JPH09181464A - ケーブル収納部 - Google Patents
ケーブル収納部Info
- Publication number
- JPH09181464A JPH09181464A JP7335571A JP33557195A JPH09181464A JP H09181464 A JPH09181464 A JP H09181464A JP 7335571 A JP7335571 A JP 7335571A JP 33557195 A JP33557195 A JP 33557195A JP H09181464 A JPH09181464 A JP H09181464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- cover
- shaft
- support
- cables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブルの収納における、ケーブルの取付け
及び取り外しの際の作業を容易にし、ケーブルの破損及
び劣化を防止する。 【解決手段】 軸6はカバー2の内側に取付けられてい
る。ケーブルサポート32はケーブル固定部a及び軸支
持部bから成る。ケーブル固定部aは 、筒状になって
おり、ケーブル5の取付け及び取り外しが可能なよう
に、筒に開口部を設けている。また、ケーブル固定部a
内でケーブル5が動かないように、ケーブル固定部a
は、摩擦の大きい材質から成り、余長部分のケーブル5
の束の太さに適切な直径の筒となっている。軸支持部b
は、軸6に取付けられ、軸6に沿って移動可能である。
及び取り外しの際の作業を容易にし、ケーブルの破損及
び劣化を防止する。 【解決手段】 軸6はカバー2の内側に取付けられてい
る。ケーブルサポート32はケーブル固定部a及び軸支
持部bから成る。ケーブル固定部aは 、筒状になって
おり、ケーブル5の取付け及び取り外しが可能なよう
に、筒に開口部を設けている。また、ケーブル固定部a
内でケーブル5が動かないように、ケーブル固定部a
は、摩擦の大きい材質から成り、余長部分のケーブル5
の束の太さに適切な直径の筒となっている。軸支持部b
は、軸6に取付けられ、軸6に沿って移動可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を筐体内に収
納する際のケーブルの収納部に関するものである。
納する際のケーブルの収納部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のケーブル収納状態を示す斜
視図である。図5において、基板4は筐体1内に棚状に
収納されており、基板4上のコネクタ6にケーブル5を
接合し、基板4は電気的に導通している。なお、ケーブ
ル5が切断された場合に再び接続することを考慮し、ケ
ーブル5は余長部分を加えた長さになっている。特に光
ケーブルの場合は、直径30mm以上の曲率が必要であ
り、急な曲げによるケーブル5の破損を考慮して、ケー
ブル5に余長部分を持たせている。筐体1は開閉可能な
カバー2を有している。基板4に接続された複数本のケ
ーブル5の余長部分は、まとめて束ねられ、カバー2の
内壁上に取付けられたケーブルサポート3に挿入し固定
した後、カバー2を閉じることにより、筐体1内に収納
できる構造になっている。図5では、ケーブル5が基板
4どうしを接続している例を示したが、ケーブル5は基
板4と外部とを接続する場合もある。前述の場合におい
ても、ケーブル5を保護するために、ケーブル5の余長
部分は筐体1内に収納する。
視図である。図5において、基板4は筐体1内に棚状に
収納されており、基板4上のコネクタ6にケーブル5を
接合し、基板4は電気的に導通している。なお、ケーブ
ル5が切断された場合に再び接続することを考慮し、ケ
ーブル5は余長部分を加えた長さになっている。特に光
ケーブルの場合は、直径30mm以上の曲率が必要であ
り、急な曲げによるケーブル5の破損を考慮して、ケー
ブル5に余長部分を持たせている。筐体1は開閉可能な
カバー2を有している。基板4に接続された複数本のケ
ーブル5の余長部分は、まとめて束ねられ、カバー2の
内壁上に取付けられたケーブルサポート3に挿入し固定
した後、カバー2を閉じることにより、筐体1内に収納
できる構造になっている。図5では、ケーブル5が基板
4どうしを接続している例を示したが、ケーブル5は基
板4と外部とを接続する場合もある。前述の場合におい
ても、ケーブル5を保護するために、ケーブル5の余長
部分は筐体1内に収納する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブル収納部
では、一つの筐体内に有する複数本のケーブルは、カバ
ーの内壁に固定されたケーブルサポートに余長部分をま
とめて束ねられ、筐体内に収納されていた。したがっ
て、一本のケーブルの取付け及び取り外しの際にも、一
緒に束ねたケーブル全てを一旦ケーブルサポートから取
り外し、該当するケーブルの取付け及び取り外しを行っ
た後、再びケーブルの束をまとめ直してケーブルサポー
トに挿入するという作業が必要であり、ケーブルの取付
け及び取り外しに余計な時間を費やしていた。また、ケ
ーブルの取付け及び取り外しの複雑な作業により、ケー
ブルを破損するという問題点があった。さらに、カバー
を閉める際にケーブルに応力が加わった場合、カバーを
閉めた後も継続して応力が作用するため、ケーブルの特
性が劣化し、耐久度が低下するという問題点があった。
本発明は、ケーブルの取付け及び取り外しの際の作業を
容易にし、ケーブルの破損及び劣化を防止することを目
的とする。
では、一つの筐体内に有する複数本のケーブルは、カバ
ーの内壁に固定されたケーブルサポートに余長部分をま
とめて束ねられ、筐体内に収納されていた。したがっ
て、一本のケーブルの取付け及び取り外しの際にも、一
緒に束ねたケーブル全てを一旦ケーブルサポートから取
り外し、該当するケーブルの取付け及び取り外しを行っ
た後、再びケーブルの束をまとめ直してケーブルサポー
トに挿入するという作業が必要であり、ケーブルの取付
け及び取り外しに余計な時間を費やしていた。また、ケ
ーブルの取付け及び取り外しの複雑な作業により、ケー
ブルを破損するという問題点があった。さらに、カバー
を閉める際にケーブルに応力が加わった場合、カバーを
閉めた後も継続して応力が作用するため、ケーブルの特
性が劣化し、耐久度が低下するという問題点があった。
本発明は、ケーブルの取付け及び取り外しの際の作業を
容易にし、ケーブルの破損及び劣化を防止することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のケーブル収納部においては、ケーブルを1
本毎にケーブルサポートに取付けるとともに、ケーブル
に加わる応力を解放できるようにケーブルを移動可能に
取り付けたものである。
に、本発明のケーブル収納部においては、ケーブルを1
本毎にケーブルサポートに取付けるとともに、ケーブル
に加わる応力を解放できるようにケーブルを移動可能に
取り付けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図を
参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素には
同一の符号を付す。図1は本発明に係る第一の実施の形
態のケーブル収納状態を示す斜視図であり、図2は図1
における要部の詳細図である。図1において、基板4は
棚状に実装されている。基板4はコネクタ7を有し、コ
ネクタ7とケーブル5を接合することにより、基板4は
電気的に導通している。筐体1は開閉可能なカバー2を
有し、カバー2の内側は余長部分のケーブル5を収納す
るための空間となっている。なお、本実施の形態では、
8枚の基板4を実装し、3本のケーブル5を接続した例
を示したが、基板4及びケーブル5の数はこれに限った
ものではない。
参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素には
同一の符号を付す。図1は本発明に係る第一の実施の形
態のケーブル収納状態を示す斜視図であり、図2は図1
における要部の詳細図である。図1において、基板4は
棚状に実装されている。基板4はコネクタ7を有し、コ
ネクタ7とケーブル5を接合することにより、基板4は
電気的に導通している。筐体1は開閉可能なカバー2を
有し、カバー2の内側は余長部分のケーブル5を収納す
るための空間となっている。なお、本実施の形態では、
8枚の基板4を実装し、3本のケーブル5を接続した例
を示したが、基板4及びケーブル5の数はこれに限った
ものではない。
【0006】ケーブルサポート31は、筒状になってお
り、ケーブル5の取り外しが可能なよう、筒に開口部が
設けられ、カバー2を閉めたとき開口部が基板4の方を
向くよに、カバー2内壁上に取付けられている。また、
ケーブルサポート31はポリエステル樹脂及びナイロン
等の摩擦の少ない材質によって形成されており、ケーブ
ルサポート31の筒内に挿入されたケーブル5は、筒内
での移動が可能となっている。さらに、ケーブル5は1
本毎にケーブルサポート31に取付けられているため、
ケーブル5の取付け及び取り外し等の作業の際に、該当
するケーブル5のみを取付け及び取り外しすればよい。
したがって、複数のケーブルを束ねて収納し、ケーブル
の取付け及び取り外し等の作業時には、全てのケーブル
を一旦ケーブルサポートから取り外し、該当するケーブ
ルの取付け及び取り外しを行った後、再びケーブルの束
をまとめ直してケーブルサポートに挿入していた従来と
比較して、作業が容易になり、作業によるケーブル5破
損の発生を低減することができる。
り、ケーブル5の取り外しが可能なよう、筒に開口部が
設けられ、カバー2を閉めたとき開口部が基板4の方を
向くよに、カバー2内壁上に取付けられている。また、
ケーブルサポート31はポリエステル樹脂及びナイロン
等の摩擦の少ない材質によって形成されており、ケーブ
ルサポート31の筒内に挿入されたケーブル5は、筒内
での移動が可能となっている。さらに、ケーブル5は1
本毎にケーブルサポート31に取付けられているため、
ケーブル5の取付け及び取り外し等の作業の際に、該当
するケーブル5のみを取付け及び取り外しすればよい。
したがって、複数のケーブルを束ねて収納し、ケーブル
の取付け及び取り外し等の作業時には、全てのケーブル
を一旦ケーブルサポートから取り外し、該当するケーブ
ルの取付け及び取り外しを行った後、再びケーブルの束
をまとめ直してケーブルサポートに挿入していた従来と
比較して、作業が容易になり、作業によるケーブル5破
損の発生を低減することができる。
【0007】なお、本実施の形態では、1本のケーブル
をカバー2内壁の上方及び下方の2箇所のケーブルサポ
ート31で保持しているが、カバー2内壁の上方のみに
ケーブルサポート31を取付けケーブルを保持すること
も可能である。また、図1ではケーブルサポート31を
直線上に平行に配置した例を示したが、この場合、図2
のA部のように、ケーブル5に急な曲げが生じやすい。
したがって、ケーブル5の軌道上にケーブルサポート3
1が当たらないよう、ケーブルサポート31を階段状に
配置すると、ケーブル5の保護の点でより効果的であ
る。
をカバー2内壁の上方及び下方の2箇所のケーブルサポ
ート31で保持しているが、カバー2内壁の上方のみに
ケーブルサポート31を取付けケーブルを保持すること
も可能である。また、図1ではケーブルサポート31を
直線上に平行に配置した例を示したが、この場合、図2
のA部のように、ケーブル5に急な曲げが生じやすい。
したがって、ケーブル5の軌道上にケーブルサポート3
1が当たらないよう、ケーブルサポート31を階段状に
配置すると、ケーブル5の保護の点でより効果的であ
る。
【0008】次に、カバー2の開閉時におけるケーブル
5の動作を説明する。ケーブル5の余長部分は、適度な
曲率で曲げられ、1本毎にケーブルサポート31に取付
けられている。カバー2を閉める場合、カバー2の動き
に応じて、ケーブル5に曲げが生じ、応力が加わる。こ
のとき、ケーブル5は、応力を解放する方向にケーブル
サポート31の筒内を移動するため、ケーブル5に加わ
る応力を低減できる。なお、カバー2を閉じた状態で、
カバー2の開閉軸付近でケーブル5の曲率が小さくなら
ないよう、カバー2に厚みをつけて、ケーブル5の収納
空間を大きくとっている。ケーブル5の収納空間を大き
くとることにより、ケーブル5収納中にケーブル5が互
いに押し合わないため、ケーブル5収納中に加わる応力
を低減する効果も得られる。また、カバー2を開ける場
合、ケーブル5は、カバー2を開ける方向に引っ張られ
るが、ケーブルサポート31の筒内を移動することによ
り、引っ張りによる応力を解放できる。したがって、応
力によるケーブル5の特性の劣化及び耐久度の低下を防
ぐことができる。
5の動作を説明する。ケーブル5の余長部分は、適度な
曲率で曲げられ、1本毎にケーブルサポート31に取付
けられている。カバー2を閉める場合、カバー2の動き
に応じて、ケーブル5に曲げが生じ、応力が加わる。こ
のとき、ケーブル5は、応力を解放する方向にケーブル
サポート31の筒内を移動するため、ケーブル5に加わ
る応力を低減できる。なお、カバー2を閉じた状態で、
カバー2の開閉軸付近でケーブル5の曲率が小さくなら
ないよう、カバー2に厚みをつけて、ケーブル5の収納
空間を大きくとっている。ケーブル5の収納空間を大き
くとることにより、ケーブル5収納中にケーブル5が互
いに押し合わないため、ケーブル5収納中に加わる応力
を低減する効果も得られる。また、カバー2を開ける場
合、ケーブル5は、カバー2を開ける方向に引っ張られ
るが、ケーブルサポート31の筒内を移動することによ
り、引っ張りによる応力を解放できる。したがって、応
力によるケーブル5の特性の劣化及び耐久度の低下を防
ぐことができる。
【0009】図3は本発明に係る第二の実施の形態のケ
ーブル収納状態を示す斜視図であり、図4は図3におけ
る要部の詳細図である。第二の実施の形態は、第一の実
施の形態のケーブルサポート31において、ケーブル5
がケーブルサポート31の筒内で移動せず、ケーブルサ
ポート31がカバー2内側に設けた軸に沿って移動する
ものである。図3において、軸6はカバー2の内側に取
付けられている。ケーブルサポート32は、ケーブル固
定部a及び軸支持部bから成る。ケーブル固定部aは、
筒状になっており、ケーブル5の取付け及び取り外しが
可能なように、筒に開口部を設けている。また、ケーブ
ル固定部a内でケーブル5が動かないように、ケーブル
固定部aは、余長部分のケーブル5の束の太さに合わせ
た直径の筒となっている。軸支持部bは、軸6に取付け
られ、軸6に沿って移動可能である。なお、本実施の形
態では、棒状の軸6に輪状の軸支持部bが貫通されてお
り、移動可能となっている例を示したが、ケーブルサポ
ート32が移動可能であれば、軸6及び軸支持部bの形
状はこれに限ったものではない。
ーブル収納状態を示す斜視図であり、図4は図3におけ
る要部の詳細図である。第二の実施の形態は、第一の実
施の形態のケーブルサポート31において、ケーブル5
がケーブルサポート31の筒内で移動せず、ケーブルサ
ポート31がカバー2内側に設けた軸に沿って移動する
ものである。図3において、軸6はカバー2の内側に取
付けられている。ケーブルサポート32は、ケーブル固
定部a及び軸支持部bから成る。ケーブル固定部aは、
筒状になっており、ケーブル5の取付け及び取り外しが
可能なように、筒に開口部を設けている。また、ケーブ
ル固定部a内でケーブル5が動かないように、ケーブル
固定部aは、余長部分のケーブル5の束の太さに合わせ
た直径の筒となっている。軸支持部bは、軸6に取付け
られ、軸6に沿って移動可能である。なお、本実施の形
態では、棒状の軸6に輪状の軸支持部bが貫通されてお
り、移動可能となっている例を示したが、ケーブルサポ
ート32が移動可能であれば、軸6及び軸支持部bの形
状はこれに限ったものではない。
【0010】次に、カバー2の開閉時におけるケーブル
サポート32の動作を説明する。余長部分のケーブル5
は、適度な曲率で曲げられ、1本毎にケーブルサポート
32に取付けられている。カバー2を閉める場合、カバ
ー2の動きに応じて、ケーブル5に曲げが生じ、応力が
加わる。このとき、ケーブル5は応力を解放する方向に
移動しようとするが、ケーブル固定部a内でケーブル5
が動かないため、軸支持部bが軸6に沿って移動するこ
とにより、ケーブルに係る応力を解放できる。なお、第
一の実施の形態と同様に、カバー2に厚みをつけて、ケ
ーブル5収納空間を大きくとっているため、カバー2の
開閉軸付近でケーブル5の曲率が小さくならず、ケーブ
ル5収納中にケーブル5が互いに押し合わないため、ケ
ーブル5収納中に加わる応力を低減できる。また、カバ
ー2を開ける場合、ケーブル5は、カバー2を開ける方
向に引っ張られるが、軸支持部bが軸6に沿って移動す
ることにより、引っ張りによる応力を解放できる。した
がって、応力によるケーブル5の特性の劣化及び耐久度
の低下を防ぐことができる。さらに、応力を解放する際
に余長部分のケーブル5の曲率が変化しないため、特に
光ケーブルの場合は、ケーブルに適度な曲率を持たせる
ことが必要であるから、第一の実施の形態の収納部以上
に、ケーブル5の特性の劣化及び耐久度の低下の防止効
果が高い。
サポート32の動作を説明する。余長部分のケーブル5
は、適度な曲率で曲げられ、1本毎にケーブルサポート
32に取付けられている。カバー2を閉める場合、カバ
ー2の動きに応じて、ケーブル5に曲げが生じ、応力が
加わる。このとき、ケーブル5は応力を解放する方向に
移動しようとするが、ケーブル固定部a内でケーブル5
が動かないため、軸支持部bが軸6に沿って移動するこ
とにより、ケーブルに係る応力を解放できる。なお、第
一の実施の形態と同様に、カバー2に厚みをつけて、ケ
ーブル5収納空間を大きくとっているため、カバー2の
開閉軸付近でケーブル5の曲率が小さくならず、ケーブ
ル5収納中にケーブル5が互いに押し合わないため、ケ
ーブル5収納中に加わる応力を低減できる。また、カバ
ー2を開ける場合、ケーブル5は、カバー2を開ける方
向に引っ張られるが、軸支持部bが軸6に沿って移動す
ることにより、引っ張りによる応力を解放できる。した
がって、応力によるケーブル5の特性の劣化及び耐久度
の低下を防ぐことができる。さらに、応力を解放する際
に余長部分のケーブル5の曲率が変化しないため、特に
光ケーブルの場合は、ケーブルに適度な曲率を持たせる
ことが必要であるから、第一の実施の形態の収納部以上
に、ケーブル5の特性の劣化及び耐久度の低下の防止効
果が高い。
【0011】なお、軸6の取付け方向及び取付け位置
は、カバー2の開閉の際にケーブルサポート32が効果
的に滑動するよう、カバー2の開閉の方向に合わせて設
定することが好ましい。よって、本実施の形態では、カ
バー2の開閉の軸が垂直なため、軸6を水平方向に取付
けているが、カバー2の開閉の軸が水平のときは軸6を
垂直方向に取付ける等、カバー2の開閉の方向に応じて
軸6の取付け方向を決定すればよい。また、軸6をカバ
ー2内壁の上方及び下方の2箇所に1本ずつ設けている
が、カバー2内壁の上方のみに軸6を取付けたときも、
上方及び下方の2箇所に軸6を取付けた場合と同様の動
作を得ることが可能であり、軸6の取付け位置及び数は
本実施の形態の例に限ったものではない。さらに、カバ
ー2の開閉の軸が水平のときは、ケーブルの数の増加に
応じて軸6の数を増加させ、隣合う軸6と軸6及び隣合
うカバー2の内側壁と軸6との間隔を広くとり、ケーブ
ルサポート32が効果的に滑動するよう、軸6の取付け
位置及び数を決定すればよい。
は、カバー2の開閉の際にケーブルサポート32が効果
的に滑動するよう、カバー2の開閉の方向に合わせて設
定することが好ましい。よって、本実施の形態では、カ
バー2の開閉の軸が垂直なため、軸6を水平方向に取付
けているが、カバー2の開閉の軸が水平のときは軸6を
垂直方向に取付ける等、カバー2の開閉の方向に応じて
軸6の取付け方向を決定すればよい。また、軸6をカバ
ー2内壁の上方及び下方の2箇所に1本ずつ設けている
が、カバー2内壁の上方のみに軸6を取付けたときも、
上方及び下方の2箇所に軸6を取付けた場合と同様の動
作を得ることが可能であり、軸6の取付け位置及び数は
本実施の形態の例に限ったものではない。さらに、カバ
ー2の開閉の軸が水平のときは、ケーブルの数の増加に
応じて軸6の数を増加させ、隣合う軸6と軸6及び隣合
うカバー2の内側壁と軸6との間隔を広くとり、ケーブ
ルサポート32が効果的に滑動するよう、軸6の取付け
位置及び数を決定すればよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載される効果を奏する。ケーブル
収納部において、ケーブルは1本毎にケーブルサポート
に取付けられるため、ケーブルの取付け及び取り外しの
際の作業が容易にできる。また、ケーブルが移動可能と
したため、ケーブルにかかる応力を解放でき、ケーブル
の破損及び劣化を防止できる。さらに、ケーブルが一定
の曲率を保った状態で移動可能としたため、応力により
ケーブルの曲率が変化せず、ケーブルの破損及び劣化の
防止において高い効果を得られる。
ているので、以下に記載される効果を奏する。ケーブル
収納部において、ケーブルは1本毎にケーブルサポート
に取付けられるため、ケーブルの取付け及び取り外しの
際の作業が容易にできる。また、ケーブルが移動可能と
したため、ケーブルにかかる応力を解放でき、ケーブル
の破損及び劣化を防止できる。さらに、ケーブルが一定
の曲率を保った状態で移動可能としたため、応力により
ケーブルの曲率が変化せず、ケーブルの破損及び劣化の
防止において高い効果を得られる。
【図1】本発明の第一の実施の形態のケーブル収納状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1における要部の詳細図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態のケーブル収納状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】図3における要部の詳細図である。
【図5】従来のケーブル収納状態を示す斜視図である。
1 筐体 2 カバー 31 ケーブルサポート 32 ケーブルサポート 4 基板 5 ケーブル 6 軸
Claims (3)
- 【請求項1】 開閉可能なカバーを有し、内部に基板を
実装可能な筐体と、 前記カバーの内壁に設けられ、基板に接続されたケーブ
ルの余長部分を固定するケーブルサポートから成るケー
ブル収納部において、 前記ケーブルサポートは、前記ケーブルの余長部分を前
記カバーの開閉時に移動可能に保持することを特徴とす
るケーブル収納部。 - 【請求項2】 請求項1記載のケーブル収納部におい
て、 前記ケーブルサポートは、摩擦抵抗の少ない材質から成
る筒であり、 前記筒内でケーブルが移動可能であることを特徴とする
ケーブル収納部。 - 【請求項3】 基板が実装され、開閉可能なカバーを有
する筐体と、 前記カバーの内壁に設けられ、基板と接続しているケー
ブルの余長部分を固定するケーブルサポートから成るケ
ーブル収納部において、 前記カバーの内側に軸を有し、 前記ケーブルサポートは、前記軸に沿って移動が可能な
軸移動部と、前記ケーブルを固定するケーブル固定部か
ら成ることを特徴とするケーブル収納部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335571A JPH09181464A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | ケーブル収納部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335571A JPH09181464A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | ケーブル収納部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181464A true JPH09181464A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18290077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335571A Withdrawn JPH09181464A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | ケーブル収納部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09181464A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086459A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Fujitsu Ltd | シェルフ構造 |
JP2017152286A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池ユニット |
JP2019096620A (ja) * | 2019-02-13 | 2019-06-20 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池ユニット |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP7335571A patent/JPH09181464A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086459A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Fujitsu Ltd | シェルフ構造 |
JP4491306B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2010-06-30 | 富士通株式会社 | シェルフ構造 |
JP2017152286A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池ユニット |
KR20170101129A (ko) * | 2016-02-26 | 2017-09-05 | 도요타지도샤가부시키가이샤 | 연료 전지 유닛 |
CN107134583A (zh) * | 2016-02-26 | 2017-09-05 | 丰田自动车株式会社 | 燃料电池单元 |
US10892508B2 (en) | 2016-02-26 | 2021-01-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell unit |
JP2019096620A (ja) * | 2019-02-13 | 2019-06-20 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池ユニット |
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Date | Code | Title | Description |
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