JPH09229686A - データを決定し伝達する装置及び方法 - Google Patents
データを決定し伝達する装置及び方法Info
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- JPH09229686A JPH09229686A JP8073323A JP7332396A JPH09229686A JP H09229686 A JPH09229686 A JP H09229686A JP 8073323 A JP8073323 A JP 8073323A JP 7332396 A JP7332396 A JP 7332396A JP H09229686 A JPH09229686 A JP H09229686A
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- optical
- determining
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A90/00—Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
- Y02A90/30—Assessment of water resources
Landscapes
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 許可の必要なラジオ周波数を使用しない測量
装置を提供する。 【解決手段】 装置(10)は選択した標的の位置デー
タを決定するレーザー測量装置(12)を有する。レー
ザー測量装置は標的に伝達され標的から反射される光パ
ルスを発生させる。レーザー測量装置は光パルスの伝達
及び反射に応じて標的に対するレンジを決定する。ま
た、測量装置は装置と標的との間の水平及び垂直角度を
決定する。レンジ及び水平、垂直角度の値は位置データ
を構成する。決定後、位置データは光パルスで変調さ
れ、遠方の位置へ伝達される光信号を形成する。選択し
た標的を遠方の位置に位置決めしたとき、位置データを
決定するために使用したものと同じ光パルスを使用し
て、位置データ伝達のための光信号を形成し、光パルス
は位置データの決定及び標的へのデータの伝達に同時に
利用できる。
装置を提供する。 【解決手段】 装置(10)は選択した標的の位置デー
タを決定するレーザー測量装置(12)を有する。レー
ザー測量装置は標的に伝達され標的から反射される光パ
ルスを発生させる。レーザー測量装置は光パルスの伝達
及び反射に応じて標的に対するレンジを決定する。ま
た、測量装置は装置と標的との間の水平及び垂直角度を
決定する。レンジ及び水平、垂直角度の値は位置データ
を構成する。決定後、位置データは光パルスで変調さ
れ、遠方の位置へ伝達される光信号を形成する。選択し
た標的を遠方の位置に位置決めしたとき、位置データを
決定するために使用したものと同じ光パルスを使用し
て、位置データ伝達のための光信号を形成し、光パルス
は位置データの決定及び標的へのデータの伝達に同時に
利用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般には位置決定装
置に関する。詳細には、本発明は選択した標的(目標)
に関連する位置データを決定し、光信号を利用してその
データを選択した標的に伝達する装置及び方法に関す
る。
置に関する。詳細には、本発明は選択した標的(目標)
に関連する位置データを決定し、光信号を利用してその
データを選択した標的に伝達する装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】作図(mapping) 及び測量作業に必要なデ
ータの収集を容易にするために種々の型式の測量装置及
び方法を利用できる。
ータの収集を容易にするために種々の型式の測量装置及
び方法を利用できる。
【0003】例えば、本出願人に係る米国特許第5,2
91,262号明細書は選択した標的に関連する位置デ
ータを決定するように作動できるレーザー測量装置を開
示している。このレーザー測量装置は標的に向かう赤外
レーザーパルスを発生させる。選択した標的へのレーザ
ーパルスの伝達及び測量装置へ戻るレーザーパルスの反
射により、レーザー測量装置と選択した標的との間のレ
ンジを決定できる。この測量装置はまた、測量装置と選
択した標的との間の水平方向及び垂直方向の角度をも決
定する。水平方向及び垂直方向の角度は、測量装置と標
的との間のレンジと共に、選択した標的の位置を特定す
る位置データを構成する。
91,262号明細書は選択した標的に関連する位置デ
ータを決定するように作動できるレーザー測量装置を開
示している。このレーザー測量装置は標的に向かう赤外
レーザーパルスを発生させる。選択した標的へのレーザ
ーパルスの伝達及び測量装置へ戻るレーザーパルスの反
射により、レーザー測量装置と選択した標的との間のレ
ンジを決定できる。この測量装置はまた、測量装置と選
択した標的との間の水平方向及び垂直方向の角度をも決
定する。水平方向及び垂直方向の角度は、測量装置と標
的との間のレンジと共に、選択した標的の位置を特定す
る位置データを構成する。
【0004】また、米国コロラド州81112、サウス
・タクソン・ウエイ(South TucsonWay)7070在住の
レーザー・テクノロジー社(Laser Technology, Inc.)か
ら入手できる手持ち式の測量装置は、選択した標的の位
置を特定する位置データを構成するレンジ、水平角度及
び垂直角度を決定する。レーザー測量装置により決定さ
れた位置データは、測量装置により収集されたデータを
記録するデータ貯蔵部へ供給される。
・タクソン・ウエイ(South TucsonWay)7070在住の
レーザー・テクノロジー社(Laser Technology, Inc.)か
ら入手できる手持ち式の測量装置は、選択した標的の位
置を特定する位置データを構成するレンジ、水平角度及
び垂直角度を決定する。レーザー測量装置により決定さ
れた位置データは、測量装置により収集されたデータを
記録するデータ貯蔵部へ供給される。
【0005】HYDROII(tm)レーザー測量装置及
びシステムも上記レーザー・テクノロジー社から入手で
きる。測量レーザーは、この測量レーザーと選択した標
的との間のレンジを決定する。セオドライトは測量レー
ザーと選択した標的との間の水平方向及び垂直方向の角
度を決定する。レンジの値と水平方向及び垂直方向の角
度の値は連続波ラジオ周波数信号を変調する連続波ラジ
オ回路へ供給される。変調されたラジオ周波数信号は遠
方への送信を行うラジオトランスミッタにより発生され
る。HYDROII(tm)レーザー測量装置及びシステ
ムは水中作図作業において特に有用である。水深を決定
するために使用される船上索底(水深測定)装置は測定
した水深を表すデータを船上データ貯蔵装置へ供給す
る。船上ラジオレシーバは受信した信号を復調し、信号
の値は船上データ貯蔵装置に記憶される。レーザー測量
装置により決定されたデータと水深測定装置により収集
されたデータとを相関関係づけることにより、水中作図
が可能となる。
びシステムも上記レーザー・テクノロジー社から入手で
きる。測量レーザーは、この測量レーザーと選択した標
的との間のレンジを決定する。セオドライトは測量レー
ザーと選択した標的との間の水平方向及び垂直方向の角
度を決定する。レンジの値と水平方向及び垂直方向の角
度の値は連続波ラジオ周波数信号を変調する連続波ラジ
オ回路へ供給される。変調されたラジオ周波数信号は遠
方への送信を行うラジオトランスミッタにより発生され
る。HYDROII(tm)レーザー測量装置及びシステ
ムは水中作図作業において特に有用である。水深を決定
するために使用される船上索底(水深測定)装置は測定
した水深を表すデータを船上データ貯蔵装置へ供給す
る。船上ラジオレシーバは受信した信号を復調し、信号
の値は船上データ貯蔵装置に記憶される。レーザー測量
装置により決定されたデータと水深測定装置により収集
されたデータとを相関関係づけることにより、水中作図
が可能となる。
【0006】同様のレーザー測量装置を他の応用に利用
して、レーザー測量装置により収集したデータを遠方の
位置へ伝達できる。
して、レーザー測量装置により収集したデータを遠方の
位置へ伝達できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】連続波ラジオ周波数信
号を発生させてデータを遠方の位置へ伝達する既存のレ
ーザー測量装置は、データを遠方の位置へ伝達するのに
十分な程度に作動できる。しかし、長年にわたり、政府
等はラジオ周波数信号の送信を規制してきた。長年にわ
たり、ラジオトランスミッタによる送信は許可を必要と
している。政府等が管轄する種々の地理学上の地域にお
いてレーザー測量装置を使用しようとする場合には、ラ
ジオトランスミッタの使用について複数の許可を得なけ
ればならないこともある。ラジオトランスミッタの使用
についての必要な許可の取得は官僚上の責任問題となり
やすい。また、連続波変調技術による情報のラジオ伝達
はラジオ周波数干渉即ち周波数ドリフトの影響を受け易
い。
号を発生させてデータを遠方の位置へ伝達する既存のレ
ーザー測量装置は、データを遠方の位置へ伝達するのに
十分な程度に作動できる。しかし、長年にわたり、政府
等はラジオ周波数信号の送信を規制してきた。長年にわ
たり、ラジオトランスミッタによる送信は許可を必要と
している。政府等が管轄する種々の地理学上の地域にお
いてレーザー測量装置を使用しようとする場合には、ラ
ジオトランスミッタの使用について複数の許可を得なけ
ればならないこともある。ラジオトランスミッタの使用
についての必要な許可の取得は官僚上の責任問題となり
やすい。また、連続波変調技術による情報のラジオ伝達
はラジオ周波数干渉即ち周波数ドリフトの影響を受け易
い。
【0008】政府の許可を必要としない伝達(送信)機
構によりデータを収集できそのデータを遠方の位置へ伝
達できるレーザー測量装置が有利である。
構によりデータを収集できそのデータを遠方の位置へ伝
達できるレーザー測量装置が有利である。
【0009】以上の状況及び測量装置に関するその他の
背景情報に鑑み、本発明の有効な改良がなされた。
背景情報に鑑み、本発明の有効な改良がなされた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、選択した標的
による関連する位置データを決定し、その位置データを
遠方の位置へ伝達するための有効な装置、方法及びシス
テムを提供する。位置データを変調して、光パルスから
成るデジタル光信号を形成する。光信号は遠方に位置し
たレシーバに伝達される。
による関連する位置データを決定し、その位置データを
遠方の位置へ伝達するための有効な装置、方法及びシス
テムを提供する。位置データを変調して、光パルスから
成るデジタル光信号を形成する。光信号は遠方に位置し
たレシーバに伝達される。
【0011】測量装置は選択した標的に伝達される光パ
ルスを発生させる光発生素子を有する。光パルスを選択
した標的に伝達しこれを測量装置へ反射させるに要する
時間に基づき、測量装置と選択した標的との間のレンジ
を決定できる。セオドライトその他の角度決定装置は、
測量装置と選択した標的との間の水平方向及び垂直方向
の角度の値を決定する。レンジの値と水平方向及び垂直
方向の角度の値は、測量装置の光発生素子により発生さ
れた光パルスで変調される。光発生素子は選択した位置
に対するレンジの決定及び遠方の位置への位置データの
伝達に双方に使用される。
ルスを発生させる光発生素子を有する。光パルスを選択
した標的に伝達しこれを測量装置へ反射させるに要する
時間に基づき、測量装置と選択した標的との間のレンジ
を決定できる。セオドライトその他の角度決定装置は、
測量装置と選択した標的との間の水平方向及び垂直方向
の角度の値を決定する。レンジの値と水平方向及び垂直
方向の角度の値は、測量装置の光発生素子により発生さ
れた光パルスで変調される。光発生素子は選択した位置
に対するレンジの決定及び遠方の位置への位置データの
伝達に双方に使用される。
【0012】光信号は遠方に位置した光レシーバに伝達
される。ラジオ周波数信号の伝達に関して許可が必要な
のとは異なり、光信号の発生に関しては許可を必要とし
ない。更に、測量装置がラジオ周波数トランスミッタを
必要としないので、ラジオ周波数トランスミッタに関連
するすべてのコストを節約できる。また、光信号はラジ
オ周波数干渉即ち周波数ドリフトの影響を受けない。
される。ラジオ周波数信号の伝達に関して許可が必要な
のとは異なり、光信号の発生に関しては許可を必要とし
ない。更に、測量装置がラジオ周波数トランスミッタを
必要としないので、ラジオ周波数トランスミッタに関連
するすべてのコストを節約できる。また、光信号はラジ
オ周波数干渉即ち周波数ドリフトの影響を受けない。
【0013】光信号レシーバは遠方に位置し、伝達され
る光信号を受信する。光信号レシーバにより受信された
光信号の値は遠方に位置したデータ貯蔵(記憶)装置に
記憶される。遠方の位置で収集された付加的なデータも
光信号レシーバに記憶させることができる。選択した標
的が光信号を伝達できる程度の遠方位置に位置する場合
は、光発生装置により発生された光信号を形成する光パ
ルスを使用して、レンジデータを決定すると共に、デー
タを遠方位置へ伝達できる。すなわち、先の測定中に測
定された位置データその他のデータは、次の測定中に遠
方位置へ伝達できる。
る光信号を受信する。光信号レシーバにより受信された
光信号の値は遠方に位置したデータ貯蔵(記憶)装置に
記憶される。遠方の位置で収集された付加的なデータも
光信号レシーバに記憶させることができる。選択した標
的が光信号を伝達できる程度の遠方位置に位置する場合
は、光発生装置により発生された光信号を形成する光パ
ルスを使用して、レンジデータを決定すると共に、デー
タを遠方位置へ伝達できる。すなわち、先の測定中に測
定された位置データその他のデータは、次の測定中に遠
方位置へ伝達できる。
【0014】本発明は水路測量学的な作図の応用に有効
に利用できる。測量装置は基準位置に設けられ、水深測
定装置が位置する選択した標的の位置データを決定す
る。水深測定装置と一緒に位置した光レシーバは測量装
置により発生された光信号を受信し、光信号を表す値及
び水深測定装置により収集されたデータを記憶する。
に利用できる。測量装置は基準位置に設けられ、水深測
定装置が位置する選択した標的の位置データを決定す
る。水深測定装置と一緒に位置した光レシーバは測量装
置により発生された光信号を受信し、光信号を表す値及
び水深測定装置により収集されたデータを記憶する。
【0015】それ故、本発明によれば、選択した標的の
少なくとも相対位置を表す位置データを決定し、その位
置データを遠方の位置へ伝達するための装置が提供され
る。光発生装置は光パルスを発生させる。光発生装置に
連結された位置決定装置は選択した標的の少なくとも相
対位置を表す位置データを決定する。変調装置は光発生
装置及び位置決定装置に連結され、位置決定装置により
決定された位置データを受け取る。変調装置は、光発生
装置により発生された光パルスを、遠方の位置へ伝達す
るための位置信号として変調する。
少なくとも相対位置を表す位置データを決定し、その位
置データを遠方の位置へ伝達するための装置が提供され
る。光発生装置は光パルスを発生させる。光発生装置に
連結された位置決定装置は選択した標的の少なくとも相
対位置を表す位置データを決定する。変調装置は光発生
装置及び位置決定装置に連結され、位置決定装置により
決定された位置データを受け取る。変調装置は、光発生
装置により発生された光パルスを、遠方の位置へ伝達す
るための位置信号として変調する。
【0016】本発明の別の実施例においては、光信号レ
シーバは遠方の位置に配置され、光発生装置により発生
された光パルスの形をした光信号を受信する。データ貯
蔵装置も遠方の位置に設けられ、光信号レシーバに伝達
された光信号の値を記憶する。付加的なデータをデータ
貯蔵装置に記憶させることもできる。
シーバは遠方の位置に配置され、光発生装置により発生
された光パルスの形をした光信号を受信する。データ貯
蔵装置も遠方の位置に設けられ、光信号レシーバに伝達
された光信号の値を記憶する。付加的なデータをデータ
貯蔵装置に記憶させることもできる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る装置10を示
す。この装置10は選択した標的を表す位置データを決
定し、この位置データを遠方の位置へ伝達する。図1に
示す実施例においては、選択した標的と遠方の位置とは
同じ場所にある。
す。この装置10は選択した標的を表す位置データを決
定し、この位置データを遠方の位置へ伝達する。図1に
示す実施例においては、選択した標的と遠方の位置とは
同じ場所にある。
【0018】装置10は測量装置(図示の実施例では、
レーザー測量装置)12を有する。代わりに、測量装置
12は別の型式の光学的な光発生測量装置とすることが
できる。測量装置12は光パルスを形成するレーザーパ
ルスを発生させるレーザー光発生器14を有する。光発
生器14により発生された光パルスは選択した標的上に
位置する光反射器18及び光レシーバ20に伝達され
る。
レーザー測量装置)12を有する。代わりに、測量装置
12は別の型式の光学的な光発生測量装置とすることが
できる。測量装置12は光パルスを形成するレーザーパ
ルスを発生させるレーザー光発生器14を有する。光発
生器14により発生された光パルスは選択した標的上に
位置する光反射器18及び光レシーバ20に伝達され
る。
【0019】光反射器18は伝達された光パルスを反射
し、測量装置12へ戻す。
し、測量装置12へ戻す。
【0020】測量装置12はまた、光反射器18により
反射された光パルスを検出すための光検出及び処理回路
22を有する。光検出及び処理回路22は、この光検出
及び処理回路22が反射光パルスを受けたときの時間を
表示する信号を発生させ、これらの信号は位置決定装置
24に供給される。位置決定装置24は光発生器14に
も接続していて、光発生器14が光パルスを発生させる
時間を表示する。位置決定装置24は、光発生器14が
光パルスを発生させたときの時間と光検出及び処理回路
22が反射光パルスを受けたときの時間との間の時間差
の決定に応答して、レーザー測量装置12と選択した標
的との間のレンジの値を決定する。
反射された光パルスを検出すための光検出及び処理回路
22を有する。光検出及び処理回路22は、この光検出
及び処理回路22が反射光パルスを受けたときの時間を
表示する信号を発生させ、これらの信号は位置決定装置
24に供給される。位置決定装置24は光発生器14に
も接続していて、光発生器14が光パルスを発生させる
時間を表示する。位置決定装置24は、光発生器14が
光パルスを発生させたときの時間と光検出及び処理回路
22が反射光パルスを受けたときの時間との間の時間差
の決定に応答して、レーザー測量装置12と選択した標
的との間のレンジの値を決定する。
【0021】レーザー測量装置12はまた、レーザー測
量装置12と選択した標的との間の水平方向及び垂直方
向の角度を決定する角度決定装置28を有する。角度決
定装置により決定された水平方向及び垂直方向の角度も
位置決定装置24に供給される。
量装置12と選択した標的との間の水平方向及び垂直方
向の角度を決定する角度決定装置28を有する。角度決
定装置により決定された水平方向及び垂直方向の角度も
位置決定装置24に供給される。
【0022】位置決定装置24はライン30上に位置デ
ータを発生させる。位置データは測量装置12と選択し
た標的との間のレンジの値、水平方向の角度の値及び垂
直方向の角度の値を含む。ライン30は光モジュレータ
32に接続され、光モジュレータ32は位置決定装置2
4により発生された位置データを受け取ることができ
る。
ータを発生させる。位置データは測量装置12と選択し
た標的との間のレンジの値、水平方向の角度の値及び垂
直方向の角度の値を含む。ライン30は光モジュレータ
32に接続され、光モジュレータ32は位置決定装置2
4により発生された位置データを受け取ることができ
る。
【0023】光モジュレータ32は、光発生器14によ
り発生された光パルスのうちの隣接する光パルスの間隔
を変更することにより位置データを光パルスに変調す
る。位置データで変調された一連の光パルスは光レシー
バ20に伝達される光信号を形成する。
り発生された光パルスのうちの隣接する光パルスの間隔
を変更することにより位置データを光パルスに変調す
る。位置データで変調された一連の光パルスは光レシー
バ20に伝達される光信号を形成する。
【0024】光レシーバ20は、これへ伝達された光信
号の隣接して位置するパルス間の間隔を決定する。光レ
シーバ20に伝達された光信号の光パルス間の間隔を適
当に決定することにより、光レシーバ20は選択した標
的に関連する位置データを決定する。光レシーバ20に
より受信された位置データの値はライン38を介して光
レシーバに接続されたデータロッジャー又はコンピュー
タの如きデータ貯蔵装置36に記憶される。
号の隣接して位置するパルス間の間隔を決定する。光レ
シーバ20に伝達された光信号の光パルス間の間隔を適
当に決定することにより、光レシーバ20は選択した標
的に関連する位置データを決定する。光レシーバ20に
より受信された位置データの値はライン38を介して光
レシーバに接続されたデータロッジャー又はコンピュー
タの如きデータ貯蔵装置36に記憶される。
【0025】装置10は更に、データ貯蔵装置36に記
憶させるためのデータを取得するデータ取得装置40を
有する。データ取得装置40及びデータ貯蔵装置36は
ライン42により接続されている。データ取得装置40
により得られたデータはレシーバ20により受信された
位置データと一緒にデータ貯蔵装置36に記憶される。
光レシーバ20に伝達された位置データ及びデータ取得
装置40により得られたデータはデータ貯蔵装置36に
記憶されるので、データ取得装置40により得られたデ
ータは光レシーバ20に伝達された位置データと相関関
係を持たせることができる。例えば地形学上の地図を得
るのに必要なすべてのデータ、装置10の作動により、
データ貯蔵装置36に記憶させることができる。
憶させるためのデータを取得するデータ取得装置40を
有する。データ取得装置40及びデータ貯蔵装置36は
ライン42により接続されている。データ取得装置40
により得られたデータはレシーバ20により受信された
位置データと一緒にデータ貯蔵装置36に記憶される。
光レシーバ20に伝達された位置データ及びデータ取得
装置40により得られたデータはデータ貯蔵装置36に
記憶されるので、データ取得装置40により得られたデ
ータは光レシーバ20に伝達された位置データと相関関
係を持たせることができる。例えば地形学上の地図を得
るのに必要なすべてのデータ、装置10の作動により、
データ貯蔵装置36に記憶させることができる。
【0026】装置10は、光反射器18、光レシーバ2
0、データ貯蔵装置36及びデータ取得装置40を備え
た選択した標的の位置が刻々と変化す場合(例えば、こ
れらの素子18、20、36、40が船に搭載されてい
る場合、車両に搭載されている場合、または、個人に携
帯されて別々の位置に位置決めされる場合)に特に有用
である。別々の位置に位置決めされる場合は、データ取
得装置40は素子が存在している位置に関連するデータ
を取得し、光レシーバ20は素子が存在する位置のレー
ザー測量装置12により決定された位置データを受信す
る。データ貯蔵装置36は、位置データ及びデータ取得
装置40により得られた付加的なデータを利用する作図
その他の測量操作を遂行するのに必要なすべての情報を
記憶する。
0、データ貯蔵装置36及びデータ取得装置40を備え
た選択した標的の位置が刻々と変化す場合(例えば、こ
れらの素子18、20、36、40が船に搭載されてい
る場合、車両に搭載されている場合、または、個人に携
帯されて別々の位置に位置決めされる場合)に特に有用
である。別々の位置に位置決めされる場合は、データ取
得装置40は素子が存在している位置に関連するデータ
を取得し、光レシーバ20は素子が存在する位置のレー
ザー測量装置12により決定された位置データを受信す
る。データ貯蔵装置36は、位置データ及びデータ取得
装置40により得られた付加的なデータを利用する作図
その他の測量操作を遂行するのに必要なすべての情報を
記憶する。
【0027】図2は本発明の一実施例に係るレーザー測
量装置12を示す。測量装置12は基準位置又はこの基
準位置に対して既知の関係を有する位置に位置決めされ
る。
量装置12を示す。測量装置12は基準位置又はこの基
準位置に対して既知の関係を有する位置に位置決めされ
る。
【0028】光発生器14を構成するレーザー光発生器
及び光検出及び処理回路22を構成するレーザー光レシ
ーバは共通のハウジング50内に収容される。ハウジン
グ50は光伝達部分52、54を有する。光伝達部分5
2、54は発生器14からのレーザー光の伝達及び回路
22で反射されたレーザー光の受領を可能にする。位置
決定装置24(図1)及びモジュレータ32(図1)を
構成する回路もハウジング50内に収容される。望遠照
尺55はハウジング50上に装着され、オペレータが測
量装置12を選択した標的に照準を合わせることができ
る。選択した標的に照準を合わせた後、オペレータは手
動トリガを作動させ、光発生器14により光パルスを発
生させる。
及び光検出及び処理回路22を構成するレーザー光レシ
ーバは共通のハウジング50内に収容される。ハウジン
グ50は光伝達部分52、54を有する。光伝達部分5
2、54は発生器14からのレーザー光の伝達及び回路
22で反射されたレーザー光の受領を可能にする。位置
決定装置24(図1)及びモジュレータ32(図1)を
構成する回路もハウジング50内に収容される。望遠照
尺55はハウジング50上に装着され、オペレータが測
量装置12を選択した標的に照準を合わせることができ
る。選択した標的に照準を合わせた後、オペレータは手
動トリガを作動させ、光発生器14により光パルスを発
生させる。
【0029】ハウジング50は図1に示す角度決定装置
28を構成するセオドライト56に装着される。セオド
ライト56は測量装置12と選択した標的との間の水平
方向及び垂直方向の角度を決定し、角度の値を表す信号
を発生させるように作動する。セオドライト56は更
に、装置12のオペレータが、望遠照尺55の代わり
に、測量装置12を選択した標的に照準を合わせるため
に使用できる照準機構57を有する。
28を構成するセオドライト56に装着される。セオド
ライト56は測量装置12と選択した標的との間の水平
方向及び垂直方向の角度を決定し、角度の値を表す信号
を発生させるように作動する。セオドライト56は更
に、装置12のオペレータが、望遠照尺55の代わり
に、測量装置12を選択した標的に照準を合わせるため
に使用できる照準機構57を有する。
【0030】ハウジング50は、このハウジング50及
びその中に収容された光発生器14や光検出及び処理回
路22が、適当な枢動機構58を介して、セオドライト
56に関して限られた枢動運動を行えるような態様で、
セオドライト56上に装着されている。そして、無端接
線機構60により、セオドライト56及びハウジング5
0の回転が可能となっている。無端接線機構は作動レバ
ー62を回転させることにより手動で作動できる。
びその中に収容された光発生器14や光検出及び処理回
路22が、適当な枢動機構58を介して、セオドライト
56に関して限られた枢動運動を行えるような態様で、
セオドライト56上に装着されている。そして、無端接
線機構60により、セオドライト56及びハウジング5
0の回転が可能となっている。無端接線機構は作動レバ
ー62を回転させることにより手動で作動できる。
【0031】電力ケーブル64は適当な電源(例えば1
2ボルトの直流電圧を供給できるもの)から測量装置1
2へ電力を供給する。電力ケーブル64はインターフェ
イス68に接続される。インターフェイス68はケーブ
ル70によりセオドライト56に接続され、セオドライ
ト56により決定された垂直方向及び水平方向の角度を
表す信号がこのケーブル70上に発生する。インターフ
ェイス68は更に、ケーブル72を介してハウジング5
0内の回路に接続されている。ケーブル72はハウジン
グ50内の回路へ電力及びセオドライト56により決定
された垂直方向及び水平方向の角度を表す信号を供給す
るためのラインを含む。位置決定装置24及び光モジュ
レータ32を構成する回路は光発生器14により発生さ
れた光パルス間の間隔を制御するように上述の方法で作
動できる。
2ボルトの直流電圧を供給できるもの)から測量装置1
2へ電力を供給する。電力ケーブル64はインターフェ
イス68に接続される。インターフェイス68はケーブ
ル70によりセオドライト56に接続され、セオドライ
ト56により決定された垂直方向及び水平方向の角度を
表す信号がこのケーブル70上に発生する。インターフ
ェイス68は更に、ケーブル72を介してハウジング5
0内の回路に接続されている。ケーブル72はハウジン
グ50内の回路へ電力及びセオドライト56により決定
された垂直方向及び水平方向の角度を表す信号を供給す
るためのラインを含む。位置決定装置24及び光モジュ
レータ32を構成する回路は光発生器14により発生さ
れた光パルス間の間隔を制御するように上述の方法で作
動できる。
【0032】図3は選択した標的上に位置する光反射器
18及び光レシーバ20を示す。光反射器18及び光レ
シーバ20は適当な支持表面の上方へ延びるように支持
された中央のシャフト80のまわりに支持される。反射
器18は複数個(図では8個)の外側に向いて放射方向
に位置したプリズム82を有する。プリズム82は2つ
の垂直位置でシャフト80に支持され、第1の高さで支
持されたプリズム82は第2の高さで支持されたプリズ
ム82からオフセットしていて2つのプリズム82のリ
ング(環体)を形成する。これらのプリズム82は、少
なくとも1つのプリズム82がレーザー測量装置12に
対する反射器18の方位に関係なくレーザー測量装置1
2(図1)に対面するように、配置されている。反射器
18を使用すると、レーザー測量装置12によって伝達
される反射光のための高効率の反射器を形成することに
よりレーザー測量装置12の操作性の範囲が増大する。
18及び光レシーバ20を示す。光反射器18及び光レ
シーバ20は適当な支持表面の上方へ延びるように支持
された中央のシャフト80のまわりに支持される。反射
器18は複数個(図では8個)の外側に向いて放射方向
に位置したプリズム82を有する。プリズム82は2つ
の垂直位置でシャフト80に支持され、第1の高さで支
持されたプリズム82は第2の高さで支持されたプリズ
ム82からオフセットしていて2つのプリズム82のリ
ング(環体)を形成する。これらのプリズム82は、少
なくとも1つのプリズム82がレーザー測量装置12に
対する反射器18の方位に関係なくレーザー測量装置1
2(図1)に対面するように、配置されている。反射器
18を使用すると、レーザー測量装置12によって伝達
される反射光のための高効率の反射器を形成することに
よりレーザー測量装置12の操作性の範囲が増大する。
【0033】光レシーバ20は光エネルギを電気信号に
変換するための複数個の光検出器84で構成される。各
光検出器84はレシーバ回路に接続され、好ましくは、
光レシーバは特定の光検出器84にそれぞれ関連する複
数個の別個のレシーバから成る。プリズム82と同様、
各光検出器84は中央シャフト80のまわりで外側に向
いて放射方向に位置し、光検出器84のリング(環体)
を形成する。少なくとも1つの光検出器84はレーザー
測量装置12に対するレシーバ20の方位に関係なくレ
ーザー測量装置12(図1)により発生せしめられた光
パルスを受け取るように位置している。光レシーバ20
はケーブル86を介して適当な電源により付勢され、レ
シーバ20により発生した電気信号はケーブル88を介
してデータ貯蔵装置36(図1)に供給される。
変換するための複数個の光検出器84で構成される。各
光検出器84はレシーバ回路に接続され、好ましくは、
光レシーバは特定の光検出器84にそれぞれ関連する複
数個の別個のレシーバから成る。プリズム82と同様、
各光検出器84は中央シャフト80のまわりで外側に向
いて放射方向に位置し、光検出器84のリング(環体)
を形成する。少なくとも1つの光検出器84はレーザー
測量装置12に対するレシーバ20の方位に関係なくレ
ーザー測量装置12(図1)により発生せしめられた光
パルスを受け取るように位置している。光レシーバ20
はケーブル86を介して適当な電源により付勢され、レ
シーバ20により発生した電気信号はケーブル88を介
してデータ貯蔵装置36(図1)に供給される。
【0034】レーザー測量装置12の回路を図4に示
す。レーザー測量装置12は米国特許第5,291,2
62号明細書に開示された対応する構造に類似してい
る。上記米国特許第5,291,262号明細書に開示
されたものとは異なり、レーザー測量装置12は更に、
レーザー測量装置により発生した隣接する光パルス間の
間隔を制御する回路を有する。
す。レーザー測量装置12は米国特許第5,291,2
62号明細書に開示された対応する構造に類似してい
る。上記米国特許第5,291,262号明細書に開示
されたものとは異なり、レーザー測量装置12は更に、
レーザー測量装置により発生した隣接する光パルス間の
間隔を制御する回路を有する。
【0035】レーザー測量装置12はマイクロプロセッ
サ96、メモリーユニット98及び発振器102を備え
たマイクロコントローラ94を有する。マイクロコント
ローラ94の諸素子は低電圧電源95に対する接続によ
り適当に付勢される。電源95はまた、レーザー測量装
置12の他の素子をも付勢する。マイクロプロセッサ9
6及びメモリーユニット98はバス(母線)104を介
して相互接続され、マイクロプロセッサ96はデータバ
ス106を介してレーザー測量装置12の他の回路に接
続される。プロセッサ96はまた、論理制御ライン10
8を介してレーザー測量装置12の他の回路に接続され
る。
サ96、メモリーユニット98及び発振器102を備え
たマイクロコントローラ94を有する。マイクロコント
ローラ94の諸素子は低電圧電源95に対する接続によ
り適当に付勢される。電源95はまた、レーザー測量装
置12の他の素子をも付勢する。マイクロプロセッサ9
6及びメモリーユニット98はバス(母線)104を介
して相互接続され、マイクロプロセッサ96はデータバ
ス106を介してレーザー測量装置12の他の回路に接
続される。プロセッサ96はまた、論理制御ライン10
8を介してレーザー測量装置12の他の回路に接続され
る。
【0036】メモリーユニット98はバス112を介し
てデータ入出力回路110に接続される。このデータ入
出力回路はUART114と、ディスプレイ116と、
キーパッド118とを有する。UART114、ディス
プレイ116及びキーパッド118はデータバス106
に接続する。レーザー測量装置12と選択した標的との
間の水平及び垂直角度を決定するセオドライト56はケ
ーブル70(図2)を介してUART114に接続され
る。セオドライト56により決定された水平及び垂直角
度はUART114を介してマイクロコントローラ94
に供給される。
てデータ入出力回路110に接続される。このデータ入
出力回路はUART114と、ディスプレイ116と、
キーパッド118とを有する。UART114、ディス
プレイ116及びキーパッド118はデータバス106
に接続する。レーザー測量装置12と選択した標的との
間の水平及び垂直角度を決定するセオドライト56はケ
ーブル70(図2)を介してUART114に接続され
る。セオドライト56により決定された水平及び垂直角
度はUART114を介してマイクロコントローラ94
に供給される。
【0037】プロセッサ96から延びる論理制御ライン
108は光検出及び処理回路22と光発生器14とに接
続される。
108は光検出及び処理回路22と光発生器14とに接
続される。
【0038】詳細には、光発生器14は高電圧電源12
2を備え、論理制御ライン108は光発生器14の高電
圧電源122に接続される。高電圧電源122はレーザ
ーパルス発生器124に接続される。また、論理制御ラ
イン108はレーザーパルス発生器124に接続されて
いる。レーザーパルス発生器124は更にライン128
を介してレーザーパルス間隔カウンタ126に接続して
いる。レーザーパルス間隔カウンタ126はレーザー測
量装置12の光モジュレータ32を形成し、データバス
106及び論理制御ライン108に接続されている。レ
ーザーパルス間隔カウンタは計数値(カウント値)に従
ってカウンタ126を計数させるマイクロプロセッサ9
6により制御される。カウンタ126が計数を完了した
とき、ライン128上に発生した信号がパルス発生器1
24を介して光パルスを発生させることができる。レー
ザーパルス間隔カウンタ126は別個の素子として図4
に示されているが、マイクロプロセッサ96に一体的に
組み込んでもよい。
2を備え、論理制御ライン108は光発生器14の高電
圧電源122に接続される。高電圧電源122はレーザ
ーパルス発生器124に接続される。また、論理制御ラ
イン108はレーザーパルス発生器124に接続されて
いる。レーザーパルス発生器124は更にライン128
を介してレーザーパルス間隔カウンタ126に接続して
いる。レーザーパルス間隔カウンタ126はレーザー測
量装置12の光モジュレータ32を形成し、データバス
106及び論理制御ライン108に接続されている。レ
ーザーパルス間隔カウンタは計数値(カウント値)に従
ってカウンタ126を計数させるマイクロプロセッサ9
6により制御される。カウンタ126が計数を完了した
とき、ライン128上に発生した信号がパルス発生器1
24を介して光パルスを発生させることができる。レー
ザーパルス間隔カウンタ126は別個の素子として図4
に示されているが、マイクロプロセッサ96に一体的に
組み込んでもよい。
【0039】レーザーパルス発生器124はコリメータ
132を介して伝達される光パルスを発生させる。光パ
ルスは選択した標的136に伝達される波形134とし
て示してある。波形138にて示す反射パルスは光検出
及び処理回路22により受信される。光検出及び処理回
路22はコリメータ140と、フィルタ142と、光検
出器144と、信号処理及び増幅回路146と、タイミ
ング分析回路148とを有する。タイミング分析回路は
データバス106及び論理制御ライン108に接続され
る。
132を介して伝達される光パルスを発生させる。光パ
ルスは選択した標的136に伝達される波形134とし
て示してある。波形138にて示す反射パルスは光検出
及び処理回路22により受信される。光検出及び処理回
路22はコリメータ140と、フィルタ142と、光検
出器144と、信号処理及び増幅回路146と、タイミ
ング分析回路148とを有する。タイミング分析回路は
データバス106及び論理制御ライン108に接続され
る。
【0040】光発生器14の高電圧電源122は更に光
検出及び処理回路22の光検出器144に接続され、こ
の光検出器144はレーザーパルス発生器124により
発生せしめられた光パルスの向き直り部分(波形152
にて示す)を受け取るように作動する。レーザーパルス
発生器124により発生せしめられた光パルスの向き直
り部分はタイミング基準信号を形成するために使用され
る。この向き直り部分は基準パルスを形成する。
検出及び処理回路22の光検出器144に接続され、こ
の光検出器144はレーザーパルス発生器124により
発生せしめられた光パルスの向き直り部分(波形152
にて示す)を受け取るように作動する。レーザーパルス
発生器124により発生せしめられた光パルスの向き直
り部分はタイミング基準信号を形成するために使用され
る。この向き直り部分は基準パルスを形成する。
【0041】光発生器14、及び、光検出及び処理回路
22は、レーザー測量装置12と(光パルスを反射させ
る)選択した標的136との間のレンジを決定できるよ
うに光パルスを発生し、受信する。選択した標的136
から反射された光パルスはフィルタ142により濾過さ
れる。フィルタ142はレーザーパルス発生器124に
より発生せしめられた光パルスの周波数に対応する波長
を有する信号を通過させる。好ましくは、フィルタ14
2は狭帯域干渉フィルタとする。
22は、レーザー測量装置12と(光パルスを反射させ
る)選択した標的136との間のレンジを決定できるよ
うに光パルスを発生し、受信する。選択した標的136
から反射された光パルスはフィルタ142により濾過さ
れる。フィルタ142はレーザーパルス発生器124に
より発生せしめられた光パルスの周波数に対応する波長
を有する信号を通過させる。好ましくは、フィルタ14
2は狭帯域干渉フィルタとする。
【0042】光発生器14、及び、光検出及び処理回路
22の作動は論理制御ライン108を介してマイクロコ
ントローラ94の作動により制御される。オペレータは
手動トリガ152を適当に作動させることによりレーザ
ー測量装置12の作動を開始させる。本発明の1実施例
においては、レーザー測量装置の作動は入出力回路11
0に接続した装置を介して開始させることもできる。
22の作動は論理制御ライン108を介してマイクロコ
ントローラ94の作動により制御される。オペレータは
手動トリガ152を適当に作動させることによりレーザ
ー測量装置12の作動を開始させる。本発明の1実施例
においては、レーザー測量装置の作動は入出力回路11
0に接続した装置を介して開始させることもできる。
【0043】マイクロコントローラ94は、選択した標
的136への光パルスの伝達及び標的から反射された反
射光パルスの受信に必要な時間の値を決定することによ
り、レーザー測量装置12と選択した標的136との間
のレンジの値を決定する。また、マイクロコントローラ
94はUART114を介してセオドライト58により
決定された水平及び垂直角度の値を受け取るように接続
されている。水平及び垂直角度の値と、選択した標的へ
のレンジの値とが、レーザー測量装置12に関する選択
した標的の位置を表す位置データを形成する。
的136への光パルスの伝達及び標的から反射された反
射光パルスの受信に必要な時間の値を決定することによ
り、レーザー測量装置12と選択した標的136との間
のレンジの値を決定する。また、マイクロコントローラ
94はUART114を介してセオドライト58により
決定された水平及び垂直角度の値を受け取るように接続
されている。水平及び垂直角度の値と、選択した標的へ
のレンジの値とが、レーザー測量装置12に関する選択
した標的の位置を表す位置データを形成する。
【0044】位置データの値に応じて、マイクロコント
ローラ94はレーザーパルス間隔カウンタ126を選択
された計数値でプリセットさせる。カウンタ126が選
択された計数値を計数したとき、ライン128上に発生
した信号により、レーザーパルス発生器124が光パル
スを発生させることができる。レーザーパルス発生器1
24により発生せしめられた光パルスは、レーザー測量
装置12の作動中に決定された位置データの値に対応す
るインターバル(間隔)だけ互いに離れている。それ
故、レーザー測量装置12の作動中に発生した光パルス
は、選択した標的を表す位置データを決定するため及び
その位置データを遠方の位置へ伝達するために使用され
る。
ローラ94はレーザーパルス間隔カウンタ126を選択
された計数値でプリセットさせる。カウンタ126が選
択された計数値を計数したとき、ライン128上に発生
した信号により、レーザーパルス発生器124が光パル
スを発生させることができる。レーザーパルス発生器1
24により発生せしめられた光パルスは、レーザー測量
装置12の作動中に決定された位置データの値に対応す
るインターバル(間隔)だけ互いに離れている。それ
故、レーザー測量装置12の作動中に発生した光パルス
は、選択した標的を表す位置データを決定するため及び
その位置データを遠方の位置へ伝達するために使用され
る。
【0045】本発明の更に別の実施例においては、レー
ザー測量装置12により付加的なデータを伝達すること
ができる。例えば、このような付加的なデータは、キー
パッド118、又は、レーザー測量装置12に適当に接
続された外部装置を介して、手動で入力できる。
ザー測量装置12により付加的なデータを伝達すること
ができる。例えば、このような付加的なデータは、キー
パッド118、又は、レーザー測量装置12に適当に接
続された外部装置を介して、手動で入力できる。
【0046】図4は更に、磁気コンパス166、電解チ
ルト(傾斜)センサ168、温度センサ170及び信号
コンディショナー172をも示し、これらは破線の囲い
にて示す。これらの素子166−172は本発明の別の
実施例におけるレーザー測量装置12の一部を構成す
る。素子166−172はセオドライト56に置き換え
ることができ、レーザー測量装置12と選択した標的1
36との間の水平及び垂直角度の値を決定するように作
動する。素子166−172はレーザー測量装置12の
ハウジング50(図2)内に収納できるので、セオドラ
イト56の代わりに素子166−172を用いた実施例
は、レーザー測量装置12を携帯用にすべき場合に、望
ましい。
ルト(傾斜)センサ168、温度センサ170及び信号
コンディショナー172をも示し、これらは破線の囲い
にて示す。これらの素子166−172は本発明の別の
実施例におけるレーザー測量装置12の一部を構成す
る。素子166−172はセオドライト56に置き換え
ることができ、レーザー測量装置12と選択した標的1
36との間の水平及び垂直角度の値を決定するように作
動する。素子166−172はレーザー測量装置12の
ハウジング50(図2)内に収納できるので、セオドラ
イト56の代わりに素子166−172を用いた実施例
は、レーザー測量装置12を携帯用にすべき場合に、望
ましい。
【0047】図5は本発明の代表的な実施例により発生
せしめられる光信号のタイミング特性を示す。レーザー
測量装置12により決定される位置データは隣接する光
パルス178間のタイミング間隔を決定できるので、光
信号はパルス位置変調信号を形成する。
せしめられる光信号のタイミング特性を示す。レーザー
測量装置12により決定される位置データは隣接する光
パルス178間のタイミング間隔を決定できるので、光
信号はパルス位置変調信号を形成する。
【0048】光パルスが発生する平均割合は、クラスI
のレーザー装置により発生せしめられる光の最大許容平
均エネルギレベルを越えないように選定してある。詳細
には、光パルスを発生させる平均割合は、6,000マ
イクロ秒の隣接する光パルス間の平均間隔に対応するよ
うに選定される。
のレーザー装置により発生せしめられる光の最大許容平
均エネルギレベルを越えないように選定してある。詳細
には、光パルスを発生させる平均割合は、6,000マ
イクロ秒の隣接する光パルス間の平均間隔に対応するよ
うに選定される。
【0049】レーザー測量装置12の作動レンジが約1
00,000フィート(約30km)であるから、10
0,000フィート(約30km)の距離での選択した
標的への光パルスの伝達及びレーザー測量装置12へ戻
るパルスの反射に対しては、約200マイクロ秒が必要
となる。それ故、光パルス間の6,000マイクロ秒の
平均間隔は、選択した標的にへの光パルスの伝達及び選
択した標的からの反射光パルスの受信に必要な時間より
大きい。
00,000フィート(約30km)であるから、10
0,000フィート(約30km)の距離での選択した
標的への光パルスの伝達及びレーザー測量装置12へ戻
るパルスの反射に対しては、約200マイクロ秒が必要
となる。それ故、光パルス間の6,000マイクロ秒の
平均間隔は、選択した標的にへの光パルスの伝達及び選
択した標的からの反射光パルスの受信に必要な時間より
大きい。
【0050】好ましくは、光信号は同期ブロック及びデ
ータブロックを含む。(図5の左側部分に示す)同期ブ
ロックの光パルスは光レシーバ20の回路をレーザー測
量装置12の回路と同期させるために使用される。レー
ザー測量装置12により決定された位置データは光信号
の(図5の右手側に部分として示す)データブロック内
に収納される。
ータブロックを含む。(図5の左側部分に示す)同期ブ
ロックの光パルスは光レシーバ20の回路をレーザー測
量装置12の回路と同期させるために使用される。レー
ザー測量装置12により決定された位置データは光信号
の(図5の右手側に部分として示す)データブロック内
に収納される。
【0051】光パルス間の平均間隔はTD AVG(図
5)にて示す。パルスの平均間隔は6,000マイクロ
秒であるが、任意の2つの隣接するパルス間の間隔は異
なることもあり、隣接するパルス間の間隔は最小値(T
D MIN)と最大値(TDMAX)との間の任意の値
とすることができる。光パルス178は各パルス178
のまわりに位置したブロック182(点線で示す)によ
り表される時間期間内の任意の時期に発生させることが
できる。
5)にて示す。パルスの平均間隔は6,000マイクロ
秒であるが、任意の2つの隣接するパルス間の間隔は異
なることもあり、隣接するパルス間の間隔は最小値(T
D MIN)と最大値(TDMAX)との間の任意の値
とすることができる。光パルス178は各パルス178
のまわりに位置したブロック182(点線で示す)によ
り表される時間期間内の任意の時期に発生させることが
できる。
【0052】図5に示す実施例においては、光パルスは
15ナノ秒のパルス幅を有する。これらのパルスは6マ
イクロ秒の時間期間として定められた時間スロット内で
発生せしめられる。時間スロットの時間期間はTN(図
5)にて示す。256(28)個の時間スロット184
が図5の拡大部分に示されている。15ナノ秒の期間を
有する光パルスを選択されたスロット184内で発生さ
せることができる。15ナノ秒の光パルスを256個の
異なる時間スロットの任意の1つ内で発生させることが
できるので、隣接する光パルス間の最小間隔は4,46
4(=6,000−1,536)マイクロ秒となり、隣
接する光パルス間の最大時間差は7,536(=6,0
00+1,536)マイクロ秒となる。
15ナノ秒のパルス幅を有する。これらのパルスは6マ
イクロ秒の時間期間として定められた時間スロット内で
発生せしめられる。時間スロットの時間期間はTN(図
5)にて示す。256(28)個の時間スロット184
が図5の拡大部分に示されている。15ナノ秒の期間を
有する光パルスを選択されたスロット184内で発生さ
せることができる。15ナノ秒の光パルスを256個の
異なる時間スロットの任意の1つ内で発生させることが
できるので、隣接する光パルス間の最小間隔は4,46
4(=6,000−1,536)マイクロ秒となり、隣
接する光パルス間の最大時間差は7,536(=6,0
00+1,536)マイクロ秒となる。
【0053】光パルスを発生できる256個の異なる時
間スロットが存在するため、8ビットのデータを各後続
の光パルスにて伝達することができる。図5の例におい
ては、データブロックは30個の光パルス(即ち、m=
30)で構成され、30個の光パルスの各隣接するパル
ス間の間隔が8ビットのデータを画定する。(それぞれ
8ビットのデータを伝達する)30個のパルスから成る
データブロックの伝達により、選択した標的の位置を特
定するのに必要な位置データの伝達が可能になる。他の
タイミング及び変調方法を用いることにより、伝達すべ
き他のデータ量を得ることができる。
間スロットが存在するため、8ビットのデータを各後続
の光パルスにて伝達することができる。図5の例におい
ては、データブロックは30個の光パルス(即ち、m=
30)で構成され、30個の光パルスの各隣接するパル
ス間の間隔が8ビットのデータを画定する。(それぞれ
8ビットのデータを伝達する)30個のパルスから成る
データブロックの伝達により、選択した標的の位置を特
定するのに必要な位置データの伝達が可能になる。他の
タイミング及び変調方法を用いることにより、伝達すべ
き他のデータ量を得ることができる。
【0054】同期ブロックの光パルスは7,600マイ
クロ秒の時間間隔(TS)だけ離れている。7,600
マイクロ秒の時間間隔だけ離れた光パルスを受け取る光
レシーバは離間したパルスを翻訳し、同期ブロックを形
成する。光パルス間の間隔が7,600マイクロ秒より
小さい場合は、光レシーバは光信号の情報内容を決定す
る。
クロ秒の時間間隔(TS)だけ離れている。7,600
マイクロ秒の時間間隔だけ離れた光パルスを受け取る光
レシーバは離間したパルスを翻訳し、同期ブロックを形
成する。光パルス間の間隔が7,600マイクロ秒より
小さい場合は、光レシーバは光信号の情報内容を決定す
る。
【0055】図5に示すタイミング方法は単なる例示に
すぎない。もちろん、遠方の位置へ伝達される光信号を
形成するために位置データを変調できる他のタイミング
方法を使用することもできる。また、上述のように、同
様の方法で、付加的なデータを伝達してもよい。上述の
タイミング方法は、レーザー光伝達の最大許容エネルギ
レベルを越えることなく、遠方の位置へ所望量のデータ
を伝達できる。多重ビット(図示の実施例では、8ビッ
ト)のデータを各後続の光パルスにて伝達することがで
きるので、データの有効な移送が可能となる。
すぎない。もちろん、遠方の位置へ伝達される光信号を
形成するために位置データを変調できる他のタイミング
方法を使用することもできる。また、上述のように、同
様の方法で、付加的なデータを伝達してもよい。上述の
タイミング方法は、レーザー光伝達の最大許容エネルギ
レベルを越えることなく、遠方の位置へ所望量のデータ
を伝達できる。多重ビット(図示の実施例では、8ビッ
ト)のデータを各後続の光パルスにて伝達することがで
きるので、データの有効な移送が可能となる。
【0056】パルス間の時間間隔がパルス幅に比べて極
めて大きいので、パルスを受け取るレシーバ20は入力
された光パルスの広範囲にわたって作動することができ
る。
めて大きいので、パルスを受け取るレシーバ20は入力
された光パルスの広範囲にわたって作動することができ
る。
【0057】図6はレーザー測量装置12により発生せ
しめられた光信号を受信する光レシーバ20の一部を示
す。上述のように、光レシーバは複数個の光検出器84
を有する。各検出器84は広角レシーバ186又は狭角
レシーバ188を介して光パルスを受け取る。(図6に
例示の目的で示した)単一の狭角レシーバは最下方の光
検出器84に接続できる。狭角レシーバ188を使用す
ると、装置10の作動レンジを増大させることができ
る。吸収フィルタ189は広角レシーバ186により受
け取られた光パルスを濾過し、狭帯域干渉フィルタ19
1は狭角レシーバ188により受け取られた光パルスを
濾過する。光信号を形成するパルスが1以上の光検出器
84により受信され、検出されたとき、その光検出器8
4は、光パルスを、複数の各光検出器84に関連する信
号処理及び増幅回路194へ供給される電気信号に変換
する。各信号処理及び増幅回路194は総合器200を
介してレーザーパルス間隔タイマー198に接続され
る。タイマー198はライン204を介してクロック発
信器202により発生せしめられたクロック信号を受信
する。クロック発信器はクリスタル205に接続してい
る。1以上の光検出器84が伝達された光信号の光パル
スを同時に検出することができるが、光パルスを検出し
た光検出器84により発生せしめられた信号は同一であ
り、総合器200により発生せしめられた信号は、関連
する光検出器84により受信された光パルスを受け取る
任意の回路194によって発生せしめられる信号に対応
する。すなわち、総合器200は論理ORゲートと等価
の機能を果たす。
しめられた光信号を受信する光レシーバ20の一部を示
す。上述のように、光レシーバは複数個の光検出器84
を有する。各検出器84は広角レシーバ186又は狭角
レシーバ188を介して光パルスを受け取る。(図6に
例示の目的で示した)単一の狭角レシーバは最下方の光
検出器84に接続できる。狭角レシーバ188を使用す
ると、装置10の作動レンジを増大させることができ
る。吸収フィルタ189は広角レシーバ186により受
け取られた光パルスを濾過し、狭帯域干渉フィルタ19
1は狭角レシーバ188により受け取られた光パルスを
濾過する。光信号を形成するパルスが1以上の光検出器
84により受信され、検出されたとき、その光検出器8
4は、光パルスを、複数の各光検出器84に関連する信
号処理及び増幅回路194へ供給される電気信号に変換
する。各信号処理及び増幅回路194は総合器200を
介してレーザーパルス間隔タイマー198に接続され
る。タイマー198はライン204を介してクロック発
信器202により発生せしめられたクロック信号を受信
する。クロック発信器はクリスタル205に接続してい
る。1以上の光検出器84が伝達された光信号の光パル
スを同時に検出することができるが、光パルスを検出し
た光検出器84により発生せしめられた信号は同一であ
り、総合器200により発生せしめられた信号は、関連
する光検出器84により受信された光パルスを受け取る
任意の回路194によって発生せしめられる信号に対応
する。すなわち、総合器200は論理ORゲートと等価
の機能を果たす。
【0058】レーザーパルス間隔タイマー198は1以
上の光検出器84により検出された隣接する光パルス間
の時間間隔を決定し、マイクロプロセッサ210に接続
したデータバス208上に決定信号を発生させる。レー
ザーパルス間隔タイマー198は検出器84により受信
された光信号を表す信号を変調するモジュレータとして
機能する。タイマー198により発生せしめられた信号
に応答して、マイクロプロセッサ210はレシーバへ伝
達される位置データを決定する。図にはタイマー198
を別個の素子として示してあるが、タイマー198はマ
イクロプロセッサ210に組み込んでもよい。マイクロ
プロセッサはクリスタル211に接続されている。マイ
クロプロセッサ210はデータバス208上及びレーザ
ーパルス間隔タイマー198に接続した論理制御ライン
212上に信号を発生させる。
上の光検出器84により検出された隣接する光パルス間
の時間間隔を決定し、マイクロプロセッサ210に接続
したデータバス208上に決定信号を発生させる。レー
ザーパルス間隔タイマー198は検出器84により受信
された光信号を表す信号を変調するモジュレータとして
機能する。タイマー198により発生せしめられた信号
に応答して、マイクロプロセッサ210はレシーバへ伝
達される位置データを決定する。図にはタイマー198
を別個の素子として示してあるが、タイマー198はマ
イクロプロセッサ210に組み込んでもよい。マイクロ
プロセッサはクリスタル211に接続されている。マイ
クロプロセッサ210はデータバス208上及びレーザ
ーパルス間隔タイマー198に接続した論理制御ライン
212上に信号を発生させる。
【0059】メモリー素子214、UART216及び
ディスプレイ素子/キーパッド入力器218はマイクロ
プロセッサ210に接続され、マイクロプロセッサと通
信を行う。UART216は図1に示すデータ貯蔵装置
36へのレシーバ20の接続を可能にする。
ディスプレイ素子/キーパッド入力器218はマイクロ
プロセッサ210に接続され、マイクロプロセッサと通
信を行う。UART216は図1に示すデータ貯蔵装置
36へのレシーバ20の接続を可能にする。
【0060】レシーバ20は更に、低電圧電源220
と、光検出器バイアス電源222とを有する。電源22
0はレシーバ20の大半の回路を付勢し、光検出器バイ
アス電源は例えばPINダイオードから成る光検出器8
4を付勢する。
と、光検出器バイアス電源222とを有する。電源22
0はレシーバ20の大半の回路を付勢し、光検出器バイ
アス電源は例えばPINダイオードから成る光検出器8
4を付勢する。
【0061】レシーバ20のマイクロプロセッサ210
は光信号の隣接するパルス間の所定の間隔に応じてレシ
ーバ20に伝達される位置データを決定する。
は光信号の隣接するパルス間の所定の間隔に応じてレシ
ーバ20に伝達される位置データを決定する。
【0062】図7は本発明の実施例に係る装置10の水
路測定への応用を示す。この装置10は水224に作図
を施すために利用される。レーザー測量装置12は基準
位置に位置し、光反射器18及び光レシーバ20は水に
浮かんだ船226に装着される。測量装置12は船22
6の位置を決定し、少なくとも船226の位置を表す位
置データを光レシーバ20に伝達する。光レシーバ20
により受信された位置データはデータ貯蔵装置36に記
憶される。データ取得装置(この例では、測深器)40
は船226の直下の水224の水深を決定し、測深器の
より得られたデータはデータ貯蔵装置36に記憶され
る。水224に作図を施すために必要なすべてのデータ
はデータ貯蔵装置36に記憶される。貯蔵装置36に記
憶されたデータを適当に利用することにより、水224
に作図を施すことができる。
路測定への応用を示す。この装置10は水224に作図
を施すために利用される。レーザー測量装置12は基準
位置に位置し、光反射器18及び光レシーバ20は水に
浮かんだ船226に装着される。測量装置12は船22
6の位置を決定し、少なくとも船226の位置を表す位
置データを光レシーバ20に伝達する。光レシーバ20
により受信された位置データはデータ貯蔵装置36に記
憶される。データ取得装置(この例では、測深器)40
は船226の直下の水224の水深を決定し、測深器の
より得られたデータはデータ貯蔵装置36に記憶され
る。水224に作図を施すために必要なすべてのデータ
はデータ貯蔵装置36に記憶される。貯蔵装置36に記
憶されたデータを適当に利用することにより、水224
に作図を施すことができる。
【0063】装置10のこの水路測定への応用は浚渫作
業にとって特に有用である。装置10は作図を行うため
に利用でき、浚渫作業は水に対する作図に応じて遂行さ
れる。浚渫作業を行った後、作図作業を再度行って、浚
渫作業が十分に行われたか否かを判定する。
業にとって特に有用である。装置10は作図を行うため
に利用でき、浚渫作業は水に対する作図に応じて遂行さ
れる。浚渫作業を行った後、作図作業を再度行って、浚
渫作業が十分に行われたか否かを判定する。
【0064】図8は本発明の実施例に係る装置10の別
の応用を示す。この例では、装置10は陸地230に対
して作図を施すために利用される。レーザー測量装置1
2は基準位置に位置し、光反射器18及び光レシーバ2
0はシャフト部材232に支持される。光反射器18は
単一のプリズム82で構成することができ、光レシーバ
20は単一の光検出器84で構成することができる。シ
ャフト部材232を持った操作者は、測量装置12によ
り発生された光パルスを受け取れるように、測量装置1
2に関して光反射器18及び光レシーバ20を方位決め
する。レシーバ20に伝達された位置データはデータ貯
蔵装置36に記憶される。好ましくは、データ貯蔵装置
36はデータの手動入力をも許容し、手動で入力された
データとレシーバ20に伝達された位置データとの間に
相関関係をもたせることができる。
の応用を示す。この例では、装置10は陸地230に対
して作図を施すために利用される。レーザー測量装置1
2は基準位置に位置し、光反射器18及び光レシーバ2
0はシャフト部材232に支持される。光反射器18は
単一のプリズム82で構成することができ、光レシーバ
20は単一の光検出器84で構成することができる。シ
ャフト部材232を持った操作者は、測量装置12によ
り発生された光パルスを受け取れるように、測量装置1
2に関して光反射器18及び光レシーバ20を方位決め
する。レシーバ20に伝達された位置データはデータ貯
蔵装置36に記憶される。好ましくは、データ貯蔵装置
36はデータの手動入力をも許容し、手動で入力された
データとレシーバ20に伝達された位置データとの間に
相関関係をもたせることができる。
【0065】測量装置12により決定された位置データ
は遠方の位置へ伝達される光信号を形成するために利用
できるので、測量装置12のオペレータは位置データを
遠方の位置へ伝達するための周波数許可を得る必要がな
い。光信号を形成するために位置データを変調する変調
方法を適当に選択することにより、測量装置12により
発生される光信号のエネルギレベルをクラスIのレーザ
ー作業で許される所定の最大エネルギレベル以下に抑え
ることができる。また、測量装置12と選択した標的と
の間のレンジを決定するために使用されるものと同じ光
パルスを使用して、選択した標的に位置データを伝達す
ることもできる。それ故、位置データを決定すると共
に、その位置データを選択した標的に伝達するために、
単一の光発生器14を使用することができる。
は遠方の位置へ伝達される光信号を形成するために利用
できるので、測量装置12のオペレータは位置データを
遠方の位置へ伝達するための周波数許可を得る必要がな
い。光信号を形成するために位置データを変調する変調
方法を適当に選択することにより、測量装置12により
発生される光信号のエネルギレベルをクラスIのレーザ
ー作業で許される所定の最大エネルギレベル以下に抑え
ることができる。また、測量装置12と選択した標的と
の間のレンジを決定するために使用されるものと同じ光
パルスを使用して、選択した標的に位置データを伝達す
ることもできる。それ故、位置データを決定すると共
に、その位置データを選択した標的に伝達するために、
単一の光発生器14を使用することができる。
【0066】以上、現時点で好ましいと思われる実施例
につき本発明を説明したが、これは単なる例示にすぎ
ず、本発明を限定するものではない。
につき本発明を説明したが、これは単なる例示にすぎ
ず、本発明を限定するものではない。
【図1】本発明の一実施例に係る装置の機能ブロック線
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例に係る図1の装置の一部を構
成するレーザー測量装置の斜視図である。
成するレーザー測量装置の斜視図である。
【図3】図1に示す装置の一部を構成する光レシーバの
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図2に示すレーザー測量装置の機能ブロック線
図である。
図である。
【図5】本発明の一実施例に係るレーザー測量装置によ
り発生される光信号を示すタイミングチャートで、拡大
部分は光信号の光パルスを発生させる時間スロットを示
す図である。
り発生される光信号を示すタイミングチャートで、拡大
部分は光信号の光パルスを発生させる時間スロットを示
す図である。
【図6】図3に示す光レシーバの一部の機能ブロック線
図である。
図である。
【図7】水に対する作図に利用した図1の装置の斜視図
である。
である。
【図8】陸地に対する作図に利用した図1の装置の斜視
図である。
図である。
10 装置 12 レーザー測量装置 14 光発生器 18 光反射器 20 光レシーバ 22 光検出及び処理回路 24 位置決定装置 28 角度決定装置 32 光モジュレータ 36 データ貯蔵装置 40 データ取得装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
フロントページの続き (71)出願人 596042394 7070 South Tucson Wa y,Englewood,Colorad o 80112,United States of America
Claims (19)
- 【請求項1】 選択した標的の少なくとも相対位置を表
す位置データを決定し、この位置データを遠方の位置へ
伝達する装置において、 上記選択した標的への伝達を行うための光パルスを発生
させる光発生手段と;上記光発生手段に接続され、上記
選択した標的からの光パルスの反射に応答して当該選択
した標的の少なくとも相対位置を表す位置データを決定
するための位置決定手段と;上記光発生手段に接続さ
れ、上記位置決定手段により決定された位置データを受
け取るように接続された変調手段であって、当該光発生
手段により発生せしめられた光パルスを上記位置データ
で変調し、遠方の位置へ伝達するための光パルスの光信
号を形成する変調手段と;から成ることを特徴とする装
置。 - 【請求項2】 上記光発生手段及び上記位置決定手段が
共働して、当該位置決定手段と上記選択した標的との間
のレンジ値を決定するためのレーザー測定装置を構成す
ることを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 上記位置決定手段が、上記選択した標的
に設けられ当該標的に伝達された光パルスを反射させる
反射素子を有することを特徴とする請求項2の装置。 - 【請求項4】 上記位置決定手段が、当該位置決定手段
と上記選択した標的との間の水平及び垂直角度決定する
ための角度決定手段を有することを特徴とする請求項2
の装置。 - 【請求項5】 上記光発生手段により発生せしめられた
光パルスが、上記レンジ値を決定するため及び遠方の位
置へ伝達される上記光信号を形成するために同時に利用
されることを特徴とする請求項2の装置。 - 【請求項6】 上記選択した標的が上記遠方の位置に位
置していることを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項7】 上記変調手段が光パルスを変調してパル
ス位置変調信号を形成することを特徴とする請求項1の
装置。 - 【請求項8】 上記パルス位置変調信号を形成する光パ
ルスのうちの隣接する光パルス間の間隔がデータの複数
ビットを構成することを特徴とする請求項7の装置。 - 【請求項9】 上記変調手段が、選択された計数値に設
定された計数手段を備え、この計数手段が選択された計
数値を計数したときに、当該計数手段が上記光発生手段
による光パルスの発生を可能にすることを特徴とする請
求項1の装置。 - 【請求項10】 上記遠方の位置に設けられ、この位置
に伝達される光信号を受け取るための少なくとも1つの
光信号レシーバを更に備えたことを特徴とする請求項1
の装置。 - 【請求項11】 上記少なくとも1つの光信号レシーバ
が複数個の離間して円周方向に位置した光レシーバから
成り、当該各光レシーバが光信号を受信し、その光信号
を電気信号に変換するようになっていることを特徴とす
る請求項10の装置。 - 【請求項12】 上記少なくとも1つの光信号レシーバ
に接続されたデータ貯蔵装置を更に備え;上記データ貯
蔵装置が当該少なくとも1つの光信号レシーバにより発
生せしめられた電気信号の値を記憶するようになってい
ることを特徴とする請求項10の装置。 - 【請求項13】 上記データ貯蔵装置に接続されたデー
タ取得装置を更に備え;上記データ取得装置が選択され
た特徴に関連するデータを取得し、取得したデータを表
す値を有する取得データ信号を発生させるようになって
いることを特徴とする請求項12の装置。 - 【請求項14】 上記データ貯蔵装置が上記データ取得
装置により発生せしめられた取得データ信号をを処理
し、取得データ信号の値を記憶するように作動すること
を特徴とする請求項13の装置。 - 【請求項15】 選択した位置へ伝達される位置データ
を決定するための装置において、 上記選択した位置への伝達を行うための光パルスを発生
させる光発生手段と;上記光発生手段に接続され、上記
選択した位置の少なくとも相対位置を表す位置データを
決定するための位置決定手段と;上記光発生手段及び上
記位置決定手段に接続され、当該光発生手段により発生
せしめられた光パルスを上記位置データで変調し、光パ
ルスの位置決めにより光信号を形成する変調手段と;遠
方の場所に位置し、この遠方の場所に伝達される光パル
スから成る光信号を受信する光信号レシーバと;から成
ることを特徴とする装置。 - 【請求項16】 選択した標的の少なくとも相対位置を
表す位置データを決定し、この位置データを遠方の位置
へ伝達する方法において、 上記選択した標的への伝達を行うための光パルスを発生
させる発生工程と;上記発生工程中に発生した光パルス
に応答して上記選択した標的の少なくとも相対位置を表
す位置データを決定する決定工程と;上記発生工程中に
発生した光パルスを上記決定工程中に決定された位置デ
ータで変調し、遠方の位置へ伝達するための光パルスの
光信号を形成する工程と;から成ることを特徴とする方
法。 - 【請求項17】 光レシーバに伝達される光信号の値を
記憶する工程を更に有することを特徴とする請求項16
の方法。 - 【請求項18】 水に対して作図を行う水路図作成装置
において、 基準位置に位置し、水面に位置する選択した標的に伝達
される光パルスを発生させる光発生装置と;上記光発生
装置に接続され、上記基準位置と上記選択した標的との
間の距離を表す位置データを決定する位置決定装置と;
上記光発生装置及び上記位置決定装置に接続され、当該
光発生装置により発生せしめられた光パルスを上記位置
決定装置により決定された位置データで変調し、選択し
た標的へ伝達される光パルスの光信号を形成する変調装
置と;選択した標的上に位置し、光パルスから成る光信
号を受信する光信号受信装置と;上記光信号受信装置に
接続され、当該光信号受信装置により受信された信号を
表す信号を処理し、その値を記憶するデータ記憶装置
と;上記データ記憶装置に接続されて上記選択した標的
上に位置し、当該選択した標的直下の水深を決定し、該
選択した標的における水深を表す値を有し当該データ記
憶装置に記憶される信号を発生させる測深装置と;から
成ることを特徴とする装置。 - 【請求項19】 光パルスから成るパルス位置変調信号
を形成するために変調された位置データを受け取るため
の装置において、 光信号を検出し、その光信号を表す電気信号を発生させ
る少なくとも1つの光検出器と;上記少なくとも1つの
光検出器により発生せしめられた電気信号を受信するよ
うに接続され、光信号の隣接する光パルス間の間隔を決
定し、隣接する光パルス間の間隔に応じた値のタイミン
グ信号を発生させる復調装置と;上記復調装置により発
生せしめられたタイミング信号を受信するように接続さ
れ、タイミング信号の値に応じて位置データを決定する
データ決定装置と;から成ることを特徴とする装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8073323A JPH09229686A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | データを決定し伝達する装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8073323A JPH09229686A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | データを決定し伝達する装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09229686A true JPH09229686A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13514856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8073323A Pending JPH09229686A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | データを決定し伝達する装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09229686A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304371A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Topcon Corp | 測定システム |
JP2011002273A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Topcon Corp | 回転レーザ出射装置 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8073323A patent/JPH09229686A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304371A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Topcon Corp | 測定システム |
JP2011002273A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Topcon Corp | 回転レーザ出射装置 |
US8619250B2 (en) | 2009-06-17 | 2013-12-31 | Kabushiki Kaisha Topcon | Rotary laser emitting apparatus |
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