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JPH09155526A - 金属材料の射出装置 - Google Patents

金属材料の射出装置

Info

Publication number
JPH09155526A
JPH09155526A JP7314079A JP31407995A JPH09155526A JP H09155526 A JPH09155526 A JP H09155526A JP 7314079 A JP7314079 A JP 7314079A JP 31407995 A JP31407995 A JP 31407995A JP H09155526 A JPH09155526 A JP H09155526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
injection
piston
pouring
metal material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7314079A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kato
正志 加戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP7314079A priority Critical patent/JPH09155526A/ja
Publication of JPH09155526A publication Critical patent/JPH09155526A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属材料を安定的に混練、溶融すると共に、
作業環境を悪化させない金属材料の射出装置を提供す
る。 【解決手段】 金属材料4を混練、溶融するスクリュ3
が回転可能に挿設されている押し出しシリンダ1と、こ
の押し出しシリンダ1の前部に接続されている注湯シリ
ンダ12と、 該注湯シリンダ12の後部に同心に取り
付けられ、内部に射出ピストン18が摺動可能に挿設さ
れている射出シリンダ17とからなり、前記射出ピスト
ン18の前部には前記注湯シリンダ12内を前後動して
溶融した金属材料4を金型に射出する注湯ピストン19
が一体として設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の射出装
置に係るものであり、詳しくは、プリプラ方式の金属材
料の射出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、金属材料の成形法として、金属
材料を溶解炉で溶融し、その溶湯を柄杓で汲んでチャン
バーに入れ、ピストンで注型するコールドチャンバー法
や、前記チャンバーが溶解炉の中に設置されているホッ
トチャンバー法に代表されるダイカスト鋳造法が用いら
れている。また、近年、金属材料をスクリュで混練、溶
融して、シリンダの先端部に貯え、スクリュを前進して
注型するインライン方式の射出成形法が実用化されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた前
者のダイカスト鋳造法においては、金属材料を溶解炉で
溶融しているので、溶解エネルギーを多く必要とすると
共に、発生する高熱と粉塵により作業環境が悪くなると
いう問題点があった。また、後者の射出成形法において
は、スクリュが、混練、溶融時に回転しながら後退し、
射出時に前進するので、金属材料を安定的に混練、溶融
することが難しく、さらに、金属材料を半凝固組織の状
態で注型する場合は、少しの温度変化が混練、溶融に大
きく影響を与えるので、成形運転が安定しないという問
題点があった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであって、金属材料を安定
的に混練、溶融すると共に、作業環境を悪化させない金
属材料の射出装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による金属材料の
射出装置は、金属材料を混練、溶融するスクリュが回転
可能に挿設されている押し出しシリンダと、該押し出し
シリンダの前部に接続されている注湯シリンダと、 該
注湯シリンダの後部に同心に取り付けられ、内部に射出
ピストンが摺動可能に挿設されている射出シリンダとか
らなり、前記射出ピストンの前部には前記注湯シリンダ
内を前後動して溶融した金属材料を金型に射出する注湯
ピストンが一体として設けられていることを特徴とす
る。
【0006】前記押し出しシリンダの前部と注湯シリン
ダの前部とを連通する流路には、弁機構が設けられてい
ることが好ましい。
【0007】また、前記注湯ピストンと一体化された射
出ピストンの後部には、該射出ピストンの後退距離を計
測する位置検出機構が設けられていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0009】図1は、本発明による射出装置を示す縦断
面図である。同図において、符号1で示されるものは、
押し出しシリンダであり、その内部には油圧モータ2で
駆動されるスクリュ3が挿設されている。前記押し出し
シリンダ1の後部には、金属材料4を供給するホッパー
5が設けられ、その蓋6には不活性ガス供給口7が設け
られている。なお、ホッパー5の代わりに、スクリュフ
ィーダーを使用して金属材料を定量供給してもよい。
【0010】前記押し出しシリンダ1の前部には、溶融
した金属材料4を下方に供給する流路8が設けられ、こ
の流路8は、油圧シリンダ9とそのピストンの先端に設
けられた弁10などで構成される弁機構11により開閉
される。また、前記押し出しシリンダ1の前部には、前
記流路8と連通する注湯シリンダ12が接続部材13を
介して接続されている。前記注湯シリンダ12の前部に
は、外周にノズルヒータ14が装備されたノズル15が
取り付けられている。なお、前記押し出しシリンダ1、
ホッパー5および注湯シリンダ12の外周にはヒータ1
6が装備されている。
【0011】前記注湯シリンダ12の後部には、射出シ
リンダ17が同心に取り付けられ、その内部には射出ピ
ストン18が摺動可能に挿設されている。前記射出ピス
トン18の前部には、前記注湯シリンダ12内を前後動
し、その前方外周に逆流防止装置20を有する注湯ピス
トン19が一体的に設けられている。また、射出ピスト
ン18の後退距離を計測するため、射出ピストン18の
後端部に取り付けられ前記射出シリンダ17の後壁を貫
通して突出している位置検出測定棒21と、この棒21
の側部に対向して配設されている位置検出器22とから
なる位置検出機構23が設けられている。なお、前記射
出シリンダ17は架台24に固定されている。
【0012】上述した実施例では、押し出しシリンダ1
は、注湯および射出シリンダ12,17の上部に配設さ
れているが、側部に水平に配設されていてもよい。
【0013】次に、上述した射出装置の動作を説明す
る。
【0014】切削、粉砕、アトマイズ法などの工法で製
造された粒状の不定形形状をした金属材料4を、予めヒ
ータ16で加熱され、内部に不活性ガスが充填されてい
るホッパー5に貯蔵しておく。
【0015】油圧モータ2を駆動してスクリュ3を回転
させると、金属材料4はスクリュ3によって前方に移動
する。金属材料4はスクリュ3の前方に行くに従い加熱
され、混練されながら溶融する。前記スクリュ3が回転
すると同時に、油圧シリンダ9により弁10が開かれ、
スクリュ3によって混練、溶融された金属材料4は、弁
10を通って注湯シリンダ12に送られる。この際、ス
クリュ3の押し出し力が溶融した金属材料4に作用し
て、注湯ピストン19を後退させる。
【0016】前記注湯ピストン19の後部に取り付けら
れている位置検出測定棒21と位置検出器22により予
め設定されている計量ストロークを検出すると、油圧シ
リンダ9によって弁10が閉じられ、注湯ピストン19
は後退を停止し,同時にスクリュ3の回転も停止する。
【0017】なお、射出ピストン18の前方室に圧力油
を入れ、強制的に注湯ピストンを計量ストロークだけ後
退させることも可能である。
【0018】前記注湯シリンダ12内の溶融された金属
材料4の温度は、ヒータ16により適温に保持される。
次に、注湯ピストン19を前進させると、溶融した金属
材料4が金型内に注入され成形品が成形される。
【0019】なお、図示していないが、前記スクリュ3
を回転させる油圧モータ2用の油圧回路には、油圧シリ
ンダ9を作動する管路が分岐されて設けられているの
で、スクリュ3の回転、停止と、油圧シリンダ9による
弁10の開閉を連動しておこなうことができる。また、
射出ピストン18を前後動させる射出シリンダ17用の
油圧回路には、アキュムレータの蓄圧回路が分岐されて
設けられているので、溶融した金属材料4を金型に注入
する際、射出ピストン18が急速に前進するので、前記
金属材料4が金型内で固化するのを防止することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
金属材料の混練、溶融をスクリュによって行い、計量、
射出を射出ピストンによって行っているので、金属材料
を安定的に混練、溶融することができ、安定した連続運
転が可能となる。また、密閉したシリンダ内で金属材料
を混練、溶融するので、熱効率もよくエネルギー消費を
低減することができると共に、作業環境を改善すること
ができる。また、スクリュで混練、溶融するので、半凝
固組織の金属にチクソトロピ流動を与えることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 押し出しシリンダ 2 油圧モータ 3 スクリュ 4 金属材料 8 流路 9 油圧シリンダ 10 弁 11 弁機構 12 注湯シリンダ 17 射出シリンダ 18 射出ピストン 19 注湯ピストン 21 位置検出測定棒 22 位置検出器 23 位置検出機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29C 45/54 9350−4F B29C 45/54

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料(4)を混練、溶融するスクリ
    ュが回転可能に挿設されている押し出しシリンダ(1)
    と、該押し出しシリンダ(1)の前部に接続されている
    注湯シリンダ(12)と、 該注湯シリンダ(12)の
    後部に同心に取り付けられ、内部に射出ピストン(1
    8)が摺動可能に挿設されている射出シリンダ(17)
    とからなり、前記射出ピストン(18)の前部には前記
    注湯シリンダ(12)内を前後動して溶融した金属材料
    (4)を金型に射出する注湯ピストン(19)が一体と
    して設けられていることを特徴とする金属材料の射出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記押し出しシリンダ(1)の前部と注
    湯シリンダ(12)の前部とを連通する流路(8)に
    は、弁機構(11)が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の射出装置。
  3. 【請求項3】 前記注湯ピストン(19)と一体化され
    た射出ピストン(18)の後部には、該射出ピストン
    (18)の後退距離を計測する位置検出機構(23)が
    設けられていることを特徴とする請求項1または2記載
    の射出装置。
JP7314079A 1995-12-01 1995-12-01 金属材料の射出装置 Pending JPH09155526A (ja)

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JP7314079A JPH09155526A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 金属材料の射出装置

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JP7314079A JPH09155526A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 金属材料の射出装置

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JPH09155526A true JPH09155526A (ja) 1997-06-17

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JP7314079A Pending JPH09155526A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 金属材料の射出装置

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JP (1) JPH09155526A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015836A1 (fr) * 1999-08-30 2001-03-08 Hitachi, Ltd. Procede et dispositif de moulage par injection de metal et produit obtenu
US6474399B2 (en) * 1998-03-31 2002-11-05 Takata Corporation Injection molding method and apparatus with reduced piston leakage
TWI583459B (zh) * 2015-05-25 2017-05-21 jia-long You Furnace material for long melting furnace
CN110952391A (zh) * 2019-12-17 2020-04-03 广东石油化工学院 一种火车轨道轨枕用螺钉的浇注与插螺钉一体机

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