707B1 (en) | 1997-10-01 | 2002-07-09 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for coffee makers |
US6470078B1 (en) | 1997-10-01 | 2002-10-22 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for telephones |
US6496449B1 (en) | 1997-10-01 | 2002-12-17 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for clocks |
US6518953B1 (en) | 1997-10-01 | 2003-02-11 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for remote controllers having feedback display screens |
US6529185B1 (en) | 1997-10-01 | 2003-03-04 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for electronic books |
US6538638B1 (en) | 1997-10-01 | 2003-03-25 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for pagers |
US6404584B2 (en) | 1997-10-01 | 2002-06-11 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for voice recorders |
US6344791B1 (en) | 1998-07-24 | 2002-02-05 | Brad A. Armstrong | Variable sensor with tactile feedback |
US6469691B1 (en) | 1999-05-11 | 2002-10-22 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for hand-held web browsers |
US6504527B1 (en) | 1999-05-11 | 2003-01-07 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for computer monitors |
US6559831B1 (en) | 1999-05-11 | 2003-05-06 | Brad A. Armstrong | Analog controls housed with electronic displays for personal digital assistants |
US7745749B2 (en) | 2005-12-21 | 2010-06-29 | Denso Corporation | Dial controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3023592B2 (ja) | 2000-03-21 |
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