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JPH0919514A - スナップ式フック - Google Patents

スナップ式フック

Info

Publication number
JPH0919514A
JPH0919514A JP8046171A JP4617196A JPH0919514A JP H0919514 A JPH0919514 A JP H0919514A JP 8046171 A JP8046171 A JP 8046171A JP 4617196 A JP4617196 A JP 4617196A JP H0919514 A JPH0919514 A JP H0919514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
ring
snap
locking ring
finger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8046171A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul Petzl
ポール、ペツル
Alain Maurice
アラン、モーリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZEDERU
Zedel SAS
Original Assignee
ZEDERU
Zedel SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZEDERU, Zedel SAS filed Critical ZEDERU
Publication of JPH0919514A publication Critical patent/JPH0919514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B45/00Hooks; Eyes
    • F16B45/02Hooks with pivoting or elastically bending closing member
    • F16B45/027Hooks with pivoting or elastically bending closing member and having position-locking means for the closing member
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B13/00Hook or eye fasteners
    • A44B13/02Hook or eye fasteners with spring closure of hook
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B45/00Hooks; Eyes
    • F16B45/02Hooks with pivoting or elastically bending closing member
    • F16B45/023Hooks with pivoting or elastically bending closing member the closing member pivoting about an axis perpendicular to the plane of the hook
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B45/00Hooks; Eyes
    • F16B45/02Hooks with pivoting or elastically bending closing member
    • F16B45/032Hooks with pivoting or elastically bending closing member whereby the closing member is slidable relative to the pivot
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S24/30Separable-fastener or required component thereof
    • Y10S24/31Separable-fastener or required component thereof with third, detached member completing interlock
    • Y10S24/35Third member includes relatively movable, separate components
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/45Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
    • Y10T24/45005Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] with third detached member completing interlock [e.g., hook type]
    • Y10T24/45115Hook
    • Y10T24/4512Snap with spring bias [e.g., gate]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/45Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
    • Y10T24/45152Each mating member having similarly shaped, sized, and operated interlocking or intermeshable face
    • Y10T24/45199Hook

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の安全性を高めつつ取扱いの容易なス
ナップ式フックを提供する。 【解決手段】 スナップ式フックは、C字形状本体12
と、この本体12の底端に配置された揺動軸16に対し
て枢着された可動指部14とを備えている。指部14に
は、同心の係止リング18が、第1の係止位置と第2の
係止解除位置との間で回動可能に装着されている。リン
グ18の係止解除位置で、指部14が本体12の内側に
向かって揺動可能となる。指部14には、リング18を
第1の係止位置に積極的に係止するための係止ボルト4
0が設けられている。この係止ボルト40は、その作用
位置において、リング18を第1の係止位置に積極的に
係止するとともに、その非作用位置においては、第1の
係止位置と第2の係止解除位置との間の係止リング(1
8)の回動移動を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄固定部分が設け
られた第1端部と、可動指部を揺動軸を中心として閉鎖
位置と開放位置との間で関節連結するための第2端部と
を有するC字形状の金属製本体を備えたスナップ式フッ
クに係り、特に登山用のスナップ式フックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスナップ式フックは、雄固定部分
が設けられた第1端部と、可動指部を揺動軸を中心とし
て閉鎖位置と開放位置との間で関節連結するための第2
端部とを有するC字形状の金属製本体を備えている。上
記指部は、閉鎖位置において雄固定部分と協働し、揺動
軸の反対側に配置された雌固定部分と、指部を閉鎖位置
に戻すための第1戻しばねとを有している。また、指部
は、指部を中心として第1の係止位置と第2の係止解除
位置との間で限定された回転を行うように同軸に取り付
けられた係止リングであって、指部が開放されている限
り、係止リングを第2の係止解除位置に保持するための
記憶手段を持つ係止リングと、指部が閉鎖されたときに
係止リングを第1の係止位置に戻すための第2戻しばね
とを有する。
【0003】すなわち、従来のスナップ式フックは、回
動係止リングを使用し、この回動係止リングを戻しばね
の弾性力によって係止位置に保持する。そして、指部を
本体の内側に向かって揺動させることによってスナップ
式フックを開放するためには、リングを先ず最初に係止
解除位置まで廻さなければならない。このとき、係止位
置と係止解除位置との間でのリングの移動角度は比較的
大きく、約90°以上であり、そのため、片手の親指と
人指し指で取扱いを行うのが困難である。別の欠点は安
全に関し、いつもそうである訳ではないが、ロープの大
きな摩擦によってリングが最終的に係止解除され、指部
の望ましからぬ開放を引き起こすことである。
【0004】安全性を改善するため、従来の他のスナッ
プ式フックでは、係止解除を行うのに第1の並進移動と
第2の回動移動とを組み合わせることによって、リング
の係止解除移動を強化することが提案されている。しか
しながら、それでもリングには弾性力が加わっているた
め、ロープによって非常に大きな摩擦が加えられた場合
に、指部が最終的に開放する可能性を排除しえない。ま
た、このようなスナップ式フックを片手で操作すること
は更に困難である。
【0005】第3の種類のスナップ式フックは、双安定
の、即ち、指部を再閉鎖しても係止位置に自動的には戻
らないバヨネットを持つ手動式係止リングを有する。こ
の第3の種類のスナップ式フックにおいても、使用者が
リングを手動で係止することを忘れると、安全性が確保
されない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自動
係止リングを持つスナップ式フックの取扱いを、使用者
の安全性を高めつつも容易にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるスナップ式
フックは、その指部が、作用位置において係止リングと
協働し、このリングを第1の係止位置に積極的に係止す
る係止ボルトと、この係止ボルトを、前記リングを第2
の係止解除位置まで回動可能とするような非作用位置に
置く作動手段とを有することを特徴とする。
【0008】このスナップ式フックによれば、係止ボル
トが係止リングを第1の係止位置に積極的に係止するた
め、係止リングに及ぼされるロープの摩擦作用の影響が
無効となる。また、係止ボルトを手動で非作用位置まで
動かさない限り、指部が閉鎖状態に保持されるため、安
全性は絶対的に確保される。また、係止ボルトが設けら
れているため、指部を解放するためのリングの角度移動
を小さくすることができ、そのため、二本の指で容易に
取扱うことができる。
【0009】本発明によるスナップ式フックにおいて、
係止ボルトには、指部の孔部内に取付けられた入れ子ピ
ンが設けられ、この入れ子ピンは、このピンを作用位置
に戻す第3戻しばねと関連していることが好ましい。ま
た、入れ子ピンは、好ましくは丸味を帯びた、特定的に
はボール形状の停止面を有し、この停止面は、リングの
操作中、係止リングの円筒形の内壁と協働して係止ボル
トを非作用位置に保持し、第1の係止位置でリングの半
径方向穴内に係合したとき、係止ボルトの作用位置にお
ける積極的な係止を構成する。
【0010】また、本発明によるスナップ式フックにお
いて、係止ボルトは、指部の軸に枢着されたラッチレバ
ーを有し、このラッチレバーは、係止ボルトを作用位置
と非作用位置との間で作動させるため、係止リングの開
口部から外方に突出した半径方向延長部を有するように
してもよい。また、係止リングは、ボスを収容するため
の湾曲したボタン穴形状の開口部を有し、この開口部
は、係止リングの第1の係止位置と第2の係止解除位置
との間での角度移動を決定し、係止リングを指部に関し
て軸線方向に位置決めするように構成されていることが
好ましい。また、係止ボルトの係止解除及び第2の係止
解除位置へのリングの回動を容易にするため、係止リン
グには、有利には、直径方向に対向した一対の皿形状の
把持面が設けられ、一方の把持面の中央部に前記半径方
向穴が配置されていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図8において、登山用ス
ナップ式フック10は、金属製のC字形状本体12と、
この本体12の底端に配置された揺動軸16に対して枢
着された可動指部14を有する。金属製の指部14は円
筒形断面を有する。この指部14には、同心の係止リン
グ18が僅かな半径方向隙間を伴って装着されている。
この係止リング18は、指部14を中心とした第1の係
止位置(図7参照)と第2の係止解除位置(図8参照)
との間での回動が制限されている。
【0012】リング18の係止解除位置では、指部14
は本体12の内側に向かって移動自在であり、スナップ
式フック10を開放して(図2参照)ロープ又はストラ
ップのいずれかを挿入することができ、又はスナップ式
フック10を固定装置(図示せず)に固定することがで
きる。
【0013】本体12の上端には、閉鎖位置(図1参
照)に戻したときに第1戻しばね24の作用で指部14
の雌部分(雌固定部分)22と係合するように設計され
た雄部分(雄固定部分)20が設けられている(図3参
照)。この雄部分20は、キャップ形状の突起によって
延長されたタブを有する逆T字形状の構造をなしてい
る。指部14の雌部分22は、揺動軸16の反対側に設
けられており、雄部分20に対応する形状の凹所からな
る。上記係止リング18の長さは、指部14よりも短
く、リング18の両端部は各々、雄部分20の高さの所
と、揺動軸16より外方に突出した所に位置している。
【0014】指部14の閉鎖位置においては、第2戻し
ばね26が係止リング18を第1の係止位置(図7参
照)に押圧している。リング18の上部分が雄部分20
の突起に面し、このことにより、スラスト作用が図1の
矢印A方向に及ぼされたとき、指部14が内側に向かっ
て揺動することが防止される。
【0015】図6において、係止リング18の環状下部
分30(図3参照)には、U字状半開放ノッチ形状の溝
32と、揺動軸16の延長部に設けられたボス16aを
収容するための湾曲したボタン穴状の開口部34とが設
けられている。これらの溝32及び開口部34は、指部
14の長手方向に関して角度的に食い違っている。係止
リング18が第1の係止位置と第2の係止解除位置との
間の所定の限度内で回動するとき、湾曲した開口部34
の長さが係止リング18の移動角度を正確に決定する。
リング18の移動角度は、約45°に相当する。
【0016】開口部34内の揺動軸16の延長部(ボ
ス)16aは、その角度停止機能の他に、リング18を
指部14の長手方向に関して軸線方向に位置決めする第
2の機能を有する。ボタン穴34の半円形の両端は、リ
ング18の回動を止めるための手段を構成し、ボタン穴
34の平行な縁部は、延長部16aと協働し、リング1
8の並進を止めるための手段を形成する。
【0017】上記溝32の機能は、指部14が開放され
ている限り、係止リング18を第2の係止解除位置に保
持するための記憶手段として作用する。溝32の一方の
縁部は、本体12の底端の支持面36と接触を保ち、リ
ング18が移動して係止位置に戻ることを防止する。係
止リング18の上縁部には、リング18が第2の係止解
除位置(図8参照)にあるときに雄部分20の突起が通
過できるようなスロット38が設けられている。指部1
4及びリング18を押して揺動軸16を中心として揺動
させることによって、指部14を開放させることができ
る。
【0018】可動指部14には、リング18を第1の係
止位置に積極的に係止するように設計された係止ボルト
40が更に設けられている。図4に示すように、係止ボ
ルト40は、指部14の半径方向孔部44に取り付けら
れた入れ子ピン42を有し、この入れ子ピン42には、
丸味を帯びた、特にボール形状の停止面46が形成され
ている。入れ子ピン42は、孔部44内に収容され停止
面46を矢印Bの方向に外方へ付勢する第3戻しばね4
8と関連している。第3戻しばね48は、有利には、圧
縮ばねによって形成されている。
【0019】係止リング18には、第1の係止位置にお
いて入れ子ピン42の停止面46が突出できる円形の穴
50が設けられている。図4に示すこの積極的係止位置
では、リング18を第2の係止解除位置に向かって回動
移動させることが全く不可能になり、指部14に如何な
る作用が及ぼされようとも、指部14は閉じたままで、
全く安全である。
【0020】図3及び図5に示すように、リング18を
係止位置に戻す第2戻しばね26は、指部14の中央部
に配置された環状溝52内に配置された捩じりばねによ
って形成される。第2戻しばね26の一つのストランド
が、円筒形リング18の内壁に配置された窪みと係合
し、リング18を指部14の周りに入れる前にばね26
を予圧縮することができる。溝52内に第2戻しばね2
6が設けられているため、指部14とリング18との間
の半径方向の隙間を最小限に保つことができる。
【0021】係止リング18を動かして第1の係止位置
から第2の係止解除位置まで移動させることを容易にす
るため、リング18の上部分に直径方向に対向する一対
の皿状の把持面54、56が形成されている(図8参
照)。上記入れ子ピン42を通すための穴50は、把持
面54の底部に配置されており(図1、図2、及び図8
参照)、このことにより、係止ボルト40の係止解除作
用が容易となる。
【0022】リング18の二つの把持面54,56の間
には、指部14を開放したときにスナップ式フック10
の入口部を拡大するために僅かに凹状になった凹所58
が配置されている(図2参照)。図3に示すように、第
1戻しばね24は、指部14の同心の盲穴60内を延び
ている。第1戻しばね24の基部は、本体12の支持面
36の縁部64に載ったテイル部材62と関連してお
り、縁部64は、揺動軸16とリング18の環状下部分
30との間に配置されている。指部14を開放させると
第1戻しばね24が撓み、使用者が指部14を離すと直
ちに指部14が自動的に閉鎖位置に戻る。
【0023】次に、係止リング18を備えたスナップ式
フック10の作動を以下に概略に説明する。
【0024】閉鎖位置(図1及び図7参照)では、係止
ボルト40が作用位置にあり、係止リング18を第1の
係止位置に保持する。このとき、リング18の上部分2
8は、指部14が本体12の内側に向かって全く揺動し
ないようにする停止手段を構成する。第3戻しばね48
は、係止ボルト40の停止面46をリング18の穴50
内に保持し、リング18が回動しないようにする。
【0025】可動指部14を開放するには、人指し指で
入れ子ピン42のボール形状の停止面46を第3戻しば
ね48の力に抗して押し込むことによって、係止ボルト
40を予め係止解除することが必要である。次いで、親
指と人指し指を使ってリング18を時計廻り方向に廻す
だけでリング18を第2の係止解除位置(図8参照)ま
で移動させ、指部14を内側に向かって揺動(図2参
照)できるようにする。リング18は、角度移動の始め
から係止ボルト40を作用位置に完全に保持する。指部
14を開放したときの溝32と支持面36との協働によ
る記憶効果は、係止リング18が第1の係止位置に戻る
のを阻止する。係止リング18は、指部14を再び閉鎖
するまで、第1戻しばね24の戻し作用によって、係止
解除されたままである。
【0026】指部14の閉鎖移動の終わりに、上記の記
憶効果が失われ、第2戻しばね26が係止リング18を
第1の係止位置に戻す。この位置では、入れ子ピン42
の停止面46が第3戻しばね48の作用で穴50から外
に突出し、直ちに係止ボルト40が再び作用する。係止
ボルト40の存在により、リング18が角度移動して指
部14が外れる可能性を少なくすることができる。ま
た、リング18の係止解除操作及び回動操作、及びスナ
ップ式フック10を開くための可動指部14の揺動は、
片手の親指及び人指し指で、非常に容易に行うことがで
きる。
【0027】なお、指部14、係止リング18、係止ボ
ルト40、テイル部材62、及び第1乃至第3の戻しば
ね24、26、48によって構成されたアッセンブリの
予備組み立ては、揺動軸16を最終的に装着する前に行
われる。
【0028】次に、図9により、本実施形態の変形例に
ついて説明する。図9において、図1乃至図8と同一の
構成部分には同一符号が附してある。係止ボルトは、指
部14の軸72に枢着されたラッチレバー70を有して
いる。係止リング18には開口部74が設けられ、この
開口部74を通してラッチレバー70の半径方向延長部
76が突出している。偏向ばね78が、第1戻しばね2
4の内側に同軸に配置され、ラッチレバー70の中間部
分に垂直方向に作用し、ラッチレバー70を作用位置へ
押圧する。延長部76を下方に移動させ、ラッチレバー
70を傾斜部80へ押付けることによって、作用位置
(図9参照)から非作用位置(図示せず)に移行させる
ことができる。ラッチレバー70を下げた位置では、リ
ング18を上記第2の係止解除位置まで回動させること
ができ、指部14をその揺動軸16を中心として揺動さ
せることができる。
【0029】なお、本発明の範疇から逸脱することな
く、係止ボルト40を別の方法でつくることができる。
また、係止リング18は、金属製であってもよいし、プ
ラスチック材料製であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスナップ式フックの一実施形態
を、指部が閉鎖位置にあり且つリングによって係止され
ている状態で示す立面図。
【図2】図1に示すスナップ式フックを、指部が開放位
置にある状態で示す立面図。
【図3】図1に示すスナップ式フックの指部の軸線方向
断面図。
【図4】図3の4−4線方向断面図。
【図5】図3の5−5線方向断面図。
【図6】図3の6−6線方向断面図。
【図7】図1に示すスナップ式フックの、係止リングが
第1の係止位置にある状態を示す側面図。
【図8】図1に示すスナップ式フックの、係止リングが
第2の係止解除位置にある状態を示す側面図。
【図9】図1に示すスナップ式フックの変形例を示す、
図3と同様の図。
【符号の説明】
10 スナップ式フック 12 C字形状本体 14 可動指部 16 揺動軸 18 係止リング 20 雄固定部分 22 雌固定部分 24 第1戻しばね 26 第2戻しばね 34 開口部 40 係止ボルト 42 入れ子ピン 44 孔部 46 停止面 48 第3戻しばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄固定部分(20)が設けられた第1端部
    と、可動指部(14)を揺動軸(16)を中心として閉
    鎖位置と開放位置との間で関節連結するための第2端部
    と、を有するC字形状の金属製本体(12)を備え、 前記指部(14)は、 前記閉鎖位置において、前記雄固定部分(20)と協働
    し、前記揺動軸(16)の反対側に配置された雌固定部
    分(22)と、 前記指部(14)を前記閉鎖位置に戻すための第1戻し
    ばね(24)と、 前記指部(14)を中心として第1の係止位置と第2の
    係止解除位置との間で限定された回動を行うように同軸
    に取り付けられた係止リング(18)であって、前記指
    部(14)が前記開放位置にある限り、前記係止リング
    を前記第2の係止解除位置に保持するための記憶手段を
    有する係止リング(18)と、 前記指部(14)が前記閉鎖位置にあるときに前記係止
    リング(18)を前記第1の係止位置に戻すための第2
    戻しばね(26)と、 作用位置において前記リング(18)と協働し、前記係
    止リング(18)を前記第1の係止位置に積極的に係止
    する係止ボルト(40)と、 この係止ボルト(40)を、前記係止リング(18)の
    前記第2の係止解除位置への回動を許容するような非作
    用位置まで動かすための操作手段と、を有することを特
    徴とする登山用のスナップ式フック。
  2. 【請求項2】前記係止ボルト(40)には、前記指部
    (14)の孔部(44)内に取付けられた入れ子ピン
    (42)が設けられ、この入れ子ピン(42)は、入れ
    子ピン(42)を作用位置に戻すための第3戻しばね
    (48)と関連している、ことを特徴とする請求項1に
    記載のスナップ式フック。
  3. 【請求項3】前記入れ子ピン(42)は、好ましくは丸
    味を帯び、特定的にはボール形状の停止面(46)を有
    し、この停止面(46)は、前記係止リング(18)の
    回動移動中、前記係止リング(18)の円筒形の内壁と
    協働して前記係止ボルト(40)を前記非作用位置に保
    持するとともに、前記第1の係止位置において前記係止
    リング(18)の半径方向穴(50)内に係合したと
    き、前記係止ボルト(40)の作用位置における積極的
    な係止を構成する、ことを特徴とする請求項2に記載の
    スナップ式フック。
  4. 【請求項4】前記係止ボルト(40)は、前記指部(1
    4)の軸(72)に枢着されたラッチレバー(70)を
    有し、このラッチレバー(70)は、前記係止リング
    (18)の開口部(74)から外方に突出し前記係止ボ
    ルトを作用位置と非作用位置との間で作動させるための
    半径方向延長部(76)を有する、ことを特徴とする請
    求項1に記載のスナップ式フック。
  5. 【請求項5】前記ラッチレバー(70)は、前記第1戻
    しばね(24)の内側に同軸に配置された偏向ばね(7
    8)と関連しており、前記偏向ばねの作用線は、前記ラ
    ッチレバー(70)を作用位置へ押圧するように、前記
    ラッチレバー(70)の中間部分に対して略垂直となっ
    ている、ことを特徴とする請求項4に記載のスナップ式
    フック。
  6. 【請求項6】前記係止リング(18)は、ボス(16
    a)を収容するための湾曲したボタン穴形状の開口部
    (34)を有し、この開口部(34)は、前記リング
    (18)の前記第1の係止位置と前記第2の係止解除位
    置との間での角度移動を決定するとともに、前記リング
    (18)を前記指部(14)に関して軸線方向に位置決
    めするように構成されている、ことを特徴とする請求項
    1に記載のスナップ式フック。
  7. 【請求項7】前記リング(18)の前記第2戻しばね
    (26)は、前記指部(14)の環状溝(52)内に配
    置された捩じりばねからなり、そのストランドの一つが
    前記円筒形リング(18)の内壁に配置された窪みと係
    合し、前記リング(18)を前記指部(14)の周りに
    入れる前に予圧縮できる、ことを特徴とする請求項1に
    記載のスナップ式フック。
  8. 【請求項8】前記係止ボルト(40)の係止解除及び前
    記第2の係止解除位置への前記リングの回動を容易にす
    るため、前記係止リング(18)には、直径方向に対向
    する一対の皿形状の把持面(54、56)が形成され、
    前記穴(50)が一方の把持面(54)の中央部に配置
    されている、ことを特徴とする請求項3に記載のスナッ
    プ式フック。
  9. 【請求項9】前記係止リング(18)は、金属製又はプ
    ラスチック材料製である、ことを特徴とする請求項1に
    記載のスナップ式フック。
  10. 【請求項10】前記指部が前記開放位置にあるときにス
    ナップ式フックの入口部を拡大するため、前記係止リン
    グ(18)には、二つの把持面(54、56)の間に僅
    かに凹状になった凹所(58)が形成されている、こと
    を特徴とする請求項8に記載のスナップ式フック。
JP8046171A 1995-03-02 1996-03-04 スナップ式フック Pending JPH0919514A (ja)

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