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JPH09198656A - 光ディスクの記録装置 - Google Patents

光ディスクの記録装置

Info

Publication number
JPH09198656A
JPH09198656A JP712396A JP712396A JPH09198656A JP H09198656 A JPH09198656 A JP H09198656A JP 712396 A JP712396 A JP 712396A JP 712396 A JP712396 A JP 712396A JP H09198656 A JPH09198656 A JP H09198656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
area
partition
recorded
optical disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP712396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Shinagawa
哲夫 品川
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Naoki Mori
直樹 森
Hidefumi Goto
英文 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP712396A priority Critical patent/JPH09198656A/ja
Publication of JPH09198656A publication Critical patent/JPH09198656A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】再生専用領域と記録可能領域とが混在する光デ
ィスクをコンピュータで利用することを可能とする。 【解決手段】再生専用領域と記録可能領域とが混在する
光ディスクで、それぞれの領域を別々のパーティション
として記録し、それぞれのパーティションに記録されて
いる情報を管理するディスク情報をそれぞれのパーティ
ションに設け、コンピュータはそれぞれのパーティショ
ンを別々の論理ボリュームとして管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に係
り、特に、コンピュータに接続されてデータの記録再生
に使用される光ディスクの記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに接続されて使用される光
ディスク装置において用いる光ディスクは、再生専用デ
ィスクと書き換え可能なディスクに大別される。光ディ
スクにおいて、あらかじめ記録された情報の読み出しを
行う再生専用ディスクは、音響用のコンパクトディスク
をコンピュータ用の読み出し専用メモリとして使用する
CD−ROMがある。一方、書き換え可能ディスクは、
記録膜の状態変化を利用した相変化ディスクや、磁化方
向の違いによる磁気ピットとして情報を記録する光磁気
ディスクなどがある。
【0003】光ディスク装置をコンピュータにおける情
報記憶装置として使用する場合、コンピュータのオペレ
ーティングシステムソフトウェアやアプリケーションプ
ログラムとともに、ユーザの作成したプログラムやデー
タが1枚のディスクに収められるのが望ましい。従来の
光ディスクの利用形態では、オペレーティングシステム
ソフトウェアやアプリケーションプログラムは再生専用
ディスクに収められて配付あるいは販売され、ユーザの
作成したプログラムやデータを書き換え可能ディスクに
収めるものであった。しかし、これではユーザは2枚の
光ディスクを用いることになり、操作が煩雑になり操作
性に欠ける面がある。また光ディスクの記憶容量は非常
に大きい。前述のCD−ROMの場合で約650MB、
3.5インチの光磁気ディスクでも230MBの記憶容
量を持つ。このため1枚の光ディスクに、前述のコンピ
ュータのオペレーティングシステムソフトウェアやアプ
リケーションプログラムとともに、ユーザの作成したプ
ログラムやデータを収めることも可能である。
【0004】特開昭62−173630号公報には、再
生専用の記録済情報領域と記録用の記録情報領域とから
構成される光ディスクが示されている。これにより記録
済情報領域にメーカなどから提供されるプログラム、た
とえばコンピュータのオペレーティングシステムソフト
ウェアやアプリケーションプログラムを記録しておき、
記録情報領域にユーザが開発したプログラムやデータな
どを記録することにより、2枚の光ディスクを用いる必
要がなくなり、操作性にすぐれたコンピュータの情報記
憶装置が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、読
み取り専用の領域と記録可能な領域とを1枚の光ディス
ク上に設けることが可能となり、読み取り専用領域にコ
ンピュータのオペレーティングシステムソフトウェアや
アプリケーションプログラムを、また記録可能な領域に
ユーザが開発したプログラムやデータなどを記録するこ
とにより、2枚の光ディスクを用いる必要がなくなり、
操作性にすぐれたコンピュータの情報記憶装置が得られ
る。
【0006】しかし、このような再生専用領域と記録可
能領域とが混在する1枚の光ディスクをコンピュータの
情報記憶装置で扱う場合、従来のディスク管理方法のま
までは対応できない。コンピュータの情報記憶装置とし
て使用される光ディスクはディスクオペレーティングシ
ステム(以下DOSと呼ぶ)により管理される。DOS
はそのディスクのどの場所にどのような情報が記録され
ているのかを示す情報(以下ディスク情報と呼ぶ)を、
ディスク上の特定の場所にまとめて記憶する。光ディス
ク装置の場合、DOSは光ディスクが光ディスク装置に
装着されると、この特定の場所に記録されたディスク情
報を読み出すことにより、その光ディスクのどの場所
に、どのような情報が記憶されているのかを知る。ディ
スクが記録可能なものである場合、ディスクに新しく情
報が記録されたり、既に記録されている情報を更新、削
除した場合などには、それに従いディスク情報も更新さ
れる。
【0007】1枚の光ディスク上に再生専用の領域と記
録可能な領域とが混在する場合、このディスク情報をど
こに記録するかが問題となる。すなわち、再生専用領域
に記録した場合、そのディスク情報の更新は不可能であ
ることから、記録可能領域に新たに情報を記録すること
ができなくなってしまう。一方、記録可能領域に記録す
る場合、再生専用領域に記録されている情報は更新する
ことはできないことから、再生専用領域に記録されてい
る情報に関するディスク情報は変更してはいけないにも
かかわらず、再生専用領域のディスク情報が記録可能領
域にあるためにその内容が変更されてしまう可能性があ
る。
【0008】このように従来技術では再生専用領域と記
録可能領域とが混在する1枚の光ディスクをコンピュー
タから利用する場合のディスク情報の記録方法に関して
は開示されていなかった。
【0009】本発明の目的は、再生専用領域と記録可能
領域とが混在する1枚の光ディスクをコンピュータから
利用することを可能とする光ディスクの記録装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ディスクの記録装置は、再生専用領域と
記録可能領域とが混在する光ディスクにおいて、光ディ
スクを利用するコンピュータは、それぞれの領域を別々
のボリュームとして利用するとともに、光ディスクをコ
ンピュータが再生専用領域と記録可能領域とを別々のボ
リュームとして利用することを可能とする構成とした。
【0011】再生専用領域と記録可能領域とが混在する
光ディスクをコンピュータが利用する場合、1枚の光デ
ィスクを2個、あるいはそれ以上のボリュームとして利
用する。すなわち物理的には1枚の光ディスクを、論理
的に複数の光ディスクとして利用する。光ディスクをコ
ンピュータが再生専用領域と記録可能領域とを別々のボ
リュームとして利用することを可能とするために、光デ
ィスクでは再生専用領域、記録可能領域それぞれが論理
的に1枚のディスクとして構成される。すなわち、各領
域に記録されている情報に関する情報であるディスク情
報を記録する領域が各領域ごとに設けられる。これによ
り再生専用領域のディスク情報は再生専用領域に、記録
可能領域のディスク情報は記録可能領域に記録される。
したがって再生専用領域と記録可能領域とが混在する1
枚の光ディスクで、ディスク情報が再生専用領域に記録
されているために記録可能領域に情報の記録ができなか
ったり、記録可能領域にディスク情報が記録されている
ために再生専用領域のディスク情報が誤って消去された
り書き換えられたりすることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスクの記録
装置の一実施例を図面を引用しながら詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の光ディスクの記録装置を用
いた光ディスクの説明図である。5は光ディスク1の情
報記録領域、4はセンタ孔である。情報記録領域5の外
側、内側にはデータの記録は行われない。情報記録領域
5は再生専用領域2と記録可能領域3により構成され
る。再生専用領域2はディスク情報6とデータ領域7に
よって構成される。ディスク情報6の詳細な構成に関し
ては後述する。また記録可能領域3はディスク情報8と
データ領域9とによって構成される。ディスク情報8の
構成に関しても後述する。
【0014】ここで図7により光ディスクにおけるデー
タの記録再生の単位について説明する。光ディスク1に
は同心円状にトラックが形成される。本実施例ではもっ
とも外側のトラック37をトラック#0、その内側のト
ラック38をトラック#1とし、もっとも内側のトラッ
ク39までK本のトラックにより構成される。また各ト
ラックは円周上では複数のセクタに分割される。本実施
例では各トラックの先頭セクタ40をセクタ#1、その
次のセクタ41をセクタ#2とし最後のセクタ42まで
M個のセクタにより構成される。なお本実施例ではセク
タの数を内側のトラックと外側のトラックとで同じ数と
しているが、光ディスクでは、外側のトラックにおける
セクタ数を内側のトラックにおけるセクタ数よりも多く
し、記憶容量を大きく取るようにしたものもある。
【0015】図2は図1の光ディスク1の再生専用領域
2のディスク情報6の構成を示したものである。本実施
例では、再生専用領域2のディスク情報6は、パーティ
ション情報10、ブートレコード11、配置情報12、
ディレクトリ13により構成される。図3は光ディスク
1の記録可能領域3のディスク情報8の構成を示したも
のである。本実施例では、記録可能領域3のディスク情
報8はブートレコード14、配置情報15、ディレクト
リ16によって構成される。パーティション情報10
は、光ディスク1のパーティションの構成、本実施例の
場合、再生専用領域2と記録可能領域3に関する情報が
記録されるものであり、詳細に関しては後述する。ブー
トレコード11、ブートレコード14は光ディスク1を
使用するコンピュータのシステムソフトウェアを起動す
るためのプログラムが格納される領域である。配置情報
12、配置情報15はそれぞれ再生専用領域2のデータ
領域7、記録可能領域3のデータ領域8に記録されてい
るデータの配置情報が記録される。ディレクトリ13、
ディレクトリ16はそれぞれ生専用領域2のデータ領域
7、記録可能領域3のデータ領域8に記録されているデ
ータに関する情報を記録する。一般的にはこれらの情報
は光ディスク1を利用するコンピュータのオペレーティ
ングシステムが管理するものである。コンピュータ、言
い換えればオペレーティングシステムの光ディスク1と
のデータの記録、再生は「ファイル」という単位で行わ
れる。ディレクトリにはファイルエントリが記録され
る。ファイルエントリは、ファイル名、ファイルの大き
さ、ファイルの属性、ファイルが作成された日時などの
ファイル自体に関する情報とともに、そのファイルがデ
ータ領域のどの場所に記録されているかを示す情報によ
って構成される。配置情報はデータ領域の利用状況を示
すものである。オペレーティングシステムが光ディスク
1にデータを記録再生する単位はファイルであるが、光
ディスク1に対する物理的な記録再生は、図7における
セクタを単位として行われる。またオペレーティングシ
ステムは光ディスク1のデータ領域をクラスタと呼ばれ
る単位で管理する。1クラスタは1または複数の連続す
るセクタによって構成される。配置情報はこのクラスタ
を単位としてデータ領域の利用状況を示す。配置情報は
データ領域の各クラスタが記録済みなのか未使用なのか
を示す。また配置情報はデータ領域に記録されたファイ
ルを構成するクラスタのリンク情報を示す。リンク情報
はファイルが複数のクラスタにまたがって記録されてい
る場合に、次のデータが記録されているクラスタを示す
情報である。
【0016】図8は光ディスクを使用するコンピュータ
システムの構成を示したものである。光ディスク1の記
録再生を行う光ディスク装置36はドライブコントロー
ラ35を介してバス32に接続される。バス32にはホ
ストアダプタ31を介してコンピュータ30が接続され
ている。またバス32には光ディスク装置36以外にも
コンピュータの周辺装置の接続が可能であり、たとえば
ドライブコントローラ33を介してハードディスク装置
34が接続される。一般的にこのようなコンピュータ3
0と周辺装置とを接続するバス32はSCSIインタフ
ェースなどのバス仕様が用いられる。コンピュータ30
は、このようなバス32に接続された光ディスク装置3
6やハードディスク装置34に対するデータの記録再生
を行う場合、その記録再生の単位は前述したようにセク
タを単位として行うが、記録する場所の指定はブロック
番号により行う。
【0017】図6により本実施例におけるブロックの管
理方法を示す。図6は光ディスク1におけるトラック
#、27、セクタ#、28とブロック#、29との対応
を示すものである。トラック#0のトラックのセクタ#
1のセクタをブロック#0、続くトラック#0のセクタ
#2のセクタをブロック#1と以降順番にトラック#0
の最終セクタであるセクタ#Mまでブロック#を付番す
る。これに続きトラック#1のセクタ#1をブロック#
Mとし、以降最終トラックまで連続したブロック#を付
番する。
【0018】図4は図2におけるパーティション情報1
0の構成を示す図である。図2で説明したように、パー
ティション情報10は再生専用領域2のディスク情報6
の先頭に記録される。本実施例では再生専用領域2は光
ディスク1の外側に配置されるので、再生専用領域2は
トラック#0から始まる。したがってパーティション情
報10はトラック#0のセクタ#1、すなわち、ブロッ
ク#0に記録される。光ディスク1を利用するコンピュ
ータのオペレーティングシステムは、光ディスクのブロ
ック#0を読み出し、そこにパーティション情報が記録
されていた場合には、その内容を読み出し光ディスク1
のパーティションの構成を調べる。ブロックに記録され
ているのがパーティション情報であることを示すのがパ
ーティション識別子20である。ブートストラップロー
ダ17は光ディスク1をコンピュータの起動ディスクと
して利用する場合に必要となる。コンピュータはオペレ
ーティングシステムを起動する場合に、起動ディスクの
ブロック#0の内容を読み出し、そこに記録されている
ブートストラップローダ17に制御を移す。ブートスト
ラップローダ17はパーティション情報10の内容を調
べて、起動可能なパーティションを見つける。起動可能
なパーティションのブートレコードにはオペレーティン
グシステムを起動するためのプログラムが格納されてい
る。本実施例の場合、図2、図3に示すようにブートレ
コードは再生専用領域2のディスク情報6のパーティシ
ョン情報10の次のブロックに、また記録可能領域3の
ディスク情報の先頭のブロックに記録される。ブートス
トラップローダは起動可能なパーティションがあった場
合には、そのパーティションのブートレコードを読み出
し、そのプログラムに制御を移す。パーティション情報
10には光ディスク1上に存在するすべてのパーティシ
ョンのパーティションエントリが記録される。本実施例
の光ディスク1では図1で説明したように、光ディスク
1を再生専用領域2により構成されるパーティションと
記録可能領域3により構成されるパーティションとの2
個のパーティションにより構成する。パーティション情
報10でパーティションエントリはパーティション識別
子20の手前にブロック#の小さい位置のパーティショ
ンから順番に、すなわち逆順に記述される。本実施例の
光ディスク1では再生専用領域2により構成するパーテ
ィションがディスクの外側にあり、ブロック#の小さい
側にあるので再生専用領域2により構成される再生専用
パーティションのパーティションエントリ19がパーテ
ィション識別子20の手前に記録され、その手前に記録
可能領域3により構成される記録可能パーティションの
パーティションエントリ18が記録される。
【0019】図5はパーティションエントリの構成を示
す図である。本実施例で、パーティションエントリはブ
ートインジケータ21、開始ブロックナンバー22、終
了ブロックナンバー23、ブロック数24、ブートセク
タ25、パーティション属性26により構成される。ブ
ートインジケータ21はこのパーティションが起動可能
パーティションであるか否かを示すものである。前述し
たように、光ディスク1を起動ディスクとして使用する
場合、コンピュータのオペレーティングシステムは光デ
ィスク1のパーティション情報10のブートストラップ
ローダ17を読み出し、そのプログラムに制御を移す。
ブートストラップローダ17はパーティション情報10
に記録されているパーティションエントリにより、光デ
ィスク1に起動可能パーティションが存在するか否かを
調べ、起動可能パーティションが存在する場合には、そ
のパーティションのブートレコードを読み出し、そのプ
ログラムに制御を移す。ブートストラップローダが、そ
れぞれのパーティションが起動可能であるか否かを判断
するための情報がブートインジケータである。開始ブロ
ックナンバー22はそのパーティションの開始ブロック
#を、終了ブロックナンバー23はそのパーティション
の終了ブロックナンバーを、ブロック数24はそのパー
ティションを構成するブロックの数を示す。前述したよ
うに光ディスク1を利用するコンピュータは光ディスク
1をブロックという単位で管理する。前述したようにブ
ロックナンバーは光ディスク1の1セクタを1ブロック
として0から順番に付番される。トラック#0のセクタ
#1がブロック#0である。光ディスク1を構成するパ
ーティションの位置と大きさもこのブロックを単位とし
てパーティションエントリに記述される。ブートセクタ
25はそれぞれのパーティションのブートレコードが記
録されているブロックのブロックナンバーを示す。本実
施例では、再生専用パーティションのパーティションエ
ントリ19のブートセクタ25には再生専用領域2のデ
ィスク情報6のブートレコード11が記録されるブロッ
クのブロックナンバーが、記録可能パーティションのパ
ーティションエントリ18のブートセクタ25には記録
可能領域3のディスク情報のブートレコード14が記録
されるブロックのブロックナンバーが記述される。パー
ティション属性26はそのパーティションの属性を示す
ものであり、本実施例ではそのパーティションを利用す
るオペレーティングシステムを識別する情報を記述す
る。前述したディスク情報に記録される配置情報やディ
レクトリの構成はオペレーティングシステムに依存する
ものであるため、そのパーティションがどのオペレーテ
ィングシステムのもとで利用可能であるかを判断するた
めの情報である。
【0020】本実施例で、光ディスク1を利用するコン
ピュータは光ディスク1を論理的に2個の別々のボリュ
ームとして扱う。すなわち再生専用領域2により構成さ
れる再生専用パーティションと、記録可能領域3により
構成される記録可能パーティションである。オペレーテ
ィングシステムはそれぞれのパーティションは別々のボ
リュームとして管理する。再生専用領域2のデータ領域
7に記録されたデータを読み出す場合には再生専用領域
のディスク情報6を参照し、また記録可能領域3のデー
タ領域9に記録されたデータを読み出す場合や、データ
領域9にデータを記録する場合にはディスク情報8を参
照する。
【0021】図10の光ディスクは図1の光ディスク1
で、再生専用領域2、記録可能領域3にそれぞれ複数の
パーティションを設けたものである。再生専用領域2に
再生専用パーティション1、43と再生専用パーティシ
ョン2、44とを設け、また記録可能領域3に記録可能
パーティション1、45と記録可能パーティション2、
46とを設けたものである。それぞれのパーティション
がディスク情報とデータ領域によって構成される。再生
専用パーティション1、43はディスク情報47、デー
タ領域48、再生専用パーティション2、44はディス
ク情報49、データ領域50、記録可能パーティション
1、45はディスク情報51、データ領域52、記録可
能パーティション2、46はディスク情報53、データ
領域54により構成される。本実施例の光ディスク1の
構成の場合、再生専用パーティション1、43のディス
ク情報47は図2の構成、再生専用パーティション2、
44のディスク情報49、記録可能パーティション1、
45のディスク情報51、記録可能パーティション2、
46のディスク情報53は図3の構成となる。すなわち
光ディスク1のもっとも外側に配置されるパーティショ
ンである再生専用パーティション1、43のディスク情
報47にはパーティション情報10が含まれる。
【0022】図11は図10に示した光ディスク1のパ
ーティション情報10の構成を示す図である。図1の光
ディスク1のパーティション情報10に関して説明した
ように、パーティション情報10はブートストラップロ
ーダ17、パーティション情報識別子20と、光ディス
ク1上に記録されているすべてのパーティションのパー
ティションエントリによって構成される。したがって図
10に示した光ディスク1では再生専用領域2、記録可
能領域3にそれぞれ2個のパーティションを有するの
で、合計4個のパーティションエントリが記録される。
再生専用パーティション1、43のパーティションエン
トリ58がパーティション情報識別子20の手前に、そ
の手前に再生専用パーティション2、44のパーティシ
ョンエントリ57、記録可能パーティション1、45の
パーティションエントリ56、記録可能パーティション
2、46のパーティションエントリ55が記述される。
【0023】このように本実施例の光ディスクの記録装
置によれば、再生専用領域2と記録可能領域3とが混在
する光ディスク1で、再生専用領域2のデータ領域7に
記録されるデータの情報を管理するディスク情報6を再
生専用領域2に設け、また記録可能領域3のデータ領域
9に記録されるデータの情報を管理するディスク情報8
を記録可能領域3に設けるとともに、それぞれの領域、
すなわち、パーティションの情報を再生専用領域に記録
する構成としたので、パーティションの構成に関する情
報や、再生専用領域に記録されているデータのディスク
情報が誤って消去されたり書き換えられたりすることを
防止でき、記録可能領域に記録するデータのディスク情
報を記録することを可能とし、再生専用領域と記録可能
領域とが混在した光ディスクをコンピュータで利用する
ことを可能とする効果がある。
【0024】次に図9により本発明の光ディスクの記録
方式の第2の実施例を示す。図1において説明した光デ
ィスクの記録方式では、光ディスク1の外側に再生専用
領域を、内側に記録可能領域を配置している。図6、図
7で説明したように本実施例の光ディスクでは外側のト
ラックから順番にブロックを割り当てている。光ディス
ク1のパーティション情報10はブロック#0のブロッ
クに記録されることから、図1の構成の光ディスク1で
はパーティション情報10は再生専用領域の先頭に記録
される。一方、図9の光ディスク1では、光ディスク1
の外側に記録可能領域3を、内側に再生専用領域2配置
する。これにより本実施例ではパーティション情報10
は記録可能領域3の先頭に記録される。本実施例の光デ
ィスクをコンピュータで利用する場合、コンピュータは
利用に先立って光ディスク1の初期化を行う。すなわち
光ディスク1の再生専用領域2がどこに配置されている
かを調べ、その情報にもとづいてパーティション情報1
0に再生専用領域により構成されるパーティションのパ
ーティションエントリを記録する。本実施例の光ディス
クでは、パーティション情報10が記録可能領域3に記
録されるため、図1で説明した光ディスク1の構成と比
較して、パーティション情報10が誤って消去されたり
書き換えられたりする可能性がある一方で、記録可能領
域のパーティションの構成を随時変更することを可能と
する効果がある。前述したようにパーティションの構成
はパーティション情報10に記録されるパーティション
エントリによって記述される。図1で説明した光ディス
クではパーティション情報10が再生専用領域2に配置
されるため、再生専用領域2、記録可能領域3により構
成されるパーティションの構成を変更することはできな
い。図9で説明した光ディスク1の構成では、パーティ
ション情報10が記録可能領域3に配置されるので、少
なくとも記録可能領域3上に構成されるパーティション
の構成、たとえばパーティションの大きさや個数などを
変更することが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、再生専用領域と記録可
能領域とが混在した光ディスクで、それぞれの領域を、
光ディスクを使用するコンピュータからは論理的に別々
のボリュームとして利用する構成とすることにより、再
生専用領域、記録可能領域それぞれに、記録されている
情報の管理を行うためのディスク情報を有するので、コ
ンピュータでこのような光ディスクを利用する場合に、
記録可能領域への情報の記録を可能とするとともに、再
生専用領域に記録された情報を管理するディスク情報が
誤って消去されたり、書き換えられたりすることを防止
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクの記録装置を用いた光ディ
スクの説明図。
【図2】光ディスク1の再生専用領域2のディスク情報
6の説明図。
【図3】光ディスク1の記録可能領域3のディスク情報
8の説明図。
【図4】ディスク情報6のパーティション情報10の説
明図。
【図5】パーティション情報10のパーティションエン
トリの説明図。
【図6】本実施例におけるブロックの管理方法を示す説
明図。
【図7】光ディスクにおけるデータの記録再生の単位を
示す説明図。
【図8】光ディスクを使用するコンピュータシステムの
説明図。
【図9】本発明の光ディスクの記録装置を用いた光ディ
スクの第2の実施例の説明図。
【図10】再生専用領域、記録可能領域のそれぞれを複
数のパーティションにより構成する光ディスクの説明
図。
【図11】図10の光ディスク1のパーティション情報
10の説明図。
【符号の説明】
1…光ディスク、 2…再生専用領域、 3…記録可能領域、 6…再生専用領域のディスク情報、 7…再生専用領域のデータ領域、 8…記録可能領域のディスク情報、 9…記録可能領域のデータ領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 直樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 後藤 英文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め情報が記録されている再生専用領域
    と、情報信号の新たな記録または書き換えを可能とする
    記録可能領域とを有する光ディスクにおいて、前記再生
    専用領域に記録されるデータを管理する情報を記録する
    領域を設け、前記記録可能領域に記録されるデータを管
    理する情報を記録する領域を設け、前記光ディスクを利
    用する場合に、前記再生専用領域と前記記録可能領域と
    を論理的に別の記録媒体として利用することを特徴とす
    る光ディスクの記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記光ディスク上にお
    ける前記再生専用領域、前記記録可能領域それぞれの領
    域の構成を示す情報を、前記再生専用領域の先頭に記録
    する光ディスクの記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記再生専用領域、前
    記記録可能領域の一方または両方を、複数の記録領域に
    分割し、前記光ディスクを利用する場合に、分割したそ
    れぞれの領域を論理的に別の記録媒体として利用する光
    ディスクの記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記光ディスク上にお
    ける前記再生専用領域、前記記録可能領域それぞれの領
    域の構成を示す情報を前記記録可能領域の先頭に記録
    し、該光ディスクを利用するのに先立って、それぞれの
    領域の構成を示す情報を、該記録可能領域の先頭に記録
    する光ディスクの記録装置。
JP712396A 1996-01-19 1996-01-19 光ディスクの記録装置 Pending JPH09198656A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000055719A1 (fr) * 1999-03-18 2000-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede permettant de creer une pluralite de partitions sur un dispositif amovible

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000055719A1 (fr) * 1999-03-18 2000-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede permettant de creer une pluralite de partitions sur un dispositif amovible
US6988174B1 (en) 1999-03-18 2006-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of creating a plurality of partitions on removable device

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