JPH09204481A - イメージ処理機能付きワードプロセッサ - Google Patents
イメージ処理機能付きワードプロセッサInfo
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- JPH09204481A JPH09204481A JP8011714A JP1171496A JPH09204481A JP H09204481 A JPH09204481 A JP H09204481A JP 8011714 A JP8011714 A JP 8011714A JP 1171496 A JP1171496 A JP 1171496A JP H09204481 A JPH09204481 A JP H09204481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め文字や図形の印刷が行われている書類の
特定の領域を選択して文字または図形の上書きを行うこ
とが可能な技術を提供する。 【解決手段】 予め文字や図形の印刷が行われている元
書類をイメージデータとして入力するイメージデータ入
力部と、前記イメージデータ入力部から入力したイメー
ジデータの特定の値のイメージ情報を持つ領域を編集領
域として設定する制御部と、前記制御部によって設定し
た編集領域の表示を行う表示部と、前記表示部に表示さ
れた編集領域を選択し、前記選択された編集領域内で文
字または図形の編集を行うキー入力部及びポイント入力
部と、前記キー入力部及びポイント入力部によって編集
した編集領域内の文字または図形を、前記イメージデー
タ入力部によって入力を行った予め文字や図形の印刷が
行われている元書類上に上書き印昨行う印刷部とを備え
るものである。
特定の領域を選択して文字または図形の上書きを行うこ
とが可能な技術を提供する。 【解決手段】 予め文字や図形の印刷が行われている元
書類をイメージデータとして入力するイメージデータ入
力部と、前記イメージデータ入力部から入力したイメー
ジデータの特定の値のイメージ情報を持つ領域を編集領
域として設定する制御部と、前記制御部によって設定し
た編集領域の表示を行う表示部と、前記表示部に表示さ
れた編集領域を選択し、前記選択された編集領域内で文
字または図形の編集を行うキー入力部及びポイント入力
部と、前記キー入力部及びポイント入力部によって編集
した編集領域内の文字または図形を、前記イメージデー
タ入力部によって入力を行った予め文字や図形の印刷が
行われている元書類上に上書き印昨行う印刷部とを備え
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書の作成とイメ
ージ処理を行うイメージ処理機能付きワードプロセッサ
に関し、特に、文字や図形の印刷が行われている書類の
予め定められた特定の領域に、更に文字または図形を書
き加えて印刷を行うイメージ処理機能付きワードプロセ
ッサに適用して有効な技術に関するものである。
ージ処理を行うイメージ処理機能付きワードプロセッサ
に関し、特に、文字や図形の印刷が行われている書類の
予め定められた特定の領域に、更に文字または図形を書
き加えて印刷を行うイメージ処理機能付きワードプロセ
ッサに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータの普及に伴い、ワードプロセッサやワードプ
ロセッサ機能を備えるソフトウェアを搭載したパーソナ
ルコンピュータを用いて、多くの種類の書類の作成が行
われている。
ンピュータの普及に伴い、ワードプロセッサやワードプ
ロセッサ機能を備えるソフトウェアを搭載したパーソナ
ルコンピュータを用いて、多くの種類の書類の作成が行
われている。
【0003】ワードプロセッサやパーソナルコンピュー
タを用いた書類の作成は、作成される書類の修正及び保
管等の手間を考慮すると、手書きによる書類の作成より
も効率の良いことが多く、また、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータにより作成された大量の書類をデ
ータベースとして蓄積し、特定のキーワードに従って検
索して特定の情報の抽出を行えば、作成された書類中の
情報の2次的な利用を行う際にも、その利用を効率的に
行うことが可能となる。
タを用いた書類の作成は、作成される書類の修正及び保
管等の手間を考慮すると、手書きによる書類の作成より
も効率の良いことが多く、また、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータにより作成された大量の書類をデ
ータベースとして蓄積し、特定のキーワードに従って検
索して特定の情報の抽出を行えば、作成された書類中の
情報の2次的な利用を行う際にも、その利用を効率的に
行うことが可能となる。
【0004】この為、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータは、個人的に使用する書類を作成する場合だ
けでなく、業務に使用する書類を作成する場合において
も広く活用されており、例えば、複数の部署間で回覧さ
れる書類を作成する場合においてもワードプロセッサや
パーソナルコンピュータを使用して書類の作成を行って
いることが多い。
ンピュータは、個人的に使用する書類を作成する場合だ
けでなく、業務に使用する書類を作成する場合において
も広く活用されており、例えば、複数の部署間で回覧さ
れる書類を作成する場合においてもワードプロセッサや
パーソナルコンピュータを使用して書類の作成を行って
いることが多い。
【0005】前記の様に作成した書類を複数の部署で回
覧する場合には、ある部署でワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータを使用して作成された書類は、他の部
署に送られた後に更に内容が追加されることがあり、ワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータを使用して作
成したときに特定の文字や図形の印刷が行われた書類
に、更に他の文字または図形が書き加えられることがあ
る。
覧する場合には、ある部署でワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータを使用して作成された書類は、他の部
署に送られた後に更に内容が追加されることがあり、ワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータを使用して作
成したときに特定の文字や図形の印刷が行われた書類
に、更に他の文字または図形が書き加えられることがあ
る。
【0006】例えば、特定の業務に関する要求書を作成
して他の部署に配布し、その要求書に対する回答書を送
り返す場合には、特定の業務内容を記載した要求書や前
記要求書の内容に対する回答の記入を行う空欄を設けた
回答書を、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ
によって予め作成した後に、前記作成した要求書や回答
書を一旦紙面上に印刷し、前記印刷した要求書や回答書
を紙面として特定の部署に配布し、前記要求書や回答書
を受け取った部署で前記回答書に必要事項を記入し、前
記必要事項が記入された回答書の返却を行う等の業務を
行っている。
して他の部署に配布し、その要求書に対する回答書を送
り返す場合には、特定の業務内容を記載した要求書や前
記要求書の内容に対する回答の記入を行う空欄を設けた
回答書を、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ
によって予め作成した後に、前記作成した要求書や回答
書を一旦紙面上に印刷し、前記印刷した要求書や回答書
を紙面として特定の部署に配布し、前記要求書や回答書
を受け取った部署で前記回答書に必要事項を記入し、前
記必要事項が記入された回答書の返却を行う等の業務を
行っている。
【0007】前記の回答書の様に、予め紙面上に文字や
図形の印刷が行われている書類の所定の事項に所定の内
容の記入を行う場合には、予め文字や図形の印刷が行わ
れている書類上の所定の空欄に手書きにて記入を行う
か、または、ワードプロセッサやパーソナルコンピュー
タのキーボードやマウス等により、予め文字や図形の印
刷が行われている書類の所定の空欄に合わせて、更に印
刷を行う領域を調整した後、前記書類上の所定の空欄に
印刷を行っていた。
図形の印刷が行われている書類の所定の事項に所定の内
容の記入を行う場合には、予め文字や図形の印刷が行わ
れている書類上の所定の空欄に手書きにて記入を行う
か、または、ワードプロセッサやパーソナルコンピュー
タのキーボードやマウス等により、予め文字や図形の印
刷が行われている書類の所定の空欄に合わせて、更に印
刷を行う領域を調整した後、前記書類上の所定の空欄に
印刷を行っていた。
【0008】一方、予め紙面上に印刷の行われている書
類の1つである帳票を光学的に読み取り、その画像デー
タからコード形式のフォーマット情報に変換し、上位処
理装置に入力を行うことにより、データ処理システムに
おける入力工数の低減を図る光学読取装置については、
特開平3−134784号に記載されている。
類の1つである帳票を光学的に読み取り、その画像デー
タからコード形式のフォーマット情報に変換し、上位処
理装置に入力を行うことにより、データ処理システムに
おける入力工数の低減を図る光学読取装置については、
特開平3−134784号に記載されている。
【0009】その概要は、光学読取装置、帳票、ワーク
ステーション或いはオフィスプロセッサに代表される上
位処理装置、表示装置及び上位処理装置と光学読取装置
間のインタフェースケーブルを有するデータ処理システ
ムにおいて、上位処理装置からの読み取り指令により帳
票が光学読取装置に吸引され、この光学読取装置におい
て帳票から得られた画像データを認識してフォーマット
情報に変換し、インタフェースケーブルを介して前記変
換されたコード形式のフォーマット情報を上位処理装置
に送ることによって、データ処理システムへの入力に多
くの工数を要しない様にするものである。
ステーション或いはオフィスプロセッサに代表される上
位処理装置、表示装置及び上位処理装置と光学読取装置
間のインタフェースケーブルを有するデータ処理システ
ムにおいて、上位処理装置からの読み取り指令により帳
票が光学読取装置に吸引され、この光学読取装置におい
て帳票から得られた画像データを認識してフォーマット
情報に変換し、インタフェースケーブルを介して前記変
換されたコード形式のフォーマット情報を上位処理装置
に送ることによって、データ処理システムへの入力に多
くの工数を要しない様にするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0011】すなわち、従来のイメージ処理機能を持た
ないワードプロセッサやパーソナルコンピュータにおい
て、予め文字や図形の印刷が行われている書類上の定め
られた特定の領域に印刷を行う場合には、印刷を行う領
域の指定を前記ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータ上で行う必要がある為、前記ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータの使用者が、前記の予め文字や図
形の印刷が行われている書類上の前記特定の領域の大き
さを物差し等で測定し、前記測定した特定の領域の大き
さの入力を前記ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータに対して行う必要が有るという問題があった。
ないワードプロセッサやパーソナルコンピュータにおい
て、予め文字や図形の印刷が行われている書類上の定め
られた特定の領域に印刷を行う場合には、印刷を行う領
域の指定を前記ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータ上で行う必要がある為、前記ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータの使用者が、前記の予め文字や図
形の印刷が行われている書類上の前記特定の領域の大き
さを物差し等で測定し、前記測定した特定の領域の大き
さの入力を前記ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータに対して行う必要が有るという問題があった。
【0012】また、前記従来のワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータでは、紙面上の新たに印刷を行う特
定の領域が複数に分割されている場合には、一般には使
用頻度の低い操作である分割された複数の領域の指定を
行う操作を、前記ワードプロセッサやパーソナルコンピ
ュータに対して行う必要がある為、前記ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータの操作が複雑になるという
問題があった。
ソナルコンピュータでは、紙面上の新たに印刷を行う特
定の領域が複数に分割されている場合には、一般には使
用頻度の低い操作である分割された複数の領域の指定を
行う操作を、前記ワードプロセッサやパーソナルコンピ
ュータに対して行う必要がある為、前記ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータの操作が複雑になるという
問題があった。
【0013】一方、前記従来の技術の項で示した光学読
取装置では、帳票に記載された書式や文字の認識を行う
機能を伴う為、前記書式や文字の認識用のプログラムの
処理が複雑で処理速度も遅く、また、その操作は書式や
文字の認識を行う付加機能を有する分だけ複雑であり、
更に、帳票上の文字の認識を行う為にドット密度の高い
イメージスキャナを使用し、イメージデータ処理用の記
憶装置として大容量のものが必要で、処理装置を高性能
のものとする必要があり、一般のワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータと比較すると高価な装置となって
しまうという問題があった。
取装置では、帳票に記載された書式や文字の認識を行う
機能を伴う為、前記書式や文字の認識用のプログラムの
処理が複雑で処理速度も遅く、また、その操作は書式や
文字の認識を行う付加機能を有する分だけ複雑であり、
更に、帳票上の文字の認識を行う為にドット密度の高い
イメージスキャナを使用し、イメージデータ処理用の記
憶装置として大容量のものが必要で、処理装置を高性能
のものとする必要があり、一般のワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータと比較すると高価な装置となって
しまうという問題があった。
【0014】また、前記従来の技術の項で示した光学読
取装置は、予め紙面上に印刷の行われている書類の1つ
である帳票を光学的に読み取り、その画像データからコ
ード形式のフォーマット情報に変換して上位処理装置へ
の入力を行うことにより、データ処理システムにおける
入力工数の低減を図るものである為、入力した帳票の特
定の領域に更に文字や図形の印刷を行うときに、その工
数の低減を図る手段または方法については記載されてい
なかった。
取装置は、予め紙面上に印刷の行われている書類の1つ
である帳票を光学的に読み取り、その画像データからコ
ード形式のフォーマット情報に変換して上位処理装置へ
の入力を行うことにより、データ処理システムにおける
入力工数の低減を図るものである為、入力した帳票の特
定の領域に更に文字や図形の印刷を行うときに、その工
数の低減を図る手段または方法については記載されてい
なかった。
【0015】本発明の目的は、予め文字や図形の印刷が
行われている書類の特定の領域を選択して文字または図
形の上書きを行うことが可能な技術を提供することにあ
る。
行われている書類の特定の領域を選択して文字または図
形の上書きを行うことが可能な技術を提供することにあ
る。
【0016】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0018】すなわち、予め文字や図形の印刷が行われ
ている元書類の特定の領域に更に文字または図形の印刷
を行うイメージ処理機能付きワードプロセッサにおい
て、予め文字や図形の印刷が行われている元書類をイメ
ージデータとして入力するイメージデータ入力部と、前
記イメージデータ入力部から入力したイメージデータの
特定の値のイメージ情報を持つ領域を編集領域として設
定する制御部と、前記制御部によって設定した編集領域
の表示を行う表示部と、前記表示部に表示された編集領
域を選択し、前記選択された編集領域内で文字または図
形の編集を行うキー入力部及びポイント入力部と、前記
キー入力部及びポイント入力部によって編集した編集領
域内の文字または図形を、前記イメージデータ入力部に
よって入力を行った予め文字や図形の印刷が行われてい
る元書類上に上書き印刷を行う印刷部とを備えるもので
ある。
ている元書類の特定の領域に更に文字または図形の印刷
を行うイメージ処理機能付きワードプロセッサにおい
て、予め文字や図形の印刷が行われている元書類をイメ
ージデータとして入力するイメージデータ入力部と、前
記イメージデータ入力部から入力したイメージデータの
特定の値のイメージ情報を持つ領域を編集領域として設
定する制御部と、前記制御部によって設定した編集領域
の表示を行う表示部と、前記表示部に表示された編集領
域を選択し、前記選択された編集領域内で文字または図
形の編集を行うキー入力部及びポイント入力部と、前記
キー入力部及びポイント入力部によって編集した編集領
域内の文字または図形を、前記イメージデータ入力部に
よって入力を行った予め文字や図形の印刷が行われてい
る元書類上に上書き印刷を行う印刷部とを備えるもので
ある。
【0019】前記イメージ処理機能付きワードプロセッ
サでは、印刷を行うサイズや位置が予め定められた元書
類に入力を行う文章や図形を作成する前に、まず、前記
イメージデータ入力部により、前記の予め文字や図形の
印刷が行われている元書類をイメージデータとして入力
する。
サでは、印刷を行うサイズや位置が予め定められた元書
類に入力を行う文章や図形を作成する前に、まず、前記
イメージデータ入力部により、前記の予め文字や図形の
印刷が行われている元書類をイメージデータとして入力
する。
【0020】次に、前記イメージ処理機能付きワードプ
ロセッサの制御部により、前記イメージデータ入力部か
ら入力した元書類のイメージデータを、特定の値のイメ
ージ情報を含む領域と特定の値のイメージ情報を含まな
い領域とに分離し、前記の領域の内の特定の大きさの領
域を認識することにより、前記認識した特定の大きさの
領域を前記の予め文字や図形の印刷が行われている元書
類の編集領域として設定する。
ロセッサの制御部により、前記イメージデータ入力部か
ら入力した元書類のイメージデータを、特定の値のイメ
ージ情報を含む領域と特定の値のイメージ情報を含まな
い領域とに分離し、前記の領域の内の特定の大きさの領
域を認識することにより、前記認識した特定の大きさの
領域を前記の予め文字や図形の印刷が行われている元書
類の編集領域として設定する。
【0021】前記イメージ処理機能付きワードプロセッ
サの表示部により、前記制御部によって設定した編集領
域を表示し、前記キー入力部及びポイント入力部によ
り、前記表示された編集領域を選択し、前記選択した編
集領域に対して、文字または図形の入力、削除、移動、
複写、拡大または縮小等の操作を行って、前記の予め文
字や図形の印刷が行われている元文書の前記編集領域に
対応する特定の領域に印刷を行う文字または図形を作成
する。
サの表示部により、前記制御部によって設定した編集領
域を表示し、前記キー入力部及びポイント入力部によ
り、前記表示された編集領域を選択し、前記選択した編
集領域に対して、文字または図形の入力、削除、移動、
複写、拡大または縮小等の操作を行って、前記の予め文
字や図形の印刷が行われている元文書の前記編集領域に
対応する特定の領域に印刷を行う文字または図形を作成
する。
【0022】前記イメージ処理機能付きワードプロセッ
サの印刷部により、前記キー入力部及びポイント入力部
によって作成した前記編集領域内の文字または図形の上
書き印刷を、前記イメージデータ入力部によって入力を
行った、予め文字や図形の印刷が行われている元書類上
に行う。
サの印刷部により、前記キー入力部及びポイント入力部
によって作成した前記編集領域内の文字または図形の上
書き印刷を、前記イメージデータ入力部によって入力を
行った、予め文字や図形の印刷が行われている元書類上
に行う。
【0023】例えば、前記イメージ処理機能付きワード
プロセッサにおいて、サイズや印刷を行う位置が予め定
められている用紙の余白に文章を書き加えようとする場
合には、前記イメージデータ入力部により、その用紙に
印刷された内容をイメージデータとして前記イメージ処
理機能付きワードプロセッサに入力する。
プロセッサにおいて、サイズや印刷を行う位置が予め定
められている用紙の余白に文章を書き加えようとする場
合には、前記イメージデータ入力部により、その用紙に
印刷された内容をイメージデータとして前記イメージ処
理機能付きワードプロセッサに入力する。
【0024】次に、前記イメージ処理機能付きワードプ
ロセッサの制御部は、前記イメージデータ入力部により
入力されたイメージデータが持つイメージ情報の内容を
調べ、そのイメージ情報の示す値が特定のしきい値より
も大きい場合には「1」、特定のしきい値以下の場合に
は「0」と判定して、前記イメージデータを、そのイメ
ージ情報の値が「1」であると判定される領域と、その
イメージ情報の値が「0」であると判定される領域とに
分離する。
ロセッサの制御部は、前記イメージデータ入力部により
入力されたイメージデータが持つイメージ情報の内容を
調べ、そのイメージ情報の示す値が特定のしきい値より
も大きい場合には「1」、特定のしきい値以下の場合に
は「0」と判定して、前記イメージデータを、そのイメ
ージ情報の値が「1」であると判定される領域と、その
イメージ情報の値が「0」であると判定される領域とに
分離する。
【0025】通常、イメージスキャナ等のイメージデー
タ入力部により入力されたイメージデータでは、文字や
図形の印刷が行われていない余白部分のイメージ情報の
値は小さい値に、また、文字や図形の印刷が行われてい
る部分のイメージ情報の値は大きい値になるので、前記
特定のしきい値として適切な値を選択することにより、
文字や図形の印刷が行われていない余白部分のイメージ
情報の値は、前記特定のしきい値よりも小さい値となっ
て、前記イメージデータの文字や罫線がある部分のイメ
ージ情報の値は「1」であると判定され、また、前記イ
メージデータの文字や罫線が無い部分のイメージ情報の
値は「0」であると判定される。
タ入力部により入力されたイメージデータでは、文字や
図形の印刷が行われていない余白部分のイメージ情報の
値は小さい値に、また、文字や図形の印刷が行われてい
る部分のイメージ情報の値は大きい値になるので、前記
特定のしきい値として適切な値を選択することにより、
文字や図形の印刷が行われていない余白部分のイメージ
情報の値は、前記特定のしきい値よりも小さい値となっ
て、前記イメージデータの文字や罫線がある部分のイメ
ージ情報の値は「1」であると判定され、また、前記イ
メージデータの文字や罫線が無い部分のイメージ情報の
値は「0」であると判定される。
【0026】次に、前記制御部は、前記イメージ情報の
値が「0」であると判定された複数の領域の内、それら
の領域に内接する一辺の長さの最小値が決められた多角
形等の予め定められた形状、例えば、縦と横の長さが予
め定められた長方形の形状のサイズよりも大きい領域を
認識し、前記認識された複数の領域のそれぞれの領域の
形状を、前記の予め定められた形状に補正し、前記補正
された複数の領域を編集領域として設定する。
値が「0」であると判定された複数の領域の内、それら
の領域に内接する一辺の長さの最小値が決められた多角
形等の予め定められた形状、例えば、縦と横の長さが予
め定められた長方形の形状のサイズよりも大きい領域を
認識し、前記認識された複数の領域のそれぞれの領域の
形状を、前記の予め定められた形状に補正し、前記補正
された複数の領域を編集領域として設定する。
【0027】また、逆に、前記サイズや印刷を行う位置
が予め定められている用紙の余白以外の部分に文章、図
形またはイメージデータを上書きしたい場合には、前記
イメージデータ入力部によって入力したイメージデータ
全体から、先に設定した複数の編集領域を除いたものを
新たな編集領域として設定しても良い。
が予め定められている用紙の余白以外の部分に文章、図
形またはイメージデータを上書きしたい場合には、前記
イメージデータ入力部によって入力したイメージデータ
全体から、先に設定した複数の編集領域を除いたものを
新たな編集領域として設定しても良い。
【0028】前記イメージ処理機能付きワードプロセッ
サの表示部は、前記設定した複数の編集領域を、実際の
用紙上の配置を縮小した図形として表示し、使用者がキ
ーボードまたはマウス等のキー入力部及びポイント入力
部によって、前記表示された複数の編集領域の特定の編
集領域を選択し、前記選択した編集領域における文字ま
たは図形の入力や編集操作を行う。
サの表示部は、前記設定した複数の編集領域を、実際の
用紙上の配置を縮小した図形として表示し、使用者がキ
ーボードまたはマウス等のキー入力部及びポイント入力
部によって、前記表示された複数の編集領域の特定の編
集領域を選択し、前記選択した編集領域における文字ま
たは図形の入力や編集操作を行う。
【0029】前記キー入力部及びポイント入力部によっ
て前記複数の編集領域に編集を行った後に、前記編集し
て作成した文字または図形の上書き印刷を、前記イメー
ジデータ入力部によって入力を行った、予め文字や図形
の印刷が行われている元書類上に行う。
て前記複数の編集領域に編集を行った後に、前記編集し
て作成した文字または図形の上書き印刷を、前記イメー
ジデータ入力部によって入力を行った、予め文字や図形
の印刷が行われている元書類上に行う。
【0030】前記の様に、予め文字や図形の印刷が行わ
れている元書類のイメージデータを、そのイメージ情報
の値に応じて「0」または「1」であると判定して、印
刷が行われていない領域と印刷が行われている領域とに
分離し、前記分離された領域の特定の領域を、更に文字
または図形の上書き印刷を行う編集領域として認識すれ
ば、非常に単純な処理手順によって編集領域の認識を行
うことが可能である。
れている元書類のイメージデータを、そのイメージ情報
の値に応じて「0」または「1」であると判定して、印
刷が行われていない領域と印刷が行われている領域とに
分離し、前記分離された領域の特定の領域を、更に文字
または図形の上書き印刷を行う編集領域として認識すれ
ば、非常に単純な処理手順によって編集領域の認識を行
うことが可能である。
【0031】また、予め文字や図形の印刷が行われてい
る元書類のイメージデータは、印刷が行われているかど
うかの判別を行うのに充分なイメージ情報を含んでいれ
ば良いので、印刷の微妙な濃度変化の表現を行う為の高
い解像度は必要ではなく、元書類の入力を行うイメージ
スキャナ等のイメージデータ入力部の解像度は、例え
ば、入力しようとする元書類に印刷された罫線が認識可
能な程度の比較的低い解像度のものを使用することが可
能である。
る元書類のイメージデータは、印刷が行われているかど
うかの判別を行うのに充分なイメージ情報を含んでいれ
ば良いので、印刷の微妙な濃度変化の表現を行う為の高
い解像度は必要ではなく、元書類の入力を行うイメージ
スキャナ等のイメージデータ入力部の解像度は、例え
ば、入力しようとする元書類に印刷された罫線が認識可
能な程度の比較的低い解像度のものを使用することが可
能である。
【0032】元書類の入力を行うイメージスキャナ等の
イメージデータ入力部に、比較的低い解像度のものを使
用すると、イメージデータのデータ量が少なくなる為、
前記イメージ処理機能付きワードプロセッサの制御部で
の処理を実行する中央処理装置の性能や、前記イメージ
データ入力部と制御部との間のイメージデータのデータ
転送を行うインタフェースの転送性能が比較的低いもの
であっても、前記イメージ処理機能付きワードプロセッ
サの処理を高速に実行することが可能である。
イメージデータ入力部に、比較的低い解像度のものを使
用すると、イメージデータのデータ量が少なくなる為、
前記イメージ処理機能付きワードプロセッサの制御部で
の処理を実行する中央処理装置の性能や、前記イメージ
データ入力部と制御部との間のイメージデータのデータ
転送を行うインタフェースの転送性能が比較的低いもの
であっても、前記イメージ処理機能付きワードプロセッ
サの処理を高速に実行することが可能である。
【0033】また、前記イメージ処理機能付きワードプ
ロセッサでは、異なる書類への記入を行う度に使用者が
前記書類の領域のサイズや形状の測定を行ったり、前記
測定したサイズや形状の入力を行う必要がないので、複
数の種類の書類への記入を行う際に非常に簡単に操作を
行うことが可能である。
ロセッサでは、異なる書類への記入を行う度に使用者が
前記書類の領域のサイズや形状の測定を行ったり、前記
測定したサイズや形状の入力を行う必要がないので、複
数の種類の書類への記入を行う際に非常に簡単に操作を
行うことが可能である。
【0034】以上の様に、前記イメージ処理機能付きワ
ードプロセッサによれば、予め文字や図形の印刷が行わ
れている書類のサイズ及び書類上の文字や図形の概略の
配置をイメージデータとして入力し、余白領域等の特定
の値のイメージ情報を持つ領域を編集領域として設定す
るので、予め文字や図形の印刷が行われている書類の特
定の領域を選択して文字または図形の上書きを行うこと
が可能である。
ードプロセッサによれば、予め文字や図形の印刷が行わ
れている書類のサイズ及び書類上の文字や図形の概略の
配置をイメージデータとして入力し、余白領域等の特定
の値のイメージ情報を持つ領域を編集領域として設定す
るので、予め文字や図形の印刷が行われている書類の特
定の領域を選択して文字または図形の上書きを行うこと
が可能である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、一実施形
態とともに図を参照して詳細に説明する。なお、実施形
態を説明するための全図において、同一機能を有するも
のは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
態とともに図を参照して詳細に説明する。なお、実施形
態を説明するための全図において、同一機能を有するも
のは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0036】以下に、本発明のイメージ処理機能付きワ
ードプロセッサにおいて、予め文字や図形の印刷が行わ
れている元書類上の文字や図形の概略の配置を認識して
編集領域を設定し、前記元書類の特定の位置に文字また
は図形の上書き印刷を行う一実施形態のイメージ処理機
能付きワードプロセッサについて説明する。
ードプロセッサにおいて、予め文字や図形の印刷が行わ
れている元書類上の文字や図形の概略の配置を認識して
編集領域を設定し、前記元書類の特定の位置に文字また
は図形の上書き印刷を行う一実施形態のイメージ処理機
能付きワードプロセッサについて説明する。
【0037】図1は、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサの概略構成を示す図である。図1に
おいて、101はイメージデータ入力部、102は印刷
部、103はキー入力部、104はポイント入力部、1
05は表示部、106は記憶部、107は外部記憶部、
108は制御部である。
きワードプロセッサの概略構成を示す図である。図1に
おいて、101はイメージデータ入力部、102は印刷
部、103はキー入力部、104はポイント入力部、1
05は表示部、106は記憶部、107は外部記憶部、
108は制御部である。
【0038】図1に示す様に、本実施形態のイメージ処
理機能付きワードプロセッサは、イメージデータ入力部
101と、印刷部102と、キー入力部103と、ポイ
ント入力部104と、表示部105と、記憶部106
と、外部記憶部107と、制御部108とを有してい
る。
理機能付きワードプロセッサは、イメージデータ入力部
101と、印刷部102と、キー入力部103と、ポイ
ント入力部104と、表示部105と、記憶部106
と、外部記憶部107と、制御部108とを有してい
る。
【0039】また、図1に示す様に、本実施形態のイメ
ージ処理機能付きワードプロセッサでは、予め文字や図
形の印刷が行われている元書類をイメージデータとして
入力するイメージスキャナ等のイメージデータ入力部1
01、元書類上に更に文字や図形の上書き印刷を行うプ
リンタ等の印刷部102、キーボード等のキー入力部1
03、マウスまたはトラックボール等のポイント入力部
104、認識された編集を行う領域の表示処理を実行す
る液晶ディスプレイ等の表示部105、制御部108で
実行するプログラムや元書類のイメージデータ等のデー
タを格納する為の記憶部106及び編集内容のデータを
格納するハードディスク及びフロッピディスク等の外部
記憶部107を制御部108に接続して制御しており、
各構成部は、同一の筐体に収められていても良いし、別
々の筐体に収めケーブル等により接続しても良い。
ージ処理機能付きワードプロセッサでは、予め文字や図
形の印刷が行われている元書類をイメージデータとして
入力するイメージスキャナ等のイメージデータ入力部1
01、元書類上に更に文字や図形の上書き印刷を行うプ
リンタ等の印刷部102、キーボード等のキー入力部1
03、マウスまたはトラックボール等のポイント入力部
104、認識された編集を行う領域の表示処理を実行す
る液晶ディスプレイ等の表示部105、制御部108で
実行するプログラムや元書類のイメージデータ等のデー
タを格納する為の記憶部106及び編集内容のデータを
格納するハードディスク及びフロッピディスク等の外部
記憶部107を制御部108に接続して制御しており、
各構成部は、同一の筐体に収められていても良いし、別
々の筐体に収めケーブル等により接続しても良い。
【0040】本実施形態のイメージ処理機能付きワード
プロセッサでは、イメージデータ入力部101から予め
文字や図形の印刷が行われている元書類をイメージデー
タとして入力し、前記のイメージデータ入力部101か
ら入力したイメージデータのイメージ情報を基に、編集
を行う領域を制御部108によって設定し、前記設定し
た編集を行う領域を表示部105によって表示し、前記
表示された編集を行う領域に対してキー入力部103及
びポイント入力部104によって文字または図形の編集
を行い、前記編集を行った文字または図形の上書き印刷
を、イメージデータ入力部101から入力を行った予め
文字や図形の印刷が行われている元書類上に印刷部10
2によって行う。
プロセッサでは、イメージデータ入力部101から予め
文字や図形の印刷が行われている元書類をイメージデー
タとして入力し、前記のイメージデータ入力部101か
ら入力したイメージデータのイメージ情報を基に、編集
を行う領域を制御部108によって設定し、前記設定し
た編集を行う領域を表示部105によって表示し、前記
表示された編集を行う領域に対してキー入力部103及
びポイント入力部104によって文字または図形の編集
を行い、前記編集を行った文字または図形の上書き印刷
を、イメージデータ入力部101から入力を行った予め
文字や図形の印刷が行われている元書類上に印刷部10
2によって行う。
【0041】図2は、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサのイメージ入力の対象となる元書類
の一例を示す図である。
きワードプロセッサのイメージ入力の対象となる元書類
の一例を示す図である。
【0042】図2に示す様に、本実施形態のイメージ処
理機能付きワードプロセッサのイメージ入力の対象とな
る元書類では、「ABC・・・XYZ」及び「アイウ・
・・ヲン」並びに星印の図形は、イメージデータ入力部
101から入力された元書類に予め印刷されている文字
及び図形を示している。
理機能付きワードプロセッサのイメージ入力の対象とな
る元書類では、「ABC・・・XYZ」及び「アイウ・
・・ヲン」並びに星印の図形は、イメージデータ入力部
101から入力された元書類に予め印刷されている文字
及び図形を示している。
【0043】図3は、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサの設定された複数の編集領域の選択
を行う為の表示画面の表示例を示す図である。図3にお
いて、301〜303は編集領域である。
きワードプロセッサの設定された複数の編集領域の選択
を行う為の表示画面の表示例を示す図である。図3にお
いて、301〜303は編集領域である。
【0044】図3に示す様に、本実施形態のイメージ処
理機能付きワードプロセッサの設定された複数の編集領
域の選択を行う為の表示画面は、編集領域301〜30
3を有している。
理機能付きワードプロセッサの設定された複数の編集領
域の選択を行う為の表示画面は、編集領域301〜30
3を有している。
【0045】また、図3に示す様に、本実施形態のイメ
ージ処理機能付きワードプロセッサの設定された複数の
編集領域の選択を行う為の表示画面では、イメージデー
タ入力部101から入力された元書類のイメージデータ
の文字や図形の印刷が行われていない余白の領域とし
て、編集領域401〜403が設定されており、キー入
力部103またはポイント入力部104の操作を行うこ
とにより、イメージデータの編集を行う領域の選択を行
う。
ージ処理機能付きワードプロセッサの設定された複数の
編集領域の選択を行う為の表示画面では、イメージデー
タ入力部101から入力された元書類のイメージデータ
の文字や図形の印刷が行われていない余白の領域とし
て、編集領域401〜403が設定されており、キー入
力部103またはポイント入力部104の操作を行うこ
とにより、イメージデータの編集を行う領域の選択を行
う。
【0046】図4は、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサの編集及び印刷後の書類の一例を示
す図である。
きワードプロセッサの編集及び印刷後の書類の一例を示
す図である。
【0047】図4に示す様に、本実施形態のイメージ処
理機能付きワードプロセッサの編集及び印刷後の書類で
は、図2に示したイメージ入力の対象の元書類の余白領
域に、「あいう・・・をん」の文字が上書きされた状態
を示している。
理機能付きワードプロセッサの編集及び印刷後の書類で
は、図2に示したイメージ入力の対象の元書類の余白領
域に、「あいう・・・をん」の文字が上書きされた状態
を示している。
【0048】図5は、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサの処理手順を示すフローチャートで
ある。
きワードプロセッサの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【0049】以下に、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサにおいて、予め文字や図形の印刷が
行われている元書類を入力し、その元書類上の文字や図
形の概略の配置を認識して編集を行う領域を設定し、そ
の元書類の特定の領域に更に文字または図形の上書きを
行う処理手順について説明する。
きワードプロセッサにおいて、予め文字や図形の印刷が
行われている元書類を入力し、その元書類上の文字や図
形の概略の配置を認識して編集を行う領域を設定し、そ
の元書類の特定の領域に更に文字または図形の上書きを
行う処理手順について説明する。
【0050】まず、本実施形態のイメージ処理機能付き
ワードプロセッサでは、図5に示す様にステップ501
の処理で、図2に示した予め文字及び図形の印刷が行わ
れている元書類をイメージデータとしてイメージデータ
入力部101から入力する。
ワードプロセッサでは、図5に示す様にステップ501
の処理で、図2に示した予め文字及び図形の印刷が行わ
れている元書類をイメージデータとしてイメージデータ
入力部101から入力する。
【0051】本実施形態のイメージ処理機能付きワード
プロセッサのイメージデータ入力部101での元書類の
入力では、元書類の表面を2次元座標上の複数のドット
領域に分割し、前記元書類に光をあてたときの前記複数
のドットの各ドットにおける反射光の強さを測定して、
イメージデータの作成を行う。
プロセッサのイメージデータ入力部101での元書類の
入力では、元書類の表面を2次元座標上の複数のドット
領域に分割し、前記元書類に光をあてたときの前記複数
のドットの各ドットにおける反射光の強さを測定して、
イメージデータの作成を行う。
【0052】次に、本実施形態のイメージ処理機能付き
ワードプロセッサの制御部8は、ステップ501の処理
でイメージデータ入力部101から入力された元書類の
イメージデータを構成する複数のドットの各ドットにつ
いて、各ドットが持つイメージ情報の値と、予め定めら
れているイメージ情報のしきい値とを、ステップ502
の処理で比較し、イメージデータ入力部101から入力
された元書類のイメージデータの各ドットのイメージ情
報の値が、予め定められている特定のしきい値以下であ
るかどうかを調べる。
ワードプロセッサの制御部8は、ステップ501の処理
でイメージデータ入力部101から入力された元書類の
イメージデータを構成する複数のドットの各ドットにつ
いて、各ドットが持つイメージ情報の値と、予め定めら
れているイメージ情報のしきい値とを、ステップ502
の処理で比較し、イメージデータ入力部101から入力
された元書類のイメージデータの各ドットのイメージ情
報の値が、予め定められている特定のしきい値以下であ
るかどうかを調べる。
【0053】ここで、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサのイメージデータ入力部101によ
るイメージデータの入力では、入力された元書類のイメ
ージデータのイメージ情報の値は、元書類の文字や図形
の印刷が行われていない余白部分では小さい値になり、
元書類の文字や図形の印刷が行われている部分では大き
な値になるものとする。
きワードプロセッサのイメージデータ入力部101によ
るイメージデータの入力では、入力された元書類のイメ
ージデータのイメージ情報の値は、元書類の文字や図形
の印刷が行われていない余白部分では小さい値になり、
元書類の文字や図形の印刷が行われている部分では大き
な値になるものとする。
【0054】本実施形態のイメージ処理機能付きワード
プロセッサの制御部8により、ステップ502の処理で
元書類のイメージデータの各ドットが持つイメージ情報
の値と予め定められている特定のしきい値とを比較した
結果、イメージデータ入力部101から入力した元書類
のイメージデータのイメージ情報の値が、前記特定のし
きい値以下である場合には、ステップ503の処理に進
み、前記特定のしきい値以下である当該ドットのイメー
ジ情報に対して「0」の値を設定する。
プロセッサの制御部8により、ステップ502の処理で
元書類のイメージデータの各ドットが持つイメージ情報
の値と予め定められている特定のしきい値とを比較した
結果、イメージデータ入力部101から入力した元書類
のイメージデータのイメージ情報の値が、前記特定のし
きい値以下である場合には、ステップ503の処理に進
み、前記特定のしきい値以下である当該ドットのイメー
ジ情報に対して「0」の値を設定する。
【0055】また、ステップ502の処理で元書類のイ
メージデータの各ドットが持つイメージ情報の値と予め
定められている特定のしきい値とを比較した結果、元書
類のイメージデータのイメージ情報の値が、前記特定の
しきい値より大きい場合には、ステップ504の処理に
進み、前記特定のしきい値より大きい当該ドットのイメ
ージ情報に対して「1」の値を設定する。
メージデータの各ドットが持つイメージ情報の値と予め
定められている特定のしきい値とを比較した結果、元書
類のイメージデータのイメージ情報の値が、前記特定の
しきい値より大きい場合には、ステップ504の処理に
進み、前記特定のしきい値より大きい当該ドットのイメ
ージ情報に対して「1」の値を設定する。
【0056】ステップ505の処理では、元書類のイメ
ージデータの全てのドットのイメージ情報について、当
該ドットのイメージ情報の値が前記特定のしきい値以下
であるかどうかの判定を終了したかどうかを調べ、イメ
ージデータの全てのドットのイメージ情報の判定を終了
していない場合には、ステップ502の処理に戻り、イ
メージデータの全てのドットのイメージ情報の判定を終
了している場合には、ステップ506の処理に進む。
ージデータの全てのドットのイメージ情報について、当
該ドットのイメージ情報の値が前記特定のしきい値以下
であるかどうかの判定を終了したかどうかを調べ、イメ
ージデータの全てのドットのイメージ情報の判定を終了
していない場合には、ステップ502の処理に戻り、イ
メージデータの全てのドットのイメージ情報の判定を終
了している場合には、ステップ506の処理に進む。
【0057】本実施形態のイメージ処理機能付きワード
プロセッサでは、前記の様に、イメージデータ入力部1
01から入力した予め文字や図形の印刷が行われている
元書類のイメージデータを、各ドットのイメージ情報の
値に応じて「0」または「1」へ変換する処理を行うこ
とにより、元書類のイメージデータ上に、イメージ情報
の値が「0」であると判定された領域とイメージ情報の
値が「1」であると判定された領域とが形成される。
プロセッサでは、前記の様に、イメージデータ入力部1
01から入力した予め文字や図形の印刷が行われている
元書類のイメージデータを、各ドットのイメージ情報の
値に応じて「0」または「1」へ変換する処理を行うこ
とにより、元書類のイメージデータ上に、イメージ情報
の値が「0」であると判定された領域とイメージ情報の
値が「1」であると判定された領域とが形成される。
【0058】また、本実施形態のイメージ処理機能付き
ワードプロセッサでは、イメージデータ入力部101に
よって入力される元書類のイメージデータのイメージ情
報の値は、元書類の文字や図形の印刷が行われていない
余白部分では小さい値になり、元書類の文字や図形の印
刷が行われている部分では大きな値になるものであり、
予め定められている特定のしきい値以下のイメージ情報
については「0」、前記特定のしきい値より大きいイメ
ージ情報については「1」を設定しているので、イメー
ジ情報の値が「0」であると判定された領域は、元書類
上で文字や図形の印刷が行われていない余白領域を示し
ており、また、イメージ情報の値が「1」であると判定
された領域は、元書類上で予め文字または図形の印刷が
行われている領域を示している。
ワードプロセッサでは、イメージデータ入力部101に
よって入力される元書類のイメージデータのイメージ情
報の値は、元書類の文字や図形の印刷が行われていない
余白部分では小さい値になり、元書類の文字や図形の印
刷が行われている部分では大きな値になるものであり、
予め定められている特定のしきい値以下のイメージ情報
については「0」、前記特定のしきい値より大きいイメ
ージ情報については「1」を設定しているので、イメー
ジ情報の値が「0」であると判定された領域は、元書類
上で文字や図形の印刷が行われていない余白領域を示し
ており、また、イメージ情報の値が「1」であると判定
された領域は、元書類上で予め文字または図形の印刷が
行われている領域を示している。
【0059】ステップ506の処理では、ステップ50
2の処理で元書類のイメージデータのイメージ情報の値
が「0」であると判定された複数の領域の各々の領域の
大きさが、予め定められている形状の既定サイズよりも
大きいかどうかを調べる。
2の処理で元書類のイメージデータのイメージ情報の値
が「0」であると判定された複数の領域の各々の領域の
大きさが、予め定められている形状の既定サイズよりも
大きいかどうかを調べる。
【0060】例えば、前記の予め定められている形状
が、X方向の長さとY方向の長さを定めた長方形である
場合には、イメージ情報の値が「0」であると判定され
た領域のX方向の長さとY方向の長さが、前記長方形の
X方向の長さとY方向の長さよりも大きいかどうかの比
較を行う。
が、X方向の長さとY方向の長さを定めた長方形である
場合には、イメージ情報の値が「0」であると判定され
た領域のX方向の長さとY方向の長さが、前記長方形の
X方向の長さとY方向の長さよりも大きいかどうかの比
較を行う。
【0061】ステップ502の処理で元書類のイメージ
データのイメージ情報の値が「0」であると判定された
領域の大きさと、予め定められている形状の既定サイズ
とをステップ506の処理で比較した結果、イメージ情
報の値が「0」であると判定された領域の大きさが、予
め定められている形状の既定サイズよりも大きい場合に
は、ステップ507の処理に進む。
データのイメージ情報の値が「0」であると判定された
領域の大きさと、予め定められている形状の既定サイズ
とをステップ506の処理で比較した結果、イメージ情
報の値が「0」であると判定された領域の大きさが、予
め定められている形状の既定サイズよりも大きい場合に
は、ステップ507の処理に進む。
【0062】ステップ507の処理では、ステップ50
6の処理で予め定められている形状の既定サイズよりも
大きいと判定されたイメージ情報の値が「0」の領域の
形状を、前記の予め定められている形状へ補正する処理
を行う。
6の処理で予め定められている形状の既定サイズよりも
大きいと判定されたイメージ情報の値が「0」の領域の
形状を、前記の予め定められている形状へ補正する処理
を行う。
【0063】例えば、前記の予め定められている形状が
長方形である場合には、ステップ506の処理で既定サ
イズよりも大きいと判定されたイメージ情報の値が
「0」である領域を、その領域に内接する最大の長方形
の形状に補正する処理を行う。
長方形である場合には、ステップ506の処理で既定サ
イズよりも大きいと判定されたイメージ情報の値が
「0」である領域を、その領域に内接する最大の長方形
の形状に補正する処理を行う。
【0064】ステップ508の処理では、ステップ50
7の処理で予め定められている形状に補正を行った領域
を、編集を行う領域として設定する。
7の処理で予め定められている形状に補正を行った領域
を、編集を行う領域として設定する。
【0065】ステップ501の処理でイメージデータ入
力部101により入力されたイメージデータは、元書類
に予め印刷されている文字や図形をイメージスキャナ等
の装置により入力することにより得られるデータである
ので、ステップ502の処理で、そのイメージ情報の値
が「0」であると判定された領域の形状は、必ずしも長
方形等の多角形とはならないことがある。
力部101により入力されたイメージデータは、元書類
に予め印刷されている文字や図形をイメージスキャナ等
の装置により入力することにより得られるデータである
ので、ステップ502の処理で、そのイメージ情報の値
が「0」であると判定された領域の形状は、必ずしも長
方形等の多角形とはならないことがある。
【0066】1つの元書類の中の編集を行う複数の領域
の各々の領域の形状が、その領域によって異っていた
り、同一の書式の複数の元書類をイメージデータ入力部
101より入力した際に、その編集の対象となる領域が
必ずしも一定の形状とならず、元書類の入力を行う度に
前記編集の対象となる領域の形状が異なってしまうと、
編集作業に不便を生じることがあるので、本実施形態の
イメージ処理機能付きワードプロセッサでは、ステップ
506の処理で既定サイズよりも大きいと判定されたイ
メージ情報の値が「0」の領域を、予め定められている
形状に補正している。
の各々の領域の形状が、その領域によって異っていた
り、同一の書式の複数の元書類をイメージデータ入力部
101より入力した際に、その編集の対象となる領域が
必ずしも一定の形状とならず、元書類の入力を行う度に
前記編集の対象となる領域の形状が異なってしまうと、
編集作業に不便を生じることがあるので、本実施形態の
イメージ処理機能付きワードプロセッサでは、ステップ
506の処理で既定サイズよりも大きいと判定されたイ
メージ情報の値が「0」の領域を、予め定められている
形状に補正している。
【0067】従って、ステップ501の処理でイメージ
データ入力部101により入力され、ステップ502の
処理で、そのイメージ情報の値が「0」であると判定さ
れた領域の形状が必ずしも一定の形状とならない場合で
も、特に編集作業に不便を生じない場合には、ステップ
507の形状補正の処理を行わなくても良い。
データ入力部101により入力され、ステップ502の
処理で、そのイメージ情報の値が「0」であると判定さ
れた領域の形状が必ずしも一定の形状とならない場合で
も、特に編集作業に不便を生じない場合には、ステップ
507の形状補正の処理を行わなくても良い。
【0068】ステップ502の処理で元書類のイメージ
データのイメージ情報の値が「0」であると判定された
領域の大きさと、予め定められている形状の既定サイズ
とをステップ506の処理で比較した結果、イメージ情
報の値が「0」であると判定された領域の大きさが、予
め定められている形状の既定サイズ以下である場合に
は、その領域には編集を行う領域の設定を行わずにステ
ップ509の処理に進む。
データのイメージ情報の値が「0」であると判定された
領域の大きさと、予め定められている形状の既定サイズ
とをステップ506の処理で比較した結果、イメージ情
報の値が「0」であると判定された領域の大きさが、予
め定められている形状の既定サイズ以下である場合に
は、その領域には編集を行う領域の設定を行わずにステ
ップ509の処理に進む。
【0069】ステップ509の処理では、ステップ50
2の処理でイメージ情報の値が「0」であると判定され
た全ての領域について、その領域の大きさが既定サイズ
よりも大きいかどうかの判定を終了したかどうかを調
べ、イメージ情報の値が「0」であると判定された全て
の領域の大きさの判定を終了していない場合には、ステ
ップ506の処理に戻り、イメージ情報の値が「0」で
あると判定された全ての領域の大きさの判定を終了して
いる場合には、ステップ510の処理に進む。
2の処理でイメージ情報の値が「0」であると判定され
た全ての領域について、その領域の大きさが既定サイズ
よりも大きいかどうかの判定を終了したかどうかを調
べ、イメージ情報の値が「0」であると判定された全て
の領域の大きさの判定を終了していない場合には、ステ
ップ506の処理に戻り、イメージ情報の値が「0」で
あると判定された全ての領域の大きさの判定を終了して
いる場合には、ステップ510の処理に進む。
【0070】図2に示した予め文字や図形の印刷が行わ
れている元書類をイメージデータ入力部101から入力
し、前記の様に編集を行う領域の設定を行うと、例えば
図3に示す様な編集領域301〜303が設定される。
れている元書類をイメージデータ入力部101から入力
し、前記の様に編集を行う領域の設定を行うと、例えば
図3に示す様な編集領域301〜303が設定される。
【0071】ステップ510の処理で、本実施形態のイ
メージ処理機能付きワードプロセッサの制御部108
は、設定された編集領域301〜303を元書類を縮小
した図形として表示部105に表示し、キー入力部10
3に備えられた編集を行う領域を選択するキーを押した
り、または、ポイント入力部104を使用して編集を行
う領域を指し示す操作を行うと、図3に示された編集領
域301〜303の1つが選択される。
メージ処理機能付きワードプロセッサの制御部108
は、設定された編集領域301〜303を元書類を縮小
した図形として表示部105に表示し、キー入力部10
3に備えられた編集を行う領域を選択するキーを押した
り、または、ポイント入力部104を使用して編集を行
う領域を指し示す操作を行うと、図3に示された編集領
域301〜303の1つが選択される。
【0072】ステップ511の処理では、ステップ51
0の処理で選択された領域に対し、キー入力部103ま
たはポイント入力部104を使用した、新たに文字また
は図形の入力を行う操作や、前記の操作によって入力済
みの文字または図形の編集を行う操作を受け付ける。
0の処理で選択された領域に対し、キー入力部103ま
たはポイント入力部104を使用した、新たに文字また
は図形の入力を行う操作や、前記の操作によって入力済
みの文字または図形の編集を行う操作を受け付ける。
【0073】また、このとき、キー入力部103に備え
られたキーの操作を行ったり、ポイント入力部104の
操作を行ったりすることにより、選択された編集を行う
領域の形状の補正を行ったり、選択された編集を行う領
域の位置の移動やサイズの変更を行う様にしても良い。
られたキーの操作を行ったり、ポイント入力部104の
操作を行ったりすることにより、選択された編集を行う
領域の形状の補正を行ったり、選択された編集を行う領
域の位置の移動やサイズの変更を行う様にしても良い。
【0074】前記の様に、ステップ511の処理におい
て、ステップ510の処理で選択された1つの領域の編
集中は、その領域の中でのみの編集を可能とすることに
よって、オペレータは、新たに編集した文字または図形
の印刷時の位置を意識しなくても、前記の編集中の領域
に対応する元書類の特定の領域に収まるデータの作成を
行うことが可能である。
て、ステップ510の処理で選択された1つの領域の編
集中は、その領域の中でのみの編集を可能とすることに
よって、オペレータは、新たに編集した文字または図形
の印刷時の位置を意識しなくても、前記の編集中の領域
に対応する元書類の特定の領域に収まるデータの作成を
行うことが可能である。
【0075】また、ステップ511の処理では、キー入
力部103またはポイント入力部104を使用して編集
中のデータを保存したり、または編集済みのデータを読
み出す操作を行うことによって、編集中のデータの図1
の外部記憶部107への出力を行ったり、編集済みのデ
ータの外部記憶部107からの入力を行ったりする制御
を実行する。
力部103またはポイント入力部104を使用して編集
中のデータを保存したり、または編集済みのデータを読
み出す操作を行うことによって、編集中のデータの図1
の外部記憶部107への出力を行ったり、編集済みのデ
ータの外部記憶部107からの入力を行ったりする制御
を実行する。
【0076】ステップ512の処理で、本実施形態のイ
メージ処理機能付きワードプロセッサの制御部108
は、編集領域301〜303の編集を行う処理を終了す
るかどうかを調べ、1つの領域の編集中または編集終了
後に、キー入力部103またはポイント入力部104を
使用して、次の編集を行う領域の選択を行う操作を実行
している場合には、ステップ510の処理に進み、再
び、図3に示した形式で編集領域301〜303の表示
部105への表示を行って、入力または編集の領域の選
択を受け付け、別の領域の編集を可能とする。
メージ処理機能付きワードプロセッサの制御部108
は、編集領域301〜303の編集を行う処理を終了す
るかどうかを調べ、1つの領域の編集中または編集終了
後に、キー入力部103またはポイント入力部104を
使用して、次の編集を行う領域の選択を行う操作を実行
している場合には、ステップ510の処理に進み、再
び、図3に示した形式で編集領域301〜303の表示
部105への表示を行って、入力または編集の領域の選
択を受け付け、別の領域の編集を可能とする。
【0077】ステップ512の処理で、キー入力部10
3またはポイント入力部104を使用して、編集領域3
01〜303の編集を行う処理を終了する操作を実行す
ると、ステップ513の処理に進む。
3またはポイント入力部104を使用して、編集領域3
01〜303の編集を行う処理を終了する操作を実行す
ると、ステップ513の処理に進む。
【0078】ステップ513の処理では、キー入力部1
03またはポイント入力部104を使用して編集結果の
印刷を行う処理を選択すると、入力または編集を実施し
た内容を、ステップ510の処理で選択した編集領域3
01〜303の位置に対応する元書類上の位置に印刷す
る様に、印刷部102にデータの出力を行う。
03またはポイント入力部104を使用して編集結果の
印刷を行う処理を選択すると、入力または編集を実施し
た内容を、ステップ510の処理で選択した編集領域3
01〜303の位置に対応する元書類上の位置に印刷す
る様に、印刷部102にデータの出力を行う。
【0079】このとき、イメージデータ入力部101か
らイメージデータとして入力した元書類を印刷部102
にセットすることにより、入力を行った元書類への上書
きが可能となる。
らイメージデータとして入力した元書類を印刷部102
にセットすることにより、入力を行った元書類への上書
きが可能となる。
【0080】例えば、ステップ511の処理で編集領域
301に、新しく「あいう・・・をん」の文字を入力
し、ステップ513の処理で印刷を行うと、図4に示す
様に、図2に示した元書類の空欄に、新しく入力した文
字の上書き印刷が行われる。
301に、新しく「あいう・・・をん」の文字を入力
し、ステップ513の処理で印刷を行うと、図4に示す
様に、図2に示した元書類の空欄に、新しく入力した文
字の上書き印刷が行われる。
【0081】また、本実施形態のイメージ処理機能付き
ワードプロセッサのイメージデータ入力部101と印刷
部102とを同一の駆動系装置を用いて1つの構成要素
とすることにより、イメージ入力した元書類をオペレー
タによって再び印刷部102にセットすることなく、イ
メージ入力した元書類をイメージデータ入力部101か
ら印刷部102に搬送して、用紙の方向等意識すること
なく、自動的に印刷可能とすることも可能である。
ワードプロセッサのイメージデータ入力部101と印刷
部102とを同一の駆動系装置を用いて1つの構成要素
とすることにより、イメージ入力した元書類をオペレー
タによって再び印刷部102にセットすることなく、イ
メージ入力した元書類をイメージデータ入力部101か
ら印刷部102に搬送して、用紙の方向等意識すること
なく、自動的に印刷可能とすることも可能である。
【0082】以上説明した様に、本実施形態のイメージ
処理機能付きワードプロセッサによれば、予め文字や図
形の印刷が行われている書類のサイズ及び書類上の文字
や図形の概略の配置をイメージデータとして入力し、余
白領域等の特定の値のイメージ情報を持つ領域を編集領
域として設定するので、予め文字や図形の印刷が行われ
ている書類の特定の領域を選択して文字または図形の上
書きを行うことが可能である。
処理機能付きワードプロセッサによれば、予め文字や図
形の印刷が行われている書類のサイズ及び書類上の文字
や図形の概略の配置をイメージデータとして入力し、余
白領域等の特定の値のイメージ情報を持つ領域を編集領
域として設定するので、予め文字や図形の印刷が行われ
ている書類の特定の領域を選択して文字または図形の上
書きを行うことが可能である。
【0083】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0084】例えば、本実施形態のイメージ処理機能付
きワードプロセッサは、ワードプロセッサ専用の装置に
実現したものであっても良いし、ワークステーションや
パーソナルコンピュータ等のコンピュータ上にソフトウ
ェアにより前記のワードプロセッサ機能を実現したもの
であっても良い。
きワードプロセッサは、ワードプロセッサ専用の装置に
実現したものであっても良いし、ワークステーションや
パーソナルコンピュータ等のコンピュータ上にソフトウ
ェアにより前記のワードプロセッサ機能を実現したもの
であっても良い。
【0085】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0086】すなわち、予め文字や図形の印刷が行われ
ている書類のサイズ及び書類上の文字や図形の概略の配
置をイメージデータとして入力し、余白領域等の特定の
値のイメージ情報を持つ領域を編集領域として設定する
ので、予め文字や図形の印刷が行われている書類の特定
の領域を選択して文字または図形の上書きを行うことが
可能である。
ている書類のサイズ及び書類上の文字や図形の概略の配
置をイメージデータとして入力し、余白領域等の特定の
値のイメージ情報を持つ領域を編集領域として設定する
ので、予め文字や図形の印刷が行われている書類の特定
の領域を選択して文字または図形の上書きを行うことが
可能である。
【図1】本実施形態のイメージ処理機能付きワードプロ
セッサの概略構成を示す図である。
セッサの概略構成を示す図である。
【図2】本実施形態のイメージ処理機能付きワードプロ
セッサのイメージ入力の対象となる元書類の一例を示す
図である。
セッサのイメージ入力の対象となる元書類の一例を示す
図である。
【図3】本実施形態のイメージ処理機能付きワードプロ
セッサの設定された複数の編集領域の選択を行う為の表
示画面の表示例を示す図である。
セッサの設定された複数の編集領域の選択を行う為の表
示画面の表示例を示す図である。
【図4】本実施形態のイメージ処理機能付きワードプロ
セッサの編集及び印刷後の書類の一例を示す図である。
セッサの編集及び印刷後の書類の一例を示す図である。
【図5】本実施形態のイメージ処理機能付きワードプロ
セッサの処理手順を示すフローチャートである。
セッサの処理手順を示すフローチャートである。
101…イメージデータ入力部、102…印刷部、10
3…キー入力部、104…ポイント入力部、105…表
示部、106…記憶部、107…外部記憶部、108…
制御部、301〜303…編集領域。
3…キー入力部、104…ポイント入力部、105…表
示部、106…記憶部、107…外部記憶部、108…
制御部、301〜303…編集領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/22 C (72)発明者 生田 藤也 愛知県名古屋市中区栄三丁目10番22号 日 立中部ソフトウエア株式会社内 (72)発明者 中 克昌 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内
Claims (1)
- 【請求項1】 予め文字や図形の印刷が行われている元
書類の特定の領域に更に文字または図形の印刷を行うイ
メージ処理機能付きワードプロセッサにおいて、予め文
字や図形の印刷が行われている元書類をイメージデータ
として入力するイメージデータ入力部と、前記イメージ
データ入力部から入力したイメージデータの特定の値の
イメージ情報を持つ領域を編集領域として設定する制御
部と、前記制御部によって設定した編集領域の表示を行
う表示部と、前記表示部に表示された編集領域を選択
し、前記選択された編集領域内で文字または図形の編集
を行うキー入力部及びポイント入力部と、前記キー入力
部及びポイント入力部によって編集した編集領域内の文
字または図形を、前記イメージデータ入力部によって入
力を行った予め文字や図形の印刷が行われている元書類
上に上書き印刷を行う印刷部とを備えることを特徴とす
るイメージ処理機能付きワードプロセッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8011714A JPH09204481A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | イメージ処理機能付きワードプロセッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8011714A JPH09204481A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | イメージ処理機能付きワードプロセッサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09204481A true JPH09204481A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11785719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8011714A Pending JPH09204481A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | イメージ処理機能付きワードプロセッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09204481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8290218B2 (en) | 2007-02-15 | 2012-10-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
CN112784825A (zh) * | 2019-11-01 | 2021-05-11 | 株式会社理光 | 图片中文字的识别方法、关键字检索方法、装置及设备 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP8011714A patent/JPH09204481A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8290218B2 (en) | 2007-02-15 | 2012-10-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
CN112784825A (zh) * | 2019-11-01 | 2021-05-11 | 株式会社理光 | 图片中文字的识别方法、关键字检索方法、装置及设备 |
CN112784825B (zh) * | 2019-11-01 | 2024-04-30 | 株式会社理光 | 图片中文字的识别方法、关键字检索方法、装置及设备 |
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