JPH09160426A - 定着装置及び定着装置の載置装置 - Google Patents
定着装置及び定着装置の載置装置Info
- Publication number
- JPH09160426A JPH09160426A JP7321691A JP32169195A JPH09160426A JP H09160426 A JPH09160426 A JP H09160426A JP 7321691 A JP7321691 A JP 7321691A JP 32169195 A JP32169195 A JP 32169195A JP H09160426 A JPH09160426 A JP H09160426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- fixing device
- mounting table
- sheet
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着装置に用いられている一対のローラで、
熱定着ローラに記録紙を圧着する圧着ローラに用いられ
ている弾性部材は強力な弾性部材が用いられており組み
立てと、メンテナンスを容易に行うことが出来なかっ
た。又熱定着ローラに設けた分離爪を離間した後、復帰
時に分離爪の先端で熱定着ローラ面を傷付けてしまうこ
とがある。更にメンテナンス時に画像形成装置より定着
装置を引き出す時、定着装置を画像形成装置外迄引き出
すのが困難であった。 【解決手段】 回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着する定着装置に於いて、前記一対のローラ中、
回転位置を固定した一方のローラと、一端が支点で支持
され、他端を弾性部材で前記一方のローラ方向に付勢し
た第1揺動部材と、該第1揺動部材の支点近傍位置に有
する連結部材で連結され、前記弾性部材位置の近傍位置
に支点を有する第2揺動部材に他方のローラを支持し、
回転位置を固定した前記一方のローラと、前記他方のロ
ーラを圧接するようにしたことを特徴とする定着装置。
熱定着ローラに記録紙を圧着する圧着ローラに用いられ
ている弾性部材は強力な弾性部材が用いられており組み
立てと、メンテナンスを容易に行うことが出来なかっ
た。又熱定着ローラに設けた分離爪を離間した後、復帰
時に分離爪の先端で熱定着ローラ面を傷付けてしまうこ
とがある。更にメンテナンス時に画像形成装置より定着
装置を引き出す時、定着装置を画像形成装置外迄引き出
すのが困難であった。 【解決手段】 回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着する定着装置に於いて、前記一対のローラ中、
回転位置を固定した一方のローラと、一端が支点で支持
され、他端を弾性部材で前記一方のローラ方向に付勢し
た第1揺動部材と、該第1揺動部材の支点近傍位置に有
する連結部材で連結され、前記弾性部材位置の近傍位置
に支点を有する第2揺動部材に他方のローラを支持し、
回転位置を固定した前記一方のローラと、前記他方のロ
ーラを圧接するようにしたことを特徴とする定着装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置、プリン
タ等の画像形成装置に用いられる一対のローラを用いた
定着装置に関するものである。
タ等の画像形成装置に用いられる一対のローラを用いた
定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主に電子写真方式だ画像を形成す
る複写装置、プリンタ等は記録紙に転写されたトナー画
像を定着する手段として、熱定着装置が用いられてい
る。熱定着装置としては、例えば実公平4−17952
号公報の如く熱効率が良く、高速でトナー画像定着処理
が可能である圧着した一対の熱定着ローラと圧着ローラ
が多く用いられている。
る複写装置、プリンタ等は記録紙に転写されたトナー画
像を定着する手段として、熱定着装置が用いられてい
る。熱定着装置としては、例えば実公平4−17952
号公報の如く熱効率が良く、高速でトナー画像定着処理
が可能である圧着した一対の熱定着ローラと圧着ローラ
が多く用いられている。
【0003】一対の熱定着ローラと圧着ローラで構成さ
れた定着装置200を図6で示す。上部に配置したヒー
タ103を内蔵した熱定着ローラ101に対して下部の
圧着ローラ102は一端を軸106で軸支し、他端に圧
着用の弾性部材Sを設けた揺動部材104に圧着ローラ
102を軸受110を介して装着し、該圧着用弾性部材
Sの圧力で圧着ローラ102を熱定着ローラ101に数
十kgの圧力で圧接していた。
れた定着装置200を図6で示す。上部に配置したヒー
タ103を内蔵した熱定着ローラ101に対して下部の
圧着ローラ102は一端を軸106で軸支し、他端に圧
着用の弾性部材Sを設けた揺動部材104に圧着ローラ
102を軸受110を介して装着し、該圧着用弾性部材
Sの圧力で圧着ローラ102を熱定着ローラ101に数
十kgの圧力で圧接していた。
【0004】又、前記上部に配置したヒータ103を内
蔵した熱定着ローラ101は、記録紙Pに形成したトナ
ー画像P1と接触し、熱定着するため熱定着ローラ10
1面にトナーが付着するため、クリーニングを行ってい
る。該クリーニング手段として、図7に示すように、感
光体ドラム面に対して抵抗が少なくクリーニング効果の
良いシリコンオイルを含浸させたクリーニング用シート
124をシート供給手段122より弾性部材S4で押圧
部材126で押圧し、弛みを防止しながらクリーニング
用シート124しを供給し、加熱用定着ローラ面に接触
させる中間案内部材123で押圧してクリーニングを行
った後、巻取手段125で巻取るシートクリーニング手
段が用いられている。
蔵した熱定着ローラ101は、記録紙Pに形成したトナ
ー画像P1と接触し、熱定着するため熱定着ローラ10
1面にトナーが付着するため、クリーニングを行ってい
る。該クリーニング手段として、図7に示すように、感
光体ドラム面に対して抵抗が少なくクリーニング効果の
良いシリコンオイルを含浸させたクリーニング用シート
124をシート供給手段122より弾性部材S4で押圧
部材126で押圧し、弛みを防止しながらクリーニング
用シート124しを供給し、加熱用定着ローラ面に接触
させる中間案内部材123で押圧してクリーニングを行
った後、巻取手段125で巻取るシートクリーニング手
段が用いられている。
【0005】又、前記一対の熱定着ローラで記録紙が排
紙する位置で、記録紙が一対の熱定着ローラに巻き付く
のを防止するため、分離爪が接触して設けられている。
しかるに分離爪を設けても、上部に配置した熱定着ロー
ラに時には記録紙が巻き付くことがあり、熱定着ローラ
面より分離爪を支持した支持体と共に離間させる必要が
ある。そして、熱定着ローラ面より記録紙を排除した
後、再び分離爪を熱定着ローラ面に接触させる。
紙する位置で、記録紙が一対の熱定着ローラに巻き付く
のを防止するため、分離爪が接触して設けられている。
しかるに分離爪を設けても、上部に配置した熱定着ロー
ラに時には記録紙が巻き付くことがあり、熱定着ローラ
面より分離爪を支持した支持体と共に離間させる必要が
ある。そして、熱定着ローラ面より記録紙を排除した
後、再び分離爪を熱定着ローラ面に接触させる。
【0006】又、定着装置を長期間使用していると、前
記一対の熱定着ローラを内蔵した定着装置のローラを交
換したり、使用完了した前記シートクリーニング手段の
シートを交換する等のメンテナンスが必要となる。その
際、複写装置内の定着装置を載せた載置台より取り外し
ている。
記一対の熱定着ローラを内蔵した定着装置のローラを交
換したり、使用完了した前記シートクリーニング手段の
シートを交換する等のメンテナンスが必要となる。その
際、複写装置内の定着装置を載せた載置台より取り外し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図6で
示すように、上部に配置した加熱用定着ローラ101に
対して下部の圧着ローラ102は一端を支軸106で支
持し、他端に圧着バネを設けた揺動部材104に圧着ロ
ーラ軸110を装着し、該圧着用の弾性部材Sの圧力で
圧着ローラ102を加熱用定着ローラ101に圧接する
ように構成している。一般に加熱用定着ローラ101に
対して下部の圧着ローラ102は50〜60kgの荷重
で圧接している。従って圧着用弾性部材Sは前記圧力に
対応する強力な弾性部材が用いられるめ、特に圧着ロー
ラ102の組み立て作業時には、前記のような強力な弾
性部材に抗して組み立てを行う必要があった。
示すように、上部に配置した加熱用定着ローラ101に
対して下部の圧着ローラ102は一端を支軸106で支
持し、他端に圧着バネを設けた揺動部材104に圧着ロ
ーラ軸110を装着し、該圧着用の弾性部材Sの圧力で
圧着ローラ102を加熱用定着ローラ101に圧接する
ように構成している。一般に加熱用定着ローラ101に
対して下部の圧着ローラ102は50〜60kgの荷重
で圧接している。従って圧着用弾性部材Sは前記圧力に
対応する強力な弾性部材が用いられるめ、特に圧着ロー
ラ102の組み立て作業時には、前記のような強力な弾
性部材に抗して組み立てを行う必要があった。
【0008】又、前記上部に配置した加熱用定着ローラ
は、図7に示すように、感光体ドラム面に対して抵抗が
少なくクリーニング効果の良いシリコンオイルを含浸さ
せたシート124をシート供給手段122より順次シー
ト124を供給し、該シート124を中間案内ローラ1
23を介して加熱用定着ローラ101面に接触してクリ
ーニングを行った後、巻取手段125で巻取るシートク
リーニング手段が用いられているが、シリコンオイルを
含浸させたシート124は使用初期の段階では大量にシ
ート供給手段122に巻かれており、且つ加熱用定着ロ
ーラ101の上部に配置されている。従って加熱用定着
ローラ101の熱でシート124が加熱され、同時にシ
リコンオイルも加熱されるため、シート124よシリコ
ンオイルが124Aで示すように浸み出して落下し、加
熱用定着ローラの記録紙進入側に落下するため、記録紙
に前記浸みだしたシリコンオイル124Aが付着し、画
質を低下させてしまう。
は、図7に示すように、感光体ドラム面に対して抵抗が
少なくクリーニング効果の良いシリコンオイルを含浸さ
せたシート124をシート供給手段122より順次シー
ト124を供給し、該シート124を中間案内ローラ1
23を介して加熱用定着ローラ101面に接触してクリ
ーニングを行った後、巻取手段125で巻取るシートク
リーニング手段が用いられているが、シリコンオイルを
含浸させたシート124は使用初期の段階では大量にシ
ート供給手段122に巻かれており、且つ加熱用定着ロ
ーラ101の上部に配置されている。従って加熱用定着
ローラ101の熱でシート124が加熱され、同時にシ
リコンオイルも加熱されるため、シート124よシリコ
ンオイルが124Aで示すように浸み出して落下し、加
熱用定着ローラの記録紙進入側に落下するため、記録紙
に前記浸みだしたシリコンオイル124Aが付着し、画
質を低下させてしまう。
【0009】又、前記のように、分離爪を設けても、上
部に配置した熱定着ローラに、時には記録紙が巻き付く
ことがあり、熱定着ローラ面より分離爪を支持した支持
体と共に離間させる必要がある。そして、熱定着ローラ
面より記録紙を排除した後、再び分離爪を熱定着ローラ
面に接触させるように支持体を作動させている。特に熱
定着ローラは上部に設けられているため、分離爪と共に
支持体を上方に移動し、熱定着ローラ面より記録紙を排
除した後、支持体を下方に移動復帰させるが、分離爪を
設けた支持体には記録紙の排紙案内部も形成され、重量
があるため、その儘自由落下で復帰させると、該落下速
度で前記分離爪の先端が熱定着ローラ面に衝突し、分離
爪の先端を破損するか、分離爪の先端で熱定着ローラ面
を傷つけ、トナー画像の定着不良を発生させる。
部に配置した熱定着ローラに、時には記録紙が巻き付く
ことがあり、熱定着ローラ面より分離爪を支持した支持
体と共に離間させる必要がある。そして、熱定着ローラ
面より記録紙を排除した後、再び分離爪を熱定着ローラ
面に接触させるように支持体を作動させている。特に熱
定着ローラは上部に設けられているため、分離爪と共に
支持体を上方に移動し、熱定着ローラ面より記録紙を排
除した後、支持体を下方に移動復帰させるが、分離爪を
設けた支持体には記録紙の排紙案内部も形成され、重量
があるため、その儘自由落下で復帰させると、該落下速
度で前記分離爪の先端が熱定着ローラ面に衝突し、分離
爪の先端を破損するか、分離爪の先端で熱定着ローラ面
を傷つけ、トナー画像の定着不良を発生させる。
【0010】又、前記のように、複写装置内の定着装置
を載せた載置台より取り外す作業が必要であるが、定着
装置は内部に熱定着ローラが内蔵され、定着効率を挙げ
るため熱定着ローラの熱保存性能が長く、冷却しにくい
構造であり、又一対のローラであるため重量があり、載
置台より取り外す作業は困難を伴う。
を載せた載置台より取り外す作業が必要であるが、定着
装置は内部に熱定着ローラが内蔵され、定着効率を挙げ
るため熱定着ローラの熱保存性能が長く、冷却しにくい
構造であり、又一対のローラであるため重量があり、載
置台より取り外す作業は困難を伴う。
【0011】本発明は、前記の欠点を一掃するため特に
考えられたもので、弾性力の弱い弾性部材でも熱定着ロ
ーラに所定の圧力で圧着ローラを圧接し、熱定着ローラ
をクリーニングするシートよりシリコンオイルの落下を
防止しすると共に、熱定着ローラより開放した分離爪の
復帰速度を弱め、且つ複写装置内の定着装置を載せた載
置台より容易に着脱出来るようにすることを目的とす
る。
考えられたもので、弾性力の弱い弾性部材でも熱定着ロ
ーラに所定の圧力で圧着ローラを圧接し、熱定着ローラ
をクリーニングするシートよりシリコンオイルの落下を
防止しすると共に、熱定着ローラより開放した分離爪の
復帰速度を弱め、且つ複写装置内の定着装置を載せた載
置台より容易に着脱出来るようにすることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的のた
め、請求項1に於いて、回転可能に設けられた一対のロ
ーラを圧着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形
成した画像を定着する定着装置に於いて、前記一対のロ
ーラ中、回転位置を固定した一方のローラと、一端が支
点で支持され、他端を弾性部材で前記一方のローラ方向
に付勢した第1揺動部材と、該第1揺動部材の支点近傍
位置に有する連結部材で連結され、前記弾性部材位置の
近傍位置に支点を有する第2揺動部材に他方のローラを
支持し、回転位置を固定した前記一方のローラと、前記
他方のローラを圧接するようにしたこと、請求項2に於
いて、前記第1揺動部材と、前記第2揺動部材は、一対
で構成され、各々前記他方のローラの両側に設けられて
いること、請求項3に於いて、前記弾性部材はコイルス
プリングであること、請求項4に於いて、回転可能に設
けられた一対のローラを圧着すると共に加熱し、該ロー
ラ間で記録紙に形成した画像を定着する定着装置に於い
て、前記一対のローラ中、上部側に位置した一方のロー
ラと、該一方のローラに設けたクリーニング手段であっ
て、クリーニング用のシートを供給するシート供給手段
と、該シート供給手段より供給されたシートを受け、シ
ート巻取手段にシートを案内する中間案内ローラとを有
し、前記シート供給手段と、前記中間案内ローラ間のシ
ートを、前記一方のローラ面側から供給するようにした
こと、請求項5に於いて、前記シート供給手段は前記一
方のローラの上部位置に設けられ、前記シートにはシリ
コンオイルを含浸したクリーニング用シートであるこ
と、請求項6に於いて、前記一方のローラは、ローラ内
に加熱手段が設けられた熱定着ローラであること、請求
項7に於いて、回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着した後、記録紙を排紙する排紙側に設けられ、
且つ前記一対のローラ面に接触して記録紙を分離する分
離爪を有する定着装置に於いて、前記分離爪を一端に支
持し、他端を回動自在に軸止した開放手段と、前記分離
爪を前記一対のローラ中、何れか一方のローラより離間
して開放させると共に、前記開放手段の開放位置より閉
じ位置に復帰する時、前記分離爪が前記一方のローラに
接触する前に、前記開放手段が停止する停止手段とを備
えていること、請求項8に於いて、前記分離爪を離間す
る一方のローラは、ローラ内に加熱手段が設けられた熱
定着ローラであること、請求項9に於いて、前記開放手
段には記録紙排紙用案内手段を有すること、請求項10
に於いて、画像形成装置に回転可能に設けられた一対の
ローラを圧着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に
形成した画像を定着排紙する定着装置の載置装置に於い
て、画像形成装置に固定した第1載置台と、該第1載置
台に前記定着排紙する方向に対し直角方向に引き出し可
能であり、引き出し時に一定位置で停止する第1停止手
段で停止する第2載置台と、該第2載置台の引き出し方
向と同一方向に引き出し可能であり、引き出し時に一定
位置で停止する第2停止手段で停止する第3載置台と、
該第3載置台に定着装置を載置したこと、請求項11に
於いて、前記第3載置台を引き出し、前記第2載置台の
一定位置で停止する第2停止手段は、第2載置台に形成
した突起と、第3載置台に設けた弾性係止部材が係止し
て固定し、弾性係止部材を前記突起より解除することに
より前記固定状態を解除するようにしたこと、請求項1
2に於いて、前記第3載置台は、定着装置を載置した状
態で画像形成装置の外部位置迄引き出し可能としたこと
により達成する。
め、請求項1に於いて、回転可能に設けられた一対のロ
ーラを圧着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形
成した画像を定着する定着装置に於いて、前記一対のロ
ーラ中、回転位置を固定した一方のローラと、一端が支
点で支持され、他端を弾性部材で前記一方のローラ方向
に付勢した第1揺動部材と、該第1揺動部材の支点近傍
位置に有する連結部材で連結され、前記弾性部材位置の
近傍位置に支点を有する第2揺動部材に他方のローラを
支持し、回転位置を固定した前記一方のローラと、前記
他方のローラを圧接するようにしたこと、請求項2に於
いて、前記第1揺動部材と、前記第2揺動部材は、一対
で構成され、各々前記他方のローラの両側に設けられて
いること、請求項3に於いて、前記弾性部材はコイルス
プリングであること、請求項4に於いて、回転可能に設
けられた一対のローラを圧着すると共に加熱し、該ロー
ラ間で記録紙に形成した画像を定着する定着装置に於い
て、前記一対のローラ中、上部側に位置した一方のロー
ラと、該一方のローラに設けたクリーニング手段であっ
て、クリーニング用のシートを供給するシート供給手段
と、該シート供給手段より供給されたシートを受け、シ
ート巻取手段にシートを案内する中間案内ローラとを有
し、前記シート供給手段と、前記中間案内ローラ間のシ
ートを、前記一方のローラ面側から供給するようにした
こと、請求項5に於いて、前記シート供給手段は前記一
方のローラの上部位置に設けられ、前記シートにはシリ
コンオイルを含浸したクリーニング用シートであるこ
と、請求項6に於いて、前記一方のローラは、ローラ内
に加熱手段が設けられた熱定着ローラであること、請求
項7に於いて、回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着した後、記録紙を排紙する排紙側に設けられ、
且つ前記一対のローラ面に接触して記録紙を分離する分
離爪を有する定着装置に於いて、前記分離爪を一端に支
持し、他端を回動自在に軸止した開放手段と、前記分離
爪を前記一対のローラ中、何れか一方のローラより離間
して開放させると共に、前記開放手段の開放位置より閉
じ位置に復帰する時、前記分離爪が前記一方のローラに
接触する前に、前記開放手段が停止する停止手段とを備
えていること、請求項8に於いて、前記分離爪を離間す
る一方のローラは、ローラ内に加熱手段が設けられた熱
定着ローラであること、請求項9に於いて、前記開放手
段には記録紙排紙用案内手段を有すること、請求項10
に於いて、画像形成装置に回転可能に設けられた一対の
ローラを圧着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に
形成した画像を定着排紙する定着装置の載置装置に於い
て、画像形成装置に固定した第1載置台と、該第1載置
台に前記定着排紙する方向に対し直角方向に引き出し可
能であり、引き出し時に一定位置で停止する第1停止手
段で停止する第2載置台と、該第2載置台の引き出し方
向と同一方向に引き出し可能であり、引き出し時に一定
位置で停止する第2停止手段で停止する第3載置台と、
該第3載置台に定着装置を載置したこと、請求項11に
於いて、前記第3載置台を引き出し、前記第2載置台の
一定位置で停止する第2停止手段は、第2載置台に形成
した突起と、第3載置台に設けた弾性係止部材が係止し
て固定し、弾性係止部材を前記突起より解除することに
より前記固定状態を解除するようにしたこと、請求項1
2に於いて、前記第3載置台は、定着装置を載置した状
態で画像形成装置の外部位置迄引き出し可能としたこと
により達成する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に於いて、前記従来の技術に
示した定着装置200と共通部分は共通の番号で説明す
る。上部位置にはヒータ103を内蔵した熱定着ローラ
101を回転自在に設け、該熱定着ローラ101の下部
には圧着ローラ102を前記熱定着ローラ101の一部
と接触するように配置する。圧着ローラ102の側方に
は、定着装置200の一部に固定した支軸106に一端
を固定した第1揺動部材104を設け、他端に形成した
弾性部材支持部108に対して、定着装置200の一部
に設けたコイルスプリングよりなる弾性部材S1を取り
付ける。又前記第1揺動部材104に設けた弾性部材S
1の近傍には逃げ孔1071と、支軸106の近傍には
若干横長に形成した作動孔1072を各々形成する。そ
して前記第1揺動部材104の内側に並設して第2揺動
部材105が設けられており、該第2揺動部材105
は、定着装置200に固定され、前記逃げ孔1071を
介して設けられた支軸111に一端が固定され、他端に
は前記作動孔1072に嵌合する作動部材109が設け
られている。
示した定着装置200と共通部分は共通の番号で説明す
る。上部位置にはヒータ103を内蔵した熱定着ローラ
101を回転自在に設け、該熱定着ローラ101の下部
には圧着ローラ102を前記熱定着ローラ101の一部
と接触するように配置する。圧着ローラ102の側方に
は、定着装置200の一部に固定した支軸106に一端
を固定した第1揺動部材104を設け、他端に形成した
弾性部材支持部108に対して、定着装置200の一部
に設けたコイルスプリングよりなる弾性部材S1を取り
付ける。又前記第1揺動部材104に設けた弾性部材S
1の近傍には逃げ孔1071と、支軸106の近傍には
若干横長に形成した作動孔1072を各々形成する。そ
して前記第1揺動部材104の内側に並設して第2揺動
部材105が設けられており、該第2揺動部材105
は、定着装置200に固定され、前記逃げ孔1071を
介して設けられた支軸111に一端が固定され、他端に
は前記作動孔1072に嵌合する作動部材109が設け
られている。
【0014】以上のように構成された前記第2揺動部材
105の圧着ローラ受部1101に、軸受110を介し
て前記圧着ローラ102の一端が回転自在に設けられて
いる。
105の圧着ローラ受部1101に、軸受110を介し
て前記圧着ローラ102の一端が回転自在に設けられて
いる。
【0015】112は記録紙Pの下部排紙案内板で、排
紙案内ローラ114が回転自在に設けられており、更に
前記圧着ローラ102の排紙側には支持部1131で揺
動自在に分離爪113が設けられ、弾性部材S2で前記
分離爪113の先端を圧着ローラ102面に常時接触さ
せる。
紙案内ローラ114が回転自在に設けられており、更に
前記圧着ローラ102の排紙側には支持部1131で揺
動自在に分離爪113が設けられ、弾性部材S2で前記
分離爪113の先端を圧着ローラ102面に常時接触さ
せる。
【0016】又、前記熱定着ローラ101の排紙側にも
分離爪115が設けられている。該分離爪115は、定
着装置200の上部に設けた支軸201に、一端を回動
自在に設けた開放部材121の他端に支持部1151で
揺動自在に設けられており、弾性部材S3で前記分離爪
115の先端を熱定着ローラ101面に常時接触させ
る。又開放部材121の下方に前記下部排紙案内板11
2と対となるように上部排紙案内板117が設けられ、
更に前記排紙案内ローラ114と常時接触して回転する
排紙案内ローラ117が設けられている。
分離爪115が設けられている。該分離爪115は、定
着装置200の上部に設けた支軸201に、一端を回動
自在に設けた開放部材121の他端に支持部1151で
揺動自在に設けられており、弾性部材S3で前記分離爪
115の先端を熱定着ローラ101面に常時接触させ
る。又開放部材121の下方に前記下部排紙案内板11
2と対となるように上部排紙案内板117が設けられ、
更に前記排紙案内ローラ114と常時接触して回転する
排紙案内ローラ117が設けられている。
【0017】今、熱定着ローラ101面に記録紙Pが巻
き付いたり、排紙位置で記録紙Pが搬送不良を起す等の
ジャムが発生した時、開放部材121を分離爪115と
共に開放する時は、先ず開放部材121に回動自在に設
けられ、非作動方向に弾性部材S5で弾持され突起部1
211で保持された解除レバー118を、弾性部材S5
に抗して矢示方向に回動し、先端に形成した係止用凹部
120を、定着装置200に設けた係止部1051より
解除する。次に開放部材121の一部に設けた開放レバ
ー203で前記支軸201を中心に開放され、分離爪1
15の先端が熱定着ローラ101面より離れ、同時に上
部排紙案内板117と排紙案内ローラ117が、下部排
紙案内板と排紙案内ローラ114より離れて開放され
る。
き付いたり、排紙位置で記録紙Pが搬送不良を起す等の
ジャムが発生した時、開放部材121を分離爪115と
共に開放する時は、先ず開放部材121に回動自在に設
けられ、非作動方向に弾性部材S5で弾持され突起部1
211で保持された解除レバー118を、弾性部材S5
に抗して矢示方向に回動し、先端に形成した係止用凹部
120を、定着装置200に設けた係止部1051より
解除する。次に開放部材121の一部に設けた開放レバ
ー203で前記支軸201を中心に開放され、分離爪1
15の先端が熱定着ローラ101面より離れ、同時に上
部排紙案内板117と排紙案内ローラ117が、下部排
紙案内板と排紙案内ローラ114より離れて開放され
る。
【0018】204は熱定着ローラ101面をクリーニ
ングするクリーニング装置であり、該クリーニング装置
204内にシリコンオイル(オイル粘土60000C
S)を含浸したクリーニング用シート124(芳香族ポ
リアミド系不織布)を巻着したシート供給軸122をヒ
ータ103より一点鎖線Aの位置に配置し、一方ヒータ
103より一点鎖線A1の位置に中間案内ローラ123
を設ける、そして一点鎖線Aの位置より一点鎖線A1の
位置にクリーニング用シート124を熱定着ローラ10
1面に密着するように配置し、前記中間案内ローラ12
3間のクリーニング用シート124を全て熱定着ローラ
101面に密着するようにする。更に、弾性部材S4で
押圧された押圧部材126を用いて一点鎖線Aの位置で
常時クリーニング用シート124を押し、弛みを防止し
ている。以上のように構成したクリーニング装置204
に於いて、図1に示すように記録紙案内板202,20
3で案内しながら画像形成部で記録紙Pに形成された画
像P1を熱定着ローラ101で熱定着を行うと、前記熱
定着ローラ101面にトナーの一部が付着するためクリ
ーニング用シート124でクリーニングする。更に、多
数枚の記録紙Pを通過させるとクリーニング用シート1
24と熱定着ローラ101面が汚れクリーニング効果を
低下させるため中間案内ローラ123の上部に巻取ロー
ラ125を設け、使用されたクリーニング用シート12
4を適宜駆動手段を用いて順次巻き取り、新しいクリー
ニング用シート124で熱定着ローラ101面をクリー
ニングしている。
ングするクリーニング装置であり、該クリーニング装置
204内にシリコンオイル(オイル粘土60000C
S)を含浸したクリーニング用シート124(芳香族ポ
リアミド系不織布)を巻着したシート供給軸122をヒ
ータ103より一点鎖線Aの位置に配置し、一方ヒータ
103より一点鎖線A1の位置に中間案内ローラ123
を設ける、そして一点鎖線Aの位置より一点鎖線A1の
位置にクリーニング用シート124を熱定着ローラ10
1面に密着するように配置し、前記中間案内ローラ12
3間のクリーニング用シート124を全て熱定着ローラ
101面に密着するようにする。更に、弾性部材S4で
押圧された押圧部材126を用いて一点鎖線Aの位置で
常時クリーニング用シート124を押し、弛みを防止し
ている。以上のように構成したクリーニング装置204
に於いて、図1に示すように記録紙案内板202,20
3で案内しながら画像形成部で記録紙Pに形成された画
像P1を熱定着ローラ101で熱定着を行うと、前記熱
定着ローラ101面にトナーの一部が付着するためクリ
ーニング用シート124でクリーニングする。更に、多
数枚の記録紙Pを通過させるとクリーニング用シート1
24と熱定着ローラ101面が汚れクリーニング効果を
低下させるため中間案内ローラ123の上部に巻取ロー
ラ125を設け、使用されたクリーニング用シート12
4を適宜駆動手段を用いて順次巻き取り、新しいクリー
ニング用シート124で熱定着ローラ101面をクリー
ニングしている。
【0019】図2は前記圧着ローラ102を受ける第1
揺動部材104と、第2揺動部材105の分解斜視図で
ある。第1揺動部材104の支軸106の近傍に設けた
作動孔1072に、第2揺動部材105に設けた作動部
材109を嵌合し、他端の支軸111を第1揺動部材1
04に弾持した弾性部材S1の近傍位置で定着装置20
0に支持されているため、該弾性部材S1で第1揺動部
材104を支軸1061を支点にして上方に押し上げる
と、梃子の原理で第1揺動部材104の作動孔1072
には弾性部材S1の弾性力の数倍の押上力が働き、該押
上力で作動部材109を押し上げる。従って、第2揺動
部材105にて押し上げられる前記圧着ローラ102は
数kgの弾性部材S1を使用するのみで、数十kg(約
10倍の押圧力)の押圧力で前記熱定着ローラ101面
に押圧することか出来る。又、数kgの弱い弾性部材S
1を使用するため、定着装置200の組み立ても容易で
ある。
揺動部材104と、第2揺動部材105の分解斜視図で
ある。第1揺動部材104の支軸106の近傍に設けた
作動孔1072に、第2揺動部材105に設けた作動部
材109を嵌合し、他端の支軸111を第1揺動部材1
04に弾持した弾性部材S1の近傍位置で定着装置20
0に支持されているため、該弾性部材S1で第1揺動部
材104を支軸1061を支点にして上方に押し上げる
と、梃子の原理で第1揺動部材104の作動孔1072
には弾性部材S1の弾性力の数倍の押上力が働き、該押
上力で作動部材109を押し上げる。従って、第2揺動
部材105にて押し上げられる前記圧着ローラ102は
数kgの弾性部材S1を使用するのみで、数十kg(約
10倍の押圧力)の押圧力で前記熱定着ローラ101面
に押圧することか出来る。又、数kgの弱い弾性部材S
1を使用するため、定着装置200の組み立ても容易で
ある。
【0020】図3は、図1の熱定着ローラ101と圧着
ローラ102の側面図で、更に、前記圧着ローラ102
を熱定着ローラ101面に押圧する前記第1揺動部材1
04と、第2揺動部材105及び弾性部材S1を圧着ロ
ーラ102の両側に設けた構成図である。図3のように
圧着ローラ102の両側に設けることにより圧着ローラ
102は熱定着ローラ101に安定した押圧力を得るこ
とが出来る。
ローラ102の側面図で、更に、前記圧着ローラ102
を熱定着ローラ101面に押圧する前記第1揺動部材1
04と、第2揺動部材105及び弾性部材S1を圧着ロ
ーラ102の両側に設けた構成図である。図3のように
圧着ローラ102の両側に設けることにより圧着ローラ
102は熱定着ローラ101に安定した押圧力を得るこ
とが出来る。
【0021】図4は、前記のように例えば熱定着ローラ
101に記録紙Pが巻き付いたり、の排紙側で記録紙P
が搬送不良等のジャムを起こし、開放部材121を開放
して処理を完了した後、開放レバー203で再び開放部
材121をを元の位置に復帰させる操作が行われる。そ
の際、弾性部材S5と突起部1211で復帰している解
除レバー118の先端突当部1181が係止部1051
に突き当たり、この位置で開放部材121は一時停止す
る。従って、分離爪115の先端と、熱定着ローラ10
1面間は「H」の距離が保たれ、前記分離爪115の先
端で熱定着ローラ101面を傷付けたり分離爪115先
端を破損することがない。
101に記録紙Pが巻き付いたり、の排紙側で記録紙P
が搬送不良等のジャムを起こし、開放部材121を開放
して処理を完了した後、開放レバー203で再び開放部
材121をを元の位置に復帰させる操作が行われる。そ
の際、弾性部材S5と突起部1211で復帰している解
除レバー118の先端突当部1181が係止部1051
に突き当たり、この位置で開放部材121は一時停止す
る。従って、分離爪115の先端と、熱定着ローラ10
1面間は「H」の距離が保たれ、前記分離爪115の先
端で熱定着ローラ101面を傷付けたり分離爪115先
端を破損することがない。
【0022】次に再び弾性部材S5に抗して解除レバー
118を矢示方向に回動し、先端突当部1181を突起
部1211より解除して図1に示す元の位置に開放部材
121を復帰し、分離爪115の先端を熱定着ローラ1
01面に対して弾性部材S3で静かに接触させる。
118を矢示方向に回動し、先端突当部1181を突起
部1211より解除して図1に示す元の位置に開放部材
121を復帰し、分離爪115の先端を熱定着ローラ1
01面に対して弾性部材S3で静かに接触させる。
【0023】図5(a),(b)は、前記定着装置20
0を載置台に載置しながら画像形成装置400内より外
部に引き出す載置装置を示す。
0を載置台に載置しながら画像形成装置400内より外
部に引き出す載置装置を示す。
【0024】図5(a)で、300は画像形成装置40
0内に固定ネジ303で固定した第1載置台で、該第1
載置台300の両縁部の長手方向には断面がコ字形とな
る案内部301,302が形成されている。更に、案内
部301,302の引出側端部には、第1停止部30
5,306が形成されている。更に、前記第1載置台3
00上に沿って移動自在に重ね合わせた第2載置台30
7を設け、該第2載置台307の両縁部の長手方向には
断面がコ字形となる案内部310,311が形成されて
おり、該案内部310,311を前記案内部301,3
02内に移動自在に嵌合すると共に、前記案内部31
0,311の奥側端部には第2載置台307を引き出し
た時、第1停止部305,306に係止される係止部3
08,309が設けられている。更に前記第2載置台3
07の前記案内部310,311の引き出し方向端部に
は第2停止部312,313が形成されている。更に、
前記第2載置台307上に沿って移動自在に重ね合わせ
た第3載置台314が設けられ、該第3載置台314の
両縁部の長手方向には定着装置200を案内載置する案
内部320,321が形成されている。該案内部32
0,321を前記案内部310,311内に移動自在に
嵌合すると共に、前記案内部320,321の奥側には
第3載置台314を引き出した時、第2停止部305,
306に係止される板状弾性体315,316を有する
係止部318,319が第3載置台314に一部に固定
して設けられている。
0内に固定ネジ303で固定した第1載置台で、該第1
載置台300の両縁部の長手方向には断面がコ字形とな
る案内部301,302が形成されている。更に、案内
部301,302の引出側端部には、第1停止部30
5,306が形成されている。更に、前記第1載置台3
00上に沿って移動自在に重ね合わせた第2載置台30
7を設け、該第2載置台307の両縁部の長手方向には
断面がコ字形となる案内部310,311が形成されて
おり、該案内部310,311を前記案内部301,3
02内に移動自在に嵌合すると共に、前記案内部31
0,311の奥側端部には第2載置台307を引き出し
た時、第1停止部305,306に係止される係止部3
08,309が設けられている。更に前記第2載置台3
07の前記案内部310,311の引き出し方向端部に
は第2停止部312,313が形成されている。更に、
前記第2載置台307上に沿って移動自在に重ね合わせ
た第3載置台314が設けられ、該第3載置台314の
両縁部の長手方向には定着装置200を案内載置する案
内部320,321が形成されている。該案内部32
0,321を前記案内部310,311内に移動自在に
嵌合すると共に、前記案内部320,321の奥側には
第3載置台314を引き出した時、第2停止部305,
306に係止される板状弾性体315,316を有する
係止部318,319が第3載置台314に一部に固定
して設けられている。
【0025】前記のように第3載置台314に定着装置
200を載置固定し、画像形成装置400より第1、第
2載置台を介して引き出すと、図示のように画像形成装
置400外に定着装置200を矢示方向に引き出すこと
が可能となり、例えば図1に示すように、開放部材12
1を開放してジャム処理を行うことが出来る。
200を載置固定し、画像形成装置400より第1、第
2載置台を介して引き出すと、図示のように画像形成装
置400外に定着装置200を矢示方向に引き出すこと
が可能となり、例えば図1に示すように、開放部材12
1を開放してジャム処理を行うことが出来る。
【0026】図5(b)は、第3載置台314と共に定
着装置200を、前記第2載置台307より取り外す場
合の操作説明である。操作説明上、一部のみを拡大して
図示した。先ず第2載置台307の案内部311に形成
した操作孔317よりドライバー等の先端を使用して係
止部319に形成した板状弾性体316を矢示のように
内方に移動させ、板状弾性体316を第2停止部312
との係止状態を解除し、前記解除状態を保持しながら第
3載置台314と共に定着装置200を第2載置台30
7より取り外し、例えばメンテナンス等の作業を行う。
着装置200を、前記第2載置台307より取り外す場
合の操作説明である。操作説明上、一部のみを拡大して
図示した。先ず第2載置台307の案内部311に形成
した操作孔317よりドライバー等の先端を使用して係
止部319に形成した板状弾性体316を矢示のように
内方に移動させ、板状弾性体316を第2停止部312
との係止状態を解除し、前記解除状態を保持しながら第
3載置台314と共に定着装置200を第2載置台30
7より取り外し、例えばメンテナンス等の作業を行う。
【0027】取り付ける場合は、第3載置台314の一
端を第2載置台307に載せ、第3載置台314の案内
部320,321を第2載置台307の案内部310,
311で案内させながら、その儘画像形成装置400方
向に押し込むことにより、板状弾性体316が第2停止
部312に形成した傾斜面3121で自動的に内方に移
動し、再び図示すのように板状弾性体316が第2停止
部312に係止される。
端を第2載置台307に載せ、第3載置台314の案内
部320,321を第2載置台307の案内部310,
311で案内させながら、その儘画像形成装置400方
向に押し込むことにより、板状弾性体316が第2停止
部312に形成した傾斜面3121で自動的に内方に移
動し、再び図示すのように板状弾性体316が第2停止
部312に係止される。
【0028】
【発明の効果】請求項1に於いて、一対の熱定着ローラ
を回転位置で固定し、一端を支点で支持し、他端を弾性
部材で前記熱定着ローラ方向に付勢した第1揺動部材
と、該第1揺動部材の支点近傍位置に有する連結部材で
連結され、前記弾性部材位置の近傍位置に支点を有する
第2揺動部材に前記圧着ローラを支持し、回転位置を固
定した熱定着ローラに、前記圧着ローラを梃子の原理で
圧接するように構成したので、所定の圧着力を得るため
の弾性部材より弱い弾性部材を用いることが出来るので
定着装置の組み立て、及びメンテナンス等の作業が極め
て容易となった。
を回転位置で固定し、一端を支点で支持し、他端を弾性
部材で前記熱定着ローラ方向に付勢した第1揺動部材
と、該第1揺動部材の支点近傍位置に有する連結部材で
連結され、前記弾性部材位置の近傍位置に支点を有する
第2揺動部材に前記圧着ローラを支持し、回転位置を固
定した熱定着ローラに、前記圧着ローラを梃子の原理で
圧接するように構成したので、所定の圧着力を得るため
の弾性部材より弱い弾性部材を用いることが出来るので
定着装置の組み立て、及びメンテナンス等の作業が極め
て容易となった。
【0029】請求項2に於いて、前記第1揺動部材と、
前記第2揺動部材は、一対で構成され、各々前記圧着ロ
ーラの両側に設けたので、弱い弾性部材を用いても安定
した圧着力を得ることが出来る。
前記第2揺動部材は、一対で構成され、各々前記圧着ロ
ーラの両側に設けたので、弱い弾性部材を用いても安定
した圧着力を得ることが出来る。
【0030】請求項3に於いて、前記弾性部材はコイル
スプリングで構成することで弾性力の選別が簡単であ
り、且つ安価である。
スプリングで構成することで弾性力の選別が簡単であ
り、且つ安価である。
【0031】請求項4、5、6に於いて、前記シート供
給手段と、前記中間案内ローラ間のシートを、熱定着ロ
ーラ面側から供給するようにしたので、前記シート供給
手段に巻かれたシリコンオイルを含浸したシートよりオ
イルがシートを伝わって垂れ落ちることなく、前記熱定
着ローラに均一に供給されるのて熱定着ローラ面に落下
し記録紙に付着することがなく、良好な画像を得ること
が出来る。
給手段と、前記中間案内ローラ間のシートを、熱定着ロ
ーラ面側から供給するようにしたので、前記シート供給
手段に巻かれたシリコンオイルを含浸したシートよりオ
イルがシートを伝わって垂れ落ちることなく、前記熱定
着ローラに均一に供給されるのて熱定着ローラ面に落下
し記録紙に付着することがなく、良好な画像を得ること
が出来る。
【0032】請求項7、8、9に於いて、分離爪を支持
して開放可能とした開放手段を、開放位置より閉じ位置
に復帰する時、前記分離爪が熱定着ローラに接触する前
に、前記開放手段を停止する停止手段が備えているた
め、分離爪の先端で熱定着ローラ面を傷付けることがな
く、更に分離爪自体が破損することがない。従って熱定
着ローラを長期にわたって良好に保持すると共に、分離
爪の破損による熱定着ローラ面の巻き付きも防止出来
る。
して開放可能とした開放手段を、開放位置より閉じ位置
に復帰する時、前記分離爪が熱定着ローラに接触する前
に、前記開放手段を停止する停止手段が備えているた
め、分離爪の先端で熱定着ローラ面を傷付けることがな
く、更に分離爪自体が破損することがない。従って熱定
着ローラを長期にわたって良好に保持すると共に、分離
爪の破損による熱定着ローラ面の巻き付きも防止出来
る。
【0033】請求項10、11、12に於いて、画像形
成装置に固定した第1載置台と、該第1載置台に前記定
着排紙する方向に対し直角方向に引き出し可能であり、
引き出し時に一定位置で停止する第1停止手段で停止す
る第2載置台と、該第2載置台の引き出し方向と同一方
向に引き出し可能であり、引き出し時に一定位置で停止
する第2停止手段で停止する第3載置台を設け、該第3
載置台に定着装置を載置したことで定着装置を安全確実
に画像形成装置外に引出し、ジャム処理及びメンテナン
スを行うことが出来る。
成装置に固定した第1載置台と、該第1載置台に前記定
着排紙する方向に対し直角方向に引き出し可能であり、
引き出し時に一定位置で停止する第1停止手段で停止す
る第2載置台と、該第2載置台の引き出し方向と同一方
向に引き出し可能であり、引き出し時に一定位置で停止
する第2停止手段で停止する第3載置台を設け、該第3
載置台に定着装置を載置したことで定着装置を安全確実
に画像形成装置外に引出し、ジャム処理及びメンテナン
スを行うことが出来る。
【図1】本発明の定着装置の全体構成を示す正面図。
【図2】本発明の定着装置に於ける圧着ローラの圧着機
構を示す斜視図。
構を示す斜視図。
【図3】本発明の定着装置の全体構成を示す側面図。
【図4】本発明の定着装置に於ける開放装置に設けた分
離爪の停止状態を示す正面図。
離爪の停止状態を示す正面図。
【図5】本発明の定着装置に於ける載置台に定着装置を
載置し引き出した状態を示す斜視図。
載置し引き出した状態を示す斜視図。
【図6】従来の定着装置に於ける圧着ローラの圧着機構
を示す正面図。
を示す正面図。
【図7】従来の定着装置に於ける熱定着ローラのクリー
ニング装置を示す正面図。
ニング装置を示す正面図。
101 熱定着ローラ 102 圧着ローラ 103 ヒータ 104 第1搖動部材 105 第2搖動部材 113,115 分離爪 118 解除レバー 121 開放部材 124 クリーニング用シート 204 クリーニング装置 200 定着装置 1051 係止部 300 第1載置台 307 第2載置台 314 第3載置台 400 画像形成装置
Claims (12)
- 【請求項1】 回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着する定着装置に於いて、前記一対のローラ中、
回転位置を固定した一方のローラと、一端が支点で支持
され、他端を弾性部材で前記一方のローラ方向に付勢し
た第1揺動部材と、該第1揺動部材の支点近傍位置に有
する連結部材で連結され、前記弾性部材位置の近傍位置
に支点を有する第2揺動部材に他方のローラを支持し、
回転位置を固定した前記一方のローラと、前記他方のロ
ーラを圧接するようにしたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 前記第1揺動部材と、前記第2揺動部材
は、一対で構成され、各々前記他方のローラの両側に設
けられていることを特徴とする請求項1記載の定着装
置。 - 【請求項3】 前記弾性部材はコイルスプリングである
ことを特徴とする請求項1記載の定着装置。 - 【請求項4】 回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着する定着装置に於いて、前記一対のローラ中、
上部側に位置した一方のローラと、該一方のローラに設
けたクリーニング手段であって、クリーニング用のシー
トを供給するシート供給手段と、該シート供給手段より
供給されたシートを受け、シート巻取手段にシートを案
内する中間案内ローラとを有し、前記シート供給手段
と、前記中間案内ローラ間のシートを、前記一方のロー
ラ面側から供給するようにしたことを特徴とする定着装
置。 - 【請求項5】 前記シート供給手段は前記一方のローラ
の上部位置に設けられ、前記シートにはシリコンオイル
を含浸したクリーニング用シートであることを特徴とす
る請求項4記載の定着装置。 - 【請求項6】 前記一方のローラは、ローラ内に加熱手
段が設けられた熱定着ローラであることを特徴とする請
求項4又は5記載の定着装置。 - 【請求項7】 回転可能に設けられた一対のローラを圧
着すると共に加熱し、該ローラ間で記録紙に形成した画
像を定着した後、記録紙を排紙する排紙側に設けられ、
且つ前記一対のローラ面に接触して記録紙を分離する分
離爪を有する定着装置に於いて、前記分離爪を一端に支
持し、他端を回動自在に軸止した開放手段と、前記分離
爪を前記一対のローラ中、何れか一方のローラより離間
して開放させると共に、前記開放手段の開放位置より閉
じ位置に復帰する時、前記分離爪が前記一方のローラに
接触する前に、前記開放手段が停止する停止手段とを備
えていることを特徴とする定着装置。 - 【請求項8】 前記分離爪を離間する一方のローラは、
ローラ内に加熱手段が設けられた熱定着ローラであるこ
とを特徴とする請求項7記載の定着装置。 - 【請求項9】 前記開放手段には記録紙排紙用案内手段
を有することを特徴とする請求項7又は8記載の定着装
置。 - 【請求項10】 画像形成装置に回転可能に設けられた
一対のローラを圧着すると共に加熱し、該ローラ間で記
録紙に形成した画像を定着排紙する定着装置の載置装置
に於いて、画像形成装置に固定した第1載置台と、該第
1載置台に前記定着排紙する方向に対し直角方向に引き
出し可能であり、引き出し時に一定位置で停止する第1
停止手段で停止する第2載置台と、該第2載置台の引き
出し方向と同一方向に引き出し可能であり、引き出し時
に一定位置で停止する第2停止手段で停止する第3載置
台と、該第3載置台に定着装置を載置したことを特徴と
する定着装置の載置装置。 - 【請求項11】 前記第3載置台を引き出し、前記第2
載置台の一定位置で停止する第2停止手段は、第2載置
台に形成した突起と、第3載置台に設けた弾性係止部材
が係止して固定し、弾性係止部材を前記突起より解除す
ることにより前記固定状態を解除するようにしたことを
特徴とする請求項10記載の定着装置の載置装置。 - 【請求項12】 前記第3載置台は、定着装置を載置し
た状態で画像形成装置の外部位置迄引き出し可能とした
ことを特徴とする請求項10又は11記載の定着装置の
載置装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7321691A JPH09160426A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 定着装置及び定着装置の載置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7321691A JPH09160426A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 定着装置及び定着装置の載置装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160426A true JPH09160426A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18135353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7321691A Pending JPH09160426A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 定着装置及び定着装置の載置装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160426A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7228096B2 (en) | 2004-06-14 | 2007-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Paper ejection guide of fixing mechanism for image forming apparatus having simple jam clearing structure |
JP2011123447A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7321691A patent/JPH09160426A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7228096B2 (en) | 2004-06-14 | 2007-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Paper ejection guide of fixing mechanism for image forming apparatus having simple jam clearing structure |
JP2011123447A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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