JPH09151329A - 澱粉糊液の老化防止剤 - Google Patents
澱粉糊液の老化防止剤Info
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- JPH09151329A JPH09151329A JP33775695A JP33775695A JPH09151329A JP H09151329 A JPH09151329 A JP H09151329A JP 33775695 A JP33775695 A JP 33775695A JP 33775695 A JP33775695 A JP 33775695A JP H09151329 A JPH09151329 A JP H09151329A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 糊液の粘度上昇、ゲル化及び沈殿物の発生を
十分に防止すると共に、紙に塗工した場合の紙力および
サイズ性の低下を有効に防止することのできる、新規な
澱粉糊液の老化防止剤を提供する。 【解決手段】 ロジン類のアルキレンオキシド付加物を
有効成分として含有するものであって、オキシアルキレ
ン基が、60モル%以上のオキシエチレン基を含んでい
る。
十分に防止すると共に、紙に塗工した場合の紙力および
サイズ性の低下を有効に防止することのできる、新規な
澱粉糊液の老化防止剤を提供する。 【解決手段】 ロジン類のアルキレンオキシド付加物を
有効成分として含有するものであって、オキシアルキレ
ン基が、60モル%以上のオキシエチレン基を含んでい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は澱粉糊液の老化防止
剤に関するものであって、さらに詳しくは、製紙工業に
おける表面サイジング剤、顔料コーティング用バインダ
ー、内部添加などの接着剤として使用するために自家変
性された澱粉糊液の、老化防止および粘度安定等の目的
で添加する薬剤に関するものである。
剤に関するものであって、さらに詳しくは、製紙工業に
おける表面サイジング剤、顔料コーティング用バインダ
ー、内部添加などの接着剤として使用するために自家変
性された澱粉糊液の、老化防止および粘度安定等の目的
で添加する薬剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製紙工業においては、前述のような各種
の接着剤として澱粉糊液が使用されるが、これらの澱粉
糊液は経時的に老化を起し、種々の問題点を招来する。
澱粉の老化とは、澱粉糊液中に含まれるアミロースが水
素結合を介して再会合を起こしてゲル化する現象であ
る。
の接着剤として澱粉糊液が使用されるが、これらの澱粉
糊液は経時的に老化を起し、種々の問題点を招来する。
澱粉の老化とは、澱粉糊液中に含まれるアミロースが水
素結合を介して再会合を起こしてゲル化する現象であ
る。
【0003】再会合の起こし方としては主に2種挙げる
ことが出来る。1つは、系全体に再会合が広がって液全
体が増粘、ゲル化していく現象であり、この場合、操業
性が損なわれる。もう1つは、極く狭い範囲で再会合が
進行し、ゲル化物の沈殿が発生する現象であり、この澱
粉糊液をサイズプレス液等に使用すると、紙の表面強度
や塗工層強度が低下して好ましくない。
ことが出来る。1つは、系全体に再会合が広がって液全
体が増粘、ゲル化していく現象であり、この場合、操業
性が損なわれる。もう1つは、極く狭い範囲で再会合が
進行し、ゲル化物の沈殿が発生する現象であり、この澱
粉糊液をサイズプレス液等に使用すると、紙の表面強度
や塗工層強度が低下して好ましくない。
【0004】この様に澱粉糊液の老化は、アミロースの
再会合に起因するため、一般的に糊液が高濃度である
程、また温度が低い程進行しやすい。近年、ゲートロー
ルコーターにより高濃度の糊液を塗工するケースが増え
てきており、澱粉糊液の老化防止の要求は高まりつつあ
る。
再会合に起因するため、一般的に糊液が高濃度である
程、また温度が低い程進行しやすい。近年、ゲートロー
ルコーターにより高濃度の糊液を塗工するケースが増え
てきており、澱粉糊液の老化防止の要求は高まりつつあ
る。
【0005】製紙業界で用いられる接着剤としては、澱
粉が最も多く使用されており、これら澱粉に要求される
性能としては、低粘度、特に高濃度で低粘度であるこ
と、接着力が強いこと、流動性に優れること、保水性に
優れること、老化しにくいことなどが挙げられる。
粉が最も多く使用されており、これら澱粉に要求される
性能としては、低粘度、特に高濃度で低粘度であるこ
と、接着力が強いこと、流動性に優れること、保水性に
優れること、老化しにくいことなどが挙げられる。
【0006】その為に、使用される澱粉は、酵素変性、
酸化変性、酸やアルカリによる加水分解、エーテル化、
エステル化及びカチオン化等の化学処理を施されたもの
が使用されており、通常、これら変性澱粉は使用に当た
って100℃以下の温度で糊化されている。
酸化変性、酸やアルカリによる加水分解、エーテル化、
エステル化及びカチオン化等の化学処理を施されたもの
が使用されており、通常、これら変性澱粉は使用に当た
って100℃以下の温度で糊化されている。
【0007】一方製紙業界では、コストダウン及び合理
化などの要求から、工場内で澱粉を高温高圧下で高速糊
化し、同時に熱変性、熱化学変性等の変性を行う方法
(自家変性法)が増えつつある。
化などの要求から、工場内で澱粉を高温高圧下で高速糊
化し、同時に熱変性、熱化学変性等の変性を行う方法
(自家変性法)が増えつつある。
【0008】しかし、かかる自家変性澱粉は老化傾向が
著しく、高濃度塗工の増加と共にますます老化防止への
要求は厳しいものとなってきており、このために種々の
対策が提案されている。
著しく、高濃度塗工の増加と共にますます老化防止への
要求は厳しいものとなってきており、このために種々の
対策が提案されている。
【0009】例えば糊液の老化防止方法として、特開昭
55−129432号公報ではキサンタンガムを使用す
る方法が、特開平3−258884号公報はデキストラ
ンの利用が提案され、さらに特開平3−281640号
公報ではタマリンシードガムまたはプルランの利用が提
案されている。
55−129432号公報ではキサンタンガムを使用す
る方法が、特開平3−258884号公報はデキストラ
ンの利用が提案され、さらに特開平3−281640号
公報ではタマリンシードガムまたはプルランの利用が提
案されている。
【0010】これらの多糖類を利用することによって、
澱粉糊液の粘度上昇やゲル化の防止に対してある程度の
効果が認められるものの、その効果は満足できるものと
言うことはできない。
澱粉糊液の粘度上昇やゲル化の防止に対してある程度の
効果が認められるものの、その効果は満足できるものと
言うことはできない。
【0011】さらに特公昭59−29601号公報に
は、炭素数1乃至22を有する脂肪酸のエステル、炭素
数1乃至22を有する脂肪族アルコールの硫酸エステル
及びそれらの塩、炭素数1乃至22を有する脂肪族アル
コールのエーテル、アルキルベンゼンスルホン酸及びそ
の塩の利用が提案されており、特開昭62−24033
6号公報には、非イオン界面活性剤であるポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテルの利用が提案されてい
る。
は、炭素数1乃至22を有する脂肪酸のエステル、炭素
数1乃至22を有する脂肪族アルコールの硫酸エステル
及びそれらの塩、炭素数1乃至22を有する脂肪族アル
コールのエーテル、アルキルベンゼンスルホン酸及びそ
の塩の利用が提案されており、特開昭62−24033
6号公報には、非イオン界面活性剤であるポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテルの利用が提案されてい
る。
【0012】しかしながら、これら界面活性剤を利用す
ることにより、その種類や添加量にもよるが粘度上昇や
ゲル化の防止には相当の効果が認められるものの、沈殿
が生じたり、界面活性剤が澱粉のOH基の水素結合を阻
害するため、サイズプレスや顔料コーティング塗料とし
て使用した場合に強度が低下したり、サイズ性が低下す
るという問題を有していた。
ることにより、その種類や添加量にもよるが粘度上昇や
ゲル化の防止には相当の効果が認められるものの、沈殿
が生じたり、界面活性剤が澱粉のOH基の水素結合を阻
害するため、サイズプレスや顔料コーティング塗料とし
て使用した場合に強度が低下したり、サイズ性が低下す
るという問題を有していた。
【0013】また、特開昭61−36386号公報に
は、炭素数1乃至18の高級アルコール、高級脂肪酸の
エチレンオキサイド付加物とカルボキシル基を有するポ
リビニルアルコールを組み合わせる方法が提案されてい
るが、この方法でも紙力低下はある程度防止できるもの
の、コーティング塗料として使用した場合、塗料粘度が
高くなるという欠点があった。
は、炭素数1乃至18の高級アルコール、高級脂肪酸の
エチレンオキサイド付加物とカルボキシル基を有するポ
リビニルアルコールを組み合わせる方法が提案されてい
るが、この方法でも紙力低下はある程度防止できるもの
の、コーティング塗料として使用した場合、塗料粘度が
高くなるという欠点があった。
【0014】さらにまた、特開平1−1778号公報で
は、非イオン性アクリルアミド系ポリマーとスチレン系
ポリマーのアルカリ水溶液を組み合わせて使用する方法
が提案されているが、粘度上昇やゲル化の防止にはある
程度の効果が認められるものの、その効果は満足できる
ものではない。さらに、特開平4−174795号公報
では無水シリカ微粉末の利用が提案されているが、その
効果は満足できるものではない。
は、非イオン性アクリルアミド系ポリマーとスチレン系
ポリマーのアルカリ水溶液を組み合わせて使用する方法
が提案されているが、粘度上昇やゲル化の防止にはある
程度の効果が認められるものの、その効果は満足できる
ものではない。さらに、特開平4−174795号公報
では無水シリカ微粉末の利用が提案されているが、その
効果は満足できるものではない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みなされたものであって、糊液の粘度上昇、ゲル化及
び沈殿物の発生を十分に防止すると共に、紙に塗工した
場合の紙力およびサイズ性の低下を有効に防止すること
のできる、新規な澱粉糊液の老化防止剤を提供すること
を目的とするものである。
鑑みなされたものであって、糊液の粘度上昇、ゲル化及
び沈殿物の発生を十分に防止すると共に、紙に塗工した
場合の紙力およびサイズ性の低下を有効に防止すること
のできる、新規な澱粉糊液の老化防止剤を提供すること
を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、一般式
【0017】
【化2】R1−O−(AO)n−R2 (式中、R1はロジン又はその誘導体の残基、AOは6
0モル%以上のオキシエチレン基を含むオキシアルキレ
ン基、nは5〜45の整数、R2は水素原子又は炭素数
1〜12のアルキル基若しくはアルケニル基を示す)で
示される、ロジン類のアルキレンオキシド付加物を有効
成分として含有することを特徴とするものである。
0モル%以上のオキシエチレン基を含むオキシアルキレ
ン基、nは5〜45の整数、R2は水素原子又は炭素数
1〜12のアルキル基若しくはアルケニル基を示す)で
示される、ロジン類のアルキレンオキシド付加物を有効
成分として含有することを特徴とするものである。
【0018】本発明においては、上記老化防止剤にポリ
アクリルアミド類及び/又はポリビニルアルコール類を
含有せしめることが好ましい。
アクリルアミド類及び/又はポリビニルアルコール類を
含有せしめることが好ましい。
【0019】前記化2で示される化合物において、R1
で示されるロジン残基としては、トールロジン、ガムロ
ジン、ウッドロジンなどの残基を使用することができ
る。またこれらのロジン類の、不均斉化反応物、重合
物、水素添加物などの誘導体の残基を使用することもで
き、これらのロジン又はその誘導体の残基の一部がエス
テル化されていてもよい。そしてこれらを単独で、又は
二種以上混合して使用することができる。
で示されるロジン残基としては、トールロジン、ガムロ
ジン、ウッドロジンなどの残基を使用することができ
る。またこれらのロジン類の、不均斉化反応物、重合
物、水素添加物などの誘導体の残基を使用することもで
き、これらのロジン又はその誘導体の残基の一部がエス
テル化されていてもよい。そしてこれらを単独で、又は
二種以上混合して使用することができる。
【0020】また前記化2の化合物において、AOで示
されるオキシアルキレン基は、オキシエチレン基単独又
は、オキシエチレン基と、オキシプロピレン基及び/又
はオキシブチレン基との混合オキシアルキレン基を示
す。
されるオキシアルキレン基は、オキシエチレン基単独又
は、オキシエチレン基と、オキシプロピレン基及び/又
はオキシブチレン基との混合オキシアルキレン基を示
す。
【0021】混合オキシアルキレン基である場合には、
少くとも60モル%以上のオキシエチレン基を含むこと
が必要であり、オキシエチレン基が60モル%未満の場
合には、十分な糊液の老化防止効果が得られない。オキ
シエチレン基とオキシプロピレン基及び/又はオキシブ
チレン基との付加形態は、ブロック付加、ランダム付加
の何れでもよい。
少くとも60モル%以上のオキシエチレン基を含むこと
が必要であり、オキシエチレン基が60モル%未満の場
合には、十分な糊液の老化防止効果が得られない。オキ
シエチレン基とオキシプロピレン基及び/又はオキシブ
チレン基との付加形態は、ブロック付加、ランダム付加
の何れでもよい。
【0022】化2に示される化合物において、オキシア
ルキレン基の付加数nは、5〜45の範囲であることが
必要である。nが5未満の場合には糊液の粘度上昇を十
分に防止できず、45を越えると粘度上昇は防止できる
ものの、紙力低下やサイズ性の低下などの問題が生じ
る。
ルキレン基の付加数nは、5〜45の範囲であることが
必要である。nが5未満の場合には糊液の粘度上昇を十
分に防止できず、45を越えると粘度上昇は防止できる
ものの、紙力低下やサイズ性の低下などの問題が生じ
る。
【0023】化2に示される化合物において、R2は水
素原子又は、炭素数1〜12のアルキル基若しくはアル
ケニル基である。R2における炭素数が12を越える
と、糊液の粘度上昇を十分に防止できない。
素原子又は、炭素数1〜12のアルキル基若しくはアル
ケニル基である。R2における炭素数が12を越える
と、糊液の粘度上昇を十分に防止できない。
【0024】本発明の澱粉糊液の老化防止剤の添加量
は、澱粉糊液に対して0.1〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%とするのが適当である。0.1重量
%未満では老化防止効果が十分ではなく、また20重量
%を越えると紙力の低下傾向が認められる。
は、澱粉糊液に対して0.1〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%とするのが適当である。0.1重量
%未満では老化防止効果が十分ではなく、また20重量
%を越えると紙力の低下傾向が認められる。
【0025】澱粉糊液への添加方法に特に制限はなく、
澱粉が糊化される前後何れで添加しても良いが、通常は
糊化された直後に添加するのが適当である。
澱粉が糊化される前後何れで添加しても良いが、通常は
糊化された直後に添加するのが適当である。
【0026】本発明の澱粉糊液の老化防止剤は、ポリア
クリルアミド類又はポリビニルアルコール類と併用する
ことにより、更に優れた老化防止効果を発揮するのみな
らず、紙力向上にも効果を発揮する。
クリルアミド類又はポリビニルアルコール類と併用する
ことにより、更に優れた老化防止効果を発揮するのみな
らず、紙力向上にも効果を発揮する。
【0027】本発明において老化防止剤と併用するポリ
アクリルアミド類及びポリビニルアルコール類は、特に
制限されるものではない。一般に製紙工業においてクリ
アコート用、顔料コーティング用バインダー用、内部添
加用として通常用いられるものを使用することができる
が、好ましくはアニオン性単量体が5モル%以下のアニ
オン性ポリアクリルアミド類、両イオン性ポリアクリル
アミド類又は、非イオン性ポリアクリルアミド類と併用
することが、糊液の粘度を高めることない点で好適であ
る。
アクリルアミド類及びポリビニルアルコール類は、特に
制限されるものではない。一般に製紙工業においてクリ
アコート用、顔料コーティング用バインダー用、内部添
加用として通常用いられるものを使用することができる
が、好ましくはアニオン性単量体が5モル%以下のアニ
オン性ポリアクリルアミド類、両イオン性ポリアクリル
アミド類又は、非イオン性ポリアクリルアミド類と併用
することが、糊液の粘度を高めることない点で好適であ
る。
【0028】前記化2で示される化合物の製造方法に特
に制限はないが、一般的には次のようにして製造され
る。すなわち、加圧反応器中に、原料であるロジン類及
び、ロジン類に対して0.1〜5重量%の水酸化カリウ
ム又は水酸化ナトリウムなどのアルカリ性物質を触媒と
して仕込み、脱酸素処理後に、1〜5Kg/cm2の圧力にて
100〜200℃の温度でアルキレンオキシドを滴下
し、付加反応を行うことにより製造することが出来る。
に制限はないが、一般的には次のようにして製造され
る。すなわち、加圧反応器中に、原料であるロジン類及
び、ロジン類に対して0.1〜5重量%の水酸化カリウ
ム又は水酸化ナトリウムなどのアルカリ性物質を触媒と
して仕込み、脱酸素処理後に、1〜5Kg/cm2の圧力にて
100〜200℃の温度でアルキレンオキシドを滴下
し、付加反応を行うことにより製造することが出来る。
【0029】また、予めアルキレンオキシド部分を付加
重合した後に、当該ポリアルキレンオキシドとロジン類
とをエステル化反応させることにより、製造することも
できる。
重合した後に、当該ポリアルキレンオキシドとロジン類
とをエステル化反応させることにより、製造することも
できる。
【0030】本発明の澱粉糊液の老化防止剤を作用させ
る澱粉としては、表面サイズ用、顔料コーティング用バ
インダー用、内部添加用として通常用いられるものであ
れば良く、サツマイモ澱粉、ジャガイモ澱粉、小麦粉澱
粉、トウモロコシ澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉などの未
変性澱粉及び、これらの澱粉を変性した酸化澱粉、エー
テル化澱粉、エステル化澱粉、更には自家変性法により
変性した自家変性澱粉等の各種変性澱粉について適用す
ることができる。
る澱粉としては、表面サイズ用、顔料コーティング用バ
インダー用、内部添加用として通常用いられるものであ
れば良く、サツマイモ澱粉、ジャガイモ澱粉、小麦粉澱
粉、トウモロコシ澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉などの未
変性澱粉及び、これらの澱粉を変性した酸化澱粉、エー
テル化澱粉、エステル化澱粉、更には自家変性法により
変性した自家変性澱粉等の各種変性澱粉について適用す
ることができる。
【0031】
【作用】本発明の澱粉糊液の老化防止剤が、澱粉糊液の
粘度上昇、ゲル化、沈殿物の生成を防止し、且つ、サイ
ズプレスや顔料コーティング塗料として使用した場合に
強度の低下、サイズ性の低下を防止できる理由は必ずし
も明らかではないが、おそらく、多環構造を有するロジ
ン骨格が澱粉中のアミロースの再会合を阻害し、接着剤
として用いた場合には環状構造のために紙力向上に寄与
するものと考えられる。
粘度上昇、ゲル化、沈殿物の生成を防止し、且つ、サイ
ズプレスや顔料コーティング塗料として使用した場合に
強度の低下、サイズ性の低下を防止できる理由は必ずし
も明らかではないが、おそらく、多環構造を有するロジ
ン骨格が澱粉中のアミロースの再会合を阻害し、接着剤
として用いた場合には環状構造のために紙力向上に寄与
するものと考えられる。
【0032】また、ポリアクリルアミド類又はポリビニ
ルアルコール類と併用した場合、これら水溶性合成高分
子の分散安定化作用により、アミロースの再会合体が生
成した場合でも微細なまま分散安定化され、ゲル化物の
成長を阻害し、且つ、これら水溶性合成高分子自体が接
着剤として作用するため、澱粉糊液の老化を防止するば
かりではなく、強度も向上するものと考えられる。
ルアルコール類と併用した場合、これら水溶性合成高分
子の分散安定化作用により、アミロースの再会合体が生
成した場合でも微細なまま分散安定化され、ゲル化物の
成長を阻害し、且つ、これら水溶性合成高分子自体が接
着剤として作用するため、澱粉糊液の老化を防止するば
かりではなく、強度も向上するものと考えられる。
【0033】
【発明の効果】従って澱粉糊液に本発明の老化防止剤を
添加することにより、澱粉糊液の粘度の上昇、ゲル化及
び沈殿物の生成が生じることがなく、澱粉糊液の老化が
防止され、またサイズプレスや顔料コーティング塗料と
して使用した場合には、強度の低下や、サイズ性の低下
が生じることがない。
添加することにより、澱粉糊液の粘度の上昇、ゲル化及
び沈殿物の生成が生じることがなく、澱粉糊液の老化が
防止され、またサイズプレスや顔料コーティング塗料と
して使用した場合には、強度の低下や、サイズ性の低下
が生じることがない。
【0034】さらに本発明の老化防止剤をポリアクリル
アミド類又はポリビニルアルコール類と併用することに
より、さらに澱粉糊液の老化防止の効果が高くなり、強
度もより向上する。
アミド類又はポリビニルアルコール類と併用することに
より、さらに澱粉糊液の老化防止の効果が高くなり、強
度もより向上する。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定される
ものではない。
するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定される
ものではない。
【0036】[老化防止剤の調製] 実施例1 トールロジン(ハリマ化成(株)製、ハートールR−W
W、酸価167。以下各実施例及び比較例において同
じ)336.0gと、85%水酸化カリウム(試薬一
級)3.36g(対ロジン比1重量%)とを、1リット
ルガラス製オートクレーブに仕込み、減圧脱気操作を行
った後、130℃±10℃、1.0〜2.5Kg/cm2でエ
チレンオキシド440.0g(ロジン1モルに対し10
モル)を徐々に添加した。添加終了後2時間熟成させた
後、冷却して酢酸でpHを6〜7に調整し、実施例1の老
化防止剤を得た。
W、酸価167。以下各実施例及び比較例において同
じ)336.0gと、85%水酸化カリウム(試薬一
級)3.36g(対ロジン比1重量%)とを、1リット
ルガラス製オートクレーブに仕込み、減圧脱気操作を行
った後、130℃±10℃、1.0〜2.5Kg/cm2でエ
チレンオキシド440.0g(ロジン1モルに対し10
モル)を徐々に添加した。添加終了後2時間熟成させた
後、冷却して酢酸でpHを6〜7に調整し、実施例1の老
化防止剤を得た。
【0037】実施例2,4〜6 アルキレンオキシドの種類、量及び添加順序を表1に示
すように変更した以外は、実施例1と同様に操作して実
施例2及び4〜6の老化防止剤を得た。
すように変更した以外は、実施例1と同様に操作して実
施例2及び4〜6の老化防止剤を得た。
【0038】なお表1において、EOはエチレンオキシ
ド、POはプロピレンオキシドを示す。また例えば「E
O/PO=20/10」とあるのは、ロジン1モルに対
して20モルのエチレンオキシドと10モルのプロピレ
ンオキシドとの混合物を使用したことを示し、「EO−
PO=20−10」とあるのは、ロジン1モルに対して
20モルのエチレンオキシドを滴下した後、さらに10
モルのプロピレンオキシドを滴下したことを示す。以下
の表記も同様である。
ド、POはプロピレンオキシドを示す。また例えば「E
O/PO=20/10」とあるのは、ロジン1モルに対
して20モルのエチレンオキシドと10モルのプロピレ
ンオキシドとの混合物を使用したことを示し、「EO−
PO=20−10」とあるのは、ロジン1モルに対して
20モルのエチレンオキシドを滴下した後、さらに10
モルのプロピレンオキシドを滴下したことを示す。以下
の表記も同様である。
【0039】実施例7 ブチルアルコール(試薬一級)21.1gと85%水酸
化カリウム(試薬一級)0.87g(対ブチルアルコー
ル比2重量%)とを、1リットルガラス製オートクレー
ブに仕込み、減圧脱気操作を行った後、130℃±10
℃、1.0〜2.5Kg/cm2でエチレンオキシド440.
0g(ロジン1モルに対して35モル)を徐々に添加し
た。添加終了後2時間熟成させた後、冷却して酢酸でpH
を6〜7に調整し、ブチルアルコールエチレンオキシド
付加物を得た。
化カリウム(試薬一級)0.87g(対ブチルアルコー
ル比2重量%)とを、1リットルガラス製オートクレー
ブに仕込み、減圧脱気操作を行った後、130℃±10
℃、1.0〜2.5Kg/cm2でエチレンオキシド440.
0g(ロジン1モルに対して35モル)を徐々に添加し
た。添加終了後2時間熟成させた後、冷却して酢酸でpH
を6〜7に調整し、ブチルアルコールエチレンオキシド
付加物を得た。
【0040】次いで、得られたブチルアルコールエチレ
ンオキシド付加物403.9gと、トールロジン84.
0gと、エステル化触媒として無水p-トルエンスルホン
酸ソーダ(試薬一級)2.44g(対原料比0.5重量
%)とを、1リットル四つ口フラスコに仕込み、温度
計、窒素導入管、水抜き管、撹拌棒を装着後、窒素気流
中で昇温し、脱水させながら220℃で5時間反応後冷
却し、実施例7の老化防止剤を得た。
ンオキシド付加物403.9gと、トールロジン84.
0gと、エステル化触媒として無水p-トルエンスルホン
酸ソーダ(試薬一級)2.44g(対原料比0.5重量
%)とを、1リットル四つ口フラスコに仕込み、温度
計、窒素導入管、水抜き管、撹拌棒を装着後、窒素気流
中で昇温し、脱水させながら220℃で5時間反応後冷
却し、実施例7の老化防止剤を得た。
【0041】実施例8 ブチルアルコールに代えて、1−デカノール(試薬一
級)を使用した以外は、実施例7と同様にして、実施例
8の老化防止剤を得た。
級)を使用した以外は、実施例7と同様にして、実施例
8の老化防止剤を得た。
【0042】実施例9 トールロジンに代えてガムロジン(酸価170)を使用
した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例9の老
化防止剤を得た。
した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例9の老
化防止剤を得た。
【0043】実施例10 トールロジンに代えてウッドロジン(酸価155)を使
用した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例10
の老化防止剤を得た。
用した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例10
の老化防止剤を得た。
【0044】実施例11 トールロジンに代えて重合ロジン(酸価150)を使用
した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例11の
老化防止剤を得た。
した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例11の
老化防止剤を得た。
【0045】実施例12 トールロジンに代えて、不均斉化トールロジン(ハリマ
化成(株)製、ハンディスT−100、酸価165)を使
用した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例12
の老化防止剤を得た。
化成(株)製、ハンディスT−100、酸価165)を使
用した以外は、実施例1と同様に操作して、実施例12
の老化防止剤を得た。
【0046】実施例13 トールロジンに代えて水添ロジン(理化ハーキュレス
(株)製、ステベライトレジン、酸価162)を使用した
以外は、実施例1と同様に操作して、実施例13の老化
防止剤を得た。
(株)製、ステベライトレジン、酸価162)を使用した
以外は、実施例1と同様に操作して、実施例13の老化
防止剤を得た。
【0047】比較例1 トールロジンに代えてステアリン酸(日本油脂(株)製、
牛脂ステアリン酸桜、酸価203)を使用した以外は、
実施例1と同様に操作して、比較例1の老化防止剤を得
た。
牛脂ステアリン酸桜、酸価203)を使用した以外は、
実施例1と同様に操作して、比較例1の老化防止剤を得
た。
【0048】比較例2 トールロジンに代えてセチルアルコール(新日本理化
(株)製、コノール1695、水酸基価230)を使用し
た以外は、実施例1と同様に操作して、比較例2の老化
防止剤を得た。
(株)製、コノール1695、水酸基価230)を使用し
た以外は、実施例1と同様に操作して、比較例2の老化
防止剤を得た。
【0049】比較例3〜6 アルキレンオキシドの種類、量及び添加順序を表1に示
すように変更した以外は、実施例1と同様に操作して比
較例3〜6の老化防止剤を得た。
すように変更した以外は、実施例1と同様に操作して比
較例3〜6の老化防止剤を得た。
【0050】[自家変性法による澱粉糊液の調整]未変
性のトウモロコシ澱粉粉末を水に分散させ、固形分濃度
で30%の均一なスラリーを作り、澱粉100固形重量
部に対して酸化剤としての過硫酸アンモニウムを1.0
重量部、pH調整のための炭酸ソーダを1.0固形重量部
及び、苛性ソーダを0.01重量部添加し、十分に撹拌
してpH9.5〜10.0の均一なスラリーを得た。この
スラリーを1リッターオートクレーブにて140℃、5
分間クッキングして澱粉糊液を得た。(以下単に「澱粉
糊液」という)
性のトウモロコシ澱粉粉末を水に分散させ、固形分濃度
で30%の均一なスラリーを作り、澱粉100固形重量
部に対して酸化剤としての過硫酸アンモニウムを1.0
重量部、pH調整のための炭酸ソーダを1.0固形重量部
及び、苛性ソーダを0.01重量部添加し、十分に撹拌
してpH9.5〜10.0の均一なスラリーを得た。この
スラリーを1リッターオートクレーブにて140℃、5
分間クッキングして澱粉糊液を得た。(以下単に「澱粉
糊液」という)
【0051】[老化防止剤の澱粉糊液への添加]上記自
家変性澱粉糊液に、上記実施例1〜2、4〜13、比較
例1〜6により得られた各老化防止剤を澱粉100固形
重量部に対し5重量部及び、防腐剤(神東塗料(株)製、
ネオシントール5087)0.1重量部を添加し、温水
で澱粉固形分濃度が10%になるように希釈した。なお
実施例3は、実施例2と同一の老化防止剤を使用し、そ
の添加量を1重量部とした。また比較例7は、老化防止
剤を添加せずに実施した。
家変性澱粉糊液に、上記実施例1〜2、4〜13、比較
例1〜6により得られた各老化防止剤を澱粉100固形
重量部に対し5重量部及び、防腐剤(神東塗料(株)製、
ネオシントール5087)0.1重量部を添加し、温水
で澱粉固形分濃度が10%になるように希釈した。なお
実施例3は、実施例2と同一の老化防止剤を使用し、そ
の添加量を1重量部とした。また比較例7は、老化防止
剤を添加せずに実施した。
【0052】[性能試験] 1.貯蔵安定性試験 前記各実施例及び比較例の老化防止剤を添加した澱粉糊
液を、60℃および40℃で24時間保存し、粘度安定
性を測定した。粘度の測定は、BL型粘度計を使用し、
前記保存温度における粘度を測定した。(測定回転数:
60rpm、ローター:No.1〜3)
液を、60℃および40℃で24時間保存し、粘度安定
性を測定した。粘度の測定は、BL型粘度計を使用し、
前記保存温度における粘度を測定した。(測定回転数:
60rpm、ローター:No.1〜3)
【0053】2.ゲル発生量測定 上記貯蔵安定性試験に供した糊液について、24時間保
存後の糊液を温水で澱粉固形分濃度5%に希釈し、30
00rpmで20分間遠心分離を行い、沈降したゲル分
を濾別し、乾燥重量より算出した。
存後の糊液を温水で澱粉固形分濃度5%に希釈し、30
00rpmで20分間遠心分離を行い、沈降したゲル分
を濾別し、乾燥重量より算出した。
【0054】3.紙への塗工試験 上記各実施例及び比較例の澱粉糊液を、澱粉固形濃度が
5%になるように温水で希釈し、紙に塗工した。試験に
供した原紙(酸性原紙)の品質は、次の通りであった。 坪量:70g/cm2 ステキヒトサイズ度:2秒 内添薬品(対パルプ添加率) タルク:16% エマルジョンサイズ剤:0.05% (ハリマ化成(株)製、ハーサイズNES405) 硫酸バンド:3%
5%になるように温水で希釈し、紙に塗工した。試験に
供した原紙(酸性原紙)の品質は、次の通りであった。 坪量:70g/cm2 ステキヒトサイズ度:2秒 内添薬品(対パルプ添加率) タルク:16% エマルジョンサイズ剤:0.05% (ハリマ化成(株)製、ハーサイズNES405) 硫酸バンド:3%
【0055】塗工には、熊谷理器工業(株)製ラボサイズ
プレスを使用し、熊谷理器工業(株)製回転式ドラムドラ
イヤーで、110℃×180秒乾燥した。
プレスを使用し、熊谷理器工業(株)製回転式ドラムドラ
イヤーで、110℃×180秒乾燥した。
【0056】a 塗工紙表面強度(RI印刷適性) 装置:RIテスター(熊谷理器工業(株)製) 速度:60rpm インキ:タック25(東洋インキ(株)製)
【0057】b サイズ性(ウォータースポット測定
法) 10μリットルの蒸留水を紙面に滴下し、当該蒸留水が
浸透するのに要する時間を測定した。
法) 10μリットルの蒸留水を紙面に滴下し、当該蒸留水が
浸透するのに要する時間を測定した。
【0058】[試験結果]老化防止剤の原料組成及び、
上記各試験の結果を表1に示す。
上記各試験の結果を表1に示す。
【0059】
【表1】 以上の試験結果からも理解できるように、本発明の澱粉
糊液の老化防止剤は、従来の老化防止剤に比べて、塗工
した場合に表面強度およびサイズ性に影響を与えること
なく、澱粉糊液の増粘及びゲルの発生を有効に防止する
ことができるという効果を有する。
糊液の老化防止剤は、従来の老化防止剤に比べて、塗工
した場合に表面強度およびサイズ性に影響を与えること
なく、澱粉糊液の増粘及びゲルの発生を有効に防止する
ことができるという効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 比朗市 兵庫県加古川市野口町水足671番地の4 ハリマ化成株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】R1−O−(AO)n−R2 (式中、R1はロジン又はその誘導体の残基、AOは6
0モル%以上のオキシエチレン基を含むオキシアルキレ
ン基、nは5〜45の整数、R2は水素原子又は炭素数
1〜12のアルキル基若しくはアルケニル基を示す)で
示される、ロジン類のアルキレンオキシド付加物を有効
成分として含有することを特徴とする、澱粉糊液の老化
防止剤 - 【請求項2】 ポリアクリルアミド類及び/又はポリビ
ニルアルコール類を含有することを特徴とする、請求項
1に記載の澱粉糊液の老化防止剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33775695A JPH09151329A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 澱粉糊液の老化防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33775695A JPH09151329A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 澱粉糊液の老化防止剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151329A true JPH09151329A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18311669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33775695A Pending JPH09151329A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 澱粉糊液の老化防止剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151329A (ja) |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33775695A patent/JPH09151329A/ja active Pending
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