JPH09116898A - 映像信号伝送システム - Google Patents
映像信号伝送システムInfo
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- JPH09116898A JPH09116898A JP26817495A JP26817495A JPH09116898A JP H09116898 A JPH09116898 A JP H09116898A JP 26817495 A JP26817495 A JP 26817495A JP 26817495 A JP26817495 A JP 26817495A JP H09116898 A JPH09116898 A JP H09116898A
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Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像信号を帯域圧縮符号化して伝送する映像
信号伝送システムに関し、複数テレビカメラからの映像
信号に時間差が生じることなく、且つ再生画質が劣化し
ないように伝送する。 【解決手段】 複数のテレビカメラ11 〜14 からの映
像信号をディジタル化するAD変換部21 〜24 と、輝
度・色差分離部31 〜34 と、メモリ41 〜44と、こ
のメモリを用いた間引き処理や切り出し処理を行う制御
部51 〜54 と、メモリ41 〜44 から読出した複数の
縮小画面の映像信号を選択して1画面に合成する選択部
6と、合成された映像信号を符号化する符号化部7と、
伝送回線8を介して受信した符号化映像信号を復号する
復号化部9と、DA変換表示制御部10と、モニタ部1
1とを備えている。
信号伝送システムに関し、複数テレビカメラからの映像
信号に時間差が生じることなく、且つ再生画質が劣化し
ないように伝送する。 【解決手段】 複数のテレビカメラ11 〜14 からの映
像信号をディジタル化するAD変換部21 〜24 と、輝
度・色差分離部31 〜34 と、メモリ41 〜44と、こ
のメモリを用いた間引き処理や切り出し処理を行う制御
部51 〜54 と、メモリ41 〜44 から読出した複数の
縮小画面の映像信号を選択して1画面に合成する選択部
6と、合成された映像信号を符号化する符号化部7と、
伝送回線8を介して受信した符号化映像信号を復号する
復号化部9と、DA変換表示制御部10と、モニタ部1
1とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を帯域圧
縮符号化して伝送する映像信号伝送システムに関する。
映像信号の帯域圧縮符号化として既に各種の方式が提案
され、且つ標準化されている。複数のテレビカメラによ
りそれぞれ被写体を撮像した映像信号に対しても、効率
良く帯域圧縮符号化して伝送し、モニタ側で高解像度の
映像を観測できることが要望されている。
縮符号化して伝送する映像信号伝送システムに関する。
映像信号の帯域圧縮符号化として既に各種の方式が提案
され、且つ標準化されている。複数のテレビカメラによ
りそれぞれ被写体を撮像した映像信号に対しても、効率
良く帯域圧縮符号化して伝送し、モニタ側で高解像度の
映像を観測できることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図13は複数回線を用いた従来例の説明
図であり、1011 〜1014 はテレビカメラ、102
1 〜1024 は映像信号符号化装置、1031 〜103
4 は伝送回線、1041 〜1044 は映像信号復号化装
置、1051 〜1054 はモニタを示し、テレビカメラ
1011 〜1014 対応のモニタ1051 〜1054 を
備え、映像信号もそれぞれの伝送回線1031 〜103
4 を介して符号化して伝送するものである。
図であり、1011 〜1014 はテレビカメラ、102
1 〜1024 は映像信号符号化装置、1031 〜103
4 は伝送回線、1041 〜1044 は映像信号復号化装
置、1051 〜1054 はモニタを示し、テレビカメラ
1011 〜1014 対応のモニタ1051 〜1054 を
備え、映像信号もそれぞれの伝送回線1031 〜103
4 を介して符号化して伝送するものである。
【0003】映像信号の符号化は、H.261,MPE
G1,MPEG2等の標準化された帯域圧縮符号化が採
用されるものであり、テレビカメラ1011 〜1014
からの映像信号を、それぞれ映像信号符号化装置102
1 〜1024 に於いてディジタル信号に変換し、輝度信
号Yと色差信号Cb(=B−Y),Cr(=R−Y)
(但し、B=ブルー信号,R=レッド信号)とに分離
し、フレーム間差分又はフレーム内差分をとり、二次元
離散コサイン変換(DCT)を施した後量子化し、可変
長符号化して伝送回線1031 〜1034 に送出する。
G1,MPEG2等の標準化された帯域圧縮符号化が採
用されるものであり、テレビカメラ1011 〜1014
からの映像信号を、それぞれ映像信号符号化装置102
1 〜1024 に於いてディジタル信号に変換し、輝度信
号Yと色差信号Cb(=B−Y),Cr(=R−Y)
(但し、B=ブルー信号,R=レッド信号)とに分離
し、フレーム間差分又はフレーム内差分をとり、二次元
離散コサイン変換(DCT)を施した後量子化し、可変
長符号化して伝送回線1031 〜1034 に送出する。
【0004】映像信号復号化装置1041 〜1044 に
於いては、映像信号符号化装置と逆の処理により復号化
した映像信号をそれぞれモニタ1051 〜1054 に加
えて、テレビカメラ1011 〜1014 により撮像した
映像を表示する。
於いては、映像信号符号化装置と逆の処理により復号化
した映像信号をそれぞれモニタ1051 〜1054 に加
えて、テレビカメラ1011 〜1014 により撮像した
映像を表示する。
【0005】図14は時分割符号化伝送を行う従来例の
説明図であり、1111 〜1114はテレビカメラ、1
12は映像信号符号化装置、113は伝送回線、114
はモニタ、116は選択部、117はAD変換部(A/
D)、118は輝度・色差信号分離部(Y/C)、11
9は符号化部である。
説明図であり、1111 〜1114はテレビカメラ、1
12は映像信号符号化装置、113は伝送回線、114
はモニタ、116は選択部、117はAD変換部(A/
D)、118は輝度・色差信号分離部(Y/C)、11
9は符号化部である。
【0006】映像信号符号化部112は、複数のテレビ
カメラ1111 〜1114 からの映像信号を時分割処理
する場合を示し、選択部116は、時分割処理する為の
映像信号の選択を行うものである。そして、符号化部1
19に於いて符号化した映像信号を1伝送回線113を
介して伝送する。
カメラ1111 〜1114 からの映像信号を時分割処理
する場合を示し、選択部116は、時分割処理する為の
映像信号の選択を行うものである。そして、符号化部1
19に於いて符号化した映像信号を1伝送回線113を
介して伝送する。
【0007】受信側は、映像信号復号化装置114によ
り時分割復号化し、多重分離して選択した映像信号をモ
ニタ115に加えて表示するか、又は画面分割によりテ
レビカメラ1111 〜1114 による撮像画面を表示す
ることができる。
り時分割復号化し、多重分離して選択した映像信号をモ
ニタ115に加えて表示するか、又は画面分割によりテ
レビカメラ1111 〜1114 による撮像画面を表示す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来例の図13に示す
構成の場合、テレビカメラ1011 〜1014 対応の映
像信号符号化装置1021 〜1024 と伝送回線103
1 〜1034 と映像信号復号化装置1041 〜1044
とを必要とするから、コストアップとなる問題がある。
又各系統に於ける符号化,復号化に要する時間及び伝送
遅延時間に差が生じるから、同一時間の映像であって
も、モニタ1051 〜1054 に表示された映像には時
間差が生じる問題がある。
構成の場合、テレビカメラ1011 〜1014 対応の映
像信号符号化装置1021 〜1024 と伝送回線103
1 〜1034 と映像信号復号化装置1041 〜1044
とを必要とするから、コストアップとなる問題がある。
又各系統に於ける符号化,復号化に要する時間及び伝送
遅延時間に差が生じるから、同一時間の映像であって
も、モニタ1051 〜1054 に表示された映像には時
間差が生じる問題がある。
【0009】又図14に示す構成の場合は、複数のテレ
ビカメラ1111 〜1114 に対して1系統の符号化部
119と伝送回線113とを設けるものであるから、図
13の場合に比較してコストダウンを図り、且つ複数の
テレビカメラ1111 〜1114 からの映像信号に時間
差が生じないように伝送することができる。しかし、時
分割処理による符号化を行うものであるから、映像信号
符号化装置112の処理速度の関係で駒落としが生じ、
再生画質が劣化する問題がある。本発明は、複数テレビ
カメラからの映像信号に時間差が生じないように伝送
し、且つ再生画質の劣化を防止することを目的とする。
ビカメラ1111 〜1114 に対して1系統の符号化部
119と伝送回線113とを設けるものであるから、図
13の場合に比較してコストダウンを図り、且つ複数の
テレビカメラ1111 〜1114 からの映像信号に時間
差が生じないように伝送することができる。しかし、時
分割処理による符号化を行うものであるから、映像信号
符号化装置112の処理速度の関係で駒落としが生じ、
再生画質が劣化する問題がある。本発明は、複数テレビ
カメラからの映像信号に時間差が生じないように伝送
し、且つ再生画質の劣化を防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号伝送シ
ステムは、(1)テレビカメラ11 〜14 からの映像信
号を符号化して送出する映像信号符号化装置と、符号化
映像信号を復号してモニタ11に加える映像信号復号化
装置とを有し、テレビカメラ11 〜14 からの映像信号
を一時的に蓄積するメモリ41 〜44 と、このメモリ4
1 〜44 の書込み及び読出しを制御する制御部51 〜5
4 と、複数のテレビカメラ11 〜14 対応のメモリ41
〜44 から読出した映像信号を選択して1画面を構成す
る選択部6と、この選択部6からの1画面を構成する映
像信号を符号化して送出する符号化部7とを備えてい
る。
ステムは、(1)テレビカメラ11 〜14 からの映像信
号を符号化して送出する映像信号符号化装置と、符号化
映像信号を復号してモニタ11に加える映像信号復号化
装置とを有し、テレビカメラ11 〜14 からの映像信号
を一時的に蓄積するメモリ41 〜44 と、このメモリ4
1 〜44 の書込み及び読出しを制御する制御部51 〜5
4 と、複数のテレビカメラ11 〜14 対応のメモリ41
〜44 から読出した映像信号を選択して1画面を構成す
る選択部6と、この選択部6からの1画面を構成する映
像信号を符号化して送出する符号化部7とを備えてい
る。
【0011】(2)又符号化部7により符号化された1
画面を構成する映像信号を伝送回線8を介して受信して
復号する復号化部9と、この復号化部9により復号され
た1画面を構成する映像信号をテレビカメラ11 〜14
対応の縮小画面に分離する分離部と、この分離部により
分離された縮小画面をそれぞれ補間して元の大きさの画
面に戻す補間部と、この補間部による補間された映像信
号をそれぞれ加えて表示するモニタとを備えることがで
きる。
画面を構成する映像信号を伝送回線8を介して受信して
復号する復号化部9と、この復号化部9により復号され
た1画面を構成する映像信号をテレビカメラ11 〜14
対応の縮小画面に分離する分離部と、この分離部により
分離された縮小画面をそれぞれ補間して元の大きさの画
面に戻す補間部と、この補間部による補間された映像信
号をそれぞれ加えて表示するモニタとを備えることがで
きる。
【0012】(3)又複数のテレビカメラ11 〜14 の
映像信号にそれぞれ同期している信号の周波数を比較
し、最も高い周波数の映像信号に同期したクロック信号
を、複数のテレビカメラ11 〜14 対応のメモリ41 〜
44 の共通の読出クロック信号とするクロック生成部を
設けることができる。
映像信号にそれぞれ同期している信号の周波数を比較
し、最も高い周波数の映像信号に同期したクロック信号
を、複数のテレビカメラ11 〜14 対応のメモリ41 〜
44 の共通の読出クロック信号とするクロック生成部を
設けることができる。
【0013】(4)又制御部51 〜54 は、高解像度を
必要とする部分を選択部から縮小画面として選択出力す
る大きさに対応した領域に切り出してメモリ41 〜44
に書込み、このメモリ41 〜44 から読出した映像信号
を選択部6に加える構成を備えることができる。
必要とする部分を選択部から縮小画面として選択出力す
る大きさに対応した領域に切り出してメモリ41 〜44
に書込み、このメモリ41 〜44 から読出した映像信号
を選択部6に加える構成を備えることができる。
【0014】(5)又メモリ41 〜44 は、少なくとも
1フレーム分の記憶容量を有する第1,第2のメモリ部
を備え、制御部51 〜54 は、メモリ41 〜44 に入力
される映像信号の垂直同期信号に同期して、第1,第2
のメモリ部に対する映像信号の書込みと読出しとを切替
制御する構成を備えることができる。
1フレーム分の記憶容量を有する第1,第2のメモリ部
を備え、制御部51 〜54 は、メモリ41 〜44 に入力
される映像信号の垂直同期信号に同期して、第1,第2
のメモリ部に対する映像信号の書込みと読出しとを切替
制御する構成を備えることができる。
【0015】(6)又メモリ41 〜44 は、全景用メモ
リ部と、部分用メモリ部とを備え、制御部51 〜5
4 は、映像信号をメモリ41 〜44 に書込み且つ読出す
制御を行うと共に、全景用メモリ部を用いて帯域圧縮符
号化の為の間引きによる縮小画面として映像信号を読出
し、部分用メモリ部を用いて縮小画面の大きさの領域に
ついて映像信号を間引きすることなく読出す構成を備
え、選択部6は、全景用メモリ部からの映像信号と部分
用メモリ部からの映像信号とを選択して1画面を構成す
る映像信号を出力する構成を備えることができる。
リ部と、部分用メモリ部とを備え、制御部51 〜5
4 は、映像信号をメモリ41 〜44 に書込み且つ読出す
制御を行うと共に、全景用メモリ部を用いて帯域圧縮符
号化の為の間引きによる縮小画面として映像信号を読出
し、部分用メモリ部を用いて縮小画面の大きさの領域に
ついて映像信号を間引きすることなく読出す構成を備
え、選択部6は、全景用メモリ部からの映像信号と部分
用メモリ部からの映像信号とを選択して1画面を構成す
る映像信号を出力する構成を備えることができる。
【0016】(7)又映像信号の動きの大きい部分を検
出し、その部分をほぼ中心とした所定の大きさの部分画
面を構成する映像信号を、メモリ41 〜44 を用いて切
り出す動き検出部を設けることができる。
出し、その部分をほぼ中心とした所定の大きさの部分画
面を構成する映像信号を、メモリ41 〜44 を用いて切
り出す動き検出部を設けることができる。
【0017】(8)又モニタ11側に制御部51 〜54
による画面切り出し範囲等のパラメータを設定して送出
する設定部を設け、この設定部からのパラメータを受信
して、制御部51 〜54 を制御するインタフェース部を
設けることができる。
による画面切り出し範囲等のパラメータを設定して送出
する設定部を設け、この設定部からのパラメータを受信
して、制御部51 〜54 を制御するインタフェース部を
設けることができる。
【0018】
【実施の形態】図1は本発明の第1の実施例の説明図で
あり、4台のテレビカメラ11 〜14を設けた場合を示
し、21 〜24 はAD変換部(A/D)、31 〜34 は
輝度・色差信号分離部(Y/C)、41 〜44 はメモ
リ、51 〜54 は制御部、6は選択部、7は符号化部、
8は伝送回線、9は復号化部、10はDA変換表示制御
部(D/A)、11はモニタである。
あり、4台のテレビカメラ11 〜14を設けた場合を示
し、21 〜24 はAD変換部(A/D)、31 〜34 は
輝度・色差信号分離部(Y/C)、41 〜44 はメモ
リ、51 〜54 は制御部、6は選択部、7は符号化部、
8は伝送回線、9は復号化部、10はDA変換表示制御
部(D/A)、11はモニタである。
【0019】AD変換部21 〜24 と、輝度・色差信号
分離部31 〜34 と、メモリ41 〜44 と、制御部51
〜54 と、選択部6と、符号化部7とにより、映像信号
符号化装置を構成し、又復号化部9と、DA変換表示制
御部10とにより映像信号復号化装置を構成している。
分離部31 〜34 と、メモリ41 〜44 と、制御部51
〜54 と、選択部6と、符号化部7とにより、映像信号
符号化装置を構成し、又復号化部9と、DA変換表示制
御部10とにより映像信号復号化装置を構成している。
【0020】テレビカメラ11 〜14 からの映像信号
は、AD変換部21 〜24 によりディジタル信号に変換
され、輝度・色差信号分離部31 〜34 により輝度信号
Yと色差信号Cb,Crに分離されてディジタル・コン
ポーネント信号となり、メモリ41 〜44 に加えられ、
制御部51 〜54 の制御によって書込まれ、選択部6と
制御部51 〜54 との制御によって、テレビカメラ11
〜14 対応の画面をそれぞれ1/4の面積に縮小した縮
小画面とし、全体として1画面を構成する映像信号を選
択出力し、符号化部7に加えて符号化する。
は、AD変換部21 〜24 によりディジタル信号に変換
され、輝度・色差信号分離部31 〜34 により輝度信号
Yと色差信号Cb,Crに分離されてディジタル・コン
ポーネント信号となり、メモリ41 〜44 に加えられ、
制御部51 〜54 の制御によって書込まれ、選択部6と
制御部51 〜54 との制御によって、テレビカメラ11
〜14 対応の画面をそれぞれ1/4の面積に縮小した縮
小画面とし、全体として1画面を構成する映像信号を選
択出力し、符号化部7に加えて符号化する。
【0021】符号化部7は、前述のように、H.26
1,MPEG1,MPEG2等の標準化された帯域圧縮
符号化方式に従った符号化を行う構成を有するもので、
専用のハードウェア構成による符号化処理を行うか、或
いは汎用のコンピュータを用いたソフトウェアにより符
号化処理を行うことができる。そして、符号化した映像
信号を伝送回線8に送出する。従って、1画面の映像信
号として帯域圧縮符号化を行うから、駒落としが生じる
ことがなく、且つ1回線で伝送できると共に、縮小画面
間の時間差が生じないので、経済的に再生画質の劣化を
抑制することができる。
1,MPEG1,MPEG2等の標準化された帯域圧縮
符号化方式に従った符号化を行う構成を有するもので、
専用のハードウェア構成による符号化処理を行うか、或
いは汎用のコンピュータを用いたソフトウェアにより符
号化処理を行うことができる。そして、符号化した映像
信号を伝送回線8に送出する。従って、1画面の映像信
号として帯域圧縮符号化を行うから、駒落としが生じる
ことがなく、且つ1回線で伝送できると共に、縮小画面
間の時間差が生じないので、経済的に再生画質の劣化を
抑制することができる。
【0022】復号化部9は、符号化部7に於ける符号化
方式の逆の処理により復号化する構成を有し、復号化し
た映像信号をDA変換表示制御部10によりアナログ映
像信号に変換し、モニタ11に加えて表示する。この場
合、1画面が4分割されて、テレビカメラ11 〜14 対
応の撮像画面が表示される。
方式の逆の処理により復号化する構成を有し、復号化し
た映像信号をDA変換表示制御部10によりアナログ映
像信号に変換し、モニタ11に加えて表示する。この場
合、1画面が4分割されて、テレビカメラ11 〜14 対
応の撮像画面が表示される。
【0023】図2は本発明の第1の実施例の画面合成の
説明図であり、(a)〜(d)は、テレビカメラ11 〜
14 対応の撮像画面を示し、それぞれは、例えば、72
0×480画素構成を有する。又(e)〜(h)は、帯
域圧縮符号化の為に間引き処理により縮小され、例え
ば、1画素おき且つ1水平走査線おきに間引き処理され
て、360×240画素構成の縮小画面が形成される。
そして、制御部51 〜5 4 と選択部6とにより、メモリ
41 〜44 から映像信号を読出して、テレビカメラ11
〜14 対応の例えば720×480画素構成の1画面を
構成した結果を(f)に示す。この1画面(f)を構成
する映像信号が符号化部7に於いて符号化され、伝送回
線8に送出される。この場合の1画面(f)の中の縮小
画面(e)〜(h)の配列は、図示の場合に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。又テレビカメラ11 〜14 対応の縮小画面(e)〜
(h)は、1画面として伝送されるから、それら間の時
間差は生じないことになる。
説明図であり、(a)〜(d)は、テレビカメラ11 〜
14 対応の撮像画面を示し、それぞれは、例えば、72
0×480画素構成を有する。又(e)〜(h)は、帯
域圧縮符号化の為に間引き処理により縮小され、例え
ば、1画素おき且つ1水平走査線おきに間引き処理され
て、360×240画素構成の縮小画面が形成される。
そして、制御部51 〜5 4 と選択部6とにより、メモリ
41 〜44 から映像信号を読出して、テレビカメラ11
〜14 対応の例えば720×480画素構成の1画面を
構成した結果を(f)に示す。この1画面(f)を構成
する映像信号が符号化部7に於いて符号化され、伝送回
線8に送出される。この場合の1画面(f)の中の縮小
画面(e)〜(h)の配列は、図示の場合に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。又テレビカメラ11 〜14 対応の縮小画面(e)〜
(h)は、1画面として伝送されるから、それら間の時
間差は生じないことになる。
【0024】図3は本発明の実施例のメモリ及び制御部
の説明図であり、21,22は第1,第2のメモリ部、
WAはライトアドレス端子、WEはライトイネーブル端
子、RAはリードアドレス端子、REはライトイネーブ
ル端子、23はライトイネーブル信号生成部、24はリ
ードイネーブル信号生成部、25はフレームカウンタ、
26はラインカウンタ、27はペルカウンタ、28はラ
インカウンタ、29はペルカウンタである。
の説明図であり、21,22は第1,第2のメモリ部、
WAはライトアドレス端子、WEはライトイネーブル端
子、RAはリードアドレス端子、REはライトイネーブ
ル端子、23はライトイネーブル信号生成部、24はリ
ードイネーブル信号生成部、25はフレームカウンタ、
26はラインカウンタ、27はペルカウンタ、28はラ
インカウンタ、29はペルカウンタである。
【0025】前述のメモリ41 〜44 を、第1,第2の
メモリ部21,22により構成し、制御部51 〜5
4 を、ライトイネーブル信号生成部23と、リードイネ
ーブル信号生成部と、フレームカウンタ25と、ライン
カウンタ26,28と、ペルカウンタ27,29とによ
り構成した場合を示す。
メモリ部21,22により構成し、制御部51 〜5
4 を、ライトイネーブル信号生成部23と、リードイネ
ーブル信号生成部と、フレームカウンタ25と、ライン
カウンタ26,28と、ペルカウンタ27,29とによ
り構成した場合を示す。
【0026】入力された映像信号の垂直同期信号VSに
同期し、ライトクロック信号WCKのカウントにより、
水平走査線上の画素アドレスを形成するペルカウンタ2
7と、1画面中の水平走査線のアドレスを形成するライ
ンカウンタ26とにより映像信号に対するライトアドレ
スを形成し、第1,第2のライトアドレス端子WAに加
える。このようなアドレス生成の手段は既に各種の手段
が提案されており、それらの中の適当な手段を適用する
ことができる。
同期し、ライトクロック信号WCKのカウントにより、
水平走査線上の画素アドレスを形成するペルカウンタ2
7と、1画面中の水平走査線のアドレスを形成するライ
ンカウンタ26とにより映像信号に対するライトアドレ
スを形成し、第1,第2のライトアドレス端子WAに加
える。このようなアドレス生成の手段は既に各種の手段
が提案されており、それらの中の適当な手段を適用する
ことができる。
【0027】又フレームカウンタ25のカウント内容
は、奇数フレームか偶数フレームかを示すもので、ライ
トイネーブル信号生成部23は、例えば、奇数フレーム
の場合に第1のメモリ部21のライトイネーブル端子W
Eにライトイネーブル信号を加え、偶数フレームの場合
に第2のメモリ部22のライトイネーブル端子WEにラ
イトイネーブル信号を加える。
は、奇数フレームか偶数フレームかを示すもので、ライ
トイネーブル信号生成部23は、例えば、奇数フレーム
の場合に第1のメモリ部21のライトイネーブル端子W
Eにライトイネーブル信号を加え、偶数フレームの場合
に第2のメモリ部22のライトイネーブル端子WEにラ
イトイネーブル信号を加える。
【0028】又ライトイネーブル信号生成部23は、ペ
ルカウンタ27と、ラインカウンタ26とからのライト
アドレスに従って、1画素おき且つ1水平走査線おきに
ライトイネーブル信号を生成する。従って、奇数フレー
ムに於いては、第1のメモリ部21に、入力された映像
信号の1画面が間引き処理されて1/4の面積の縮小画
面として書込まれ、偶数フレームに於いては、第2のメ
モリ部22に、入力された映像信号の1画面が間引き処
理されて書込まれる。従って、例えば、720×480
画素の画面は、その1/4の面積の360×240画素
構成の縮小画面として書込まれる。
ルカウンタ27と、ラインカウンタ26とからのライト
アドレスに従って、1画素おき且つ1水平走査線おきに
ライトイネーブル信号を生成する。従って、奇数フレー
ムに於いては、第1のメモリ部21に、入力された映像
信号の1画面が間引き処理されて1/4の面積の縮小画
面として書込まれ、偶数フレームに於いては、第2のメ
モリ部22に、入力された映像信号の1画面が間引き処
理されて書込まれる。従って、例えば、720×480
画素の画面は、その1/4の面積の360×240画素
構成の縮小画面として書込まれる。
【0029】又リードクロック信号RCKが加えられる
ペルカウンタ29とラインカウンタ28とにより、第
1,第2のメモリ部21,22のリードアドレス端子R
Aに加えるリードアドレスが生成される。又リードイネ
ーブル信号生成部24は、ライトイネーブル信号生成部
23からの信号により、第1のメモリ部21にライトイ
ネーブル信号を加えるフレーム期間に於いては、第2の
メモリ部22にリードイネーブル信号を加え、第2のメ
モリ部22にライトイネーブル信号を加えるフレーム期
間に於いては、第1のメモリ部21にリードイネーブル
信号を加える。
ペルカウンタ29とラインカウンタ28とにより、第
1,第2のメモリ部21,22のリードアドレス端子R
Aに加えるリードアドレスが生成される。又リードイネ
ーブル信号生成部24は、ライトイネーブル信号生成部
23からの信号により、第1のメモリ部21にライトイ
ネーブル信号を加えるフレーム期間に於いては、第2の
メモリ部22にリードイネーブル信号を加え、第2のメ
モリ部22にライトイネーブル信号を加えるフレーム期
間に於いては、第1のメモリ部21にリードイネーブル
信号を加える。
【0030】従って、第1,第2のメモリ部21,22
に間引き処理されて書込まれた映像信号が、ライトクロ
ック信号RCKに同期して読出されることになり、第
1,第2のメモリ部21,22の書込みと読出しとの切
替えは、垂直同期信号VSに同期して行われるから、フ
レームの途中で切替えが行われることがなく、再生画面
の一部欠落等が生じないことになる。
に間引き処理されて書込まれた映像信号が、ライトクロ
ック信号RCKに同期して読出されることになり、第
1,第2のメモリ部21,22の書込みと読出しとの切
替えは、垂直同期信号VSに同期して行われるから、フ
レームの途中で切替えが行われることがなく、再生画面
の一部欠落等が生じないことになる。
【0031】前述の実施例に於いては、リードイネーブ
ル信号を1画素おき且つ1水平走査線おきに生成して、
映像信号を間引きして書込むものであるが、1画面分の
映像信号を全て書込み、ライトイネーブル信号を1画素
おき且つ1水平走査線おきに生成して、映像信号を間引
きして読出すことも可能である。
ル信号を1画素おき且つ1水平走査線おきに生成して、
映像信号を間引きして書込むものであるが、1画面分の
映像信号を全て書込み、ライトイネーブル信号を1画素
おき且つ1水平走査線おきに生成して、映像信号を間引
きして読出すことも可能である。
【0032】図4は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、11 〜14 はテレビカメラ、8は伝送回線、9は復
号化部、101 〜104 はDA変換表示制御部、111
〜114 はモニタ、31は映像信号符号化装置、32は
分離部、331 〜334 は補間部である。
り、11 〜14 はテレビカメラ、8は伝送回線、9は復
号化部、101 〜104 はDA変換表示制御部、111
〜114 はモニタ、31は映像信号符号化装置、32は
分離部、331 〜334 は補間部である。
【0033】映像信号符号化装置31は、図1に於ける
映像信号符号化装置の構成を有し、従って、図2に示す
ように、1画面構成として、テレビカメラ11 〜14 の
映像信号を符号化して伝送回線8に送出する。復号化部
9は、符号化映像信号を復号して分離部32に加える。
分離部32は、図2の1画面(f)をそれぞれ縮小画面
(e)〜(h)に分離して補間部331 〜334 に加え
る。各補間部331 〜334 は、既に知られている補間
手段に従って水平,垂直方向の画素間の補間処理を行っ
て、図2の(a)〜(d)に示すような元の大きさの画
面に戻し、DA変換表示制御部101 〜104 からモニ
タ111 〜114 に映像信号を加え、テレビカメラ11
〜14 の撮像画面をそれぞれ表示する。従って、モニタ
111 〜114 の表示画面に時間差が生じないことにな
る。
映像信号符号化装置の構成を有し、従って、図2に示す
ように、1画面構成として、テレビカメラ11 〜14 の
映像信号を符号化して伝送回線8に送出する。復号化部
9は、符号化映像信号を復号して分離部32に加える。
分離部32は、図2の1画面(f)をそれぞれ縮小画面
(e)〜(h)に分離して補間部331 〜334 に加え
る。各補間部331 〜334 は、既に知られている補間
手段に従って水平,垂直方向の画素間の補間処理を行っ
て、図2の(a)〜(d)に示すような元の大きさの画
面に戻し、DA変換表示制御部101 〜104 からモニ
タ111 〜114 に映像信号を加え、テレビカメラ11
〜14 の撮像画面をそれぞれ表示する。従って、モニタ
111 〜114 の表示画面に時間差が生じないことにな
る。
【0034】図5は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、図1と同一符号は同一部分を示し、41は周期検出
部、42はクロック選択出力部である。この周期検出部
41とクロック選択出力部42とによりクロック生成部
を構成するものであり、周期検出部41は、テレビカメ
ラ11 〜14 からの映像信号の垂直同期信号,水平同期
信号等の映像信号に同期した信号の周期を検出し、最も
速い周期の映像信号を検出する。そして、テレビカメラ
11 〜14 対応のクロック信号をCLK1〜CLK4と
すると、クロック選択出力部42により、最も速い周期
の映像信号を出力するテレビカメラのクロック信号を選
択出力して、各制御部51 〜54 に読出クロック信号と
して加える。
り、図1と同一符号は同一部分を示し、41は周期検出
部、42はクロック選択出力部である。この周期検出部
41とクロック選択出力部42とによりクロック生成部
を構成するものであり、周期検出部41は、テレビカメ
ラ11 〜14 からの映像信号の垂直同期信号,水平同期
信号等の映像信号に同期した信号の周期を検出し、最も
速い周期の映像信号を検出する。そして、テレビカメラ
11 〜14 対応のクロック信号をCLK1〜CLK4と
すると、クロック選択出力部42により、最も速い周期
の映像信号を出力するテレビカメラのクロック信号を選
択出力して、各制御部51 〜54 に読出クロック信号と
して加える。
【0035】従って、最も速い周期以外の映像信号が書
込まれたメモリからは、その書込クロック信号より速い
読出クロック信号によって読出されるから、駒落としが
生じることなく、映像信号の読出しを行うことができ
る。即ち、メモリ上に於いて、映像信号に同期した信号
の周期が最も速い周期の映像信号については、書込みと
読出しとが同期していることにより、駒落ちが生じない
ことになり、他の遅い周期の映像信号については、書込
みの周期が遅いことになるが、読出しの周期が速いか
ら、この場合も駒落ちは生じないことになる。
込まれたメモリからは、その書込クロック信号より速い
読出クロック信号によって読出されるから、駒落としが
生じることなく、映像信号の読出しを行うことができ
る。即ち、メモリ上に於いて、映像信号に同期した信号
の周期が最も速い周期の映像信号については、書込みと
読出しとが同期していることにより、駒落ちが生じない
ことになり、他の遅い周期の映像信号については、書込
みの周期が遅いことになるが、読出しの周期が速いか
ら、この場合も駒落ちは生じないことになる。
【0036】図6は本発明の第3の実施例の周期検出部
及びクロック選択出力部の説明図であり、図5の周期検
出部41を、同期信号計数部431 〜434 と比較回路
44とにより構成した場合を示す。又同期信号計数部4
31 〜434 は、それぞれ垂直同期信号VS1〜VS4
をカウントするカウンタ45と、ラッチ回路46とを有
し、タイミング信号発生部47からのタイミング信号
を、カウンタ45にはリセット信号とし、又ラッチ回路
46にはラッチ信号として加える。
及びクロック選択出力部の説明図であり、図5の周期検
出部41を、同期信号計数部431 〜434 と比較回路
44とにより構成した場合を示す。又同期信号計数部4
31 〜434 は、それぞれ垂直同期信号VS1〜VS4
をカウントするカウンタ45と、ラッチ回路46とを有
し、タイミング信号発生部47からのタイミング信号
を、カウンタ45にはリセット信号とし、又ラッチ回路
46にはラッチ信号として加える。
【0037】タイミング信号発生部47からのタイミン
グ信号の周期を例えば1秒とすると、同期信号計数部4
31 〜434 のカウンタ45は、1秒間の垂直同期信号
VS1〜VS4をカウントし、ラッチ回路46にラッチ
し、ラッチしたカウント内容を比較回路44に於いて大
小比較を行い、最大値となった垂直同期信号を識別し、
クロック選択出力部42を制御する。例えば、垂直同期
信号VS2のカウント値が最大となると、クロック選択
出力部42からクロック信号CLK2が読出クロック信
号CLKとして選択出力される。
グ信号の周期を例えば1秒とすると、同期信号計数部4
31 〜434 のカウンタ45は、1秒間の垂直同期信号
VS1〜VS4をカウントし、ラッチ回路46にラッチ
し、ラッチしたカウント内容を比較回路44に於いて大
小比較を行い、最大値となった垂直同期信号を識別し、
クロック選択出力部42を制御する。例えば、垂直同期
信号VS2のカウント値が最大となると、クロック選択
出力部42からクロック信号CLK2が読出クロック信
号CLKとして選択出力される。
【0038】前述の実施例は、クロック生成部として、
テレビカメラ11 〜14 対応の垂直同期信号VS1〜V
S4をそれぞれカウントする場合を示すが、水平同期信
号をカウントして比較することもできる。又バースト信
号の周期をカウントして比較することもできる。即ち、
映像信号に同期した各種の信号を選択して周期を計測す
ることができる。又クロック生成部のクロック選択出力
部42を位相同期回路とし、比較回路44によってカウ
ント値が最大となる垂直同期信号VS1〜VS4等の同
期信号に位相同期化した読出クロック信号CLKを発生
させる構成とすることもできる。
テレビカメラ11 〜14 対応の垂直同期信号VS1〜V
S4をそれぞれカウントする場合を示すが、水平同期信
号をカウントして比較することもできる。又バースト信
号の周期をカウントして比較することもできる。即ち、
映像信号に同期した各種の信号を選択して周期を計測す
ることができる。又クロック生成部のクロック選択出力
部42を位相同期回路とし、比較回路44によってカウ
ント値が最大となる垂直同期信号VS1〜VS4等の同
期信号に位相同期化した読出クロック信号CLKを発生
させる構成とすることもできる。
【0039】図7は本発明の第4の実施例の説明図であ
り、1はテレビカメラ、2はAD変換部(A/D)、3
は輝度・色差信号分離部(Y/C)、4Aは全景用メモ
リ部、4Bは部分用メモリ部、5A,5Bは制御部、6
は選択部、7は符号化部、8は伝送回線、9は復号化
部、10はDA変換表示制御部(D/A)、11はモニ
タ、33は補間部である。
り、1はテレビカメラ、2はAD変換部(A/D)、3
は輝度・色差信号分離部(Y/C)、4Aは全景用メモ
リ部、4Bは部分用メモリ部、5A,5Bは制御部、6
は選択部、7は符号化部、8は伝送回線、9は復号化
部、10はDA変換表示制御部(D/A)、11はモニ
タ、33は補間部である。
【0040】全景用メモリ部4Aと制御部5Aとは、前
述の各実施例と同様に、テレビカメラ1の1画面分の映
像信号を間引き処理により縮小画面の映像信号として読
出して選択部6に加えるものであり、又部分用メモリ部
4Bと制御部5Bとにより、1画面中の高解像度を必要
とする領域を間引き処理することなく切り出して、映像
信号を書込み、その映像信号を読出して選択部6に加え
る。この場合、例えば、図3に於けるライトイネーブル
信号生成部23からのライトイネーブル信号を、切り出
す領域の水平走査線上の先頭アドレスから最終アドレス
までの間を連続的に発生することによって、切り出し領
域の映像信号を部分用メモリ部4Bに書込むことができ
る。
述の各実施例と同様に、テレビカメラ1の1画面分の映
像信号を間引き処理により縮小画面の映像信号として読
出して選択部6に加えるものであり、又部分用メモリ部
4Bと制御部5Bとにより、1画面中の高解像度を必要
とする領域を間引き処理することなく切り出して、映像
信号を書込み、その映像信号を読出して選択部6に加え
る。この場合、例えば、図3に於けるライトイネーブル
信号生成部23からのライトイネーブル信号を、切り出
す領域の水平走査線上の先頭アドレスから最終アドレス
までの間を連続的に発生することによって、切り出し領
域の映像信号を部分用メモリ部4Bに書込むことができ
る。
【0041】選択部6は、全景用メモリ部4Aから読出
した縮小画面の中に、部分用メモリ4Bから読出した高
解像度領域を嵌め込んで1画面を形成するように選択制
御し、符号化部7により帯域圧縮符号化し、伝送回線8
に送出する。この符号化映像信号を受信し、復号化部9
に於いて復号化し、補間部33に於いて元の1画面とす
る為の画素間補間処理を行い、DA変換表示制御部10
によりアナログ映像信号に変換してモニタ11に加え
る。
した縮小画面の中に、部分用メモリ4Bから読出した高
解像度領域を嵌め込んで1画面を形成するように選択制
御し、符号化部7により帯域圧縮符号化し、伝送回線8
に送出する。この符号化映像信号を受信し、復号化部9
に於いて復号化し、補間部33に於いて元の1画面とす
る為の画素間補間処理を行い、DA変換表示制御部10
によりアナログ映像信号に変換してモニタ11に加え
る。
【0042】図8は本発明の実施例の画面部分の切り出
し合成の説明図であり、(a)はテレビカメラ1の撮像
画面を示し、例えば、720×480画素構成を有し、
その中の高解像度を必要とする例えば点線で示す領域
を、例えば、前述の縮小画面としての大きさより小さい
180×120画素構成、或いは90×60画素構成と
して、(b)に示すように切り出す。又(a)の1画面
は、全景用メモリ4Aと制御部5Aとにより、間引き処
理により(c)に示す例えば360×240画素構成の
縮小画面とする。
し合成の説明図であり、(a)はテレビカメラ1の撮像
画面を示し、例えば、720×480画素構成を有し、
その中の高解像度を必要とする例えば点線で示す領域
を、例えば、前述の縮小画面としての大きさより小さい
180×120画素構成、或いは90×60画素構成と
して、(b)に示すように切り出す。又(a)の1画面
は、全景用メモリ4Aと制御部5Aとにより、間引き処
理により(c)に示す例えば360×240画素構成の
縮小画面とする。
【0043】選択部6は、例えば、(d)示すように、
全景画面の中に高解像度の領域を嵌め込むように、全景
用メモリ部4Aと部分用メモリ部4Bから読出した映像
信号を選択して1画面を構成する。前述の場合、360
×240画素構成の縮小画面の中に、180×120画
素構成、或いは90×60画素構成の高解像度領域が嵌
め込まれて1画面が構成された映像信号が符号化されて
伝送される。従って、モニタ11には、例えば、(d)
に点線で示す高解像度の領域を、P−in−P(ピクチ
ュアー・イン・ピクチュアー)形式で表示することがで
きる。
全景画面の中に高解像度の領域を嵌め込むように、全景
用メモリ部4Aと部分用メモリ部4Bから読出した映像
信号を選択して1画面を構成する。前述の場合、360
×240画素構成の縮小画面の中に、180×120画
素構成、或いは90×60画素構成の高解像度領域が嵌
め込まれて1画面が構成された映像信号が符号化されて
伝送される。従って、モニタ11には、例えば、(d)
に点線で示す高解像度の領域を、P−in−P(ピクチ
ュアー・イン・ピクチュアー)形式で表示することがで
きる。
【0044】図9は本発明の実施例の画面切り出しの説
明図であり、(a)は前述の場合と同様のテレビカメラ
1の撮像画面を示し、例えば、720×480画素構成
の1画面の中の点線で示す一部のみを高解像度で伝送す
る場合、縮小画面の大きさの360×240画素構成と
して(b)に示すように切り出し、間引き処理すること
なく、選択部6から符号化部7へ加えて符号化する。
明図であり、(a)は前述の場合と同様のテレビカメラ
1の撮像画面を示し、例えば、720×480画素構成
の1画面の中の点線で示す一部のみを高解像度で伝送す
る場合、縮小画面の大きさの360×240画素構成と
して(b)に示すように切り出し、間引き処理すること
なく、選択部6から符号化部7へ加えて符号化する。
【0045】モニタ11には、(b)の縮小画面が元の
1画面の大きさに復元されることにより、高解像度の状
態で表示されることになる。なお、間引き処理により縮
小画面とした場合を(b)に示し、モニタ11には、1
画面の大きさに復元されて、(a)に示すように表示さ
れる。この場合、間引き処理と補間処理とにより、間引
き処理されない画質に比較して劣化する。
1画面の大きさに復元されることにより、高解像度の状
態で表示されることになる。なお、間引き処理により縮
小画面とした場合を(b)に示し、モニタ11には、1
画面の大きさに復元されて、(a)に示すように表示さ
れる。この場合、間引き処理と補間処理とにより、間引
き処理されない画質に比較して劣化する。
【0046】図10は本発明の第5の実施例の説明図で
あり、1はテレビカメラ、2はAD変換部(A/D)、
3は輝度・色差信号分離部(Y/C)、4はメモリ、5
は制御部、6は選択部、7は符号化部、8は伝送回線、
9は復号化部、10はDA変換表示制御部(D/A)、
11はモニタ、33は補間部、50は動き検出部であ
る。
あり、1はテレビカメラ、2はAD変換部(A/D)、
3は輝度・色差信号分離部(Y/C)、4はメモリ、5
は制御部、6は選択部、7は符号化部、8は伝送回線、
9は復号化部、10はDA変換表示制御部(D/A)、
11はモニタ、33は補間部、50は動き検出部であ
る。
【0047】この実施例は、動きの大きい部分を含む領
域を切り出して高解像度で伝送するものであり、動き検
出部50は、例えば、8×8画素或いは16×16画素
等の所定の大きさの領域毎にフレーム間差分を求め、最
も差分の大きい領域が動きの大きい部分と判定し、その
部分をほぼ中心として切り出すように、選択部6を制御
する。
域を切り出して高解像度で伝送するものであり、動き検
出部50は、例えば、8×8画素或いは16×16画素
等の所定の大きさの領域毎にフレーム間差分を求め、最
も差分の大きい領域が動きの大きい部分と判定し、その
部分をほぼ中心として切り出すように、選択部6を制御
する。
【0048】図11は本発明の第5の実施例の動き部分
の切り出し合成の説明図であり、テレビカメラ1の撮像
画面を(a)に示し、51又は52のように、8×8画
素或いは16×16画素等の所定の大きさの領域毎にフ
レーム間差分を求める。そして、斜線を施した領域51
のフレーム間差分が最も大きい場合は、その領域51を
ほぼ中心とした縮小画面に相当する大きさの領域53を
(b)に示すように切り出す。
の切り出し合成の説明図であり、テレビカメラ1の撮像
画面を(a)に示し、51又は52のように、8×8画
素或いは16×16画素等の所定の大きさの領域毎にフ
レーム間差分を求める。そして、斜線を施した領域51
のフレーム間差分が最も大きい場合は、その領域51を
ほぼ中心とした縮小画面に相当する大きさの領域53を
(b)に示すように切り出す。
【0049】この領域53は間引き処理することなく符
号化して伝送するものであり、従って、受信復号してモ
ニタ11に表示すると、(c)に示すように、動きの大
きい部分51’をほぼ中心とした高解像度の画面とな
り、詳細な動きの観測が可能となる。
号化して伝送するものであり、従って、受信復号してモ
ニタ11に表示すると、(c)に示すように、動きの大
きい部分51’をほぼ中心とした高解像度の画面とな
り、詳細な動きの観測が可能となる。
【0050】図12は本発明の第6の実施例の説明図で
あり、図1と同一符号は同一部分を示し、61は設定
部、62は信号線、63はインタフェース部である。図
1に示す実施例の場合と同様に、モニタ11に、テレビ
カメラ11 〜14 の撮像画面を縮小画面として同時に表
示する構成に於いて、設定部61にテレビカメラ11 〜
14 の選択や切り出し領域の設定のパラメータを設定し
て、信号線62を介して送出し、インタフェース部63
で受信処理して、制御部51 〜54 を制御する。又信号
線62は、伝送回線8の双方向伝送機能を利用するか、
又は図示のように別回線として敷設することができる。
又テレビカメラ11 〜14 の撮像範囲を遠隔操作で制御
する方式が知られており、このような遠隔制御信号を伝
送する有線或いは無線の信号線を利用することもでき
る。
あり、図1と同一符号は同一部分を示し、61は設定
部、62は信号線、63はインタフェース部である。図
1に示す実施例の場合と同様に、モニタ11に、テレビ
カメラ11 〜14 の撮像画面を縮小画面として同時に表
示する構成に於いて、設定部61にテレビカメラ11 〜
14 の選択や切り出し領域の設定のパラメータを設定し
て、信号線62を介して送出し、インタフェース部63
で受信処理して、制御部51 〜54 を制御する。又信号
線62は、伝送回線8の双方向伝送機能を利用するか、
又は図示のように別回線として敷設することができる。
又テレビカメラ11 〜14 の撮像範囲を遠隔操作で制御
する方式が知られており、このような遠隔制御信号を伝
送する有線或いは無線の信号線を利用することもでき
る。
【0051】例えば、モニタ11によるテレビカメラ1
1 〜14 の撮像画面を観測中に、何れか1台のテレビカ
メラの撮像画面の特定の部分のみを高解像度で観測する
要望が発生すると、設定部61に、そのテレビカメラを
指定し、且つ切り出し部分を指定するパラメータを設定
して送出する。この場合の伝送形式は既に知られている
各種のデータ伝送方式を適用できる。インタフェース部
63は、そのパラメータを受信処理し、指定されたテレ
ビカメラ対応の制御部に切り出し領域の指定情報を加え
る。それによって、前述のように、指定された領域が切
り出され、間引き処理されることなく、符号化して伝送
されるから、高解像度の画像を表示することができる。
又動きの大きい部分を含む領域を切り出すように指示す
ることも可能である。
1 〜14 の撮像画面を観測中に、何れか1台のテレビカ
メラの撮像画面の特定の部分のみを高解像度で観測する
要望が発生すると、設定部61に、そのテレビカメラを
指定し、且つ切り出し部分を指定するパラメータを設定
して送出する。この場合の伝送形式は既に知られている
各種のデータ伝送方式を適用できる。インタフェース部
63は、そのパラメータを受信処理し、指定されたテレ
ビカメラ対応の制御部に切り出し領域の指定情報を加え
る。それによって、前述のように、指定された領域が切
り出され、間引き処理されることなく、符号化して伝送
されるから、高解像度の画像を表示することができる。
又動きの大きい部分を含む領域を切り出すように指示す
ることも可能である。
【0052】又前述の各実施例をそれぞれ組合せること
が可能である。例えば、図2の(e)〜(h)の縮小画
面内に於いても、それぞれ高解像度を必要とする部分を
切り出して画面合成するか、或いは(a)〜(d)の撮
像画面の中の高解像度を必要とする領域或いは動きの大
きい領域を切り出して、間引き処理することなく画面合
成することもできる。
が可能である。例えば、図2の(e)〜(h)の縮小画
面内に於いても、それぞれ高解像度を必要とする部分を
切り出して画面合成するか、或いは(a)〜(d)の撮
像画面の中の高解像度を必要とする領域或いは動きの大
きい領域を切り出して、間引き処理することなく画面合
成することもできる。
【0053】又伝送回線8及び信号線62は、有線回線
又は無線回線又は光信号として伝送する光伝送回線とす
ることができる。又選択部6と符号化部7との間のイン
タフェースは、通常はディジタル・インタフェースとす
るものであるが、必要に応じてアナログ・インタフェー
スとすることも可能である。又モニタ11は1台或いは
テレビカメラ11 〜14 対応の台数とした場合を示す
が、更に多数のモニタを設けることも可能である。
又は無線回線又は光信号として伝送する光伝送回線とす
ることができる。又選択部6と符号化部7との間のイン
タフェースは、通常はディジタル・インタフェースとす
るものであるが、必要に応じてアナログ・インタフェー
スとすることも可能である。又モニタ11は1台或いは
テレビカメラ11 〜14 対応の台数とした場合を示す
が、更に多数のモニタを設けることも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
テレビカメラ11 〜14 からの映像信号をメモリ41 〜
44 に一時的に蓄積し、それぞれ縮小画面として読出
し、選択部6により1画面を構成して符号化部7により
符号化して伝送するもので、複数系統の映像信号を1系
統の符号化部7により帯域圧縮符号化して伝送し、又1
台のモニタ11又はテレビカメラ11 〜14 対応のモニ
タ111 〜114 に、テレビカメラ11 〜14 の撮像画
面の時間差が生じない表示画面を得ることができ、複数
テレビカメラによる観測が正確に且つ経済的に可能とな
る利点がある。
テレビカメラ11 〜14 からの映像信号をメモリ41 〜
44 に一時的に蓄積し、それぞれ縮小画面として読出
し、選択部6により1画面を構成して符号化部7により
符号化して伝送するもので、複数系統の映像信号を1系
統の符号化部7により帯域圧縮符号化して伝送し、又1
台のモニタ11又はテレビカメラ11 〜14 対応のモニ
タ111 〜114 に、テレビカメラ11 〜14 の撮像画
面の時間差が生じない表示画面を得ることができ、複数
テレビカメラによる観測が正確に且つ経済的に可能とな
る利点がある。
【0055】又動きの大きい部分等の高解像度を必要と
する領域を切り出し、間引き処理することなく符号化し
て伝送することにより、モニタ11には、高解像度の表
示画面によって被写体の動き等を観測することができる
利点がある。
する領域を切り出し、間引き処理することなく符号化し
て伝送することにより、モニタ11には、高解像度の表
示画面によって被写体の動き等を観測することができる
利点がある。
【0056】又テレビカメラ11 〜14 の遠隔操作は既
に知られており、このような遠隔操作に対応して、設定
部に切り出し領域等のパラメータを設定することによっ
て、高解像度を必要とする領域を指定してモニタ11に
より観測することができる利点がある。
に知られており、このような遠隔操作に対応して、設定
部に切り出し領域等のパラメータを設定することによっ
て、高解像度を必要とする領域を指定してモニタ11に
より観測することができる利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の画面合成の説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例のメモリ及び制御部の説明図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例の周期検出部及びクロッ
ク選択出力部の説明図である。
ク選択出力部の説明図である。
【図7】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図8】本発明の実施例の画面部分の切り出し合成の説
明図である。
明図である。
【図9】本発明の実施例の画面切り出しの説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の第5の実施例の説明図である。
【図11】本発明の第5の実施例の動き部分の切り出し
合成の説明図である。
合成の説明図である。
【図12】本発明の第6の実施例の説明図である。
【図13】複数回線を用いた従来例の説明図である。
【図14】時分割符号化伝送を行う従来例の説明図であ
る。
る。
11 〜14 テレビカメラ 21 〜24 AD変換部(A/D) 31 〜34 輝度・色差信号分離部(Y/C) 41 〜44 メモリ 51 〜54 制御部 6 選択部 7 符号化部 8 伝送回線 9 復号化部 10 DA変換部(D/A) 11 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田原 哲也 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 井上 勝 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 大津留 博 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 テレビカメラからの映像信号を符号化し
て送出する映像信号符号化装置と、符号化映像信号を復
号してモニタに加える映像信号復号化装置とを有する映
像信号伝送システムに於いて、 前記テレビカメラからの映像信号を一時的に蓄積するメ
モリと、 該メモリの書込み及び読出しを制御する制御部と、 複数の前記テレビカメラ対応の前記メモリから読出した
映像信号を選択して1画面を構成する選択部と、 該選択部からの1画面を構成する映像信号を符号化して
送出する符号化部とを備えたことを特徴とする映像信号
伝送システム。 - 【請求項2】 前記符号化部により符号化された1画面
を構成する映像信号を受信して復号する復号化部と、 該復号化部により復号された前記1画面を構成する映像
信号を前記テレビカメラ対応の縮小画面に分離する分離
部と、 該分離部により分離された前記縮小画面をそれぞれ補間
して元の大きさの画面に戻す補間部と、 該補間部により補間された映像信号をそれぞれ加えて表
示するモニタとを備えたことを特徴とする請求項1記載
の映像信号伝送システム。 - 【請求項3】 複数のテレビカメラの映像信号にそれぞ
れ同期している信号の周波数を比較し、最も高い周波数
の前記映像信号に同期したクロック信号を、前記複数の
テレビカメラ対応のメモリの共通の読出クロック信号と
するクロック生成部を設けたことを特徴とする請求項1
記載の映像信号伝送システム。 - 【請求項4】 前記制御部は、高解像度を必要とする部
分を前記選択部から縮小画面として選択出力する大きさ
に対応した領域に切り出して前記メモリに書込み、該メ
モリから読出した映像信号を前記選択部に加える構成を
備えたことを特徴とする請求項1記載の映像信号伝送シ
ステム。 - 【請求項5】 前記メモリは、少なくとも1フレーム分
の記憶容量を有する第1,第2のメモリ部を備え、前記
制御部は、前記メモリに入力される映像信号の垂直同期
信号に同期して、前記第1,第2のメモリ部に対する前
記映像信号の書込みと読出しとを切替制御する構成を備
えたことを特徴とする請求項1又は3又は4記載の映像
信号伝送システム。 - 【請求項6】 前記メモリは、全景用メモリ部と、部分
用メモリ部とを備え、前記制御部は、映像信号を前記メ
モリに書込み且つ読出す制御を行うと共に、前記全景用
メモリ部を用いて帯域圧縮符号化の為の間引きによる縮
小画面として前記映像信号を読出し、前記部分用メモリ
部を用いて前記縮小画面の大きさより小さい領域につい
て前記映像信号を間引きすることなく読出す構成を備
え、前記選択部は、前記全景用メモリ部からの映像信号
と前記部分用メモリ部からの映像信号とを選択して1画
面を構成する映像信号を出力する構成を備えたことを特
徴とする請求項1記載の映像信号伝送システム。 - 【請求項7】 前記映像信号の動きの大きい部分を検出
し、該部分をほぼ中心とした所定の大きさの部分画面を
構成する映像信号を、前記メモリを用いて切り出す為の
動き検出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の映
像信号伝送システム。 - 【請求項8】 前記モニタ側に前記制御部による画面切
り出し範囲等のパラメータを設定して送出する設定部を
設け、該設定部からのパラメータを受信して、前記制御
部を制御するインタフェース部を設けたことを特徴とす
る請求項1又は2又は4又は6又は7記載の映像信号伝
送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26817495A JPH09116898A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 映像信号伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26817495A JPH09116898A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 映像信号伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09116898A true JPH09116898A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17454948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26817495A Withdrawn JPH09116898A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 映像信号伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09116898A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006127195A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Fujitsu Ltd | 画像センサ装置および画像センサシステム |
JP2006129152A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像装置および画像配信システム |
JP2010192971A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 選択領域符号化映像データ配信方法、符号化映像データ復号方法、配信サーバ、再生端末、プログラムおよび記録媒体 |
WO2015166825A1 (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-05 | ソニー株式会社 | 映像処理装置および映像処理装置の制御方法 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP26817495A patent/JPH09116898A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006127195A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Fujitsu Ltd | 画像センサ装置および画像センサシステム |
JP2006129152A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像装置および画像配信システム |
JP2010192971A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 選択領域符号化映像データ配信方法、符号化映像データ復号方法、配信サーバ、再生端末、プログラムおよび記録媒体 |
WO2015166825A1 (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-05 | ソニー株式会社 | 映像処理装置および映像処理装置の制御方法 |
JPWO2015166825A1 (ja) * | 2014-04-28 | 2017-04-20 | ソニー株式会社 | 映像処理装置および映像処理装置の制御方法 |
US10212439B2 (en) | 2014-04-28 | 2019-02-19 | Sony Corporation | Video processing apparatus and method for controlling video processing apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |