JPH09127458A - 眼球画像計測機能付き頭部搭載型ディスプレイ - Google Patents
眼球画像計測機能付き頭部搭載型ディスプレイInfo
- Publication number
- JPH09127458A JPH09127458A JP7279478A JP27947895A JPH09127458A JP H09127458 A JPH09127458 A JP H09127458A JP 7279478 A JP7279478 A JP 7279478A JP 27947895 A JP27947895 A JP 27947895A JP H09127458 A JPH09127458 A JP H09127458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- infrared ray
- image
- head
- eyeball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Eye Examination Apparatus (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】映像表示中の眼球画像を計測することによって
視力障害を防止した頭部搭載型ディスプレイを提供す
る。 【解決手段】左右両眼に別々の映像を表示できる頭部搭
載型の小型ディスプレイであって、映像表示を可能とす
る小型ディスプレイブロックと、頭部筐体に収められた
前記小型ディスプレイを適切に可視化させるための光学
系ブロックと、映像表示中もしくは表示していないとき
の左右両眼の眼球画像を計測させるために眼球を照らし
出す赤外線発光ブロックと、眼球による赤外線反射を受
光するカメラブロックとを有する。
視力障害を防止した頭部搭載型ディスプレイを提供す
る。 【解決手段】左右両眼に別々の映像を表示できる頭部搭
載型の小型ディスプレイであって、映像表示を可能とす
る小型ディスプレイブロックと、頭部筐体に収められた
前記小型ディスプレイを適切に可視化させるための光学
系ブロックと、映像表示中もしくは表示していないとき
の左右両眼の眼球画像を計測させるために眼球を照らし
出す赤外線発光ブロックと、眼球による赤外線反射を受
光するカメラブロックとを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像表示中の眼球
画像計測を可能とする頭部搭載型ディスプレイに関する
ものである。
画像計測を可能とする頭部搭載型ディスプレイに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、頭部搭載型の小型ディスプレ
イは一方的に画像を表示するものであった。そこでは、
長時間の使用や画質の劣悪さが原因となって引き起こさ
れる視力障害の問題が懸念されていた。
イは一方的に画像を表示するものであった。そこでは、
長時間の使用や画質の劣悪さが原因となって引き起こさ
れる視力障害の問題が懸念されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、頭部
搭載型ディスプレイに使用する小型ディスプレイの解像
度が十分とは言えず、その画質の劣悪さや長時間の使用
による視力障害を未然に防止する必要があった。
搭載型ディスプレイに使用する小型ディスプレイの解像
度が十分とは言えず、その画質の劣悪さや長時間の使用
による視力障害を未然に防止する必要があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、映像表示
中の眼球画像を計測することによって視力障害を防止し
た頭部搭載型ディスプレイを提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、映像表示
中の眼球画像を計測することによって視力障害を防止し
た頭部搭載型ディスプレイを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の課題
を解決するために、左右両眼に別々の映像を表示できる
頭部搭載型の小型ディスプレイであって、映像表示を可
能とする小型ディスプレイブロックと、頭部筐体に収め
られた前記小型ディスプレイを適切に可視化させるため
の光学系ブロックと、映像表示中もしくは表示していな
いときの左右両眼の眼球画像を計測させるために眼球を
照らし出す赤外線発光ブロックと、眼球による赤外線反
射を受光するカメラブロックとを有することを特徴とす
るものである。
を解決するために、左右両眼に別々の映像を表示できる
頭部搭載型の小型ディスプレイであって、映像表示を可
能とする小型ディスプレイブロックと、頭部筐体に収め
られた前記小型ディスプレイを適切に可視化させるため
の光学系ブロックと、映像表示中もしくは表示していな
いときの左右両眼の眼球画像を計測させるために眼球を
照らし出す赤外線発光ブロックと、眼球による赤外線反
射を受光するカメラブロックとを有することを特徴とす
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1に示し説明する。映像信号を入力されたCRTディス
プレイ1R,1Lは映像を表示する。このCRTディス
プレイ1R,1Lは頭部筐体に収められているため、そ
のままでは眼球との距離が近過ぎて適切に映像を見るこ
とができない。そこで、レンズからなる光学系2R,2
Lによって映像の虚像位置を実際のCRTディスプレイ
1R,1Lの位置より遠くに持っていくようにする。光
学系2R,2Lを透過した映像はミラー3R,3Lとハ
ーフミラー4R,4Lで反射されて眼球に届く。眼球付
近には人間の視力で認識することのできない赤外線を発
光するLED5R,5Lが配置されている。赤外線LE
D5R,5Lは信頼性を高めるために複数の素子から構
成されている。赤外線LED5R,5Lが眼球を照射す
ると、その反射光がハーフミラー4R,4Lを透過し、
赤外線ミラー6R,6Lで反射された後、赤外線を受光
可能なCCDカメラ7R,7Lでその赤外線像が生成さ
れる。
1に示し説明する。映像信号を入力されたCRTディス
プレイ1R,1Lは映像を表示する。このCRTディス
プレイ1R,1Lは頭部筐体に収められているため、そ
のままでは眼球との距離が近過ぎて適切に映像を見るこ
とができない。そこで、レンズからなる光学系2R,2
Lによって映像の虚像位置を実際のCRTディスプレイ
1R,1Lの位置より遠くに持っていくようにする。光
学系2R,2Lを透過した映像はミラー3R,3Lとハ
ーフミラー4R,4Lで反射されて眼球に届く。眼球付
近には人間の視力で認識することのできない赤外線を発
光するLED5R,5Lが配置されている。赤外線LE
D5R,5Lは信頼性を高めるために複数の素子から構
成されている。赤外線LED5R,5Lが眼球を照射す
ると、その反射光がハーフミラー4R,4Lを透過し、
赤外線ミラー6R,6Lで反射された後、赤外線を受光
可能なCCDカメラ7R,7Lでその赤外線像が生成さ
れる。
【0007】上記の構成では、映像を表示しながらその
間の眼球画像を計測することが可能であり、その眼球画
像(瞬きの回数とか瞳孔の大きさ等)を分析することに
より、頭部搭載型ディスプレイの小型ディスプレイ解像
度の低さや長時間使用が原因となって引き起こされる視
力障害を未然に防止し、診断することが可能となる。
間の眼球画像を計測することが可能であり、その眼球画
像(瞬きの回数とか瞳孔の大きさ等)を分析することに
より、頭部搭載型ディスプレイの小型ディスプレイ解像
度の低さや長時間使用が原因となって引き起こされる視
力障害を未然に防止し、診断することが可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の眼球画像計測機能付き頭部搭
載型ディスプレイの一実施例を示している。図中、1
R,1LはCRTディスプレイ、2R,2Lは光学系、
3R,3Lはミラー、4R,4Lはハーフミラー、5
R,5Lは赤外線LED、6R,6Lは赤外線ミラー、
7R,7LはCCDカメラ、8はシールド板である。こ
こで、添字のRは右眼用、Lは左眼用を示している。右
眼用と左眼用とは対称的に構成されているので、以下、
右眼用について説明すると、CRTディスプレイR1
は、右眼用の映像生成部から映像信号が入力されて、右
眼用の映像を表示する。光学系2Rは映像表示の虚像位
置を実際位置より遠点に持っていくためのレンズからな
り、これによりディスプレイの全体的な寸法を小さくす
る効果がある。ミラー3Rは映像光を全反射するもので
あり、ハーフミラー4Rと共に映像の表示される方向を
転換することにより、映像光の光路を折り曲げて、ディ
スプレイの全長を短くする効果がある。次に、赤外線L
ED5Rは、ディスプレイが表示する映像の光の周波数
帯域である可視領域と重ならない赤外線領域を発光周波
数帯域とする発光ダイオードであり、眼球の画像を撮影
するために、眼球を照らし出すものである。この眼球を
照らし出すための赤外線は眼には見えないので、映像光
には影響しない。眼球に照射された赤外線の反射光はハ
ーフミラー4Rを透過し、赤外線ミラー6Rで反射さ
れ、CCDカメラ7Rにより撮影される。なお、シール
ド板8は外界の景色を遮断できるようにする部材であ
る。以上の説明は右眼用の構成に関するものであるが、
左眼用についても同様であることは言うまでも無い。
載型ディスプレイの一実施例を示している。図中、1
R,1LはCRTディスプレイ、2R,2Lは光学系、
3R,3Lはミラー、4R,4Lはハーフミラー、5
R,5Lは赤外線LED、6R,6Lは赤外線ミラー、
7R,7LはCCDカメラ、8はシールド板である。こ
こで、添字のRは右眼用、Lは左眼用を示している。右
眼用と左眼用とは対称的に構成されているので、以下、
右眼用について説明すると、CRTディスプレイR1
は、右眼用の映像生成部から映像信号が入力されて、右
眼用の映像を表示する。光学系2Rは映像表示の虚像位
置を実際位置より遠点に持っていくためのレンズからな
り、これによりディスプレイの全体的な寸法を小さくす
る効果がある。ミラー3Rは映像光を全反射するもので
あり、ハーフミラー4Rと共に映像の表示される方向を
転換することにより、映像光の光路を折り曲げて、ディ
スプレイの全長を短くする効果がある。次に、赤外線L
ED5Rは、ディスプレイが表示する映像の光の周波数
帯域である可視領域と重ならない赤外線領域を発光周波
数帯域とする発光ダイオードであり、眼球の画像を撮影
するために、眼球を照らし出すものである。この眼球を
照らし出すための赤外線は眼には見えないので、映像光
には影響しない。眼球に照射された赤外線の反射光はハ
ーフミラー4Rを透過し、赤外線ミラー6Rで反射さ
れ、CCDカメラ7Rにより撮影される。なお、シール
ド板8は外界の景色を遮断できるようにする部材であ
る。以上の説明は右眼用の構成に関するものであるが、
左眼用についても同様であることは言うまでも無い。
【0009】上記構成によれば、小型ディスプレイによ
る映像表示中における眼球画像が計測でき、その眼球画
像を分析することにより、頭部搭載型ディスプレイの解
像度の低さや長時間使用が原因となって引き起こされる
視力障害を未然に防止することが可能となる。
る映像表示中における眼球画像が計測でき、その眼球画
像を分析することにより、頭部搭載型ディスプレイの解
像度の低さや長時間使用が原因となって引き起こされる
視力障害を未然に防止することが可能となる。
【0010】なお、図1の構成によれば、映像表示部に
おいて、CRTディスプレイを用いているが、液晶ディ
スプレイを用いても良い。
おいて、CRTディスプレイを用いているが、液晶ディ
スプレイを用いても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、従来、頭部搭載型ディ
スプレイによってもたらされる可能性のある視力障害
を、眼球画像計測を映像表示と同時に行うことにより未
然に防止し、診断を可能とするという効果がある。
スプレイによってもたらされる可能性のある視力障害
を、眼球画像計測を映像表示と同時に行うことにより未
然に防止し、診断を可能とするという効果がある。
【図1】本発明の頭部搭載型ディスプレイの一実施例の
概略構成図である。
概略構成図である。
1R,1L CRTディスプレイ 2R,2L 光学系 3R,3L ミラー 4R,4L ハーフミラー 5R,5L 赤外線LED 6R,6L 赤外線ミラー 7R,7L CCDカメラ 8 シールド板
Claims (1)
- 【請求項1】 左右両眼に別々の映像を表示できる頭
部搭載型の小型ディスプレイであって、 映像表示を可能とする小型ディスプレイブロックと、 頭部筐体に収められた前記小型ディスプレイを適切に可
視化させるための光学系ブロックと、 映像表示中もしくは表示していないときの左右両眼の眼
球画像を計測させるために眼球を照らし出す赤外線発光
ブロックと、 眼球による赤外線反射を受光するカメラブロックとを有
することを特徴とする眼球画像計測機能付き頭部搭載型
ディスプレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7279478A JPH09127458A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 眼球画像計測機能付き頭部搭載型ディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7279478A JPH09127458A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 眼球画像計測機能付き頭部搭載型ディスプレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09127458A true JPH09127458A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17611613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7279478A Pending JPH09127458A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 眼球画像計測機能付き頭部搭載型ディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09127458A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000235366A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-08-29 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | ゴーグル型表示システム |
JP2013210643A (ja) * | 2013-04-26 | 2013-10-10 | Sony Corp | 表示装置、表示方法 |
US9086567B2 (en) | 1998-12-18 | 2015-07-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system |
US10386638B2 (en) | 2015-06-15 | 2019-08-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head mounted display apparatus |
US10656423B2 (en) | 2015-06-15 | 2020-05-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head mounted display apparatus |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP7279478A patent/JPH09127458A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000235366A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-08-29 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | ゴーグル型表示システム |
US9086567B2 (en) | 1998-12-18 | 2015-07-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display system |
US9201244B2 (en) | 1998-12-18 | 2015-12-01 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Goggle type display system |
JP2013210643A (ja) * | 2013-04-26 | 2013-10-10 | Sony Corp | 表示装置、表示方法 |
US10386638B2 (en) | 2015-06-15 | 2019-08-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head mounted display apparatus |
US10656423B2 (en) | 2015-06-15 | 2020-05-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head mounted display apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |