JPH09119889A - 車両用異常警告装置 - Google Patents
車両用異常警告装置Info
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- JPH09119889A JPH09119889A JP7092542A JP9254295A JPH09119889A JP H09119889 A JPH09119889 A JP H09119889A JP 7092542 A JP7092542 A JP 7092542A JP 9254295 A JP9254295 A JP 9254295A JP H09119889 A JPH09119889 A JP H09119889A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源系の異常が発生した場合でも、警告表示
を可能にする。 【構成】 警告ランプ56は、バッテリ59からイグニ
ッションスイッチ61を介して電力の供給を受け、警告
ランプ56の駆動回路63は、該警告ランプ56を介し
て電力の供給を受ける。駆動回路63は、警告ランプ5
6とグランドとの間にMOSFET64を接続すると共
に、CPU62の出力側にオープンコレクタ型のインバ
ートバッファ65を接続し、このインバートバッファ6
5の出力側をMOSFET64のゲートに接続すると共
に、MOSFET64のゲートをプルアップ抵抗66を
介して警告ランプ56側に接続している。このような回
路構成にすると、たとえ、ECU54への電源供給がハ
ーネス断線やリレー60の故障等により断たれたり、E
CU54内の電源回路58が故障しても、MOSFET
64をオンさせて警告ランプ56を点灯させることが可
能となる。
を可能にする。 【構成】 警告ランプ56は、バッテリ59からイグニ
ッションスイッチ61を介して電力の供給を受け、警告
ランプ56の駆動回路63は、該警告ランプ56を介し
て電力の供給を受ける。駆動回路63は、警告ランプ5
6とグランドとの間にMOSFET64を接続すると共
に、CPU62の出力側にオープンコレクタ型のインバ
ートバッファ65を接続し、このインバートバッファ6
5の出力側をMOSFET64のゲートに接続すると共
に、MOSFET64のゲートをプルアップ抵抗66を
介して警告ランプ56側に接続している。このような回
路構成にすると、たとえ、ECU54への電源供給がハ
ーネス断線やリレー60の故障等により断たれたり、E
CU54内の電源回路58が故障しても、MOSFET
64をオンさせて警告ランプ56を点灯させることが可
能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の特定部位に異常
が発生した時に、警告表示手段に警告表示を行わせるよ
うにした車両用異常警告装置に関するものである。
が発生した時に、警告表示手段に警告表示を行わせるよ
うにした車両用異常警告装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車は、重要な部品については
走行中に異常の有無を常時監視し、異常発生時に警告ラ
ンプを点灯させて、運転者にその異常を知らせるように
なっている。例えば、図6に示すように、従来の警告ラ
ンプ点灯制御回路11は、バッテリ12からリレー13
を介して電力が供給されるマイクロコンピュータ14
と、このマイクロコンピュータ14から異常検出信号
(ローレベル信号)が出力されたときに警告ランプ15
を点灯させる駆動回路16とから構成されている。ここ
で、マイクロコンピュータ14は、バッテリ12の電圧
を電源回路17で例えば5Vに変換してCPU18等を
動作させ、異常の有無を常時監視する。一方、駆動回路
16は、警告ランプ15とグランドとの間にMOSFE
T19を接続すると共に、CPU18の出力側にオープ
ンコレクタ型のインバートバッファ20を接続し、この
インバートバッファ20の出力側をMOSFET19の
ゲートに接続すると共に、MOSFET19のゲートを
プルアップ抵抗21を介して電源回路17側に接続して
いる。
走行中に異常の有無を常時監視し、異常発生時に警告ラ
ンプを点灯させて、運転者にその異常を知らせるように
なっている。例えば、図6に示すように、従来の警告ラ
ンプ点灯制御回路11は、バッテリ12からリレー13
を介して電力が供給されるマイクロコンピュータ14
と、このマイクロコンピュータ14から異常検出信号
(ローレベル信号)が出力されたときに警告ランプ15
を点灯させる駆動回路16とから構成されている。ここ
で、マイクロコンピュータ14は、バッテリ12の電圧
を電源回路17で例えば5Vに変換してCPU18等を
動作させ、異常の有無を常時監視する。一方、駆動回路
16は、警告ランプ15とグランドとの間にMOSFE
T19を接続すると共に、CPU18の出力側にオープ
ンコレクタ型のインバートバッファ20を接続し、この
インバートバッファ20の出力側をMOSFET19の
ゲートに接続すると共に、MOSFET19のゲートを
プルアップ抵抗21を介して電源回路17側に接続して
いる。
【0003】この場合、正常時には、CPU18からイ
ンバートバッファ20にハイレベル信号(正常信号)が
出力され、インバートバッファ20の出力がグランドレ
ベルとなる。これにより、MOSFET19のゲート電
圧がグランドレベルに保たれて、MOSFET19がオ
フ状態に維持され、警告ランプ15が断電状態に保たれ
る。これに対し、異常検出時には、CPU18の出力が
ローレベルに反転して、インバートバッファ20の出力
がオープン状態になる。これにより、MOSFET19
のゲート電圧がプルアップ抵抗21によりプルアップさ
れ、MOSFET19がオンして警告ランプ15に通電
され、警告ランプ15が点灯する。
ンバートバッファ20にハイレベル信号(正常信号)が
出力され、インバートバッファ20の出力がグランドレ
ベルとなる。これにより、MOSFET19のゲート電
圧がグランドレベルに保たれて、MOSFET19がオ
フ状態に維持され、警告ランプ15が断電状態に保たれ
る。これに対し、異常検出時には、CPU18の出力が
ローレベルに反転して、インバートバッファ20の出力
がオープン状態になる。これにより、MOSFET19
のゲート電圧がプルアップ抵抗21によりプルアップさ
れ、MOSFET19がオンして警告ランプ15に通電
され、警告ランプ15が点灯する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、警告ランプ
点灯制御回路11への電源供給がハーネス断線やリレー
13の故障等により断たれたり、内部の電源回路17が
故障したりして、電源回路17の機能が停止すると、こ
の電源回路17を電源とする駆動回路16が動作不能に
陥り、警告ランプ15を点灯させることは不可能にな
る。このような状態になると、運転者は異常を知らずに
車両の運転を続けてしまうおそれがある。
点灯制御回路11への電源供給がハーネス断線やリレー
13の故障等により断たれたり、内部の電源回路17が
故障したりして、電源回路17の機能が停止すると、こ
の電源回路17を電源とする駆動回路16が動作不能に
陥り、警告ランプ15を点灯させることは不可能にな
る。このような状態になると、運転者は異常を知らずに
車両の運転を続けてしまうおそれがある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、電源系の異常が発生
した場合でも、警告表示手段に警告表示を行わせること
ができる車両用異常警告装置を提供することにある。
たものであり、従ってその目的は、電源系の異常が発生
した場合でも、警告表示手段に警告表示を行わせること
ができる車両用異常警告装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の車両用異常警告装置は、車両の
特定部位の異常の有無を診断する異常診断手段を備え、
前記異常診断手段により異常が発見されたときに警告表
示手段を駆動回路により駆動して警告表示を行わせるよ
うにしたものにおいて、前記警告表示手段の駆動回路に
与える駆動電力を該警告表示手段を介して供給するよう
に配線したものである。
に、本発明の請求項1の車両用異常警告装置は、車両の
特定部位の異常の有無を診断する異常診断手段を備え、
前記異常診断手段により異常が発見されたときに警告表
示手段を駆動回路により駆動して警告表示を行わせるよ
うにしたものにおいて、前記警告表示手段の駆動回路に
与える駆動電力を該警告表示手段を介して供給するよう
に配線したものである。
【0007】更に、請求項2のように、前記警告表示手
段は、バッテリからイグニッションスイッチを介して電
力の供給を受けるように配線することが好ましい。
段は、バッテリからイグニッションスイッチを介して電
力の供給を受けるように配線することが好ましい。
【0008】具体的には、請求項3のように、前記警告
表示手段の駆動回路は、前記警告表示手段とグランドと
の間に設けられたトランジスタ素子と、前記異常診断手
段の出力信号により前記トランジスタ素子を駆動するた
めのオープンコレクタ型のインバートバッファとを備
え、このインバートバッファの出力側に接続されたプル
アップ抵抗を前記警告表示手段側に接続した構成として
も良い。
表示手段の駆動回路は、前記警告表示手段とグランドと
の間に設けられたトランジスタ素子と、前記異常診断手
段の出力信号により前記トランジスタ素子を駆動するた
めのオープンコレクタ型のインバートバッファとを備
え、このインバートバッファの出力側に接続されたプル
アップ抵抗を前記警告表示手段側に接続した構成として
も良い。
【0009】また、請求項4のように、ディーゼルエン
ジンの排気路に設けられたフィルタによって排気中の排
気微粒子を捕集すると共に、その捕集量が所定量になっ
た時に前記フィルタを電気ヒータで加熱して前記排気微
粒子を燃焼させることで、前記フィルタを再生させる排
気浄化装置において、前記異常診断手段は、前記排気浄
化装置の異常の有無を診断すると共に、前記排気浄化装
置の異常発生箇所を特定し、異常発生時に前記警告表示
手段に警告表示を行わせると共に、異常発生箇所を他の
表示装置に表示させるようにしても良い。
ジンの排気路に設けられたフィルタによって排気中の排
気微粒子を捕集すると共に、その捕集量が所定量になっ
た時に前記フィルタを電気ヒータで加熱して前記排気微
粒子を燃焼させることで、前記フィルタを再生させる排
気浄化装置において、前記異常診断手段は、前記排気浄
化装置の異常の有無を診断すると共に、前記排気浄化装
置の異常発生箇所を特定し、異常発生時に前記警告表示
手段に警告表示を行わせると共に、異常発生箇所を他の
表示装置に表示させるようにしても良い。
【0010】
【作用】上述した請求項1の構成によれば、警告表示手
段の駆動回路に与える駆動電力は該警告表示手段を介し
て供給される。従って、異常診断手段の電源系が故障し
た場合でも、その影響を受けることなく、警告表示手段
の駆動回路には該警告表示手段を介して駆動電力が供給
され、警告表示手段が駆動されて警告表示が行われる。
段の駆動回路に与える駆動電力は該警告表示手段を介し
て供給される。従って、異常診断手段の電源系が故障し
た場合でも、その影響を受けることなく、警告表示手段
の駆動回路には該警告表示手段を介して駆動電力が供給
され、警告表示手段が駆動されて警告表示が行われる。
【0011】更に、請求項2では、警告表示手段に対
し、バッテリの電力がイグニッションスイッチを介して
供給される。従って、イグニッションスイッチがオフさ
れている間は、異常発生時でも警告表示手段への通電が
断たれて、バッテリの電力が消費されず、バッテリ上が
りが防がれる。イグニッションスイッチがオフされてい
る間は、運転者が運転席から離れていると考えられるの
で、本来的に警告表示の必要がないことを考慮したもの
である。
し、バッテリの電力がイグニッションスイッチを介して
供給される。従って、イグニッションスイッチがオフさ
れている間は、異常発生時でも警告表示手段への通電が
断たれて、バッテリの電力が消費されず、バッテリ上が
りが防がれる。イグニッションスイッチがオフされてい
る間は、運転者が運転席から離れていると考えられるの
で、本来的に警告表示の必要がないことを考慮したもの
である。
【0012】また、請求項3では、警告表示手段のオン
/オフはトランジスタ素子のオン/オフにより切り替え
られる。このトランジスタ素子を駆動するためのオープ
ンコレクタ型のインバートバッファの出力側に接続され
たプルアップ抵抗が警告表示手段側に接続されているの
で、例えば、異常診断手段の電源系が故障してインバー
トバッファの出力がオープン状態になると、トランジス
タ素子の入力電圧が警告表示手段側に接続されたプルア
ップ抵抗でプルアップされる。これにより、トランジス
タ素子がオンして警告表示手段に通電され、警告表示が
行われる。
/オフはトランジスタ素子のオン/オフにより切り替え
られる。このトランジスタ素子を駆動するためのオープ
ンコレクタ型のインバートバッファの出力側に接続され
たプルアップ抵抗が警告表示手段側に接続されているの
で、例えば、異常診断手段の電源系が故障してインバー
トバッファの出力がオープン状態になると、トランジス
タ素子の入力電圧が警告表示手段側に接続されたプルア
ップ抵抗でプルアップされる。これにより、トランジス
タ素子がオンして警告表示手段に通電され、警告表示が
行われる。
【0013】また、請求項4では、ディーゼルエンジン
の排気路に設けられたフィルタにより排気中の排気微粒
子(黒煙微粒子)を捕集して排気を浄化し、排気微粒子
の捕集量が所定量になった時にフィルタを電気ヒータで
加熱して、フィルタに捕集されている排気微粒子を燃焼
させ、フィルタを再生させる。そして、異常診断手段
は、排気浄化装置の異常の有無を診断すると共に、排気
浄化装置の異常発生箇所を特定し、異常発生時に警告表
示手段に警告表示を行わせると共に、異常発生箇所を他
の表示装置に表示させる。これにより、運転者は、警告
表示手段の警告表示によって異常発生を知ることができ
るばかりか、表示装置の表示で異常発生箇所を知ること
も可能となり、部品交換等の修理が容易になる。
の排気路に設けられたフィルタにより排気中の排気微粒
子(黒煙微粒子)を捕集して排気を浄化し、排気微粒子
の捕集量が所定量になった時にフィルタを電気ヒータで
加熱して、フィルタに捕集されている排気微粒子を燃焼
させ、フィルタを再生させる。そして、異常診断手段
は、排気浄化装置の異常の有無を診断すると共に、排気
浄化装置の異常発生箇所を特定し、異常発生時に警告表
示手段に警告表示を行わせると共に、異常発生箇所を他
の表示装置に表示させる。これにより、運転者は、警告
表示手段の警告表示によって異常発生を知ることができ
るばかりか、表示装置の表示で異常発生箇所を知ること
も可能となり、部品交換等の修理が容易になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をディーゼルエンジンの排気浄
化装置に適用した一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてシステム全体の構成を説明する。
ディーゼルエンジン31の吸気管32には、エアクリー
ナ33と吸気量センサ34とが設けられている。ディー
ゼルエンジン31の排気管35は、途中から第1の排気
路36と第2の分岐流路37とに分岐され、最終的には
再び合流してマフラ38に接続されている。第1及び第
2の各分岐流路36,37内には、排気中の排気微粒子
(黒煙微粒子)を捕集する多孔質セラミック製のフィル
タ39,40が収容され、各フィルタ39,40の上流
側に、フィルタ再生時に排気微粒子を燃焼させる電気ヒ
ータ41,42が設けられている。
化装置に適用した一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてシステム全体の構成を説明する。
ディーゼルエンジン31の吸気管32には、エアクリー
ナ33と吸気量センサ34とが設けられている。ディー
ゼルエンジン31の排気管35は、途中から第1の排気
路36と第2の分岐流路37とに分岐され、最終的には
再び合流してマフラ38に接続されている。第1及び第
2の各分岐流路36,37内には、排気中の排気微粒子
(黒煙微粒子)を捕集する多孔質セラミック製のフィル
タ39,40が収容され、各フィルタ39,40の上流
側に、フィルタ再生時に排気微粒子を燃焼させる電気ヒ
ータ41,42が設けられている。
【0015】両分岐流路36,37の上流側分岐部と下
流側合流部に、排気流路をいずれか一方の分岐流路に切
り替えるための排気切替弁43,44が設けられ、上流
側分岐部と下流側合流部との間の差圧が差圧センサ45
によって検出される。各分岐流路36,37の上流側に
は、フィルタ39,40の再生時に二次エアを供給する
ためのエア供給管46が接続され、このエア供給管46
の上流側にはエアクリーナ47とエアポンプ48とが設
けられている。更に、このエア供給管46と各分岐流路
36,37との接続部には、それぞれエア切替弁49,
50が設けられている。また、各分岐流路36,37の
下流側には、フィルタ39,40の再生時に排気微粒子
の燃焼ガスを大気中に排出するためのエア排出管51が
接続され、このエア排出管51と各分岐流路36,37
との接続部には、それぞれエア切替弁52,53が設け
られている。
流側合流部に、排気流路をいずれか一方の分岐流路に切
り替えるための排気切替弁43,44が設けられ、上流
側分岐部と下流側合流部との間の差圧が差圧センサ45
によって検出される。各分岐流路36,37の上流側に
は、フィルタ39,40の再生時に二次エアを供給する
ためのエア供給管46が接続され、このエア供給管46
の上流側にはエアクリーナ47とエアポンプ48とが設
けられている。更に、このエア供給管46と各分岐流路
36,37との接続部には、それぞれエア切替弁49,
50が設けられている。また、各分岐流路36,37の
下流側には、フィルタ39,40の再生時に排気微粒子
の燃焼ガスを大気中に排出するためのエア排出管51が
接続され、このエア排出管51と各分岐流路36,37
との接続部には、それぞれエア切替弁52,53が設け
られている。
【0016】以上のように構成された排気浄化装置55
の動作は、制御回路(ECU)54によって次のように
制御される。ディーゼルエンジン31の運転中は、排気
切替弁43,44によって排気流路を分岐流路36,3
7のいずれか一方の流路に切り替え、フィルタ39,4
0のいずれか一方で排気中の排気微粒子を捕集し、排気
を浄化する。これにより、排気微粒子の捕集量が増加す
るに従って、フィルタの通風抵抗(圧力損失)が増大す
るので、差圧センサ45によって検出される差圧が増大
する。
の動作は、制御回路(ECU)54によって次のように
制御される。ディーゼルエンジン31の運転中は、排気
切替弁43,44によって排気流路を分岐流路36,3
7のいずれか一方の流路に切り替え、フィルタ39,4
0のいずれか一方で排気中の排気微粒子を捕集し、排気
を浄化する。これにより、排気微粒子の捕集量が増加す
るに従って、フィルタの通風抵抗(圧力損失)が増大す
るので、差圧センサ45によって検出される差圧が増大
する。
【0017】その後、この差圧が設定値に達したところ
で、フィルタが再生時期になったと判断し、排気切替弁
43,44を切り替えて、排気流路を他方の分岐流路に
切り替え、他方のフィルタで排気中の排気微粒子を捕集
する。これと同時に、エア切替弁49,50,52,5
3を切り替えて、エアポンプ48によって供給される二
次エアの流路を、再生の必要なフィルタが存在する分岐
流路に切り替え、当該フィルタに二次エアを供給しなが
ら、電気ヒータに通電して、当該フィルタに捕集されて
いる排気微粒子を燃焼させ、その燃焼ガスをエア排出管
51を通して大気中に排出する。以後、同様にして、一
方のフィルタで排気を浄化しながら、他方のフィルタを
再生する動作を交互に切り替えながら繰り返す。
で、フィルタが再生時期になったと判断し、排気切替弁
43,44を切り替えて、排気流路を他方の分岐流路に
切り替え、他方のフィルタで排気中の排気微粒子を捕集
する。これと同時に、エア切替弁49,50,52,5
3を切り替えて、エアポンプ48によって供給される二
次エアの流路を、再生の必要なフィルタが存在する分岐
流路に切り替え、当該フィルタに二次エアを供給しなが
ら、電気ヒータに通電して、当該フィルタに捕集されて
いる排気微粒子を燃焼させ、その燃焼ガスをエア排出管
51を通して大気中に排出する。以後、同様にして、一
方のフィルタで排気を浄化しながら、他方のフィルタを
再生する動作を交互に切り替えながら繰り返す。
【0018】また、ECU54は、後述する図4の異常
診断プログラムによって排気浄化装置55の異常の有無
を診断すると共に、排気浄化装置55の異常発生箇所を
特定する異常診断手段として機能し、異常発生時に警告
表示手段である警告ランプ56を点灯させると共に、異
常発生箇所を表示装置57(例えば液晶表示器)に表示
させる。以下、警告ランプ56の点灯制御回路の具体的
構成を図2及び図3に基づいて説明する。ECU54に
内蔵された電源回路58には、バッテリ59からリレー
スイッチ60aを介して電力が供給される。このリレー
スイッチ60aを駆動するコイル60bは、イグニッシ
ョンスイッチ61のオン/オフによって通電/断電が切
り替えられ、イグニッションスイッチ61のオン中は、
コイル60bに通電されてリレースイッチ60aがオン
状態に保たれ、ECU54の電源回路58にバッテリ5
9から電力が供給される。ECU54は、電源回路58
によって駆動されるCPU62等を有するマイクロコン
ピュータを主体として構成され、警告ランプ56を駆動
する駆動回路63を内蔵している。
診断プログラムによって排気浄化装置55の異常の有無
を診断すると共に、排気浄化装置55の異常発生箇所を
特定する異常診断手段として機能し、異常発生時に警告
表示手段である警告ランプ56を点灯させると共に、異
常発生箇所を表示装置57(例えば液晶表示器)に表示
させる。以下、警告ランプ56の点灯制御回路の具体的
構成を図2及び図3に基づいて説明する。ECU54に
内蔵された電源回路58には、バッテリ59からリレー
スイッチ60aを介して電力が供給される。このリレー
スイッチ60aを駆動するコイル60bは、イグニッシ
ョンスイッチ61のオン/オフによって通電/断電が切
り替えられ、イグニッションスイッチ61のオン中は、
コイル60bに通電されてリレースイッチ60aがオン
状態に保たれ、ECU54の電源回路58にバッテリ5
9から電力が供給される。ECU54は、電源回路58
によって駆動されるCPU62等を有するマイクロコン
ピュータを主体として構成され、警告ランプ56を駆動
する駆動回路63を内蔵している。
【0019】警告ランプ56は、バッテリ59からイグ
ニッションスイッチ61を介して電力の供給を受けるよ
うに配線され、警告ランプ56の駆動回路63には、該
警告ランプ56を介して電力が供給されるようになって
いる。駆動回路63は、図3に示すように、警告ランプ
56とグランドとの間にトランジスタ素子であるMOS
FET64のドレインとソースを接続すると共に、CP
U62の出力側にオープンコレクタ型のインバートバッ
ファ65を接続し、このインバートバッファ65の出力
側をMOSFET64のゲートに接続すると共に、MO
SFET64のゲートをプルアップ抵抗66を介して警
告ランプ56側に接続している。更に、MOSFET6
4のゲートには、過電圧保護のためのツェナダイオード
67がグランドとの間に接続されている。
ニッションスイッチ61を介して電力の供給を受けるよ
うに配線され、警告ランプ56の駆動回路63には、該
警告ランプ56を介して電力が供給されるようになって
いる。駆動回路63は、図3に示すように、警告ランプ
56とグランドとの間にトランジスタ素子であるMOS
FET64のドレインとソースを接続すると共に、CP
U62の出力側にオープンコレクタ型のインバートバッ
ファ65を接続し、このインバートバッファ65の出力
側をMOSFET64のゲートに接続すると共に、MO
SFET64のゲートをプルアップ抵抗66を介して警
告ランプ56側に接続している。更に、MOSFET6
4のゲートには、過電圧保護のためのツェナダイオード
67がグランドとの間に接続されている。
【0020】この場合、正常時には、CPU62からイ
ンバートバッファ65にハイレベル信号(正常信号)が
出力され、インバートバッファ65の出力がグランドレ
ベルとなる。これにより、MOSFET64のゲート電
圧がグランドレベルに保たれて、MOSFET64がオ
フ状態に維持され、警告ランプ56が断電状態(消灯状
態)に保たれる。これに対し、異常検出時には、CPU
62の出力がローレベルに反転して、インバートバッフ
ァ65の出力がオープン状態になる。これにより、MO
SFET64のゲート電圧が警告ランプ56側に接続さ
れたプルアップ抵抗66によりツェナダイオード67の
ツェナ電圧までプルアップされ、MOSFET64がオ
ンして警告ランプ56に通電され、警告ランプ56が点
灯する。
ンバートバッファ65にハイレベル信号(正常信号)が
出力され、インバートバッファ65の出力がグランドレ
ベルとなる。これにより、MOSFET64のゲート電
圧がグランドレベルに保たれて、MOSFET64がオ
フ状態に維持され、警告ランプ56が断電状態(消灯状
態)に保たれる。これに対し、異常検出時には、CPU
62の出力がローレベルに反転して、インバートバッフ
ァ65の出力がオープン状態になる。これにより、MO
SFET64のゲート電圧が警告ランプ56側に接続さ
れたプルアップ抵抗66によりツェナダイオード67の
ツェナ電圧までプルアップされ、MOSFET64がオ
ンして警告ランプ56に通電され、警告ランプ56が点
灯する。
【0021】このような回路構成では、たとえ、ECU
54への電源供給がハーネス断線やリレー60の故障等
により断たれたり、ECU54内の電源回路58が故障
して制御不能な状態になっても、MOSFET64のゲ
ートがプルアップ抵抗66を介して警告ランプ56側に
接続されているので、MOSFET64をオンさせて警
告ランプ56を点灯させることが可能となる。
54への電源供給がハーネス断線やリレー60の故障等
により断たれたり、ECU54内の電源回路58が故障
して制御不能な状態になっても、MOSFET64のゲ
ートがプルアップ抵抗66を介して警告ランプ56側に
接続されているので、MOSFET64をオンさせて警
告ランプ56を点灯させることが可能となる。
【0022】次に、ECU54が実行する図4の異常診
断プログラムの処理内容を説明する。まず、ステップ1
01で、異常状態Aを検出したときに有効「1」になる
フラグを読み出して、このフラグが有効であるか否かを
判定し、有効であればステップ109に進むが、無効
「0」であればステップ102に進む。このステップ1
02では、異常状態Bを検出したときに有効になるフラ
グを読み出して、このフラグが有効であるか否かを判定
し、有効であればステップ109に進むが、無効であれ
ばステップ103に進む。以後、ステップ103〜10
5で、異常状態C〜Eのフラグについて同様の処理を繰
り返す。
断プログラムの処理内容を説明する。まず、ステップ1
01で、異常状態Aを検出したときに有効「1」になる
フラグを読み出して、このフラグが有効であるか否かを
判定し、有効であればステップ109に進むが、無効
「0」であればステップ102に進む。このステップ1
02では、異常状態Bを検出したときに有効になるフラ
グを読み出して、このフラグが有効であるか否かを判定
し、有効であればステップ109に進むが、無効であれ
ばステップ103に進む。以後、ステップ103〜10
5で、異常状態C〜Eのフラグについて同様の処理を繰
り返す。
【0023】これにより、ステップ101〜105で、
いずれも「No」と判定された場合、つまり異常状態A
〜Eのフラグが全て無効の場合には、ステップ106に
進み、フィルタ39,40の再生を許容し、CPU62
からインバートバッファ65にハイレベル信号(正常信
号)を出力して、インバートバッファ65の出力をグラ
ンドレベルに保ち、MOSFET64をオフ状態に維持
して、警告ランプ56を断電状態(消灯状態)に維持す
る。次のステップ107で、全ての部品が正常であるこ
とを示す部品正常コードを表示装置57へ送信し、表示
装置57に正常時の表示を行わせる。
いずれも「No」と判定された場合、つまり異常状態A
〜Eのフラグが全て無効の場合には、ステップ106に
進み、フィルタ39,40の再生を許容し、CPU62
からインバートバッファ65にハイレベル信号(正常信
号)を出力して、インバートバッファ65の出力をグラ
ンドレベルに保ち、MOSFET64をオフ状態に維持
して、警告ランプ56を断電状態(消灯状態)に維持す
る。次のステップ107で、全ての部品が正常であるこ
とを示す部品正常コードを表示装置57へ送信し、表示
装置57に正常時の表示を行わせる。
【0024】これに対し、ステップ101〜105のい
ずれかで「Yes」と判定された場合、つまり異常状態
A〜Eのいずれかのフラグが有効の場合には、ステップ
109に進み、フィルタ39,40の再生を禁止し、C
PU62の出力をローレベルに反転させて、インバート
バッファ65の出力をオープン状態に切り替え、MOS
FET64をオンさせて、警告ランプ56を点灯させ
る。次のステップ110で、図5に示すテーブルから異
常状態に応じた故障部品を次のように特定する。例え
ば、異常状態Aであれば、エアポンプ48が故障と特定
し、異常状態Bであれば、電気ヒータ41,42と排気
切替弁43,44の少なくともどちらか一方が故障と特
定し、異常状態Cであれば、エアポンプ48と差圧セン
サ45の少なくともどちらか一方が故障と特定し、異常
状態Dであれば、吸気量センサ34が故障と特定し、異
常状態Eであれば、フィルタ39,40が故障と特定す
る。この後、ステップ111で、故障箇所を示す故障部
品コードを表示装置57へ送信し、表示装置57に故障
箇所の表示を行わせる。
ずれかで「Yes」と判定された場合、つまり異常状態
A〜Eのいずれかのフラグが有効の場合には、ステップ
109に進み、フィルタ39,40の再生を禁止し、C
PU62の出力をローレベルに反転させて、インバート
バッファ65の出力をオープン状態に切り替え、MOS
FET64をオンさせて、警告ランプ56を点灯させ
る。次のステップ110で、図5に示すテーブルから異
常状態に応じた故障部品を次のように特定する。例え
ば、異常状態Aであれば、エアポンプ48が故障と特定
し、異常状態Bであれば、電気ヒータ41,42と排気
切替弁43,44の少なくともどちらか一方が故障と特
定し、異常状態Cであれば、エアポンプ48と差圧セン
サ45の少なくともどちらか一方が故障と特定し、異常
状態Dであれば、吸気量センサ34が故障と特定し、異
常状態Eであれば、フィルタ39,40が故障と特定す
る。この後、ステップ111で、故障箇所を示す故障部
品コードを表示装置57へ送信し、表示装置57に故障
箇所の表示を行わせる。
【0025】以上説明した実施例によれば、警告ランプ
56をオン/オフするMOSFET64のゲートを駆動
する電圧が警告ランプ56側からプルアップ抵抗66を
介して供給されるので、ECU54への電源供給がハー
ネス断線やリレー60の故障等により断たれたり、EC
U54内の電源回路58が故障して制御不能な状態にな
っても、MOSFET64をオンさせて警告ランプ56
を点灯させることができて、運転者に直ちに異常発生を
知らせることができる。
56をオン/オフするMOSFET64のゲートを駆動
する電圧が警告ランプ56側からプルアップ抵抗66を
介して供給されるので、ECU54への電源供給がハー
ネス断線やリレー60の故障等により断たれたり、EC
U54内の電源回路58が故障して制御不能な状態にな
っても、MOSFET64をオンさせて警告ランプ56
を点灯させることができて、運転者に直ちに異常発生を
知らせることができる。
【0026】しかも、警告ランプ56に対し、バッテリ
59の電力がイグニッションスイッチ61を介して供給
されるように配線されているので、イグニッションスイ
ッチ61がオフされている間は、異常発生時でも警告ラ
ンプ56を消灯させて、バッテリ59の電力消費を防ぐ
ことができ、バッテリ上がりを未然に防ぐことができ
る。
59の電力がイグニッションスイッチ61を介して供給
されるように配線されているので、イグニッションスイ
ッチ61がオフされている間は、異常発生時でも警告ラ
ンプ56を消灯させて、バッテリ59の電力消費を防ぐ
ことができ、バッテリ上がりを未然に防ぐことができ
る。
【0027】更に、異常発生時には、異常発生箇所を特
定して、表示装置57に表示させるようにしたので、運
転者は表示装置57の表示で異常発生箇所を知ることも
可能となり、部品交換等の修理が容易になる利点もあ
る。
定して、表示装置57に表示させるようにしたので、運
転者は表示装置57の表示で異常発生箇所を知ることも
可能となり、部品交換等の修理が容易になる利点もあ
る。
【0028】以上説明した実施例は、本発明をディーゼ
ルエンジンの排気浄化装置に適用したものであるが、ガ
ソリンエンジンの排気浄化装置に適用しても良く、或
は、排気浄化装置以外の車両の各種の異常診断システム
に適用しても良い。
ルエンジンの排気浄化装置に適用したものであるが、ガ
ソリンエンジンの排気浄化装置に適用しても良く、或
は、排気浄化装置以外の車両の各種の異常診断システム
に適用しても良い。
【0029】また、上記実施例では、警告ランプ56を
オン/オフするトランジスタ素子としてMOSFET6
4を用いたが、バイポーラトランジスタを用いるように
しても良い。
オン/オフするトランジスタ素子としてMOSFET6
4を用いたが、バイポーラトランジスタを用いるように
しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の車両用異常警告装置によれば、警告表示手
段の駆動回路に与える駆動電力を該警告表示手段を介し
て供給するようにしたので、異常診断手段の電源系が故
障した場合でも、その影響を受けることなく、警告表示
手段を駆動して警告表示を行うことができ、運転者に直
ちに異常発生を知らせることができる。
の請求項1の車両用異常警告装置によれば、警告表示手
段の駆動回路に与える駆動電力を該警告表示手段を介し
て供給するようにしたので、異常診断手段の電源系が故
障した場合でも、その影響を受けることなく、警告表示
手段を駆動して警告表示を行うことができ、運転者に直
ちに異常発生を知らせることができる。
【0031】更に、請求項2では、警告表示手段に対
し、バッテリの電力をイグニッションスイッチを介して
供給するようにしたので、イグニッションスイッチがオ
フされている間は、異常発生時でも警告表示手段への通
電を断って、バッテリ上がりを未然に防ぐことができ
る。
し、バッテリの電力をイグニッションスイッチを介して
供給するようにしたので、イグニッションスイッチがオ
フされている間は、異常発生時でも警告表示手段への通
電を断って、バッテリ上がりを未然に防ぐことができ
る。
【0032】また、請求項3では、警告表示手段の駆動
回路を、トランジスタ素子、オープンコレクタ型のイン
バートバッファ及びプルアップ抵抗により構成したの
で、回路構成で簡単で且つ動作の信頼性も高いという利
点がある。
回路を、トランジスタ素子、オープンコレクタ型のイン
バートバッファ及びプルアップ抵抗により構成したの
で、回路構成で簡単で且つ動作の信頼性も高いという利
点がある。
【0033】また、請求項4では、本発明をディーゼル
エンジンの排気浄化装置に適用するに際して、排気浄化
装置の異常の有無を診断すると共に、排気浄化装置の異
常発生箇所を特定し、異常発生時に警告表示手段に警告
表示を行わせると共に、異常発生箇所を他の表示装置に
表示させるようにしたので、運転者は警告表示手段の警
告表示によって異常発生を知ることができるばかりか、
表示装置の表示で異常発生箇所も知ることも可能とな
り、部品交換等の修理が容易になる利点もある。
エンジンの排気浄化装置に適用するに際して、排気浄化
装置の異常の有無を診断すると共に、排気浄化装置の異
常発生箇所を特定し、異常発生時に警告表示手段に警告
表示を行わせると共に、異常発生箇所を他の表示装置に
表示させるようにしたので、運転者は警告表示手段の警
告表示によって異常発生を知ることができるばかりか、
表示装置の表示で異常発生箇所も知ることも可能とな
り、部品交換等の修理が容易になる利点もある。
【図1】本発明の一実施例を示すシステム全体の概略構
成図
成図
【図2】警告ランプの点灯制御回路を概略的に示す回路
図
図
【図3】警告ランプの点灯制御回路の詳細を示す回路図
【図4】異常診断プログラムの処理の流れを示すフロー
チャート
チャート
【図5】検出した各種異常状態から故障部品を特定する
テーブルを概念的に説明する図
テーブルを概念的に説明する図
【図6】従来の警告ランプの点灯制御回路の一例を示す
回路図
回路図
31…ディーゼルエンジン、32…吸気管、35…排気
管、36…第1の分岐流路、37…第2の分岐流路、3
9,40…フィルタ、41,42…電気ヒータ、43,
44…排気切替弁、45…差圧センサ、46…エア供給
管、48…エアポンプ、49,50,52,53…エア
切替弁、54…ECU(異常診断手段)、55…排気浄
化装置、56…警告ランプ(警告表示手段)、57…表
示装置、58…電源回路、59…バッテリ、60…リレ
ー、61…イグニッションスイッチ、62…CPU、6
3…駆動回路、64…MOSFET(トランジスタ素
子)、65…オープンコレクタ型のインバートバッフ
ァ、66…プルアップ抵抗、67…ツェナダイオード。
管、36…第1の分岐流路、37…第2の分岐流路、3
9,40…フィルタ、41,42…電気ヒータ、43,
44…排気切替弁、45…差圧センサ、46…エア供給
管、48…エアポンプ、49,50,52,53…エア
切替弁、54…ECU(異常診断手段)、55…排気浄
化装置、56…警告ランプ(警告表示手段)、57…表
示装置、58…電源回路、59…バッテリ、60…リレ
ー、61…イグニッションスイッチ、62…CPU、6
3…駆動回路、64…MOSFET(トランジスタ素
子)、65…オープンコレクタ型のインバートバッフ
ァ、66…プルアップ抵抗、67…ツェナダイオード。
フロントページの続き (72)発明者 森田 尚治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 戸谷 隆之 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の特定部位の異常の有無を診断する
異常診断手段を備え、前記異常診断手段により異常が発
見されたときに警告表示手段を駆動回路により駆動して
警告表示を行わせるようにした車両用異常警告装置にお
いて、 前記警告表示手段の駆動回路に与える駆動電力を該警告
表示手段を介して供給するように配線したことを特徴と
する車両用異常警告装置。 - 【請求項2】 前記警告表示手段は、バッテリからイグ
ニッションスイッチを介して電力の供給を受けるように
配線されていることを特徴とする請求項1に記載の車両
用異常警告装置。 - 【請求項3】 前記警告表示手段の駆動回路は、前記警
告表示手段とグランドとの間に設けられたトランジスタ
素子と、前記異常診断手段の出力信号により前記トラン
ジスタ素子を駆動するためのオープンコレクタ型のイン
バートバッファとを備え、このインバートバッファの出
力側に接続されたプルアップ抵抗を前記警告表示手段側
に接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車
両用異常警告装置。 - 【請求項4】 ディーゼルエンジンの排気路に設けられ
たフィルタによって排気中の排気微粒子を捕集すると共
に、その捕集量が所定量になった時に前記フィルタを電
気ヒータで加熱して前記排気微粒子を燃焼させること
で、前記フィルタを再生させる排気浄化装置において、 前記異常診断手段は、前記排気浄化装置の異常の有無を
診断すると共に、前記排気浄化装置の異常発生箇所を特
定し、異常発生時に前記警告表示手段に警告表示を行わ
せると共に、異常発生箇所を他の表示装置に表示させる
ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の車両用異常警告装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7092542A JPH09119889A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 車両用異常警告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7092542A JPH09119889A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 車両用異常警告装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09119889A true JPH09119889A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=14057274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7092542A Pending JPH09119889A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 車両用異常警告装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09119889A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299599A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置,障害通知回路,障害通知方法,障害通知プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
DE102009004166A1 (de) | 2008-06-18 | 2009-12-31 | Mitsubishi Electric Corp. | Energieversorgungs-Abnormalitätserfassungs-Schaltkreis für eine Fahrzeug-Elektroniksteuervorrichtung |
JP2011241736A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Isuzu Motors Ltd | Scrシステム |
KR101630540B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-06-14 | 현대다이모스(주) | 차량용 디바이스의 오결선 감지장치 |
JP2018052300A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社Subaru | 警告灯制御装置 |
WO2020246102A1 (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-10 | マツダ株式会社 | 車両の故障診断装置 |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP7092542A patent/JPH09119889A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299599A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置,障害通知回路,障害通知方法,障害通知プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
JP4684261B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2011-05-18 | 富士通株式会社 | 情報処理装置,障害通知回路,障害通知方法及び障害通知プログラム |
DE102009004166A1 (de) | 2008-06-18 | 2009-12-31 | Mitsubishi Electric Corp. | Energieversorgungs-Abnormalitätserfassungs-Schaltkreis für eine Fahrzeug-Elektroniksteuervorrichtung |
JP2010004617A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 車載電子制御装置の電源異常検出回路 |
US8018702B2 (en) | 2008-06-18 | 2011-09-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Power supply abnormality detection circuit for on-vehicle electronic control device |
JP2011241736A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Isuzu Motors Ltd | Scrシステム |
KR101630540B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2016-06-14 | 현대다이모스(주) | 차량용 디바이스의 오결선 감지장치 |
JP2018052300A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社Subaru | 警告灯制御装置 |
WO2020246102A1 (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-10 | マツダ株式会社 | 車両の故障診断装置 |
JP2020201055A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | マツダ株式会社 | 車両の故障診断装置 |
CN113924468A (zh) * | 2019-06-06 | 2022-01-11 | 马自达汽车株式会社 | 车辆故障诊断装置 |
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