[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH09172393A - 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ - Google Patents

短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ

Info

Publication number
JPH09172393A
JPH09172393A JP8201507A JP20150796A JPH09172393A JP H09172393 A JPH09172393 A JP H09172393A JP 8201507 A JP8201507 A JP 8201507A JP 20150796 A JP20150796 A JP 20150796A JP H09172393 A JPH09172393 A JP H09172393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
converter
signals
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8201507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4008057B2 (ja
Inventor
Carl F Andren
エフ.アンドレン カール
John Fakatselis
シー.ファカッセリス ジョオン
Perry W Frogge
ダブリュ.フロッジ ペリー
Leonard V Lucas
ヴィ.ルーカス レオナード
Al Petrick
ペトリック アル
James Snell
スネル ジェイムス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harris Corp
Original Assignee
Harris Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harris Corp filed Critical Harris Corp
Publication of JPH09172393A publication Critical patent/JPH09172393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4008057B2 publication Critical patent/JP4008057B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0802Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection
    • H04B7/0805Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching
    • H04B7/0808Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching comparing all antennas before reception
    • H04B7/0811Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching comparing all antennas before reception during preamble or gap period
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数送信ノードの1個から拡張スペクトル信
号を信頼性をもって取得し、誤ったアラームを伴わない
方法および装置を提供する。 【解決手段】 アンテナ22で受信された信号は、RF
/IFコンバータ30に供給され、ミクサ36でダウン
コンバージョン信号と混合されて中間周波数信号を出力
する。この信号は帯域通過フィルタ40を通って、直角
IF変調/復調器42の制限増幅器44で増幅され、分
割されてミクサ46、48へ入力する。デュアルシンセ
サイザ38からの信号と混合され一方のミクサからI構
成要素の、他方のミクサからは、90°位相がずれたQ
構成要素の各信号としてフィルタ50、52で濾波され
出力する。ベースバンドプロセッサ80からのIおよび
Q信号は、直角IF変調/復調器内で増幅され、送信ミ
クサ72から出力され、増幅されて、アンテナ20から
送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線信号を得るためのレ
シーバに関し、そしてより詳細には拡張(spread)スペ
クトルシステムにおいて受信された信号からデータを得
るためのレシーバに関する。
【0002】
【従来技術】ワイヤレスシステムは先行技術において開
発され、そして提案されており、ここにおいて複数の無
線(“RF”)送信機が一台のレシーバに対しメッセー
ジのバーストを送り、このレシーバは各送信機から信号
を得、そしてそこに含まれているデータを復調せねばな
らない。たとえば、ワイヤレス・ローカルエリアネット
ワーク(“LAN”)において、複数個のノードであっ
て、それらは必ずしも共に同一場所に配置されることを
要しないものがベースステーション(あるいはそれら相
互間であっても)と通信し、そしてそれらのノードに配
置されたアプリケーションによってその利用のためにそ
のベースステーションに対し、またそれからデータを送
ればよいのである。そのシステムはワイヤレスなので、
そのどちらかをもって送信させることになる。簡単なシ
ステムにおいて、一つのベースステーションはあらゆる
所定時間の間、単一の離れたノードとのみ通信可能であ
る。明らかに、このようなアレンジメントは所定時間内
のノードおよびベースステーション間を通過し得るデー
タの量を制限する。通信可能なデータの量を増加させる
ために、ワイヤレスシステムに関して複数種類の別個の
周波数を用いることは知られており、その利用はシステ
ムによって裁定ないし決定される。この方法において数
個の離れたノードが同時にベースステーションへデータ
を送信し、あるいはベースステーションからデータを受
信することが出来る。この種のシステムは有効なスペク
トルの比較的大きな帯域幅を利用しがちであり、またベ
ースステーションに複数台のトランシーバを設けさせる
ことにおいて、更に複数種類の通信が可能なノードに関
して比較的高価である。更に、この種の従来技術による
システムにおいて、通信に関する周波数の割り当てが利
用可能な処理リソースの比較的大部分を消費し、またデ
ータと通信するシステムの能力を劣化させる。更に他の
従来技術によるシステムにおいて、各種のノードおよび
ベースステーションは時分割多重プロトコルを利用して
もよく、ここにおいてベースユニットがデータ通信を必
要とするノードに時間を割り当て、そして割り当てられ
た時間の間ノードによる通信を制御する。再び、このシ
ステムを運用するために要する処理リソースにおける総
経費ならびに制御メッセージによる通信リソースの消費
は、この種のシステムに関して比較的高くなる可能性が
ある。
【0003】複数個の離れたノードが一台のベースステ
ーションまたは他のノードと通信可能である他の手段は
PN−符号化拡張スペクトルテクノロジーを利用するも
のである。典型的な拡張スペクトル信号において、送信
すべき信号は擬似ランダムノイズ(“PN”)コードに
よって変調される。この種の信号を復調させるというの
は、その信号を変調するために用いたような同一のPN
コードによって、受信した信号を復調することを一般に
包含している。一度信号が復調されると、実際の信号が
存在したこと、またデータを抽出するために引き続いて
復調/復号することを保証するために、それは相互に関
連づけられる。この種の拡張スペクトルシステムの利点
の一つは、多数のノードが相互の信号を必ずしも消失さ
せることなく同時に送信できることである。このように
して、他の先行技術によるシステムについての、或る種
のノード間のタイミング問題は減少される。この種の拡
張スペクトルシステムの利用はまた、高い騒音環境にお
いてレシーバが信号を得、かつ復号するための能力に関
して屡々有利である。
【0004】数多くのワイヤレス通信システムにおける
ような拡張スペクトル信号通信において、短い、バース
ト性データのパケットでノードおよびベースステーショ
ン間の通信を行うことが屡々望ましい。バースト性通信
は一般に多数の(バースト性通信のニーズを屡々有して
いる)ノードをどの一つのノードにおいても重大な劣化
を伴わずに、すなわち各ノードが所望待ち時間内に通信
する機会を受けるように、システムにおいて連結させる
ものである。このようにして、或る種の通信システムに
おいて、各ノードが受容可能な待ち時間内に通信する機
会を有することを保証するために相対的に短くあるべき
メッセージを有することが望ましい。
【0005】典型的な拡張スペクトルメッセージは一般
に、送信された信号に対するレシーバの同期のために用
いられるプレアンブルまたは見出し部分ならびにチェッ
ク部分(屡々巡回符号検査、CRC)で、信号を規定
し、それによって復号メッセージの正当性を決定するも
のによって先行される、送信すべきデータを含むデータ
部分を有している。特に、データメッセージがバースト
的であることを、すなわち短いことを望む場合、プレア
ンブルの長さはシステムの帯域幅あるいは特定時間内に
通信可能なデータ量を決定するに際して重要である。一
般に、特定の速度を有するシステムに関してプレアンブ
ルが小さければ小さい程利用可能な帯域幅は大きくな
る。しかしながら、短いプレアンブルは一般に同期に関
するより少ない情報をレシーバに対し提供する。
【0006】バースト性通信を利用する典型的なワイヤ
レスLANにおいて、このシステムは各種の送信機から
の多数のバーストであって、それらの各々がレシーバに
より得られ、また復号されねばならぬものとして特徴づ
けられ得る。この種の信号を得るについての問題は、時
々そうであるように、もし複数個のノードが変動する信
号強度および信号対雑音比を有していると、またもし各
種のノードからの通信のスタートが同期していないと、
それだけ一層困難なものとされる。屡々この種のワイヤ
レスLANシステムにおいて、レシーバは通信の開始時
間について先験的知識または送信ノードについて特別な
オフ・ノミナルな特性を全く有していない。たとえば、
各送信ノードは異なった周波数オフセットまたは周波数
ドリフトを有しており、これはその信号をどのようにし
て取得および/または復号せねばならないかについて影
響を及ぼすものである。
【0007】従来技術によるシステムにおいて、帯域幅
プロセッサはPN変調拡張スペクトル信号からのデータ
を抽出し(かつPN変調によって送信される信号を変調
する)ために典型的に用いられていた。代表的な従来技
術による帯域幅プロセッサは、フェイズロックドループ
により得られた出力によるシンボル長さ整合フィルタ相
関器を用いて搬送波のオフセット周波数を除去してい
た。この種のシステムにおいて、その整合フィルタは拡
張スペクトルリンクに関して用いられるPNコードシー
ケンスに整合するように設定される。一般に、この種の
従来技術システムにおいて、信号の取得は整合フィルタ
からの相関出力ピークの振幅に基づいて宣言される。こ
の典型的な従来技術のアプローチの欠点はフェイズロッ
クドループが比較的遅いこと、ならびにもし、信号がノ
イズレベルに近ければ、大量のジッタを有する可能性が
あるということである。もし、信号の存在がノイズに基
づいて誤って宣言されると、所望信号は拒絶されること
になる。更に、緩慢な取得はアンテナのダイバーシティ
の利用を、特にメッセージのプレアンブルが持続時間に
おいて相対的に短い場合は、排除する可能性がある。或
る種の従来技術システムにおいて、複数本のパラレルな
受信路は多様なアンテナに関して用いられるので、それ
ぞれのアンテナはパラレルに評価される。明らかに、こ
の種のエレメントの重複はコスト、電力および面積の点
から相対的に高価である。
【0008】先行技術によるベースバンドプロセッサの
デザインおよびオペレーションに影響する他の局面はベ
ースバンド信号のA/Dサンプリングを含んでいる。低
コストのダイレクトシーケンスベースバンド復調器は、
受容可能なシステム性能を維持しながらIおよびQ信号
を標本化するために使用されるA/Dサンプリング・コ
ンバータにおいて可能な限り少ないビットを利用してい
る。付加的なA/Dフラッシュコンバータの各ビットは
必要とされるコンパレータの数を略2倍にする。更に、
製造許容範囲における不一致の故でA/Dコンバータが
RFおよびIFチェーンにおける数デシベルの変動を経
験することになるという事実に鑑みて、これらの不一致
の結果を除去するための措置を講じない限り従来技術の
A/D装置のダイナミックレンジの1/2までが利用出
来なくなる。
【0009】ダイレクトシーケンス拡張スペクトルシス
テムにおけるダイナミックレンジの問題に対する一つの
先行技術の解決は、復調器によって受容可能な性能が成
就されるまでA/Dコンバータにおけるビットの数を増
加させることである。次いで、ノミナルなレベルを次の
ように設定する。すなわち、A/Dコンバータへの最小
信号レベルにおいて、有効ビットの所要数を満たすよう
に、一方最大信号レベルにおいて、そのA/Dコンバー
タの飽和状態が受容可能なレベルに保持されるように設
定する。この種のアプローチの短所は一般にA/Dコン
バータの付加的なサイズおよび相当する価格においてみ
られ、これらはノミナルな信号レベルにおけるオペレー
ションについては必要とされないものである。更に、こ
の種のアプローチは、A/Dコンバータに続く回路もま
た、これらの付加的なビットを保持するように設計され
ねばならず、これがハードウェアおよび稼働中の動力要
件を実質的に増加させるという点において一般的に不利
である。
【0010】ダイレクトシーケンス拡張スペクトルシス
テムにおける信号取得および同期化の間、受信システム
のタイミングを受信信号のビットタイミングに対し調整
することが通常必要である。タイミングを調整すること
によって、受信システムは、それが正しく取得し、かつ
正確な信号を復調するという確率を増加させることが可
能である。多数の従来技術システムは電圧調整発振器
(“VCO”)を利用してA/Dサンプリング・フェィ
ズを調整していた。この解決は非常に洗練されたサンプ
リング・フェィズの解明を得るという利点を有している
が、一般に高価なアナログ構成要素を必要とするもので
ある。他の従来技術による解法はA/D入力をオーバー
サンプルし、そして最も接近したサンプルを用いること
であった。しかしながら、この解決は通常、非常に迅速
で、かつ高い電力消費を伴うA/Dコンバータを要する
ものである。
【0011】従来技術において、復調器システム中の相
関器からのインフェィズ(I)および方形(Q)を用い
ることによって受信したダイレクトシーケンス拡張スペ
クトル信号を復調すること、およびビット同期振幅を用
いて信号の品質を決定することは知られている。この種
の従来技術システムにおいて、搬送周波数オフセットは
差分復調の利用または搬送波のフェイズロックドループ
・トラッキングによって補償可能である。しかしなが
ら、IおよびQ構成要素双方の独立した処理は殆どの信
号処理路(各信号構成要素に関するハードウェアの完全
なワンセット)を通じて、一般に2倍のハードウェアを
必要とするものである。更に、従来技術システムにおい
て、フェイズロックドループは、バースト性通信の短い
プレアンブルを取得するのに必要なスピードを成就する
ために、相対的にハードウェア集約型アド・コンプレッ
クス(ad complex)とすることが出来る。
【0012】ワイヤレスLANまたは他の複数のノード
システムの環境内で、送信されるデータを真の、そして
高度の確率をもって捕捉するデータとして誤ったデータ
を許容しないで、通信信号を信頼性をもって復号し得る
ことが望ましい。更に、この種のシステムに用いられる
ハードウェアの比較的低い価格、小さい寸法および少な
い電力消費を保ちながら高性能を得ることが望ましい。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、RF通
信であって、変調擬似ランダムノイズ(“PN”)によ
り変調された搬送波信号と、通信すべきデータを表す移
送シフトキイード変調データ信号とを含んで成るものを
受信するためのシステムが提供され、該システムは:複
数本のアンテナと、前記複数本のアンテナの1本をシス
テムの残りの部分に選択的に接続するアンテナ選択スイ
ッチと、前記複数本のアンテナの前記選択された1本を
システムの残部に相互連結するインピーダンス整合回路
と、前記複数本のアンテナの前記1本で受信したRF信
号をダウン変換(downconverting)して前記RF信号か
ら中間周波数信号を生成するRF/IFコンバータと、
前記中間周波数信号をベースバンドに復調し、かつ前記
中間周波数信号から直角IおよびQベースバンド信号を
供給する直角IF変調器と、前記IおよびQ信号を受信
し、かつ前記ベースバンドプロセッサに通信されるデー
タに関連したディジタルデータ信号をそれから提供する
ディジタルベースバンドプロセッサとを含んで成り、こ
のディジタルベースバンドプロセッサが、IおよびQ信
号をディジタルIおよびQ信号に変換するためのA/D
コンバータと、IおよびQチャネルの1本に対しディジ
タル信号をそれぞれデスプレッディング(despreading
)するデュアル相関器と、Qチャネルと、デスプレッ
ドしたIおよびQチャネルを極座標に変換するための直
積対極コンバータ(cartesian to polar converter)
と、極座標からデータシンボルを復調するためのフェイ
ズロックドループPSK復調器と、復調したデータをデ
スクランブル(descrambling)するデータ・デクスラン
ブラーと、復調およびデスクランブルしたデータを外部
装置に対し提供するシリアルインターフェースとを含ん
で成ることを特徴としている。
【0014】本発明の目的は拡張スペクトル信号を信頼
性をもって取得し、かつ誤ったアラームを伴わない新規
な方法および装置を提供し、また複数の送信ノードの1
個から拡張スペクトル信号を取得するための新規な方法
および装置を提供すると同時に比較的小さなプレアンブ
ルを有する拡張スペクトル信号を取得するための方法お
よび装置を提供することである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を添付図面を参照しながら
実施例によって以下に説明するものとする。スタンダー
ドは提供されており、そしてそれらはLANシステムに
おける信号の通信のために開発されつつある。これらの
スタンダードはバースト性メッセージフォーマットを典
型的に利用するIEEE802.11を含んでいる。図
1に示すように、典型的なメッセージはパワーランピン
グ(power ramping )、同期、信号フィールド、デスク
ランブリング・シード(descrambling seed )およびユ
ニークな言語に関するフィールドを有する一定の長さの
プレアンブルから成っていればよい。プレアンブルの直
ぐ後でデータがスタートし、CRCフィールドがこれに
続く。IEEE802.11中に規定されるように、プ
レアンブルはディジタル、バイナリー・フェィズ・シフ
ト・キイード(“BPSK”)変調を用いる搬送波信号
に対し変調され得るものであればよい。データおよびC
RC信号はBPSKか、あるいはクォータナリイ・フェ
ィズ・シフト・キイード変調(“QPSK”)を利用し
て変調することが出来る。本発明によるトランシーバは
プレアンブル、データおよび標準メッセージパケットの
CRC部分を容易に取得し、かつ復号できる。しかしな
がら、本発明をこの1パケットフォーマットに限定する
理由は無く、多数の他のフォーマットにおいて使用可能
である。
【0016】図2は2本のアンテナ20、22であっ
て、これらはセレクタスイッチ24および従来のアンテ
ナカプラ26を介してトランシーバの残部に作動的に連
結可能であるものを用いているトランシーバを示してお
り、ここにおいてアンテナカプラはトランシーバに対し
アンテナ20、22へ/からのインピーダンスを整合す
るものである。第二セレクタスイッチ28はアンテナカ
プラ26をトランシーバの送信回路または受信回路のい
ずれかに接続する。受信回路において、第二セレクタス
イッチ28はRF/IFコンバータ30に接続され、こ
れは増幅器32、帯域通過フィルタ34およびダウン変
換ミクサ36を経由する入力信号を増幅する。このダウ
ン変換ミクサ36はまた、シンセサイザー38からのク
ロック信号をもまた受信する。
【0017】RF/IFコンバータ30を出て行く受信
信号は第二フィルタ40において再び濾過してそれから
高周波信号を除去し、そして直角IF変調器/復調器4
2に供給してもよい。変調器/復調器42内で、受信信
号をして二段積分制限増幅器44を通過させてもよく、
これは受信信号を増幅し、かつ入力信号の受信信号強度
(RSSI)を示す信号を提供する。この増幅された入
力信号をIおよびQ(インフェィズ(実)および直角
(虚))構成要素に分割し、そして復調信号および復調
信号と90゜位相がずれた信号と共に二つのミクサ4
6、48内で混合してもよい。混合した信号のそれぞれ
を従来のアンチエイリアシングおよびシェーピングフィ
ルタ50、52によって濾過して、2種類のベースバン
ド信号、その一方は中間周波数復調信号(RXIRX
Q)のI構成要素であり、そして他方はQ構成要素であ
るものを提供してもよい。(この時に、受信信号はPN
変調された(すなわち、拡張)およびPSK変調された
データを含んでいることに留意すべきである。)Iおよ
びQ成分信号はベースバンドプロセッサに供給すればよ
く、これはA/Dコンバータにおいてアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換し、かつデスプレッダ58を介して
拡張スペクトル信号をデスプレッドする。このデスプレ
ッドされた信号は変調器により変調してディジタルデー
タ信号を供給し、これをインターフェース回路62を介
してアプリケーションシステムにパスしてもよい。
【0018】送信すべきデータはインターフェース回路
62によって受信することが出来、次いで、変調器64
およびデータスプレッダ66を介して使用され、拡張ス
ペクトル変調信号を生成する。スプレッダ66からの拡
張信号は、そのIおよびQ構成要素の形状で、変調器/
復調器42内で増幅器68、フィルタ70およびミクサ
72により増幅、濾過および変調出来る。ミクサ72か
ら出力された変調信号は増幅器74により増幅し、フィ
ルタ76により濾過し、そしてRF/IFコンバータ3
0によりRFにアップコンバート(upconverted )出来
る。コンバータ30から出力された送信信号はパワー増
幅器78によりパワー増幅され、次いでスイッチ24に
よって選択されたように、アンテナの1本に対し供給さ
せることが出来る。
【0019】作用を説明すると、アンテナ20、22に
おいて受信された信号はカプラを通過させることが出来
る。それぞれのアンテナはメッセージのプレアンブルの
一部について使用すればよく、そしてより良い信号を受
信するアンテナを利用してデータ信号を受信することが
可能である。アンテナで受信された信号をRF/IFコ
ンバータ30の受信部に供給し、そこで低ノイズ増幅器
であってもよい増幅器32により増幅される。増幅され
た信号は帯域通過フィルタ、たとえば2.5GHzを中
心とし、1GHzのRF周波数領域を有するフィルタに
より濾過すればよい。濾過された信号はミクサ36中で
ダウンコンバージョン信号と共に混合されて中間周波数
(“IF”)信号を発展させる。本発明の一実施態様に
おいて、ダウンコンバージョン信号はローカルシンセサ
イザーによって生成された正弦波信号であればよく、そ
して2.1乃至2.49GHzの範囲内における周波数
を有していればよい。従って、IF信号は10乃至40
0MHzの範囲を有していればよい。
【0020】RF/IFコンバータ30は独立したイネ
ーブルおよび各受信および送信部についてパワー回路を
備えることが出来る。不使用の回路部分をパワーダウン
することによってRF/IFコンバータ30は装置の電
力消費を減少させ、そして際だっているのは回路の受信
および送信部間に隔離を設けていることである。この種
の隔離は時分割多重方式システムにおいて特に重要であ
る。
【0021】RF/IFコンバータ30から出力された
受信信号は帯域通過フィルタ40を介し濾過すればよ
く、直角IF変調器/復調器42であって、信号が二段
積分制限増幅器44において増幅されるものに供給され
ればよい。制限増幅器44は回路を含んで、受信信号に
対しベースバンドのアンチエイリアシングおよびシェー
ピングを提供すればよい。制限増幅器44はまた、受信
信号強度インジケータ(RRSI)信号を提供してダウ
ンストリーム・エレメントを受信してもよい。
【0022】図2を参照すると、受信信号が制限増幅器
44により増幅された後、信号を分割し、得られた信号
の各形式をミクサ46、48へ入力するために供給して
もよい。一方のミクサは局部的に合成された周期的信号
により受信信号を混合し、また他方のミクサは直角変調
においてよく知られるように、第一の周期的信号と相が
90゜ずれている信号によって受信信号を混合する。信
号混合の結果は2種類の信号であり、その一方は復調受
信信号のI(インフェィズまたは実)構成要素であり、
他方は復調受信信号のQ(直角または虚)構成要素であ
る。もし、受信信号が拡張スペクトルPSK信号であれ
ば、ミクサ46、48の出力においてIおよびQ構成要
素信号は拡張スペクトルPSK変調信号である。Iおよ
びQ構成要素信号はそれぞれチューニング可能フィルタ
50、52中で濾過してもよい。
【0023】本発明の一実施態様において、直角IF変
調器/復調器42は10乃至400MHzの周波数域を
有し、かつ制限増幅器44は80dB超過のゲインを提
供すればよい。直角IF変調器/復調器44の受信側と
同様な(但し、逆の)態様において、送信部は、送信信
号として送信についてベースバンドプロセッサから受信
したIおよびQ信号を増幅し、濾過し、そして直角混合
すればよい。送信ミクサ72から出力された送信信号は
増幅され、(RF/IFコンバータ30によって)変換
されず、そして更に(パワー増幅器78により)放射電
力レベルに増幅されればよい。インピーダンス整合回路
26においてインピーダンス整合された後、アンテナ2
0、22の1本に対し増幅された送信信号が、その後提
供される。
【0024】図3に示す本発明によるベースバンドプロ
セッサは全二重データパケット送信用のスプレッディン
グ(拡張)およびデスプレッディング、変調および復
調、差分フェィズシフトキイード信号(“DPSK”)
のために必要な全ての機能を提供することが出来る。本
発明は必ずしも単一の装置に限定されるものではない
が、単一装置に対するこれら全機能の性能が、他の設計
であって、これらの機能またはこれらの機能の部分が複
数のハードウェアまたはソフトウェア駆動装置によって
処理されるものを超える実質的効果を提供する。これら
の効果には、より低いパワー要件、より良好な信号タイ
ミングおよび同期化、減少した装置面積および減少した
価格が含まれる。
【0025】図3の参照を続けると、図2と同様な構成
要素には同様な参照数字を付するものとし、ベースバン
ドプロセッサはA/Dコンバータ54、56を経由して
変調器/復調器42からIおよびQ信号を受信する。こ
れらのA/Dコンバータはレベル調整回路82を介して
様々な条件を超える許容範囲に維持される。これらのA
/Dコンバータは3ビットコンバータであればよく、そ
れぞれそのディジタル出力を相関器回路84、86に提
供し、これらは特別な拡張スペクトルリンクについて使
用される擬似ランダムノイズ(“PN”)コードを検出
することによって信号の利益を取得する。相関器84、
86は整合フィルタ相関器であればよく、これは(1)
広帯域ダイレクトシーケンス拡張スペクトル(“DSS
S”)信号情報をデスプレッドして、それをオリジナル
データレートに逆変換し、(2)望ましくない妨害信号
およびノイズをスプレッドしてデータからそれらをスペ
クトル的に分離するものとする。
【0026】相関器84、86は可変長を有し、16ビ
ットまでプログラム可能なPNコードを受信する。これ
らの相関器84、86はそれぞれ構成要素チャネル(I
およびQ)の一方に割り当てられ、そして共通の相関リ
ファレンスを有し、これは長さおよびシーケンス双方に
おいて変動し、このシステムをして広い範囲に及ぶ信号
タイプを復調するために利用せしめ得るものである。受
信信号は2回サンプリングすればよく、そのチップレー
トおよび相関器は他の工程ごとにタップ(tap)を有し
ている。相関器からの出力信号は直積対極コンバータ8
8によってIおよびQフォームから極フォームに変換さ
れる。信号の極フォームは復調処理の残部において使用
されて、独立のIおよびQチャネルに関してハードウェ
アを二重にするという必要性を減少させる。
【0027】シンボルトラッキングおよびタイミング回
路90はピーク相関マグニチュードを追跡し、かつチッ
プタイミング・リソリューションを+/−1/4チップ
に制御するために使用される。このシンボルトラッキン
グおよびタイミング回路90は個々の相関器サンプルを
プレアンブルの間アンテナの1本に対し所望の期間、た
とえばシステムの一時停止期間を超えて平均化する。サ
ンプルの平均化によって、ノイズの効果は減少され、僅
かな早期あるいは遅延バイアスを解消するための改良さ
れた能力が可能とされる。
【0028】トラッキングおよびタイミング回路90に
おいて、相関器出力サンプルのマグニチュードは、シン
ボル中のサンプルの数を法として合同に累積される。こ
の方法において、相関器マグニチュードの合計はシンボ
ルタイミングの各1サンプルフェイズにおいて形成され
る。最良のサンプルフェイズはいずれかの側においてよ
り小さなサンプルによる識別可能なピークを生成するこ
とになる。他の全てのサンプルは一般に累積されたノイ
ズから構成され、そしてそれらはマグニチュードの合計
においてより小さなものとなる。もし、受信信号が強力
であれば、相関器によって供給されるマグニチュードは
大きいものとなり、そして従来の設計では、オーバーフ
ローを阻止するための余分のビットを維持するために所
要のアキュムレータおよび他のダウンストリーム装置を
備えるものとなったであろう。反対に、本発明において
は、1/2フルスケール以上で最大値を得る場合マグニ
チュードの累積をバレル・シフティング(barrel shift
ing )することによって、低品位の信号に対する精度を
維持しながら大信号におけるオーバーフローを阻止す
る。本発明の一実施態様において、この値は累積の最大
有効ビット(“MSB”)をトラッキングすることによ
って容易にトラップ可能である。累積のMSBが1に設
定されると(相関器からの全ての数字はマグニチュード
であり、従って正である)、全ての累積および引き続く
相関器の出力は1ビットだけ右へ移動する。移動の数は
計数することが出来、そしてそれは指数に似たやり方で
ある。従って、マグニチュードの最大和を有するサンプ
ルは、アキュムレータおよびダウンストリーム装置に対
し余分のビットを添加することなく、アキュムレータお
よび指数と共に受信信号の強度の絶対的表示を維持しな
がら同定し得るのである。
【0029】直積対極コンバータ88によって生成され
た極信号はPSK変調器100に供給され、そして順次
差分復号器102に、そしてデータ・デスクランブラー
104に供給される。PSK変調器はBPSKおよびQ
PSKシグナリングの両者を復調することが出来る。本
発明の一特徴において、受信信号のプレアンブルはBP
SKフォーマットであればよく、そして受信信号のデー
タはBPSKまたはQPSKフォーマットのいずれかで
あればよい。QPSKおよびBPSK信号は差分的に変
調されるので、そのシンボル情報は以前のシンボルの状
態に基づいている。マルチパスおよび発振器のオフセッ
トドリフトにより誘導される位相エラーはフェイズロッ
クド搬送波トラッキングループ108によって補償され
る。一実施態様において、ループは、PSK復調器10
0に対し出力される8ビットのフェイズを提供するNC
Oを使用し、そして様々に設定されてシグナルフェイズ
の回転によってフェイズオフセットエラーをトラック
し、かつ調整する。メッセージのプレアンブルの間に展
開されるフェイズおよび周波数情報はループ100を最
小ループ整定時間にプリセットするために用いられる。
【0030】一実施態様において、信号品質(SQ)お
よび信号周波数(SF)測定値はシンボルタイミングの
測定値と共に得られる。ビット同期レベル、信号品質
(SG)および受信信号強度インジケータ(RSSI)
が全てそれら各々の閾値を超えると、受信信号は現存を
宣言する。データを受信するために2本のアンテナのど
ちらが使用されるかについての決定は各アンテナについ
ての一時停止時間中の測定値を取った後に行うことが出
来る。一度特定のアンテナが選択されると、選択された
アンテナについての測定されたシンボルタイミングと搬
送波周波数オフセットは、シンボルタイミングおよび搬
送波をNCOトラッキングするフェイズロックドループ
内に詰め込まれて、搬送波のデローテーション(de-rot
ation )を開始する。この方法において、復調回路は、
バースト性通信に関して望まれる短い期間内の入力プレ
アンブルを再取得し、かつ復調するに際して「ヘッドス
タート」を得る。
【0031】データ・デスクランブラー104は、7ビ
ットシフトレジスタを含んで成るプログラマブル(また
はユーザー設定可能である)タップを有する自己同期回
路であればよい。送信すべきデータに関して、同じよう
なデータスクランブラー110が使用される。データス
クランブラー110はRF搬送波抑制を測定することに
関して選択的に使用不能とすることが出来、その間代替
1/0パターンが送信される。同様に、データ・デスク
ランブラーは、差分復調器102からプロセッサ・イン
ターフェース114までを変化させることなく、データ
の通過を選択的に許容させないようにすることが出来
る。
【0032】送信すべきデータは、プロセッサ・インタ
ーフェース114によって外部装置から受信することが
出来る。このプロセッサ・インターフェース114はデ
ータと共に送るべきプレアンブル、CRCおよびその他
のプロトコルを生成し、そしてデータおよび他のプロト
コル信号をデータスクランブラー110および差分符号
器116に供給してPN変調されたIおよびQ信号であ
って、アンテナに関しあり得べき送信用の直角IF変調
器、たとえば図2の変調器42に対し供給可能である。
【0033】デスクランブルしたデータはプロセッサ・
インターフェース114に対し供給可能であり、これは
他の装置、たとえば媒体アクセス制御(“MAC”)回
路に対するデータの通過を制御することが出来る。ベー
スバンドプロセッサ全体を単一のチップ上に配置するこ
とが、受信信号の正確かつ適時の変調ならびにそれから
のデータの抽出、特にバースト性の、短いデータパケッ
トに対し可成りの効果を提供する。図3のベースバンド
プロセッサの回路と類似の各種の回路部分が別個のハー
ドウェア装置および/または別個の複合プログラマブル
装置によって提供されて来た、知られた従来技術とは対
照的に、本発明は単一装置への一体化に特に適合してい
る。
【0034】図3のベースバンドプロセッサは物理層に
おいて直列データの形式で受信されたパケット化された
データを媒体アクセス制御(“MAC”)層に移行させ
るために使用することが出来る。パケット化データ中に
埋め込まれているのは、物理層を制御するために使用さ
れるヘッダ情報である。このヘッダ情報は、プレアンブ
ル/同期フィールド、ユニーク語、信号フィールド、サ
ービスフィールド、長さフィールドおよびCRCフィー
ルドを含んでいてもよい。信号フィールドはデータ、す
なわちDPSKまたはQPSKのいずれかを変調するた
めに用いられる信号タイプを特定するために利用され
る。一実施態様において、プロセッサはヘッダがBPS
Kであるが、データがQPSKであるデータを受信すれ
ばよい。このような状況において、一方の信号フォーマ
ットから他方へのレシーバ切り替えのタイミングは時間
臨界的である。本発明の他の特徴において、ヘッダにお
けるフィールドの数はユーザーが選択可能であってよ
い。
【0035】従来技術において、物理層およびMACレ
ベル間のインターフェースはシリアルまたはパラレルの
いずれであってもよいことが知られている。最も先行の
技術による実装は、パラレル回路がより迅速なタイミン
グを可能にするという苛酷なタイミング制限(但し、パ
ラレルハードウェアについて可成りの付加的な出費を伴
う)の故にパラレルである。ヘッダ生成および検出の物
理層タスクが屡々MAC層において、通常別個の装置に
よって行われる。対照的に、本発明においてヘッダ検出
および類似の物理層タスクは単一装置内に埋め込めばよ
い。
【0036】ヘッダおよび類似の物理層タスクが別個の
回路/装置によって取り扱われる従来技術による装置に
おいては、回路が受容可能なヘッダを検出し、かつ復調
する時点とその状態の、データを復調する回路への送信
との間の或る時間が経過する。ヘッダ中のビットの数が
最小に保持され、かつその他の慣例的なヘッダ機能に加
えて複数本のアンテナのどちらを使用し得るかを決定す
る本発明において、単一ビットのスリップは上手くメッ
セージを復調するのとそのメッセージをミスするのとの
差を意味する可能性がある。
【0037】ヘッダの変調の間、本発明はヘッダデータ
をモニターし、かつ利用してデータに関して使用すべき
信号のタイプを同定する一方、複数本のアンテナ間の選
択という両者を遂行する。迅速なデータ復調のためのプ
レアンブルにおいて展開されたデータを使用することに
よって、喪失ビットの数は最小化される。ヘッダを受信
するに際して、ベースバンドプロセッサはデータ・デス
クランブラー104からのシリアルデータを16ビット
のパラレルワードであって、ユニーク語について予め選
択された値および信号フィールドと比較されるものに変
換する。このユニーク語は一定量の時間についてサーチ
されて、もしそれが発見されないと、変調器/復調器は
リセットされ、そしてRF信号の取得は再スタートされ
る。一度、ユニーク語が発見されると、フィールドカウ
ンターは、パラレル形状において入力ビットを介して、
ヘッダを構成するフィールドをサーチする。各フィール
ドが検出されると、シリアルコントロールバスを経由し
て、受信データはアクセス用の内部レジスタ内に記憶さ
れる。検出されると、信号フィールドが用いられて、パ
ケットのデータ部分に関して正確な時間においてレシー
バの変調器/復調器をBPSKおよびQPSK間で切り
替える。長さフィールドが検出されると、この値はカウ
ンターに読み込まれ、そしてデータパケットの入力ビッ
トをトラックし、そしてパケットの最終ビットが受信さ
れるとMAC層を信号で伝えるために使用される。プロ
セッサ・インターフェース114はまた、フライ(fly
)に対するCRCを計算し、そして計算されたCRC
をメッセージ中で受信したCRCと比較する。もしCR
Cが受信データと整合しなければ、パケットは終結さ
れ、そしてレシーバを再取得にリセットする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様において通信可能な信号タ
イプについてのフォーマットを示す代表的な図。
【図2】通信トランシーバを示す機能的ブロック図。
【図3】図2のトランシーバにおいて使用可能なベース
バンドプロセッサについての機能的ブロック図。
【符号の説明】
20、22 アンテナ 24 セレクタスイッチ 26 アンテナカプラ(インピーダンス整合器) 30 RF/IFコンバータ 34 帯域通過フィルタ 42 直角IF変調器/復調器 44 二段積分制限増幅器 46、48 ミクサ 54、56 A/Dコンバータ 58 デスプレッダ 62 インターフェース回路 64 変調器 66 スプレッダ 84、86 相関器回路 88 直積対極コンバータ 90 シンボルトラッキングおよびタイミング回
路 102 差分復号器 104 データ・デスクランブラー 110 データスクランブラー 114 プロセッサ・インターフェース 116 差分符号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョオン シー.ファカッセリス アメリカ合衆国,フロリダ州 32905,パ ーム ベイ,ウォルドーフ サークル エ ヌ.イー.1560 (72)発明者 ペリー ダブリュ.フロッジ アメリカ合衆国,フロリダ州 32905,パ ーム ベイ,ウルム ロード エヌ.ダブ リュ.571 (72)発明者 レオナード ヴィ.ルーカス アメリカ合衆国,フロリダ州 32905,パ ーム ベイ,ガンパウダー ドライヴ エ ヌ.イー.2165 (72)発明者 アル ペトリック アメリカ合衆国,フロリダ州 32832,オ ーランド,ツリートップ コート 12201 (72)発明者 ジェイムス スネル アメリカ合衆国,フロリダ州 32905,パ ーム ベイ,レモン ストリート エヌ. イー.2695

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のアンテナと、 前記複数本のアンテナの1本をシステムの残りの部分に
    選択的に接続するアンテナ選択スイッチと、 前記複数本のアンテナの前記選択された1本をシステム
    の残部に相互連結するインピーダンス整合回路と、 前記複数本のアンテナの前記1本で受信したRF信号を
    ダウン変換して前記RF信号から中間周波数信号を生成
    するRF/IFコンバータと、 前記中間周波数信号をベースバンドに復調し、かつ前記
    中間周波数信号から直角IおよびQベースバンド信号を
    供給する直角IF変調器と、 前記IおよびQ信号を受信し、かつ前記ベースバンドプ
    ロセッサに通信されるデータに関連したディジタルデー
    タ信号をそれから提供するディジタルベースバンドプロ
    セッサとを含んで成り、 このディジタルベースバンドプロセッサが、 IおよびQ信号をディジタルIおよびQ信号に変換する
    ためのA/Dコンバータと、 IおよびQチャネルの1本に対しディジタル信号をそれ
    ぞれデスプレッディングするデュアル相関器と、 Qチャネルと、 デスプレッドしたIおよびQチャネルを極座標に変換す
    るための直積対極コンバータと、 極座標からデータシンボルを復調するためのフェイズロ
    ックドループPSK復調器と、 復調したデータをデスクランブルするデータ・デクスラ
    ンブラーと、 復調およびデスクランブルしたデータを外部装置に対し
    提供するシリアルインターフェースとを含んで成ること
    を特徴とする変調擬似ランダムノイズ(“PN”)によ
    り変調された搬送波信号と、通信すべきデータを表す移
    送シフトキイード変調データ信号とを含んで成るRF通
    信を受信するためのシステム。
  2. 【請求項2】 前記ベースバンドプロセッサが単一装置
    内に収容される、そして好ましくは単一のモノリシック
    装置内に収容される請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記A/Dコンバータにおけるドリフト
    を補正するための手段を含み、ここにおいて通信の送信
    の間A/Dコンバータを不能にするための手段が設けら
    れている請求項1または2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 A/Dコンバータの時常数を選択的に変
    化させるための手段を含む請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 相関器が小さい信号に関しノン−ゼロレ
    ベルにおいて制限され、そして好ましくはその相関器が
    シンボル当たり2回の相関法を実施する請求項1乃至6
    のいずれかに記載のシステム。
  6. 【請求項6】 デスプレディングが擬似ランダムノイズ
    (“PN”)コードによって実施され、これは選択可能
    な長さおよびコードを有し、かつここにおいて受信信号
    は少なくとも2台の信号品質インジケータであって、そ
    れぞれが選択的な検出の閾値および擬似アラームを備え
    るものを用いて復調される請求項1乃至5のいずれかに
    記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記品質インジケータが1種類またはそ
    れ以上のビット同期振幅およびフェイズエラー計測を含
    んで成る請求項6記載のシステム。
  8. 【請求項8】 受信信号はコヒーレントに復調され、引
    き続いて差分的に複合され、そして受信シンボルを複合
    するための標本抽出周期を提供するクロックが、それを
    選択的に反転させることによって調整される請求項1乃
    至7のいずれかに記載のシステム。
JP20150796A 1995-07-31 1996-07-31 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ Expired - Fee Related JP4008057B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/509,590 US5694417A (en) 1995-07-31 1995-07-31 Short burst direct acquisition direct sequence spread spectrum receiver
US08/509590 1995-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09172393A true JPH09172393A (ja) 1997-06-30
JP4008057B2 JP4008057B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=24027300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20150796A Expired - Fee Related JP4008057B2 (ja) 1995-07-31 1996-07-31 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5694417A (ja)
EP (1) EP0757449B1 (ja)
JP (1) JP4008057B2 (ja)
DE (1) DE69627587T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530627A (ja) * 1998-05-06 2002-09-17 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星ポジショニングシステムにおける信号処理方法及び装置
US6600911B1 (en) 1998-09-30 2003-07-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Even harmonic direct-conversion receiver, and a transmitting and receiving apparatus using the same

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052408A (en) * 1995-09-06 2000-04-18 Aironet Wireless Communications, Inc. Cellular communication system with dynamically modified data transmission parameters
US5950124A (en) * 1995-09-06 1999-09-07 Telxon Corporation Cellular communication system with dynamically modified data transmission parameters
US6132306A (en) * 1995-09-06 2000-10-17 Cisco Systems, Inc. Cellular communication system with dedicated repeater channels
US6128512A (en) * 1995-09-06 2000-10-03 Cisco Systems, Inc. Cellular communication system with dedicated repeater channels
US6320842B1 (en) * 1996-02-01 2001-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Spread spectrum communication apparatus
JP3297580B2 (ja) * 1996-02-26 2002-07-02 キヤノン株式会社 スペクトラム拡散通信装置
US6678311B2 (en) 1996-05-28 2004-01-13 Qualcomm Incorporated High data CDMA wireless communication system using variable sized channel codes
US6633550B1 (en) 1997-02-20 2003-10-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Radio transceiver on a chip
US5982807A (en) * 1997-03-17 1999-11-09 Harris Corporation High data rate spread spectrum transceiver and associated methods
US6085076A (en) * 1997-04-07 2000-07-04 Omnipoint Corporation Antenna diversity for wireless communication system
US6563858B1 (en) 1998-01-16 2003-05-13 Intersil Americas Inc. Method of performing antenna diversity in spread spectrum in wireless local area network
US6700921B1 (en) * 1999-01-07 2004-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Spread-spectrum communication apparatus
US6493396B1 (en) * 1999-01-11 2002-12-10 Tellabs Operations, Inc Phase shift key burst receiver having improved phase resolution and timing and data recovery
US6678312B1 (en) * 1999-12-22 2004-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for extending digital receiver sensitivity using analog correlation
US7130595B1 (en) * 1999-12-22 2006-10-31 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transmitter power amplifier ramping method
EP1124337A3 (en) 2000-02-11 2002-11-20 Nokia Inc. Switchless half-duplex transceiver front end
FI111208B (fi) * 2000-06-30 2003-06-13 Nokia Corp Datan salauksen järjestäminen langattomassa tietoliikennejärjestelmässä
IT1321057B1 (it) * 2000-11-14 2003-12-30 Cselt Centro Studi Lab Telecom Ricevitore per interfaccia radio a divisione di codice.
US7110381B1 (en) * 2001-03-19 2006-09-19 Cisco Systems Wireless Networking (Australia) Pty Limited Diversity transceiver for a wireless local area network
US7346136B1 (en) 2002-06-20 2008-03-18 Staccato Communications, Inc. Rake receiver
US7359692B2 (en) * 2003-06-30 2008-04-15 Zarbana Digital Fund, Llc Method of and device for antennae diversity switching
US7606328B1 (en) * 2004-06-18 2009-10-20 Rockwell Collins, Inc. Common signal generation for an RF receiver
US7978773B2 (en) * 2006-12-29 2011-07-12 Agere Systems Inc. Multi-channel receiver with improved AGC
CN101667844B (zh) * 2008-09-04 2012-12-19 傲世通科技(苏州)有限公司 用于移动通信系统串行解扰解扩的装置及其方法
US8983003B2 (en) * 2010-03-31 2015-03-17 Hytera Communications Corp., Ltd. Method and system for adaptively identifying signal bandwidth
US8976907B2 (en) 2013-01-17 2015-03-10 Harris Corporation Bit synchronizer for detecting symbol timing error for high order modulation using a trajectory mid-point rotation and related methods

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9019487D0 (en) * 1990-09-06 1990-10-24 Ncr Co Carrier detection for a wireless local area network
US5151920A (en) * 1991-09-10 1992-09-29 Ncr Corporation Radio LAN station with improved frame delimiter detection in a spread spectrum environment
US5311544A (en) * 1992-11-19 1994-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Receiver of a direct sequence spread spectrum system
US5488629A (en) * 1993-02-17 1996-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal processing circuit for spread spectrum communications

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530627A (ja) * 1998-05-06 2002-09-17 スナップトラック・インコーポレーテッド 衛星ポジショニングシステムにおける信号処理方法及び装置
US8078118B2 (en) 1998-05-06 2011-12-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for signal processing in a satellite positioning system using navigation message common information
US6600911B1 (en) 1998-09-30 2003-07-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Even harmonic direct-conversion receiver, and a transmitting and receiving apparatus using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4008057B2 (ja) 2007-11-14
US5694417A (en) 1997-12-02
EP0757449A2 (en) 1997-02-05
DE69627587T2 (de) 2004-03-25
EP0757449B1 (en) 2003-04-23
EP0757449A3 (en) 2000-05-17
DE69627587D1 (de) 2003-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4008057B2 (ja) 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ
US5712870A (en) Packet header generation and detection circuitry
EP2975814B1 (en) Chirp Signal Processor
EP0866588B1 (en) High data rate spread spectrum transceiver and associated methods
US9712206B2 (en) Preamble design and processing method for on-the-fly, frame-by-frame air data rate detection in wireless receivers
US6128331A (en) Correlation system for use in wireless direct sequence spread spectrum systems
US10728853B2 (en) Wake up radio frame with spectrum spreading based single carrier
JP3424183B2 (ja) 直接スペクトラム拡散用受信機
US20080240167A1 (en) System and method for transmitting a multiple format wireless signal
JP2007524267A (ja) 並列スペクトラム拡散通信システムおよび方法
US6674790B1 (en) System and method employing concatenated spreading sequences to provide data modulated spread signals having increased data rates with extended multi-path delay spread
EP1171958B1 (en) Method for extending digital receiver sensitivity using analog correlation
KR100460554B1 (ko) 코드분할 다중접속 시스템에서 프리앰블 시퀀스들을발생시키는 방법
WO2022000442A1 (zh) 一种双极性csk调制复合电文信号播发方法及装置
JPH10294719A (ja) Cdma(符号分割多重アクセス)網における差分psk(位相偏移キーイング)シグナリング方法およびシステム
US20120106529A1 (en) Transmitting Data Between Nodes of a Wireless Network
US10491264B1 (en) Combined demodulator and despreader
WO1998005147A1 (en) Method and apparatus for receiving a signal in a digital radio frequency communication system
JP2003530728A (ja) 発振器周波数訂正機構を有するスペクトラム拡散GMSK/M−ary無線
KR100776978B1 (ko) 간섭에러 보정 초광대역 통신 송수신 장치, 송신방법 및수신방법
US20040127184A1 (en) Method for receiving radio signals with an access point

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051102

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060607

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070110

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees