JPH09120845A - 密閉形二次電池 - Google Patents
密閉形二次電池Info
- Publication number
- JPH09120845A JPH09120845A JP7275314A JP27531495A JPH09120845A JP H09120845 A JPH09120845 A JP H09120845A JP 7275314 A JP7275314 A JP 7275314A JP 27531495 A JP27531495 A JP 27531495A JP H09120845 A JPH09120845 A JP H09120845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- pressure sensor
- pressure
- lid
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力センサを狭い空間でも確実に装着して電
池の小型化とその長期気密安定性を確保する。 【解決手段】 電池内部を連通する通気口15を有する
固定ねじ部17を突設したセンサ容器13内に、ダイヤ
フラム20を有する感圧機能部を内蔵して圧力センサ6
とし、この圧力センサ6の固定ねじ部17を、極板群2
を収容した電槽1の蓋板3aに環状パッキング18を介
して螺着する。
池の小型化とその長期気密安定性を確保する。 【解決手段】 電池内部を連通する通気口15を有する
固定ねじ部17を突設したセンサ容器13内に、ダイヤ
フラム20を有する感圧機能部を内蔵して圧力センサ6
とし、この圧力センサ6の固定ねじ部17を、極板群2
を収容した電槽1の蓋板3aに環状パッキング18を介
して螺着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉形二次電池、
特に電池内のガス圧を常時計測するための圧力センサを
備えた密閉形二次電池に関する。
特に電池内のガス圧を常時計測するための圧力センサを
備えた密閉形二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】繁雑な保守を軽減または不要にする利点
から、多くの分野で、種々な電池系で、種々の形状およ
びサイズの密閉形二次電池が開発され、実用に供されて
いる。
から、多くの分野で、種々な電池系で、種々の形状およ
びサイズの密閉形二次電池が開発され、実用に供されて
いる。
【0003】大型コンピュータ等の停電時のバックアッ
プ用の非常電源や電気自動車などの移動体駆動用電源に
は、少なくとも数10Ahの比較的大容量の二次電池を
数10セル直列に接続した組電池が使用される。特に、
電気自動車用電源には、在来の鉛−酸系やニッケル・カ
ドミウム系だけでなく、さらなる高エネルギー密度化に
対する要求から、近年新規に負極に水素吸蔵合金を用い
ルニッケル・金属水素化物系(通常、ニッケル・水素系
と略称)の密閉形二次電池が開発され、実際に採用され
つつある。
プ用の非常電源や電気自動車などの移動体駆動用電源に
は、少なくとも数10Ahの比較的大容量の二次電池を
数10セル直列に接続した組電池が使用される。特に、
電気自動車用電源には、在来の鉛−酸系やニッケル・カ
ドミウム系だけでなく、さらなる高エネルギー密度化に
対する要求から、近年新規に負極に水素吸蔵合金を用い
ルニッケル・金属水素化物系(通常、ニッケル・水素系
と略称)の密閉形二次電池が開発され、実際に採用され
つつある。
【0004】このような電気自動車用密閉形二次電池
は、急速充電の受入れ性が要求されるので、電池設計
上、耐過充電性を付与させることはもち論、一般に電池
の端子電圧、温度の変化を計測して過充電状態を検出し
て充電電流を低減または遮断する制御法が採用されてい
る。電気自動車はその機能面から、季節および広範な地
域で使用されるので、その電源の密閉形二次電池は広範
な環境温度下で充電されるだけでなく、放電、放置、貯
蔵され、さらに振動、衝撃、加速等の条件下で使用され
ることを予測しておく必要がある。
は、急速充電の受入れ性が要求されるので、電池設計
上、耐過充電性を付与させることはもち論、一般に電池
の端子電圧、温度の変化を計測して過充電状態を検出し
て充電電流を低減または遮断する制御法が採用されてい
る。電気自動車はその機能面から、季節および広範な地
域で使用されるので、その電源の密閉形二次電池は広範
な環境温度下で充電されるだけでなく、放電、放置、貯
蔵され、さらに振動、衝撃、加速等の条件下で使用され
ることを予測しておく必要がある。
【0005】また、経済性の観点から長寿命であること
が重要になるので、急速充電の信頼性の向上とともに、
電池の長期間にわたる挙動の解明のためにも電池内ガス
圧の連続的計測が強く要望されている。
が重要になるので、急速充電の信頼性の向上とともに、
電池の長期間にわたる挙動の解明のためにも電池内ガス
圧の連続的計測が強く要望されている。
【0006】ここでその圧力制御方法、圧力検出方法を
例示する。急速充電器において、ニッケル・カドミウム
電池の組電池の外枠表面又は電池内部に配置された圧力
検出器の出力を演算して、圧力が所定値以上になれば充
電を停止させるか、あるいは充電電圧検出手段と併用し
て制御するもので、組電池の外枠表面に圧力検出器とし
て歪みゲージを固定したものが提案されている(例えば
特開平4−79732号公報参照)。
例示する。急速充電器において、ニッケル・カドミウム
電池の組電池の外枠表面又は電池内部に配置された圧力
検出器の出力を演算して、圧力が所定値以上になれば充
電を停止させるか、あるいは充電電圧検出手段と併用し
て制御するもので、組電池の外枠表面に圧力検出器とし
て歪みゲージを固定したものが提案されている(例えば
特開平4−79732号公報参照)。
【0007】また、複数セルを収納した電池パックケー
スの内壁とそれに接するセルとの間に圧力センサを挿入
したり、密閉形鉛蓄電池のブロック型電槽の一端の外壁
に剛性を有する梁を架設し、この梁と電槽外壁との間
に、電槽の膨張収縮を検出し一定圧力を超えると閉じる
接点を有する圧力検出装置を挿入したりするなど、充電
時のガス発生による電槽壁の膨れを圧力変化として検出
する方法(例えば特開昭62−190667号公報、特
開平5−326027号公報、実開平6−5123号公
報など参照)が提案されている。
スの内壁とそれに接するセルとの間に圧力センサを挿入
したり、密閉形鉛蓄電池のブロック型電槽の一端の外壁
に剛性を有する梁を架設し、この梁と電槽外壁との間
に、電槽の膨張収縮を検出し一定圧力を超えると閉じる
接点を有する圧力検出装置を挿入したりするなど、充電
時のガス発生による電槽壁の膨れを圧力変化として検出
する方法(例えば特開昭62−190667号公報、特
開平5−326027号公報、実開平6−5123号公
報など参照)が提案されている。
【0008】その一例を図7を参照して説明する。図7
において、42は角形電槽の二次電池で、5セルを2枚
の固定板43と固定用ロッド44、締め付けナット45
によって挟持させて組電池41としたものである。右端
のセル外壁と固定板43内側との間に平板状のひずみゲ
ージ式圧力センサ46を挿入して、電槽の膨張・収縮で
圧力を検出する。なお、47は入出力線である。類似の
ものとしては、密閉形蓄電池において、電槽内壁とそれ
に接する極板群との間に、平板状の圧力センサを挿入し
たのもがある(例えば特開昭62−168351号公
報、実開平5−84149号公報、特開平5−1211
03号公報等参照)。
において、42は角形電槽の二次電池で、5セルを2枚
の固定板43と固定用ロッド44、締め付けナット45
によって挟持させて組電池41としたものである。右端
のセル外壁と固定板43内側との間に平板状のひずみゲ
ージ式圧力センサ46を挿入して、電槽の膨張・収縮で
圧力を検出する。なお、47は入出力線である。類似の
ものとしては、密閉形蓄電池において、電槽内壁とそれ
に接する極板群との間に、平板状の圧力センサを挿入し
たのもがある(例えば特開昭62−168351号公
報、実開平5−84149号公報、特開平5−1211
03号公報等参照)。
【0009】また、電池蓋に薄肉の感圧部とその変化に
よって一定圧力になるとオン/オフする圧力スイッチ、
または電池電圧を出力するスイッチ機構を設けるもの
(例えば実開平6−5121号公報、実開平6−512
5号公報等参照)、あるいは蓋に設けた圧力スイッチを
圧力検出手段として用い、所定圧力に達すると警報表示
手段を作動させるもの(例えば実開平6−17117号
公報参照)、もしくは鉛蓄電池の液口栓、排気栓内に安
全弁等と共に電池内ガス圧で動作する圧力スイッチ機能
を付加して過充電を防止するようにしたもの(例えば特
開平6−283209号公報、実開平6−5124号公
報等参照)など圧力が一定値に達すると動作するスイッ
チ機能を電池に組み込む提案がされている。
よって一定圧力になるとオン/オフする圧力スイッチ、
または電池電圧を出力するスイッチ機構を設けるもの
(例えば実開平6−5121号公報、実開平6−512
5号公報等参照)、あるいは蓋に設けた圧力スイッチを
圧力検出手段として用い、所定圧力に達すると警報表示
手段を作動させるもの(例えば実開平6−17117号
公報参照)、もしくは鉛蓄電池の液口栓、排気栓内に安
全弁等と共に電池内ガス圧で動作する圧力スイッチ機能
を付加して過充電を防止するようにしたもの(例えば特
開平6−283209号公報、実開平6−5124号公
報等参照)など圧力が一定値に達すると動作するスイッ
チ機能を電池に組み込む提案がされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータ電源等の
非常用電源、電気自動車等の移動体用駆動電源などに
は、数十Ah以上の比較的大きい二次電池を数十セル以
上直列接続して用いられている。最近では取扱い性の向
上、高エネルギー密度化等の要望に応じて、密閉形のニ
ッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル水素蓄電池などア
ルカリ系二次電池等の新規高容量の密閉形二次電池が開
発され、採用されつつある。
非常用電源、電気自動車等の移動体用駆動電源などに
は、数十Ah以上の比較的大きい二次電池を数十セル以
上直列接続して用いられている。最近では取扱い性の向
上、高エネルギー密度化等の要望に応じて、密閉形のニ
ッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル水素蓄電池などア
ルカリ系二次電池等の新規高容量の密閉形二次電池が開
発され、採用されつつある。
【0011】これらの密閉形二次電池は上述のように急
速充電される場合が多く、充電時の電池電圧、温度の推
移による充電制御に加えて、前記従来の圧力検出、圧力
スイッチ手段も併用して制御されることが多くなってい
る。しかし、移動体、ことに電動車輛を主とする移動用
の用途では、急速充電に加えて大電流放電、広範囲な環
境温度下で多様な使用条件、などの条件が加わるので、
長期サイクルの間、安定した性能を発揮させるには、電
池の諸特性を充・放電、休止、放置時を通じ常時計測・
管理することが望まれ、電池内ガス圧力についても常時
圧力推移を正確に把握することが求められている。
速充電される場合が多く、充電時の電池電圧、温度の推
移による充電制御に加えて、前記従来の圧力検出、圧力
スイッチ手段も併用して制御されることが多くなってい
る。しかし、移動体、ことに電動車輛を主とする移動用
の用途では、急速充電に加えて大電流放電、広範囲な環
境温度下で多様な使用条件、などの条件が加わるので、
長期サイクルの間、安定した性能を発揮させるには、電
池の諸特性を充・放電、休止、放置時を通じ常時計測・
管理することが望まれ、電池内ガス圧力についても常時
圧力推移を正確に把握することが求められている。
【0012】しかし、この目的に対して、前述の従来の
電池内圧力を検出する手段では、電池内ガス圧の推移を
連続的に正確に計測するには、不十分か不適当なもので
あった。
電池内圧力を検出する手段では、電池内ガス圧の推移を
連続的に正確に計測するには、不十分か不適当なもので
あった。
【0013】すなわち、電池内に発生したガス圧力を、
電槽の平面状の壁部の膨張圧力として、組電池の外枠、
梁、固定板などと前記電槽壁面部との間に挿入した平板
状のひずみゲージ等の圧力センサにより検出する場合
は、連続的な圧力変化の計測が可能で、比較的小型に設
置できる反面、電槽内の極板群が充放電の繰り返しによ
って膨れて電槽内壁への押圧力として作用するので、こ
の方式の圧力センサが検出する圧力は、電池内発生ガス
による圧力と極板群膨れによる押圧力との複合力とな
り、正確に電池内ガス圧だけを検出することができなか
った。
電槽の平面状の壁部の膨張圧力として、組電池の外枠、
梁、固定板などと前記電槽壁面部との間に挿入した平板
状のひずみゲージ等の圧力センサにより検出する場合
は、連続的な圧力変化の計測が可能で、比較的小型に設
置できる反面、電槽内の極板群が充放電の繰り返しによ
って膨れて電槽内壁への押圧力として作用するので、こ
の方式の圧力センサが検出する圧力は、電池内発生ガス
による圧力と極板群膨れによる押圧力との複合力とな
り、正確に電池内ガス圧だけを検出することができなか
った。
【0014】さらに、極板群の膨張率(条件によっては
一時的に収縮もある)は、充・放電の条件、環境温度等
によって変化し、単電池ごとの構成バラツキによっても
変化するので、測定値の補正は容易ではなく、電池内ガ
ス圧の測定方法として不正確なものであった。
一時的に収縮もある)は、充・放電の条件、環境温度等
によって変化し、単電池ごとの構成バラツキによっても
変化するので、測定値の補正は容易ではなく、電池内ガ
ス圧の測定方法として不正確なものであった。
【0015】さらに、電槽内壁と極板群の間に圧力セン
サを挿入する方式も同様に不正確であるとともに、圧力
センサを挿入する場合は極板群構成の設計を別に行う必
要があり繁雑さを免れなかった。
サを挿入する方式も同様に不正確であるとともに、圧力
センサを挿入する場合は極板群構成の設計を別に行う必
要があり繁雑さを免れなかった。
【0016】また、電池の蓋に、電池内ガス圧が所定値
に達すると、接点がオン/オフする圧力スイッチ機能を
設けたもの(前記実開平6−5121、実開平6−51
24、実開平6−17117号公報参照)は、比較的小
型(とくに高さ方向に小型)にできるが、得られる情報
は一定値のみであり、しかもこの一定値は使用状態等に
応じて任意に変化させることは容易ではなく、電池内ガ
ス圧の連続計測には不適当なものであった。
に達すると、接点がオン/オフする圧力スイッチ機能を
設けたもの(前記実開平6−5121、実開平6−51
24、実開平6−17117号公報参照)は、比較的小
型(とくに高さ方向に小型)にできるが、得られる情報
は一定値のみであり、しかもこの一定値は使用状態等に
応じて任意に変化させることは容易ではなく、電池内ガ
ス圧の連続計測には不適当なものであった。
【0017】上述の理由から、電池内ガス圧力を連続的
に計測する必要がある場合は、空圧機器あるいは油圧機
器の管理計測用等に使用される圧力センサのもっとも小
型のものを選択して用いているのが実状である。
に計測する必要がある場合は、空圧機器あるいは油圧機
器の管理計測用等に使用される圧力センサのもっとも小
型のものを選択して用いているのが実状である。
【0018】図8は、その小型の圧力センサの一例を示
す側面図で、図8において圧力センサ51は、内部に感
圧ダイヤフラムに薄膜ひずみゲージ等を配設した感圧機
能を収納した容器52と、機器に固定するためのネジ部
54とで構成されている。ネジ部54には感圧機能の受
圧部分に連通する通気孔55及び外周にネジ山56が設
けられ、Oリング57を介して機器にネジ締め固定され
る。なお53は密封締付けナット、58は入出力コード
である。ネジ山56の径φ3は小径のもので10〜15
mmである。
す側面図で、図8において圧力センサ51は、内部に感
圧ダイヤフラムに薄膜ひずみゲージ等を配設した感圧機
能を収納した容器52と、機器に固定するためのネジ部
54とで構成されている。ネジ部54には感圧機能の受
圧部分に連通する通気孔55及び外周にネジ山56が設
けられ、Oリング57を介して機器にネジ締め固定され
る。なお53は密封締付けナット、58は入出力コード
である。ネジ山56の径φ3は小径のもので10〜15
mmである。
【0019】一方、前記電動車輛等に適用される50〜
120Ahクラスの密閉形二次電池は、一般に角形のも
のが多く、蓋体には正・負極の極柱端子及び安全弁が配
置され、蓋体における蓋板の厚さは、樹脂製の場合では
3mm前後、金属製の場合では1mm程度である。上記
圧力センサ51を、蓋板上面の空位置にネジ穴を設け、
直接ネジ締め固定をした場合は、センサのネジ部径に比
べて蓋板の厚さが薄く、電池内ガス圧力3〜10Kgf
/cm2 あるいはそれ以上に対応する固定強度及び気密
性を保持できなかった。
120Ahクラスの密閉形二次電池は、一般に角形のも
のが多く、蓋体には正・負極の極柱端子及び安全弁が配
置され、蓋体における蓋板の厚さは、樹脂製の場合では
3mm前後、金属製の場合では1mm程度である。上記
圧力センサ51を、蓋板上面の空位置にネジ穴を設け、
直接ネジ締め固定をした場合は、センサのネジ部径に比
べて蓋板の厚さが薄く、電池内ガス圧力3〜10Kgf
/cm2 あるいはそれ以上に対応する固定強度及び気密
性を保持できなかった。
【0020】そこでその改良策として、蓋板の内面側に
補強用の締付けナット板の併用を検討したが、ネジ山径
10〜15mmに対応するナット板(20〜25mm角
程度の大きさ)を蓋板内面に収めるスペースを確保し締
めつけることは困難で、実用に供することができなかっ
た。
補強用の締付けナット板の併用を検討したが、ネジ山径
10〜15mmに対応するナット板(20〜25mm角
程度の大きさ)を蓋板内面に収めるスペースを確保し締
めつけることは困難で、実用に供することができなかっ
た。
【0021】特開昭57−196481号公報に見られ
るごとく、液口栓にゴム製アタッチメントを用いて圧力
センサを蓋板に設けた穴に当接させる方法も考えられる
が、前記のガス圧力に耐えて長期間、気密に固定するに
は信頼性の面で不適切なものであった。
るごとく、液口栓にゴム製アタッチメントを用いて圧力
センサを蓋板に設けた穴に当接させる方法も考えられる
が、前記のガス圧力に耐えて長期間、気密に固定するに
は信頼性の面で不適切なものであった。
【0022】このような理由から、密閉形二次電池に、
圧力センサを気密に固定する方法として、従来は図9に
示したように、センサ取付けアダプタ60を用いたもの
もあった。図9は蓋体の短辺側を欠截した要部側面図
で、アダプタ60は例えばステンレス鋼を用い、上方に
は圧力センサ51のねじ部54に対応するセンサねじ孔
61、下方には弁座65のねじ部65aに適合する弁座
用ねじ孔63、ガス空間62を設けたものである。弁座
65は電池の蓋体66の弁口67上に固着する安全弁内
の弁体および弁カバーを除いたもので、その立上り部分
に前記アダプタをねじ止めするねじ山を設けてねじ部6
5aとしたものである。68は試験中の安全性を図るた
めに新たに設けた安全弁である。図9で示したように、
蓋体66に固着した弁座65に取付けたアダプタ60の
センサねじ孔61に、Oリング56を介して、ねじ部5
4をねじ締めして圧力センサ51を気密に固定してい
る。なお、68は電池内に突出する極柱端子フランジ部
である。図7に示したような組電池41の場合は、図1
0に示すように、圧力センサ51を、アダプタ60の側
面に固定してもよい。
圧力センサを気密に固定する方法として、従来は図9に
示したように、センサ取付けアダプタ60を用いたもの
もあった。図9は蓋体の短辺側を欠截した要部側面図
で、アダプタ60は例えばステンレス鋼を用い、上方に
は圧力センサ51のねじ部54に対応するセンサねじ孔
61、下方には弁座65のねじ部65aに適合する弁座
用ねじ孔63、ガス空間62を設けたものである。弁座
65は電池の蓋体66の弁口67上に固着する安全弁内
の弁体および弁カバーを除いたもので、その立上り部分
に前記アダプタをねじ止めするねじ山を設けてねじ部6
5aとしたものである。68は試験中の安全性を図るた
めに新たに設けた安全弁である。図9で示したように、
蓋体66に固着した弁座65に取付けたアダプタ60の
センサねじ孔61に、Oリング56を介して、ねじ部5
4をねじ締めして圧力センサ51を気密に固定してい
る。なお、68は電池内に突出する極柱端子フランジ部
である。図7に示したような組電池41の場合は、図1
0に示すように、圧力センサ51を、アダプタ60の側
面に固定してもよい。
【0023】実験室的に少数の単電池の内部ガス圧を計
測する場合は、圧力センサ取付け部分の電池高さが図9
および図10のように大きくなっても、とくに支障はな
かった。しかし、前述の電動車輛等では、100〜20
0セルあるいはそれ以上の電池を直列接続して用い、そ
の中の少なくとも数十セルについて、分散形態で単電池
の内部ガス圧を計測する必要があり、しかも電池収容ス
ペースがかなり厳密に制限されるので、図9および図1
0に示した圧力センサ取付け方法では、組電池として収
容することが困難になるという問題点があった。
測する場合は、圧力センサ取付け部分の電池高さが図9
および図10のように大きくなっても、とくに支障はな
かった。しかし、前述の電動車輛等では、100〜20
0セルあるいはそれ以上の電池を直列接続して用い、そ
の中の少なくとも数十セルについて、分散形態で単電池
の内部ガス圧を計測する必要があり、しかも電池収容ス
ペースがかなり厳密に制限されるので、図9および図1
0に示した圧力センサ取付け方法では、組電池として収
容することが困難になるという問題点があった。
【0024】さらに、この部分の質量が大きく、電動車
輛等においては振動、衝撃の影響を受けやすく、気密性
確保の面からも問題を生じるため、長期使用には不適切
なものであった。
輛等においては振動、衝撃の影響を受けやすく、気密性
確保の面からも問題を生じるため、長期使用には不適切
なものであった。
【0025】本発明は狭い空間部に圧力センサを確実に
装着することにより、小形化が可能で長期間安定して連
続的に電池内部ガス圧が計測できる密閉形二次電池を提
供することを課題とするものである。
装着することにより、小形化が可能で長期間安定して連
続的に電池内部ガス圧が計測できる密閉形二次電池を提
供することを課題とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による手段は、電池蓋体に圧力センサを固定す
るのに、当接する装着面の中央部に細管状の固定ねじ部
を突出形成し、内部と連通する通気孔を有するセンサ容
器内に、感圧センサ機能を収納した圧力センサを用い、
前記センサ容器の装着面に配設した環状パッキングを介
して、密閉形二次電池の蓋板側に設けた固定ねじ孔に、
前記固定ねじ部をねじ締めすることによって、前記圧力
センサを蓋板上に気密に固定するものである。
に本発明による手段は、電池蓋体に圧力センサを固定す
るのに、当接する装着面の中央部に細管状の固定ねじ部
を突出形成し、内部と連通する通気孔を有するセンサ容
器内に、感圧センサ機能を収納した圧力センサを用い、
前記センサ容器の装着面に配設した環状パッキングを介
して、密閉形二次電池の蓋板側に設けた固定ねじ孔に、
前記固定ねじ部をねじ締めすることによって、前記圧力
センサを蓋板上に気密に固定するものである。
【0027】また、気密性を向上させるために、固定ね
じ部周縁の装着面上に環状パッキングを収納する環状溝
を設けたり、環状パッキングとセンサ容器の装着面及び
電池の蓋板とが接する部分に、アスファルトピッチある
いは耐電解液性のグリース等からなる粘着性を有するシ
ール剤膜層を設けると効果的である。
じ部周縁の装着面上に環状パッキングを収納する環状溝
を設けたり、環状パッキングとセンサ容器の装着面及び
電池の蓋板とが接する部分に、アスファルトピッチある
いは耐電解液性のグリース等からなる粘着性を有するシ
ール剤膜層を設けると効果的である。
【0028】さらに、蓋板材質が合成樹脂製の場合は、
蓋板の電池内面側に、固定ねじ孔を有する固定ねじ板を
設けて固定強度を補強すると良い。
蓋板の電池内面側に、固定ねじ孔を有する固定ねじ板を
設けて固定強度を補強すると良い。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明は電気自動車の駆動用電源
などに用いることができ、請求項1記載に係る発明はセ
ンサ容器は、装着面の中央部に形成した小径で細管状固
定ねじ部によって蓋板面上にねじ締め固定するようにし
たものである。その結果圧力センサを装着、固定する部
分の占有面積及び高さを小型化することができるため、
電池の蓋板面上に圧力センサを装着することが容易とな
り、単電池あるいは組電池全体の形状の小型化が可能と
なる。
などに用いることができ、請求項1記載に係る発明はセ
ンサ容器は、装着面の中央部に形成した小径で細管状固
定ねじ部によって蓋板面上にねじ締め固定するようにし
たものである。その結果圧力センサを装着、固定する部
分の占有面積及び高さを小型化することができるため、
電池の蓋板面上に圧力センサを装着することが容易とな
り、単電池あるいは組電池全体の形状の小型化が可能と
なる。
【0030】また、装着面の中央部に突出させた小径小
ピッチの固定ねじ部のねじ締めによって、装着面及び環
状パッキングは均等な引張力を受けて蓋板面上に締着さ
れるので、圧力サンセを気密性が高く安定した状態で蓋
板に固定することができる。
ピッチの固定ねじ部のねじ締めによって、装着面及び環
状パッキングは均等な引張力を受けて蓋板面上に締着さ
れるので、圧力サンセを気密性が高く安定した状態で蓋
板に固定することができる。
【0031】また、請求項2記載に係る発明は、センサ
容器の装着面に設けた環状溝に環状パッキングを収納し
て締着することによって、環状パッキングの圧縮率を規
制すると共に、装着面を蓋板上面に均等に当接させるの
で、固定部分の気密性を向上させることができる。
容器の装着面に設けた環状溝に環状パッキングを収納し
て締着することによって、環状パッキングの圧縮率を規
制すると共に、装着面を蓋板上面に均等に当接させるの
で、固定部分の気密性を向上させることができる。
【0032】また、請求項3記載に係る発明は、環状パ
ッキングの上下面にシール剤膜層を設けることによっ
て、この部分の気密性及び耐漏液性を向上させることが
できる。
ッキングの上下面にシール剤膜層を設けることによっ
て、この部分の気密性及び耐漏液性を向上させることが
できる。
【0033】また、請求項4記載に係る発明は、センサ
容器の装着面中央に形成した小径の固定ねじ部で蓋体に
固定するので、蓋板内面に占める固定部分の面積を小さ
くすることができ、合成樹脂製の蓋板を用いた場合に、
蓋板に固着する固定ネジ板の設置が可能となり、圧力セ
ンサを蓋板上に安定した気密性と固定強度で締着するこ
とができる。
容器の装着面中央に形成した小径の固定ねじ部で蓋体に
固定するので、蓋板内面に占める固定部分の面積を小さ
くすることができ、合成樹脂製の蓋板を用いた場合に、
蓋板に固着する固定ネジ板の設置が可能となり、圧力セ
ンサを蓋板上に安定した気密性と固定強度で締着するこ
とができる。
【0034】(実施の形態1)本発明の実施の形態1と
して、角形50〜120Ahクラスのアルカリ系密閉形
二次電池の場合について図1ないし図6を参照して説明
する。
して、角形50〜120Ahクラスのアルカリ系密閉形
二次電池の場合について図1ないし図6を参照して説明
する。
【0035】図1、および図4は合成樹脂製の蓋体を用
いた実施の形態1を示し、図2および図3はそれに用い
た圧力センサの一例を示したものである。
いた実施の形態1を示し、図2および図3はそれに用い
た圧力センサの一例を示したものである。
【0036】図1(A)は角形の密閉形二次電池の外観
斜視図、図1(B)はその蓋体部分の上面図を示し、図
1(A)および(B)において、ポリプロピレン等の合
成樹脂製の電槽1には、例えばニッケル活物質及び水素
吸蔵合金をそれぞれ主体にして充填した正、負極板をセ
パレータを介して複数枚交互に積重し、所定のアルカリ
電解液を含浸させて構成した極板群2(図4参照)を収
納している。
斜視図、図1(B)はその蓋体部分の上面図を示し、図
1(A)および(B)において、ポリプロピレン等の合
成樹脂製の電槽1には、例えばニッケル活物質及び水素
吸蔵合金をそれぞれ主体にして充填した正、負極板をセ
パレータを介して複数枚交互に積重し、所定のアルカリ
電解液を含浸させて構成した極板群2(図4参照)を収
納している。
【0037】蓋体3は、合成樹脂を成形した蓋体3aの
所定位置に正、負極の極柱端子4、安全弁5を装着し、
蓋体3の一端には圧力センサ6が蓋板3aとその内面に
設けた固定ねじ板7とのねじ締め締着によって装着され
ている。蓋体3の極柱端子4に極板群2から導出された
極板リードを接続した後(図4参照)、蓋板3aの周縁
を、電槽1の開口端に溶着などにより形成した封着部8
によって密封し、アルカリ系密閉形二次電池9としてい
る。なお10は取付ボス、11は取付け孔、12は入出
力コードである。
所定位置に正、負極の極柱端子4、安全弁5を装着し、
蓋体3の一端には圧力センサ6が蓋板3aとその内面に
設けた固定ねじ板7とのねじ締め締着によって装着され
ている。蓋体3の極柱端子4に極板群2から導出された
極板リードを接続した後(図4参照)、蓋板3aの周縁
を、電槽1の開口端に溶着などにより形成した封着部8
によって密封し、アルカリ系密閉形二次電池9としてい
る。なお10は取付ボス、11は取付け孔、12は入出
力コードである。
【0038】図2は、圧力センサ6の要部分欠截側面図
で、13は感圧機能部分を収納するステンレス鋼等の金
属製のセンサ容器で、一端に電池の蓋板3aに装着する
ための円形状の装着面14を設け、この装着面14の中
央部に、測定ガスを導入するための通気孔15を有し、
外周面にねじ山16を設けた細管状の固定ねじ部17を
突出形成している。センサ容器13と、装着面14及び
固定ねじ部17は、それぞれ個別に製作して、溶接等に
よって気密に一体化してもよいが、図2では、気密性及
び溶接強度等の検査工程を省くために、分割せずに一体
に製作したものを用いた。なお、使用材質については、
測定ガス中に含まれる電解液飛沫に耐える耐食性金属を
用い、例えば耐アルカリ性のステンレス鋼、あるいは鋼
材にニッケルめっきしたものが用いられる。装着面14
及び固定ねじ部17の寸法関係については、小型化され
た圧力センサ6のセンサ容器13の外径12〜15mm
に対して、装着面14の外径は10〜12mmとし、中
央部に突出させる固定ねじ部17のネジ山16のネジ径
は3〜4mmとし、その中心部には測定ガス導入用の通
気孔15として1mm前後の貫通孔を設けている。
で、13は感圧機能部分を収納するステンレス鋼等の金
属製のセンサ容器で、一端に電池の蓋板3aに装着する
ための円形状の装着面14を設け、この装着面14の中
央部に、測定ガスを導入するための通気孔15を有し、
外周面にねじ山16を設けた細管状の固定ねじ部17を
突出形成している。センサ容器13と、装着面14及び
固定ねじ部17は、それぞれ個別に製作して、溶接等に
よって気密に一体化してもよいが、図2では、気密性及
び溶接強度等の検査工程を省くために、分割せずに一体
に製作したものを用いた。なお、使用材質については、
測定ガス中に含まれる電解液飛沫に耐える耐食性金属を
用い、例えば耐アルカリ性のステンレス鋼、あるいは鋼
材にニッケルめっきしたものが用いられる。装着面14
及び固定ねじ部17の寸法関係については、小型化され
た圧力センサ6のセンサ容器13の外径12〜15mm
に対して、装着面14の外径は10〜12mmとし、中
央部に突出させる固定ねじ部17のネジ山16のネジ径
は3〜4mmとし、その中心部には測定ガス導入用の通
気孔15として1mm前後の貫通孔を設けている。
【0039】装着面14と蓋板3aとの間に介在させて
気密封止させる合成ゴム製などの環状パッキング18の
径は小にした方が均等に圧縮され、安定した気密性が得
られやすく、耐圧力も大きくすることができる。
気密封止させる合成ゴム製などの環状パッキング18の
径は小にした方が均等に圧縮され、安定した気密性が得
られやすく、耐圧力も大きくすることができる。
【0040】また環状パッキング18を押圧して10K
gf/cm2 以上のガス圧に耐える機械的強度は、固定
ねじ部17のねじ径が3mm前後あれば確保できる。こ
の2つの実験的知見に基づき、固定ねじ部17のねじ径
はセンサ容器13の外径および蓋体形状を考慮して、3
〜5mmの範囲から選べばよい。
gf/cm2 以上のガス圧に耐える機械的強度は、固定
ねじ部17のねじ径が3mm前後あれば確保できる。こ
の2つの実験的知見に基づき、固定ねじ部17のねじ径
はセンサ容器13の外径および蓋体形状を考慮して、3
〜5mmの範囲から選べばよい。
【0041】固定ねじ部17の長さは、蓋板3aのねじ
孔部分の深さと環状パッキング18の厚さに1〜2mm
の余裕度を持たせた寸法が好ましく、5〜10mmとし
た。
孔部分の深さと環状パッキング18の厚さに1〜2mm
の余裕度を持たせた寸法が好ましく、5〜10mmとし
た。
【0042】また圧力センサ6の装着面14と蓋板3a
の間には、前述したようにゴム製Oリング等の環状パッ
キング18を介在させて、固定ねじ部17を蓋板3aに
設けた固定用ねじにねじ締めして締着する。このねじ締
め作業では環状パッキング18の圧縮率を均一に一定寸
法に規制するために、トルクレンチを用いて寸法確認を
しながら締着するのが望ましい。この作業を容易にし密
封性を安定させるには、装着面14に環状パッキング1
8の所定圧縮高さに相当する深さ(例えば環状パッキン
グ高さの80%の深さ)の環状溝19を設けることが望
ましい。これによって装着面14を当り止まりとして、
容易にねじ締め作業を行うことができる。
の間には、前述したようにゴム製Oリング等の環状パッ
キング18を介在させて、固定ねじ部17を蓋板3aに
設けた固定用ねじにねじ締めして締着する。このねじ締
め作業では環状パッキング18の圧縮率を均一に一定寸
法に規制するために、トルクレンチを用いて寸法確認を
しながら締着するのが望ましい。この作業を容易にし密
封性を安定させるには、装着面14に環状パッキング1
8の所定圧縮高さに相当する深さ(例えば環状パッキン
グ高さの80%の深さ)の環状溝19を設けることが望
ましい。これによって装着面14を当り止まりとして、
容易にねじ締め作業を行うことができる。
【0043】次にセンサ容器13に収納する感圧機能部
分について説明する。ガス圧の受圧面となる薄板金属製
のダイヤフラム20は、ガス圧を均等受圧するたの受圧
室21を形成する環状リング22を介して気密に装着面
14の内面に固着されている。ダイヤフラム20の裏面
には、シリコン半導体抵抗ひずみセンサあるいはニクロ
ム系、アドバンス合金等の金属箔抵抗ひずみゲージを固
着して感圧部23を形成している。高感度にするには半
導体抵抗ひずみセンサをブリッジ接続して用いる。
分について説明する。ガス圧の受圧面となる薄板金属製
のダイヤフラム20は、ガス圧を均等受圧するたの受圧
室21を形成する環状リング22を介して気密に装着面
14の内面に固着されている。ダイヤフラム20の裏面
には、シリコン半導体抵抗ひずみセンサあるいはニクロ
ム系、アドバンス合金等の金属箔抵抗ひずみゲージを固
着して感圧部23を形成している。高感度にするには半
導体抵抗ひずみセンサをブリッジ接続して用いる。
【0044】これらのセンサが、圧力によって抵抗値の
変化を電圧の変化として検出、増幅して出力すると共
に、所定の定電流、定電圧を与える直流電源等の電気回
路をブロック化した計測処理回路24と、電源入力及び
検出値を外部に出力する入出力コード12とを接続し
て、図示したように収納し、センサ容器13の上面開口
端を樹脂注型、金属蓋などによって密封して圧力センサ
6を構成している。
変化を電圧の変化として検出、増幅して出力すると共
に、所定の定電流、定電圧を与える直流電源等の電気回
路をブロック化した計測処理回路24と、電源入力及び
検出値を外部に出力する入出力コード12とを接続し
て、図示したように収納し、センサ容器13の上面開口
端を樹脂注型、金属蓋などによって密封して圧力センサ
6を構成している。
【0045】図3は上述の感圧機能部分の一例を示すブ
ロック回路図で、計測処理回路24は、シリコン半導体
抵抗ひずみセンサ25の微小電圧出力を検出、増幅して
入出力コード12に出力する回路、また環境温度の影響
を補正する回路、さらに必要に応じて、抵抗ひずみセン
サ25に印加する電源電圧、電流を制御、補正する回路
などを集積化したものである。なお、センサ容器13の
外形が円筒形の場合は、固定ネジ部17のねじ締めを容
易にするために、センサ容器13の側面あるいは装着面
14の側面に、ねじ締め用の切欠部を設けることが望ま
しい。
ロック回路図で、計測処理回路24は、シリコン半導体
抵抗ひずみセンサ25の微小電圧出力を検出、増幅して
入出力コード12に出力する回路、また環境温度の影響
を補正する回路、さらに必要に応じて、抵抗ひずみセン
サ25に印加する電源電圧、電流を制御、補正する回路
などを集積化したものである。なお、センサ容器13の
外形が円筒形の場合は、固定ネジ部17のねじ締めを容
易にするために、センサ容器13の側面あるいは装着面
14の側面に、ねじ締め用の切欠部を設けることが望ま
しい。
【0046】図4(A)は上述の圧力センサ6を装着し
た図1に示す実施形態1における電池の短辺側の一部欠
裁側面図で、圧力センサ6の蓋体3への固定方法の一例
を示したものである。
た図1に示す実施形態1における電池の短辺側の一部欠
裁側面図で、圧力センサ6の蓋体3への固定方法の一例
を示したものである。
【0047】ポリプロピレン樹脂等の耐アルカリ性の合
成樹脂製で形成した蓋板3aには、圧力センサ6の固定
ネジ部17を挿入する固定孔25及び図4(B)に示し
たように、固定ねじ板7の取付孔11に挿通し、熱プレ
ス等で頭部をつぶして固着するための取付ボス10が設
けられている。なお、固定ねじ板7の蓋板3aへの固着
は、ホットメルト接着剤などで接着してもよい。
成樹脂製で形成した蓋板3aには、圧力センサ6の固定
ネジ部17を挿入する固定孔25及び図4(B)に示し
たように、固定ねじ板7の取付孔11に挿通し、熱プレ
ス等で頭部をつぶして固着するための取付ボス10が設
けられている。なお、固定ねじ板7の蓋板3aへの固着
は、ホットメルト接着剤などで接着してもよい。
【0048】前記固定ねじ板7には、ステンレス鋼板等
を用い、前述の圧力センサの固定ねじ部17のねじ山と
係合するねじ径のねじ孔26を設けている。前述したよ
うに固定ねじ部17のねじ径は3〜5mmの範囲である
から、固定ねじ板7の幅は、ねじ締め固定強度を考慮し
ても6〜9mm程度の小さいものとなり、図示したよう
に安全弁5、極柱端子4の下部の極柱フランジ27、及
び極板群2、極板リード7を溶接した極柱集電部28等
が配置された状態の狭小な空間にも設置が可能となる。
を用い、前述の圧力センサの固定ねじ部17のねじ山と
係合するねじ径のねじ孔26を設けている。前述したよ
うに固定ねじ部17のねじ径は3〜5mmの範囲である
から、固定ねじ板7の幅は、ねじ締め固定強度を考慮し
ても6〜9mm程度の小さいものとなり、図示したよう
に安全弁5、極柱端子4の下部の極柱フランジ27、及
び極板群2、極板リード7を溶接した極柱集電部28等
が配置された状態の狭小な空間にも設置が可能となる。
【0049】これによって合成樹脂製蓋板を用いた場合
でも、前記固定ねじ部17を強くねじ締めして、環状パ
ッキング18を挿入した圧力センサ6の装着面14を蓋
板3aの面上に気密堅固に固定することができる。な
お、アルカリ電解液のように、温度、湿度の影響を受け
てクリーピングにより漏液を生じやすい電解液を使用す
る電池系では、図4(A)および図2に示したように、
環状パッキング18の上下面と接する装着面14及び蓋
板3aの固定孔25の上面周縁部分に、アスファルトピ
ッチを主体とした塗料あるいはフッ素系グリース等の粘
着性のあるシール剤を塗着してシール材膜層29を形成
した後、固定ネジ部17をねじ締め固定すると効果的で
ある。これによって固定部分周縁からの漏液を長期間防
止できると共に、温度変化の大きい環境下で、電池内部
ガス圧が高い場合に生じやすいガスの微少もれも確実に
防止することができる。
でも、前記固定ねじ部17を強くねじ締めして、環状パ
ッキング18を挿入した圧力センサ6の装着面14を蓋
板3aの面上に気密堅固に固定することができる。な
お、アルカリ電解液のように、温度、湿度の影響を受け
てクリーピングにより漏液を生じやすい電解液を使用す
る電池系では、図4(A)および図2に示したように、
環状パッキング18の上下面と接する装着面14及び蓋
板3aの固定孔25の上面周縁部分に、アスファルトピ
ッチを主体とした塗料あるいはフッ素系グリース等の粘
着性のあるシール剤を塗着してシール材膜層29を形成
した後、固定ネジ部17をねじ締め固定すると効果的で
ある。これによって固定部分周縁からの漏液を長期間防
止できると共に、温度変化の大きい環境下で、電池内部
ガス圧が高い場合に生じやすいガスの微少もれも確実に
防止することができる。
【0050】また、合成樹脂製の蓋板3aを用い、一部
・任意の電池にのみ圧力センサ6を装着する場合は、蓋
板3aの固定孔25に相当する位置に、図5に示したよ
うに凹部30および切込み部31を設けて環状薄肉部3
2を形成するように成形することによって、圧力センサ
6を装着する場合は、ポンチ抜き等で容易に所定位置に
正確な固定孔25を設けることができるので便利であ
る。
・任意の電池にのみ圧力センサ6を装着する場合は、蓋
板3aの固定孔25に相当する位置に、図5に示したよ
うに凹部30および切込み部31を設けて環状薄肉部3
2を形成するように成形することによって、圧力センサ
6を装着する場合は、ポンチ抜き等で容易に所定位置に
正確な固定孔25を設けることができるので便利であ
る。
【0051】次に、蓋板が金属板である場合を、図6
(A)および(B)を参照して説明するが、この場合の
蓋板は、いずれも厚さ0.8〜1.5mm程度のニッケ
ルめっき鋼板、ニッケル系合金板等の耐アルカリ、耐食
性の金属板を用い、プレス成形などによって形成してい
る。図6(A)においては、金属製の蓋板33の所定位
置に立上り部34を設け、圧力センサ6の固定ネジ部1
7と係合するねじ山35をタッピングしたねじ孔36を
形成している。
(A)および(B)を参照して説明するが、この場合の
蓋板は、いずれも厚さ0.8〜1.5mm程度のニッケ
ルめっき鋼板、ニッケル系合金板等の耐アルカリ、耐食
性の金属板を用い、プレス成形などによって形成してい
る。図6(A)においては、金属製の蓋板33の所定位
置に立上り部34を設け、圧力センサ6の固定ネジ部1
7と係合するねじ山35をタッピングしたねじ孔36を
形成している。
【0052】図6(B)においては、補強用のねじ板3
7(厚さ2〜3mm以上)を溶接、圧着等の方法で金属
製の蓋板38の所定の位置に固着すると共に、前記同様
にタッピングによってねじ山35を形成したねじ孔36
を設けている。
7(厚さ2〜3mm以上)を溶接、圧着等の方法で金属
製の蓋板38の所定の位置に固着すると共に、前記同様
にタッピングによってねじ山35を形成したねじ孔36
を設けている。
【0053】前述したようにねじ孔36を設けた金属蓋
板33、38を用い、所定の極板群を収納した金属製電
槽の開口端に、金属蓋板33、38の周縁部に設けたリ
ブ39、40を溶接等によって密閉シールした後、圧力
センサ6の固定ねじ部17を環状パッキングを介してね
じ孔36にねじ込むことにより、圧力センサ6は気密に
締着できる。この第2の実施例においても、先に述べた
ように、金属蓋板33、38のネジ孔36の上面周縁部
分に、アスファルトピッチ等のシール剤膜層を設けれ
ば、同様にこの封止部分の長期耐漏液性を向上させるこ
とができる。
板33、38を用い、所定の極板群を収納した金属製電
槽の開口端に、金属蓋板33、38の周縁部に設けたリ
ブ39、40を溶接等によって密閉シールした後、圧力
センサ6の固定ねじ部17を環状パッキングを介してね
じ孔36にねじ込むことにより、圧力センサ6は気密に
締着できる。この第2の実施例においても、先に述べた
ように、金属蓋板33、38のネジ孔36の上面周縁部
分に、アスファルトピッチ等のシール剤膜層を設けれ
ば、同様にこの封止部分の長期耐漏液性を向上させるこ
とができる。
【0054】以上の説明からわかるように、圧力センサ
6は、蓋体組立時あるいは電池を組立て密閉した後のい
ずれの場合にも作業性を低下させることなく、合成樹脂
製蓋体あるいは金属製蓋体の狭い空間部に気密状態で確
実に装着させることができる。特に合成樹脂製蓋体の場
合、樹脂単体のネジ孔では1〜2Kgf/cm2 のガス
圧でもガスもれ及び装着強度が不十分であったが、補強
用の固定ねじ板7が寸法的に併用可能になることによっ
て、3〜10Kgf/cm2 あるいはそれ以上の電池内
ガス圧でも、圧力センサ6を装着した部分からガスがも
れ、電解液が漏出することを阻止できる。
6は、蓋体組立時あるいは電池を組立て密閉した後のい
ずれの場合にも作業性を低下させることなく、合成樹脂
製蓋体あるいは金属製蓋体の狭い空間部に気密状態で確
実に装着させることができる。特に合成樹脂製蓋体の場
合、樹脂単体のネジ孔では1〜2Kgf/cm2 のガス
圧でもガスもれ及び装着強度が不十分であったが、補強
用の固定ねじ板7が寸法的に併用可能になることによっ
て、3〜10Kgf/cm2 あるいはそれ以上の電池内
ガス圧でも、圧力センサ6を装着した部分からガスがも
れ、電解液が漏出することを阻止できる。
【0055】また、以上では角形の密閉形ニッケル・水
素系アルカリ二次電池において合成樹脂製蓋体、あるい
は金属製蓋体を用いた場合について説明したが、同様形
態の他の密閉形二次電池、さらには円筒形の数十Ahク
ラス以上の密閉形二次電池にも適用可能である。
素系アルカリ二次電池において合成樹脂製蓋体、あるい
は金属製蓋体を用いた場合について説明したが、同様形
態の他の密閉形二次電池、さらには円筒形の数十Ahク
ラス以上の密閉形二次電池にも適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、圧力
センサの装着面中央に、細管状の通気孔を有する固定ね
じ部を設け、このねじ部周縁を囲う環状パッキングを介
して、電池の蓋板に設けたねじ孔にねじ締め装着してい
るので、蓋体の狭い空間部にも容易に固定でき、電池の
小型化が図れる。
センサの装着面中央に、細管状の通気孔を有する固定ね
じ部を設け、このねじ部周縁を囲う環状パッキングを介
して、電池の蓋板に設けたねじ孔にねじ締め装着してい
るので、蓋体の狭い空間部にも容易に固定でき、電池の
小型化が図れる。
【0057】また、小径、小ピッチの固定ねじのねじ締
めにより、装着面及び環状パッキングを均等な引張力で
蓋板面上に締着することができるので、気密性が向上安
定し、長期間広範な環境下で連続的に安定して電池内ガ
ス圧の計測が可能な密閉形二次電池を提供することがで
きる。
めにより、装着面及び環状パッキングを均等な引張力で
蓋板面上に締着することができるので、気密性が向上安
定し、長期間広範な環境下で連続的に安定して電池内ガ
ス圧の計測が可能な密閉形二次電池を提供することがで
きる。
【図1】(A)は本発明の実施の形態における密閉形二
次電池の斜視図 (B)は同密閉形二次電池上面図
次電池の斜視図 (B)は同密閉形二次電池上面図
【図2】同密閉形二次電池における圧力センサの要部欠
截側面図
截側面図
【図3】同圧力センサのブロック回路図
【図4】(A)は同密閉形二次電池における圧力センサ
装着部の一部欠截側面図 (B)は同圧力センサ装着部の上面図
装着部の一部欠截側面図 (B)は同圧力センサ装着部の上面図
【図5】同密閉形二次電池における蓋板の要部の断面図
【図6】(A)および(B)はそれぞれ同密閉形二次電
池における蓋体の要部の変形例を示す断面図
池における蓋体の要部の変形例を示す断面図
【図7】従来における組電池の側面図
【図8】同組電池における圧力センサの側面図
【図9】同組電池における圧力センサ装着部の一部欠截
側面図
側面図
【図10】従来における組電池の他の例を示す側面図
1 電槽 2 極板群 3a、33、38 蓋板 6 圧力センサ 7 固定ねじ板 13 センサ容器 15 通気口 17 固定ねじ部 18 環状パッキング 19 環状溝 29 シール材膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生駒 宗久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 電池内部と連通する通気孔を有する細管
状の固定ねじ部を装着面中央部に突設したセンサ容器
に、感圧機能部を内蔵した圧力センサを備え、この圧力
センサの固定ねじ部を環状パッキングを介して極板群を
収容する電槽の蓋体に螺着した密閉形二次電池。 - 【請求項2】 センサ容器における固定ねじ部の突設部
周縁に、環状パッキングを収容する環状溝を設けた請求
項1記載の密閉形二次電池。 - 【請求項3】 環状パッキングと接する蓋板およびセン
サ容器に、粘着性のシール材膜層を設けた、請求項1ま
たは2記載の密閉形二次電池。 - 【請求項4】 蓋板の内面に、固定ねじ板を設けた請求
項1ないし3のいずれかに記載の密閉形二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275314A JPH09120845A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 密閉形二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275314A JPH09120845A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 密閉形二次電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120845A true JPH09120845A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17553725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275314A Pending JPH09120845A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 密閉形二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09120845A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404877B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2003-11-07 | 주식회사 엘지화학 | 압력 감지 소자를 이용한 리튬이온 전지 |
JP2004257836A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Nsk Ltd | 機械装置の異常診断装置 |
JP2008258110A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池パック |
JP2009301888A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電池の圧力調整装置 |
US20100112420A1 (en) * | 2008-11-03 | 2010-05-06 | Chang-Keun Back | Internal pressure measuring apparatus for secondary battery |
CN107112549A (zh) * | 2014-11-10 | 2017-08-29 | 罗伯特·博世有限公司 | 原电池和用于制造原电池的方法 |
JP2018018817A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電池 |
KR20180090722A (ko) * | 2017-02-03 | 2018-08-13 | 오므론 가부시키가이샤 | 이상 검출 장치 |
KR20190022195A (ko) * | 2017-08-25 | 2019-03-06 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지 |
CN110010344A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-12 | 奕顺龙能源科技(北京)有限公司 | 储能元件以及电能存储装置 |
EP4293794A1 (en) * | 2022-06-14 | 2023-12-20 | SK On Co., Ltd. | Secondary battery internal pressure measurement method |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP7275314A patent/JPH09120845A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404877B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2003-11-07 | 주식회사 엘지화학 | 압력 감지 소자를 이용한 리튬이온 전지 |
JP2004257836A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Nsk Ltd | 機械装置の異常診断装置 |
JP2008258110A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池パック |
JP2009301888A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電池の圧力調整装置 |
US20100112420A1 (en) * | 2008-11-03 | 2010-05-06 | Chang-Keun Back | Internal pressure measuring apparatus for secondary battery |
US10700392B2 (en) * | 2014-11-10 | 2020-06-30 | Robert Bosch Gmbh | Galvanic cell and method for producing a galvanic cell |
CN107112549A (zh) * | 2014-11-10 | 2017-08-29 | 罗伯特·博世有限公司 | 原电池和用于制造原电池的方法 |
JP2018018817A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電池 |
KR20180090722A (ko) * | 2017-02-03 | 2018-08-13 | 오므론 가부시키가이샤 | 이상 검출 장치 |
KR20190022195A (ko) * | 2017-08-25 | 2019-03-06 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지 |
CN110010344A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-12 | 奕顺龙能源科技(北京)有限公司 | 储能元件以及电能存储装置 |
CN110010344B (zh) * | 2019-05-08 | 2024-11-26 | 奕顺龙能源科技(北京)有限公司 | 储能元件以及电能存储装置 |
EP4293794A1 (en) * | 2022-06-14 | 2023-12-20 | SK On Co., Ltd. | Secondary battery internal pressure measurement method |
US12051784B2 (en) | 2022-06-14 | 2024-07-30 | Sk On Co., Ltd. | Secondary battery internal pressure measurement method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10845181B2 (en) | Secondary battery evaluation apparatus | |
RU2364012C2 (ru) | Контроль зарядки многоэлементной аккумуляторной батареи | |
US7507498B2 (en) | Secondary battery module having piezo sensor | |
EP3483978B1 (en) | Apparatus for predicting deformation of battery module | |
JPH09120845A (ja) | 密閉形二次電池 | |
WO2004051785A1 (ja) | 電池パックとその充放電方法 | |
CN211929544U (zh) | 二次电池顶盖及其二次电池 | |
CA2107042A1 (en) | Capacity indicator for lead-acid batteries | |
JP3291320B2 (ja) | 据置型金属−水素電池 | |
JPH05326027A (ja) | 二次電池の充電制御方法 | |
CN206235424U (zh) | 用于监测电池充放电鼓胀压力的测试装置 | |
JP5693302B2 (ja) | 電池システム | |
JP2003059484A (ja) | 電池、その保護方法及びその保護回路 | |
JPH08194037A (ja) | アルカリ電池の残存容量測定方法および装置 | |
US10020546B2 (en) | Device for managing an accumulator | |
JP3913385B2 (ja) | 二次電池 | |
KR20220147253A (ko) | 파우치형 전지 셀의 압력측정장치 및 압력측정방법 | |
WO2023207819A1 (zh) | 电池模组、电池包和用电装置 | |
JP4580751B2 (ja) | 電気化学特性測定用セルおよびそれを用いた電気化学特性測定方法 | |
JPH06290817A (ja) | 二次電池装置 | |
CN220960397U (zh) | 用于测量圆柱电池膨胀应力的装置 | |
US3427523A (en) | Pressure responsive battery charging apparatus | |
KR20210155518A (ko) | 전지 셀의 불량 판정 시스템 및 이를 이용한 전지 셀의 불량 판정 방법 | |
JPH065125U (ja) | 蓄電池状態検出装置 | |
JPH0654201U (ja) | 密閉型電池及びこの電池を備えた電池装置 |