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JPH09148234A - 投影露光装置 - Google Patents

投影露光装置

Info

Publication number
JPH09148234A
JPH09148234A JP7326380A JP32638095A JPH09148234A JP H09148234 A JPH09148234 A JP H09148234A JP 7326380 A JP7326380 A JP 7326380A JP 32638095 A JP32638095 A JP 32638095A JP H09148234 A JPH09148234 A JP H09148234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illumination condition
distortion
switching
optical system
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7326380A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Kaneko
謙一郎 金子
Hirotaka Tateno
博貴 立野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7326380A priority Critical patent/JPH09148234A/ja
Publication of JPH09148234A publication Critical patent/JPH09148234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明条件の切替えに伴うディストーションの
変動量の補正を可能にする。 【解決手段】 回転駆動機構64により開口絞り板48
が回転され開口絞りがある開口絞りから別の開口絞りに
変更され照明条件が切替えられると、主制御装置16で
はディストーション補正部材交換駆動部24にディスト
ーション補正部材交換の指令を与える。これにより交換
駆動部24により回転駆動機構28を介してディストー
ション補正部材用回転板26が回転され、その照明条件
に対応するディストーション補正部材が露光光の光路上
に設定される。このため、照明条件の切替えの際の露光
光の強度分布変化に伴う投影光学系PLのディストーシ
ョンの非線形変化量が補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投影露光装置に係
り、更に詳しくは要求される解像度、焦点深度等に応じ
て照明条件を変更可能な投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるステッパ等の投影露光装
置では、単一の照明条件の下でマスク(又はレチクル)
のパターンが投影光学系を介してウエハ等の感光基板上
に転写されるようになっていた。しかし、ウエハ上のパ
ターンが微細化するにつれ、最近では、要求されるパタ
ーンの解像度、及び焦点深度に合わせて、投影光学系の
瞳面と共役な位置の近傍で露光光の強度分布を変化させ
ることにより照明条件を変更可能な投影露光装置が開発
されている。このような照明条件の変更可能な投影露光
装置として、開口絞りの開口の形状を種々に変更するこ
とにより照明条件を変更する投影露光装置が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の照明条件を変更可能な投影露光装置にあっては、照
明条件の変更のため開口絞りを変更した際の結像特性の
変化に対して特に考慮がなされていなかったため、結像
特性、特にディストーションの変動により重ね焼きの際
等の異なる照明条件でのプロセス−レイヤ間の総合的な
位置ずれが発生し、ますますパターンが微細化し、解像
度等の向上が求められる現状にあってはもはや十分なも
のとは言えないようになってきた。
【0004】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は、照明条件の切替えに伴うディストーシ
ョンの変動量を補正することができる投影露光装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】照明条件の変更に伴うデ
ィストーションの変動量には、投影光学系を構成するレ
ンズ・エレメントの微動、傾斜調整等により補正可能な
線形成分と、補正不能な非線形成分とがある。本発明
は、かかる事実を前提として次のように構成される。
【0006】請求項1に記載の発明は、照明光学系から
の露光光によりマスクを照明し、マスク上のパターンの
像を投影光学系を介して感光基板上に露光転写する投影
露光装置であって、前記投影光学系の瞳面と共役な位置
の近傍で前記露光光の強度分布を変化させることにより
照明条件を切替える照明条件切替手段と;前記照明条件
切替手段による照明条件の切替えの際の露光光の強度分
布変化に伴う前記投影光学系のディストーションの非線
形変化量を補正する第1のディストーション補正手段と
を有する。
【0007】これによれば、照明条件切替手段により投
影光学系の瞳面と共役な位置の近傍で露光光の強度分布
を変化させることにより照明条件が切替えられると、第
1のディストーション補正手段を用いて照明条件の切替
えの際の露光光の強度分布変化に伴う投影光学系のディ
ストーションの非線形変化量を補正することができる。
【0008】この場合において、請求項2に記載の発明
の如く、前記照明条件切替手段を、大きさ又は形状の異
なる複数の開口絞りを露光光の光路上に切替え設定する
開口絞り切替設定手段により構成することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の投影露光装置において、前記マスクと前記投影
光学系との間の光学的な距離を調整することによりディ
ストーションの線形変化量を補正する第2のディストー
ション補正手段を更に有する。
【0010】これによれば、照明条件切替手段により投
影光学系の瞳面と共役な位置の近傍で露光光の強度分布
を変化させることにより照明条件が切替えられると、第
1のディストーション補正手段により照明条件の切替え
の際の露光光の強度分布変化に伴う投影光学系のディス
トーションの非線形変化量を補正し、第2のディストー
ション補正手段によりマスクと投影光学系との間の光学
的な距離を調整することによりディストーションの線形
変化量を補正することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれか一項に記載の投影露光装置において、前記
照明条件切替手段により切替えられる各照明条件に対応
する前記第1のディストーション補正手段が、前記各照
明条件の下で前記マスクと前記投影光学系との間に平行
平板を配置した状態で試し焼きを行ない、その結果に基
づいてディストーションの非線形変化量が補正されるよ
うに部分的に厚さが異なるようにされた前記平行平板で
あることを特徴とする。これによれば、照明条件切替手
段による照明条件の切替えに対応して平行平板を切替え
るだけで、照明条件の切替えの際の露光光の強度分布変
化に伴う投影光学系のディストーションの非線形変化量
を容易に補正することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の投影露光装置において、前記照明条件切替手段による
照明条件の切替えの際に、その切替え後の照明条件に対
応する前記平行平板に変更する変更手段を更に有する。
これによれば、照明条件切替手段により照明条件が切替
えられると、変更手段ではその切替え後の照明条件に対
応する前記平行平板に変更する。このため、照明条件の
切替えの際の露光光の強度分布変化に伴う投影光学系の
ディストーションの非線形変化量が自動的に補正され
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項3ないし
5のいずれか一項に記載の投影露光装置において、前記
各照明条件下の試し焼きの結果に基づいてそれぞれ求め
られたディストーションの線形変化量の補正値が記憶さ
れた記憶部と、前記照明条件切替手段による照明条件の
切替えの際、その切替え後の照明条件に対応するディス
トーションの線形変化量の補正値を前記記憶部から読み
出し、当該補正値に基づいて前記第2のディストーショ
ン補正手段を制御する制御手段とを更に有する。
【0014】これによれば、照明条件切替手段により照
明条件が切替えられると、変更手段ではその切替え後の
照明条件に対応する前記平行平板に変更する。このと
き、制御手段ではその切替え後の照明条件に対応するデ
ィストーションの線形変化量の補正値を記憶部から読み
出し、当該補正値に基づいて第2のディストーション補
正手段を制御する。このため、照明条件の切替えの際の
露光光の強度分布変化に伴う投影光学系のディストーシ
ョンの非線形変化量及び線形変化量が自動的に補正され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図2に
基づいて説明する。
【0016】図1には、一実施例に係る投影露光装置1
0の構成が示されている。この投影露光装置10は、図
示しない感光基板としてのウエハが搭載されるウエハス
テージ12と、このウエハステージ12の上方に配置さ
れた投影光学系PLと、この投影光学系PLの上方に配
置されたマスクとしてのレチクルRと、このレチクルR
を露光光により照明する照明光学系14と、装置全体を
制御する主制御装置16とを備えている。
【0017】ウエハステージ12は、図1における紙面
に直交する水平面内で紙面に平行なX軸とこれに直交す
るY軸との2次元方向に移動可能に構成されている。こ
のウエハステージ12のX、Y2次元方向の駆動は駆動
系18によりなされる。また、このウエハステージ12
のXY2次元方向の位置は図示しないレーザ干渉計によ
り計測され、このレーザ干渉計の出力が主制御装置16
に入力されるようになっている。すなわち、主制御装置
16ではレーザ干渉計の出力をモニタしつつ駆動系18
を介してウエハステージ12のXY2次元方向の位置を
制御するようになっている。
【0018】投影光学系PLは、XY平面に直交するZ
軸方向に所定間隔で配置された光軸を共通にする複数枚
のレンズエレメントとこれらのレンズエレメントを保持
する鏡筒とから成り、図1ではこの投影光学系PLのレ
チクルR寄りの一部が、ディストーション補正機構20
として分離して図示されている。
【0019】このディストーション補正機構20部分
は、少なくとも2枚のレンズエレメントを有し、これら
のレンズエレメントの内の少なくとも2枚のZ軸方向
(光軸方向)の間隔及び位置、X方向、Y方向の傾斜が
調整可能に構成されている。このディストーション補正
機構20を構成する各レンズエレメントは、例えば外周
部をほぼ120度間隔で3点で支持され、各支持点をピ
エゾ素子等のアクチュエータによりZ軸方向に駆動でき
るようになっている。このディストーション補正機構2
0は、ディストーション補正コントロール部22によっ
て制御されるようになっている。
【0020】更に、本実施例では、レチクルRとディス
トーション補正機構20との間に、複数のディストーシ
ョン補正部材(これについてはその製造方法を含め後
に、詳述する)がほぼ当間隔で配置された円板状部材か
ら成るディストーション補正部材用回転板26が配置さ
れている。このディストーション補正部材用回転板26
は、第1の回転駆動機構28によって回転されるように
なっている。この第1の回転駆動機構28がディストー
ション補正部材交換駆動部24により制御されるように
なっている。
【0021】前記ディストーション補正コントロール部
22及びディストーション補正部材交換駆動部24は、
主制御装置16の管理下に置かれている。
【0022】照明光学系14は、水銀ランプ36、楕円
鏡38、ミラー40、44、54、58、シャッタ4
2、オプティカル・インテグレータとしてのフライアイ
レンズ46、開口絞り板48、ブラインド52及びコン
デンサレンズ56を含んで構成されている。ここで、こ
の照明光学系14の構成各部について、その作用と共に
説明する。
【0023】シャッタ42の「開」状態では、水銀ラン
プ36から射出された露光光(i線又はg線)は、楕円
鏡38で集光され、ミラー40で反射され、シャッタ4
2の位置を通過してミラー44で再び反射され、フライ
アイレンズ46及び開口絞り板48の開口絞り(これに
ついては後に詳述する)を透過してブラインド52に至
る。ここで、このブラインド52の配置面は、レチクル
Rのパターン形成面と共役であり、このブラインド52
の開口によりレチクルR上の照明領域の形状が規定され
る。このブラインド52でその形状が規定された露光光
は、ミラー54で反射され、コンデンサレンズ56で集
光されて、ミラー58で反射された後、レチクルRを上
方から照明する。これにより、レチクルRのパターン形
成面に形成された回路パターンの像が投影光学系PLを
介して所定の縮小倍率でウエハステージ12上の図示し
ないウエハに転写される。一方、シャッタ42の「閉」
状態では、露光光がシャッタ42で遮られるので、レチ
クルRが照明されることはない。
【0024】前記開口絞り板48は、例えば、図2に示
されるような円板状部材から成り、この開口絞り板48
上には、ほぼ等間隔で、通常の円形開口よりなる開口絞
り49A,小さな円形開口より成りコヒーレンスファク
タであるσ値を小さくするための開口絞り49B、輪帯
照明用の輪帯状の開口絞り49C、及び変形光源法用に
複数の開口を偏心させて配置して成る変形開口絞り49
Dが配置されている。本実施例では、この開口絞り板4
8を回転させることにより、4個の開口絞り49A〜4
9Dの内の所望の開口絞りを選択できる。この開口絞り
板48が、開口絞り交換コントロール部66によって制
御される第2の回転駆動機構64によってZ軸回りに回
転駆動されるようになっている。開口絞り交換コントロ
ール部66も主制御装置16の支配下にある。
【0025】更に、本実施例では主制御装置16に記憶
部としてのハードディスク68が併設されている。この
ハードディスク68内には、前記4つの開口絞り49A
〜49Dに対応するそれぞれの照明条件下でのテスト露
光により求めたディストーションの線形変化量の補正値
がデータファイルの形式で格納されている。
【0026】次に、各開口絞りに対応したディストーシ
ョン補正部材の作成及びデータファイルの作成方法につ
いて説明する。
【0027】 まず、最初に通常照明絞り49Aを露
光光の光路上に設定し、かつ通常の平行平板をレチクル
Rとディストーション補正機構20との間の所定の高さ
位置(図1におけるディストーション補正部材用回転板
26の位置)に投影光学系PLの光軸に直交して配置
し、この状態でいわゆるテスト露光を行なう。
【0028】 このテスト露光の結果に基づいて、通
常照明時のディストーション量を測定する。
【0029】 次に、この測定結果に基づいて、この
通常照明時のディストーション量を零とする線形、非線
形成分のディストーション補正値を求める。
【0030】 次に、上記のディストーションの非線
形成分の補正値を用いて、これが零となるように、平行
平板の表面を加工して通常照明絞り49Aに対応するデ
ィストーション補正部材、すなわち、ディストーション
の非線形変化量が補正されるように部分的に厚さが異な
るようにされた平行平板を作成する。
【0031】 次いで、上記のディストーションの線
形成分の補正値を用いてディストーション補正機構20
を構成するレンズ・エレメントの移動量のデータファイ
ルを作成し、ハードディスク68に格納する。
【0032】 他の開口絞り49B〜49Dを設定し
た照明条件についても、上記〜と同様にして、照明
条件毎にテスト露光を行ない、ディストーション量を測
定し、補正値を求めてディストーション補正部材及びデ
ータファイルを作成する。
【0033】このようにして、すべての開口絞りについ
てそれぞれを用いた照明条件下でのテスト露光の結果に
基づいて予め作成したディストーション補正部材をディ
ストーション補正部材用回転板26に装着し、及び予め
作成したデータファイルをハードディスク68に格納し
ているのである。
【0034】次に、上述のようにして構成された本実施
例の投影露光装置10の露光時の実際の露光に先立つ主
要な動作について、主制御装置16の制御動作を中心に
説明する。
【0035】外部指令、具体的には、オペレータからの
指令、又はホストコンピュータからの開口絞り変更の指
令が主制御装置16に入力されると、主制御装置16で
は開口絞り交換コントロール部66に指令を出し、第2
の回転駆動機構64を介して開口絞り板48を回転させ
ることによりその指令に対応する開口絞りに交換する。
【0036】これと同時に、主制御装置16ではディス
トーション補正部材交換コントロール部24にディスト
ーション補正部材の変更の指令を与え、ハードディスク
68内のデータファイルよりその開口絞り形状に対応し
たレンズエレメントの移動量を読み出してディストーシ
ョン補正コントロール部22に与える。これにより、デ
ィストーション補正部材交換駆動部24によりディスト
ーション補正部材用回転板26が回転駆動されてディス
トーションの非線形成分が補正されると共に、ディスト
ーション補正コントロール部22によってディストーシ
ョン補正機構20が制御されディストーションの線形成
分が補正される。
【0037】上述のようにして、開口絞り変更に伴うデ
ィストーションの変動分が補正された後は、露光が開始
される。
【0038】これまでの説明から明らかなように本実施
例では、ディストーション補正部材用回転板26に装着
された各ディストーション補正部材により第1のディス
トーション補正手段が構成され、ディストーション補正
機構20とディストーション補正コントロール部22と
によって第2のディストーション補正手段が構成され、
ディストーション補正部材交換駆動部24と第1の回転
駆動機構28によって変更手段が構成され、開口絞り板
48と第2の回転駆動機構64と開口絞り交換コントロ
ール部66とによって照明条件切替手段、すなわち開口
絞り切替設定手段が構成され、主制御装置16の機能に
よって制御手段が実現されている。
【0039】以上説明したように、本実施例によると、
ある開口絞りを使用する照明条件下から他の開口絞りを
使用する照明条件に変更した際に生じる、ディストーシ
ョン変化を自動的に補正することが可能となる。また、
かかるディストーション変化の補正により異なる開口絞
りを使用する異なる照明条件下でのプロセスレイヤ間の
トータルオーバーレイ(総合的な重ね合わせのずれ)の
悪化を防止することができる。
【0040】なお、上記実施例においては、ディストー
ション変化量の線形成分を補正するディストーション補
正機構として投影光学系PL内のレンズエレメントの光
軸方向位置及び傾斜を調整するものを例示したが、本発
明がこれに限定されるものではなく、例えば、レチクル
RのZ方向位置を変更する手段や、その他、レチクルR
と投影光学系PLとの間の光学的距離(光路長)を変更
できる手段であれば、如何なる手段を用いてディストー
ションの調整手段を構成しても良い。
【0041】また、上記実施例においては、照明条件切
替え手段を開口絞り板48と第2の回転駆動機構64と
開口絞り交換コントロール部66とによって構成する場
合を例示したが、本発明がこれに限定されるものではな
く、投影光学系PLの瞳面と共役な位置の近傍で露光光
の強度分布を変化させることにより照明条件を切替える
手段であれば、如何なる構成の照明条件切替え手段であ
っても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし4
に記載の発明によれば、照明条件の切替えに伴うディス
トーションの変動量を補正することができるという従来
にない優れた効果がある。
【0043】また、請求項5ないし6に記載の発明によ
れば、照明条件の切替えに伴うディストーションの変動
量を自動的に補正することができるという効果がある。
【0044】特に、請求項3、請求項4及び請求項6に
記載の発明によれば、照明条件の切替えに伴うディスト
ーションの変動量の非線形成分のみでなく、線形成分を
も補正することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る投影露光装置の概略構成を示す
図である。
【図2】開口絞り板の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 投影露光装置 14 照明光学系 16 主制御装置(制御手段) 20 ディストーション補正機構(第2のディストーシ
ョン補正手段の一部) 22 ディストーション補正コントロール部(第2のデ
ィストーション補正手段の一部) 24 ディストーション補正部材交換駆動部(変更手
段) 26 ディストーション補正部材用回転板(第1のディ
ストーション補正手段) 28 第1の回転駆動機構(変更手段の一部) 48 開口絞り板(照明条件切替手段の一部、開口絞り
切替設定手段の一部) 49A〜49D 開口絞り 64 第2の回転駆動機構(照明条件切替手段の一部、
開口絞り切替設定手段の一部) 66 開口絞り交換コントロール部(照明条件切替手段
の一部、開口絞り切替設定手段の一部) 68 ハードディスク(記憶部) R レチクル(マスク) PL 投影光学系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光学系からの露光光によりマスクを
    照明し、マスク上のパターンの像を投影光学系を介して
    感光基板上に露光転写する投影露光装置であって、 前記投影光学系の瞳面と共役な位置の近傍で前記露光光
    の強度分布を変化させることにより照明条件を切替える
    照明条件切替手段と;前記照明条件切替手段による照明
    条件の切替えの際の露光光の強度分布変化に伴う前記投
    影光学系のディストーションの非線形変化量を補正する
    第1のディストーション補正手段とを有する投影露光装
    置。
  2. 【請求項2】 前記照明条件切替手段が、大きさ又は形
    状の異なる複数の開口絞りを露光光の光路上に切替え設
    定する開口絞り切替設定手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記マスクと前記投影光学系との間の光
    学的な距離を調整することによりディストーションの線
    形変化量を補正する第2のディストーション補正手段を
    更に有する請求項1又は2に記載の投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記照明条件切替手段により切替えられ
    る各照明条件に対応する前記第1のディストーション補
    正手段が、前記各照明条件の下で前記マスクと前記投影
    光学系との間に平行平板を配置した状態で試し焼きを行
    ない、その結果に基づいてディストーションの非線形変
    化量が補正されるように部分的に厚さが異なるようにさ
    れた前記平行平板であることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一項に記載の投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記照明条件切替手段による照明条件の
    切替えの際に、その切替え後の照明条件に対応する前記
    平行平板に変更する変更手段を更に有する請求項4に記
    載の投影露光装置。
  6. 【請求項6】 前記各照明条件下の試し焼きの結果に基
    づいてそれぞれ求められたディストーションの線形変化
    量の補正値が記憶された記憶部と、 前記照明条件切替手段による照明条件の切替えの際、そ
    の切替え後の照明条件に対応するディストーションの線
    形変化量の補正値を前記記憶部から読み出し、当該補正
    値に基づいて前記第2のディストーション補正手段を制
    御する制御手段とを更に有する請求項3ないし5のいず
    れか一項に記載の投影露光装置。
JP7326380A 1995-11-21 1995-11-21 投影露光装置 Pending JPH09148234A (ja)

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Cited By (4)

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