JPH09141558A - 鏡面研磨用研磨体 - Google Patents
鏡面研磨用研磨体Info
- Publication number
- JPH09141558A JPH09141558A JP33562395A JP33562395A JPH09141558A JP H09141558 A JPH09141558 A JP H09141558A JP 33562395 A JP33562395 A JP 33562395A JP 33562395 A JP33562395 A JP 33562395A JP H09141558 A JPH09141558 A JP H09141558A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- sponge
- fastener
- base material
- grinding
- Prior art date
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- Pending
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は鏡面研磨用研磨体に関し、研磨作業
に際して、研磨体の基材の周縁部で塗装表面に傷を付け
ないようにするため、前記研磨体の周縁部に繊維が起毛
していない部分を形成しないようにし、しかも、抜き型
で容易に製作できる構成とする。 【構成】 回転の研磨機のパッドに面ファスナーを介し
装着され、円盤状の基材の表面に繊維により幾筋もの平
行のディッチを設けるとともに前記繊維を起毛させて平
面状の研磨面を形成し、被研磨面への傷防止のため前記
ディッチより直角方向の周縁部を切除するようにしたこ
とを特徴としている。
に際して、研磨体の基材の周縁部で塗装表面に傷を付け
ないようにするため、前記研磨体の周縁部に繊維が起毛
していない部分を形成しないようにし、しかも、抜き型
で容易に製作できる構成とする。 【構成】 回転の研磨機のパッドに面ファスナーを介し
装着され、円盤状の基材の表面に繊維により幾筋もの平
行のディッチを設けるとともに前記繊維を起毛させて平
面状の研磨面を形成し、被研磨面への傷防止のため前記
ディッチより直角方向の周縁部を切除するようにしたこ
とを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のボディー等、
塗装表面の研磨に使用する鏡面研磨用研磨体に関するも
のである。
塗装表面の研磨に使用する鏡面研磨用研磨体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】これまでは、例えば図9に示すような円
形の平面状の研磨面に、研削力を増すための幾筋もの溝
(以下、ディッチという。)を設けて起毛させた研磨体
1いわゆるバフが、塗り肌の調整や鏡面光沢を出すのに
広く使用されてきた。すなわち、布地よりなる基材2に
羊毛またはポリエステル或いはテトロン等の極細の繊維
3で織り、複数の平行のディッチ4を等間隔に形成し
て、さらに5ミリメートル位の長さに起毛させて平面状
の研磨面5を形成し、これを円盤状に成形して研磨機P
のパッドに面ファスナーを介し装着するようにしたもの
であった。
形の平面状の研磨面に、研削力を増すための幾筋もの溝
(以下、ディッチという。)を設けて起毛させた研磨体
1いわゆるバフが、塗り肌の調整や鏡面光沢を出すのに
広く使用されてきた。すなわち、布地よりなる基材2に
羊毛またはポリエステル或いはテトロン等の極細の繊維
3で織り、複数の平行のディッチ4を等間隔に形成し
て、さらに5ミリメートル位の長さに起毛させて平面状
の研磨面5を形成し、これを円盤状に成形して研磨機P
のパッドに面ファスナーを介し装着するようにしたもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来の研
磨体1には、次のような欠点があった。すなわち、回転
の研磨機でモールの際や窪んだアール面を磨いたとき
に、被研磨面に傷が付き易かった。そこで研磨面5をよ
く見ると図10に示すように、繊維3よりも基材2の周
縁部aの方が突出しており、この状態で研磨をした場
合、被研磨面に対して研磨面の先端部分に力が加わった
り、繊維3が摩耗してきたときに基材2が一層迫出すた
めに、周縁部aで被研磨面に傷を付けたのである。これ
は、回転するものであって、研磨体1が円形であるにも
かかわらずディッチ4が、研磨面5の周縁部分に平行に
形成されているために、起きることである。
磨体1には、次のような欠点があった。すなわち、回転
の研磨機でモールの際や窪んだアール面を磨いたとき
に、被研磨面に傷が付き易かった。そこで研磨面5をよ
く見ると図10に示すように、繊維3よりも基材2の周
縁部aの方が突出しており、この状態で研磨をした場
合、被研磨面に対して研磨面の先端部分に力が加わった
り、繊維3が摩耗してきたときに基材2が一層迫出すた
めに、周縁部aで被研磨面に傷を付けたのである。これ
は、回転するものであって、研磨体1が円形であるにも
かかわらずディッチ4が、研磨面5の周縁部分に平行に
形成されているために、起きることである。
【0004】研磨体1を製作するに際して、原反より抜
き型で円形に抜く場合、所望する寸法で抜こうとすると
ディッチ4に刃がさしかかり、周縁部aに繊維3がない
部分が形成される。それではディッチ4の所に抜き刃が
かからぬように、繊維3部分に刃を当てて抜けばよいと
考えるのが普通である。ところが、起毛部分が倒れて繊
維3が切断されてしまう。また、ディッチ4が等間隔に
あるから、寸法が制約されてしまい自由なサイズのもの
ができない。本発明が解決しようとする課題は、基材の
周縁部で塗装表面に傷を付けないようにするため、研磨
体の周縁部に繊維が起毛していない部分を形成しないよ
うにし、しかも、抜き型で容易に製作できる構成とする
点にある。
き型で円形に抜く場合、所望する寸法で抜こうとすると
ディッチ4に刃がさしかかり、周縁部aに繊維3がない
部分が形成される。それではディッチ4の所に抜き刃が
かからぬように、繊維3部分に刃を当てて抜けばよいと
考えるのが普通である。ところが、起毛部分が倒れて繊
維3が切断されてしまう。また、ディッチ4が等間隔に
あるから、寸法が制約されてしまい自由なサイズのもの
ができない。本発明が解決しようとする課題は、基材の
周縁部で塗装表面に傷を付けないようにするため、研磨
体の周縁部に繊維が起毛していない部分を形成しないよ
うにし、しかも、抜き型で容易に製作できる構成とする
点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鏡面研磨用
研磨体は、回転の研磨機のパッドに面ファスナーを介し
装着され、円盤状の布地よりなる基材の表面に羊毛また
はポリエステル或いはテトロン等の極細の繊維により幾
筋もの平行のディッチを設けると共に、該繊維を起毛さ
せて平面状の研磨面を形成し、被研磨面への傷防止のた
め前記ディッチより直角方向の周縁部を切除するように
したものである。また、前記基材の裏面に弾性を付与す
るためスポンジを接着剤にて取付けるか、またはスポン
ジは前記基材に面ファスナーを介して取付け、基材とス
ポンジとを分離するようにしてもよい。その場合、分離
を容易にするために、スポンジ側に設けた面ファスナー
A面の結合部の周囲を、研磨砥粒により円環状に研削し
て引っ掛かり部分のみを切除し、その削り取った跡の先
端部に回転方向に向けた突起を形成するのが望ましい。
そして切除する際は、ディッチの中央から切断してもよ
いし、繊維の付け根部分で切断してもよい。また繊維の
ところでも構わないがなるべく繊維部分にかからぬよう
にするのが望ましい。なお、切欠部の形状、除去する面
積などは特に限定するものではない。したがって、研磨
面に平行に設けられたディッチに対して直角方向の幅を
狭くしたものであれば、全体の形状を楕円形や多角形と
してもよい。
研磨体は、回転の研磨機のパッドに面ファスナーを介し
装着され、円盤状の布地よりなる基材の表面に羊毛また
はポリエステル或いはテトロン等の極細の繊維により幾
筋もの平行のディッチを設けると共に、該繊維を起毛さ
せて平面状の研磨面を形成し、被研磨面への傷防止のた
め前記ディッチより直角方向の周縁部を切除するように
したものである。また、前記基材の裏面に弾性を付与す
るためスポンジを接着剤にて取付けるか、またはスポン
ジは前記基材に面ファスナーを介して取付け、基材とス
ポンジとを分離するようにしてもよい。その場合、分離
を容易にするために、スポンジ側に設けた面ファスナー
A面の結合部の周囲を、研磨砥粒により円環状に研削し
て引っ掛かり部分のみを切除し、その削り取った跡の先
端部に回転方向に向けた突起を形成するのが望ましい。
そして切除する際は、ディッチの中央から切断してもよ
いし、繊維の付け根部分で切断してもよい。また繊維の
ところでも構わないがなるべく繊維部分にかからぬよう
にするのが望ましい。なお、切欠部の形状、除去する面
積などは特に限定するものではない。したがって、研磨
面に平行に設けられたディッチに対して直角方向の幅を
狭くしたものであれば、全体の形状を楕円形や多角形と
してもよい。
【0006】
【作用】本発明に係る鏡面研磨用研磨体は、次のように
使用する。すなわち、研磨体1の面ファスナーB面7を
図示せぬが、研磨機の回転軸に装着されたパッドの面フ
ァスナーA面に中心を合わせて取付ける。この状態にお
いて、例えば自動車のドアの研磨作業に際して、回転の
研磨機により平らな面に対しては研磨面5全体をあてが
って研磨をするのが普通であるが、この種の平面状の研
磨面5を有する研磨体の場合は、どちらかといえば中央
孔9より外側に重心を置き、先端部分で磨いた方が安定
して研削力があり効率のよいやり方である。したがっ
て、従来のものは前述したように、サイドモールの際部
分の被研磨面に傷を付け易かったことから、サイドモー
ルの手前辺りで磨くのを辞め、後は手磨きの工程として
いた。しかし、本例のものは平行のディッチ4の直角方
向の周縁部を相対向に除去して幅を狭くしており、研磨
体が回転をしても切欠部8は円端部の内側に有るので、
研磨面の先端部分に力を加えて磨いてもディッチの周縁
部は外径より迫出すこともなく、サイドモールの際ぎり
ぎりまで繊維が入り込む。これは窪んだアール面におい
ても同様である。このため、手磨きの工程を省くことが
でき、作業の短縮が図れる。また、基材2の裏面に面フ
ァスナーを介し着脱自在にスポンジ6を取付けたものの
場合は(図6参照)、使用後、分離して研磨面5を水洗
いができるようにしてある。また研磨面5がスポンジ6
と別体になるので、交換するときには研磨面5部分だけ
で済み経済的となる。さらに、図7に示すように、研磨
面5とスポンジ6とを容易に分離できるようにするた
め、面ファスナーA面10の引っ掛け部12をグライン
ダー等で削り取って切削片13を形成している。そし
て、その切削片13の先端部には、回転方向(矢標R)
に向いてちょうどヤスリのように一方向にザラついた突
起14が形成され、この突起14には、研磨体1を回転
させたときにのみ面ファスナーのB面11が引っ掛かる
ようにしてある。これは、作業中に生じる面ファスナー
特有の横ずれを防止するためのものであり、加工物に押
し付けたときには一層深く結合する。そして回転を停止
したときには元に戻り容易に分離できる状態となる。
使用する。すなわち、研磨体1の面ファスナーB面7を
図示せぬが、研磨機の回転軸に装着されたパッドの面フ
ァスナーA面に中心を合わせて取付ける。この状態にお
いて、例えば自動車のドアの研磨作業に際して、回転の
研磨機により平らな面に対しては研磨面5全体をあてが
って研磨をするのが普通であるが、この種の平面状の研
磨面5を有する研磨体の場合は、どちらかといえば中央
孔9より外側に重心を置き、先端部分で磨いた方が安定
して研削力があり効率のよいやり方である。したがっ
て、従来のものは前述したように、サイドモールの際部
分の被研磨面に傷を付け易かったことから、サイドモー
ルの手前辺りで磨くのを辞め、後は手磨きの工程として
いた。しかし、本例のものは平行のディッチ4の直角方
向の周縁部を相対向に除去して幅を狭くしており、研磨
体が回転をしても切欠部8は円端部の内側に有るので、
研磨面の先端部分に力を加えて磨いてもディッチの周縁
部は外径より迫出すこともなく、サイドモールの際ぎり
ぎりまで繊維が入り込む。これは窪んだアール面におい
ても同様である。このため、手磨きの工程を省くことが
でき、作業の短縮が図れる。また、基材2の裏面に面フ
ァスナーを介し着脱自在にスポンジ6を取付けたものの
場合は(図6参照)、使用後、分離して研磨面5を水洗
いができるようにしてある。また研磨面5がスポンジ6
と別体になるので、交換するときには研磨面5部分だけ
で済み経済的となる。さらに、図7に示すように、研磨
面5とスポンジ6とを容易に分離できるようにするた
め、面ファスナーA面10の引っ掛け部12をグライン
ダー等で削り取って切削片13を形成している。そし
て、その切削片13の先端部には、回転方向(矢標R)
に向いてちょうどヤスリのように一方向にザラついた突
起14が形成され、この突起14には、研磨体1を回転
させたときにのみ面ファスナーのB面11が引っ掛かる
ようにしてある。これは、作業中に生じる面ファスナー
特有の横ずれを防止するためのものであり、加工物に押
し付けたときには一層深く結合する。そして回転を停止
したときには元に戻り容易に分離できる状態となる。
【0007】
【実施例】実施例1 本発明の実施例1を、図1ないし図3に基づいて説明す
る。図1は実施例1を示す斜視図であり、図2は図1に
示したA−A線断面図である。そして図3は研磨面を示
す平面図である。1は全体の形状を台形とした円盤状の
研磨体を示している。図において、スポンジ6の上面に
は面ファスナーのB面7が形成されており、図示せぬ研
磨機のパッドの面ファスナーA面に取付けるようにして
いる。一方、下面にはスポンジ6に布地よりなる基材2
を接着剤で取付けてあり、基材2には繊維3で織った複
数の平行のディッチ4を形成して、略5ミリメートルの
長さで平らにカットして平面状の研磨面5を形成してい
る。そして、研磨面5の平行に設けられたディッチ4に
対して直角方向の周縁部には、ディッチ4に沿って切除
した切欠部8を設けている。9は中央部に穿設した中央
孔である。
る。図1は実施例1を示す斜視図であり、図2は図1に
示したA−A線断面図である。そして図3は研磨面を示
す平面図である。1は全体の形状を台形とした円盤状の
研磨体を示している。図において、スポンジ6の上面に
は面ファスナーのB面7が形成されており、図示せぬ研
磨機のパッドの面ファスナーA面に取付けるようにして
いる。一方、下面にはスポンジ6に布地よりなる基材2
を接着剤で取付けてあり、基材2には繊維3で織った複
数の平行のディッチ4を形成して、略5ミリメートルの
長さで平らにカットして平面状の研磨面5を形成してい
る。そして、研磨面5の平行に設けられたディッチ4に
対して直角方向の周縁部には、ディッチ4に沿って切除
した切欠部8を設けている。9は中央部に穿設した中央
孔である。
【0008】実施例2 本発明の実施例2を、図4ないし図8に基づいて説明す
る。図4は実施例2を示す斜視図であり、図5は図4に
示したB−B線断面図であり、図6は実施例2のものの
構造及び作用を示す斜視図である。また、図7及び図8
は実施例2のものの構造の一部を拡大して示す作用説明
図である。実施例2のものにおいては、前記実施例1の
ものと略同様であり、台形の円盤状のスポンジ6の下面
にナイロン製の面ファスナーA面10が設けられ、基材
2側には面ファスナーB面11を設けている。すなわ
ち、スポンジ6と基材2とを一対の面ファスナー10、
11によってそれぞれを結合または分離するようにして
いる。また、研磨面5と分離するスポンジ6側の結合部
の周縁部には切欠部8´を設けており、この切欠部8´
と研磨面5の周縁部に設けた切欠部8は、面ファスナー
A面10と面ファスナーB面11とを結合したときにそ
れぞれ一致するようにしている。またそれぞれを一致さ
せない場合は、スポンジの方を小径とすればよい。そし
て、スポンジ2の面ファスナーA面10の面の周囲を砥
粒を保持したグラインダー等で円環状に研削して、引っ
掛け部12を短く切り取って切削片13を形成し、その
切削片13の先端には研磨体1の回転方向(矢標R)に
向いた突起14を形成している。その面ファスナーA面
10の表面の加工方法は、次のようにして行われる。ま
ず、スポンジにナイロン製の面ファスナーA面を貼着し
て円形に成形したものを回転機に取付け、その回転機を
研磨機の回転方向に反して逆回転させる。次に、逆回転
している面ファスナーA面の表面に、正回転の砥石をあ
てがうと引っ掛かり部分が切除され、同時にそこには突
起14が形成される。
る。図4は実施例2を示す斜視図であり、図5は図4に
示したB−B線断面図であり、図6は実施例2のものの
構造及び作用を示す斜視図である。また、図7及び図8
は実施例2のものの構造の一部を拡大して示す作用説明
図である。実施例2のものにおいては、前記実施例1の
ものと略同様であり、台形の円盤状のスポンジ6の下面
にナイロン製の面ファスナーA面10が設けられ、基材
2側には面ファスナーB面11を設けている。すなわ
ち、スポンジ6と基材2とを一対の面ファスナー10、
11によってそれぞれを結合または分離するようにして
いる。また、研磨面5と分離するスポンジ6側の結合部
の周縁部には切欠部8´を設けており、この切欠部8´
と研磨面5の周縁部に設けた切欠部8は、面ファスナー
A面10と面ファスナーB面11とを結合したときにそ
れぞれ一致するようにしている。またそれぞれを一致さ
せない場合は、スポンジの方を小径とすればよい。そし
て、スポンジ2の面ファスナーA面10の面の周囲を砥
粒を保持したグラインダー等で円環状に研削して、引っ
掛け部12を短く切り取って切削片13を形成し、その
切削片13の先端には研磨体1の回転方向(矢標R)に
向いた突起14を形成している。その面ファスナーA面
10の表面の加工方法は、次のようにして行われる。ま
ず、スポンジにナイロン製の面ファスナーA面を貼着し
て円形に成形したものを回転機に取付け、その回転機を
研磨機の回転方向に反して逆回転させる。次に、逆回転
している面ファスナーA面の表面に、正回転の砥石をあ
てがうと引っ掛かり部分が切除され、同時にそこには突
起14が形成される。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、研磨面のディッチの直
角方向の周縁部に従来のような起毛されていない部分が
形成されないので、周縁部で被研磨面に傷を付ける心配
もなく安心してモール際等の研磨作業ができる。また、
周縁部を切除するだけなので製作の工程数も従来と変わ
らないためコストも上がらず、サイズも自由にできて抜
き型による量産ができる。そして、研磨面がスポンジか
ら分離するタイプにおいては、研磨面のみの交換で済み
経済的である。また面ファスナーA面の周囲の引っ掛か
り部分を研削してあるので、分離が容易であり、突起が
設けられているので使用中に結合部が開かず、ずれがな
く安全である。
角方向の周縁部に従来のような起毛されていない部分が
形成されないので、周縁部で被研磨面に傷を付ける心配
もなく安心してモール際等の研磨作業ができる。また、
周縁部を切除するだけなので製作の工程数も従来と変わ
らないためコストも上がらず、サイズも自由にできて抜
き型による量産ができる。そして、研磨面がスポンジか
ら分離するタイプにおいては、研磨面のみの交換で済み
経済的である。また面ファスナーA面の周囲の引っ掛か
り部分を研削してあるので、分離が容易であり、突起が
設けられているので使用中に結合部が開かず、ずれがな
く安全である。
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例1を示した図1のA−A線断面図であ
る。
る。
【図3】実施例1を示す平面図である。
【図4】実施例2を示す斜視図である。
【図5】実施例2を示した図4のB−B線断面図であ
る。
る。
【図6】実施例2の構造及び作用を示す斜視図である。
【図7】実施例2の構造の一部を拡大して示す作用説明
図である。
図である。
【図8】同じく実施例2の構造の一部を拡大して示す作
用説明図である。
用説明図である。
【図9】従来の鏡面研磨用研磨体の構造及び作用を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】従来の鏡面研磨用研磨体の構造及び作用を示
した図9のC−C線断面図である。
した図9のC−C線断面図である。
【符号の説明】 3 繊維 4 ディッチ 8 切欠部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (4)
- 【請求項1】 回転の研磨機のパッドに面ファスナーを
介し装着され、円盤状の基材の表面に繊維により幾筋も
の平行のディッチを設けるとともに前記繊維を起毛させ
て平面状の研磨面を形成し、被研磨面への傷防止のため
前記ディッチ方向より直角方向の寸法を小さくした周縁
部を設けたことを特徴とする鏡面研磨用研磨体。 - 【請求項2】 基材の裏面にスポンジを接着剤にて取付
けたものである請求項1記載の鏡面研磨用研磨体。 - 【請求項3】 基材の裏面に面ファスナーを介してスポ
ンジを取付けたものである請求項1記載の鏡面研磨用研
磨体。 - 【請求項4】 面ファスナーA面の結合部の周囲を円環
状に研削して、引っ掛け部を切除したその先端部に回転
方向に向けて突起を形成した請求項1、3記載の鏡面研
磨用研磨体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33562395A JPH09141558A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 鏡面研磨用研磨体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33562395A JPH09141558A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 鏡面研磨用研磨体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09141558A true JPH09141558A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18290666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33562395A Pending JPH09141558A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 鏡面研磨用研磨体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09141558A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002239920A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-28 | Ujike:Kk | 回転研磨機用研磨盤 |
WO2002102552A1 (fr) * | 2001-06-13 | 2002-12-27 | Keitech Co., Ltd. | Polisseuse |
US7259894B2 (en) | 1997-06-09 | 2007-08-21 | Seiko Epson Corporation | Image processing apparatus, an image processing method, a medium on which an image processing control program is recorded, an image evaluation device, an image evaluation method and a medium on which an image evaluation program is recorded |
JP2009166144A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Taro Sato | ギアアクションポリッシャー用円盤状研磨盤 |
JP2009196042A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Transvec:Kk | 面ファスナー付きブラシパット |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP33562395A patent/JPH09141558A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4586201B2 (ja) * | 2001-02-09 | 2010-11-24 | 株式会社ウジケ | 回転研磨機用研磨盤 |
WO2002102552A1 (fr) * | 2001-06-13 | 2002-12-27 | Keitech Co., Ltd. | Polisseuse |
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