JPH09129252A - 高耐久性固体電解質燃料電池およびその製造方法 - Google Patents
高耐久性固体電解質燃料電池およびその製造方法Info
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- JPH09129252A JPH09129252A JP7287184A JP28718495A JPH09129252A JP H09129252 A JPH09129252 A JP H09129252A JP 7287184 A JP7287184 A JP 7287184A JP 28718495 A JP28718495 A JP 28718495A JP H09129252 A JPH09129252 A JP H09129252A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 固体電解質層と空気極との接触抵抗を低減
し、電池の内部抵抗を低下させて出力密度が高く、耐久
性の良い固体電解質燃料電池の製造方法を提供する。 【解決手段】 固体電解質層の両面にそれぞれ空気極と
燃料極とを配置してなる単電池と、セパレータとを交互
に積層してなる固体電解質燃料電池において、前記固体
電解質層と前記空気極(La1-x Ax )y (Mn1-z B
z )O3 + δとの間に層(CeO2 )1-X (LnO
1.5 )X を挟み、ここで、AはSr、Ca、Ba、Yの
うちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、 Bは
Cr、Ni、Mg、Co、Zr、Ce、Fe、Alのう
ちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦x≦
0.5、0≦z≦0.5、0.7≦y≦1.2、δは過
剰酸素、LnはSm、La、Nd、Gd、Ho、Dy、
Y、Ybのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わ
せ、0≦X≦0.5とした。
し、電池の内部抵抗を低下させて出力密度が高く、耐久
性の良い固体電解質燃料電池の製造方法を提供する。 【解決手段】 固体電解質層の両面にそれぞれ空気極と
燃料極とを配置してなる単電池と、セパレータとを交互
に積層してなる固体電解質燃料電池において、前記固体
電解質層と前記空気極(La1-x Ax )y (Mn1-z B
z )O3 + δとの間に層(CeO2 )1-X (LnO
1.5 )X を挟み、ここで、AはSr、Ca、Ba、Yの
うちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、 Bは
Cr、Ni、Mg、Co、Zr、Ce、Fe、Alのう
ちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦x≦
0.5、0≦z≦0.5、0.7≦y≦1.2、δは過
剰酸素、LnはSm、La、Nd、Gd、Ho、Dy、
Y、Ybのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わ
せ、0≦X≦0.5とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高耐久性固体電解質
燃料電池およびその製造方法に関する。
燃料電池およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば空気と水素をそれぞれ、酸
化剤ガスおよび燃料ガスとして、燃料が本来持っている
化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する燃料電
池が、省資源、環境保護の観点から注目されており、特
に固体電解質燃料電池は発電効率が高く、廃熱を有効に
利用できるなど多くの利点を有するため研究、開発が進
んでいる。
化剤ガスおよび燃料ガスとして、燃料が本来持っている
化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する燃料電
池が、省資源、環境保護の観点から注目されており、特
に固体電解質燃料電池は発電効率が高く、廃熱を有効に
利用できるなど多くの利点を有するため研究、開発が進
んでいる。
【0003】図5は固体電解質燃料電池の概略構成を示
す図である。
す図である。
【0004】固体電解質燃料電池に水素やメタンなどの
燃料ガスと、空気や酸素などの酸化剤ガスとを供給する
ため、固体電解質燃料電池のセパレータおよび固体電解
質層1にそれぞれのガスの給排気孔を設け、この孔から
各単電池の各電極面に各ガスを給排気するようにしたも
のを内部マニホールド形式と称している。 平板型固体
電解質燃料電池は、イットリアなどをドープしたジルコ
ニア焼結体(YSZ)からなる平板型固体電解質層1の
両面に、それぞれ(La、Sr)MnO3 の空気極3
と、Ni/YSZサーメットの燃料極2とを配置してな
る平板状単電池と、隣接する単電池同士を電気的に直列
に接続し、かつ各単電池に燃料ガスと酸化剤ガスとを分
配するセパレータとを交互に積層し、燃料極2とセパレ
ータの燃料ガス流通路側との間に金属メッシュを介在
し、単電池の固体電解質層1とセパレータの間にそれぞ
れシール剤またはスペーサを介在してスタックに積層し
たものである。 各単電池の燃料極2の電極面に燃料ガ
スを接触させ、かつ空気極3に酸化剤ガスを接触させる
ことにより、固体電解質層1と燃料極2との界面4、固
体電解質層1と空気極3との界面5では、それぞれ反応
が起こり、この反応により両極間に起電力が発生し、負
荷6に電流が流れるように構成されており、電池性能は
電極の構造に大きく左右される。
燃料ガスと、空気や酸素などの酸化剤ガスとを供給する
ため、固体電解質燃料電池のセパレータおよび固体電解
質層1にそれぞれのガスの給排気孔を設け、この孔から
各単電池の各電極面に各ガスを給排気するようにしたも
のを内部マニホールド形式と称している。 平板型固体
電解質燃料電池は、イットリアなどをドープしたジルコ
ニア焼結体(YSZ)からなる平板型固体電解質層1の
両面に、それぞれ(La、Sr)MnO3 の空気極3
と、Ni/YSZサーメットの燃料極2とを配置してな
る平板状単電池と、隣接する単電池同士を電気的に直列
に接続し、かつ各単電池に燃料ガスと酸化剤ガスとを分
配するセパレータとを交互に積層し、燃料極2とセパレ
ータの燃料ガス流通路側との間に金属メッシュを介在
し、単電池の固体電解質層1とセパレータの間にそれぞ
れシール剤またはスペーサを介在してスタックに積層し
たものである。 各単電池の燃料極2の電極面に燃料ガ
スを接触させ、かつ空気極3に酸化剤ガスを接触させる
ことにより、固体電解質層1と燃料極2との界面4、固
体電解質層1と空気極3との界面5では、それぞれ反応
が起こり、この反応により両極間に起電力が発生し、負
荷6に電流が流れるように構成されており、電池性能は
電極の構造に大きく左右される。
【0005】空気極3には、通常、ペロブスカイト型の
導電性酸化物が用いられている。また、このような空気
極3を形成するには、前述の導電性酸化物の粉末を固体
電解質層1の表面上に塗布または印刷して後焼成する方
法が知られている。
導電性酸化物が用いられている。また、このような空気
極3を形成するには、前述の導電性酸化物の粉末を固体
電解質層1の表面上に塗布または印刷して後焼成する方
法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】空気極3は電極活性自
体は良好であり、反応分極などは小さいが、固体電解質
層1とのオーミックな接触抵抗が大きいという欠点があ
った。また、LaMnO3 系酸化物は固体電解質層1の
ジルコニアと反応し、界面5(図5参照)にLa2 Zr
2 O7 などの高抵抗反応層(導電率は約2×10-4Sc
m-1である)を生成し、経時的に電池の内部抵抗を増大
してしまう欠点がある。この反応性を抑制するために、
Aサイト欠損させる方法もあるが、長時間の発電で、M
nがジルコニア中に拡散固溶し、結局はAサイト過剰と
なり反応層を生成してしまう。
体は良好であり、反応分極などは小さいが、固体電解質
層1とのオーミックな接触抵抗が大きいという欠点があ
った。また、LaMnO3 系酸化物は固体電解質層1の
ジルコニアと反応し、界面5(図5参照)にLa2 Zr
2 O7 などの高抵抗反応層(導電率は約2×10-4Sc
m-1である)を生成し、経時的に電池の内部抵抗を増大
してしまう欠点がある。この反応性を抑制するために、
Aサイト欠損させる方法もあるが、長時間の発電で、M
nがジルコニア中に拡散固溶し、結局はAサイト過剰と
なり反応層を生成してしまう。
【0007】本発明は上述の点にかんがみてなされたも
ので、固体電解質層1と空気極3との接触抵抗を低減
し、電池の内部抵抗を低下させることにより、出力密度
が高く、かつ耐久性の良い固体電解質燃料電池およびこ
れを安価に製造する方法を提供することを目的とする。
ので、固体電解質層1と空気極3との接触抵抗を低減
し、電池の内部抵抗を低下させることにより、出力密度
が高く、かつ耐久性の良い固体電解質燃料電池およびこ
れを安価に製造する方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は固体電解質層の
両面にそれぞれ空気極と燃料極とを配置してなる単電池
と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各
単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレータとを
交互に積層してなる固体電解質燃料電池において、前記
固体電解質層と前記空気極(La1-x Ax )y (Mn
1-z Bz )O3 +δとの間に層(CeO2 )1-X (Ln
O1.5 )X を挟み、ここで、AはSr、Ca、Ba、Y
のうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、 B
はCr、Ni、Mg、Co、Zr、Ce、Fe、Alの
うちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦x
≦0.5、0≦z≦0.5、0.7≦y≦1.2、δは
過剰酸素、LnはSm、La、Nd、Gd、Ho、D
y、Y、Ybのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組
合わせ、0≦X≦0.5であることを特徴とする。
両面にそれぞれ空気極と燃料極とを配置してなる単電池
と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各
単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレータとを
交互に積層してなる固体電解質燃料電池において、前記
固体電解質層と前記空気極(La1-x Ax )y (Mn
1-z Bz )O3 +δとの間に層(CeO2 )1-X (Ln
O1.5 )X を挟み、ここで、AはSr、Ca、Ba、Y
のうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、 B
はCr、Ni、Mg、Co、Zr、Ce、Fe、Alの
うちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦x
≦0.5、0≦z≦0.5、0.7≦y≦1.2、δは
過剰酸素、LnはSm、La、Nd、Gd、Ho、D
y、Y、Ybのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組
合わせ、0≦X≦0.5であることを特徴とする。
【0009】また、望ましくは(CeO2 )1-X (Ln
O1.5 )X が(CeO2 )0.8 (SmO1.5 )0.2 で、
かつy<1、AがSrである。
O1.5 )X が(CeO2 )0.8 (SmO1.5 )0.2 で、
かつy<1、AがSrである。
【0010】また、本発明は固体電解質層の表面に(C
eO2 )1-X (LnO1.5 )X をスクリーン印刷して焼
成した後、その上に空気極(La1-x Ax )y (Mn
1-z Bz )O3 + δを印刷して焼成するか、あるいは固
体電解質層と空気極(La1-xAx )y (Cr1-z B
z )O3 + δとの間に層(CeO2 )1-X (LnO
1.5 )X が介在するように、空気極(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δおよび層(CeO2 )1-X
(LnO1.5 )X を共燒結技術により固体電解質層の表
面に同時に焼成することにより得られる。
eO2 )1-X (LnO1.5 )X をスクリーン印刷して焼
成した後、その上に空気極(La1-x Ax )y (Mn
1-z Bz )O3 + δを印刷して焼成するか、あるいは固
体電解質層と空気極(La1-xAx )y (Cr1-z B
z )O3 + δとの間に層(CeO2 )1-X (LnO
1.5 )X が介在するように、空気極(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δおよび層(CeO2 )1-X
(LnO1.5 )X を共燒結技術により固体電解質層の表
面に同時に焼成することにより得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明による固体電解質燃料電池の
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【0013】本発明による固体電解質燃料電池は、YS
Zからなる固体電解質層1の片面に(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δの空気極3と、Ni/YSZ
サーメットの燃料極2とを配置してなる単電池と、隣接
する単電池同士を電気的に直列に接続し、かつ各単電池
に燃料ガスと酸化剤ガスとを分配するセパレータ(図示
せず)とを交互に積層してスタックにしたものである。
ここで、AはSr、Ca、Ba、Yのうちのいずれか一
つまたは二つ以上の組合わせ、 BはCr、Ni、M
g、Co、Zr、Ce、Fe、Alのうちのいずれか一
つまたは二つ以上の組合わせ、0≦x≦0.5、0≦z
≦0.5、0.7≦y≦1.2、δは過剰酸素である。
Zからなる固体電解質層1の片面に(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δの空気極3と、Ni/YSZ
サーメットの燃料極2とを配置してなる単電池と、隣接
する単電池同士を電気的に直列に接続し、かつ各単電池
に燃料ガスと酸化剤ガスとを分配するセパレータ(図示
せず)とを交互に積層してスタックにしたものである。
ここで、AはSr、Ca、Ba、Yのうちのいずれか一
つまたは二つ以上の組合わせ、 BはCr、Ni、M
g、Co、Zr、Ce、Fe、Alのうちのいずれか一
つまたは二つ以上の組合わせ、0≦x≦0.5、0≦z
≦0.5、0.7≦y≦1.2、δは過剰酸素である。
【0014】固体電解質層の代表的なもとして、テープ
キャストにより作成されたイットリア安定化ジルコニア
の板や、CVD/EVD法、イオンプレーティング法ま
たは共燒結法によりNi/YSZ基板上に成膜された1
00μm以下のイットリア安定化ジルコニアの膜があ
る。
キャストにより作成されたイットリア安定化ジルコニア
の板や、CVD/EVD法、イオンプレーティング法ま
たは共燒結法によりNi/YSZ基板上に成膜された1
00μm以下のイットリア安定化ジルコニアの膜があ
る。
【0015】なお、本発明によれば、YSZの固体電解
質層1と(La1-x Ax )y (Mn1-z Bz )O3 + δ
の空気極3との間に、(CeO2 )1-X (LnO1.5 )
X からなる層7を挟んでいる。(CeO2 )1-X (Ln
O1.5 )X を略してSDCと称している。ここで、Ln
はSm、La、Nd、Gd、Ho、Dy、Y、Ybのう
ちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦X≦
0.5である。SDC層7の厚さは凡そ10μmであ
る。また、SDCは導電率が0.35Scm-1であり、
YSZの2〜6倍の導電性を有している。SDC層7の
原料は、この組成の粉体と金属有機化合物の混合体であ
る。
質層1と(La1-x Ax )y (Mn1-z Bz )O3 + δ
の空気極3との間に、(CeO2 )1-X (LnO1.5 )
X からなる層7を挟んでいる。(CeO2 )1-X (Ln
O1.5 )X を略してSDCと称している。ここで、Ln
はSm、La、Nd、Gd、Ho、Dy、Y、Ybのう
ちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦X≦
0.5である。SDC層7の厚さは凡そ10μmであ
る。また、SDCは導電率が0.35Scm-1であり、
YSZの2〜6倍の導電性を有している。SDC層7の
原料は、この組成の粉体と金属有機化合物の混合体であ
る。
【0016】SDC層7を固体電解質層1にコーティン
グする方法には種々あるが、本発明ではスクリーン印刷
法と金属有機化合物の熱分解法の組合せにより安価にコ
ーティングを行う。また、SDC層7を固体電解質層1
の上に単独に焼成し、その後SDC層7の上に空気極3
を焼成してもよいが、SDC層7と空気極3を同時に固
体電解質層1の上に焼成する共燒結技術を用いることも
できる。果を示す図である。
グする方法には種々あるが、本発明ではスクリーン印刷
法と金属有機化合物の熱分解法の組合せにより安価にコ
ーティングを行う。また、SDC層7を固体電解質層1
の上に単独に焼成し、その後SDC層7の上に空気極3
を焼成してもよいが、SDC層7と空気極3を同時に固
体電解質層1の上に焼成する共燒結技術を用いることも
できる。果を示す図である。
【0017】図2は本発明の固体電解質燃料電池および
従来の固体電解質燃料電池の耐久性能試験結果を示す図
である。
従来の固体電解質燃料電池の耐久性能試験結果を示す図
である。
【0018】図2はSDC層を有する本発明の固体電解
質燃料電池(曲線Aで示す)と、SDC層を有しない従
来の固体電解質燃料電池(曲線Bで示す)のそれぞれの
燃料極2の電極面に燃料ガスを接触させ、かつ空気極3
に酸化剤ガスを接触させて、両極間に起電力を発生さ
せ、負荷6に電流0.3アンペアが流れたときの発生電
圧(単位:V)を縦軸に、作動時間(単位:hr)を横
軸にとった耐久性能試験の結果を示している。図2か
ら、曲線Bは作動時間が経過するにつれてだんだんと電
圧が低下しているが、曲線Aでは電圧が低下せずほぼ水
平を保っていることが判る。換言すれば、本発明の固体
電解質燃料電池の耐久性能は従来のものに比較して明ら
かに向上している。これはSDC層の作用によるものと
思われる。
質燃料電池(曲線Aで示す)と、SDC層を有しない従
来の固体電解質燃料電池(曲線Bで示す)のそれぞれの
燃料極2の電極面に燃料ガスを接触させ、かつ空気極3
に酸化剤ガスを接触させて、両極間に起電力を発生さ
せ、負荷6に電流0.3アンペアが流れたときの発生電
圧(単位:V)を縦軸に、作動時間(単位:hr)を横
軸にとった耐久性能試験の結果を示している。図2か
ら、曲線Bは作動時間が経過するにつれてだんだんと電
圧が低下しているが、曲線Aでは電圧が低下せずほぼ水
平を保っていることが判る。換言すれば、本発明の固体
電解質燃料電池の耐久性能は従来のものに比較して明ら
かに向上している。これはSDC層の作用によるものと
思われる。
【0019】
【実施例】厚さ100μmの3YSZ((ZrO2 )
0.97(Y2 O3 )0.03)の電解質板の片面に厚さ30μ
mのNiO/YSZの燃料極を形成後、SDCをこの電
解質板の反対面にスクリーン印刷し、1450℃で焼成
した。スクリーン印刷に用いたスラリーは(CeO2 )
0.8 (SmO1.5 )0.2 組成の粉体とCeのオクチル酸
塩の混合物であった。その後、(La0.85Sr0.15)
0.98MnO3 + δ組成の空気極を印刷し、1150℃で
焼成した。このようにして作った単電池の部分断面構造
を次の電子顕微鏡写真写真に示す。
0.97(Y2 O3 )0.03)の電解質板の片面に厚さ30μ
mのNiO/YSZの燃料極を形成後、SDCをこの電
解質板の反対面にスクリーン印刷し、1450℃で焼成
した。スクリーン印刷に用いたスラリーは(CeO2 )
0.8 (SmO1.5 )0.2 組成の粉体とCeのオクチル酸
塩の混合物であった。その後、(La0.85Sr0.15)
0.98MnO3 + δ組成の空気極を印刷し、1150℃で
焼成した。このようにして作った単電池の部分断面構造
を次の電子顕微鏡写真写真に示す。
【0020】図3は本発明の実施例の方法により製作し
た固体電解質燃料電池と従来の固体電解質燃料電池の性
能試験結果を示す図である。
た固体電解質燃料電池と従来の固体電解質燃料電池の性
能試験結果を示す図である。
【0021】図3はSDC層を有する本発明の固体電解
質燃料電池(曲線Cで示す)と、SDC層を有しない従
来の固体電解質燃料電池(曲線Dで示す)のそれぞれの
燃料極2の電極面に燃料ガスを接触させ、かつ空気極3
に酸化剤ガスを接触させて、両極間に起電力を発生さ
せ、負荷6に電流が流れたときの発生電圧(単位:V)
を縦軸に、電流密度(単位:A/cm2 )を横軸にとっ
た性能試験の結果を示している。曲線C、曲線Dともに
電流密度の増大につれて発生電圧が低下しているが、曲
線Cの方が低下の度合いが少ない。すなわち、SDC層
を有する本発明の固体電解質燃料電池がSDC層を有し
ない従来の固体電解質燃料電池に比較して、内部抵抗が
少なく、性能が優秀なこと示している。
質燃料電池(曲線Cで示す)と、SDC層を有しない従
来の固体電解質燃料電池(曲線Dで示す)のそれぞれの
燃料極2の電極面に燃料ガスを接触させ、かつ空気極3
に酸化剤ガスを接触させて、両極間に起電力を発生さ
せ、負荷6に電流が流れたときの発生電圧(単位:V)
を縦軸に、電流密度(単位:A/cm2 )を横軸にとっ
た性能試験の結果を示している。曲線C、曲線Dともに
電流密度の増大につれて発生電圧が低下しているが、曲
線Cの方が低下の度合いが少ない。すなわち、SDC層
を有する本発明の固体電解質燃料電池がSDC層を有し
ない従来の固体電解質燃料電池に比較して、内部抵抗が
少なく、性能が優秀なこと示している。
【0022】図4は本発明の固体電解質燃料電池に使用
する単電池の一部断面の電子顕微鏡写真である。
する単電池の一部断面の電子顕微鏡写真である。
【0023】図4の電子顕微鏡写真において、一番上の
層Aは空気極、その下の層BはSDC層、一番下の層C
は固体電解質層である。この写真から緻密で均一な組織
のSDC層が固体電解質層と空気極の間にコーティング
されていることがわかる。
層Aは空気極、その下の層BはSDC層、一番下の層C
は固体電解質層である。この写真から緻密で均一な組織
のSDC層が固体電解質層と空気極の間にコーティング
されていることがわかる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は固体電解
質層の両面にそれぞれ空気極と燃料極とを配置してなる
単電池と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続し
かつ各単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレー
タとを交互に積層してなる固体電解質燃料電池におい
て、前記固体電解質層と前記空気極(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δとの間に層(CeO2 )1-X
(LnO1.5 )X を挟み、ここで、AはSr、Ca、B
a、Yのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わ
せ、 BはCr、Ni、Mg、Co、Zr、Ce、F
e、Alのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わ
せ、0≦x≦0.5、0≦z≦0.5、0.7≦y≦
1.2、δは過剰酸素、LnはSm、La、Nd、G
d、Ho、Dy、Y、Ybのうちのいずれか一つまたは
二つ以上の組合わせ、0≦X≦0.5としたので、次の
ような優れた効果が得られる。 (1)単電池内の接触抵抗の低減により固体電解質燃料
電池の内部抵抗が低減し、その出力密度が向上した。 (2)固体電解質層と空気極との界面にLa2 Zr2 O
7 などの高抵抗反応層を生成しないので、固体電解質燃
料電池の耐久性能が向上した。 (3)スクリーン印刷法と金属有機化合物の熱分解法を
組み合わせにより、安価にSDCのコーティングが可能
となった。
質層の両面にそれぞれ空気極と燃料極とを配置してなる
単電池と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続し
かつ各単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレー
タとを交互に積層してなる固体電解質燃料電池におい
て、前記固体電解質層と前記空気極(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δとの間に層(CeO2 )1-X
(LnO1.5 )X を挟み、ここで、AはSr、Ca、B
a、Yのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わ
せ、 BはCr、Ni、Mg、Co、Zr、Ce、F
e、Alのうちのいずれか一つまたは二つ以上の組合わ
せ、0≦x≦0.5、0≦z≦0.5、0.7≦y≦
1.2、δは過剰酸素、LnはSm、La、Nd、G
d、Ho、Dy、Y、Ybのうちのいずれか一つまたは
二つ以上の組合わせ、0≦X≦0.5としたので、次の
ような優れた効果が得られる。 (1)単電池内の接触抵抗の低減により固体電解質燃料
電池の内部抵抗が低減し、その出力密度が向上した。 (2)固体電解質層と空気極との界面にLa2 Zr2 O
7 などの高抵抗反応層を生成しないので、固体電解質燃
料電池の耐久性能が向上した。 (3)スクリーン印刷法と金属有機化合物の熱分解法を
組み合わせにより、安価にSDCのコーティングが可能
となった。
【図1】本発明による固体電解質燃料電池の概略構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明の固体電解質燃料電池および従来の固体
電解質燃料電池の耐久性能試験結果を示す図である。
電解質燃料電池の耐久性能試験結果を示す図である。
【図3】本発明の実施例の方法により製作した固体電解
質燃料電池と従来の固体電解質燃料電池の性能試験結果
を示す図である。
質燃料電池と従来の固体電解質燃料電池の性能試験結果
を示す図である。
【図4】本発明の固体電解質燃料電池に使用する単電池
の一部断面の粒子構造の電子顕微鏡写真である。
の一部断面の粒子構造の電子顕微鏡写真である。
【図5】固体電解質燃料電池の概略構成を示す図であ
る。
る。
1 固体電解質層 2 燃料極 3 空気極 4 界面 5 界面 6 負荷 7 SDC層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 8/12 H01M 8/12
Claims (9)
- 【請求項1】 固体電解質層の両面にそれぞれ空気極と
燃料極とを配置してなる単電池と、隣接する単電池同士
を電気的に直列に接続しかつ各単電池に燃料と酸化剤ガ
スとを分配するセパレータとを交互に積層してなる固体
電解質燃料電池において、前記固体電解質層と前記空気
極(La1-x Ax )y (Mn1-z Bz)O3 + δとの間
に層(CeO2 )1-X (LnO1.5 )X を挟んだことを
特徴とする高耐久性固体電解質燃料電池。ここで、Aは
Sr、Ca、Ba、Yのうちのいずれか一つまたは二つ
以上の組合わせ、 BはCr、Ni、Mg、Co、Z
r、Ce、Fe、Alのうちのいずれか一つまたは二つ
以上の組合わせ、0≦x≦0.5、0≦z≦0.5、
0.7≦y≦1.2、δは過剰酸素、LnはSm、L
a、Nd、Gd、Ho、Dy、Y、Ybのうちのいずれ
か一つまたは二つ以上の組合わせ、0≦X≦0.5であ
る。 - 【請求項2】 前記(CeO2 )1-X (LnO1.5 )X
が(CeO2 )0.8(SmO1.5 )0.2 であることを特
徴とする請求項1に記載の高耐久性固体電解質燃料電
池。 - 【請求項3】 前記(La1-x Ax )y (Mn1-z B
z )O3 + δにおいてy<1、AがSrであることを特
徴とする請求項1に記載の高耐久性固体電解質燃料電
池。 - 【請求項4】 請求項1に記載の高耐久性固体電解質燃
料電池の製造方法において、前記固体電解質層の表面に
(CeO2 )1-X (LnO1.5 )X をスクリーン印刷し
て焼成した後、その上に前記空気極(La1-x Ax )y
(Mn1-z Bz )O3 + δを印刷して焼成することを特
徴とする高耐久性固体電解質燃料電池の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の高耐久性固体電解質燃
料電池の製造方法において、前記固体電解質層と前記空
気極(La1-x Ax )y (Mn1-z Bz )O3 + δとの
間に層(CeO2 )1-X (LnO1.5 )X が介在するよ
うに、前記空気極(La1-x Ax )y (Mn1-z Bz )
O3 + δおよび層(CeO2 )1-X (LnO1.5 )X を
共燒結技術により前記固体電解質層の表面に同時に焼成
することを特徴とする高耐久性固体電解質燃料電池の製
造方法。 - 【請求項6】 前記固体電解質層がテープキャストによ
り作成されたイットリア安定化ジルコニアの板であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の高耐久性固体電解質燃
料電池。 - 【請求項7】 前記固体電解質層がCVD/EVD法、
イオンプレーティング法または共燒結法によりNi/Y
SZ基板上に成膜された100μm以下のイットリア安
定化ジルコニアの膜であることを特徴とする請求項1に
記載の高耐久性固体電解質燃料電池。 - 【請求項8】 前記(CeO2 )1-X (LnO1.5 )X
の原料が、この組成の粉体と金属有機化合物の混合体で
あることを特徴とする請求項1に記載の高耐久性固体電
解質燃料電池。 - 【請求項9】 前記金属有機化合物がCeのオクチル酸
塩であり、前記粉体が(CeO2 )0.8 (SmO1.5 )
0.2 の組成であり、この粉体と金属有機化合物の混合物
を電解質上にスクリーン印刷することを特徴とする請求
項1に記載の高耐久性固体電解質燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7287184A JPH09129252A (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 高耐久性固体電解質燃料電池およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7287184A JPH09129252A (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 高耐久性固体電解質燃料電池およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09129252A true JPH09129252A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17714171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7287184A Pending JPH09129252A (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 高耐久性固体電解質燃料電池およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09129252A (ja) |
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1995
- 1995-11-06 JP JP7287184A patent/JPH09129252A/ja active Pending
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