JPH09105821A - 光ファイバケーブルの端末処理構造 - Google Patents
光ファイバケーブルの端末処理構造Info
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- JPH09105821A JPH09105821A JP7262810A JP26281095A JPH09105821A JP H09105821 A JPH09105821 A JP H09105821A JP 7262810 A JP7262810 A JP 7262810A JP 26281095 A JP26281095 A JP 26281095A JP H09105821 A JPH09105821 A JP H09105821A
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Abstract
り、重量・体積の少ない光ファイバケーブルの端末処理
構造を提供する。 【解決手段】 光ファイバケーブル101のスロットロ
ッド102の溝104により形成された凸部を除去して
細身のロッド1を形成し、該細身のロッドの外周に沿っ
て光ファイバ心線105が挿通されたパイプ2を固定す
るように、テープ3を巻回した。
Description
イバケーブルの端末処理構造に関する。
ら導出されるケーブル心線の処理構造としては、例えば
図4に示す構成のものが採用されている。
般的な内部構成を示す図であり、図6は図4におけるケ
ースの内部構成を示す側断面図である。
101の内部構成を説明する。なお、実際の光ファイバ
ケーブルを構成するテープ心線は250本であり、スロ
ット溝は13本であるが、図5では模式化してスロット
溝を6本で示している。
01は、ポリエチレン等からなる丸棒状のスロットロッ
ド102と、該スロットロッド102の中心に挿通され
たテンションメンバ103と、前記スロットロッド10
2の長手方向に形成された複数条のSZスロット溝10
4と、該SZスロット溝104内にそれぞれ収容された
光ファイバ心線105と、前記スロットロッド102の
周囲に不織布テープが巻回された押え巻き層106と、
最外層のPVCシース107とにより構成されている。
する。図4に示すように、光ファイバケーブル101の
先端側の約5mのPVCシース107と押え巻き層10
6とが剥がされ、スロットロッド102が根元近傍で切
断されている。そして、前述のPVCシース107等が
剥がされた部分には、図6に示す長さ約40cmの硬質
ポリ塩化ビニル製のケース111が被せられ、該ケース
111と光ファイバケーブル101の接続部分には収縮
チューブ112が被せられている。ケース111の内部
はバラバラにされた250本の光ファイバ心線105に
心線を保護する補強チューブ113が被せられている。
テンションメンバ103の先端部は固定板114にナッ
トで固定され、また、テンションメンバ103にはボン
ド線115が接続されて外部に引き出されている。10
5は光ファイバ心線であり、116はスペーサであり、
117はポリウレタン樹脂を流し込んだ充填樹脂であ
る。
が被せられた光ファイバ心線105は250本であり、
光ファイバ心線105の先端部側はコード引留部121
を介してMTコネクタ122が接続されている。
4乃至図6からも明らかな通り、コネクタ付ケーブル端
末はテープ心線(光ファイバ心線)の各々を補強チュー
ブに通してコード化しており、ケーブルの端末部はたい
へん重く、かさばり、補強チューブの長さは5〜6mも
あり、占有する体積も極めて大きかった。
定するために、光ファイバケーブルの端末部においてケ
ーブルのテンションメンバを延長した金属棒(テンショ
ンメンバークランプ)に補強チューブ1本1本について
補強チューブ内の抗張力繊維を縛りつけていた。
m、その径はケーブル径の3〜6倍と大きく、ポリウレ
タン樹脂が中に入るため、たいへん重い物でもあった。
端は多種の複雑な構造を有していたために、その加工に
は多大な労力と多くの時間を必要としており、作業性の
向上が求められていた。
ブル成端の加工が簡単に行え、寸法が小型であり、重量
・体積の少ない光ファイバケーブルの端末処理構造を提
供することである。
に、請求項1記載の発明は、スロット型光ファイバケー
ブルの端末処理構造であって、前記スロット型光ファイ
バケーブルのスロットロッドの溝により形成された凸部
を除去して細身のロッドを形成し、前記スロット型光フ
ァイバケーブルから導出された光ファイバ心線を複数本
まとめてパイプに挿入し、更に前記細身のロッドの外周
に沿って前記パイプを固定するように、テープを巻回し
てなることを特徴とする。
(A),(B),(C)に示すように、スロットロッド
102が削られて、細身のロッド1が形成される。この
ロッド1に、複数本の光ファイバ心線105が挿通され
たパイプ2を例えば両面粘着テープで一時的に固定し、
その外周部をPVCテープで巻いて本格的に固定する。
このようにすれば、図2に示すように、接続部の太さは
最大50mmで幅が約200mmとなり、太さおよび幅
のいずれも従来の接続部の半分となる。
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。
である。先ず、図1(A)に示すように、PVCシース
107および押え巻き層106を約5m剥ぎ取り、スロ
ットロッド102は露呈部を約10cm残して先端側は
切断する。
トロッド102に形成された溝104の部分(凹凸の凸
部分)を削り取り、一回り細い平滑な表面を有するロッ
ド1を形成する。次に、溝104に挿入されている光フ
ァイバ心線105毎に、例えば、単スロット1000心
のWBAケーブルでは8心テープ10枚をまとめて、柔
軟性のある樹脂性のスパイラルチューブを巻き付けるよ
うにしてパイプ(スパイラルチューブ)2に通す(な
お、図1では煩雑となるので、1本のみにパイプを挿通
して示す)。更に、前述のようにして形成したロッド1
の部分に両面粘着テープを巻きつけ、その両面粘着テー
プ上に光ファイバ心線105が挿通されたパイプ2を略
均等に貼りつけてまとめる。
ようにして両面粘着テープに貼り付けたパイプ2の上か
らPVCテープ3を何重にも巻いて光ファイバ心線10
5が挿通されたパイプ2を、ロッド1に固定する。
に、成端の接続部が完成する。この図2から明らかなよ
うに、接続部の太さは最大50mmなので従来(図6参
照)の約半分であり、接続部の幅は約200mmなので
従来の約半分である。従って、従来に比較して重量およ
び体積が少なく、作業性が良好になる。
全体構成図である。この図からも明らかなように成端が
従来に比較し、小形化されている。なお、4は光ファイ
バ心線を識別するためにケーブルのスロット溝の番号と
同じ番号の識別用ナンバシールである。
末部の構造(ケーブルの端末処理構造)は極めて簡易で
あり、ケーブル端末部の重量は大幅に軽減される。ま
た、加工も容易である上、部品をほとんど使わないた
め、端末部を極めて安く作ることができる。
ーブルのスロットの溝毎に光ファイバ心線を通すので、
心線の識別が容易である。
で、光ファイバ心線が曲がることを妨げず、また確実に
心線を保護する。
ューブを貼りつけることで、スパイラルチューブを小さ
くまとめることができる。
イバ心線105に補強チューブ113が被せられていた
ので成端の容積が膨大なものになっていたが、本実施形
態例によれば光ファイバ心線を数本まとめてパイプに収
容しているので、成端の容積を極端に減少させることが
できる。
イバケーブルの場合について説明したが、コネクタ付非
牽引ケーブル端末やクロージャ内の成端にも適用可能で
ある。この際のスパイラルチューブの長さは、光ファイ
バ心線の識別のためだけで良いから50〜70mmもあ
れば良い。
ロット型光ファイバケーブルのスロットロッドの溝によ
り形成された凸部を除去して細身のロッドを形成し、前
記スロット型光ファイバケーブルから導出された光ファ
イバ心線を複数本まとめてパイプに挿入し、更に前記細
身のロッドの外周に沿って前記パイプを固定するよう
に、テープを巻回している端末処理を行っているので、
処理部の太さおよびその幅を従来に比較し約半分に構成
することができる。
である。
大図である。
ある。
式図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 スロット型光ファイバケーブルの端末処
理構造であって、 前記スロット型光ファイバケーブルのスロットロッドの
溝により形成された凸部を除去して細身のロッドを形成
し、前記スロット型光ファイバケーブルから導出された
光ファイバ心線を複数本まとめてパイプに挿入し、更に
前記細身のロッドの外周に沿って前記パイプを固定する
ように、テープを巻回してなることを特徴とする光ファ
イバケーブルの端末処理構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26281095A JP3616172B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 光ファイバケーブルの端末処理構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26281095A JP3616172B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 光ファイバケーブルの端末処理構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09105821A true JPH09105821A (ja) | 1997-04-22 |
JP3616172B2 JP3616172B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=17380934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26281095A Expired - Lifetime JP3616172B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 光ファイバケーブルの端末処理構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3616172B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098412A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ドロップ光ファイバケーブル |
GB2460693A (en) * | 2008-06-06 | 2009-12-09 | Rolls Royce Plc | Conduit assembly |
JP2010014953A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 光ケーブル用識別表示具 |
JP2015075639A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 住友電気工業株式会社 | 光ケーブル |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP26281095A patent/JP3616172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098412A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ドロップ光ファイバケーブル |
GB2460693A (en) * | 2008-06-06 | 2009-12-09 | Rolls Royce Plc | Conduit assembly |
JP2010014953A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 光ケーブル用識別表示具 |
JP2015075639A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 住友電気工業株式会社 | 光ケーブル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3616172B2 (ja) | 2005-02-02 |
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