JPH09210639A - 外径測定装置 - Google Patents
外径測定装置Info
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- JPH09210639A JPH09210639A JP5816696A JP5816696A JPH09210639A JP H09210639 A JPH09210639 A JP H09210639A JP 5816696 A JP5816696 A JP 5816696A JP 5816696 A JP5816696 A JP 5816696A JP H09210639 A JPH09210639 A JP H09210639A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成で回転多面鏡による測定精度を高め
ることを可能にした光線ビーム走査式外径測定装置を提
供すること。 【解決手段】レーザ光源1から出射されたレーザビーム
23を回転多面鏡3とコリメータレンズ4で平行走査光
線ビーム23bに変換して出射する平行走査光線ビーム
発生手段21と、その平行走査光線ビーム23bを集光
レンズ5を介して受光素子7で受光する受光手段22と
を有し、手段21と22の間の平行走査光線ビーム23
bの走査領域に配置された被測定物6の外径を、被測定
物6により平行走査光線ビーム23bの遮ぎられる時間
の長さで測定する外径測定装置の回転多面鏡3に、識別
を付し、その識別を検出する検出器14を設け、回転多
面鏡3の特定の1面において被測定物6の外径を測定す
ることを可能にする。
ることを可能にした光線ビーム走査式外径測定装置を提
供すること。 【解決手段】レーザ光源1から出射されたレーザビーム
23を回転多面鏡3とコリメータレンズ4で平行走査光
線ビーム23bに変換して出射する平行走査光線ビーム
発生手段21と、その平行走査光線ビーム23bを集光
レンズ5を介して受光素子7で受光する受光手段22と
を有し、手段21と22の間の平行走査光線ビーム23
bの走査領域に配置された被測定物6の外径を、被測定
物6により平行走査光線ビーム23bの遮ぎられる時間
の長さで測定する外径測定装置の回転多面鏡3に、識別
を付し、その識別を検出する検出器14を設け、回転多
面鏡3の特定の1面において被測定物6の外径を測定す
ることを可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行走査光線ビー
ムを用いて被測定物の外径を測定する外径測定装置に関
するものである。
ムを用いて被測定物の外径を測定する外径測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6に示すように、窓21aか
ら平行走査光線ビーム23bを出射する平行走査光線ビ
ーム発生手段21と、平行走査光線ビーム発生手段21
から出射された平行走査光線ビーム23bを受光する受
光手段22とを対峙し、平行走査光線ビーム23bの走
査領域に被測定物6を位置させ、受光手段22に到達す
る被測定物6によって生じる暗部又は明部の1走査時間
に対する時間の長さから、被測定物6の走査方向の外径
を測定する外径測定装置がある。
ら平行走査光線ビーム23bを出射する平行走査光線ビ
ーム発生手段21と、平行走査光線ビーム発生手段21
から出射された平行走査光線ビーム23bを受光する受
光手段22とを対峙し、平行走査光線ビーム23bの走
査領域に被測定物6を位置させ、受光手段22に到達す
る被測定物6によって生じる暗部又は明部の1走査時間
に対する時間の長さから、被測定物6の走査方向の外径
を測定する外径測定装置がある。
【0003】このような外径測定装置は、例えば図5に
示すように、レーザ光源1からレーザビーム23を固定
ミラー2に向けて照射し、この固定ミラー2により反射
されたレーザビーム23を回転多面鏡3の回転によって
走査ビーム23aに変換し、この走査ビーム23aをコ
リメータレンズ4によって平行走査光線ビーム23bに
変換し、この平行走査光線ビーム23bによりコリメー
タレンズ4と受光ユニット22の集光レンズ5の間に配
置した被測定物6を高速走査するようにされている。
示すように、レーザ光源1からレーザビーム23を固定
ミラー2に向けて照射し、この固定ミラー2により反射
されたレーザビーム23を回転多面鏡3の回転によって
走査ビーム23aに変換し、この走査ビーム23aをコ
リメータレンズ4によって平行走査光線ビーム23bに
変換し、この平行走査光線ビーム23bによりコリメー
タレンズ4と受光ユニット22の集光レンズ5の間に配
置した被測定物6を高速走査するようにされている。
【0004】受光手段22は、平行走査光線ビーム発生
手段21から出射された平行走査光線ビーム23bを集
光レンズ5の焦点位置にある受光素子7で受光するよう
にされていて、平行走査光線ビーム23bが被測定物6
により遮られない場合にはハイレベル(又はローレベ
ル)、平行走査光線ビーム23bが被測定物6により遮
られる場合にはローレベル(又はハイレベル)の出力電
圧aが出力される。すなわち、回転多面鏡3の1つの鏡
面で走査される1走査時間で出力がローレベル(又はハ
イレベル)にある時間が被測定物6のある時間となる。
手段21から出射された平行走査光線ビーム23bを集
光レンズ5の焦点位置にある受光素子7で受光するよう
にされていて、平行走査光線ビーム23bが被測定物6
により遮られない場合にはハイレベル(又はローレベ
ル)、平行走査光線ビーム23bが被測定物6により遮
られる場合にはローレベル(又はハイレベル)の出力電
圧aが出力される。すなわち、回転多面鏡3の1つの鏡
面で走査される1走査時間で出力がローレベル(又はハ
イレベル)にある時間が被測定物6のある時間となる。
【0005】受光素子7の出力電圧は、増幅・2値化回
路8に送られ、増幅・2値化回路8で2値化パルスbに
整形され、被測定物6のある時間tに相当する部分を検
出する検出回路9に送られる。検出回路9の出力、すな
わち被測定物6のある時間tに相当するパルスcはアン
ド回路10に送られ、アンド回路10はクロックパルス
発振器11からクロックパルスcpが入力されていて、
パルスcの入力されている時間tのクロックパルスpを
出力する。アンド回路10の出力パルスpはカウンタ1
2でカウントされる。
路8に送られ、増幅・2値化回路8で2値化パルスbに
整形され、被測定物6のある時間tに相当する部分を検
出する検出回路9に送られる。検出回路9の出力、すな
わち被測定物6のある時間tに相当するパルスcはアン
ド回路10に送られ、アンド回路10はクロックパルス
発振器11からクロックパルスcpが入力されていて、
パルスcの入力されている時間tのクロックパルスpを
出力する。アンド回路10の出力パルスpはカウンタ1
2でカウントされる。
【0006】演算処理回路13は、平行走査光線ビーム
発生手段21の窓21aのエッジ部の平行走査光線ビー
ム23bを検出するホトダイオード等からなる検出器1
5からの信号、すなわち走査同期信号を入力し、この走
査同期信号毎にカウンタ12のカウント値を取り込み、
被測定物6の外径を算出し、その結果を適宜表示するよ
うにされている。
発生手段21の窓21aのエッジ部の平行走査光線ビー
ム23bを検出するホトダイオード等からなる検出器1
5からの信号、すなわち走査同期信号を入力し、この走
査同期信号毎にカウンタ12のカウント値を取り込み、
被測定物6の外径を算出し、その結果を適宜表示するよ
うにされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成される外径測定装置では、被測定物6が、例えば図
6に示すように、テーパーを有するようなとき、回転多
面鏡3の鏡面間で鏡面角度にバラツキがあると、平行走
査光線ビームの走査位置が23bから23cへと鏡面に
よってずれ、被測定物6の測定位置がずれ、測定値に誤
差が生じる。また、回転多面鏡3の鏡面間で反射率にバ
ラツキがあると、図8に示すように2値化するときのし
きい値V1を越えている時間が鏡面毎にt5、t6とず
れ、測定される外径の測定精度が低下する。
構成される外径測定装置では、被測定物6が、例えば図
6に示すように、テーパーを有するようなとき、回転多
面鏡3の鏡面間で鏡面角度にバラツキがあると、平行走
査光線ビームの走査位置が23bから23cへと鏡面に
よってずれ、被測定物6の測定位置がずれ、測定値に誤
差が生じる。また、回転多面鏡3の鏡面間で反射率にバ
ラツキがあると、図8に示すように2値化するときのし
きい値V1を越えている時間が鏡面毎にt5、t6とず
れ、測定される外径の測定精度が低下する。
【0008】さらに、このような外径測定装置では、平
行走査光線ビーム発生手段21の窓21aのエッジを基
準にして被測定物6までの寸法を測定する場合があり、
特にこのような場合には、回転多面鏡3が偏心している
と、図7に示すように、窓21aのエッジと被測定物6
のエッジ間の検出時間が各鏡面でt1、t2あるいはt
3、t4とバラツキを生じ、また、図9に示すように、
窓21aの形状に変形があり、平行走査光線ビームの走
査位置が23bから23cへとずれると、窓21aのエ
ッジと被測定物のエッジ間の検出時間が各鏡面でt7、
t8とバラツキを生じる。
行走査光線ビーム発生手段21の窓21aのエッジを基
準にして被測定物6までの寸法を測定する場合があり、
特にこのような場合には、回転多面鏡3が偏心している
と、図7に示すように、窓21aのエッジと被測定物6
のエッジ間の検出時間が各鏡面でt1、t2あるいはt
3、t4とバラツキを生じ、また、図9に示すように、
窓21aの形状に変形があり、平行走査光線ビームの走
査位置が23bから23cへとずれると、窓21aのエ
ッジと被測定物のエッジ間の検出時間が各鏡面でt7、
t8とバラツキを生じる。
【0009】このようなバラツキを解消するためには、
外径測定装置を構成する回転多面鏡や窓等の構成を極め
て正確に形成し、かつ、極めて正確に組立てることが要
求され、また、被測定物の外径を算出する演算処理回路
の構成も多くの補正量の演算が必要となって複雑とな
り、外径測定装置をコスト高なものとしている。
外径測定装置を構成する回転多面鏡や窓等の構成を極め
て正確に形成し、かつ、極めて正確に組立てることが要
求され、また、被測定物の外径を算出する演算処理回路
の構成も多くの補正量の演算が必要となって複雑とな
り、外径測定装置をコスト高なものとしている。
【0010】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で上記のようなバラツキによる測定精度
の低下を防止し、測定精度をより高めることを可能にし
た外径測定装置を提供することを目的とするものであ
る。
で、簡単な構成で上記のようなバラツキによる測定精度
の低下を防止し、測定精度をより高めることを可能にし
た外径測定装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、回転多
面鏡の回転により走査され平行走査光線ビームを出射す
る平行走査光線ビーム発生手段と、前記平行走査光線ビ
ーム発生手段から出射された平行走査光線ビームを受光
する受光手段とを有し、前記平行走査光線ビーム発生手
段と前記受光手段との間の平行走査光線ビームの走査領
域内に被測定物を配置し、前記被測定物による平行走査
光線ビームの遮り時間から前記被測定物の外径を測定す
る外径測定装置において、前記平行走査光線ビームを走
査する回転多面鏡の面を識別する識別手段を設け、前記
識別手段により選択された面により走査される平行走査
光線ビームから前記被測定物の外径を測定することを可
能にしたことを特徴とする外径測定装置とすることによ
って達成される。
面鏡の回転により走査され平行走査光線ビームを出射す
る平行走査光線ビーム発生手段と、前記平行走査光線ビ
ーム発生手段から出射された平行走査光線ビームを受光
する受光手段とを有し、前記平行走査光線ビーム発生手
段と前記受光手段との間の平行走査光線ビームの走査領
域内に被測定物を配置し、前記被測定物による平行走査
光線ビームの遮り時間から前記被測定物の外径を測定す
る外径測定装置において、前記平行走査光線ビームを走
査する回転多面鏡の面を識別する識別手段を設け、前記
識別手段により選択された面により走査される平行走査
光線ビームから前記被測定物の外径を測定することを可
能にしたことを特徴とする外径測定装置とすることによ
って達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る外径測定装置は、図
5を参照して説明した外径測定装置と同様の、レーザ光
源、回転多面鏡、コリメータレンズ、走査同期信号を形
成する検出器等を備える平行走査光線ビーム発生手段
と、集光レンズ、受光素子を備える受光手段および増幅
・2値化回路、被測定物のある時間に相当する部分を検
出する検出回路、アンド回路、クロックパルス発振器、
カウンタ等を備えて構成した外径測定装置に回転多面鏡
の面を識別する識別手段および演算処理回路を設けて構
成される。
5を参照して説明した外径測定装置と同様の、レーザ光
源、回転多面鏡、コリメータレンズ、走査同期信号を形
成する検出器等を備える平行走査光線ビーム発生手段
と、集光レンズ、受光素子を備える受光手段および増幅
・2値化回路、被測定物のある時間に相当する部分を検
出する検出回路、アンド回路、クロックパルス発振器、
カウンタ等を備えて構成した外径測定装置に回転多面鏡
の面を識別する識別手段および演算処理回路を設けて構
成される。
【0013】回転多面鏡の面を識別する識別手段は、例
えば、回転多面鏡に鏡面を特定する認識マークを付し、
その認識マークを読み取るフォトインタラプタ等のマー
ク検出器により構成し、また、演算処理回路は、マーク
検出器のマーク信号と走査同期信号を入力し、前記マー
ク検出器の出力信号と走査同期信号とにより走査してい
る鏡面を検出し、予め特定された鏡面によって走査され
たときのカウンタのカウント値を選別し、そのカウント
値に予め定められた補正量による演算をなして被測定物
の外径値を求めることができるように構成される。
えば、回転多面鏡に鏡面を特定する認識マークを付し、
その認識マークを読み取るフォトインタラプタ等のマー
ク検出器により構成し、また、演算処理回路は、マーク
検出器のマーク信号と走査同期信号を入力し、前記マー
ク検出器の出力信号と走査同期信号とにより走査してい
る鏡面を検出し、予め特定された鏡面によって走査され
たときのカウンタのカウント値を選別し、そのカウント
値に予め定められた補正量による演算をなして被測定物
の外径値を求めることができるように構成される。
【0014】以上のように構成された外径測定装置は、
回転多面鏡に付された認識マークにより特定される鏡面
を基準にして各鏡面が特定され、各鏡面毎に得られる被
測定物の外径の測定値を比較検討、あるいは全ての測定
値を平均する等して、最も適切な鏡面を実測時の鏡面と
して特定し、実測時はその特定された鏡面により走査さ
れて得られる受光素子の出力により被測定物の外径の測
定値を得ることができるようにしている。したがって、
常に同一の条件による測定値を得ることが可能となり、
その測定値にバラツキがなく精度は高められる。
回転多面鏡に付された認識マークにより特定される鏡面
を基準にして各鏡面が特定され、各鏡面毎に得られる被
測定物の外径の測定値を比較検討、あるいは全ての測定
値を平均する等して、最も適切な鏡面を実測時の鏡面と
して特定し、実測時はその特定された鏡面により走査さ
れて得られる受光素子の出力により被測定物の外径の測
定値を得ることができるようにしている。したがって、
常に同一の条件による測定値を得ることが可能となり、
その測定値にバラツキがなく精度は高められる。
【0015】
【実施例】以下、図1ないし図4を参照して本発明の実
施例について説明する。図1は、本発明の実施例の外径
測定装置の構成図、図2は図1に示す外径測定装置のタ
イミング図、図3は図1に示す外径測定装置に適用され
る一例の多面鏡の平面図である。図4は図3に示す多面
鏡の側面図である。なお、全図を通じて共通する部分に
は同一の符号を付して、重複する部分の詳細な説明は省
略する。
施例について説明する。図1は、本発明の実施例の外径
測定装置の構成図、図2は図1に示す外径測定装置のタ
イミング図、図3は図1に示す外径測定装置に適用され
る一例の多面鏡の平面図である。図4は図3に示す多面
鏡の側面図である。なお、全図を通じて共通する部分に
は同一の符号を付して、重複する部分の詳細な説明は省
略する。
【0016】図1において、21は平行走査光線ビーム
発生手段で、レーザ光源1、回転多面鏡3、コリメータ
レンズ4、走査同期信号を形成する検出器15、窓21
a等を備え、図5を参照して説明した外径測定装置の平
行走査光線ビーム発生手段と同様に配置して構成され
る。22は受光手段で、集光レンズ5、受光素子7を備
え、図5を参照して説明した外径測定装置の受光手段と
同様に配置して構成される。
発生手段で、レーザ光源1、回転多面鏡3、コリメータ
レンズ4、走査同期信号を形成する検出器15、窓21
a等を備え、図5を参照して説明した外径測定装置の平
行走査光線ビーム発生手段と同様に配置して構成され
る。22は受光手段で、集光レンズ5、受光素子7を備
え、図5を参照して説明した外径測定装置の受光手段と
同様に配置して構成される。
【0017】また、増幅・2値化回路8、被測定物のあ
る時間に相当する部分を検出する検出回路9、アンド回
路10、クロックパルス発振器11、カウンタ12まで
の構成も、図5を参照して説明した外径測定装置と同様
に構成される。14は、回転多面鏡3の特定の1鏡面を
検出する検出器、16は演算処理回路である。
る時間に相当する部分を検出する検出回路9、アンド回
路10、クロックパルス発振器11、カウンタ12まで
の構成も、図5を参照して説明した外径測定装置と同様
に構成される。14は、回転多面鏡3の特定の1鏡面を
検出する検出器、16は演算処理回路である。
【0018】回転多面鏡3は、この実施例では、図3お
よび図4に示すように構成されている。すなわち、回転
多面鏡3は、モータ駆動回路等を実装する基板30に固
定された偏平モータ31と、この偏平モータ31のロー
タ32と、このロータ32に固定された8角柱状の8面
鏡33により構成され、8面鏡33の1つの鏡面と対応
するロータ32の位置に、その1つの鏡面を特定する認
識マーク34が付されている。
よび図4に示すように構成されている。すなわち、回転
多面鏡3は、モータ駆動回路等を実装する基板30に固
定された偏平モータ31と、この偏平モータ31のロー
タ32と、このロータ32に固定された8角柱状の8面
鏡33により構成され、8面鏡33の1つの鏡面と対応
するロータ32の位置に、その1つの鏡面を特定する認
識マーク34が付されている。
【0019】また、回転多面鏡3の特定の1鏡面を検出
する検出器14は、この実施例では、図3に示すように
ロータ32の近傍に配置され、ロータ32に付された認
識マーク34を光学的に検出するフォトインタラプタ3
5によって構成されている。
する検出器14は、この実施例では、図3に示すように
ロータ32の近傍に配置され、ロータ32に付された認
識マーク34を光学的に検出するフォトインタラプタ3
5によって構成されている。
【0020】演算処理回路16は、図2に示すように、
特定の鏡面を検出をする検出器14の出力信号、すなわ
ち認識マーク34を検出したフォトインタラプタ35が
出力するマーク信号14aと、このマーク信号14aに
続く走査同期信号を形成する検出器15の走査同期信号
151〜158を回転多面鏡3の回転に応じて順次入力
し、レーザビーム23を走査している回転多面鏡3の鏡
面を、例えば第1、第2、第3・・・第8と順次特定す
る。
特定の鏡面を検出をする検出器14の出力信号、すなわ
ち認識マーク34を検出したフォトインタラプタ35が
出力するマーク信号14aと、このマーク信号14aに
続く走査同期信号を形成する検出器15の走査同期信号
151〜158を回転多面鏡3の回転に応じて順次入力
し、レーザビーム23を走査している回転多面鏡3の鏡
面を、例えば第1、第2、第3・・・第8と順次特定す
る。
【0021】そして、特定された第1〜第8の鏡面によ
る走査毎に、増幅・2値化回路8(その出力信号b1〜
b8)、被測定物のある時間に相当する部分を検出する
検出回路9(その出力信号c1〜c8)、アンド回路1
0を介して形成されたパルスp1〜p8のそれぞれにつ
いて順次カウントするカウンタ12のカウント値を入力
し、第1〜第8の鏡面に対応付けして収集する。
る走査毎に、増幅・2値化回路8(その出力信号b1〜
b8)、被測定物のある時間に相当する部分を検出する
検出回路9(その出力信号c1〜c8)、アンド回路1
0を介して形成されたパルスp1〜p8のそれぞれにつ
いて順次カウントするカウンタ12のカウント値を入力
し、第1〜第8の鏡面に対応付けして収集する。
【0022】演算処理回路16には、予め回転多面鏡3
の第1〜第8の鏡面の内の1鏡面とその鏡面に対応する
カウント値を補正する各面間のバラツキ等により求めた
補正量が設定されていて、実測時、設定された鏡面に対
応するカウント値を選出し、補正量の演算をして測定値
を求める。
の第1〜第8の鏡面の内の1鏡面とその鏡面に対応する
カウント値を補正する各面間のバラツキ等により求めた
補正量が設定されていて、実測時、設定された鏡面に対
応するカウント値を選出し、補正量の演算をして測定値
を求める。
【0023】なお、上記実施例では、回転多面鏡の面を
識別する識別手段として、ロータ32の1箇所に付した
認識マーク34とフォトインタラプタ33を用いている
が、回転多面鏡の面を識別する識別手段は、例えば、回
転多面鏡の面間の角部の1つを曲率を設けて変形し、こ
の変形を検出するようにしたり、多面鏡が固定されたモ
ータのロータにマグネットを付け、それをホール素子で
検出するようにしたり、各面のそれぞれを識別する識別
子を付し、その識別子を読み取るようにしても良い。
識別する識別手段として、ロータ32の1箇所に付した
認識マーク34とフォトインタラプタ33を用いている
が、回転多面鏡の面を識別する識別手段は、例えば、回
転多面鏡の面間の角部の1つを曲率を設けて変形し、こ
の変形を検出するようにしたり、多面鏡が固定されたモ
ータのロータにマグネットを付け、それをホール素子で
検出するようにしたり、各面のそれぞれを識別する識別
子を付し、その識別子を読み取るようにしても良い。
【0024】また、回転多面鏡は8面に限るものではな
く、複数面であればよく、モータも偏平モータに限ら
ず、他の形状や構造のモータであってもよいことは勿論
であり、更に走査同期信号は回転多面鏡側で検出するよ
うにしても良い。
く、複数面であればよく、モータも偏平モータに限ら
ず、他の形状や構造のモータであってもよいことは勿論
であり、更に走査同期信号は回転多面鏡側で検出するよ
うにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、回
転多面鏡に、識別を付し、現在どの面において測定して
いるかを知る。これにより複数面ある多面鏡の内、特定
の1面において実測することができ、測定分解能を向上
させることができる。また、識別を付すことによって、
各面における、鏡面の傾き等を修正して、測定精度を全
体的に向上させることが可能になり、加えて、回転多面
鏡の複数回の回転による複数面のそれぞれの測定値を平
均して求める測定のときにおいても、少ない回転数で精
度を向上させることができる。
転多面鏡に、識別を付し、現在どの面において測定して
いるかを知る。これにより複数面ある多面鏡の内、特定
の1面において実測することができ、測定分解能を向上
させることができる。また、識別を付すことによって、
各面における、鏡面の傾き等を修正して、測定精度を全
体的に向上させることが可能になり、加えて、回転多面
鏡の複数回の回転による複数面のそれぞれの測定値を平
均して求める測定のときにおいても、少ない回転数で精
度を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例の外径測定装置の構成図であ
る。
る。
【図2】図1に示す外径測定装置のタイミング図であ
る。
る。
【図3】図1に示す外径測定装置に適用される一例の多
面鏡の平面図である。
面鏡の平面図である。
【図4】図3に示す多面鏡の側面図である。
【図5】従来の外径測定装置の構成図である。
【図6】外径測定装置の走査位置のずれを説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】回転多面鏡の偏心による測定値のバラツキを説
明するための波形図である。
明するための波形図である。
【図8】回転多面鏡の反射率の相違による測定値のバラ
ツキを説明するための波形図である。
ツキを説明するための波形図である。
【図9】窓形状の変形による測定値のバラツキを説明す
るための波形図である。
るための波形図である。
1 レーザ光源 2 固定ミラー 3 回転多面鏡 4 コリメータレンズ 5 集光レンズ 6 被測定物 7 受光素子 8 増幅・2値化回路 9 検出回路 10 アンド回路 11 クロック発振器 12 カウンタ 14 検出器 15 走査同期信号を形成する検出器 16 演算処理回路 23 レーザビーム 31 モータ 32 ロータ 33 多面鏡 34 認識マーク 35 フォトインタラプタ
Claims (1)
- 【請求項1】回転多面鏡の回転により走査され平行走査
光線ビームを出射する平行走査光線ビーム発生手段と、
前記平行走査光線ビーム発生手段から出射された平行走
査光線ビームを受光する受光手段とを有し、前記平行走
査光線ビーム発生手段と前記受光手段との間の平行走査
光線ビームの走査領域内に被測定物を配置し、前記被測
定物による平行走査光線ビームの遮り時間から前記被測
定物の外径を測定する外径測定装置において、前記平行
走査光線ビームを走査する回転多面鏡の面を識別する識
別手段を設け、前記識別手段により選択された面により
走査される平行走査光線ビームから前記被測定物の外径
を測定することを可能にしたことを特徴とする外径測定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5816696A JPH09210639A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 外径測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5816696A JPH09210639A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 外径測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09210639A true JPH09210639A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=13076421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5816696A Pending JPH09210639A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 外径測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09210639A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032678A (ja) | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Naberu:Kk | 卵の品質指標検査装置 |
WO2013040035A1 (en) * | 2011-09-15 | 2013-03-21 | Budleski William Frank | Optical laser scanning micrometer |
JP2021018061A (ja) * | 2019-07-17 | 2021-02-15 | 株式会社ミツトヨ | 光学式測定装置 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP5816696A patent/JPH09210639A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032678A (ja) | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Naberu:Kk | 卵の品質指標検査装置 |
WO2013040035A1 (en) * | 2011-09-15 | 2013-03-21 | Budleski William Frank | Optical laser scanning micrometer |
JP2021018061A (ja) * | 2019-07-17 | 2021-02-15 | 株式会社ミツトヨ | 光学式測定装置 |
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