JPH09195545A - 空調機付きバスユニット - Google Patents
空調機付きバスユニットInfo
- Publication number
- JPH09195545A JPH09195545A JP8022131A JP2213196A JPH09195545A JP H09195545 A JPH09195545 A JP H09195545A JP 8022131 A JP8022131 A JP 8022131A JP 2213196 A JP2213196 A JP 2213196A JP H09195545 A JPH09195545 A JP H09195545A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- wall
- side wall
- ceiling
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中央熱源設備を不要とし、部屋のスペースを
狭めることなく体裁良く空調機を配置すること。 【解決手段】 バスユニット14は平面視ほぼ矩形に形
成され、建築仕上げ材により4つの側壁24と、下壁2
6、上壁28により箱型に形成された躯体14000を
備える。4つの側壁24のうちの一つが居室12に接合
されている。上壁28の下に天井32が設けられ、フロ
ア30と天井32と側壁24によりトイレを兼ねた浴室
34が区画され、天井32と上壁28との間の上方空間
32Aに、バスユニット用換気扇54、給湯器56、空
調機58が配置されている。空調機58の室内空気の吸
い込みは、側壁24に取着したガラリ60、フレキシブ
ルダクト5802を介して行われ、冷気や暖気の居室1
2内への吹き出しは、フレキシブルダクト5804、側
壁24に取着したガラリ60を介して行われる。
狭めることなく体裁良く空調機を配置すること。 【解決手段】 バスユニット14は平面視ほぼ矩形に形
成され、建築仕上げ材により4つの側壁24と、下壁2
6、上壁28により箱型に形成された躯体14000を
備える。4つの側壁24のうちの一つが居室12に接合
されている。上壁28の下に天井32が設けられ、フロ
ア30と天井32と側壁24によりトイレを兼ねた浴室
34が区画され、天井32と上壁28との間の上方空間
32Aに、バスユニット用換気扇54、給湯器56、空
調機58が配置されている。空調機58の室内空気の吸
い込みは、側壁24に取着したガラリ60、フレキシブ
ルダクト5802を介して行われ、冷気や暖気の居室1
2内への吹き出しは、フレキシブルダクト5804、側
壁24に取着したガラリ60を介して行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホテル等のような居
住施設に用いられて好適な空調機付きバスユニットに関
する。
住施設に用いられて好適な空調機付きバスユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】ホテル等の居住施設では、一般に、ファ
ンコイルユニット方式により冷暖房がなされている。す
なわち、客室の天井裏にファンコイルユニットが設置さ
れ、中央熱源設備から冷水或いは温水がコイルに供給さ
れ、客室内の空気をファンによりコイルに循環させて空
気の冷却あるい加熱が行われ、冷気や暖気が客室に吹き
出されるようになっている。
ンコイルユニット方式により冷暖房がなされている。す
なわち、客室の天井裏にファンコイルユニットが設置さ
れ、中央熱源設備から冷水或いは温水がコイルに供給さ
れ、客室内の空気をファンによりコイルに循環させて空
気の冷却あるい加熱が行われ、冷気や暖気が客室に吹き
出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
コイルユニット方式では、中央熱源設備設置用のスペー
スを確保しなければならない不具合や、また、作業員を
常に中央熱源設備に配置する必要があり、コストが掛る
不具合がある。また、空調機を各客室に個別に設置する
ことも考えられるが、客室内に空調機を設置したのでは
客室のスペースが狭められ、また、見映えも悪い。
コイルユニット方式では、中央熱源設備設置用のスペー
スを確保しなければならない不具合や、また、作業員を
常に中央熱源設備に配置する必要があり、コストが掛る
不具合がある。また、空調機を各客室に個別に設置する
ことも考えられるが、客室内に空調機を設置したのでは
客室のスペースが狭められ、また、見映えも悪い。
【0004】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、中央熱源設備を不要とし、部
屋のスペースを狭めることなく、体裁良く空調機を配置
でき、さらには、空調機の設置作業が簡単になされる空
調機付きバスユニットを提供することにある。
あって、本発明の目的は、中央熱源設備を不要とし、部
屋のスペースを狭めることなく、体裁良く空調機を配置
でき、さらには、空調機の設置作業が簡単になされる空
調機付きバスユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る空調機付きバスユニットは、建築仕上
げ材からなる側壁と、下壁と、上壁とで箱状に形成され
た躯体を備え、前記上壁の下方に浴室を仕切る天井が設
けられ、前記上壁と天井との間の空間に、冷暖房兼用の
室内機と室外機が一体化された空調機が配置されている
ことを特徴とする。
め、本発明に係る空調機付きバスユニットは、建築仕上
げ材からなる側壁と、下壁と、上壁とで箱状に形成され
た躯体を備え、前記上壁の下方に浴室を仕切る天井が設
けられ、前記上壁と天井との間の空間に、冷暖房兼用の
室内機と室外機が一体化された空調機が配置されている
ことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記側壁に、空調機に接
続された吸い込み口と吹き出し口が設けられていること
を特徴とする。また、本発明は、前記吸い込み口と吹き
出し口が設けられた側壁の外面は、居室用の内装仕上げ
がなされていることを特徴とする。また、本発明は、前
記上壁あるいは側壁には空調機用の点検口が設けられて
いることを特徴とする。また、本発明は、前記空調機付
きバスユニットは、建物躯体の外側に位置する部分に配
置されることを特徴とする。
続された吸い込み口と吹き出し口が設けられていること
を特徴とする。また、本発明は、前記吸い込み口と吹き
出し口が設けられた側壁の外面は、居室用の内装仕上げ
がなされていることを特徴とする。また、本発明は、前
記上壁あるいは側壁には空調機用の点検口が設けられて
いることを特徴とする。また、本発明は、前記空調機付
きバスユニットは、建物躯体の外側に位置する部分に配
置されることを特徴とする。
【0007】本発明では、デッドスペースであるバスユ
ニットの天井上方の空間を有効に利用して空調機が配置
され、従って、中央熱源設備を不要とし、部屋のスペー
スを狭めることなく、空調機を体裁良く配置できる。ま
た、工場でのバスユニットの製作時に予め空調機をバス
ユニットに組み込むことができ、従って、現場において
バスユニットを設置することで、同時に、空調機の設置
作業が終了することになる。
ニットの天井上方の空間を有効に利用して空調機が配置
され、従って、中央熱源設備を不要とし、部屋のスペー
スを狭めることなく、空調機を体裁良く配置できる。ま
た、工場でのバスユニットの製作時に予め空調機をバス
ユニットに組み込むことができ、従って、現場において
バスユニットを設置することで、同時に、空調機の設置
作業が終了することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をビジネスホテルに
適用した実施例について添付図面に従って説明する。図
1はビジネスホテルの要部の平面図、図2は客室の拡大
平面図、図3はバスユニットの要部の斜視図を示す。2
はビジネスホテル、4はビジネスホテルの例えば2階を
示し、図1に示すように、2階4の中央に廊下6が直線
状に延出され、廊下6の両側に廊下6に沿って多数の客
室8が設けられ、廊下6とは反対側の客室8の端部にバ
ルコニー10が設けられ、各客室8は居室12と、本発
明に係る空調機付きのバスユニット14により構成され
ている。
適用した実施例について添付図面に従って説明する。図
1はビジネスホテルの要部の平面図、図2は客室の拡大
平面図、図3はバスユニットの要部の斜視図を示す。2
はビジネスホテル、4はビジネスホテルの例えば2階を
示し、図1に示すように、2階4の中央に廊下6が直線
状に延出され、廊下6の両側に廊下6に沿って多数の客
室8が設けられ、廊下6とは反対側の客室8の端部にバ
ルコニー10が設けられ、各客室8は居室12と、本発
明に係る空調機付きのバスユニット14により構成され
ている。
【0009】図2に示すように、前記居室12は廊下6
側に配置され、居室12の廊下6側には出入口16が設
けられ、居室12にはベット18や机20等が配置され
る。前記バスユニット14は、廊下6とは反対側に位置
する前記居室12の端部に配置されている。詳細には、
廊下6とは反対側に位置する居室12の端部の半部に前
記バスユニット14が配置され、残りの半部にバルコニ
ー10が臨み、バルコニー10に臨む居室12部分には
採光窓22が設けられている。前記バスユニット14と
採光窓22は、隣接する客室8毎に左右逆に配置されて
おり、従って、隣接する客室8どうしは、そのバスユニ
ット14が互いに近接して配置され、あるいは、採光窓
22が互いに近接して配置されている。なお、上下に位
置する各階の客室8の居室12とバスユニット14は、
平面視した場合に同一の位置に配置されている。
側に配置され、居室12の廊下6側には出入口16が設
けられ、居室12にはベット18や机20等が配置され
る。前記バスユニット14は、廊下6とは反対側に位置
する前記居室12の端部に配置されている。詳細には、
廊下6とは反対側に位置する居室12の端部の半部に前
記バスユニット14が配置され、残りの半部にバルコニ
ー10が臨み、バルコニー10に臨む居室12部分には
採光窓22が設けられている。前記バスユニット14と
採光窓22は、隣接する客室8毎に左右逆に配置されて
おり、従って、隣接する客室8どうしは、そのバスユニ
ット14が互いに近接して配置され、あるいは、採光窓
22が互いに近接して配置されている。なお、上下に位
置する各階の客室8の居室12とバスユニット14は、
平面視した場合に同一の位置に配置されている。
【0010】前記バスユニット14は平面視ほぼ矩形に
形成され、図3に示すように、建築仕上げ材により4つ
の側壁24と、下壁26、上壁28により箱型に形成さ
れた躯体1400を備え、図2に示すように、4つの側
壁24のうちの一つの側壁24が居室12に接合され、
バスユニット14の半部はバルコニー10よりも外方に
突出している。図3に示すように、下壁26の上にフロ
ア30が、上壁28の下に天井32が設けられ、フロア
30と天井32と側壁24によりトイレを兼ねた浴室3
4が区画され、居室12側に位置する側壁24の一部に
は浴室34の出入口36が設けられている。
形成され、図3に示すように、建築仕上げ材により4つ
の側壁24と、下壁26、上壁28により箱型に形成さ
れた躯体1400を備え、図2に示すように、4つの側
壁24のうちの一つの側壁24が居室12に接合され、
バスユニット14の半部はバルコニー10よりも外方に
突出している。図3に示すように、下壁26の上にフロ
ア30が、上壁28の下に天井32が設けられ、フロア
30と天井32と側壁24によりトイレを兼ねた浴室3
4が区画され、居室12側に位置する側壁24の一部に
は浴室34の出入口36が設けられている。
【0011】前記出入口36に対向するバスユニット1
4の側壁24の角部は、すなわち、隣接する客室8のバ
スユニット14に近接する浴室34の外側の角部は、浴
室34側に膨出されており、互いに近接するバスユニッ
ト14の膨出部分2402の外側部分が、上下に延在す
る水道管や排水管等の設備配管38の設置スペース24
02Aとなっており、この設置スペース2402Aは、
脱着可能な配管目隠しパネル3802により外部から見
えないようにされている。
4の側壁24の角部は、すなわち、隣接する客室8のバ
スユニット14に近接する浴室34の外側の角部は、浴
室34側に膨出されており、互いに近接するバスユニッ
ト14の膨出部分2402の外側部分が、上下に延在す
る水道管や排水管等の設備配管38の設置スペース24
02Aとなっており、この設置スペース2402Aは、
脱着可能な配管目隠しパネル3802により外部から見
えないようにされている。
【0012】前記建築仕上げ材としては、外側が外装仕
上げで、内側が内装仕上げがされた従来公知の種々の材
料を使用することができ、例えば、外側がコンクリート
系等の材料で、かつ、少なくとも浴室34の内側に位置
する部分がFRP等の材料で形成されていてもよく、あ
るいは、外側がコンクリート系等の材料で、かつ、少な
くとも浴室34の内側に位置する部分が前記コンクリー
ト系の材料の表面に取着された多数のタイル等で形成さ
れていてもよい。なお、実施例では、4つの側壁24の
うちの一つの側壁24が居室12に接合され、居室12
とバスユニット14を仕切る壁部を構成しており、言い
換えると、この側壁24の外側が居室12の壁部を構成
するため、この側壁24の外側は居室12に合わせた内
装仕上げがなされている。
上げで、内側が内装仕上げがされた従来公知の種々の材
料を使用することができ、例えば、外側がコンクリート
系等の材料で、かつ、少なくとも浴室34の内側に位置
する部分がFRP等の材料で形成されていてもよく、あ
るいは、外側がコンクリート系等の材料で、かつ、少な
くとも浴室34の内側に位置する部分が前記コンクリー
ト系の材料の表面に取着された多数のタイル等で形成さ
れていてもよい。なお、実施例では、4つの側壁24の
うちの一つの側壁24が居室12に接合され、居室12
とバスユニット14を仕切る壁部を構成しており、言い
換えると、この側壁24の外側が居室12の壁部を構成
するため、この側壁24の外側は居室12に合わせた内
装仕上げがなされている。
【0013】前記浴室34には、浴槽40、便器42、
手洗44、照明器具等が配置され、出入口16に対向す
る壁面に開閉可能な窓46が設けられている。浴槽40
には不図示の蛇口や、シャワー、カーテンが取り付けら
れ、浴槽40の排水管、便器の排水管等のバスユニット
14の排水系は、フロア30と下壁26の間の下方空間
30Aに配設された排水管48を介して設備配管38の
排水系に連結され、前記蛇口やシャワー、便器、手洗等
のバスユニット14の給水系は設備配管38の排水系に
連結されている。尚、フロア30には点検口50が設け
られ、下方空間30Aには漏水センサや、漏水時に対応
させた排水管52が設けられる。
手洗44、照明器具等が配置され、出入口16に対向す
る壁面に開閉可能な窓46が設けられている。浴槽40
には不図示の蛇口や、シャワー、カーテンが取り付けら
れ、浴槽40の排水管、便器の排水管等のバスユニット
14の排水系は、フロア30と下壁26の間の下方空間
30Aに配設された排水管48を介して設備配管38の
排水系に連結され、前記蛇口やシャワー、便器、手洗等
のバスユニット14の給水系は設備配管38の排水系に
連結されている。尚、フロア30には点検口50が設け
られ、下方空間30Aには漏水センサや、漏水時に対応
させた排水管52が設けられる。
【0014】前記天井32と上壁28との間の上方空間
32Aには、バスユニット用換気扇54、給湯器56、
空調機58が配置され、上方空間32Aを区画する側壁
24で居室12側の壁面にはガラリ60が二つ嵌込ま
れ、また、前記ガラリ60とは反対側の壁面には、外部
に対してガラリが臨むボックス62が嵌込まれている。
なお、上壁28には前記バスユニット用換気扇54、給
湯器56、空調機58の点検を行なうための点検口(不
図示)が開閉可能に設けられ、また、前記ボックス62
を外す事で、バスユニット用換気扇54、給湯器56、
空調機58の点検を行なうための点検口が側壁24に開
口されることなる。バスユニット用換気扇54により吸
引された浴室34内の湿気は、フレキシブルダクト54
02、ボックス62を介して外部に放出される。前記給
湯器56はバスユニット14の給水系に連結され、給湯
器56の排気はフレキシブルダクト5602、ボックス
62を介して行われる。前記空調機58は居室12用の
もので、冷房機能と暖房機能を兼ね備え、室内機と室外
機が一体化されたいわゆる室内外一体型エアコンで、空
調機58の室内空気の吸い込みは、前記ガラリ60(吸
い込み口に相当)、フレキシブルダクト5802を介し
て行われ、また、冷気や暖気の居室12内への吹き出し
は、フレキシブルダクト5804、ガラリ60(吹き出
し口に相当)を介して行われ、外気の取り入れと排気は
フレキシブルダクト5806、ボックス62を介して行
われる。なお、前記ボックス62の内部は前記ダクト5
402、5602、5806、5806に対応して仕切
られている。
32Aには、バスユニット用換気扇54、給湯器56、
空調機58が配置され、上方空間32Aを区画する側壁
24で居室12側の壁面にはガラリ60が二つ嵌込ま
れ、また、前記ガラリ60とは反対側の壁面には、外部
に対してガラリが臨むボックス62が嵌込まれている。
なお、上壁28には前記バスユニット用換気扇54、給
湯器56、空調機58の点検を行なうための点検口(不
図示)が開閉可能に設けられ、また、前記ボックス62
を外す事で、バスユニット用換気扇54、給湯器56、
空調機58の点検を行なうための点検口が側壁24に開
口されることなる。バスユニット用換気扇54により吸
引された浴室34内の湿気は、フレキシブルダクト54
02、ボックス62を介して外部に放出される。前記給
湯器56はバスユニット14の給水系に連結され、給湯
器56の排気はフレキシブルダクト5602、ボックス
62を介して行われる。前記空調機58は居室12用の
もので、冷房機能と暖房機能を兼ね備え、室内機と室外
機が一体化されたいわゆる室内外一体型エアコンで、空
調機58の室内空気の吸い込みは、前記ガラリ60(吸
い込み口に相当)、フレキシブルダクト5802を介し
て行われ、また、冷気や暖気の居室12内への吹き出し
は、フレキシブルダクト5804、ガラリ60(吹き出
し口に相当)を介して行われ、外気の取り入れと排気は
フレキシブルダクト5806、ボックス62を介して行
われる。なお、前記ボックス62の内部は前記ダクト5
402、5602、5806、5806に対応して仕切
られている。
【0015】本実施例によれば、デッドスペースである
バスユニット14の天井32の上方空間32Aを有効に
利用して空調機58が配置されるので、中央熱源設備を
不要とし、かつ、居室12のスペース、すなわち客室8
のスペースを狭めることなく、空調機58を各客室8に
体裁良く配置できる。そして、バスユニット14は、配
管、内外装仕上げ、建具等、全てが工場で組み付けられ
完成した状態にされるので、工場でのバスユニット14
の製作時に予め空調機58をバスユニット14に組み込
むことができ、従って、現場での空調機58の設置作業
を省け、空調機58にまつわる作業効率を高めることが
可能となる。また、前記居室12とバスユニット14と
を仕切る壁部に吸い込み口と吹き出し口を設けること
で、これら吸い込み口、吹き出し口と空調機58との接
続も簡単になされる。また、実施例では、吸い込み口と
吹き出し口が設けられた側壁24の外側は居室12に合
わせた内装仕上げがなされているので、居室12とバス
ユニット14との接合も簡単になされる。そして、この
場合、居室12とバスユニット14と仕切る壁部はバス
ユニット14の躯体1400の側壁24となるので、吸
い込み口、吹き出し口と空調機58との接続も短いダク
ト5802、5804で簡単になされ、さらに、前記と
同様に、工場でのバスユニット14の製作時に空調機5
8の配管作業が終了し、空調機58にまつわる作業効率
をより一層高めることが可能となる。また、実施例で
は、バスユニット14を、居室12が建物躯体の外側に
位置する部分に配置したので、空調機58の保守、点検
も、上壁28の点検口や、あるいは、ボックス62のガ
ラリを取り外すことで、客室8に立ち入ることなく外部
から行なうことが可能となる。
バスユニット14の天井32の上方空間32Aを有効に
利用して空調機58が配置されるので、中央熱源設備を
不要とし、かつ、居室12のスペース、すなわち客室8
のスペースを狭めることなく、空調機58を各客室8に
体裁良く配置できる。そして、バスユニット14は、配
管、内外装仕上げ、建具等、全てが工場で組み付けられ
完成した状態にされるので、工場でのバスユニット14
の製作時に予め空調機58をバスユニット14に組み込
むことができ、従って、現場での空調機58の設置作業
を省け、空調機58にまつわる作業効率を高めることが
可能となる。また、前記居室12とバスユニット14と
を仕切る壁部に吸い込み口と吹き出し口を設けること
で、これら吸い込み口、吹き出し口と空調機58との接
続も簡単になされる。また、実施例では、吸い込み口と
吹き出し口が設けられた側壁24の外側は居室12に合
わせた内装仕上げがなされているので、居室12とバス
ユニット14との接合も簡単になされる。そして、この
場合、居室12とバスユニット14と仕切る壁部はバス
ユニット14の躯体1400の側壁24となるので、吸
い込み口、吹き出し口と空調機58との接続も短いダク
ト5802、5804で簡単になされ、さらに、前記と
同様に、工場でのバスユニット14の製作時に空調機5
8の配管作業が終了し、空調機58にまつわる作業効率
をより一層高めることが可能となる。また、実施例で
は、バスユニット14を、居室12が建物躯体の外側に
位置する部分に配置したので、空調機58の保守、点検
も、上壁28の点検口や、あるいは、ボックス62のガ
ラリを取り外すことで、客室8に立ち入ることなく外部
から行なうことが可能となる。
【0016】なお、本発明の空調機付きバスユニットは
ホテル等に限定されず、一般住宅にも無論適用可能であ
る。
ホテル等に限定されず、一般住宅にも無論適用可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明に係
る空調機付きバスユニットは、建築仕上げ材からなる側
壁と、下壁と、上壁とで箱状に形成された躯体を備え、
前記上壁の下方に浴室を仕切る天井が設けられ、前記上
壁と天井との間の空間に、冷暖房兼用の室内機と室外機
が一体化された空調機が配置されている構成とした。そ
のため、デッドスペースであるバスユニットの天井の上
方空間が有効に利用され、中央熱源設備を不要とし、部
屋のスペースを狭めることなく空調機を体裁良く配置す
ることが可能となり、さらに、工場でのバスユニットの
製作時に予め空調機をバスユニットに組み込むことがで
き、空調機の設置作業を簡素化できる。
る空調機付きバスユニットは、建築仕上げ材からなる側
壁と、下壁と、上壁とで箱状に形成された躯体を備え、
前記上壁の下方に浴室を仕切る天井が設けられ、前記上
壁と天井との間の空間に、冷暖房兼用の室内機と室外機
が一体化された空調機が配置されている構成とした。そ
のため、デッドスペースであるバスユニットの天井の上
方空間が有効に利用され、中央熱源設備を不要とし、部
屋のスペースを狭めることなく空調機を体裁良く配置す
ることが可能となり、さらに、工場でのバスユニットの
製作時に予め空調機をバスユニットに組み込むことがで
き、空調機の設置作業を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビジネスホテルの要部の平面図である。
【図2】客室の拡大平面図である。
【図3】バスユニットの要部の斜視図である。
8 客室 12 居室 14 バスユニット 24 側壁 26 下壁 28 上壁 30 フロア 32 天井 32A 上方空間 34 浴室 54 バスユニット用換気扇 56 給湯器 58 空調機
Claims (5)
- 【請求項1】 建築仕上げ材からなる側壁と、下壁と、
上壁とで箱状に形成された躯体を備え、 前記上壁の下方に浴室を仕切る天井が設けられ、 前記上壁と天井との間の空間に、冷暖房兼用の室内機と
室外機が一体化された空調機が配置されている、 ことを特徴とする空調機付きバスユニット。 - 【請求項2】 前記側壁に、空調機に接続された吸い込
み口と吹き出し口が設けられている請求項1記載の空調
機付きバスユニット。 - 【請求項3】 前記吸い込み口と吹き出し口が設けられ
た側壁の外面は、居室用の内装仕上げがなされている請
求項2記載の空調機付きバスユニット。 - 【請求項4】 前記上壁あるいは側壁には空調機用の点
検口が設けられている請求項1記載の空調機付きバスユ
ニット。 - 【請求項5】 前記空調機付きバスユニットは、建物躯
体の外側に位置する部分に配置される請求項1記載の空
調機付きバスユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8022131A JPH09195545A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 空調機付きバスユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8022131A JPH09195545A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 空調機付きバスユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09195545A true JPH09195545A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12074344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8022131A Pending JPH09195545A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 空調機付きバスユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09195545A (ja) |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8022131A patent/JPH09195545A/ja active Pending
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