JPH09122554A - ペースト塗布機 - Google Patents
ペースト塗布機Info
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- JPH09122554A JPH09122554A JP28206895A JP28206895A JPH09122554A JP H09122554 A JPH09122554 A JP H09122554A JP 28206895 A JP28206895 A JP 28206895A JP 28206895 A JP28206895 A JP 28206895A JP H09122554 A JPH09122554 A JP H09122554A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板上の所望の位置に所望形状のペーストパ
ターンを高精度をもって高速に塗布描画することができ
るようにする。 【解決手段】 ノズル1に対向して基板7を吸着台13
に載置し、ペースト収納筒2に収納したペーストをノズ
ル1から基板7上に吐出させながら、ボールねじ20,
21の回転に応じて基板7をX軸,Y軸方向に移動させ
ることにより、基板7上に所望形状のペーストパターン
を描画するものであって、吸着台13に熱伸縮量測定用
マーク19を設け、画像認識カメラ11aで監視しなが
ら、ボールねじ20,21を所定量回転させ、この回転
によって移動した熱伸縮量測定用マーク19の実際の位
置とこのボールねじ20,21の所定量の回転によって
あるべき熱伸縮量測定用マーク19の位置との偏差を測
定し、この偏差に応じて、吸着台13の移動距離に対す
るボールねじ20,21の回転量を補正する。
ターンを高精度をもって高速に塗布描画することができ
るようにする。 【解決手段】 ノズル1に対向して基板7を吸着台13
に載置し、ペースト収納筒2に収納したペーストをノズ
ル1から基板7上に吐出させながら、ボールねじ20,
21の回転に応じて基板7をX軸,Y軸方向に移動させ
ることにより、基板7上に所望形状のペーストパターン
を描画するものであって、吸着台13に熱伸縮量測定用
マーク19を設け、画像認識カメラ11aで監視しなが
ら、ボールねじ20,21を所定量回転させ、この回転
によって移動した熱伸縮量測定用マーク19の実際の位
置とこのボールねじ20,21の所定量の回転によって
あるべき熱伸縮量測定用マーク19の位置との偏差を測
定し、この偏差に応じて、吸着台13の移動距離に対す
るボールねじ20,21の回転量を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペースト塗布機に
係り、特に、テーブル上に載置された基板上にノズルか
らペ−ストを吐き出させながらボールねじの回転に応じ
て該基板と該ノズルとの間の相対位置関係を変化させる
ことにより、該基板上に所望形状のペーストパターンを
塗布描画するようにしたペースト塗布機に関する。
係り、特に、テーブル上に載置された基板上にノズルか
らペ−ストを吐き出させながらボールねじの回転に応じ
て該基板と該ノズルとの間の相対位置関係を変化させる
ことにより、該基板上に所望形状のペーストパターンを
塗布描画するようにしたペースト塗布機に関する。
【0002】
【従来の技術】ペーストが収納されたペースト収納筒の
先端に固定されたノズルにテーブル上に載置された基板
を対向させ、ノズルのペースト吐出口からペーストを吐
出させながら、ノズルと基板との少なくともいずれか一
方を他方に対してX,Y軸方向に移動させてこれら間の
相対位置関係を変化させることにより、基板上に所望の
パタ−ンでペ−ストを塗布する吐出描画技術を用いたペ
ースト塗布機では、例えば、ナットを備えたテーブルを
リニヤガイド上を自由に摺動可能に設置し、このナット
に螺合されたボールねじを回転させることにより、この
ボールねじの回転をテーブルの直進運動に変えて、ノズ
ルと基板との間の相対位置関係を変化させている。
先端に固定されたノズルにテーブル上に載置された基板
を対向させ、ノズルのペースト吐出口からペーストを吐
出させながら、ノズルと基板との少なくともいずれか一
方を他方に対してX,Y軸方向に移動させてこれら間の
相対位置関係を変化させることにより、基板上に所望の
パタ−ンでペ−ストを塗布する吐出描画技術を用いたペ
ースト塗布機では、例えば、ナットを備えたテーブルを
リニヤガイド上を自由に摺動可能に設置し、このナット
に螺合されたボールねじを回転させることにより、この
ボールねじの回転をテーブルの直進運動に変えて、ノズ
ルと基板との間の相対位置関係を変化させている。
【0003】このようなペースト塗布機の一例が、例え
ば、特開平2−52742号公報に記載されており、こ
れによると、基板として絶縁基板が使用され、この絶縁
基板上にノズル先端のペースト吐出口から抵抗ペ−スト
を吐出させることにより、絶縁基板上に所望の抵抗ペー
ストパタ−ンを形成するようにしている。
ば、特開平2−52742号公報に記載されており、こ
れによると、基板として絶縁基板が使用され、この絶縁
基板上にノズル先端のペースト吐出口から抵抗ペ−スト
を吐出させることにより、絶縁基板上に所望の抵抗ペー
ストパタ−ンを形成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては、生産性を向上させるために塗布速度を上
げると、例えば、テーブルを駆動するボールねじとナッ
トとの間で摩擦が生じ、このため、ボールねじが温度上
昇してその長さ方向にも膨張し、ボールねじの全長が伸
びてしまうというようなことが起こる。
術においては、生産性を向上させるために塗布速度を上
げると、例えば、テーブルを駆動するボールねじとナッ
トとの間で摩擦が生じ、このため、ボールねじが温度上
昇してその長さ方向にも膨張し、ボールねじの全長が伸
びてしまうというようなことが起こる。
【0005】一方、ノズルと基板の相対位置関係、つま
り、基板を載置しているテ−ブルの移動量はボ−ルねじ
の回転量によって決まるものであるが、上記のように、
ボールねじが伸長すると、ボ−ルねじの実リード、即
ち、ボールねじの回転量に対するテーブルの駆動量(移
動量)が大きくなって、所望形状のペ−ストパタ−ンが
得られなくなる。このようなボールねじの伸縮が起きな
いようにするためには、ゆっくりテ−ブルを移動させる
しかない。
り、基板を載置しているテ−ブルの移動量はボ−ルねじ
の回転量によって決まるものであるが、上記のように、
ボールねじが伸長すると、ボ−ルねじの実リード、即
ち、ボールねじの回転量に対するテーブルの駆動量(移
動量)が大きくなって、所望形状のペ−ストパタ−ンが
得られなくなる。このようなボールねじの伸縮が起きな
いようにするためには、ゆっくりテ−ブルを移動させる
しかない。
【0006】このように、塗布描画する基板上の位置や
パタ−ンの形状を位置情報で設定し、それらの位置情報
を基にしてボ−ルねじを回転させてテーブルとノズルと
の間の相対的位置関係を変化させるような構成のペース
ト塗布機では、ペーストパタ−ンを高速に描画しようと
すると、描画されたペーストパターンに充分な精度が得
られないという問題があった。
パタ−ンの形状を位置情報で設定し、それらの位置情報
を基にしてボ−ルねじを回転させてテーブルとノズルと
の間の相対的位置関係を変化させるような構成のペース
ト塗布機では、ペーストパタ−ンを高速に描画しようと
すると、描画されたペーストパターンに充分な精度が得
られないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、基
板上の所望の位置に所望形状のペーストパターンを高精
度に、しかも、高速に塗布描画することができるように
したペースト塗布機を提供することにある。
板上の所望の位置に所望形状のペーストパターンを高精
度に、しかも、高速に塗布描画することができるように
したペースト塗布機を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、塗布描画開始時での
周囲温度にかかわらず、基板上の所望の位置に所望形状
のペーストパターンを高精度に、しかも、高速に継続し
て塗布描画することができるようにしたペースト塗布機
を提供することにある。
周囲温度にかかわらず、基板上の所望の位置に所望形状
のペーストパターンを高精度に、しかも、高速に継続し
て塗布描画することができるようにしたペースト塗布機
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ペースト収納筒に収納されているペース
トをノズルから基板上に吐出させながら、ボールねじの
回転を直進運動に変えて該ノズルと該基板を搭載したテ
ーブルとの少なくともいずれか一方を移動部材として任
意の方向に移動させることにより、該基板上に所望形状
のペーストパターンを描画するようにしたペースト塗布
機において、該移動部材にマ−クが設けられ、かつ、該
所望形状のペーストパターンを該基板上に描画するため
の該移動部材の位置と該ボールねじの回転量との関係を
示す情報を記憶する記憶手段と、該移動部材の移動に伴
う該マ−クの移動量を検出して該ボールねじの伸縮量を
計測する計測手段と、該計測手段による計測デ−タに応
じて該記憶手段に記憶された該情報における該移動部材
の夫々の位置に対する該ボールねじの回転量を補正する
補正手段と、該補正手段で補正された該情報に応じて該
移動部材を移動させることにより、該基板上に該所望の
ペーストパターンを描画させる描画手段とを備える。
に、本発明は、ペースト収納筒に収納されているペース
トをノズルから基板上に吐出させながら、ボールねじの
回転を直進運動に変えて該ノズルと該基板を搭載したテ
ーブルとの少なくともいずれか一方を移動部材として任
意の方向に移動させることにより、該基板上に所望形状
のペーストパターンを描画するようにしたペースト塗布
機において、該移動部材にマ−クが設けられ、かつ、該
所望形状のペーストパターンを該基板上に描画するため
の該移動部材の位置と該ボールねじの回転量との関係を
示す情報を記憶する記憶手段と、該移動部材の移動に伴
う該マ−クの移動量を検出して該ボールねじの伸縮量を
計測する計測手段と、該計測手段による計測デ−タに応
じて該記憶手段に記憶された該情報における該移動部材
の夫々の位置に対する該ボールねじの回転量を補正する
補正手段と、該補正手段で補正された該情報に応じて該
移動部材を移動させることにより、該基板上に該所望の
ペーストパターンを描画させる描画手段とを備える。
【0010】かかる構成により、例えば、上記移動部材
を上記テーブルとした場合、このテーブルに設けたマー
クの移動量から、テーブルを駆動するボールねじの熱伸
びによるテーブルのX,Y軸方向の位置の変化を測定
し、この測定データからペーストパターンの位置情報に
対応するボールねじの回転量を補正する。このため、ボ
ールねじの熱伸びがあっても、ノズルと基板との相対移
動量は変わらず、ペーストパターンを所望の場所に所望
の形状で高精度で、かつ高速に連続して塗布描画するこ
とができる。
を上記テーブルとした場合、このテーブルに設けたマー
クの移動量から、テーブルを駆動するボールねじの熱伸
びによるテーブルのX,Y軸方向の位置の変化を測定
し、この測定データからペーストパターンの位置情報に
対応するボールねじの回転量を補正する。このため、ボ
ールねじの熱伸びがあっても、ノズルと基板との相対移
動量は変わらず、ペーストパターンを所望の場所に所望
の形状で高精度で、かつ高速に連続して塗布描画するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明によるペ−スト塗布機の一実
施形態を示す概略斜視図であって、1はノズル、2はペ
−スト収納筒(またはシリンジ)、3は光学式距離計、
4aはZ軸テ−ブル、4bはカメラ支持部、5はX軸テ
ーブル、6はY軸テーブル、7は基板、8はθ軸テーブ
ル、9は架台部、10はZ軸テーブル支持部、11aは
画像認識カメラ、11bは鏡筒、12はノズル支持具、
13は基板7の吸着台、14は制御装置、15a〜15
cはサーボモータ、16はモニタ、17はキーボード、
18は外部記憶装置、19は熱伸縮量測定用マーク、2
0はX軸ボールねじ、21はY軸ボールねじである。
施形態を示す概略斜視図であって、1はノズル、2はペ
−スト収納筒(またはシリンジ)、3は光学式距離計、
4aはZ軸テ−ブル、4bはカメラ支持部、5はX軸テ
ーブル、6はY軸テーブル、7は基板、8はθ軸テーブ
ル、9は架台部、10はZ軸テーブル支持部、11aは
画像認識カメラ、11bは鏡筒、12はノズル支持具、
13は基板7の吸着台、14は制御装置、15a〜15
cはサーボモータ、16はモニタ、17はキーボード、
18は外部記憶装置、19は熱伸縮量測定用マーク、2
0はX軸ボールねじ、21はY軸ボールねじである。
【0013】同図において、架台部9上にX軸テーブル
5が固定され、これにサーボモータ15bにより回転可
能なX軸ボールねじがX軸方向に伸延して設けられてい
る。このX軸テーブル5上に、そこに設けられたリニア
ガイドにより、X軸方向に移動可能にY軸テーブル6が
搭載されており、このY軸テーブル6の底面に設けられ
た図示しないナットにX軸ボルトねじ20が螺合してい
る。また、このY軸テーブル6上には、サーボモータ1
5cにより回転可能なY軸ボールねじ21がY軸方向に
伸延して設けられている。そして、さらに、このY軸テ
ーブル6上に、そこに設けられたリニアガイドにより、
Y軸方向に移動可能にθ軸テーブル8が搭載されてお
り、このθ軸テーブル8の底面に設けられた図示しない
ナットにY軸ボルトねじ21が螺合している。θ軸テー
ブル8上に吸着台13が固定されている。この吸着台1
3上に基板7が、例えばその各辺がX、Y軸方向に平行
になるように、真空吸着により固定される。このθ軸テ
ーブル8は、また、吸着台13が固定された上部分とY
軸テーブル6のリニアガイドに取り付けられたした部分
とからなり、この上部分は下部分に対してその中心位置
を中心にθ軸方向に回動可能となっている。
5が固定され、これにサーボモータ15bにより回転可
能なX軸ボールねじがX軸方向に伸延して設けられてい
る。このX軸テーブル5上に、そこに設けられたリニア
ガイドにより、X軸方向に移動可能にY軸テーブル6が
搭載されており、このY軸テーブル6の底面に設けられ
た図示しないナットにX軸ボルトねじ20が螺合してい
る。また、このY軸テーブル6上には、サーボモータ1
5cにより回転可能なY軸ボールねじ21がY軸方向に
伸延して設けられている。そして、さらに、このY軸テ
ーブル6上に、そこに設けられたリニアガイドにより、
Y軸方向に移動可能にθ軸テーブル8が搭載されてお
り、このθ軸テーブル8の底面に設けられた図示しない
ナットにY軸ボルトねじ21が螺合している。θ軸テー
ブル8上に吸着台13が固定されている。この吸着台1
3上に基板7が、例えばその各辺がX、Y軸方向に平行
になるように、真空吸着により固定される。このθ軸テ
ーブル8は、また、吸着台13が固定された上部分とY
軸テーブル6のリニアガイドに取り付けられたした部分
とからなり、この上部分は下部分に対してその中心位置
を中心にθ軸方向に回動可能となっている。
【0014】吸着台13上に搭載された基板7は、制御
装置14によるサーボモータ15b,15cの制御駆動
により、X,Y軸方向に移動することができる。即ち、
サーボモータ15bが制御装置14によって駆動される
と、X軸ボールねじ20が回転し、Y軸テーブル6がX
軸方向に移動して基板7がX軸方向へ移動し、サーボモ
ータ15cが駆動されると、Y軸ボールねじ21が回転
し、θ軸テーブル8がY軸方向に移動して基板7がY軸
方向へ移動する。従って、制御装置14によってサーボ
モータ15b,15cが駆動されると、基板7は、X軸
テーブル5とY軸テーブル6とを介して、架台部9に平
行な面内で任意の方向に任意の距離だけ移動することに
なる。また、θ軸テーブル8は、図3で示すサーボモー
タ15dにより、その中心位置を中心にθ軸方向に回動
させられる。
装置14によるサーボモータ15b,15cの制御駆動
により、X,Y軸方向に移動することができる。即ち、
サーボモータ15bが制御装置14によって駆動される
と、X軸ボールねじ20が回転し、Y軸テーブル6がX
軸方向に移動して基板7がX軸方向へ移動し、サーボモ
ータ15cが駆動されると、Y軸ボールねじ21が回転
し、θ軸テーブル8がY軸方向に移動して基板7がY軸
方向へ移動する。従って、制御装置14によってサーボ
モータ15b,15cが駆動されると、基板7は、X軸
テーブル5とY軸テーブル6とを介して、架台部9に平
行な面内で任意の方向に任意の距離だけ移動することに
なる。また、θ軸テーブル8は、図3で示すサーボモー
タ15dにより、その中心位置を中心にθ軸方向に回動
させられる。
【0015】また、架台部9上には、Z軸テーブル支持
部10が設置されており、これにZ軸方向(上下方向)
に移動可能にZ軸テーブル4aが取り付けられている。
そして、このZ軸テーブル4aには、ノズル1やペース
ト収納筒2,光学式距離計3が載置されている。Z軸テ
ーブル4aのZ軸方向(上下方向)の制御駆動は制御装
置14によって行なわれる。即ち、サーボモータ15a
が制御装置14によって駆動されると、Z軸テーブル4
aがZ軸方向に移動し、これに伴ってノズル1やペース
ト収納筒2,光学式距離計3がZ軸方向に移動する。
部10が設置されており、これにZ軸方向(上下方向)
に移動可能にZ軸テーブル4aが取り付けられている。
そして、このZ軸テーブル4aには、ノズル1やペース
ト収納筒2,光学式距離計3が載置されている。Z軸テ
ーブル4aのZ軸方向(上下方向)の制御駆動は制御装
置14によって行なわれる。即ち、サーボモータ15a
が制御装置14によって駆動されると、Z軸テーブル4
aがZ軸方向に移動し、これに伴ってノズル1やペース
ト収納筒2,光学式距離計3がZ軸方向に移動する。
【0016】ノズル1は、ペースト収納筒2の先端に取
り付けられたノズル支持具12を介してペースト収納筒
2に結合されており、このノズル支持具12により、距
離計としての光学式変位計3の下側近傍に位置決めされ
ている。
り付けられたノズル支持具12を介してペースト収納筒
2に結合されており、このノズル支持具12により、距
離計としての光学式変位計3の下側近傍に位置決めされ
ている。
【0017】図2は図1におけるペースト収納筒2及び
光学式距離計3の部分を拡大して示す斜視図であって、
12aは連結部であり、図1に対応する部分には同一符
号を付けている。
光学式距離計3の部分を拡大して示す斜視図であって、
12aは連結部であり、図1に対応する部分には同一符
号を付けている。
【0018】同図において、光学式距離計3はノズル1
の先端(下端)であるペースト吐出口と基板7の上面と
の間の距離を、非接触でかつ三角測法によって測定す
る。
の先端(下端)であるペースト吐出口と基板7の上面と
の間の距離を、非接触でかつ三角測法によって測定す
る。
【0019】即ち、光学式距離計3の下端部は三角状に
切り込まれており、この切込み部分に対向する2つの斜
面が形成され、これら斜面の一方に1個の発光素子が、
他方に複数の受光素子が夫々設けられている。ノズル支
持具12はペースト収納筒2の先端に取り付けられ、そ
の連結部12aが光学式距離計3の上記切込み部の下方
まで伸延しており、その先端下面にノズル1が取り付け
られている。
切り込まれており、この切込み部分に対向する2つの斜
面が形成され、これら斜面の一方に1個の発光素子が、
他方に複数の受光素子が夫々設けられている。ノズル支
持具12はペースト収納筒2の先端に取り付けられ、そ
の連結部12aが光学式距離計3の上記切込み部の下方
まで伸延しており、その先端下面にノズル1が取り付け
られている。
【0020】光学式距離計3の上記切込み部に設けられ
た発光素子から発せられた光Lは、一点鎖線で示すよう
に、基板7(図1)上のノズル1の下方位置を照射し、
そこからの反射光を上記複数の受光素子のうちの1個が
受光し、その受光した受光素子の位置からノズル1のペ
ースト吐出口と基板7の間隔(距離)が決定される。
た発光素子から発せられた光Lは、一点鎖線で示すよう
に、基板7(図1)上のノズル1の下方位置を照射し、
そこからの反射光を上記複数の受光素子のうちの1個が
受光し、その受光した受光素子の位置からノズル1のペ
ースト吐出口と基板7の間隔(距離)が決定される。
【0021】ノズル1の先端のペースト吐出口と基板7
の上面との間の距離が正しい距離である場合に、発光素
子からの光Lがノズル1の真下の基板7の表面を照射す
るように、ノズル1と光学式距離計3との位置関係や光
学式距離計3での発光素子,受光素子の配置などが設定
されている。従って、ノズル1のペースト吐出口と基板
7との間の距離が変化すると、発光素子からの光Lの照
射位置が基板7上のノズル1の真下の位置からずれ、こ
の結果、受光素子での受光状態が変化する。これによ
り、ノズル1のペースト吐出口と基板7との間の距離を
計測することができる。
の上面との間の距離が正しい距離である場合に、発光素
子からの光Lがノズル1の真下の基板7の表面を照射す
るように、ノズル1と光学式距離計3との位置関係や光
学式距離計3での発光素子,受光素子の配置などが設定
されている。従って、ノズル1のペースト吐出口と基板
7との間の距離が変化すると、発光素子からの光Lの照
射位置が基板7上のノズル1の真下の位置からずれ、こ
の結果、受光素子での受光状態が変化する。これによ
り、ノズル1のペースト吐出口と基板7との間の距離を
計測することができる。
【0022】後述するように、基板7がX,Y軸方向に
移動してペーストパターンを形成しているとき、発光素
子からの光Lの基板7上での照射点(以下、これを計測
点という)Sが既に形成されたペーストパターンを横切
ると、光学式距離計3によるノズル1のペースト吐出口
と基板7の表面との間の距離の計測値にペーストパター
ンの厚み分だけ誤差が生ずる。そこで、計測点Sがペー
ストパターンをできるだけ横切らないようにするため、
ノズル1から基板7上へのペースト滴下点(以下、塗布
点という)からX,Y軸に対して斜め方向にずれた位置
を計測点Sとするとよい。
移動してペーストパターンを形成しているとき、発光素
子からの光Lの基板7上での照射点(以下、これを計測
点という)Sが既に形成されたペーストパターンを横切
ると、光学式距離計3によるノズル1のペースト吐出口
と基板7の表面との間の距離の計測値にペーストパター
ンの厚み分だけ誤差が生ずる。そこで、計測点Sがペー
ストパターンをできるだけ横切らないようにするため、
ノズル1から基板7上へのペースト滴下点(以下、塗布
点という)からX,Y軸に対して斜め方向にずれた位置
を計測点Sとするとよい。
【0023】なお、ペースト収納筒2中のペーストが使
い尽くされると、ユニット化されているペースト収納筒
2やノズル支持具12,ノズル1の交換(かかる交換を
ノズル交換という)が行なわれ、塗布点が基板7上のペ
ーストを塗布しようとするある設定位置と一致するよう
にノズル1が取り付けられるが、ペースト収納筒2やノ
ズル支持具12,ノズル1の取付け精度のばらつきなど
により、ノズル交換の前後でノズル1の位置が変わるこ
とがある。
い尽くされると、ユニット化されているペースト収納筒
2やノズル支持具12,ノズル1の交換(かかる交換を
ノズル交換という)が行なわれ、塗布点が基板7上のペ
ーストを塗布しようとするある設定位置と一致するよう
にノズル1が取り付けられるが、ペースト収納筒2やノ
ズル支持具12,ノズル1の取付け精度のばらつきなど
により、ノズル交換の前後でノズル1の位置が変わるこ
とがある。
【0024】しかし、塗布点が実際に塗布すべき設定位
置を中心に予め設定された大きさの許容範囲(ΔX,Δ
Y)内にあるとき、ノズル1は正常に取り付けられてい
るものとする。但し、ΔXは許容範囲のX軸方向の幅、
ΔYは同じくY軸方向の幅である。
置を中心に予め設定された大きさの許容範囲(ΔX,Δ
Y)内にあるとき、ノズル1は正常に取り付けられてい
るものとする。但し、ΔXは許容範囲のX軸方向の幅、
ΔYは同じくY軸方向の幅である。
【0025】図1に戻って、吸着台13でのこれに搭載
される基板7によって隠されないような位置に、X軸ボ
ールねじ20やY軸ボールねじ21の伸縮を測定するた
めの熱伸縮量測定用マーク19が設けられている。
される基板7によって隠されないような位置に、X軸ボ
ールねじ20やY軸ボールねじ21の伸縮を測定するた
めの熱伸縮量測定用マーク19が設けられている。
【0026】また、Z軸テーブル支持部10には、鏡筒
11bを備えた画像認識用カメラ11aが取り付けられ
ており、基板7の初期位置設定時などでの位置の認識や
ノズル1の交換後の位置確認,ノズル1の間隔の計測,
熱伸縮量測定用マーク19の読取りなどのために用いら
れる。かかる画像データは制御装置14に供給され、各
部の制御に用いられる。また、モニタ16では、かかる
画像やキーボード17の入力データなどを表示する。
11bを備えた画像認識用カメラ11aが取り付けられ
ており、基板7の初期位置設定時などでの位置の認識や
ノズル1の交換後の位置確認,ノズル1の間隔の計測,
熱伸縮量測定用マーク19の読取りなどのために用いら
れる。かかる画像データは制御装置14に供給され、各
部の制御に用いられる。また、モニタ16では、かかる
画像やキーボード17の入力データなどを表示する。
【0027】制御装置14は光学式距離計3や画像処理
装置(図3)などからのデータが外部インタ−フェ−ス
(図3)を通して供給され、これに応じてサーボモータ
15a〜15d(サーボモータ15dについては、図3
を参照)を駆動する。また、これらのサーボモータ15
a〜15dに設けられたエンコーダから各モータ15a
〜15dの駆動状況についてのデータが、制御装置14
にフィードバックされる。
装置(図3)などからのデータが外部インタ−フェ−ス
(図3)を通して供給され、これに応じてサーボモータ
15a〜15d(サーボモータ15dについては、図3
を参照)を駆動する。また、これらのサーボモータ15
a〜15dに設けられたエンコーダから各モータ15a
〜15dの駆動状況についてのデータが、制御装置14
にフィードバックされる。
【0028】かかる構成において、方形状をなす基板7
が吸着台13上に載置されると、吸着台13は基板7を
真空吸着して固定保持する。そして、θ軸テーブル8を
回動させることにより、基板7の各辺がX,Y軸夫々に
平行となるように向きが設定される。しかる後、光学式
距離計3の測定結果をもとにサーボモータ15aが駆動
制御されることにより、Z軸テーブル4aが下方に移動
し、基板7の上方からノズル1のペースト吐出口と基板
7の表面との間の距離が規定の距離になるまで下降させ
られる。
が吸着台13上に載置されると、吸着台13は基板7を
真空吸着して固定保持する。そして、θ軸テーブル8を
回動させることにより、基板7の各辺がX,Y軸夫々に
平行となるように向きが設定される。しかる後、光学式
距離計3の測定結果をもとにサーボモータ15aが駆動
制御されることにより、Z軸テーブル4aが下方に移動
し、基板7の上方からノズル1のペースト吐出口と基板
7の表面との間の距離が規定の距離になるまで下降させ
られる。
【0029】その後、ペースト収納筒2からノズル支持
具12を介して供給されるペーストがノズル1のペース
ト吐出口から吐出され、これとともに、サーボモータ1
5b,15cの駆動制御によってX軸テーブル5とY軸
テーブル6が適宜移動し、これによって基板7上に所望
形状のパターンでペーストが塗布される。
具12を介して供給されるペーストがノズル1のペース
ト吐出口から吐出され、これとともに、サーボモータ1
5b,15cの駆動制御によってX軸テーブル5とY軸
テーブル6が適宜移動し、これによって基板7上に所望
形状のパターンでペーストが塗布される。
【0030】形成しようとするペーストパターンはX,
Y軸方向の距離で換算できる。このため、所望形状のパ
ターンを形成するためのデータをキーボード17から入
力すると、制御装置14はこのデータをサーボモータ1
5b,15cに与えるパルス数に変換して命令を出力
し、描画が自動的に行なわれる。
Y軸方向の距離で換算できる。このため、所望形状のパ
ターンを形成するためのデータをキーボード17から入
力すると、制御装置14はこのデータをサーボモータ1
5b,15cに与えるパルス数に変換して命令を出力
し、描画が自動的に行なわれる。
【0031】図3は図1における制御装置14の一具体
例を示すブロック図であって、14aはマイクロコンピ
ュータ、14bはモータコントローラ、14cbはX軸
ドライバ、14ccはY軸ドライバ、14cdはθ軸ド
ライバ、14caはZ軸ドライバ、14dは画像処理装
置、14eは外部インターフェース、15dはθ軸モー
タ、Eはエンコーダ、19はペーストパターンであり、
図1に対応する部分には同一符号をつけている。
例を示すブロック図であって、14aはマイクロコンピ
ュータ、14bはモータコントローラ、14cbはX軸
ドライバ、14ccはY軸ドライバ、14cdはθ軸ド
ライバ、14caはZ軸ドライバ、14dは画像処理装
置、14eは外部インターフェース、15dはθ軸モー
タ、Eはエンコーダ、19はペーストパターンであり、
図1に対応する部分には同一符号をつけている。
【0032】同図において、マイコン14aは、処理プ
ログラムを格納したROMや各種データを記憶するRA
M、各種データの演算を行なうCPUなどを内蔵してい
る。
ログラムを格納したROMや各種データを記憶するRA
M、各種データの演算を行なうCPUなどを内蔵してい
る。
【0033】キーボード17からは描画しようとするペ
ーストパターンの形状を所望に指定するデータや、ノズ
ル1と基板7との間の距離を所望に指定するデータなど
が入力され、外部インターフェース14eを介してマイ
コン14aに供給される。マイコン14aでは、これら
データがROMに格納されているソフトプログラムに従
ってCPUやRAMを用いて処理される。
ーストパターンの形状を所望に指定するデータや、ノズ
ル1と基板7との間の距離を所望に指定するデータなど
が入力され、外部インターフェース14eを介してマイ
コン14aに供給される。マイコン14aでは、これら
データがROMに格納されているソフトプログラムに従
ってCPUやRAMを用いて処理される。
【0034】このように処理されたペーストパターンの
形状を指定するデータに従ってモータコントローラ14
bが制御され、X軸ドライバ14cb,Y軸ドライバ1
4ccまたはθ軸ドライバ14cdによってX軸モータ
15b,Y軸モータ15cまたはθ軸モータ15dが回
転駆動される。また、これらモータの回転軸にエンコー
ダEが設けられ、これによって夫々のモータの回転量
(駆動操作量)が検出されてX軸ドライバ14cb,Y
軸ドライバ14ccまたはθ軸ドライバ14cdやモー
タコントローラ14bを介してマイコン14aにフィー
ドバックされ、X軸モータ15b,Y軸モータ15cま
たはθ軸モータ15dがマイコン14aによって指定さ
れる回転量だけ正確に回転するように制御される。これ
により、基板7上に上記所望のペーストパターン19が
描画される。
形状を指定するデータに従ってモータコントローラ14
bが制御され、X軸ドライバ14cb,Y軸ドライバ1
4ccまたはθ軸ドライバ14cdによってX軸モータ
15b,Y軸モータ15cまたはθ軸モータ15dが回
転駆動される。また、これらモータの回転軸にエンコー
ダEが設けられ、これによって夫々のモータの回転量
(駆動操作量)が検出されてX軸ドライバ14cb,Y
軸ドライバ14ccまたはθ軸ドライバ14cdやモー
タコントローラ14bを介してマイコン14aにフィー
ドバックされ、X軸モータ15b,Y軸モータ15cま
たはθ軸モータ15dがマイコン14aによって指定さ
れる回転量だけ正確に回転するように制御される。これ
により、基板7上に上記所望のペーストパターン19が
描画される。
【0035】また、ペーストパターンの描画中、光学式
変位計3の計測データは図示しないAーD変換器でディ
ジタルデータに変換され、外部インターフェース14e
を介してマイコン14aに供給され、ここで上記のノズ
ル1,基板7間の距離を指定するデータとの比較処理な
どがなされる。基板7の表面にうねりがあると、これが
入力データに基づいてマイコン14aによって検出さ
れ、モータコントローラ14bが制御されてZ軸ドライ
バ14caによってZ軸モータ15aを回転駆動する。
これにより、ペースト収納筒2(図1)が上下方向に変
位してノズル1(図2)のペースト吐出口と基板7の表
面との間の距離を一定に保つ。このZ軸モータ15aの
回転軸にもエンコーダEが設けられており、これによっ
てZ軸モータ15aの回転量をZ軸ドライバ14caや
モータコントローラ14bを介してマイコン14aにフ
ィードバックすることにより、Z軸モータ15aがマイ
コン14aによって指定される回転量だけ正確に回転す
るように制御される。
変位計3の計測データは図示しないAーD変換器でディ
ジタルデータに変換され、外部インターフェース14e
を介してマイコン14aに供給され、ここで上記のノズ
ル1,基板7間の距離を指定するデータとの比較処理な
どがなされる。基板7の表面にうねりがあると、これが
入力データに基づいてマイコン14aによって検出さ
れ、モータコントローラ14bが制御されてZ軸ドライ
バ14caによってZ軸モータ15aを回転駆動する。
これにより、ペースト収納筒2(図1)が上下方向に変
位してノズル1(図2)のペースト吐出口と基板7の表
面との間の距離を一定に保つ。このZ軸モータ15aの
回転軸にもエンコーダEが設けられており、これによっ
てZ軸モータ15aの回転量をZ軸ドライバ14caや
モータコントローラ14bを介してマイコン14aにフ
ィードバックすることにより、Z軸モータ15aがマイ
コン14aによって指定される回転量だけ正確に回転す
るように制御される。
【0036】描画すべきペーストパターンのデータやノ
ズル交換時のデータなど、キーボード17から入力され
る各種データやマイコン14aで処理されて生成された
各種データなどは、マイコン14aに内蔵のRAMに格
納される。
ズル交換時のデータなど、キーボード17から入力され
る各種データやマイコン14aで処理されて生成された
各種データなどは、マイコン14aに内蔵のRAMに格
納される。
【0037】図4は図1におけるX軸ボールねじ20や
Y軸ボールねじ21の熱伸縮量の計測状況を示す図であ
り、具体的には、テーブル駆動用の各ボールねじ20,
21が装置の運転中に熱伸縮したとき、画像認識カメラ
11aの視野BF内で吸着台13に設けられた熱伸縮量
測定用マーク19がどのように変位するかを示したもの
である。
Y軸ボールねじ21の熱伸縮量の計測状況を示す図であ
り、具体的には、テーブル駆動用の各ボールねじ20,
21が装置の運転中に熱伸縮したとき、画像認識カメラ
11aの視野BF内で吸着台13に設けられた熱伸縮量
測定用マーク19がどのように変位するかを示したもの
である。
【0038】図1において、ボールねじ20,21は、
上記のように、そのねじ部とそれが螺合したナットとの
摩擦により発熱し、その発熱に応じてこれらボールねじ
20,21が伸びたり縮んだりする。ここで、ボールね
じ20,21は、伸縮を自由なものとする(即ち、伸縮
を逃す)ために、モータ取付端とは逆方向に伸びるよう
に構成されている。
上記のように、そのねじ部とそれが螺合したナットとの
摩擦により発熱し、その発熱に応じてこれらボールねじ
20,21が伸びたり縮んだりする。ここで、ボールね
じ20,21は、伸縮を自由なものとする(即ち、伸縮
を逃す)ために、モータ取付端とは逆方向に伸びるよう
に構成されている。
【0039】吸着台13上に載置されている基板7はボ
ールねじ20,21の伸縮に無関係に同じ寸法を保って
いる。基板7に塗布するペ−ストの位置や長さは吸着台
13の基準位置からの距離で設定され、サ−ボモ−タ1
5b,15cの回転量で与えられる。ボールねじ20,
21の長さが不変であれば、指定された回転量はそのま
ま吸着台13の移動距離になるが、ボールねじ20,2
1が伸縮すると、指定された回転量で吸着台13を移動
させても、基板7はX軸,Y軸方向の設定位置とは異な
る位置まで移動し、この設定位置との間に偏差が生ず
る。
ールねじ20,21の伸縮に無関係に同じ寸法を保って
いる。基板7に塗布するペ−ストの位置や長さは吸着台
13の基準位置からの距離で設定され、サ−ボモ−タ1
5b,15cの回転量で与えられる。ボールねじ20,
21の長さが不変であれば、指定された回転量はそのま
ま吸着台13の移動距離になるが、ボールねじ20,2
1が伸縮すると、指定された回転量で吸着台13を移動
させても、基板7はX軸,Y軸方向の設定位置とは異な
る位置まで移動し、この設定位置との間に偏差が生ず
る。
【0040】このことは、ペーストパターンを形成する
際、ペーストの塗布位置にずれが生ずることとなり、所
望の位置に精度良くペーストパターンを形成することが
できなくなる。従って、この熱伸縮を把握してサ−ボモ
−タ15b,15cの回転量を補正する必要がある。
際、ペーストの塗布位置にずれが生ずることとなり、所
望の位置に精度良くペーストパターンを形成することが
できなくなる。従って、この熱伸縮を把握してサ−ボモ
−タ15b,15cの回転量を補正する必要がある。
【0041】そこで、図4に示すように、画像認識カメ
ラ11a(図1)の視野BF内において、吸着台13
(図1)に設けられた熱伸縮量測定用マーク19の中心
が視野BFの原点OPから(X0,Y0)の位置に在った
とする。この熱伸縮量測定用マーク19の中心位置は、
画像認識カメラ11aで読み取られたこの熱伸縮量測定
用マーク19の画像の重心を画像処理装置14d(図
3)で画像処理することによって得られる。得られたこ
の熱伸縮量測定用マーク19の中心位置を表わすデータ
は、マイクロコンピュ−タ14a(図3)に内蔵された
RAMに格納させておく。
ラ11a(図1)の視野BF内において、吸着台13
(図1)に設けられた熱伸縮量測定用マーク19の中心
が視野BFの原点OPから(X0,Y0)の位置に在った
とする。この熱伸縮量測定用マーク19の中心位置は、
画像認識カメラ11aで読み取られたこの熱伸縮量測定
用マーク19の画像の重心を画像処理装置14d(図
3)で画像処理することによって得られる。得られたこ
の熱伸縮量測定用マーク19の中心位置を表わすデータ
は、マイクロコンピュ−タ14a(図3)に内蔵された
RAMに格納させておく。
【0042】さて、サ−ボモ−タ15b,15cを駆動
し、熱伸縮量測定用マーク19の中心が視野BFの原点
OPから〔X0+DX〕,〔Y0+DY〕の位置に移動す
るように回転させたとする。ここで、距離DX,DYと
サ−ボモ−タ15b,15cの回転量との関係は任意の
基準温度で設定され、熱伸縮量測定用マーク19が視野
BFから外れないような距離とする。しかしながら、ボ
ールねじ20,21の伸長により、さらに、距離dX,
dYの距離だけずれた位置に熱伸縮量測定用マーク19
の中心が移動したとすると、これによる距離〔DX+d
X〕,〔DY+dY〕は熱伸縮量測定用マーク19を画
像認識カメラ11aで読み取って画像処理装置14dで
画像処理することによって得られる。なお、熱伸縮量測
定用マーク19を移動させる場合、サ−ボモ−タ15
b,15cは同時に駆動するようにしてもよいし、個別
に駆動するようにしてもよい。
し、熱伸縮量測定用マーク19の中心が視野BFの原点
OPから〔X0+DX〕,〔Y0+DY〕の位置に移動す
るように回転させたとする。ここで、距離DX,DYと
サ−ボモ−タ15b,15cの回転量との関係は任意の
基準温度で設定され、熱伸縮量測定用マーク19が視野
BFから外れないような距離とする。しかしながら、ボ
ールねじ20,21の伸長により、さらに、距離dX,
dYの距離だけずれた位置に熱伸縮量測定用マーク19
の中心が移動したとすると、これによる距離〔DX+d
X〕,〔DY+dY〕は熱伸縮量測定用マーク19を画
像認識カメラ11aで読み取って画像処理装置14dで
画像処理することによって得られる。なお、熱伸縮量測
定用マーク19を移動させる場合、サ−ボモ−タ15
b,15cは同時に駆動するようにしてもよいし、個別
に駆動するようにしてもよい。
【0043】この場合、距離dX,dYはボールねじ2
0,21の伸びによるものであり、この伸びは元に戻せ
ないから、距離DX,DYの位置に熱伸縮量測定用マー
ク19の中心が来るようにするためには、サ−ボモ−タ
15b,15cによるボ−ルねじ20,21の回転量を
減らしておく必要がある。しかし、ペ−ストの塗布描画
中に距離dX,dYを求めることができないので、マ−
ク19の移動量からボ−ルねじ20,21の回転量を補
正しておく。
0,21の伸びによるものであり、この伸びは元に戻せ
ないから、距離DX,DYの位置に熱伸縮量測定用マー
ク19の中心が来るようにするためには、サ−ボモ−タ
15b,15cによるボ−ルねじ20,21の回転量を
減らしておく必要がある。しかし、ペ−ストの塗布描画
中に距離dX,dYを求めることができないので、マ−
ク19の移動量からボ−ルねじ20,21の回転量を補
正しておく。
【0044】X軸,Y軸方向の基板7の移動設定量L
X,LYは夫々、基板7の目標移動量を夫々OX,O
Y、ボ−ルねじ20,21のX軸,Y軸方向での熱伸縮
率を夫々αx,αyとすると、次式で表わすことができ
る。
X,LYは夫々、基板7の目標移動量を夫々OX,O
Y、ボ−ルねじ20,21のX軸,Y軸方向での熱伸縮
率を夫々αx,αyとすると、次式で表わすことができ
る。
【0045】 移動設定量LX=(1−αx)×目標移動量OX …(1) 移動設定量LY=(1−αy)×目標移動量OY …(2) 但し、αx=dX/Dx、αy=dY/DYである。
【0046】基板7上に塗布描画するペ−ストパタ−ン
の始端や終端の位置は、基板7の移動とノズル1からの
ペ−スト吐出のタイミングで決まるので、これら始端や
終端の位置も上記両式で設定しておくことができる。
の始端や終端の位置は、基板7の移動とノズル1からの
ペ−スト吐出のタイミングで決まるので、これら始端や
終端の位置も上記両式で設定しておくことができる。
【0047】なお、上記式(1),(2)において、熱
伸縮率αx,αyはボ−ルねじ20,21が伸長する場
合には正の符号、収縮する場合には負の符号を夫々もつ
ものとしている。
伸縮率αx,αyはボ−ルねじ20,21が伸長する場
合には正の符号、収縮する場合には負の符号を夫々もつ
ものとしている。
【0048】従って、ボ−ルねじ20,21が過熱で伸
長する場合だけでなく、外気などで冷えて収縮する場合
でも、そのまま上記式(1),(2)を適用することが
できる。正負のいずれを用いるかについては、距離〔D
X+dX〕,〔DY+dY〕が増加しているか、または
減少しているかを以前の測定時のデ−タと比較すること
で容易に判定できる。
長する場合だけでなく、外気などで冷えて収縮する場合
でも、そのまま上記式(1),(2)を適用することが
できる。正負のいずれを用いるかについては、距離〔D
X+dX〕,〔DY+dY〕が増加しているか、または
減少しているかを以前の測定時のデ−タと比較すること
で容易に判定できる。
【0049】制御装置14では、目標移動量OX,O
Y、ペ−ストパタ−ンの始端や終端の位置のデータがキ
−ボ−ド17から入力されると、上記両式で演算を行な
い、吸着台13と移動設定量LX,LYを求めて、この
設定量LX,LYに見合うボ−ルねじ20,21の回転
量を得、マイクロコンピュ−タ14aのRAMに格納し
ておき、以下のフロ−チャ−トで示される処理動作に従
って、基板7上の所望の位置に所望の長さのペ−ストパ
タ−ンを塗布描画する。
Y、ペ−ストパタ−ンの始端や終端の位置のデータがキ
−ボ−ド17から入力されると、上記両式で演算を行な
い、吸着台13と移動設定量LX,LYを求めて、この
設定量LX,LYに見合うボ−ルねじ20,21の回転
量を得、マイクロコンピュ−タ14aのRAMに格納し
ておき、以下のフロ−チャ−トで示される処理動作に従
って、基板7上の所望の位置に所望の長さのペ−ストパ
タ−ンを塗布描画する。
【0050】以下、この実施形態でのペ−スト塗布描画
に際しての制御装置14の処理動作について説明する。
に際しての制御装置14の処理動作について説明する。
【0051】図5において、電源が投入されると(ステ
ップ100)、まず、ペースト塗布機の初期設定動作を
実行する(ステップ200)。この初期設定は、図6に
示すように行なわれる。
ップ100)、まず、ペースト塗布機の初期設定動作を
実行する(ステップ200)。この初期設定は、図6に
示すように行なわれる。
【0052】即ち、図6において、Z軸テーブル4aや
X軸テ−ブル5,Y軸テ−ブル6,θ軸テ−ブル8を予
め決められた原点位置に位置決めし(ステップ20
1)、ペ−ストパタ−ンについてのデ−タ、即ち、使用
するノズルに関するデ−タや、ペ−ストパタ−ンの高さ
に関係するペ−ストの吐出圧力に関するデータ、ノズル
の高さに関するデ−タ、ペ−ストの吐出開始位置に関す
るデ−タ、ペ−ストパタ−ンと基板7の関係についての
位置デ−タなどをこの制御装置14に一旦格納する設定
処理を行ない(ステップ202)、ペ−ストの吐出終了
位置に関するデ−タの設定(ステップ203)を行な
う。
X軸テ−ブル5,Y軸テ−ブル6,θ軸テ−ブル8を予
め決められた原点位置に位置決めし(ステップ20
1)、ペ−ストパタ−ンについてのデ−タ、即ち、使用
するノズルに関するデ−タや、ペ−ストパタ−ンの高さ
に関係するペ−ストの吐出圧力に関するデータ、ノズル
の高さに関するデ−タ、ペ−ストの吐出開始位置に関す
るデ−タ、ペ−ストパタ−ンと基板7の関係についての
位置デ−タなどをこの制御装置14に一旦格納する設定
処理を行ない(ステップ202)、ペ−ストの吐出終了
位置に関するデ−タの設定(ステップ203)を行な
う。
【0053】これら設定のためのデ−タ入力はキ−ボ−
ド17から行なわれ、かかる入力デ−タなどは、前述し
たように、マイクロコンピュ−タ14a(図3)に内蔵
のRAMに格納される。
ド17から行なわれ、かかる入力デ−タなどは、前述し
たように、マイクロコンピュ−タ14a(図3)に内蔵
のRAMに格納される。
【0054】以上の初期設定処理(ステップ200)が
終わると、図5において、運転開始時(ボ−ルねじ2
0,21が熱伸縮していない状態)での熱伸縮量測定用
マーク19の位置を測定する(ステップ300)。この
位置測定は、図4に示したように、熱伸縮量測定用マー
ク19を画像認識カメラ11aの視野BF内に移動させ
た後、画像処理装置14dによって画像認識カメラ11
aで撮影した熱伸縮量測定用マーク19の座標上の中心
位置(図4における視野BFの原点OPからの距離(X
0,Y0))を計測するものである。
終わると、図5において、運転開始時(ボ−ルねじ2
0,21が熱伸縮していない状態)での熱伸縮量測定用
マーク19の位置を測定する(ステップ300)。この
位置測定は、図4に示したように、熱伸縮量測定用マー
ク19を画像認識カメラ11aの視野BF内に移動させ
た後、画像処理装置14dによって画像認識カメラ11
aで撮影した熱伸縮量測定用マーク19の座標上の中心
位置(図4における視野BFの原点OPからの距離(X
0,Y0))を計測するものである。
【0055】次に、ペーストパターンの描画対象の基板
7を吸着台13に搭載して吸着保持させ(ステップ40
0)、運転中での熱伸縮量測定用マーク19の位置(図
4での距離〔DX+dX〕,〔DY+dY〕)の測定を
行ない(ステップ500)、先にステップ300で測定
している熱伸縮量測定用マーク19の座標位置との差を
求め、前記式(1)(2)に基づいて、データを実長さ
に換算し、サ−ボモ−タ15b,15cの回転量を補正
する(ステップ600)。
7を吸着台13に搭載して吸着保持させ(ステップ40
0)、運転中での熱伸縮量測定用マーク19の位置(図
4での距離〔DX+dX〕,〔DY+dY〕)の測定を
行ない(ステップ500)、先にステップ300で測定
している熱伸縮量測定用マーク19の座標位置との差を
求め、前記式(1)(2)に基づいて、データを実長さ
に換算し、サ−ボモ−タ15b,15cの回転量を補正
する(ステップ600)。
【0056】このステップ600では、1枚の基板7上
に塗布描画される全てのペ−ストパタ−ンの塗布描画に
先立って、一括してサ−ボモ−タ15b,15cの回転
量の補正が行なわれ、この補正の演算で得られたデ−タ
はマイクロコンピュ−タ14aに内蔵のRAMに格納さ
れる。これは、ペ−スト収納筒2中のペ−ストが時間経
過とともに変質して、所望のペ−ストパタ−ンが得られ
なくなることを避けるためである。即ち、塗布描画に必
要な諸デ−タは前もって準備しておき、一気に基板7上
にペ−ストパタ−ンを均質に描いていくことを狙ったも
のである。
に塗布描画される全てのペ−ストパタ−ンの塗布描画に
先立って、一括してサ−ボモ−タ15b,15cの回転
量の補正が行なわれ、この補正の演算で得られたデ−タ
はマイクロコンピュ−タ14aに内蔵のRAMに格納さ
れる。これは、ペ−スト収納筒2中のペ−ストが時間経
過とともに変質して、所望のペ−ストパタ−ンが得られ
なくなることを避けるためである。即ち、塗布描画に必
要な諸デ−タは前もって準備しておき、一気に基板7上
にペ−ストパタ−ンを均質に描いていくことを狙ったも
のである。
【0057】そして、基板予備位置決め処理(ステップ
700)を行なうが、これを図7でもって詳細に説明す
る。
700)を行なうが、これを図7でもって詳細に説明す
る。
【0058】図7において、先ず、吸着台13に搭載さ
れた基板7(図1)に予め付されている位置決め用マ−
ク(図1に図示せず)を画像認識カメラ11aで撮影さ
せ(ステップ701)、画像認識カメラ11aの視野内
での位置決め用マ−クの重心(中心)位置を画像処理で
求める(ステップ702)。そして、この視野の中心と
位置決め用マークの重心位置とのずれ量を算出し(ステ
ップ703)、このずれ量を用いて、基板7を所望位置
に移動させるためのX軸テ−ブル5,Y軸テ−ブル6及
びθ軸テ−ブル8(図1)の移動量を算出する(ステッ
プ704)。算出したこれら移動量をサーボモータ15
b,15c,15d(図1,図3)の操作量に換算し
(ステップ705)、かかる操作量に応じてサーボモー
タ15b,15c,15dを駆動する(ステップ70
6)。これにより、これらX軸テ−ブル5,Y軸テ−ブ
ル6,θ軸テ−ブル8が移動して基板7が所望の位置に
移動する。
れた基板7(図1)に予め付されている位置決め用マ−
ク(図1に図示せず)を画像認識カメラ11aで撮影さ
せ(ステップ701)、画像認識カメラ11aの視野内
での位置決め用マ−クの重心(中心)位置を画像処理で
求める(ステップ702)。そして、この視野の中心と
位置決め用マークの重心位置とのずれ量を算出し(ステ
ップ703)、このずれ量を用いて、基板7を所望位置
に移動させるためのX軸テ−ブル5,Y軸テ−ブル6及
びθ軸テ−ブル8(図1)の移動量を算出する(ステッ
プ704)。算出したこれら移動量をサーボモータ15
b,15c,15d(図1,図3)の操作量に換算し
(ステップ705)、かかる操作量に応じてサーボモー
タ15b,15c,15dを駆動する(ステップ70
6)。これにより、これらX軸テ−ブル5,Y軸テ−ブ
ル6,θ軸テ−ブル8が移動して基板7が所望の位置に
移動する。
【0059】この移動とともに、再び基板7上の位置決
め用マ−クを画像認識カメラ11aで撮影させて、その
視野内での位置決め用マ−クの重心(中心)を計測し
(ステップ707)、その視野の中心と位置決め用マ−
クの中心との偏差を求め、基板7の位置ずれ量としてマ
イクロコンピュータ14a内蔵のRAMに格納する(ス
テップ708)。そして、位置ずれ量が図2に示した許
容範囲ΔX,ΔYにあるか否か確認する(ステップ70
9)。位置ずれ量がこの範囲内にあれば、この基板予備
位置決め処理(ステップ700)が終了したことになる
が、位置ずれ量がこの範囲外にあれば、ステップ704
に戻って以上の一連の処理を再び行ない、位置ずれ量が
上記許容範囲ΔX,ΔYに入るようになるまで繰り返
す。これにより、基板7のこれから塗布を開始しようと
する所望塗布点がノズル1の吐出口の真下より許容範囲
(△X,△Y)内にあるように、基板7が位置決めされ
たことになる。
め用マ−クを画像認識カメラ11aで撮影させて、その
視野内での位置決め用マ−クの重心(中心)を計測し
(ステップ707)、その視野の中心と位置決め用マ−
クの中心との偏差を求め、基板7の位置ずれ量としてマ
イクロコンピュータ14a内蔵のRAMに格納する(ス
テップ708)。そして、位置ずれ量が図2に示した許
容範囲ΔX,ΔYにあるか否か確認する(ステップ70
9)。位置ずれ量がこの範囲内にあれば、この基板予備
位置決め処理(ステップ700)が終了したことになる
が、位置ずれ量がこの範囲外にあれば、ステップ704
に戻って以上の一連の処理を再び行ない、位置ずれ量が
上記許容範囲ΔX,ΔYに入るようになるまで繰り返
す。これにより、基板7のこれから塗布を開始しようと
する所望塗布点がノズル1の吐出口の真下より許容範囲
(△X,△Y)内にあるように、基板7が位置決めされ
たことになる。
【0060】再び、図5に戻って、以上のようにしてス
テップ700の処理が終了すると、次に、ペ−スト膜形
成処理(ステップ800)に移る。これを、以下、図8
で説明する。
テップ700の処理が終了すると、次に、ペ−スト膜形
成処理(ステップ800)に移る。これを、以下、図8
で説明する。
【0061】図8において、先ず、制御装置14は塗布
開始位置へ基板7を移動させる(ステップ801)。こ
の開始位置への移動は、先に求めたボ−ルねじ20,2
1についての熱伸縮量測定データの補正値を使用して行
なう。このとき、基板7は、先に説明した基板位置決め
処理(図4のステップ700)によって所望位置に位置
決めされているので、基板7を精度良く塗布開始位置に
移動させることができる。
開始位置へ基板7を移動させる(ステップ801)。こ
の開始位置への移動は、先に求めたボ−ルねじ20,2
1についての熱伸縮量測定データの補正値を使用して行
なう。このとき、基板7は、先に説明した基板位置決め
処理(図4のステップ700)によって所望位置に位置
決めされているので、基板7を精度良く塗布開始位置に
移動させることができる。
【0062】さらに、ノズル1を設定された高さ位置に
移動させる(ステップ802)。即ち、ノズル1の吐出
口から基板7の表面までの間隔が、形成すべきペ−スト
膜の厚みに等しくなるようにする。ノズル1の移動が完
了したのを受けて、制御装置14はこの塗布開始位置か
らノズル1がペ−ストの吐出を開始させる(ステップ8
03)。
移動させる(ステップ802)。即ち、ノズル1の吐出
口から基板7の表面までの間隔が、形成すべきペ−スト
膜の厚みに等しくなるようにする。ノズル1の移動が完
了したのを受けて、制御装置14はこの塗布開始位置か
らノズル1がペ−ストの吐出を開始させる(ステップ8
03)。
【0063】次に、制御装置14は、光学式距離計3
(図1)によるノズル1のペースト吐出口から基板7ま
での間隔の実測デ−タを取り込んで、基板7の表面のう
ねりを測定し(ステップ804)、また、この光学式距
離計3の計測位置がペ−スト膜上であるか否かを判定す
る(ステップ805)。例えば、光学式距離計3の実測
デ−タが極端に変化したり、うねりが許容値を越えたり
すると、測定位置がペ−スト膜を横断したと判定する。
光学式距離計3の計測位置がペ−スト膜上にないときに
は、この実測デ−タを基にZ軸テ−ブル4aを移動させ
るための修正デ−タを算出する(ステップ806)。そ
して、Z軸テ−ブル4aを用いてノズル1の高さを修正
し、Z軸方向でのノズル1の位置を設定値に維持する
(ステップ807)。
(図1)によるノズル1のペースト吐出口から基板7ま
での間隔の実測デ−タを取り込んで、基板7の表面のう
ねりを測定し(ステップ804)、また、この光学式距
離計3の計測位置がペ−スト膜上であるか否かを判定す
る(ステップ805)。例えば、光学式距離計3の実測
デ−タが極端に変化したり、うねりが許容値を越えたり
すると、測定位置がペ−スト膜を横断したと判定する。
光学式距離計3の計測位置がペ−スト膜上にないときに
は、この実測デ−タを基にZ軸テ−ブル4aを移動させ
るための修正デ−タを算出する(ステップ806)。そ
して、Z軸テ−ブル4aを用いてノズル1の高さを修正
し、Z軸方向でのノズル1の位置を設定値に維持する
(ステップ807)。
【0064】これに対し、光学式距離計3の計測位置が
ペ−スト膜上を通過中と判定した場合には(ステップ8
05)、ステップ806,807の処理をすることな
く、ノズル1の高さをこの判定前の高さに保持してペ−
ストの吐出を継続する。僅かな幅のペ−スト膜上を計測
位置が通過中のときには、基板7のうねりには殆ど変化
がないことが多いので、ノズル1の高さを変えないでお
くと、ペ−ストの吐出形状に変化はなく、これにより、
所望の厚さのペ−ストパターンを描くことができる。
ペ−スト膜上を通過中と判定した場合には(ステップ8
05)、ステップ806,807の処理をすることな
く、ノズル1の高さをこの判定前の高さに保持してペ−
ストの吐出を継続する。僅かな幅のペ−スト膜上を計測
位置が通過中のときには、基板7のうねりには殆ど変化
がないことが多いので、ノズル1の高さを変えないでお
くと、ペ−ストの吐出形状に変化はなく、これにより、
所望の厚さのペ−ストパターンを描くことができる。
【0065】次に、制御装置14は、設定されたペ−ス
ト吐出を終了したか否かを判定する(ステップ80
8)。終了ならばペ−スト吐出を終了し(ステップ80
9)、終了していなければ、ペースト吐出を継続する。
さらに、設定されたパターン動作が終了したか否かを判
定する(ステップ810)。この処理は、これまで連続
して描画していたペーストパタ−ンの終了点に達したか
否かを判定する処理動作である。この終了点は必ずしも
基板7に描画する所望形状全体のパターンの終了点では
ない。
ト吐出を終了したか否かを判定する(ステップ80
8)。終了ならばペ−スト吐出を終了し(ステップ80
9)、終了していなければ、ペースト吐出を継続する。
さらに、設定されたパターン動作が終了したか否かを判
定する(ステップ810)。この処理は、これまで連続
して描画していたペーストパタ−ンの終了点に達したか
否かを判定する処理動作である。この終了点は必ずしも
基板7に描画する所望形状全体のパターンの終了点では
ない。
【0066】終了点でなければ、基板表面うねり計測処
理(ステップ804)に戻って以上の一連の処理を繰り
返す。なお、計測位置がペ−スト膜上を通過し終ると、
元のノズル高さ修正処理(ステップ806,807)に
戻る。
理(ステップ804)に戻って以上の一連の処理を繰り
返す。なお、計測位置がペ−スト膜上を通過し終ると、
元のノズル高さ修正処理(ステップ806,807)に
戻る。
【0067】このようにして、ペ−スト膜の形成が所望
形状のパターン全体にわたって行なわれると(ステップ
810)、ノズル1を上昇させて(ステップ811)、
このペ−スト膜形成処理(ステップ800)を終了す
る。
形状のパターン全体にわたって行なわれると(ステップ
810)、ノズル1を上昇させて(ステップ811)、
このペ−スト膜形成処理(ステップ800)を終了す
る。
【0068】さて、このようにして、所望のパタ−ンの
ペ−スト膜形成処理(ステップ800)が終了すると、
図5に戻って、吸着台13に載置保持されている基板7
でのペ−ストの塗布描画動作が終了したことになるの
で、その基板7を吸着台13から排出し(ステップ90
0)、ステップ900以前の全処理を停止するかどうか
を判定する(ステップ1000)。即ち、複数枚の基板
7に同じパタ−ンでペ−ストを塗布描画する場合には、
ステップ400に戻ってステップ900までの処理を繰
り返し実行する。これにより、量産性が高くなって、製
作される商品のコストの低減を図ることができる。
ペ−スト膜形成処理(ステップ800)が終了すると、
図5に戻って、吸着台13に載置保持されている基板7
でのペ−ストの塗布描画動作が終了したことになるの
で、その基板7を吸着台13から排出し(ステップ90
0)、ステップ900以前の全処理を停止するかどうか
を判定する(ステップ1000)。即ち、複数枚の基板
7に同じパタ−ンでペ−ストを塗布描画する場合には、
ステップ400に戻ってステップ900までの処理を繰
り返し実行する。これにより、量産性が高くなって、製
作される商品のコストの低減を図ることができる。
【0069】以上のように、この実施形態では、テーブ
ルを駆動するボールねじ20,21の熱伸縮を基板毎に
簡易的に測定してからペーストパターンを描画するた
め、描かれたペ−ストパタ−ンの位置や寸法が精度良く
所望のものになる。
ルを駆動するボールねじ20,21の熱伸縮を基板毎に
簡易的に測定してからペーストパターンを描画するた
め、描かれたペ−ストパタ−ンの位置や寸法が精度良く
所望のものになる。
【0070】また、ボールねじ20,21の熱伸縮を測
定し、この測定結果に基づいてこれらボールねじ20,
21の回転量を補正するものであるから、高速に回転さ
せることによってボールねじ20,21の長さにどのよ
うな変動が生じても、基板7上に描かれたペ−ストパタ
−ンの位置や寸法が精度良く所望のものになる。
定し、この測定結果に基づいてこれらボールねじ20,
21の回転量を補正するものであるから、高速に回転さ
せることによってボールねじ20,21の長さにどのよ
うな変動が生じても、基板7上に描かれたペ−ストパタ
−ンの位置や寸法が精度良く所望のものになる。
【0071】ボールねじ20,21の熱伸縮が基板7毎
に大幅に変動しない場合には、図5の基板搭載処理(ス
テップ400)と運転中のマ−ク測定処理(ステップ5
00)との間に、図9に示すように、基板7の処理枚数
を確認する設定回数カウント処理(ステップ450)を
設け、設定した回数になった場合にのみ、図8で説明し
た運転中のマ−ク測定処理(ステップ500)やデ−タ
換算処理(ステップ600)を行ない、設定回数に至ら
ない場合には、かかるステップ500,600の処理を
省略して、基板搭載処理(ステップ400)から基板予
備位置決め処理(ステップ700)に進むようにするこ
とができ、これによって処理の高速化を図ることができ
る。
に大幅に変動しない場合には、図5の基板搭載処理(ス
テップ400)と運転中のマ−ク測定処理(ステップ5
00)との間に、図9に示すように、基板7の処理枚数
を確認する設定回数カウント処理(ステップ450)を
設け、設定した回数になった場合にのみ、図8で説明し
た運転中のマ−ク測定処理(ステップ500)やデ−タ
換算処理(ステップ600)を行ない、設定回数に至ら
ない場合には、かかるステップ500,600の処理を
省略して、基板搭載処理(ステップ400)から基板予
備位置決め処理(ステップ700)に進むようにするこ
とができ、これによって処理の高速化を図ることができ
る。
【0072】なお、以上の実施形態では、図1におい
て、熱伸縮量測定用マーク19をθ軸テ−ブル8上の吸
着台13に設けているが、θ軸テ−ブル8に基板7の固
定手段が設けられている場合には、θ軸テ−ブル8にこ
の熱伸縮量測定用マ−ク19を設けるようにしてもよ
い。また、θ軸テ−ブル8を備えていないものでは、Y
軸テ−ブル6上の吸着台13などにこの熱伸縮量測定用
マ−ク19を設けるようにすればよい。要するに、熱伸
縮量測定用マ−ク19を設けるものとしては、X,Y軸
方向に移動するものであればよく、このように熱伸縮量
測定用マ−ク19をものを、総称して、熱伸縮量測定用
マ−ク19を設けたテ−ブルという。熱伸縮量測定用マ
−ク19の形状としては、画像処理でその中心位置を明
確かつ容易に特定できる形状であればよく、図4に示し
たような円形状のものに限定されるものではない。
て、熱伸縮量測定用マーク19をθ軸テ−ブル8上の吸
着台13に設けているが、θ軸テ−ブル8に基板7の固
定手段が設けられている場合には、θ軸テ−ブル8にこ
の熱伸縮量測定用マ−ク19を設けるようにしてもよ
い。また、θ軸テ−ブル8を備えていないものでは、Y
軸テ−ブル6上の吸着台13などにこの熱伸縮量測定用
マ−ク19を設けるようにすればよい。要するに、熱伸
縮量測定用マ−ク19を設けるものとしては、X,Y軸
方向に移動するものであればよく、このように熱伸縮量
測定用マ−ク19をものを、総称して、熱伸縮量測定用
マ−ク19を設けたテ−ブルという。熱伸縮量測定用マ
−ク19の形状としては、画像処理でその中心位置を明
確かつ容易に特定できる形状であればよく、図4に示し
たような円形状のものに限定されるものではない。
【0073】また、図5における塗布機初期設定処理
(ステップ200)での所要時間の短縮化を図るため
に、外部インタ−フェ−ス14e(図3)を介して接続
された外部記憶装置18に前もって格納した各デ−タ
を、マイクロコンピュ−タ14a(図3)内蔵のRAM
(図3)に移すようにしてもよい。
(ステップ200)での所要時間の短縮化を図るため
に、外部インタ−フェ−ス14e(図3)を介して接続
された外部記憶装置18に前もって格納した各デ−タ
を、マイクロコンピュ−タ14a(図3)内蔵のRAM
(図3)に移すようにしてもよい。
【0074】さらに、計測したデ−タなどを外部記憶装
置18(図1,図3)に格納して、マイクロコンピュ−
タ14a内蔵のRAMの記憶容量拡大化を計ったり、計
測結果についてのデ−タを外部記憶装置18に格納して
後日の利用のための便宜を計るようにすることもでき
る。
置18(図1,図3)に格納して、マイクロコンピュ−
タ14a内蔵のRAMの記憶容量拡大化を計ったり、計
測結果についてのデ−タを外部記憶装置18に格納して
後日の利用のための便宜を計るようにすることもでき
る。
【0075】さらに、基板7が載置される吸着台13が
固定され、ノズル1の方が、ペ−スト収納筒2や光学式
距離計3とともに、X,Y軸方向に移動するようにした
ペースト塗布機においては、ノズル1,ペ−スト収納筒
2,光学式距離計3あるいはこれらの支持物に上記の熱
伸縮量測定用マ−ク19が設けられるようにする。これ
により、吸着台13などに熱伸縮量測定用マ−ク19を
設けた場合の処理動作と同様の処理動作を行なうことに
より、同様の効果が得られる。
固定され、ノズル1の方が、ペ−スト収納筒2や光学式
距離計3とともに、X,Y軸方向に移動するようにした
ペースト塗布機においては、ノズル1,ペ−スト収納筒
2,光学式距離計3あるいはこれらの支持物に上記の熱
伸縮量測定用マ−ク19が設けられるようにする。これ
により、吸着台13などに熱伸縮量測定用マ−ク19を
設けた場合の処理動作と同様の処理動作を行なうことに
より、同様の効果が得られる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板上の所望の位置に所望形状のペーストパターンを高
精度をもって高速に塗布描画することができる。
基板上の所望の位置に所望形状のペーストパターンを高
精度をもって高速に塗布描画することができる。
【図1】本発明によるペ−スト塗布機の一実施形態を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図2】図1に示したノズルと光学式距離計との配置関
係を示す斜視図である。
係を示す斜視図である。
【図3】図1に示したペ−スト塗布機における制御装置
の一具体例を示すブロック図である。
の一具体例を示すブロック図である。
【図4】図1に示した実施形態でのボールねじの熱伸縮
量計測の状況を説明する図である。
量計測の状況を説明する図である。
【図5】図1に示した実施形態の全体動作の一具体例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】図5におけるフローチャートでの初期設定処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】図5におけるフローチャートでの基板予備位置
決め処理を示すフローチャートである。
決め処理を示すフローチャートである。
【図8】図5におけるフローチャートでのペ−スト膜形
成処理を示すフローチャートである。
成処理を示すフローチャートである。
【図9】図1に示した実施形態の全体動作の他の具体例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1 ノズル 2 ペ−スト収納筒 3 光学式距離計 4a Z軸テ−ブル 5 X軸テ−ブル 6 Y軸テ−ブル 7 基板 8 θ軸テ−ブル 9 架台部 10 Z軸テ−ブル支持部 11a 画像認識カメラ 12 ノズル支持具 13 吸着台 14 制御装置 14a マイクロコンピュ−タ 14b モ−タコントロ−ラ 14ca〜14cd ドライバ 14d 画像処理装置 14e 外部インタ−フェ−ス 15a〜15d サ−ボモ−タ 16 画像モニタ 17 キ−ボ−ド 18 外部記憶装置 19 熱伸縮量測定用マーク 20 X軸ボールねじ 22 Y軸ボールねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 福男 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 川隅 幸宏 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 中上 義広 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社竜ケ崎工場 内
Claims (4)
- 【請求項1】 ノズルのペースト吐出口に対向するよう
に基板をテーブル上に載置し、ペースト収納筒に収納さ
れているペーストを該ペースト吐出口から該基板上に吐
出させながら、ボールねじの回転を直進運動に変えて該
ノズルと該テーブルとの少なくともいずれか一方を移動
部材として任意の方向に移動させることにより、該基板
上に所望形状のペーストパターンを描画するようにした
ペースト塗布機において、 該移動部材にマ−クが設けられ、かつ、 該所望形状のペーストパターンを該基板上に描画するた
めの該移動部材の位置と該ボールねじの回転量との関係
を示す情報を記憶する記憶手段と、 該移動部材の移動に伴う該マ−クの移動量を検出して該
ボールねじの伸縮量を計測する計測手段と、 該計測手段による計測デ−タに応じて該記憶手段に記憶
された該情報における該移動部材の夫々の位置に対する
該ボールねじの回転量を補正する補正手段と、 該補正手段で補正された該情報に応じて該移動部材を移
動させることにより、該基板上に該所望のペーストパタ
ーンを描画させる描画手段とを備えたことを特徴とする
ペースト塗布機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記補正手段は、前記計測手段による計測データからボ
ールねじの伸縮率を得て、該伸縮率に応じて、基板の所
望位置に所望形状のペーストパターンが描画されるよう
に、前記記憶手段に記憶された情報での前記ボールねじ
の回転量を補正するものであることを特徴とするペース
ト塗布機。 - 【請求項3】 請求項1において、 基板上に複数のペーストパターンを描画するに際し、前
記補正手段は、夫々の該ペーストパターンについての前
記ボールねじの回転量の補正を一括して行ない、その補
正した各回転量を前記記憶手段に格納しておくものであ
って、前記描画手段は、前記記憶手段に格納されている
該補正した各回転量を読み出して前記ボールねじを夫々
の回転量だけ回転させることにより、前記基板上に複数
のペーストパターンを連続して描画することを特徴とす
るペースト塗布機。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記計測手段は、任意数のペーストパターンを描画した
後毎に、次の任意数のペーストパターンの描画のため
に、前記ボールねじの伸縮を計測するものであることを
特徴とするペースト塗布機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28206895A JPH09122554A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ペースト塗布機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28206895A JPH09122554A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ペースト塗布機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09122554A true JPH09122554A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17647730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28206895A Pending JPH09122554A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ペースト塗布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09122554A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100673298B1 (ko) * | 2006-05-25 | 2007-01-24 | 주식회사 탑 엔지니어링 | 페이스트 도포기를 위한 도포 패턴 데이터 생성 장치 및방법 |
DE102004030847B4 (de) * | 2003-12-10 | 2009-08-27 | Lg Display Co., Ltd. | Vorrichtung und Verfahren zum Ausrichten eines Spenders zum Ausgeben von Abdichtmaterial auf LCD-Tafeln |
JP2012236374A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Yamaha Motor Co Ltd | 印刷装置 |
CN104454851A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-03-25 | 杭州金洋金属材料有限公司 | 一种点胶安装设备及方法 |
WO2019054457A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | Ntn株式会社 | 基板観察装置、塗布装置および位置決め方法 |
CN116550534A (zh) * | 2023-05-11 | 2023-08-08 | 广东嘉元科技股份有限公司 | 一种制箔阳极板制作加工设备 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28206895A patent/JPH09122554A/ja active Pending
Cited By (9)
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