JPH0919888A - シート切断装置 - Google Patents
シート切断装置Info
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Abstract
面側からの紙粉の発生を抑制できるとともに、狭い切り
目で切断することができ、また移動刃の案内機構や駆動
機構をコンパクトに設置することができるシート切断装
置を提供することを目的とする。 【構成】本発明はシート搬送路で搬送されるシートを切
断するシート切断装置において、前記シート搬送路1の
搬送面を境としてそのシート搬送面の片面側に位置して
固定刃15と、この固定刃に刃部に沿って移動し前記シ
ートPを切断する移動刃22と、この移動刃を前記固定
刃に沿って案内する案内レール部17とを配置し、さら
に、前記固定刃と前記移動刃によるシート切断位置に前
記シートを吸着する位置決め規制用吸引チャンバ31を
設けたことを特徴とする。
Description
シート切断装置に係り、特に固定刃に対して移動刃が移
動することによりシートをその幅方向へ切断するシート
切断装置に関する。
式や静電記録方式、さらには感熱記録方式等の種々の方
式のものがある。この種の画像形成装置においてのシー
トは、予め所定の長さに切断されたものを1枚づつ給送
する方式の他、長尺なロール紙から繰り出したシートに
画像形成したのち必要な長さに切断する方式のものがあ
る。
シートを所定長さにするため、シート幅方向へ切断する
シート切断装置が必要である。従来、この種のシート切
断装置はシート搬送面に高さを合わせて下側に固定刃を
配置し、シート搬送面の上側には移動刃を配置して構成
されている。つまり、シート搬送面上のシートを両面側
から固定刃と移動刃で挟み込むようにしてシートを切断
するものである。この場合、固定刃はシート搬送面の下
側に位置して設置されることからシートの裏面側に設置
される。また、移動刃はシートの表面側に設置される。
を設置するため、この移動刃を案内するレールやその移
動刃を回転する駆動装置の駆動ベルト等の部材を設置す
る必要があった。また、これらのレールや駆動ベルト等
の部材はシート幅以上にわたって長く配置されることに
なる。また、移動刃を案内する機構やその移動刃を駆動
するための装置が固定刃と向き合って配置されることに
なる。
路の上下の部分が密集し、余裕スペースがなくなり、シ
ートのセットや、紙詰まりの後処置などの作業がしづら
くするという欠点が生じている。また、例えばインクジ
ェット記録方式の画像形成装置ではシート搬送面の上側
にはシート切断装置の部材の他に、それに近接して、記
録ヘッドやインクカートリッジを搭載したキャリッジが
走行し、また、そのキャリッジの移動を案内する機構も
設置される。これらの機構のレール、ワイヤやプーリ等
もシート切断部近くに設置されることが多いから、この
部分での余裕スペースが狭くなり、前述したような作業
がしづらいという欠点を増長する。
び図15で示すような構造のシート切断装置を考えるこ
とができる。これはシート搬送面80の下側に固定刃8
1を配置し、この固定刃81の裏側の場所に移動刃82
のホルダ用案内レール部83を配置したのものである。
案内レール部83は固定的な機枠84を設けてなり、こ
の機枠84には前記固定刃81と駆動用プーリ85を取
着する。機枠84の一部を利用して移動刃82のホルダ
86を案内するレール部87としてある。駆動用プーリ
85に掛けられた駆動ワイヤ88の一部はホルダ86に
連結されている。ホルダ86には機枠84のレール部8
7を両側から挟む一対のガイドローラ89が設けられて
いる。
直に横切って前記固定刃81の反対側へ、そのシート搬
送面80の上側まで延長されており、この延長部分90
に移動刃82を回転自在に取着する。移動刃82は固定
刃81の切断縁に対して移動進行方向が接触するように
傾斜保持する。また、移動刃82はシート搬送路面80
の上面に転接するローラ91と同軸一体に設けられ、そ
のシート搬送路面80を横切る際のローラ91の転動に
よって回転する。
動源によって回転駆動すると、これに掛けられた駆動ワ
イヤ88がホルダ86を移動し、移動刃82は、そのホ
ルダ86とともに固定刃81の切断縁と摺接回転しなが
ら移動してシートを切断する。図15中Dはそのときの
切断可能な幅である。
ラテン面を有するチャンバー92と対向して記録ヘッド
93やインクカートリッジなどの記録手段を搭載したキ
ャリッジ94が配置される。このキャリッジ94はシー
ト搬送方向に直交する方向へそのシート幅以上の範囲に
わたって往復動可能である。記録ヘッド93とチャンバ
ー92の上面とがシートへの記録部になる。シート搬送
面80において記録部より上流側の位置には搬送手段9
5が設置されていて、その記録部へシートを供給するよ
うになっている。
側の位置には前記シート切断装置と、これより下流側に
前記記録部からのシートを排出する排紙手段96が設置
されている。この排紙手段96には搬送されてきたシー
トの先端を導くガイド板97,98や排紙ローラ99が
設けられている。
は感熱記録方式やインクジェット方式であったりする。
また、使用されるシート(用紙)は記録面側表面にイン
クの受容層や発色剤等がコートされたものが用いられ
る。その結果、この様な画像形成装置のシート切断装置
にあっては次のような問題点があった。
の記録面側にあるコート層101は移動刃82で切り裂
かれる際、移動刃82と長く摺動することと、その表面
側から移動刃82で切り裂かれるためにシート基材10
2からコート層101の部分が容易に剥離して記録面側
に紙粉103が多く出やすいという問題がある。しか
も、この種のシートPはコート層101がシート基材1
02から剥離し易い性質があるため、紙粉103がより
多く出やすいということがある。
れ味が悪くなったり、装置内を汚したりする事が問題に
なっていた。特に、インクジェット記録方式のように微
妙なインク噴射ノズルを有するものでは、その紙粉10
3が記録ヘッド93が位置する記録面部側にも容易に飛
散するので、その記録ヘッド93のインク噴射ノズルに
付着しやすい。インク噴射ノズルに付着すると、インク
噴射ができなくなったり噴射方向が狂ったりして着弾位
置精度が悪くなる等の重大な欠点があった。
方向へ延びたホルダ86の延長部分90が移動刃82と
共にシートの切断部分を貫通して通過する構成である。
この場合、シート搬送面80の下流側においてシートを
何も規制するものがないならば、下流側へシートが容易
に退避移動するから移動刃82を保持するホルダ86の
延長部分90が切断したシートPの切目の隙間を無理な
く移動することが可能である。
なシート切断装置にあってはシート搬送面80において
シート切断装置よりも下流側に排紙手段96のガイド板
97,98や排紙ローラ99が設けられており、これら
が切り離したシートPの動きを阻害する。このように切
断したシートPが排紙側へ退避する動作を阻害する傾向
がある場合には切断したときの切目が狭い状態に持続さ
れ、移動刃82、特にそのホルダ86がその切目の隙間
を通過する際に、シートエッジをしごいて波打ちを生じ
させたり、摩擦抵抗によってホルダ86がスムーズに移
動しなかったり、さらにはシートの切断が正常に行われ
なくなるといった問題が起きる。
ダ86において移動刃82を支持する延長部分90の部
材を薄くすることは、移動刃82を保持する機能上、限
界があり、実際上、困難なものであった。
から遠い位置でホルダ86の延長部分に保持される結
果、支持アーム部分の撓み等の影響で固定刃81と移動
刃82を安定して摺接させるための寸法精度が出にくい
という問題がある。また、ホルダ86を支持する部分の
強度が十分に保てず、メンテナンス時等にホルダ86を
手で触ることにより破損するといった問題があった。
って左右に往復移動するようになっていることから、そ
のシート切断部ではシートガイド手段を設けることがで
きない。シート切断装置を挟んでシート搬送路面80の
上流側から下流側へシートを案内するための連続したシ
ートガイド手段を設けることができないことから、最も
不安定になるシート切断部でのシートの案内が不十分に
なり、紙詰まりが起こり易いという大きな問題があっ
た。シート切断部を挟んで間欠的に異なる搬送ガイドを
設けるにしてもシートガイド手段の部品点数が増えてコ
ストアップするばかりでなく、移動刃82を保持する部
分の幅が広すぎて、有効なガイドとすることが難しかっ
た。
際のローラ91の転動によって回転するものであるた
め、シート搬送路面80の上面にあるシートに転接する
ことになり、搬送シートの姿勢を乱す虞がある。
で、その目的とするところは、一般にコート層が位置す
るシート表面側からの紙粉の発生を抑制できるととも
に、狭い切り目で切断することができ、また移動刃の案
内機構や駆動機構をコンパクトに設置することができる
シート切断装置を提供することにある。
搬送路で搬送されるシートを切断するシート切断装置に
おいて、前記シート搬送路の搬送面を境としてそのシー
ト搬送面の片面側に位置して固定刃と、この固定刃に刃
部に沿って移動し前記シートを切断する移動刃と、この
移動刃を前記固定刃に沿って案内する案内手段とを配置
し、さらに、前記固定刃と前記移動刃によるシート切断
位置に前記シートの切断位置を合わせるシート位置決め
規制手段を設けたことを特徴とする。
ートを切断するシート切断装置において、前記シート搬
送路の搬送面を境としてその搬送面の片面側に位置して
固定刃と、この固定刃に刃部に沿って移動し前記シート
を切断する移動刃の主体と、この移動刃を前記固定刃に
沿って案内する案内手段と、前記移動刃を支持する支持
部材とを配置し、さらに、前記支持部材から延びる延在
部を設け、この延在部と前記移動刃の一部が前記シート
搬送面を貫通してシート搬送面の他方側へ突き出し、前
記延在部には切断しようとするシートの部分を前記固定
刃と前記移動刃によるシート切断位置に位置決め規制す
るシート位置決め規制手段を設け、前記移動刃の刃先は
シート位置決め規制面より固定刃を越えて遠ざかる向き
に突出したことを特徴とする。
ートを切断するシート切断装置において、前記シート搬
送路を構成するために対向した一対の案内面を形成した
案内手段と、固定刃と移動刃とを有し、前記案内手段の
一方の案内面の外側から前記シート搬送路内へ刃先が進
入しシート搬送方向に直交する方向へ移動可能な移動刃
と、この移動刃の刃先が摺接して前記シートを切断する
ための固定刃の少なくとも一部を前記シート搬送路内へ
進入させて配置させることにより、前記固定刃と前記移
動刃によるシート切断位置にシートの切断位置を合わせ
るシート位置決め規制手段を構成したことを特徴とす
る。
第1の実施例を説明する。 (構成)図1はこの実施例のシート切断装置を組み入れ
た画像形成装置の要部を示している。同図中1はシート
搬送路であり、このシート搬送路1には、その搬送方向
上流側からプラテン搬送手段2、記録部3、シート切断
装置4及び排紙装置5の順で設置されている。
に装填されたロール紙から繰り出されてきたシート(用
紙)を記録部3に押し出すものであり、これは送りロー
ラ6とプラテンローラ7を備えている。このプラテン搬
送手段2はローラ6,7の間にシートPを挟み込んで強
制的に下流側の記録部3へ押し出す搬送するようになっ
ている。
密着するための吸引手段としての第1のチャンバー8
と、このチャンバー8の前面に対向位置して各色のイン
クジェット記録ヘッド9が並んで設けられている。第1
のチャンバー8はシート搬送路1のシート搬送面に臨む
前面の外壁からなるプラテン面10を有しており、この
プラテン面10にはシート吸引用の通孔11が多数設け
てある。インクジェット記録ヘッド9はブラック
(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)の4色のものがシートPの搬送方向に実質的並べ
て配設されている。インクジェット記録ヘッド9のノズ
ル部はプラテン面9と約1mmの距離を隔てて配置されて
いる。
いインク供給装置と共にキャリッジ12に搭載されてい
る。キャリッジ12はシート搬送方向と直交した方向に
沿って配置された一対のガイドシャフト13に沿ってガ
イドされるとともに、シート幅以上にわたって往復移動
するように駆動される。例えば、キャリッジ12は図示
しない駆動用モータに連結されたプーリに掛けられたベ
ルトによって記録時に移動させられる。通常待機時や紙
詰まり時にはシート搬送経路から退避したホームポジシ
ョンに移動して停止している。
面を境として下側に位置した平板状の固定刃15を備え
る。固定刃15の上面はシート搬送面に接して沿うよう
に設けられている。固定刃15の下側にはシート切断装
置4の機枠16が設けられている。機枠16は第1のチ
ャンバー8におけるシート搬送方向下流側の外壁に取付
け固定されている。固定刃15と機枠16は図2で示す
ように搬送されるシート幅以上にわたってその幅方向に
沿って長く配置されている。
されている。機枠16の上面には固定刃15が取付け固
定されている。すなわち、固定刃15はシート搬送路1
の搬送面と平行に配置され、その上側の平らな表面がシ
ート搬送面を兼ねるとともに、そのシート搬送方向の下
流側端縁部がシート切断用の刃部となっている。機枠1
6の上端部分にはその先端部を下向きに折り曲げてレー
ル部17を形成しており、このレール部17は固定刃1
5の刃部縁と平行にシート幅以上にわたって直線的に設
けられている。
シート幅方向の両端部近傍にはそれぞれプーリ18を軸
支する支持軸19が突設されている。各プーリ18には
ワイヤ21が掛け渡されている。ワイヤ21の途中には
移動刃22を保持するホルダ23の下部が固定されてい
る。ホルダ23はワイヤ11の動きに追従してシート幅
方向へ移動する。ホルダ23には機枠16のレール部1
7を挟んで転接する一対のガイドローラ24が2組設け
られている。ガイドローラ24の各組はシート幅方向に
離れて設置されており、その間に移動刃22を配置して
いる。ホルダ23には機枠16のレール部17を挟むよ
うに転接する一対2組のガイドローラ24が設けられて
いる。これらによって固定刃15の刃部に沿うシート幅
方向へ移動刃22の移動を案内する手段を構成してい
る。
移動刃22が装着される。これらの移動刃22はそれぞ
れ同径の円板状に形成されており、その円周部が刃部と
なっている。各移動刃22は、ホルダ23の移動方向に
ずれて設置されている。また、図3で示すように、各移
動刃22はその進行する際の先行方向側に位置する外周
の部分が前記固定刃15の刃部に接触する如く傾斜して
軸支されている。ガイドローラ24の各組のものはシー
ト幅方向において2つの移動刃22よりもその両外側に
それぞれ位置して設けられている。機枠16のレール部
17に転接する一対2組のガイドローラ24の関係によ
ってホルダ23の略シート幅方向への移動範囲Dが決め
られている。
に構成されている。つまり、移動刃22にはゴムリング
25を外周に被嵌した転接ローラ26が同軸に設けられ
ており、転接ローラ26のゴムリング25はシート搬送
路1の搬送面の片側である下側に位置する部材、この実
施例では固定刃15の裏側背面に押し当てられている。
転接ローラ26に加えられる押付け力はホルダ23がワ
イヤ21の張力で上方へ押し上げられることにより得ら
れる。ゴムリング25が固定刃15の背面に当接してい
ることからホルダ23のシート面垂直方向への位置が決
められる。また、移動刃22は図示されない付勢手段、
例えば移動刃の軸に巻装したコイルばね30等によって
固定刃15の切断刃部に対して押付けられるようになっ
ている。
側に設けられ、記録済みのシートを排出するための排紙
手段が設けられている。この排紙手段は搬送されてきた
シートの先端を導く2枚のガイド板27と一対の排紙ロ
ーラ28を設けてなり、その排紙搬送面は前記プラテン
面10のほぼ延長上に配置されている。ガイド板27は
少なくとも排紙手段の排紙ローラ28の前後にわたって
シートPを案内すべく設けられている。シートPを案内
するための2枚のガイド板27の上流側端は前記固定刃
15の近傍まで延在し、かつ下側のガイド板27の端縁
は固定刃15との間に移動刃22が通過可能な間隔の隙
間29を形成して配設されている。上側のガイド板27
は固定刃15の上面で形成するシート搬送面よりも上側
に離間した位置にある。また、下側のガイド板27は固
定刃15の上面で形成するシート搬送面よりも下側に僅
かに低く離間した位置にある。
の裏側には第2の吸引手段としての第2の吸引チャンバ
31が設置されている。これは移動刃22が通過可能な
ガイド板27との隙間29から上側領域の空気を吸引
し、シート切断装置4のシート切断部、つまり前記固定
刃15と前記移動刃22によるシート切断位置にシート
の切断位置を合わせるためのものである。つまり固定刃
15の上面、特に移動刃22の刃先が摺接する刃部付近
におけるシート案内面へシートを密着させる位置決め規
制手段または位置決め密着手段を構成するものである。
第2の吸引チャンバ31はシート切断装置4から排紙装
置5にわたり吸引開口部32を広げて設けられており、
比較的広い範囲でシート搬送面側の空気を吸引するが、
特に固定刃15と下側のガイド板27の間に隙間29を
形成したから、その隙間29の部分を通じての吸引が大
きくなり、これに隣接するシート切断部でのシートPに
対する吸引作用がより強くなり、固定刃15の刃部上面
に確実にシートを密着させる。つまり、前記固定刃15
と前記移動刃22によるシート切断位置に前記シートP
の切断位置を密着させて位置決め規制するようになって
いる。 (作用)画像形成装置の動作が開始されると、まず、図
示しない給紙装置に装填されたロール紙から繰り出され
てきたシートPはプラテン搬送手段2のローラ6,7に
よって強制的に記録部3へ間欠的に押し出されるととも
に、第1のチャンバー8の吸引作用を受けてプラテン面
10の表面に密着する状態で前方へ搬送される。そし
て、シートPの先端がインクジェット記録ヘッド9に対
向する位置まで来ると、記録動作が行われる。キャリッ
ジ12をシート幅方向へ往復動させながらシートに画像
を記録してゆく。
部はシート切断装置4の領域に送り込まれる。シートP
はシート搬送面を兼ねる固定刃15の上面に沿って進
み、ガイド板27の間を通じて排紙手段の排紙ローラ2
8へ送り込まれる。この際、シートPの先端が固定刃1
5を過ぎ、移動刃22が通る隙間29に至ると、以後の
シートPの部分は第2の吸引チャンバ31によって引か
れて始め、固定刃15の切断用刃部に密着させられる状
態となる。この吸着状態を継続しながらシートPは先に
進み、その先端側部分はガイド板27の間によって案内
されながら排紙手段の一対の排紙ローラ28によって送
られる。
僅かに周速が速く設定されているので、搬送手段と排紙
手段の間でシートPが撓むことはない。また、排紙手段
の搬送力は僅かに設定されているので、第2の吸引手段
の吸引力に打ち勝ってシートPを剥離することもない。
装置4が作動する。すなわち、図示されない駆動手段に
よって少なくとも一方のプーリ18が回転駆動されるこ
とによりワイヤ21が回転し、ワイヤ21に固定された
ホルダ23と共に移動刃22が固定刃15の刃部縁と摺
接しながらシートPの搬送領域を横断することにより、
そのシートPをシート幅方向に切断する。
固定刃15側へ常に押圧されているので、移動刃22と
同軸に設けられた転接ローラ26のゴムリング25が固
定刃15の裏面と圧接し、その摩擦力で移動刃22が回
転させられる。ゴムリング25の外周径の方が移動刃2
2の刃先円径よりも小さいので、シート切断部では固定
刃15と移動刃22との間に相対速度が大きくなる。固
定刃15の刃部と移動刃22の間にシートPを挟み込み
ながら切断してゆく。
段は搬送動作を停止しており、それらはシートPの前後
を挟み込んで動かないように保持する働きがある。ま
た、シートPの被切断部分は第2の吸引手段の吸着力に
よって固定刃15の切断刃部に密着しており、ここでも
シートPが動かないように吸着保持されている。さら
に、記録部3においても第1のチャンバー8の吸引力に
よりシートPは動かないように吸着保持されている。こ
のようにシート切断部を挟んでシートPには動きがない
ため、そのシートPを切断してその切目の間を移動刃2
2が移動するにしても乱れない。また、移動刃22は薄
い厚さなので、シートPの切断に悪影響を及ぼすことも
少なく、円滑に切断することができる。
ート搬送領域の外へ退避しており、また、記録部3から
シート切断部にかけてはシート搬送路1に近接した搬送
ガイド部材は設けられていないので、記録面側からシー
ト搬送路1の紙詰まりの処理を容易に行うことが可能で
ある。さらに、排紙手段へ案内するガイド板27の部分
が短くて済むことと、移動刃22の近傍に配置されるガ
イド板27も短くて済むため、排紙手段をシート切断装
置4側へ近接して配置することが可能となる。
されるシートPは画像記録面側にインクの受容層や発色
剤が塗布されている。これらのコート層101はそのベ
ースであるシート基材(例えば紙やフィルム)102か
ら剥がれやすいという欠点を有しているが、この実施例
では固定刃15と移動刃22の主体を非画像面側に配置
しているので、図4に示されるように、シートPのシー
ト基材側から移動刃22が切断してゆくことになる。そ
の結果、移動刃22が直接コート層101と接触する機
会が減り、コート層101の剥離が減少する。すなわ
ち、コート層101の剥離によって生じる紙粉103の
発生量を少なくすることが出来る。また、記録面側へ飛
び出す紙粉の量を減らすことができるから、仮にコート
層101を持たない記録紙を用いる場合においても、イ
ンクジェットヘッドのノズル部分への付着という問題を
解決することができる。この効果は以下に述べる実施例
でも同様である。 <第2の実施例>図5は本発明の第2の実施例の構成を
示すものである。この実施例では以下に述べる点が前述
した第1の実施例と異なる。固定刃15と移動刃22に
よって構成されるシート切断部の位置をシート搬送面か
らd1だけ突出させて配置したものである。また、排紙
手段の排紙ローラ28をプラテン搬送手段2のローラ
6,7よりも速い周速度で、しかも弱いニップ圧で回転
駆動されるようにする。上側のガイド板27はシート搬
送面の近傍で一端が記録部3のインクジェット記録ヘッ
ド9の近傍まで延在している。従って、プラテン面10
のシート吸着面と対向した位置からシート切断装置4の
対向位置を経て、排紙手段5迄を連続したガイド部を構
成することができる。なお、この実施例の構成では前述
したような第2の吸引手段は設けていない。
ートPの先端部はチャンバー8のシート吸引用の通孔1
1に吸着されてプラテン面10上を押し出されてゆく。
シート吸引用の通孔11に対向する位置近傍まで上側の
ガイド板27の一端が延びているので、プラテン面10
の吸引用通孔11を過ぎて浮き上がったシート先端はそ
のガイド板27に規制案内されて確実に排紙手段5へ導
かれる。このガイド板27は固定刃15上面の案内面と
対向すして案内手段を構成するが、この両者の隙間の幅
は移動刃22が通過可能な僅かな隙間でよく、シート搬
送路の搬送面からの距離も僅かな段差を設けるのみで円
滑に案内できる。プラテン搬送手段2のローラ6,7よ
りも周速度が速く設定された排紙手段のローラ28によ
ってシートPは直線形状になるべく引張られて弛みが解
消され、シート搬送路1の搬送面に突き出したシート切
断部と十分に密着する。この状態でプラテン搬送手段2
と排紙手段5の搬送動作を停止してシートPを保持する
と共に、チャンバー8による吸引でシート切断部の上流
側と下流側を保持するので、シートPは動くことなく、
シート切断部に密着した状態を保つ。移動刃22がシー
ト幅方向へシートを切断しながら横断する際にもシート
Pが浮き上がることがない。 <第3の実施例>図6ないし図8は本発明の第3の実施
例の構成を示すものである。この実施例ではホルダ23
からシート搬送路1側へ延在する延在部を設け、これに
前記固定刃15と前記移動刃22によるシート切断位置
に前記シートPの切断位置を合わせるシート位置決め規
制手段を構成したものである。このため、ホルダ23か
ら延在する薄板状のアーム部35を設ける。アーム部3
5のうちホルダ23から立ち上げる支持用立上げ部36
は特にシート搬送面に位置する付近の部分は図7に示さ
れるように、固定刃15の刃部から遠ざかるべく移動刃
22よりもd2の間隔だけ離れて垂直に突き出し幅の狭
い板状に形成されている。そして、この支持用立上げ部
36は2つの移動刃22の間に配置されている。
側に屈曲して板状の抑え部37が直接に延出形成されて
いる。抑え部37は全ての移動刃22の上を被う形状と
なっている。移動刃22の移動方向においてその移動刃
22よりも進行先方向側に延在した板状の形に形成され
ている。さらに抑え部37は少なくともシートPの厚さ
以上の間隔d3を隔ててシート搬送面の上に設置されて
いる。そして、シートPを前記固定刃15と前記移動刃
22によるシート切断位置のシート切断部に押さ付けて
密着させることによりシートの位置決め規制をする押え
手段たるシート位置決め規制手段を構成している。ま
た、抑え部37の各移動方向の最先端部におけるシート
搬送面側下面はそれぞれガイド用傾斜面38としてあ
る。
2の周部を逃がす空隙39が形成されている。各移動刃
22の周部は抑え部37の下面の空隙39内に進入して
隙間を形成して位置する。
送面からの高さが低いので、そのシート搬送面と近接し
た対向するように上側のガイド板27を延長してその内
側のシート搬送路1内で抑え部37が往復移動するよう
に設けられている。
る。プラテン搬送手段2と排紙手段5とによって引張ら
れたシートPは固定刃15の上面とほぼ同じ面の状態で
保持される。シート切断装置4が作動し、そのワイヤ2
1が引かれると、ホルダ23がシート幅方向へ移動を始
める。すると、シートPの側縁部がまず前記アーム部3
5の抑え部37における傾斜面38が当接し、そのシー
トPが仮に浮いていてもその浮きを押さえ、固定刃15
に対する実質的な密着を確保する。シートPは固定刃1
5と抑え部37の隙間d3内に移動が規制され、浮き上
がることがないため、固定刃15と移動刃22とによっ
て前記同様、円滑に切断される。なお、移動刃22がそ
の切断方向を異にして複数個設けられる場合にはアーム
部35の支持用立上げ部36が移動刃22よりも僅かに
突出しているので、これが、シート切断部のシートエッ
ジが切断に寄与していない残りの移動刃22に接触する
ことを防止でき、紙粉の発生を減少させている。 <第4の実施例>この実施例は前述した第3の実施例の
変形例である。図9で示されるようにホルダ23から立
ち上げる支持用立上げ部36の先端部に対して抑え部3
7を別部材として構成としたものである。別部材の抑え
部37はシート搬送面に対してほぼ垂直方向へ移動自在
に取り付けられており、板ばね41の付勢手段によって
固定刃15側へ弾性的に付勢されている。この場合、固
定刃15と、アーム部35側の抑え部37との間には隙
間はなく、ホルダ23の切断動作に伴う移動によって、
アーム部35の傾斜部38がシートPに軽く乗り上げ、
これに続いて抑え部37がシートPを押圧しながらそれ
に摺接する。板ばね41はきわめて弱い力量に設定され
ており、アーム部35は全体的にプラスチック等の摩擦
係数の低い材質で構成されているので、抑え部37とシ
ートPとの接触で、シートPが動くことがない。 <第5の実施例>図10は本発明の第5の実施例の構成
を示すものである。このシート切断装置4での固定刃1
5と移動刃22の関係は前述した第1から第4の実施例
までのものと同じであるが、図10(a)で示すよう
に、シート切断装置4の固定刃15と対向して上側に設
けられた上側のガイド板51と固定刃15及び下流側に
おける2枚のガイド板27でシート搬送路1が構成され
ている。固定刃15と下側ガイド板27とは段差を持っ
て配置され、両者の間に形成される隙間29から移動刃
22がシート搬送路1内に進入している。ガイド板51
はその下流側端に設けた軸支部52を中心として上側へ
シート搬送路1を開く向きへ回動自在である。
幅以上にわたってその移動刃22がシート搬送路1を貫
通できるように開口した逃げ部53が設けらている。移
動刃22の主体はシート搬送路1の外にあるが、その刃
先がこの逃げ部53に進入している。ガイド板51の下
面にはシートPを固定刃15の上面側へシート切断部近
傍で押圧するための押圧手段54が設けられている。押
圧手段54は例えばフィルム等の弾性的な薄材で出来て
おり、ガイド板51の下面に搬送路上流側から下流側に
向かって自由端側が下がる状態で取り付けられている。
ガイド板51が弱い力量で上から押圧してシート切断部
にシートPを密着させるようにガイドする手段を構成し
ている。
における逃げ部53は移動刃22が通過可能な僅かな隙
間または段差とすれば良く、しかも、シート切断部全体
にわたって固定刃15の上面とガイド板51の下面によ
って比較的狭いシート搬送ガイドが形成され、特に前記
押圧手段54がなくとも、シートPを固定刃15側へ規
制してシートPの浮きを押さえることができる。また前
述した第3の実施例の如く、ホルダ23側から延在部や
アームを設けることなく、シートPの浮きを防止するこ
とができる。ここではガイド板51側にシート切断部近
傍でシートPを押さえる押圧手段54を設けたから特に
厚紙等の腰の強いシートPにおいてもシートPの浮き防
止を強化することができる。同時にシートPが移動刃2
2の移動方向へ動くことも規制することができ、シート
切断部に密着させながらの良好なシート切断が可能であ
る。しかも、図10(a)で示すように、ガイド板51
がシート切断装置4と関係なく開放可能なので、紙詰ま
りの処理も容易に対処できる。
ユニットがシート搬送経路に対して着脱自在な構成とな
っている。図10(b)はシート切断手段4のユニット
がシート搬送路1から着脱する動作を示している。固定
刃15と移動刃22との関係を変えることなく、しかも
他のガイド手段を取り外さずに、シート搬送路1に対し
てシート搬送路1の外側(下側)から着脱可能であるの
で、シート切断装置4の交換やメンテナンスも容易にで
きる。 <第6の実施例>図11ないし図13は本発明の第6の
実施例を示すものである。前述した各実施例では固定刃
15の背面(下面)に移動刃22の転接ローラ26を転
接させてその摩擦力で移動刃22を回転駆動させるもの
であった。前述した各実施例の方式では固定刃15と移
動刃22との間に、シ−トPを巻き込んで挟み込む方向
に移動刃22が必ずしも回転しないため、シート切断面
からバリが出やすい。この第6の実施例ではこれを改善
するため手段を採用したものである。
の代わりにピニオン61が同軸一体に設ける。機枠16
にはピニオン61を係合させるラック62を支持するた
めの支持アーム63が設けられている。ラック62は移
動刃22の移動方向に沿ってその移動範囲以上にわたっ
て配置される。ホルダ23はワイヤ21の張力によって
ピニオン61がラック62と係合する方向へ常に付勢さ
れる。したがって、ワイヤ21が移動することによりホ
ルダ23が追従し、この際、ホルダ23に取着されたピ
ニオン61が固定側のラック62と噛み合うことから移
動刃22は回転する。
22より下側に位置し、移動刃22を挟んで固定刃15
の反対側にあるから移動刃22の回転方向はシ−トPを
固定刃15側へ巻き込む方向であり、図13で示すよう
に、固定刃15と移動刃22とでシ−トPの切断部分を
挟み込んで巻き込むようにして切断する。この様な構成
にすることにより、切断時のバリ等もなくなる。この実
施例での紙粉の出方は図13で示すようになる。移動刃
22は直接シ−トPのコ−ト層101に触れてしまうの
で、前述した各実施例のものと比較すれば、相対的には
紙粉103は出やすい。しかしながら、紙粉103が飛
び出す方向はシートPの記録面と反対側であるので、記
録部3の例えばインクジェット記録ヘッド9に紙粉10
3が付着する可能性は従来のものに比べてかなり小さ
い。
ローラ7をチャンバ8の領域内に配置し、チャンバ8の
前面をシート搬送面として極力利用してシートガイド機
能を高めた。
機構を用いて移動刃22を回転させるように説明した
が、本実施例の作用効果を得るにはこれに限定されるこ
となく、例えば第1から第4実施例に示した如く、ロー
ラ機構で移動刃22を回転するようにしてシ−トPを移
動刃22と固定刃15の間の挟み込む方向に回転させれ
るようにしてもよい。
断部へシ−トを規制し、またシート切断部へ密着させる
手段としては前述した各実施例のものに限定されるもの
ではなく、たとえば、噴気手段によってシ−トを切断部
へ押し付けたり、静電気で吸着しても同様の効果が得ら
れる。
記録手段と排紙手段の間に限定されるものではなく、シ
−ト切断装置を有するあらゆる搬送経路においても実施
可能である。
配置に限定されるものではなく、上流側に配置しても同
様の効果が得られる。記録手段はインクジェット記録装
置を例にとって説明したが、熱転写方式や、感熱記録方
式においても同様の効果が得られる。 <実施例の付記的な効果>前述した各実施例によれば、
少なくとも以下のような作用効果が得られる。移動刃2
2が固定刃15側に配置されたことで、ホルダ23の移
動刃22の支持部がシート搬送路1を貫通して長く延び
る必要がなく、転接ローラ26と機枠16の近傍で移動
刃22を確実に支持する構成が可能である。このため、
固定刃15と移動刃22が安定して確実に接触するよう
になり、円滑なシート切断が可能である。また、前記個
所に支持部を構成できるので、その支持強度も強くで
き、メンテナンス等の取り扱い時に、移動刃22の支持
部が折れる等の問題もなくすことができた。
で移動するため、シート搬送路を形成するガイド部材を
シート切断部の前後に連続的に配置する構成を採用する
ことが可能となったため、安定してシートを搬送するこ
とができる。また、部品点数削減によるコスト低減とと
もに、紙詰まりを起こすことができなくなる。移動刃2
2の主体部分がシート搬送路の外で移動し、固定刃15
側へ第2の吸引手段31でシートを密着させることによ
り、排紙装置5へシートを導くためのガイド部材を短く
設定することができた。その結果、排紙装置5をシート
切断部へ近づけて、シート搬送路1をより短く構成する
ことが可能となり、これを適用する装置のコンパクト化
が図れる。
搬送面よりも突出させて配置し、シートを引張してシー
ト切断部からシートが浮かないように密着した状態に規
制するので、シートの切断を安定して円滑に行うことが
可能となった。移動刃22のホルダ23から抑え部37
を保持するアーム部35をシート搬送路1の搬送面を貫
通する如く配置して、その抑え部37でシートの浮きを
押さえる位置規制を行いながら切断してゆくことによ
り、特にシート切断部を搬送面から大きく突出させなく
とも安定した切断が可能になった。また、支持用アーム
部35が移動刃22のカバーの役割をも果たし、固定刃
15と移動刃22との間に指を入れて怪我をするような
ことも防止することができた。
部35をシート搬送路1を貫通する如く配置して、その
支持用アーム部35に抑え部材37を設け、この抑え部
材37を固定刃15側へ弾性的に付勢したので、いかな
る厚みのシートであっても確実に案内し、安定したシー
ト切断を行うことが可能となった。移動刃22のホルダ
23から抑え部支持用アーム部35をシート搬送路1の
搬送面を貫通する如く配置し、アーム部35についての
シート切断部近傍のシート搬送面方向の位置を、移動刃
22よりも固定刃15から遠ざかる方向へ突出させたこ
とで、移動刃22が切断に寄与しない方向へ移動される
ときにも、移動刃22とシートとが摺動して紙粉を多く
発生させることを防止することができた。
の非記録面側に配置したので、記録面側への紙粉の飛び
出しを減少させることができた。固定刃15と移動刃2
2とをシート搬送面の非記録面側に配置し、記録手段が
シート搬送路1から退避可能であるので、記録面側から
紙詰まり処理を容易に行うことが可能となった。
を取り外すことなく、シート搬送路1の外側から着脱可
能に構成したので、交換やメンテナンスが容易になっ
た。シート切断装置4の固定刃15と移動刃22の位置
関係を保ったままで、シート切断部の搬送ガイド部材を
単独で開放可能にできたので、シート切断部の紙詰まり
処理が容易になった。
対向する搬送ガイド側にシートをシート切断装置側へ押
圧する手段54を設けたので、新たな密着手段を設けな
くとも、厚紙等の腰の強いシートでもシート切断部から
浮き上がることなく、円滑に切断することが可能になっ
た。
込む方向に回転されるので、新たな密着手段を設けなく
とも、シートが切断部から浮き上がることなく、円滑に
切断することが可能である。 [付記] 1.シート搬送路で搬送されるシートを切断するシート
切断装置において、前記シート搬送路の搬送面を境とし
てそのシート搬送面の片面側に位置して固定刃と、この
固定刃に刃部に沿って移動し前記シートを切断する移動
刃と、この移動刃を前記固定刃に沿って案内する案内手
段とを配置し、さらに、前記固定刃と前記移動刃による
シート切断位置に前記シートを合わせる位置決め規制手
段を設けたことを特徴とするシート切断装置。 1-1.シート搬送路で搬送されるシートを切断するシー
ト切断装置において、前記シート搬送路の搬送面を境と
してそのシート搬送面の片面側に位置して固定刃と、こ
の固定刃に刃部に沿って移動し前記シートを切断する移
動刃と、この移動刃を前記固定刃に沿って案内する案内
手段とを配置したことを特徴とするシート切断装置。
手段がシート搬送面の片面側に位置して設置するから、
特に移動刃や案内手段の構成部材がシート搬送路の搬送
面から大きく突出したり横切ったりすることを極力避け
ることができ、シート搬送面へ突き出す部分の高さを極
力低く抑えられることができる。また、移動刃の支持が
安定し、その支持強度を高めることが容易にできる。シ
ートがシート切断部の位置に位置するように規制するの
で、シートを切断する時にシートがシート切断部から浮
くことがなく確実に切断することができる。シート搬送
面の片側に固定刃と移動刃を配置することで、シート搬
送路の一方側からシート切断装置を例えば一体的に着脱
する構成にすることが可能である。また、シート切断装
置に対向するシート案内手段の部分を移動可能とするこ
とで、固定刃と移動刃の位置関係を変えずにシート切断
部を覗くことができるようになる。また、部品点数削減
によるコスト低減とともに、紙詰まりを起こすことなく
なる。
断するシート切断装置において、前記シート搬送路の搬
送面を境としてその搬送面の片面側に位置して固定刃
と、この固定刃の刃部に沿って回転しながら移動し前記
シートを切断する移動刃と、この移動刃を前記固定刃に
沿って案内する案内手段と、前記移動刃を支持する支持
部材と、動手段とを配置し、さらに、前記固定刃と前記
移動刃によるシート切断位置に前記シートを合わせる位
置決め規制手段を設けたことを特徴とするシート切断装
置。前記付記第1項のものに加えて、移動刃を回転する
ことからシート切断の切れ味が高まる。
搬送路において前記固定刃と前記移動刃を位置するシー
ト搬送面の片面側に吸引手段を設け、シート搬送路のシ
ートを吸引してシート切断位置に前記シートを位置合わ
せることを特徴とする付記第1、2項に記載のシート切
断装置。シート切断部からシートが浮かないように密着
した状態に規制するので、シートの切断を安定して確実
に行うことが可能となった。
と前記移動刃による少なくともシート切断位置を、これ
より上流側及び下流側のシート搬送路の搬送面より高い
位置に突出して配置することにより、シート切断位置に
前記シートを位置合わせることを特徴とする付記第1、
2項に記載のシート切断装置。シート切断部からシート
が浮かないように密着した状態に規制するので、シート
の切断を安定して確実に行うことが可能となった。シー
ト切断部が搬送面から僅かしか突出させないで済み、シ
ート搬送路の搬送ガイドと干渉することなくシート切断
部を挟む搬送方向の上流から下流側へ向けてシート案内
手段をシート搬送面に近接してシート案内手段を設ける
ことが可能である。
そのシート切断部の上流側から下流側へシートを案内す
るためのシート案内手段を設けてなることを特徴とする
付記第1〜4項に記載のシート切断装置。シート切断部
付近におけるシートの案内作用が高まる。
断するシート切断装置において、前記シート搬送路の搬
送面を境としてその搬送面の片面側に位置して固定刃
と、この固定刃に刃部に沿って移動し前記シートを切断
する移動刃の主体と、この移動刃を前記固定刃に沿って
案内する案内手段と、前記移動刃を支持する支持部材と
を配置し、さらに、前記支持部材から延びる延在部を設
け、この延在部と前記移動刃の一部が前記シート搬送面
を貫通してシート搬送面の他方側へ突き出し、前記延在
部には切断しようとするシートの部分をシート切断部の
位置に規制するシート規制手段を設け、前記移動刃の刃
先はシート規制面より固定刃を越えて遠ざかる向きに突
出したことを特徴とするシート切断装置。シートがシー
ト切断部へ密着するように規制されるので、シート切断
時にシートがそのシート切断部から浮くことがない。
へシートを弾性的に押圧する付勢手段で構成したことを
特徴とする付記第6項に記載のシート切断装置。シート
規制面が固定刃側へ弾性的に押圧されているので、シー
トの厚さに拘らず無理なくかつ確実にシート面の浮きを
防止することができる。
し、各移動刃の間に前記延在部の支柱を配置してなり、
シート切断方向と直交するシート搬送面方向における前
記延在部を、前記固定刃から遠ざかる方向へ前記移動刃
よりも突出した形状としたことを特徴とする第6、7項
に記載のシート切断装置。メンテナンス時等に移動刃と
固定刃の間に指が入ることがない。
度を持って接触する如く保持し、少なくともシート搬送
面におけるシート搬送方向の前記支持部の位置が固定刃
の切断縁から遠ざかる方向へ前記移動刃よりも突出した
ことを特徴とする第8項に記載のシート切断装置。この
構成とすれば、シート切断中に切断に関与しない移動刃
の縁部がシートと摺接することを防止する。
有し、非記録面側に前記固定刃が配置されてなることを
特徴とする第1〜9項に記載のシート切断装置。非記録
面側に固定刃と移動刃の主体と、移動刃案内手段を配置
し、移動刃の一部が固定刃より記録面側へ突出した位置
であり、移動刃が固定刃と摺動しながらシートを切断す
るから表面にコート層を設けた記録紙の非記録面側から
切断することで、コート層の剥がれを減少させる。コー
ト層がないシートにおいても前記記録手段側への紙粉の
飛散を防止する。 11.前記記録手段がインクジェット記録装置であるこ
とを特徴とする付記第10項に記載のシート切断装置。
切断するシート切断装置において、前記シート搬送路を
構成するために対向した一対の案内面を形成した案内手
段と、固定刃と移動刃とを有し、前記案内手段の一方の
案内面の外側から前記シート搬送路内へ刃先が進入しシ
ート搬送方向に直交する方向へ移動可能な移動刃と、こ
の移動刃が摺接して前記シートを切断するための固定刃
の少なくとも一部を前記シート搬送路内へ進入させて配
置することにより、前記固定刃側へシートを密着させる
規制手段を構成したことを特徴とするシート切断装置。
切断するシート切断装置において、前記シート搬送路を
構成するシート案内手段と、固定刃と移動刃とを有し、
前記シート案内手段の外側からシート搬送路内へ、前記
固定刃の少なくとも一部を進入させて配置し、前記移動
刃が前記固定刃側からシート搬送路の搬送面を貫通して
配置され、前記移動刃が前記固定刃と摺接しながら前記
シートの切断を行うことを特徴とするシート切断装置。
してシートを切断するものであり、この移動刃を回転す
る駆動手段は、前記固定刃の裏側に位置する部材の面に
転接するローラをと、移動刃を移動したときのローラの
回転を移動刃に伝達する伝達機構とを具備して構成とし
たことを特徴とする付記第1〜13項に記載のシート切
断装置。 15.前記移動刃は回転して固定刃に摺接してシートを
切断するものであり、この移動刃を回転する駆動手段
は、前記固定刃とは別の部材に転接する回転体と、移動
刃を移動したときの回転体の回転を移動刃に伝達する伝
達機構とを具備して構成としたことを特徴とする付記第
1〜13項に記載のシート切断装置。 16.前記回転体はピニオンであり、これに転接する前
記部材はラックであることを特徴とする付記第15項に
記載のシート切断装置。 17.前記移動刃は固定刃に摺接する周部の刃先がシー
トを巻き込む向きに回転することを特徴とする付記第1
4,15,16項に記載のシート切断装置。新たなシー
ト切断部にシートを密着させて位置決めする手段を設け
なくとも、シートが切断部から浮き上がることなく、円
滑に切断することが可能である。もちろん、シート位置
決め規制手段を付加してもよい。
粉の発生を抑制できるとともに、狭い切り目でシートを
切断することができる。また、移動刃の支持機構を容易
に強度のよい構造にすることが可能であり、このため、
固定刃と移動刃が安定して接触するようになり、確実か
つ円滑なシート切断が可能である。また、移動刃の支持
部が折れる等の問題もなくすことができる。さらに、そ
の支持機構を含め、移動刃の案内機構や駆動機構を固定
刃の裏側にコンパクトに設置することができるため、固
定刃の表側にシート案内手段を組み込んでシートの案内
作用を高めたりする等の設計も容易になる。記録面側か
ら紙詰まり処理等も容易に行うことができるようになっ
た。
置をシート搬送路の側方から見た断面図。
たその構成説明図。
見たその構成説明図。
示す断面図。
置をシート搬送路の側方から見た断面図。
置をシート搬送路の側方から見た断面図。
方から見た構成説明図。
から見た断面図。
方向から見た断面図。
装置をシート搬送路の側方から見た断面図。
装置をシート搬送路の側方から見た断面図。
斜視図。
断状態を示す断面図。
ート搬送路の側方から見た断面図。
送路方向から見た構成図。
断状態を示す断面図。
部、4…シート切断装置、5…排紙装置、8…第1のチ
ャンバー、9…インクジェット記録ヘッド、10…プラ
テン面、15…固定刃、16…機枠、17…レール部、
21…ワイヤ、22…移動刃、23…ホルダ、24…ガ
イドローラ、26…転接ローラ、27…ガイド板、28
…排紙ローラ、29…隙間、31…第2の吸引チャン
バ、P…シート。
Claims (3)
- 【請求項1】シート搬送路で搬送されるシートを切断す
るシート切断装置において、前記シート搬送路の搬送面
を境としてそのシート搬送面の片面側に位置して固定刃
と、この固定刃に刃部に沿って移動し前記シートを切断
する移動刃と、この移動刃を前記固定刃に沿って案内す
る案内手段とを配置し、さらに、前記固定刃と前記移動
刃によるシート切断位置に前記シートの切断位置を合わ
せるシート位置決め規制手段を設けたことを特徴とする
シート切断装置。 - 【請求項2】シート搬送路で搬送されるシートを切断す
るシート切断装置において、前記シート搬送路の搬送面
を境としてその搬送面の片面側に位置して固定刃と、こ
の固定刃に刃部に沿って移動し前記シートを切断する移
動刃の主体と、この移動刃を前記固定刃に沿って案内す
る案内手段と、前記移動刃を支持する支持部材とを配置
し、さらに、前記支持部材から延びる延在部を設け、こ
の延在部と前記移動刃の一部が前記シート搬送面を貫通
してシート搬送面の他方側へ突き出し、前記延在部には
切断しようとするシートの部分を前記固定刃と前記移動
刃によるシート切断位置に位置決め規制するシート位置
決め規制手段を設け、前記移動刃の刃先はシート位置決
め規制面より固定刃を越えて遠ざかる向きに突出したこ
とを特徴とするシート切断装置。 - 【請求項3】シート搬送路で搬送されるシートを切断す
るシート切断装置において、前記シート搬送路を構成す
るために対向した一対の案内面を形成した案内手段と、
固定刃と移動刃とを有し、前記案内手段の一方の案内面
の外側から前記シート搬送路内へ刃先が進入しシート搬
送方向に直交する方向へ移動可能な移動刃と、この移動
刃の刃先が摺接して前記シートを切断するための固定刃
の少なくとも一部を前記シート搬送路内へ進入させて配
置させることにより、前記固定刃と前記移動刃によるシ
ート切断位置にシートの切断位置を合わせるシート位置
決め規制手段を構成したことを特徴とするシート切断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168864A JPH0919888A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | シート切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168864A JPH0919888A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | シート切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919888A true JPH0919888A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15875983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7168864A Pending JPH0919888A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | シート切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919888A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183649A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
US8459887B2 (en) | 2008-03-07 | 2013-06-11 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and printing apparatus |
US8500350B2 (en) | 2008-03-11 | 2013-08-06 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and recording apparatus |
CN104589809A (zh) * | 2015-02-08 | 2015-05-06 | 李丽容 | 一种用于票据打印机的自动切纸部件 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7168864A patent/JPH0919888A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8459887B2 (en) | 2008-03-07 | 2013-06-11 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and printing apparatus |
US8678690B2 (en) | 2008-03-07 | 2014-03-25 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and printing apparatus |
US9446609B2 (en) | 2008-03-07 | 2016-09-20 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and printing apparatus |
US8500350B2 (en) | 2008-03-11 | 2013-08-06 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and recording apparatus |
US8905664B2 (en) | 2008-03-11 | 2014-12-09 | Seiko Epson Corporation | Cutter device and recording apparatus |
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